向井理主演の音楽青春コメディードラマ「パリピ孔明」が、9月27日昨日、放送スタート。この度、10月4日(水)放送の第2話ゲストとして、ナヲ(マキシマム ザ ホルモン)、嶋田久作、アオイヤマダ、梶裕貴が決定した。本作は、向井さん演じる諸葛孔明が、現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。ドラマ出演は本作が初となるナヲさんが、孔明の新居探しを手伝う不動産会社の営業マン・大泉喬花。嶋田さんが、孔明と英子の前に突如現れ、ある提案を持ちかけるフェスのオーガナイザー・近藤剛。東京2020オリンピック閉会式でのパフォーマンスで話題を集めたダンサー・アオイヤマダさんが、普段は英語で話し、孔明や英子とは秘書を通して会話をする近藤の秘書・霧島玲奈を演じる。ナヲさんは「初めて向井さんの孔明とお会いした時、あまりの美しさと顔の小ささに腰を抜かしそうになり頭の中で“チュクチュチューン!”と小田和正さんの『ラブ・ストーリーは突然に』のイントロが流れました。撮影は1発目から自分の役の名前を間違えて知らない名前を名乗るという自分でも信じられないぶっとびNGをかまして、埋まりたかったのですが、向井さんは信じられないくらい長いセリフをそれはスラスラと本物の孔明みたいに(会った事ないけどw)こなしていらっしゃったので、さすがすぎる!!と感動しました。また、森山未來さんの放つ独特のオーラとアドリブにも感動しました!」と撮影をふり返る。嶋田さんは「ストーリーはもちろんですが、やはりライブシーンがどうなるか、自分は居合わせなかったのでワクワクします。きっとスリリングで魅力あふれるものになっているのではないでしょうか。視聴者の皆さんにはドラマをご覧になりつつお祭りに参加される感じで楽しんで頂きたいです」と呼びかけ、アオイヤマダさんは「“秘書”という少し憧れる職業…そして、衝撃を受けた“東京グランギニョル”の嶋田久作さんと共演させて頂けること、うれしかったです」と喜びを語る。そして、人気声優の梶さんは、第2話のある重要シーンにて、声で出演。アフレコを終え、「良く言えば、声優ならではと言いますか、声優冥利(みょうり)に尽きると思います。言い方を変えれば、かなりムチャブリな役どころな気もしますが…(笑)、監督の演出のもと、楽しく収録することができました!」と出演シーンについてコメント。「声が聴こえてきた時に、視聴者の皆さまがどんなリアクションをされるのか…楽しみでもあり、不安でもあります(笑)。なるべくわかりやすく演じ分けたつもりですので、その違いを面白がって頂けたら幸いです」と視聴者へメッセージを寄せている。第2話あらすじ諸葛孔明(向井理)が月見英子(上白石萌歌)を売り出すべくブッキングしたのは、アートフェスでのライブだった。しかし英子のブースは一番端。しかもその向かいは、人気インディーズバンド・JET JACKETのブースだった。不安になる英子だが、孔明は「この戦、勝てますよ」と意味ありげにほほ笑む。その頃、JET JACKETのギターボーカルのRYO(森崎ウィン)、ドラムのMASA(高尾悠希)、キーボードのTAKU(松延知明)の3人は、スタジオで練習していた。しかし、RYOの様子がおかしく、練習を早々に切り上げて、一人で帰ってしまう。それを孔明が近くで見ていて…。その後、孔明は寝泊まりしているBBラウンジの倉庫に引きこもる。オーナーの小林(森山未來)と英子が中をのぞくと、卓上コンロで何か毒々しいものを煮込んでおり、倉庫には異臭が漂っていた。毒ではないかと怪しむ2人だが、孔明は取り合わない。アートフェス当日、RYOにあいさつする英子と孔明の元に、小林が「機材トラブルが起きた」と告げに来る。慌ただしく去っていく3人を見て、余裕の顔になるRYO。そしてJET JACKETのライブがスタートする――。「パリピ孔明」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月28日2023年3月3日、音楽バンド『マキシマム ザ ホルモン』でドラムを担当するナヲさんがTwiterを更新。小学6年生になる長女が挑んだ、社会のテストの解答を公開したところ、多くの人から反響が上がりました。