最低映画を決める"ラジー賞"こと第36回ゴールデンラズベリー賞で、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が最多受賞となってしまった。アカデミー賞授賞式前日に毎年最低映画発表するラジー賞で、ジェイミー・ドーナンとダコタ・ジョンソンが主演を務めた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が最低作品賞、最低男優賞、最低女優賞、最低スクリーンコンボ賞、さらには最低脚本賞という不名誉な賞を次々と獲得した。ちなみに『ファンタスティック・フォー』も最低作品賞を同時に受賞した。28日に行われたアカデミー賞で最優秀男優賞にノミネートされていたエディ・レッドメインは、同賞の受賞を逃した一方で『ジュピター』で最低助演男優賞を受賞している。最低助演女優賞はケイリー・クオコとなっている。過去にラジー賞に選ばれるも名俳優として再び輝かしい舞台に復活した俳優に贈られるラジー名誉挽回賞には、『クリード チャンプを継ぐ男』のシルヴェスター・スタローンが選ばれた。第36回ゴールデンラズベリー賞受賞一覧最低作品賞:『ファンタスティック・フォー』『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』最低女優賞:ダコタ・ジョンソン『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』最低男優賞:ジェイミー・ドーナン『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』最低助演女優賞:ケイリー・クオコ『アルビン・アンド・ザ・チップマンクス:ザ・ロード・チップ』&『ベストマン-シャイな花婿と壮大なる悪夢の2週間-』最低助演男優賞:エディ・レッドメイン『ジュピター』最低スクリーンコンボ賞:ジェイミー・ドーナン&ダコタ・ジョンソン『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』最低監督賞:ジョシュ・トランク監督『ファンタスティック・フォー』最低脚本賞:『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』最低リメイク、パクリ、続編映画賞:『ファンタスティック・フォー』ラジー名誉挽回賞:シルヴェスター・スタローン『クリードチャンプを継ぐ男』(C)BANG Media International
2016年03月01日『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で恋愛経験のない純情な女子大生・アナスタシアを演じたダコタ・ジョンソン。ジェイミー・ドーナン演じるリッチでイケメンだけど危ない趣味を持つクリスチャンに惹かれ、恋愛に溺れていく役柄を大胆な脱ぎっぷりで演じ、世間を驚かせた。アンディ・コーエンが司会を務める人気番組「Watch What Happens Live」に出演したダコタに「映画の中で君のヌードシーンの方がジェイミーより多いだなんて、不公平じゃない?」と聞いたコーエン。ダコタは「なかなか興味深い質問だわ!そうねぇ…続編ではジェイミーをフルヌードにしちゃう!」と意気込んだ。確かに、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』では、全編を通して約14分間描かれるセックスシーンで、ジェイミーよりもダコタのヌードが中心的に映っていた。「カルバン・クライン(Calvin Klein)」の下着モデルを務めたこともあるほど、美しい肉体を持つジェイミーだが、誰もがひれ伏すほどの美男子クリスチャンを演じるにあたり、1日5回プロテインシェークを飲み、3時間のワークアウトをこなし、さらなる肉体美を目指したという。続編ではそんな努力の賜物であるジェイミーのフルヌードが多く見られるかもしれない。共に俳優の両親を持つダコタは「この映画だけは両親に観てほしくない」と言ったほど、激しい濡れ場満載の映画だったが、続編『Fifty Shades Darker』はより過激になりそうだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2016年02月12日アンジェリーナ・ジョリーが夫のブラッド・ピットとおそろいのタトゥーを入れたことが分かった。バンコクを拠点にしているタトゥー・アーティスト、アジャーン・ヌー・カンパイ氏が明らかにした。2003年と2004年にも同氏がデザインしたタトゥーを肩に入れたアンジェリーナは現在、監督としての新作『First They Killed My Father』(原題)の撮影でカンボジアに滞在中。氏をタイからカンボジアに呼び寄せて、ブラッドと共に新たにタトゥーを入れたという。もともとアンジェリーナの首の付け根と左肩下の背部にタトゥーはあったが、新たに3つ増えて、11年越しのタトゥーが完成。背中の大半を覆う形状になった。イギリスの大衆紙「Daily Mail」によると、デザインはヤントラ(ヒンドゥー教で瞑想に用いる幾何学的図形)のようで、平和と愛、豊かな人生を祈る内容らしい。アンジェリーナのタトゥーの数は、これで判明しているだけで17個になった。ブラッドは左肩と腹部に仏教のシンボルを入れたという。『First They Killed My Father』は1970年代のカンボジアでポル・ポトの恐怖政治下を生き抜いた作家ルオン・ウンの著書「最初に父が殺された飢餓と虐殺の恐怖を越えて」の映画化。アンジェリーナの長男でカンボジア生まれのマドックスもスタッフとして参加している同作は、Netflixで独占配信される予定。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月12日サントリー食品インターナショナルは3月29日より、同社で展開する果汁入り炭酸飲料「オランジーナ」から新フレーバー「ブラッドオランジーナ」(希望小売価格・税別160円)を全国で発売する。「オランジーナ」は、2012年に日本で発売を開始したフランスの果汁入り炭酸飲料。昨年には日本初のフレーバー展開品として「レモンジーナ」を発売した。今回発売する同商品は、厳選した希少なシチリア産ブラッドオレンジを用いたフレーバー。ブラッドオレンジはシチリアの火山灰土壌で生育したものを、朝1つずつ手摘みし、果汁のみを使用している。さらに独自のブレンド技術でオレンジやレモン、グレープフルーツを加えたほか、ほんのりスパイスの香りも効かせた。パッケージは、同ブランドならではのオリジナルボトルを採用。ブラックとゴールドのラベルで"大人の上質さ"を表現したという。また、1月25日~2月25日には「発売前の『ブラッドオランジーナ』先行GET!インスタントウィンキャンペーン」を実施。期間中、「オランジーナ」「レモンジーナ」を購入すると、抽選で1万2,000人に「『オランジーナ』『レモンジーナ』『ブラッドオランジーナ』飲み比べセット」が当たる。応募は、パソコン・スマートフォンからインターネットで受け付ける。
