パナソニックは9月1日、ルームエアコン「Xシリーズ」と「WXシリーズ」を発表した。10月下旬より順次発売する。価格はすべてオープンで、推定市場価格は冷房定格能力によって異なり、Xシリーズが240,000円前後から370,000円前後、WXシリーズが330,000円前後から420,000円前後だ(いずれも税別)。XシリーズとWXシリーズは、「ひと・ものセンサー」や「日射センサー」に加えて、温冷感センサーを搭載したルームエアコン。温冷感センサーでは、人や部屋の温度を同時に測定し、体の表面温度と周囲の温度差から人が発する放熱量を計算する。算出された放熱量を独自のアルゴリズムにより解析し、個人が「暑い」と感じているか「寒い」と感じているかを判断。暖房運転時に「暑い」と感じている人にはひかえめな温風、「寒い」と感じている人には強い温風を届けるといった気流の制御が可能となった。気流を届けるファンには、2014年に発売した「Xシリーズ」と同じ大口径のクロスフローファンと大型フラップを使用しているが、気流制御を見直すことで実感音(SONE値)が2014年モデル「CS-X405C2」と比べて、約1/5に静音化。2枚の大型フラップによって、足もとを約35℃に温める「足元暖房」なども引き続き搭載している。WXシリーズのみ室外機のコンプレッサーから大気中に排出していた熱を蓄熱ユニットに蓄える「エネチャージシステム」を搭載。蓄えられた熱は暖房のエネルギーとして活用できる。霜取り中も暖房を止めることなく運転が可能だ。
2015年09月01日パナソニックは8月28日、衛星電波受信モジュール、ワイヤレスWAN、1周波RTK-GNSS機能を拡張したパナソニック独自の衛星測位技術(特許出願中)を開発したと発表した。環境により、10cm程度の測位が可能だという。RTKは、Real Time Kinematic(相対測位)の略で、測位を行う移動局が受信した衛星電波の搬送波と、既知点から携帯電話や無線を利用して送信されるGPS補正データ(搬送波)を用いて、コード情報ではなく、搬送波の数や位相を用いることで、既知点からの相対位置をリアルタイムに、正確に演算して測位する方式だという。1周波RTKとは、航法衛星から送信される複数の周波数の電波のうち、一般に測位に用いられる2つの周波数電波の1つのみを用いる方式。これまで、1周波RTK-GNSS機能は、膨大な演算を伴うことから、組込系OSが搭載された端末上ではCPU処理性能の制約から1つの測位エンジンしか動作できないため、測位演算終了までに平均10分程度を要していたが、パナソニックは、高性能CPUと豊富なメモリーを搭載した頑丈タブレットPC「TOUGHPAD(タフパッド)」上で動作する「複数の測位エンジンにより時間をずらして順次測位エンジンを追加しながら測位し、最も確からしい測位結果を迅速に導き出すアルゴリズム」を独自開発し、測位演算終了までの時間を平均90秒程度にすることで、実用的なものにした。同社はこの機能を、頑丈タブレットPC「TOUGHPAD(タフパッド)」に搭載し、「高精度測位システム」とした。そして同社では、今年の12月より北海道岩見沢市で、本システムを用いた除排雪作業支援システム実証実験を開始する。測定精度は、市街地の幹線道路環境で約50cm、オープンスカイな水田や農地環境では約10cmだという。これまでの除排雪作業は道路知識を持つ熟練者が作業していたが、除排雪作業支援システムは道路構造部を可視化できるため、道路知識が無い作業者でも除排雪作業が行えるとしている。岩見沢市による実証実験は、積雪が予想される3月まで行う予定だ。同社は同システムを、豪雪地域の各自治体やスマート農業を行う農機メーカーをはじめ、各種ソリューション・ベンダーへ提案していく。
2015年08月29日アイリスオーヤマは8月27日、大小2つのファンを搭載する「カラリエ 衣類乾燥機 IK-C300」(以下、IK-C300)を発表した。発売日は9月中旬で、価格はオープン。推定市場価格は税別14,800円前後だ。IK-C300は、大小2つのファンによって発生する「スパイラルドライ気流」により、より遠くまで風を届けられる衣類乾燥機。ファン中央の「ミニファン」で乾燥した風を吹き出し、ミニファンを囲むように配置された「ワイドファン」で乾燥風を遠くまで届ける。乾燥した空気を広い範囲へ送り、直接洗濯物に当てられるため、効率よく衣類を乾燥させることができる。送風部は、手動で上下90度の範囲に角度を調整可能。また、左右90度の自動首ふり機能も持つ。また、「強」「中」「弱」の3モードを備え、乾燥ヒーターのオン・オフも選択できる。2 / 4 / 6 / 8 / 10時間でタイマー設定も可能だ。本体サイズはW204×D204×H451mm、重量は約2.5kg。電源コードの長さは約1.4m。
2015年08月27日パナソニックは、スマートフォンと連携するホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」シリーズ5製品を10月中旬に発売する。対応製品を使うことで、ホームセキュリティ、子供・ペットの見守りがスマートフォンから行える。「スマ@ホーム システム」は、屋内カメラ、屋外カメラ、開閉センサー、人感センサー、ホームユニットからなるネットワークシステム。Android 4.0、iOS 7.0以降のAndroid、iOSデバイスに対応し、いずれも専用アプリ「ホームネットワーク」をインストールしたスマートフォンと、Wi-Fi環境が必要になる。屋外カメラは、赤外線LEDを搭載し、昼夜を問わず、自宅前の様子を確認できる。また、内蔵スピーカーやマイクを通じて、カメラに写った人物へスマートフォンを通じて声をかけることも可能。屋内カメラは屋外カメラの特徴に加えて、温度センサー、音センサーを搭載し、これらが反応するとスマートフォンに通知し、映像を送ることができる。開閉センサーは、窓/ドアに取り付け、窓/ドアが開くと、開閉センサーから警戒音が鳴り、近くの人に通知するほか、スマートフォンに通知することもできる。人感センサーは、人や動物の動きを赤外線による温度変化を検知、離れて暮らす両親や子供の安否確認として活用できる。スマートフォンには、センサー反応時、無反応時のいずれの場合も通知設定をすることが可能。ホームユニットは、シリーズ製品の全機器を制御する。屋外カメラ、屋内カメラ利用時の映像、音声の録画が可能になるほか、開閉センサー、人感センサーの利用開始に必要なものとなり、また各機器の登録などに用いる。
2015年08月27日パナソニックは8月26日、自宅の様子をスマートフォンから確認できるホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」を発表した。同日開催の新製品発表会では、新製品の開発背景や、導入のメリットが解説されたほか、実機を使ったデモンストレーションなどが行われた。スマ@ホーム システムは、外出先でもスマートフォンなどから自宅の様子を確認できるシステム。今回発表されたスマ@ホーム システムは、1台の「ホームユニット」と、それに接続するカメラやセンサーといった機器で構成される。ホームユニットが自宅の無線LAN経由でインターネットに接続し、スマートフォンなどへ通知を送る仕組み。家屋や家族構成に応じて機器を組み合わせることで、防犯や見守り用のシステムを比較的安価に、容易な設定で導入できるのが特徴だ。今回発表された第1弾は全部で5製品だが、個々の製品については、こちらの記事を参照のこと。○防犯意識が高まっている発表会の冒頭、パナソニック コンシューマーマーケティング ジャパン本部 本部長の中島幸男氏が壇上に立ち、今回投入する新製品を第1弾として、「ホームセーフティー」「見守り」といったテーマの製品を展開していくと宣言。また、今回の新製品を投入するに至った背景を説明した。パナソニックの調査によれば、セキュリティについて、7割以上の人が何らかの不安を感じており、一般家庭でも防犯意識が高まっていることが明らかとなった。また、総務省の調査では、共稼ぎ世帯が1,000万世帯超、高齢者の単身・二人暮らしが約1,122万世帯という結果も出ている。