不朽の名作「星の王子さま」のその後を描き、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』。読むたびに印象を変え、発見を与える物語を受け継ぐ本作で、主人公の女の子を悩ませるのは「どんな大人になりたいか?」という簡単そうに見えて、とても難しい質問。女の子だけでなく、いまの大人たちをも悩ませるこの大切な命題に迫った。原作の母国フランスで公開されるや、初登場堂々1位の大ヒット。日本でも、吹替版に鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木など豪華な俳優陣が顔を揃え、その吹替版主題歌には松任谷由実の書き下ろし「気づかず過ぎた初恋」が決定し、話題を呼んでいる本作。名門校への入学を目指し、友達をつくる時間も惜しんで一生懸命に勉強ばかりしていた女の子が、隣人の老飛行士が語る「星の王子さま」の物語と出会い、少しずつ成長していくストーリーとなっている。ある日、お母さんとともに挑んだ名門校のお受験の面接にて、“運命の質問”をされる女の子。2人は受験の出口調査で知り得た「君は我が校にふさわしいか」という質問の答えを用意し、準備万端のつもりだった。しかし、面接官から問われたのは、「君はどんな大人になりたい?」という質問。女の子は、準備していた答えをつい口にしてしまうが、自身の間違いに気づくとパニックを起こしてしまう。実は、女の子とお母さんが面接の順番を待つ廊下にはポスターが貼ってあり、そこには「どんな大人になりたい?」という質問に、男の子が「大切な人」と答える絵が描かれていて…。「どんな大人になりたい?」と問われても、飛行士から語られ、女の子が想像をめぐらす「星の王子さま」のお話で王子が出会うのは、どうにも“奇妙な大人”たちばかり。■「忙しい」が口癖。所有したがるビジネスマン夜空に浮かぶ星を所有したがる彼は、ひたすら星を数えている。王子になぜ星を集めるのかと尋ねられると、「金持ちになれる」と彼は言う。何のために金持ちになるのかと尋ねられると「もっと星を買える。お金があればなんでもできる」。仕事やお金が一番大切と考える大人の象徴として描かれている。■褒められたがりのうぬぼれ男大きな帽子をかぶったうぬぼれ男は、人から拍手で称賛されることにのみ生きがいを感じる大人。帽子をとってお辞儀をするためだけに、帽子を被るような間抜けな男だ。「この星で一番、ハンサムで~」という自慢を王子にするが、「この星には君しかいないよ?」とひと言、言われてしまう。誰にでも褒められたい気持ちはあるとはいえ、それが行き過ぎた、賞賛の言葉しか耳に入らない大人の象徴となっている。■支配したいだけの王様自分の体面を保つこと、誰かを従わせることが大好きな王様は、いまにも頭から落ちそうな大きな王冠をかぶり、椅子にふんぞり返っている。王子に夕日が見たいとせがまれると「状況が整ったら」と答えるだけ。自分の権力が絶対と思い込み、人々に尊敬されたいという支配欲にまみれた大人の象徴だ。そんな本作を、ひと足先に鑑賞した漫画家・コラムニストの辛酸なめ子は、「映画を観て再発見したのは、バラもうぬぼれ男もビジネスマンも自分の中にいる人格だということ。リトルプリンスの物語は、内側の小宇宙へのトリップだったと気付きました」とコメントする。また、日本語吹き替え版でうぬぼれ男を担当した大木さんは、「大人が見ても『はっ』とさせられるセリフがたくさんちりばめられている作品」と語り、試写会来場者からも、「自分にも(劇中の)女の子みたいな時代があった」「大人になるってなんなのか、色々考えさせられた」「最近仕事に疲れていたせいか、心が洗われた気がした」「昔、心動かされた気持ちを忘れずに大人になりたいと思う」という感想が続々と寄せられている。「将来、何の仕事に就きたいか、あなたの夢は?」と、子どものころ尋ねられたことのある人も多いはず。女の子が問われた「どんな大人になりたいか?」という質問は、さまざまなことを経験し、いろいろな人に出会ってきたはずの大人にも、「自分はどんなふうに生きたいのか」「自分にとって何が大切なのか」を改めて気づかせてくれることだろう。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月20日サン=テグジュペリ著の「星の王子さま」を初めて映画化する『リトルプリンス 星の王子さまと私』と日本橋高島屋がコラボし開催される「リトルプリンス星の王子さまと私」展が11月19日(木)、同8階特設会場で開幕した。マーク・オズボーン監督公認による日本初の展覧会で、映画制作の舞台裏が分かるメイキング映像をはじめ、ストップモーション・アニメーション手法で実際に使われたパペット人形など、ほとんどが日本初公開となる100点以上のアートワークが展示されている。オープニングセレモニーには来日中のオズボーン監督をはじめ、日本語版吹き替えを務めるビビる大木、タレントでかつて「星の王子様」の朗読劇を披露したこともある松井玲奈が出席。オズボーン監督は「撮影中はバラバラだったピースが、こうして一堂に会するのは本当に感動的。映画の生まれる過程、そしてスタッフの愛情を感じてもらえれば」と感無量の面持ちだった。今回“うぬぼれ男”を演じ、声優に初挑戦した大木さんも「時間をかけて、妥協せずにキャラクターに命を吹き込む作業を知ることができる」と展示に大感激。この日は劇中キャラそっくりの鮮やかな衣装で登場し、オズボーン監督から「アメイジング!でもあんまり褒めると、うぬぼれちゃうかな(笑)」とイジられる場面も。現在は、第1子となる生後3か月の女の子のパパであり「いまはまだわからないかもしれないけど、小学生になったら見せたい」と目を細め、「育児もやってますよ。育児を通して、成長した大木の姿も見てもらえるはず」と胸を張った。「原作に加えて、新しいストーリーが広がっている」と映画を気に入った様子の松井さんは、「好きな男性のタイプは星の王子さま。 すごくピュアな心を持っているから」と明かし、「周りに?いないですねえ…」と話していた。本展は東京を皮切りに神奈川、大阪、京都を巡回。日本橋高島屋での開催は、12月1日(火)まで。『リトルプリンス星の王子さまと私』は、11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月19日ハードコアチョコレートとアニメーションスタジオ・トリガーは、『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』のコラボレーションTシャツを発売する。本商品は、『キルラキル』『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』とのコラボに続く企画第3弾オリジナルTシャツとなる。『キルラキル』『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』など話題作を手がける気鋭のアニメーションスタジオ・TRIGGERによるオリジナル劇場用作品『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』。本作は、2013年に文化庁の若手アニメーター育成事業「アニメミライ」で発表された短編『リトル ウィッチ アカデミア』の続編で、2015年10月に上映された。「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード -Little Witch Academia- Tシャツ」は、ハードコアチョコレート 東中野ヘッドショップ、ハードコアチョコレート オンラインストアほかにて発売中。価格は4,100円(税込)となる。(C) 2015 TRIGGER/吉成曜/GOOD SMILE COMPANY
2015年11月18日愛知県豊田市で5日、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)の世界観が体感できるシティタイアップ「Toyota City Montage "ものがたり"つむぐ街」(~12月27日)がスタート。映画のシーンをイメージしたフォトロケーションやアートなどが市内各所に登場した。コモ・スクエア イベント広場では、映画の象徴的なモチーフ"星屑のスノードーム"のフォトロケーションが登場。星屑がたくさん詰まったドームの中に入って、写真撮影できるようになっており、初日も中に入って星屑で遊ぶ子供の姿が見られた。とよた科学体験館 スペースホールのプラネタリウムB1階では、"渡鳥での星の移動"を体験できる「渡鳥インタラクション・アート」を展開。まるで自分が、星の王子さまになったような気分で、渡鳥によって星の間を移動しているような感覚になれる。T-FACE・8Fのムービングブリッジでは、天井や床に星をちりばめたようなブラックライト・アート「天体インスタレーション・アート」が登場。星の王子さまや飛行士、キツネ、バラなどのキャラクターも飾られ、物語の世界に入り込める。そして、豊田市中央図書館では、映画のシーンを感じられる空間に原作や関連書籍を集めた「図書館イマジネーション・ルーム」を設置。部屋へ向かう通路にも映画をイメージした雲のゲートが登場した。また、市内では、星の王子さまや主人公の女の子などが描かれたラッピングバスを運行。車内にも映画のビジュアルが飾られ、『リトルプリンス』一色となっている。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は、現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の"その後"を描いた物語。豊田市では現在、2年後に同市に誕生するシネマコンプレックスに向けて「映画を活かしたまちづくり事業」を推進しており、そのプロローグイベントとして、豊田市のイルミネーションキャラクター・イルミちゃんのモチーフでもある"星の王子さま"を共通点に、同作とのタイアップが決定した。初日の5日は、鈴木梨央、津川雅彦、福田彩乃を招いての特別上映会も行われた。
