世界が注目する『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキーパーソンとしても話題の新たな女性ヒーローの活躍を描いた『キャプテン・マーベル』のMovieNEXが、7月3日(水)に発売される。この度、主演のブリー・ラーソンのインタビュー映像が公開された。本作は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーローが主人公のサスペンスフル・アクション。アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーローの始まりが明かされる。キャプテン・マーベルを演じるのは、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。監督は『ハーフネルソン』のアンナ・ボーデンが務める。公開されたインタビュー映像は、ラーソンが「よろしくお願いします」と流ちょうな日本語の挨拶から始まる。まずは大ヒット劇場公開中の『アベンジャーズ/エンドゲーム』の監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟と、『キャプテン・マーベル』の監督を務めたアンナ・ボーデンとライアン・フレックのコンビの違いについて話す。この2作品は、地球を守るヒーローとして描かれるキャプテン・マーベルと、キャプテン・マーベル(キャロル)の秘密が描かれているという違いを踏まえて、「どちらの作品もすばらしかったし、キャロルのいろんな面を知ることができたわ」とコメント。また、本作で本格的なアクションに挑戦したラーソンは、「以前は柔道なんてとても無理だと思ってた」という。「ずっと運動が苦手で何もしてこなかったのに、柔道を始めたら気に入ってしまったの。心身ともに変化を感じたから、黒帯を取るまで続けたいわ」と意外な目標を明かす。本作で明かされるニック・フューリーとの絆については、「全編を通してふたりの友情が描かれていて、本作の核となる要素のひとつよ。ふたりが力を合わせると最高のチームになるの」と声を弾ませる。さらに、「アイパッチの理由は最高ね。かなり単純な理由でおもしろかった。ニックはもっともらしいウソで、本当の理由をずっと隠していたのよ」と笑いながら話している。■リリース情報7月3日(水)発売『キャプテン・マーベルMovieNEX』/4,200円+税『キャプテン・マーベル4K UHD MovieNEX』/8,000円+税『キャプテン・マーベル 4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)』/10,000円+税6月5日(水) 先行デジタル配信開始
2019年05月17日日本人俳優の真田広之が、あのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一区切りにして集大成となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』にゲスト出演を果たしている。しかも、あるヒーローに関わる「始めから終わりまでカメラを止めずにワンカット」というシーンで、それが“できる俳優”ということで真田さんにお声がかかったらしい。マーベルから指名された上、「お祭りのような、オリンピックのような」『アベンジャーズ』の完結編への参加となれば、それは役者冥利につきるというもの。また、真田さんとともにトム・クルーズ主演『ラスト サムライ』(2003)に出演し、アカデミー賞にノミネートされるなどハリウッドで活躍する渡辺謙は、5月に『名探偵ピカチュウ』『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』が控えている。さらにMCUといえば、浅野忠信が『マイティ・ソー』シリーズでハリウッドデビューしており、以降も真田さん共演の『47RONIN』や、『バトルシップ』『沈黙ーサイレンスー』などに出演してきた。こうした先人たちの活躍を受け、いま次の世代の俳優たちが続々と海外作品への出演を決めており、注目を集めている。小栗旬がハリウッドゴジラシリーズに出演!きっかけは『銀魂』ギャレス・エドワーズ監督のハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014)は日本では興行収入32億円、全世界では約529億円(1USドル=100円の場合)の大ヒットとなった。芹沢猪四郎博士役で出演した渡辺さんが英語発音の「GODZILLA」ではなく、日本語で「ゴジラ」と発音することにこだわったという話は有名。アメリカのプレミア上映では、このセリフの瞬間に拍手が巻き起こったという。そして、5月31日公開『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』に続く作品となる『GODZILLA VS. KONG』(以下、『ゴジラVSコング』)には、日本を代表する人気実力派俳優・小栗旬(36)が出演することが発表されている。『銀魂』シリーズをはじめ『クローズZERO』シリーズ、『信長協奏曲』などのヒット作を有し、今後は『人間失格 太宰治と3人の女たち』『Diner ダイナー』『罪の声』といった話題作が待機する小栗さんがついにハリウッドデビュー。役柄は明らかにされていないが、主要人物となるらしく、楽しみだ。『ゴジラVSコング』は、レジェンダリー・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース、東宝が提携して製作する『GODZILLA ゴジラ』からスタートした「モンスターバース」の4作目で、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)に登場したキングコングとゴジラが激突!日本では1962年にそのオリジンといえる『キングコング対ゴジラ』が公開されており、同作はゴジラ映画初のカラー作品だった。小栗さんは、ハリウッド映画の“ハードルの高さ”を意識しつつも、「本作の監督やプロデューサー、レジェンダリーの皆さんのこの作品に対する情熱に触れて、そのハードルにチャレンジしたいという大きな意欲が湧いてきました。我が国が作り出したゴジラが、広く世界の観客に愛され、自分がその作品の一部になれるという事に、今はひたすら興奮しています」とコメントしている。監督を務めるのは、Netflixで配信されたハリウッド版『デスノート』や『サプライズ』『ザ・ゲスト』のアダム・ウィンガード。プロデューサーのアレックス・ガルシアによれば、「三池崇史監督の『クローズZERO』『クローズZERO II』で初めて彼を見た時から、そして、最近では『銀魂』での小栗旬の仕事を高く評価している」と語っており、小栗さんがスクリーンで放つカリスマ性やアクションセンスなどが見込まれたようだ。そのほかのキャストには、『ターザン:REBORN』で知られるアレクサンダー・スカルスガルドをはじめ、『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』のミリー・ボビー・ブラウンやカイル・チャンドラー、チャン・ツィイー、『ベイビー・ドライバー』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のエイザ・ゴンザレス、『デッドプール2』のジュリアン・デニソンなど、多彩な顔ぶれがそろう。現在はポストプロダクション中で2020年5月22日に全米公開、日本でも2020年に全国東宝系にて公開予定となっている。竹内涼真『名探偵ピカチュウ』吹替に加え、急遽カメオ出演渡辺さんが主人公・ティムを助けるヨシダ警部補役で出演する、ニンテンドー3DSソフトのハリウッド実写映画化『名探偵ピカチュウ』。本作の製作にもレジェンダリー・ピクチャーズとワーナー、東宝とともに、株式会社ポケモンが関わっている。『デッドプール』ライアン・レイノルズが演じる“中身はおっさん”のしわくちゃ顔がキュートなピカチュウに、随所に盛り込まれたポケモン愛が話題の本作。主人公・ティム(演:ジャスティス・スミス)の日本語吹き替えを務めているのが、先日26歳になったばかりの竹内涼真だ。2017年に『帝一の國』にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」、ドラマ「過保護のカホコ」からブレイクした竹内さんは、映画『センセイ君主』や「陸王」「ブラックペアン」などでさらに注目を集め、いまや日本の若手トップ俳優のひとりとなった。昨年11月、製作発表会見のため来日した本作のロブ・レターマン監督が竹内さんに“ひと目惚れ”し、本編への出演をオファー。双方がスケジュールを調整した結果、ポケモントレーナーの役で竹内さん本人もカメオ出演を果たすことになった。「いつかハリウッドの現場を経験してみたいと思っていたので、今回その夢に一歩近づくことができました!」と竹内さんはコメントしており、「よりハリウッド作品に挑戦したいという思いが強くなりました」というから頼もしい。先日行われた『名探偵ピカチュウ』のワールドプレミアでは、レッドカーペットならぬ“イエローカーペット”を初体験、「ハロー、エブリワン!ウェルカム・トゥ・トウキョウ!」と英語で挨拶しており、気分は早くもハリウッドスター!同プレミアには『デッドプール2』でライアンと共演している国際派女優・忽那汐里も飛び入り参加して会場を沸かせた。本作には、飯豊まりえが声を務めるキャスリン・ニュートンほか、ビル・ナイ、リタ・オラ、スキ・ウォーターハウスらも出演。5月10日の世界公開よりひと足早い5月3日(金)から日本先行公開。また、竹内さんのハリウッド体験を追った「竹内涼真in ハリウッド!! Hulu完全版」が5月10日(金)・17日(金)にHuluにて期間限定配信される。綾野剛、中国映画『破陣子』で主演に抜擢そして昨年12月、綾野剛(37)が中国映画『破陣子(はじんし)』で主演を務め、海外デビューを果たすことが発表された。合作映画ではなく、完全中国製作映画で日本人俳優が主演を務めるのは綾野さんが初めて。中国映画界は、いまやハリウッドに次ぐ世界2位の巨大な市場だ。例えば4月24日から公開されていた『アベンジャズ/エンドゲーム』は初日だけで同国史上最高の約1億720万ドルを達成したと米メディアが報じており、日本円にして約120億円にも上るとされる。そんな中、綾野さんが主演する『破陣子』は中国で660万人を動員した人気舞台が題材。平安時代、壇ノ浦の戦いで海に飛び込んだ日本の貴族が南宋のある村にたどり着き、「平安(ピン・アン)」という名を与えられ、現地の女性と悲恋を繰り広げるという。『レッドクリフ』に出演していた人気女優ソン・ジアが相手役を務める。綾野さんといえば、『新宿スワン』『亜人』『怒り』『パンク侍、斬られて候』などで幅広い役柄を演じてきたが、念願の海外初進出となる。『そこのみにて光輝く』(呉美保監督)が「モントリオール世界映画祭」監督賞を受賞しており、北米有数のアジア映画祭「ニューヨーク・アジア映画祭」では『日本で一番悪い奴ら』により“これからの世界的な活躍を期待する俳優”に贈られるライジング・スター賞を受賞、『怒り』でアジアン・フィルム・アワード助演男優賞にノミネートされるなど、その実力は海外でも認められている。舞台版の脚本家でもある監督のドン・ティエンイーはいくつかの日本人俳優の作品を見た上で綾野さんに決めたそうで、「作品を見ると毎回人間が変わっているように見える」と綾野さんのカメレオンぶりを高く評価しているようだ。綾野さんも「平安を生きるうえで確かな化学反応を起こしたい」と意気込みを語っており、中国語の習得はもちろん、アクションシーンに備えて肉体づくりも行ったという。なお、綾野さんは中国版ツイッター・微博(Weibo)にアカウントを開設、時折動画も交えて中国語で投稿している。綾野さんの微博デビューに合わせて、「花より男子」や『銀魂』などで中国でも高い人気を誇る盟友・小栗さんが約6年ぶりに自身も更新、『破陣子』を宣伝したことは現地でニュースになったほど。かつて、脱税が報道された“お騒がせ女優”ファン・ビンビン主演の『楊貴妃 Lady Of The Dynasty』は小栗さんが降板という形になっただけに、綾野さんがリベンジを果たしてくれるのかも。中国では年内に公開予定となっている。同じように歴史大作で、海外作品で主演を務めたことがある俳優には浅野さんやオダギリジョーらがいる。2007年、若きチンギス・ハーンが幾多の闘いをくぐり抜け、一大帝国を築くまでを描いたドイツ・ロシア・カザフスタン・モンゴル合作『モンゴル』では、浅野さんが主演に抜擢。全編モンゴル語に挑戦し、カザフスタン代表作品として第80回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされる快挙となった。また、オダギリさんも韓国映画『マイウェイ 12,000キロの真実』、日仏合作の『FOUJITA』、阪本順治監督の日本・キューバ合作『エルネスト』ほか、クリストファー・ドイル×ジェーン・シュン共同監督による香港・マレーシア・日本合作『宵闇真珠』、中国の鬼才ロウ・イエ監督『SATURDAY FICTION』(英題/19年完成予定)などにも参加しており、活躍の場は国際的。記憶に新しいところでは、スティーヴン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』でダイトウ役を演じ、「俺はガンダムで行く」の名台詞を生み出した現在28歳の森崎ウィンもいる。ちなみに、中国で大規模ロケを敢行した山崎賢人主演『キングダム』は北米公開が決定した。山崎さんがロサンゼルスのソニー・ピクチャーズを表敬訪問した際には、同社インターナショナルプロダクションズ代表のレイン・クライン氏から「想像していた以上の面白さでアジア版の『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ているようだった」と絶賛を受けている。この機会に山崎さんはじめ、吉沢亮らもハリウッドにその名を知られることになりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ゴジラVSコング(仮題) 2020年、全国東宝系にて公開予定/北米:2020年5月22日公開予定名探偵ピカチュウ 2019年5月3日より全国にて公開予定(C) 2019 Legendary and Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved.(C) 2019 Pokemon.