留守宅や離れて暮らす家族の様子を気がかりに思う人が増加する傾向にあるなか、従来のホームセキュリティシステムや防犯機器は、ランニングコストや設置の難しさがハードルとなって導入が進みにくいというのが現状だ。家の中の様子をスマートフォンで確認できる製品について、設置に対して前向きな回答をした人は6割以上いた。特に、ペットを飼っている人や子育て中の母親、要介護者の同居者では7~8割の人が設置に前向きな回答をしたという。そこでパナソニックでは、家の中を見守るニーズがあると判断。先述したハードルをクリアすべく、導入が容易でランニングコストもあまりかからないスマ@ホーム システムを市場に投入する運びとなった。パナソニックでは、これまでもスマートフォンとつながる家電製品や、家庭内のエネルギー管理システム「スマートHEMS」など、ネットワークを活用した製品を提案してきた。今回のスマ@ホーム システムも、無線LAN(Wi-Fi)やスマートフォンを使用する環境への導入が前提となっており、今後は他の家電製品と接続してコントロールできるようにするなど、事業を拡大していく。パナソニックショップや家電量販店での販売を予定しており、将来はカーショップやペットショップでの展開も期待しているという。発売当初はドアホンの売り場などに置かれることになるだろう。○導入のハードルを低く続いて、コミュニケーション事業担当の南 恭博氏が登壇。スマ@ホーム システムにおいて、ホームユニットと、屋外・屋内カメラや開閉・人感センサーを接続するために採用されているDECT準拠方式の強みや、スマ@ホーム システムのメリットなどについて語った。スマ@ホーム システムのメリットは、大きく分けて3つ。スマートフォン専用アプリから設定するだけという初期設定の容易さ、1.9GHz帯のDECT準拠方式を採用するため、電波干渉が少ないこと、月々の定額費用などが不要で、購入時の費用だけで済むということだ。パナソニックでは、これらのメリットにより、導入のハードルが下がり、ホームセーフティー市場全体を拡大できると予想する。DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)は、世界で広く普及している無線通信方式の一つであり、日本でも海外でも展開しやすい。海外ではすでに販売している「水漏れセンサー」や「ガラス割れセンサー」「屋内サイレン」「スマートプラグ」といった製品は、国内への投入も検討しているそうだ。南氏は、「スマ@ホーム システムをIoT(Internet of Things、モノのインターネット化)の商品として拡充していく」と述べた。今後、国内市場において、2015年度(2014年10月~2015年3月)で約5億円の売上を見込み、2018年度には国内で70~100億円程度を目指す。海外と合わせて、2018年度には400億円弱の売上に伸ばす考えで、中島氏は「次の柱となる事業に育てていきたい」と意気込む。
2015年08月26日パナソニックは8月26日、ホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」として、屋外カメラや屋内カメラなど全5機種を発表した。発売は10月15日で、価格はオープンだ。単品販売のほか、パッケージ販売も行う。スマ@ホーム システムとは、外出先からスマートフォンなどを通じて自宅の様子をモニタリングできるシステムのこと。このたび日本国内向け第1弾の製品として、「ホームユニット KX-HJB1000」「屋外カメラ KX-HJC100」「屋内カメラ KX-HJC200」「開閉センサー KX-HJS100」「人感センサー KX-HJS200」の5製品を発売する。ホームユニットを自宅の無線LAN環境を通じてインターネット接続し、無料の専用アプリ「ホームネットワーク」をインストールしたスマートフォンから、自宅に設置した屋外・屋内カメラに映った映像などを確認できる。ホームユニットとカメラ、センサーはDECT準拠方式で接続。映像を確認できるだけでなく、会話も可能だ。○ホームユニット KX-HJB1000ホームユニット KX-HJB1000は、自宅の無線LAN環境を経由してインターネットに接続し、カメラやセンサーなど自宅に設置された機器のセンサー反応を、ユーザーのスマートフォンへ通知する。カメラやセンサー各機器とはDECT準拠方式で接続。1.9GHz帯を使用するため、電波干渉しにくく、安定した通信を実現できる。屋外・屋内カメラを合計4台まで、開閉センサー・人感センサーを合計50台まで登録できる。通知を送るスマートフォンは最大8台まで登録可能だ。サイズはW130×D130×H42mm、重量は220g。電源コードの長さは約1.8m。屋外・屋内カメラで撮影した動画などを保存するためにmicroSDカードスロットを備え、64MB~32GBまでのmicroSD/SDHCカードに対応。動画の記録フォーマットはMPEG-4(H.264/AAC)。推定市場価格は税別12,000円前後だ。○屋外カメラ KX-HJC100屋外カメラ KX-HJC100は、自宅の庭やガレージなど屋外での使用を想定したカメラ。動作検知、人感(熱)センサーを備える。センサーの動作検知範囲は32分割された領域から設定可能だ。サイズはW75×D173×H75mm、撮像素子は30万画素のCMOSセンサー。画角は水平約70度、垂直約53度。重量は460g。電源コードの長さは1.8m。IP54相当の防塵・防水性能を持つ。推定市場価格は税別18,000円前後だ。○屋内カメラ KX-HJC200屋内カメラ KX-HJC200は、屋内での使用を想定したカメラユニット。動作検知、温度センサー、音センサーを備える。温度センサーを搭載しているため、室内が一定温度を超えた際にスマートフォンへ通知する機能も持つ。音センサーによって、一定以上の音が鳴った際にも通知できる。自宅の防犯対策のほか、離れて暮らす家族の見守り用途も想定されている。サイズはW75×D75×H102mm、重量は160g。撮像素子は30万画素のCMOSセンサー。画角は水平約70度、垂直約50度。電源コードの長さは約1.8m。推定市場価格は税別17,000円前後。○開閉センサー KX-HJS100開閉センサー KX-HJS100は、窓やドアなどに設置して使用する。窓・ドアが開いたことを検知すると、報知音が鳴るとともにスマートフォンへ通知する。開閉センサーと前述の屋外・屋内カメラは連携も可能で、開閉センサーの反応をきっかけとして、屋外・屋内カメラで録画を開始する機能も持つ。本体サイズはW28×D23×H126mm、電池を除く重量は約60g。電源はコイン形リチウム電池(CR2)×1個で、窓・ドアを1日10回開閉した場合、約1年の使用が可能だ。推定市場価格は税別4,500円前後。2個入りのKX-HJS100Wが税別8,500円前後だ。○人感センサー KX-HJS200人感センサー KX-HJS200が赤外線による温度変化を検知すると、ホームユニットから報知音が鳴る。報知音はオフにも設定可能だ。サイズはW73×D39×H72mm、重量は約70g。電源は単3形アルカリ乾電池×2本を使用。1日に50回センサー検知した場合、約1年の使用が可能だ。推定市場価格は税別4,000円前後。また、単品販売のほか、パッケージ販売も行う。ホームユニットと屋外カメラがセットになった「屋外カメラキット KX-HJC100K」と、ホームユニットと屋内カメラがセットになった「屋内カメラキット KX-HJC200K」を用意。推定市場価格はKX-HJC100Kが27,000円前後、KX-HJC200Kが26,000円前後(いずれも税別)。
