時には季節ネタを。 先日2月14日はバレンタインデーでしたが、毎年この時期はデパートでも特設コーナーが設けられ、国内外から一流のチョコブランドが一堂に会し私たちを魅了するわけですが、みなさんは何かチョコを買われましたか? 私も大抵毎年デパートの催事に出掛けて売り場を何往復もしてレジに並び、お気に入りをいくつかゲットして帰っていました。 が、なんとなく今年は、トレンド感溢れるキラキラした宝石箱のような芸術品チョコ…というよりほっこり癒しを欲する気分の方が勝り、ご近所のレトロなサーモンピンクの包装紙が可愛い老舗洋菓子店『MATTERHORN(マッターホーン)』のチョコをチョイスしました。 ▲アップルパイの案内のチラシも可愛かったので一緒にパチリ。 見た目も美しいこちらのシェルの形のチョコをチョイス。私は、中にフレッシュな果肉やトロっとしたジュレが閉じ込めてあるようなものより、いわゆるマイルドなミルクチョコが大好き。家族に渡す体で、結局自分が食べたいものを選んでしまいます。 ▲Vintageのお皿に合わせてパシャリ。 中にはトリュフチョコが5つ入っています。 そしてこちらの可愛いワンちゃんのチョコも。 家族用と友人・知人用にもいくつか購入。開けた時、クスッとなってくれたらいいな、という思いで。 昨年は、自分の時間の使い方や要領が悪かったせいか、仕事に忙殺される毎日でした。 たとえ足の小指を骨折(もしくはそれに近い。度を越えた激痛が治まらず、すごく腫れたので)しようとも病院に行く時間さえも惜しく、自分で”添木“を当てて自力で治す…というくらい余裕がなくて、家の中のことも疎かになることもしばしば。 今年は少しゆっくりペースで丁寧に行こうという気持ちと家族への日頃の感謝の気持ちを込めて。このチョコは、そんな自分を甘やかしてくれる優しいお味でした。 こちらはリーフパイ。 鈴木信太郎画伯の独特なタッチのゆるく愛らしい絵は、包装紙の他にこちらのパッケージやシールなどにも使われていて、いちいち和んでしまいます。 今年はこうしてゆっくり家族と共にお茶の時間を楽しみました。 鈴木信太郎(1895~1989)東京・八王子の生糸業の長男として生まれ、黒田清輝に師事したのち織物図案の仕事に就く。全国各地を訪れ描いた風景画や静物画など、独特なフォルムと豊かな色彩で多くの油絵作品を制作した。油絵以外にも、本の装幀や挿絵なども手掛けた。さまざまな賞を受賞し、武蔵野美術大学と多摩美術大学の教授となり、亡くなる前年の1988年に文化功労者となった。 マッターホーンHP
2019年03月06日