2019年05月02日マンハッタン ポーテージ(Manhattan Portage)とマーベル(MARVEL)がタッグを組み、最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開中の人気シリーズ「アベンジャーズ」にフィーチャーした限定コレクションを発売。2019年5月2日(木)より、全国のマンハッタン ポーテージ直営店、及び正規取扱店、オンラインショップにて展開される。今回、共にニューヨークを本拠地に置くブランドが融合した特別なコレクションから、メッセンジャーバッグやウエストバッグ、バックパックが登場する。それぞれのフラップ裏には、マンハッタン ポーテージを代表とするニューヨークの街並みと、それを囲う様にアイアンマンやキャプテン・アメリカなどの「アベンジャーズ」のキャラクターたちを配置。キャラクターたちが、今にもニューヨーク街から飛び出してくるような勢いのあるデザインが特徴だ。アイテムの外側も、ブランドロゴと共に“MARVEL”ロゴとアメリカの星条旗を配した特別仕様になっている。【詳細】マンハッタン ポーテージ「マーベル限定コレクション」発売日:2019年5月2日(木)取扱店舗:全国のマンハッタン ポーテージ直営店、及び正規取扱店、オンラインショップ価格:・ウエストバッグ 11,000円+税・メッセンジャーバッグ Sサイズ 9,400円+税・メッセンジャーバッグ Mサイズ 11,200円+税・メッセンジャーバッグ Lサイズ 13,000円+税・ダコタ バックパック 13,400円+税※オンラインストア限定発売・スクエア バックパック 19,300円+税
2019年05月01日本日から公開になる『アベンジャーズ/エンドゲーム』で10余年に渡って続いたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)はクライマックスを迎えるが、昨年公開になった『インフィニティ・ウォー』に続いて監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソ監督は壮大なドラマやバトルを描きながら、それらが“私たちが暮らす現実の社会”とつながりのあるものにすることに力を注いだという。なぜか? それこそがマーベル映画をマーベル映画たらしめる最重要ポイントだからだ。映画公開前に両監督に話を聞いた。(インタビューではアンソニー、ジョーの両監督が質問に答えたが、以前、ふたりから「僕らふたりの意見として答えさせてほしい」と言われたことがあるため、本稿でも“ルッソ監督”として掲載する)1歳違いのアンソニーとジョーは学生時代に初監督作を完成させ、小規模な作品をいくつか手がけた後、2014年に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の監督に抜擢された。そこで彼らは驚異的なヒーローが活躍するマーベル映画でポリティカル・スリラーを描くことを選んだ。人々を守る立場のキャプテン・アメリカは陰謀に巻き込まれ、国家の安全のために人々がどこまで自由を犠牲にできるのか? がテーマになった。当時、彼らは「この映画は一種の政治スリラーだから、映画を通して時代精神を切り取ったといっても過言じゃないと思う」と語っていた。そして、ルッソ監督は同じ脚本家(クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー)、同じ撮影監督(トレント・オパロック)で『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を製作。ヒーローは政府や統治権力の管理下に置かれるべきか? を巡ってアベンジャーズが分裂・対立する様が描かれ、続く『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も同じスタッフで創作を開始した。「“シビル・ウォー”の編集に入った段階で、私たちは、我々がこの映画を通してアベンジャーズをどのような状況に追い込んだのかを考えました。トニー・スターク(アイアンマン)とスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)の関係を破綻させ、彼らを脆弱な状況にしてしまったわけですからね。そこで私たちは脚本家のマルクスとマクフィーリーとサノスについて話し合いを始めたのです。最大の脅威であるサノスがやってくるとしたら、この瞬間しかないだろうと」意見が対立したアベンジャーズは分裂し、ついに拳を交える事態に発展するが、解決の糸口は見えず、数人のヒーローは収監されてしまう。そんな折、最悪のタイミングで地球にサノスがやってくる。宇宙にバランスをもたらすために全生命の半分を消し去ろうとするサノスを前に、それぞれのメンバーは問題を抱えたまま立ち上がるが、サノスの力はあまりにも強大で全生命の半分は消え去ってしまう。正義のヒーロー“アベンジャーズ”が為す術なく敗れ去る『インフィニティ・ウォー』の結末は全世界に衝撃を与えたが、ルッソ監督と脚本家チームは『インフィニティ・ウォー』、そして本日公開の『エンドゲーム』の結末をまず最初に考えたという。「最高のストーリーテリングは、結末がちゃんとわかっていて、それを念頭に置き、結末につながるものを、結末に効果のあるものを選択して完成度を高めていく行為だと思います。ですから『エンドゲーム』がどんな結末かわかっていることは、『インフィニティ・ウォー』を語り始める上で非常に重要でした」そのために彼らは改めてこれまでのマーベル映画すべてを丹念に検証し、どの物語でどんな展開が描かれ、どんなテーマが内包されているのか徹底的に振り返ったようだ。「本作ではこれまでの21作品にひとつの終止符をつけることが私たちの任務でしたから、他の作品を参照することなく、21作品だけに集中して『エンドゲーム』に養分を与えるものはないか見直したわけです」。つまり、『エンドゲーム』は『インフィニティ・ウォー』の“続き”や“完結編”ではない。『アイアンマン』から始まったこれまでの“全マーベル映画”の完結を描くものだ。そこで彼らは歴代のマーベル映画がずっと貫いてきたテーマ“正義と代償”を重視した。「私たちはマーベル映画で一貫して“自身の行動には責任が問われるし、自身の選択によって生まれた結果を背負い続けなければならない”という物語を描き続けてきました。ヒーローになることは利点もありますが、結果として多くの犠牲を払わなければならない。その時、彼らはどの段階で代償を支払い続けることの“限界”を迎えるのか? どれほどの代償を支払って彼らは目的のために行動しようとするのか? が追求されます」これまでアベンジャーズは正義のために戦い、人々を救うために苦しみや痛みに耐えてきた。しかし、結果として様々な代償を支払った。愛する人を失い、人生に迷い、そして今、世界の生命の半分が塵になった。「サノスの行ったことはあまりにも過酷なものです。ですから『エンドゲーム』を始めるにあたっては、残されたアベンジャーズのメンバーがこの状況からいかにして前に進むのか? を考えに考えました。それぞれのキャラクターはこの状況にどのように対応するのか? 仲間の力を借りて前へ進むのか? あるいはそうしないのか? これこそがキャラクターを描く重要な機会だと考えたわけです」ルッソ監督は「自分の運命をコントロールしてそのコースを変えられることが出来るのか? 運命とは結局は決して変えられないものなのか? それとも自分の意思の力をもって変えられるものなのか? これは我々にとって惹かれるテーマなのです」と語る。「サノスもまた苦しみを感じ、代償を支払う人間的なキャラクターです。私たちはアベンジャーズだけでなく、登場するすべてのキャラクターをそのような視点で見ています。そこで“ヒーローであることの代償”を『エンドゲーム』でも追求することになりました」アベンジャーズも、サノスもそれぞれに自分の考える正義があり、それを貫くために代償を支払う。そのため、仮にどちらかが勝利したとしても、大きな代償を支払った哀しみや苦悩は勝者から消えることはない。つまり、『エンドゲーム』はアベンジャーズとサノス、どちらかが“勝つ”だけでは終われないはずだ。簡単に勝者や敗者が決定できない戦い、ぶつかり合う正義、強大な力を政府や統治機構に預けることの是非……ルッソ監督はマーベル映画を描く上で一貫して、私たちが暮らす現実の社会の問題や構造を作品に盛り込んでいる。「その視点はとても気にかけています。マーベル映画のキャラクターは特別な能力を持っていますから、普通の人が直面しないような地球規模の課題に対応しなければならないことがあります。世界はどんな脅威に直面しているのか? 私たちの社会の脆弱な部分はどこにあるのか? 私たちの映画において社会の大きな問題を扱うことはとても重要です。本作に登場するキャラクターを描く上ではなおのこと重要だと思います。例えば、キャプテン・アメリカは第二次世界大戦中にシンボル的な存在として誕生し、大きな視点で見た時に何かしらの意味を持つ存在として描かれています。ですから『ウィンター・ソルジャー』では彼のそんな側面を描くことができてうれしかった。私たちは重層的な構造のある映画が好きで、何度観てもいい映画、時が経っても繰り返し観られる映画が好きですから、自分たちの映画もそうなるようにデザインしているつもりです」ルッソ監督のこの考えは、実は映画を様々な角度や視点から楽しめるだけでなく、マーベルの真髄をあらわすものだ。数々のヒーローを世に送り出した巨匠スタン・リーは生前、筆者のインタビューにこう答えている。「我々と同じ世界・社会に存在し、我々と同じような悩みや不安や問題を抱えたヒーローたちだからこそ、誰もが共感できるんだと思うし“もしかしたら、大好きなヒーローにひょっこり出くわすかも”なんて夢も広がるしね。みんなにとって見慣れた現実の世界を舞台にすることで、読者も観客もすんなり作品の世界に入り込むことが出来るというわけだ」マーベル映画は単なるファンタジーではない。私たちが暮らす現実社会とつながりがあり、そこで扱われるテーマや問題は我々が直面しているものだ。我々が窓に目をやると広がる世界でアイアンマンやキャプテン・アメリカは戦っている。我々が見上げた空の遥か彼方にサノスが待ち構えている。だからこそルッソ監督は『エンドゲーム』におけるアベンジャーズとサノスの戦いにも現実社会とのつながりを盛り込んだ。「現在、私たちの社会ではナショナリズムが世界を席巻していますが、現在のナショナリズムは“自分さえ良ければいい”という個人主義的な考えを、国家が“自国さえ良ければいい”と言ってやっているに過ぎません。その意味で、サノスもまた個人主義者と言えるでしょう。彼は自分の目的のためなら、他人の苦痛や代償は気にかけない。全宇宙の半分を消すけれど、自分は消えないわけですから。一方のアベンジャーズは手を取り合って困難を克服しようとするコミュニティと多様性の象徴です。私たちは人々がコミュニティに向かうのは共感できますが、個人主義に向かうことは共感できませんし、自分さえ良ければいいのだという考えからは何の価値も生まれないと考えています。このことも私たちが『エンドゲーム』に強く込めたいメッセージでした。良いストーリーとは、世界中の人々をつなぎ合わせてくれるものだと思いますし、日本と英国とメキシコの人が一緒になって同じことについて語り合えるものだと思うのです」絶体絶命の危機を迎えて勝機の見えないアベンジャーズと、他人の苦しみには目もくれずに自分の目的にまい進するサノスの戦いの結末は予想もつかない。しかし、ルッソ監督はこの壮大な物語に予想のつかない展開を、私たちの社会や暮らしとつながる何かを、つまりマーベルの真髄を盛り込んだようだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開中