2015年11月06日時を超えて世界中で愛され続けているサン=テグジュペリの名作「星の王子さま」のその後を描く物語『リトルプリンス星の王子さまと私』。このほど日本語吹き替え版にて主人公を演じた鈴木梨央と、彼女のお母さんの吹き替えを担当した瀬戸朝香らが、本作を引っさげ大阪の舞台挨拶に壇上したことがわかった。よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機が気になって中をあけると、そこ書かれていたのは、小さな王子の物語。話の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、2人はかけがえのない友だちになっていく。しかし、ある日、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のために、プロペラ機に乗って、王子を探す旅に出る――。1943年に出版されて以来、1億4,500万部以上を売り上げ、時を超えて世界中で愛され続けているサン=テグジュペリの「星の王子さま」。出版から72年、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した「星の王子さま」のその後の物語を描いた本作は、母国フランスで公開されるや、初登場堂々1位の大ヒット。日本公開にあたっては、吹き替版えに「37.5度の涙」(TBS)や連続テレビ小説「あさが来た」で話題の鈴木さんをはじめ、瀬戸さん、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木など豪華な俳優陣が集結。主題歌には松任谷由実の書き下ろし「気づかず過ぎた初恋」が決定し、感動ファンタジー超大作として話題を集めている。この日、大阪・梅田ブルク7に登壇した鈴木さんと瀬戸さん。初めに鈴木さんが少し照れながらも「まいどおおきに!大阪は活気があってえらい気に入ったわ!」と元気よく一言。あまりに可愛らしい関西弁に会場からは優しい笑い声が上がった。共に登場した瀬戸さんは「ご覧いただけるように、やっとなりました。存分に楽しんで頂きたいです」と続けてコメント。また本作を既に鑑賞した人たちから「感動した」「泣けた」などの感想が寄せられていることに対し、鈴木さんは「最初は自分の声が流れていることに感動しました。笑いも、涙も、ハラハラするようなシーンもあって、目が離せない部分が沢山あるんです」と吹き替えを担当した自身らも感動したと語る。そして鈴木さんは女の子との共通点を聞かれると「おじいちゃんが大好きなところが一緒です。楽しいおじいちゃんなので、“おじーくん”って呼んでます(笑)」と笑顔を見せていた。また教育熱心なお母さんという役どころを演じた瀬戸さんは「子を持つ親として共感できる点もありました。娘を思うばかりに将来の為と教育熱心になりすぎてしまうお母さんですが、仕事と子育てを完璧にこなす彼女には尊敬心を抱きました」と話し、「でも、少し厳しすぎるかなと思うところも多くありましたけれど」と微笑む場面も見られた。さらに、カンヌ国際映画祭への参加について質問された鈴木さんが「行く前はとても緊張していたんです。でも、瀬戸さんも津川さんも一緒だったので楽しむことができました」と話し、瀬戸さんは「ほかの国のキャストたちと控え室が一緒だったので、同じお母さん役のキャストの方々と“あのシーンは難しかったね”とか、“どのくらい時間かかった?”など、お話する機会がありました」と渡航時のエピソードも明かした。そして最後には、鈴木さんが「女の子が飛行機に乗って星の王子さまを探しに冒険へと旅立つシーンはとても、ワクワクします。とても素敵な作品なので、沢山の方にお楽しみ頂けたら嬉しいです」と本作をアピールし、瀬戸さんが「お母さんも女の子が飛行士と出会い、変化していく姿に困惑しながらも、“大切なもの”って何かなと気づかされていきます。母親目線、大人目線、様々な目線から楽しむことができる映画なので幅広い世代の方々にご覧頂きたいです。皆さんが映画を見て気づいた“大切なもの”を、是非周りの方にお話いただいければ幸いです」とのメッセージを贈り、舞台挨拶は幕を閉じた。『リトルプリンス星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて2D/3D同時公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月05日バーバリー(BURBERRY)が映画のオープニングシーンにフィーチャーした15年クリスマスキャンペーンを公開した。公開15周年を迎えるイギリス映画『リトル・ダンサー(原題・BILLY ELLIOT)』のオマージュとなる同キャンペーン。T-REXの「COSMIC DANCER」という楽曲に乗せてベッドの上で繰り返し飛び跳ねるという同作のオープニングシーンをフィーチャーしたものとなっている。キャンペーンには昨年に引き続き、デビッド&ヴィクトリア・ベッカムの次男であるロメオ・ベッカムが登場。その他、シンガーソングライターのエルトン・ジョンやジェイムス・ベイを始め、モデルのナオミ・キャンベ、ミュージシャンのジョージ・エズラ、俳優でコメディアンのジェームズ・コーデン、女優のミシェル・ドッカリなども出演している。なお、同キャンペーンでは、『リトル・ダンサー』の公開当時に、同作の舞台となったイングランドのダーラム地方にある町、EASINGTONへのチャリティーが行われたことを受け、同地域の教育や職業訓練、就労格差解消に努める団体を通じた支援を行う予定だ。キャンペーン動画の配信は、バーバリーの公式サイトやLINE公式アカウント(@burberry_jp)、Facebook、Twitterなどで行われる。
2015年11月04日写真提供:マレーシア政府観光局クアラルンプールに2つあるリトル・インディアの一つ「Jalan Tuanku Abdul Rahman(トゥンク・アブドゥル・ラーマン通り)」。インド製品のお店がひしめき合い、中でも生地や洋服の専門店数はマレーシア随一。街角にはインドポップスが流れ、サリーをまとった女性が行き交うインド系マレーシア人の街。マレーシアで、よりディープなインドを感じられるこのエリアは、古くから観光客を魅了している。クアラルンプールのリトル・インディア2つある一つの街に2つあるという珍しいクアラルンプールのリトル・インディア。一つはKLセントラル駅近くのBRICK FIELDS(ブリック・フィールズ)と呼ばれる地区。そしてもう一つがこのトゥンク・アブドゥル・ラーマン通りだ。ローカルは「TAR」と略して呼ぶ。中心地から電車で20分ほどの距離にあるこれらの地区。ブリック・フィールズの方は比較的新しくできた街のため、こちらのTARは「リトル・インディアの元祖」と言われている。タミール地方出身のインド系マレーシア人が多いため、南インド料理のレストランや屋台は本格的。日系デパートの「SOGO(そごう)」もある。生地の街「TAR」©ASEAN-Japan Centreこの通りには、インド雑貨の店や金物屋、香辛料屋など、インド系マレーシア人のための店がずらりと並ぶ。その中でも一際目立つのが生地屋と洋服屋の多さ。民族衣装のサリーやパンジャビなどの既製品はもちろん、オーダーメイド用の多種多様な生地を揃えている。細やかな刺繍が施された彩り豊かな生地は、タペストリーとしてお部屋に飾るだけでも素敵。©ASEAN-Japan CentreTARへはBandaraya(バンダラヤ)駅、もしくは Masjid Jamek(マスジット・ジャメ)駅が便利。タクシー利用の際は、「リトル・インディア」に加え「TAR(トゥンク・アブドゥル・ラーマン通り)」と伝えて。Jalan Tuanku Abdul Rahman(トゥンク・アブドゥル・ラーマン通り)・アクセス方法:STAR線 Bandaraya(バンダラヤ)駅、または STAR線/PUTRA線Masjid Jamek(マスジット・ジャメ)駅すぐ。
