AORシンガーの最高峰と呼ばれる、マイケル・ボルトンの来日公演が決定した。【公演情報はこちら】マイケル・ボルトンはアメリカ出身のシンガーソングライター。『ウィズアウト・ユー』やバーシー・スレッジの名曲カバー『男が女を愛する時』などのヒット曲で知られ、全世界で5,000万枚以上のセールスを記録。グラミー賞には4回ノミネートされ、そのうち、最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンスを2度受賞。アメリカン・ミュージック・アワードでは6度の受賞を果たし、チャートに多くのヒットシングルを送り出している。今回の来日公演は10月29日(月)に東京・Bunkamuraオーチャードホール、10月30日(火)に大阪・サンケイホールブリーゼで行われる。単独公演としては2年ぶりとなる今回の来日。興味のある方はご確認を。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて、東京・大阪両公演の先着先行プリセールを実施。受付期間は9月5日(水)午前10時から9月14日(金)午後11時30分まで。■マイケル・ボルトンジャパン・ツアー 201210月29日(月) 開場18:00 開演19:00Bunkamuraオーチャードホール(東京都)10月30日(火) 開場18:00 開演19:00 サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2012年09月05日3年前、惜しまれながらこの世を去った歌手のマイケル・ジャクソンが、死の直前に「かなりの情緒不安定」になっていたことが明らかとなった。今回、「Los Angeles Times」紙が入手した複数のEメールによれば、マイケルが死の直前に準備していたコンサート「THIS IS IT」のリハーサルなどを運営していたツアープロモーターのAEG社のティム・レイウェケ社長とランディ ・フィリップスの両者は、ツアーの数週間前にマイケルの精神状態が不安定になっていたのを危惧して話し合いを重ねていたようだ。2009年に行ったコンサートの記者会見の前に、フィリップス氏はあるEメールで「マイケルは自分の部屋に閉じこもり、酔っ払って意気消沈してるんだ…。何とか僕が彼をしらふに戻そうとしてるんだけど」と綴り、さらにマイケルのことを「マスコミの前に立つのが死ぬほど怖く、マネージャーに服を着せてもらわなければならないほど感情的に麻痺してしまい、かなりの情緒不安定な状態」と表現している。その後、マイケルは麻酔薬・プロポフォールの過剰摂取でツアーが始まる前に命を落とした。今回公表された複数のEメールは、AEG社と同ツアーを請け負っていた保険会社との裁判で提出された資料の一部であり、同保険会社はAEG社が主張している保険金1,750万ドル(約13億7,000万円)の無効を訴えている。
2012年09月04日マイケル・クラーク・ダンカンが、アメリカ時間3日に、ロサンゼルスで死亡した。54歳だった。ダンカンは7月に心臓発作で倒れ、治療を受けていた。身長195cmの大きな体とやさしい笑顔で知られるダンカンは、シカゴ出身。ロサンゼルスに移住してからは、ウィル・スミスやジェイミー・フォックスのボディガードを務めていた。ブレイクのきっかけとなったのは、トム・ハンクス主演、フランク・ダラボン監督の『グリーンマイル』。この作品で、オスカー助演男優部門にノミネートされた。ほかの出演作に『アルマゲドン』『デアデビル』『シン・シティ』『アイランド』などがある。ダンカンは、7月13日に心臓発作で倒れ、治療を受けていたが、回復しなかったらしい。婚約者オマロサ・マニゴールトは、「みなさんのお気持ちに感謝します。今はプライバシーを尊重してください。彼の人生を祝う集いについては、また後日、お知らせします」と声明を発表。訃報を受けて、トム・ハンクスは「マイクを失ってとても悲しい。『グリーンマイル』の現場において、彼はとても貴重な発見だった。彼はマジックのような存在で、愛に満ちた人だった」とコメントしている。文:猿渡由紀
2012年09月04日没後3年、再評価の機運衰えぬ不世出のスター、マイケル・ジャクソン。名作『BAD』発売25周年に当たり、スパイク・リー監督によるドキュメンタリー等トリビュート企画が相次ぐなか、彼の代表曲とダンスで綴るステージ“THRILLER Live”が今秋、日本に上陸する。ファン雑誌の編集長としてマイケルと親交を深め、いまや24か国で200万人を動員するライブショウの主宰者となったエイドリアン・グラントにその魅力を訊いた。『THRILLER Live/スリラーライブ』チケット情報「最初のイベントは1991年。雑誌づくりの延長といった感じで、毎年、マイケルの誕生日を音楽や映像とともに祝っていたんです。ビデオメッセージを送ってくれたり、サイン入りの帽子をプレゼントしてくれたり、彼も気に入ってくれました」。10回目にはマイケル本人も来場し、ファンのお祭りの域を超える規模と内容へと成長した同イベントは、2006年、“THRILLER Live”プレビュー公演としてステップアップする。マイケルの私生活を巡る裁判が注目を集める逆風下であったものの、2009年に英国ショウビスの聖地、ウエストエンドに辿り着く。「ジャクソン5時代に始まり、ポップ・ミュージック史上に燦然と輝く彼の作品をそれぞれの見せ場を伴ってテンポよく編成するのには苦労します。とりわけ象徴的なビデオがある『ビート・イット』とか『スムース・クリミナル』は。『ビート・イット』にはストリートでのダンス対決、『スリラー』にはゾンビが不可欠ですしね」。『帰ってほしいの』『BAD』『ビリージーン』……約2時間、息もつかせぬ珠玉のヒットパレードは、5歳にしてエンタテインメントの一線に立ち、生涯、君臨し続けたマイケルの心の旅に同行するかのような高揚感をもたらす。「このショウを始めた頃からずっと、ある種の責任を感じていました。最初は誹謗中傷のさなかにあった彼の真実を音楽でどう伝えるか。亡くなってからはYou Tubeなどを通じて彼の魅力を発見する新しい世代にどう語り継いでいくか。マイケル・ジャクソンという巨星の放つ一筋の光として、このショウはそんな役割を担っているのではないかと思っています」。『THRILLER Live/スリラーライブ』は、9月29日(土)から12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアター、12月18日(火)から12月27日(木)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催。チケットは発売中。
2012年09月04日マイケル・ダグラスがインディーズ映画”Reykjavik”(原題)でロナルド・レーガン元アメリカ合衆国大統領を演じるかもしれない。「The Hollywood Reporter」誌によると、同作は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイク・ニューウェル監督の新作で、リドリー・スコットが製作総指揮にあたる。1986年、チェルノブイリ原発事故後にレーガン大統領とソ連のミハイル・ゴルバチョフ書記長がアイスランドの首都レイキャビクで会談した数日間を描くもので、脚本は『ジェイン・オースティン秘められた恋』のケヴィン・フッド。現在、ゴルバチョフ書記長のキャスティングが行われている。撮影は来年3月からドイツで予定されている。ガン治療のため休養していたマイケル・ダグラスだが、実在のピアニスト、リベラーチェを演じたスティーヴン・ソダーバーグ監督の『 Behind the Candelabra』(原題)やコメディ作『Last Vegas』(原題)など、主演作を次々に撮影している。筋金入りの民主党支持者でバラク・オバマ大統領を応援しているダグラスが、俳優から政治家に転身し、共和党の大統領となった保守派のレーガンをどう演じるのか?”Reykjavik”は実現が楽しみな企画だ。(text:Yuki Tominaga)© /AFLO■関連作品:エージェント・マロリー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 Five Continents Imports, LLC. All rights reserved
2012年08月31日この5年間における、彼の大躍進は凄い。マイケル・ファスベンダー、35歳。ザック・スナイダー監督『300[スリーハンドレッド]』(’07)でスクリーン・デビューし、大人気シリーズ作品『X−MEN:ファースト・ジェネレーション』(’11)やヴェネチアを賑わせた『SHAME−シェイム−』、『ジェーン・エア』、『危険なメソッド』と、確固たる存在感を示してきた彼が、巨匠リドリー・スコットの最新作『プロメテウス』で抜擢されたのは、未知の旅への鍵を握るアンドロイドである。ミステリアスな美しさを放つアンドロイドを見事に演じ上げた彼が、役へのアプローチについて明かした。巨匠が本作で取り組んだ題材とは、人類最大の謎である「人類の起源」。アンドロイドのデヴィッドと考古学者のエリザベスとその恋人・ホロウェイら17名を乗せた宇宙船・プロメテウス号は、この謎に迫るべく未知のゾーンへと旅立つ。「これは宇宙の旅の話だ。我々が求めているのは、地球の歴史にこの世界のものではない生物による介入があったかどうかなんだ。どうして我々人間はここにいるのか、どうして我々は造られたのか――その答えを求めて航海に出る」と“ミッション”について説明するマイケルは、「そういったことは、間違いなく頭の片隅にあるものだ」と言う。「おそらく、観客はストーリーを支える理論があることに気づくだろう。演技にはそれほど影響はないが、意識はしているから理論が示唆するものはある。デヴィッドにとっては、これは非常に重要なことなんだ。というのは、彼は人間が作り出したロボットだから、彼としては『人間だって誰かに造られたものだから、人間も誰かにプログラムされている』と言い、人間の方は『我々はプログラムされていない。自由意思を持っている』と答える。それで、『あれ、本当に?』と彼は返すんだ」。「僕は船の執事のようなもの。スペース・バトラーだよ」と独自の言葉で自身の役を表現するマイケル。最初から創造主が人間だとわかっている分、究極の“創造主”を知ろうとする人間たちとデイヴィッドの間には当然のことながら温度差がある。だが一方で、あるはずのない感情がやがて彼の中から湧いてくる。「彼は一人ぼっちなんだ。時々、彼は人の注意を引こうとするが、そこにはちょっと不安が走る。ほかの映画でもロボットに対して不安があったように、たぶん、ロボットが信用されていないからだ。彼の考えでは、人間だって造られたようなものだ。