2019年04月26日アベンジャーズ誕生のきっかけともなったマーベル史上最強のヒーローを描く『キャプテン・マーベル』が、4月25日(木)をもって上映終了となることが決定した。全世界で『美女と野獣』を超えて女性主役作品史上No.1のオープニング記録を樹立、日本では2019年に公開された洋画オープニング記録のNo.1となるなど、驚異の盛り上がりをみせた本作。公開を迎えるとともに、SNSでは「可愛い・カッコいい・強いの三要素が揃ってるヒーローってなかなかいないんじゃないか」「“私は私の選んだ道を行く”スタイルが好き」といったコメントが飛び交い、マーベルファンのみならず、マーベル作品を観たことがない人でさえも「めっちゃ面白かったです。これはエンドゲームも見るしかない!」と語るなど、いままでのヒーローとは一線を画すその魅力に日本中が虜になった。新たなヒーローの誕生を描き、“初心者歓迎“である本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』に向けての準備ができる最後のチャンス。まだ映画を観ていない人も、すっかり魅了されたという人も、いま一番“アツい”新時代のヒーローを大きなスクリーンで観ることができるのはあと2週間。ぜひ劇場へ駆けつけてみてほしい。『アベンジャーズ/エンドゲーム』での活躍にも期待!そして『キャプテン・マーベル』の後に控えるのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』。最強を超える敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命は、半分に消し去られてしまった…。壮絶な戦いから生き残ったキャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、アイアンマンたちとともに、“新たな希望”としてうわさされているキャプテン・マーベルの姿も!超強力な新ヒーローを加え、彼らは大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結する。果たして、失った者たちを取り戻す方法はあるのか?世界35億人の未来のために、そして“今はここにいない”仲間たちのために、最後にして史上最大の逆襲(アベンジ)に挑む最強チーム“アベンジャーズ”に引き続き注目していて。『キャプテン・マーベル』は4月25日(木)まで全国にて公開中。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年04月11日マーベル初の女性ヒーロー単独主演映画『キャプテン・マーベル』。全米はじめ世界各国で大ヒットスタート、日本でも2019年公開洋画NO.1のオープニングを記録するヒットとなっている。Twitter上には本作へのアツい感想が続々と上がっているが、特にキャプテン・マーベルを演じたブリー・ラーソンには「強すぎ!」「最高に格好良くて泣けた」といった声や、サミュエル・L・ジャクソン演じる若き日のニック・フューリーらが登場する“アベンジャーズ誕生以前”の物語に「ワクワク感が止まらん」「実質『アベンジャーズ0』」、さらには「にゃんこの映画」「フューリーとグース(猫)が可愛い」といった意外な(?)ワードも飛び出している。◆MCU21作目にして初の女性ヒーロー単独映画!世界10億ドルも間近3月15日(金)より全国363館で公開された日本では、初日3日間で興行収入6億円突破の大ヒットスタートを切った本作。3月26日(火)までで観客動員は約84万5,000人、興行収入は約12億8,770万円と好調だ。全米ではオープニング3日間だけで興行収入1億5,300万ドル(約169億8000万円)を記録し、3月24日時点で累計興収3億2,000万ドルを突破、ヒーロー誕生を描いた映画としては『アイアンマン』を超えて歴代8位に躍り出た。さらに世界興収に目を向けると、オープニングの成績は歴代6位、女性主人公の映画では『美女と野獣』を超えて1位、ヒーロー映画では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に次ぐ2位を記録。3月24日までに世界興収は9億1,100万ドルに達しており、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)としては21作品中7位、しかも7作目の10億ドル突破作品となることが確実視されている(※BoxOffice Mojo調べ)。◆ブリー・ラーソンの圧倒的ヒーローに魅了される人続出!本作では、宇宙のはるか彼方で記憶を失ったままヴァースという名を与えられ、戦士として戦いの日々を送っていた女性キャロル・ダンヴァースが、自らの記憶の謎を紐解き、唯一無二のヒーロー“キャプテン・マーベル”として覚醒するまでが描かれる。Twitterと連携した映画レビューサイト「coco」には、「才能を持った人が前を向き立ち上がり、本来の力を発揮するだけでこんなに素晴らしい物語になる」「割と一直線でわかりやすいしテンポもいい」「こういうヒーロー映画の作り方もあるんだな」といった声が上がっているように、彼女の記憶を巡るサスペンスフルなストーリーとそれによって本来の自分を取り戻していく姿が、ひと味違うヒーロー誕生物語となっている。しかも、その主人公を演じるのは、『ルーム』(15)で性犯罪の被害者から母としての深い愛で立ち上がっていく“ママ”を演じてオスカーを獲得したブリー・ラーソン。「#MeToo」「#TimesUp」以前から支援活動などを行ってきた彼女が、9か月ものトレーニングで肉体的にも見事にヒーローへと変貌を遂げている。そんな彼女が演じたキャプテン・マーベルには、「メチャ強くてカッコいい!」「一発で彼女が大好きになった」「マジでカッコ可愛い!」「最高に格好良くてそれだけで泣けた」「ウルトラの母のように強くて優しいヒーローを、ブリー・ラーソンがやり遂げた」「笑ってしまうほど強い!強すぎる! キメ顔や表情がイチイチかっこよくてたまらない」などなど、絶賛の声が止まらない。それに、何度倒れても立ち上がり困難に立ち向かう姿や、「感情を抑えろ」「まだ早い」「出しゃばるな」といった“抑圧”をお見事!という形で跳ね返す姿に、「何度でも立ち上がるキャロルが最高にカッコイイ…」「倒れても何度も立ち上がるキャロルの表情がいい」「命令されることの真意が分かってからの展開が凄い」とのコメントも多く、「2019年の少女たちはこの『ヒーロー映画』を見て育つのだな」としみじみする声も寄せられている。本作の魅力は、ヘイリー・スタインフェルド主演で贈る「トランスフォーマー」シリーズの最新作『バンブルビー』や、フェリシティ・ジョーンズがリアル“スーパーヒーロー”ルース・ギンズバーグの若き日を演じる『ビリーブ 未来への大逆転』、ミニシアター系の『たちあがる女』『マイ・ブックショップ』などが引き合いに出されるように、“女性はこうあるべき”という偏りまくった価値観に、明確で力強い“NO!”を突きつけていること。まさに“いま”だからこそ作られた、“いま”だからこそ観たい映画の代表的存在ともなっている。◆バディムービーとしての魅力も!むしろ、猫映画だった!?とはいえ、本作のアンナ・ボーデン監督が「決して完璧なヒーローというわけじゃない」と語るように、ブリーが演じるキャプテン・マーベルは茶目っ気たっぷりで、どんなときでもユーモアを忘れず、失敗から学んでいくヒーローだ。本作の舞台は1990年代だが、ロサンゼルスのビデオショップに“落下”してからは、S.H.I.E.L.D.(シールド)の1エージェントだった若きフューリーと行動を共にすることでそれが顕著に示されていく。「ブリー・ラーソンと若サミュエルのコンビ楽しい」「フューリーとの掛け合いがユーモラス過ぎてニヤニヤ」「ブリー・ラーソンや若々しく動くサミュおじ、90年代グランジ、全てツボにハマりまくり」など、本作で密かに築かれていた “バディ”に注目する人も相次いでいる。一方、ライアン・フレック監督が「『ターミネーター2』から影響を受けた」と語るように、同作のオマージュとおぼしきシーンも見受けられ、ニヤリとする映画ファンも多いだろう。「ジャスト・ア・ガール」と歌う「ノー・ダウト」や「ニルヴァーナ」、「TLC」、Des’reeなど、一気に“あの頃”へと飛べる劇中歌も聞き逃せない。そして、「若フューリーや若コールソンは新鮮」「コールソンファンとしては、彼がなぜ優秀なエージェントなのかもわかって嬉しい」と、映画では『アベンジャーズ』以来となった、シールドの新人エージェント時代のコールソン(クラーク・グレッグ)の登場に喜ぶ声も!キャプテン・マーベルがヴァースと呼ばれていたころの師匠で、スターフォースの司令官役ジュード・ロウに対しても、「ジュードったら」「期待通りのジュードロウでめっちゃよかった」といった声が。キャロルの親友マリア(ラシャナ・リンチ)との関係に言及する声も多く、「親友母娘最高!」「活躍する女性主人公を助けるのも女性ってのがとてもいい!」というコメントや、「宇宙人の戦闘機を技量で撃墜するシーンには痺れた」と優秀なパイロットであるマリアもまた“ヒーロー”であることを称える声に、「取って付けたような恋愛パートもジメジメした苦悩もいらない」と、女性が主人公だからといって紋切り型の要素には頼らない点への賛美も広がっている。とはいいつつ、誰よりも人気を集めているのが、キャプテン・マーベルの失われた記憶を追う旅に、いつの間にか付いてきていた猫のグースだろう。意外な活躍を見せつつ、これまで強面なイメージだったサミュエル演じるフューリーが、このグースの前ではデレッデレになる様子が話題となっている。「フュリーの茶目っ気(猫可愛がり)な姿に癒される」「まさかの猫映画」「にゃんこの映画だよ!(違)」「グースがかわいくてかわいくて」と多くの猫好きをも魅了している様子だ。なお、かつて『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では、フューリーがトレードマークのアイパッチになった理由を「信じてた男に片目を奪われた」とキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)に話していたが、その“真実”が本作では明らかにされている。ちなみに…キャプテン・マーベルことキャロルの少女時代を演じているのは、『gifted/ギフテッド』でクリスと共演していたマッケナ・グレイスであることもファンには胸アツだ。◆『アベンジャーズ/エンドゲーム』に「準備万端」「サノス倒せる?」MCUの一区切りとなる『アベンジャーズ/エンドゲーム』が待ち遠しいマーベルファン、映画ファンからも熱視線が送られている本作。絶望と悲壮感だけが残った、あの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』をつなぐ役割も担っている。「これはエンドゲームへつながる始まりの物語」「“全ての始まり”の話になってた」「実質『アベンジャーズ0』と言える」といった声や、「アベンジャーズ最終章への強烈な前フリ」「エンドゲームへの唯一の希望。さぁ、準備万端」「ワクワク感が止まらん」など、期待に胸を膨らませる声が続々。「サノスなんか彼女一人で倒せるのでは」「彼女さえいれば世界は安泰」という声まである。『エンドゲーム』本予告ではソー(クリス・ヘムズワース)たちと対面していたキャプテン・マーベルは一体どんな活躍を見せてくれるのか、期待は尽きない。『キャプテン・マーベル』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年03月27日2017年、新たにアベンジャーズを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界に加わったトム・ホランドが演じるスパイダーマン。その最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から海外版ポスターが3種類到着した。この度解禁となった海外版ポスターは、ヴェネチア、ベルリン、ロンドンとヨーロッパの都市を舞台にした3種類。ヴェネチアでは観光スポット、リアルト橋を背景にイタリアのガイドブックを読みふけり…ベルリンでも名所のブランデンブルク門を背後に…そしてロンドンでは定番スポットの観覧車、ロンドン・アイの上から街を一望するスパイダーマンがそれぞれ描かれている。S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)との対面により、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)たちとの夏休み旅行が一転したピーターことスパイダーマン。これらヨーロッパの都市で、一体どんな試練が待ち受けるのか?また、今回のポスターで披露されている新スーツにも注目!お馴染みの「赤と青」から「赤と黒」の配色にアップグレードされた本作のスーツには、どんな新機能が搭載されているのか。続報にも期待していて。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年03月26日マーベル初の女性ヒーロー単独主役となる『キャプテン・マーベル』。本作で見事な“ハマり役”ぶりを見せているブリー・ラーソンが、“キャプテン・マーベル”のスーツを身につけたときのことを明かしてくれた。瀕死の重傷を負って全ての記憶を失い、その代償に“規格外の強大な力”を得た主人公キャプテン・マーベルを演じるのは、2015年『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。『ルーム』のほかにも、『キングコング:髑髏島の巨神』や『フリー・ファイヤー』など数々の作品に出演し続け、周りのキャストも驚くほどの徹底的な役作りと確かな演技力を発揮してきた。今回彼女が演じるキャプテン・マーベルが身につけるのは、光沢感のある赤と青、さらに光り輝く星が施されたスーツ。見るも色鮮やかな仕上がりだが、胸元が空いていたり、露出が多かったりするこれまでの“女性ヒーロー“のイメージとは一線を画すスーツで、一目見たら忘れられないような、存在感のあるビジュアルが魅力的だ。ブリーは初めてこのスーツを身につけたときのことを、「奇妙なプロセスだったわ」とふり返る。「なぜって、衣装合わせに1年かかったからよ。このスーツを作るのには、多くの人々が必要だったの。何人かわからないけど、少なくとも20人は必要だった」。「元々たくさんのピースがあったの。例えば、手袋のフィッティングがあると、ただ手袋を色々はめてみたり、たくさんのブーツやパンツのフィッティングもあった。胸の部分だけを試着したりもしたわ。全てが分かれていたの」とブリー。ヒーローには欠かせないスーツ。