リドリー・スコット監督がマット・デイモン主演で描く超大作『オデッセイ』特別映像が公開になった。主人公ワトニーがおかれた過酷な状況と、残されたかすかな希望を“数字”で表現した映像だ。特別映像『オデッセイ』は、火星での有人探査の最中、ひとり取り残されてしまった宇宙飛行士のワトニーが、空気も水も通信手段もない過酷な環境の中、知恵と強い精神力を発揮して生き延びようとする姿を描いているが、その状況は想像以上に厳しい。火星に“1”人なってしまったワトニーは水も通信手段も“0”なく、酸素が空気成分“0.13”パーセントの状況で、“31”日分の食料だけを頼りに、“225300000”キロメートルも離れた地球から次の助けがくる“1400”日を生き延びなければならない。映像は、ワトニーが残された火星の様子や、彼が諦めずに科学の力を駆使してサバイバル生活をおくる場面が描かれる。彼はどこまでも孤独で、起きて、必死に作業をして、眠り、目を覚ましてもひとりだが、後半の映像では遥か遠く離れた地球で“7000000000(70億)”もの人々が、彼の生還を願っていることがわかる。どんな命にも区別はなく、価値の違いもない。しかし、時に人々はたった“ひとつ”の命に願いをかけたり、想いを託したり、そこから大きな感動やドラマを読み取ることがある。『オデッセイ』は、極限状態に放り込まれた男のサバイバル劇でありながら、彼を想う様々な人々のドラマにもなっているようだ。『オデッセイ』2016年2月5日(金)TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー
2015年12月14日なんと今回私は、サム・スミスにインタビューする機会に恵まれました!日本からインタビューに参加したメディアはシネマカフェだけ。非常に貴重な機会です。サムといえば、ミュージックシーンで長年愛されている“ブルー・アイド・ソウル”のシンガーとして人気です。シンガーとしてノリにノッているサム。2014年5月に発売したデビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」では、グラミー賞やブリット・アワードなどを総なめにしました。今、最もアツいアーティストのひとりといって間違いないでしょう。ですから9月に、サムが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のテーマソングを歌うことが発表された時にも、誰も驚きませんでした。そしてこの曲は、“英国ヒットチャートで初めて1位になったジェームズ・ボンドのテーマソング”としてギネス記録に認定されました!私は彼に会うことを、心から楽しみにしていました。だって彼の声と音楽が大好きなんです!なので記者会見の会場に到着して、彼の喉の調子が悪いためにライブパフォーマンスが中止になったと聞き、少しガッカリしました。でもインタビューは予定通り行われるということで、はりきって向かいましたよ!彼に会ってすぐに喉の具合を聞いたところ、彼は「大丈夫。すぐによくなるよ」と言って安心させてくれました。喉が腫れて少し疲れていたので、休息を取るためにライブを休むことにしたそうです。もちろん今年の5月に受けた喉の手術のことも聞きました。彼は「手術は成功したよ。でも僕はこの数年間ノンストップで活動してきた。だからきっとすごく疲れてるんだと思う。僕自身はそれに不満はないよ。でも僕の体や喉は、時々文句を言うんだ。だから、たまには彼らの声に耳を傾けてあげないとね」と言っていました。サムとアデルって、やっぱり共通点が多い気がするんですよね。どちらもイギリス生まれで、美しい声で感傷的に歌いあげるシンガーです。2人とも、悲しく切ない曲を歌いますし、喉に問題があり手術を受けています。そしてデビューアルバムが数え切れないほどの賞を受賞し、世界中のたくさんのファンから愛されています。このことをサムにも話してみたの。そうしたら彼はこう答えてくれました。「そうだね。僕らはよく比較されるんだ。すごくうれしいよ。でも正直なところ僕は、僕たちが似てるとは思ってないんだ。僕は僕だと思ってる。サム・スミスだ。それにアデルはアデルだよ」。サムはアデルを、人としてもアーティストとしても愛していて、尊敬していると話していました。それから近いうちニューアルバムが発売されるかも聞いてみました。そうしたら「うーん。僕には少し休暇が必要なんだよね。旅をしながら、新しい曲をいくつか書いている。でも僕の場合、最高の歌詞は普段の生活から生まれる。最近、普通の生活をする時間があまりないんだ」。サムのファーストアルバムの曲には、愛していた人との悲しい別れを歌った曲がいくつかあります。彼は心の痛みを歌詞にするということも、とてもオープンに語っています。だから「最近、あなたにとって特別な人がいますか?」って質問してみたの。彼は、恥ずかしそうにうなずいて「もちろん。いるよ」と答えたわ。私は「あなたが幸せってことは、ニューアルバムはちょっと明るくてハッピーなものになるってこと?」と聞いたんです。彼は少し考えて、こう言いました。「うーん。どうかな。それはないかも。結局のところ、僕ってああゆう人間なんだよ。ふさぎがちな暗い奴なんだ。僕はハッピーでいつもポジティブな人間ではないね」。それから、ジェームズ・ボンドのテーマ曲はどんなアプローチで作り上げたかを聞いてみたわ。サムは「オファーをもらって、心からうれしかった。僕にとって、イギリス人の僕にとって、『007』シリーズのテーマ曲を歌えることは、本当に光栄なことだよ。でも僕はこれまでとまったく違う曲を作ろうとは思わなかった。上品で時代を超えて愛される曲を書こうと決めたんだ」。映画を見せてもらい、それから歌詞を思いついたそうです。ダニエル・クレイグの演技を見て、荒削りで、でも繊細で傷つきやすい雰囲気の曲にしたいと思ったと話していました。サムのこれからのことを聞いたところ、今はツアーの真っ最中だけど、ツアーが終了したら、1年間はお休みしたいみたいです。充電期間を経て、2枚目のアルバム制作に入りたいと言っていました。日本でのコンサートの話もしました。また日本に行けることをすっごく楽しみににしていましたよ。日本食が大好きで、特にお刺身が好きなんですって!日本でお刺身がおいしいレストランに行きたいとワクワクしていたわ。もちろん日本のファンに会えることも楽しみにしていましたよ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月27日ウィル・スミスが25日(現地時間)、「Hollywood Reporter」誌のポッドキャストに出演し、近い将来に政界への進出を考えていることを明らかにした。ウィルは「僕は仕事熱心だ。物語を語る能力や身体や声を使った表現力、俳優としてアイディアを伝える能力が高めている」と語り、「政治情勢を見ていると、そこに僕の未来があるんじゃないかと思っている。彼らは僕を必要としているのかもしれない」と意欲を見せた。「今年は、眠れないほど腹が立った初めての年なんだ。だから、近い将来のある時点になったら、これまでとは違う方法で、自分の声を上げて会話に加わらなければならないと思っている」と言うウィル。「僕はクライマーなんだ。山を見たら、登らずにはいられない。キャンパーじゃないから、同じ場所に長く居続けるのは好きじゃない。だから、自分の能力が世界の役に立つよう、高めようとしているんだ」と語っている。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月27日俳優のウィル・スミス(47)が、政界進出を考えているようだ。