それは彼が抱える不安に対しての防御反応のような考え方だが、これはまた彼が人間の感情を持っていることの証にもなる。プログラムされて少し時間が経つと、プログラムは消え、そこから何かが派生し、その後、別の個性を発揮するようになると考えていくと、おもしろい」。その微妙な“感情”を見事にアンドロイドに吹き込んでいる彼だが、その役づくりでは意外な人物を参考にしたのだそう。「これは論理的な生きものだから、全てを常に処理しているし、あらゆるものを保管している。歩き方では、グレッグ・ローガニスからヒントを得た。彼は80年代初めの頃に活躍した飛び込みの選手だよ。子供の頃に彼を見たのを覚えているんだ。飛び込み台の先へ行くときに、彼が一定の歩き方をしていたのをいつも思い出す。そういうちょっとしたこともヒントになることがあるんだ。この男はヨガ行者に似ている。人がいろいろと姿勢を変えるのと違って、彼のスタンスは中立しかない。でも、不自然にならないようにしながらこの男を演じる上で、どれぐらい人間らしくするか、機械に近づけるか、あるいはロボットらしくするかをある程度、曖昧に見せたいと思ったんだ」。巨匠リドリー・スコットとの初めての仕事について聞くと、「最初に考えるのは、“ああ、大変だ、絶対にしくじるなよ”ってことだ」と落ち着いた風貌からは意外とも思える素顔を覗かせるマイケル。改めて本作での経験をふり返ってもらった。「キャストに起用されたら責任を感じるものだし、特にリドリー・スコットのような優れた人に起用されたんだからね。不安要素はいつでも必ずあるものだし、それはごく健全なことだと思う。僕はいつも感じているからね。だから油断ができないし、満足することもできない。でも僕としては、準備を整えて、できるだけ多くのアイディアを考え出し、そして全力を出すだけ。その後は、信頼の気持ちが肝心。彼を信じて任せれば、楽しめるし、良い経験ができる。今回もセットに行くと、彼(リドリー)はとてもリラックスしていたんだ。彼は仕事に夢中なんだ。彼が毎日セットへ持ち込んでくる大きなエネルギー、熱意、仕事への愛情、それがとても気持ちのいい驚きだった。ぜひ言いたいのは、僕は彼とすぐに意気投合して、とても仕事がやりやすかったってことだよ」。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月28日ロビン・ウィリアムズが、米カリフォルニア州北部のナパバレーにある豪邸を3,500万ドル(約27億5,000万円)で住宅市場に出したようだ。653エーカー(約264万平方メートル)を誇る広大な土地には、ワインの産地として知られる土地柄とあってカベルネ・ソーヴィニヨンのブドウ園と大きなワインセラー、オリーブ園、湖、プール、ソーラーシステムを駆使した農場などがあるという。不動産情報サイト「Trulia.com」によると同地に建つ豪邸は、6つの寝室、6つのバスルーム、ナパバレーとソノマバレーを見渡せる塔があり、さらに図書館、映画館、アートセラー、エレベーター、ブリッジギャラリーなど豪華施設が備え付けられているという。今後ロビンは、『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督が手がける最新作『The Butler』(原題)で、アメリカ第34代大統領ドワイト・D・アイゼンハワー役を演じ、アレックス・ぺティファーやジョン・キューザックらと共演を果たす予定だ。
2012年08月28日故マイケル・ジャクソンの3人の子供たちがアニメで声優を務めることになった。プリンス(15歳)、パリス(14歳)、ブランケット(10歳)の3人は今回声優デビューを飾ることになり、これを踏み台にして今後ショウビズ界でもっと“一流の”仕事の機会を得られることを期待していると、ある関係者は「The Sun」紙に明かした。「3人は、アジアからアメリカに輸入された子供用アニメの吹き替えをすることになりました。パリスちゃんはお父さんと違って歌のセンスは微妙ですが、演技の経験はあります。なのでもし今回の声優の仕事が成功すれば、今後もっと一流の仕事につながることになるでしょうね」。プリンスとパリスは共に俳優業に乗り気のようで、その仕事が「つらい」学校生活からの気晴らしになると考えているようだと先の関係者は続ける。「特に上の2人は明らかに芸能界で父親と同じ足跡を歩みたいと思っているんです。それに2人は学校生活がつらいようですね。子供は本当に残酷ですから」。ただマイケルの妹のジャネット・ジャクソンは最近、パリスちゃんにはもう少し大人になるまで俳優の夢は待ってほしいと語っている。「パリスには待ってほしいの。彼女は若い頃をもっと楽しむべきよ」。
2012年08月23日マイケル・J・フォックスが、TVドラマに復帰することになるようだ。1991年に30歳という若さでパーキンソン病を発病したマイケルだが、ソニーピクチャーズ・テレビジョンが製作しマイケル自身の人生を基にしたタイトル未定のコメディー作品に出演することになるという。米「Vulture」の報道によれば、『小悪魔はなぜモテる?!』のウィル・グラックが監督を担当する本作は、「クーガータウン」などの人気ドラマを手掛けてきたサム・レイボーンが脚本を執筆するという。1980年代のTVドラマ「ファミリータイズ」で人気が出たマイケルは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのマーティ・マクフライ役で一躍脚光を浴びるようになり、その後1996年から2000年まで「スピン・シティ」に出演していたものの、パーキンソン病の治療に専念するために2000年にテレビでの活動を休止し、闘病の傍らで「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を設立し、パーキンソン病研究を推進した。一方で、「レスキュー・ミー~NYの英雄たち」、「ラリーのミッドライフ☆クライシス」、「ボストン・リーガル」、「グッド・ワイフ 彼女の評決」">「グッド・ワイフ 彼女の評決」などのドラマ作品でたびたびゲスト出演を繰り返してきた。5月にマイケルはABCニュースに対して、新しく始めた治療によって顔面の痙攣がコントロールできるようになり、俳優業が可能になってきていると話していた。同作品は来年に放送予定だ。■関連作品:バック・トゥ・ザ・フューチャー 1985年12月より公開グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]
2012年08月20日マイケル・ジャクソンとジャクソン5が残した数々のヒット曲で構成される歌とダンスの全く新しいライブ・シアター・パフォーマンス『THRILLER Live/スリラーライブ』。9月29日(土)からの東京・六本木ブルーシアターでの上演に先がけ、キャストが緊急来日し、サマーソニック2012東京会場(QVCマリンフィールド&幕張メッセ)で8月18日(土)・19日(日)にスペシャルパフォーマンスを行うことが決定した。『THRILLER Live』チケット情報また、8月29日のマイケル・ジャクソンのバースディに捧げるスペシャル企画として、8月19日(日)、同会場で“BEAT IT”をフラッシュモブで決行する。フラッシュモブとは、特定の場所に突如として集合しパフォーマンスを行い、目的を達成すると即座に解散する行為のこと。マイケル・ジャクソンのダンスを使ったフラッシュモブは世界各国で行われており、日本でもマイケル・ジャクソンの命日になると各地で行われ、注目されている。今回のフラッシュモブは、誰でも参加できるイベントとして行われる。『THRILLER Live/スリラーライブ』の東京公演のチケットは発売中、大阪公演は8月25日(土)より一般発売開始。また、「SUMMER SONIC 2012」は、8月18日(土)・19日(日)に千葉・QVCマリンフィールド&幕張メッセにて開催する。◆「THRILLER Live」サマーソニック2012東京会場スペシャルパフォーマンス◆日程:2012年8月18日(土)「SONIC STAGE」10:50開始/「SONIC STAGE」19:25開始19日(日)「MOUNTAIN STAGE」11:00開始/「RAINBOW STAGE」16:20開始会場:サマーソニック2012東京会場各ステージ◆“BEAT IT”フラッシュモブ◆日程:2012年8月19日(日)13:20開始会場:QVCマリンフィールド外周スタジアム正面※無料エリアとなります。※当日飛び入り参加可能
2012年08月15日ダイアナ・ロスが、故マイケル・ジャクソンの子供たちの養育権を引き継ぐことを検討しているようだ。マイケルの遺言により3人の子供であるパリス、プリンス、ブランケットの後見人に指名されているダイアナ。現在は祖母のキャサリン・ジャクソンとマイケルのいとこに当たるティト・ジョセフ・ジャクソンが3人の子供たちの共同親権を保有しているものの、必要があればダイアナは子供たちの養育を引き受ける覚悟があるようだ。最近3人の子供たちの元を訪れたダイアナと一緒にいたというジャクソン一家の1人は、「New York Post」紙に「今回初めてダイアナは『もし必要ならば』と前置きをしつつも養育権に踏み込む意思を示したようですね。彼女はそういったことに関していままで何も話さなかったんですが。後見人に指名されたかったかどうかは別にしても、ダイアナはどんな義務も放棄することはないでしょうね」と明かした。先日、子供たちの祖母・キャサリンが失踪し、3人の親権を一時的に喪失し再び獲得したという一件もあり、ダイアナは子供たちが無事でいるかを確かめるために直接カリフォルニアのカラバサスに出向いて面会したと先の人物は語る。「(2009年にマイケルが亡くなった後、ダイアナは子供たちに電話をして)何かアドバイスやほかに必要なものがあるかを確かめたんです。そういうこともあり、先週、彼女は子供たちの本音を聞くために、直接会いに行ったんです。ボディランゲージなど微妙なニュアンスはなかなか電話では嗅ぎ取ることはできないですからね。マイケルだけがダイアナを愛してるんじゃないんです。私たち全員愛してます。マイケルの子供たちも彼女を慕っています」。そしてダイアナは、14歳のパリスちゃんに何か助けが必要な場合はすぐに電話するように言ったようだ。ダイアナは御年82歳になるキャサリンが子供を育てるだけの責任と能力があるかを心配しているようで、ジャクソン家の家族の大半は、その責任をダイアナが引き取ることを好意的な目で見守っているという。
