米Microsoftは24日(現地時間)、パーソナルデジタルアシスタント機能「Cortana」のAndroid向けアプリを、ベータ版として公開した。Android向けのCortanaアプリは、リマインダー設定やWeb検索、アラーム設定、音声テキストメッセージなど、端末の利用をアシストする機能を備える。ネイティブのWindows環境とAndroid向けのCortanaアプリでは、設定の切り替えやアプリの開始などに若干の違いがあり、たとえば、Windowsでは"Hey Cortana"の呼びかけで起動できるが、Cortanaアプリではボタンのスワイプ操作で起動する。Cortanaアプリは、公開済みのクローズドベータを踏まえ、ホームボタンのプッシュでCortanaを設定する機能など、複数の改良を行っている。Cortanaアプリは、同社のベータプログラムページでテスター登録すると、Google Playからダウンロードできる。ただし、リリース時点では米国のみの提供で、国内でダウンロードしようとした場合「このアイテムはお使いの端末が登録されている国ではインストールできません」というエラーが表示される。同社は今後、対象国を広げる予定だ。
2015年08月25日スマートフォン向けアプリ(以下、スマホアプリ)の開発に携わる人ならば、「App Annie」というサービスをご存知であろう。彼らにとって、もはや欠かせないものだと言っても過言ではない。アプリのダウンロード数や収益等の市場データや利用状況データ、分析ツールを提供する同サービスは主に、アプリ開発者やデベロッパー、アプリを使ったサービスを提供する企業を中心に世界規模で約40万のユーザーを抱え、トップ100パブリッシャーのうち94%が利用するという。利用者は、どんなアプリに人気があり、受け入れられているのかといったデータを同サービスから取得する。「スマホの利活用が進み、オープンなプラットフォームでのアプリマーケットが展開される中、同市場へ参入を考える人にとって必要な情報が足りていないと感じて立ち上げたサービスがApp Annieです」と語るのは、提供元となる米App Annie の日本法人にてカントリーディレクターを務める滝澤琢人氏だ。スマホアプリ市場は変化のスピードが早く、日本法人が設立された当時(2014年)と現在を比較しても大きな違いがある。日本市場の傾向としては、辞書などのシンプルな実用アプリ(コンテンツ)がゲーム等のエンタメ系へと取って代わり、課金形態も買い切り型から無料アプリ内で独自通貨を購入させて消費を促すアイテム課金型が主流になった。「以前、スマホはコンテンツを出す先の1つでしたが、現在はゲーム端末として認識されるようになりました。ゲーム会社がスマホアプリの将来性にいち早く気付いたのでしょう。アイテム課金型への大きな転換は、LINEが登場し、ユーザーがスタンプを購入するようになったあたりからだと感じています」(滝澤氏)○ゲームパッケージを購入することに慣れ親しんできた国「日本」日本市場に関する2015年上期のデータによると、月ごとのアプリダウンロード数自体は横ばい状態。しかし、収益規模は前年同月比(2014年6月と2015年6月を比較)で139%伸びているという。その理由を滝澤氏は、「コンテンツもリッチになったほか、課金するユーザーの増加や、課金していたユーザーがより高額の課金を行なうようになったからでは」と説明する。また、アプリのダウンロード数やアクティブユーザー数ランキングでは、世界各国と同様に、ゲームを中心としたエンタメ系アプリが上位となっているが、ゲームの内容自体には各国の国民性やデバイスの使われ方によって違いがうまれる。日本は、コンシューマー向けゲーム機を通じたゲーム文化が40年ほどあり、過去にさまざまなゲームを体験してきたユーザーが上手くスマホにシフトしたほか、"パッケージを購入してゲームを楽しむ"ということに親しんできた国民性もある。「アジアは中国と韓国、台湾の市場が大きく東南アジアも伸びてきています。しかし、いずれもゲーム機とパッケージを購入して遊ぶという市場があまりなく、ゲームといえばPCのFree to Play文化だったため、その影響は強いようです。一方、北米では、スマホをコンテンツ消費ではなく隙間時間の遊びに利用する傾向がある。そのため、本格的なゲームは少なく、日本では伸びないカジノゲームが中心です」(滝澤氏)○アプリ開発のヒントは、生活者視点にあるしかし、新たに市場参入を試みる企業や、スマホアプリでのビジネスを強化しようという企業は、エンタメ系アプリが上位を占めることに目を奪われる必要はない。「ランキングの上位やライバルコンテンツに注目するのではなく、海外のランキングを見ることも重要です。海外で人気があるのに日本で成功していないアプリ、中位程度にあって伸びつつあるアプリなどに注目すると、いろいろなものが見えてくるはず」と滝澤氏は言う。どのようなサービスが考えられるだろう。そのヒントは、ユーザーが実際にスマホをどう使っているか、スマホで何をしているのかを知り、"生活者の視点"でユーザーがどういうものを求めているのかを考えることにあるという。「スマホはゲーム機ではありません。高度にパーソナライズされ、カスタマイズされた小型PCです。これだけ体に近く、生活に密着した身近なツールは今までありませんでした。それがどういう使われ方をしているのか、どういったサービスを提供すれば便利に使ってもらえるのか。電車の中でどんな人がどういう使い方をしているのかを観察するだけでも違います。アプリがどう使われているのかを実際に見るのが重要なスタートラインです。そこから得られる発見や気づきを検証する際に、App Annieが活かされる。個人的な体験をデータという共通言語で確認するわけです」(滝澤氏)具体的なアプリの一例としては、アメリカの国民食ともいわれる宅配ピザの注文方法が、電話からスマホアプリへとシフトしていることが挙げられた。「ピザはたいてい、嫌いなものを抜いたり好きなものを追加したりというカスタマイズをして注文されます。それを1つ1つ注文するのは面倒ですが、アプリを使えば簡単に確認できますし、過去の履歴から手軽に注文することも可能です。注文のプロセスを劇的に変化させられることで、これまでは面倒だから使わなかった人が使うようになったりもします。