ブリーにフィットさせるため、このスーツの製作には1年という長い時間がかけられたらしく、衣裳デザイナーのサーニャ・ヘイズ率いるチームは、ブリーのために8着ものスーツを作ったそう。スーツのメイン素材は皮革で、光が当たると輝く特殊な真珠光沢のブルーで仕上げられている。そして彼女は、「ある日突然、私は衣装合わせで、フルコスチュームを着たの。スーツを着た自分を見て『なんてこと!私はディズニーランドにいるキャラクターみたいに見えるわ!』と思ったわ」とその興奮を語っており、いままでにヒーローを演じたことのない彼女がスーツを着たときの感動はかなり大きなものだったようだ。制作チームによる様々な試行錯誤が重ねられたからこそ、そのスーツの華やかさが、キャプテン・マーベルのパワフルなキャラクター性をより引き立てているといえ、まさに新たなヒーロー誕生にふさわしいスーツが完成した。そんなブリーが演じるキャプテン・マーベルは、確かな戦闘能力と圧倒的な力を誇るだけに、一見“完璧なヒーロー”にも見える。しかし、強力な力を持ちながらも、“自分は何者なのか”という不安が常について回る。心と能力のコントロールができていないもどかしさや、過去が分からず、全く身に覚えのない記憶の断片のフラッシュバックに悩み、正体不明の敵が迫ってくる恐怖を抱えながら、“本当の自分”を見つけていく中で、キャプテン・マーベルとして覚醒していくのだ。本作は現地時間3月8日(金)、待望の全米公開を迎えると、オープニング3日間の興行収入1億5300万ドル(約169憶8000万円)で初登場第1位の大ヒットスタートを切り、これでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品は全21作がオープニング1位スタートという快挙を達成。2週目も圧倒的1位を記録している。日本でも先週15日(金)に公開されたばかりだが、はやくもキャプテン・マーベルのダイナミックなキャラクターを称賛するファンの声が大きく広がっているところだ。また、映画を観た一部ファンからは「エンドゲームに期待しかない」という声も多く上がっている。というのも、本作はアベンジャーズ誕生前を描く物語にして、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日公開)直前に公開される作品。同作に繋がる何か重要な手がかりがあるに違いなく、その前にぜひチェックしておきたいところ。気になるキャプテン・マーベルとアベンジャーズの関係は…ぜひ劇場で確かめてみて。『キャプテン・マーベル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年03月19日『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが主演を務めるマーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』が、3月15日(金)より公開され、初日3日間での興行収入は6億円突破の大ヒットスタート。土日の成績では今年公開された洋画の中でNo.1のオープニングとなり、“マーベル最強ヒーロー”の名に相応しい堂々のデビューとなった。3月8日より全米公開された本作は、オープニング興行収入全米No.1を記録し、全世界では『美女と野獣』を超えて女性主役作品で史上No.1のオープニング記録を樹立。さらにその勢いは留まるところを知らず、全米の興行収入は2週連続1位を記録し、いまや全世界から熱い視線が注がれている。そしてついに公開となった日本では、3日間での興行収入6億1514万円、動員40万8,225人の大ヒットスタート。土日2日間の成績では興行収入4億2658万円、動員27万9,030人と、2019年公開洋画の中でNo.1のオープニングを記録した。■「何度でも立ち上がり続ける姿に思わず涙が」劇場には、20~30代の男性をメインに、学生やカップル、またマーベル初の“女性ヒーロー単独主役”ということもあって、その活躍を観ようと多くの女性客の姿も見られた。新たなヒーローの誕生をいち早く目撃した鑑賞者からは「キャプテン・マーベル、史上最強のヒーローかもしれない」「久々に映画を観て鳥肌がたった…」「何度でも立ち上がり続ける姿に思わす涙が最高のヒーロー!」など、その強さと魅力溢れるキャラクターを評価するコメントが後を絶たない。また、「友情あり、裏切りあり、アクションあり!」「どんでん返しもあってサスペンスチックで面白い!」などストーリーを絶賛するコメントなどが続々とSNSを賑わせている。■キャプテン・マーベルを演じるブリー・ラーソンに「惚れた…」さらに主人公キャプテン・マーベルを演じたブリーについても絶賛の声が相次いでいる。確かな演技力を持ち、多岐にわたる作品に出演してきた彼女の徹底的な役作りは本作でも健在で、撮影の9か月前からボクシング、レスリング、柔道などのトレーニングをはじめ、3か月間をスタントのトレーニングに費やし、劇中でも多くのスタントに自ら挑戦したそう。キャプテン・マーベルを演じるにあたって並々ならぬ決意を抱いて挑んだ彼女には「ブリー・ラーソン、惚れた…」「カッコいい、可愛い、美しいを同時に出せるブリー・ラーソン、最高」「キャプテン・マーベルはブリー・ラーソンにしか演じられない」など、ユーモアと親しみやすさ、強さと美しさを兼ね備えた魅力にとりこになるファンが続出中だ。先日解禁され、24時間で再生回数2億6800万回という驚異の記録を達成した『アベンジャーズ/エンドゲーム』の最新予告編映像のラストには、ついにキャプテン・マーベルが登場!前作の衝撃の結末以来、”新たな希望“としてまことしやかに噂されていた彼女の“アベンジャーズ参戦”が決定したいま、そのヒーロー誕生を描いた本作は絶対に見逃せない作品といえそうだ。『キャプテン・マーベル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年03月18日ついにマーベル・シネマティック・ユニバース初の女性ヒーロー主演作『キャプテン・マーベル』が公開された。キャプテン・マーベルは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラストでニック・フューリーがSOS信号を送った相手として注目を集めていたが、ふたを開けてみれば、マーベル史上でも最強のパワーを持つ女性ヒーローを、オスカー女優ブリー・ラーソンが男性層に一切媚びることなく演じており、ヒーロー史に新たな一ページを開いてみせた。そんなニューヒーローの活躍を楽しむのに最適な上映フォーマットが4DX。前述の通りキャプテン・マーベルはとてつもないパワーの持ち主で、両腕からビームを放ち、宇宙や空を飛び回り、走行中の地下鉄に飛びついてみせるなど活躍の仕方も派手。風、煙、モーションチェアといた4DXならではの効果と結びつくことで、キャプテン・マーベル自身もコントロールしきれない強大なパワーを体感することができる。また、本作の物語は、記憶を失くした主人公が自分自身を探し求めるエモーショナルな冒険でもある。そこで4DXのチームは繊細かつ感性的な演出を心がけ、キャプテン・マーベルの“感情”と“力”の両面への理解が深まるように注力したという。また『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』4DXの時と同様に、メインキャラクターそれぞれに専任の4DXプロデューサーを配置。4DX効果においてもキャラ分けを図るコダワリには、頭が下がるばかりだ。そして、実際に本作を4DXで鑑賞してみた上でのおすすめポイントは、劇中で何種類も登場する“飛ぶ乗り物”の表現だ。キャプテン・マーベルは「幼い頃から空に憧れていた有能なパイロット」という設定で、宇宙空間では宇宙船、地球では飛行機を操縦するシーンが多い。だからこそ、飛んでいる感覚を体で味わう風の表現だけでなく、座席を通じてダイレクトに伝わる“振動”が生きてくる。エンジンが刻むリズムや機体の揺れを再現する“振動”が、まるで自分もコックピットに座っているかのような本物感を与えてくれるのである。劇中で、アメリカ初の宇宙飛行士たちを描いた傑作映画『ライトスタッフ』のビデオパッケージがチラリと登場するのも、広い意味での“すべての飛行士たち”にリスペクトを捧げるという表明に違いない。『キャプテン・マーベル』4DXは、性別を超えた「飛びたい!」と普遍的な願いを叶えてくれる。自分の夢を追うことを決して諦めないキャプテン・マーベルとシンクロして、一緒に大空にはばたくことができる4DXでの鑑賞をおすすめしたい。『キャプテン・マーベル』公開中関連リンク『キャプテン・マーベル』特集()取材・文:村山 章
2019年03月18日マーベル・スタジオ最新作が贈る世紀の大ヒットシリーズ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』から本予告が解禁!見どころしかない映像のラストに、ついにキャプテン・マーベルが初登場した。■“衝撃”の結末から約1年ーーついに本予告映像が解禁!昨年12月に解禁された予告編は再生回数が24時間で2億8,900万回を超え、映画史上歴代NO.1という驚異の記録をたたき出した本作から、待望の本予告映像が解禁。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーなどのアベンジャーズが“ヒーロー”へと生まれ変わった瞬間からはじまったかと思えば、シーンはあの”絶望“の光景に…。最凶最悪の敵”サノス“の計画によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が一瞬にして滅ぼされてしまうという、ヒーロー映画の常識を打ち破る”衝撃“のラストを迎えた前作。これまでに幾度となく団結し、人類の危機を救ってきたヒーローたちが、次々に塵となって消滅するという驚愕の光景には、全世界が言葉を失い、誰もが悲嘆にくれた。■東京が舞台に?最後にして史上最大の“大逆転劇”が動き出す!しかし次のシーンではその“絶望”から一転、残されたヒーローたちがついに動き出す姿が!盾を構えるキャプテン・アメリカ、戦闘態勢に入るべく、訓練をはじめるブラック・ウィドウ、ウォーマシンの肩に乗り、銃を構えるロケットや、燃え上がる炎の中戦うアントマン。残されたヒーローたちが「最後の作戦」に向けて立ち上がる姿にはもはや“絶望“ではなく、”希望”をも感じさせる。続く次の場面では、日本中のファン歓喜のまさかのシーンが!飛行する戦闘機の下には“レインボーブリッジ”、そして“東京タワー“が映っている!本作の監督は「今回のアベンジャーズは日本が舞台になる」と正式に明かしており、“東京“が「アベンジャーズ」完結編の舞台になることを予感させる映像は見逃せない。そして基地内を前進するアベンジャーズが身に纏っているのは、なんと“新スーツ”!“今はここにいない”仲間たちのため、全員同じスーツを身に纏って前進する姿には、彼らの並々ならぬ決意が感じられる。同時に解禁となったポスターもまた、再び集結したキャプテン・アメリカやアイアンマンらの強い覚悟と、僅かな希望を象徴するようなビジュアルだ。■“アベンジャーズの救世主”キャプテン・マーベルが初登場!さらに最後には、“新たな希望”として噂されていた、あのキャプテン・マーベルが満を持してついに登場!映画『キャプテン・マーベル』は3月8日にアメリカで公開されると、オープニング興行収入全米No.1を記録し、全世界では『美女と野獣』を超えて女性主役作品で史上No.1のオープニング記録を樹立。いま全世界から注目を集めるニューヒーローがソーと対面し、アベンジャーズに参入する映像が初解禁され、彼女の注目度はさらに高まるに違いない。キャプテン・マーベルという切り札も得たアベンジャーズたちの“大逆転劇”がついに始まる――。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年03月14日マーベル・スタジオ初の女性ヒーロー単独主演作『キャプテン・マーベル』のジャパンプレミアが3月13日(水)、都内で行われ、日本語吹き替えキャストの水樹奈々(キャプテン・マーベル役)、竹中直人(ニック・フューリー役)が出席した。■水樹奈々、役作りのために腹筋!「全力で思いをぶつけた」記憶を失った代償に“規格外の強大な力”を得た主人公が、地球に舞い降り、自身のルーツと真の敵を知り、キャプテン・マーベルとして目覚める。アベンジャーズ結成以前の1990年代が舞台になっており、4月26日(金)に公開される『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも大いにリンクする内容に仕上がっている。「アベンジャーズ」シリーズ初参戦となる水樹さんは「本当に光栄に思っております」と感激しきり。これまでもアニメ作品を中心に“強い女性”を演じているが「たぶん彼女が最強だと思います!」と太鼓判を押し、「複雑な心理描写に、まさかのどんでん返しまで。一瞬たりとも目が離せない。私も(主演の)ブリー・ラーソンさんのように、腹筋をして、しっかり体を作って、たくさんご飯を食べて、全力で思いをぶつけてまいりました」と力強く語っていた。■竹中直人、頭をなでなで…30年前は髪ふさふさ?一方、ニック・フューリー役を続投する竹中さんは「再び、演じられるなんて思っていなかった。ビックリ」と驚きの様子。