スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」。HAMILTON(ハミルトン)は新ムーブメント3種を発表。高機能と卓越したデザインを併せ持つ自動巻2種と、クロノグラフとワールドタイマーを併せ持つユニークなクォーツだ。それらを、ブランドを代表する伝統のシリーズのもっとも注目すべき新作に採用した。この新ムーブメントが、次世代のハミルトンを前進させる主動力と位置付けられていることは想像に難くない。なお、記事中の価格はすべて予価、税別価格となる。○カーキクロノ ワールドタイマー日本でも開催され、大きな話題となったエアレース。出場機の翼に大きく描かれた、HAMILTONのロゴを目にした人も多いだろう。歴史的にも飛行機との縁が深いHAMILTONを代表するミリタリーウオッチ、「カーキ」シリーズの新作が「カーキクロノ ワールドタイマー」だ。レッドブル・エアレース第2戦(千葉)でもファイナル4に残った、フランスのニコラス・イワノフ選手と共同開発したアヴィエーション・ウオッチ。ワールドタイマーとクロノグラフを10時位置のプッシャーで簡単に切り替えられ、ワールドタイムは24都市に対応。このプッシャーを短く押すと、パイロットが標準時として使用するUTCを即表示できる。インデックスの時表示は、クロノグラフ動作時の分経過確認も兼ねており、エアレースの4ミニッツフリースタイルの規定競技時間である4分がひと目で分かるよう、12~4までのゲージが黄色でカラーリングされている。ムーブメントには、新開発のクォーツクロノグラフ「H-41」を採用。各タイムゾーンのサマータイムも自動計時する。ケース素材はSS(ステンレススチール)で、ケース外径は45.0mm、風防はサファイアクリスタル、防水性能は10気圧だ。ストラップにより3つのバリエーションがラインナップされる。価格はSSブレスモデルとブラックラバーストラップモデルが14万8,000円。ブラックカーフストラップモデルが14万4,000円。11月発売。○カーキ ネイビー パイオニアカーキシリーズからは、アメリカ海軍帆船時計がルーツとなる世界的ベストセラー「カーキ ネイビー パイオニア」に新型3モデルが登場。クロノグラフモデル「カーキ ネイビー パイオニア オートクロノ」、落ち着いた華やかさのピンクゴールドモデル「カーキ ネイビー パイオニア スモールセコンド」、オーセンティックな3針モデル「カーキ ネイビー パイオニア オート」だ。ムーブメントはすべて自動巻。特に「~スモールセコンド」には、スネイル加工とベラルージュ加工が施された新型ムーブメント「H-32」を採用。また、「~オート」には、80時間のパワーリザーブで大好評を得ているハミルトンの自信作「H-10」が採用されている。ケース素材はすべてSSで、「~スモールセコンド」のみピンクゴールドPVDが施される。ケース外径は「~オートクロノ」のみ44mmで、「~スモールセコンド」と「~オート」は43mm。3モデルとも、サファイアクリスタル風防で10気圧防水。価格は、「~オートクロノ」(ブラウンカーフストラップ)が21万3,000円。「~スモールセコンド」(ライトブラウンカーフストラップ)が13万6,000円。「~オート」(ブラウンカーフストラップ)が11万1,000円。すべて7月発売。○ベンチュラ エルヴィス 801957年に世界初の電池式時計として発売された「ベンチュラ」。斬新なデザインで大ヒットとなったこのシリーズは、今もハミルトンの顔として多くのファンから愛されている。かのエルヴィス・プレスリーもまたそのひとり。1961年の主演映画「ブルーハワイ」で着用して以来、愛用していたという。そのベンチュラの新作として、エルヴィス・プレスリー生誕80周年記念モデル「ベンチュラ エルヴィス 80」が登場。大胆にカーブを描くサファイアクリスタル、輪郭をそぎ落としたケースライン、独創的なフォルムと一体化したストラップは、初代キャデラックのデザイナーでもあるリチャード・アービブへの進化したオマージュでもある。ケース素材はSSで、ケース外径は42.5mm×44.6mm。5気圧防水。自動巻ムーブメントとクォーツムーブメント、2つのモデルが用意され、自動巻モデルのみケースがブラックPVDとなる。価格は、自動巻のブラックラバーストラップモデルが16万1,000円で9月発売、ブラックカーフストラップモデルは同じく16万1,000円で10月発売。クォーツのブラックラバーストラップモデルとブラックカーフストラップモデルが12万円で9月発売。なお、クォーツのみSSブレスモデルが存在、こちらは12万5,000円で、9月発売。○レイルロード スケルトンハミルトン創業の1892年に誕生した、鉄道員向けポケットウオッチをルーツとする「レイルロード」シリーズ。オリジンのポケットウオッチを彷彿とさせる丸みを帯びた重厚なケースと、クールなフルスケルトンダイヤルの組み合わせが目を引く。ムーブメントは、最新の自動巻スケルトン専用ムーブメント「H-10S」。ベラルージュ加工やコート・ド・ジュネーブ加工が施されたパーツは美しく、ハミルトンのスケルトンムーブメント初の80時間パワーリザーブを実現するなど、実用性も高めている。ケース素材はSS。ケース外径は42mm。サファイアクリスタル風防で、5気圧防水。価格は、シルバーダイヤル+ブラックカーフストラップモデルが14万8,000円。ブラックダイヤル+SSブレスモデルが15万3,000円。11月発売。なお、レイルロードには「~スケルトン」のほか、「レイルロード オート」もラインナップ。ムーブメントは80時間パワーリザーブを持つH-10。ケース素材はSS。ケース外径は40mm。サファイアクリスタル風防で、5気圧防水。カーフストラップモデルは10万3,000円、SSブレスモデルは10万8,000円。8月発売。