また、店側はユーザーがどこにいるのか、どういうシーンで注文しているのか、その人が何を好きなのかなどを知ることもできるわけです」(滝澤氏)この事例から私たちが学ぶことは、単に「宅配ピザのアプリが良いらしい」ということではなく、「1つ1つ指示しながらやっていくような、"面倒くささのある生活上の課題"は何かというような視点が必要」ということだろう。「食べ物である必要はなく、教育、健康、フィットネスといったいろいろなジャンルで考えられるものだと思います。どの分野でもモノのサービス化が進んでいて、物質よりも経験やサービスが求められている。モノを買った時も、所有することではなくそれをどう使うか、誰と使うか、それによって何を経験できるかということに価値を感じる世代です。その流れが一番速く進んだのがゲームですが、これは飲食などさまざまな分野に波及して行くはずです。生活者の視点から見てどんなことを解決してほしいかを考えることで、日本市場や日本の生活者に合った新しいサービスが生み出せると思います」と滝澤氏は語った。
2015年08月24日定額制ストリーミングサービス「Netflix」を手がけるNetflixは、9月2日に開始する国内サービスに先駆け、iOS/Android向けの視聴アプリを配信した。App StoreもしくはGoogle Playから、無料でダウンロードできる。「Netflix」は、テレビやPC、タブレット、スマートフォン、ゲーム機、ブルーレイプレーヤー、セットボックスなど、多くのインターネット接続デバイスに対応した世界最大級の定額制動画ストリーミングサービス。日本では2015年9月2日のサービス開始がアナウンスされている。iOS版、Android版ともに米国向けの視聴アプリは公開されていたが、いずれも8月21日までにアップデートされ、日本語に対応したという。なお、実際にアプリが利用できるのは、国内でNetflixが開始する9月2日以降となる。(C) Netflix. All Rights Reserved.
2015年08月21日米IBMは8月13日(現地時間)、同社の開発者用Platform as a Service(PaaS)である「Bluemix」向けの新しい一連のサービスを発表した。これらのサービスにより、開発者はクラウド・ベースのアプリケーションに、新しいアナリティクス機能を素早く採用できるようになる。現在オープン・ベータ版で提供している「IBM Streaming Analyticsサービス」は、クラウド上で、データを即座に分析する機能を提供し、何千ものソースを分析し、効率的かつ容易にデータを可視化。完全にスケーラブルで、必要に応じてインフラストラクチャーを動的に拡大できる。また、スケーラブルなクラウド・データ・ウェアハウス・サービスである「IBM dashDB」は、MPP(超並列処理)機能の追加により高速な照会処理が可能となったことに加え、OracleやNetezzaとの互換性により既存のデータベース資産との接続が容易となった。また、組み込みのNetezza Analyticsのライブラリーや、Watson Analytics、R、Cognos、サード・パーティー製BIツールセット(Looker、Aginity Workbench、Tableauなど)と統合され、より難しい問題をすばやく解決できるようになったという。また、Twitterデータやオープン・データとも統合できるようになった。
2015年08月20日楽天は19日、Androidデバイス向けのアプリストア「楽天アプリ市場」をオープンした。サービス開始時点では約180社が提供する約390タイトルが利用できる。楽天アプリ市場は、楽天会員向けのAndroidアプリストア。ストア内、課金型アプリでの支払いに楽天スーパーポイントを利用できるほか、支払額に応じてポイントも付与される。ストア内のアプリはすべてトレンドマイクロにおるセキュリティー評価を実施しているという。アプリストアでは特集が組まれ、様々な切り口からアプリ紹介が行われているほか、楽天アプリ市場限定アイテムが特典として付与されるアプリもそろえている。また、ユーザーは毎月1回、無料でAndroidデバイスにインストールされた全アプリをスキャンする「不正アプリ対策」機能も利用できる。1回100円(税込み)でスキャンの追加も可能。なお、同アプリストアを利用するには、専用アプリ「楽天アプリ市場」のダウンロードが必要。ウェブサイト「楽天アプリ市場Androidアプリストア」でアプリのダウンロード方法が紹介されている。
2015年08月19日ソニー・ミュージックエンターテイメント、ソニー・ミュージックコミュニケーションズは11日、360度のパノラマ動画が視聴可能なスマートフォン向けアプリ「panovi」を公開した。Google Play、App Storeよりダウンロードでき、価格は無料。「panovi」は、360度映像のストリーミングビューアーアプリ。全方位カメラで360度撮影されたパノラマ動画を、同アプリで試聴すると、スマートフォンに搭載されたジャイロセンサー機能により、自分がその場にいるような全方向の映像を観ることができるという。同社は、より臨場感、没入感を味わうための方法として、スマートフォン向けヘッドマウントディスプレイなどの利用を勧めている。体験可能な動画コンテンツには、コニカミノルタプラネタリウムの全天周動画や、セント・フォース所属の女子アナによる3Dプリントフィギュアのメイキング映像、アスリートの視界を体験できる映像、アーティストのライブ映像などがラインナップされている。アプリの推奨OSは、iOS 6.0以降、Android 4.0.3以降。ダウンロードは無料だが、一部の映像コンテンツはアプリ内課金での配信を予定する。
