株式会社EX(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:小野順季)は、iOS/Android端末用スマホRPG『ミリオンモンスター』において、人気TVアニメ『東京リベンジャーズ』とのコラボを11月26日(金)から12月10日(金)まで開催いたします。『ミリオンモンスター』×TVアニメ『東京リべンジャーズ』 コラボ【『ミリオンモンスター』×TVアニメ『東京リベンジャーズ』コラボ概要】(1)TVアニメ『東京リベンジャーズ』コラボガチャTVアニメ『東京リベンジャーズ』の人気キャラクター「花垣武道」「佐野万次郎」「龍宮寺堅」「松野千冬」「橘日向」が獲得できるコラボ限定ガチャが登場します。【開催期間】2021年11月26日(金)18:00~2021年12月10日(金)16:59花垣武道佐野万次郎龍宮寺堅松野千冬橘日向(2)TVアニメ『東京リベンジャーズ』コラボイベントTVアニメ『東京リベンジャーズ』のキャラクター「稀咲鉄太」「半間修二」が敵キャラとして登場するイベントクエストをはじめ、「コラボガチャミッション」「スピードくじ」などが開催されます。各種報酬では、TVアニメ『東京リベンジャーズ』のキャラクターになりきれる見た目装備、ゲーム内のチャットで使える限定コラボキャラスタンプ、ギルドモンスターの見た目を変えられるスキン「旗」などが獲得可能です。また、その他コラボ限定称号なども獲得できる豪華なイベントとなっております。【開催期間】2021年12月3日(金)18:00~2021年12月10日(金)16:59稀咲鉄太半間修二各種報酬(3)Twitterプレゼントキャンペーン!TVアニメ『東京リベンジャーズ』のコラボキャラクター「花垣武道」「佐野万次郎」「松野千冬」 「橘日向」の各声優「直筆サイン色紙」が抽選で各3名様(合計12名様)に当たるプレゼントキャンペーンを開催いたします。【応募方法】リツイート応募ミリオンモンスターの公式Twitterアカウント『【公式】ミリオンモンスター(@mmon_ex)』をフォロー&対象ツイートをRT(リツイート)いただくことでご応募いただけます。RTキャンペーンはキャラ別に応募可能!【開催期間】2021年11月26日(金)18:00~2021年12月10日(金)16:59『花垣武道役 新祐樹さん』サイン色紙『佐野万次郎役 林勇さん』サイン色紙『松野千冬役 狩野翔さん』サイン色紙『橘日向役 和氣あず未さん』サイン色紙(4)コラボ記念スペシャルログインボーナス期間中にログインすることで最大で8日間(前半+後半)、強化素材や12連無料限定コラボガチャ券をプレゼントいたします。ログインボーナス【開催期間】前半:2021年11月26日(金)18:00~2021年12月3日(金)17:59後半:2021年12月3日(金)18:00~2021年12月10日(金)16:59▼配布アイテム(前半/後半)1日目・・・覚醒の天秤×302日目・・・覚醒の輝石×303日目・・・鬼神の巻物・弐×30,0004日目・・・12連無料限定コラボガチャ券【TVアニメ『東京リベンジャーズ』概要】2017年より「週刊少年マガジン」で連載開始、累計2,000万部を突破した本作は、『新宿スワン』の作者・和久井健が贈る最新巨編。同じく2021年には実写映画も公開予定!■「東京リベンジャーズ」アニメ公式サイトURL 権利表記:(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会【アプリ概要】■タイトル :ミリオンモンスター■カテゴリ :ゲーム(RPG)■プレイ料金:無料(一部有料/アイテム課金あり)■対応機種 :iOS9.0以降(iPhone、iPad、およびiPodtouchに対応)もしくはAndroid4.4以降【注意事項】※iOS7、iOS8は動作保証していますが、クエストなど一部ご利用できない機能がございます。■ゲームダウンロードURL:iOS : Android: ■公式Twitter: ※キャンペーンの内容や名称などは予告なく変更になる場合がございます。※文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または、登録商標です。※画像はイメージです。実際とは異なる場合がございます。