シュゼットは11月1日、クリスマスケーキ4種の予約受付を全国の「アンリ・シャルパンティエ」店舗で開始した。「ノエル・シャンティ・フレーズ」(税別1万円)は、クリスマスプレゼントに見立てた2段のケーキ。雪がはらはらと舞う聖夜の情景をイメージし、雪の結晶を飾っている。「ネージュ・ドゥ・ノエル」(税別2,500円~5,500円)は、上から見ると雪の結晶の形になるようにクリームを飾り付けた。クリスマスの夜空を舞う、キラキラと輝く雪の結晶を表現している。サイズは4種類を展開(一部の関東店舗限定)。「フォレ・ブランシュ」(税別3,500円)は、創業時から40年以上の歴史を持つクリスマスケーキ。ホワイトクリスマスをイメージし、デコレーションはクリームのみとなっている。上質な生クリームをぜいたくにしぼり、中にはダークチェリーをサンドした。「クリスマス物語」(税別4,000円)は、物語の金のおの・銀のおのを表現したブッシュケーキ。チョコレートムースの中にキャラメル風味のクレーム・ブリュレと、ほんのり塩味のバターキャラメルをサンドして仕上げた。予約期間は11月1日~12月20日で、受け渡し期間は12月23日~25日。「ネージュ・ドゥ・ノエル」は、12月20日~25日に店頭販売も行う。
2015年11月01日シュゼットは10月7日、「タルト・エスト<あんず&りんご>」「タルト・エスト<洋梨&さくらんぼ>」を関東の「アンリ・シャルパンティエ」23店舗で発売した。価格は、1ピースが各378円で、4個入り(各2個)が1,620円(全て税込)。この商品は、同店の焼き菓子「タルト・フリュイ」シリーズの新商品。タルト・フリュイは、「2時間しか持ち歩けない生ケーキを遠くにいる方に持っていきたい/送りたい」という声から生まれた焼き菓子で、生ケーキの味わいを表現している。ドライ系のフルーツをシロップで煮込んで色の鮮やかさや果肉感を出し、フルーツの飾り付けなどは、職人が一つひとつ手作業で仕上げているという。これまではアソートタイプのみの販売だったが、人気が高かったことから、このほど小分け販売にも対応した「タルト・エスト」を発売する。あんず&りんごには、糖漬けした長野産りんごをふんだんに用い、同県産のあんずジャムで甘酸っぱく爽やかな味わいに仕上げた。洋なし&さくらんぼは、山形県のさくらんぼジャムにチーズを合わせた酸味がありながらもまろやかな味わいの一品。青森県の洋梨を糖漬けし、優しい甘みと食感を加えている。
2015年10月07日洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」がブライダル事業に本格参入することを発表し、結婚式を飾る“ウェルカムケーキ”6種などを10月1日(木)より、「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ」および「アンリ・シャルパンティエ芦屋本店」など、全国計16店舗にて販売を開始する。今回の“ウェルカムケーキ”は、「アンリ・シャルパンティエ」とYOKO YAMASHIRO Designsの代表である山城葉子氏により商品開発された。ロマンティックに一面に花がデコレーションされたチョコレート色のケーキ「ヴィデッテ」をはじめ、純白なリングピローの形をしたケーキ「ジゼル」、二人のイニシャルを施すことができるウェディングドレスのようなケーキ「マヴィス」など、幸せな二人がゲストとともに、特別な日を楽しむにふさわしいケーキを提供する。またプティ・ギフトとブライダルギフト(引き菓子)のパッケージデザインも、装いを新たに山城氏が手掛け、淡いピンクやブルーに一新された。山城氏は次のようにコメントを発表した。「今回担当させていただいたウェルカムケーキは、二人らしいウェディングの世界観を創造し、ゲストの記憶に美しく留める上で何よりも大切なアイテムです。シンプルでナチュラル、かしこまり過ぎておらずシックで、どこか懐かしく感じられて親しみが湧き、いつふり返っても愛せるデザインをご提案いたしました」。(text:Miwa Ogata)
2015年09月18日洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」のカフェ業態の旗艦店「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ」では、同店のお菓子の新しい楽しみ方を学ぶことができる「エコール・ド・アンリ(アンリのお教室)」を8月29日(土)より毎週土曜日に開講する。スイーツの新たな魅力を発掘・発信していく「エコール・ド・アンリ」。第一シリーズではアンリ・シャルパンティエの代表的なお菓子で、販売個数世界一に認定されたフィナンシェとお酒のマリアージュをテーマにした講座を実施。銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ マネージャー尾崎顕一氏がレクチャーする。「フィナンシェ基礎講座」で、フィナンシェの起源や歴史を紐解いた後、同店のこだわりの自社挽きアーモンドやオリジナル発酵バターを実際に味わいながら、素材や味、香りの違いを体験する。そしてフィナンシェの新たな楽しみ方として、シャンパン、ドライシェリー、ウィスキー、ラムなど8種類の洋酒とのマリアージュを楽しむ「マリアージュ・テイスティング」も行われる。ほかでは体験することのできないアンリ・シャルパンティエならではの内容が詰まった合計70分間の講座は、同ブランドの店舗として初めて本格デセールと合わせてアルコールを楽しむことができる「バーメゾン」で開催される。参加料金は、2,160円。完全予約制(予約方法は、銀座メゾン アンリ・シャルパンティエまで電話予約にて)。(text:Miwa Ogata)
2015年08月10日『8人の女たち』や『しあわせの雨傘』など、独自の世界観で観客を魅了し、次々と名作を生み出すフランスを代表する監督フランソワ・オゾン。世界中の映画ファンが待ちわびていた新作『彼は秘密の女ともだち』がいよいよ日本公開!どこにでもいる普通の女性クレールは、生涯の親友であったローラを病いで亡くし、悲しみの日々を送っていた。同じく絶望の淵にいたローラの夫ダヴィッドと生まれたばかりの一人娘を守ると約束したクレールは、ある日2人の家を訪ねる。しかし、そこで目にしたのは、なんと亡きローラの服を着て女装しているダヴィッドの姿だった。ダヴィッドから秘密を打ち明けられ、戸惑いながらも受け入れるクレールは、ダヴィッドと“女ともだち”として密会を重ねていくようになる。夫に隠れてダヴィッドと接するうちに、徐々に女性らしさと自分らしさを取り戻すクレール。そして、2人の秘密の関係はある出来事をきっかけに思いがけない方向へと進みはじめる……。次々と予想外の展開をみせるストーリーは、とにかく驚きの連続。緻密に構成された演出に観客はまるでオゾン監督の手のひらで転がされているかのように、スクリーンに引き込まれっぱなしになります。本作では、自分の欲望と正直に向き合いながら自分らしさを取り戻し、輝いていく姿を注目の若手女優アナイス・ドゥムースティエと演技派俳優のロマン・デュリスが好演。そんな2人とともに一喜一憂しながら、心に残る印象的な結末を一緒に迎えてください。男女も世代も関係なく、本当の自分を受け入れて生きる喜びが私たちの人生においていかに大切かを教えてくれます。もし、社会や家族など、まわりに縛られて抑え込んでいる気持ちがあれば、「一度きりの人生」をありのままの姿で自分らしく生きてみませんか?そんなあなたの背中をそっと押してくれるはずです。イベントデータ:『彼は秘密の女ともだち』公開表記:8月8日(土)シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開!配給:キノフィルムズ© 2014 MANDARIN CINEMA – MARS FILM – FRANCE 2 CINEMA – FOZ