2015年08月12日J.P.モルガン・アセット・マネジメントは6日、Android搭載タブレット端末ユーザー向け「J.P.モルガンInsightsアプリ」の日本での提供を正式に開始した。○最新の経済・金融情報をだれでも無料でダウンロードできるJ.P.モルガン・アセット・マネジメントの「J.P.モルガンInsightsアプリ」を利用することで、最新の経済・金融情報をだれでも無料でダウンロードできる。同社グループでは、「J.P.モルガンInsightsアプリ」を、(1)投資信託の販売会社における販売担当者の教育ツールとして、さらには、(2)個人投資家や学生等の広範なユーザーが金融知識を深めるために利用する便利なツールとして、幅広いユーザー層に有効活用してもらうことを目指しているという。「J.P.モルガンInsightsアプリ」は、2013年5月に米国でiPad端末向けに提供が開始され、日本では2014年5月より提供が開始された。2015年7月末にはアジア7カ国における累計ダウンロード数が1万件を突破し、その約7割を日本のユーザーが占めているという。アジア地域ではAndroid搭載タブレット端末の普及率が高いため、このたび日本とオーストラリアが先行してAndroid端末向けに提供を開始したという。同社グループでは、同アプリの対応端末の拡大により、同アプリを活かした金融リテラシー向上支援の取組みをより一層強化し、投資信託市場全体の発展、投資家の裾野拡大に寄与することを目指していくとしている。「J.P.モルガンInsightsアプリ」は、J.P.モルガン・アセット・マネジメントが世界各国で展開する金融教育プログラム「Market Insights」の一環として開発さた。「Market Insights」は経済や市場の情報を包括的に提供するプログラムであり、日本では2013年1月に導入後、主に販売会社向け研修を展開しているという。2014年、iPad端末向けに提供を開始した同アプリは、「Market Insights」販売会社向け研修でも活用されており、複数の金融機関の自社研修ツールとしても採用されているという。このたび、同アプリの対応端末の拡大により、Android端末を利用している複数の金融機関でも自社研修ツールとしての導入が検討されているとしている。○「J.P.モルガンInsightsアプリ」のコンテンツと特徴多岐にわたる豊富なコンテンツ主要な市場の動向や経済トレンドを捉えたデータ集(四半期毎に更新)を主軸に、市場・経済動向の最新レポートや注目の資産クラスの解説などが日々更新されている。同アプリ限定公開のストラテジストによるビデオ解説や音声ガイドが人気を博しているデジタルコンテンツならではの優れた閲覧性「Market Insights」プログラムの膨大なコンテンツがテーマごとに整理され、一覧で確認できる。また、気になるキーワードを検索して関連レポートやビデオをタイムリーに閲覧できる。「J.P.モルガンInsightsアプリ」は、App Store、Google Play Storeから入手できる(「JPモルガン」のキーワードで検索)。
2015年08月10日デジオンは、Web上の記事と自宅の録画番組をまとめて再生できるiOS/Android向けアプリ「DiXiMチャンネル」を公開した。アプリのダウンロードは無料で、録画番組を再生するにはアプリ内課金「TVお楽しみプラン」への申し込みが必要となる。「DiXiMチャンネル」は、Web上の記事や動画と、ホームネットワークに接続されたビデオレコーダーなどで録画したテレビ番組の両方のコンテンツ情報を収集し、テーマやジャンルごとに分けられた「チャンネル」上で表示・再生ができるアプリ。ユーザーは好みの「チャンネル」を選択するだけで、ネット記事や録画番組にアクセスできる。「チャンネル」には、テレビ番組関連、音楽、スポーツ、趣味、ライフスタイルなど60個以上のテーマが用意されている。また、テレビドラマやアニメでは、番組単位での「ふかぼりチャンネル」を100個以上そろえるほか、今後の各クールの新番組にも対応していくという。そのほか、同社のDLNA/DTCP-IP対応プレイヤー機能も内蔵しており、「TVお楽しみプラン」に加入することで、レコーダーやNASの録画番組の再生が可能となる。料金は、「30日コース」が120円、「180日コース」が600円、「365日コース」が960円。また、東芝製レコーダー「DBR-M590」などの6機種であれば、宅外から自宅のレコーダーの録画番組を視聴できるリモート視聴にも対応する。なお、リモート視聴は、公開時点でiOS版のみの対応で、Android版は8月中旬に対応する予定。
2015年08月06日米Microsoftは8月5日(現地時間)、Officeファミリーの新アプリ「Sway」の正式版の提供を開始した。Webアプリ版、iOS版に加えて、日本を含む214市場においてWindows 10アプリ版「Sway for Windows 10」(PC/タブレット用)をリリースした。Swayを使って、ユーザーはメディアリッチでインタラクティブなWebベースのプレゼンテーションをデザイン・作成・共有できる。モバイル機器やネットとの親和性が高く、PCやモバイル機器内のコンテンツのほか、オンラインストレージOneDrive内のコンテンツ、さらにFacebook、Twitter、YouTube、Flickrなどからもタップやクリック、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でコンテンツを追加できる。それらを内蔵のデザインエンジンが分析し、自動的に見栄えの良いレイアウトに整える。MicrosoftはSwayをプレゼンテーションアプリではなく、デジタルストーリーテリング・アプリと表現している。Windows 10アプリ版のSwayは、iOSアプリ版と同様にデバイス内蔵のカメラを使ってキャプチャした画像を直接Swayで利用できる。インターネットにアクセスできない場合でも、アプリでロードしたSwayはオフラインで表示可能。また複数のアカウントのログインをサポートするので、1つのデバイス上で仕事用とプライベート用のアカウントを使ったり、家族や友達とコラボレーションできる。
