映画『俺たちに明日はない』のモデルになった伝説のギャング・カップルを描いたミュージカル『ボニー&クライド』が来年1月、東京・大阪で上演される。主役の2人を演じる濱田めぐみと田代万里生が10月某日、ぴあを訪れ、インタビューに答えた。ミュージカル「ボニー&クライド」のチケット情報インタビューでは、「ボニーは普通の人で、なぜあんなセンセーショナルな事件を起こすのかが理解されづらい。だからこそカリスマ的存在として人々の憧れを集めたんだと思う。演じる上で感情的なものがセッティング出来なくて、今からドキドキしてます」(濱田)「見た目で男っぽさやアウトローさを出すというよりは、彼の内面に寄り添った表現にしたいです」(田代)とそれぞれ、役柄に対して意気込みを語った。なお、本インタビューの全文はチケットぴあサイトにて掲載中。公演は、2012年1月8日(日)から22日(日)まで東京・青山劇場、1月28日(土)・29日(日)に大阪・新歌舞伎座にて上演。チケットは発売中。
2011年10月20日ミュージカル『ボニー&クライド』の製作発表が8月22日、都内にて行われた。劇団四季で数々のヒロインを演じた濱田めぐみが、退団後初出演することで注目の作品だ。ミュージカル「ボニー&クライド」 のチケット情報映画『俺たちに明日はない』で知られる実在したギャング・カップル、ボニーとクライドの人生をモデルに、日本でも『ジキル&ハイド』などで知られる作曲家フランク・ワイルドホーンの手によってミュージカル化された本作。2009年にカリフォルニアでトライアウトとして初演、今年12月にブロードウェイで開幕が決定している作品が、早くも1月に日本版として幕を開ける。ボニーを演じるのは、劇団四季の看板女優として数多くのミュージカル作品に出演してきた濱田めぐみ。『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』とディズニーミュージカル3作品すべてのヒロインを演じたことのある唯一の女優でもある。退団後第1作目に対する意気込みを、「自分にとってもこれはチャレンジ。今年、地球上で災害など色々なことが起こっていますが、今は全世界が一丸となって前に進むべきタイミングだと思っています。私も新しい創造に向かっての第一歩を踏み出そうと思いました」と語った。クライド役には、ミュージカル界の新星・田代万里生が扮する。今まで育ちの良い役が多かった田代は「伝説のギャングということで、自分の中に今までなかった面を一から創り上げていきたい」と意気込みを。また「念願のワイルドホーンさんの作品に出演できて嬉しい。ワイルドホーンさんの作品はたくさんありますが、きっとこの『ボニー&クライド』がベスト・ミュージカルになる」と早くも自信を見せていた。ともにミュージカル界でも抜群の歌唱力を持つふたり。この日の会見では『死ぬのもそれほど悪くない』『世界は二人を忘れない』の2曲の劇中歌をひと足早く披露したが、作曲家のフランク・ワイルドホーンも「登場人物の魂をすでに把握していらっしゃると実感しています」と絶賛、注目の公演は2012年1月8日(日)から22日(日)に東京・青山劇場にて。チケットは9月17日(土)に一般発売開始。その後大阪・新歌舞伎座での公演も決定している。
2011年08月24日