2016年01月22日俳優のブラッド・ピットが、500万ポンド(約9億2,325万円)の腕時計を購入したそうだ。スイスのジュネーヴで開催されたオンリー・ウォッチ・オークションに参加したブラッドは、パテック・フィリップのレアもの腕時計を落札し、腕時計における史上最高額をたたき出したとみられている。46万ポンド(約8,496万円)からスタートしたその時計のオークションは、激しい争いを繰り広げ、最終的に500万ポンドでブラッドの手に渡った。同オークションハウスは声明文の中で「オークションにおいて落札された腕時計の中で最も高額です」とコメントしている。腕時計に対してブラッドが大金をはたいたのは今回が初めてではなく、昨年は結婚のお祝いとして妻アンジェリーナ・ジョリーに25万ポンド(約4,618万円)の腕時計を贈った。アンジェリーナへのプレゼントを購入した当時、ある関係者は「ブラッドはスイスのバーゼルで(現在パテック・フィリップの生産を行っている)スターン家と面会した後、この素晴らしい時計の一つを購入することにしたんです」「彼はアンジェリーナのために小さな芸術作品でありごくわずかな人だけが所有しているようなユニークな贈り物を購入したいと思っていたので、極上に洗練されたこの時計がぴったりだったのです」「ビッグ・ベンを基にした鐘の音を奏でるその時計はすべて手作りで作られています」「ブラッドはジュネーヴまでその時計を受け取りに行っていて、アンジェリーナへの結婚祝いにプレゼントすると言われていますよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2015年12月09日ブラッド・ピットとワーナー・ブラザースが、最近出版された小説『Illuminare』を映画化することになった。2575年を舞台にしたSF小説で、主人公は女性のハッカーと、彼女の元恋人。ふたつの大企業が争う中、大きな危険が及び、主人公たちは、惑星から脱出しようとする。物語はハッキングされたメールや書類、カルテなどを通じて語られる。小説は3部作の1冊目にあたる。ピットが出演もするのかどうかはわかっていない。その他の情報ピットの最新作は、妻アンジェリーナ・ジョリー・ピットが監督、共演する『By the Sea』。来月はピットがプロデュースし、助演俳優として出演もする『The Big Short』が北米公開される。共演はクリスチャン・ベール、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリング。現在はコメディ『War Machine』を撮影中。文:猿渡由紀
2015年11月24日最新監督&主演作で夫のブラッド・ピットとラブシーンを撮ったアンジェリーナ・ジョリーが「とても気まずかった」と語った。アンジェリーナは「Entertainment Weekly」誌のインタビューで、最新作『By the Sea』(原題)でブラッドとラブシーンを撮った経験を「この世で最も奇妙なこと」とふり返る。「自分の姿が映ってるiPadを手に、バスタブに裸で入りながら、ドアのところにいる夫を演出するのよ。バスタブに入って、私と愛し合うようにって。カメラを持った何人もの男性たちの目の前で」。「ラブシーンは、そもそも奇妙なものだけど」と言うアンジェリーナは、実際の夫婦がラブシーンを演じるには、敢えてその奇妙さを大っぴらに話すことで気まずさを打ち消すしかないとも語る。1カット撮り終えて、裸でモニターを見に行くわけにはいかないので、そのときはブラッドがタオル係になって、妻の体を包んでいたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月13日分島花音が、2015年11月25日にリリースする『ストライク・ザ・ブラッド OVA』のエンディングテーマ「君はソレイユ」。そのジャケット写真などが公開された。2008年にデビューした分島花音は、シンガーソングライターとして自ら作詞、作曲をこなすだけでなく、チェロを弾きながら歌うという独特のスタイルで唯一無二の存在感を確立。さまざまなアニメ作品の主題歌も歌唱しており、近作ではTVアニメ『selector spread WIXOSS』のオープニングテーマ「world’s end, girl’s rondo」や、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のエンディングテーマ「RIGHT LIGHT RISE」なども担当している。そして、2014年2月に発売されたTVアニメ『ストライク・ザ・ブラッド』のエンディングテーマ「signal」に引き続き、今回も「ストライク・ザ・ブラッド」の世界観を優しく紡ぎだす「君はソレイユ」。カップリングには、過去にライブでも演奏されてきた「プリンセスチャールストン」が収録されるなど、まさにファン待望のニューシングルとなっている。特典などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。
2015年10月14日東京會舘はこのほど、秋の限定商品として、「マロンシャンテリーアールグレイ」「プティフール・ド・オートン」を発売した。○アールグレイの味と香りをクリームに「マロンシャンテリーアールグレイ」は、同社定番商品であるマロンシャンテリーと同様に、裏ごしした栗の甘露煮を中に入れたスイーツ。秋季限定の味わいとして、アールグレイの葉を漬けることで味と香りを引き出したクリームを使用。イートインおよび持ち帰り用として販売する。価格は980円(税込・イートインは別料金)。販売期間は10月31日まで。また、同じく秋限定商品「プティフール・ド・オートン」は、さつまいも、紅茶2種類のパウンドケーキ各3個と、マロンクリームをサンドしチョコレートでコーティングしたマロンクッキー、パンプキンクリームをサンドしたクッキー、フランボワーズのクリームをサンドしたフランボワーズクッキーが2個ずつ、全部で12個入りの詰め合わせ。価格は1,620円(税込)。販売期間は12月15日まで。
2015年09月06日アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット夫妻がロンドンで新居を探しているという。関係者が「Us Weekly」誌上で「アンジーは、少しずつEUの政治に関わっていきたいと考えているんです」とその理由を語った。アンジェリーナは今年6月、国連難民高等弁務官(UNHCR)の特使として英国の外務・英連邦省の代表者たちとの昼食会出席のためにロンドンを訪れたが、合間を縫ってブラッドと一緒に物件を探していた。ウエストミンスターにあるベッドルーム7室の豪邸をチェックしたが、購入はしなかったという。この訪英時、2人はケンジントン宮殿にウィリアム王子とキャサリン妃夫妻を訪ね、お茶を楽しんだことも伝えられた。11月にはブラッドと共演する監督・主演作『By The Sea』(原題)のアメリカ公開を控え、女優業から監督業へキャリアをシフトさせつつあるアンジェリーナ。今後の拠点はヨーロッパになりそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月28日どこの家にも1つはあるような製品にしたい株式会社ビーバイイーは2015年10月15日より「ママバター グレイトフルボックス」の販売を開始する。アフリカのシアの木からとれる天然保湿成分であるシアバターをたっぷりと配合したナチュラルコスメ「ママバター」。ナチュラル・オーガニックコスメと言うと「知識やこだわりがある人が使う製品」というようなイメージがあるのだが、同ブランドが目指すところは「気軽で手軽に使うことのできるナチュラルコスメ」だ。毎日でも使えるよう、高品質でありながらリーズナブルな価格設定がうれしい。ママバター グレイトフルボックス「ママバター グレイトフルボックス」は通常サイズよりもやや小さめサイズのハンドクリームが3本セットになった限定BOX。シアバターを20%配合しており、妊婦から赤ちゃんまで使える安心処方。