米女優のミシェル・ウィリアムズが待望の初来日を果たし、3月13日(火)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで最新作『マリリン 7日間の恋』のジャパンプレミアに出席した。本作で第84回アカデミー賞の主演女優賞候補となり、第69回ゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門主演女優賞を受賞しているだけに、ミシェル自身も作品への思いは格別。持ち前の愛くるしさに、女優としての自信と貫録が加わった満面のスマイルで、日本のファンの声援に応えていた。ミシェルが演じるのは“世界のセックス・シンボル”として、人々を熱狂させた往年のハリウッド女優、マリリン・モンロー。年下の助監督との秘めたる恋愛を通して、彼女が世間の抱くモンロー像と、苦悩を抱える等身大の自分との間で揺れ動く姿が、切なく描かれる。先日行われたアカデミー賞の授賞式に、「ルイ・ヴィトン」の真っ赤なドレスをまとって登場し、米ファッション誌「ヴォーグ」が選ぶ“今年のアカデミー賞”ベストドレッサー第2位に選ばれたミシェル。この日はスレンダーなボディラインを際立たせた「アレキサンダー・マックイーン」の純白のドレス姿で“21世紀によみがえったマリリン”を見事体現!靴はヴァレンティノ。胸元を飾るのは「フォーエバーマーク」のネックレスと全体的に華やかさを演出する、さすがの“達人技”を披露してくれた。「コンニチハ!(初来日の感想は?)サイコウ!」と日本語で挨拶し、「日本ではtea ceremony(お茶会)が楽しみ」と胸を躍らせた。そんな彼女にとって、マリリン・モンローはティーンの頃からの憧れだといい「寝室の壁にマリリンの写真を貼っていたわ。毎晩、私のことを見守ってくれたの」。それだけに、マリリンを演じることへのプレッシャーも大きかったそうで「役作りには10か月をかけたの。彼女の出演作を全部観て、本も読んだ。常に彼女の声をiPodで聞いていたわ」とふり返る。そんなマリリンの魅力は「亡くなって50年が経ったいまも神秘的な存在である点ね。この映画は、アイコン化された彼女の下にあるパーソナルな素顔を見せてくれるはず」とアピール。年下の男性と恋に落ちるストーリーにちなみ、舞台挨拶には若手俳優・遠藤雄弥がゲスト登壇し、ミシェルにシャンパンを手渡した。『マリリン 7日間の恋』は3月24日(土)より全国にて公開。特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:マリリンとミシェルの“女優魂”を重ねて見る『マリリン 7日間の恋』歌&踊りを公開マリリンの憧れ女子テクをレッスン!『マリリン7日間の恋』メモパッド&プレスセットを10名様プレゼントマリリンの素顔に迫る『マリリン 7日間の恋』女性限定試写会に25組50名様ご招待ミシェル・ウィリアムズ来日!『マリリン 7日間の恋』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~セクシー編~
2012年03月13日続々と授賞が発表されている本年度アカデミー賞。栄えある監督賞を手にしたのは『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督!最有力視されてきた巨匠、マーティン・スコセッシ監督は受賞を逃した。トーキーへの移行期を迎えるハリウッドの黄金時代を舞台に、白黒のサイレントで描いた異色ラブストーリー。錚々たる巨匠を押しのけて初の快挙を果たしたアザナヴィシウス監督は、「世界一幸せの監督です」と喜びを露にし、キャスト&スタッフに感謝。さらに「(出演の)犬のアギーにも感謝してます。私の言うことは理解できないと思いますが…(笑)。映画にも感謝しています。この作品は喜びをもたらしてくれる映画だと思います」と改めて映画に対する愛を語った。特集:第84回アカデミー賞■関連作品:第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催© AMPAS■関連記事:【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~クラシック編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~セクシー編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~ホワイト&メタリック編~【アカデミー賞】最高栄誉はハリウッド愛を贈るフランス映画『アーティスト』へ!【アカデミー賞】会場総立ち!メリル・ストリープが3度目のオスカー受賞!