2015年10月30日『リトルプリンス星の王子さまと私』の日本語吹き替え版主題歌を担当する松任谷由実のベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと。」が100万枚突破のミリオンセラーを達成。それを記念して、本作の主題歌「気づかず過ぎた初恋」と本編映像を合わせた特別仕様の予告編が完成した。砂漠に不時着した飛行士と小さな王子との出会いと別れをつづったサン=テグジュペリの「星の王子さま」は、時を超えて世界中で愛され続けている、まるで“宝石のような物語”。1943年の出版から72年たった今年、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した「星の王子さま」のその後の物語となるのが本作だ。この度、解禁されたミュージック・トレーラーは、「星の王子さま」の世界と女の子が生きる現代の世界の2つの世界に、松任谷さんが書き下ろした繊細な歌詞から伝わる強いメッセージが加わり、劇中で描かれる言葉では表現しきれない“大切なこと”を垣間見ることのできる特別な映像。主題歌とともに映し出される本編映像では、女の子が、隣の家に住む元飛行士と王子の大切な思い出に触れながら、彼との絆を深めていく模様が、ストップモーション・アニメで描かれる「星の王子さま」の物語とリンクするように映し出されている。飛行士との出会い、そして「星の王子さま」の物語との出会い、また物語の中の王子とバラやキツネたちのお話から、“大切なものは目に見えない”という言葉の本当の意味を学んでゆく女の子。次第に「星の王子さま」の王子とキツネのように“絆”を深めてゆく、女の子と年老いた飛行士の2人の姿を松任谷さんの優しい歌声が包み込んでいく。原作でも強く語られる “大人になることで失ってしまう子ども心”というメッセージを意識し、楽曲を制作したという松任谷さん。言葉にするのが難しい“大切なこと”が詰まった本作の世界観を大切に汲み取り、松任谷さんが書き下ろした繊細な歌詞は、映画の登場人物たちが放つ様々なメッセージ、気づかぬうちに忘れてしまう儚くも強いものへの尊さを物語っている。松任谷さんも、「心の硬くなったところを揉みほぐしてくれ、これまで見ていた世界を全く違うものに見せてくれる」と、太鼓判を押す本作。お互いがかけがえのない相手となった2人に訪れる別れと、「もう一度王子に会いたい」と言っていた飛行士のために、プロペラ機に乗って王子を探す旅に出る女の子の冒険を、松任谷さんの楽曲とともに見守ってみて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。「気づかず過ぎた初恋」スペシャル・バージョン収録の「日本の恋と、ユーミンと。~GOLD DISC Edition~」は11月25日(水)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月29日時を超えて世界中で愛され続けているサン=テグジュペリの「星の王子さま」のその後を描く物語『リトルプリンス星の王子さまと私』。この度、普通と少し違った本作のCGアニメーションへのこだわりが分かる主人公の女の子の場面写真が一挙解禁となった。よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機が気になって中をあけると、そこ書かれていたのは、小さな王子の物語。話の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、二人はかけがえのない友だちになっていく。しかし、ある日、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のために、プロペラ機に乗って、王子を探す旅に出たのだが――。本作は、女の子が想像する、「星の王子さま」の世界をストップ・モーションで描き、現代を生きる「女の子」の世界を、最新のフルデジタルCGで構築し完成したハイブリット・アニメーション。今回の映画のプロジェクトがスタートしたのは、なんと8年前。CGキャラクター監修を担当したのは、ディズニーの『塔の上のラプンツェル』『シュガー・ラッシュ』などの長編アニメーション映画でテクニカル・ディレクターを務めていた四角英孝。四角さんをはじめとするCGアニメーションを担当するスタッフたちの最大の挑戦は、原作で世の中に紹介された2Dの世界に、さらなる次元を加えることだったそう。また四角さんは「写実的すぎず、かといって、マンガ的になりすぎず、その中間のどこか―初めて観る人々にとって、充分に説得力のある世界を目指した」と語っている。今回解禁された写真は、主人公の女の子をメインに切り取った場面写真。一般的にCGアニメーション映画の多くは、主人公のキャラクターの“服装”のパターンが少ない傾向がある。服装替えの回数で多い作品でも3回程度というのが一般的だが、しかし、本作で描女の子は様々な衣装で登場。今回、女の子の服装のパターンはなんと約10通りにもおよぶ。監督の「当たり前だけど、女の子は、気分や季節によって服装を変える」という方針の元、CGアニメーションに現実的な要素を自然に入れ込むために試みた大切なこだわり。主人公の女の子の服装にも注目してみて。『リトルプリンス星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて2D/3D同時公開。(cinemacafe.net)
2015年10月21日時を超えて世界中で愛され続けているサン=テグジュペリ永遠の名作「星の王子さま」のその後の物語として、現代を生きるひとりの女の子を主人公とした映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』。この度、東京・お台場のイルミネーション“YAKEI”とコラボし、本作の世界観を堪能できるイルミネーションイベントを開催することが分かった。本作は、原作の母国フランスで公開されるや初登場堂々1位を獲得した3Dアニメーション映画。アニメーション製作世界最高峰のスタッフが集結し、“現実世界”を最先端のCGアニメーションで、“星の王子さまの世界”を温かみのあるストップモーションアニメーションで描くという2つのアニメーション技法を取り入れた“ハイブリッド”3Dアニメーション映画として注目されている。さらに日本語吹替版には、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木ら豪華な俳優陣が顔を揃え、この冬一番の感動ファンタジー超大作との呼び声も高い。そんな本作の世界観をイルミネーションで表現したイベント「お台場イルミネーション“YAKEI” 『リトルプリンス 星の王子さまと私』 ver.」が、「デックス東京ビーチ」にて開催決定。松任谷由実が本作のために書き下ろした主題歌「気づかず過ぎた初恋」をBGMにして、全長約200m、総電飾約22万球の光が輝く「樹木イルミネーション」や、作中に登場するキャラクターたちが動き出す仕掛けが楽しめるアジア初の屋外参加型プロジェクションシステム「イリュージョンドーム」などが展開される。また、今回のコラボレーションに併せ、本作の主役“女の子”の日本語吹き替えを担当した、鈴木さんがゲストに登壇する点灯式も実施予定。「目には見えないけれども、人との繋がり・結びつきこそが大切」という本作のテーマをお台場のイルミネーションで体験してみては。「お台場イルミネーション“YAKEI”『リトルプリンス星の王子さまと私』ver.」は11月16日(月)から2016年1月31日(日)までお台場海浜公園デックス東京ビーチ3Fシーサイドデッキにて開催。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月14日TVアニメ『キルラキル』などを手がけたクリエイター集団・TRIGGER制作によるアニメ映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』が、劇場公開日である9日から動画配信サービス・Netflixでストリーミング配信をスタートした。本作は、文化庁若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ2013」の1つとして制作された『リトルウィッチアカデミア』の続編。ヨーロッパの魔女育成名門校「ルーナノーヴァ魔法学校」で起こった大事態が描かれた前作だが、続編では主人公のアッコが、ロッテ、スーシィら魔女育成学校に通う6人の少女とともに、力を合わせてパレードを成功させる物語が描かれる。このたび、80人編成のフルオーケストラで収録された5.1chサラウンドの本作を劇場の大画面で楽しむことができると同時に、Netflixは同ネットワークで、オンラインストリーミングによる新たな体験を提案する。劇場公開とNetflixでのストリーミング開始が同日に行われるのは本作が初。今後は、世界中での配信も決定しており、世界の日本アニメファンがNetflixを通じて本作を鑑賞することができるようになるという。『リトルウィッチアカデミア魔法仕掛けのパレード』は9日より、2週間限定で上映。7月にアメリカ・ロサンゼルスで行われた北米最大のアニメコンベンション「Anime Expo 2015 (アニメエキスポ)」にて世界最速プレミア上映会を行い、4,000人の観客から同イベント史上初となるスタンディングオベーションが沸き起こった。(C)2015 TRIGGER/吉成曜/GOOD SMILE COMPANY