敏感で繊細な肌もしっとりと潤すことで、乾燥によるダメージを優しくケア。肌なじみがよくべたつかないため、いつでもどこでも気軽に使える。ハンドクリームであるため手はもちろん、爪や爪周り、肘や踵のかさつきにもぴったりだ。今回のBOXにはローズ、シトラス、ラベンダーの3種の香りがセットになっている。ローズはワイルドローズのエッセンシャルオイル配合。ゴージャスで優雅な女性らしい香りを楽しめる。シトラスにはライム、ベルガモット、オレンジのエッセンシャルオイルを配合。フレッシュな柑橘の香りが気持ちまでフレッシュにしてくれる。ラベンダーにはもちろんラベンダーのエッセンシャルオイル配合。言わずと知れた癒やしの香りだ。このBOXは、自分へのプレゼントにして気分によって好きな香りのハンドクリームを使うこともできるし、友達へのプレゼントにも最適。ちょっとしたお礼に1本ずつばらしてプレゼントしても喜ばれそう。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ビーバイイープレスリリース(PR TIMES)・ママバター
2015年08月18日アイルランドに生まれ、19世紀末のヨーロッパで一世を風靡した作家オスカー・ワイルド。その唯一の長編小説で、究極の美青年ドリアン・グレイの数奇な運命を描いた『ドリアン・グレイの肖像』が今夏、G2脚本、グレン・ウォルフォード演出で舞台化される。中山優馬演じるドリアン・グレイと恋に落ち、やがて自殺に追い込まれる女優シビルを演じるのが、舞羽美海だ。舞台『ドリアン・グレイの肖像』チケット情報「シビルは小さな劇場でヒロインを演じている10代の女性。“芝居バカ”で、自分が生きる場所はここしかない!と思っているところは私自身とリンクします。そんなシビルが愛を知り、芝居ができなくなって死を選ぶところまで表現できるのは、女優として幸せなこと。これまでハッピーな役が多かったので、今回は大きな挑戦。自分の殻が破れるんじゃないかと思っています。原作を様々な翻訳で読みながら、イメージを膨らませています」。舞羽は役作りのため、稽古に入ると普段の生活も変えることがあるという。「舞台上でも、素の自分ってどこかに表れると思うんです。私は性格的に大雑把なところがあるので、いかに繊細に演技を作るかが生涯の課題。ドリアンの人生の歯車を最初に狂わせていく役なので、その意味でも繊細に、でも守りに入らず大胆に演じたいですね」と意気込む。舞台上に普段の自分が表れるとする彼女の考え方は、美と若さを保つドリアンの老いや醜さを肖像画が映し出すという本作の世界観に通じるかもしれない。「そうですよね。嘘をどれだけ本当にできるのかといったことも、この作品のテーマ。まず中山さんは、肖像画から出て来たように美しい方なので、それだけでこの作品の世界観の象徴のような存在。そんな中山さんとどんなキャッチボールができるか、私自身、楽しみにしています。オスカー・ワイルド特有の耽美な世界を感じつつ、舞台ならではのリアルさもあるものに仕上がるのではないでしょうか」。ドリアンは、『ロミオとジュリエット』のジュリエットを演じるシビルを観てひと目惚れする。既に宝塚歌劇団時代、ミュージカル版『ロミオとジュリエット』で同役は経験済み。「ミュージカル版では言葉も現代的でしたし、歌で感情表現できましたが、シェイクスピアの詩のような台詞をストレートプレイで表現するのは難しい」としながらも「シェイクスピアといえばお芝居の基本ですから、勉強し直すつもりで今、じっくりと読んでいます。女優として再スタートしたいんです」とする表情からは、決意の強さがうかがえた。今年はこの『ドリアン・グレイの肖像』、そして秋にはミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』ヒロイン・サラ役と、大役が続く。「この2作で、今年こそ、今までと違う自分に変わりたい。一生分を賭けるくらいの気持ちで、逃げずに自分をさらけ出して臨みたいです」。8月16日(日)から18日(火)・9月1日(火)から6日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、8月22日(土)から26日(水)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、29日(土)・30日(日)福岡・キャナルシティ劇場にて。取材・文:高橋彩子
2015年07月24日世界最大のインターネット映像配信ネットワークを提供する「Netflix」が2015年秋、日本でのサービスを開始することが決定。併せて、ブラッド・ピットが代表を務める制作会社「プランB」と「Netflix」が共同で映画を製作することが判明。主演ブラッド、監督・脚本デヴィッド・ミショッドの映画『ウォー・マシーン』(原題:War Machine)を、2016年に全世界の「Netflix」で独占配信・劇場公開されることが決定した。故マイケル・ヘイスティングスのベストセラー「The Operators: The Wild and Terrifying Inside Story of America’s War in Afghanistan」(原題)を原作とした本作は、容赦ない破壊工作の功績により地位を築き上げ、アフガニスタン駐留米軍を指揮するまでに登りつめた軍事司令部将軍を主人公にしたアクション大作。「不可能」と言われた戦闘への勝利を掲げ、斬新且つ過激な戦法を取る軍事司令部将軍と、寄せ集めの指揮官や報道官たちは世界を相手に戦い続け、多国籍軍による難しい要請やワシントンにおける政治、そしてスクープを求めるマスコミたちと対峙しながら、戦場という過酷な場所でも人との結びつきを求め苦闘する姿がリアルに描かれている作品だ。「Netflix」の最高コンテンツ責任者テッド・サランドスは「『ウォー・マシーン』は、アメリカの政治権力の中枢から、野望の赴くままに侵略した世界の至る場所で起きている、“戦争は誰によって決定されているのか?”という内幕を暴く、刺激にあふれた物語です。ブラッドとデヴィッドは完璧な制作チームとして、エンターテインメント性に溢れ、いまの時代だからこそ描けた、観るものを引き込む注目の映画を作り上げてくれるでしょう」と語った。2014年にも『フューリー』でも戦争を扱ってきたブラッドは「『Netflix』とこのようなエキサイティングな企画に関わることが出来、また最先端のコンテンツ制作とそれを世界中の視聴者にお届けする機会に参加できることを非常に嬉しく思います」。ガイ・スピアース主演の『奪還者』や『アニマル・キングダム』を手掛けてきたミショッド監督は「これほど壮大で、複雑かつ常軌を逸した戦争兵器とそれにまつわる人間たちを描いた大胆な大作映画の制作に携われたことに、私としても身の引き締まる思いです」と制作への意欲を語った。50か国以上で6,200万人を超える会員を抱え、オリジナルシリーズ、ドキュメンタリー、長編映画などを含め、1日1億時間を超えるTVドラマや映画を配信できる「Netflix」。数々の賞を受賞し、高い興行成績を記録した映画を数多く世に送り出している「プランB」とのコラボレーションに期待が高まる。『ウォー・マシーン』は2016年より「Netflix」で独占配信・劇場公開予定(※日本での劇場公開は未定)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが6日(現地時間)、フランスのパリからニースへの移動の際、エコノミー・クラスに搭乗した。