2012年08月08日英国のリアリティ音楽オーディション番組「The X Factor」が、新シーズンでマイケル・ジャクソンやエイミー・ワインハウス、エルヴィス・プレスリーらをホログラムで登場させようとしているようだ。英「The Sun」紙の報道によれば、同番組のプロデューサー陣は、番組を「より良くしていくため」に、出場者たちがマイケルやエイミーといったいまは亡きスターたちとデュエットできるよう企画しているという。今年3月にはサイモン・コーウェルが視聴率の低下と新しい審査員陣の選考で批判を浴びたことから、同番組を終了させるともうわさされており、続く6月には番組を製作するITV自体が同番組に「頼りすぎている」という理由で番組終了を検討しているとも報道されていた。しかし、番組の製作陣は挽回の可能性をいまだ探っており、セリーヌ・ディオンがスティーヴィー・ワンダーのホログラムと共演したことに、同番組のトップであるリチャード・ホロウェイがインスピレーションを受けているとある関係者は明かす。「『The X Factor』は常に向上し続けなければならず、観客をアッと言わせる手段としてホログラムを使うことを検討しているんです。エルヴィスやエイミー・ワインハウスがグランドファイナルに出場していることを考えてみてください。素晴らしいTV番組となり、出場者にとってもすごい体験になるでしょうね。ホログラムのテクノロジーはすでにいくつかの大イベントで活用されてきました。『The X Factor』のファイナルステージはそれに相応しい場所でしょう。リチャード・ホロウェイが昨年、ホログラムのスティーヴィー・ワンダーとセリーヌ・ディオンが共演しているのを見て、そのアイデアを思いついたようです」と語っている。4月15日(現地時間)の巨大野外型音楽イベント、コーチェラ・フェスティバルにて没後15年の2パックをドクター・ドレーとスヌープ・ドッグがホログラムで復活させて以来、ジミ・ヘンドリックス、マーヴィン・ゲイ、ジム・モリソンなどもホログラムでステージに登場する案が出てきており、最近ではエイミーの父ミッチ・ワインハウスも娘の音楽的偉業を継続させる手段としてホログラムが最適だと語っていた。「The X Factor」は現在、新シーズンへ向けてのオーディションの真っ最中だという。
2012年08月07日ザ・ジャクソンズの来日公演が12月6日(木)・7日(金)に東京国際フォーラム ホールAで行われる事が決定した。【公演情報はこちら】ザ・ジャクソンズはマイケル・ジャクソンがリードヴォーカルを務めたグループ。『I Want You Back』や『ABC』、『I’ll Be There』など数々の世界的大ヒット曲をジャクソン5として残しているが、レコード会社を移籍した際にザ・ジャクソンズと改名した。ザ・ジャクソンズとしても『僕はゴキゲン』などのヒット曲を世に送り出している。今回の来日公演はジャーメイン・ジャクソン、ジャッキー・ジャクソン、マーロン・ジャクソン、ティト・ジャクソンの4人で行われる。この4人の共演はマイケル亡き後、初となる。ジャクソン5時代の曲やモータウンの名曲に合わせて、マイケルの未公開写真や、ジャクソン5の映像がステージに映し出されるという、とても貴重なステージ。ザ・ジャクソンズファン、マイケル・ジャクソンファンのみならず、全ての方が楽しめる、2012年を締めくくるエンタテインメントライブを見せてくれるだろう。チケットの一般発売は8月25日(土)より。なお、チケットぴあではプレイガイド独占最速先行のいち早プレリザーブを実施。受付期間は8月1日(水)午前11時から8月8日(水)午前11時まで。【公演詳細】■「ザ・ジャクソンズユニティ ジャパン・ツアー 2012」日時:12月6日(木) ・7日(金) 開場18:00 開演19:00会場:東京国際フォーラム ホールAチケット一般発売:8月25日(土)
2012年08月01日まもなく日本でも公開となる『プロメテウス』にも出演している注目俳優マイケル・ファスベンダーが、ユービーアイソフト社の人気ゲームソフト「アサシン クリード」の映画化作品に主演することが決定した。マイケルは自身のプロダクション会社「DMCフィルム」を通じて、コロナー・マッコーンやユービーアイソフト・モーション・ピクチャーズ(UMP)などと共同プロデュースも兼任する予定だという。今回のマイケルの起用理由について、ユービーアイソフト社CEOのジャン=ジュリアン・バロネット氏は「マイケル・ファスベンダーは我々が真っ先に選んだ配役でした。彼は本当に頭が切れて、才能があり、努力を惜しまない役者なんです」と語っている。本作は元々、ソニー・ピクチャーズが製作を進めていたものの、同社との交渉が頓挫し、現在はUMP単独で企画が進行している。監督ならびに脚本家は未定だが、後日、ほかのプロダクションや配給会社が追加で参加する模様。バロネット氏はさらに「プロダクションのパッケージ化が済んだ段階で、大手スタジオと交渉再開をすることも視野に入れています。この作品の資金調達モデルがどんなものであれ、弊社としては投資リスクを少しでも軽減するつもりです」と続けた。アサシン教団とテンプル騎士団との戦いを描くアクション・アドベンチャーゲーム「アサシンクリード」は全世界で累計3,000万本を売り上げる、ユービーアイソフトの看板タイトル。同シリーズの最新作「アサシン クリードIII」は11月15日(木)に日本でも発売される予定だという。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年07月11日3年前の6月25日に逝去した“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソン。いまだにマイケルの存在は世界中の人々の心に大きく残り、多くのファンを魅了し続けている。そんな彼の伝説をあらたな形で蘇らせる『THRILLER Live』が今年9月、日本に初上陸を果たす。『THRILLER Live』チケット情報『THRILLER Live』とは、イギリスのフライング・ミュージック社が、マイケルと親交のあったイギリス人クリエイターのエイドリアン・グラントと共に手がけた作品。マイケル・ジャクソンとジャクソン5が残した数々のヒット曲と、“ムーンウォーク”などの誰もが知る定番のマイケルのダンスをもとに、新たなクリエイティビティを吹き込んだダンスで構成された、全く新しいライブ・シアター・パフォーマンス。マイケルが生前より見守ってきたこのショウは、ミュージカルの本場、英・ロンドン、ウエストエンドにあるリリックシアター(LyricTheatre)で、2009年1月より上演が始まり、マイケルの悲報以降さらに注目を集めることとなった。これまでに、イギリスをはじめヨーロッパ各国を回るツアー公演や、中国、南アフリカなどの国々でも単独公演が開催されてきた。そして、待望の日本公演が今年9月より東京・六本木ブルーシアターにて開催される。さらに12月には大阪公演も決定。今回、日本での上演に先がけ、『THRILLER Live』のビジュアルが初公開された。なお、日本公演でのセットリストは未定ながら、演奏予定曲として下記楽曲が候補に挙がっている。I Want You Back< 帰ってほしいの>(1969年 全米1位)I’ll be there<アイル・ビー・ゼア>(1970年 全米1位)off the wall<オフ・ザ・ウォール>(1980年 全米R&B 5位)Don’t Stop ’Til You Get Enough< 今夜はドント・ストップ>(1979年 全米1位)Beat It<今夜はビート・イット>(1983年 全米1位)Billie Jean<ビリー・ジーン>(1983年 全米1位)Thriller<スリラー>(1983年 全米4位)Smooth Criminal<スムーズ・クリミナル>(1988年 全米R&B 2位)Bad<バッド>(1987年 全米1位))Black Or White<ブラック・オア・ホワイト>(1991年 全米1位)公演は9月29日(土)から12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアターにて開催。チケットは7月14日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあではインターネット先着先行・プリセールを7月9日(月)18時まで受付中。
2012年06月25日『トランスフォーマー』シリーズで知られるマイケル・ベイ監督が製作を手がける最新作『Ninja Turtles』(原題)の公開が2014年5月まで延期されることが明らかになった。映画製作元のパラマウントの関係者によれば、映画制作陣が今年10月のクランクイン予定までには準備が整っていないと判断し、公開予定日も先送りされることになったようだ。またプロダクション・チームは、脚本の改良と予算削減を目的として、今後数週間に渡って脚本の手直しに着手する予定のよう。マイケルがプロデューサーを務める同作では、『タイタンの逆襲』のジョナサン・リーベスマンがメガホンを取り、ジョシュ・アッペルバウムとアンドレ・ネメックが脚本を担当する。そんなマイケルは先日、オリジナルのキャラクターたちを“エイリアン”に変えるという設定を発表し、ファンの怒りを買ったが、この変更と映画のタイトルをシンプルな『Ninja Turtles』と短くしたことについてファンに安心してもらうため、マイケルは「オリジナルの『ニンジャ・タートルズ』のクリエイターのひとりを含めた2人の非常に優秀な作家が脚本を改良しています。ファンのため、この映画作りに細心のケアをしています。我々のチームのみんながファンの方々を大切に思っています。チャンスをもらいたい。監督のジョナサン自身、このシリーズの大ファンなので、絶対にがっかりさせません」と語った。それに伴い、ミケランジェロの声を担当していたロビー・リストは、『ニンジャ・タートルズ』の伝説を「貶めている」とマイケルを批判していた。■関連作品:タイタンの逆襲 2012年4月21日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年06月19日前作『アウェイ・フロム・ハー君を想う』から5年、美しき演技派女優としても活躍するサラ・ポーリーが主演にミシェル・ウィリアムズを迎えて完成させた待望の監督第2作目『テイク・ディス・ワルツ』が8月より公開となる。男と女の愛って?永遠に続く愛とは?幸せって…?そんな誰もが心の中に抱える、自問自答をぶつけた本作の予告編映像がこのほど公開となった。バグルスの「ラジオ・スターの悲劇」の軽いメロディに身を委ねるように、彼とのデートを楽しむミシェルの姿が映し出されたと思いきや、楽しい時間は束の間と言わんばかりに映像の世界は急に現実に引き戻される。ミシェル扮する主人公・マーゴは28歳のフリーライター、結婚5年目の夫・ルーとは友達のような仲の良さで、はたから見れば理想的な結婚生活を送っている。「結婚しているの」そう打ち明けている相手は、旅先で出会ったハンサムな男性・ダニエル。心の底に押し込めていたマーゴの欲望の塊が、彼との出会いによってあふれ出していく。眠っていた情熱を刺激するダニエルと、平穏な時間を共に過ごしてきたルー。欲望とモラルの間で葛藤するマーゴの姿には、単に2人の男性の間で揺れる妻の葛藤というだけでなく、「道を歩いていて、ふいに泣きたくなるのよ」という彼女の言葉に象徴されるような、女性ならではの甘えや「幸せ」に対する不安の気持ちが込められている。そんな強い風に吹かれたらどこかに飛んでいってしまいそうな、浮遊感が立ち込めるマーゴの繊細な心情を見事に演じるのが、どこか少女のようなあどけなさが残るミシェル。そして、「どうしていいか分からない」とすがる彼女に対して男性が言い放つ。「君が決めることだ」。果たして、マーゴが出す答えとは…?女性監督のサラが作り上げた、揺らめく空気感をぜひ感じとってみて。『テイク・ディス・ワルツ』は8月、全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:テイク・ディス・ワルツ 2012年8月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2011 Joe’s Daughter Inc.All Rights Reserved