2015年08月06日リコーイメージングは8月5日、同社のデジタルカメラ向けスマートフォン用アプリ「Image Sync」(Android / iOS)の最新版と、Image Syncに対応するカメラの最新ファームウェアを公開した。いずれもアップデートは無償だ。アプリとファームウェアのアップデートを行うことで、Image Syncの全チャンネルを適正な出力で利用できるようになる。Image Syncは、無線LAN(Wi-Fi)に対応したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-S2」、コンパクトデジタルカメラ「GR II」向けのアプリ。「チャンネル6」を選択した際、電波法申請値を超える送信出力での作動が確認されたため、Android / iOS版ともに、チャンネル6を設定から外したバージョンが配信されていた。このたび、アプリとカメラのファームウェア最新版を公開。それぞれアップデートを行うことによって、全チャンネルが利用可能になる。ファームウェアはリコーイメージングのサポートページからダウンロードできる。
2015年08月05日日本気象は4日、同日より気象庁が開始した「噴火速報」に対応したスマートフォン向けアプリ「噴火速報アラート」を公開した。App Store、Google Playよりダウンロードでき価格は無料。「噴火速報」は、2014年9月に発生した御嶽山での噴火災害を踏まえ、噴火が発生した事実を迅速かつ的確に伝えることを目的として気象庁が4日より開始するもの。阿蘇山、箱根山、浅間山などを含む、気象庁が常時観測している47の火山が速報の対象となっている。「噴火速報アラート」は、気象庁が「噴火速報」を発表した際に、通知音やポップアップ、通知バーなどで情報を届けるアプリ。アプリ内では、「噴火速報」の内容や対象市町村、対象火山の地図が表示されるほか、噴火警報ボタンから天気防災サイト「お天気ナビゲータ」へ遷移し、噴火速報以外の関連情報にもアクセスできる。
2015年08月04日エンバカデロ・テクノロジーズは8月3日、ビーコンを使用した位置検出機能をアプリケーションで容易に利用可能にする開発者向けソフトウェアソリューション「BeaconFence」を発表した。BeaconFenceは、RAD Studio XE8で利用できるソリューションで、iOS、Android、Windows、OS Xアプリケーションに、位置情報を検出し応答する機能を容易に追加可能にするコンポーネントやツールによって構成されている。業界標準のiBeaconsやAltBeaconsを特定のエリアに複数個配置することで、GPSを使用することのできない屋内でも、物理的な位置を把握でき、専用のビジュアルツール「Beacon Fencing Map Editor」を用いることで、マップ上にビーコンの位置やゾーンを定義し、ユーザーやデバイスが特定のゾーンへ入出したことを検知、応答させることができる。BeaconFenceの利用により、これまで多くの開発工数とメンテナンスの手間を要してきた多数のビーコンを利用した位置検出とその応答アプリケーションの構築が容易になり、小売、医療、娯楽、製造、交通、流通などの幅広い分野での応用が可能となる。BeaconFenceの利用にあたっては、使用するビーコンの数、使用するエリアの広さによって、無償利用を含む複数のライセンスオプションが用意されている。同社はVisual Studio、Xcode、Java、XamarinでもBeaconFenceを利用できるようにする計画を進めているという。
2015年08月03日米Microsoftは29日(現地時間)、Windows 10のリリースに合わせ、Windows 10対応のタブレット向けOfficeモバイルアプリをWindowsストアで提供開始した。日本でも提供しており、無料で入手できるが、一部機能はサブスクリプションのOffice 365契約が必要となる。今回提供開始された「Office Mobile for tablets」は、Word Mobile、Excel Mobile、PowerPoint Mobile、OneNoteの4アプリで、同社のOfficeシリーズのうち、タブレット向けの製品。タッチ操作に最適化したUIを採用するほか、OneDriveとSarePoint、Dropboxと統合することが特徴。Windows 10のタブレットや小型スクリーンの機器に向いているとし、国内版の仕様上は10.1型以下のデバイス用となっている。Microsoft Officeでは今後、2015年秋にデスクトップ向け「Office 2016」と、Windows 10 mobile向けの「Office Mobile for phones」も提供される予定。「Word Mobile」では、読み取りモードで、小型スクリーンに適したサイズにドキュメントを表示。小さな画像やテーブルをタップすると、画面上に詳細が表示される。複数人でのドキュメント編集機能にも対応し、編集時には自動的に変更が保存される機能も搭載する。「Excel Mobile」では、スプレッドシートをタブレットに適した表示にするほか、列のドラッグやワークシートの移動をタッチ操作で行える。また、オンスクリーンキーボードによる数式追加、編集時の自動保存機能も用意する。「PowerPoint Mobile」でもタッチ向けのインタフェースが採用されており、タッチ操作で手軽にスライド表示や画像・図形の挿入などが行え、自動保存機能も搭載する。
2015年07月31日フリスビー・インクは7月29日、スマートフォン向けアプリのソーシャル化が簡単にできるSDK「AppSteroid 1.0」を日本向けに提供開始した。AppSteroid1.0は、ベータ版「AppSteroid」をもとに、ユーザーからのフィードバックを反映したメジャーアップデート版。同SDKでは、アプリのコミュニティ機能によりリテンションを向上させ、複数のアプリ間でユーザーが回遊する施策が打てるソーシャル化が、数十分の作業工程で可能となる。また、ユーザー間のコミュニティをベースとしたアプリプロモーションエリアが新たに構築されているため、ゲーム本体広告以外からアプリへユーザー流入が見込めるようになる。これに加え、ゲーム内イベントや、リーダーボード、マッチメイクなど、ゲーム開発に欠かせない施策と、ユーザー認証やストレージエリアといった基本的なバックエンドサービスも充実しており、開発工数の大幅削減が期待できるという。
