フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第198回目はサイベリアン雑種のアパッチ(Apache)さま。甘え上手な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.198猫さまの話をもっと聞かせて!アパッチさまは12歳の男性猫さま。<アパッチさまが語ります>僕は明るく居心地の良いアパートメントで、洋服作りに夢中な飼い主家族と一緒に住んでいます。いつも朝は飼い主と同時に起きて、自分のお皿が満たされるのを待ち続けます。それから午後4時ちょうどまで、テレワーク中の飼い主のパートナーに精力的に肩をすり合わせに行きます。それから飼い主のところに行き、抱擁を求め、洋服制作中の生地の間に身を置きます。それから僕は玄関でここの家の子どもの帰りを待ちます。子どもにとって僕は議論の余地のないスターに違いありません。夕方になると、満足するまでサメのように飼い主たちの足の周りを回転し続けます。もちろん夕食の催促です。フレッシュチーズ入りズッキーニのスープが出てくる日は特別感があります。甘え続けると魚やエビなどが出てくることがあるので、僕は甘え上手です。ひとりになって心を落ち着かせたいときは、フェルトの洞窟にこもり、おもちゃに囲まれます。ピンポン球とリボンの羽のどちらを選ぶか迷うところですが。夜は最愛の飼い主の枕に落ち着き、朝まで一緒に眠ります。<飼い主から見たアパッチさまとは>猫に囲まれて育った私は、猫を飼いたいと強く思っていて、パートナーと出会った時から説得し続けていました。ある時、私はバイク事故に遭い、しばらく動けなくなり自宅で療養していました。そんな私の姿を見てからパートナーはもう猫を飼うことに抵抗できなくなったのでした。それから私たちは猫の保護施設を探して、犬と猫と掛け合わせたようなアパッチの性格が目に留まりました。私たちが彼について知っていることは比較的少ないです。生後8か月頃に迷子か捨てられた状態で発見され、保護施設に収容されました。彼は私たちが最終的に出会った保護施設に至るまで、いくつかの保護施設を渡り歩きました。初めて会ったとき、彼は私の膝に飛び乗って首まで登ってきたのです。私たちが彼を引き取ったとき、アパッチは非常に控えめで、とても小さく鳴き、静かに喉を鳴らしました。私たちは、振動を感じて彼が喉を鳴らしていることだけを理解しました。一緒に暮らすようになってから、アパッチが大声で喉を鳴らし始めた瞬間、彼が私たちと一緒にいて本当に快適でくつろいでいるのだと解釈しました。年齢的には、アパッチには腎臓のケアをする必要があります。そのため、彼の食事に合わせてカリカリとウエットフードを組み合わせています。調理した野菜やヨーグルトが添えられることもあります。彼は人間と一緒にいるのが好きな猫です。とても人懐っこく、甘やかされるのが大好きで、特に尻尾の上をブラッシングされたり、優しく撫ぜられたりするのが大好きです。人がするあらゆる愛撫が彼の満足を満たします。彼は私たちと夜を過ごし、来客があればそのかたの膝の上に上り、我が家族との違いを比較しているようです。アパッチはギリシャの神のようで、悪いことを駆除する業者のようです。彼と一緒にいると毎日がより楽しく、快適なものになります。この10年間で私たちがより親密になったせいか、それとも常にお互いの鏡であったのかはわかりませんが、お互いに似たもの同士になりました。思うに、私たちが自分の時間をすべて彼の喜びのために捧げているのに、彼は私たちが無駄なことに取り組みすぎていると考えているようです。彼が目を半分閉じてソファの上で転がっているのを見ると最高に幸せを感じます。ーー自宅兼アトリエになっているアパートメントで、アパッチさまは飼い主の作業中のお手伝いをしています。決して邪魔ではなくひと息つくときにアパッチさまの存在が疲れを癒してくれているようです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月07日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第197回目は親子のトラ猫のココ(Koko)さまとミラベル(Mirabelle)さま。仲良しな母娘猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.197猫さまの話をもっと聞かせて!ココさまは推定4歳ミラベルさまは3歳、ともに女性猫さまです。<ココさまが語ります>私の飼い主はパリ1区の花屋で働いています。私たちの住まいはパリ郊外の古い一軒家風の、日当たりの良いアパルトマンです。庭がありますが、私たちは外に出ません。道路が近く、飛び出し事故の心配があるので気をつけています。朝の始まりは7時頃のごはんから。二度寝をした後、ひなたぼっこをし、野鳥観察、ちょっと母娘でプロレスごっこをして走り回って、また昼寝をしてのんびりと飼い主が帰るのを待ちます。飼い主が帰ってきた時には2匹揃って「ニャァ!ニャァニャ!(おかえりー!ごはん早く!)」とアツい出迎えをします。たとえ先にごはんをもらっていても「わたしたち、まだごはん食べてないわよね~!ミラちゃん?」「うんまだ食べてないね、ママ」とふたりで演技をします。飼い主が「あなたたちはもう食べたんでしょ?」と聞くと、「まだ!食べて…ない…。えっと…」とふたりで顔を見合わせて、ゴニョゴニョと返事の歯切れが悪くなって嘘がバレてしまいます。夕飯を食べた後はちょっとハッスルして走り回って、シャーシャーとふたりで仲良く喧嘩して、再びまったりして、飼い主が寝る前に夜食をちょっと食べます。その後は朝まで熟睡?もしくは特に音を立てることもなく飼い主の枕元でおとなしくしています。食事は『YARRAH』のカリカリと蒸留水が中心です。以前『YARRAH』のパテももらっていた時もありますが、いつもと同じカリカリが大好きです。おやつはありませんが、強いて言うなら季節限定で蜂でしょうか。夏などに開け放った窓から蜂が入ってくると母娘揃って張り切って飛び跳ねて、蜂を捕まえてムシャムシャと食べます。陽の当たるところを上手に見つけて移動しますが、サロンの窓際に2脚並べたスツールの上でのんびりと過ごすことが多いです。それから古い木の脚立の上も大好きです。冬になり寒くなってきてからは窓辺に置いたバスケットの中に敷いたムートンもお気に入りです。おもちゃは胡桃の殻、ワインのコルク、松ぼっくり、姫りんごなどを転がしてよく遊びます。ふたりともマイペースに気ままに遊んでいますが、ときどき、なでしこジャパン顔負け?の見事なドリブル&パスを披露します。<飼い主から見たココさまとミラベルさまとは>動物のいない家庭で育ったので、犬や猫は気になるけどちょっと怖い存在でした。子どもの頃、父と一緒に親戚の家へ行った時、猫を膝に乗せて嬉しそうに猫を撫でている父の姿が印象的で、今思えば猫好きの血は既に引き継いでいたのかもしれません。5年前、結婚してフランスで暮らすようになってから夫が飼っていた先代猫Holy(雌・当時推定12歳)との生活が始まり、それからすっかり猫好きになりました。しかし、約1年後に病気で亡くなってしまったので、私がHolyと一緒に過ごせた時間は短いものでした。特に、後半の半年は何よりもHolyファーストで濃厚な介護の日々でした。大変でしたが、とてもとても愛おしくて今でも私たち夫婦にとって特別な猫です。今回登場した2匹は夫の知り合いのお宅に住み着いたニャンズ母子。ココは夫の知り合いの家に突然住み着き、そのお宅のムッシュに名付けられました。直後、ココは子猫を2匹産みました。ムッシュは当時すでにご病気で寝たきりだったのですが、ココにベッドを譲りご自分は床で眠り、ココが無事に子猫を産んだ数日後にお亡くなりになりました。ムッシュはココのことをとてもかわいがっていて、病床でも「ココがここにいるから大丈夫」と言い、子猫が生まれた時には「なんと素晴らしい!ハッピーだね!」と、とても喜ばれていたそうです。ムッシュが亡くなられた時に夫の友達から「引き取り手を探している子猫が2匹(雄と雌)いるけど飼わない?」と連絡があり、家族として迎えることを決めました。Holyを舌の病気で亡くし、悲しみに明け暮れていたちょうど1年後のことでした。先代猫は夫が一人暮らしをしていた頃、12月の寒い日にひょっこり家に入ってきて住み着いた猫だったこともあり、夫は「また猫がやって来るのを待つ」と言っていたので、ご縁を感じました。ところがその後、結局母猫も行き先がなくて困っているから「ついでにお母さんも一緒にどう?」という話が出たのです。とはいえ、さすがに我が家で3匹飼うことは無理なので、子猫たちが生後8週間経つまで待って、弟猫は亡くなったムッシュと親しかった友人家族の元へ。そして我が家には母娘猫が来ることになりました。ミラベルは8月生まれで、いろいろな呼びかたをされていたのですが、丁度我が家に来ることが決まった日に、夫が植えていたミラベルの種からひょっこりと芽が出ていたので、ひらめきでつけました。日本でいえば、「すももちゃん」でしょうか?ココは推定4歳で子猫を産んだのですが、実は1歳ぐらいだったのでは?と獣医に言われました。ココは女将さん気質でお客さんが来ると、真っ先に愛想良く挨拶します。抱っこされるのは好きではありませんが、名前を呼ぶとスタスタとすぐにやってきて撫でて~と上手に甘えます。愛情深くとても優しい子ですが、娘の躾には厳しく、飼い主の目覚まし係としての責任感にも溢れています。ミラベルはママが大好き。生後1年近く経っても、いつまでも隙あらばママのおっぱいを求め、ココに威嚇されていたほどの甘えん坊で食いしん坊。元々骨太で、今ではもうすっかりココより体が大きくなりましたが、親離れできずにいつでもココにぴったりとくっついています。とても穏やかで、噛んだり爪を立てる事は全くせず、綺麗好きでよく毛繕いをしています。怖がりで人見知りです。興奮した時の目を疑いたくなるような尻尾の太さにミラベルは狸だったのでは?という疑惑も(笑)。ココの特技はピアノ!音楽家の夫はココの奏でた旋律をもとにコラボ曲を作ったこともあります。エリック・サティ風なピアノを弾くのが得意だった先代猫からピアノのセンスを引き継いでいるようです。ミラベルの特技はカリカリの早食い!生まれながらの食いしん坊で、赤ちゃんの頃から弟猫よりちょっと大きかったミラベルはいつでも食欲旺盛です。