2015年08月26日ボーイングは現地時間の8月25日、大韓航空にボーイング747型機の最新鋭機にあたる747-8インターコンチネンタルの初号機を引き渡したことを発表した。今回の受領により、大韓航空は747-8の貨物機と旅客機をともに保有する初めての航空会社となる。同機は大韓航空が発注した747-8型旅客機10機のうちの1機目にあたり、同社は737,747,777型機など計87機のボーイング製旅客機を運航している。貨物機に関しては、現在運航中の機材は全てボーイング製で、7機の747-8F貨物機を運航するほか、747-400や777フレイターなどを計28機保有している。747-8インターコンチネンタルの航続距離は1万4,310km(7,730海里)で、前身モデルである 747-400と比較して、騒音を30%抑えながら燃料消費量とガス排出量を16%低減する。同機にはカーブを描いた階段など、787ドリームライナーに影響を受けた客室インテリアが採用され、搭乗客により広い空間と優れた機内快適性を提供する。大韓航空向け747-8の座席数は368席の仕様。最新のファーストクラス コスモスイート2.0には、スライド式ドアとより高いパーテーションが備えられ、搭乗客のプライバシー性を高めている。また、24インチの大型高精細モニターや新しいタッチ式の小型リモートコントローラーなど、最新鋭の機内エンタテインメント・システムも搭載されている。ビジネスクラス プレステージには、交互配置のシートやプライバシーパネル、18インチ高精細タッチスクリーンが備えられている。
2015年08月26日パナソニックは8月25日、骨盤まわりから太ももにかけて使用するエアーマッサージャー「骨盤おしりリフレ EW-NA75」を発表した。発売は10月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別25,000円前後だ。EW-NA75は、骨盤まわり、おしり、太ももをケアするエアーマッサージャー。ベルトに内蔵された12個のエアーバッグによって、骨盤まわりを締め付けて下半身をもみほぐす。エアーの力を逃さないよう設計された「X(クロス)サポートライン」、おしりの筋肉を支える「ヒップストッパー」を採用し、下半身をサポートしながらマッサージする。立った姿勢、座った姿勢、横になった姿勢のいずれでも使用可能だ。マッサージプログラムとして、骨盤まわりの「しめつけ」と「もみほぐし」、おしりの「ひきあげ」、太ももの「もみほぐし」の4コースを搭載。マッサージの強さは弱・中・強の3段階から選択できる。肘で押す感覚をイメージして突起を設けた「ほぐしパッド」が2個付属。ほぐしパッドをベルトと身体の間に挟むことで効果的にマッサージできるという。サイズはベルトがW1,310×D30×H290mm、操作器がW50×D52×H170mm、ベルトと操作器を合わせた重量は750g。ベルト対応サイズは巻きつけ周囲約80cm~約110cm。定格消費電力は9W。
2015年08月26日パナソニックは8月24日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品として、洗濯・脱水容量10kgの「NA-VX9600」と「NA-VX8600」を発表した。発売は9月25日。価格はオープンで、推定市場価格はNA-VX9600が350,000円前後、NA-VX8600が310,000円前後だ(いずれも税別)。NA-VX9600とNA-VX8600は、「温水泡洗浄」によって衣類の傷みを抑えながら洗う「約30℃おしゃれ着コース」を搭載したドラム式洗濯乾燥機。約30℃おしゃれ着コースでは、洗剤液を約30℃まで温め、洗浄力を高めてから汚れを落とす。さらに、泡洗浄の泡生成回数を最大約2倍にしたことで、洗浄時のもみ・たたき・押し洗いの時間を約1/3に短縮。これにより、型崩れや色落ちなど衣類の傷みを抑えて洗濯可能だ。「槽洗浄コース」にも温水機能を追加。洗濯槽洗剤を約30℃まで温めることで洗浄効果を高め、コース時間を約11時間から約6時間へ約46%短縮した。洗濯から乾燥までが60分で完了する「化繊60分」コースを搭載。軽い汚れの化繊衣類1kgまでに対応する。パナソニックは、トレーニングウェアやワイシャツなどの使用頻度が高い衣類、子どもの体操服など急いで洗濯したい衣類での使用を想定している。「おまかせコース」では、脱水終了後に「ほぐし」行程を追加。洗濯槽を正転・反転させることで、衣類をほぐして取り出しやすくする。サイズはW639×D722×H1,021mm、重量は77kg。乾燥方式はヒートポンプ乾燥方式。洗濯~乾燥時の消費電力量(おまかせコース)はNA-VX9600が890Wh、NA-VX8600が930Wh。両モデルとも左開きモデルと右開きモデルを用意する。NA-VX9600のみナノイーを搭載。カラーはNA-VX9600がクリスタルホワイト、NA-VX8600がクリスタルホワイトとノーブルシャンパン。
2015年08月25日日立アプライアンスは8月24日、業界最大(※)洗濯容量11kgを実現したドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V9800」(以下、BD-V9800)を発表した。会場では開発の背景や新製品の技術説明とともに、さまざまなデモンストレーションも行われた。※日立アプライアンス調べ。○外形サイズはそのままで洗濯容量をアップ発表会の初めには、日立アプライアンス 取締役 家電・環境機器事業部長の松田美智也氏が登壇し、現在の洗濯乾燥機の動向やニーズについて語った。松田氏は「2013年の駆け込み需要の反動で、2014年は洗濯機の需要台数が大幅に落ち込んだ。しかし、2015年の需要は前年度比約106%の約440万台まで回復。今後も好調に推移すると予想している。日立ではユーザーの声をピックアップし、今後もニーズに合わせた製品を開発していきたい」とコメントした。日立アプライアンスの調査によると、洗濯物について「できるだけまとめて洗うようにしている」人が多く、ふだん洗っているものとしては、カーテンや毛布といった大物が上位5位までに挙げられた。そこで、サイズは従来のまま、まとめ洗いや大物洗いがしやすい大容量化を目指したという。さらに、すすぎについて、回答者の65%が「洗剤の溶け残り」「肌トラブル」などの不満や不安を抱えているとわかった。そこで、大容量化に加えて「しっかりすすげる」ことにもこだわったとする。○すすぎ残しの不安を解消洗濯機の不満点として挙げられた、すすぎ残しを解消するため、BD-V9800は「ナイアガラすすぎ」コースを搭載した。ナイアガラすすぎの特徴は、たっぷりの水で衣類をすすぐ「大流量Wシャワー」と、高速遠心力で洗剤をとばすという2点だ。大流量Wシャワーは、「水道水シャワー」と、毎分最大約80Lの循環水「ナイアガラ循環シャワー」を組み合わせたもので、たっぷりの水によって繊維の奥の洗剤まで落とす。さらに、槽内の排水穴を増やして排水効率を高めたドラム槽を、毎分約1,200回転させて遠心力を発生させる。この遠心力によって、水分といっしょに衣類に残った洗剤も飛ばす。発表会では、従来製品BD-V9700の「標準コース」と、BD-V9800の「ナイアガラすすぎ」で使用された水の比較も行われた。蛍光剤入りの洗剤で衣類を洗濯し、すすぎ後に絞った水をコップに入れて比較する。どちらのコップも一見すると無色透明に見えたが、ブラックライトを当てたところ、ナイアガラすすぎのコップには反応がなかったのに対し、標準コースのコップは水に残留していた蛍光剤が淡く光るのが確認できた。○黄ばんだ衣類も元通り!?ビッグドラムシリーズは、従来から大流量を特徴とした「ナイアガラ洗浄」を採用している。これは、毎分約80Lという大流量の水を衣類に通して汚れを落とすという洗浄方法。この方法で洗濯すると、繰り返し洗濯してもタオルがごわつかず、衣類の黒ずみも低減できるという。新製品では、さらに「温水ナイアガラ洗浄」コースを搭載。これは、衣類を温めながら、高濃度の洗剤を温風で衣類に吹き付けるというもの。洗剤の酵素が活性化しやすいといわれる40℃~50℃に衣類を保ち、汚れが落ちやすくなる。会場には、ナイアガラ洗浄で洗濯した白い枕カバーやシャツなどを展示。皮脂汚れなどで黄色く変色した袖口が、ナイアガラ洗浄によって白くなっているのが確認できた。また、日常的に温水ミストを使用することで、黄ばみの予防にもなるという。○風アイロンの力がさらに強力に日立アプライアンスのドラム式洗濯乾燥機といえば、乾燥機使用後でもシワが少なく仕上がる「風アイロン」機能も特徴だ。風アイロンは大容量のドラム内で衣類を大きく舞い上げ、時速約300kmの風を当てることで、衣類のシワを伸ばしながら乾燥させるという仕組み。風量とともに湿度もコントロールすることで、シャツの袖やズボンなどシワが取れにくい細長い衣類についても、きれいにシワを伸ばせるという(湿度コントロールは乾燥容量3.5kgまで)。約60℃以下の低温で乾燥させるため、衣類を傷めにくいのも特徴だ。BD-V9800は先述のとおり、ドラム容積が2L増えた分、乾燥時に衣類が舞い上がるスペースも増加。また、洗浄槽内で衣類を持ち上げて移動させる「リフター」の形状を変更することで、槽内の衣類がまんべんなく前後にかき混ぜられるようになった。このため、衣類の乾燥ムラや風当たりムラも抑えられ、「風アイロン」機能の効率もアップした。○幅60cmのスリムタイプも今回の発表会では、BD-V9800のほか、幅が狭い場所向けの幅60cm「ビッグドラム スリム」も発表された。スリムタイプは操作部に液晶タッチパネルを採用した「BD-ST9800」と大型ホワイト液晶を採用した「BD-S8800」の2種類を用意。さらに、洗濯・脱水容量が10kgの「BD-V5800」も同時に発表された。