2015年07月30日楽天証券はこのたび、8月上旬にiPhone向け株アプリ「iSPEED」の国内株式版において、「Touch ID」を活用した指紋認証によるログイン機能を導入することを発表した。また、先物・OP、FX版の「iSPEED」や、iPad向け「iSPEED」にも順次対応していくとしている。「iSPEED」は、移動中や外出先でも快適に取引できるよう、スマートフォンやタブレット端末に特化したトレーディングアプリケーションで、国内株式やFX、先物・OPの取引はもちろん、チャート、四季報を含めた豊富なニュースをリアルタイムで閲覧できるという。楽天証券では、国内株式で38.3%、先物・オプションで56.1%、FXで66.1%の顧客がすでにスマートフォンから注文するなど、スマートフォン経由の注文が増加しているという。このたびの指紋認証機能の導入により、「iSPEED」の起動時に指紋認証によるロック解除が利用できる。さらに、自動ログイン設定を組み合わせれば、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、ログインが可能となり、正確かつスピーディに本人認証ができ、より安全に利用することが可能になるとしている。今後も継続的に「iSPEED」の機能追加・改善を行い、投資家の利便性向上に努めていくとしている。
2015年07月30日ヤフーは27日、事業者向けプラットフォームサービス「myThingsプラットフォーム」と、スマートフォン向けアプリ「myThings」を公開した。同アプリでは、ユーザーが使用しているIoT製品やWebサービスを組み合わせて使用することができるという。App Store、Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。「myThingsプラットフォーム」は、IoT製品やWebサービスのAPIを集めた事業者向けプラットフォームサービス。事業者は公開されているAPIを使って、新製品・サービスの開発や、既存製品・サービスの新たな価値の創出が可能となる。また、自社製品・サービスのAPIを公開し、他事業者が活用することで、本来想定していなかった付加価値が創出されるとしている。同社は、「myThingsプラットフォーム」をIoT分野での取り組みの基盤とし、多くの事業者と連携しながらプラットフォームを拡充していく。将来的には、大手・中小企業から、個人までの事業者や開発者が、あらゆるAPIを利用できるようオープン化していく予定だという。「myThings」は、モノとサービス、サービスとサービス、モノとモノなど、ユーザーが使用しているIoT製品やWebサービスを組み合わせて、新しい使い方を生み出せるスマートフォン向けアプリ。インターネット接続されている室内温度計が一定の温度を超えたらメールで知らせるなどの使い方が可能となっている。アプリ内には、同社が推奨するIoT製品とWebサービスの組み合わせが複数用意されており、ユーザーは任意の組み合わせを選択するだけで利用できる。公開時に、組み合わせられるIoT製品やサービスは約30種類で、今後、随時追加されていく。
2015年07月27日NTTコミュニケーションズは27日、同社が提供するSIMサービス「OCN モバイル ONE」ユーザー向けに、「050 plus」など特定のアプリ利用で発生するデータ通信量を、月間の通信容量には含めない「カウントフリー機能」の提供を開始した。「カウントフリー機能」は、音声通話アプリ「050 plus」、ファイルのアップロード/ダウンロードアプリ「マイポケット」、通信利用量参照アプリ「OCN モバイル ONE アプリ」使用時に発生するデータ通信量を、「OCN モバイル ONE」の各コースで上限値として設定されている通信容量へのカウントから除外する機能。同機能を利用するにあたり、申し込みは必要なく、「OCN モバイル ONE」ユーザーであれば自動的に適用される。そのほか、新規契約申し込みサイトへの即時アクセス機能も同日より提供開始する。これまで、「OCN モバイル ONE」のSIMカード購入後、申し込みサイトで契約手続きを完了するためには、別のインターネット環境やWi-Fi環境を用意する必要があった。同機能を利用することで、ユーザーは手持ちの端末にSIMを挿入し、APN/ID/パスワードの設定をするだけで、申し込みサイトへの接続が可能となる。
2015年07月27日マイナビは、アプリ開発初心者に向けたセミナー「1から始めるSwift - Webビジネスに関わる人のためのアプリ開発入門」を実施する。開催日時は8月1日 13:00~16:00(12:30開場)。会場は東京都・新宿エルタワー(19F マイナビルーム1)。参加費無料。同セミナーは、Webビジネスに関わっているが、アプリ開発をしたことがない初心者向けに実施されるもので、Swiftを使ったアプリ開発をするための「はじめの一歩」を紹介する。講師は、Flash、iPhone、Androidサーバサイドのプログラムを得意とするWebエンジニア・原 央樹氏(有限会社ツムジテクノロジー所属)が務める。これまで、iPhoneに対応したiOSアプリの開発には、開発言語の中でも難解とされるObjective-Cでの開発が必要だったが、その後新たに「Swift」というプログラム言語が誕生。選択肢が広がったことで転機を迎えている。オープンソース化もアナウンスされており、今後より多くの開発者が参入してのさらなる広がりも期待されている。「Swift」はJavaScriptとよく似た文法で記述できるため、JavaScriptやPHPなど、Web系言語の経験者にとっては、比較的学びやすい言語といえるとのこと。なお、同セミナーの定員は100名。事前申込制で、参加希望の際は専用フォームより必要事項を入力することで手続きが完了する。