「Daily Mail Online」によると、夫妻は13歳の長男・マドックス、11歳の次男・パックス、10歳の長女・ザハラ、9歳の次女・シャイロ、そして6歳になる双子のノックスとヴィヴィアンも一緒にL.A.からパリに降り立った。その後、ニース行きの国内便に乗り継いだが、搭乗までの2時間も他の旅行客と一緒に待ち時間を過ごしていたという。プライベートジェットも使わず、ファースト・クラスにも搭乗せず、子どもたちに地に足のついた感覚を教えたいという夫妻の意向らしい。家族全員、乗務員や空港スタッフに頼らずそれぞれ自分の荷物を持ち、機内ではブラッドや年長の息子たちが荷物を頭上の収納スペースにしまうなど、一般の家族旅行客と何ひとつ変わらない様子を居合わせた乗客が撮影している。一家の南フランスの拠点、シャトー・ミラヴァルの最寄りであるニースの空港に到着後は空港スタッフの先導で、用意された車まで向かい、空港を後にした。子どもたちがまだ小さかった頃は大勢のナニーも一緒の大移動だったが、今回同行したナニーは1人だけ。ボディガードもなしという身軽な旅行だった。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月09日ブラッド・ピットが妻のアンジェリーナ・ジョリーの誕生プレゼントに水上機を購入したようだ。毎年6月が近づくと、ブラッド・ピットからアンジェリーナ・ジョリーへの誕生プレゼントが話題になるが、ブラッドが来月4日に40歳を迎える愛妻に贈るのは、ヴィンテージの水上機だという。イギリスの「Sunday Mirror」紙によると、夫妻はすでにヨーロッパのディーラーを訪れ、南フランスのシャトー・ミラヴァルにある自宅で保管する予定だという。2008年に購入したシャトー・ミラヴァルの敷地は1,000エーカー(約4,047,000平方メートル)があり、夫妻の名前をつけたロゼワイン用のぶどう畑などがある。アンジェリーナは飛行訓練を受けたことはあるが、着水の技術はまだ学んだことがないので、ブラッドは彼女が飛行機を存分に使うことができるよう、新たな飛行訓練の準備も整えているそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月25日ブラッド・ピットが25日(現地時間)、ロサンゼルスで行なわれたチャリティ・イベントに出席したが、顔に負傷した状態で登壇し、観客を驚かせた。ロサンゼルスのパンテージ・シアターで、自閉症の人々を支援する団体「Autism Speaks」の主催するイベント「Light Up The Blues 2015」に出席したブラッドはひげをたくわえていたが、左頬は腫れていて、目の下あたりに大きな傷があった。その場では怪我について言及しなかったことから、一体何が起きたのかとインターネット上でも騒ぎが広がり始め、ブラッドは代理人を通して声明を発表した。「両手が荷物でふさがった状態で暗闇の中、サンダルで階段を駆け上がると、こういうことが起きます。つまり、顔で勢いを止めようすると、結果は擦り傷になるということです」とコメントしたブラッドは「翌日夜に開催の“Autisum Speaks”のチャリティを欠席するわけにはいきませんでした。彼らは素晴らしい人たちで、この大切なイベントに関われるのは光栄なことですから」と説明している。ニール・ヤングなどが出演した「Light Up The Blues 2015」でブラッドはオークションに参加し、イベントに出演したパフォーマー全員のサイン入りギターを23,000ドルで購入した。イベントはジャック・ブラックの司会で、ブラッドのほかにクリスティーナ・アップルゲイとやゲイリー・コール、エイミー・ブレネマンも出席した。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月28日もともとは『トワイライト』シリーズのファンフィクションから始まり、いまやベストセラーとなり映画化もした『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』について、ある意味当事者(?)のロバート・パティンソンが口を開いた。ロバートは「Reuters」に同作について「実は本を読んだことはないんだけど、多分ものすごく、違ったものなんだろうね」「違うものでないなら僕にはどうやって上手くいくか分からないよ」と語っている。また同作が『トワイライト』にインスピレーションを得て書かれたものであることについては、「これがファンベースのものだってのはすごいことだ。たくさんの人々がこれに感じる深い繋がりみたいなものがあるんだろう。それが何なのかは分からないけどね」と、ファンの力への感銘を表した。主演が友人のジェイミー・ドーナンであることについて「ちょっと変な気分だよ。僕はジェイミーと十年来の知り合いだからね」と少し困惑した様子を見せている。ロバートにとっては、自身が演じた作品が全く別物に成長し、みるみるうちに有名になってしまったいまの状況に戸惑っているというのが本音なのかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年02月16日LiLiCoが2月14日(土)、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の公開を記念して開催された女性限定のバレンタイン・プレミアム・パーティに出席。“肉食女子”全開の過激なトークで会場を沸かせた。イギリスの主婦が書いてネットに投稿し、全世界1億人以上に読まれることになった恋愛小説を映画化。若くして大企業のCEOを務めるグレイと、彼が示した詳細にわたるルールが書かれた契約書に基づいて交際をすることになった恋愛未経験の無垢な女子大生のアナ。少しずつ、彼の隠された本性が明らかになっていくが…。この日のパーティは女性限定で「SOMETHING RED(“赤”を身に着ける)」というドレスコードが設定されおり、スカートやアクセサリーまで様々に自分なりの赤をまとった女性の姿が見られたが、やはり(?)誰より目立っていたのはLiLiCoさん。「この日のために用意してきました」という肩を露わにしたセクシーな赤いドレスで出席者から歓声を浴びた。トークの方も女性だけの空間ということもあってかノーリミットで過激発言を連発!自身「ドMです」と宣言した上で、映画の“評価”などはそっちのけで、自らをアナの立場に置き換えて、グレイの“S”っぷりについて「ソフト過ぎる!これじゃソフトSM」とバッサリ。LiLiCoさんが求めるのはよりハードでサディスティックなプレイだったようで、「お尻ペンペンくらい、たいがいの人はやられてるでしょ?彼は優しすぎるんです!」と語り、会場は“賛同”と“困惑”の声が入り乱れる。また、恋愛経験の少ない純粋なアナがグレイとの時間の中で少しずつ変化していく姿についても言及。「私もこういう時あった。何も知らない時代が…」としみじみとふり返りつつ、アナの“変身”について「お見事!少しずつ染まっていくところがいい」と語る。さらに、ここに日本の一部の女性像を重ね合わせ「大人しそうな人ほど恋愛で激しかったりする。私は“肉食”で売ってるけど(笑)。何も言わない人の方が激しかったり」とも。そして「この映画、こっそり一人で観に行ってもいいし、観てムラムラしてほしい!ムラムラすると女性は輝くし、そうするとフェロモンが出てオスが来るから」と“恋愛誘発剤”として本作を推奨する。「『セックス・アンド・ザ・シティ』以来、姉妹や友達同士で『どうだった?』と話し合える映画です」と熱く語る。さらに酒も入って、トークはLiLiCoさんによる恋愛相談の様相を呈してくる…。