2015年08月24日日立アプライアンスは8月24日、従来機のままの本体サイズで洗濯容量11kgを実現したドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V9800」(以下、BD-V9800)を発表した。発売は9月19日。価格はオープンで、推定市場価格は310,000円前後(税別)。BD-V9800は、たっぷりの水と遠心力で洗剤をしっかり洗い落とす「ナイアガラすすぎ」コースを新たに搭載した。同社の縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ BW-D11XWV」でも採用されていたもので、「水道水シャワー」と最大流量毎分約80Lの大流量「ナイアガラ循環シャワー」の2つのシャワーを合わせた「大流量Wシャワー」が、繊維の奥の洗剤まで落とすというものだ。また、同時にドラム槽を毎分約1,200回転で高速回転。これによって生み出された強力な遠心力が、水分とともに衣類に残った洗剤を飛ばす。洗浄機能に関しては、「温水ナイアガラ洗浄」を新搭載。押し洗い・たたき洗い・もみ洗いを組み合わせた「ナイアガラ洗浄」に、洗剤液を温風で衣類へ吹き付ける「温水ミスト」機能がプラスされたものだ。洗剤液を吹き付けながら衣類の温度を約40℃~50℃にすることで、洗剤の酵素パワーを活性化。これにより、衣類の黄ばみも落とせるとしている。新ドラム形状を採用することで、洗濯容量11kgを実現。ドラム底板の支柱を従来の3本から6本に増やし、背面凸部を薄型化。剛性を高めつつ、ドラム直径は4mmアップさせており、本体の外形寸法を変えることなく、ドラム槽の容積が前年モデルの82Lから84Lへと拡大している。槽内の布がひねりながら動く新リフターも採用。容積拡大と新リフターにより、時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥する「風アイロン」機能において、よりシワをきれいに伸ばせるなど仕上がりが向上した。このほか、衣類が6kgの場合、洗濯~乾燥の運転時間で約98分を実現する「おいそぎコース」や、柔軟剤の香りが残るように洗う「香りコース」などを新たに採用している。サイズはW735(ボディ幅:695mm)×D620×H1,060mm、重量は約83kg。洗濯・脱水容量は11kg、乾燥容量は6kg。左開きタイプと右開きタイプを用意。本体カラーはシャンパン(N)とシルバー(S)で、右開きタイプはシャンパンのみとなる。日立アプライアンスは同日、幅600mmのスリムタイプ「ビッグドラム スリム」や洗濯容量10kgのビッグドラムも発表した。スリムタイプは液晶タッチパネル採用の「ビッグドラム スリム BD-ST9800」が340,000円前後(税別)、大型ホワイト液晶採用の「ビッグドラム スリム BD-S8800」が300,000円前後(税別)。洗濯容量10kgの「ビッグドラム BD-V5800L」が270,000円前後(税別)となっている。
2015年08月24日小さい子どもがいると、衛生面の配慮には万全を期したいところ。毎日掃除をして、洗濯をして…と頑張っているママも多いでしょう。しかし、そんなママでも、意外なところを見落としている可能性が…。それは、洗濯槽のカビや汚れ。衣服を洗濯してキレイにしたつもりでも、実は洗濯機の中にカビが生えているおそれがあるのです。カビのついた洗濯機で衣服を洗っても、汚れを付けているのと同じこと。きちんと洗濯機の掃除をして、キレイな衣服を着させたいですよね。今回は洗濯機の黒カビについてお話ししましょう。洗濯機の中には、実は菌がたくさん洗濯機の中は、実は黒カビが繁殖しやすい絶好のスポットと言えます。カビは洗濯機内の石けんや洗剤のカス、服についた食べカスなどをエサとして成長する生き物です。洗濯機の中は、エサに困ることもなく、繁殖しやすい湿度、温度に加え、通気性も悪いと、カビにとっては3拍子揃った環境。放っておくとどんどん繁殖してしまい、恐ろしいことになってしまうかもしれません。早いうちに対策を取っておくことが大切です。洗濯機のカビに効く商品もあるけれど…洗濯機の黒カビを除去・対策をするための商品はたくさんあります。洗濯機の中に専用の液を入れるだけで黒カビを取り除けるという簡単なものもあるので、とても手軽で便利ですよね。ただ、心配な点が1つあります。それは、そうした商品には薬剤や塩素系漂白剤が使われていることが多いということです。デリケートな肌の赤ちゃんを持つママの中には、そういった市販の商品を使うのには抵抗がある人もいるでしょう。お酢の力で菌を取り除くそこでおすすめしたいのが「お酢」を使った対処法です。お酢には高い殺菌能力があり、洗濯槽の黒カビにも非常に効果があります。水を一杯に張った洗濯機に3カップ(600ml)程度のお酢を注いでください。100円ショップで売られている食用のお酢でOK。ただし、すし酢のように、砂糖や塩などの成分が入っているものはNG。穀物酢や米酢など、調味料の入っていないお酢にしてください。黒カビ予防なら、そのまま1~2時間放置、黒カビを除去したいなら1日置いておいたほうがよいでしょう。その後、普通に運転を開始してすすぎをすればキレイに黒カビを取り除けているはずです。ドラム式洗濯機の場合は、電源を入れてから先にお酢を入れておき、そのあと通常の運転をスタート。洗剤を入れる部分の汚れが気になるなら、そこにもお酢を入れておくといいですね。「お酢を使うとニオイが気になるのでは?」と思うかもしれませんが、意外と気にならないもの。すすぎを2回にすれば、ほとんどニオイはしないので、ニオイへの懸念がある人も安心して使えるはずです。安全で安心な衣服を着させられるように、お酢の力で黒カビ対策、いかがですか?(ライター:RUREI)
2015年08月24日東芝ライフスタイルは8月20日、汚れが付きにくい「マジックドラム」を採用したドラム式洗濯乾燥機「TW-96A3」を発表した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は250,000円前後(税別)。TW-96A3Lは、「Ag+つけおきコース」を新搭載したドラム式洗濯乾燥機。洗濯槽内に備えられた専用ユニットのAg+抗菌ビーズから銀(Ag)イオンが溶け出した「Ag+抗菌水」でつけおきと洗濯を行う。衣類の雑菌の繁殖を抑えられるほか、部屋干し・汗などのニオイも防げる。つけおき時間は1~9時間で設定可能だ(1時間単位)。Ag+つけおきコースは2kgまでの洗濯物で使用できる。洗濯槽には、親水性の高いガラス質コート(防汚コート)を施した、ステンレス製のマジックドラムを採用。洗濯槽外側の黒カビの原因となる洗剤カスなどの付着を防止し、洗濯槽を清潔に保てる。糸くずフィルターやふろ水ホース、排水ホースにも抗菌加工を施す。本体サイズはW655×D714×H1,040mmで、質量は約80kg。洗濯・脱水容量は9kgで、乾燥容量は6kgだ。乾燥はヒートポンプ式を採用。脱水時の振動を吸収する「振動吸収クッション」を搭載。運転音は洗濯時が31dB、脱水時が38dB、乾燥時が44dBだ。