掃除機の如くあっという間にお皿に入れたカリカリを食べてしまって、ココのお皿からもちゃっかりいただいちゃうので、ココの食べるペースを見ながらミラには一粒一粒手であげます。時々見せる不細工な顔も全てかわいいのですが、ふたりが仲良くぴったりとくっついてスヤスヤと安心して寝ている様子を見るのが愛おしくて一番かわいいなぁと感じます。私のことは、ごはん係、世話係、時にはクッションと思っているようです。ココ&ミラが我が家で暮らすようになって1か月程経った頃、夜中に突然ココが「ニャァニャァ!ニャァニャァ!!」と私たちに強く何か訴えてきました。驚いて飛び起き、様子を見ていたら、どうやらミラベルの姿がなく、「すみませーん!ミラちゃんいないんですけど!ちょっと!ミラちゃんを探してください!!」と言っているようだったので、心配してウロウロするココと一緒にあちらこちら探したら、小さなミラベルがひょっこりとクローゼットの中から出てきて、拍子抜けして大笑いしました。小さな体ながらなんと大きな存在感なのでしょう。純粋で人間よりはるかに賢く、まさにアガペーの愛(無償無限の愛)のありかたを実感させてくれます。トラネコと暮らすようになってから「私も猫になりたい」と言って、私がトラ柄の服を着るようになった事が面白い、と夫談。私にとっては猫の存在そのものが癒し。どんなに疲れていても猫を撫でているだけで、すーっと疲労感を溶かしてくれる魔法使いのようです。そして「子は鎹」と言いますが、猫もまさに夫婦の鎹です。先代猫Holyは半年間の壮絶な介護の末、私たちが留守をしている間にそっと眠るように亡くなっていました。それはまさに命の炎が燃え尽きたような静かなお別れでした。悲しみはとても深くすっぽりと心に穴が空いたようでしたが、それ以上に「Holyありがとう」の感謝の気持ちでいっぱいでした。ココ&ミラともいずれはお別れをする日を迎えることは避けられない事ですが、彼女たちが命を全うするまで穏やかに安心して過ごせるように一緒にいて、その時が来たらしっかり看取ってあげたいです。猫たちを残して私たちが先に逝くわけにはいかないですね。ーーとても仲良しなココさまとミラベルさまの毎日は活気があって、愛情たっぷりの飼い主と心地よい生活をしています。いったんは離れ離れになるかもしれなかった母娘でしたが、ずっと一緒にいられてとても幸せそうでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月06日「こんなにも人間に恋している猫を見たのは初めて」ある女性がこのようにつづった1本の動画に注目が集まりました。動画をTikTokに投稿したのは、2人の息子さんと3匹の猫と暮らしているルーシー・ハグマン(ruthhagmann)さん。映っているのは息子さんとジニーちゃんという猫が、ソファでくつろいでいる様子です。彼女の息子さんたちは2人とも、3匹の猫たちをとてもかわいがっているのだとか。また猫たちも、彼らにとても懐いているといいます。普段からその仲むつまじい様子を見ているルーシーさんでさえ驚いたという、ジニーちゃんの行動がこちらです。@ruthhagmann i swear ive never seen a cat so in love w a human before #catsoftiktiok ♬ Je te laisserai de mots - noel.smt息子さんの腕に抱かれたジニーちゃんが、彼の胸の上で、ふみふみしているではありませんか。さらに愛おしそうに彼の顔を見つめたり、自分の鼻先を近付けたり、彼の手に顔をすり寄せたりしています。まるでジニーちゃんの全身から息子さんに対する『好き好き大好きオーラ』が放たれているようですね。この動画はルーシーさん同様に多くの人たちの心を温かくしたようです。・本当にかわいらしい。この猫は彼のことを愛しているんだね。・息子さんたちと猫たちは深い絆で結ばれているね。・この惑星でもっとも純粋なもの!それは子供と動物だ!@ruthhagmann A year ago today ❤️ not much has changed between these two #catsoftiktok #onthisday ♬ original sound - Ruthie Hagmann猫が飼い主に対して、ふみふみをするのは、飼い主さんを信頼して甘えている証拠だといわれます。また、猫が目を合わせて顔を近付けるしぐさも、信頼を示す愛情表現の1つなのだそう。ジニーちゃんがこんなにも息子さんにメロメロなのは、彼が同じようにジニーちゃんに愛情を注いでいるからなのでしょう。いつまでも見ていたいと思わされる、幸せな動画ですね![文・構成/grape編集部]
2024年01月04日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第194回目はサバンナキャットのチャラ(T’chala)さまです。大きなお耳がチャームポイントの猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.194猫さまの話をもっと聞かせて!チャラさまはもうすぐ2歳の男性猫さま。<チャラさまが語ります>僕はパリ郊外のクレテイユ市にある9階建てのアパートの8階のベランダ付きの部屋に住んでいます。朝は家族の誰よりも早く起きます。昼間はいろんな場所でお昼寝。夜が一番元気で、よく跳ね回ります。ある程度遊び疲れたらご飯を食べて、猫の木でお休みです。普段の食事はキャットフードとBARF(生肉)です。鰹節やドライ鴨肉も大好きで、結構なグルメ猫です。高い所が大好きなのはサバンナキャットの血筋なのでしょうね。羽の付いたおもちゃを思いっきり追い回しています。飼い主は僕のことを、好奇心旺盛なのに怖がりなのね、と言うことが多いです。耳が大きく音にも敏感だからでしょうか。得意なのはジャンプ!どこにでも登っていきます。<飼い主から見たチャラさまとは>チャラは私にとって人生初の猫です。ブリーダーから購入しました。今まではどちらかというと猫嫌い派でした。父が猫嫌いだったので、実家では犬(柴犬)を飼っていました。祖母の家ではいつも猫を飼っていて、遊びに行く度に猫アレルギーで夜は眠れず、ご飯を食べていれば隣でミャーミャーと言われて、嫌な体験しか記憶になかったのです。猫を飼う事を決めたのは、夫と息子がすべて世話をすると言ってくれたからです。が、結局我が家にチャラが来たら、あっという間に虜になり、今では猫友達もたくさんできました。そんな私がますます猫好きになったのは、今年の夏、3週間ふたりっきりで過ごした時です。普段は夫や息子と戯れる事の多いチャラが、私にべったりで、呼べば来る、一緒に寝てくれる、とただひたすら甘えん坊だったのです。可愛いチャラにメロメロになりました。息子とチャラは兄弟のような関係です。少々息子が粗い扱いをする時もありますが、チャラはされるがまま、なぜか息子のする事は許しています。毎晩息子がベッドに行く時間にはチャラも一緒に部屋に行き、そのまま寝る日もあります。時には一緒にテレビを見たり戯れあったりと、息子にとって、チャラの存在は欠かせません。もちろん私や夫にとってもです。今では生活に安らぎや笑いをもたらしてくれています。私のことは一番美味しいご飯をくれる人と思っているのでしょうね。マイペースなところと土いじりが好きなところは私に似ています。いつも何かをせがんでいるようなまん丸の眼を見ると、子ども同然の愛を捧げたくなるのです。ーーこの連載にサバンナキャットは初登場でしょうか?サバンナキャットの歴史は比較的新しいと聞いています。大きな耳をもっているチャラさまは、野性味に溢れていますね。どんなに高く飛べるのか実際見てみたいものです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年12月24日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第193回目はペルシャ猫のシャドウ(Shadow)さま。見事な長毛をもつ猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.193猫さまの話をもっと聞かせて!シャドウさまは2歳の男性猫さま。<シャドウさまが語ります>僕はお兄さんとお姉さんと一緒にアパルトマンに住んでいます。1日のほとんどを寝て過ごしています。食事に関しては、パテ状のものは消化しにくいため、主にカリカリを食べています。おやつはミルクの入ったカリカリが大好きです。飼い主の腕に抱かれるのが大好きですが、キャットツリーの上も心地よく、そこでも寝ています。お気に入りの遊びは、カラフルなプラスチックのバネです。性格は非常に頑固だと言われます。好き嫌いがはっきりしてるんです。<飼い主から見たシャドウさまとは>以前飼っていたペルシャ猫が亡くなってから、また長毛の猫を飼いたいと思っていました。先代のペルシャ猫の想い出から抜け出せなかったのです。何日も何日も探した後、ようやくシャドウに出会う機会がありました。それは偶然見つけた掲示板でした。写真を見て容姿もとても私好みだったのですぐに飛んでいきました。初めてシャドウに会ったとき、そこに着くとすぐにシャドウが私に向かって飛んで来たのです!この瞬間、私の猫になりました。養子にするために書類に署名した後、2日後に再訪し、更新された書類を受け取りました。それ以来、ずっと私たちはお互いのそばを離れていません。シャドウは私の子どものような存在です。もちろん先住の猫たち同様に世話をすることに喜びを感じています。シャドウは素晴らしいオレンジ色の目をしており、それが彼の魅力をさらに高めています。私たちは似ているところがあり、ふたりともとても頑固です。私が経験した最高の瞬間は、初めてシャドウと会ったときでした。 私の人生で最高の日のひとつです。それ以来毎日欠かさずシャドウは私に大きな喜びをもたらしてくれます。ーー先代のペルシャ猫さまの想い出がシャドウさまへの愛に乗り移ったのでしょうか?きっと前の猫さまも飼い主にとって素晴らしい存在だったのでしょう。次回はシャドウさまの兄さんとお姉さんの話を聞かせてもらおうと思います。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年12月23日猫の賢さが分かるという『猫壁チャレンジ』をご存じですか。