2015年07月24日LINEは23日、SNSアプリ「LINE」の容量を削減した軽量版となるアプリ「LINE Lite」を、フィリピンやベトナムなど11カ国向けに公開した。Androidのみの対応で、iOS端末には対応していない。「LINE Lite」は、ネットワークインフラが整備されていない地域や低スペックのスマートフォン上でも利用できるようにと開発された「LINE」の軽量版アプリ。容量は1MB以下で、インストール時間は、通常版の20分の1にまで削減されているという。テキストやスタンプ、画像を使ったチャット機能を備えているが、音声・ビデオ通話、タイムラインなどの機能には対応していない。「LINE Lite」へのログインは、新規登録のほか、通常版のLINEアカウントからの引き継ぎも可能となっている。サービス開始時点での公開エリアは、フィリピン、ベトナム、エジプト、サウジアラビア、メキシコ、コロンビア、インド、パキスタン、カンボジア、アルジェリア、韓国の11カ国で、日本は対象外。今後は、各国の需要やユーザーの要望を踏まえ、公開エリアの拡大を検討していくという。
2015年07月24日米カッパーティーノは21日、ハイレゾ対応のiOS向け音楽アプリ「VOX for iPhone」の日本語版を提供開始した。アプリのダウンロードは無料。VOXは、iPhoneでハイレゾ音源の再生を可能とするアプリ。対応フォーマットはFLAC、ALAC、MP3、OGG、APEなど。対応OSはiOS 7.1以降で、iPhone 5 / 6 / 6 Plusに最適化しているという。また、同社はアプリのリリースを記念し「VOX Presents ひと夏のハイレゾ体験」イベントを実施。神奈川県三浦海岸海水浴場「夏小屋 Sound Annex」のバーカウンターにて、オーディオテクニカのヘッドホンとアンプを使用したハイレゾ音源の試聴が行える。イベント実施期間は8月31日まで。
2015年07月22日カシオ計算機は16日、録音した鼻歌のメロディをもとに自動で作曲するiPhone向けアプリ「Chordana Composer」をアップデートし、作った曲をYouTubeで公開する機能などを追加した。アプリの価格は税込600円。すでに購入済みのユーザーは無償でアップデートできる。Chordana Composerは、1~8小節のメロディを口笛、音声、鍵盤などで入力し、ジャンルと曲調を選択すると、イントロとエンディングが付いたオリジナル曲を自動で作成してくれるアプリ。アプリの対応OSはiOS 8.0以降。今回のアップデートでは、作った曲をYouTubeで公開する機能や音声データに変換してメールで送信する機能を追加したほか、新たな曲ジャンル4種類と、メロディ入力用にドレミ表記のボタンを導入した。同社の光ナビゲーションキーボードとの連携も強化されている。従来はアプリ(iOS端末)をキーボードと有線接続すると、キーボード上に曲のメロディ(右手パート)のガイドのみが表示されたが、アップデート版では和音(左手パート)のガイドも表示されるようになった。なお、iOS端末と光ナビゲーションキーボードの接続には、iOS対応MIDIインタフェースなどが別途必要。また、Chordana Composer Ver.2.0で作ったオリジナル曲のコンテストを開催する。1位入賞者には1万円分のiTunesコードを贈呈。募集期間は7月16日~8月31日だ。詳細は同社のWebサイトを参照いただきたい。
2015年07月16日NPO法人GADAGOは、都内および関東の美術館・アートイベントの割引チケットを一覧できるスマートフォン向けアプリ「ミューぽん」に関して、首都圏を夏休み期間限定で掲載地域を全国に拡大するとともに、同アプリの価格を7月18日~7月20日に限りセール価格360円(通常480円)で販売することを発表した。「ミューぽん」は、関東発のアートイベント情報サイト「Tokyo Art Beat」がセレクトした美術展やアートイベントで割引を受けることのできるiOS / Android用アプリ。窓口で画面をタップして見せるだけで使える割引チケットをはじめ、新着イベントや開始日、もうすぐ終了のタイミングを、ラベルとプッシュ通知で知らせてくれる機能をはじめ、過去に訪れた展覧会の一覧したり、そのイベントに関するTwitterのツイートをタップひとつで検索したりできる機能を搭載している。通常、都内および関東地区で開催されるアートイベントのみが掲載されているが、2015年の夏休み期間限定で掲載地域を全国に拡大し、北は青森から南は関西までの展覧会やアートフェスティバルの割引チケットが掲載されるという。7月15日の時点で参加の決定している美術館・イベントは、青森県立美術館、十和田市現代美術館、HOTEL GRANVIA OSAKA、堂島リバーフォーラム、六甲ミーツアート、兵庫県立美術館(追加変更の可能性あり)。また、夏の全国展開に合わせて、「ミューぽん」のアプリ価格が7月18日~7月20日に限り、セール価格の360円(通常価格は480円)で販売される。なお、アプリの有効期限は2015年末まで。割引券の使用は1つの展覧会につき1回限り有効。タブレット端末はサポート外となる。
2015年07月15日楽天は13日、楽天会員向けに「楽天スーパーポイント」が貯まる、Androidスマートフォン向けの広告配信アプリ「Super Point Screen」の提供を開始した。Google Playよりダウンロード可能。「Super Point Screen」は、スマートフォン上のロック画面に広告を配信し、閲覧すると「楽天スーパーポイント」が付与されるアプリ。配信される広告は、ファッション、グルメのほか、楽天グループで取り扱いのある商品の広告も含まれている。ユーザーは、ロック画面上に配信される複数の広告から閲覧したいものを選び、遷移先の詳細ページに5秒間滞在することで「楽天スーパーポイント」を1ポイント獲得できる。同社は、アプリの提供開始を記念して、初めてログインしたユーザーに200ポイントをプレゼントするキャンペーンを実施する。また、他ユーザーを招待できる「友達招待コード」発行機能も備える。初回ログイン時に招待コードを入力すると、紹介した側、された側、双方に50ポイントが付与される。