2015年08月20日●歩きながらひざ周りの筋肉を鍛えられるパナソニックは、8月21日に筋力トレーニング機器「ひざトレーナー EU-JLM50S-K」を発売する。人間の動作と電気刺激を融合させた「ハイブリッドトレーニング」を行えるという製品だ。発売直前の8月19日には、ひざトレーナーについての技術セミナーが開催された。ひざトレーナーは、主にひざ周りに不安を抱えている高齢者やウォーキング習慣のある人をターゲットとして開発され、「ハイブリッドトレーニング」という運動理論を採用する。ハイブリッドトレーニングとは、動作時に伸びる筋肉(拮抗筋)を電気刺激で収縮させることによって負荷を与え、効率よく鍛えるというもの。ハイブリッドトレーニングは、高齢者のロコモティブシンドローム(※)と宇宙飛行士の筋肉や骨の廃用萎縮についての類似性に着目して考案された。※運動器症候群。日本整形外科学会によれば「運動器の障害による移動機能の低下した状態」のこと。技術セミナーには、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術部門 宇宙飛行士運用技術ユニット 宇宙医学生物学研究グループ 技術領域主幹 主幹研究員 大島博氏、久留米大学医学部整形外科学講座 志波直人主任教授、パナソニック 商品企画部 ヘルシー・アクア商品企画課 課長 川治久邦氏が登壇した。○宇宙飛行士と高齢者に共通の課題大島氏は、宇宙飛行の医学リスクについて紹介したうえで、筋萎縮は高齢者と宇宙飛行士の共通課題だと語る。大島氏によれば、微小重力の宇宙では1日あたり1%の筋萎縮変化が起こる。加齢にともなう筋萎縮は、60歳以後だと1年で2%。つまり、1日の宇宙飛行で、高齢者の半年分と同等の筋萎縮変化が起こることになる。この筋萎縮を防ぐために、宇宙飛行中は運動プログラムが用意され、宇宙飛行士たちは週6日・1日2時間、有酸素運動と筋力運動を行う。これら運動プログラムのためには大がかりな装置が必要だが、より多くの荷物を積み込めるスペースシャトルの退役にともない、大型の装置に代わるような小型かつ有効、継続可能な運動機器が求められているという。○ハイブリッドトレーニングとは続いて、ハイブリッドトレーニングを研究・提唱している志波教授が登壇し、ハイブリッドトレーニングについて紹介した。先述のとおり、ハイブリッドトレーニングとは、動作時に伸びる筋肉(拮抗筋)を電気刺激で収縮させることによって負荷を与え、効率よく鍛えるというもの。志波教授は、加齢が原因のロコモティブシンドロームと、微小重力の空間に身を置く宇宙飛行士の筋骨格系の変化に類似性を見出した。そこで、コンパクトな装置で、重力にかわる運動抵抗を自身の体内で生みだせるハイブリッドトレーニングを考案。伸びようとする筋肉に電気刺激を与えて、あえて収縮させることで、筋肉にかかる負荷を大きくする。これにより、トレーニングの効率がアップするだけでなく、弱い電気刺激で筋肉への負荷を高くできるというメリットもある。航空機を用いた無重力実験や、2009年度国際公募国際宇宙ステーション利用研究における実験などを経て、高齢者を対象とした臨床実験を行ったところ、ハイブリッドトレーニングは高齢者にも効果があることがわかった。そのハイブリッドトレーニングにもとづいたひざトレーナーを1回30分・週3回・12週間使用した場合、ひざを伸ばす力が41.6%、ひざを曲げる力が37.3%アップしたという(パナソニック調べ)。●15個の試作機を経て○歩行動作のセンシングが難しい続いて、川治氏がひざトレーナーについて説明。川治氏によれば、開発で最も苦労したのは歩行動作のセンシングだそうだ。2010年秋に志波教授のもとでハイブリッドトレーニングを試して以降、製品化への道はラクではなかったと語る。結局、15回の試作を経て製品化にこぎつけた。ハイブリッドトレーニングの肝ともいえるのが、電気刺激を与えるタイミングだ。歩行動作をセンシングし、伸びる筋肉に対して電気刺激を与える必要がある。そこで、シニア層に特徴的なすり足や遅い歩行でも正しくセンシングできるよう、シニア層の歩行動作を徹底的に分析。ジャイロセンサーと独自のアルゴリズムを採用したボディモーションセンサーを左右1基ずつ搭載することによって、「歩きながら」のトレーニングが可能となった。ひざトレーナーが電気刺激を与えるのは、太ももの前にある大腿四頭筋と、太ももの後ろにあるハムストリングスといわれる部分。これらの箇所に電極ユニットを貼り付けて使用する。ひざトレーナーは今後、地域に根ざしたパナソニックショップを中心に展開していく。それも、パナソニックが実施する研修を受講した認定店のみとすることで、ていねいなカウンセリングを行いつつ販売する。ひざトレーナー認定店は、発表当初予定していた目標店数1,000店を大きく上回る4,800店となったそうだ(2015年8月19日時点)。
2015年08月19日パナソニックは8月19日、サンドイッチ用の食パンを作れる専用コースを搭載したホームベーカリー「SD-BMT1001」を発表した。発売日は11月1日で、価格はオープン。推定市場価格は税別37,000円前後だ。SD-BMT1001は、「サンドイッチ用食パン」コースを搭載しているのが特徴のホームベーカリー。このコースでは、従来モデル「SD-BMT1000」の食パンとは異なり、水分量を抑えたレシピと新たな調理プログラムを採用した。生地に大きな気泡が発生しにくいため、高さを抑えたパンが焼きあがる。パンの中身(クラム)のきめを細かくすることによって、サンドイッチ用にスライスしやすく、具材もはさみやすい食パンになるという。また、生地にはレーズンやココアなどを混ぜたり練り込んだりすることも可能だ。インバーターモーターの高速回転によって実現した「8分スピード生地」コースも搭載。最高速で生地を練ることで、従来モデルでは約45分かかっていた「ピザ生地」コースを8分に短縮。8分生地コースではピザ生地だけでなく、ナンやあんまん、ぎょうざの皮なども作れる。一般的に、パンの膨らみが小さくなりやすい傾向がある国産小麦を使用できるレシピを開発。国産小麦を使用できるのはパン・ド・ミ、食パン、早焼き食パン、全粒粉パン(30%)、パン生地、ピザ生地、8分スピード生地(クリスピーピザ生地、あんまん生地)、クイックブレッドの8種類で、国産小麦特有のもちもち感を味わえるという。SD-BMT1001で焼き上げ可能なパンのサイズは1斤。搭載メニュー数は36種類。本体サイズはW24.1×D30.4×H34.7cm、重量は5.6kgだ。消費電力は430W。カラーはブラウン。
2015年08月19日ジェットスターは現地時間の8月12日、同社初となるDHC-8-300(Q300)がオーストラリアのタウンズビル空港での塗装作業を終えてロールアウトしたことを発表した。同機は以前、カンタスリンクで運用されていたもので、新しい塗装に加えて機内もジェットスター用のシートに入れ替えられる。ニュージーランド国内線を含むリージョナル路線での運航を予定しており、路線など詳細は数週間以内に発表される見通しとなっている。なお、ジェットスターのQ300はイースタン・オーストラリア・エアラインズによって運航される。
2015年08月18日パナソニックは8月5日、加湿空気清浄機の新製品として、適用床面積が40畳までの「F-VXL90」と31畳までの「F-VXL70」を発表した。発売は9月15日。価格はオープンで、推定市場価格はF-VXL90が91,000円前後、F-VXL70が67,000円前後だ(いずれも税別)。パナソニックによれば、花粉やハウスダストといった大きくて重い粒子は落下速度が速いにもかかわらず、空気清浄機は床に落ちた汚れを吸引できない。汚れは人が動くたびに舞い上がっては再び落下するという動きを繰り返しており、床上30cm付近には花粉やハウスダストがたまりがちだ。そこで、F-VXL90とF-VXL70では、床上30cmを強力吸引する新形状の「メガキャッチフォルム」を採用。本体前面は空気の流れを作りやすい曲線形状、下部吸い込み口は大きく開口している。また、花粉の吸引に特化した「花粉撃退モード」も搭載。ルーバーから前方30度に吹き出す強い風で「花粉撃退気流」を作り出し、下部吸い込み口から吸引する。従来モデル「F-VXK90」と比較すると、約2倍の花粉吸引スピードを実現した(約6畳のスペースにおいて)。1時間に1回、風量を強めた運転を5分間行い、花粉などを見つけやすくする機能も持つ。約0.3μmの微細な粒子まで検知できる「高感度ハウスダストセンサー」を搭載。これによって、2.5μm以下の粒子の量をモニタリングする「PM2.5解析プログラム」の精度が向上した。PM2.5の質量濃度が高い時は本体正面のサインで知らせ、風量を高めて吸引する。F-VXL90は、突起部を含むサイズがW398×D309×H640mm、重さが約11.8kg。加湿用のタンク容量が約4L。F-VXL70は、突起部を含むサイズがW398×D279×H640mm、重さが約10.2kgで、加湿用タンク容量が約3.2L。パナソニックは同日、花粉撃退モードを搭載した「F-VXL55」も発表した。適用床面積は25畳まで。推定市場価格は税別53,000円前後。サイズはW360×D230×H560mm、重さは約8.3kg、加湿用タンク容量は約2.3L。
