2024年7月から8月に東京・愛知・広島・富山・大阪で上演されるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』のメインビジュアルとプロモーションビデオが公開された。1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが新宿コマ劇場に舞い降りて以来、44年目となる歴史あるミュージカル『ピーター・パン』。今回のメインビジュアルには、ピーター・パンを中心としたキャラクターたちが、ロンドンの空からネバーランドへ飛び出してくるような夢の冒険に誘うメッセージが込められている。11代目ピーター・パンを演じる山﨑玲奈は、ボタニカルな葉っぱがあしらわれた衣裳に身を包み、昨年よりもより一層凛々しいピーター・パンの姿をみせた。ピーター・パンと敵対するフック船長を演じる小野田龍之介は、歴代フック船長を演じた俳優が使用してきたフックを身に着け、今年もチャーミングでカッコいいフック船長を彷彿とさせた。また、今回2年ぶりにダーリング夫人役を演じる壮一帆は、新たな衣裳に身を包み、前回とはまた違ったダーリング夫人をみせてくれそうだ。併せて、タイガー・リリー役、パイレーツ役、ロストボーイズ役、モリビト役のキャストとクリエイティブスタッフが発表された。ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』PV<公演情報>青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ翻訳・訳詞:福田響志演出・振付:長谷川寧【キャスト】ピーター・パン:山﨑玲奈フック船長:小野田龍之介ウェンディ:鈴木梨央ダーリング夫人:壮一帆タイガー・リリー:住玲衣奈パイレーツ:荒川湧太、今村洋一、加瀬友音、鈴木真之介、鳥居留圭、渡部又吁ロストボーイズ:小熊 綸、梶 みなみ、田代 明、德岡 明、松尾音音モリビト:ASUKA、石原詩月、伊藤 奨、児玉彩愛、小宮海里、七理ひなの、古澤美樹、森田駿介【東京公演】日程:2024年7月24日(水)~8月2日(金)会場:東京国際フォーラム ホールC【愛知公演】日程:2024年8月11日(日・祝)・12日(月・休)会場:御園座【広島公演】日程:2024年8月17日(土)・18日(日)会場:広島文化学園HBGホール【魚津公演】日程:2024年8月24日(土)・25日(日)会場:新川文化ホール 大ホール【大阪公演】日程:2024年8月31日(土)会場:梅田芸術劇場メインホール公式サイト:
2024年03月18日ブロードウェイ・ミュージカル『プリティウーマン』の初来日公演が、東京・新国立劇場 オペラパレスとTACHIKAWA STAGE GARDEN (立川ステージガーデン)にて9月に上演されることが決定した。1990年、バブル景気に沸く日本で公開され、大人気を博した映画『プリティ・ウーマン』。そのミュージカル版が日本に初めてやってくる!ロサンゼルスを舞台に、敏腕ビジネスマン(リチャード・ギア)と無邪気な娼婦(ジュリア・ロバーツ)が織り成す恋物語は世界中で大ヒット、ジュリア・ロバーツにとって出世作となった。2018年に初演され、ニューヨーク・ブロードウェイとロンドン・ウエストエンドで上演されたミュージカル版は、日本でも人気を誇るシンガーソングライター、ブライアン・アダムスが、長年自曲を共に作ってきたジム・ヴァランスと共同で作詞・作曲を担当。「(Everything I Do) I Do It for You」「Have You Ever Really Loved a Woman?」といった大ヒット曲を生んだアダムス・サウンドが楽しめる、物語の時代を伝えるナンバー揃いだ。ミュージカル初演版の演出と振付を手がけたのは、ミュージカル『キンキーブーツ』の演出と振付でも名高いジェリー・ミッチェル。──愛で、人は変わることができる。心弾むサウンドあふれるハッピー・ポジティブ・ミュージカルに乞うご期待!文=藤本真由(舞台評論家)<公演情報>立飛グループ創立100周年記念事業PRESENTSブロードウェイ・ミュージカル『プリティ・ウーマン』【初来日公演】9月11日(水)〜9月16日(月) 8回公演会場:新国立劇場 オペラパレス料金(税込):S席 16,000円A席 12,000円B席 9,000円【立川公演】9月18日(水)〜9月23日(月) 8回公演会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN (立川ステージガーデン)料金:S席 16,000円A席 12,000円B席 9,000円一般発売:2024年5月18日(土)公式ホームページ:
2024年03月09日当媒体「水先案内人」コーナーでもお馴染みのミュージカル文筆家・町田麻子さんが現地で観劇した公演のレポートと共に、最新のブロードウェイ情報をお届けするコラム。2024年冬号が到着!毎年開幕ラッシュとなる春を控え、今年も旧作のクローズと新作のオープンの情報が入り乱れている冬のブロードウェイ。今シーズンは特にミュージカルが豊作で、1回の渡航ではとても押さえきれない数の開幕が予定されている。そんななかで今号は本連載の初心に立ち返り、現在上演中&間もなく開幕予定の全ミュージカルを後半でリストアップ、そして前半では、リストにある作品のうち私が直近の渡航で観てきたものを少し詳しめにご紹介。とはいえ前号で白状した通り、「直近」=昨年4月に観てきた作品は既にほとんどが取り上げ済みまたはクローズ済みなので、ちょっとしたズルを交えてお届けしよう。■間もなくクローズ! 抱腹絶倒コメディ『シャックド』『シャックド』が上演されているネダーランダー シアター。1月14日でクローズを発表(筆者撮影)残念ながら今月半ばでのクローズが発表されてしまった、昨年のトニー賞作品賞ノミネート作。とうもろこし畑が広がる田舎町で結婚を控えていた主人公カップルが、とうもろこしが急に腐るという謎現象に直面してひとまず結婚を取りやめ、ヒロインが問題解決のために向かったフロリダで出会った詐欺師をとうもろこしの専門家と勘違いし、町に連れて帰ってきて婚約者よりもそっちを好きになってしまう……というぶっ飛んだ粗筋から分かる通り、それはもう抱腹絶倒コメディとしか言い表しようのない作品で、コメディの英語は難しいので正直、観光客向きではないかもしれない。だが、何でもかんでもミュージカルのネタにしてしまう凄さ、そして日本では考えられない観客の大大大爆笑ぶり、というブロードウェイの二大特徴(?)を肌で味わうには最適につき、味わいたければ急ぎ渡航されたし!■読み飛ばし推奨!? ネタバレ回避が正解の『&ジュリエット』『&ジュリエット』が上演されていたロンドンのシャフツベリー・シアター(筆者撮影)実はまだウエストエンドでしか観ていないのだが、きっと大きくは変わっていないと思うので、ネタ少なめの今紹介してしまおう(ちょっとしたズル)。バックストリート・ボーイズやブリトニー・スピアーズらの楽曲を手掛けてきたプロデューサー、マックス・マーティンのヒット曲をちりばめたジュークボックスミュージカルで、音楽が耳馴染み良く楽しいのもさることながら、とにかくストーリーが衝撃的に面白い! 知らずに観たほうがより楽しめること間違いなしなので観劇予定のある方は読み飛ばしていただきたいのだが、「ロミオとジュリエット」の結末に納得のいかないシェイクスピアの妻アンが夫(=沙翁本人)を巻き込み、ジュリエットは実は生きていたとの設定で続きを書いていくという展開だ。死ななかったジュリエットはパリへと旅立ち、利害関係が一致した貴族と結婚しようとするものの、実はまだロミオのことが好きで、貴族はジュリエットのノンバイナリーな友達のことが気になっていて……と色々あった一幕の最後、実はロミオも生きていた!となった時にはあまりの面白さに開いた口が本当に塞がらないという初めての経験をした。そして二幕、アンに鼓舞されて自分の意志に目覚めたジュリエットがケイティ・ペリーの《Roar》を力強く歌い踊るクライマックスは、音楽、装置、衣裳、照明、振付、紙吹雪などひっくるめてミュージカル史に残る名シーン。ぜひともいつかブロードウェイで再見したい。■番外編:ミュージアム・オブ・ブロードウェイオープンした演劇の博物館(筆者撮影)ズルをした分、オマケにもう一本。といっても作品ではないのだが、2022年末に開館した新観光スポット、ミュージアム・オブ・ブロードウェイに行ってきたので軽くレポートを。ブロードウェイの歴史が学べる映像や解説パネルはもちろん、有名作品のセット模型や実際の衣裳と小道具、そして自分もその一部となって出演者気分が味わえる上に撮影まで可能な名作の名場面の再現セットなど、ビルの3フロア分にオタク心をくすぐる展示物が詰まった体験型ミュージアムだ。さらには劇作家や作曲家のインタビュー映像ゾーンまであって、オタクのみならずクリエイター志望者も楽しめそう。劇場街にあるため、観劇の合間に訪れるスポットとしてはかなりオススメなのだが……入場料が50ドル前後というのは、ちょっと割高かもしれない。『ライオンキング』の再現セットも!(筆者撮影)ブロードウェイで上演中&開幕予定の全ミュージカルをチェック【2023-24シーズンの新作】*情報は2023年12月21日時点のもの■既に始まっている作品『バック・トゥ・ザ・フューチャー』言わずと知れた大ヒット映画の舞台化。ロンドンでオリヴィエ賞を受賞してのBW入り。『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!』1月28日まで日本でも上演歴のあるオフのコメディが『モルモン』の初代主演コンビを得てオン進出。『Harmony』ドイツの6人組エンターティナーの実話をB・マニロウの音楽で綴る。S・ボーゲスも出演。『How to Dance in Ohio』自閉症の若者たちを追ったドキュメンタリーに着想を得た新作。自閉症俳優たちが出演。『メリリー・ウィー・ロール・アロング』D・ラドクリフらが出演し、オフでチケットがプラチナ化したリバイバル版がオンへ。『スパマロット』福田雄一による日本版もお馴染み、2005年トニー賞受賞作が超豪華キャストでリバイバル。■これから始まる作品『酒とバラの日々』1月6日プレビュー開始予定1962年の同名映画を『RENT』のM・グライフ演出で舞台化。ケリー・オハラら主演。『きみに読む物語』2月10日プレビュー開始予定映画版も大ヒットしたベストセラー小説を『RENT』のM・グライフ演出でミュージカル化。『Water For Elephants』2月24日プレビュー開始予定同名ベストセラー小説をスペクタクルにミュージカル化。『アキンボ』のJ・ストーン演出。『The Who’s Tommy』3月8日プレビュー開始予定日本でも上演歴のあるロックオペラのリバイバル。演出はオリジナル版と同じD・マカナフ。『アウトサイダー』3月16日プレビュー開始予定原作は同名小説および巨匠コッポラ監督による映画版。「持つ者と持たざる者」の物語。『レンピッカ』3月19日プレビュー開始予定『ヘイディズタウン』の演出家の最新作。アールデコの画家レンピッカの半生を描く。『Suffs』3月26日プレビュー開始予定参政権を求め闘った女性たちの物語。ヒラリー・クリントンがプロデューサーに名を連ねる。『Hell’s Kitchen』3月28日プレビュー開始予定アリシア・キーズのジュークボックスがオフからオンへ。こちらも演出はM・グライフ。『The Heart of Rock and Roll』3月29日プレビュー開始予定米のロックバンド、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのヒット曲に着想を得た新作コメディ。『ウィズ』3月29日プレビュー開始予定1975年トニー賞受賞作のリバイバル。ブラックミュージックが炸裂する「オズの魔法使い」。『キャバレー』4月1日プレビュー開始予定カンダー&エッブの名作のリバイバル。英国で好評を博したエディ・レッドメイン主演版。【2022-23シーズンの準新作】『&ジュリエット』M・マーティンのヒット曲で綴るロミジュリの後日譚。トニー賞無冠を疑いたくなる傑作。『ビューティフル・ノイズ』ニール・ダイアモンドの伝記系ジュークボックス。こちらもトニー賞無冠ながら意外と長寿。『キンバリー・アキンボ』早老症の女子高生の物語をJ・テソーリの音楽で。トニー賞で作品賞含む5冠を達成。『シャックト』1月14日までとうもろこしが題材の抱腹絶倒コメディ。ノンバイナリー俳優がトニー賞助演男優賞。『スウィーニー・トッド』J・グローバンらの登板は1月14日まで。2月9日に新たな豪華キャストが投入される。【ロングラン作品】■日本で既に上演された/されている作品『アラジン』ディズニーアニメが舞台ならではの手法で表現された秀作。魔法の絨毯は本当に魔法。『シカゴ』『オペラ座の怪人』の閉幕を受け、上演中の作品としては最長ロングランとなった名物作。『ライオンキング』『シカゴ』に次ぐロングラン第2位を安定飛行中の大名作。相変わらず満席を誇る。『ムーラン・ルージュ!』2021年のトニー賞受賞作。原作はB・ラーマン監督の映画。さあ日本版と観比べよう。『ウィキッド』定期的に観たい傑作。昨10月に開幕20周年を迎えた。今秋には待望の映画版も公開予定。■日本未上演の作品『ブック・オブ・モルモン』2011年のトニー賞を制した、もはや古典の領域の傑作。1周回って日本語版を妄想中。『ヘイディズタウン』『グレコメ』の演出家が現代的に描くギリシャ神話。2019年のトニー賞で8冠を達成。『ハミルトン』近年最大のモンスター級ヒット作。リン=マニュエル・ミランダの才能にひれ伏そう。『MJ The Musical』M・ジャクソンの伝記系ジュークボックス。トニー賞受賞の主演俳優は降板しロンドンへ。『SIX: The Musical』ヘンリー8世の6人の妻がガールズパワーを炸裂させる痛快作!バンドまで全員女性。プロフィール町田麻子(まちだ・あさこ)1980年ロンドン生まれ、横浜育ちのミュージカル文筆家。2002年早大一文演劇専修、2022年東京藝大楽理科卒。公演パンフレット、演劇誌、WEB等で主にミュージカルの解説文、インタビューやレポート記事を執筆。10代からブロードウェイ観劇旅行を毎年続けるミュージカルおたく。趣味は翻訳版の妄想キャスティング。町田麻子ウェブサイト:
2024年01月01日『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』が2023年12月16日 (土) ~2023年12月25日 (月)に東急シアターオーブ(東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ11階)にて上演されます。前日・当日のチケット販売を行う「TKTS」渋谷店(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)では、同公演のチケット提示でオリジナルステッカーがもらえるキャンペーンを開催します。TKTS全国9店舗でチケット発売 TKTS渋谷 TKTSで「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2023」のオリジナルステッカーが“もれなくもらえる”キャンペーンを開催!2016年の日本初演から “劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩となった「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」。NY屈指の劇場「ラジオシティ・ミュージックホール」で、80年以上にわたり親しまれているNYの冬の定番ショー「ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ―」に続く、スペシャルなクリスマスショーが今年も開催!TKTS 渋谷では、期間中「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2023」のチケットをご提示いただいた方に、オリジナルステッカーをもれなく2枚プレゼントいたします!TKTS・カンフェティ以外の窓口でお買い求めいただいたチケットや、入場済みのチケットなど、どんなチケットでもプレゼントします。ぜひこの機会にTKTS渋谷に足をお運びください。キャンペーン詳細TKTS 渋谷で「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2023」のチケットを提示すると...オリジナルステッカーをもれなく2枚プレゼント!プレゼント配布期間:2023年12月15日(金)14:00~2023年12月25日(月)19:00▼TKTS 渋谷 ▼TKTSでの取り扱い状況を見る 【注意事項・備考】・TKTS 渋谷の営業時間は14時~19時です。営業時間外にお越しいただいても対応致しかねます。・TKTS 渋谷以外の店舗では配布しておりませんのでご注意ください。・TKTS、カンフェティ以外でお買い求めいただいたチケットでもお受け取りいただけます。・入場済みのチケットでもお受け取りいただけます。・ステッカーは、チケット1枚につき2つお渡し致します。・重複配布防止の為、ステッカーのお渡し後、チケット本券の裏面にスタンプを押印いたします。・ステッカーの再配布はいかなる理由でも承ることができません。予めご了承ください。・ステッカーの第三者への転売は禁止致します。【キャンペーンに関するお問い合わせ】TKTS(運営:ロングランプランニング株式会社) tkts@confetti-web.com (平日10時~18時)公演情報『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』日程:2023年12月16日 (土) ~2023年12月25日 (月)会場:東急シアターオーブ(東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ11階)▼公式ホームページ <アメリカ・カンパニー来日公演 / 英語上演>※上演時間:約2時間(休憩含む)※開場は各開演の30分前【公演内容】今年も開催決定!あのクリスマスショーがやってくる!最高に楽しくてハッピーな劇場でのクリスマス体験を!2016年の日本初演から続く演出バージョンでの上演は、今年で見納めとなります。7年間の集大成となる今年、是非お見逃しなく!巨大ツリーやステンドグラスが輝くクリスマスタウン、氷の世界やクマのぬいぐるみが動き出すサンタのおもちゃ工場など、夢のようなクリスマスの光景がステージいっぱいに。そして世界で活躍するシンガーたちの歌う、心躍るクリスマスソングの数々。ゴスペルからポップスまで、誰もが一度は耳にしたことがあり、一緒に口ずさんで楽しめるようなクリスマスソングのオンパレード!さらにはダンサーたちによる華麗なラインダンスやタップに、舞台上に現れるスケートリンクでのスケートショーなど、息つく間もない圧巻のステージ演出は見どころ満載!クリスマスプレゼントを開けるときのようにワクワクドキドキ、大人から子どもまで、日常を忘れ心から楽しめて笑顔になれる、特別なクリスマスのひとときをお届けします。TKTSについて1973 年に NY タイムズスクエアにオープンした、ミュージカルや演劇の公演チケットを当日・翌日分限定で割引販売するチケット販売ブースです。当社はニューヨークで「TKTS」を運営する「Theatre Development Fund」から 2019 年に公認を受け、同年 8月29日(木)に日本版「TKTS」の運営を開始しました。現在は渋谷駅ハチ公前広場など全国に8店舗(東京7店舗・福岡1店舗)を展開しています。当社はこの「開演直前までの販売」「割引価格」という特長を通して、どんな方にもライブエンタテインメントをもっと気軽に楽しんでいただける世の中を作り、「今日観劇しよう」を当たり前にすることをミッションとしています。URL: 会社概要ロングランプランニング株式会社2004年の創業以来「エンタテインメントを、もっと身近なものに。」という理念のもとに、日本のエンタテインメント産業の市場規模拡大を目指して日々取り組み、イベント主催者への興行支援を行っています。所在地:〒162-0828東京都新宿区袋町25番地代表者:代表取締役榑松 大剛(くれまつ ひろたか)設立年:2004年2月資本金:3千万円主な事業:劇場フリーペーパー「カンフェティ」の発行チケット販売サイト「カンフェティ」の運営その他興行支援、イベント主催者のサポート業務旅行業ディスカウントチケットストア「TKTS」の運営URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月14日12月16日(土) に東急シアターオーブで開幕する『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』の特別番組が、12月16日(土) 午後4時55分からテレビ東京で放送される。特別番組には、本公演の応援サポーターの本田望結が出演。本田は、2016年の日本初演から2019年までの4年間にわたって本公演の応援サポーターを務め、またゲストスケーターとしても出演した経験がある。番組では誰よりも『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』を知る彼女が、本公演の“推しポイント”をたっぷりと紹介する。さらに、番組を見た人限定のお得な情報も届けられる予定だ。<番組情報>★テレ東エンタメ情報★本田望結がナビする『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』!『シルク・ドゥラ・シンフォニー』も紹介!2023年12月16日(土) 16:55~17:15 テレビ東京で放送<公演情報>『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』出演:アメリカカンパニー英語上演2023年12月16日(土)〜12月25日(月)会場:東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)チケット情報:公式サイト:
2023年12月12日7 年間の集大成!2016 年から続く「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」は 今年で見納め!2023 年 12 月 16 日(土)〜25 日(月) 東急シアターオーブにて開催される「ブロードウェイ クリスマ ス・ワンダーランド」の応援サポーターに、本田望結の就任が決定しました。2016 年の日本初演から“劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩となった「ブロー ドウェイ クリスマス・ワンダーランド」。NY で 80 年以上にわたり親しまれている「ラジオシティー・クリス マス・スペクタキュラ—」に続く、東急シアターオーブのスペシャルなクリスマスショーは今年で7年目の 集大成を迎え、日本初演から続く演出バージョンでの上演は今年で見納めとなります。そして、本公演の応援サポーターに本田望結の就任が決定。本田望結は初演の 2016 年から 2019 年までの4年間にわたって本公演の応援サポーターを務め、またゲストスケーターとしても出演。誰より も「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」を知る本田望結が本公演を盛り上げます!チケットはいよいよ今週末 10 月 14 日(土)一般発売開始!詳しくは公式 HP ( )にて。公式ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2023 : 本田望結からの応援メッセージ「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023」応援サポーターに就任させていただきました!本田望結です!思い起こせば、小学 6 年生から中学 3 年生まで 4 年間に渡り、この舞台に参加させて頂けた事、 今でも思い出深くかけがえのない貴重な宝物です。 舞台裏を体験させて頂けた経験を踏まえ、「クリスマス・ワンダーランド」の世界への誘いのお手伝い ができましたら幸いです。私自身も、今年の 12 月がさらに楽しみになりました!さぁ、皆様!ご一緒に、「クリスマス・ワンダーランド」の世界を存分に体験しましょう!*本公演への本田望結の出演はございません。ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023【公演日程】2023 年 12 月 16 日(土)~12月 25 日(月)全 15 公演【会場】東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ 11 階)【出演】アメリカカンパニー 英語上演※開場は各開演の 45 分前※上演時間約 2 時間予定(休憩 20 分含む)※3 歳以上入場可(チケットが必要になります)。ただし、膝上でのご観劇はできません。※チケットはお一人様 1 枚必要です。【チケット料金(全席指定・税込)】 S席9,800円、A席6,800円10 月 14 日(土)10:00AM チケット一般発売開始!◆Bunkamuraオンラインチケット MY Bunkamura ◆キョードー東京 0570-550-799(オペレーター対応 平日 11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00)◆テレビ東京オンラインチケット ◆チケットぴあ ◆イープラス ◆ローソンチケット ◆楽天チケット 【チケット一般発売日】2023 年 10 月 14 日(土)10:00AM【主催】Bunkamura/キョードー東京/テレビ東京/ぴあ 【後援】J-WAVE【公式 HP】 【お問い合わせ】キョードー東京 0570-550-799(平日 11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月13日2023年12月16日(土)から東急シアターオーブにて開催される『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』の応援サポーターに、本田望結の就任が決定した。本公演は、2016年の日本初演から7年間、“劇場で楽しむクリスマス”として渋谷の新たな冬の風物詩として親しまれてきた作品。ニューヨークで80年以上にわたり親しまれている『ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ―』に続く、東急シアターオーブのスペシャルなクリスマスショーだが、日本初演から続く演出バージョンでの上演は今年で見納めとなる。そんな集大成公演の応援サポーターに就任した本田望結は、初演の2016年から2019年までの4年間にわたって本公演の応援サポーターを務め、またゲストスケーターとしても出演。今年の公演では出演はないものの、誰よりも「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」を知っており、本作品での経験を「今でも思い出深くかけがえのない貴重な宝物です」と語る本田が、本公演を盛り上げる。【本田望結応援メッセージ】ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023」応援サポーターに就任させていただきました!本田望結です!思い起こせば、小学6年生から中学3年生まで4年間に渡り、この舞台に参加させて頂けた事、今でも思い出深くかけがえのない貴重な宝物です。舞台裏を体験させて頂けた経験を踏まえ、「クリスマス・ワンダーランド」の世界への誘いのお手伝いができましたら幸いです。私自身も、今年の12月がさらに楽しみになりました!さぁ、皆様!ご一緒に、「クリスマス・ワンダーランド」の世界を存分に体験しましょう!『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』は、2023年12月16日(土)から25日(月)まで、 東急シアターオーブにて開催される。<公演情報>『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』出演:アメリカカンパニー 英語上演2023年12月16日(土)〜12月25日(月)会場:東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)チケット情報:公式サイト:
2023年10月13日レイチェル・マクアダムスがブロードウェイデビューを果たすことになった。シングルマザーが主人公の舞台劇で、タイトルは『Mary Jane』。演出はアン・カウフマン。共演者の名前は近々発表される。上演は来年春。マクアダムスは『スポットライト世紀のスクープ』でオスカー助演女優部門にノミネートされた。最近作は昨年公開の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』、今年春北米公開された『Are You There God? It’s Me, Margaret.』。文=猿渡由紀
2023年09月12日『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』が、12月16日(土) から25日(月) に東急シアターオーブで開催されることが決定した。2016年の日本初演から“劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩となっている本公演。巨大ツリーやステンドグラスが輝くクリスマスタウン、氷の世界やクマのぬいぐるみが動き出すサンタのおもちゃ工場など、夢のようなクリスマスの光景とともに、世界で活躍するシンガーたちの歌う、心躍るクリスマスソングの数々を楽しむことができる。また、ダンサーたちによる華麗なラインダンスやタップに、舞台上に現れるスケートリンクでのスケートショーなど、息つく間もない圧巻のステージ演出が見どころとなっている。チケットは、8月26日(土) 10時より最速先着先行がスタートする。<公演情報>『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』12月16日(土) ~25日(月) 東急シアターオーブ出演:アメリカカンパニー※英語上演【チケット料金】(全席指定・税込)S席9,800円A席6,800円■最速先着先行:8月26日(土) 10:00~9月15日(金) 23:59 ※座席選択可S席(シングルチケット・定価):プログラム付きS席ペア割:平日S席17,600円 ※一人あたり1,000円お得土日S席18,600円 ※一人あたり500円お得チケット情報:公式サイト:
2023年08月22日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が2023年7月25日(火)から東京国際フォーラム ホールCほかで開幕する。1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが登場してから、今年で43年目を迎える『ピーター・パン』。いつまでも子どものままでいたいピーター・パンと、ネバーランドの冒険で成長する子ともたちの、楽しくて、ちょっぴり切ない物語は、心に残る美しい音楽、躍動感あふれるダンスやアクション、そしてピーターが客席上空を飛ぶフライングで彩られ、大人も子どもも楽しめる作品として愛されてきた。今年の『ピーター・パン』はかなり目新しいものになりそうだ。何より、丸美屋食品ミュージカル『アニー』で主演し、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバンにてグランプリを獲得した山﨑玲奈が11代目ピーター・パンとして初登場する。さらにフック船長を演じるのは、ミュージカル『マチルダ』でミス・トランチブル校長を好演した小野田龍之介。演出は、ダンスカンパニー「冨士山アネット」の長谷川寧が手掛ける。左から)フック船長役:小野田龍之介、ピーター・パン役:山﨑玲奈撮影:宮川舞子どんな舞台になるのかーー。開幕まで2週間ほどとなった7月中旬、都内で行われている稽古場を1時間半ほど見学した。この日行われていたのは、本作のラストシーン。何年も経った後の子ども部屋で、山﨑演じるピーターと、岡部麟(AKB48)が演じるウェンディが再会するシーンだ。セリフとしては数行のやりとりだが、ピーターもウェンディも感情が大きく動く場面。丁寧に積み重ねていかないといけない。動きながらセリフを発するシーンの稽古を何度かする中で、山﨑が「ここは止まるよりも、もう少し食い気味にいきそうになるんですよね。生まれたエネルギーをどこにぶつけたらいいと思いますか?」と演出の長谷川に質問する場面があった。第一印象では、やんちゃで少年らしさが全面に出ているピーターだったが、山﨑は山﨑なりにピーターの感情を細かく理解し、自分のものにしようとしているのだろう。左から)ピーター・パン役:山﨑玲奈、ウェンディ役:岡部麟(AKB48)撮影:渡部孝弘山﨑の問いに、長谷川はもちろん、相手役の岡部も一緒になって考える。岡部は昨年の森新太郎演出版でもウェンディとして出演していたが、共演者も演出も違うため、再びいちから役や作品と向き合っている様子。あれこれ試行錯誤して、ピーターとウェンディのセリフの言い回しと動線を予定していたものから少し変更することで、観る側も演じる側も「気持ちの良い」ものに仕上げていた。ウェンディ役:岡部麟(AKB48)とロストボーイズたち撮影:渡部孝弘その後は、ウェンディの娘・ジェーン役の子役を交え、台本の素読みをしていた。稽古が終盤になってくるとどうしても「慣れ」や「クセ」のようなもので固めてしまいがち。だからこそ再び台本に戻って、セリフの言い回しを詰めていくという狙いがあるようだ。小休憩を挟んで行われたのは、「カゲ」のシーン。ピーターとピーターの影が取っ組み合いになる場面なのだが、今回はカゲをリアルな人間が演じるという。身体表現を極めてきた長谷川らしい演出。長谷川自ら実演して、手本を見せる。山﨑はそれを真剣な眼差しで見ながら、まずは動いてみる。リズムに合わせて踊るダンスとも違い、相手と呼吸やタイミングを合わせることが求められるため、身体を使って練習をするほかないからだ。何度も何度も稽古を重ね、動きを身体に覚え込ませていた。左から)ウェンディ役:岡部麟(AKB48)、ピーター・パン役:山﨑玲奈撮影:渡部孝弘ちなみに他の場面では、走ったり跳んだり登ったりする移動術「パルクール」を取り入れた演出もあるそう。長谷川演出版の『ピーター・パン』に期待が膨らむ。この日の稽古取材では楽曲は聴けなかったのだが、公演公式のツイッターやYouTubeで配信されている動画を観る限り、情感のこもった歌声に心動かされる。本番ではどんな楽曲に仕上げてくるのか、楽しみにしていたい。今年は、劇作家ジェームス・バリが『ピーター・パン』を生み出した実話を描いたミュージカル『ファインディング・ネバーランド』(2023年5月15日〜6月5日、新国立劇場 中劇場ほか)も上演されたばかり。奇跡的な「ピーター・イヤー」と言えるので、ぜひ本作もお見逃しなく!上演時間は2時間45分(2回の休憩あり)。東京公演は8月2日(水)まで。そのほか8月5日(土)・6日(日)名古屋・御園座、8月12日(土)大阪・梅田芸術劇場メインホール、8月16日(水)埼玉・ウェスタ川越 大ホール、8月19日(土)・20日(日)長野・サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール、8月26日(土)・27日(日)新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場、9月2日(土)・3日(日)高松・レクザムホール(香川県県民ホール)大ホールの計7か所にて上演予定。なお、劇場ロビーではフォトスポットの設置やジオラマ展示のほか、「ピーター・パンへのお手紙コーナー」「フェイスペイント体験」「チクタク体内時計」といったアクティビティ、「夏休みの宿題応援プロジェクト」と題した企画も用意。ぜひ親子で夏の思い出を作ってほしい。取材・文:五月女菜穂写真提供:ホリプロ青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』チケット情報()公演公式サイト()【よくばり❣ぴあニスト】限定 ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』のS席チケットを5組10名様にプレゼント!対象公演:7月30日(日)16:30開演7月24日(月) 9時59まで受付中! この機会にぜひお申込みください!詳細は こちら() から
2023年07月20日1957年にブロードウェイ初演、1961年に初の映画化。その60年後の2021年、スティーヴン・スピルバーグ監督が2度目の映画化を果たし、脚光を浴びた『ウエスト・サイド・ストーリー』。巨匠レナード・バーンスタインによる名曲の数々、ジェローム・ロビンスのオリジナル振付を生かし技巧を尽くしたダンス、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をベースに、人種間の抗争や格差社会など社会問題に鋭く切り込むストーリー、何よりトニーとマリアの燃え上がるロマンス……。いつの時代も観る人の心を掴んで離さない、ミュージカルの金字塔だ。この名作が、新演出で来日した。プレスコールで上演されたのは、「Tonight」「America」「Cool」の3曲。どれもこの作品を代表する名シーンだ。「Tonight」は古びたビルのバルコニーの上で、トニーとマリアが恋に落ち、その心境を高らかに歌う。トニーはがっしりした身体ととびきりのスマイルが素敵なイケメンだ。マリアは華奢で愛らしく、実にフレッシュ。初めての恋で高鳴る様子が伝わってくる。夢のように美しいメロディーを奏でる「Tonight」。二人の美しく力強い声が重なると、至福のひとときが訪れる。NYウエストサイドの古びたビルがリアルで、バルコニーを飛び降りて帰ろうとするトニーが、何度もマリアに呼ばれて戻ってくるところにはキュンキュンさせられること請け合い。恋すると誰もがこうなるよね・・・としみじみ。背景にはNYの街並みが広がり、この一曲ですっかりこの世界観に没入してしまった。「America」では故郷プエルトリコより今住んでいるアメリカが一番!と、シャークス(プエルトリカン系)の女性たちがパワフルに歌い踊る。その華やかさといったら!6名の女性はオレンジとピンクのビビッドな色のドレスを着ており、とても洗練されていて美しい。それに合わせたのか、空の色もオレンジピンク。大きな広告の看板が掲げられているのが印象的だが、これは裕福な白人に向けた広告で当時の移民たちには手の届かないものだったとか。格差社会を暗喩した、このプロダクションならでは演出が効いている。そしてこの作品を象徴する「COOL」。ジェッツ(ポーランド系)はリーダーを殺され、今にも暴走する寸前。そんな少年たちを、頭を冷やせとなだめるナンバーだ。不穏なメロディーに乗せて、指を鳴らす、バーンと銃を打つ仕草など、一発触発の危険さをバレエを生かしたダンスで表現しているのがたまらない。オリジナルであるジェローム・ロビンスの振付を忠実に再現しているそうで、今でも全く古びない。それどころかいつ観ても胸が弾み、心が躍る。傑作とはこういうことなのだろう。これまで『ウエスト・サイド・ストーリー』を知らなかった人も、何度も観て知り尽くしているという人も、ぜひこの新演出版を観てほしい。やはり生のオーケストラと共に、劇場で観て、聴いて、肌で感じるべき作品。足を運ぶ価値は絶対にある。公演は、7月5日(水)〜23日(日)まで東京・東急シアターオーブを皮切りに、7月31日(月)〜8月2日(日)まで群馬・高崎芸術劇場 大劇場、8月5日(土)・6日(日)には大阪・オリックス劇場にて上演される。<公演概要>ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』生演奏・英語上演・日本語字幕あり原案:ジェローム・ロビンス脚本:アーサー・ロレンツ音楽:レナード・バーンスタイン作詞:スティーブン・ソンドハイムオリジナルプロダクション・演出・振付:ジェローム・ロビンス演出:ロニー・プライス振付:フリオ・モンへ出演:来日カンパニー【東京公演】日程:2023年7月5日(水)~7月23日(日)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)チケット(全席指定・税込)平日S席 15,000円 A席 13,000円 B席 10,000円土日S席 16,000円 A席 14,000円 B席 11,000円お問い合わせ:Bunkamura03-3477-3244 (10:00~18:00)公式ホームページ [主催]TBS/Bunkamura/VIS A VISION/ぴあ/ローソンチケット/TOKYO FM[後援]BS-TBS[協賛]オリエンタルバイオ[オフィシャルエアライン]日本航空【高崎公演】日程:2023年7月31日(月)〜8月2日(水)会場: 高崎芸術劇場大劇場お問い合わせ:高崎芸術劇場チケットセンター027-321-3900(10:00~18:00)【大阪公演】日程:2023年8月5日(土)〜8月6日(日)会場:オリックス劇場お問い合わせ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00/日祝休業) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月05日この7月に来日公演をする、ブロードウェイ・ミュージカルの金字塔『ウエスト・サイド・ストーリー』。1957年にブロードウェイで初演。それから66年経った今も、世界中で愛され、繰り返し上演され続ける名作だ。2021年にはスティーヴン・スピルバーグ監督により映画化。リアルな描写が現代の若者たちの共感を集め、話題となった。今回の来日公演は、その映画を受けてさらにパワーアップしたニュー・バージョンとなる。