猫を抱いて壁に近付けた時に、前脚を出して突っ張ることができる猫は「賢い子」だといわれているそうです。一緒に暮らす愛猫が賢いかどうか、気になる飼い主は多いでしょう。賢い猫を壁に近付けてみたら?岡井ハルコ(@okaiharuko)さんも、猫と暮らす1人。『猫壁チャレンジ』のことを知り、愛猫を抱え、壁に近付けてみることにしました。ちなみに、岡井さんによると愛猫は「すごく賢い子」という印象とのこと。果たして、壁に前脚を出して突っ張ることができるのでしょうか…。見事でき…ませんでした!そのまま、むぎゅっと壁にめり込んでしまった愛猫。飼い主を信頼しているがゆえに「壁にぶつかっても何も問題はない」と考えているのかもしれません。壁に激突してしまったものの、その愛らしい姿は、多くの人の心を射抜いた様子。写真には6万件以上の『いいね』と、さまざまなコメントが寄せられました。・チャレンジによって、猫ちゃんが「最高にかわいい」ということが分かりましたね!・信頼されている証拠ですね。・うちの猫も壁にめり込みました。仲間です!・かわいすぎて吹き出しちゃった!されるがままで愛おしい。猫は、たっぷりの愛情をくれる飼い主がそばにいれば、壁に当たっても痛くないと理解をしているのでしょう。そのことを体現したのであれば、ある意味、賢さを証明していることになると、いえるかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2023年12月20日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第192回目は赤トラのポンポン(Pompon)さま。冬はラジエーターの上が定位置な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.192猫さまの話をもっと聞かせて!ポンポンさまは11歳の男性猫さま。<ポンポンさまが語ります>僕たちはアパートの1階に住んでいます。小さな専用中庭があるのでとても快適です。テーブルが置けるスペースもあるのでここの家族は幸せですね。もちろん僕もですが…。飼い主はイラストレーターで普段は自宅で仕事をしています。だから、彼とはちょっとした同僚のような関係です。この家の娘の体操マットや散らかった学校のノートなどの紙の上で休むのも大好きです。朝になると寝室のドアの前で飼い主たちを待って、家中飼い主たちを追いかけることから1日が始まります。もちろんご飯をもらうためです。飼い主が仕事中は邪魔をしないように寝ていなければならず、ドアの前で仕事が終わるのをじっと待っています。季節がいいときは夜に庭へ出て朝まで戻ってきません。今の季節は暖房のラジエーターの上に座っているのが大好きで、これからはこの上で過ごすことが多くなります。<飼い主から見たポンポンさまとは>ポンポンは我が家の初めての猫です。 私たちの娘たちは動物を少し怖がっていたので、猫と一緒にいれば問題が解決できると考えました。そしてポンポンがやってきてうまくいきました!ポンポンは私たちを気に入っているようで、娘たちともすぐに打ち解けました。私たちを大きな猫の仲間として見ているに違いありません。出会いはコーヒーの自動販売機に貼られた掲示を見て、妻が職場近くの農場まで行ったことです。妻は数匹の中からポンポンを迎えることに決めたようです。ポンポンは私が家にひとりで仕事で籠っているときの心強い友だちです。彼は平和と静けさを好みますが、時々仲間が必要なのかもと彼を見ていて思います。彼が私たちを見るとき、ある種のよそよそしさがあるしとても面白い瞬間もあります。ポンポンは私たちによく話しかけ、お腹が空いたときや家族の誰かと長い間離れていたときにはゴロゴロと甘え鳴きをします。小さな虎のようなポンポンはとても楽しい家族の仲間なのです。ーー自宅で仕事をしている飼い主のドミニックさんは、日中は妻が仕事に行き、子どもたちは学校へ行くので、ポンポンさまと一緒にいる時間が長いようです。イラストにも動物モチーフを数多く描いています。ポンポンさまが作品作りの原動力になっている気がします。イラストで日本にもクライアントさんがいるそうです。最近日本向けにインスタアカウントを作ったと報告がありました。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年12月17日猫と暮らしている人は、愛猫による、いたずら行為に困ってしまった経験はないでしょうか。猫の、ぽんたくんとアルフレッドくんとの日常を描き、X(Twitter)に投稿している、漫画家の鴻池剛(@TsuyoshiWood)さん。鴻池さんも愛猫のいたずらに困ってしまったことがあるようで、その体験を漫画に描いています。ある日、鴻池さんが仕事をしていると、いたずらっ子のアルフレッドくんが机に向かって走ってきました。机に着地すると回転しながらスライドし、並べてあった書類をめちゃくちゃにしてしまったのです!その後は、何事もなかったように毛づくろいをはじめるアルフレッドくん。鴻池さんは仕方なく書類を拾い集めて並べ直したそうです。しかし、ようやくきれいに並べたところで…今度はぽんたくんが机に乗って再び散乱!猫が走り回り、机に滑り込む様子を見て、『我が家アトラクション』とつづった鴻池さん。飼い主の大事な書類も、猫にとっては、アトラクションの1つのように見えているのかもしれませんね!【ネットの声】・猫は「これだけはしてほしくない」ってことを高確率でやる。・分かる。うちの子も「絶対にわざとでしょ!」って思うくらいよくやります。・あるある!「やめて」ということをしてくる。・猫は楽しいだろうけど、几帳面な飼い主にとっては、きつい…。仕事中に猫が邪魔してくるのは、飼い主が経験する『あるある』なのでしょう。猫たちは、鴻池さんの没頭しているものに好奇心を抱き、一緒に遊びたいと思ったのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月15日一見、ポーカーフェイスで謎めいているように見える猫。しかし、人間と同様に、豊かな表情を見せることもあります。エキゾチックショートヘアの愛猫、ずーくんを病院に連れて行った、@pechanko_boccoさんが、X(Twitter)にその時の写真を投稿したところ、話題になりました。会計待ちで愛猫のほうを振り返ると…。愛猫が移動用のケージに閉じこもり、小窓からしょぼんとした顔を見せていたのです!エキゾチックショートヘア特有の愛くるしい顔が小窓にフィットしている様子は、なんともいえない面白さがありますね。ずーくんの写真を見た人からは、「アニメのキャラクターに似ている」などのツッコミの声が寄せられています。・猫界の『きかんしゃトーマス』かな?・頑張ったんだね。帰ったらご褒美もらわないと!・最初はなんだか分からなかったけど、よく見ると…吹き出しちゃった!・ローマにある石の彫刻の『真実の口』みたい。『きかんしゃトーマス』ならぬ『きかんねこずーくん』の姿は、多くの人に笑顔を届けたことでしょう。しょんぼりした表情もまた、飼い主さんにとっては、思い出に残る1枚になりますね![文・構成/grape編集部]
2023年12月12日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第190回目はサビ猫のビュフィー(Buffy)さま。ただいま躾の真っ最中な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.190猫さまの話をもっと聞かせて!ビュフィーさまは生後7か月の女性猫さま。<ビュフィーさまが語ります>私が暮らしているのはバルコニー付きのアパートメントですが、まだ若すぎるため、現時点ではバルコニーに行くことは許可されていません。毎日窓の前に立って、外の様子を観察しています。ここの家は先住の猫2匹とモルモットが1匹いてとても賑やかで嬉しいです。毎日、遊んだりいたずらするために午前5時頃に起きます。時々おもちゃをベッドに持っていって家中のみんなを起こします。ようやく7時に朝食を食べ、満足して寝ます。朝活しすぎて、日中は起き上がれないほどよく寝ます。午後はみんなで一緒に遊びます。夜の儀式として、飼い主がテレビを見ているとそばに行き一緒に動く画像を追いかけます。食事はカリカリとウェットフードですが、いつも他の人のお皿から食べようとするので叱られます。たまに飼い主用のサーモンをもらえる時がありますが、そんな時は喉が鳴ります。お気に入りの場所?ベッドかソファで長ーくなって寝るのが大好きです。特におばあちゃん猫のロミーとお尻をくっつけて寝ると気持ちよく安心できるのです。<飼い主から見たビュフィーさまとは>月に2回、先輩猫のロミーの薬を買いに獣医に行くたびに、ビュフィーを差し上げますという張り紙を見ていました。何度目かのとき、まだ貰い手がいなかったので、私たちは彼女を養女にすることにしました。初めてビュフィーを見たとき、彼女に恋しました。ビュフィーは私たちと一緒に住んでまだ4か月なので、今のところは躾の段階と言えます。いたずらや、他の動物との接しかたなど…おばあちゃん猫のロミーと相性が良く安心しています。ビュフィーがやってきてからロミーは少し若返ったかもしれません。ビュフィーは要求が多くて、何か食べたいときや遊びたいときは鳴き声で表現します。すっかりビュフィーは私たちの家族の一員となってますます日常が楽しくなりました。ーーこの連載103回目に登場した長寿の20歳のロミーさまのところに、今回登場したビュフィーさまがやってきたのです。まだまだヤンチャなビュフィーさまをロミーさまが教育している部分もあるのでしょうか。ロミーさまが喜ぶ姿が想像できますね。まだまだ長生きしてください。そしてここにはオレオさまというモルモットがヴァカンスになるとよく遊びにやってきます。そのお話も近いうちにお伝えしようと思います。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年12月10日ロシア東部ハバロフスク地方で、76歳の男性がアムールトラに襲われ死亡した。アムールトラの保護活動を行う非営利団体アムール・タイガー・センターがテレグラムで発表した。事件が起こったのはオボルという名の小さな村。飼い犬がいなくなっていることに気づいた男性は、犬をさらったと見られる大型動物の足跡を追跡し始めた。かなりの距離を追いかけた末に、森の中で大型のトラに遭遇。トラは男性に襲いかかり噛み殺した。センターは「トラが男性を脅威と見なしたのでしょう」と推測している。男性の遺体のそばには愛犬の死骸も見つかったという。アムールトラ(またはシベリアトラ)はネコ科最大の動物で、絶滅危惧種に指定されている。トラの亜種の中で唯一マイナスの極低温下で生存できる種だという。CBS NEWSによると、野生のシベリアトラの生息数は500頭を切っており、現在地元当局と野生動物の専門家がこのトラを駆除すべきかどうか協議を行っているそうだ。