「強い女はダメですか?」という女性の問いに、「強い女でいい!それを受け入れられない男がダメ!」と語り、拍手と歓声が沸き起こっていた。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年02月15日全世界の女子の心を虜にした大ベストセラー官能恋愛小説の映画化『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。本作の日本版コラボポスターで、先日明らかになったヒロイン・アナに扮した黒沢かずこ(森三中)と、イケメン大富豪・Mr.グレイに扮した溝端淳平の特別インタビュー映像がシネマカフェだけに到着。黒澤さんの妄想炸裂のコメントと、本国版同様、イケメンオーラ全開の溝端さんの意外な(?)バレンタインエピソードが明らかとなった。現在50か国以上で翻訳され、全世界1億部という驚異的な人気を誇る女性作家による原作を、女性脚本家と女性監督が映像化させた、女性のための大人のラブストーリーとなる本作。本国ポスターの好奇心をそそる謎めいたビジュアルを元に、日本版コラボポスターを作成したところ、「あの口元しか写っていない男女は誰?」と話題となったが、先日のイベントで下唇を噛むクセがあるアナ役の“女性芸人”は黒沢さん、ネクタイを握り締めたスーツ姿のグレイ役には溝端さんと発表されたことも、大きな反響を呼んでいた。黒沢さんは、主人公の女子大生アナと同じく、恋愛未経験で内気な性格を持つことから抜擢。相手となるグレイ役には、黒沢さんがずっと会いたいと熱望していたというイケメン代表・溝端さんが起用された。普段の姿とは一変、フルメイクと黒髪ロングの姿にドキッとしてしまうほどの変貌ぶりをみせた黒沢さんに、イベントで対面した溝端さんも「似合っています!素敵です」と大絶賛。黒沢さんには、グレイ役の正体が溝端さんだとは明かされていない完全サプライズだっただけに、溝端さんがグレイ並の妖しさで登場すると、黒沢さんが素でうろたえるひと幕もあったほど。到着したインタビュー映像では、黒沢さんが衝撃の自身の“壁ドン”経験についてや、溝端さんもちょっぴりほろ苦いバレンタインの思い出を明かすなど、ここでしか聞けないエピソードをノリノリで語ってくれたふたり。本作について、黒沢さんは「妄想するのが好きなので」と興奮気味に、「気になって、気になって、しょうがない」と期待を膨らませている様子。溝端さんも「グレイが男から見ても惚れそうなほどセクシーです。男性が観たら、絶対勉強になると思います」と、女性ならば誰もが憧れずにはいられない超絶イケメン大富豪に興味津々で、刺激的で官能的なラブストーリーに太鼓判を押している。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年02月04日50か国以上で翻訳され、全世界で累計1億部を超える(電子書籍を含む)ベストセラー小説を原作にした映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。このほど、本国ポスターの日本版コラボポスターが完成!その正体ははっきりしないが、あの“女芸人”と“イケメン俳優”とおぼしき、ポスターの撮影メイキング映像が到着した。巨大企業の若きCEOでイケメン大富豪であるMr.グレイ(ジェイミー・ドーナン)と、それまで恋愛経験がない女子大生アナ(ダコタ・ジョンソン)の出会いから、愛し方が異なるふたりの甘く危険な大人の恋愛模様を描いた本作。今回、バレンタインの日米同時公開を控え、日本でも人気のイケメン俳優と女芸人が登場するコラボポスターが発表された。ポスターでは、恋愛経験がない主人公・アナにちなんで、恋愛未経験で内気な性格を持つ、“歌って踊る”あの女芸人が、本国ポスターと同様、アナの下唇を噛む癖を再現。「いつもはあごを隠すのが癖なんですけど、コンプレックスな部分をこんなにさらけ出すのは初めて。主人公(アナ)の唇を噛む癖が可愛く見えるんじゃないかなって、自分の中で取り入れつつあります。日本中で流行りだすんじゃないですか!?」と興奮気味に撮影の感想を語った。一方、イケメン大富豪・グレイに選ばれたのは、ひと目で恋に落ちるような説得力のある、あの人気イケメン俳優。彼は、この撮影について「ネクタイを持っているのに、1回も結ばなかったですね(笑)。目が特徴的だと言われることが多いので、どこまで(本家のものに)近づけているか不安もありつつ、楽しみもありつつ…」とコメント。ポスターからも確認できるフェイスラインと、目力を兼ね備えた俳優とは、いったい誰なのか?また、到着した撮影メイキング映像には、本作の予告映像と同様、ビヨンセ「Crazy In Love」をBGMに、アナとグレイに扮しふたりの口元や後ろ姿がセクシーに映し出されている。そして、ミステリアスな雰囲気の映像の最後には“Who am I?”との投げかけが…。チラリズムが存分に生かされ、じれったいのに、つい見入ってしまう仕上がりとなっている。あごがコンプレックスだとは思えない可愛らしい口元を持つ女芸人と、後ろ姿からでもイケメンな雰囲気を醸し出す人気俳優。その名前は近日中に明かされるとのことだ。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年01月19日ブラッド・ピットとジョージ・クルーニーが、互いの結婚を祝うディナーを楽しんでいたことが分かった。ブラッドは8月に、ジョージは9月に挙式したが、2人ともスケジュールの都合でお互いの結婚式に出席が叶わなかった。そこでジョージがロサンゼルスの自宅にブラッドとアンジェリーナを招き、妻のアマルさんと4人で夕食を共にしたという。「The Sun」紙によると、ジョージのお気に入りレストラン「ザ・ムッソ&フランク・グリル」のヘッドシェフがジョージ宅まで出向いて、牡蠣やロブスターを使った料理を用意した。ちなみにワインは、ブラッドとアンジェリーナが南フランスのシャトー・ミラヴァルで製造している商品をわざわざ取り寄せたそうだ。ジョージとブラッドは『オーシャンズ11』シリーズで共演し、意気投合した。一時、アンジェリーナとジョージの気が合わずに疎遠になっていたといううわさが流れていたが、アマルさんが人権派弁護士というのも助けになったのか、交流が再開したようだ。ブラッドとアンジェリーナの6人の子どもたちも招かれ、ビバリーヒルズにあるスウィート・レディ・ジェーン製のウエディング・ケーキをふるまわれた。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月19日水ぼうそうのために休養中のアンジェリーナ・ジョリーに代わって夫のブラッド・ピットが彼女の監督作『Unbroken』(原題)のプレミアに子どもたち3人を伴って出席した。ブラッドは15日(現地時間)、ロサンゼルスのTCLチャイニーズ・シアターで開かれた『Unbroken』のプレミアに13歳の息子・マドックス、11歳の息子・パックス、8歳の娘・シャイロの3人を連れて登場。ブラッドの両親も加わった。子どもたちは全員、ネクタイをしめたスーツ姿。すっかり大人っぽくなったマドックス、1人だけシャツも黒でタイと色を合わせて個性を主張するパックス。兄2人に引けを取らないクールな着こなしを見せたのは普段から男の子っぽい服装の多いシャイロ。物怖じせずにポーズを取るわが子たちに、ブラッドもうれしそうな表情を見せていた。アンジェリーナは12日(現地時間)、水ぼうそうのために数日間『Unbroken』関連のイベントを欠席することをビデオメッセージで発表。