期待を集める本公演の魅力を紹介する、特別番組「絶対に見逃せない!『ウエスト・サイド・ストーリー』のなるほどサイドストーリー」が、6月17日(土)午後4時よりTBS(関東ローカル)、6月18日(日)午後12 時30分よりBS-TBSにて放送される。圧巻のダンスと色褪せない音楽!ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」が愛され続ける理由とは?2019年、日本キャスト版『ウエスト・サイド・ストーリー』Season1にてトニーを演じ、また2021年の映画でもトニーの日本語の吹替を担当した、オフィシャルサポーター宮野真守が本公演の魅力を紹介!宮野が語る、作品の魅力やトニーを演じた際のエピソード、苦労話など、盛りだくさん。名曲「Maria」の歌唱披露もあり、視聴者は宮野の美声に虜になること間違いなし!さらに、日本アカデミー賞最優秀音楽賞の受賞経験もあり、国内外で活躍するヴァイオリニスト、川井郁子も登場!天才音楽家、レナード・バーンスタインが創り上げた緻密な楽曲について語ります。是非お見逃しなく!『ウエスト・サイド・ストーリー』は僕が初めて出演したブロードウェイ・ミュージカルで、その後同役で映画の吹替もやらせていただいた、とても特別な作品です。舞台では人間のエネルギー、命の輝きの素晴らしさを肌で感じながら、毎公演を務めていました。これは1950年代に移民としてニューヨークの片隅で暮らす若者たちの物語。当時はまだ自己主張をするのが難しかった時代で、反抗するのも命がけでした。自分たちのテリトリーを必死に守り、それでも彼らは何者かになろうと必死にもがいていた、そのエネルギーたるや。中でもトニーは子供から大人になる境目にいて、自分を変えたい、変わらなければいけないと思っていました。その矢先にマリアと出会い、究極の恋に落ちるわけです…。『ウエスト・サイド・ストーリー』の舞台が素晴らしいのは、音楽が感情を物語り、音楽、ダンス、演出が全て連動していることです。音と小節の一つ一つに動きがつく、音楽の間に台詞を入れ込むなど、非常に緻密に構成されています。まさに総合芸術の極致。長きにわたり上演され、磨かれてきた歴史があってこその研ぎ澄まされ方だと感じました。そのような伝統を踏まえた上で、俳優が心情を投影していく。ものすごく大事なものを注ぎ込みながら作品と向き合いました。海外スタッフと日本人キャスト、カンパニーが団結して取り組んだ日々、その貴重な時間は僕の一生の宝物です。今、誰もが何かしらに生き辛さを感じているんじゃないかと思います。だけど今は、自分の生き方を自分で見つけなければならない時代な気がして。トニーが「Something’s Coming」でドキドキとスリルを感じたように、自分で変わろう、どうにかしようと思わなければ、変われない。『ウエスト・サイド・ストーリー』の冒頭でトニーが示す、この新たに踏み出す勇気は、きっと今を生きる私たちにも響くでしょう。自分たちの思いに正直に生きた、若者たちのとてつもないエネルギーをぜひ劇場で体験していただきたいです。<特別番組>番組タイトル:絶対に見逃せない!『ウエスト・サイド・ストーリー』のなるほどサイドストーリー放送日時:6月17日(土)ごご4:00~TBS(関東ローカル)6月18日(日)ひる12:30~BS-TBS<公演概要>ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』生演奏・英語上演・日本語字幕あり原案:ジェローム・ロビンス脚本:アーサー・ロレンツ音楽:レナード・バーンスタイン作詞:スティーブン・ソンドハイムオリジナルプロダクション・演出・振付:ジェローム・ロビンス演出:ロニー・プライス振付:フリオ・モンへ出演:来日カンパニー【東京公演】日程:2023年7月5日(水)~7月23日(日)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)チケット(全席指定・税込)平日S席 15,000円 A席 13,000円 B席 10,000円土日S席 16,000円 A席 14,000円 B席 11,000円お問い合わせ:Bunkamura03-3477-3244 (10:00~18:00)ご好評につき再販決定!3,200円お得なペア割引チケット!■ 販売期間(期間限定お得なペア割引チケット)6月16日(金) 23:59購入分まで■ 販売対象:東京公演の全日程■ 金額 [通常価格より3,200円お得!]平日:S席 2名様 26,800円(通常 30,000円)A席 2名様 22,800円(通常 26,000円)土日:S席 2名様 28,800円(通常 32,000円)A席 2名様 24,800円(通常 28,000円)■ チケットお取り扱い• TBSチケット • BunkamuraMY Bunkamura Bunkamuraチケットセンター03-3477-9999 (10:00-17:00)東急シアターオーブチケットカウンター渋谷ヒカリエ2F (11:00-18:00)• チケットぴあ • ローソンチケット ■ 注意事項※必ずペア(1セット2席)でお席をお選びください。※ペア割引チケットの画面以外からの購入分は対象外となります。※各日予定枚数に達し次第、販売を終了させて頂きます。公式ホームページ [主催]TBS/Bunkamura/VIS A VISION/ぴあ/ローソンチケット/TOKYO FM[後援]BS-TBS[協賛]オリエンタルバイオ[オフィシャルエアライン]日本航空【高崎公演】日程:2023年7月31日(月)〜8月2日(水)会場: 高崎芸術劇場大劇場お問い合わせ:高崎芸術劇場チケットセンター027-321-3900(10:00~18:00)【大阪公演】日程:2023年8月5日(土)〜8月6日(日)会場:オリックス劇場お問い合わせ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00/日祝休業) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月16日カナダの山火事の影響で、ニューヨークの大気汚染が深刻化している。俳優のジョディ・カマーも思わぬ影響を受けた1人だ。水曜日(現地時間)、ブロードウェイでワンマンショー「プライマ・フェイシィ」に出演したジョディは呼吸困難に陥り、上演開始からわずか10分で舞台が中断に。その後、ジョディは降板し代役のダニー・アーリントンが引き継いで最初からやり直したという。ジョディは2022年、ロンドンのウエストエンドでも「プライマ・フェイシィ」に出演し、今年のローレンス・オリヴィエ賞で主演女優賞を手にした。6月11日に開催されるトニー賞でも主演女優賞にノミネートされており、結果待ちの状態だ。ファンから「どうかお大事に」「心配しています」というジョディを見舞うメッセージと共に、「ジョディが体調を崩すようなひどい空気の中で、代役の俳優が演じて大丈夫なものなのか?」「舞台は中止にした方がよかったのでは?」といった声も上がっている。ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は同日、「すべてのニューヨーカーに、可能な限り屋外での活動を制限することを勧めます。特に影響を受けやすい、心臓や呼吸に問題があり呼吸器系の持病がある人、子どもやお年寄りは現時点では室内にいるべきです」とコメントした。(text:cinemacafe.net)
2023年06月08日この夏、来日するブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の特別番組が放送決定した。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を下敷きに、レナード・バーンスタインが作曲、スティーヴン・ソンドハイムが作詞したブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」は、1957年にブロードウェイで初演され、その後、ミュージカル映画全盛期の1961年には、ロバート・ワイズとミュージカル版の原案と振付を務めたジェローム・ロビンスの共同監督で映画化。また60年の時を経て2021年、2度目の映画化で注目された。第94回アカデミー賞でアリアナ・デボーズが助演女優賞を獲得、第79回ゴールデングローブ賞ではコメディ・ミュージカル部門作品賞、主演女優賞、助演女優賞を受賞した。今回来日するのは、装いも新たに上演されるニュー・バージョン。この不朽の名作を生み出したジェローム・ロビンス(原案・振付・演出)とバーンスタインが遺した偉業に敬意を表し、ブロードウェイのベテラン演出家が、全編に躍動する鮮烈なダンスと、ゴージャスな楽曲の神髄を余すところなく伝える。番組では、日本キャスト版「ウエスト・サイド・ストーリー」Season1でトニー役を務め、2021年版映画『ウエスト・サイド・ストーリー』ではトニーの吹き替えを担当した宮野真守が、本公演の魅力を紹介。名曲「Maria」を熱唱する。また、国内外で活躍するヴァイオリニスト・川井郁子も登場し、バーンスタインが創り上げた緻密な楽曲について語る。特別番組「絶対に見逃せない!ウエスト・サイド・ストーリーのなるほどサイドストーリー」は6月17日(土)16時~TBS(関東ローカル)にて、18日(日)12時30分~BS-TBSにて放送。ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」は7月5日(水)~23日(日)東急シアターオーブにて上演。(cinemacafe.net)
2023年06月05日9月から10月にかけて東京、金沢、大阪にて、ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』が上演されることが決定した。本作は、『王様と私』や『サウンド・オブ・ミュージック』などの名作を手掛けた作曲家リチャード・ロジャースと、かつてロジャースがコンビを組んでいた作詞家ロレンツ・ハートとの物語。彼らの半生を描き、97年にマイアミの劇場で初演された本作は、ロジャース&ハートを愛するオールドファンのみならず洒落た旋律と歌詞が若い観客の心をも捉え、以来現在までアメリカ各地で上演されている。2018年、その名作を日本で上演するにあたり、上演台本・訳詞・演出・振付を手掛けさらには出演までこなしたのが、オリジナルミュージカルの作・演出・振付を多く手掛け、日本を代表するタップダンサーでもある玉野和紀。オリジナルは55曲のナンバー、3時間越えのボリュームであった本作を32曲のナンバーに凝縮し、タップはもちろん、様々なジャンルのダンスを盛り込み、新たな『ロジャース/ハート』を創り上げた。再演となる今回も、上演台本・訳詞・演出・振付・出演の5役を務める。キャストは、初演ではロジャース役で初主演を務め、その後数々のミュージカルや舞台で俳優としての実力を発揮し続けている林翔太が、自由奔放で天才的な作詞家ロレンツ・ハート役を、そして初演時は人気歌手のエディー・フォンティーン他4役で出演した寺西拓人が、20世紀のアメリカの作曲家の中でも有名な1人に数えられる生真面目な作曲家リチャード・ロジャース役を務める。共演には、元宝塚宙組トップスターで退団後は舞台のみならず映画・ドラマと活躍の場を広げている凰稀かなめ、グランドミュージカルに数多く出演しアーティスト活動も精力的に行う藤岡正明、様々な舞台に出演し存在感を放つ中河内雅貴。また、元宝塚雪組トップスターで退団後は様々なジャンルの舞台に挑戦し、ライブ活動も積極的に行う壮一帆が出演する。さらに、音波みのり、音くり寿、吉田莉々加らが脇を固める。<キャスト コメント>■玉野和紀ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』、上演台本・訳詞・演出・振付・出演の玉野和紀です。2018年に日本で初演を迎えまして、5年後の今年再演ということで嬉しく思っております。当時出演してくれた林翔太くん、寺西拓人くんとまた一緒にやれることもすごく嬉しいですし、2人とも5年の間にも多くのミュージカルに出演をされていて、たぶん腕をあげていると思いますので、期待しています。当時は6人での上演でしたが、今回は人数を倍にして12人でお届けします。新たに曲も加え、台本もダイナミックに書き直しました。ロジャース&ハートの素敵な楽曲に乗せてショーアップして皆様にお届けしたいと思いますので、皆様ぜひ劇場に足をお運びください。お待ちしております。■林翔太ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』に出演します、林翔太です。この作品は、僕が本格的に舞台に出させてもらうようになった最初の作品で、すべてのきっかけでもあり、そこに選んでくださった玉野さんは、僕にとっては父親のような、育ての親のような存在です。初めてミュージカルに挑戦したのもこの『ロジャース/ハート』。あれから約5年たち、ようやく再演ということで、ファンの方にもこの作品が好きな方がたくさんいらっしゃるので、喜んでくださると思いますし、僕も再演できることを嬉しく思っております。初演の時と同様、寺西も一緒に出ますが役が前回と変わったりもして、新たな挑戦がたくさんあると思うんです。玉野さんの胸を借りながら、豪華なキャストの方々がたくさんいらっしゃいますので、大船に乗った気分で頑張っていきたいと思います。劇場へ足を運んでくださったら嬉しいです。■寺西拓人ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』に出演します、寺西拓人です。今回再演ということで、約5年の時を経て、また『ロジャース/ハート』という作品を上演できること、大変嬉しく思います。出演者が前回6人だったのが今回は12人に増えるということで、パワーアップした『ロジャース/ハート』を魅せられるんじゃないかなと思います。僕は前回の役とは違う役での出演となりますので、個人的にもパワーアップした自分を魅せられたらいいなと思っています。自分でハードルを上げるのもなんですが、上質なミュージカルが見られます(笑)!皆様ぜひ劇場へお越しください。<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』上演台本・訳詞・演出・振付:玉野和紀音楽監督:宮﨑誠【キャスト】林翔太、寺西拓人/凰稀かなめ/藤岡正明、中河内雅貴/音波みのり、音くり寿、吉田莉々加/鯨井未呼斗、MAOTO/壮一帆/玉野和紀ピアノ:宮﨑誠ドラムス&パーカッション:萓谷亮一【東京公演】9月30日(土)~10月18日(水)会場:有楽町よみうりホール■チケット料金S席:11,000円A席:7,500円※全席指定・税込※未就学児入場不可一般発売:7月23日(日)【金沢公演】10月24日(火)・25日(水)会場:北國新聞 赤羽ホール■チケット料金S席:11,000円A席:7,500円※全席指定・税込※未就学児入場不可一般発売:7月23日(日)【大阪公演】10月28日(土) 12:00 / 17:00会場:松下IMPホール■チケット料金全席指定:11,500円(税込)※未就学児入場不可一般発売:9月30日(土)チケットはこちら:公式サイト:
2023年06月05日トニー賞8部門を受賞したブロードウェイミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』コンサートバージョンの初来日公演が8月開催されることが決定した。『ONCE ダブリンの街角で』は、アイルランド・ダブリンの街角で出会ったストリートミュージシャンの男性とピアノを愛するチェコ移民の女性が、音楽を通して互いにひかれ合っていく姿を描いたラブストーリー。本作を基に舞台化されたミュージカル版は、映画で主演を務めたグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが音楽を担当。アカデミー賞を受賞した「Falling Slowly(フォーリング・スローリー)」をはじめとする楽曲の数々と、出演者自身がギターやピアノ、バイオリンなどを演奏しながら歌やダンスを披露するという舞台ならではの演出が話題を呼び、トニー賞最優秀作品賞を含む8部門を受賞。アカデミー賞、グラミー賞、オリヴィエ賞、トニー賞、全ての賞に輝いた唯一の作品となった。今回、8月の東急シアターオーブ公演で開催するコンサートバージョンは、主演にロンドン・ウエストエンドで活躍するキャシディ・ジャンソン(『ビューティフル』キャロル・キング役、『&ジュリエット』アン・ハサウェイ役)とデイヴィッド・ハンター(『ONCE ダブリンの街角で』男役、『キンキーブーツ』チャーリー・プライス役、『ウェイトレス』ポマター医師役)をはじめとする実力派キャストで上演される。<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』イン コンサート8月4日(金)~13日(日) 東急シアターオーブ※英語上演、日本語字幕あり※開場は各開演の45分前 ※上演時間約2時間予定(休憩1回含む)脚本:エンダ・ウォルシュ作詞・作曲:グレン・ハンサード&マルケタ・イルグロヴァ原案・映画版脚本・監督:ジョン・カーニー演出:ディーン・ジョンソン出演:デイヴィッド・ハンター、キャシディ・ジャンソン ほか(イギリス・カンパニー)【チケット料金(全席指定・税込)】S席:13,500円A席:8,500円B席:5,500円一般発売日:6月24日(土) 10:00~※未就学児入場不可※チケットは一人1枚必要公式HP:
2023年04月25日8月から9月にかけて東京・新橋演舞場、愛知・御園座、大阪・大阪松竹座にて、ブロードウェイミュージカル『ビートルジュース』が上演されることが決定した。本公演は、『チャーリーとチョコレート工場』『スウィーニー・トッド』を手掛けたティム・バートン監督の同名映画作品を原作としたミュージカル。同映画は1988年に公開されると興行成績4週連続1位を獲得し、11週連続トップ10にとどまる大ヒット作に。ミュージカル版は、2019年春にブロードウェイで初めて上演され、同年のトニー賞では作品賞・脚本賞・音楽賞をはじめ8部門にノミネート。2021年には韓国で上演され、2022年からは北米ツアーもスタートした人気作が日本に初上陸する。主演をつとめるのは、ミュージカル初主演となるジェシー(SixTONES)。舞台『少年たち』シリーズでは抜群の歌唱力で舞台を牽引し、また持ち前の明るさでバラエティ番組でも日々活躍するジェシーが、ユーモラスで人間味溢れる魅力的な主人公ビートルジュースに挑む。共演には、ドラマ、舞台、映画などで幅広く活躍する勝地涼、宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍後、歌唱力・演技力を活かしミュージカルを中心に活動する愛加あゆ、高音域の歌声に定評があり、オーディションでその座を射止めた新進気鋭のアーティスト・女優の清水美依紗、華やかなダンスと存在感で日本ミュージカル界には欠かせない存在である吉野圭吾、そして宝塚歌劇団月組トップスターとして活躍後、数多くの舞台で多彩な役柄を演じ分けている瀬奈じゅんと、多彩な出演者が集結した。勝地涼瀬奈じゅん日本版演出を務めるのは、“コメディの奇才”と称される福田雄一。卓越したコメディセンスで原作のエッセンスを巧みに取り込み、ユーモアを作品全面に散りばめることに定評のある福田が、ユニークな物語から展開される奇想天外なコメディミュージカルをお届けする。■ジェシー コメント本格的なミュージカル出演は初めてなので、話を頂いた時は緊張しました。福田雄一さんの作品にはいつか出てみたいと思っていましたが、まさか初めての作品がミュージカルとは! ビートルジュースは個性的な役柄ですし、ロック調の歌が特徴的なので、お客さんを引き込めるように福田さんとも相談しながら稽古していきたいです。笑いすぎて涙が出るくらい面白い作品をキャスト・スタッフの皆さんと作り上げていきたいですし、稽古が今からとても楽しみです。お客さんにも是非楽しみにしていてもらいたいですね!■福田雄一 コメントブロードウェイでは、一度クローズするも、多くのファンたちの後押しで、再び幕を開けてロングランしていたと聞いています。かなりの人気作なんだと思います。実際、噂に違わぬ面白さです!日本のキャスティングもまさに理想的な顔ぶれが揃いました! 中でも楽しみなのは初ミュージカル主演となるジェシー君! テレビなどで観る彼のエンターテイナーぶりはまさにビートルジュースの主役のそれです! 今から稽古が楽しみで仕方ありません!<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ビートルジュース』■東京8月4日(金)~27日(日) 新橋演舞場■愛知9月2日(土)~8日(金) 御園座■大阪9月13日(水)~27日(水) 大阪松竹座作詞・作曲:エディ・パーフェクト脚本:スコット・ブラウン&アンソニー・キング演出・上演台本:福田雄一【出演】ジェシー(SixTONES)、勝地涼、愛加あゆ、清水美依紗、吉野圭吾、瀬奈じゅん可知寛子、小山侑紀、高橋卓士、横山達夫坂元宏旬、竹内真里、常住富大、伯鞘麗名、福永悠二、堀江慎也【あらすじ】不慮の事故で命を落とし幽霊となったアダム(勝地涼)とバーバラ(愛加あゆ)夫婦は、死後彼らの家に引っ越してきたチャールズ(吉野圭吾)と後妻のデリア(瀬奈じゅん)、娘のリディア(清水美依紗)を追い出すべく、死後の世界の厄介者であるバイオエクソシストのビートルジュース(ジェシー)の力を借りることに。ビートルジュースの荒唐無稽なアドバイスを元にアダムとバーバラは住人らを脅かすものの、なぜか幽霊が見えるリディアが、亡き母への思いと両親への反抗心でアダム夫婦に協力を申し出る展開に。リディアはこの家の幽霊の存在を両親に伝えて家を手放すように説得するが、逆にチャールズは降霊術でアダムらを呼び覚まそうとしてしまう。このままでは朽ち果ててしまうアダムとバーバラを助けるため、リディアはビートルジュースに協力を求めるが、現世への生き返りを企むビートルジュースが暴走し……。公式サイト:
2023年03月20日ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』が来日。2023年7月5日(水)から7月23日(日)まで東京・渋谷ヒカリエの東急シアターオーブで上演される。その後、大阪公演と高崎公演を実施。『ウエスト・サイド・ストーリー』来日『ウエスト・サイド・ストーリー』は、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」をベースに、レナード・バーンスタインが作曲、スティーヴン・ソンドハイムが作詞を手がけたブロードウェイ・ミュージカル。1957年にブロードウェイで初演され、1961年にはロバート・ワイズとミュージカル版の原案と振付を務めたジェローム・ロビンスの共同監督によって映画化された。また、2022年にはスティーヴン・スピルバーグが監督と製作を務め、2度目の映画化を実現。〈トゥナイト〉〈マンボ〉〈サムホェア〉など名曲揃いの『ウエスト・サイド・ストーリー』は、初演から時を経ても尚、世界中の人々を魅了し続けている。そんな名作ミュージカルが2023年7月に日本にやってくる。楽曲からダンス、物語まで“すべてが見どころ”となる『ウエスト・サイド・ストーリー』をこの機会に劇場で堪能してみはいかがだろう。ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』あらすじ物語の舞台は、夢を求めてやってきた移民たちが暮らす、1950年代のニューヨーク、ウエスト・サイド。若者たちは差別や偏見に満ちた社会の中で、敵対するグループとの縄張り争いに明け暮れていた。中でも特に激しく敵対し、抗争を繰り広げていたのが、ポーランド系移民で構成される“ジェッツ”とプエルトリコ系移民の“シャークス”。そんなある日、“ジェッツ”の元リーダーであるトニーと、“シャークス”のリーダーの妹マリアが出会う。瞬く間に激しい恋に落ちる二人。出会ってはならない二人の“禁断の愛”の行方は…?【詳細】ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日程:2023年7月5日(水)~7月23日(日)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1生演奏・英語上演・日本語字幕あり原案:ジェローム・ロビンス脚本:アーサー・ロレンツ音楽:レナード・バーンスタイン作詞:スティーブン・ソンドハイムオリジナルプロダクション・演出・振付:ジェローム・ロビンス演出:ロニー・プライス振付:フリオ・モンへ出演:来日カンパニーチケット一般発売日:2023年3月25日(土)チケット料金:・平日:S席 15,000円、A席 13,000円、B席 10,000円・土・日・祝:S席 16,000円、A席 14,000円、B席 11,000円■大阪公演日程:2023年8月5日(土)~8月6日(日)場所:オリックス劇場住所:大阪府大阪市西区新町1-14-15チケット発売日:2023年4月30日(日)10:00~チケット料金:S席 15,000円、A席 8,500円※全席指定。未就学児入場不可。■高崎公演日程:2023年7月31日(月)18:00開演(17:15開場)場所:高崎芸術劇場住所:群馬県高崎市栄町9-1チケット発売日:2023年5月6日(土)10:00チケット料金:S席 15,000円、A席 10,000円、B席 7,000円(U-25 2,000円)※全席指定。未就学児入場不可。【問い合わせ先】BunkamuraTEL:03-3477-3244 (10:00~18:00)WEST SIDE STORYis presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI), New York, NY, USA.All authorized performance materials are also supplied by MTI.©️Johan Persson