【会社概要】商号 : 株式会社EX所在地: 〒150-0011 東京都渋谷区東3-25-3-312代表者: 代表取締役 小野 順季設立 : 2008年7月1日URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月26日株式会社EX(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:小野 順季)は、iOS/Android端末用スマホRPG「ミリオンモンスター」の新キャラクター「虹晶の術士 メギストス」リリースに伴い、声優を務める「小松 未可子」さんの直筆サイン色紙が当たるプレゼントキャンペーンを2021年10月8日(金)18:00より開催いたします。■公式イベント特設ページ 【声優直筆サイン色紙プレゼントキャンペーン概要】ミリオンモンスター公式Twitterをフォロー&対象ツイートをリツイートされた方の中から抽選で「虹晶の術士 メギストス」役の声優「小松 未可子」さんの直筆サイン色紙を5名様にプレゼントいたします。色紙プレゼントキャンペーン「虹晶の術士 メギストス」【開催期間】2021年10月8日(金)18:00~10月22日(金)23:59■応募方法:フォロー&リツイート(1)Twitterアカウント「【公式】ミリオンモンスター( @mmon_ex )」をフォロー(2)対象ツイートをリツイートすることで応募完了ご応募いただいた方の中から抽選で5名様に直筆サイン色紙をプレゼントいたします。■公式イベント特設ページ 【アプリ概要】■タイトル :ミリオンモンスター■カテゴリ :ゲーム(RPG)■販売料金 :無料(一部有料/アイテム課金あり)■対応機種 :iOS9.0以降(iPhone、iPad、およびiPodtouchに対応)もしくはAndroid4.4以降※iOS7、iOS8は動作保証していますが、クエストなど一部ご利用できない機能がございます。■ゲームダウンロードURLiOS : Android: ■公式Twitter: 【注意事項】※本キャンペーンは予告なく中止または内容の変更をさせていただく場合がございます。※文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または、登録商標です。※画像はイメージです。実際とは異なる場合がございます。※本キャンペーンへの応募は日本国内在住の方に限り、海外発送は対応できかねます。※当選権利および景品は、当選者ご本人様のものとし、第三者への譲渡・換金・販売はお断ります。発覚した場合は景品を返却していただきます。※配送時の事故、破損等につきましては対応できかねます。ご了承ください。※Twitterアカウントを非公開設定にしている場合は応募対象外となります。※厳選なる抽選の上、当選者の方へは当事務局よりTwitterダイレクトメッセージおよびゲーム内メッセージをお送りいたします。当選連絡後、下記に該当した場合には当選権利は無効とさせていただきます。ご了承ください。・メッセージに記載された期限内に返信いただけなかった場合・ご連絡いただいた個人情報に不備があった場合・当選後に公式Twitterのフォローを解除された場合 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月08日Kis-My-Ft2の北山宏光が主演を務めるドラマ『ミリオンジョー』の追加出演者が解禁された。本作は、原作・十口了至、漫画・市丸いろはによる、2013年にモーニング(講談社)で連載されていた、週刊少年漫画編集部を舞台にしたコミックサスペンス。北山は、『週刊少年グローリー』編集部で国民的大ヒット漫画の『ミリオンジョー』を担当するマンガ編集者、呉井聡市を演じる。『ミリオンジョー』の作者、人気漫画家・真加田の元で実直にマンガと向き合ってきたチーフアシスタント・寺師良太役に萩原聖人、『ミリオンジョー』の大ファンで、真加田と結婚するために漫画家になった思い込みの激しい森秋麻衣役を今泉佑唯が演じることで注目を集めていた本作の、追加出演者が一挙に解禁となった。見かけによらず料理が得意な呉井の友人・岸本薫役に深水元基、物語の大きな鍵を握ることになる岸本の知人のニート・佐藤宏治役に永野、国民的大ヒット漫画『ミリオンジョー』の作者・真加田恒夫役に三浦誠己、呉井と同期の『週刊少年グローリー』編集部・石田役に武田航平がキャスティングされる。