ハリウッドで最も稼ぐ俳優の一人としてその名をとどろかせているウィルだが、違い将来、政治という新たなフィールドに足を踏み入れる可能性があることを『アワード・チャッター』ポッドキャストに出演している際に明らかにした。「僕は一生懸命働いているし、話を伝える能力も向上しているんだ。体と言葉で雄弁に語り、俳優としてのアイデアを伝える能力を高めているよ」「政治情勢を見ながら僕はそこに自分の未来があるんじゃないかと思っているんだ。僕はそこで必要とされるかもしれない」現在の政治に対して怒りを覚えているというウィルは、それが自身の劇的なキャリアチェンジのアイデアを思いつかせたといい、「今年は生まれて初めて夜も眠れないほど政治に対して怒りを感じた」「それと同時に、近い将来、これまでとは違った方法で僕の意見を伝える必要が出てくるんじゃないかと考えているんだよ」と語る。その一方で、ウィルは自身の成功はその働き方によって評価されていると感じているようで、「僕は特別な才能を持っているとは思わないんだ。平均より才能があるかなと思ってるくらいだよ」「僕は少しの才能を持ってそれに対してスキルを加えているだけど、これが僕を素晴らしく見せているんだ」と続けた。(C)BANG Media International
2015年11月27日アート雑誌「トイレットペーパー・マガジン(TOILETPAPER MAGAZINE)」と、イタリアのインテリアデザインブランド「セレッティ(SELETTI)」とのコラボ商品を集めたポップアップショップが、東京・表参道のポール・スミス スペースギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)に11月28日から2016年1月11日までオープンする。今回のコラボではセレッティのセラミックトレイや琺瑯のマグ、クッションに、同誌の作品が転写されたアイテムが展開される。このイベントは今年4月にロンドンのポール・スミス・フローラルショップで開催されたもので、好評のため東京でも開催されることになった。トイレットペーパー・マガジンは2010年に創刊して以来、ケンゾーやMSGMなどとのコラボでも話題を集め、セレッティも1962年の創業以来、多くのデザイナーやブランドとコラボ商品を展開。現在もディーゼルの商品が展開されてている。今回のポール・スミスでのポップアップは、ポール本人が今回の商品を気に入って自らの店舗でのポップアップが実現した。
2015年11月26日1995年のスタートから今年で20周年を迎えたポール・スミス(Paul Smith)のウォッチコレクション「ポール・スミス ウォッチ(Paul Smith WATCH)」。それを記念し10月22日、ブランドの世界観を伝えるスペシャルウェブサイト「PAUL SMITH WATCH 20TH ANNIVERSARY」がオープンした。同サイトでは、特別企画として20名のゲストによるスペシャルコンテンツ「My Favourite」を展開。20名のゲストによる“「ポール・スミス ウォッチ」のある日常”を、プライベートフォトとインタビューによって週替わりで紹介していく。第1弾は、ロックバンド・THE BAWDIESのボーカルを務めるROYが、第2弾はスタイリスト・AKIRA MARUYAMAがゲストを務める。最終回にはポール・スミス本人も登場する予定だ。また、ギフトシーズンに展開される、大切な人とのペアウォッチスタイルを提案する期間限定コンテンツ「Always Pair Watch」には、著名人カップルも登場する。その他、これまでの「ポール・スミス ウォッチ」を知ることが出来る、20年の歴史を紐解いたコレクションの軌跡や既存モデルの紹介、これからの「ポール・スミス ウォッチ」を知る15年AWシーズンの新作ウォッチの紹介なども行われる。なお、サイト内のスペシャルコンテンツ「My Favourite」をTwitter、またはFacebookでシェアした人の中から抽選で、20周年を記念したアートピースをプレゼントする「PAUL SMITH WATCH 20TH ANNIVERSARY」プレゼントキャンペーンを実施。応募期間は10月22日から12月31日までを予定している。
2015年10月22日マット・デイモンが主演を、リドリー・スコットが監督を務める超大作『オデッセイ』の最新予告編映像が公開になった。デイモン演じる主人公マーク・ワトニーが地球から1億4000万マイルも離れた火星でたったひとりで生き延びようとする姿を描いた感動作だ。新予告編このほど公開になった予告編は、火星探査中に事故に巻き込まれ、火星にたったひとり残されたワトニーの声から始まる。「すべてに見放される時がある。もう終わりだと。皆は諦めている、仲間も、NASAも、全世界も」。しかし、ワトニーは記録映像用のカメラに向かって、こう宣言する。「でも僕は生きている。驚いた?」そこからワトニーのサバイバルが始まる。次の探査機が火星に来るのは4年後。植物学者で、発展途上国の農業支援をした経験もあるワトニーは基地内に菜園を作り、壊れた通信機の修理にとりかかる。やがて遠く離れた地球でワトニーの通信をキャッチ。彼は死亡したものと思っていた仲間たちは救出に出向こうとするが、たったひとりのためにクルーを危険にさらすことはできないと言われてしまう。本作は地球と火星を舞台にした壮大なスケールの作品で、予告編にも大画面で観たくなるシーンが次々に登場するが、根幹にあるのは、何があって諦めずに生きようとする人間の姿、自身の命をかけても仲間を救おうとする者たちのドラマだ。想定外のアクシデントから幕を開けるドラマに、どんな結末が待っているのか? 日本では来年2月に公開される。『オデッセイ』2016年2月5日(金) TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
2015年10月19日今年20周年を迎えるポール・スミス(Paul Smith)のウォッチコレクションより、「ファイブ アイズ」のアニバーサリー・リミテッドエディションや新モデルがローンチされた。「ファイブ アイズ」のリミテッドエディションとして、メンズ・ウィメンズと各1モデルずつ発表。各2015本を限定で発売する。5つの“アイ”に、19世紀の写真家・エドワード・マイブリッジによる連続写真からインスピレーションを得たユニークなドローイングが施された。ブラックベースに赤のアクセントカラーが印象的なメンズモデル(4万6,000円)には“ランニングマン”を、グリーンのグラデーションとイエローのアクセントカラーで構成されたゴールドベースのウィメンズモデル(4万5,000円)には“ジャンピングウーマン”をデザイン。ケースバックには月の満ち欠けをイメージしたエッチングとシリアルナンバーを刻印した。また、新作の「ファイブ アイズ」として、同じグラデーションが印象的なウォッチ5種が展開される。「ファイブ アイズ」のアイデンティティでもある秒針とともに変化する5つの“アイ(窓)”は、月の満ち欠けをイメージしてデザインされており、5つの窓からは美しいグラデーションと1か所にだけに使われたコントラストカラーが覗く。カラー展開はメンズがネイビー(3万7,000円)、ホワイト(3万3,000円)、グリーン(3万3,000円)の3種類、ウィメンズがバーガンディ(3万3,000円)、ホワイト(3万3,000円)の2種類。なお、アニバーサリーを記念し、10月22日にポール・スミス ウォッチの特設サイト(www.paulsmith-watch.jp)をオープン。前述の「ファイブ アイズ」をはじめとする新作コレクションやブランドヒストリーなどを紹介する。さらにポール・スミス スペースギャラリーでは11月8月の期間まで記念のエキシビジョンも開催中。