2023年03月16日ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』が、今年 2023 年 7 月、来日を果 たす。ブロードウェイ史に名を刻む同作のタイトルは誰もが知るところだろう。〈トゥナイト〉や〈マ ンボ〉〈サムホェア〉といった同作を彩るナンバーも、きっと耳にしたことがあるはずだ。多くの歌い 手がこぞってカバーしており、また、フィギュアスケートのプログラムでもたびたび使用される。©️Johan Persson一昨年、世界中に旋風を巻き起こしたのは記憶に新しい。1957年にブロードウェイ初演、1961年に初の映画化、その後60年の時を経てスピルバーグの手により2度目の映画化で注目されたのが2021年。特にTikTokをはじめとするSNSで話題となり若者が初めてこの作品に出会ったと言われている。映画は、第94回アカデミー賞で、アニタ役を演じたアリアナ・デボーズが助演女優賞を獲得、第79回ゴールデングローブ賞ではコメディ・ミュージカル部門作品賞、主演女優賞、助演女優賞を受賞し、話題を呼んだ。そして、世界のプロモーターは、「ぜひ劇場でミュージカルを再び!」と作品権利者へオファーした。それを受けて、ミュージカルのワールドツアーが昨年12月より始まった。「ウエスト・サイド・ストーリー」を知り尽くしたクリエーター、「フリオ・モンヘ」の振り付け、「ロニー・プライス」の演出は日本のウエストサイド通を、うならせるに違いない。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を下敷きに、レナード・バーンスタインが作曲、スティーヴン・ソンドハイムが作詞を手がけたブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」は、1957年にブロードウェイで初演。その後ミュージカル映画全盛期の1961年には巨匠ロバート・ワイズとミュージカル版の原案と振付を務めたジェローム・ロビンスの共同監督で映画化され、第34回アカデミー賞で、作品賞を含む10部門を制した。子どもの頃、同作の楽曲を聴き、感銘を受けたスピルバーグは、長い間、同作を再映像化することを夢みていたという。いや、スピルバーグだけじゃない。60年以上前のこの作品に、今なお世界中の多くの人が魅了され続けている。全く衰えるどころか、さらにグレードアップされているとも言える。©️Johan Persson物語の舞台は1950年代のニューヨークのマンハッタン、ウエスト・サイド。そこでは夢を求めてアメリカにやってきた移民たちが暮らし、差別や偏見に満ちた社会のなかで若者たちは敵対するグループとの縄張り争いに明け暮れていた。なかでも特に激しく敵対し、抗争を繰り広げていたのが、ポーランド系移民で構成される“ジェッツ”とプエルトリコ系移民の“シャークス”だった。そんな中、“ジェッツ”の元リーダーであるトニーと、“シャークス”のリーダーの妹マリアが出会い、瞬く間に激しい恋に落ちる。非常階段で見つめ合うシーンは、全ての人の心をつかんだ。出会ってはならない二人の恋の行方は・・・現在につながるさまざまな社会問題を内包するストーリーは、格差と分断の時代を生きる私たちの心を揺さぶる。バーンスタインによる楽曲もすばらしい。乱暴にいってしまえば、オペラ、ラテン音楽、ジャズ、現代音楽など、さまざまなジャンルの音楽のいいところ取りである。映画版のサウンドトラックは空前のヒットを記録。オリジナル映画が全米公開された1961年10月にリリースされ、1962、63年の2年間にわたって、全米、全英のアルバムチャートを制した。“感情を踊る”ことを求めたという、ロビンスの振付によるダイナミックなダンスも見逃せない。なお、同作の作詞を手がけたソンドハイムは、のちに作曲家として大成。「ミュージカルの巨匠」と呼ばれるようになる。昨今のミュージカルは楽曲とダンス、あるいはコンセプトのいずれかに特化したものが多く、それはそれで素晴らしいのだが、そのすべてをこれほどのハイレベルで備え、「すべてが見どころ」と自信を持って断言できる作品は希有だ。『ウエスト・サイド・ストーリー』が、ミュージカルの金字塔と言われる所以はここにある。これこそ劇場で観るべき王道作品。この夏、世界最上級のミュージカルが日本にやってくる。ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日程:2023年7月5日(水)~7月23日(日)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)生演奏・英語上演・日本語字幕あり原案:ジェローム・ロビンス脚本:アーサー・ロレンツ音楽:レナード・バーンスタイン作詞:スティーブン・ソンドハイムオリジナルプロダクション・演出・振付:ジェローム・ロビンス演出:ロニー・プライス振付:フリオ・モンへ出演:来日カンパニーチケット(全席指定・税込)一般発売3/25(土)※先行予約受付中平日S席 15,000円 A席 13,000円 B席 10,000円土・日・祝S席 16,000円 A席 14,000円 B席 11,000円公式ホームページ お問い合わせBunkamura03-3477-3244 (10:00~18:00)[主催]TBS/Bunkamura/VIS A VISION/ぴあ/ローソンチケット/TOKYO FM[協賛]オリエンタルバイオ[オフィシャルエアライン]日本航空WEST SIDE STORYis presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI), New York, NY, USA.All authorized performance materials are also supplied by MTI. 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月13日デイミアン・チャゼル監督の大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』がブロードウェイミュージカル化されることになった。演出家とプロデューサーは、いずれもトニー賞受賞者であるバートレット・シャーとマーク・プラット。映画に出てきたジャスティン・ハーウィッツ、ベンジ・パセック、ジャスティン・ポールによる音楽も使用される。映画は2016年に公開され、監督、主演女優、作曲部門など6部門でオスカーを受賞した。オーケストラの生演奏と同時に映画を上映するライブイベント『ラ・ラ・ランド・イン・コンサート』は、全世界をツアーし、大好評を得ている。今回の舞台ミュージカル化で、さらにファンが増えそうだ。文=猿渡由紀
2023年02月08日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が、7月から8月にかけて東京・埼玉・長野・新潟で上演されることが決定した。1981年の初演以来、今年で43年目を迎える本作。昨年の公演で卒業した吉柳咲良の後を継ぎ、11代目のピーター・パンを演じるのは、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン(以下、TSC)「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得した山﨑玲奈。山﨑はTSC参加以前にミュージカル『アニー』で主演を務めており、受賞後には、アジア進出で大きな話題を呼んだミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』に出演し、高い歌唱力を発揮していた。また宿敵のフック船長役は、こちらも新たなキャストとなる小野田龍之介、ピーターを慕うウェンディ役は、昨年に続きAKB48の岡部麟が務める。さらに、今回の公演より演出・振付を長谷川寧が担当。長谷川は国際的に活躍するクリエイター&パフォーマーで、近年では他ジャンルとのコラボレーションを通じて作品の本質を見つめ直す「疑・ジャンル」をテーマとし、上海・ロンドン・サンパウロ・ジャカルタ公演など国内外で精力的に活動している。併せて、山﨑、小野田、岡部、長谷川からのコメントが到着した。■ピーター・パン役:山﨑玲奈 コメント小さい頃からの憧れていたピーター・パンになれる!出演決定を聞いた時は夢が叶ってとても嬉しかったです。今回は演出家さんも長谷川寧さんになり、既に何度か作品についてのお話をさせて頂いていますが、これまでとは180度違う、全く新しい作品、新生『ピーター・パン』になりそうです!吉柳咲良さんからの11代目のバトンを受け継ぎ、今からしっかりと準備していきたいと思います!フック船長にはミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』でご一緒していた小野田龍之介さん、ウェンディには前作に引き続き岡部 麟さんがご一緒とのことで、すごく頼もしくて、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に最高のミュージカルを作り上げていきたいと思います!皆さんにも是非NEW『ピーター・パン』をご覧いただければと思いますので、今年の夏は劇場でお待ちしています!■フック船長役:小野田龍之介 コメントこの度また新たに生まれ変わるミュージカル『ピーター・パン』!!その『ピーター・パン』でこの度宿敵"フック船長"を演じます小野田龍之介です。このピーターの世界は私自身も幼い頃から本や映画またこのミュージカル版を通してとても深く自身の心に染みついているので、ついにその世界の住人になることができ光栄に思います。そして何と言っても今回最も楽しみなのは新ピーター山﨑玲奈の誕生!子役時代から華々しいキャリアの持ち主で的確なスキルとテクニックを持ち合わせた彼女がどんなピーターを作り上げてくれるの今から楽しみです。とはいえ、こちらも素晴らしく煌びやかな海賊チームと共にピーター達をたたきつぶしていきますので、よろしくっ♪■ウェンディ役:岡部麟 コメント2023年夏もウェンディとして、ネバーランドへお出掛けすることになりました!とっても楽しみです!昨年初めて咲良ちゃん扮するピーターがネバーランドへ連れて行ってくれましたが初めて見る世界、空を飛んだ事、綺麗な歌声を1番近くで聞けたこと、予定より短い冒険になりましたが大切な思い出になりました。今年は玲奈ピーターとどんな素敵な冒険ができるのかワクワクしています!長年愛され、上演されてきた『ピーター・パン』キャストが変わることにより更に素敵さが増していくのだろうなと私自身楽しみでなりません!■演出・振付:長谷川寧 コメント「メタバース」。もうひとつの現実として置かれたインターネット上における仮想空間。これは今や一般化し、今時は子供も大人もその空間で活動したりゲームに興じていたりする。つまりこの空間は誰もが信じているもの、と言える実存する空間になった。そう、無い、のに、有る。そんな事を考えていた折、ピーター・パンをやってみないか、との話を頂く。「どのピーター・パン?」「あのピーター・パン。」キツネにつままれた様な面持ちで、まずはそのピーター・パンを改めて拝読してみた。すると「ネバーランド」なるもうひとつの空間で、このピーター・パンなる人物は実に生々しく生きていた。子供の頃の補正で可愛らしい側面ばかりが記憶に残っていた自分には、命懸けで生きているピーター・パンはとても新鮮だった。そして描かれる「ネバーランド」と呼ばれる世界の縮図に興味を持った。彼/彼女らが命懸けで生きる「ネバーランド」は、“信じる力”で「メタバース」の様にそこに実存し得る空間なのだと興奮した。ここに<山崎玲奈>という、これまた生命力をぎゅう。と凝縮した様な存在がピーター・パンを演じる。この爆発的な生命力が「ネバーランド」に解き放たれ、命懸けで生きる姿には、誰しもが魔法にかけられる筈だ。そう、この世界は信じるに足る世界になる。今迄ミュージカル演出経験は国外でのみ。日本でのデヴューは今年が初年度となる。その初年度に、ウェンディ達と同じあの妖精の粉をふりかけ、訪れた方と共にこの広大な世界へ夢中で飛んでいきたい。さあ、あなたは世界を信じる事が出来ますか?ようこそ、新世界へ。I’m flying.長谷川寧<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ビジュアル原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ翻訳・訳詞:福田響志演出・振付:長谷川寧エグゼクティブ・プロデューサー:堀威夫【キャスト】ピーター・パン:山﨑玲奈フック船長:小野田龍之介ウェンディ:岡部麟ほか【東京公演】期間:7月25日(火)~8月2日(水)会場:東京国際フォーラム ホールC【埼玉公演】期間:8月16日(水)会場:ウェスタ川越 大ホールお問い合わせ:ウェスタ川越TEL:049-249-3777(9:00~19:00 点検日等の休館日を除く)【長野公演】期間:8月会場:サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホールお問い合わせ:上田市交流文化芸術センターTEL:0268-27-2000(休館日を除く9:00~19:00)【新潟公演】期間:8月26日(土)・27日(日)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場お問い合わせ:りゅーとぴあチケット専用ダイヤルTEL:025-224-5521※名古屋、大阪、ほかツアー公演あり【チケット料金】■ドリームシート:おとな・こども平日/土日共通 9,400円 ※妖精の粉付き■S席:おとな平日8,500円/土日8,900円■S席:こども平日5,500円/土日5,900円■A席:おとな平日/土日共通4,800円■A席:こども平日/土日共通3,200円(全席指定・税込/こども 3歳~12歳)※3歳以上のご観劇を推奨いたします。※3歳未満のお子様で、お子様の頭が保護者の肩の高さを超えない場合のみ、ひざ上での観劇が可能です。関連リンク公式HP::
2023年02月02日オフ・ブロードウェイミュージカル『Ordinary Days』が2023年2月8日(水)から東京・俳優座劇場、2月18日(土)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演される。登場人物は、眠らない街・ニューヨークに住む男女4人。30代のカップルであるジェイソン(相葉裕樹)とクレア(夢咲ねね)は、互いを想いながらも、ここ最近衝突ばかりでお互いの心が掴めないでいる。一方、アーティストを目指す青年ウォーレン(小池竜暉/中本大賀)は、手書きのチラシを配布する活動をしているが、誰からも見向きもされない。ある日、大学の論文に追われるデイブ(斎藤瑠希/浜崎香帆)のパソコンを偶然拾ったことで2人は知り合い、少しずつ世界が色を変えていく。日々を懸命に生きる4人の人生が思わぬ形でつながっていくーー。今回、ジェイソン役を主演する相葉裕樹は「出演者4人とピアニスト1人で紡ぐミュージカルということで、かなり濃密な作品になると思います。人肌が恋しくなる2月に、恋の悩みやすれ違いといった男女の仲を描いた作品を上演するということで、自分自身もお客さまも“エモい”気持ちになって、きっと共感できる部分がたくさんあるのではないでしょうか」と作品について語る。ウォーレン役を演じる小池竜暉(GENIC)は、今回が初舞台。更には映像作品も含めて、初めて演技に挑戦するといい、「もともと演じることに興味を持っていたので、このお話をいただいたときはすごく嬉しかったです」と素直に出演を喜ぶ。そして「『Ordinary Days』というタイトルにもある通り、日常的な部分を飾ることなく表現している作品。観ているお客さんも『こんなことがあったな』などと自分の姿を投影させられる部分もあると思います」。「自身のかけがえのない大切な時間とは?」という公演のコピーにちなんで、それぞれの「かけがえのない時間」を尋ねると、相葉は「友人と過ごす時間ですね。特別何かをするわけではなくて、ごはんを一緒に食べに行ったり、銭湯に行ったりするだけなのですが、癒されるし、いろいろとリセットできるんです」と話す。一方の小池は「一番は実家に帰ったときです。玄関先で家族が出迎えてくれたり、飼い犬が尻尾をフリフリしている姿を見たりすると、帰ってきたなと思って」と話しつつ、「そのほかは、コーヒーを淹れたり、抹茶を点てたりする時間も。おいしいパスタができたときも」と次々と回答が浮かんだようで、多趣味な一面を覗かせた。東京公演は2月12日(日)まで。脚色・演出は田中麻衣子。音楽監督・ピアノ演奏は落合崇史。翻訳は藤倉梓。チケット発売中。取材・文:五月女菜穂