確かに昨年公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見ていれば、その気持ちも納得…。とはいえ、本作は1990年代が舞台になっており、演じるのは若き日のニック・フューリー。「同じ役なのに、いままでの声色が使えないのは、すごく不思議な体験。30年前なんで、私にもニックにも髪の毛がある(笑)」と自身の頭部をなでなでしながら、笑いを誘った。また、主人公のキャプテン・マーベルについては「アベンジャーズの中で一番強い!」とお墨付きを与えていた。■日本語吹き替えに、豪華キャストが集結!アカデミー賞女優のブリー・ラーソンをはじめ、ジュード・ロウら豪華キャストが出演する本作だが、日本語吹き替え版にはそれに負けない声優陣が集結!水樹さん、竹中さんに加えて、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でもジュード扮するダンブルドア先生の声を担当した森川智之、日笠陽子、安元洋貴、日野聡、関俊彦らがキャラクターに命を吹き込む。なお、ジャパンプレミアには、マーベル作品の大ファンだという人気お笑い兄弟コンビ・ミキの昴生、亜生が駆けつけた。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年03月13日マーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』(3月15日公開)のジャパンプレミアが13日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、日本語吹き替え版で主人公キャプテン・マーベルの声を演じた水樹奈々と、ニック・フューリーの声を演じた竹中直人が登壇した。マーベル初の女性ヒーロー単独主役として注目されている同作の主人公キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーローで、“アベンジャーズ”誕生の鍵を握るキャラクター。彼女の記憶に仕掛けられた衝撃の事実を巡るサスペンスフル・アクションとなっている。水樹は「本当に光栄に思っています。昨年オーディションがありまして、合格の知らせを受けたときは本当にうれしかったです」と興奮気味に語り、「これまでアニメ作品でも数々の強い女性を演じてきましたが、たぶん彼女が最強なんじゃないかなと思っています」とコメント。「アフレコ前はブリー・ラーソンさんと同じように腹筋をして、体を作って、しっかりご飯を食べて、全力で思いをぶつけました」と明かした。また、これまでのマーベル作品にはない新しさについて、水樹は「まずは、単独作品としてはマーベル初の女性ヒーロー誕生ということで大きく違うというのと、記憶を失っているヒーローというのはこれまでの女性ヒーロー像とは違うところがある」と説明。竹中は「とにかく彼女が美しすぎて。たまらないっすよ。頬のラインが圧倒的にチャーミングなんですよね。それを見ているだけで…」と主演のブリー・ラーソンの魅力を語った。さらに竹中は、「奈々さんの声がぴったりなんですよ。彼女(ブリー・ラーソン)とはまたもう一つ違うテンションで、より強くきているような感じがして、奈々さんに圧倒されました」と水樹の吹き替えを絶賛。竹中の熱弁に、水樹は「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべながら喜んだ。マーベルファン代表として、兄弟お笑いコンビ・ミキの昴生と亜生も登壇。マーベル初の単独女性ヒーロー誕生を祝って作られたスペシャルケーキをお披露目した。
2019年03月13日アベンジャーズ誕生のきっかけともなったマーベル史上最強のヒーロー“キャプテン・マーベル”を描く『キャプテン・マーベル』が、現地時間の3月8日に全米で公開を迎え、オープニング3日間の興行収入が1億5300万ドル(約169億8000万円)、初登場第1位の大ヒットスタートを切ったことが分かった。今回、本作の1位スタートにより、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品は21作全てがオープニング1位スタートという快挙を達成。さらに、2019年公開作で初のオープニング1億ドル(約111億円)を突破した本年のオープニングNo.1作品にもなった。全米と同時に公開された中国、韓国のほか、オーストラリア、インドネシア、ロシア、インド、タイ、台湾、フィリピン、マレーシア、香港と11の国と地域でオープニング第1位を獲得し、すでに世界興収は4億5500万ドル(約500億円)を突破。世界興収ではオープニング歴代6位、女性主人公の映画では『美女と野獣』(’17)を超え第1位、ヒーロー映画では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(’18)に次ぐ第2位となった。マーベル初の女性ヒーロー単独主役である本作は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーローが主人公。アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーロー“キャプテン・マーベル”の記憶に仕掛けられた衝撃の事実を巡る物語だ。マーベル史上最強のヒーローは一体どれほどの力を秘めているのか?全米で大ヒットのオープニング成績で幕を開けた本作。ますます日本公開が待ち遠しい。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年03月12日アカデミー賞女優ブリー・ラーソンが過去の記憶を失ったミステリアスなヒーローを演じる『キャプテン・マーベル』。アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーロー“キャプテン・マーベル”が家族や友人はもとより、全ての記憶を失うという複雑な境遇を乗り越えて“本当の自分”を取り戻し、ヒーローになるまでを描く。彼女の記憶に仕掛けられた衝撃の事実を巡る本作では、キャプテン・マーベルが“究極の自分探し”をすることが大きなカギを握る。これまでも数多く描かれてきた“究極の自分探し”映画は、語り継がれる名作の宝庫だ。★『キャプテン・マーベル』/マーベル最重要ヒーローの失われた記憶に隠された衝撃の事実とは!?瀕死の重傷を負って全ての記憶を失い、その代償に“規格外の強大な力”を得たキャプテン・マーベル。彼女の過去に隠された“秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。果たして、彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?なぜ、その記憶は禁断なのか?そして最後につかむ“衝撃の真実”とは…?そんな謎めく女性ヒーロー“キャプテン・マーベル”を演じるのは、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したブリー・ラーソン。また、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』への出演でも話題となったジュード・ロウ、「アベンジャーズ」シリーズのサミュエル・L・ジャクソンら超豪華キャスト陣も集結しており、名作の仲間入りに待ったなし!★『ボーン』シリーズ/記憶を失った主人公ジェイソン・ボーンが新たなスパイ映画を確立!主人公のジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、記憶を失った最強の男。『ボーン・アイデンティティー』(02)は嵐の地中海から漁船に救出され、それまでの記憶が一切ないことに気づいた彼は、スイスの銀行で自分の写真が貼られた複数のパスポートと各国の紙幣、1丁の拳銃を発見する。自分は何者なのか、何のためにいくつものパスポートを持っていたのか、混乱する彼だったが、さらに追い打ちをかけるように謎の暗殺者から命を狙われることになる。最初は恐怖心を抱いていたが、常人を超越した戦闘能力を武器に、まさに“自分の正体”=アイデンティティーを突き止めようとするボーン。言葉を失ってしまうほど衝撃的な結末には、日本中が熱狂の渦に包み込まれた。2016年の『ジェイソン・ボーン』まで5作が製作。★『バイオハザード』シリーズ/日本発の世界的人気ゲームを実写化、主人公アリスの秘密に手に汗握る!アメリカ合衆国ラクーンシティ郊外に位置する巨大企業アンブレラ・コーポレーションの地下研究所ではバイオ兵器の研究が秘密裏に進められていた。しかし、研究中のウイルスが何者かによって施設内に散布されてしまい、“バイオハザード”が起こってしまう。地下研究施設を管理しているコンピューターはウイルスの飛散を防ぐため完全閉鎖し、外部との接触を遮断。内部調査のため施設に送り込まれた特殊部隊は出入口付近で倒れていた“アリス”(ミラ・ジョヴォヴィッチ)を発見するが、彼女の記憶は失われていた…。人類滅亡を止めるためにカギを握る彼女の記憶。彼女は一体、何者なのか? 『バイオハザード』(02)以降、主演ミラとポール・W・S・アンダーソン監督のタッグによる6作品はいずれも世界的大ヒットに。★『メメント』(00)/鬼才クリストファー・ノーランが描く極上のサスペンス!主人公レナード(ガイ・ピアース)は妻を殺害されたその現場で犯人の1人を射殺するが、犯人の仲間に突き飛ばされ、その外傷で記憶が10分間しか保てない前向性健忘になってしまった。復讐のために犯人を探し始めたレアードは、出会った人や訪れた場所をメモ書きを添えたポラロイド写真で管理し、さらに重要なことはタトゥーで体に刻み、忘れてしまう記憶を補おうとするが、目まぐるしく変化する周囲の環境に対応し切れず、疑心暗鬼になっていく…。何が真実で、誰を信じればいいのか?彼は犯人を探し当てることでできるのか?『ダークナイト』3部作や『ダンケルク』などで知られるクリストファー・ノーランがその名を知らしめるきっかけとなった作品。確かに“究極の自分探し”映画は映画史に残る名作ばかり。自分は一体何者で、何が真実なのか?複雑に謎が絡み合う様子に観客は否応なしに引き込まれ、その謎が解けたときには言葉にならない爽快感に包まれる。これまでのヒーロー映画の一線を画すサスペンスフル・アクション『キャプテン・マーベル』にも期待が高まる。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年03月11日“アベンジャーズ”誕生の鍵を握るヒーローの始まりを描く『キャプテン・マーベル』のワールドプレミアがアメリカのロサンゼルスにて行われ、キャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンをはじめとする豪華俳優陣が駆け付けた。この日、会場となったエル・キャピタン・シアターには、各国からのメディアに加えて、キャプテン・マーベルになりきるファンたちが詰めかけ、イベント開始前から熱気が充満。そして、キャプテン・マーベルのトレードマークである“星”をあしらった艶やかなドレス姿のブリーが登場すると、ファンの視線を一気に惹きつけ、カーペット上では写真撮影のリクエストにも快く応じていた。今作では、過去の記憶を失ったミステリアスで圧倒的な強さを誇るヒーローを演じるブリーは「3年間もの間、この映画の準備をしてきたので、やっと皆さんにお届けできることがとてもうれしいです!」と満面の笑みを浮かべる。また「キャプテン・マーベルは、とてもパワフルなキャラクターなんだけど、不完全なところも持ち合わせていて、人間味のあるとても素晴らしいキャラクター!」と自ら演じるキャラについて説明し、「私は彼女から、自分らしくいることの大切さを学んだの。早く世界中の人々にこの作品を観てほしい」と興奮気味に語っていた。さらに、『アベンジャーズ』シリーズでもお馴染み、若き日のニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンは、これまでにも共演経験のあるブリーについて「彼女は、この作品で、とても素晴らしい演技を魅せてくれているよ」と絶賛し、「みんなのブリーに対する印象もこの作品で変わるはずだ」とブリーファンも必見だと語る。そして本作でマーベル初の女性監督となったアンナ・ボーデンもまた彼女を絶賛。「ブリーは、とても感受性が豊かで、人間味に溢れている素晴らしい女性だから、キャプテン・マーベルの不完全で傷つきやすい部分も体現してくれた」とふり返り、「だからこそ、キャプテン・マーベルは、誰しもが共感できる素晴らしいキャラクターになっていると思う」とコメントしていた。イベントにはほかにも、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や、『レディ・プレイヤー1』への出演も記憶に新しいベン・メンデルソーン、ボーデン監督と共に監督を務めたライアン・フレック。さらに、スペシャルゲストとして本作のプロデューサー兼マーベル・スタジオのCEOのケヴィン・ファイギ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開を控えるジョー・ルッソ監督。