2015年10月14日12月4日(金)の公開を控える『007 スペクター』の主題歌を務めるサム・スミスの新曲「ライティング・オン・ザ・ウォール」のミュージック・ビデオが、このほど公開された。ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの4作品目であり、シリーズ24作品目である『007 スペクター』。本年度グラミー賞最多受賞を果たしたサムが歌う本作の主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」は、9月25日(金)に世界一斉デジタル配信が開始され、既に12の国と地域のiTunesで1位、全英シングル・チャート初登場1位を獲得。主題歌の全英1位は、『007』シリーズの歴史上初の快挙となった。このほど公開となったミュージックビデオは、サムの大ヒット・シングル「アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン」などを手掛けたルーク・モナガンがメガホンを取り、未公開本編映像を含む『007 スペクター』のシーンの数々が映し出される映像に仕上がっている。サムが歌う姿をはじめ、ダニエルとモニカ・ベルッチのラブシーンや、レア・セドゥとのシーン、雪山や砂塵舞う荒野でのシーンなど、映像から本編の雰囲気を感じることができる。撮影場所はイタリアのローマ、オーストリアのエッツタール、オーバーティリアッハ、モロッコのタンジェなど複数の国に渡り、今年1月から8月までの長期に渡って撮影された。なお、タイトルである「ライティングズ・オン・ザ・ウォール(Writing’s On The Wall)」とは、“災いの兆し”の意であり、本作で描き出される「MI6」の存在意義の追求や悪の組織“スペクター”との死闘など、ジェームズ・ボンドに差し迫る数々の危機が、“全てを賭けたら、倒れても貴女は僕を受け止めてくれるだろうか?どう生きればいい?愛を感じたいんだ”という歌詞で表現されている。英国人の男性ソロ・アーティストが『007』シリーズで主題歌を歌うのは、1965年以来初の出来事。前作『スカイフォール』においてもアデルの主題歌を印象的に使用したサム・メンデスが本作でも監督することもあり、サムの楽曲がどのように本編を盛り上げるのか、大いに期待したい。『007 スペクター』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月08日ウィル・スミス(Will Smith)とジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)の娘で、シンガーとしても活躍する14歳のウィロー・スミス(Willow Smith)が、ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)らが所属するモデル事務所と正式に契約を交わした。ウィローが所属することになった事務所は、ニューヨークが拠点の「ザ・ソサエティ・マネージメント(The Society Management)」。同社は先月29日(現地時間)にツイッターで「弊社はウィロー・スミスの代理人を務めることになりました!ウィロー、ようこそ!」と発表し、インスタグラムの公式アカウントではウィローがカバー・モデルとして登場したファッション雑誌「i-D」の表紙画像をアップしている。ウィローはすでに、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)の15-16AWキャンペーンのモデルにも起用されるなど、順調なスタートを切っている。
2015年10月05日マット・デイモンが主演を、リドリー・スコットが監督を務める超大作『オデッセイ』の特別映像が公開になった。デイモン演じる主人公マーク・ワトニーが、火星に旅立つ仲間たちを紹介する映像だ。特別映像本作の原作は、日本でも邦訳されたアンディ・ウィアーのベストセラー小説『火星の人』で、このほど公開になった映像は、主人公ワトニーらが火星に向けて出発する6時間前に撮影されたものだ。本作の舞台になっている時代では火星への有人探査は繰り返し行われており、様々なクルーが火星の地に降り立っている。ワトニーは植物学者で、これまでは発展途上国の農業支援をしていた男だ。他にも船には、船長のメリッサ・ルイスやパイロットのリック・マルチネス、コンピュータ専門家のべス・ヨハンセンらが搭乗。映像ではワトニーが彼らのもとを訪問し、火星探査にかける意気込みや、船内作業について紹介する。映像は彼らが地球を出発する前で終わっているが、彼らは長い時間をかけて無事に火星に到達。作業と調査も開始された。しかし、ある時、クルーは強烈な嵐に巻き込まれたことから計画をすべて中止して火星を脱出。しかし、ワトニーは嵐に巻き込まれて姿を消し、火星に取り残されてしまう。映画は仲間もおらず、通信手段もなく、仮に助けが呼べたとしても次に人間がここに来ることができるのは4年後という状況下でサバイバル生活をおくることになったワトニーと、何とかして彼を救出しようと奔走するクルーのドラマが描かれる。地球と火星の距離は1億4000万マイル。火星のワトニーと、仲間たちは再び再会することができるのだろうか?『オデッセイ』2016年2月 TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
2015年10月05日ポール・スミス(Paul Smith)が9月20日16時、16SSウィメンズコレクションをロンドンで発表した。会場となったのは、建築家ザハ・ハディドがデザインを手掛けたケンジントン・ガーデンズにあるサーペンタイン・サックラー・ギャラリー(Serpentine Sackler Gallery)だ。
2015年09月28日ポール・スミス(Paul Smith)が、15AWの新作としてトラベルスーツ「A SUIT TO TRAVEL IN」を発売した。さらに9月18日から10月13日まで、発売を記念したキャンペーンも展開される。「ポール・スミス ロンドン(Paul Smith LONDON)」から登場する、メンズの新作スーツは、ウール100%の強撚糸を使用し、通気性や伸縮性、シワの回復力などに優れ、撥水機能のある生地が特徴となっている。また、15SSで登場したレギュラーフィットのSOHOをシルエットに採用することによって、体の動きに合わせて自然にフィットする柔軟性も実現。カラーはネイビー、ブラック、チャコールグレーなどのダークカラーで構成される。「ポール・スミス ブラック(Paul Smith BLACK)」より登場するウィメンズの新作にも、メンズと同じ素材を採用。ジャケット、トラウザーズ、スカートの3型が、ネイビー1色のカラーで展開される。また、「A SUIT TO TRAVEL IN」の発売を記念し、ロンドン往復チケットがペアで当たるキャンペーンがスタート。イギリスの航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)」のCLUB WORLD(ビジネスクラス)の往復チケットが用意される。その他、同キャンペーンの実施に伴い、オリンピック男子体操メダリストのマックス・ウィットロック(Max Whitlock)を起用した映像も公開された。映像では、マックス・ウィットロックがスーツを着用したまま、華麗に体操パフォーマンスを披露している。