2015年05月23日ビル・マーレイが主演するヒューマンコメディ『ヴィンセントが教えてくれたこと』(原題『ST.VINCENT』)が今秋公開されることが決定し、ポスタービジュアルが初披露された。その他の写真映画は、アルコールとギャンブルをこよなく愛する気難し屋のヴィンセントと、隣に引っ越してきた12歳の少年オリバーの交流を、ときにコミカルにときにハートウォーミングに描く。人生に空しさを感じ始めていたヴィンセントを演じるのがマーレイで、もう一度自分を見つめ直し“生きる力”を取り戻していく彼の姿が綴られる。昨年のトロント映画祭でワールド・プレミア上映されると「彼のキャリアで最高の演技」とマーレイを絶賛する声が上がり、第72回ゴールデン・グローブ賞では作品賞と主演男優賞にノミネートされた。北米では、公開4週間後に4館だった上映館数が2500館に拡大し、最終的には興行収入4400万ドルを突破するスマッシュヒットを記録した。このほど公開されたポスタービジュアルには、サングラスをかけクラシックカーを運転するヴィンセントと、その横を併走するオリバーの姿があり、車の後ろにはオリバーのママ(メリッサ・マッカーシー)が立ち、助手席には妊婦のストリッパー(ナオミ・ワッツ)が登場。オリバーを演じたジェイデン・リーベラーは、本作でラスベガス映画批評家協会賞など、数々のベスト子役賞を受賞した実力派子役で、監督と脚本は本作で初長編作デビューを飾ったセオドア・メルフィが手掛けた。『ヴィンセントが教えてくれたこと』秋、全国ロードショー
2015年05月12日「マイケル マイケル・コース(Michael Michael Kors)」は11月28日、「ハミルトン・トラベラー」の限定色モデルを発売する。ハミルトン・トラベラーはブランドのアイコンバッグ「ハミルトン」をリニューアルしたもの。40年の発表以来、受け継がれてきたスポーティーかつシックなディテールを活かしながらも、よりモダンなシティ仕様に仕上げた。MK ロゴを施した大きな鍵型のチャームも継承され、よりハンドバッグな雰囲気に。今回発売されたのはホリデー限定となるレオパード柄で、価格は8万2,000円。六本木ヒルズ店、表参道店、福岡店のみの限定販売となる。
2014年11月17日アメリカ発の時計ブランド「ハミルトン(Hamilton)」がウィメンズコレクションを日本で本格展開する。26日には、東京・虎ノ門のアンダーズ東京でローンチイベントが開かれた。創設120年以上に渡る同ブランドは、アメリカで最も長い歴史を誇る時計ブランドの一つとして、1世紀以上経った今も変わらず人気を博している。ハリウッド映画「チャーリーズ・エンジェル」を始め「シカゴ」や、ドラマ「ゴシップガール」など過去400作品以上の映画やドラマなどのヒロインにアイテム提供も行っている。日本ではこれまでメンズのイメージが強い同ブランドであったが、今回、ロングセラー定番モデル「ジャズマスター レディ オート」や新作の「バグリー」など、様々なシーンに応じた全ラインアップのウィメンズアイテムの販売をスタート。更に新作として、大人のモードスタイルを演出するホワイトカラーの「ベンチュラ レディ」や、シャープなカットアウトで文字盤にレッドルビーが輝く「ジャズマスター スケルトン レディ」のステンレスブレスモデルなども提案。これらは10月より発売開始予定。イベントの会場内は、インテリアコーディネーターの天木樹里監修のもと、NYのビジネススタイルをイメージした“NY Office”、アメリカ・西海岸をイメージした“Happy weekend by the sea”、ドレスアップするパーティーへ行く前の部屋をイメージした“Dress up before Paris”と、3つのシーンを設定しインスタレーション形式で展示された。また、ハミルトンインターナショナルCEOのシルバン・ドラ(Sylvan Dora)も今回のために来日。「感度の高い日本の方々の意見は最も重要視しており、日本のマーケットで成功するということはブランドとしても成功するに値すると考えている。このローンチで、更に幅広い日本人に愛されるブランドとなることを願っている」とコメントした。