2012年02月27日2011年に発売されたブルーレイ・ソフトの中から特に優れた作品を表彰する第4回「DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」の授賞式が15日に都内で開催され、巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の名作『山猫』がグランプリに輝いた。第4回「DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」結果「ブルーレイ大賞」は、デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)が主催する賞で、ブレーレイ産業の発展を目的として2008年に創立。一般ユーザーによるWeb投票と、評論家や映画及び映像ソフト専門誌の編集長などの選考委員によって、高画質、高音質、高機能といったブルーレイの特長を最も生かした映像作品が選定される。審査委員長のAV評論家・麻倉怜士氏は、グランプリの『山猫』について「上映したときの“心に染み入る映像”がよみがえってくる画期的な作品」と賞賛。『ダークナイト』『崖の上のポニョ』『アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション』などの新作がグランプリを受賞してきたこれまでの経緯を振り返り、スクリーン編集長の米崎明宏氏は「劇場で公開したとき以上の感動を、自宅で味わえる時代がきた」とコメントした。また、『山猫』の販売元であるイマジカTVの担当者は、本作がマーティン・スコセッシ氏が率いる映像の保存と修復をする非営利団体“ザ・フィルムファンデーション”が1万5千時間もの時間をかけて徹底的に修復した作品であることを説明し、その功績を称えた。また、ユーザーからの投票のみで決定するユーザー大賞には『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』が選ばれた。過去最多となる4921人のユーザーからの支持を受けて受賞を果たした本作について、キネマ旬報編集長の明智恵子氏は「多様な角度から撮影された映像はCGと現実を曖昧にさせ、本当にトランスフォーマーたちがそこにいるようだった」と評価した。
2012年02月16日7月に日本公開された映画『マイティ・ソー』のブルーレイ&DVDが21日(金)にリリースされるが、本ブルーレイには『アベンジャーズへの道』と題した特典映像が収録されており、このほどその映像の一部が発売を前に公開された。その他の写真『ジ・アベンジャーズ』は、米コミックを代表するスタジオのひとつ、マーベルの人気ヒーローが夢のチームを結成する人気シリーズ。来夏には映画化も決定しているが、『マイティ・ソー』のブルーレイには映画『ジ・アベンジャーズ』を手がけるのジョス・ウェドン監督と、キャストのスカーレット・ヨハンソンのコメントなどを交えた特別映像が収録されている。このほど公開された映像は、世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典“コミック・コンベンション”の模様を捉えたもので、劇中でアベンジャーズを束ねる謎の男“ニック・フューリー”を演じているサミュエル・L・ジャクソンが会場に姿を見せ、スカーレット・ヨハンソン、ロバート・ダウニーJr.、ジェレミー・レナー、マーク・ラファロ、クリス・へムズワース、クリス・エヴァンスらが登場。彼らは劇中で、ナターシャ・ロマノフ、トニー・スターク=アイアンマン、クリント・バートン=ホークアイ、ブルース・バナー=ハルク、ソー、スティーブ・ロジャース=キャプテン・アメリカを演じており、キャスト陣が呼び込まれる際の役名と、それに反応するオーディエンスの盛大な歓声を耳にするだけで、本作がいかに壮大なスケールの作品かがわかる映像に仕上がっている。中でも、ソーは他のキャラクターとは異なり、地球ではなく“神の世界”からやってきたヒーローで、彼が秘めている強大なパワーの秘密や、その生い立ち、そして『ジ・アベンジャーズ』へと連なる重要な物語が、映画『マイティ・ソー』では描かれている。『マイティ・ソー』■3Dスーパーセット(3Dブルーレイ+ブルーレイ+DVD) 5985円(税込)■ブルーレイ&DVDセット 4935円(税込)■DVD 4179円(税込)10月21日(金)発売発売元:パラマウント ジャパン『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』公開中