母親であるナヲさんも「我が子の、こういう部分を伸ばしていきたい」と強く思ったという、長女の『珍解答』。問題は「連合国軍最高司令官総司令部(通称:GHQ)の最高司令官である、写真の人物の名前を6文字で答えよ」というものだったのですが…。うちの長女が小6でリアル「もう中」なのですが、先日社会の問題でうちの子のこういうところを伸ばしていきたい!と強く思った答案がこちらです(本人の承諾済) pic.twitter.com/rCN2cZSY7C — ナヲきち (@mth_nao) March 3, 2023 戦後、GHQの最高司令官として日本占領を統括した人物は、ダグラス・マッカーサー。つまり今回のテストでは、カタカナ6文字の『マッカーサー』が正解になります。しかし…ナヲさんの長女が答案用紙につづった名前は…『トムクルーズ』!日本でも大ヒットした映画『トップガン』で、トムがアメリカ海軍に所属するパイロットの主人公を演じていることから、トムの名前を連想したのかもしれませんね。いわずもがな、トム・クルーズは2023年現在も存命の人気俳優です。ナヲさんの長女は正解がどうしても分からず、ボケに走ることにしたのでしょうか。はたまた、『トップガン』の印象が強いあまり、長女の頭の中ではトムが本物の軍人になってしまったのかもしれません!長女のセンスに、母親であるナヲさんを含む多くの人から称賛する声が上がりました。・ツボに入って朝から爆笑した。『トップガン』の影響だろうな…!・『ダグラス』の部分しか浮かばなくて、ボケに走ったのかもしれない…。・さすがはナヲさんの娘さん。いわれてみれば似てるわ。社会のテストとしては減点対象ですが、大喜利の回答としては間違いなく高得点といえるでしょう。たくさんの人が、ナヲさんの長女に「このまま感性を伸ばしてほしい」と願ったようです![文・構成/grape編集部]
2023年03月04日マキシマム ザ ホルモンは、大熱狂と大爆笑をかっさらう、日本を代表するヘヴィが過ぎるライブバンドのひとつだ。ライブを愛し、オーディエンスからも絶大に愛されている。それゆえ、毎年、全国各所からフェス招致のラブコールも後を絶たない。バンドで“ドラムと女声と姉”を担当するナヲさんは、「フェスが、ライブができない」、その現実をどう受け止めたのだろう…。「感染症が広まって、緊急事態宣言が発令された2020年。はっきり言って、ああこれはもう一生ライブができないのかもしれない、と思いました。今後どう生きていくかみたいな。最初のころにライブハウスでクラスターが起きて、ライブ=悪みたいな風潮ができあがってしまった。それが本当に辛かった。私、娘が2人いるので普通にママ友とかもいる。そうすると、ライブハウスになんて行かない人はそういう見方しちゃうよなというのも理解できた。『ルール無視でやってるんじゃないの?』『ライブなんかなくても生きていけるし』っていう。だけどその一方で、ライブがないと生きていけない人たちがたくさんいることも私は知っているから。だからそれが苦しかったですね。音楽業界の本当の気持ちをどうにか分かってほしくて」’20年も数か所の夏フェスに参加予定だったがそのほとんどが中止となった。唯一、感染対策を万全にし、大阪城ホールで開催された「THE BONDS 2020」で、ナヲさんは客席の変化に驚いたという。聞こえるのは拍手の音だけ。そうか、そうなるんだって。「マスク必須、お酒禁止、アリーナ席は1m四方ごとに区切られている。声出しはもちろんタオルを回すのも禁止。初めての規制だらけの中での開催で、演る方も観る方も戸惑いました。でも実は’12年に自分のスペースで暴れたい腹ペコ(マキシマム ザ ホルモンのファンの総称)たちのために、自分たちだけのテリトリーで自由にヘドバンも跳びはねることもできる“升席”を用意した『“マス”ター・オブ・テリトリー』というイベントをやったことがあるんです。だから、ソーシャルディスタンスをしっかりとった客席は既視感があった。だけど、声が聞けないのが本当に、ああこうなるんだ…とショックで。普通、フェスって大きなビジョンで『ネクストアーティスト!』って呼び込みがあって、ドンッと“マキシマム ザ ホルモン!”って名前が出る。そうすると『ワーー!!』