タイカ・ワイティティ監督、ペイトン・リード監督、チャドウィック・ボーズマンなど、歴代マーベル作品を手掛けてきた監督やアベンジャーズシリーズのキャストも登場し、会場を沸かせていた。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年03月06日声優の水樹奈々が、マーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』の日本語吹き替え版で、オスカー女優ブリー・ラーソンが演じる主人公キャプテン・マーベル役の声を担当することが20日、明らかになった。マーベル初の女性ヒーロー単独主役となる主人公キャプテン・マーベルは、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーロー。“アベンジャーズ”誕生の鍵を握るキャラクターで、彼女の記憶に仕掛けられた衝撃の事実を巡るサスペンスフル・アクションが幕を開ける。キャプテン・マーベル役の吹き替えを担当する水樹は、「アベンジャーズ」シリーズ初参戦。「収録を終えたばかりで興奮しています! 高まっております! 早く皆さんに映画を見てもらいたくて想いがあふれてしまいました」と熱い思いを語っている。くじけても何度も立ち上がる不屈の精神を持ち、それでも家族や友人、すべての記憶を失くしているがゆえにいつも居場所がない感覚に寂しさを感じているヒーローをどう演じるのか注目だ。さらに、キャプテン・マーベルが所属するクリー帝国のエリート軍人集団“スターフォース”のメンバーを、豪華声優陣がそれぞれ担当することが決定した。ジュード・ロウ演じるスターフォースの司令官役には、森川智之。昨年公開された『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でもジュード・ロウが演じたダンブルドアの声を担当している。森川は今回、チームを率いる統率力溢れるリーダーであり、キャプテン・マーベルが唯一心の内を明かせる人物という重要な役を演じる。そして、チームの有能なスナイパーで、妖艶な美貌を持つ部下ミン・エルヴァを演じるのは、『けいおん!』秋山澪役などで知られる日笠陽子。チームイチの腕力を誇り、巨体で顎ひげがトレードマークのブロン・チャー役には、『鬼灯の冷徹』で主人公“鬼灯”を務めた安元洋貴。スターフォースが誇る隠密行動と潜入のスペシャリストである青年アット・ラスを『NARUTO-ナルト-』サイ役の日野聡というそうそうたる顔ぶれ。また、キャプテン・マーベルの宿敵タロス役には関俊彦が抜てき。スクラル人というクリー帝国と敵対する種族のタロスは、自在に姿を変える能力を持ち、仲間を率いてキャプテン・マーベルの失われた記憶に潜む“秘密”を狙う。そのほかにも、ニック・フューリー役としておなじみの竹中直人の続投も決定している。2月21日の18時~21時の間で『アベンジャーズ』公式Twitter(@AVG_JP)にて、本作の日本語吹替版を務める声優の「公式ボイス」が届くTwitter連動企画も実施。この時間内に「#キャプテンマーベル最強声優」をつけてツイートをすると、キャプテン・マーベルを含むスターフォースのメンバーを演じる水樹奈々、森川智之、日笠陽子、安元洋貴、日野聡、関俊彦ら6人の“公式ボイス”が届く。(C)Marvel Studios 2019
2019年02月21日マーベル・スタジオ初の女性ヒーロー単独主演作『キャプテン・マーベル』の日本語吹き替えキャストが決定。水樹奈々がキャプテン・マーベル役を担当するほか、超豪華声優陣が参加することが分かった。本作の主人公は、瀕死の重傷を負って全ての記憶を失い、その代償に“規格外の強大な力”を得たキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)。アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーローの始まりがいま明かされる。そんな謎めく女性ヒーローの吹き替えを担当するのは、「NARUTO -ナルト-」「イタズラなKiss」などに出演し、歌手としても絶大な支持を得る水樹奈々。「アベンジャーズ」シリーズ初参戦となる水樹さんは、「収録を終えたばかりで興奮しています!高まっております!早く皆さんに映画を見てもらいたくて想いが溢れてしまいました」と興奮気味。くじけても何度も立ち上がる不屈の精神を持つが、全ての記憶を失くしているがゆえにいつも居場所がない感覚に寂しさを感じている、決して完璧ではない親近感溢れるキャラクターを魅力的に演じる。そして、キャプテン・マーベルが所属するクリー帝国のエリート軍人集団“スターフォース”のメンバーの吹き替えキャストも決定。ジュード・ロウ演じるキャプテン・マーベルが唯一心の内を明かせる人物、スターフォースの司令官役を、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でもジュード扮するダンブルドア先生の声を担当した森川智之。チームの有能なスナイパーで、妖艶な美貌を持つ部下ミン・エルヴァ役を、「けいおん!」「妖狐×僕SS」の日笠陽子。チームイチの腕力を誇り、巨体で顎ひげがトレードマークのブロン・チャー役を、「BLEACH」「弱虫ペダル」の安元洋貴。スターフォースが誇る隠密行動と潜入のスペシャリスト、青年アット・ラスを、『ハリー・ポッター』シリーズのセドリック・ディゴリーや「ARROW/アロー」のグリーンアローの吹き替えを担当する日野聡が担当。そのほか、自在に姿を変える能力を持ち、仲間を率いてキャプテン・マーベルの失われた記憶に潜む“秘密”を狙うタロス役には関俊彦。ニック・フューリー役としてお馴染みの竹中直人の続投も決定した。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年02月21日アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーローといわれる『キャプテン・マーベル』。この新たなヒーロー、キャプテン・マーベルの誕生を描くのは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初の女性監督として抜擢されたアンナ・ボーデンと共同監督を務めるライアン・フレックのコンビ。思えば、10年以上に渡って世界中で愛されてきたマーベルは、これまでもフレッシュな監督たちの才能を得て、ヒーロー映画という枠を超越した“独創的”な作品を手掛けてきた。★お茶目なソーが人気に!『マイティ・ソー バトルロイヤル』タイカ・ワイティティクリス・ヘムズワースが主演を務める『マイティ・ソー』シリーズで、いままでの“ダークな世界観”とは一線を画し、全く新しい作風で描かれたのが本作。この作品では、ソーのちょっと抜けたお茶目な姿や、ソーとロキが小言を言いながら戦いに挑むコント風のシーンなど、過去2作品ではあまり披露されてこなかったキャラクターの魅力が描かれている。キャラクターたちのコミカルさに魅力を見出したのは、ホラーコメディ『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』を手掛け、コメディアン、俳優としても活躍するタイカ・ワイティティ監督。彼はソーやロキのキャラクター性を最大限に活かし、その魅力を自身の作風に寄せたことによって、彼にしか描けないマイティ・ソーの世界を完成させ、この独自のスタイルで描かれたキャラクターの新たな一面が観客の心を掴んだ。製作総指揮のケヴィン・ファイギは、タイカ独自のフィルム・メイキングスタイルが、マーベルにもたらすであろう可能性に期待して彼を起用したそうで、見事、その期待通り、タイカはマーベルの新たな道を切り開く存在となった。★アカデミー賞を狙う『ブラックパンサー』ライアン・クーグラーアフリカの秘境にありながら、世界の誰もが創造できないような最新テクノロジーを持つ“超文明国ワカンダ”で、国王とヒーロー、両方の顔を持つブラックパンサーの活躍が描かれた本作。全米で社会現象を起こすほどの大ヒットを記録した本作のメガホンを握ったのは、『クリードチャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラー。国王ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)とその王座を狙うキルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)との迫真の戦い、ワカンダに隠された世界を崩壊させるほどの希少鉱石ヴィブラニウムを狙う敵と繰り広げられる、スタイリッシュなアクションが話題に。さらに、マーベル初の黒人ヒーローということから、「多様性」というテーマにメスを入れた本作は全世界で話題となった。キルモンガー役のマイケルとは初長編『フルートベール駅で』からの盟友だ。また、日本時間2月25日に発表される第91回アカデミー賞では、マーベル初、ヒーロー映画初の作品賞ノミネートを含め7部門で候補に。第61回グラミー賞では最優秀スコア・サウンドトラック・アルバム(映像作品)、最優秀ラップ・パフォーマンスで受賞するなど、クーグラー監督らが既存の概念にとらわれない作品を生み出したことを知らしめている。★マーベル初の女性監督が“新境地”を開く!『キャプテン・マーベル』アンナ・ボーデン&ライアン・フレック2人が手掛ける本作の主人公キャプテン・マーベルは、瀕死の重傷を負って全ての記憶を失い、その代償に“規格外の強大な力”を得たヒーロー。彼女は記憶を失っていることで、周りと違っていることに孤独感を抱き、正体不明の敵から襲われるという恐怖心に駆られながらも、自らの過去を追い求めようとする。アンナとライアンがいままでに手掛けた作品は、型にはまらない授業で生徒たちの信頼を得る一方、ドラッグに溺れる教師の葛藤を描いたライアン・ゴズリング主演『ハーフネルソン』(06)や、各地のカジノでギャンブルをしながら長旅をする2人の男性(ライアン・レイノルズ&ベン・メンデルソーン)の絶望と再生を描いた『ワイルド・ギャンブル』(15)など。2人はアクションやストーリーなどの“外側”の部分だけではなく、登場人物の感情や人間性のような“中身”の魅力にフォーカスを当てて描くことで、いつの間にか観客が感情移入してしまうような作品を送り出してきたといえる。これはアンナとライアンならではの描き方であり、そんな2人が今回マーベルと融合したことで、どんな境地を見せてくれるのか、期待が高まる。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpantherキャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年02月17日過去の記憶を失ったミステリアスな女性ヒーローを描くマーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』。2月14日(木)にはシンガポールにて、本作初のファンイベントが開催、ブリー・ラーソンやサミュエル・L・ジャクソンらが駆けつけた。会場となったシンガポールを象徴するホテル、マリーナベイ・サンズには、謎めく女性ヒーロー“キャプテン・マーベル”を演じる、アカデミー賞女優ブリー・ラーソンをはじめ、「アベンジャーズ」シリーズでもお馴染み、“若き日”のニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソン、キャプテン・マーベルと同じエリート・ソルジャー・チーム、スターフォースの一員であるミン・エルヴァ役を務めるジェンマ・チャン(『クレイジー・リッチ!』)ら豪華キャストに加え、本作でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初監督を務めたアンナ・ボーデン&ライアン・フレックの2人が登場した。本作のプロモーションで、キャストや監督たちが揃ってファンの前に登場するのは今回が初めて。会場には赤と青にゴールドのラインを施した“キャプテン・マーベル”カラーのカーペットが敷かれ、早速キャプテン・マーベルになりきるファンや、各々アベンジャーズなどのヒーローに扮したファン約3,000人が詰めかけた。熱気を帯びた会場に、ブリーが背中に“星”のシンボルマークをあしらった“キャプテン・マーベル”仕様のブラックのスタイリッシュな装いで登場。ブリーはファンからの写真撮影のリクエストに気さくに応じ、初のファンイベントともあってか、ファンの熱気につられ興奮気味な様子。この日集まったファンへ向けて「すごく大きなパーティーをしているみたいで、とても楽しいわ!こんなイベントに参加できて本当に嬉しいわ」と挨拶をすると、会場のボルテージはMAXに!本作の魅力について問われると、「私が演じたキャプテン・マーベルはタフで、強いヒーローなんだけど、同時に内面に弱さも持っているの。自分自身を取り戻す旅を通じて、自分の心に少しずつ寄り添っていくようなストーリーになっているのよ」とコメント。どうやら、本作で描かれるキャプテン・マーベルの心の成長が大きな見どころになりそうだ。また、これまでMCU作品に数多く出演してきたサミュエルは、「こんな素晴らしい舞台でブリーを紹介できることが本当に嬉しいよ!彼女はキャプテン・マーベルを演じる上で、持っている才能やエネルギーすべてを費やしてくれたんだ。