2015年08月03日洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ(HENRI CHARPENTIER)」のカフェ業態における旗艦店「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ」が、夏の新作デセール5品を6月15日から8月31日まで期間限定で発売する。今年4月にオープンした「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ」は、地下1階から1階で構成されており、各エリアには“ワンダーランド”をテーマに非日常的な空間演出が施されている。地下1階のカフェスペース「サロン・ド・テ」では、本格的なテーブルデザートを提供。1階の物販スペース「ブティック」では、ブランドを代表するフィナンシェなどの焼き菓子や人気の生ケーキなどを展開している。さらに、同ブランドの店舗としては初となる「バーメゾン」も設置。本格デセールと合わせてシャンパンやワイン、ウイスキーなどのアルコールが楽しめる。季節のフルーツを使用した夏の新作デセールは、かき氷で爽やかにアレンジして見た目にも涼しいスイーツ。地下1階の「サロン・ド・テ」では、そのうち3品のスイーツが提供される。人気のオリジナルクレープ生地を用いた「クレープ・マングー」(1,800円)は、クレープの中にマンゴーピューレを加え、上品な甘みのココナッツクリームと重ねたもの。最後の仕上げには、目の前でライムのグラニテ(シャーベット状の氷菓)をかけて提供される。「ソレイユ」(1,700円)は、夏の太陽をイメージした柑橘のカクテルコンポートをさっぱりとしたミントのグラニテで食べるスイーツ。上に乗せられた赤い球体を崩せば、中からパイン・マンゴ・パッション・ライムのピューレが柑橘の爽やかな香りとともに広がる。ヨーグルトムースをサクサクのパイでサンドした「ブルーベリーヨーグルトのミルフィーユ」(1,600円)は、ヨーグルトムースとタイムがほんのり香るブルーベリーのコンポートによるマリアージュが楽しめる一品となっている。また1階の「バーメゾン」では、「サロン・ド・テ」で提供されるものとはスタイルを変えてグラスに美しく盛り付けられた「ソレイユ」(1,500円)と、はちみつレモンソースをかけて食べる「ブルーベリーヨーグルト」(1,500円)の2品が用意されている。
2015年06月15日『スイミング・プール』『危険なプロット』の稀代のストーリーテラー、フランソワ・オゾンの最新作『彼は秘密の女ともだち』の予告編が、このほど解禁となった。親友のローラを亡くし、悲しみに暮れるクレール。残された夫のダヴィッドと生まれて間もない娘を守ると約束したクレールは、二人の様子を見るために家を訪ねる。するとそこには、ローラの服を着て娘をあやすダヴィッドの姿があった。ダヴィッドから「女性の服を着たい」と打ち明けられ、驚き戸惑うクレールだったが、やがて彼を「ヴィルジニア」と名づけ、絆を深めていく。夫に嘘をつきながら、ヴィルジニアとの密会を繰り返すうちに、クレール自身も女性としての美しさが増してゆく。とある事件を境に、ヴィルジニアが男であることに直面せざるを得なくなったクレールが、最後に選んだ新しい人生とは──?『しあわせの雨傘』『スイミング・プール』『危険なプロット』『17歳』など、珠玉のフィルモグラフィーで映画ファンはもちろん、辛口の映画評論家たちをも魅了し続けているフランソワ・オゾン。彼の最新作『彼は秘密の女ともだち』は、今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品したヴァレリー・ドンゼッリ(『わたしたちの宣戦布告』)監督の最新作「MARGUERITE AND JULIEN」(英題)でも主演を務める新星アナイス・ドゥムースティエが主演を務め、男性の心を持ちながらも女性の服をまとい、本来の自分の美しさを花開かせていく“女ともだち”役を、『タイピスト!』のロマン・デュリスが務めている。このほど公開となった予告編では、金髪のウィッグを付けた女装をするロマンの姿や、誰にも言えない秘密を共有する二人がそれぞれの人生の輝きを取り戻す姿が魅力的に映し出されている。さらに、世界中が拍手を送ったというオゾン監督ならではのラストシーンを示唆する映像もあり、“特別な友情関係”の行方がどうなってしまうのかがとても気になる内容となっている。新作が世に出るたびに、映画ファンは勿論、辛口の映画評論家たちまでもが興奮と期待に胸を膨らませるオゾン監督作。「自分らしく生きる勇気」を問いかける本作の公開を、楽しみに待とう。『彼は秘密の女ともだち』は8月よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月02日アイウェアショップ「ゾフ(Zoff)」が、5月28日、フランス・パリの老舗アイウェアブランド「フランソワ・パントン(FRANCOIS PINTON)」のサングラスを限定店舗にて発売開始した。1932年に創業し、フランスアイウェア界の礎を築いた名店として知られる「フランソワ・パントン」。これまで、グレース・ケリーやジャクリーン・ケネディ、実業家アリストテレス・オナシスなど、世界中のセレブリティーから愛されてきた。今回発売されるのは、全8型(※カラー違いで全14種類)。ウェリントン、スクエア、ラウンド、キャットアイなどクラシカルなフォルムに、鮮やかなカラーレンズを採用。ヨーロッパを中心に愛され続けるスタイルをそのままに、アジア人の骨格に合わせたゾフのオリジナル鼻パッドを装着した。価格はそれぞれ2万2,000円から。取り扱いは、Zoff Park 原宿店、Zoff ルミネエスト新宿店、Zoff Plus 渋谷マークシティ店、Zoff Latte ルミネ有楽町店、Zoff たまプラーザテラス店、Zoff ルミネ池袋店、Zoff Plus 銀座コア店、Zoff Latte ルミネ横浜店などを始めとする限定店舗で随時展開される予定。