2015年08月05日ジェットスター・ジャパンは8月5日、累積搭乗者数が1,000万人を突破した。2012年7月就航より3年1カ月での突破であり、国内LCCとしては最短最速での達成となる。この1,000万人突破を記念して、8月6日に成田空港より出発する乗客を対象にメモリアルショットが撮影できるイベントを実施するほか(7:30~17:30に成田空港第3ターミナルにて)、8月6日に運航する同社の全フライトを対象として機内にて記念品が当たる抽選会を行う。抽選会では、1,000万人記念クリスタルとThank Youバウチャー(3,900円相当のフライトバウチャー)が1機につきひとりに当たる。現在同社は、成田・関空に整備拠点を構え、国内外12都市(国内11都市、海外1都市)、21路線(国内19路線、国際2路線)で1日最大100便超を運航している。
2015年08月05日パナソニックは8月4日、アイマスク型の「目もとエステ(ビューティタイプ) EH-SW54」と「目もとエステ(リフレタイプ) EH-SW31」を発表した。発売は11月1日で、価格はオープン。「目もとエステ」シリーズは、温スチームで目もとをケアするエステ機器。スチームと強弱のあるリズムタッチで目もとをマッサージするビューティタイプと、温感スチームに特化したリフレタイプを用意する。EH-SW54には、アロマ機能を追加。アロマタブレット(別売)を本体に差し込んでボタンをセットすることで、好きな香りを楽しめる。香りは「真正ラベンダー」(EH-4S11)と「ベルガモット」(EH-4S12)、「ゼラニウム」(EH-4S13)から選べる。アロマタブレット(4個入り)の希望小売価格は税別2,500円。EH-SW31は「アイホール集中スチーム」で目もとを温める。約42℃の「高」、約40℃の「中」、約38℃の「低」の3段階から温度を選択可能だ。本体サイズと重量は、EH-SW54がW14.1×D10.4×H6cm/190g、EH-SW31がW14.1×D8.4×H6.2cm/135g。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大で約2回の使用が可能だ(1回あたりの運転時間は約12分)。EH-SW54にはお試し用のアロマタブレットが付属する。
2015年08月05日パナソニックは8月3日、ICレコーダー「RR-XS460」「RR-XS360」「RR-US330」を発表した。RR-XS460とRR-XS360は10月15日発売で、RR-US330は9月17日発売。価格はいずれもオープン。推定市場価格(税別)は、RR-XS460が10,000円前後、RR-XS360が8,000円前後、RR-US330が6,000円前後。○前方正面の音を強調して録音できるICレコーダーRR-XS460とRR-XS360は、ステレオ録音に対応したICレコーダーだ。前方正面の音を強調して録音する「センター強調クリアズーム録音」を装備。通常の「ステレオ録音モード」とワンタッチで切り替えることが可能だ。センター強調クリアズーム録音は講義やインタビューなどの録音に、ステレオ録音モードは会議などの録音に適している。また、会話や講義など、目的にマッチした録音設定をプリセットした「録音シーンセレクト」機能も搭載している。2機種とも内蔵メモリは4GB。44.1kHz/16bitのPCM形式と、MP3形式での録音に対応する。44.1kHz/16biiのPCMで録音した場合は約6時間、128kbpsのMP3(ステレオ)で録音した場合は約66.5時間、8kbpsのMP3(モノラル)で録音した場合は約1,069時間の音声データを保存できる。電源は単4形電池×1本で、RR-XS460はNi-MH充電池にも対応している。本体にUSBコネクタを備え、USBケーブルを使わずにパソコンと接続できる「USBダイレクト接続」を採用した。○再生時のノイズキャンセル機能を搭載したモノラルICレコーダーRR-US330は、モノラル録音専用のICレコーダー。小さな音と大きな音をバランスよく調整して記録する「音声レベル自動調整」機能や、再生時に周期性のある雑音(エアコンの音など)を減らす「ノイズキャンセル」を装備している。内蔵メモリは2GBで、録音モードはXPモノラル、LPモノラル、SLPモノラルの3種類。XPモノラルでは約22時間、LPモノラルでは約44時間、SLPモノラルでは約133時間の音声データを保存できる。「USBダイレクト接続」、「録音シーンセレクト」機能も搭載している。電源は単4形電池×1。本体サイズはW37.5×D15.7×H107.5mmで、質量は約50g(電池含む)。
2015年08月03日島村楽器は3日、ローランドとコラボレートした電子ドラム「TD-25SC-S」を発売すると発表した。発売日は2015年8月22日。価格は22万6,800円。本製品は「自宅でも本格的な音でおもいきり楽しめるドラム」をコンセプトに開発された電子ドラム。従来モデルと比較して幅・奥行き共にマイナス10cmのコンパクト設計を実現しながらも、演奏の幅が広がる「2クラッシュ+1ライド構成」となっているのが特徴で、シンバルの音色に変化をつけられるのはもちろん、使用頻度の高いハイハット、ライドシンバル、クラッシュシンバルはそのままに、もう1枚のシンバルでパーカッションや効果音などを楽しむこともできる。音源は、ローランド「V-Drums」のフラグシップモデル「TD-30」直系のサウンド・エンジンを搭載した「TD-25」を採用。これにより、ロール、フラム、ゴースト・ノートなどのドラム奏法をリアルに表現でき、好みのキットへのカスタマイズも自由に行えるとのこと。また、ドラムパッドにはチューニング・キーで張り具合の調整ができるメッシュヘッドを採用。叩く位置の違いで打感が変化し、自然な叩き心地が楽しめるという。なお本製品には、手持ちの携帯音楽プレーヤーなどと接続可能な「外部音源用オーディオケーブル」と「オリジナルコンテンツUSB」が付属。「オリジナルコンテンツUSB」には、人気ドラマーの音を再現した音色データ(12キット)と、練習が楽しくなるデモソング(各ジャンルから15曲)/ループパターン(各ジャンルから15種) が収録されているとのこと。
2015年08月03日「なるべく家事の負担を減らしたい」と、誰もが思うもの。文明の力により、掃除機、洗濯機、乾燥機など多くの便利な家電商品が開発され、生活は楽になりましたよね。そして、食器洗い乾燥機もそのひとつです。でも、美味しい食事をしたあと、シンクで山積みになった食べたあとの食器を見て、一気にテンションが下がってしまったことありませんか?その思いで開発されたのが、食器洗い乾燥機。これが登場したことで、食後の片付け時間が短縮され便利な家電として注目されました。しかし、食器洗い乾燥機も万能ではありません。いくら便利でも、食器洗い乾燥機を使っている人がすべてにおいて満足しているわけではないのです!■3人に1人は日々の食器洗いがストレス!2014年5月にパナソニックと三菱総研が調査した結果、食器洗いを負担に感じているひとが、35.5%。つまり、3人に1人は食器洗いがストレスだったのです。1日に食器を洗う回数は、2回以上の人が48.3%で約半数。次に多かったのが1回で20.7%、合わせるとなんと7割以上の人もいます。さらに1回の食器洗いには平均13.05分もかけており、これは全国的にみても大差はありません。1回に約13分、仮に3回としたら1日のうち、約40分食器洗いをしていることになります。