ディズニーの名作アニメ『リトル・マーメイド』のブルーレイやDVDがおさめられたMovieNEXが本日リリースされたのを記念して、本作の音楽を手がけた名作曲家アラン・メンケンのインタビューが公開になった。彼が当時を振り返った貴重なコメントだ。
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『リトル・マーメイド』は、アンデルセンの世界的な名作『人魚姫』を、ディズニーならではのストーリー展開で描き、幅広い層からの人気を誇る不朽の名作で、劇中で歌われる『アンダー・ザ・シー』や『パート・オブ・ユア・ワールド』は今も人気を集めている。
『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』など舞台で活躍してきたメンケンが初めて手がけた映画音楽が『リトル・マーメイド』だった。彼は「経験がないので、何が正解なのかよくわからず不安でした」と振り返る。「最初の演奏ではまだ形にならないこともあって、この曲は失敗だと感じました。横にいる作詞家ハワード・アシュマンと監督のジョン・マスカーとロン・クレメンツの方を見ると、下を向いてスタジオの機器を触っています。きっと『クビだ』とどうやって言い渡そうか考えているんだと思いました。
するとハワードが立ち上がり、私が『曲が失敗なのはわかってる』と言うと『そうじゃなくて、アリエルが顔を上げるところを少し強調してくれないか』と言うんです。