2015年10月10日「星の王子さま」のその後の物語をアニメーションで描く『リトルプリンス 星の王子さまと私』の世界を体験できるイベントが、愛知県豊田市でまちぐるみで展開されることが明らかとなった。1943年に発表されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる永遠の名作を、現代を生きるひとりの“女の子”を主人公に据えて描き、本年度カンヌ国際映画祭でも絶賛を集めた本作。このほど開催が決定した豊田市のまちぐるみのイベントは、豊田市のイルミネーションキャラクターである「イルミちゃん」が「星の王子さま」をモチーフにしていることから実現した。また、豊田市は2年後のシネマコンプレックス開館に向けて「映画を活かしたまちづくり事業」を推進しており、今後都市の新たな魅力として「映画文化の創出」を目指すとのこと。本企画は、「Toyota City Montage “ものがたり”つむぐ街 」をテーマに、“つむぐ”ことから発展した豊田の街で、本作の世界観を紡ぎ合わせ、”ものがたり”が織り成すメッセージを体験できるイベントとして展開される。11月5日(木)に実施される本作の日本語吹き替え版キャストの鈴木梨央と津川雅彦を迎えた上映会を皮切りに、「T-FACE」8Fのムービングブリッジ天井を利用した天体インスタレーション・アートや、コモ・スクエアに特設される映画の象徴的なモチーフ“星屑のスノードーム”のほか、リトルプリンスがくれた大切な言葉を集めるキーワードラリーなど、各所で作品の世界観を体感できるようだ。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月02日『星の王子さま』初のアニメーション映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)が、少女漫画誌『りぼん』の創刊60周年記念として、11月2日発売の『りぼん』12月号で読み切り漫画化されることがこのほど、わかった。漫画を手掛けるのは、『小さい恋のでっかいメロディ』の作者で、『りぼん』で人気を誇る若手漫画家・木村恭子氏。映画を見て感動した木村氏が、りぼん風にアレンジした49ページの読み切り漫画を完成させた。主人公の女の子が"星の王子さま"の話に出会う変化し、やがて星の王子を探す冒険へと旅立つという映画の物語の基礎はそのままに、多くの部分はりぼん風に大胆アレンジ。映画では、9歳の女の子が名門校に転入するために引っ越すところから始まるが、漫画では日本の読者がより共感できるように、名門中学の入学を控えた日本の12歳の小学生に設定が変更され、キャラクターもりぼんらしくアレンジされるなど細部まで配慮された作りとなっている。木村氏は「映像がすごくきれいでした! 回想シーンなど細かいところも凝っていて印象的なシーンがたくさんあって視覚の満足感すごかったです。キャラもみんな良くて、小さな仕草もやりとりも見てて楽しかったです。退屈するひまがなくて、あっという間に終わっちゃった~!と感じました」と映画の感想をコメント。そして、「映画とはかなり変えて良いと言ってもらえたので、日本の子が作品に入りやすいように設定を中学入学前にしたり、 キツネくんに表情が欲しかったので見た目を変えたり、エピソードもかなり変えちゃいました。でも作品の軸になっている女の子の心の変化を、映画とぶれないように気をつけました」とアレンジについて説明。「映画を見て、漫画と違うところを探すのも面白いかもです」と提案している。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年10月01日1943年に発表されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの永遠の名作「星の王子さま」を、70年以上の時を経て初のアニメーション映画化する『リトルプリンス 星の王子さまと私』。このたび少女漫画誌「りぼん」創刊60周年を記念して、「りぼん」12月号にて、本作が漫画家の木村恭子によって読み切り漫画化されることが明らかとなった。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる「星の王子さま」の物語をそのままに、さらにその後の物語として、現代を生きるひとりの女の子を主人公とした『リトルプリンス 星の王子さまと私』。主人公の女の子の住む“現実の世界を”CGアニメーション、“星の王子さま”の世界をストップ・モーションで描く、これまでにない世界観の最新“ハイブリッド”3Dアニメーション映画だ。漫画化を手掛けるのは、「りぼん」で人気を誇る新進気鋭の若手漫画家の木村さん。映画を見て感動したという木村さんは早速執筆に入り、主人公の女の子が「星の王子さま」のお話に出会うことにより変化し、やがて星の王子を探しに冒険に出るという映画の物語の基礎はそのままに、多くの部分は「りぼん」風に大胆にアレンジして漫画化している。映画では9歳の女の子が名門校に転入するために引っ越すところから始まるが、漫画では日本の読者がより共感できるよう、名門中学の入学を控えた日本の12歳の小学生という設定へと変更され、キャラクターもりぼんらしくアレンジされるなど、細部に至るまでこだわりを感じる読みきり漫画に仕上がっている。今回の漫画化に際して木村さんは「映画とはかなり変えて良いと言ってもらえたので、日本の子が作品に入りやすいように設定や見た目、エピソードもかなり変えちゃいました。でも作品の軸になっている女の子の心の変化を、映画とぶれないように気をつけました。映画を見て、漫画と違うところを探すのも面白いかもです」と語っている。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は、11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月01日サン=テグジュペリによる「星の王子さま」初の映画化『リトルプリンス 星の王子さまと私』と高島屋とのコラボレーションが決定。本作の世界観を演出した装飾をはじめ、展覧会や特別クリスマスショップが展開される。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる永遠の名作のその後の物語として、現代を生きるひとりの“女の子”を主人公に描く本作。今回の決定は、2015年タカシヤマクリスマスとのスペシャルコラボレーションとして実施される。11月11日(水)~12月25日(金)の期間中、日本橋高島屋1階正面ウィンドーやホールをはじめ、全館にて本作の世界観を装飾で演出。展覧会の会場入り口では、原作と映画どちらにおいても重要なシーンとなる「バラのアーチ」が再現される。同期間、日本橋高島屋1階正面ホールでは原作「星の王子さま」や映画のキャラクターアイテムを販売。クリスマスツリーやおもちゃ、雑貨、高島屋限定商品など約1,000アイテムが陳列される。さらに、11月19日(木)~12月1日(火)に日本橋高島屋8階特設会場にて、マーク・オズボーン監督公認による日本初の展覧会『リトルプリンス星の王子さまと私』展が開催。映画制作の舞台裏が分かるメイキング映像をはじめ、ストップモーション・アニメーション手法で実際に使われたパペット人形など、ほとんどが日本初公開となる100点以上のアートワークが展示される。本展覧会は日本橋の高島屋から横浜、名古屋、京都と順次巡回していく予定だ。『リトルプリンス星の王子さまと私』は、11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日『星の王子さま』初のアニメーション映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)で、主人公の女の子をはじめとするキャラクターたちに名前が存在しない深い理由がこのほど、明かされた。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』をベースに、友達のいない女の子が"星の王子さま"のお話をきっかけに変化し、やがて星の王子を探す冒険へと旅立つ物語を描く本作。女の子の世界である現実の世界はCGアニメーションで描き、物語を読んだ女の子が想像する『星の王子さま』の世界はストップモーションアニメーションで表現され、CGアニメーションとストップモーションアニメーションの融合で物語を形作っている。この融合は、製作者たちですら当初は"危険"な挑戦と思わざるをえなかったというが、現実の世界と原作の物語の世界を違和感なく表現する最適な選択となった。原作本では"王子"、"飛行士"、"バラ"、"キツネ"など、登場人物たちに名前が存在しないが、今回CGで描かれる現実の世界も、原作と同様に"女の子"、"飛行士"、"お母さん"と名前がない。さらには、国籍も設定されていない。それは、特定の人物にしないことによって、人種や国境を越えて世界中のさまざまな人々に共感してもらうためであり、観客は登場人物たちからさまざまな"気づき"を得て、"自分の物語"として感じることができる。聖書の次に翻訳数が多いとうたわれ、世界中で愛される『星の王子さま』の映画化だからこその気遣いがあったのだ。