これだけの時間を費やしていれば、食器洗いが負担になってくるのは当然ですよね。そこで便利な食器洗い乾燥機を購入する人もいますが、デメリットを考え購入を鈍る人も……。■食器洗い乾燥機を使ってもストレスが食器洗い乾燥機を買うことを躊躇している理由で一番多かったのが、「キッチンに置くスペースがない」(53.6%)とスペース的なものがありました。次に「電気・水道代がかかりそう」、「設置に手間がかかりそう」と続きます。その次は、「手洗いに比べて汚れが落ちなさそうだから」(19.8%)……。確かに、過去の食器洗い乾燥機には、予洗いが必要だったり、しつこい汚れが残っていたりすることがありました。家事を軽減するために購入したのに、機械に入れる前に汚れを落として、終わってからまた洗っていたのでは二度手間です。かえって時間を費やすことになっているように感じて、水道料金も高くなっている感じさえ受けてしまいます。それで、中には「それなら最初から手洗いにすればよかった」と思ってしまう人もいるので……。確かに、これはこれでストレスですよね。■食器洗い機用洗剤もどんどん進化中しかし、食器洗い機も次々と新商品が発売されています。昔に比べてコンパクトになりキッチンの狭いスペースでも置けます。各社は、汚れ落ち度合、時間短縮、水道量の少なさなどをアピールします。どれを買っていいのか迷ってしまうほどです。新商品が発売されるごとによりよい製品にはなります。しかし、高価な物を新商品が出るたびに買い替えるわけにはいきません。それなら、まずは食器洗い機用洗剤を変えてみるのも解決策のひとつです。強力洗浄で油汚れもサッと落ちれば、二度洗いも必要がなく、水道料金もかかることなく、家事にかける時間も短くなります。■二度手間が減る食器洗い機用洗剤を!例としてひとつ挙げるなら、『ジョイジェルタブ』のような洗剤が便利。ジェル状のタブレットを、「ポンと入れて、一度洗いでキュッ」となります。優れた洗浄力でこびりつき汚れも予洗いなしの一度洗いでOK!液体洗剤のような液だれや、粉末のような粉がこぼれることもなく、分量を量る必要もありません。その秘密は、こびりつき汚れに効く粉末と油汚れに効くジェルが融合した二倍の洗浄成分。さらに、新しくなったジェルタブは庫内消臭機能がアップグレード、食洗機の中もキレイになり、ライムの爽やかな香りで消臭します。これに、食器洗い機用ブラシと、お弁当用のシリコンカップなど小物を入れるカゴがあったら、さらに便利。今、使っている食器洗い機を買い換えようと思っている人。不満がある人は、まず食器洗い機用洗剤を変えてみてはいかがですか?(文/Jeana)【参考】※【ジョイジェルタブ】「ポンと入れて一度洗いでキュッ!」90秒-YouTube
2015年08月03日パナソニックは7月29日、デジタルハイビジョン液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」の「C305シリーズ」を発表した。ラインアップは、50型「TH-50C305」、42型「TH-42C305」、32型「TH-32C305」、24型「TH-24C305」、19型「TH-19C305」の5モデル。発売は、50型が10月23日で、他の4モデルは8月21日。価格はオープンで、推定市場価格は50型が130,000円前後、42型が95,000円前後、32型が58,000円前後、24型が45,000円前後、19型が37,000円前後(いずれも税別)。C305シリーズは、地上/BS/110°CSデジタルチューナーを1基内蔵した液晶テレビ。USB HDDへの録画機能を搭載している。今回新たに「お部屋ジャンプリンク」機能を採用しており、同機能に対応したVIERAやDIGAの録画データを、ホームネットワーク経由で視聴できる。「放送転送機能」を持つVIERAやDIGAと組み合わせると、現在放送中の番組をホームネットワーク経由で視聴することも可能。アンテナコンセントのない部屋でもテレビ放送を楽しめる。50型「TH-50C305」と42型「TH-42C305」には1,920×1,080ドットのフルハイビジョンパネルを採用。他の3モデルは1,366×768画素のハイビジョンパネルだ。また、42型「TH-42C305」と32型「TH-32C305」には、視野角が広いIPSパネルを採用している。
2015年07月29日パナソニックは7月28日、「ふとん暖め乾燥機 FD-F06X1」を発表した。発売は9月15日。価格はオープンで、推定市場価格は税別25,000円前後だ。FD-F06X1は、ノズルとホースの一体型構造を採用した布団乾燥機。マットを広げたり、ホースを伸縮させたりする必要がない。暖かい空気が上昇する原理を利用した「すぐぽかノズル」を採用。すぐぽかノズルは、下方と左右に温風を吹き出す形状になっており、高さのあるノズルのハンドル部で布団を持ち上げて、布団内部に効率良く温風を行き渡らせる。また、「ふとん暖め」には、足もとを5分で暖める「足もと」モードを追加した。「ナノイー」を発生させる機能を搭載。敷き布団と掛け布団の間に枕を入れておけば、枕や枕カバーに付いたニオイを約20分で脱臭できる。そのほか、ダニ対策や靴の乾燥にも使用できる。サイズはW300×D140×H398mm、重量は3.3kg。消費電力(50Hz / 60Hz)は445W / 460W。カラーはシャンパンゴールド。また、パナソニックは同日、ナノイーを省略した「FD-F06S1」も発表した。推定市場価格は税別20,000円前後。
2015年07月28日パナソニック エコソリューションズ社 エイジフリービジネスユニット傘下のパナソニック コムハートは7月27日、サービス付き高齢者向け住宅の首都圏初進出拠点となる「エイジフリーハウス川崎登戸を9月1日にオープンすると発表した。「エイジフリーハウス」は、パナソニックグループの住宅設備や電気製品、介護施設や介護サービスのノウハウを生かした住まい。同じ建物内に地域密着型の介護保険サービスである小規模多機能型居宅介護事業所「エイジフリー小規模多機能ケア川崎登戸」を併設する。これにより、介護が必要となった高齢者が、住み慣れた家、地域での生活を継続することができるように、「通い」「泊まり」「訪問」の3つのサービスを組み合わせた在宅介護サービスを、ケアプランに基づいて定額制で24時間365日受けることが可能。さらに、「エイジフリーハウス川崎登戸」は、パナソニック コムハートとして初めて、パナソニックグループの住宅会社であるパナホームがオーナー開発・設計・施工を担当し、長年にわたる高齢者住宅・介護福祉施設建築のノウハウを活用しているという。パナソニック コムハートは、近畿エリアで13拠点を既にオープンしているが、「エイジフリーハウス川崎登戸」は首都圏へ初進出となる。
2015年07月28日●縦型とドラム式の良いとこ取りハイアールアジアは7月23日、AQUAブランドで展開する縦型洗濯機の新製品「SLASH(スラッシュ)」と「TWIN WASH(ツインウォッシュ)」シリーズについて記者説明会を開催した。いずれも6月下旬に発売された製品だ。○洗濯槽が斜めの「SLASH」SLASH(AQW-GT800)は、斜めに傾いた洗濯槽が特徴の全自動洗濯機。手前側に傾けたメリットは、まず衣類の出し入れしやすさにある。「洗濯槽を手前に傾けることで奥まで見やすく、取り出し忘れも少なくなる」と、洗濯機の商品企画を担当する、ハイアールアジア ジャパンリージョン アクアランドリーカンパニー ランドリーグループ・マネージャーの萩生田康一氏は語る。パルセータ―(洗濯槽底部の羽根)で水をかく拌して衣類を洗う縦型洗濯機は、布がこすれるために、ドラム式に比べて衣服が傷みやすいことと節水性に弱点がある。SLASHでは、洗濯槽を斜めに傾けたことでこれらの問題の解消を図ったと説明する。「卵を溶くときや、ミキサー車、哺乳瓶で粉ミルクを混ぜ合わせる時などは容器を傾けてかく拌する。この原理を縦型洗濯機にも応用した」(萩生田氏)洗濯槽を斜めに傾けることで上下方向の水流を生み出し、洗浄力アップも実現。それだけでなく、水流を起こすためのパルセーターも、独自の「スラッシュウィング」を新たに開発した。スラッシュウィングは斜めに傾いた洗濯槽専用に設計したもので、羽根の中心が中央でなく、片側に偏った構造になっている。