2015年07月14日楽天は13日、楽天会員向けに「楽天スーパーポイント」が貯まるスマートフォン向けの広告配信アプリ「Super Point Screen」(スーパーポイントスクリーン)の提供を開始した。同アプリは、スマートフォン上のロック画面に広告を配信し、ユーザーが広告を5秒間閲覧するごとに「楽天スーパーポイント」を付与するサービス(「楽天スーパーポイント」が付与されるのは同じ広告の閲覧の初回のみ)。同サービスは、Android版アプリにて提供する。○広告詳細ページに5秒間滞在すると「楽天スーパーポイント」を獲得「Super Point Screen」をダウンロードすると、スマートフォンのロック画面に、同サービスの広告主が提供するファッション、グルメなどの広告が配信される。これには、楽天グループで取扱いのある商品の広告も含まれるという。ユーザーは、ロック画面上に配信される複数の広告から閲覧したい広告を選び、遷移先の広告詳細ページに5秒間滞在すると「楽天スーパーポイント」を1ポイント獲得できる(スマートフォンのロック機能を使っている場合、広告詳細ページへ遷移する前に、ロックを解除する画面に切り替わる)。アプリ提供開始を記念して、13日から期間限定で、同アプリに初めてログインしたユーザーに、「楽天スーパーポイント」200ポイントをプレゼントするキャンペーンを開始した(「楽天スーパーポイント」付与後、6カ月間利用可能)。さらに、同アプリ内で発行される「友達招待コード」を友人などに共有し、受け取った人が同アプリの初回ログイン時に当該コードを入力すると、招待した人と招待された人それぞれに、「楽天スーパーポイント」50ポイントをプレゼントする(「楽天スーパーポイント」付与後、6カ月間利用可能)。楽天は今後も、楽天会員が気軽に「楽天スーパーポイント」を貯められる魅力的なサービスを提供していくとしている。○「Super Point Screen」概要対象OS:Android(Android OS 4.0.3以上)利用方法:(1)Google Playストアから「Super Point Screen」をダウンロードする(2)楽天会員IDでログインする(3)自分のプロフィールを登録する(4)ロック画面に表示される広告の中から、見たい広告を左右にスワイプして探す(5)閲覧したい広告を見つけたら、その広告画面下部のポインターを右へスライドし、画面のロックを解除する(ポインターを左にスライドすると通常のホーム画面に切り替わる)(6)遷移した広告詳細ページに5秒間滞在すると、「楽天スーパーポイント」を1ポイント獲得できるまた、同アプリのホーム画面では、配信中の広告を一覧で確認できる。ユーザーは、ホーム画面の中から興味のある広告を選択し、広告詳細ページに5秒間滞在すると「楽天スーパーポイント」を獲得できる。
2015年07月14日楽天は7月13日、楽天会員向けに「楽天スーパーポイント」が貯まるスマートフォン向けの広告配信アプリ「Super Point Screen(スーパーポイントスクリーン)」の提供を開始した。同アプリは、ダウンロードされたスマートフォンのロック画面に、広告主が提供するファッションやグルメなどの広告を配信するもの。ユーザーは、表示される複数の広告から閲覧したいものを選択し、遷移先の詳細ページに5秒間滞在すると「楽天スーパーポイント」を1ポイント獲得できる。利用は、Android OS 4.0.3 以上にて可能だ。なお、同アプリの提供開始を記念し、7月13日14:00~9月30日 23:59の間に、同アプリにて初めてログインしたユーザーを対象に、楽天スーパーポイント 200ポイントをプレゼントするキャンペーンを実施。加えて、同アプリ内で発行される「友達招待コード」を友人などに共有し、受け取った人が同アプリの初回ログイン時に当該コードを入力すると、招待した人と招待された人それぞれに、楽天スーパーポイント50ポイントをプレゼントされるという。
2015年07月14日●Apple Watchに「リマインダー」アプリはないApple Watchには「リマインダー」アプリが存在しません。しかし、リマインダー通知を受けて、「再通知」や「完了」などの対応をすることができます。Apple Watchでリマインダーの項目を作成するには、Siriを利用します。○Apple Watch用の「リマインダー」アプリはない筆者がApple Watchを手にしてすぐに意外に思ったことのひとつは、Apple Watch用の「リマインダー」アプリがないことでした。それでも、通知はApple Watchに表示されるのでかなり便利です。Siriを使ってリマインダーの項目を作成することもできます。それ以上のことをしたいならiPhoneで、ということですね。○リマインダーの通知を受けて対応するiPhoneの「リマインダー」アプリに保存されているリマインダーの通知は、Apple Watchに表示されます。下の方にボタンがあり「再通知」をタップすると、15分後に再通知されます。「完了」をタップすると、このリマインダーのステータスが実行済みになります。「了解」をタップすると、リマインダーのステータスは変わらずに通知が消えます。●Apple Watchでリマインダーを作成するには○Apple Watchでリマインダーを作成するApple Watchからのリマインダーの作成にはSiriを使います。作成したリマインダーは、iPhoneの「リマインダー」アプリに保存されます。通知の時刻を指定しないリマインダーを作成するには、「本を買いに行くのを思い出させて」のように話しかけます。通知の時刻も指定したいなら、「午後4時にクライアントに電話をかけるのをリマインドして」のように話しかけます。「午後4時に〇〇さんに電話をかけるのをリマインドして」と話しかけたとします。〇〇さんの電話番号が「連絡先」アプリに複数保存されていると、どの番号に電話をかけるのかを確認する画面が表示されます。電話番号をタップして選択します。これをiPhoneの「リマインダー」アプリで見ると、リンクになっています。このリンクをタップして電話をかけることも可能です。iPhoneの「リマインダー」アプリに複数のリストがある場合、Apple WatchのSiriで作成したリマインダーはiPhoneの「設定」の「リマインダー」で設定されている「デフォルトのリスト」に保存されます。