早く世界中にこの作品を届けたいよ」と、作品への強い自信をのぞかせた。この作品でマーベル初の女性監督となったアンナは、「キャプテン・マーベルは、とてもユーモアがあって、人間味があるの。それをブリーが演じてくれたということも、この作品の大きな魅力になっていると思うわ」とアピール。アンナと共にメガホンをとったライアンは、キャプテン・マーベルについて「彼女は、とてもハートフルなヒーローなんだ。きっと皆が一目惚れしてしまうようなキャラクターになっているはずだよ」と、誰からも愛される魅力のつまったキャラクターであることに触れた。日本の公開まであと1か月。新たなヒーロー、キャプテン・マーベルはどんな物語を見せてくれることになるのだろうか。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年02月15日マーベル初の女性ヒーロー単独主役となる『キャプテン・マーベル』。公開まであと1か月に迫った本作から、見どころ満載の最新スポット映像が解禁された。この度到着した1分30秒の最新スポット映像は、レコードから流れる軽快な音楽とともに、キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)とニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の会話シーンから始まる。自在に姿を変える正体不明の敵(スクラル人)について話す彼女に、宇宙人の脅威を初めて聞かされたニックが「君は敵ではないのか」と問うと、キャプテン・マーベルは必殺技フォントンブラストを突然発射。意味が分からず不意打ちに驚くニックを横目に、「ほらね?」と言わんばかりの自信に満ち溢れた表情を浮かべ、大胆な行動を見せている。さらに、彼女をクリー帝国で一流の軍人へと育て上げてくれた師でもあるスターフォースの司令官(ジュード・ロウ)を相手にした激しい訓練の様子も。その途中で思わず感情的になり、「自制しろ」と諭されるひと幕もある。圧倒的な強さと不屈の精神を持つ彼女は一見“完璧なヒーロー”にも見えるが、同時に、過去の記憶を失くしているがゆえに自分が何者なのかという不安が影響し、心と能力のコントロールがまだできていないことが伺える映像だ。“強さと弱さ”両面を兼ね備えた不完全な彼女が、“キャプテン・マーベル”としてどのように目覚めていくのか。いま熱い視線が、新たなるヒーロー誕生の物語に注がれている。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年02月13日ブリー・ラーソンが主演を務めるマーベル・スタジオ初の女性ヒーロー単独主演作『キャプテン・マーベル』。この度、謎めく女性ヒーローの過去の記憶に迫る、待望の本予告が解禁となった。瀕死の重傷を負って全ての記憶を失い、その代償に“規格外の強大な力”を得たキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)。クリー帝国で一流のソルジャーとして活躍していた彼女は、記憶喪失ゆえにいつもどこか居場所がない感覚に寂しさを感じ、身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに悩まされていた。その記憶に隠された秘密を、自在に姿を変える正体不明の敵が狙う。身近な人間に化け、キャプテン・マーベルに襲いかかる敵に、誰が敵か味方なのか分からないスリリングなバトルが繰り広げられる!そしてあるとき、ミッション中の事故により、ロサンゼルスのビデオショップに不時着したキャプテン・マーベルは、後に最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”を結成する若き日のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)と出会い、共に自らの過去に潜む謎を追い求め、真実に立ち向かっていく――。解禁された予告編では、「君が必要だ」と求められながらも、自分自身が誰なのか分からない不安から「そんな力 私にはない」というヒーローらしからぬ弱さを見せるキャプテン・マーベルの姿が。そんな彼女に、一流の軍人へと育てあげた師でもあるスターフォースの司令官(ジュード・ロウ)の「弱い自分のままだぞ」という言葉が重くのしかかる。彼女が“キャプテン・マーベル”として目覚めるとき、全ての謎が解き明かされるのか…?さらに映像には、トレードマークの眼帯もまだ着けていない、若き日のニック・フューリーが登場!可愛い猫グースにメロメロになる、アベンジャーズ招集後の寡黙なキャラクターからは想像もつかない知られざる過去の姿も見ることができる。なお、今回の予告編には、アベンジャーズのメンバー、キャプテン・アメリカの吹き替えを担当している中村悠一が、同じ“キャプテン”がつくキャラクターを応援すべくナレーションで特別参戦している点にも注目だ。アベンジャーズといえば、昨年公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で最凶の敵サノスに大敗。最強ヒーローチームの半数がサノスの手によって消し去られてしまうという驚愕の結末は、ヒーロー映画の歴史を大きく塗り替えた。絶望的な状況の中、助けを求めるニック・フューリーのポケベルに映った赤と青のマークこそ、実はキャプテン・マーベルのマーク。アベンジャーズの司令官が最期に頼るほどのチカラを持つマーベル最重要ヒーロー、“キャプテン・マーベル”の始まりがついに明かされる。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年02月08日マーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』の特製カードセット付き前売り鑑賞券が2月15日(金)より発売決定、その注目のビジュアルがお披露目された。いま世界中のマーベルファン、映画ファンから熱い視線が注がれている本作。昨年12月に開催された「東京コミコン」では限定デザインのムビチケカードが発売されたが、公開4か月前であるのにも関わらず、一時は規制がかかるほどの長蛇の列が!会期3日間の内、わずか1日半という関係者の予想をはるかに上回る速さで3,000枚が完売してしまった。あまりの早さのため、購入できなかったファンも多く、悔やまれる声も上がるほど。そんな中、本作の前売り鑑賞券発売が決定。今回の特典は3枚が1セットとなったコレクタブルカード。<キャプテン・マーベルセット>と<スターフォースセット>の2種が用意されており、絵柄には主人公のキャプテン・マーベルはもちろんのこと、彼女が所属する“スターフォース”のメンバーをあしらったものや、本作で重要なキャラクターとなる(!?)猫のグースをモチーフにされたものも。映画の舞台である90年代を想起させるようなレトロなデザインで、インテリアとしても映えそうな特典となっている。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年02月07日FOXを買収するディズニーが、『デッドプール』をはじめとしたマーベル映画ファンにうれしい“約束”を発表した。『デッドプール』、『LOGAN/ローガン』のようなR指定の大人向けマーベル映画を作り続けると明言したという。「Variety」誌などによると、火曜日(現地時間)、ディズニーのCEOボブ・アイガーが投資家を集めた収支報告会で「そういった(R指定の映画の)ビジネスは、続けていきます。その手のタイプの映画は、とても人気がありますから」と発言。ただし、観客を困惑させることのないように、R指定の映画に対するブランド戦略は慎重に行うとも語っており、通常のマーベルまたはディズニーのブランド名で製作しない可能性をにおわせた。また、今年開始予定のディズニー独自のストリーミング配信サービス「Disney+」において、『デッドプール』や『デッドプール2』の配信を行うかについては語られなかった。ディズニーといえばクリーンでファミリー向けというイメージがあるため、FOXが買収された後の『デッドプール』がどうなるかとやきもきしたファンも多かったようだ。これまでの雰囲気や大人向け路線が変わらないことに「一安心」との声が多く上がっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2019年02月06日“アベンジャーズ”誕生の鍵を握る女性ヒーローの活躍を描く『キャプテン・マーベル』から、日本版本ポスターが解禁となった。今後のマーベル・ヒーローの中心人物とされている本作の主人公キャプテン・マーベル。今回解禁されたポスターには、物語の鍵となる“失われた記憶”を思わせる彼女の様々な姿が描かれている。キャプテン・マーベルのシンボルマークである星の中には、記憶喪失の彼女を襲うフラッシュバックとして登場する、戦闘機を操縦する姿や“USA”と書かれたTシャツを着た彼女の姿が…。記憶を失い、クリー帝国のエリート・ソルジャーとして生きているキャプテン・マーベル。彼女の過去はやはり地球と関わりがあるらしく、謎に包まれたキャプテン・マーベルの記憶に隠された秘密は気になるところ。だが、強大なエネルギーを身にまとい、はるか遠くを見据えた凛々しい彼女の姿は、まさに新時代を担うヒーローの誕生を期待させるビジュアルだ。記憶を失う代わりに強大な力を得たヒーロー、キャプテン・マーベルを演じるのは、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。過去の記憶を失ったミステリアスなヒーロー、キャプテン・マーベルについてブリーは、「人間味溢れる魅力があって、それは彼女の最悪の部分であり、最高の部分でもあるの。そういう危うい側面が、彼女にとても感情移入するところだと思う」と言及。家族や友人といった、全ての記憶を失うという複雑な境遇を乗り越えて“本当の自分”を取り戻しヒーローになるまでのキャプテン・マーベルをアカデミー賞女優がどのように演じきるのか期待が高まる。なお、日本時間1月22日(火)には同じくマーベル単独ヒーローの誕生を描き、新時代の“クールな”ヒーロー像で世界中で社会現象を巻き起こした『ブラックパンサー』がアカデミー賞作品賞ほか7部門にノミネート、さらにアカデミー賞の行方を占う全米映画俳優組合賞ではキャスト賞を受賞したばかり。もちろんマーベル・スタジオを新たなステージへと導く、男女の垣根を超えた新たなヒーロー、キャプテン・マーベルの誕生を描いた本作からも目が離せない。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年01月29日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島) では、2019年3月31日より、マーベル映画『アントマン&ワスプ』をテーマにした世界初のアトラクション「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」をオープンする。この「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」は、2017年に誕生した「アイアンマン・エクスペリエンス」の壮大なアドベンチャーを拡張したもの。アイアンマンの要請を受けたアントマンとワスプとともに、ゲストも香港をヒドラの襲撃から守るという重大な任務に参加していくストーリーだ。ゲストは2人の応援要請に応え、アリのサイズになり、受け取ったEMPブラスターを手にシールドの最新マシン、D/AGR(ディフェンス/アソールト・グラウンド・ローバー)、別名ダガー(Dagger)に乗って、ゾラやウォームボットを倒すため、アントマンとワスプとともに戦闘するもの。また、アトラクションに加え、スペシャルグッズやスペシャルメニューにも「アイアンマン・エクスペリエンス」と「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」の世界観をモチーフにしたものを取りそろえる予定。2018年12月にオープンした併設のショップ「パビリオンギフト」には、300種類以上のマーベルのアイテムが並び、「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」がオープンする3月31日には、限定アイテム40種類が加わる。3月31日には、パークチケットのデザインも、アントマン&ワスプに変わる予定だ。※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容など全ての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2019年01月25日「アベンジャーズ」誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーローの始まりを描く『キャプテン・マーベル』。本作には、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新時代を担うとされるキャプテン・マーベルの活躍、過去に隠された真実、『アベンジャーズ』最新作に繋がる要素など見どころが満載だが、今回はそんな本作の3つの注目ポイントに迫ってみた。