2023年12月06日猫と一緒に暮らしていると、あっと驚くような姿や行動を目にする瞬間があるでしょう。それが猫にとっては日常のリラックスタイムだったとしても、人の目には不思議な行動に映ることもあります。猫がくつろぐ…?姿とはたくさんのかわいらしい猫たちと暮らす飼い主(@tortoiseshell_9)さんは、猫のうみちゃんを撮影した写真をX(Twitter)に投稿。写真には、うみちゃんがくつろいでいると思われる様子が収められていました。飼い主さんが思わず「そんな不安定なくつろぎ方ある?」とコメントした1枚が、コチラです!キャットタワーに上半身を乗せて、リラックスしているような表情を見せているうみちゃん!ところが、片方の後ろ脚だけは、キャットタワーから離れたソファーベッドに乗せていました。もう一方の脚は踏ん張ってバランスを取っているように見えます。そんなうみちゃんの愛くるしい姿にさまざまなコメントが集まりました。・器用ですね。・かわいすぎてダメだ。・NEW STYLE。・ふんばりハンモック!一見すると不安定そうな姿勢ですが、うみちゃんにとっては案外リラックスできる体勢なのかもしれませんね。「こんな姿勢でくつろげる?」といううみちゃんの意外なリラックス姿に、多くの人がキュンとなったようです![文・構成/grape編集部]
2023年12月06日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第188回目はサビ猫のフィラエ(Philaé)さま。瀕死の状態から救出された猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.188猫さまの話をもっと聞かせて!フィラエさまは4歳の女性猫さま。<フィラエさまが語ります>私の名前はフィラエですが、飼い主はときにピトー(Pitou)またはネコ(Chat)と呼びます。それは私が何か愚かなことをしたときです…。例えばトイレットペーパーをボロボロにして芯を取り出して遊んでいる時ですね。住んでいるのはパリのバルコニー付きのアパートです。小さいけどひなたぼっこもできて植木で遊べるので、私にとっては十分なスペースです。ちょっとした虫を狩る事もできます。食事は『ピュリナ』のカリカリか袋に入っているウェットフードで、どちらも好きです。おやつはインゲン豆!留守中はいつも飼い主の温もりを感じられる彼女のベッドでくつろいでいます。お気に入りのおもちゃはクリスマスボール!飼い主がいるときは空飛ぶ虫たちを追いかけてベランダでジャンプします。その時、飼い主はいい顔をしていないのですがついついやってしまうのです。<飼い主から見たフィラエさまとは>猫なしではどうやって生きていいのかわかりません。私の元についにフィラエがやって来たのですが、私にはフィラエの前に4つのラブストーリーがありました。まったく異なる猫とのラブストーリーであり、忘れられないものでした。もし私が語り始めたら、ウィキペディアで最長の、共産主義の歴史に関するページを超えることになるでしょう。私が前の猫を亡くしたとき、同僚が小さな猫の情報を見つけたのです。その状態(歓迎されるには小さく痩せ細っていた)を考慮して、動物保護協会が安楽死させたいと考えていると教えてくれました。それを聞いた私は彼女を救うために飛んで行きました。そして、その場で引き取ることに決めました。私のところにやってきてからというもの、私の生活によくフィットしています。朝はコーヒーを飲みながら大きな抱擁を交わします。彼女は私が家を整理するよりも早く邪魔をします。私が仕事をしている間、お利口なフィラエは寝ています。私が仕事から帰ると、彼女はドアの後ろで静かに待っていて、すぐに扉をあけないと怒鳴ります。夜は消灯の時間を私にはっきりと教えてくれます。人見知りなところは、一度空き巣に入られたせいです。それ以来見知らぬ人を非常に疑っています。フィラエは時々子犬のようにも見えます。彼女の顔つきが大好きで写真を撮るとアップのものばかりになってしまいます。彼女は私のことを愛していると思いますが、天気の悪い時にベランダに出してくれないのは私に原因があると思っているようです(笑)。私はフィラエと自由と分かち合いを大切にしているので、彼女の頑固ないち面も好きです。それは私の短気さを正当化できるからです(笑)ーーフィラエさまの生い立ちは詳しく聞けませんでしたが、保護された時は見るからに小さく痩せ細ってこれ以上生きていけない状態だったようです。猫さまなしでは生きていけない今の飼い主の献身的な愛をたくさん受けて、今では可愛く立派な猫さまになったフィラエさま。いまの季節は天気が悪くてベランダ遊びはできないですが、今日もぬくぬくベッドでくつろいでいることでしょう。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年12月03日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第187回目はトラ猫のティグラ(Tigra)さま。飼い主と一緒に寝るのが大好きな猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.187猫さまの話をもっと聞かせて!ティグラさまは7歳半の女性猫さま。<ティグラさまが語ります>私の飼い主は皮膚科医で、製薬研究所のメディカルマネージャーもやっています。普段は一緒にパリ中心部のアパートに住んでいます。そんな私は朝が弱く、ねぼすけなんです。食事の場所には常にふたつのボウルが置いてあります。ひとつはカリカリ用、もうひとつはパテ用です。午前と午後の終わりの1日2回パテを食べますが、カリカリは無制限です。ご馳走は、たまにひき肉をいただくこともありますし、エビの時もあります。特別な日の食事はスティック状になった液体おやつです。旅行するときはいつもおやつが準備されていてウキウキです。いまは飼い主の仕事で一緒にアメリカにいます。今日も好物のスティックを買ってもらいました!家の中では、毛皮の上が大好きです。肘掛け椅子や椅子に敷く羊皮と毛皮のクッションの間、場所を変えながら一日中家の中を動き回っています。おもちゃも毛皮で覆われたネズミと魚が大好きです。私はとても社交的で、とてもおしゃべりです。表現力豊かで、好奇心も旺盛です。優しい性格で、誰も攻撃したことがありません。新しい人に初めて会ったときは距離を置きますが、すぐにその人の隣に座り、さらに膝に登ることもあります。私は寂しがり屋でひとりでいるのが好きではないからです。<飼い主から見たティグラさまとは>彼女は捨て猫です。2008年に捨てられた動物を保護する団体『アニマル クリスマス』の取り組みのおかげで私は彼女に会いました。その時彼女はすでに1歳半でした。それ以来、私たちは離れられない関係にあり、彼女はフランスで暮らす私の唯一の家族です。私はこれまでずっと猫を飼ってきましたが、ティグラは他の猫よりも特別です。彼女は私の人生において非常に重要な存在になっています。残念ながら、彼女は家から出るのがまったく好きではありません。また捨てられるのが怖いのだと思います。予防接種のために獣医に連れて行くと、私がドアを閉め待合室で待っている間中吠え続け、私が戻るまで止みません。ティグラは私より遅く起きます。確かに、彼女はすでにちょっとしたおばさんなのかもです。私は家で仕事をすることが多いので、彼女はアシスタントとして私の隣のクッションに座っていることが多いです。夜はふたりでソファで本を読んだり映画を観たりしている間、抱きしめられたり、愛撫したりされるのが大好きで、私の腕の中で眠ってしまう事もあります。私がベッドに入るとすぐにぐっすり眠ってくれます。本当に彼女は私の隣で眠るのが好きなのです。それから彼女は大きなボウルから水を飲むのが好きです。彼女はよく私に、水道水を飲ませてほしいと頼みにきます。おやつが欲しいとき、彼女は小さなテーブルに登って唄を歌い始めます。私が家を出るときは不機嫌になり、帰宅すると喜んで床を転がり回ります。時に彼女は小さなフクロウのようにも見えます。彼女はとても愛らしく、忠実です。いつも可愛くて優しい良い性格をしています。私にとっては彼女のすべてが魅力的です。私たちはふたりとも愛情深く、気さくで、遊び好きな共通点もあるのです。私のことは無条件に愛する人と思っているはずですが、時々、ティグラは私のことを食品の流通業者としてしか見ていないのではないかと思うことがあります。同時に、私がいないと彼女が私を恋しく思っていることもわかります。私が家にいるとき、彼女の生活はより穏やかだと思います。すべてが楽しい毎日です。彼女は決して私を失望させません。たぶん最も思い出に残る嬉しかった記憶は、ティグラが私のベッドに寝に来て、私にもたれかかり、お腹をかいてほしいと頼み、そのまま眠りについたときです。ティグラは私が急いで家に帰らなければならない理由になりました。自分を待っていて、いつも自分を愛してくれる人がいるということは、本当にとても貴重なことです。ーークリスマス近くになると保護された動物を集め各地で多くの保護団体が里親探しをします。この時期に合わせて、見捨てられたペットを多くの人々が引き取れるシステムはとてもいいことだと思います。すでに大きくなってしまってもティグラさまの飼い主のようにたっぷり愛情を注いでくれる人がいるのです。クリスマスの贈り物は心が暖かくなりますね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年12月02日外出する時に、家で留守番をするペットに「行ってきます」という人は少なくないでしょう。カナダに住むある男性は、出かける時に愛猫に声をかけるそう。その様子を撮影したところ、反響が上がりました。キャットタワーの上でくつろいでいる猫に向かって、「じゃあね」と手を振る男性。すると猫が驚きのリアクションを見せたのです!