2015年09月18日“6代目ジェームズ・ボンド”ダニエル・クレイグ主演のシリーズ最新作『007 スペクター』の主題歌を、本年度グラミー賞4冠のサム・スミスが手掛けることが決定!その新曲「Writing’s On The Wall」が9月25日(金)より購入またはストリーミングが可能になることも発表された。『007』の主題歌といえば、50周年目となる2012年に公開され、シリーズ最高となる世界興収1,000億円以上を稼ぎ出した前作『007 スカイフォール』では、その年のグラミー賞を制したアデルが歌う主題歌「スカイフォール」が同年度のアカデミー賞に輝き、こちらも世界的大ヒットとなったことが記憶に新しい。そして今回、通算24作目となるファン待望の最新作『007 スペクター』の主題歌を担当することになったのが、本年度グラミー賞最多4部門に輝いたサム・スミス。『007』シリーズは、毎回、主題歌を誰が担当するかも大きな話題となっており、本作もサムのほか、「レディオヘッド」やエリー・ゴールディングなど複数のアーティストがうわさになっていたが、9月8日、イオン・プロダクション、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが正式に発表。今回のテーマソング「Writing’s On The Wall」は、サムとグラミー賞受賞者のジェームス・ネピアの共同制作となる。サムは、デビューアルバム「In The Lonely Hour」が全英チャートで第1位、全米チャートで第2位を獲得し、グラミー賞ほか、ブリット・アワード3部門、MOBOアワード6部門、QアワードとAMAアワードと数々の賞を受賞した、まさに最新作の主題歌にふさわしい“最旬”のアーティスト。本作のプロデューサー、マイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは「サムの信じられない歌声によって、『Writing’s On The Wall』は間違いなくボンドの歴代主題歌の中でもベストの一曲に数えられるでしょう」とコメント。サム自身も、「私のキャリアの中で最も輝かしい瞬間の1つです」と、新たなジェームズ・ボンドのテーマソングを担当することを自らのTwitterでも発表。「歴史あるイギリスの象徴的作品に参加し、私の音楽に最も大きなインスピレーションを与えてくれた偉大なアーティストたちの中に加わることに、非常に興奮しています」と、その喜びを明かしている。『007 スペクター』は12月4日(金)よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月08日『007』シリーズ最新作『007 スペクター』(12月4日公開)の主題歌が、今年の「グラミー賞」で最多4冠に輝いた英歌手サム・スミスの新曲「Writing’s On The Wall」に決定したことが8日、わかった。『007』シリーズは、主題歌をだれが担当するかが毎作大きな話題となっており、今回の『007 スペクター』も複数のアーティストの名が挙がり、その中でサム・スミスに決定した。サム・スミスは「私のキャリアの中で最も輝かしい瞬間の1つです」と喜び、「歴史あるイギリスの象徴的作品に参加し、私の音楽に最も大きなインスピレーションを与えてくれた偉大なアーティストたちの中に加わることに、非常に興奮しています」と心境をコメント。『007 スペクター』のプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソン氏とバーバラ・ブロッコリ氏も「サムの信じられない歌声によって、『Writing’s On The Wall』は間違いなくボンドの歴代主題歌の中でもベストの一曲に数えられるでしょう」と確信している。「Writing’s On The Wall」は、サム・スミスとグラミー賞受賞者のジェームス・ネピアの共同制作。9月25日から購入・ストリーミングが可能となる。SPECTRE(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved
2015年09月08日『007 スペクター』のテーマソングを歌うミュージシャンに、サム・スミスが決定した様子だ。正式発表はされていないが、スミスがスペクターのシンボルである黒のタコのマークが入った指輪の写真をツィッターで流したことから、憶測が強まった。スミスは今年のグラミー賞に4部門でノミネートされ、3部門で受賞している。その他の画像前作『007 スカイフォール』ではアデルがテーマソングを歌い、オスカーを受賞した。過去には、マドンナ、ティナ・ターナー、ポール・マッカートニーも『007』のテーマソングを歌っている。『スペクター』は、『スカイフォール』に続いて再びサム・メンデスが監督。レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、クリストフ・ヴァルツらが新しく参加する。北米公開は11月6日。『007 スペクター』12月4日(金)全国ロードショー!文:猿渡由紀(C)SPECTRE (C)2015 Danjaq. MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks. TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年09月08日デッカーズジャパンは8月14日、輸入・販売を手がけるアメリカ・南カリフォルニア発のブランド「Sanuk」から、ヨガマットを使ったシューズ「Bianca」を発売した。9月上旬に同じくヨガマットを使った「Yoga Ballet」を発売する。同商品は、本物のヨガマットをインソールの中に入れたシューズ。独特の弾力性のあるクッション機能が備わり、ふわふわの履き心地が実現したという。コンパクトに折り曲げられる形状なので持ち運びも便利で、旅先で履いたり、セカンドシューズとしてかばんに入れて持ち歩いたりしやすいとのこと。「Bianca」は、スエード生地のレースアップシューズ。チャコール、インディゴ、タバコ色の3色展開で、サイズは22cm~25cm。価格は税別1万800円となっている。「Yoga Ballet」は、メタリックの合成皮革製で、スリッポンタイプのシューズ。ゴールド、ローズゴールド、シルバーの3色展開で、サイズは22cm~25cm。価格は税別7,800円となっている。
2015年08月14日イギリスのシンガーソングライター、SAM SMITH(サム・スミス)が11月24日(火)東京・国立代々木競技場第一体育館、11月25日(水)兵庫・ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)で来日公演を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】今年の5月に予定されていた初の単独来日公演を、喉の不調によりキャンセルしていたサム・スミス。活動を休止し静養していたが、今月よりライブを再開。それに伴い来日公演の開催が決まった。サム・スミスは2014年にリリースしたデビューアルバム『In The Lonely Hour』が、全英アルバムチャートで初登場1位を記録。現在までに同作の売上枚数は800万枚を突破。今年の2月に発表された第57回グラミー賞において「最優秀新人賞」を含む4つの賞を獲得するなど、今注目を集める海外アーティストのひとり。チケットの一般発売は9月5日(土)午前10時より。