そして、『トライゼッタ』連載中の漫画家・本杉テツヤ役に岡田浩暉、『ミリオンジョー』ファンのタクシー運転手役に木下ほうか、呉井の旧友であり、『少年キックス』で『ファンタジス太』を連載中の漫画家・小川アヤカ役に草刈麻有、少年の頃、呉井が憧れていた漫画『マジックスターズ』の作者・甲野晃役に渡辺裕之、『週刊少年グローリー』副編集長・左子役に津田寛治、編集長・橋爪文彦役に菅原大吉が出演し、物語をさらに盛り上げていくこととなる。また、ぴあでは石田役を演じる武田航平から独占コメントを入手。自身の役どころと本作の見どころを聞いた。「僕は北山宏光くん演じる呉井聡市と同じ編集部の同期・石田を演じさせていただきます。石田は呉井のライバルであり、よき理解者であり、影でサポートしながら守っていくという役どころなので、いいシーンで出てきますよ(笑)!石田から見た呉井は、人間味あふれる優しい人物なんです。視聴者の皆さんには破天荒な性格に映ると思いますが、石田目線で観ていただくと呉井という人間の見え方も変わると思うので、そういう見方をしてみるのも面白いと思います。ぜひ、放送を楽しみにしてください!」(武田航平)ドラマパラビ『ミリオンジョー』は10月9日(水)よりテレビ東京にてスタート。動画配信サービス「Paravi」での全話先行配信も決定している。▼キャストコメント岸本薫役:深水元基(2話~)1話からトップギアな壮絶な内容!しかも、最後まで飛ばし続けます!後半なんてもう…出てくる登場人物も曲者だらけです。そんな中、岸本は一番悪そうな外見をしていますが、とても冷静で頼りになるやつです。裏社会の人間なのか?物騒なことはお任せあれ。榊監督からもワイルドでチャーミングにと言われました。演じていて楽しいキャラです。ドラマが進むにつれ展開を予測したりして楽しんで頂けたらなと思います。佐藤宏治役:永野(3話~)スタッフさんには最初に「途中バックレるかもしれません」とお伝えしました。皆様の熱量に引っ張られバックレずに撮影出来た事を心より感謝致します。佐藤という役柄が持つ正直さは今の世の中むしろ清々しいと思います。そして何より!萩原聖人さんの芝居や物語への洞察力を目の当たりにして「役者にはなれない」と痛感しました。皆さん楽しんでください!!真加田恒夫役:三浦誠己(1話~)榊英雄監督の愛情満タンの現場に参加できた事を嬉しく思っています。熱量が半端ない北山宏光さん、憧れであり尊敬する萩原聖人さんとご一緒出来た事が嬉しく、心に濃く強く残る日々でした。いやー。展開とスピード感とキャラクターが最高に調和して、最強のドラマになっております。脚本を読んで爆笑したのは久しぶりでした!観て損なし!石田役:武田航平(1話~)石田は呉井の同期ということもあり、常に呉井を気にかけています。石田のちょっとした表情の変化や気持ちの変化をみることで、呉井の条件や状態を知る事ができると思います。呉井の良きライバルであり、理解者であるという意識をもって、撮影に挑みました。主演の北山くんとも同い年という事もあり、何か縁を感じています。同期2人のコンビネーションをお楽しみください!本杉テツヤ役:岡田浩暉(5話~)本杉テツヤというベテラン漫画家を演じさせて頂きました。シーン的には少なかったのですが、漫画制作の世界の根幹にいくつも触れさせて頂いた様に感じています。担当の石田との関係性もそうですが、特に「うしろめたい気持ちでやっている漫画家が描くキャラは読者の方を見れない」という台詞はとても興味深く、それは漫画制作がどれだけメンタルに直結した真剣勝負の世界なのかを垣間見せて頂きました。出来上がりはまだ見ていませんが、本作の放送を今からとても楽しみにしております。タクシー運転手役:木下ほうか(2話)監督との出会いは、渋谷の酒場でのケンカでした。内容は覚えていないけど、その後はさかづきを交わすようになり、お互い好きな映画の話ばかりしていました。二人ともなかなか認められず食うや喰わずの立場で、不満ばかりもらしていたことが懐かしいです。監督作は短編も含めるとかれこれ7本目の出演です。今回はわずかの出番でしたが、ご覧いただいて何か引っ掛かりを感じてもらえたら嬉しいです。北山君も魅力的な演者で、大期待できると付け加えておきます。小川アヤカ役:草刈麻有(4話~)原作を読んで、主人公・呉井の行動の中に見える人の欲望や不安、人間の生々しさを感じられる話で、思わず一気に読み終えてしまいました。私の演じた小川アヤカは、芯の強い友達思いの女の子で、サバサバした性格ではっきりものを言う態度には、私自身、共感させられる部分があります。現場は素敵な方ばかりで、雰囲気も和気あいあいとして、楽しくお芝居をさせて頂く事ができました。