2012年06月12日『マリリン 7日間の恋』で伝説の女優マリリン・モンローを可憐に演じ上げたミシェル・ウィリアムズがまた新たな顔を見せる、女性必見のラブストーリー『テイク・ディス・ワルツ』がこの夏公開となる。本作で、愛する夫と別の男性の間で揺れ動く妻を演じているミシェル。その繊細な女心をうかがわせるポスター・ビジュアルが到着した。『マリリン 7日間の恋』ではスターの色気と華やかさ、その裏にある繊細な顔を見事に演じ、3度目のアカデミー賞候補となったミシェル。この先もサム・ライミ監督による『オズの魔法使い』のリメイク作で北の魔女・グリンダ役に抜擢されるなど、その可憐な魅力が作り手はもちろん、映画ファンを魅了してやまない女優の一人である。彼女が『マリリン』の前に臨んだのが本作『テイク・ディス・ワルツ』。幼い少女のまま大人になったような、あどけなさと不思議な色気が混在した魅力で、どこか危なげな主人公・マーゴに息を吹き込んだ。「しあわせに鈍感なんじゃない。さみしさに敏感なだけ。」ミシェル扮するマーゴの女心を端的に表す、このキャッチコピー。結婚して5年目。子供はいないが、夫・ルー(セス・ローゲン/写真左)といつまでも恋人同士のように仲睦まじく、何ひとつ不満のない夫婦生活を送るマーゴだが、ある日仕事で訪れた島で出会った一人の男性が彼女の心を揺り動かす。そこで出会ったダニエルという一人の青年に強く惹かれる何かを感じてしまうマーゴ。そして、束の間の楽しい時間の後、偶然にも彼が自分たちの家の真向かいに住んでいることを知り、マーゴの心を激しい動揺が襲う――。弾けるような恋愛時期から、愛情深い家庭生活に突入した若い夫婦の変わりゆく感情を静かに描くのは、女優・監督として活躍するサラ・ポーリー(『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』)。家庭的な温かさが漂うこちらのポスターからも決して大げさではない、ごく普通の夫婦の間に芽生えるドラマの身近さが感じられる。本能とモラルの間で揺れ動くマーゴのどうしようもない感情…。きっと身にしみる女性も多いのでは?『テイク・ディス・ワルツ』は8月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。■関連作品:テイク・ディス・ワルツ 2012年8月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開
2012年06月01日先週末に劇場公開を迎えた『マリリン 7日間の恋』で伝説のスター、マリリン・モンローを可憐に演じているミシェル・ウィリアムズ。初の来日時にはそのチャーミングな佇まいで報道陣と映画ファンを魅了した彼女の最新作『テイク・ディス・ワルツ』がこの夏公開することが決定、そのポスタービジュアルが到着した。惜しくも受賞は逃したが、『ブルーバレンタイン』、『マリリン 7日間の恋』と2年連続でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、作品によって全く異なる空気感を纏った演技力で、高い評価を集めてきたミシェル。今回届いたポスターに写る姿は同2作とはまた一味違ってどこか初々しい雰囲気を放っている。彼女が演じるのは、結婚5年目の夫・ルーと恋人同士のように仲睦まじく暮らすマーゴ。ある日、マーゴは仕事で訪れた島で、ダニエルというひとりの青年に出会い、彼に強く惹かれるものを感じる。束の間の時間を一緒に過ごす2人だったが、彼が偶然にも自分たちの家の近くに住んでいることを知り、マーゴの心は激しく揺れる…。ミシェルと夫婦を演じるのは、『50/50フィフティ・フィフティ』などで知られるセス・ローゲン。マーゴを温かく包み込む穏やかで明るい夫を魅力的に演じている。一方、マーゴの心を掴むイケメン芸術家のダニエルを演じるのは、カナダ出身の若手俳優ルーク・カービー。ミシェルが魅せる、穏やかな結婚生活に突然芽生えた感情の“揺れ”に注目だが、そんな彼女の心の声を表しているのが「心をさらけだしてもいい。そっとしまっておいてもいい」というキャッチコピー。3人を束ね、メガホンを取るのは『スウィートヒアアフター』(’97)で鮮烈な印象を放ったカナダ出身の女優であり、弱冠27歳にして『アウェイ・フロム・ハー君を想う』で長編映画監督デビューを飾ったサラ・ポーリー。前作では、認知症という悲劇に直面した老夫婦の心の葛藤と深い愛を静かに綴り、アカデミー賞脚色賞、主演女優賞と主要2部門にノミネートされた彼女が、本作では弾けるような恋愛の時期から、温かく愛情深い生活に突入した若い夫婦の変わりゆく感情を静かに描く。『テイク・ディス・ワルツ』は今夏、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:女優であり愛されたいと願ったマリリン魅惑的でキュートな入浴シーンを公開椿鬼奴、マリリン・モンローになりきって「今年は結婚したい」と婚活宣言!『マリリン7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズ尽きることない映画愛、女優への愛ミシェルのキュートな3変化に胸きゅん!春先取り、来日ファッションをチェックミシェル・ウィリアムズ、一番好きなモンロー映画は『お熱いのがお好き』
2012年03月26日主演作『マリリン 7日間の恋』で第84回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズが待望の初来日を果たし、インタビューに応じた。本作で世界を熱狂させた往年のハリウッド女優、マリリン・モンローを演じ、「同じ女優という部分で、共感できる面が多かった。彼女ほどではないけれど、疑心暗鬼に陥ったり、葛藤することは私にもあるわ」と役柄への想いを語った。その他の写真没後50年を迎えるモンローの秘めた恋を通し、“世界のセックス・シンボル”とのギャップに苦悩する彼女の実像を浮き彫りにした本作。スターの輝きと、等身大の女性が抱えるもろさを演じ切ったウィリアムズの演技は高く評価され、第69回ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門主演女優賞を受賞している。「もちろん外見を似せるための努力は必要だった。私自身は鏡を見るのが苦手だけど(笑)、今回ばかりはいかにマリリンに近づけるか自分の顔を徹底的に研究したわ。でも、彼女の輝く魅力は、やっぱり内側からにじみ出るもの。だから、マリリンの“ソウル”に近づくことが何より大切だった。つまり外見と内面、どちらも重要なのよ。ちょうど前輪と後輪でバランスを取る自転車のようなものね」。もちろん、モンローの出演作すべてに目を通し、彼女の歌声やしゃべりを常にiPodで聞くなど、撮影が始まる10か月前から準備に取り掛かったという。ローレンス・オリビエ(ケネス・ブラナー)が監督・主演を務める『王子と踊り子』撮影のために、ロンドンを訪れるモンロー。しかし、演技論をめぐってオリビエと対立し、精神的に追い詰められてしまう。そんな彼女をただひとり優しく見守る年下の助監督コリン・クラーク(エディ・レッドメイン)が“7日間の恋”のお相手だ。「当時彼女は30歳で、私自身も(撮影時)30歳だったから、不思議なめぐり合わせを感じるわ。それにアメリカ人の私が、イギリスに乗りこむ点もとても似ている。ただ、物語と違って、ケネスたちは私のことを信頼し、温かく迎え入れてくれたわ」。本作をきっかけに再び脚光を浴びるモンローの魅力とは?「どんなにゴージャスでも、どこか『守ってあげたい』という気持ちにさせられる。きっと少女のころに負った傷を隠そうとしても、隠しきれなかったんじゃないかしら。それに死後50年経っても神秘的な存在であり続ける点ね。この映画は、アイコン化された彼女の下に眠る素顔を見せてくれるはずよ」。『マリリン 7日間の恋』3月24日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2012年03月22日ソファの上にちょこんと、けれども背筋をピンと伸ばしてたたずむ姿は天使か女神か。キュートでいてエレガント、朗らかでいて静謐なミシェル・ウィリアムズが放つ何層もの魅力に触れ、グラマラスなセレブの顔と繊細な少女の心を併せ持つ存在、マリリン・モンローに、彼女が驚くほどナチュラルに寄り添えた理由が分かった気がした。世紀のスターを演じ、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされたミシェル自身、「マリリン・モンローを演じる上では外見的な変身に苦労させられるのと同時に、彼女の魂に近づくことが大事だった」と語る。「喋り方から指の動かし方まで、外見的な役作りをここまで徹底させたのは初めてよ!」と思わず苦笑するミシェル。セックス・シンボルとしてハリウッドを賑わせたマリリン・モンローと化すにあたっては、「目一杯お化粧すること!(笑)」の次に「自分自身を研究し尽くすこと」が重要だったという。「そもそも私は自分の顔を見るのがすごく嫌い。家の鏡を大きな地図で覆ってしまっているくらいなの。でも、今回は覚悟を決め、自分の顔を隅から隅までじっくり研究したわ。どうすれば彼女のように魅力的に見えるか?どうやって完璧なマリリンになればいいのか?を考えるためにね。その甲斐あって、いまは自分の顔と向き合うのに以前ほどの抵抗はなくなった。あとは…そうね。