代役を務めることになったブラッドは14日(現地時間)に行なわれたイベント「Unbroken Roger Deakins Image Exhibiton」に、同作の撮影監督ロジャー・ディーキンスやジョシュ・ブローリンと出席した。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月17日世界50か国以上で翻訳され、累計1億部(電子書籍を含む)という大ベストセラー小説を映画化した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が、 2015年2月13日(金)より日米同時公開される。このほど本作から、前回のティザー予告映像には含まれなかった刺激的なシーンが加わり、ビヨンセの妖艶な楽曲「Haunted」が使用された日本版本予告が解禁となった。恋愛未体験の女子大生・アナ(ダコタ・ジョンソン)は学生新聞の取材で、若くして巨万の冨を手にする大富豪・グレイ(ジェイミー・ドーナン)に出会う。言葉を交わすたびに惹かれ合い、親密になっていくふたり。しかし、ある過去の経験から「心から人を愛せない」とグレイは告白する。愛しているのに、愛し方が違うふたり…。禁断の扉の先にある彼の“嗜好”に戸惑いながらも、アナは初めて愛した男性のすべてを受け入れたい想いの葛藤に苦しむ。一方、グレイは湧き上がった初めての感情と自らの歪んだ愛の形に苦悩する。お互いに激しく求め合いながらも、自身の変化に戸惑うふたりの誰にも言えない“禁断”の愛の行方は…。世界中の女性たちを夢中にさせたベストセラー恋愛小説を、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』で注目を浴び、23歳年下の『キック・アス』のイケメン俳優アーロン・テイラー=ジョンソンを夫に持つ女性監督サム・テイラー=ジョンソンが映画化した本作。早くも2015年、最も衝撃的でロマンチックなラブストーリーといわれている。前回のティザー予告は世界で解禁されるやいなや、凄まじい勢いで波及し、ネット上で総再生回数1億回を突破。先日、YouTubeより公式に発表された“2014年に最も人気を集めた予告編”にて、多くの超大作を抜き去り、見事、第1位を獲得した。今回の日本版本予告では、“壁ドン”からのキスはもちろん、前回は含まれなかったさらに刺激的なシーンが加わり、ついにグレイの“嗜好”が明らかにされていく。また、映像を妖しく彩る楽曲は、ビヨンセの「Crazy In Love」から「Haunted」へ。響き渡るビートに合わせ、力強いビヨンセの歌声が禁断の愛に戸惑い、揺れるふたりに重なる印象的な仕上がりとなっている。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は2015年2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月16日女子大生と起業家の恋愛を官能的に描き、世界中の女性を虜にした大ベストセラー小説を映画化する『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の日本版予告編が公開になった。これまで公開されていた予告編よりも刺激的なシーンが加わった映像だ。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』日本版予告編映画は、普通の女子大生“アナ”と、巨大企業の若き起業家にしてCEOの“Mr.グレイ”の特異な恋愛模様を描いた女性のための大人のラブストーリー。原作は、イギリスの一般女性がネットに投稿した小説で、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の女性監督サム・テイラー=ジョンソンがメガホンを執る。映像はアナとグレイが出会い、恋に落ち、次第にグレイの嗜好が明らかになっていく過程がビヨンセの『Haunted』にのせて描かれる。その内容はとても刺激的だが、予告編には“愛しているのに”“愛し方が違う、ふたり”という印象的なコピーが登場する。グレイがアナを招き入れた“秘密の部屋”には一体、何があるのか? グレイの愛し方は他の男性と何が“違う”のか? グレイはアナに出会い、どのように変化していくのか? 観れば観るほどの想像のふくらむ予告編になっている。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』2015年2月13日(金) 全国ロードショー
2014年12月16日いよいよ本日11月28日より劇場公開となるプラッド・ピット主演最新作『フューリー』。ブラッドやローガン・ラーマンら5人の実力派キャスト陣が、かつてないリアリティを追求した戦争における人間ドラマに挑み、大きな注目を集めている本作から、本編のクライマックスとなる映像「運命のクロスロード」が解禁となった。舞台は第二次世界大戦末期。最後の抵抗を必死に繰り広げるドイツ軍に、“フューリー”(=激しい怒り)と命名された戦車で立ち向かった5人の米軍兵士。本作は、想像を絶する彼らの1日の出来事を史実や証言に基づいて映し出していく。今回、日本公開当日に解禁された本編映像は、「運命のクロスロード」と名づけられたもの。たった1台の戦車“フューリー”で、ある十字路を守り抜けとのミッションを受けた5人の兵士たちが、究極の決断を迫られ、“最後”の決戦を目前にした葛藤を描く本作のクライマックスとなるシーンだ。キャタピラーが破損し、身動きが取れなくなった“フューリー”号。ブラッド演じるウォーダディーら5人の兵士たちの前に、300人のドイツ軍SS部隊が迫っていることが分かる。絶望的な状況に、シャイア・ラブーフ演じる砲手バイブルが「じきに暗くなる、このまま奴らを行かせよう」と告げ、仲間たちは森に身を隠す準備を始める。だが、4人の仲間をふり返った戦車長のウォーダディーは「俺たちは逃げない。この十字路を守る」と宣言、「戦車が壊れているだろ!」と言うジョン・バーンサル演じる装填手クーンアスの言葉も聞き入れず、「俺たちの任務だ。戦闘準備だ、乗れ」と彼らに叫ぶ。ローガン演じる新兵のノーマンは、口を挟む余地もない。「どうやって戦う?」と食い下がるクーンアスや、マイケル・ペーニャ演じる操縦手ゴルドらの問いにふり返ることもせず、ひとり戦闘準備を始めるウォーダディー。兵士たちに緊張が走る中、バイブルは「待て!」と叫ぶのだが…。この後、ウォーダディーら5人の兵士たちはどんな決断をするのか。そして、迫り来るドイツ軍300人を相手に彼らはどう立ち向かうのか。敵軍が迫る“十字路”で、家族以上の固い“絆”で結ばれた5人と怒れる戦車“フューリー”号に迫る運命の時を、こちらの映像から目にしてみて。『フューリー』は11月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フューリー 2014年11月28日より全国にて公開(C) Norman Licensing, LLC 2014