アカデミー賞俳優を含む豪華なオリジナルキャストが話題の本作だが、日本語吹き替え版も鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木など豪華俳優陣が集結。そして、日本語版主題歌には、ユーミンこと歌手の松任谷由実の書き下ろし楽曲「気づかず過ぎた初恋」が決定した。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年09月21日1943年に発表されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる「星の王子さま」を初アニメーション映画化する『リトルプリンス 星の王子さまと私』とメリーチョコレートのコラボレーションが決定。クリスマス商品3種類のほか、「KITTE」1階のメリーズカフェではオリジナルメニューが販売される。日本語吹き替え版キャストに、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、ビビる大木ら豪華な俳優陣が配役され、松任谷由実の書き下ろし楽曲「気づかず過ぎた初恋」が主題歌に決定したことでも大きな注目を集めている本作。このほど決定したメリーチョコレートとのコラボレーションでは、11月1日(日)より全国百貨店や、量販店、東京丸の内JPタワー内商業施設「KITTE」1階のメリーズカフェにてコラボグッズを販売。「星の王子様」が描かれた缶ケースに入ったチョコレートやクッキーなど、3種類のクリスマス商品が購入できる。尚、コラボレーション商品の販売に先行して、メリーズカフェでは9月19日(土)より期間限定メニューの提供を開始。どちらも星をモチーフにした「星のショコラシェーク」「星のドームオショコラ」の2種類を注文することができる。さらに、カフェ内中央カウンターでは映画関連書籍やオリジナルライセンスグッズが展示され、映画の世界を感じることができる空間に演出される。今も尚根強い人気を誇る「星の王子さま」の世界。映画公開を前に、さらなる盛り上がりを見せそうだ。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月10日ユーミンこと歌手の松任谷由実が、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)の日本語版主題歌を書き下ろしたことが明らかになり、楽曲入り新予告編と新ポスタービジュアルが3日、公開された。松任谷が洋画主題歌を担当するのは、今回が初となる。『魔女の宅急便』『風立ちぬ』の主題歌も担当した松任谷は、「空を飛ぶテーマの映画のときにはご用命いただけるのかなと思っています(笑)」とコメント。原作『星の王子さま』は「13歳のころに読んで以来、私の大切な本のひとつ」と語り、完成前の本編をいち早く鑑賞して「最後の方はぽろぽろ涙がこぼれて、この気持ちをそのまま歌にできたらいいな、と思いました」とさらに制作意欲が増したという。そして、「心の硬くなったところをもみほぐしてくれ、これまで見ていた世界を全く違うものに見せてくれる映画」と太鼓判を押す。実際に楽曲制作に取り組んだ約半年間は「13歳の心を取り戻すための旅」のようだったという松任谷。原作を読み直した時に「(初めて読んだ13歳のころの)あの感動した自分をどこに置いてきてしまったのだろう」と焦ったそうで、「そんな自分すらも気づかずに過ぎてしまった"初恋"のような気持ちを、あらためてこの歌に込めたかった」と語る。また、「これまでの音楽活動でも、原作にある"大切なものは目に見えない"という言葉に近い、"儚いけれど強いもの""見えないけれど確実にある絆"というテーマを持ってやってきた気がします」と、『星の王子さま』から受けたインスピレーションが数々の名曲の下地となっていたことを明かした。松任谷は、楽曲のイメージをふくらませるため、本作のマーク・オズボーン監督と対談し、さらに、原作者サン=テグジュペリの生誕の地フランス・リヨンも訪れ、彼の銅像を見たり、彼の甥・ダゲイさんとも話したという。リヨンを「とても美しくて不思議な場所」と振り返り、「ダゲイさんを通して、私が分からなかった星の王子さまについての"心"を教えてくださったような感じがしました」とコメント。セスナに乗って低空で空から村を見るという、物語の世界に飛び込んだような体験もし、書き下ろし最新曲「気づかず過ぎた初恋」が完成した。公開された予告編は、主人公の女の子が、壁一面に貼られたスケジュール表をお母さんに見せられるシーンからスタート。続いて、隣の家に住む元飛行士のおじいさんから星の王子さまの物語が書かれた手紙が届き、勉強だけだった9歳の女の子と"星の王子さまのお話"が出会うシーンが映し出される。そして、ストップモーション・アニメーションで描かれる女の子が想像する星の王子さまの世界で、「ひつじの絵を描いてくれない?」と星の王子さまが砂漠で飛行士に話しかける場面や、「君とは遊べない。なついてないから。でも、なついたらお互いが必要になる」ときつねが言う印象的な場面が登場する。おじいさんの「あの物語は誰にも聞いてもらえないかと思っていたが、君に会えて間に合った」という言葉に、「どこか行くの…?」と不安気に応じる女の子、さらに、救急車で搬送されるおじいさんに「行かないでよ! いてくれなきゃ嫌だ!」と声を掛けるシーンも。その後、松任谷が書き下ろした日本語版主題歌「気づかず過ぎた初恋」が流れると共に、女の子はおじいさんの飛行機に乗り、冒険へと出発。最後は、「君はきっと素晴らしい大人になる」というおじいさんのセリフで結ばれる。同時に公開となった新ポスタービジュアルは、女の子とおじいさんが飛行機に並んで座り、ストップモーションで描かれる星の王子さまと星降る空を見上げているというもの。ポスターでも、CGアニメーションとストップモーション・アニメーションが融合し、温かみのある世界観が感じられる仕上がりとなっている。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年09月03日サン=テグジュペリの永遠の名作「星の王子さま」のその後を描く物語『リトルプリンス 星の王子さまと私』。この度、本作の主題歌を松任谷由実が手がけたことが判明。これに伴い、主題歌入りの予告編が公開された。母親の言いつけを守って一生懸命勉強し、いい学校に入ろうとしている9歳の女の子は、引っ越した家の隣に住む奇妙な老人が気になっていた。昼間は壊れた飛行機を修理し、夜になれば望遠鏡で空を眺める。ある日、女の子は母親の目を盗み老人と仲良くなる。若い頃飛行機乗りだったという老人は、昔、不時着した砂漠で出会った不思議な男の子の思い出を女の子に語る。それは彼がこれまでに誰にも話した事のない話だった――。今回解禁された予告編は主人公の女の子がお母さんに「これはあなたの人生設計。あなたは素晴らしい大人になれるわ」と壁一面に貼られた良き大人になるためのスケジュール表を見せられるシーンから始まる。それに続いて、隣の家に住む、元飛行士のおじいさんが彼女に星の王子さまの物語が書かれた手紙を送り、勉強だけだった9歳の女の子と“星の王子さまのお話”が出会うシーンが映し出される。また、松任谷さんが描き下ろした日本語版主題歌「気づかず過ぎた初恋」の楽曲が流れるとともに、「飛行士さん助けて。あなたを見つけるわ」とおじいさんの飛行機に乗り、冒険へと飛び立つ女の子。「こんな場所、お話には出てこなかった」と彼女の想像を超える、誰も知らない感動と待ち受ける冒険とは…。過去にはスタジオジブリの『魔女の宅急便』や『風立ちぬ』など曲を提供してきた松任谷さん。「空を飛ぶテーマの映画のときにはご用命いただけるのかなと思っています(笑)」と語りながらも、「こんな世界観を歌に出来たらきっとみなさんも喜んでくださる、というものが浮かびました。『星の王子さま』は13歳の頃に読んで以来、私の大切な本のひとつです」と初めての洋画主題歌に決定した喜びを語った。そんな松任谷さんは本作を観て涙が止まらなかったという。「最後の方はぽろぽろ涙がこぼれて、この気持ちをそのまま歌にできたらいいな、と思いました。作画のエネルギーが濃い密度で作られていて、同じクリエーターとしてこれに負けない主題歌にしたいと思いました」と曲に込めた想いを語った。さらに松任谷さんは実際に楽曲制作に取り組んだ約半年間について“13歳の心を取り戻すための旅”のようだったと明かす。「あの感動した自分をどこに置いてきてしまったんだろう。とすごく焦ったのが正直なところでした。私自身が原作に触れたときの気持ちを忘れてしまっていたんですね。そんな自分すらも気づかずに過ぎてしまった“初恋”のような気持ちを、改めてこの歌に込めたかったんです」。名曲「やさしさに包まれたなら」の歌詞にある“目にうつる全ての物はメッセージ”と同じ想いを違う歌にも入れたかったと話す松任谷さんは、原作でも強く語られるメッセージ“大人になることで失ってしまう子供心”を意識して作詞したそう。詩的で美しい原作の魅力が詰まった本作と、松任谷さんの優しい歌声が生み出す温かな世界観をこちらから覗いてみて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年09月03日©Singapore Tourism Boardお香の匂い漂う街角を、サリーをまとった女性と、髭を生やした男性が行き交うインド人街「Little India(リトル・インディア)」。