2015年05月28日『8人の女たち』『しあわせの雨傘』などのフランソワ・オゾン監督の最新作『彼は秘密の女ともだち』が、8月より公開することがこのほど決定した。親友のローラを亡くし、悲しみに暮れるクレール。残された夫のダヴィッドと生まれて間もない娘を守ると約束したクレールは、2人の様子を見るために家を訪ねる。するとそこには、ローラの服を着て娘をあやすダヴィッドの姿があった。ダヴィッドから「女性の服を着たい」と打ち明けられ、驚き戸惑うクレールだったが、やがて彼を「ヴィルジニア」と名づけ、絆を深めていく。夫に嘘をつきながら、ヴィルジニアとの密会を繰り返すうちに、クレール自身も女性としての美しさが増してゆく。とある事件を境に、ヴィルジニアが男であることに直面せざるを得なくなったクレールが、最後に選んだ新しい人生とは──?新作が世に出るたびに、映画ファンは勿論、辛口の映画評論家たちまでもが興奮と期待に胸を膨らませるフランソワ・オゾン監督。『8人の女たち』『しあわせの雨傘』『スイミング・プール』『危険なプロット』『17歳』など、珠玉のフィルモグラフィーで、稀代のストーリーテラーと称えられる圧倒的な才能を見せつけてきた。本作は、どこにでもいる普通の主婦が、“特別な女ともだち”と出会ったことで、平凡だった毎日が華やぎ、刺激と興奮に満ちた人生へと変わっていき、女性としての輝きを増していく様を描く。さらにその“女ともだち”が、亡き親友の“夫”である事から、予想もしないハプニングや心を揺さぶる人間模様が繰り広げられ、「自分らしく生きる勇気」を問いかける内容となっている。主人公を演じるのは、いまフランス映画界で最も脚光を浴び、最新作へのオファーが絶えない『間奏曲はパリで』のアナイス・ドゥムースティエ。男性の心を持ちながらも女性の服をまとい、本来の自分の美しさを花開かせていく“女ともだち”役には、大ヒット作『タイピスト!』のロマン・デュリス。ありのままの自分を受け入れることの素晴らしさを高らかに謳い上げる映画として、役者陣の好演に期待がかかる。また、日本版オリジナルのポスタービジュアルもこのほど解禁。“彼”が“女ともだち”であることを示唆する、アナイス・ドゥムースティエの向こうに映る、金髪のウィッグを付けた女装をするロマン・デュリスの後ろ姿がなんとも印象的だ。これまでの作品の中でも、“女たち”に対して独特の目線を送るオゾン監督が、女性として生きようとするダヴィッドをどのように描くのか。フランソワ・オゾンならではの衝撃の結末に世界中が拍手を送ったという本作に、ぜひ注目してみて。『彼は秘密の女ともだち』は、8月よりシネスイッチ銀座・新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月19日洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」のブランドを代表する焼き菓子「フィナンシェ」が、「最新年度で最も売れているフィナンシェ」として、年間販売個数(2,366万個/2012年度)でギネス世界記録に認定された。「アンリ・シャルパンティエ」は、兵庫県芦屋市に1969年に創業した株式会社シュゼットの基盤となるブランドで、百貨店を中心に全国にブランドが認知され、海外進出にも挑戦している。お菓子ブランドとしては珍しくテーブルデザートに起源を持つ。「アンリ・シャルパンティエ」では「フィナンシェ」を作り続けて今年で40周年を迎えた。香りに優れたマルコナ種とフリッツ種のアーモンドをブレンドし、北海道産のオリジナル発酵バターを使用して香り豊かに仕上げた。4月15日(水)、アンリ・シャルパンティエ芦屋本店にて、ギネス・ワールド・レコーズの認定証を株式会社シュゼット代表取締役社長 蟻田剛毅が授与するセレモニーが執り行われた。セレモニーに出席した芦屋市長の山中健氏は「アンリ・シャルパンティエのフィナンシェは食べやすくおいしく、老いも若きも皆さまに愛されています。アマゾンのジャングルでも、サハラ砂漠でも、世界中のどこでもこのフィナンシェが食べられるように、頑張ってもらいたいと思います」と祝辞を述べた。「アンリ・シャルパンティエ」では今回のギネス世界記録認定を記念して、芦屋本店と芦屋大丸店にて税込1,080円以上お買い上げの方、先着2,366名に創業の地、芦屋のオリジナルポストカードがプレゼントされる。(text:Miwa Ogata)
2015年05月07日洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」が、カフェ業態の旗艦店として「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ(GINZA Maison HENRI CHARPENTIER)」(銀座アンリ)を4月10日にグランドオープンする。住所は東京都中央区銀座2-8-20ヨネイビル1階・地下1階。1969年に芦屋で創業したアンリ・シャルパンティエは、百貨店を中心に展開するスイーツのフォーマルブランド。同店を代表する焼き菓子「フィナンシェ」は年間で2,366万個を売り上げるほどの人気ぶりで、その販売数は世界一としてギネスにも認定されている。銀座アンリは全国82店舗のアンリ・シャルパンティエ各店舗とは一線を画し、“アンリ・シャルパンティエブランドを世界に向けて発信するショーケース”として登場。店内は“日常と切り離されたワンダーランド”をテーマに、三つのエリアで構成。地下1階のカフェスペース“サロン・ド・テ”は、レストランのコースでしか味わえないような本格デセールを、目の前で実演するワゴンサービスのスタイルで提供する。ここでは、しっとりとしたイチゴのマカロンとまろやかなチーズのクリームを組み合わせた「フランボワーズ・ローズ(1,574円)」(銀座アンリ限定)や、ローズマリーのソルベを添えたグレープフルーツとピスタチオのタルト「タルト・デ・パンプルムース(1,667円)」を味わえる。薄い手焼きのクレープにオレンジ果汁がマッチしたデセール「クレープ・シュゼット(1,482円)」は、目の前でフランベを体感できる一品。1階の物販スペース“ブティック”では、フィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子の他、色とりどりの生ケーキを常時20種ラインアップ。ガラス張りのお菓子工房を併設して、見た目にも楽しい空間に仕上げている。ここでは銀座アンリ限定商品として、「銀座はちみつパイ(8枚入り1,500円/16枚入り3,000円)」を販売。「銀座はちみつ」とのコラボレーションでオープンに合わせて開発された商品で、銀座エリアに生息するミツバチから採れる希少なハチミツを100%使用している。さらに1階には、リキュールをふんだんに使った大人のための本格デセールと、シャンパンやワイン、ウイスキーを提供するバースペース“バーメゾン(デセールバー)”を新設。ここでは自家製ブリオッシュにフルーツを添え、リキュールでフランベして仕上げる「カクテル・サバラン(1,667円)」が銀座アンリオリジナルメニューとして登場。バースペースは23時までの営業となり、銀座でディナーを終えたあとに立ち寄って、ゆったりとした空間でお酒とデセールを味わうのもいい。また各階それぞれ一つずつ個室を用意。希望に合わせてオーダーメイドケーキを製作するなど、プロポーズや記念日といった特別な日をスタッフがフルサポートしてくれる。