2014年11月28日俳優、そしてプロデューサーとして映画界のトップに立ち続けるブラッド・ピット。彼が類い希なストーリーとキャラクターに惚れ込み、主演と製作総指揮を熱望した最新作『フューリー』が、いよいよ11月28日に公開されます。第二次世界大戦末期。最後の抵抗を繰り広げるドイツ軍に、“フューリー”(=激しい怒り)と命名された戦車で立ち向かった米軍兵士5人の、想像を絶する一日の出来事を映し出す本作。公開に当たって、主演・製作総指揮を務めたブラッド・ピットのインタビューをお届けします。■ブラッド・ピットインタビュー―出演に加え、プロデュースも担当するほど惹かれたという脚本についてお聞かせください。まずプロデュースについてだけど、僕はそれほど重要な役割は果たしていないんだ。今回は演技に専念し、役づくりに入魂する必要があったんだ。この映画はむごたらしさという土壌の中で人間性を見出す話だ。自分では戦争は体験していないが、人間経験を積むことで真実を見る目が養われるんじゃないかな。美化されない真実が大切であると感じるようになった。睡眠もとれず疲れ果てた状態で、戦争の悲惨さに直面し、罪ない人や仲間が無残に殺されるのを目の当たりにしたとき。それが人間の心にどんな影響を及ぼすのか、そしてそれを人はどう生き延びるのか。そこにはヒロイズムがあるのか。それが、この映画が見るものに問いかけることなんだ。この映画では、戦車部隊というマイクロな世界が描かれる。大戦も終わりに近づいたころ、長年連れ添った5人だが、1人の隊員を失い、新しい隊員が加入する。戦争も終盤で、経験のある隊員はみつからず、新隊員は全く経験のない若者だった。この無垢な若者に、僕の役は父親的な気持ちから戦争のむごさを教え込もうとするんだ。荒々しく教え込むことで、ほかの隊員が危険にさらされることを阻止しようとするわけだ。―今回演じられた“ウォーダディー”とは、どんな役柄ですか。乗組員たちの命を預かっている車長であり、責任者だ。戦車のオペレーション全般を見るし、また皆の士気を高めなければならない。また小隊の司令官でもあるので他の4両の戦車にも指令を出さなければならず、交戦する際のナビゲーションも戦略的に考えていかなくてはならない。敵との距離も図り、どこに脅威が潜むかも見定めなければならない。全てが彼の判断に委ねられるんだ。だから隊員たちの信頼を勝ち得なければならないし、自分自身でも確信がなければならない。皆の生死は彼の判断一つにかかってくるからね。―デヴィッド・エアー監督のリアルな映像作りについてお聞かせください。デヴィッドのリアルへのこだわりは相当なものだ。おかげで素晴らしい経験になったよ。第二次大戦の退役軍人達にも会うことができた。彼らは今はもう90才を過ぎているが、ノルマンディー上陸作戦やバルジの戦いの体験談を聞かせてくれた。頭の下がる思いだった。―クランクイン前に行われたブートキャンプについてお聞かせください。1週間ほどブートキャンプへの参加を課せられた。1週間と言っても、実際に訓練している兵士たちからしてみたらほんの一瞬だと思うんだけどね。僕らの体験は観光程度の優しさだったろう。それでも毎朝5時起床の本格的なトレーニングだった。フィジカルトレーニングを2時間、その後に講義、労働、障害物トレーニングなどが夕方まで続く。飯は冷たいし、雨の中で寝たり、夜中に起きて見張り役をやったりもした。とにかく全力投球だった。訓練は皆を追い込み、戦場がどんな感じだったのか少しでも実体験できるように組み立てられていたし、最悪の状況の中でも士気を奮い立たせるようにできていて、なかなか面白かった。またチーム内で序列が構築され、皆が一丸となって苦難を乗り越えられるように仕組まれていた。苦難と言っても本物の兵士たちが日々感じている苦難とは比べようもないだろう。訓練のおかげで固い絆ができたし、心構えもでき、達成感も感じた。それがスクリーンににじみ出ていると思うよ。父親として子供を育てるうえで役に立つことも多く学んだ。チームでお互いの弱点が分かるようになったので、補完し合えるようになった。みんなが大好きになったよ。訓練を終えるころには俳優といえどもタンクを操縦できる5人になっていた。映画の保険会社は気が気でなかっただろうけどね。―実際戦車を運転してみて、戦車の乗組員についてどう感じましたか。戦車の乗組員は一つの機械として機能しなければならない。つまり乗組員たちはお互いの役割をちゃんと分かっていなくてはならず、一人がやられたら他の人がすぐに代わりを務められるようにしなければならない。ほんの小さな失敗でも全員にとって命取りなんだ。―この作品は仲間の絆がとても丁寧に描かれた作品ですが、劇中のようにご自身が仲間に助けられたというような経験はありますか?その辺が、この話の誰にでも共感できる点じゃないかな。家族を持っている人ならだれでも共感できると思うよ。家族と言うのは、どこの家庭でも愛や絆や、不満や怒りや思いやり、協力、落胆、様々な要因で結ばれていると思うから。―ついにこの映画を世界へ披露したことについて、一言お願いします。本作には満足している。理屈抜きで心に響く経験をした。こうして映画を披露することができてうれしい。労力をつぎ込んだ結果だ。映画『フューリー』11月28日(金) TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー配給:KADOKAWA 公式サイト
2014年11月27日3DCGアニメーションとして話題となったOVA『GUNDAM EVOLVE../9』に登場する「MSZ-006-3B ゼータガンダム3号機B型 グレイ・ゼータ」が、ガンプラの「MG(マスターグレード)」シリーズで立体化されることが決定し、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて予約受付がスタートしている。2015年2月発送予定で、価格は7,020円(税込)。「ゼータガンダム3号機B型 グレイ・ゼータ」は、一年戦争でジオン軍に所属していたグレイ・ウルフが搭乗するモビルスーツ(MS)で、彼のオーダーから機体カラーはグレーになるはずだったが、担当者のミスにより黄色にペイント。その機体色から「イエロー・ゼータ」と呼ばれていたが、グレイはあえて「バスター・ゼータ」と呼んでいる。「Zガンダム」と比較すると武装類、各アーマー、スタビライザーに変更点があり、火力特化用のMSとして戦場を駆け抜けた。初の立体化となる『MG 1/100 MSZ-006-3B ゼータガンダム3号機B型 グレイ・ゼータ』では、数々の特徴的な本体アーマー形状(肩アーマー、フロントアーマー、サイドアーマー、リアアーマー、前腕アーマー、脚部サイドアーマー、テールスタビライザー、スタビライザー)を新規造形で再現。グレイ・ゼータ専用武器のビーム・キャノンおよび、メガ・ガトリングも新規型で造形している。また、Zガンダム特有の大気圏突入モード「ウェイブライダー」への変形ギミックも搭載しており、大型のビーム・キャノン、新規形状のテールスタビライザーなどにより、通常のウェイブライダーと大幅に異なる仕上がり。そのほか、特徴的な表面ディテールもモールド(成形)で再現し、機体全体の印象的な迷彩模様を再現するための専用カラーリングシールと、グレイ・ゼータのパイロット「グレイ・ウルフ」のパーソナルマークや、コーションマークを収録したスライドマーク(水転写デカール)が付属。さらに、カタパルト(射出機)をイメージした専用スタンドも付属し、MS形態・ウェイブライダー形態の両形態をディスプレイでき、出撃・発進時や空中飛行する躍動感あるポージングも可能となっている。商品価格は7,020円(税込)で、予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2015年2月を予定している。(C)創通・サンライズ