★注目ポイントその1.オスカー女優ブリー・ラーソンによる迫真の演技マーベル初の女性ヒーロー単独主役に大抜擢されたのは、『ルーム』(15)で第88回アカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソン。彼女は出演する作品1つ1つで徹底的な役作りを行っている。例えば『ルーム』では、まず食事制限とトレーニングで筋肉をつけてから体脂肪を12%まで落とし、外界との関わりを避け、太陽光さえも浴びないようにするという、演じる役同様、外の世界と隔離された日常生活を送り始めた。また、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)では過酷な調査もいとわないフォトジャーナリスト、ウィーバーを演じるため、ヴィンテージもののカメラも使いこなせるようにセットでもできるだけ自ら撮影するなど、演じる役に少しでも近づくように並々ならぬ努力を積み重ねてきた。今回演じるキャプテン・マーベルでは、撮影が始まる9か月前からトレーニングを始め、スタントもほとんど自分でこなしたそう。極限まで自分の役を磨く彼女のタフな一面があったからこそ、記憶を失いつつも、本当の自分を探すために何度も立ち上がるという、強い精神を持つヒーローを演じ切ることができたのだ。★注目ポイントその2.記憶がない…けれどマーベル最強!?マーベル史上最強ともいわれる力を持つというキャプテン・マーベルは、記憶を失くしたヒーローだ。自分がどのように育ってきたのか分からない、家族や友人と過ごした記憶もない、さらに身に覚えのない記憶がフラッシュバックすることから、どこかほかの仲間とは違うところに恐怖や不安、孤独感を抱いている。しかし彼女は、そんな過酷な状況を跳ね返すかのように、迫りくる正体不明の敵と戦い、自らの過去を追い求めようとする。そのタフな精神は彼女にしかない魅力でもあり、キャプテン・マーベルの持つ強力なパワーも含め、その精神的な強さも“マーベル史上最強”とうわさされている1つの理由なのかもしれない。さらに、キャプテン・マーベルはその強さから“ネクストアイアンマン”との呼び声も高まっている。確かな才能と強さを兼ね備えたアイアンマンにも匹敵するほどのキャプテン・マーベル。その活躍には相当な期待ができるとともに、今後のMCUの最前線に立つとされる新たなヒーローの誕生はファン必見だ。★注目ポイントその3.“記憶”を巡るサスペンスフル・アクション!最後に待つのは“大どんでん返し”!?本作は、キャプテン・マーベル自身何者なのかも分からない、敵の正体も分からないという“謎”が徐々に解き明かされていくという展開がある。キャプテン・マーベルの記憶に隠された驚愕の事実に向かって繰り広げられる、先が読めないサスペンス要素は、いままでのマーベルにはなかった新しい展開で、最後には観客の予想を見事に裏切る“大どんでん返し”が待っているのかも――。強大な力を持つキャプテン・マーベルのアクションとサスペンスの融合によって繰り広げられる、疾走感溢れるストーリーは、一瞬たりとも目が離せなくなりそうだ。また、アベンジャーズ誕生前の1990年代を舞台に物語が繰り広げられることから、キャプテン・マーベルとアベンジャーズの関係、さらに4月26日公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』に繋がる何らかの展開が進むことが予想される。物語を経る中で、アベンジャーズとの関係や謎の真相が明かされ、それを解決していくスリリングな展開を楽しむことができる本作は、マーベルファンにとって絶対に見逃せない作品であることはもちろん、全くマーベル映画を観たことがない人にとっても楽しめるものとなるだろう。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年01月24日スパイダーマン、ブラックパンサー、キャプテン・アメリカらスーパーヒーローを生み出してきたマーベルから、初のドラァグクイーンのスーパーヒーローが誕生。先月発売された「Iceman #4」に、「Shade」(シェイド)という名のミュータントとして初登場した。ライムグリーンのウィッグに、パープルのアイシャドウと口紅。ボディースーツを着用し、厚底のサイハイブーツを履いているシェイド。ベルトのバックルや、ブーツのモチーフには「X-MEN」の「X」マークが強調されている。特殊能力はテレポート(瞬間移動)とのことで、折りたたみ式の扇子を広げ、扇子の中を通って場所を移動する。「Iceman」のストーリーと作画を担当しているのは、同性愛者であることをオープンにしているライターのシーナ・グレイスと、アーティストのネイサン・ストックマン。「Iceman #4」に初登場したシェイドの出番はわずか1ページだったにもかかわらず、ファンたちはすでにシェイドの魅力の虜となり、今後の活躍に期待を寄せているようだ。シーナが、「発売から1か月経たずして、みんなから20枚以上の“シェイド画”が送られてきた!」とツイートしている。シーナによれば、シェイドは本日発売される「Iceman #5」にも登場するようだ。(Hiromi Kaku)
2019年01月17日マーベル初の女性ヒーロー単独主演映画『キャプテン・マーベル』。本日1月16日の「ヒーローの日」に合わせ、名だたるマーベルヒーローの中でも大人気のキャプテン・アメリカと、2019年を代表する“顔”となりそうなキャプテン・マーベルという2大ヒーローに注目した。本作の主人公は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーロー。彼女の記憶に仕掛けられた衝撃の事実を巡るサスペンスフル・アクション・エンターテインメントは、アベンジャーズ誕生のきっかけになる最強ヒーローを描く。本日1月16日は、語呂合わせで「1(ひ)1(い)6(ろ)」と読めることから、“ヒーロー”という存在を世の中化することを目的として日本記念日協会より認定された「ヒーローの日」。日本でも絶大な人気を誇るアイアンマンやスパイダーマンなど、最強ヒーローの活躍で世界中を熱狂させてきた「アベンジャーズ」シリーズのために誕生したような記念日だ。今回、平成最後のヒーローの日に合わせて、今年話題となること間違いなしの2人のマーベルキャラクターに迫った。■“キャップ”としてお馴染み!絶対的安心感の兵士1人はマーベルを代表する日本でも人気のヒーロー、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)。彼はアイアンマンやソー、ハルクと共にアベンジャーズの一員として活躍し、個性派ぞろいのチーム内でも強いキャプテンシーを発揮し、チームを導いてきた。かつては小柄で病弱な少年だったが、その強い正義感と自己犠牲の精神を買われ、第二次世界大戦時のスーパーソルジャー計画の被験者に選ばれ、誕生した史上最強の兵士。凍った海の中で70年近くもの間、仮死状態だったが無事発見され、現代に蘇ることになったまさにレジェンドと呼ばれるキャラクターだ。昨年公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、スカーレット・ウィッチとヴィジョンの危機を救うために颯爽と登場し、ファンを大興奮させたが、彼らと共にワカンダでサノスの軍勢を迎え撃つも、サノスを前に為すすべなく、結果的には全宇宙の生命の半分を失うことに…。そして4月26日(金)に公開を迎える『アベンジャーズ/エンドゲーム』の予告映像では、彼が涙を流すシーンや、後がない状況の中、唯一の突破口を見出そうとする姿も印象的だった。『インフィニティ・ウォー』にはなかった胸元の星のマークを付け(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のスーツか)、無精ひげも剃ったキャップの姿に多くのファンが心躍らせた。■アベンジャーズ結成以前のヒーロー!過去に隠された秘密とは?もう1人は、本作に登場する主人公キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)だ。舞台は1995年、アベンジャーズが結成される前で、当然アイアンマンも誕生しておらず、キャプテン・アメリカに至ってはまだ氷の中で眠っている。そんな時代に、突然地球に“降ってきた”キャプテン・マーベルは特殊なパワーの持ち主ではあるが、過去の記憶を失っているというミステリアスなキャラクター。身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに常に悩まされ、その記憶に隠された秘密を解き明かそうとする。そんな彼女の秘密を狙う正体不明の敵が狙うものとは?そして彼女の過去に隠された秘密とは?■キャプテン・マーベルとキャプテン・アメリカには共通点が!未だ多くの謎に包まれている彼女だが、キャプテン・アメリカとは共通点がいくつかある。ひとつはその名前に“キャプテン”とつくところ。キャプテン・アメリカはかつてアメリカ軍の象徴として先頭に立って戦った、文字通りアメリカを代表するソルジャーだ。一方、キャプテン・マーベルはというと、一見マーベルキャラクター全体の代表ともとれるが、名詞marvel(マーベル)が意味する“驚くべきこと、驚異”を象徴する人物と受け取ることもできる。これは予告映像で映し出された、彼女が持つ特殊なパワーから来ているのかもしれない。それはどれほどのパワーなのか、気にならずにいられない。また、2人を象徴するシンボルも似ている。キャプテン・アメリカは胸元に星条旗をイメージした星のマークが施されており、キャプテン・マーベルのスーツにも、形は違うものの同様に星のマークが胸にあしらわれている。このキャプテン・マーベルの星が何を象徴しているかは現時点ではわからないが、これに関しても劇中で語られることになるかもしれない。そして、2人の境遇にも共通点がありそうだ。キャプテン・マーベルはおそらく宇宙から地球にやってきたため、異世界でもある地球に戸惑うというシーンも当然描かれることとなりそう。方や、キャプテン・アメリカは第二次世界大戦後から70年もの間氷漬けになったせいで、目覚めたころには当時の街の面影は全くなく、まるで異世界となったアメリカに戸惑う姿もこれまでに描かれてきた。周囲からは計り知れない孤独を抱えているのがキャプテン・アメリカだ。ならば、地球に降り立った直後のキャプテン・マーベルがどんな反応をするのかも見逃せない。これらの共通点を持つ2人の“キャプテン”は、『キャプテン・マーベル』の直後に公開される『アベンジャーズ/エンドゲーム』で出会うことはあるのだろうか…。そして、キャプテン・アメリカ率いるアベンジャーズの救世主ともいわれているキャプテン・マーベルは、一体どんな秘密を抱えているのか。それは『エンドゲーム』につながる重要なポイントとなりそうだ。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年01月16日2019年3月15日(金)に全国公開が決定しているマーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』主人公のキャプテン・マーベルが、世界各地のディズニー・パークスに映画の公開に先駆けキャラクターとして登場することがわかった。さまざまな施策とともに映画の公開を盛り上げていく。マーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』は、記憶を失ったミステリアスな女性ヒーロー、キャプテン・マーベルが主人公の注目作で、“アベンジャーズ”誕生の鍵を握るというヒーローの始まりを描く。衝撃作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にて役割がほのめかされ、続く『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、重要な役割を担いそうだ。そのキャプテン・マーベルが映画に先駆けて登場する場所は、カリフォルニア州アナハイムのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークをはじめ、ディズニー・クルーズラインの「Marvel Day at Sea」、ディズニーランド・パリ、そしてマーベルが強い上海ディズニーランド・リゾート。キャプテン・マーベル登場そのものは昨年の秋に予告済みだが、このほどプロモーション動画が解禁となり、その雄姿が初めて明らかに!ちなみに香港ディズニーランド・リゾート、そしてフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールドにキャプテン・マーベルが登場するかどうか触れられておらず、香港にはアントマンとワスプが登場するとのうわさがある。また、ハッシュタグ「#HigherFditionalFaster」によるSNSキャンペーンや関連グッズ、書籍、ゲームなども大量に登場予定。最新作を盛り上げる。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は、予告なく、変更になる場合があり得ます。(text:cinemacafe.net)
2019年01月06日