『エンジェルズ・メイクアップ』のコラーゲン・アイパッチを使えば、もっと抵抗がなくなるわ。12時間寝て目覚めた後みたいにスッキリした目元になるから、ものすごくオススメよ(笑)」。透き通る美肌の秘密をこっそり教えてくれるさまもチャーミング。ただし、「私自身が真の美を感じるのは、風がそよぐ草原を見たり、友人の笑顔に触れているとき。“人生”を感じられる瞬間にこそ、自分自身を美しいと思えるの」とも明かし、「マリリンの光り輝く魅力も内面から来るものだったんじゃないかしら」と続ける。「彼女の出演作や写真を見ると、守ってあげたい気持ちになる人が多いと思う。彼女は様々な方法で内面の脆さを隠そうとしたけれど、少女の頃に負った痛みや傷が消えることはなかった。隠そうとしても見え隠れしてしまう部分が、謎めいたものとして大勢を惹きつけたのね。いままでの役もそうだけど、やっぱり重要なのは役の精神を理解すること。その点、マリリンという存在に共感できる部分は多かったわ。彼女ほどではないにせよ、自分自身を信じられなかったり、力不足を嘆いたりする葛藤は女優業に付き物だもの。とは言え、役を演じるときは自分と似ている部分よりも異なる部分を見つけようとするものよ。似ている部分は何もしなくても似てくるし、意識することで誇張されてしまったりもするから」。『マリリン7日間の恋』で語られるのは、マリリンが『王子と踊り子』の撮影でイギリスを訪れた7日間。ストーリー自体、実体験に重なるところがあったという。「撮影が始まる前は少し近い気持ちだったわね。というのも、映画の中のマリリンも撮影当時の私も30歳で、アメリカ人なのも、イギリスで撮影するのも同じ。伝統的な演技法に長けたイギリスの名優たちと共演する状況も一緒だったわ。私はそういった演技のレッスンを受けたこともなければ、シェイクスピア劇に出たこともないから、力不足じゃないかとひるむ気持ちすらあった。でも、映画の中のマリリンとは違い、私の場合は信頼し合える共演者たちに恵まれたの。彼らは私を温かく迎え入れてくれたわ」。歩んできた道はイギリスの名優たちと異なれど、いまやミシェルがトップ女優の1人であるのは紛れもない事実。演技の道に足を踏み入れた少女時代をふり返り、「12~3歳の頃はメソッド演技の俳優たちに興味津々だったわ」と明かす。“メソッド演技”とは役の感情を追体験する演技法で、マリリン・モンローも取り入れた手法だ。「同世代の子たちが興味を持つスターには関心がない子供だったの。どうしてかしらね…(笑)。ジェームズ・ディーン、マーロン・ブランド、モンゴメリー・クリフト、もちろんマリリン・モンローと、いろいろなメソッド俳優たちの伝記を読み漁ったわ。たくさんの俳優に憧れ、影響を受けているのはいまも昔も同じね。日本に来る飛行機の中で『ハンナとその姉妹』(’86)を観たのだけど、ダイアン・ウィーストが本当に素晴らしかった。ケイト・ウィンスレットやホリー・ハンター、ティルダ・スウィントンも大好きな女優よ。尊敬する仲間の名前を挙げればきりがないわ」。ヴィム・ヴェンダース、アン・リー、トッド・ヘインズら、共に作品を作り上げてきた名匠も多数。「作品に取り組むたびに、監督たちから多くのことを学ぶの」と、女優業に対する尽きない想いを口にする。「演技を始めて20年経ったいまもお芝居への愛を持ち続けていられるのは、どの作品でも学ぶことが大きいから。まだまだ知らないことがたくさんあるし、求められるものも作品ごとに違う。好奇心が満たされ、決して飽きることがないの。私の仕事は監督が望むものを提供すること、そして彼らが思い描くフレームを埋めていくこと。それぞれの作品が誇らしいし、いままで仕事をした全ての人たちが私にとっては特別な存在だわ」。演技に対し、映画に対し、惜しみない愛情を注ぐミシェルにこんな質問も。アカデミー賞に輝いた『アーティスト』や過去に組んだこともあるマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』など、映画愛を謳った作品をどう思う?「私は元々ノスタルジックなタイプで、朝食を食べていても何だかじんわりしてしまうことがあるくらい(笑)。それに、ハイテクは苦手だから、手紙を書くときもいまだに手書きなの。古き良き時代に対する思い入れは強いし、昔を伝える映画が作られるのは個人的にも嬉しいことよ」。ところで、『王子と踊り子』はマリリンが主演のみならずプロデュースにも乗り出して意欲を注いだ1作。ミシェル自身は『ブルーバレンタイン』で製作総指揮にクレジットされていたが、今後の興味はプロデュース業にも向けられているのだろうか。「正直に言って、いまのところは“ノー”よ。『ブルーバレンタイン』は8年もかかったプロジェクトだから、企画の立ち上げからずっと関わってきた私とライアン(・ゴズリング)へのご褒美として製作陣がクレジットしてくれたの。そもそも私にはプロデュースまでこなすほどの脳ミソはないし(笑)、どちらかと言えば一つのことにじっくり取り組むのが好き。ビジネスには向いていないと思うの。いつか自分のエネルギーがあり余っているのを感じ始めたら挑戦するのもいいかもしれないけど…、いまは母親業と女優業にエネルギーを使い果たしている感じね!」(photo:Toru Hiraiwa/text:Hikaru Watanabe)特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:椿鬼奴、マリリン・モンローになりきって「今年は結婚したい」と婚活宣言!ミシェルのキュートな3変化に胸きゅん!春先取り、来日ファッションをチェックミシェル・ウィリアムズ、一番好きなモンロー映画は『お熱いのがお好き』ミシェル・ウィリアムズ、娘のマチルダちゃんと貯めた義援金を福島に寄付ミシェル・ウィリアムズが初来日!純白ドレスで“現代のマリリン”を見事に体現
2012年03月21日世界のセックス・シンボルと謳われたマリリン・モンローの誰も知らなかったラブロマンスを描いた『マリリン 7日間の恋』の公開に先駆けて、主演のミシェル・ウィリアムズが初の来日、3月13日~14日の2日間と短い間だったが、ジャパンプレミアをはじめ各イベントに参加しその魅力をふりまいた。まずは3月13日に六本木ヒルズで行われたジャパン・プレミア。150人以上の観客のほか、レッドカーペットには石田純一、叶姉妹、楽しんご、辺見マリ、佐伯チズといった豪華ゲストが華やかに入場。また舞台挨拶では、年下の青年と恋に落ちる本作の内容と翌日のホワイトデーにちなんで、俳優の遠藤雄弥がプレゼントゲストとしてマリリン・モンローが愛したシャンパンを持って登場した。●ゴールデングローブ賞主演女優賞やアカデミー賞主演女優賞ノミネート、おめでとうございます。世界中からその演技力を称えられましたが、今どんなお気持ちですか?ミシェル:とても幸運でした!頭がボーっとして、覚えていないんです(笑)。●知らない人がいないのではないかというくらい有名な実在の人物、マリリン・モンローを演じるというオファーをもらったとき、どのような気持ちでしたか?不安やプレッシャーはありましたか?ミシェル:12~13歳の時に、部屋の壁にマリリンのポスターを貼っているくらい、彼女が好きで彼女に見守られていました。不安といううより、自分自身にかけるプレッシャーがとても大きかったです。顔の表情やしぐさ、準備に10ヶ月間かけました。彼女の作品をたくさん見て、運転中や歩いている時もずっと彼女の声聞いていました。●今年で没後50年を迎えますが、マリリンが今もなお愛され続ける理由はなんだと思いますか?ミシェル:たくさんあるけれど、50年経っても神秘性・ミステリーな感じがすることだと思います。●最後に、これから映画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。アイコン化されている彼女ではなく、パーソナルな内面を見てほしい。今日は、本当にこの場にいることが出来て嬉しい。足を運んでいただいてありがとうございます!!※ここでプレゼントゲスト、遠藤雄弥がご登場遠藤:今日はホワイトデーにちなんでのプレゼントでしたが、ミシェルさんどうですか?日本にはバレンタインデーのお返しに、男性から女性へプレゼントするホワイトデーが存在するんですよ。ミシェル:とても素敵な伝統ですね!アメリカにもあってほしいです。●遠藤さんは、数々のドラマ・映画に出演する活躍中の俳優さんですが、本作品はご覧になっていかがでしたか?遠藤:美しさが際立っていたのが印象に残っています!僕は、マリリン・モンローの作品を見たことがないので、同じ表現者として共感する部分もありました。●この映画は、マリリン・モンローが年下の新人助監督の青年と恋に落ちるラブロマンスですが、もし自分がコリンの立場だったらどうしますか?遠藤:ほっぺたをつねりますね!!(笑) 自分が7日間、耐えられるのかが心配です(笑)。ジャパンプレミアの翌日3月14日は、3月28日(水)まで「“マリリン”ポスター回顧展」を開催している代官山蔦屋書店に登場したミシェル・ウィリアムズ。作品の舞台となった映画『王子と踊り子』のポスターにサインをするなど、記念のパフォーマンスを披露した。●初来日とののことですが、初めて日本に来た感想はいかがですか?ミシェル:本当にジャーナリストやスタッフなどに限らず、出会った方すべてにこんなに親切にしてくれて、楽しい冒険をさせて頂きました。●公開記念で、“マリリン”ポスター回顧展をこちらで開催しているのですが、昔のマリリンの映画ポスターをご覧になって、いかがでしょうか?ミシェル:とても綺麗で、一晩中いても良いです。こんなに沢山のマリリン・モンローの出演作のポスターを見るのは初めてなので、ワクワクしています。後で歩き回りたいと思います。●マリリンの映画の中で好きなものは何ですか?ミシェル:『王子と踊り子』は私にとってとても特別な作品です。後、『お熱いのがお好き』は何度でも初めて見たかの様に見れる作品だと思います。●ポスターはどの作品のがお好きでしたでしょうか?ミシェル:ナイアガラのポスターは居間に飾ってもいいくらい素敵だと思います。あのポスターが今日、無くなったら、犯人は私です(笑)。来日の締めくくりは記者会見。マリリン・モンローが実際に泊まった帝国ホテルでの会見を受け、魔法の様なめぐりあわせだと語り、また、愛娘たっての希望で日本へ寄付金を持ってきた、初来日となったミシェル・ウィリアムズの魅力に会場は包まれた。また、花束ゲストとして西山茉希が登場、ミシェルの来日を歓迎すると共にマリリン・モンローの50年もの間、秘められた恋と年下の恋愛について語り合った。●好きな日本語はなんですか?ミシェル:モシモシ。(会場:笑)●ここ帝国ホテルは、マリリン・モンローがジョー・ディマジオとの新婚旅行の際に宿泊したホテルです。まさに、このような記者会見も行われました。今、どんなお気持ちですか?