2023年01月19日『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2022』が、12月17日(土) に東京・東急シアターオーブで開幕。そのオフィシャルレポートが到着した。イルミネーションが輝く12月。一時は中止を余儀なくされていたライトアップも今年は復活し、街を歩くとクリスマスツリーやライトアップ!あちこちで繰り広げられる華やかな光景にワクワクが止まらない。そしてこの時季の風物詩といえば、忘れてはならない『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2022』。2016年から上演されていた本格派のクリスマスショーが、3年ぶりに帰ってきた!何せ、渋谷の駅前で、ブロードウェイらしさ満開のクリスマスショーを楽しめるのだから、行かない手はない。幕が開くと、結晶がキラキラ輝く雪の世界。真っ白な衣裳に身を包んだ6人のシンガーとダンサーたちが「レット・イット・スノー」「ジングル・ベル」「赤鼻のトナカイ」などを披露、一気にクリスマス気分に突入だ!ステージにそびえ立つ巨大なツリーの前での長~いラインダンスは、ニューヨークのラジオシティで毎年上演される『スペクタキュラー・クリスマス』を彷彿させる。サンタクロースも登場し、パワフルに歌って踊って大忙し。そのうち場面はサンタのおもちゃ工場へ。おもちゃがどんどん作られ、プレゼントが準備される様子は、子供たちのクリスマスへの期待を一層盛り上げるに違いない。くまのぬいぐるみがイキイキとステップを踏む、そのキュートなこと!「さやかに星はきらめき(O Holy Night)」ではペアのフィギュアスケーターによるリフトやスピン、スパイラルなど幻想的なパフォーマンスにうっとり。そうそう、ニューヨークのクリスマスにはスケートが欠かせないよね~としみじみ。劇場でスケートが観られるのは粋だなぁ。そこから「アメージング・グレース」「ジョイフル・ジョイフル」と続き、エネルギッシュなゴスペルに。自然と身体がリズムをとってしまう。2幕はステンドグラスで彩られたクリスマスタウンから。「もろびとこぞりて」「まきびとひつじを」など讃美歌のハーモニーが心に響く。そこから徐々にアップテンポな曲へ。6名のシンガーは全員歌が素晴らしく、それぞれ個性豊かな美声で聴き応えたっぷりだ。伝統的なクリスマス曲から、『アナと雪の女王2』の代表曲「イントゥ・ジ・アンノウン」とマライア・キャリーの名曲「恋人たちのクリスマス」、マイケル・ジャクソンも歌ったロックンロール曲「ロッキン・ロビン」など、ポップスも盛りだくさん。タップダンスあり、ボールルームダンスあり。キャスト21名が舞台の縁に座っての手拍子パフォーマンスは愉快で、目を見張ってしまう。何より、このカンパニー全員が観客をとことん楽しませよう!という心意気が伝わってくるのがいい。これでもか!と次から次へと繰り出される怒涛のクリスマスソングに身も心も満たされ、満足度高し。老若男女誰もが楽しめるので、ご家族や友人、大切な人を誘うのもおすすめだ。もちろんおひとりさまでの観劇も全然あり。今年1年の自分へのご褒美にぴったりだ。文:三浦真紀(演劇ライター)撮影:Tomoko Hidaki<公演情報>ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド202212月17日(土) ~25日(日) 東京・東急シアターオーブ『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2022』ビジュアル出演:アメリカ・カンパニー※英語上演※開場は各開演の45分前※上演時間約2時間予定(休憩20分含む)※3歳以上入場可(チケットが必要になります)。ただし、膝上でのご観劇はできません。※チケットはお一人様1枚必要です。※ご来場のお客様全員にサンタ帽をプレゼント【チケット料金】(全席指定・税込)S席9,800円、A席6,800円チケット購入リンク:【お問い合わせ】キョードー東京:0570-550-799(平日11:00~18:00 / 土日祝10:00~18:00)公式HP:
2022年12月20日最高のクリスマス気分を味わえるショー『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2022』が2022年12月17日(土)に開幕し、25日(日)まで東京・渋谷の東急シアターオーブで上演されている。2016年に日本初演された本作は、“劇場で楽しむクリスマス”として毎年上演を重ねてきたが、コロナ禍で中断を余儀なくされ、今回は3年ぶりの来日公演となる。これまでの『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』日本公演にすべて出演してきたシンガーのサム・ハーヴィーは「3年ぶりに日本に戻ってこられてとても嬉しいです。劇場の方、クルーの皆さん、そして何よりお客様。お会いできるのを楽しみにしています」と話す。開幕を前に行われたゲネプロ(総通し舞台稽古)を見た。幕が開くと、そこはまるで銀世界。舞台上は白を基調とした衣装を身に纏ったキャストがそろい、銀色のテープカーテンや雪の結晶を模したパネルで彩られていて、一気にクリスマスの気分に引き込まれる。「Jingle Bells(ジングル・ベル)」や「All I Want for Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)」など、1幕・2幕あわせて40曲以上のクリスマスソングが息つく間もなく披露されるのだが、ゴスペルからポップスまで実にバラエティ豊かなラインナップとなっている。6人のシンガーたちが歌を聴かせる場面もあれば、ジャズダンスやタップダンス、ペアダンスとさまざまなダンスで魅せる場面、そして舞台上に現れたスケートリンクでのスケートショーのシーンもあって、「次は何が起こるのだろう」とプレゼントを待つ子どものようにワクワクした。赤い服に白い髭のサンタクロース、巨大なクリスマスツリーやステンドグラスが輝く街並み、クリスマスカラーのキラキラとした衣装など、見た目の華やかさもあいまって、最高のクリスマス気分を味わえると思う。今回が初来日となるシンガーのサラ・バマーは「この美しい東京、そしてシアターオーブという劇場で歌えることにとってもワクワクしています。ショーを見て笑顔になって帰っていただけたら嬉しいです」とコメントしている。公演は25日(日)まで。取材・文:五月女菜穂
2022年12月19日ブロードウェイミュージカル『シカゴ』3年ぶりの来日公演が、12月14日(水) に東京国際フォーラム ホールCで開幕。そのオフィシャルレポートが到着した。常に新しい作品が求められるブロードウェイにあって、1996年から現在に至るまでロングランが続いている大ヒットミュージカル『CHICAGO』。禁酒法時代のシカゴで実際に起こった事件から着想を得た同名戯曲を原作に、鬼才ボブ・フォッシー(脚本・演出・振付)とカンダー&エッブ(脚本・音楽)が1975年に生み出し、およそ20年の時を経てウォルター・ボビー(演出)とアン・ラインキング(フォッシー・スタイルによる振付)が生まれ変わらせたリバイバル版だ。描かれるのは、殺人の罪で投獄されながら、悪徳弁護士ビリーの力を借りてスターダムにのし上がろうとするロキシーとヴェルマの物語。その来日公演が12月14日(水) 、東京国際フォーラム ホールCにて開幕、同日にゲネプロが行われた。今回で、このリバイバル版の来日ももう10回目。近年の来日公演では、ロキシーを米倉涼子やシャーロット・ケイト・フォックスのように日本でお馴染みの俳優が演じており、となるといきおい、彼女たちが来日カンパニーに交じってどんなパフォーマンスを見せるかに注目が集まった。またどちらでも、ヴェルマ役はアムラ=フェイ・ライトが務めていたため、日本ではヴェルマ=ライトのイメージも強い。だが今回は、ロキシーもヴェルマも来日キャスト。米倉の降板はもちろん残念の極みだが、主役がニューフェイスの俳優であることがかえって、作品の本質的な魅力に改めて目が行く効果を生み出していることも確かだ。『CHICAGO』の本質的な魅力とは、ひとことで言ってしまえば、音楽と振付とストーリーとのベストマッチ。ステージ中央に陣取るオーケストラピットから奏でられる音楽は、管楽器が多用されているため基本的には非常に賑やかで洒脱だが、ミュートされたトランペットや滑稽な打楽器の音色も頻繁に響くおかげでコミカルでもある。そしてフォッシー・スタイルと言えば、感情を解放するような華やかなミュージカルダンスとは一線を画す、遠慮がちでどこかムズムズしているがゆえのセクシーさが特徴的。音楽にも振付にも、一見スタイリッシュで煌びやかななかに一筋縄ではいかないものがあるからこそ、殺人をエンターテインメントにしてしまっているストーリーの面白さと皮肉感が際立つのだろう。日本ではニューフェイスでも、ロンドンで着実にキャリアを重ねているだけあって、ロキシー役のサラ・ソータートとヴェルマ役のソフィー・カルメン=ジョーンズももちろん好演。ソータートの甘い歌声、カルメン=ジョーンズのアグレッシブな役作り、またビリー役キャヴィン・コーンウォールの轟くような低音も実に魅力的だ。それに前髪を切り揃えた黒髪ボブ姿のヴェルマは、金髪ショートカットのライトのヴェルマを見慣れていると、登場した瞬間からもう新鮮。振付や衣裳こそ厳密に決まっているが、ヘアスタイルやキャラクター造形については俳優各々の個性にゆだねられる部分が多いのが『CHICAGO』であり、その多様性もまたロングランが四半世紀にも及んでいる一因であると、改めて実感させられた。なお、今回の公演では劇場ロビーに巨大な撮影スポットが用意されている。撮影するならぜひ、フォッシー・スタイルのポーズを決めてみよう。取材・文:町田麻子撮影:Tomoko Hidaki<公演情報>ブロードウェイミュージカル『シカゴ』12月14日(水)~31日(土) 東京国際フォーラム ホールC※生演奏、英語上演、日本語字幕ありブロードウェイミュージカル『シカゴ』メインビジュアル【作詞】フレッド・エッブ【作曲】ジョン・カンダー【脚本】フレッド・エッブ&ボブ・フォッシー【初演版演出•振付】ボブ・フォッシー【オリジナルNYプロダクション演出】ウォルター・ボビー【オリジナルNYプロダクション振付】アン・ラインキング【出演】サラ・ソータート、ソフィー・カルメン=ジョーンズ、キャヴィン・コーンウォール and more【チケット料金】(全席指定・税込)S席:15,000円A席:11,000円B席:9,000円※12月18日(日) まで「ペア割チケット」「ステージセット見学付きチケット」を特別販売中。詳細は公式HPをご確認ください。チケット情報はこちら:公式サイト:
2022年12月15日常に新しい作品が求められるブロードウェイにあって、1996年から現在に至るまでロングランが続いている大ヒットミュージカル『CHICAGO』。禁酒法時代のシカゴで実際に起こった事件から着想を得た同名戯曲を原作に、鬼才ボブ・フォッシー(脚本・演出・振付)とカンダー&エッブ(脚本・音楽)が1975年に生み出し、およそ20年の時を経てウォルター・ボビー(演出)とアン・ラインキング(フォッシー・スタイルによる振付)が生まれ変わらせたリバイバル版だ。描かれるのは、殺人の罪で投獄されながら、悪徳弁護士ビリーの力を借りてスターダムにのし上がろうとするロキシーとヴェルマの物語。その来日公演が12月14日、東京国際フォーラム ホールCにて開幕、同日にゲネプロが行われた。今回で、このリバイバル版の来日ももう10回目。近年の来日公演では、ロキシーを米倉涼子やシャーロット・ケイト・フォックスのように日本でお馴染みの俳優が演じており、となるといきおい、彼女たちが来日カンパニーに交じってどんなパフォーマンスを見せるかに注目が集まった。またどちらでも、ヴェルマ役はアムラ=フェイ・ライトが務めていたため、日本ではヴェルマ=ライトのイメージも強い。だが今回は、ロキシーもヴェルマも来日キャスト。米倉の降板はもちろん残念の極みだが、主役がニューフェイスの俳優であることがかえって、作品の本質的な魅力に改めて目が行く効果を生み出していることも確かだ。『CHICAGO』の本質的な魅力とは、ひとことで言ってしまえば、音楽と振付とストーリーとのベストマッチ。ステージ中央に陣取るオーケストラピットから奏でられる音楽は、管楽器が多用されているため基本的には非常に賑やかで洒脱だが、ミュートされたトランペットや滑稽な打楽器の音色も頻繁に響くおかげでコミカルでもある。そしてフォッシー・スタイルと言えば、感情を解放するような華やかなミュージカルダンスとは一線を画す、遠慮がちでどこかムズムズしているがゆえのセクシーさが特徴的。音楽にも振付にも、一見スタイリッシュで煌びやかななかに一筋縄ではいかないものがあるからこそ、殺人をエンターテインメントにしてしまっているストーリーの面白さと皮肉感が際立つのだろう。日本ではニューフェイスでも、ロンドンで着実にキャリアを重ねているだけあって、ロキシー役のサラ・ソータートとヴェルマ役のソフィー・カルメン=ジョーンズももちろん好演。ソータートの甘い歌声、カルメン=ジョーンズのアグレッシブな役作り、またビリー役キャヴィン・コーンウォールの轟くような低音も実に魅力的だ。それに前髪を切り揃えた黒髪ボブ姿のヴェルマは、金髪ショートカットのライトのヴェルマを見慣れていると、登場した瞬間からもう新鮮。