ってもの凄い歓声が響く。「よっしゃ!やるか!」って出番前に一番テンションがあがる瞬間なんですよ。でも声出しはNGなのでバンド名が叫ばれてもパチパチパチって拍手の音しかしなくて。うーわ、この中でライブするのか、とちょっと身構えましたね。私たちは完全にライブバンドなんで、ライブは自分たちだけの世界じゃない。お客さんとのコールアンドレスポンスや、かまし合いで成り立っているところが大きい。それが、これどうなっちゃうんだろうって。私たちも不安だし、お客さんの気持ちも痛いほど分かる。歌いたいよね、叫びたいよね!って。お互いそういう気持ちを抱えたままライブしなきゃいけない現実は、なかなか呑み込めるものじゃありませんでした」’21年も多くのフェスが開催を断念。ナヲさんは「当時は本当にきつかった」と振り返りつつも、「でも、みんな前を向いてたんです」と話す。「当たり前ですけど、みんなすっごいいろいろ考えていたんですよ。『ロックなんてぶち壊してなんぼじゃん。ルール破ってなんぼでしょ?』って言われることもあった。そういう固定観念あるじゃないですか。でも、ロックの人って実は真面目なんです(笑)。すごく真面目に音楽のことを考えている。今はルールを守って大好きな音楽シーンの未来を守るほうがかっこいいって知っている人たちなんですよ。だから、みんなめっちゃ考えていたし、未来のために我慢もできた。それはお客さんもそうだし、主催者側もそうだと思う。特にミュージシャンが主催しているフェス…10-FEETや氣志團、西川(貴教)さんとか関係性が近いミュージシャンたちが、感染症対策を考えて、どうすれば開催できるか、どうすれば規制の中でお客さんたちが楽しめるかってやってる。それ見てたら、みんなでなんとか乗り越えて未来を目指したい!って気持ちになれた」今年6月、マキシマム ザ ホルモンは5年ぶりの海外ライブツアーも敢行。フランスでは再延期となっていた世界最大級のメタル・フェス「HELLFEST 2022」にも参加した。「みなさん、もうご存じだと思いますが、ヨーロッパではみんなマスクもしていないし、ライブで声もあげられる。あれ?コロナって日本だけで流行ってる?ってマジで思いました。いや、こんなに違うんだって。ステージが暗転してSEが鳴った瞬間の大歓声、1曲目が終わった後の鳴り止まない歓声。もう思わず泣いちゃいましたね。やっぱこれだ!これが聞きたかったんだって。それと同時に、日本のみんなもそうだよなって思いました。日本人だって歌いたいし、声をあげたいよって。ゆっくりかもしれないけど、取り戻せるように前進していきたいです」日本ではまだまだ厳しい規制が続く。そんな中でも、変わっていく、突破していく糸口はあるとも。「ネガティブの中に少しでもポジティブを見つけていくほうがよくない?って思ってるんです。声が出せないならと、うちのライブではペットボトルに何か入れて音を出す鳴り物OKのライブをした。するとみんな『じゃ、何を入れていこう』って、あれこれ工夫してくれるんですよ。ピーナッツ入れて叩きまくってたら、ライブ終わったらピーナッツバターできてた!ってSNSに上げてくれた子がいて(笑)。なんかそういうのいいですよね。制限された中でも、楽しんで遊んだもん勝ち。フェスもそう。ただ残念ってだけじゃなくて、自由に楽しんで、みんなで今年の夏を完走したいです!」「SUMMER SONIC 2019 TOKYO」でのステージ。写真・浜野カズシメンバーの“歌と6弦と弟”担当のマキシマムザ亮君は実弟。7/10に出演した「京都大作戦2022~今年こそ全フェス開祭!~」を皮切りに、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」「SUMMER SONIC 2022」など大型フェスをはじめ、今年は全国各地のフェスに多数出演予定。モチーフロゴプリントプルオーバー¥6,050(ScoLar/シャルズ プレス TEL:03・5467・2181)※『anan』2022年8月10日号より。写真・小笠原真紀ヘア・松岡克明(Spica)メイク・小原愛奈取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年08月04日