ミシェル:魔法のようなめぐりあわせだと、すごく思います!「王子と踊り子」を、マリリン・モンローが演じた時が、今の私と同じ年齢でしたし、このロケーションも実際にマリリンが使っていたということで、とても嬉しいです。●ミシェルさんも、マリリンと同じ境遇でイギリス人の俳優に囲まれ撮影に臨んだかと思いますが、イギリスでの撮影時の思い出はありますか?ミシェル:王子と踊り子の撮影の時とは時代が違うので、今のイギリスの製作スタッフはすごく優しいウェルカム体制でした。●お気に入りの撮影場所はありましたか?ミシェル:どれも全て特別なロケ―ションでした。中でも、パークサイド・ハウスでは、よりマリリン・モンローを感じることができたと思います。本人が実際に使った場所で、この役ができて良かったです。●マリリン・モンローが生き返って、本作品を見たらどんなことを言ってもらいたいですか?ミシェル:とても恐れ多くて、わからないです。逆に、私が「どうだった?」と聞きたいです(笑)。●マリリン・モンローと言えば、寝ている時に着ているのはのはシャネルの5番という話がとての有名ですが、これは、日本にマリリン・モンローが来日した際に話したとのことですが、ミシェルさんは、何をつけて寝ているのですか?ミシェル:世界で数人しか知らない、秘密です(笑)。●今回、実はミシェルさんと6歳になる娘さんが、昨年3月におこった、東日本大震災で被害を受けられた被災者の方々への寄付をしたいとのことで、その寄付金を頂戴致しました。この寄付金を角川書店にてお預かりをし、後日責任を持って、福島県の「東日本大震災ふくしまこども寄付金」へ寄付をさせて頂きたいと思います。ミシェル:昨年の3.11には娘もショックを受け、『何か日本のために出来ることはない?』って聞かれたんで、(寄付をするための)ガラス瓶を置くことにしたの。そこにマチルダがお手伝いをしたりするとミシェルがお小遣いをいれてあげるにしたの。今回来日があったために、一杯になったガラス瓶を持ってきました。今回、それを寄付したいと思います。※ここで花束ゲスト、西山茉希が登場●実際にミシェル・ウィリアムズさんにお会いしていかがですか?西山:映画の印象よりも小柄で、でもマリリンと同じ様な魅力を持ち合わせている方だなと思いました。●この作品ではコリン・クラークとの、50年間封印されてきた“秘められた恋”が描かれていますが、もし自分がマリリンの立場だったらどうしますか?西山:自分がその立場に立つことはないと思いますが、やはり周りにとらわれずに、素敵な感情で生きる2人を感じて、私は人間的に好きだし、素敵だと思いました。・ 『マリリン 7日間の恋』スペシャルサイトはこちら 人物情報・ミシェル・ウィリアムズ1980年、アメリカ生まれ。大ヒットTVシリーズ「ドーソンズ・クリーク」(98~03)で、一躍人気を集める。『ブロークバック・マウンテン』(05)では、放送映画批評家協会賞を受賞し、インディペンデント・スピリット賞、英国アカデミー賞、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされる。さらに『ブルーバレンタイン』(10)では、アカデミー賞主演女優賞、ゴールデン・グローブ賞、放送映画批評家協会賞、インディペンデント・スピリット賞にノミネートされ、本作では、ゴールデン・グローブ賞・ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞を受賞し、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされている。マリリンの秘密の恋を描いた映画『マリリン 7日間の恋』は、3月24日より公開!
2012年03月21日待望の初来日を果たした女優のミシェル・ウィリアムズが3月14日(水)、東京・千代田区にある帝国ホテルで記者会見を行い、娘のマチルダちゃんと一緒に貯めたという義援金を「東日本大震災ふくしまこども寄付金」に寄付すると発表した。金額は非公表。「昨年の震災には、私も娘も大変ショックを受け、胸を痛めたの。そんなとき、娘が『日本のために何ができるの?』って聞いてきたから、『ガラス瓶にお小遣いを貯めてみたら』とアイディアを出したの」とミシェル。日本への愛あふれる行動に、会場からは大きな拍手が起こった。ミシェルが演じるのは“世界のセックス・シンボル”として、人々を熱狂させた往年のハリウッド女優、マリリン・モンロー。年下の助監督との秘めたる恋愛を通して、彼女が世間の抱くモンロー像と、苦悩を抱える等身大の自分との間で揺れ動く姿が、切なく描かれる。前日に行われたジャパン・プレミアでは、往年のマリリンを彷彿させる純白の「アレキサンダー・マックイーン」のドレスで登場したミシェルが、この日会見に選んだのは「ヴァレンティノ」の赤いドレスに、「ジュゼッペザノッティ」の靴。昨夜から一転し、キュートさが際立つコーディネートが目を引いた。出演映画はもちろん、テレビやラジオに出演した際の資料にも触れ、自身の“マリリン像”を作り上げたというミシェルは、役作りを通して「マリリンがいかに作品作りに真剣に取り組んでいたか。そしていかに寛容で、デリケートで、深い思いやりと悲しみを抱えていたかを知ることができた」。最も好きなマリリンの出演作は『お熱いのがお好き』(’59)だと言い、「最高の状態だったマリリンが、最高の作品に出演した。そんな作品ね」と語った。マリリン自身も同作でゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門主演女優賞を受賞しており、不思議な縁を感じさせる。不思議な縁、といえば記者会見が行われた帝国ホテルは1954年にマリリンが初来日した際に宿泊し、記者会見も行った場所で「魔法にかかったような、幸福なめぐり合わせね」とミシェルもご満悦。マリリンが「寝ているときに着るのは、シャネルの5番だけ」という名言を生んだのも実は帝国ホテルでの会見だったが、「寝ているときに着るものは?」と同じ質問をされたミシェルは「それは秘密よ…」とはにかむばかりだった。会見には年下の俳優・早乙女太一と交際中のタレント・西山茉希が花束ゲストとして登場し「自分のことを理解してくれる人と、心を開いて通じ合いたいと思うのが人間。周りにとらわれず、素直な感情で生きる2人は人間的で素敵だと思った」と映画の感想を語っていた。『マリリン 7日間の恋』は3月24日(土)より全国にて公開。特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ミシェル・ウィリアムズが初来日!純白ドレスで“現代のマリリン”を見事に体現マリリンとミシェルの“女優魂”を重ねて見る『マリリン 7日間の恋』歌&踊りを公開マリリンの憧れ女子テクをレッスン!『マリリン7日間の恋』メモパッド&プレスセットを10名様プレゼントマリリンの素顔に迫る『マリリン 7日間の恋』女性限定試写会に25組50名様ご招待ミシェル・ウィリアムズ来日!『マリリン 7日間の恋』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待
2012年03月14日米女優のミシェル・ウィリアムズが待望の初来日を果たし、3月13日(火)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで最新作『マリリン 7日間の恋』のジャパンプレミアに出席した。本作で第84回アカデミー賞の主演女優賞候補となり、第69回ゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門主演女優賞を受賞しているだけに、ミシェル自身も作品への思いは格別。持ち前の愛くるしさに、女優としての自信と貫録が加わった満面のスマイルで、日本のファンの声援に応えていた。ミシェルが演じるのは“世界のセックス・シンボル”として、人々を熱狂させた往年のハリウッド女優、マリリン・モンロー。年下の助監督との秘めたる恋愛を通して、彼女が世間の抱くモンロー像と、苦悩を抱える等身大の自分との間で揺れ動く姿が、切なく描かれる。先日行われたアカデミー賞の授賞式に、「ルイ・ヴィトン」の真っ赤なドレスをまとって登場し、米ファッション誌「ヴォーグ」が選ぶ“今年のアカデミー賞”ベストドレッサー第2位に選ばれたミシェル。この日はスレンダーなボディラインを際立たせた「アレキサンダー・マックイーン」の純白のドレス姿で“21世紀によみがえったマリリン”を見事体現!靴はヴァレンティノ。胸元を飾るのは「フォーエバーマーク」のネックレスと全体的に華やかさを演出する、さすがの“達人技”を披露してくれた。「コンニチハ!(初来日の感想は?)サイコウ!」と日本語で挨拶し、「日本ではtea ceremony(お茶会)が楽しみ」と胸を躍らせた。そんな彼女にとって、マリリン・モンローはティーンの頃からの憧れだといい「寝室の壁にマリリンの写真を貼っていたわ。毎晩、私のことを見守ってくれたの」。それだけに、マリリンを演じることへのプレッシャーも大きかったそうで「役作りには10か月をかけたの。彼女の出演作を全部観て、本も読んだ。常に彼女の声をiPodで聞いていたわ」とふり返る。そんなマリリンの魅力は「亡くなって50年が経ったいまも神秘的な存在である点ね。この映画は、アイコン化された彼女の下にあるパーソナルな素顔を見せてくれるはず」とアピール。年下の男性と恋に落ちるストーリーにちなみ、舞台挨拶には若手俳優・遠藤雄弥がゲスト登壇し、ミシェルにシャンパンを手渡した。『マリリン 7日間の恋』は3月24日(土)より全国にて公開。特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:マリリンとミシェルの“女優魂”を重ねて見る『マリリン 7日間の恋』歌&踊りを公開マリリンの憧れ女子テクをレッスン!『マリリン7日間の恋』メモパッド&プレスセットを10名様プレゼントマリリンの素顔に迫る『マリリン 7日間の恋』女性限定試写会に25組50名様ご招待ミシェル・ウィリアムズ来日!『マリリン 7日間の恋』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~セクシー編~