衣類を持ち上げて洗うため、かく拌しやすいだけでなく、布の絡みや傷みを抑えて優しく洗いあげられるという。ハイアールアジアによれば、通常のパルセーターを使った場合に比べて、洗いムラは約30%、洗浄力は約16%向上し、消費電力量は約9%低減を実現したとのことだ。ハード的な構造だけでなく、布を傷めないようやさしく洗うためのモードも用意。標準の洗濯コースを、「やさしく」「節水」「おまかせ」の3つに細分化し、「やさしく」コースでは使用水量多め、水流弱めに設定。衣類の洗濯表示にある「弱」に対応する。萩生田氏は「弱表示の衣類は意外に多い。これまでの洗濯機ではネットに入れて、洗い時間を短くするなどの対応しかできなかったが、SLASHでは弱い水流で洗う。そのため、本当の意味での"弱洗い"ができる」と解説した。次ページでは、TWIN WASHシリーズについて解説する。●脱水の仕上がりも選べる○節水性と洗浄力を両立続いて紹介されたのはTWIN WASHシリーズ。2014年7月に第1弾が発売され、今回で第2世代となるモデルだ。外側と内側の2つのパーツからなる「ツインパルセーター」が、「循環ビックシャワー」生み出す。TWIN WASHは、これらによって、高い節水性と洗浄力を両立させたシリーズ。新製品ではツインパルセーターが生み出す効果を最大限に発揮できるよう、設計を最適化した。標準使用水量は洗濯容量10kgタイプで約99L、8kgタイプで約84L。他社の同等クラスの製品と比較してもトップクラスといえる節水性能を実現している。TWIN WASHシリーズでは、脱水時の回転数を3段階で設定できる点も特徴。標準設定では1分間に800回転だが、1分間に400回転の「やわらか」、1分間に850回転の「しっかり」に変更でき、デリケートな衣類や厚手の衣類などタイプに合わせて、回転数によって脱水を切り替えられる。新モデルでは、上記のような機能を踏襲しながら、天板部分が透明で洗濯中も槽内が見えるよう、デザインが変更された。さらに、パルセータ―や洗濯槽内のパーツの一部が抗菌仕様となり、衛生面でも改良が図られている。SLASHとTWIN WASHシリーズ共通の特筆すべき点として、「衣類おそうじ」機能が挙げられる。水流に合わせて左右に動く「スイングキャッチフィルター」を採用し、水中に漂う糸くずやゴミなどを効果的にとらえる。○SLASHは個性重視派向け商品説明とデモンストレーションを行った萩生田氏は、新シリーズとなるSLASHについて「ちょうどいいサイズで、きれいに仕上げたい、個性重視派向け」と、位置付けを説明。「仕事も家事も子育ても積極的な"イケダン(※)"のいる家庭や、活動的でチャレンジ精神旺盛な"プラチナ世代"と呼ばれる中高年層」と、想定するユーザー層についても言及した。 ※「イケてる旦那」の略。そのほか、ドラム式と縦型洗濯機の"良いとこ取り"をした新カテゴリーの製品として、布の傷みを気にしてドラム式しか選べなかったユーザーにも訴求していきたいという意向が語られた。
2015年07月25日マイボイスコムは7月24日、洗濯機に関するアンケート調査結果を公表した。過去の調査と比較して「縦型洗濯乾燥機」を所有する家庭が増加傾向にあることがわかった。同社では定期的に、自宅の洗濯機のタイプについてアンケート調査を行っている。今回は2013年に行った前回の調査以来、2年ぶり5回目の調査となる。調査ではまず、自宅の洗濯機のタイプを聞いた。結果は「ドラム式洗濯乾燥機」が16.9%、「縦型洗濯乾燥機」が26.4%、乾燥機能のない「全自動洗濯機」が50.4%。全自動洗濯機の所有者が半数を占めるものの、過去の調査と比べると、縦型洗濯乾燥機の伸び率が高く、2.6ポイント増加していた。洗濯機の利用頻度について「ほぼ毎日」と回答したのが全体の39.6%。30代以上の女性に絞ると5~6割が、さらに、ドラム式洗濯乾燥機、縦型洗濯乾燥機のユーザーに絞ると5割弱がほぼ毎日洗濯すると回答した。20代は「週2~3日程度」洗濯すると回答した人が3割を占めており、男性は「自分では使わない」と回答した人が2割強だった。洗濯機を使用する時間帯は、「8時から11時台(午前中)」が48.3%と最も多い。次いで「朝4時から7時台(早朝)」と「19時から22時台(夜)」がそれぞれ全体の2割台。また、毎日洗濯をする層は「朝4時から7時台(早朝)」に洗濯する比率が高くなっている。今後の洗濯機の購入予定について聞いたところ、購入・買い替え予定者は4割強。「将来的には予定しているが、まだ具体的でない」と答えた人は33.3%いた。購入・買い替え予定者に、洗濯機購入時に重視する点を聞くと、66.5%の人が「省エネ」と回答した。各5割前後で「洗浄力」「大きさ・容量」「運転音の静かさ」が続く。「大きさ・容量」「使い勝手」については、女性のほうが男性より重視する傾向にあり、15ポイント以上上回る結果となった。本調査は、全国の男女12,025名を対象に、洗濯機に関する調査を実施したもの。調査方法は、同社が提供するアンケートサービス「MyVoice」によるインターネット調査。調査期間は2015年6月1日から6日まで。
2015年07月24日パナソニックは7月22日、首かけタイプのLEDライト「BF-AF10」のバリエーションモデルとして、日本を代表する絵画や風景などをモチーフにした「キラリJAPAN」シリーズを発表した。発売は8月29日。価格はオープンで、推定市場価格は1,500円前後(税別)。BF-AF10は、首にかけて、手元や足元を照らす軽量のネックライト。夜間のウォーキングやランニング、ペットの散歩などの際に役立つ。キラリJAPANシリーズの絵柄は、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴」、山下清の「長岡の花火」、「雷門」「風神雷神」「桜」「竹」「くまモン」「エボルタくん」の全9タイプだ。電源はコイン型リチウム電池のCR2032×2。本体サイズは約W30×D26×H50mmで、ネックホルダーは約φ215mm。質量は約40g(電池含む)。
2015年07月23日漂白・除菌用途としてキッチンなどで利用する酸素系漂白剤。実はほかにもいろいろな使い方ができます。○お湯に入れて洗って一晩放置塩素系に比べると効果が弱いと思われがちな、酸素系漂白剤。しかし、漂白力が穏やかなぶん扱いやすく (色柄物にも使えます) 、ツーンとした臭いがないのも魅力です。今回は、酸素系漂白剤を使って洗濯機を洗浄してみたので、その結果をお伝えします (今回は縦型洗濯機での使い方についての説明です) 。洗濯槽ってけっこう汚れてるんですよ。洗濯槽に40~50℃ (酸素系漂白剤が発砲する温度) のお湯を入れ、酸素系漂白剤を投入します。目安としてはお湯10Lに対して100gを投入してください。この時、ゴミ取りネットは外します。最初に水が濁るのは発泡効果によるもので、すぐに汚れが落ちるわけではありません。「洗い」で運転させたら、そのまま一晩放置します。一晩経ったら、再び「洗い」で運転させます。「洗い」が終わると汚れが浮いてきますので、100円ショップで買えるお風呂のゴミ取りネットですくいましょう。その後は水がキレイになるまで「洗い」を繰り返します。洗濯機を傷付けないように、洗濯機の取り扱い説明書をよく読んでからお試しください。執筆:きゅう趣味はドライブと映画鑑賞。女子力が低めなアラフォー。遊びに全力を傾けるも、時間が足りないのが悩み。現在は人間観察にハマっている。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月23日パナソニックは22日、サイクロン掃除機への本音をTwitterで投稿するキャンペーン「あなたの#サイク論を大募集」を開始した。Twitterの公開アカウントを持つユーザーが対象となる。実施期間は8月25日17時まで。TwitterでPanasonic Japan公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#サイク論」をつけてツイートしたユーザーの中から、抽選で100名にイラストレーター・小山健さんのオリジナルTシャツが当たるキャンペーン。期間中は何度でも応募できる。
2015年07月23日