2015年07月12日●Mac向け新製品が久々に登場既報の通り、ピクセラは8日にMac向けとしては国内初のDTCP-IPサーバー機能とトランスコーダー内蔵による15倍記録に対応した「StationTV USB接続 テレビチューナー:PIX-DT195」を発表した。これに合わせて都内で記者説明会を開催し、製品の概要について解説した。ピクセラは、2002年から2009年まで毎年Mac向けのテレビチューナーを発売していたが、2010年からはスマホ向け製品に注視していたこともあり、新製品の開発が止まっていた。しかし、PC市場においてここ数年で、Macのシェアが増加していることから、新製品の投入を決めたという。新製品の「StationTV PIX-DT195」は、2009年に発売した「Capty TV Hi-Vision」が持つ3波対応、録画予約、外付HDD録画、BD/DVD書き出しといった特徴はそのままに、最大15倍録画やワイヤレステレビ、DTCP-IP配信、新番組表への対応といった機能を新たに盛り込んだ。15倍録画は従来製品が放送データのまま録画していたのに対し、トランスコードLSIを新型にすることにより、従来同様の無圧縮録画に加え、約1/2、1/4、1/8、1/15のH.264圧縮記録に対応した。これによりストレージの少ない機種でも十分な録画時間が確保できたという。また、スマホやタブレットからの屋内リモート視聴と、DTCP-IP配信に対応し、家じゅうどこからでも番組を視聴できる。さらに外部ディスプレイ出力も可能となっている。そしてUI面では、同社がスマートフォンやタブレット向けアプリで提供する「フリックカード選局」をMac向けでも採用する。なお、ソフトウェアはパッケージ内に含まれておらず、ピクセラサイトからダウンロードしてインストールする必要がある。○発売中のワイヤレスチューナーがXbox Oneに対応また、現在発売中のワイヤレステレビチューナー PIX-BR310Wのサポート範囲が広がり、Xbox Oneからの操作が可能となった。ソフトウェアは7月15日からXboxストアより無償で提供するという。PIX-BR310Wはもともとスマホ・タブレットで家庭内やリモート(有償ソフトが必要)でテレビの視聴、録画予約・再生が行える製品で裏番組の録画にも対応している。今回の追加によりWindos 8.1/Mac/Android(KindleFire含む)/iOSに加えてXbox Oneと豊富な機種に対応するようになった。Xbox Oneへのテレビチューナー接続としては、日本初の対応製品となる。Xbox Oneのコントーローラーだけでなく、ボイスコントロールやKinectによるゼスチャーコントロールでも操作できる。●小寺信良氏がゲスト登壇、一般ユーザー向けトークセッションも○小寺信良氏がゲスト登壇、一般ユーザー向けトークセッションも発表会ではテクニカルライター/コラムニストの小寺信良氏がゲストとして登場。両製品の紹介とデモを行った。PIX-DT195に関しては、アンテナが混合タイプとなっていることや、ソシオネクストの新型トランスコーダーチップを採用することで放送波(Mpeg-2)を圧縮(H.264)保存し、それを再トランスコードしてワイヤレステレビとして使えるといった従来モデルからの改良点を挙げる一方で、MacがCPRMに対応していないため、ムーブしたBD/DVDディスクの再生が行えないことを指摘していた。○実際の製品を写真で紹介説明会では実際の製品も展示されていたので、写真を中心に紹介したい。
2015年07月09日キングソフトは、iOS/Androidデバイス向けに提供する名刺認識・管理アプリ「CAMCARD(キャムカード)」の無料版「CAMCARD Lite」の名刺登録枚数を本日9日より無制限とした。「CAMCARD Lite」は、スマートフォンで名刺を撮影するだけで、最短1秒で名刺情報をデータ化してくれるアプリ。取り込んだ情報は自動で画像補正が行われ、アプリ内でデータの管理ができる。無料版ではこれまで、名刺登録枚数の上限を200枚としてきたが、9日よりユーザー登録を行い、ログインして使用するユーザーの上限枚数を撤廃した。ユーザー登録を行うことで、スマートフォンからだけでなく、パソコンからも名刺情報の管理が行える。自身のプロフィールを登録すれば、アプリの利用者同士でデジタルの名刺交換も行える。
2015年07月09日リコーイメージングは7月9日、同社のデジタルカメラ向けスマートフォン用アプリ「Image Sync」のAndroid版について、配信を再開した。電波法申請値と異なる出力で作動する可能性があったため、6月24日からダウンロードを一時休止していた。iOS版は7月下旬に配信再開する。Image Syncは、無線LAN(Wi-Fi)に対応したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-S2」およびコンパクトデジタルカメラ「GR II」向けのアプリ。「チャンネル6」を選択した際、電波法申請値を超える送信出力での作動が確認されたため、6月24日からダウンロードを一時休止していた。今回、配信再開したのはAndroid版のみで、アップデート版では「チャンネル6」を設定から外している。なお、リコーイメージングは、すでにImage SyncのAndroid版をダウンロードしているユーザーに、アップデート版に更新するほか、旧バージョンの「チャンネル6」は使用しないよう呼びかけている。
2015年07月09日sMedioは2日、DVDをスマートフォンやタブレットで視聴できるアプリ「sMedio TrueDVD Streamer」をiOS/Android向けに公開した。価格は3,000円。現在はキャンペーン価格として2,000円で販売されている。「sMedio TrueDVD Streamer」は、スマートフォン、タブレットをWindows PCのDVDドライブとWi-Fi接続し、DVDの再生ができるワイヤレスDVDプレイヤーアプリ。PC側には無料の専用ソフトが用意されており、インストールしておく必要がある。一般的なDVDプレイヤー同様に、メニュー機能や字幕変更、音声切換などに対応している。そのほか、再生中のシーク、チャプターのスキップとバックも可能となっている。対応OSは、Windows 7以降、iOS 8以降、Android 4.1.2以降。Android版のみ、15日間の体験版が用意されている。
2015年07月04日