2012年03月13日『キル・ビル』などで知られる個性派俳優、マイケル・マドセンが息子に暴力をふるったとして9日にカリフォルニア州・マリブの自宅で逮捕された。マドセンは9日午後、マリブの自宅で10代の息子とけんかになり、児童虐待容疑で逮捕、拘置されたが、翌10日に保釈金10万ドルを支払って自由の身となった。マドセンは妻と3人の息子(17歳、15歳、7歳)と暮らしているが、彼と衝突したのがどの息子かは不明。家族の一員がロサンゼルス郡保安官事務所に通報したという。マドセンの弁護士は「彼は息子が大麻を吸っているのを見つけ、取り上げようとして争いになったのです」と状況を説明する。「これは家族間の問題であり、マイケルは家族のプライバシーを尊重してもらえるよう望んでいます」。現場に駆けつけた保安官によると、当時マドセンは酒に酔っていたという。息子は軽傷を負っていたが、治療の必要がない程度だった。保釈直後に取材を受けたマドセンは「問題ない。ちょっとした誤解だったんだ」と語っている。(text:Yuki Tominaga)© Caroline Eluyemi/Camera Press/AFLO
2012年03月12日『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』『ハリー・ポッター』など数々の映画音楽を手がけてきた音楽家ジョン・ウィリアムズ氏が8日に80歳の誕生日を迎えた。現在も映画音楽の世界の先頭を走る彼が、第84回アカデミー賞で作曲賞でノミネートをうけた作品が、朋友スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『戦火の馬』だ。その他の写真スピルバーグ監督は、撮影や編集など主要スタッフを変更することなく幅広いジャンルの作品を発表し続けているが、その中でも決して変わることのない“不動のタッグ”を築いているのが音楽を担当するウィリアムズ氏だ。1974年に『続・激突!カージャック』でコンビを組んで以来、ふたりは数々の名曲を生み出してきた。『ジョーズ』では弦楽器の旋律だけでサメの襲来を伝え、『未知との遭遇』では5つの音だけで宇宙人と交信するシーンを演出。一方、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』では若い頃の音楽経験を活かしてジャズ風の音楽を生み出すなど、ウィリアムズ氏はジャンルを横断しながら作品を作り続けるスピルバーグ監督のリクエストにしっかりと応えてきた。そんなふたりの最新作が、第一次大戦下の過酷な状況の中で生き抜く“奇跡の馬”ジョーイと、彼を愛する少年アルバートら人間との絆を壮大なスケールで描いた『戦火の馬』だ。ウィリアムズ氏は作曲作業に入る前にカリフォルニアの馬牧場に訪れ、馬をじっくりと観察するほどの力の入れようで、「この作品は音楽的にとても豊かな機会でした。なぜならこれが人間と動物の両方を描いたものであるだけでなく、3つの国々にまたがったストーリーだからです。これは様々な側面と感情的な内容をたずさえた音楽的旅路でもあるので、私はあの時代の雰囲気を反映させた、つまり情熱的で私的で悲劇的な音楽にする努力をしました」とコメントしている。本作の音楽は、ジョーイの長い旅の局面に合わせて旋律やタッチが変化していく手のこんだもので、90人の演奏家たちがウィリアムズ氏曰く“録音作業というよりも、どちらかと言えばコンサートに近いような”雄大かつ躍動感のある演奏を披露。感動的な物語を音楽面でしっかりと支えている。『戦火の馬』3月2日(金)全国ロードショー『戦火の馬』 オリジナル・サウンドトラック音楽:ジョン・ウィリアムズ2月22日(水) ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより発売価格:2520円(税込)(C)DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2012年02月08日ロックギターの名手、マイケル・シェンカーが2012年3月来日する。新作ソロ・アルバム『TEMPLE OF ROCK』をひっさげての日本公演、2010年マイケル・シェンカー・グループ(MSG)として来日以来、2年ぶりのジャパン・ツアーだ。来日公演の情報ツアーには、元スコーピオンズのハーマン・ラレベルらが参加。最新ソロ・アルバムに収めた楽曲からMSG、UFO、スコーピオンズで発表した名曲の数々まで、伝説のギタリスト、マイケルの“全貌”を堪能できる内容になるという。チケットの一般発売は12月17日(土)10:00より。一般発売に先がけて、チケットぴあではインターネット先行抽選も受付け。マイケル・シェンカー TEMPLE OF ROCK JAPAN TOUR 20123月27日(火) なんばHatch(大阪府)3月28日(水) クラブダイアモンドホール(愛知県)3月29日(木) 中野サンプラザ(東京都)3月30日(金) 中野サンプラザ(東京都)
2011年11月28日『華氏911』、『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』などのドキュメンタリー監督、マイケル・ムーアが、2012年に行われるアメリカ合衆国大統領選挙にマット・デイモンに出馬してほしいと考えていると語った。7日、アメリカのニュースサイト「Firedoglake.com」で開催されたオンライン・ディスカッションでムーアは、政治問題に積極的に関わるマットの姿勢を「勇敢だ」と賛え、2012年の大統領選の民主党候補として理想的だと語った。マットは先月、ワシントンD.C.で行われた学校教師たちによる統一学力テスト偏重などへの抗議デモに参加したり、米債務上限引き上げ交渉を長引かせた政治家たちへの嫌悪を露にする発言をしている。ムーアはマットについて「彼はとても勇敢に行動している。誰を敵に回すのかを気にせず、誰かが言わなければならないことを発言しているんだ」と語る。民主党支持者のムーアは「もし(大統領選挙に)勝利したいのなら、共和党が過去に示した通りにすればいい。有名人を担ぎ出せば勝つんだ。俳優とかね」と、かつてのロナルド・レーガン大統領を例に挙げ、「僕らもそろそろ、そういう考え方をすべきだと思って、彼の名前を出したんだ」とマットの出馬を望む気持ちをアピールしていた。(text:Yuki Tominaga)© Fame Pictures/AFLO■関連作品:キャピタリズム〜マネーは踊る〜 2009年12月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、1月9日より全国にて公開© Front Street Productions, LLC.アジャストメント 2011年5月27日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:マット・デイモン、ブラピ&アンジーは「囚人のような生活を強いられている」エミリー・ブラント インタビュー運命と意思――彼女が切り拓く人生は?運命に立ち向かう男『アジャストメント』iPhoneケースを2名様プレゼントマット・デイモン主演『アジャストメント』試写会に10組20名様ご招待J・デップ声優出演の『ランゴ』9,000万ドル突破全米1位はあのイケメン主演作
2011年08月10日映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のジャパン・プレミアが7月16日(土)、大阪市役所および、大阪市内の劇場で開催され、マイケル・ベイ監督、主演のシャイア・ラブーフ、ヒロインのロージー・ハンティントン=ホワイトリーが大阪のファンの熱烈な歓迎を受けた。日本発で人気を博したおもちゃを基に映画化され、世界的大ヒットを記録している人気シリーズの最新第3弾。これまで、モスクワやニューヨークでプレミアイベントが開催されてきたが、ワールドツアーの最終到着地は大阪。この日の深夜3時に到着したシャイアらは、日中は記者会見に臨んだほか、インタビュー取材を精力的にこなし、夜はこのジャパン・プレミアに出席。大阪市役所前に敷かれたレッドカーペットを歩き、平松邦夫大阪市長の元を訪問。その後、先日オープンしたばかりの大阪駅の駅ビル内の「大阪ステーションシティシネマ」で舞台挨拶を行った。シャイアは覚えたての大阪弁で「毎度!おおきに」と挨拶し大阪のファンの心をわしづかみ。ロージーも「私はロージーです。お元気ですか?」と流暢な日本語を披露した。監督もシャイアも、初めての大阪がたいそう気に入った様子で「東京とまた違って良いですね。カリフォルニアっぽいゆったりした雰囲気がある」とシャイアが言えば、監督は「大阪の道は素晴らしい。L.A.の道はひどいので、大阪の業者に作ってほしい」とニッコリ。映画で戦闘シーンの舞台となっているのはシカゴ。市の全面協力を受けて交通封鎖なども行われ、大迫力の戦闘シーンが展開する。平松大阪市長からは監督に「ぜひ、大阪で新しい映画を作ってほしい」とラブコールが送られたが、監督は「許可をもらえれば撮りますよ。大阪の街をぶち壊すことになりそうですが(笑)」とユーモアたっぷりに答え、舞台挨拶でも「大阪市長から許可はいただきました」といたずらっぽく語った。シャイアは第1作から4年にわたってシリーズに携わってきたが、「初めてマイケル・ベイに会ったとき、僕はまだ背が低くてやせたが、アクション映画に出たいというやる気は満々の少年だった。マイケル・ベイのおかげでここまで来れた」と感慨深げ。本作からの参加となったロージーもこの1年を「めまぐるしく、また幸運に恵まれた1年でした」とふり返り、改めて「この場を借りて、マイケル・ベイとシャイアにお礼が言いたい」と感謝を口にした。舞台挨拶終了後も、シャイアらは熱狂的なファンに囲まれ、笑顔で握手やサインの要望に応えていた。『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は7月29日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:『トランスフォーマー3』監督&キャストが来日関西弁で挨拶!海賊抜き去り開幕No.1『トランスフォーマー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼントミーガン・フォックス、『トランスフォーマー』最新作降板はスピルバーグの指示だった『トランスフォーマー』のニューヒロインは世界で最もセクシーな女性『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?