■SAM SMITH(サム・スミス)来日公演11月24日(火)国立代々木競技場第一体育館(東京都)11月25日(水)ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)(兵庫県)料金:VIP指定席 14000円 ※グッズ付 / S指定席 8000円(オールスタンディング・税込・別途1ドリンク)※4歳以上はチケット必要。★★以下のリンクより「SAM SMITH(サム・スミス)」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2015年07月16日巨匠リドリー・スコット監督が、マット・デイモンを主演に迎えた大作映画『オデッセイ』が来年2月に日本で公開されることが決定し、ポスター画像が公開になった。火星にたったひとり取り残されてしまった男のサバイバル劇と、彼を救いだそうと心をひとつにして奔走する仲間たちのドラマを描いた壮大な感動ドラマだ。本作は、日本でも邦訳されたアンディ・ウィアーのベストセラー小説『火星の人』が原作で、火星への有人飛行が可能になった未来が舞台だ。主人公マーク・ワトニーと仲間たちは火星で探査を行っているが、強烈な嵐に巻き込まれて脱出。マークはその途中で死亡したとされていたが、後に生存していたことが発覚する。水も空気も通信手段もない火星でたったひとり取り残されたマークは、残された物資とわずかな食料をかき集めて、知恵と強い意思をもって生き延びようとする。一方、NASAのメンバーは遠く離れた星に残された仲間を救いだすために大胆な計画を実行に移す。タイトルの“オデッセイ”はホメロスの長編叙事詩『オデュッセイア』から転じて“長い旅”を意味する言葉で、本作では地球から2億2530万キロメートルも離れた場所から帰還しようとする主人公と、彼を帰還させようとする人々のドラマが描かれる。スコット監督は『エイリアン』や『ブレードランナー』など伝説的な作品を手がけてきたことで知られているが、近年も『プロメテウス』『悪の法則』『エクソダス:神と王』など高評価を集める作品を次々に発表しており、本作も公開に向けて大きな注目を集めることになりそうだ。『オデッセイ』2016年2月 TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
2015年07月01日米Razerは22日、発光パターンをカスタマイズできるLEDライト搭載のマウスマット「Razer Firefly」を発表した。Razer公式ストアでの価格は59.99ドルで、米国での発売は6月の予定。日本での発売時期や価格については未定となっている。Razer Fireflyは、側面のLEDライトが光るマウスマット。約1680万色の発光色と発光パターンはカスタマイズでき、ゲームプレイを盛り上げる。Razer Chromaシステムに対応しており、同じくRazer Chroma対応の「Razer DeathAdder ゲーミングマウス」、「BlackWidow UlOmate ゲーミングキーボード」、「Kraken7.1ヘッドフォン」といったデバイスと合わせて、LED発光を連動させることが可能。LEDライトの色や点灯パターンは、Razerのユーティリティである「Razer Synapse」で設定する。Razer Synapseはクラウドベースのアプリケーションであるため、インターネット接続が必須。また、開発者向けSDK(Software Development Kit)を利用することで、ゲームごとに色やパターンを設定できる。マウスが接地する面はマイクロテクスチャ仕上げ。底面はラバー素材で滑りにくくなっている。本体サイズはH255×W355×D4mm、重さは380g。インタフェースはUSBで、USBケーブル長は2m。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8~10.10。
2015年05月23日米俳優のマット・ディロンが5月21日(木)、都内で初の主演ドラマ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」の記者会見を開いた。マットが日本の地を踏むのは、『最高の恋人』(1995年日本公開)の来日プロモーション以来、実に20年ぶりだと言う。「20年ぶりでもあるし、そもそも僕が初めて訪れた海外が、日本なんだ。確かにいろんな点で変化したと思うけど、思い出深い場所に変わりないよ」と語るマット。80年代に『アウトサイダー』『ランブルフィッシュ』などで青春スターとして一世を風び。その後も『ドラッグストア・カウボーイ』『メリーに首ったけ』、アカデミー賞作品賞を受賞した『クラッシュ』など“アウトサイダー”な魅力はそのままに、年々円熟味を増しているマットが、初のドラマ主演を果たしたのが「ウェイワード・パインズ 出口のない街」だ。行方不明になった元同僚の捜索中、不慮の事故に巻き込まれ、 ウェイワード・パインズという名の閑静な田舎町にたどり着いたシークレット・サービスのベテラン捜査官・イーサンは、非協力的な保安官や病院に看護師によって、街での滞在を余儀なくされる。やがて浮かび上がるのは、カメラや盗聴器で常に監視され、厳しい掟に支配された住民の謎めいた日常だった。外部との通信手段も絶たれた「出口のない街」に囚われたイーサンは、脱出の糸口を見つけ、元同僚を発見できるのか?会見には製作総指揮を務めるM・ナイト・シャマラン(『シックス・センス』『サイン』)も駆けつけ、ともに初挑戦となったドラマの世界について、「素晴らしいキャストがそろい、ストーリー展開も驚きの連続。壮大な結末をあえて、シリーズ中盤に置き、視聴者と一緒に“その先”を探れるような構成にしたんだ。いま、ドラマ業界は著しいスピードで、進化しているから挑戦しがいがあった」(シャマラン)、「確かにドラマは、最も可能性を秘めたメディアだと思うね。映画との違いはやはり、製作現場のテンポが早いこと。でも、二転三転するヒネリづくりの冒険を描けていると、自負しているよ」(マット)と語り合っていた。来日記者会見には、豊田エリーが駆けつけ、福を招く“招き猫”をふたりに手渡していた。海外ドラマ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」はFOXチャンネルで日本独占放送中。6月26日(金)からデジタル配信が始まり、今秋にはDVDがリリースされる。(text:cinemacafe.net)
2015年05月21日ポール・スミス(Paul Smith)による序文付きの写真集「SAPEURSthe Gentlemen of Bacongo」が、青幻舎から6月中旬に発売される。本書は「エレガントであることに全てを捧げる」志向を持ったコンゴ紳士の集団「サプール」の全貌を伝える写真集。2009年にイギリスで刊行されて話題となった書籍の日本語版となる。コンゴ共和国首都郊外にあるバコンゴ地区を拠点に活動する「サプール」は、限られた所得の中、独特のファッションセンスで選りすぐったハイブランドの衣服に身を包み、紳士的で優雅な立ち振る舞いによって街中の尊敬を集めている。金銭的には決して裕福ではないが、おしゃれかつエレガントであること、そして紳士的であることに誇りと情熱を持った生き様で、世界中の注目を集めている。ファッショナブルで生き生きとした「サプール」の姿を撮影したのは、イタリア人写真家ダニエーレ・タマーニ。過去数年にわたり、世界のアフリカ人コミュニティーの取材をしてきた写真家自身による「サプール」へのインタビュー記事もあり、ファッション文化史にとっても貴重な一冊となりそうだ。「ー私にとって、サプールたちの装いは驚くべきものだった。パリやロンドンといった世界の首都であっても、あのようにエレガントな恰好をした男性たちは一際目を引くだろう。それが、コンゴなのだー」(※ポール・スミスによる序文テキストから抜粋)【書籍情報】「SAPEURSthe Gentlemen of Bacongo」著者:ダニエーレ・タマーニ出版社:青幻舎言語:日本語ソフトカバー/224ページ/148×210 mm発刊:2015年6月中旬価格:2,300円