飼い主さんをじっと見つめて、前脚を器用に横に振っている猫。まるで「行ってらっしゃい」と手を振っているように見えますね。動画を見た人からは、さまざまなコメントが寄せられました。・とっても愛らしくて、賢い猫だね。・笑った!ミス・コンテストの手の振り方だ!・実は「早く行け」っていっているんじゃないかな。挨拶をした時に相手も挨拶を返してくれたら嬉しいものです。この猫が飼い主さんと同じ動きをしているだけだとしても、心が通じ合っているような気になるはず。家を出る時に愛猫がこんなしぐさをしてくれたら、いつまでも見ていたくて出かけられなくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年11月27日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第184回目はサバトラのマロ(Maloe)さま。寝姿が最高にかわいい猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.184猫さまの話をもっと聞かせて!マロさまは6歳の女性猫さま。<マロさまが語ります>私はパリ郊外の、森に囲まれた集合住宅に住んでいます。朝7時には起きて家族が起きてくるのを待ち、朝ご飯になります。朝食後は必ず窓際で森の匂いを嗅ぎながらゆっくりします。昼間はだいたい寝ていますが、時々、家の中を走り回って気晴らし。午後、陽が射してくると大きな赤いソファで大の字になって寝るか、飼い主の娘の部屋のベッドで昼寝。夜はまた自分のベッドでくつろぎます。飼い主がいる時は何をしているのか興味があり、一歩離れて観察。夕方は17時くらいからお腹が空いてしまうので、お母さんの横でプレッシャーをかけつつ監視します。18時半を過ぎると、キッチンにいるお母さんの膝でカリカリを一粒ずつもらいます。急いで食べると吐いてしまうからです。いつものカリカリは『ピュリナ』の「フリスキー」。特別な日のごはんはありませんが、なぜかコーンフレークスやナッチョスが気に入ってしまい、時々つまんでいます。もしくはヨーグルトも。大好きなおもちゃは特にないのですが、小さなネズミの玩具があります。また、体操競技のリボンを追いかけるのが好きです。お母さんがシーツを替える時は盛大に邪魔をして遊びます。特技は仰向けで寝ること!お母さんの手からカリカリを貰って食べること。立ったり、座ったり、ちょっと落ち着きませんが(笑)。<飼い主から見たマロさまとは>私が高校生の時に飼い始めた雄猫が13年生きました。パリに来てからは猫を飼うタイミングはなかったのですが、娘が生まれ、猫が飼いたいと娘が5年かけて私たちを説得し、インターネットで里親募集を探しました。パリ近郊では見つからず、サルト地方のルマン市で子猫を見つけましたが、迎えに行く当日に車に荷物を積んで出かけようとしたところ、この子が朝亡くなってしまったと連絡を受けました。名前まで決めていたので娘はがっかり。再びネットで子猫を探したところ、亡くなった子猫にそっくりな子猫を見つけて決めました。最初は怖がりで、人間に慣れるのに時間がかかりました。今でも人間の膝に自ら乗りません。でも冬の膝掛けの下なら飼い主に撫でてもらってゴロゴロ言います。猫も年月を経ると性格が丸くなるようです。ここがかわいい!とひとつ挙げるなら、もちろん全てがかわいいですが、あえて言えば小さな頭、小さな口、麻呂眉毛と、墨を踏んだような黒い足の裏です。マロはシマ猫なんでしょうか?キジトラなんでしょうか?私はサバトラだと思っています。アメリカンショートヘアのような模様がサバに見えるのです。私と似ているところは、独りが好きなことと多くを語らないところ。私のことはご飯をくれる人、信頼できる人間だと、6年かけて学んだらしいです。子猫の頃から今に至るまで、仰向けに寝てお腹の模様を見ると楽しい気持ちになります。一緒にいることで癒されます。マロは外には出ないイエ猫ですが、人間との生活を受け入れてくれた彼女に感謝しています。動物が好きなので、時々、自分も猫のような気になります。安らぎを与えてくれるマロは、家族のひとりとして私たちの生活に馴染んでいます。ーーこの取材を通して里親になるために遠くまで出向くかたが多いことを再確認しました。パリからルマンまで車だと結構な時間がかかりますね。娘さんが5年もかけて子猫を見つけたのは感動的でもありました。今日も窓際を陣取っているマロさま。晩秋の森からは一体どんな匂いがするのでしょうか!著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年11月23日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第182回目はキジトラのユズ(Yuzu)と赤トラのサニー(Sunny)さま。とても仲良しな猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.182猫さまの話をもっと聞かせて!ユズさまは9歳、サニーさまは4歳の男性猫さま。<ユズさまが語ります>僕たちはマルヌ川が近い、パリから東に電車で15分のシェルという町で、5階建てのアパートの3階に住んでいます。寝室からリビングにキャットウォークを通って行く時に、下の階のベランダに3回落ちたことがあります。1日の行動は、朝は飼い主と一緒に起きて、トイレに行って朝食を食べます。遊んで昼寝をし、夕方起きて夕食を食べます。それから、トイレにいったあと遊んで、飼い主と一緒に寝ます。朝7時過ぎと、夜は22時半から23時ごろには飼い主のそばに張り付きます。夕食は、だいたい8時ぐらいです。飼い主が仕事から家に帰ると、玄関まで迎えに行き台所へ誘います。チラチラ振り返り、ちゃんとついて来ているか確認しながら。食事は、カリカリをセルフサービスで好きな時に好きなだけ食べます。夜はパテ缶を食べます。特別な日、例えば誕生日とクリスマスには『Sheba』の食べるスープが出てきます。たまにバターを舐めることも許されています。今は、猫レーザー遊びに夢中です。飼い主がレーザーを取り上げる音を聞くと、そばまで走っていき足元で待ち続けます。手まねきも上手にできます。弟のサニーはボール遊びが大好きで、犬みたいなところがあります。ボールが爪に引っかかりやすいような生地でできていて、手から離したいんだけど引っかかってなかなか離れてくれず、「もぉ〜なんで離れてくれないのよぉ〜」みたいな感じの表情をします。ボールを投げてもらったら、咥えて飼い主の前に落として、また投げるように催促をするのです。僕はツンデレとよく言われます。大好きな居場所はキャットタワーの上。サニーがまだ居なかった時は、飼い主の腕と脇の間で、毎晩飼い主の腕を枕にして寝ていました。今はもっぱらサニーにくっついて寝ているんです。<飼い主から見たユズさまとサニーさまとは>今までの猫歴は、子どもの時に捨て猫2匹を保護、ペルシャ猫1匹、20歳の時にアメリカンショートヘアーとペルシャの雑種を1匹飼っていました。ユズは、友だちのメス猫に子どもができたので譲り受けました。サニーは、知り合いの家の前に捨てられていた7匹の子猫のうち1匹でした。サニーが家に来た時は手のひらサイズほどの大きさでした。多分生後2、3か月ぐらいだったと思います。ユズは、警戒してフーフー言いつつも興味深々で、サニーは全く怖がらなかったので仲良くなるのに時間はかからなかったと思います。夏休みに子ども達が夫と祖父母の家に行っている間に家に連れて帰ってきて、2匹目を飼うのは子ども達には秘密にしていました。家に帰ってきた時、新しい子猫を見て、娘は嬉しすぎて玄関で泣いていました。息子は空いた口が塞がらなくて、そんな2人を見ていてとても嬉しかったです。とくに娘は、2匹目が欲しいと前々から言っていたので、本当に喜んでいました。ただ娘は、猫に構いすぎるので引っ掻き傷が絶えません。でもサニーはどんなにかまっても引っ掻いたことも噛みついたこともなく、ユズと比べるととても穏やかな性格です。私はかくれんぼごっこでいつも遊んでいます。私が隠れて、ユズとサニーが私を探すのです。2匹がいることで私は穏和で幸せな気持ちになり、とても心地いいんです。ーーユズさまとサニーさまはとても仲良し!いつもくっつき合って寝ているんだそうです。性格は違ってもお互い気持ちが通じる部分がたくさんあるようです。寒くなってきたので今日もべったり幸せにお昼寝していることでしょう。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年11月18日ナードマグネットが1年3ヶ月ぶりとなる新曲「僕しか知らない」のミュージックビデオを公開した。「僕しか知らない」はステージでの高揚だけではない、複雑な光と影を表現した楽曲で、アーティストとしてかなりパーソナルな内容になっている。『ナードマグネット presents「ULTRA SOULMATE 2023」』チケット情報監督は「YOU NEW FAVOURITE SONG」に続いて横田和樹を起用。ボーカル須田亮太が鏡の前に立つシーンでは、過去ステージに憧れた自分、今の自分、それを客観視する自分が表現されている。また足元に散らばった鏡の破片に映る演奏シーンは、傷ついても前に進むことを選んだ、そんな須田亮太や、バンドの姿を映したメタファーとも言えそうだ。今週末にはナードマグネットの主催フェス「ULTRA SOULMATE」神戸編の開催を控える。出演者に名前を連ねる木下百花ことぶっ恋呂百花は、「僕しか知らない」のシングルジャケットのモデルにも起用されている。本曲がライブでも披露されるのが楽しみなところだ。バンドはあわせて新アー写も発表。バンドとしてライブを重ね、次々と新しい顔を見せるナードマグネットに期待が高まる。神戸編には、ザ・リーサルウェポンズ、さよならポエジー、くだらない1日、Panorama Panama Town、ぶっ恋呂百花、Subway Daydream、 Bacon、SEVENTEEN AGAiN、8otto、Panorama Panama Town、くだらない1日、さよならポエジー、ぶっ恋呂百花。また12月3日(日)に開催予定の東京編には、ナードマグネット、ラブリーサマーちゃん、cinema staff、鉄風東京、DENIMS、愛しておくれ、Superfriends、Transit My Youth、愛はズボーン、Baconの出演が決まっている。チケットは発売中!