視聴者の皆さまの反応が楽しみです。是非ご覧ください!!甲野晃役:渡辺裕之(8話~)ストーリー展開がダイナミック!台本読んでいて思わず声が出たり、溜め息ついたり、引力が凄い。その渦の中に役のキャラクターを投げ入れたら見えてきた。しかも鮮やかに。読んだ時の興奮を200%に増幅して、観てもらえるように楽しんで演じました。左子役:津田寛治(1話~)原作の中で一番気になったキャラクターが左子でした。左子さんは漫画大好き少年がそのまま大人になったような人。だけど、ただのオタクではなく、ちゃんと家庭を築き、副編集長という地位も持っている。なのに会社の中では浮きまくった存在で、ただならぬオーラを放ちまくってるオッチャン。あ~、こういうのやりたかったんだよなあ、と思っていたら、なんとやらせて頂ける事に!物語の隅っこでビリリッとスパイスをきかせている左子に、是非ご注目下さい!橋爪文彦役:菅原大吉(1話~)ジョージ秋山先生『花のよたろう』、赤塚不二夫先生『天才バカボン』、手塚治虫先生『鉄腕アトム』、石ノ森章太郎先生『サイボーグ009』、水木しげる先生『ゲゲゲの鬼太郎』、ちばてつや先生『おれは鉄平』、つのだじろう先生『うしろの百太郎』、白土三平先生『サスケ』、さいとう・たかを先生『無用ノ介』、永島慎二先生『黄色い涙』、つげ義春先生『無能の人』、上村一夫先生『菊坂ホテル』、いがらしみきお先生『ネ暗トピア』、小学生から青年期にかけて数多くの漫画、劇画に人生を豊かに、楽しく、生きるすべを学び、淋しい時、辛い時、助けていただきました。私の人生の先生の皆さんです。最近久しく漫画から離れている。また漫画の世界へ行ってみよう、そう気づかされた『ミリオンジョー』に感謝。
2019年09月20日アイドルグループ・乃木坂46が、最新シングル「サヨナラの意味」で、初のミリオンを達成したことが10日、明らかになった。来年2月での卒業を発表し、これがラストシングルとなる橋本奈々未は「やり残したことはないと実感がわきました」とコメントを発表した。この曲は、昨日9日の発売初日で、累計出荷100万枚を突破。ここ数年でシングルのミリオン作品に認定されたのはAKB48のみで、AKB48以外でミリオンを達成したのは、2006年5月発売の秋川雅史「千の風になって」以来9年ぶり。また、乃木坂46が所属するソニー・ミュージックレーベルズでは、2004年10月発売のORANGE RANGE「花」以来12年ぶりとなる。この曲が最後のシングルで、初のセンターを務める橋本は「グループの卒業を発表してから、取材などで『乃木坂46でやり残した事はありますか?』という記者の方からの質問に対して、『やり残したことはありません』と答えてきましたが、一緒に5年間活動してきたメンバーと共に、ミリオンを達成できたことは本当にうれしく、あらためてやり残したことはないと実感がわきました」とコメント。そして、「贅沢なことでもありますが、応援してくれているファンの皆さん、そしてグループを支えていただいているスタッフの皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです」と心境を語った。グループキャプテンの桜井玲香は「スタッフの方からミリオン達成の一報があり、メンバー全員で喜びました」と報告。「この5年間を振り返り、頑張ってきて良かったと率直に感じました。でもグループにとっては、あくまでも通過点なので、これからもさらに上を目指して頑張りたいと思います」と、気持ちを新たにしていた。乃木坂46は、2012年2月発売の「ぐるぐるカーテン」でデビューし、同曲は27万1,000枚を出荷。その後、順調に数字を伸ばして、前作の「裸足でSummer」は98万6,000枚まで達し、今作は101万3,000枚となった。これにより、シングル全16作品のトータル出荷枚数は1022万6,000枚となり、デビューから4年9カ月で1000万枚を突破した。