2011年10月17日ミシェル・ウィリアムズが夫と最愛の息子を失う母親を演じ、ユアン・マクレガーが彼女の情事の相手という関係で共演すること話題作『ブローン・アパート』の予告編が到着した。情事の最中にテロ事件で夫と幼い息子を失った“若い母親”(ミシェル)。罪悪感と喪失感に苛まれる彼女だが、情事の相手で新聞記者のジャスパー(ユアン)により、事件に関して警察がひた隠しにしている驚くべき情報を知ってしまう…。単なるサスペンスムービーに留まらず、平穏な日々を突如として襲うテロの恐怖を描いた本作。テロが蔓延するこの時代に、“正義の味方”であるはずの警察は何故真実を隠そうとするのか?本作の製作に携わった時期は、ちょうど故ヒース・レジャーとの間に授かった子供の母親になったばかりだったというミシェル。母親になって全ての見方が変わったという彼女だが、その実生活での経験が役にどう反映されているのかにも注目したい。また、本作で音楽を担当しているのは、『LOVERS』、『ハンニバル・ライジング』でも映画音楽を手がけた梅林茂。彼が登場人物たちの“喪失”や“罪悪感”といった心情をどう奏でているのかも気になるところ。良き母親でありながらも抑えられない欲望、愛する家族を情事の最中に喪ったという罪悪感、そして喪失感など、様々な感情が複雑に絡み合う中、爆破事件の真実をきっかけに物語は急展開を見せる。母親、妻、恋人という異なる表情を見せるミシェルの演技は要チェック!『ブローン・アパート』は1月29日(土)より銀座シネパトスほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ブローン・アパート 2011年1月29日よりシネパトス銀座ほか全国にて順次公開© 2008 CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION/INCENDIARY LTD. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ユアン・マクレガー×ミシェル・ウィリアムズが“恋人”役で共演の最新作公開が決定
2010年12月17日今年7月に公開されたアンジェリーナ・ジョリー主演の映画『ソルト』のブルーレイとDVDが24日に発売されたのを記念して本ブルーレイ&DVDに収録されている特典映像の一部が公開された。その他の写真『ソルト』は、米大統領暗殺を企てるロシア側のスパイ容疑をかけられたCIA女性捜査官イヴリン・ソルト(ジョリー)が、CIAの追跡をかわしながら、ひとりで真相を突き止めようとするアクション・サスペンス。頭脳明晰で、爆発物のエキスパートにして、圧倒的な身体能力と判断能力を持ちあわせたソルト。彼女が自身の疑惑を晴らすために奔走する様を追いながらも「本当にソルトは無実なのか?」というエピソードが次々と登場するスリリングな展開が劇場公開時に大きな話題を呼んだが、24日にリリースされたブルーレイ&DVDでは“劇場公開版(100分)”とは別に“ディレクターズ・カット版(104分)”と、劇場公開版とは異なるエンディングを描いた“別エンディング版(101分)”を収録。謎が謎を呼ぶ物語と衝撃の結末を描いた作品だけに、“別エンディング版”ではどのような結末が描かれているのか気になるところだ。また、特典にはジョリーが過酷なアクションに挑む模様を収録した「究極のアクション」や、ジョリーの子どもたちもダマされてしまったというソルトの変装ぶりに迫った「スパイの変装:ソルトの七変化」などを収録。このほど公開された特別映像では、CIAに捕らえられたソルトが連行されるシーンの撮影風景と、ノイス監督のコメント、ハイウェイを舞台にアクロバティックなスタントに挑むジョリーの姿が収録されている。『ソルト』ブルーレイ&DVDセット3990円(税込)DVD『ソルト』デラックス・ディレクターズ・コレクション3480円(税込)どちらも発売中発売・販売:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(c)2010 Columbia Pictures Industries Inc. and Beverly Blvd LLC. All Rights Reserved.