2014年11月26日11月15日(土)、最新作『フューリー』のジャパンプレミアのために来日し、会場となった東京・有楽町で、ファンとの“自撮り”で交流を楽しんでいたブラッド・ピットとローガン・ラーマン。このほど、この“来日コンビ”がそれぞれ演じた、“戦場の父”と呼ばれる男と、戦場経験ゼロの新人兵士の“絆”にフィーチャーした特別映像が解禁となった。本作は、1945年、第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線を舞台に、たった1台の戦車“フューリー”でドイツ大軍を相手に戦い抜いた5人の兵士たちを描く戦争アクション・ドラマ。今回届いた「Heart&Soul」と名付けられた映像は、過酷な戦場を生き抜いてきたブラッド演じる通称・“ウォーダディー”と、ローガン演じるまったくの新兵であるノーマンが、極限下の戦場でまるで“父と子”のような独特の関係性をエモーショナルに紡ぎ出していく。まずは、ウォーダディーが新兵に「あれがお前の戦車(ホーム)だ。言うとおりにしろ、誰とも仲良くするな」と告げる場面から始まり、「『フューリー』は、実は父と子の物語だ」と語るデヴィッド・エアー監督らスタッフや、ブラッド、ローガンらキャストたちのコメントへと続いている。エアー監督は、ウォーダディーを「冷静沈着だが、部下には愛情をもって接し、敵を心から憎んでいる」と説明、「戦争も佳境の中、ノーマンが配置されることによって、他の乗員たちの心境にも変化が生じる。家族が1人増えたのと同じようなものだ」と、兵士たちの家族のようなつながりを強調する。戦車の乗員のひとり、装填手“クーンアス”を存在感たっぷりに演じたジョン・バーンサルは、新兵のノーマンについて「俺たちの4年間を、彼は配置初日に体験することになる」と話し、またローガン自身も、「この映画は全てにおいて想像を超えているものだった」と証言する。常に生か死かの狭間に立たされる戦地において、自分の持っているすべてをノーマンに託そうとするウォーダディーは、彼を成長させるため、時には情け容赦ない命令を下す場面も描かれている。「これはノーマンの軍人としての成長物語でもあり、戦争の残酷さを伝える物語でもある。ノーマンとウォーダディーの関係こそが、この映画の真髄だ」と、映像の最後に監督は語る。また、プレミアに先立って行われた来日記者会見で、ブラッドは、「新米のノーマンは人間の慈愛や正義感を持っているが、それは戦場では通用しない。殺すか殺されるかの世界では冷血な人間にならなければならない」と、この新兵が置かれた状況を説明。そして「彼の役が一番タフな役だった」とローガンを労っていた。一方、ローガンも「脚本を読んでいるときから、これは難しい役だと感じた。理想を掲げて戦地にやってきた男が、24時間で大変身を遂げなければならない。人を殺したくないと思っているのに1日で殺人者になるしかない。しかも、ストーリー全体を見ながら、要所要所でその変化を演じ分けて観客に伝えなければならない。新米兵士の役であり、現場でも新米扱いされてしまい、それも大変だった」と、役柄を演じることの難しさをふり返っていた。新兵だけでなく仲間にも、自らにも厳しいブラッド演じるウォーダディーと、戦地では仇となる“無垢な心”を持った新兵・ノーマンの24時間での成長。“父と子” のような、あるいは“長兄と末っ子”のいえるような特別な絆で結ばれた2人を軸に描かれる本作を、この映像からも確かめてみて。『フューリー』は11月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フューリー 2014年11月28日より全国にて公開(C) Norman Licensing, LLC 2014
2014年11月19日来日中の俳優ブラッド・ピットとローガン・ラーマンが15日、東京・有楽町マリオンで行われた映画『フューリー』(11月28日公開)のジャパンプレミアに登場し、500人の観衆に囲まれる中、サインや記念撮影に笑顔で応じた。1年3カ月ぶり10度目の来日となるブラッド・ピットと、3年ぶり3度目となるローガン・ラーマン。有楽町マリオンのセンターモールに設置されたステージに2人が登場すると、「キャー!」と大歓声が沸き起こった。招待されたファンは100人だが、通りすがりの人たちもブラピに気付き、観衆は500人にも膨れ上がり、あまりの勢いに囲いの柵が崩れる場面も。警備の人が「落ち着いてください!」と大声で注意するほど、一時大混乱となった。熱狂的な観衆たちに2人も驚きと喜びを見せながら、ブラピは「日本に戻って来られてとてもうれしい。何か口実があれば日本に来たい、そういう気持ちなんです」とあいさつ。「今回の『フューリー』という新作は、特別な作品です。楽しんでいただけると思いますし、今とても興奮しています」と語った。ローガンも「とても大切に思っている映画なので、ぜひ見てください」と呼びかけ、「みなさん大好きです。日本大好きです!」と日本愛を爆発させた。そして、「アクションもありバトルもありの第二次大戦ものですが、人間関係を描き、絆を描くという意味で、ほかとは違う映画になっています」とアピールした。その後、2人はステージを降り、テレビ取材に対応してからファンの元へ。サインや握手、記念撮影など、ファン一人ひとりの要望に応えながらレッドカーペットをゆっくり歩いた。2人の丁寧な対応に、「優しすぎて感動」「かっこよすぎる!」とファンも大感激していた。(C)Norman Licensing, LLC 2014
2014年11月15日ブラッド・ピットが最新主演作『フューリー』を携え、共演のローガン・ラーマンと共に来日。11月15日に記者会見に臨んだ。『フューリー』記者会見その他の写真舞台は第二次世界大戦末期。“フューリー(激しい怒り)”と名付けられた戦車を駆り、敵地ドイツに乗り込んだ小隊の戦いを描き出す。主演と併せてプロデューサーにも名を連ねるピットは、編集段階から完成に至るまで何度も本作に目を通してきたが「本当に作ろうとしていた作品に仕上がったと思う」と充実の表情。「生々しく臨場感にあふれ、兵士になった戦場を体験するかのような作品になっており、日々、戦場で兵士の身に積み重なっていった過酷さを感じてもらえると思う、そして何より、ここで描かれていることは普遍性を持っていると思います」と語った。若き新兵を演じたラーマンも「自分の中で特別な作品になった」と断言。「4カ月にわたってみんなと共に生活し、ずっと仕事漬けの毎日だったけど、そうしなくては誠実にこの物語を語ることはできなかったと思い、100%を注いだ。こんなに誇りに思える作品はない」とまで語った。ちなみに、劇中でピット演じるウォーダディーが口にする「理想は平和だが戦争は残酷だ」というセリフは元々、脚本になかったもの。ピットは、この言葉はリサーチの段階で話をした退役軍人が口にした言葉であることを明かし「とても大事なセリフです。この映画が語っているのは、普段の生活の中でのルールは戦場では通じないということ。(ラーマンが演じた)ノーマンも慈愛や正義を持っているけど、それは通用しない。戦場では冷徹であらねばならない。人間はこんなにも進化したのに、戦争はいたるところで起こっており、理不尽がはびこっている。その愚かさや矛盾を表した言葉だと思います」と強い思いと共に語った。撮影期間中だけでなく撮影前には軍隊式の過酷なブートキャンプ(合宿)も行われたそうで最年少のラーマンは「ここでも現場でも新兵扱いで大変だった」と苦笑い。このラーマンが現実に直面し変化を遂げていくさまが映画では描かれるが、30歳近く歳の離れたピットは「ローガンの役が一番大変だったと思う。実際、彼自身が本当の意味で新兵のような存在だったからね。それでも、撮影では彼の方から我々に挑んでくるようなこともあったよ」と称賛と労いの言葉を送った。『フューリー』11月28日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2014年11月15日