2016年11月10日アイドルグループ・SMAPの代表曲「世界に一つだけの花」(ビクターエンタテインメント)が9日、一般社団法人日本レコード協会により、3ミリオン作品として認定された。同協会は、CDの累計出荷枚数をもとに毎月ゴールドディスク認定を行っている。最低累計正味出荷枚数が10万枚でゴールド、25万枚でプラチナ、50万枚でダブル・プラチナ、75万枚でトリプル・プラチナ、100万枚でミリオン、200万枚で2ミリオン、300万枚で3ミリオンに認定される。シングルの3ミリオンは、1999年3月発売の「だんご3兄弟」(速水けんたろう、 茂森あゆみ/ひまわりキッズ)以来2作品目となり、現時点で4ミリオン以上の認定作品はないという。同グループは1月にグループの独立騒動が報じられてから、グループ存続を訴えるファンがSMAP関連作品の購買運動を続けていた。14日の解散発表により、勢いはさらに加速し、9/5付オリコン週間シングルランキングでは累計売上枚数が278.3万枚となっている。
2016年09月09日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」の福岡公演が2016年4月3日、アルモニーサンク・北九州ソレイユホールにて開催された。五会場七公演を巡るツアーもいよいよ終盤戦。四会場目となる福岡公演には最上静香役の田所あずさ、箱崎星梨花役の麻倉もも、北沢志保役の雨宮天、七尾百合子役の伊藤美来、高坂海美役の上田麗奈、矢吹可奈役の木戸衣吹、田中琴葉役の種田梨沙、木下ひなた役の田村奈央、ロコ役の中村温姫、北上麗花役の平山笑美が登場した。公演リーダーは麻倉ももと雨宮天の同期コンビ。ぱっと見た感じではクール系美人の雨宮と天真爛漫な麻倉という組み合わせなのだが、実際は自分がリーダーでいいのかという不安を隠さないちょっとネガティブ雨宮と、ライブを通してずっとにこにこと楽しそうで楽天的な麻倉という感じ。最後にリーダーの2人がステージに残った時、ぱっと大きく手を差し出した麻倉に雨宮が握り返してなかよく退場する感じで、まるで麻倉がお姉さんのように見えたのは新鮮だった。MCではちょっと気弱な発言もある雨宮だったが、「絵本」や「星屑のシンフォニア」といった楽曲における最高のパフォーマンスで空気を作り、ステージを牽引している印象。一方、いつも通りにも見えた麻倉だが、実際はとても緊張していたそう。それもそのはず、福岡は彼女の生まれ故郷であり、765プロ8周年ライブで初めて大きな舞台に立った思い出の地でもある。思い返してみると、どの会場でもご当地食べ物の話題には笑顔で参加して場の中心になっていた彼女が、今日は大好きな九州のうどんの話題にあまり食いついていなかった。実は彼女もリーダーとしてちゃんと進行しなくちゃ! と張り切っていたのかもしれない。今回のツアーは、ミリオンシアター組37人全員参加がコンセプト。田村奈央、種田梨沙、平山笑美、中村温姫の4人は福岡公演のみの参加だ。中でも大舞台は初参加なのが田村、中村、平山。田村はちょっと不思議な声の個性の持ち主で、「“Your”HOME TOWN」や「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」といったひなた自身の楽曲ではとつとつと語りかけるようなまっすぐな素朴さを感じさせるのだが、伊藤美来と組んだ「Helloコンチェルト」では非常に抜けの良い透明感があって、光のあてかたで聞こえ方がかわるような不思議な魅力の持ち主である。中村温姫も大舞台は初参加だが、2月末の「LTD05」リリースイベントでステージに立ったばかり。ステージの中村はずっと顔いっぱいで笑っているような感じなのだが、その一瞬あとにはもう感極まって泣いていたりと、感情の振り幅がとても大きい。「STEREOPHONIC ISOTONIC」の圧巻の早口パートや、楽しさにあふれた「fruity love」など、常にロコそのものの楽しさにあふれたパフォーマンスが印象的だった。福岡の企画コーナーでは「福岡ロコナイズドクエスチョン!」と題して、福岡の名物をロコならではの言葉使いで紹介していた。大舞台は初めてなものの、リリイベでは常連の平山。最新のソロがハッピーさと楽しさを凝縮したやや変化球曲の「サマ☆トリ ~Summer trip~」だったこともあり前面に出してはいないが、それでもデュオ曲や全体曲の端々から"平山笑美は歌がうますぎる"ということは伝わってきていた。そんな彼女の実力が爆発したのが今回の4人曲「Shooting Stars」。一緒に歌ったのは雨宮天、田所あずさ、麻倉ももというミリオンでのステージ経験豊富な実力派ばかりだったが、その中にあって誰が一番印象的だったかと言われれば、贔屓目抜きで平山だったと思う。彼女は「こんな大舞台は想像もしていなかったけど、ステージに立ったら楽しくて仕方がなかった」と語っていたが、大箱の歓声によるテンション感でこれほど化けるなら、もっともっと大きなステージに立つ姿も見てみたくなった。