本場のインド料理を食べ、サリーを着てスタジオ撮影をして、インド物産のお買い物をしていると、しばしここがシンガポールである事を忘れてしまう。リトル・インディアの歴史©Singapore Tourism Board1850年代、イギリスの植民地政策で南インドから移住させられた人々が定着したのが、ここリトル・インディア。もともとは牧場だったこの地。牛を神聖な動物として崇めるヒンドゥー教を信仰する彼らがここに根付くのは必然であったのかもしれない。現在では、メインストリートの「Serangoon Road(セラングーン・ロード)」を中心に、お香やヘナ・アート、サリーの生地やアクセサリーを扱うお店など、インド人街ならではの店舗が軒を連ねる。スリ・ヴィラマカリアマン寺院などのヒンドゥー教寺院では、一日中信者が祈りを捧げる。神々や牛などの装飾は、神々しさが圧巻。掘り出し物に出会えるかも?なんでも揃う「ムスタファ・センター」©Singapore Tourism Board「Mustafa Centre(ムスタファ・センター)」は、食品から薬、衣料品、ブランド品、電化製品までも揃う24時間総合ショッピングセンター。地下2階、地上4階から成る巨大デパートは、思わず時間を忘れてショッピングに没頭してしまう。1階の化粧品・薬のフロアで取扱う「アーユルベーダ石鹸」や、2階のスーパーマーケットで手に入る本場インドのガラムマサラなどのスパイスは、お土産にピッタリ。もちろん日用品も安く手に入るため、在住日本人にも人気のデパートだ。ディープなインド体験はカレーから!©Singapore Tourism Boardリトル・インディアに行ったらぜひ食したいのがインドカレー。Race Course Road(レース・コース・ロード)には、観光客でも入りやすい有名インド料理店が軒を連ねている。「Banana Leaf Apolo(バナナ・リーフ・アポロ)」では、魚の頭をそのまま出汁としてカレーと一緒に煮込んだ「フィッシュヘッドカレー」が有名。インパクトのある見た目とは裏腹に、繊細な魚の出汁で意外な美味しさ。リトル・インディアへは、MRTが便利。「リトル・インディア」駅(NE7)、もしくは「ファーラーパーク」駅(NE8)で降りよう。この二つの駅の間は1キロ程度しかないので、路線から1本入ったセラングーン・ロードを中心に、途中脇道も覗きながらの街歩きが効率的。あっという間にインドにいるようなオリエンタルな感覚に包まれる事だろう。リトル・インディアの最新の情報は、Facebookページをチェック。Little India (リトル・インディア)・アクセス方法:MRTのLittle India(NE7)、Farrer Park(NE8)下車すぐ。
2015年08月15日常にNo.1の高視聴率をあげ、TV史上最もツイッターで話題にのぼるドラマと評判の「プリティ・リトル・ライアーズ」。ティーン・チョイス・アワードのTV部門を5年連続受賞し、早くもシーズン7の製作も決定した本作の<フィフス・シーズン>が、遂にDVDで登場した。エズラが撃たれるなど衝撃的なシーンが相次いだ<フォース・シーズン>の幕切れ直後から始まる<フィフス・シーズン>。なんとアリソンは生きていて、ローズウッドに戻ってきた。彼女は失踪する前と同じアリソンなのか?ハンナの元カレ、ケイレブも再び姿を見せるが、果たして彼は前と変わっていないのか?モナはどうやって全てに馴染んでいくのか?メリッサは何を隠しているのか?何者かに引きずられ、穴に埋められたディローレンティス夫人の運命は…?さらに深まる謎と、自分たちを苦しめる犯人はいったい誰なのかを突き止めようとする“5人”。錯綜する謎と陰謀、スリリングな愛憎ドラマを背景に、さらなる秘密、ウソ、裏切りが次々と明らかにされていく――。7月末に発売となった「プリティ・リトル・ライアーズ<フィフス・シーズン>」。謎が謎を呼ぶストーリーもさることながら、DVDだからこその魅力と言えばここでしか見ることのできない特典映像。その中でも注目の「ライアーズを取り巻くボーイフレンドたち」の一部を今回は特別にご紹介。シーズン5では、これまで彼女たちを慰める側だったライアーズの彼氏たちも次第に巻き込まれるようになっていく。そして、ライアーズとの関係性にも変化が出てくるようで、スペンサーとトビーに関しては、トビーが警察官という職業に就いたことで「利害の対立が生まれ2人の関係はどんどん悪化していく」とトビー役キーガン・アレンは説明する。トビーとしてはスペンサーを守るためにとった行動が、裏目に出てしまい、2人の溝は広がっていってしまうのだ。「私が嬉しいのはいまの2人に隠し事がないこと。“A”のこともいままでの秘密も全部打ち明けた」とエズラとの関係性を語るのはアリア役のルーシー・ヘイル。アリアとエズラは別れてしまったが、「復縁を望むファンの声も聞こえてくるわ」と製作総指揮I・マーレーン・キングは話す。「男性陣の協力は必要だ。“A”の容赦ない攻撃は激しくなるばかりで対抗するには全面戦争しかない」と語るイアン・ハーディング(エズラ・フィッツ)のセリフが、今後男性陣も“A”との戦いに本格的に巻き込まれていくことを予感させる。「24話目では男たちに“A”の洗礼を受けさせた。脅しただけではなく実際に襲撃を受けるんだ。マイク、ケイレブ、エズラが森におびき出され、“A”という怪物に襲われる」と製作総指揮オリバー・ゴールドスティックは説明する。ライアーズたちを見守っていた存在だった彼らが、次第に“A”の標的となり、事件に巻き込まれていく<フィフス・シーズン>。ライアーズを取り囲む男性陣がどのように事件と関係していくのかにも注目をしながら見ると、より本作を楽しめるかもしれない。「プリティ・リトル・ライアーズ<フィフス・シーズン>」DVDコンプリート・ボックス発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日ディズニーの名作アニメ『リトル・マーメイド』のブルーレイやDVDがおさめられたMovieNEXが本日リリースされたのを記念して、本作の音楽を手がけた名作曲家アラン・メンケンのインタビューが公開になった。彼が当時を振り返った貴重なコメントだ。その他の画像『リトル・マーメイド』は、アンデルセンの世界的な名作『人魚姫』を、ディズニーならではのストーリー展開で描き、幅広い層からの人気を誇る不朽の名作で、劇中で歌われる『アンダー・ザ・シー』や『パート・オブ・ユア・ワールド』は今も人気を集めている。『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』など舞台で活躍してきたメンケンが初めて手がけた映画音楽が『リトル・マーメイド』だった。彼は「経験がないので、何が正解なのかよくわからず不安でした」と振り返る。「最初の演奏ではまだ形にならないこともあって、この曲は失敗だと感じました。横にいる作詞家ハワード・アシュマンと監督のジョン・マスカーとロン・クレメンツの方を見ると、下を向いてスタジオの機器を触っています。きっと『クビだ』とどうやって言い渡そうか考えているんだと思いました。するとハワードが立ち上がり、私が『曲が失敗なのはわかってる』と言うと『そうじゃなくて、アリエルが顔を上げるところを少し強調してくれないか』と言うんです。その時私は『それだけ?』と思って、『わかった』と返事しました」。その後のメンケンは本作でアカデミー作曲賞をはじめ、数々の映画賞を受賞し、『美女と野獣』『アラジン』などディズニー作品には欠かせない音楽家のひとりになった。中でも初めて手がけた本作への想いは特別なようでメンケンは「今、劇場に行くと、若いファンに話しかけられることがありますが、みな、不思議なくらい同じことを言います。『私の子供時代のサウンドトラックを作ってくれた』と。もちろん作曲家として仕事をほめてもらえることは嬉しいですが、経験を共有できた感じがします。また、娘と同じ世代のファンにそう言ってもらえることは、親としても嬉しいですね」と語る。MovieNexを入手すると、劇中の様々な楽曲やミュージカルシーンを、自宅のテレビだけでなく、コンピュータやスマートフォン、タブレットでも美しい映像で気軽に楽しむことができる。『リトル・マーメイド』ダイヤモンド・コレクション MovieNEX 4000円+税トリロジー MovieNEX 10000円+税※2015年12月31日までの限定出荷デジタルも配信中発売・販売:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2015年07月17日フリーアナウンサーの滝川クリステルが、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)でバラ役の声優を務めることが29日、明らかになった。また、キツネ役には伊勢谷友介、ヘビ役には竹野内豊が決定した。本作は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』初のアニメーション映画。