2015年04月08日3月のパリ・コレクションで、「ニナ リッチ(NINA RICCI)」が新クリエイティブディレクターのギョーム・アンリ(Guillaume Henri)による15-16AWコレクションを発表する。そのイントロダクションとしてショートムービーを公開した。同ムービーはアンリによって解釈された新たなブランドのシグネチャー、すなわちシックでありながらシンプルであることに焦点が当てられた。女性の鎖骨や唇、首筋、目などをありのまま映し出すことで、女性の真の美しさを率直に表現している。撮影はディレクターのコーリアー・ショア(Collier Schorr)が、アートディレクターはマーク・アルコーリ(Marc Ascoli)が担当した。ムービーについてアンリは、「一人の女性であるコーリアーが、別の女性アリサを見て、フェミニニティ、感受性、誠実さとは何かを偽りなく正直に教えてくれるこのアイデアがとても気に入ったのです」と話している。ムービーはブランドの公式ページとYouTubeでも公開中。
2015年02月26日表参道のミュージアムショップ「MoMAデザインストア」(東京都渋谷区神宮前5丁目10-1 GYRE 3F)は12月26日、「アンリ・マティス:ザ・カット・アウト コレクション」を発売する。これはニューヨーク近代美術館MoMAで開催されている、同名の展覧会の関連アイテムとなるもの。20世紀を代表するフランスの画家で、“色彩の魔術師”と呼ばれるアンリ・マティス。その作品の数々をモチーフにリプロダクトしたものや、関連書籍、切り絵グッズなど約90アイテムが販売される。51年にMoMAで開催された展覧会のカタログ用に作られた切り絵のポスターや、47年に発表された「Panel with Mask」をデザインしたミニノートなど、ファンならぜひとも身近に置いておきたいアイテムをラインアップした。
2014年11月19日「ニナ リッチ(NINA RICCI)」が、新しいクリエーティブディレクターにギョーム・アンリが就任することを発表した。ギョームはフランス国籍の35歳。2000年にエコール・デュペレ、その後パリのモード大学院IFMを卒業した。「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「ポール カ(Paule Ka)」で経験を積んだ後、2009年から「カルヴェン(CARVEN)」のアーティスティックディレクターとして活躍。同メゾンを再興させた。ニナ リッチを擁するプーチ・グループのファッション ディヴィジョン社長、ラルフ・トレダノ氏は「ニナ リッチの新しいクリエーティブディレクターに、ギョーム氏を迎えられることを大変嬉しく思います。 彼のアーティスティックな視点や洞察力、知性、そして人々を魅了するその才能は、ニナ リッチに素晴らしいエネルギーをもたらしてくれると確信しています」とコメント。ギョームは2015年1月5日付けで着任し、15-16AWコレクションがファーストコレクションとなる。
2014年10月07日ショコラティエ・エ・キャラメリエ「アンリ・ルルー」の夏の新作は、キャラメル ムゥをプティサイズのタルトに仕上げた「タルトレット・オ・キャラメル」が新登場。夏にぴったりの爽やかな柑橘系や旬のフレーバーを取り揃えて、6月3日(火)~8月14日(木)まで、伊勢丹新宿本店と三越伊勢丹グループオンライン(5月28日(水)から販売)にて販売される。「タルトレット・オ・キャラメル」は、加塩バターをたっぷりと使い、ゲランドの塩と刻んだアーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツを練り込んだスペシャリテのキャラメル ムゥ「C.B.S.(セー・ベー・エス)」や、爽やかなライムの果汁をふんだんに使用した酸味が特徴の「シトロン・ヴェール」、そして甘酸っぱさと豊かな果実味を感じさせる「フランボワーズ」、南国のトロピカルなムードを漂わせる「ピナコラーダ」の4種をセットにした。タルトのサクッとした食感に、口の中でやさしくとろけるキャラメル ムゥのなめらかさが絶妙。爽やかさの中にも奥深さある素材感と、濃厚な食べ応えを覚えるスイーツに仕上がった。フレーバー4種各4個入りで3,456円(税込)。各7個入りで5,616円(税込)。夏のティータイムのお供に、また御礼の品やおもたせなど、夏のギフトとしても喜ばれる。(text:Miwa Ogata)
2014年05月15日いまやフランス映画界を牽引する存在となったフランソワ・オゾン監督が、国語教師と美しく聡明な生徒とのスリリングな個人授業を描いた最新作『危険なプロット』。今週末10月19日(土)に迫った劇場公開に併せ、これまでのオゾン監督の代表作が1週間限定で特集上映されることが決定した。『危険なプロット』は、作家の夢を諦めた高校の国語教師と美貌と文才に恵まれた生徒が共謀して、クラスメートの家庭を題材に“危険な”小説を作り上げていく個人授業の行方を描いた知的サスペンス。時に狂気に満ちた、緊張感あふれる両者の心理戦は、第37回トロント国際映画祭で「国際映画批評家連盟賞」を受賞し、第60回サン・セバスチャン国際映画祭では「最優秀作品賞」と「最優秀脚本賞」をW受賞。フランスでは120万人を動員する大ヒットを記録しており、オゾン監督の最高傑作との呼び声も高い。今回、本作の公開を記念してヒューマントラストシネマ有楽町では「フランソワ・オゾン監督週間」と題した特集上映を実施。過去作の中から、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペールなどフランスを代表する女優陣が一堂に会した『8人の女たち』(’02/ベルリン国際映画祭「銀熊賞」受賞)、『スイミング・プール』(’03/カンヌ国際映画祭「コンペティション部門」選出)、『焼け石に水』(’00/ベルリン国際映画祭「テディ2000賞」受賞)、さらに“妊婦”をテーマにした『ムースの隠遁』(’12/サン・セバスチャン映画祭「審査員賞」受賞)と、特に人気の高い4作品をレイトショーで一挙上映する。女性のミステリアスな部分と“毒”を感じさせるオゾン監督。刺激の強いユーモアと仕掛けにあふれたストーリーテラーの手腕を、スクリーンで存分に堪能してみて。『危険なプロット』は10月19日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。「『危険なプロット』公開記念フランソワ・オゾン監督週間」は、10月19日(土)~10月25日(金)より連日21:10~ヒューマントラストシネマ有楽町にて1週間限定レイトショー上映。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:危険なプロット 2013年10月19日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) 2012 Mandarin Cinéma-Mars Films-France 2 Cinéma-Foz