2015年05月20日ハリウッドを代表するNO.1スター、ウィル・スミスが新星女優マーゴット・ロビーとタッグを組み、前代未聞の詐欺師同士の“騙し合い”とラブストーリーを繰り広げる『フォーカス』。本作で、一瞬の内に数億円もの大金を稼ぎ出す天才詐欺師を演じたウィルと、その彼のみならずハリウッド中を虜にしたマーゴット、絶妙のコンビネーションを見せた2人のインタビューがシネマカフェに到着した。「ウソをつくことと愛することの間で起こる葛藤が、この映画のテーマだ」とウィルは言う。ハリウッドでもトップクラスの人気俳優であり、日本でも根強い人気のある彼が、主演最新作『フォーカス』で演じたのは、世界の大富豪から大金を騙し取る天才詐欺師ニッキー。「キャリアの転換点かもしれない」とつぶやくと、「思いっきりセクシーに男前に演じたのは今回がほぼ初めてなんだ。子どものころもひょうきん者だったし、恋愛映画に出演してもコメディであることが多かった。役柄もそういった類の役が多かったしね」と、本作ではかつてない新たな面を見せたことに触れる。そんなトップスターの相手役をオーディションで射止めたのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』での好演も記憶に新しく、ハリウッドのニューヒロインとして注目を集めるマーゴットだ。新米詐欺師を演じた彼女は、「とんでもなくオリジナルなラブストーリーよ」と本作を表現する。ウィルといえば、歌手であり俳優であり、どこにいてもその存在感が輝き、誰もが認める真性のエンターテイナーにしてスター。だが、順風満帆に来た自身のキャリアについて、「(前作の)『アフター・アース』で、僕は興行面で失敗をした。それは僕にとって、精神面で大きな苦痛をもたらしたんだ。『なんてこった!(週末興行収入で)No.1になるはずだったのに』ってね」と明るく話しながらも、自分を見つめなおす大きなキッカケになったことを明かす。「自分を興行面だけで評価していたんだ。ほかの人が自分の映画をどう思うかによって自分を定義していたとこに気がついたんだ」と語るウィル。そんな彼が立ち直るキッカケになった作品が、本作だったという。「僕が純粋に惹きつけられ、純粋に面白いと思って作った初めての映画なんだ。だからこの作品が成功するとか、No.1だろうがNo.10だろうが気にしないでいられるし、自分の映画の成功や失敗で、自分自身を決めつけることなんてできないんだからね」。ところが、これまでの興行面を追いかける姿勢を省みて、気持ちを新たに作った本作『フォーカス』は、週末興行収入No.1を見事に獲得。ウィルの人気を改めて証明することになる。一方、マーゴットは、ウィルとの共演を「素晴らしかった。人生で最高の時間を過ごしたわ。終わって欲しくなかった」とふり返る。彼女は、クロアチアでハイキングをしているときに、急きょエージェントから呼び出され、オーディションに参加。バスやボート、飛行機を乗り継ぎ、荷物が紛失し、ボロボロの状態で登場したそうで、ウィルは彼女を見たとき、「メイクもなしだった。何もしていなかった。だから僕の最初の印象は、『彼女はこの仕事を欲しくないんだ』というものだったよ」と笑う。マーゴットも「ウィルの言うとおり、私は実際、上はパジャマで、破れた短パンをはいていて、靴は濡れていたわ(苦笑)」とオーディションについて楽しそうにふり返って語った。だが、いざ演技が始まると、現場は全く違う空気になったという。「マーゴットの前に僕らは多分、10人か15人ぐらいの人に会っていたんだ。格好は…だけど、彼女が(シーンを)やり始めたら、その瞬間に全てがフィットしたんだ。それはとてもマジカルだった。彼女が出て行ったあとプロデューサーは本当に飛び上がって手を叩いていたよ(笑)。でも、マーゴットは23歳だし『ウィル・スミスって誰?』って感じだっただろうね(笑)」と、なかば自虐的に(!?)語り、こちらを楽しませてくれながら、彼女を大絶賛する。マーティン・スコセッシ監督『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ではレオナルド・ディカプリオと、リチャード・カーティス監督『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』ではビル・ナイらと共演するなど、大物との仕事が多いマーゴットに、ウィルとの仕事について聞いてみると、「この業界には、大スターにもかかわらず、クールで、まともで、現場でものすごくプロフェッショナルな人はひと握りしかいないの」と語り始める。「プレス用のツアーをやって、そういった質問に心から答えることが出来るのはとてもナイスね。彼は、こちらが期待するすべてを持ち合わせているだけでなく、それ以上なの」と、彼女も大絶賛。まさに、2人の相性の良さが伝わってくるかのようだ。劇中では天才詐欺師と新米詐欺師をそれぞれ演じている2人。最後に、大どんでん返しが待ち受ける本作の見どころを聞いてみた。ウィルは、「我々は簡単に“詐欺”という言葉で片付けてしまいがちだけど、それよりももっと奥深いものだ。人間のマインドの仕組みをとことん掘り下げた強力なテクニック。人間の行動科学だ。だから面白くてエキサイティングなんだ。役者は芝居の芝居をしなければならない。だが、芝居の裏には別の実情があって、観客も登場人物たちと一緒に騙されてしまうんだ」と語る。「でも、映画の根底にあるのはウソと愛は共存し得ないというテーマ。自分の欠点や恐怖心をさらけ出し、一生懸命、格好つけることをやめ、素の自分を見せることができなければ、そうやってあくせくして手に入れようと思っている対象が手に入らなくなる。手に入れたい対象というのは、つまり他者とのつながりだよ」と、実は意味深い本作のテーマに言及した。そして、マーゴットもこう続ける。「私も本当はラブストーリーだと思う。それはジョン(・レクア監督)とグレン(・フィカーラ監督)も言っていたこと。2人はラブストーリーが一番得意だとも言っていた。強盗があったりと、あれこれと賑やかな映画だけど、ちゃんとラブストーリーになっているのでよかったわ。私はラブストーリーに弱いの(笑)」。両監督による『ラブ・アゲイン』が「大好き」で、『フィリップ、きみを愛している』のオリジナリティには「驚かされた」というマーゴット。最後の最後で、あなたも彼らに驚かされ、騙されるに違いない。『フォーカス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォーカス 2015年5月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年05月01日マットリップってとってもオシャレ。だけど、マットタイプの口紅を持ってない、リップバームをつけたらなんだか結局ツヤっぽい。なんてこともしばしば。そんなときは、こんなテクが使えるんです♪メイクのコツ・ポイント縦シワが目立たないように、ブラシを使って唇全体に口紅を塗る。ティッシュオフしてツヤを無くす。パール感の無いチークを指に取り、唇にポンポンと重ねる。