現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の”その後”を描く。すでに参加が発表されていた鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、ビビる大木に続き、このたび、新キャストが発表された。星の王子さまに愛を教えるヒロインのバラ役に抜擢されたのは、本格声優初挑戦の滝川クリステル。「フランス出身で『星の王子さま』への理解も深く、つやのある声がバラにぴったり」と考えた配給側のオファーにより実現した。滝川は「『やっとお話が来た!』と思いました! 幼い頃からずっと一緒にいる大切な本が原作なので、とてもうれしかったです」と喜びを爆発。「本格的な演技はしたことがないので最初は戸惑いましたが、今回はあえて自分を投影させて声を吹き込みました」と語る。また、星の王子さまに友情を教え、「大切なものは、目に見えない」という名セリフを話すキツネ役には、9年ぶりの声優挑戦となる伊勢谷友介、砂漠で星の王子さまに怪しげに語りかけるヘビ役は、声優初挑戦の竹野内豊が決定。伊勢谷は「主人公の女の子がかわいくて、空に星がきらめいているのも、アニメーションで見るとまたロマンチックで新鮮でした。全世代の方に見ていただきたい」と絶賛し、竹野内も、「これだけの名作の映画化というプロジェクトに参加させていただけるなんてとてもうれしかった」と感激。「スクリーンに合わせて声を出すことが難しく、初めての雰囲気に慣れるだけでも時間がかかりました」と声優初挑戦の感想を語った。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年07月01日サン=テグジュペリによる永遠の名作「星の王子さま」のその後を描く映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』。カンヌ国際映画祭でも大絶賛された本作の日本語吹替え版の追加キャストとして、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊という豪華な面々が出演することが判明した。1943年に発表され、いまなお世界中の人々に愛されるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる「星の王子さま」の物語をそのままに、さらにその後の物語として、現代を生きるひとりの女の子を主人公とした本作。主人公の女の子の住む“現実の世界を”CGアニメーション、“星の王子さま”の世界をストップ・モーションで描く、これまでにない世界観の最新“ハイブリッド”3Dアニメーション映画だ。世界各国で、それぞれの国を代表する超豪華俳優陣がキャストを務めることで話題を呼んでおり、日本でも先日、主演の鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、ビビる大木というバラエティ豊かな顔ぶれが発表されたばかり。そしてこのたび、新たに“キツネ役”に伊勢谷友介、“バラ役”に滝川クリステル、“ヘビ役”に竹野内豊が、声優として参加する。星の王子さまに【友情】を教え、物語のテーマの1つでもある「大切なものは、目には見えない」という印象的なセリフを話す“キツネ”に抜擢された伊勢谷さんは、『鉄コン筋クリート』以来、実に9年ぶりの声優挑戦!「本だけ読むよりも『星の王子さま』という物語が理解できるようになると思います。とにかく主人公の女の子がかわいくて、空に星がきらめいているのも、サン=テグジュペリの絵にあったはずなんですけど、改めてアニメーションで観るとまたロマンチックで新鮮でした。『星の王子さま』をまだ読んだことがないお子さん、過去に読んだけど、どんなテーマだったか忘れてしまった大人の方、全世代の方に観ていただきたいです。本当に好きな作品です!」と、作品へのあふれる愛と、手ごたえを感じさせるコメントを寄せている。また、星の王子さまに【愛】を教える“バラ”を、その穏やかで艶のある声に配給側が熱いラブコールを送ったという滝川さんが演じる。フランス出身ということもあり、小さいころから原作に親しんでいた滝川さんは、「このお話をいただいたとき『やっとお話が来た!』と思いました!幼いころからずっと一緒にいる大切な本が原作なので、とても嬉しかったです。バラ役は物語の大事な役どころでもあるので、プレッシャーも感じましたが、すぐにお返事をさせていただきました。本格的な演技はしたことがないので最初は戸惑いましたが、今回はあえて自分を投影させて声を吹き込みました」と、初めての“本格声優”を務めた喜びを語った。そして、砂漠で星の王子さまに怪しげに語りかける“ヘビ”には、その渋い声が好きというファンも多いであろう、竹野内さんが起用された。意外にも本作が声優初挑戦となった竹野内さんは、「『星の王子さま』はとても奥深く、世代を超えて楽しめる作品です。これだけの名作の映画化というプロジェクトに参加させていただけるなんてとても嬉しかったです。初めての声優でしたが、スクリーンに合わせて声を出すことが難しく、初めての雰囲気に慣れるだけでも時間がかかりました」と、初の声優経験に少し戸惑いもあったよう。だが、作品については「監督が頭じゃなくて心で映像を作られている方なんだなという印象を受けました。どの世代の方も、劇場の大きなスクリーンでこの映画を観られる貴重な機会を是非お楽しみください!」と熱いメッセージを贈ってくれた。今年の第68回カンヌ国際映画祭でも10分以上ものスタンディングオベーションが贈られた、新たなる名作誕生の瞬間をお見逃しなく。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月01日お笑いタレントのビビる大木が、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月公開)の"うぬぼれ男"役として、日本語吹き替えに初挑戦することが18日、明らかになった。また、本作の日本公開日が11月21日に決定した。本作は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』初のアニメーション映画。現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の”その後”を描く。大木が声を担当する”うぬぼれ男”は、人から拍手で称賛されることにのみ生きがいを感じる、変わった大人の象徴で、帽子をとってお辞儀するために帽子をかぶるような間抜けな男。劇中では、最も空気が読めないおかしな勘違い男でありながら、いつもニコニコしていて、楽しげで憎めないキャラクターとして描かれる。ワーナー映画は「そんなおかしなキャラクターですから、声を吹き込む方は楽しい人気者であってほしい」と考え、「バラエティ番組を中心にあらゆる世代から人気を集め、大河ドラマ等で演技力を実証するビビる大木さんにオファーさせていただきました」と起用理由を説明。また、演じた”うぬぼれ男”とは、トレードマークが蝶ネクタイという共通点もあり、大木は、声優初挑戦ながらも自身を投影させて、演じきっているという。大木は、日本のみならず、世界中で著名な原作の映画化および初の声優ということで、「ついにドデカイビッグビジネスがきたな!と思いました」とコメント。また、「笑いながら話すというとてもクセのある役どころで、アフレコでは苦労しましたが、愛嬌のあるキャラクターになったのではないかなと”うぬぼれ”ています(笑)」と自信をのぞかせ、「大人が見ても『はっ』とさせられるセリフがたくさんちりばめられている作品」とアピールした。なお、主人公の女の子役の吹き替え声優は鈴木梨央、お母さん役は瀬戸朝香、飛行士役は津川雅彦が務める。(C)2015 LPPTV - Little Princess - ON Entertainment - Orange Studio - M6 Films
2015年06月23日TVアニメ『キルラキル』などを手がけたクリエイター集団・TRIGGER制作にるアニメーション映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』が、2015年10月に期間限定で劇場公開されることが明らかになった。本作は、文化庁若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ2013」の1つとして制作された『リトルウィッチアカデミア』の続編。ヨーロッパの魔女育成名門校「ルーナノーヴァ魔法学校」で起こった大事態が描かれた前作だが、続編では主人公のアッコが、ロッテ、スーシィら魔女育成学校に通う6人の少女とともに、力を合わせてパレードを成功させる物語が描かれる。今回の発表に合わせて、予告映像や場面カットなども公開された。前作は、劇場公開終了後に英語字幕版をYouTubeで限定配信。続編を望む声が多く寄せられたことから、2013年7月にアメリカのクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で続編制作のため資金募集を開始し、わずか5時間で目標の15万ドルを達成。最終的に1カ月間で目標金額を大きく超える62万5518ドル(約7,400万円)が集まったことでも大きな話題に。また、7月3日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスで開催される「アニメ・エキスポ」で、世界最速のプレミア上映を行うことも決定している。なお、10月に控える期間限定上映のチケットは、6月5日より上映劇場にて販売開始。前売り券とムビチケが用意され、価格はいずれも1,000円。(C) 2015 TRIGGER/吉成曜/GOOD SMILE COMPANY