2010年11月25日ミシェル・ウィリアムズとユアン・マクレガーが共演するサスペンス・ムービー『ブローン・アパート』の日本での公開が正式に決定。ミシェルは恋人との情事の最中に夫と息子をテロでなくし、罪悪感と喪失感に苛まれる女性役を、ユアンはその情事の相手の新聞記者を演じており、このテロにまつわる陰謀、驚愕の真実が少しずつあぶり出されていく。10代の頃からキャリアを積み、2005年の『ブローク・バック・マウンテン』では故ヒース・レジャーと夫婦役を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネート、近年では『脳内ニューヨーク』、『シャッター アイランド』などの話題作に出演しているミシェル。今回演じるのは名前が明かされない主人公“若い母親”。物語の舞台はロンドン。幼い息子と警察官の夫をサッカー観戦に送り出し、恋人との情事を楽しむ“若い母親”の目に、TVが映し出すスタジアムで起きた自爆テロの惨劇の映像が飛び込んでくる。夫と息子を失い、罪悪感と喪失感で心を引き裂かれるが、彼女の情事の相手で新聞記者であるジャスパーは、この事件に関して警察がひた隠しにしている驚くべき真実を彼女に知らせる――。原作は、オサマ・ビン=ラディンへの手紙という斬新な語り口で世界的なベストセラーとなった「息子を奪ったあなたへ 」(クリス・クリーヴ著/ハヤカワepi文庫)。故ヒース・レジャーとの間にもうけた娘の母親でもあるミシェルだが、私生活で母親になったばかりの時期に本作の製作に携わることになった。母親になって全ての見方が変わったという彼女にとって、欲望と母性の両方を抱える若い母親役は「ずっとやりたいと思っていた役」だったという。「砂嵐に巻き込まれているような気持ちだった。悲しくて前が見えないの」とこの役を演じての心境を明かす。そして映画については「ひとりの母親が、自責の念に苛まされながらも次第に解放され、愛を感じていく感動的な物語」と描写。「どんな女性でもこの若い母親に共感できると思います」と語る。女性監督のシャロン・マグアイア監督もまた、ミシェルと同じ時期に母親になった。ミシェル演じる“若い母親”について「良き母親であると同時に、欲望を抑え切れない罪深い女です」と説明し、「この作品の登場人物は、みな罪深い。そこが気に入っているところです」と語る。そして、もうひとりの重要人物、“若い母親”の恋人であり、新聞記者としてテロ事件の真実を追うジャスパーを演じるユアン。監督は、ユアンを思い浮かべながら「不完全な人間だけど憎めない。そしてセクシーな男として」このキャラクターを描いたそう。まもなく公開の『アメリア 永遠の翼』では実在のパイロット、さらに東京国際映画祭で上映されたロマン・ポランスキー監督作『ゴースト・ライター』では政治的な陰謀に巻き込まれるライター役と、多彩な役柄を演じ続けるユアン。本作では“若い母親”、そしてテロ事件との遭遇をきっかけに、ジャスパーが変化していくところも見どころとなっている。ユアンはミシェルが演じた“若い母親”という役柄を「いままで読んだ脚本の中で一番素晴らしい女主人公」と語り「ミシェルが演じると圧倒された。彼女は難しい役を完璧に演じたよ!」とその演技を絶賛している。ちなみにミシェル自身はアメリカ出身だが、撮影1か月前にロンドン入りし、この“若い母親”が育ったロンドンの下町、イーストエンドのなまりを体得した。自責の念に駆られる“罪深き”主人公をミシェルがどのように演じているのか?ユアンとの絡みも注目の『ブローン・アパート』。1月29日(土)より銀座シネパトスほか全国にて順次公開。■関連作品:ブローン・アパート 2011年1月29日よりシネパトス銀座ほか全国にて順次公開© 2008 CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION/INCENDIARY LTD. ALL RIGHTS RESERVED
2010年11月22日往年の人気TVシリーズを鬼才ミシェル・ゴンドリーが映画化して注目を集める『グリーン・ホーネット』の予告編が解禁となり、その映像世界の一端が明らかになった。偉大な父の跡を継いで新聞社の社長に就任したブリット・リードが、助手のカトーと共にひとたび凶悪事件が起こると帽子とマスクを被った“グリーン・ホーネット”となって悪人たちをなぎ倒すという痛快ヒーローアクション。1960年代にTVシリーズが放送され、日本でも人気を博した。ちなみにこのときのTVシリーズでカトーを演じたのは、ブレイク前のブルース・リー。今回、新たに3Dで映画化された本作。メガホンを取ったのは、数々のCMやミュージックビデオを手がけ注目を浴び、『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のすすめ』などの話題作を世に送り出してきたミシェル・ゴンドリー。ユーモアたっぷりの魅惑の映像を作り上げてきた鬼才が今回、ハリウッドのアクション大作に挑戦する。主人公のブリットを演じるのは、カナダ出身で俳優、コメディアン、監督としての顔も持つセス・ローゲン。カトーには、台湾出身で日本でも人気のジェイ・チョウが扮し、激しいアクションを披露している。ほかにキャメロン・ディアス、『イングロリアス・バスターズ』でオスカーを獲得した演技派クリストフ・ヴァルツなどが出演している。まずは予告編で映画の世界観、そして男心をくすぐる、車に装着されたマシンガンをはじめとする数々のメカを見るべし!『グリーン・ホーネット』は2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:グリーン・ホーネット 2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2010年08月25日