2013年10月15日天然系のキュートなヒロインが、ポップな50年代フレンチ・カルチャーを舞台に、恋に仕事に大奮闘し、興奮と感動をお届けする爽快なサクセスムービー『タイピスト!』。キュートなだけじゃなく、2013年セザール賞5部門ノミネート、フランス映画祭2013観客賞(最高賞)受賞作品と、とても高い評価を得ている。50年代フランスを舞台に、本当にあったタイプ早打ち世界大会に全てをかけるヒロインを演じ、ヘップバーンの再来、と評価されたデボラ・フランソワのインタビューをお届けしたい。Q: 50年代の女性を演じるのは、いかがでしたか? あなたが考える、当時の女性たちのイメージとは? 今回の役作りをするにあたって、50年代の映画を沢山観ました。監督からも、雑誌だったり新聞だったり、タイプライティングの教本等様々な資料を貰い、研究しました。50年代の女性は、今とは服装も動き方も話し方も違うので、そういったディティールにすごく注意をしながら監督と色々相談しながら進めていきました。当時のスター、マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンは、いまだにとても人気がありますよね。50年代の映画というのは、ものすごく好きな時代だったので、今回監督から前観たことがあったものでも、また観るように言われ色々観て研究しました。当時は、女性解放運動の初期の時代であって、今の女性に比べて権利もなく、勉強を続けたり仕事を見つけたりしたいと思っていても、なかなかできなかったり。そういう風にしようとすると変な目で見られたりして、25、6歳になるともう結婚して家に入り、子供を産まなきゃいけない、そんな制約がある時代で、ローズという役は、その逆をやりたがるすごいキャクターなんです。Q: 50年代の女性と現代女性の違いは? 彼女たちから学べることは? 50年代の女性たちから学べるのは、自由を求めるために戦うという姿勢。今の世代の女性たちは、自由が当たり前のように思われていて、平等への戦いは今でも続いていることを忘れています。もう全て手に入れて、男性と平等だと思われがちなんですが、いまでも給与の格差など、まだまだ平等でないことも続いていると思います。是非、この映画を観て、まだ私たちにやれるべきことがあるんだって感じ取って欲しいと思います。Q: 50年代ファッションはどうでしたか? 衣装の多くはこの映画のために作られたそうですが、お気に入りの衣装はありますか? 衣装さんと色々話し合いながら、いくつものドレスを作りました。布からデザインから、本当にディティールまで色々相談しながらこだわって作りました。どれも本当に素敵。全部好きなので、一つ選ぶのは難しいのですが、しいてあげるなら一番最後、大会で着ていたドレス。映画的にも、とてもシンボリックで、衣装の中でも唯一のローズピンク色なんですが、役名のローズともシンクロし、華やかさとか夢を象徴するドレスです。Q: 相手役のロマン・デュリスの印象は? 「指導者」と「教え子」の恋愛って、どう? ロマン・デュリスには大変いい印象を持っていて、最初から息もぴったり演じることができました。彼はどっぷりと役のルイ・エシャールという人物になりきっていましたので、いつも彼を通じてルイ・エシャールを見ているような感じでした。彼は凄く役作りをしっかりしてくる人でしたので、プロフェッショナルですし、正確にいつ何をどう演技するかを把握した、テクニックも素晴らしい俳優さんでした。一緒に共演できて、本当に良い経験になりました。Q: タイプライターで勝負する役ですが、タイプライター歴は? 練習は大変でしたか? まず練習ですが、今回撮影にあたって6ヶ月間、毎日2~3時間練習しました。やはり、映画に出てくるように早打ちができなくてはならなくて、映画でも、あれは映像を決して早回ししているのではなくて、実際にあのスピードのままタイプしています。監督が、観客を騙さず、リアル感を出すために最高速で打って撮影しようってことになりました。もちろん、最初はゆっくりしか打てませんでした。ああやって早く打てるようになった、というのは私にとって、ものすごく大きなチャレンジでした。実生活でもコーチについてもらって練習したのですが、コーチが来ない日も宿題があり、とにかくずっと練習を続けました。PCが普及する前に父親のタイプライターは、触ったことはあるけど実際打って使ったことはありません。10本の指を使って打つ、ということを今回練習をして初めてきちんとしました。本当にハードに練習しましたよ。Q: この作品の見どころは? お気に入りのシーンは? 沢山のシーンが好きだし、それぞれ違った理由で好きなので難しいですけれども、中でもとりわけ気に入っているのが、赤いドレスを着てバスルームから出てくるところ。あれはヒッチコックの『めまい』にオマージュを捧げているシーンで、本当に美しくて素敵なシーン。もちろん、ラストの大会のシーンもとても印象的。あとは、私は出ていないのですが、ロマン・デュリスとベレニス・ベジョが2人で、どうして自分じゃいけなかったんだって問い詰めるシーン。自分は現場にいなかったので、映画ができてから初めて観ましたが、すごく感動的で好きなシーンです。Q: 最後にメッセージを! とってもワンダフルで素敵なコメディです。映像も衣裳もスタイリッシュだし、本当に素敵な映画なので、みなさん、是非『タイピスト!』を観に来てくださいね。映画『タイピスト!』は、8月17日(土)より ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー ・公式サイト (c)2012 ‒ copyright : Les Productions du Trésor ‒ France 3 Cinéma ‒ France 2 Cinéma ‒ Mars Films - Wild Bunch - Panache Productions ‒ La Cie Cinématographique ‒ RTBF (Télévision belge) (c)Photos - Jaïr Sfez.