振付や衣裳こそ厳密に決まっているが、ヘアスタイルやキャラクター造形については俳優各々の個性にゆだねられる部分が多いのが『CHICAGO』であり、その多様性もまたロングランが四半世紀にも及んでいる一因であると、改めて実感させられた。なお、今回の公演では劇場ロビーに巨大な撮影スポットが用意されている。撮影するならぜひ、フォッシー・スタイルのポーズを決めてみよう。取材・文:町田麻子撮影:ヒダキトモコブロードウェイミュージカル『シカゴ』【作詞】 フレッド•エッブ【作曲】 ジョン•カンダー【脚本】 フレッド•エッブ & ボブ•フォッシー【初演版演出•振付】 ボブ•フォッシー【オリジナルNYプロダクション演出】 ウォルター•ボビー【オリジナルNYプロダクション振付】 アン•ラインキング【出演】サラ・ソータート、ソフィー・カルメン=ジョーンズ、キャヴィン・コーンウォール and more日程:2022年12月14日(水)〜31日(土)会場:東京国際フォーラムホールC(有楽町、東京)料金(全席指定・税込):S席 15,000円 A席11,000円 B席 9,000円*12/18まで「ペア割チケット」「ステージセット見学付きチケット」を特別販売中!詳細は公式HPをご確認ください。チケットはキョードー東京にて販売中。キョードー東京 0570-550-799(オペレータ受付 平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)*生演奏、英語上演、日本語字幕あり公式ホームページ: CHICAGO THE MUSICAL - ブロードウェイミュージカル CHICAGO <シカゴ> オフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月15日マライア・キャリーが、ブロードウェイの新ミュージカル「Some Like It Hot」の共同プロデューサーに就任したことが明らかになった。マライアがブロードウェイ作品にクレジットされるのは今作が初めて。今作は、トニー・カーティス、ジャック・レモン、マリリン・モンローが出演した映画『お熱いのがお好き』のミュージカル版。マライアは「私はこの物語に初めて親しんだのは、不朽の名作であるマリリン・モンローの主演映画でした。彼女は私の人生における重要な試金石です。オークションで、彼女の宝物であった白いベイビーブランドピアノを手に入れたほどです」とマリリンへの愛を語っている。また、「この大好きな作品の新たな試みを(プロデューサーの)ニール・メロンがシェアしてくれたとき、私は参加しなければと思いました。このショーが映画のレガシーをどのように発展させていくのか。限界を押し広げ、インクルージョンを促進し、多様性を祝福するのか。私は今日の世界の新しい観客のための『Some Like It Hot』をお届けすることを誇りに思っています」と自信ものぞかせた。ミュージカル「Some Like It Hot」は現在ブロードウェイのシューベルト劇場でプレビュー公演を行っており、12月11日に開幕するという。(賀来比呂美)■関連作品:お熱いのがお好き 1959年4月、公開© 1959 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2022年11月29日来たる12月14日(水)から3年ぶり来日公演を上演するブロードウェイミュージカル『シカゴ』で期間限定のペア割引チケットを販売いたします。1枚あたり最大2,500円の割引となる特別キャンペーン。ブロードウェイでロングランを続ける名作をご家族、恋人、ご友人・・・大切な人とご一緒にぜひお楽しみください。NY・ブロードウェイ(BW)のリバイバル版初演から25年を迎え、アメリカ作品として歴代1位のロングラン、世界36か国・500都市以上・12言語で上演されているメガヒット・ミュージカル『シカゴ』。1920年代のシカゴを舞台に、実話に基づいた二人の悪女によるスキャンダラスなシンデレラ・ストーリーは、奇しくも人々の共感を生み、「オール・ザット・ジャズ」など、名曲揃いのミュージカル・ナンバーと、鬼才ボブ・フォッシーの振付を体現するセクシーな衣装に身を包んだ超一流のダンサーたちは、今もなお世界中の観客を魅了しています。「25周年記念ジャパン・ツアー」となる本公演は、長年の時を経ても色褪せることなく進化し続ける名作を実力派メンバーでお届けいたします。CHICAGO THE MUSICAL - ブロードウェイミュージカル CHICAGO <シカゴ> オフィシャルサイト : <ペア割チケット 販売概要>*販売期間11/17(木)10:00〜11/27(日)23:59*販売先キョードー東京、TBSチケット、ぴあ、イープラス、ローソン、楽天チケット、CNプレイガイド*価格(S席定価15,000円)S席平日公演:2枚ペアで25,000円(1枚あたり2,500円引き/12,500円)S席土日公演:2枚ペアで27,000円(1枚あたり1,500円引き/13,500円)<公演概要>ブロードウェイミュージカル『シカゴ』日程:2022年12月14日(水)〜31日(土)会場:東京国際フォーラムホールC(有楽町、東京)料金(全席指定・税込):S席 15,000円 A席11,000円 B席 9,000円出演:サラ・ソータート、ソフィー・カルメン=ジョーンズ、キャヴィン・コーンウォール他、CHICAGOオールスターズカンパニー※出演を予定していた米倉涼子はドクターストップにより降板となりました。詳細は公式ホームページをご確認ください。【作詞】フレッド・エッブ【作曲】ジョン・カンダー【脚本】フレッド・エッブ & ボブ・フォッシー【初演版演出•振付】 ボブ・フォッシー【オリジナルNYプロダクション演出】ウォルター・ボビー【オリジナルNYプロダクション振付】 アン・ラインキング*生演奏、英語上演、日本語字幕あり主催:TBS/キョードー東京 後援:BS-TBS / J-WAVE 企画制作:TBS/キョードー東京招聘:キョードー東京協賛:三菱地所お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)公式ホームページ: STORY1920年代のジャズ全盛時代、イリノイ州シカゴ。不倫を重ねていた夫と妹を殺した元ナイトクラブの歌姫、ヴェルマ・ケリーが収監されている監獄に、新顔がやってくる。彼女の名はロキシー・ハート。冴えない夫エイモスに飽き飽きしている歌手志願の人妻ロキシーは、自分を捨てようとした愛人フレッド・ケイスリーを殺害したのだ。悪徳敏腕弁護士ビリー・フリンの力でメディアの注目を一身に集め、スターとなっていたヴェルマに負けじと、ロキシーもビリーを雇ってマスコミを利用し、正当防衛の“悲劇のヒロイン”として一躍メディアの寵児になっていく。スポットライトを求めるロキシーの快進撃はどこまで続くのか?彼女と反目するヴェルマのリベンジは?二人の女と一人の男の名声を賭けた争いが今、幕を開ける──。ABOUTトニー賞®最優秀リバイバル・ミュージカル作品賞に輝き、2021年でブロードウェイでのロングラン25周年を迎えた『シカゴ』。アメリカ(ブロードウェイ)作品としては歴代1位のロングランを誇り、これまでにトニー賞®6部門、ローレンス・オリヴィエ賞®2部門、グラミー賞®、そして幾千回ものスタンディングオーベーションの賞讃を受けました。何でもあり<All That Jazz>な富と名声の物語、素晴らしい楽曲、そしてスタイリッシュでセクシーなダンスが楽しめるこのミュージカルは、「ブロードウェイミュージカル」の代名詞です。この人気は全世界に広がり、日本を含む36カ国、500以上の都市、12言語で公演が行われています。ミュージカル観劇が初体験の人、アカデミー賞®受賞の映画版のファン、もう一度観たいという人、すべての人に『シカゴ』は “極上”のショーをお届けします。日本では1999年から、今までで合計9回の海外カンパニーにおける来日公演、2回の日本人キャスト公演、そして、2回の宝塚歌劇団OGたちによる公演が行われ、合計350公演以上、55万人以上の動員を記録しています。【異文化融合、多様性、インクルージョンの先駆けであるミュージカル『シカゴ』】1996年にブロードウェイでリバイバル上演されたこのバージョンの『シカゴ』は、過剰な演出を排除し、俳優たちの力量が発揮されることによって、アフリカ系アメリカ人俳優が1920年代の弁護士を演じるなど、人種と時代考証を超えたキャスティングが実現しています。日本人女優が、「アメリカ国籍の白人」の設定であるロキシーを演じることも、『シカゴ』ならではの柔軟性によるものです。ブロードウェイでは2014年に、アフリカ系の俳優が『シンデレラ』のシンデレラ役を演じたり、『オペラ座の怪人』のファントム役を演じるなど、人種を超えたキャスティングが実現するようになりました。そして新型コロナウィルスでの閉鎖期間を経て再開した昨シーズン以降、あらゆる不平等をなくすことを目指すE(Equityエクイティ=公平性)D(Diversityダイバーシティ=多様性)I(Inclusionインクルージョン=包括性)対策を、積極的に進めています。『シカゴ』はまさにその先駆けとなる存在です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月17日12月17日(土) から12月25日(日) にわたって東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)にて上演される『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』のペア割チケットが、本日10月29日より10日間限定で発売される。“劇場で楽しむクリスマス”として2016年の日本初演から毎年上演し、渋谷の冬の風物詩となっていた本公演。ステージには巨大ツリーやステンドグラスが輝くクリスマスタウン、氷の世界やクマのぬいぐるみが動き出すサンタのおもちゃ工場など、夢のようなクリスマスの光景が広がり、世界で活躍するシンガーたちが心躍るクリスマスソングの数々を歌い、ダンサーたちによる華麗なラインダンスやタップに舞台上に現れるスケートリンクでのスケートショーなど、息つく間もない圧巻のステージをお届けする。<公演情報>『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』2022年12月17日(土)~12月25日(日)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)出演:アメリカ・カンパニー(英語上演)※開場は各開演の45分前※上演時間約2時間予定(休憩20分含む)※3歳以上入場可(チケットが必要になります)。ただし、膝上でのご観劇はできません。※チケットはお一人様1枚必要です。※ご来場のお客様全員にサンタ帽をプレゼント。【チケット料金(全席指定・税込)】S席:9,800円A席:6,800円■ペア割チケット販売期間:2022年10月29日(土) 10:00~11月7日(月) 23:59対象席種・料金:S席 9,800円S席平日公演:2枚ペアで17,600円(1枚あたり1,000円引き / 8,800円)S席土日公演:2枚ペアで18,600円(1枚あたり500円引き / 9,300円)チケットはこちら:『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2022』PR動画公式HP:問合せ:キョードー東京0570-550-799(平日 11:00~18:00 / 土日祝 10:00~18:00)
2022年10月29日生田絵梨花が出演するブロードウェイミュージカル「MEAN GIRLS」のビジュアルが公開された。動物学者の両親を持ち、アフリカ育ちのケイディ・ヘロン(生田絵梨花)は16歳になって初めてアメリカに引っ越すことに。これまで自宅学習で学校に通ったことがなかったケイディは初めての学校生活に緊張気味で登校する。なかなかみんなに馴染めず、浮いているケイディに話しかけたのはロック好き女子のジャニス(田村芽実)とゲイボーイのダミアン(内藤大希)というはみ出し者の二人組。二人から校内の派閥について教えられ、特に気をつけるべきは「プラスティックス(Plastics)」というレジーナ・ジョージ(石田ニコル)、カレン(松田るか)、グレッチェン(松原凜子)の校内アイドル三人組であると告げられる。ひょんなことからプラスティックスのトップで学園の女王様・レジーナに仲間に入れてあげてもいいと言われるケイディ。戸惑いながらもジャニスに報告をすると、仲間になったふりをしてレジーナの弱みを握ってきてほしいとケイディに言う。二人には過去の因縁があったのだ。一方、ケイディは得意な数学の授業で知り合ったアーロン(小野塚勇人)に一目惚れをする。それを知ったレジーナに、アーロンとの仲を取りもつと言われ、プラスティックスに入ることを決めるケイディだが、次第にグループに染まっていき…。アフリカで生まれ育った主人公ケイディが、16歳で初めて学校に通い、スクールカーストトップの女の子たちと過ごす中で、弱肉強食な女の子の世界に触れ、大切なことは何か学んでいく映画『MEAN GIRLS』(’04)がミュージカル化。主人公ケイディ・ヘロンを生田さん、同級生でロック好きの女子ジャニスを田村芽実、カースト最上位に君臨するアイドル的存在の3人組「プラスティックス」のボスで女王様的存在レジーナ・ジョージを石田ニコル、グレッチェンを松原凜子、カレン・スミスを松田るかが演じるほか、内藤大希、小野塚勇人、中谷優心、黒須洋嗣、壮一帆が出演。そして今回、ケイディが「プラスティックス」のメンバーに変身する、キュートなビジュアルが公開。キャストがスクラップされたピンクの背景は、作中に登場するクラスメイトの悪口を書いたBurn Bookを彷彿とさせる。本作は、来年1月30日(月)より東京公演を皮切りに、2月17日(金)からは福岡、2月23日(木・祝)からは大阪公演が行われる予定だ。ブロードウェイミュージカル「MEAN GIRLS」は2023年1月30日(月)~2月12日(日)東京建物Brillia HALLにて上演。※福岡・大阪公演あり(cinemacafe.net)
2022年10月03日