2023年11月17日お菓子の『オレオ』は、日本のみならず世界中で愛されているサンド・クッキー。ほろ苦いココアクッキーと甘いクリームが魅力で、老若男女に人気のお菓子でしょう。『オレオ』の写真に驚きの声X(Twitter)に投稿された『オレオ』の写真が、8万件以上の『いいね』を集め、話題になっています。投稿されたのは、『オレオ』を手に持つ写真。ただ手に持つだけの写真にも関わらず、なぜこんなに『いいね』が付いたのか、みなさんは分かりますか。正解は…写真に写る『オレオ』が、 木彫りで作られた彫刻作品だったから!作品を手掛けたのは、木彫りで数々の作品を生み出している、キボリノコンノ(@kibori_no_konno)さんです。キボリノコンノさんは、『オレオ』のクッキー部分の細かいデザインを、1mmの彫刻刀で仕上げたのだとか。実際に作業している作業がこちら。どれだけ繊細な作業なのかが、お分かりいただけるでしょう…!少し力の入れ方を間違えたら、繊細な模様が台なしになってしまいそうな光景。いかに神経を研ぎ澄まして作られた作品かが、作業中の写真や完成作品から伝わってきますね。【ネットの声】・開いた口が塞がらない。すごすぎるよ~!・匠の技。本物にしか見えません!・すごい技術。再現度が高すぎる。再現度の高い彫刻作品のため、本物の『オレオ』と混ぜても、単品で皿の上に置かれていても、躊躇(ちゅうちょ)なく口に運んでしまうでしょうね![文・構成/grape編集部]
2023年11月17日猫が前脚を交互に動かす、通称『ふみふみ』という行為。飼い主に甘えたい時や、リラックスをしている時などにする行動で、猫好きの人たちにとっては、見るだけでも幸せを感じる光景でしょう。飼い主(@monamofumofu)さんも、愛猫の、つむちゃんの『ふみふみ』に、ついうっとりしてしまう1人。つむちゃんの『ふみふみ』する前脚が好きだという飼い主さんは、「一生見ていられる」と、動画をX(Twitter)に投稿しました。愛らしいつむちゃんの前脚の動きに、注目です!ふみふみ中の手の動きが好きすぎて一生見てられる… pic.twitter.com/xlV0nxiw6f — もなつむ (@monamofumofu) November 14, 2023 前脚をゆっくりと、交互に『ふみふみ』する、つむちゃん。ぬいぐるみの触り心地が好きなのでしょうか。前に出ているヒゲがチラリと映っているところからも、つむちゃんがリラックスしている様子が見て取れますね。15秒という時間があっという間に感じてしまう、つむちゃんの動画は、飼い主さんのみならず、見た人を癒した様子。「かわいすぎ」「ぬいぐるみになりたいわ」「私が『ふみふみ』されたい…」といった声が集まりました。つむちゃんが安心しきった状態で『ふみふみ』ができるのは、飼い主さんに信頼を寄せている証ですね![文・構成/grape編集部]
2023年11月16日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第181回目はペルシャ猫のシラス(Shirasu)さま。奇跡的に保護された猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.181猫さまの話をもっと聞かせて!シラスさまは8歳の男性猫さま。<シラスさまが語ります>僕は早起きです。家はヴァンセンヌの森に近いので、夜明け前の鳥のさえずりで5時半ぐらいに目を覚まします。朝日が白々と明ける午前6時ころ、太陽が昇ってくると、朝の匂いを嗅いで、太陽の光を見つめ、そして近所にやってくる鳥たちを眺めることから1日が始まります。セントラルヒーティングのラジエターの上に置かれた食器置きのすぐ隣がいつからか僕の定位置になりました。心地がいいし眺めも最高だからです。最近は寒くなったのでマフラーを敷いてさらに暖かくしてもらい、お外を眺めるにはとても快適になりました。飼い主が仕事のない日は24時間一緒に過ごします。飼い主の背後、たまに膝、たまに机の上の飼い主の左手のあたりで、邪魔せずにウトウトしています。朝ごはんはスープ多めの缶詰(去年尿結石を取ったのでウェットご飯が必須)、夜ごはんはカリカリ。朝ごはんがいつも特別ご飯です。飼い主が作った天然酵母パンが好きなので、それをお裾分けしてもらう時もあります。おねだりのときは、朝のご飯を待つ場所で、準備ができるまで物言わず飼い主の様子を伺います。なんと朝がカリカリ!?の時は、お腹は空いてても缶詰が出るまで我慢して、物言わず飼い主を見上げます。意外と意地っ張りなところもあるのです。紐遊びが大好き!おっとりさんでやさしい性格とよく言われます。<飼い主から見たシラスさまとは>幼少の頃から55年間ずっと私のそばには猫がいました。先住猫イワシと日本からフランスに渡り、その後イワシは19歳半の生涯を終えました。天国に逝って4年経ち、また猫を受け入れても大丈夫か?と思っていた矢先、たまたま友人の母がタロットができるという事で、イワシがどう思っているかタロットで聞いてもらったら「いいよって言ってるわよっ」のお答え。イワシそっくりなシラス(志らすと名づけました)がやってきたのです。私のもとにやってきた経過を詳しくお伝えします。南フランスでぺンションを経営しながらブリーダーもしているかたのところでシラスは生まれました。彼の姉妹は1000ユーロという高額な値段で販売されるのですが、シラスを含め、男の子は買値が付かないので貰い手がなければ悲しいことに餓死させられてしまったかも…。たまたまそのペンションに泊まった私の友人の母にイワシの写真を見せたら「この子今私が滞在してる南フランスのペンションに居る子にそっくりだわ」と、そこにいる子猫らの写真を見せてもらったのです。その中にイワシ生き写しの子猫が居たのです。そのオス猫ちゃんを引き取ることにして、晴れてシラスはうちの子になりました。残念なことにシラスと一緒に暮らしていた子猫は餓死して友人の母の手の中でなくなったようです。友人母が言うにはオスの子猫らは薄暗い湿った部屋で餓死するまでほっとかれるのかなぁと…言っておりました。こういうシステムが早くなくなってほしいものですよね。私の元にやって来た時、私の手のひらで寝ることができるほど小さく、その時すでに生後4か月にしては未熟すぎる印象でした。フサフサの毛の下にはノミがウロウロ、即退治!30匹はいたかもしれません。その後、うちに来て2週間で急に大きくなりました。成長が遅かったせいか免疫不足で白癬菌の病気になりました。トリマーの友人からご指導いただき、抗菌にいいというシャンプーをいただきなんとか菌を撃退できました。おかげで今は健康体そのもの!猫ってそもそもどこから来たんでしょう。猫が自分達のところにやってきたのは偶然じゃなかろうと思う今日この頃です。気がつけばじっと見られていて、この子にはなにもかも見透かされているようです。猫に学ぶ毎日で、猫は生とし生けるものの先生かもと思います。好きなご飯を食べて、外の鳥を眺めてまた寝る。甘えたいときに膝に乗ってきて、そうでなければまたひとりで寝る。微妙な距離を置いて実に無駄がない猫は気まぐれとか言われますが、どうやらそうではなさそうです。彼らの中では好きなもの嫌いなものやりたいことやりたくないことは明確です。漱石の著書の「吾輩は猫である名前はまだない」我輩のように。人間てメンドクサイ生きモンだなぁ~と観察しているかもしれません。猫は神様がこの世に創り出した素晴らしい贈り物なのです。今も私の後ろで鼻息をぴぃぷぅさせて爆睡している姿を見ると、かけがえのない時間が流れている感じがします。朝起きてまず彼の食事とトイレ掃除、1日動くためのウォーミングアップ。シラスが私の日々の原動力なんです。ーーシラスさまは無事に保護されてから8年が経ちました。早起きシラスさまは今日も暖かいラジエターの上でいつも通りの朝を迎え、飼い主を1日の始まりに元気づけている事でしょう。ここでは鼻息の音を伝えられませんが、みなさん想像してください。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年11月12日「飲みすぎたか」そんなひと言とともに、1本の動画をX(Twitter)に投稿したのは、2匹の猫と暮らしている、飼い主(@Kurara28645945)さん。どうやら愛猫のみゅーちゃんが昼寝をしている姿が、まるで人間のようなのだとか。投稿された動画をご覧ください!飲みすぎたか #猫 pic.twitter.com/SrlcLMZAVI — MIU&RIN (@Kurara28645945) October 30, 2023 映っているのは、白目をむきながら脚を広げ、仰向けに寝るみゅーちゃんの姿!表情はもちろん、重力に任せてだらんと寝転ぶ様子は、まるで酔っぱらった人間のようです。飼い主さんに、みゅーちゃんの寝相について聞いてみると、「普通に寝ている時もありますが、ひっくり返ったりクセのある寝相になっていることが多いです」とのこと。どうやら、普段から自由な体勢で昼寝を楽しんでいるようです。みゅーちゃんの姿を見て、「また変な寝相をしている」と思いながら、どうしても笑ってしまいクスクスしながら動画を撮影をしたという、飼い主さん。まさに『へべれけ』なみゅーちゃんの姿に、どこか親近感を覚える人が続出しました。・そろそろ年末だし…気をつけなきゃ。・完全に酔いつぶれたみたいになっている。昨日の私ですね。・道端の電柱のところで転がっているおじさんかな?「最高の気分だニャ」という声が聞こえてきそうな、みゅーちゃんの寝姿。きっと、マタタビに囲まれて幸せな夢を見ているのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年11月12日11月11日を、『ポッキー&プリッツの日』と認識している人は多いでしょう。食品メーカーで知られる江崎グリコ株式会社(以下、グリコ)が、自社の人気商品『ポッキー』や『プリッツ』の形状が数字の『1』と似ていることから制定した日です。有吉弘行の『幼少期ショット』に反響2023年11月11日、「ポッキーの日です」というコメントを添えて、Instagramに1枚の写真を投稿したのは、お笑いタレントの有吉弘行さん。『ポッキー』を食べる、自身の幼い頃の写真を公開しました。「かわいすぎる」「CMになりそう」などの声が寄せられた、有吉さんの『幼少期ショット』をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 有吉弘行(@ariyoshihiroiki)がシェアした投稿 箱を右手に持ち、左手に持った『ポッキー』を口に運ぶ、有吉さん。カメラ目線で大きく口を開け、今にも食べてしまいそうな姿がなんとも愛らしく、CMや広告に使われていてもおかしくない仕上がりです!クリクリな目や少し下がった眉毛などが、現在の有吉さんを彷彿とさせますね。斜めに被った帽子や洋服も、この写真を取るために用意された衣装のように見えてしまう素敵な1枚に、絶賛のコメントが寄せられました。・天使。ポスターにしてほしい。・『ポッキー』のCMに使われていても違和感がない仕上がり!・100点満点のかわいさ。顔が今と変わらない!有吉さんは、何年もの間、毎年11月11日に同じ写真を投稿し続けている様子。