2013年08月10日いつも賑わう話題の御殿場アウトレット。御殿場インターから降りてすぐでアクセスもよいので休日は、家族連れやカップル、お友達同士と大勢の人たちで更に混雑しています。アンリも買い物好きですから、御殿場へ行く時には必ずアウトレットをのぞいています。実は私の目的は他にあり、そのついでにアウトレットへ寄ると言う感じですが。そこから車で20分ぐらいのところに知る人ぞ知る、関東有数のご利益神社があります。名前からすごいのですが、神場山神社。とても小さな神社ですが、御庭は常に手入れが行き届き、何より水が綺麗で、池があり、大きな鯉まで泳いでいます。日本全国パワスポを巡っているアンリでも、最初はあまりの立派さにびっくりしました。この神社の周辺はゴルフ場で、まるでゴルフ場の中にあるような錯覚をします。はるか彼方に鳥居は見えますが、果たして本当に神社があるのか? だんだん不安になります。目指した鳥居をくぐり、大きな駐車場が見えれば大丈夫、神社到着です。もちろんゴルフ場利用者も駐車場にはたくさんいますが、気にせずに隣接した「山神社」の印がある小さな鳥居をくぐってください。普通、参道は真っ直ぐですがここの参道はクネクネしてちょっと変わっており、階段を下がって登ったところに本殿があります。ここがアンリ流ですが、本殿へ行く前にまずは第一のパワスポ、御神木に立ち寄りましょう。その前の綺麗な池が目印です。 このご神木には何とも不思議なコブがありますが、お賽銭を入れてコブを三度手で撫でて、その手を自分の病気の部位に充てると諸病の病が治ると言われ、昔から信仰されてきました。人々はシャレをこめて「よろこぶの木」と呼び、ご利益にあやかろうと多くの人が訪れています。私が鑑定する人の中にも顎の下におたふく風邪のようなコブができた人がいて、病院でも原因不明と言われ、かなり悩んでおられました。目立つ所だけに会う人会う人から「どうしたの? 」と聞かれます。しまいには「アンリさん、もう諦めました」と言うので、物は試しで一度行ってみたら? と、こちらを勧めました。半信半疑だったようですが行かれたところ、「不思議な事に腫れが引いてきた」と喜びのお電話を頂きました。その後も何人か同じような理由で行かれましたが、みなさんご利益があったそうです。第二のパワスポは「お水」です。手水舎の水でも十分ですが、社殿脇の階段を下りると水くみ場があります。こちらのお水はバナジウムを含み、とても体に良いのです。手を洗うだけでなく、一口頂くのもいいですね。さていよいよ本殿に行き、こちらで参拝を済ませます。その本殿前には大きなハサミや刃物が陳列された不思議な建物がありますが、これらは奉納品です。もともとは富士の麓で山仕事をする人々の守り神として、また病気治癒の神として祀られたのが始まりなので、斧やクワなども奉納されています。病を祈願する参拝者は祈祷してもらう時に神社からハサミを借り、祈祷後持ち帰って枕の下に置いて寝ますが、このハサミが病を断ち切り、治るのだそうです。全快すると借りたハサミより一回り大きいサイズのハサミを返す習わしがあるため大きなハサミなどが置いてあるわけです。最後、第三のパワースポットは本殿周辺。こちらには縁結びの藤の木があり、5月から6月が特にパワーが強いと思います。彼氏がいない人は藤の下で恋愛運をチャージし、結婚に踏み切れない彼に悩む人は、思い切って断ち切り、新たな恋へ向かう充電をしてください。もちろん、病気を治したい方にもお勧めです。更にアンリ的にお勧めなのは金運祈願。実は富士山を挟んだ向こう側にはもう一つの山神社、「新屋山神社」があり、金運アップの神社として有名です。大山祇大神がご祀神ですが、「神場山神社」でも同じ神様が祭られているからです。交通に便利なだけ渋滞は仕方ありませんが、御殿場にショッピングに行く機会があれば、是非立ち寄ってみてください。金運を頂き、おもわぬ掘り出し物に遭遇するかもしれません。楽しみが増えますね。神場山神社:JR御殿場駅より神場循環バスで10分(神場入口下車)、徒歩約15分住所:静岡県御殿場市神場1138-1
2013年01月01日七夕や天の羽衣伝説で有名な大阪交野市にある星田妙見宮は、アンリが今年最もパワーを感じる宮のひとつです。創建は嵯峨天皇の平安時代、816年と言われています。後に弘法大師がこの地をおとずれて獅子窟寺吉祥院の窟に入り、佛眼仏母尊の秘法を修されると、天から地上へ北斗七星が降ったそうです。星は三か所に落ち、そのうちの一つが「三光清岩正身の妙見」として、現在の星田妙見宮で祀られるようになったと言われています。女性は星占いに関心が高いので、女性誌にはよく星占いが載っているし、朝の情報番組で流れる今日の星占いをチェックしている人も多いと思います。星は運行によって影響が出るので、それを利用して毎日又は毎月の運勢を導くことができるのです。一般的には西洋占星術が主流ですね。そもそも星の信仰とは、紀元前3000年の古代バビロニアに始まりました。星の中でも一つだけ不動の星があります。それは「北極星」、いわゆる北辰星です。3~4世紀頃仏教伝来と共に「人間の運命は北辰を中心に回るとみなす」妙見信仰が中国で芽生えます。これが朝鮮半島に伝わり北斗七星信仰と習合し、597年に百済より聖徳太子のもとへ伝わりました。これが日本における星の信仰の始まりです。聖徳太子は妙見様を朝廷の守護神として四方に祀りました。室町時代には一般の信仰を多く集めるようになり、現代でも特に西日本で信仰されています。後世には武士の守り神となり、坂本龍馬の通っていた千葉道場の北辰一刀流は、創始者である千葉周作が、代々、北辰(北極星=妙見)の信仰を生活原理としてきたことにより、その名がついたと言われています。前書きはこのくらいにして、今回ご紹介する星田妙見宮こと「小松神社」についてお話しします。七夕伝説発祥のこの地では、妙見宮の大岩を「織女石」と呼び、ここを流れる川を「天の川」と称しています。この近辺は古代、大和の大豪族であった物部氏により開拓され、穀物が豊かに実る地であることから「甘い田」と呼ばれ、その水源を「甘の川」と呼んでいました。それが現在の「天の川(あまのがわ)」になったわけです。交野の田は彦星が耕す天田とされ、妙見宮の御神体の磐座を織女石と呼ぶようになりました。平安時代になると天体の関心が盛んになり、和歌など天体になぞらえるものが多く残っています。本殿までは長い階段を登りますが、エクササイズだと思って頑張ってください。登り切ったところから見る景色は何とも言えぬ絶景で、疲れなど一気に忘れてしまうほどです。婚活中の女性は是非、織姫・彦星のように永遠の愛を誓えるお相手に恵まれますよう、本殿にて手を合わせ、星に願いを託してみましょう。興味深いことに社務所には通常の神社にはない貴重な霊符が多数並んでいます。北斗七星霊符は、7星のいずれかが貴方の守護の星であると考え、星別に販売されています。あなたをサポートして開運へと導いてくれますよ。社務所で生年月日を伝えれば、ご自身の霊符を教えてくれます。大変珍しいので、是非購入してみてくださいね。また、家宝として大切に祀るのには「鎮宅72霊符」もお勧めです。こちらも社務所で祀り方を教わってください。帰り道は是非、境内にある登龍の滝に寄ってみましょう。こちらは北斗七星の落下地点といわれる場所。全身に強い気を感じ、写真がうまく撮れないくらいパワー絶大でした。宇宙から奏でる星のエネルギーをいただき、恋愛成就しますよう、アンリもお祈りしています。お問い合せ: 星田神社、星田妙見宮