2011年07月19日先日、マイケル・ジャクソンの2周忌を迎えました。“キング・オブ・ポップ”がこの世を去ってからもう2年が経ったなんて信じられますか?2009年の6月25日(現地時間)、彼が去った日を忘れられない人が多いと思いますが、私ももちろんそのひとり。2周忌から数日が経ちましたが、この特別な日に捧げる様々な追悼企画が始まりました。まず1つ目から、ヘリコプター会社「Channel Islands Helicopters」がファンのために、この2周年の間の週末にかぎり、マイケルがかつて暮らしていたネバーランドの上空をめぐる30分間のヘリコプター・クルージングを企画しました。30分間のツアーのチケット料金はひとり175ドルで、プラス10ドルでバラかひまわりの花を、もちろん個人的なメッセージをつけてヘリコプターの窓から投げることができるそうです。一方、6月20日、世界的に有名な蝋人形館マダム・タッソーでは、ポップ・スターへの追悼の意をこめて、「The Michael Jackson Experience」と題して、期間限定でマルチメディア展示をスタートしました。こちらの展示会では、3体(一体の制作費約30万ドル)のマイケル、「ジャクソン5」時代のマイケル、「Invincible」時代のマイケル、そして「THIS IS IT」時代のマイケルの蝋人形が展示されています。マダム・タッソーとしては、マルチメディアを駆使しての展示はこれが初ですが、大きな賭けになったとも言えそうです。マイケルの兄、ジャーメイン・ジャクソンはこのオープニング・セレモニーに出席し、テープカットを行いました。こちらの展示は、ハリウッドのマダム・タッソーを皮切りに、9月頭まで全米をまわる予定なので、この夏アメリカを訪れる予定の方は、ぜひ旅行プランに入れてみては?さらに、このセレモニーではジャーメインはマスコミ陣に向けて、ジャクソン5の再結集ツアーを行うことを発表しました。これはすごいですね!これに続き、6月27日には、「スリラー」のミュージック・ビデオでマイケルが着用した有名な赤と黒のレザー・ジャケットがテキサス州オースティンの仲買業者により、何と180万ドル(約1億4,500万円)で落札されました!この落札者、ミルトン・ベレット氏はこのジャケットの使い道を聞かれ、世界をまわる周遊展示会を行い、売上を児童基金に寄付することを発表しました。きっとこのベレット氏の行動をマイケルも誇りに思うことでしょう!ご存知の通り、生前のマイケルはいつも子供たちと子供たちへの援助を考えていましたからね。また、マイケルが晩年多くの時間を過ごしていたラスベガスの住まいも、彼の命日の4時間のみ公開されました。ファンたちにとっては彼の家の周りを歩くことができたのは、これが初めての機会となりました。ほかに興味深いところでは、生前ポップチャートをずっと席巻していたマイケルが、新曲「Hollywood Tonight」をもってビルボード のダンス・クラブプレイソングチャートのトップ10に再び入りました!先週の時点では8位に躍り出た同曲はいまもトップ10内を維持しています。一方、マイケルの死に関する裁判がついに9月から始まります。ジャクソン一家はもちろん、世界中のマイケルファンの誰ひとりとして、こんなにも早く彼の死が訪れるとは思いもしなかったでしょう。マイケル・ジャクソン、あなたが恋しいです。そしていま、みんなのことを笑顔で見守っていることを祈ってます。(text:Lisle Wilkerson)(英語原文)Michael Jackson 2 yr anniversary...Well, readers, can you believe it has now been two years since the King of Pop Music, Michael Jackson passed away?? I am sure that many of you still remember that day, June 25, 2009 (US TIME) very well. I know I DO. Well, it is now a few days past the 2 yr anniversary. And there were quite a few things planned to pay tribute to the special day.One of them is that helicopter company "Channel Islands" offered fans an opportunity to take a 30 min helicopter tour over Neverland Ranch over the weekend of the 2 yr anniversary. Tickets for the 30 min ride cost $175/per person, and if you paid a little extra ($10) you could also be given either a rose or sunflower to throw out the window of the helicopter, along with your own private message, ofcourse.The world famous Madame Tussauds also paid tribute to the pop icon by opening a limited edition multi-media exhibition on June 20th dedicated to Michael Jackson. The exhibition which is called "The Michael Jackson Experience", features 3 statues (each costing about $300,000 to make), one from the Jackson Five days, one from the "Invincible" era, and one from the "THIS IS IT" era. This is the first time for Madame Tussauds to do a multi-media exhibition, and is actually a pretty big deal. Jermaine Jackson, Mcihael’s older brother, was on hand for the opening ceremony of the exhibition and did the tape cut. The exhibition will be in Hollywood Madame Tussauds first, before traveling throughout the US until the first week of Sept. So if you get a chance to come to the US during the summer, that might be something worth doing! Meanwhile, Jermaine Jackson also took the time to announce to the media at the opening ceremony that there was a Jackson 5 reunion tour in the works!!! WOW!Also, on Monday (6/27) the famous red and black leather jacket that Michael Jackson wore in his music video "Thriller" was bought by an Austin, Texas business man for $1.8 million!!! When Milton Verret was asked what he was going to do with his newly acquired MJ jacket, he told the press that he plans on sending the jacket on tour to help raise funds for children’s charities. All I have to say about that is..Mr. Verret, Michael would have been VERY PROUD! MJ WAS, after all, always thinking about the children and raising money for them, wasn’t he???Also Michael Jackson’s Las Vegas estate, a place where the popstar spent many of his latter years, was open to the public for FOUR hours on the day of his death. This was the first time for fans to ever have the opportunity to be able to walk around the home.Something else that was quite interesting... the man that dominated the pop charts for many years, was once more on the dance charts with his NEW SINGLE "Hollywood Tonight" jumped into the TOP TEN of the dance charts last week as well! It held on to the #8 position last week and continues to stay in the TOP TEN.Meanwhile, the trial dealing with Michael Jackson’s death will finally be starting in September. I am sure for the Jackson family and Michael Jackson fans worldwide it couldn’t come sooner. Michael Jackson, we miss you. And hope that you are looking down on us and smiling.© Reuters/AFLO■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】マイケル一周忌キング・オブ・ポップの影響はなお絶大ジョニー&「SATC」4人組…写真でふり返る来日ハリウッドスター2010年上半期素顔のマイケルの映像解禁!マイケル・ジャクソンのプライベートフィルム予告編到着映画館大賞『グラン・トリノ』に栄冠!中谷美紀が選ぶ1本は『アンヴィル!』マイケル人形が生々しすぎて、横に立てない!オリアンティ、亡きマイケルと幻の競演
2011年07月01日