そのため、「もう1年が経ったのか」と、時の流れの速さを実感する声も数多く上がっていました。有吉さんの写真がグリコの社員の目に止まったら、CMやポスター、パッケージのデザインに採用される日が来るかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年11月12日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第180回目はトラ猫のマーカス(Marcus)さまとミニー(Minnie)さま。「ジダン」「ターミネーター」というニックネームがある猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.180猫さまの話をもっと聞かせて!マーカスさまは4歳の男性、ミニーさまは3歳の女性猫さま。<マーカスさまが語ります>ディズニーランド・パリからほど近い、快適な開発地にある庭付きの2階建ての家に住んでいます。僕は小さい頃から病気で肺が弱いため、日中はよく寝ています。でも、外が寒すぎない限り、家の外の広い緑地でも遊んでいます。妹ミニーは僕よりも活発で、足が速く、頻繁に外出します。冬の間、僕達は家の中にいます。僕らが遊んだり運動したりできるように、窓際に大きなキャットツリーが2つ準備されています。ミニーは飼い主のデスクの棚の上に座ったり、山積みになった服の中で寝るのが好きです。僕はソファで居眠りするのが好きで、いつも右隅に小さな毛布を置いてもらっています。それ以外の場合はソファに横になって窓の外を眺めています。おもちゃは前脚でサッカーのように遊ぶ小さな綿毛のようなネズミが好きです。そんな時、飼い主は僕を「ジダン」と呼びます。ミニーは、ゴムバンドが付いた小さなボールが好きで、これで飼い主と多くの時間を過ごします。飼い主はよく彼女を「ターミネーター」と呼びます。彼女は定期的にゴミ袋を攻撃します。運悪くおやつの入った小さな袋が彼女の手の届くところで見つけると、次の日の朝、その袋が歯や爪で砕かれていることがよくあります。食事は獣医さんから購入したカリカリが主ですが、時々おやつや好きなものをいただきます。例えばエビ、鶏肉、パン!です。<飼い主から見たマーカスさまとミニーさまとは>マーカス、リリー、ミニーが生まれる前、我が家にはニーナという19年間生きた猫がいました。彼女が去ったときは悲しみに明け暮れていたので、私たちはすぐに再び猫を飼うことに決めました。SNSでマーカスの写真を見ました。それは、ずぶ濡れになった2匹の猫が車の下にいる写真でした。私たちはその写真を投稿した人に会いに行き、マーカスに出会いました。会った瞬間、好きになりました。マーカスは妹のリリーから離れることはありませんでした。離ればなれにするのは非人道的であると考え、ふたりを受け入れることにしました。しかし残念なことに1年後、車に轢かれて小さなリリーを失いました。マーカスはいつもどこでも彼女を探していて、私たちは彼をひとりにしておくわけにはいかないと考えました。それから動物保護協会を通じて小さな猫を探しました。こうしてミニーちゃんが我が家にやって来たのです。ふたりはとても仲が良く、マーカスはとても臆病で何事にも恐れを抱いているので、ミニーの存在がマーカスを安心させてくれます。ミニーは幼い頃からのとても柔らかい毛皮を保っています。小さいのでミニーと呼んでいます!マーカスは何もかもが怖くて、たとえ私たちと一緒にいて安全なときでも、異常な物音を聞くとすぐに飛び上がります。ミニーとは大違いです。マーカスは私たちを必要としていて、常にコンタクトを取り合い、抱っこを求め、一緒に寝に来ます。躊躇せずに羽毛布団の下に潜り込んで私たちに寄り添ってくれます。ミニーは姉のようで、マーカスが横になっているときはなめてあげます。彼女は優しいのですが、抱っこをあまり要求しなくなりました。それでも時々私たちに会いに来て頭突きをし、私たちが大好きであることを示しています。マーカスの顔(顔の表情)は、いつも悲しんでいる、迷子の猫であるという印象を与えます。ミニーはとても元気いっぱいです。マーカスよりもはるかに活発で、何があっても常に前に進む姿勢がマーカスを安心させます。彼女は毛玉のようで、本当に優しくて、とても柔らかいのです!猫は家で何を考えているのでしょうか?目標は、この共同生活ができるだけうまくいくこと、そして猫たちが私たちと一緒にいても、私たちなしでもできるだけ快適に過ごせるようにすることです。生活や習慣の中で猫たちが私たちをずっと幸せにしてくれることを求めて。もっとも面倒なのは、彼らから逃げ回るネズミやハクビシンを家の中に連れてきてしまうこと!彼らの、勝ち誇った自慢たっぷりの表情には複雑な思いですが(笑)!彼らは私たちに多くの喜びをもたらしてくれるし、いてくれるだけで完璧なストレス解消になっています。腕に抱きしめることができるのはとても嬉しい瞬間です。ーー生まれた時からマーカスさまは妹想いでひとりではいられなかったようです。実の妹を失った後もミニーさまを本当の妹のように思っているのでしょう。とっても明るく前向きな姿勢のミニーさまとの日常はマーカスさまを常に喜ばせているのです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年11月11日皆さんは、義家族とうまく付き合えていますか?今回は「義母が来なくなったワケ」を紹介します。イラスト:yamanechu義母が来なくなったワケ主人公が結婚してすぐの出来事です。共働きの主人公夫婦を気にかけてくれていた義母。週に数回、お惣菜を買って届けてくれていました。料理が苦手だった主人公は、とても助かっていたのですが…。徐々にその回数は減っていき、数ヶ月後、義母は来なくなってしまいました。「負担だったかな」と申し訳なく思った主人公。義母に謝罪とお礼を言いたいと夫に相談すると…。「姉さんに知られたんだ…」出典:Grapps夫は、義母が主人公のもとにお惣菜を届けていることを義姉に知られてしまったと言いました。そして、義姉が義母に「うちを優先すべきだ!」と怒ったのだと言います。義姉にいろいろと言われたため、主人公のもとに来なくなっていた義母。衝撃の理由に引いてしまった主人公なのでした。義姉に引いてしまった主人公を気遣って、差し入れをしてくれていた義母。義母が突然来なくなった理由を知り、引いてしまった主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年11月02日モフモフな体毛とプニッとした肉球、大きな丸い目などが特徴の猫。愛らしい容姿を兼ね備え、運動能力に長けていますが、時にはほかの動物に憧れを抱くことがあるのかもしれません。飼い主(@kagisuzu0531)さんは、愛猫のすずくんが、ある動物を表すようなポーズを取っている姿を写真におさめました。X(Twitter)に投稿され、11万件以上の『いいね』を集めた写真が、こちら!床に寝転がった状態で、両前脚を耳の後ろに持っていき、ウサギの耳を表現するようなポーズを取っているではありませんか!きっと、毛づくろい中に偶然撮れたのでしょうが、ウサギの真似をしているようにも見えて、キュンとしてしまいます。すずくんのキュートな写真は、多くの人のハートを射抜いた様子。「かわいい~!」「芸達者だなあ」「お腹をモフモフしてあげたい」「頑張っている姿がたまらない」などの声が寄せられました。ウサギのポーズでかわいさが倍増したすずくんは、たった1枚の写真で、たくさんのファンを作ったことでしょう!また、飼い主さんは、InstagramやTikTok、YouTubeでも猫たちのかわいらしい姿を公開しているので、「もっと見たい」と思った人はチェックしてくださいね。Instagram:suzutumuhuuTikTok:kagisuzuYouTube:かぎしっぽすず&つむぎ[文・構成/grape編集部]
2023年11月02日「猫が幸せ、私も幸せ」をブランドスローガンに、美しく機能性にも優れた猫の生活用品の製造・販売を手掛ける株式会社猫壱(本社:東京都新宿区、代表取締役:竹内 淳、以下 猫壱)が、猫が安全に快適に暮らせるよう、のどをしめつけないVネック形状の首輪を開発(特許出願中)し、販売いたします。また、多くのキャットオーナーが首輪へ興味を持っていただき、お試していただけるように無料のプレゼントキャンペーンを2023年11月1日(水)から11月12日(日)まで実施いたします。■マイクロチップと首輪で守る猫の命動物愛護管理法の改正により2022年6月以降に販売される愛犬や愛猫へのマイクロチップ装着が義務づけされました。しかし、同年に実施された一般社団法人ペットフード協会の全国調査によると愛猫への装着率はわずか7.4%で、法改正以前に家族としてお迎えしている愛猫のほとんどがマイクロチップを装着していないことも明らかになりました。マイクロチップの非装着理由として「室内飼育だから」と、54%(愛犬・愛猫計)のペットオーナーが回答しています。たとえ室内飼育でも、思いもよらぬ際に愛猫が外に出てしまい、事故などに遭ってしまう恐れも。外に出てしまった愛猫が、保健所などのマイクロチップ読み取り機がある場所に行き着く前に、少しでも早く安全に保護されて、家族の元に戻れるように、マイクロチップの装着と併せて、首輪を「目に見える飼い猫のお守り」として、50匹以上の愛猫たちの協力を得ながら商品開発を進めてきました。■首輪着用理由の1位も「飼い猫だと分かるように」猫壱会員を対象にしたアンケートでは「首輪を日常的に着用している」と回答した数は241名(66.4%)(図1)でした。また、首輪の着用理由1位は「飼い猫だと分かるように」118名(49%)、次いで「室内で居場所を知るため」「迷子札・GPSをつけるため」と続いており、愛猫を守るために首輪を着用していることが多いことがわかりました。(図2)図1:愛猫の首輪の着用状況 N=364図2:愛猫への首輪の着用理由 N=241■首輪非着用理由の1位は「愛猫が嫌がるから」一方、愛猫に日常的に首輪を着用することは、身体をしめつけられることを嫌う猫の性質・性格上、ハードルが高いことも改めて浮き彫りになりました。同アンケートにおいて、日常的に首輪をつけていない123名の過半数が「愛猫が嫌がるから」を、非着用理由として回答しました。(図3)図3:愛猫の首輪の非着用状況 N=123■のどをしめつけないVネック形状で、猫が快適に暮らせるオリジナル首輪猫が嫌がらずに快適に過ごせる首輪を作ることで、猫に寄り添い、猫を守りたいという想いを込めて開発されたVネック首輪。正面にオリジナルの軽量金具をつけ、首輪の形状がVネック型になることで、従来の首輪とは違い、のどもとをしめつけずにほどよいゆとりが出来る仕様を実現しました。(図4)また、長毛の猫でもチャームが隠れにくく、アイテムによっては正面から見た時の左右のカラーが違うバイカラーデザインなので、愛猫の毛色やお顔のように左右で異なる表情をお楽しみいただけます。愛猫の毛色やお好みにより選べる12種のカラーバリエーションをご用意しています。