2012年12月04日今年の夏は、早くから節電対策が注目され、ファッションではスーパー・クールビズまで登場し、もはやエコライフは当たり前となりましたね。「暑さ寒さも彼岸まで」とは過去の話、今の時代には当てはまりません。しかし、クーラーを控えるとなると、冷たい氷や涼しげな海の景色、川のせせらぎと、つい涼しいものに目が行きます。アンリはやはり、海辺が一番!だと思いますが、南の島のように海辺に木陰なんてあればなおさら良いですよね。実はあります、愛知県蒲群にある「竹島」です。ここはJR東海道線 蒲群駅から徒歩15分とアクセスもよいところにあり、海の中にぽっかりと浮かぶ不思議な島です。大きな長い橋があり、歩いて島へ渡ることができます。橋を渡っていると、小さな魚でも見えるくらい海面は透き通り、海風が吹き抜け、照りつける太陽と風がなんとも心地よく、思い切り夏!を体感できます。橋を渡りきると、そこはまるでパラダイス。青々と木々が生い茂り、その奥に八百富神社があります。こちらは1181年に琵琶湖の竹島より勧請された神社で、御祭神は宗像三女神の一神、「市杵嶋姫命=イチキシマヒメ」で、開運や安産、縁結びの神として信仰されている女神様です。また、風水マニアの徳川家康も参拝していたらしく、室町時代の宝物も多数所有し、由緒ある神社でもあります。竹島の総面積は約5800坪ですが鬱蒼と木々が生い茂り、まるで山中のごとく木陰が広がります。橋がかけられた昭和7年以前は、人々は船で行き来していました。境内には、八百富神社の他に宇賀神社、八大龍神社、大黒神社、千歳神社が点在しており、見どころ満載でどこの神社にお願いすればよいのか迷ってしまうほど。もちろん全て参拝するのも一つですが、お願い事によって選んで参拝するのも良いでしょう。例えば、宇賀神社は、食物の神様が祀られているので食まわりの仕事の人や、食に不安を覚える人にはお勧めです。また、仕事運や金運も取れます。大黒神社は、庶民の神様で開拓心や金運の向上を導きます。金融関係の人や金運を上げたい人、現状より仕事運アップを図りたい人向けですね。千歳神社は、竹島の開拓を行った公家、藤原 俊成を祀る神社です。また大河ドラマ「平清盛」にも登場する末弟、平忠度が師事した歌人としても有名です。ここでは、出世や長寿などの祈願が良いでしょう。何か習い事をしていれば、芸の上達なども期待できそうです。八百富神社は、開運と縁結びにご利益がある神社です。もちろん金運も大丈夫。拝殿の横に「お金に縁があるように」と御福銭があります。こちらも分けて頂けるので社務所に聞いてみて下さいね。お分け頂いた場合は、お正月にはお返しして、新たな福銭を頂くと良いです。恋も金運も両方ほしい人にお勧めです。アンリが特にお勧めの神社は八大龍神社です。参道に八大龍王の旗が出ていてわかりやすいです。この神社は、先の竹島開拓に尽力した公家・藤原俊成の夢のお告げ、「永く竹島に還りて諸人に幸福を与えん」を受けてお祀りした神社で海神の豊玉彦命を祀っています。海の神ですから、龍宮城の神様だと思ってくださいこちらでは、あなたの希望を願ってみて下さい。金運、仕事運、恋愛運、どんな希望でもOKです。恋愛運希望の人の回り方としては、アンリ流でいくと宇賀神社→八百富神社→八大龍神社の順番で回るのをお勧めします。八大龍神社を参拝して、脇の小さな小道を進むと前方一面に海が広がっています。そして岸壁には龍のような不思議な形の松が。ここがポイント!アンリ流では海に向かって手を合わせ、自分の生年月日、住所、名前を心の中で唱え、各神社でお参りした内容をまとめて祈りましょう。こうすることで、自分の願いが龍神の形をした松を通して天に届けられます。この先を行くと、島を周回できる遊歩道があるので是非お散歩してみて下さい。途中、岩場や砂浜もあり、打ち上げられた美しい貝殻が落ちていることも。金運を願うなら、お財布に入るサイズの貝殻をどれか一つ選んでみましょう。貴方が直感的にいいな!と思う貝殻には、きっとご縁がありますよ。あなただけのオリジナル金運守りとなり、金運をサポートしてくれます。是非、竹島に行ったときには試してみてくださいね!そうやって楽しむうちにやがて先程わたってきた橋の袂へたどり着きます。まさに島全体がパワースポットの竹島は、そこにいるだけでものすごくパワーをチャージできます。島へかかる橋は、まるで幸せの架け橋のよう、帰りは竹島水族館を巡るもよし、名古屋で食事やお買い物もよし、充実したプチ旅行ができそう。是非行ってみて下さい。
2012年08月22日今回のアンリお勧めは名古屋の中心に位置し、都会のオアシスのような神社、熱田神宮。東京で言えば、明治神宮でしょうか?一歩足を踏み入れるとそこは良い気が流れる清々しい聖域、さすが尾張国三ノ宮です。こちらの御神体は歴代天皇が継承してきた三種の神器の一つである、草薙神剣(クサナギノミツルギ)。この剣はスサノオがヤマタノオロチを退治した際に尻尾から出たものを、天照大神に献上したものです。その後、子孫ヤマトタケルが東征の折に叔母の倭姫命より授かり、無事東夷平定を成し遂げ尾張国に留まり、この地のミヤスヒメを娶りますが、伊吹山へ賊徒征伐に出かけ命を落とします。その後、ミヤスヒメによってここ熱田の地に草薙神剣が奉斉され、熱田神宮の創祀となったようですが、熱田神宮という名は明治時代になってからです。現在でも広大な境内を誇り大勢の人が訪れ、絶えませんが、源頼朝の母がこちらの大宮司の娘であったことから歴代武将も尊崇していたようです。境内には織田信長が桶狭間の戦いでの勝利を祝して奉納した日本三大土塀の一つ、「信長塀」もあります。一方、民間信仰も厚く「熱田さま」、「宮」の呼び名で親しまれ、初詣人気ランキングの上位をいつも占めています。ご利益もいろいろありますが、女性には恋愛運、仕事運を頂けます。何せ広大ですから、熱田駅すぐそばにある東門もご立派ですが、せっかくですから南側の第一鳥居から入りましょう。(熱田神宮南門)境内に一歩踏み入れると樹齢1000年クラスの楠の巨木が鬱蒼と茂り、静けさが何とも心地よく、凛とします。(本殿前)(拝殿から見た本殿)特に二の鳥居をくぐってすぐ左にある「大楠」は、弘法大師が手植えをしたと言われており、周囲10メートル近くあります。森林浴もカラダによさそう。(二の鳥居)6万坪近くある境内は見所も数多いのですが、アンリが特にオススメ!であり、気になる!スポットは境内の一番奥にある「清水社」。(清水社)こちらには水を司る女神が祀ってあり、「お清水さま」と呼ばれ親しまれています。この地には楊貴妃のお墓があったという都市伝説もあり、このご神水で妃は美肌を手に入れたという説がでるほど、美肌には効く御水のようです。果たして真意はいかに……ちなみにアンリ流では、スプレーボトルを持参してご神水を頂き、シュシュっとご自身にふりかけて、またはお部屋のリフレッシュにお使い頂くことをオススメしています。また、御帰りに立ち寄って頂きたいのが大鳥居「南門」を出たところにある「上知我麻神社(カミチカマジンジャ)」です。こちらは尾張国を祀る神ですが知恵を授け、商売繁盛によいといわれていることから金運に効きそうです。