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年04月30日パトリシア・ハイスミスの小説の映画化で有名なのは、アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』、それをマット・デイモンとジュード・ロウでリメイクした『リプリー』、ヒッチコック監督の『見知らぬ乗客』などですが、そこに新たな作品が加わりました。それは彼女が1964年に発表した「殺意の迷宮」をもとにした『ギリシャに消えた嘘』です。サスペンスものはたとえあらすじであっても頭に入れてしまうと面白さが半減…ってことがありますので、敢えてここでは触れずにおきますが、この映画の舞台となるのはギリシャのアテネ、クレタ島、トルコのイスタンブール。なんともオリエンタルな土地ばかりです。ワケありでアテネにやって来たチェスター(ヴィゴ・モーテンセン)と妻のコレット(キルスティン・ダンスト)は、パルテノン神殿を観光中にツアーガイドのライダル(オスカー・アイザック)と出会い、縁あってチェスターはライダルに街案内を頼むことに。そこから物語は始まります。この冒頭の彼らの視線のやりとりが後に男同士の心理戦につながっていくので、アテネの風光明媚な景色にうっとりしながらも、何気ないカフェのシーンは注意深く見てほしいシーンでもあります。というのも、2人の男と1人の女、若く美しい妻を持った中年男にとって若い男の出現はあらぬ心配の種になりがちですが、この映画の場合はそれよりももっと深いものが隠されているんです。ライダルが誰を見つめていたのか、なぜ気にしていたのかを記憶に刻んでおくとラストシーンがより感動的になるはずです。ギリシャの遺跡に映えるチェスターとコレットの衣裳にもうっとりさせられます。舞台が1962年とあってクラシックな服装なのは当然なんですが、白いスーツ、白いワンピース、帽子がギリシャに合う合う!そんな2人の俳優のお洒落な姿を観ていると、自分もギリシャに旅行するときは同じように白い洋服を…と思ってしまう。それほど素敵なんです。そして、キルスティン・ダンストを真似して白いワンピース姿で訪れたいのは、撮影の舞台となった──オープニングのアテネのパルテノン神殿のあるアクロポリス、クレタ島にある巨大遺跡クノッソス、イスタンブールのグランドバザール(市場)あたりでしょうか。パルテノン神殿を観光したあとコレットが、アクロポリスの下にあるカフェテラスでガイドブックを見ながら「蚤の市は日曜の方がすいているって」とチェスターに話すシーンがありますが、蚤の市をふらり歩いても映画のワンシーンを追体験できます。神話と遺跡の地アクロポリスは、一度は行ってみたい魅惑の地。この映画のようなハラハラドキドキの事件には間違っても巻き込まれたくはないですが、ギリシャを訪れる際にはバッグのなかにはもちろん、この映画の原作「殺意の迷宮」をそっと忍ばせて…。(text:Rie Shintani)
2015年04月15日表参道のポール・スミス スペースギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)で、フォトグラファーのフランク・ボーボ(Franck Bohbot)によるエキシビション「SWIMMING POOL」が開催される。期間は4月25日から6月28日まで。フランクは映画的なイコノグラフィーの表現をベースに、個と建築の関係性を撮り続けているカメラマン。08年からは公共施設や都会の風景をモチーフに、アーティスティックな作品を発表しており、構図と色のバランスの美しさで高い評価を受けている。中でも、13年に発表された「SWIMMING POOL」シリーズは、国際的な写真コンクール「International Photography Awards」で受賞作品に選ばれている。この作品の撮影にあたり、フランクはパリとニューヨークを回り、美しい輪郭を持つプールを探索。人々が去った後のプールにおいて、都会のオアシスを形成する建物としての美しさを写真に収めた。そこでは、かつては実用的で事務的だった内装が時の経過により変化し、シンメトリーな構造、空間のひずみ、塩素消毒されたブルーの濃淡とともに、独特の空気感を醸し出している。なお、ポール・スミスでは「SWIMMING POOL」とのコラボレーションを展開。6月上旬よりスイムウエア(1万6,800円)を、「ポール・スミス メンズショップ」で発売する。【イベント情報】「SWIMMING POOL」会期:4月25日から6月28日場所:Paul Smith SPACE GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-46-14時間:12:00から20:00(土・日曜日、祝日は11:00から)入場無料
2015年04月06日『アイ・アム・レジェンド』『メン・イン・ブラック』シリーズなど数々の代表作を持つ、ハリウッドの実力&人気NO.1俳優ウィル・スミスが、超一流の天才詐欺師を演じる最新作『フォーカス』。本作でヒロインとしてウィルの相手役を務めているのが、若手女優の中でも抜群のセクシーさとキュートな魅力で注目を集めるマーゴット・ロビー。いま、ハリウッド中を虜にする“シンデレラ・ガール”である彼女の魅力に迫った。ウィルが人の視線“フォーカス”を自由自在に操り、30人ものプロ詐欺師たちを束ねながら一瞬の内に数億円もの大金を稼ぎ出す天才詐欺師、ニッキー役を演じる本作。マーゴットが演じるのは、かつてウィルがプロとして育てあげたが、突然姿を消した女詐欺師・ジェスだ。オーストラリア出身の彼女は、2008年に17歳で女優デビュー。地元のTVシリーズ「Neighbours」(’08~11)に出演し、本国で一気に人気を獲得した。その後、米国のTVドラマ「PAN AM パンナム」(‘11)に抜擢され、注目を浴び始めると突如転機が。賞レースも賑わせたマーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(’13)で、レオナルド・ディカプリオの妻役を数多くのライバルの中から見事勝ち取り、好演を見せたのだ。同作で披露したセクシーな下着姿は、日本でも「あの美女は誰?」と大きな話題を呼び、マーゴットは一躍トップスターの仲間入りを果たした。そんな彼女は、本作での女詐欺師・ジェスについて、「ジェスは夢のキャラクターよ。映画の中で大きな変化を遂げるんだもの。最初はある意味ダイヤの原石の若い女の子だけど、最後には全く違うところに行き着く。それを演じるのはものすごく楽しかった」と、まさに劇中でも女子の憧れである“シンデレラ・ストーリー”を演じたことを明かす。監督のジョン・レクアは彼女を起用した理由を、「彼女が入ってくるなりその場がパッと明るくなり、僕たち全員がたちまち彼女に惹きつけられた。彼女の知性と意欲満々なところがジェス役にぴったりだったんだ」と、その生まれ持ったスター性を絶賛。オーディションが終わったときには、すでに彼女に心を決めていたと語った。数多くの女優たちの中から、圧倒的な存在感を放ち、オーディションの場にいた全員を一瞬にして虜にしてしまったマーゴット。彼女の明るい性格と、何でも挑戦しようとする前向きな姿勢は、他の誰にも真似できない彼女の魅力のようだ。ウィルも初対面からすぐに打ち解け、冗談を言い合う仲になったという。「彼女はまさにエネルギーの小さな塊みたいだ。僕はどんな撮影の時でも一番エネルギッシュな人間でいられたことを誇りに思ってきた。この仕事を始めて20年以上になるが、スタッフを楽しませ、セットの雰囲気を明るくさせ続けることに関して、初めて僕を降参させたのがマーゴットだったよ」とベタ褒め。ハリウッドのトップスターのウィルを前にしても、彼女は全く気後れせず自信を持って演技に臨み、彼女の輝きは劇中でさらに増した。