(図5)図4:のどをしめつけないVネック形状 首輪図5:選べる12種のバリエーション■発売を記念し、人気投票&無料プレゼントキャンペーンを実施2023年11月1日(水)から11月12日(日)まで、猫壱公式Instagramアカウントにて人気インフルエンサーの猫たちとタイアップをした首輪の人気投票キャンペーンを実施いたします。投票していただいた方の中から抽選で24名様(各アイテム2名)に首輪をプレゼントいたします。キャンペーンの詳細は、猫壱公式Instagramアカウントにて11月1日(水)AM10時頃に発表いたします。■首輪の商品特徴の詳細やキャンペーンについては猫壱公式ホームページ : 猫壱公式Instagramアカウント: ■首輪のご購入:イオンペット各店・ペテモオンラインにて先行販売中イオンペット : ペテモオンライン 猫壱特集ページ: ※販売状況や在庫状況は各店舗により異なります。お近くのイオンペット各店にて直接お問い合わせください。●一般社団法人ペットフード協会 令和4年 全国犬猫飼育実態調査期間:2022年9月30日~10月3日●猫壱会員 アンケート概要対象 :猫壱メルマガ会員 男女期間 :2023年9月8日~9月15日回答方法 :インターネットによる任意回答有効回答数:364名■商品ラインナップ名称 : ねこにやさしいVネック首輪 プレーン(ピンク/グレー)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 プレーン(ラベンダー/ライムグリーン)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 プレーン(カーキ/ビビッドピンク)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 プレーン(エメラルドグリーン/パープル)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 ギンガムチェック(レッド)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 ギンガムチェック(ブルー)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 ギンガムチェック(ピンク)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 ギンガムチェック(イエローグリーン)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 グレンチェック(ブラック)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 タータンチェック(ダークグリーン)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 ストライプ(ホワイト/グレー)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : 名称 : ねこにやさしいVネック首輪 ストライプ(ネイビー/ブラック)販売開始日: 2023年11月1日参考売価 : 1,480円(税込1,628円)製品サイズ: 首輪の幅:約1.2cm・首輪の長さ:約20-26cm・目安体重:約3-6kgURL : ■株式会社猫壱 会社概要社名 : 株式会社猫壱所在地 : 東京都新宿区西新宿6-15-1 セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿605設立 : 2008年1月代表 : 代表取締役 竹内 淳事業内容: 猫用品の企画・販売 等URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月01日猫が好きなおもちゃの定番といえる、猫じゃらし。棒とおもちゃの間に糸が付いている釣り竿タイプもあり、猫の狩猟本能を刺激するおもちゃとして人気のようです。猫用のおもちゃで遊んでいるのは…?スペインで撮影された猫の動画が話題になっています。映っているのは、キャットタワーのてっぺんにいる猫。釣り竿型の猫用おもちゃで遊んでいるのですが、その遊び方がかなり独特なのです。一体どのような遊び方なのでしょうか。こちらをご覧ください。遊ばれているのは猫ではなく…犬!猫が猫用おもちゃで犬を釣り上げようとしています!釣り竿の先に付いているおもちゃを「ほれほれ」というように揺らしている猫は、犬が届きそうで届かない絶妙な距離をキープ。これは犬も楽しくて夢中で食いついてしまうでしょう。想像の斜め上をいく、猫のおもちゃの遊び方に、多くの人たちが爆笑したようです。・これめちゃめちゃかわいいんだけど!・大笑いした!なんて面白くて賢い猫なんだ。・彼らは留守番をしている時、いつもこうして一緒に遊んでいるんだろうな!・今まで見た中で最高のビデオの1つだよ。自分が遊ぶのではなく、猫用おもちゃで犬と遊んであげる猫はとても賢いですね。そのうち、猫と遊んでいた飼い主さんが、気付いたら猫に遊ばれていた…なんていう日がやってくるかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2023年10月30日モロッコにある動物病院がTikTokに投稿した動画に注目が集まっています。獣医師のメリエム・イムラニ(vetimrani)さんが経営する『イムラニ獣医学診療所』に、事故でケガをした子猫が運び込まれました。幸い命に別状はなく、ケガの治療を受けた子猫はメリエムさんの診療所に入院することになります。彼女は診療所内で過ごす子猫の様子を公開したところ、反響が上がりました。その動画がこちらです。@vetimrani Notre Rico nous a aidé à prendre soin d’un chat accidenté Updates : @Cabinet veterinaire imrani #cat #cats #catsoftiktok #catlover #cattok #kitten #kittensoftiktok #kitty #kittycat #kittenlove #caturday #gato #gatos #gatostiktok #gatos #veterinairecasablanca #veterinaire #veterinarian #veterinaria ♬ original sound - Cabinet veterinaire imrani診療所の待合室のイスの上で、子猫と寄り添っているのは、母猫ではありません。この猫はリコくんといい、診療所で飼っている猫なのです。ケガをした子猫を慰めるように、子猫の体を舐めているリコくんは、まるで我が子を愛しむ父親のよう。「私たちのリコはケガをした子猫の世話をするのを手伝ってくれました」とつづられた動画を見た人の中には、リコくんを子猫の母親だと勘違いした人もいたようです。・「心配しないで。ママが一緒にいるよ」っていってそう。・優しい看板猫ちゃんですね。どうか元気になってほしいです!・泣いてしまった。動物は人間よりも共感力があるよね。・お母さんじゃなくてそこに住んでいる猫なんて、さらに素晴らしいことだと思う!メリエムさんやリコくんの献身的な世話の甲斐あって、子猫は順調に回復しているといいます。リコくんはとても優しい性格で、過去にも診療所でほかの子猫の世話をしている様子が投稿されていました。ケガや病気をした子猫に、親の愛情が必要だということが分かっているでしょう。この子猫が、リコくんという猫の看護師さんに守られて、早く元気になるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月30日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第177回目はノルウェージャンフォレストミックス猫のキナック(Kinak)さま。こっそり甘える猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.177猫の話をもっと聞かせて!キナックさまは8歳の男性猫さま。<キナックさまが語ります>僕のお家は世界有数のサーフスポットがある大西洋のビーチエリアに建つ、日本庭園を有した一軒家です。飼い主は金融投資会社経営のお母さんとお医者さんのお父さん、それに小さな男の子と同居しています。早朝5時に飼い主とコンピュータ前に座って一緒に金融市場をチェックします。7時にここの息子からご飯とミルクをもらい、お母さんのオフィスの机上でお昼寝をしながらお仕事(の邪魔)をして、日が高くなった後は日本庭園に出てネズミやトカゲ狩りをして庭のお手入れをします。息子が学校から帰ってきた後は、庭園内にある露天風呂に入るのを端から見学。夜は息子と一緒に寝ます 。食事はカリカリタイプを1日3回、昼食前と夕食前はお料理中の飼い主にお肉の端切れを少しもらいます。僕のお世話係はすべてここの息子が担当、おやつは息子愛飲の乳糖カットの牛乳を毎日3回小皿に少しもらいます。最高のごちそうは、お父さんが趣味の魚釣りから帰ってきた日の新鮮な魚の切味。これは最高の喜びです!僕は物心つく前の生後2か月くらいでこの家に来ましたが、1歳になるまではずっと家の中で飼い主お母さんにひと時も離れず、夜寝る時もいっしょに布団に入って腕の中で寝ていました。だから僕の本当のお母さんだと思っています。ここの息子は赤ちゃんの頃から相手をしているので弟的な…そして最高の遊び相手なんです。<飼い主から見たキナックさまとは>8歳頃、学校の帰り道で拾った子猫から始まり、私は常に猫と一緒に暮らしています。メインクーンのサイファーは、7年前に旅立った後も家族に未だに愛されている唯一無二な存在です。当時サイファーに弟を迎えたいと思っていたところ、近所にパリから引っ越してきたサーフィン仲間の家で子猫が産まれたので、キナックを迎えることにしました。キナックのお気に入りは私のPCの上と息子のベッド 、おもちゃは7歳の息子(笑)。息子が生まれた時から弟(手下)だと思っており、息子が歩いていると常に追いかけ回しています。性格は自己肯定感が高めです。喧嘩に強いと思っているようですが、実際はとても弱いのです。唯一甘えられる存在である私には、周りに他の誰もいないのを確かめてから甘え、誰かが来たらすぐに距離をあけるのです。私と似ているところは忠誠心があり、家族愛に満ちているところです。一番楽しかったエピソードは息子が生まれ、初めて家に連れて帰ってきた時に優しく触ってくれたこと。その頃からずっと息子を見守ってくれています。息子が泣いていると必ず寄り添ってくれています。キナックがいることで家中が安らぐのです。ーーキナックさまはこの家の息子さんととても仲良しな関係を築いています。弟的に思っていても、お世話はすべて息子さんの役割なのでキナックさまは最高の信頼を寄せているのが写真でも感じられました。雄大な大西洋の空気を毎日浴びて今日も幸せな毎日を暮らしていることと思います。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年10月28日