また、検定や昇進試験が控えている方は合格祈願にもよいでしょう。名古屋は東西からのアクセスもよく、また駅近の神社ですから日帰りも十分に可能です。境内中央部には本格的なきしめんが食べられる休憩所もありますから、ランチタイムはこちらで一休みもよいですね。以前の恋愛編にも書きましたが風水で「恋愛は長いもので巻き取るもの!」です。きしめんは絶好のパワーフード。また、白玉やきよめ餅などの熱田名物スィーツも恋愛運アップには良いです。アンリは帰り道、名古屋名物の「櫃まぶし」を食べるのが定番コースです。鰻も「長いもの」ですから恋愛運アップのパワーフードですよ。地下鉄伏見駅から徒歩7,8分のところに「宮鍵」という老舗がありますがいつも立ち寄り、櫃まぶしや八丁味噌のフォンデュに名古屋コーチンやお野菜をつけて頂く味噌すきを頂きます。鶏は酉の方位=西を表しますから、こちらも恋愛運&金運に効きますよ。そして最後の仕上げは名古屋のスタバ、「コメダコーヒー」でしょう?こうして神社に食に楽しみがいっぱいの熱田神宮詣は、開運女子旅にぴったりかもしれませんね。熱田神宮 公式サイト 宮鍵 公式サイト コメダコーヒー 公式サイト (アンリ)
2012年06月05日中谷美紀の初舞台となる『猟銃』。本作の演出をシルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』の作・演出を手掛けたフランソワ・ジラールが担当する。舞台『猟銃』のチケット情報『猟銃』は、ひとりの男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘の3通の手紙によって浮き彫りにするラブストーリー。原作は文豪・井上靖が雑誌「文学界」発表第2作目となる恋愛小説。1961年には五所平之助監督により映画化されている。フランソワ・ジラールは、『ZED』のほかにも、アカデミー賞を受賞した、映画『レッド・バイオリン』や中谷も出演した『シルク』など映画監督としても、世界からも注目を集めている。2008年に公開された映画『シルク』の日本での撮影中に『猟銃』と出会ったフランソワ・ジラールは、この小説にインスパイアされ、舞台化に着手。主演を務める、中谷にひとりで妻、愛人、愛人の娘を演じさせ、立場の違う3人の女性の中に秘められた“男性”への想いの共通項を浮かび上がらせる。舞台『猟銃』は、カナダ・モントリオールにて9月7日(水)から10日(土)まで公演が行われる。日本では10月3日(月)から23日(日)まで東京・PARCO劇場を皮切りに、兵庫、新潟、福岡、名古屋、京都にて上演。チケットは東京、兵庫、京都公演が7月30日(土)より発売。なお、チケットぴあでは、6月28日(火)11:00から30日(木)11:00まで先行抽選プレリザーブを受付。
2011年06月28日繊細で美しい映像と愛情とユーモアにあふれるストーリー展開で日本でも人気の高いフランス人監督フランソワ・オゾン。ベルリン国際映画祭でコンペティション部門に出品され、喝采を浴びた『Ricky リッキー』で彼が描いたのは“家族”そして“母性”。翼の生えた赤ん坊・リッキーの存在を通じて、それまでバラバラに、自分本位で生きてきた一家が互いに向き合い、不器用ながらも少しずつ本当の家族となっていく姿を描く。このファンタジーを通じてオゾンは何を訴えかけたのか?その思いを語ったインタビューが到着した。ひとり娘を連れて再婚し、息子を生むも育児に追われイライラする母・カティ。仕事に行き詰まりカティと衝突を繰り返した挙句に家を出る夫のパコ。母の再婚と弟の誕生で母親を取られたような気持ちを抱える娘のリザ。そんな状況でなぜか、赤ん坊のリッキーの背中に天使のような翼が!いつものようにと言うべきか、本作でも監督お得意のファンタジー要素とユーモアがたっぷりと盛り込まれ、それぞれが複雑に絡み合う。監督の意図は?「ローズ・トレメインによる今回の原作小説には、僕が好きな皮肉が散りばめられていて、映画の中でもそれらを残したいと思っていたんです。物語がファンタジーになり過ぎたり、ハッピーになり過ぎたりしたら、ユーモアを挟んでテンションを和らげ、シーンにある一定の効果を持たせました。リッキーはほかの赤ちゃんとちょっと違いますよね。そんなリッキーを、カティとリザが大喜びで世話をするんです。この映画に込められた皮肉は、非現実的な状況なのに、ありきたりな母性を見せるところから生まれているんです。どんな親でも、子供が何かできるようになった瞬間を目にすると大喜びしますよね。例えば、子供が最初に笑うときやゲップをするとき、それに、最初の一歩を踏み出すときなど。親というのは赤ちゃんの体を敬愛するものです。リッキーの背中の翼は、そんな親たちの気持ちや行動を強調しているのです。カティにとって、リッキーの翼はハンディキャップではないんです。それは贈り物で、価値のあるものなんですね。彼女はその翼を面白がっているし、気に入っているんです」。「僕は女性を描くのが好きなんです」と監督。確かに本作は家族の物語であると同時に女性を魅力的に描いた作品でもある。監督は、自身の初期の作品『海をみる』を引き合いに、こう説明する。「『海をみる』とは違う形で“母性”をテーマにした作品を撮りたかったんです。『海をみる』では、良き母と鬼のような母という正反対の女性を通して、2つの母性本能を描いたんです。今回の作品では、この2つの要素がカティというひとりの女性の中に描かれていて、彼女の複雑な母性の変化が表現されているんです」。ちなみに監督自身は“母性”と“父性”の違いについてどのように感じているのだろう?「子供は母親の体から生まれるので、母親は子供のことを自分の一部のように考えることが多いのではないでしょうか?この生理学的な面と身体的な関係はとても興味深いと思います。原作小説の中で、パコという男は、お金をむしり取りに戻ってくるような、とても感じの悪い男として描かれていますが、映画の中では複雑なキャラクターとして描かれています。僕は、この男女の関係を小説よりも詳しく描きたかったんです。パコはリッキーを使って、ジャーナリストからお金を稼ごうとします。でもこれは、単に図々しいのではなく、正当な理由があるからなんです。家を買うためとか、良い環境でリッキーを育てるためのスペースを得るため、とか。確かに、パコが(家出から)戻ってくるのは、リッキーが珍しい子供だと分かってからだけれど、彼には父性を発達できるような機会も時間も与えられなかったんです。彼は、リッキーが生まれてすぐにカティに追い出されてしまったのですから。“男が父親になれるチャンスはどのくらいあるんだろうか?”、というのがこの映画が問いかけるテーマのひとつでもあるんです」。母そして女の視点で観るか?それともオトコ目線で観るかによっても作品の捉え方は変わってきそう。もちろん、複雑な内面を宿した登場人物たちを見事に体現したキャスト陣にも注目してほしい。もちろん、リッキーの愛らしさにも!■関連作品:Rickyリッキー 2010年11月27日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© Eurowide Film Production - 2008 - Tous droits reserves
2010年11月29日