2014年09月29日ダニエル・クレイグとビル・マーレイが、ジョージ・クルーニーの監督最新作『The Monuments Men』(原題)に出演することが決定した。ロバート・M・エドゼルの小説「ナチ略奪美術品を救え -特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争」の映画化作品となる本作は、第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦から連合軍が勝利を収めるまでの11か月に焦点を当てたストーリーになるという。ダニエルとビルのほかにも、ケイト・ブランシェットやジョン・グッドマンらが参加する予定で、さらに『アーティスト』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダンも出演が決定しており、来年3月には製作開始が予定されている。さらに本作でジョージは、監督に留まらず、芸術品保護活動家のリーダーでナチス・ドイツから大量の美術品を奪還することに尽力したアメリカ軍指揮官ジョージ・スタウト役として主演も果たすほか、プロデュースや脚本も手がけるという。そんな『The Monuments Men』で4役をこなすジョージは、ベン・アフレックが監督と主演を務めた『アルゴ』でもプロデューサーとして参加しており、日本では今月26日(金)に公開されたばかりだ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月31日『Ghostbusters III』(原題)がビル・マーレイ抜きで来年夏にも撮影が開始されるようだ。同シリーズ第3弾では、前2作でもメガホンを取ったアイバン・ライトマンが引き続き監督を務め、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』や『メン・イン・ブラック3』を手がけたイータン・コーエンが脚本を担当することも決定している。ビルは以前も、前2作で演じてきたピーター・ヴェンクマン博士として同作に復帰することはないと語っていた。実際、シリーズを通してビルと共演してきたダン・エイクロイドも「いや、ビルは新作に関与しないよ。悲しい事実だけど、僕らは新作を新しい世代に譲るつもりだよ。『Ghostbusters III』はビル抜きでも大成功する映画にしてみせるよ」と明かしている。2013年にクランクインし、翌2014年に公開の運びとなれば、1984年に公開された第1作目から30周年の節目に当たることとなる。■関連作品:メン・イン・ブラック3 2012年5月25日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開Photo by WILSON WEBB © 2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.トロピック・サンダー/史上最低の作戦 2008年11月22日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2008 DreamWorks LLC. All Rights Reserved.
2012年10月22日スウオッチグループジャパンはこのほど、同社が提供しているAndroidスマートフォン用壁紙に、ハミルトンの人気ウオッチ「パンユーロ」の2012年新作を体験できる機能を追加した。このスマートフォン用壁紙は、現在時刻を表示する腕時計を画面上に表示させる「ライブ壁紙」となっており、スタート・ストップといったクロノグラフの操作や、リュウズでの時刻設定、ベゼルの回転など、実際の腕時計さながらの操作感が体験できる。今回壁紙に新作が追加された「パンユーロ」は、昨年バーゼルで限定モデルを発表して以来、日本でも予約注文が殺到した人気モデル。今回の機能追加により、2011年モデルのブルーの文字盤に加え、新作のブラックとシルバーの文字盤カラーも壁紙として楽しめるようになった。壁紙は、ハミルトン公式サイトよりダウンロードできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日6月1日に公開されるサスペンスアクション映画『ミッシングID』にて、軍用時計として名高いハミルトンが主人公の愛用する腕時計として登場する。ハリウッドの次世代スターNo.1とも称されるテイラー・ロートナー演じる主人公、ネイサンが劇中を通して着用しているのは、ハミルトンの「カーキフィールドチタニウム」。引き締まった印象を与える黒の文字盤とストラップのモデルが、タフでスポーティーなネイサンのスタイルにマッチしている。一瞬の差が作戦の成功を分ける戦場にあって、高い精度を誇るハミルトンは兵士たちから「守護神」として信頼を集めたことで知られる。敵も味方もわからない極限の状況の中で壮絶な逃亡劇を繰り広げる『ミッシングID』の劇中でも、ネイサンが着用するハミルトンは守護神のように終始手首で輝いている。なお、映画に登場する「カーキフィールドチタニウム」は、日本国内でも実売されている製品。ブラックPVDのチタンケースで、ケース径は42mm。ブラックのストラップはナイロン製。価格は8万7,150円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日