そんな彼女の姿に大満足し、すっかり意気投合したウィルとは恋の噂が流れてしまったほど。これまでセクシーな役が続いた彼女だが、今後の女優像としてはセックスシンボルではなく「女優として違う方向に踏み出していきたい」と話すマーゴット。その言葉通り、ウィルとの再共演でも話題のデイビッド・エアー監督作『Suicide Squad』(原題/2016年公開予定)では、ジャレッド・レト、トム・ハーディ、カーラ・デルヴィーニュらが演じるDCコミックスのスーパー悪役軍団の中でハーレイ・クイン役を演じることが決まっており、また違った魅力を魅せてくれるはずだ。誰もが驚くようなスピードで階段を駆け上がるハリウッドの“シンデレラ・ガール”は、これからも多くの視線を集めそうだ。『フォーカス』は5月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月06日ポール・スミス(Paul Smith)が4月上旬に、「ポール・スミス ローズ サマーエディション2015 オードトワレ」(100ml/8,500円)を限定発売する。サマーエディションは毎年少しずつ香りを変えながら展開される、同ブランドの限定フレグランス。ブランドのデザインの様にトラディショナルでありながら、コンテンポラリーなひねりを加えることで、新鮮でモダンな香りを生み出してきた。そのオリジナルとなる「ポール・スミス ローズ」でベースに使われているのが、深いピンク色で非常に香り高いバラ「サー ポール・スミス オリジナル ティーローズ」。これは、ポールの妻であるポーリーンが彼に贈るために育てたもので、06年には世界的に有名なチェルシー・フラワー・ショーに出品された。このバラの香りについて、ポールは「イングリッシュ・ローズの香りは唯一無二のものです」と話している。今年のサマーエディションでは、トップノートにポール・スミスならではのひねりを感じさせるティーを使用。ブラックカラントとウォーターメロンのみずみずしくフレッシュな香りとともに、イギリスらしさを引き立てている。一方、ハートノートではティーローズに加え、アイリス、ガマスクローズなどのフローラルな香りが展開。ベースノートに効かせたリッチで温かみのあるシダーウッドとアンバー、ホワイトムスクの香りが、ハッピーで官能的な雰囲気を演出している。ボトルとボックスはピンク色のポルカドットのアクセントで、現代的で洗練された印象に。更に、ボックスにはフレグランスを象徴するバラがあしらわれた。
2015年04月06日ウィル・スミスが天才詐欺師を演じる映画『フォーカス』。この度、4月1日のエイプリルフールに、ネット上でウィルに“似てる”と話題のさかなクンがウィルに扮した本作の激似ポスタービジュアルが解禁された。ニッキー(ウィル・スミス)は、人の視線“フォーカス”を自由自在に操り、一瞬の内に数億円もの大金を稼ぎ出す天才詐欺師。30人ものプロ詐欺師たちを束ね、稼業に励む毎日を送っていた。だが、ニッキーの一世一代の詐欺の現場に、数年前、ニッキーが犯罪のプロとして育てあげた女詐欺師・ジェス(マーゴット・ロビー)が現れ…。本作は、巧みな話術と手さばき、人間行動学に基づいた“騙し”のテクニックが詰まった超一流・詐欺エンターテイメント。今回公開されたビジュアルは、どこからどう見てもウィルにしか見えない(!?)さかなクンver.のポスター。このエイプリルフール限定ポスタービジュアルは、本日4月1日のみ、 公式サイトや新宿ピカデリーで見ることができるという。これにあわせメイキング映像も公開。メイクで徐々にウィルに変身していくさかなクンは、スーツとサングラスを身につけクールにきめて撮影に挑んでいる。さかなクンはこの依頼を受け「いや~もうほんとにギョギョギョギョッ!ものすギョーく嬉しくて、ビックリ!ハッピーでギョざいました♪」と喜びを語り、撮影についても「やっぱりしゃべらないことですね。わたくしはしゃべるのが大好きなので常にしゃべっちゃうんです。なので、撮影の時はちょっとお口にチャックしました」とウィルを意識していたことを明かした。エイプリルフール限定として本作のキーポイントとなる“騙し”に参加したさかなクンは「心が傷んできました。そんなに大きく捉えないで下さいね。やっぱりエイプリルフールにはみんなで『ギョギョギョのギョ~!ハハ~違った!だけど、楽しいな~!』とハッピーになれれば、それが一番でギョざいますね!」とコメント。また、SNSで話題となってた「さかなクンさん」問題についても「できましたら末永く、いや永遠に“さかなクン”でお願いいたします!!皆さまに“さかなクン”と呼んでいただくとが一番嬉しいでギョざいます!!」と明言した。最後に、さかなクンは本作の見どころについて「ギョージャスなウィル・スミス様が、華麗な手さばきで世界中の大富ギョー(大富豪)を次々にギョギョッと騙していくという、非常にわくわくドキドキな大興奮の映画でギョざいます!映画館にレッツギョ~でギョざいますよぉ~!」とメッセージを送った。ラストには観客の“視線(フォーカス)”をも欺く、究極のドンデン返しが待っているという本作。騙すか、騙されるか…こちらからさかなクンとウィルを見比べてみて。『フォーカス』は5月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日『アイ・アム・レジェンド』『メン・イン・ブラック』シリーズなどでおなじみの俳優ウィル・スミスが超一流の天才詐欺師を演じる主演最新作『フォーカス』(5月1日公開)の予告編が11日、Webで先行公開された。本作は、世界の大富豪を巻き込んだ"だまし合い"を繰り広げるクライムサスペンス。公開された予告編では、ウィル・スミス演じる天才詐欺師・ニッキーの登場や、ハリウッド新世代のマーゴット・ロビー演じる美人詐欺師・ジェスがニッキーの詐欺集団への仲間入りを果たす場面のほか、大金を狙い大富豪に近づくニッキーとジェスそれぞれの緊迫したシーンが収められている。さらに、予告編はさまざまなトリックを巧妙に仕組んで制作されており、「まばたきしてたら、だまされる」と、ウィル・スミスが殴られながら言い放ったかと思うと、ボロボロになって最後に「作戦成功」とつぶやくという、全てを覆すような意味深な言葉で締められている。このように観客も巻き込んだ"だまし合い"を繰り広げる本作のもう一つの注目ポイントは、ウィル・スミス演じるニッキーの衣装の色で、"色の心理学"を導入しているという。専門家によると、青色は水・空など決して変わらないものを象徴し、"信頼"へとつながる事がわかっているが、予告編では各場面でウィル・スミスの衣装には青色が取り入れていることがわかる。ニッキーは相手をだまそう、もしくは相手に信用されたいと思っているのかが、シャツの色から読みとることができるかもしれない。このほかにも、"世界最高の天才スリ師"として著名なアポロ・ロビンスが"だまし"の顧問を務め、人間行動学に基づいた複数の物事を同時に処理できないという人間の脳の仕組みを利用したテクニックをウィル・スミスへ伝授するなど、さまざまなテクニックが詰まった作品に仕上がっている。ウィル・スミスは、自身が演じる超一流の詐欺師ニッキーについて「この映画の面白いところの一つは、ニッキーが悪人か、善人か、観客は映画の終わりに近づいても確信できないということ。その答えが最後の最後でやっと分かると思うよ」と、トリックのヒントを明かしているが、彼の言葉通りラストには観客の視線(フォーカス)をも欺く、ドンデン返しが待っている。(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年03月11日