2015年06月05日24日(現地時間)に閉会した第68回カンヌ国際映画祭には日本から多くの映画人が訪れたが、『リトルプリンス星の王子さまと私』では日本版声優を務めた鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦が、オリジナル版声優のマリオン・コティヤールやマッケンジー・フォイらと共にレッドカーペットを飾った。梨央ちゃんは鮮やかな赤い着物姿で、世界中のカメラマンからのフラッシュを浴び笑顔を振りまいた。マッケンジー・フォイもマーク・オズボーン監督も、梨央ちゃんの着物姿を「すごくかわいい!」、「美しいね!」と口々にほめていた。映画はフランスのサン=テグジュペリが生んだ世界的絵本「星の王子さま」の初めてのアニメーション化作品ということもあり、カンヌで世界初お披露目。紙人形によるストップ・モーションアニメとCGを融合させて王子さまの世界を見事に映像化したに対して、観客も10分以上ものスタンディングオベーション贈り、オズボーン監督は目を潤ませていた。映画は星の王子さまの物語と、その後日談が交えて語られる。梨央ちゃんは王子さまを探す少女を、瀬戸さんはその母親、津川さんは年老いた飛行士の声を演じる。レッドカーペットを歩いた感想について梨央ちゃんは「心臓が出そうになりました!」と興奮しつつも、着物姿が注目されたことについて「みんなに素敵!と言ってもらえて嬉しかったです」と目を輝かせた。瀬戸さんは「一生に一度の貴重な経験になりました」と笑顔を見せ、津川さんは「スタンディングオベーションも長く、観客の拍手から映画の力を感じました」と語った。梨央ちゃんと同じ役を演じるマッケンジー・フォイは『インターステラー』などで活躍するハリウッドの人気子役。梨央ちゃんは彼女について「すごく憧れます。いつかマッケンジーさんみたいになりたいです」と女優としての意欲を語った。瀬戸さんも「監督が目を潤ませていて、私もうるっと来ました。もう二度とないチャンスと思ってカンヌに来ましたが、この仕事を続けて二度目のカンヌを目指すという目標が出来ました」と気持ちを新たにしていた。津川さんは「僕は賞にからむような映画に出ないので、映画祭というものに来ることが初めて。フランスは映画発祥の地。また監督として来るのもいいですね」と感激していた。(photo / text:Ayako Ishizu)
2015年05月29日明治神宮前から徒歩5分の場所にある「リトル(THE LITTLE SHOP OF FLOWERS)」は、隠れ家的フラワーショップ。代表・壱岐ゆかりさんがインテリア、ファッションのプレス業を経て2010年、代々木上原へ週末営業のフラワーショップをオープンした後、2013年にこの地へお店を移した。ゆったりとした時間と、差し込む優しい光、グリーンは周りの喧騒を忘れてしまうほど。リトルに並ぶ花々は独創的。今回、取材のためにご用意いただいたのは、2輪のブルーローズを中心に、不ぞろいの長さのユーカリやアリウム、ポポラス、エリンジウムを無造作に束ねた自然体なブーケ。褪せた色味の中に咲く鮮やかなコントラスト、また、そのブーケを包む赤いペーパーも独自のセンスを感じる。リトルでは、生花だけでなく、ドライフラワーやプリザーブドフラワーをミックスしたアレンジも人気。ブーケ、アレンジメント、切花の販売はもちろん、ウエディングやイベントなどの装花、更にウインドウディスプレイや定期的な活け込みなど、様々な空間演出で花の在り方を提案している。花以外にもクッキーなどのフードを始めとする花に添えるちょっとしたギフトも取り扱っている。せっかく生けた花を長持ちさせる方法をと壱岐さんへ問うと「沸騰したお湯を使うと花が生き生きした状態に戻る」と意外な答えが返ってきた。花を新聞紙で包み、沸騰したお湯を入れた器へ茎の下から約2cm、10秒ほど浸けた後、冷水に戻す。すると水をぐんぐん吸って花がしゃんと復活する」という。「花にとって器も特別なもの」と考える壱岐さん。店内には様々な作家の温もりを感じる花器が並ぶ。2015年3月には、米・LAで行われた陶芸家アダム・シルヴァーマンのアトリエポップアップストアなど、アクティブな活動にも注目したい。【ショップ情報】THE LITTLE SHOP OF FLOWERS住所:東京都渋谷区神宮前6-31-10電話:03-5778-3052/090-4430-8294営業時間:12:00から19:00(週末は11:00から19:00)定休日:木曜日
2015年05月02日映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月公開)の作品プレゼンテーションが23日、都内で行われ、マーク・オズボーン監督とキャラクター監修を務めた四角英孝氏、そして、スペシャルゲストとして主人公の吹き替え声優を務める子役・鈴木梨央が出席した。本作は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説『星の王子さま』初のアニメーション映画。現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の"その後"を描く。公開に先立ち、マーク・オズボーン監督とキャラクター監修を務める四角英孝氏が来日し、本作にかける思いや、物語をどのように生み出したか、また、制作過程などを説明。17分の特別映像もお披露目した。その後、スペシャルゲストとして、女の子の吹き替え声優を務める鈴木梨央が登場。「ハロー! ウェルカム トゥ ジャパン! アイ ラブ『リトルプリンス』」と英語であいさつし、監督と四角氏に花束を贈呈した。鈴木は、役に合わせてカチューシャをした姿を披露。監督は「パーフェクト!」と笑顔を見せた。吹き替え声優初挑戦の鈴木は「本当にうれしくて夢のようでした。早く女の子を演じたいってワクワクした気持ちになりました」と決定した時の心境を告白。監督から「あなたが演じてくれてうれしい」と言われると、「ありがとうございます」と喜んだ。そして、「大人になることを怖がらないで、子供のまんまでやってね」と監督が直々に演技指導。四角氏も「声がリトルガール(女の子)そのまま」とお墨付きを与えた。さらに、本作でカンヌ映画祭に初参加することが決定した鈴木に、『カンフー・パンダ』で参加経験のある監督は「履き心地のよい靴を履いてきてね。いっぱい歩くから」とアドバイス。初めて海外に行くという鈴木が「すごい緊張しています」と伝えると、「好きなおやつ持っていかないとダメだよ。向こうで売ってないから」と父親のような言葉をかけた。鈴木は、主演女優としては日本史上最年少の参加となる。(C)2015LPPTV -Little Princess -ON Entertainment -Orange Studio -M6 Films
2015年04月24日アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』初のアニメーション映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(2015年11月公開)の字幕版予告編と日本語版予告編が21日、公開された。本作は、現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の"その後"を描いた物語。星の王子さまのパートをぬくもり感のある人形によるストップアニメーションで描き、現代に生きる少女の世界をCGアニメーションで表現するハイブリッドアニメーションとなっている。母親の言いつけを守って一生懸命勉強し、いい学校に入ろうとしている女の子は、母親の目を盗んで、引っ越した家の隣に住む奇妙な老人と仲良くなる。昼間は壊れた飛行機を修理し、夜は望遠鏡で空を眺めている老人は、「王子さまと会った話をだれかに聞いてほしかったんじゃよ」と。老人は、あの星の王子さまと出会った飛行士だったのだ。ある日、「大人って変な生き物ね」と女の子がつぶやくと、老人は星の王子さまとの思い出を語り始める。今回公開された予告編では、「大切なものは目には見えないんだ」とキツネが王子さまに話しかける有名なエピソードを紹介。2人はすっかり仲良くなるが、やがて老人は病に倒れてしまい、「いつか王子さまに会いに行きたい」という老人にかわって、女の子が裏庭の飛行機に乗って冒険に出発する。本作は、5月13日に開幕するカンヌ映画祭でのワールドプレミア上映が決定。日本語吹き替え版を担当する女の子役・鈴木梨央、お母さん役・瀬戸朝香、飛行士役・津川雅彦の参加も決定している。(C)2015LPPTV -Little Princess –ON Entertainment -Orange Studio -M6 Films
2015年04月21日