1stライブ以来の参加となる種田梨沙は、パフォーマンス全体から役者としての揺るぎのない芯と表現力を感じさせた。繊細な表現力は驚くほどで、安定して見えた1stライブも緊張があったであろうことが逆説的に見て取れた。「Understand? Understand!」「ジレるハートに火をつけて」でコンビを組んだ上田麗奈とは静と動の表現のコントラストで抜群の相性の良さを感じさせた。同じ組み合わせによるデュオ2曲はこのツアーでもかなり異色で、切り込み隊長を担当したこともあり福岡の裏リーダー的な存在感を放っていた。今回は福岡オンリー組を中心に紹介したので、ほかに印象に残ったところにふれておこう。まずは名古屋・仙台でリーダーを務めた木戸と伊藤だが、福岡公演ではリーダーバトンを渡して肩の力が抜けたのか、活き活きとした笑顔で各リーダー公演以上にも思えるパフォーマンスを見せていた。ツアー恒例の765プロカバーコーナーでおっと思ったのは、後半3曲が「inferno」「First Stage」「チクタク」の並びだったこと。765プロを長く見てきた人なら、この並びから自然と765プロの萩原雪歩を連想するのではないだろうか。雪歩と福岡の明確なつながりは思いつかないが、その会場のカバー曲同士に縦のつながりがあるのは面白い。個人的には、765プロ4周年ライブ福岡公演は初代雪歩役の落合祐里香(と若林直美)が主役な印象だったなぁ……ということをぼんやりと思い出した。そして最後にふれるのは、いよいよ本格化の兆しが見える田所あずさだ。次の幕張公演ではリーダーを担当する田所あずさだが、ソレイユホールの音響の良好さも手伝って、今日の歌声はまさに絶好調。ステージでの表現の切れ味でいえば過去最高といっていいほど研ぎ澄まされていた。オープニングの挨拶で4回「うどん」と口にした彼女だけに、ステージ前におぼろ昆布付きのうどん(田所と最上静香の大好物)を食べたのも良かったのだろうか? いずれにしても、これだけ仕上がった田所が二週間後リーダーとして、センターの立ち位置でどんな姿を見せてくれるのかを楽しみにしたい。○『アイドルマスター ミリオンライブ!』3rdライブツアー福岡公演(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年04月04日キャラクターを印刷したロールケーキ「プリロール」を運営する栄通は、GREEにて配信中の人気ソーシャルゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』よりプリントケーキ&マカロンの販売を開始している。『アイドルマスター ミリオンライブ!』バースデー企画として、ゲーム中に登場するアイドルたち「MILLION ALLSTARS+」50人全員の誕生日商品を毎月発売。誕生日企画の第1弾として、4月生まれのアイドル天海春香、所恵美、宮尾美也、大神環4人のバースデーケーキ&マカロンが登場する。また、オプションにて特製ランチョンマット付きのコースも選べる。注文は希望日の7日前までとのこと。(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.(C)BNEI/PROJECT iM@S
2016年03月26日二次元コスパブランドは、1月31日より全国ツアーライブを開催中の『アイドルマスター ミリオンライブ!』の会場限定グッズを先行発売する。4月3日に開催される『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!』の福岡公演・アルモニーサンク 北九州ソレイユホールで先行販売されるのは、「高坂海美フルカラーTシャツ」(4,320円)、「765PROライブシアター甚平」(8,424円)、「クールタオル」(3,240円)の3点。また、「甚平」と「クールタオル」は、4月16日・17日に開催される幕張会場・幕張メッセイベントホールでも先行販売される(すべて税込)。『高坂海美フルカラーTシャツ』のデザインは、ゲーム内のSRカード「夜空に舞う 高坂海美」を使用している。「765PROライブシアター甚平」は背面に37名のアイドルたちの名前が刻まれている。夏のイベントはもちろん春先から秋まで3シーズン愛用できるのこと。「アイドルマスター ミリオンライブ! クールタオル」は、伊吹翼、春日未来、北沢志保、所恵美、七尾百合子、箱崎星梨花、最上静香、望月杏奈、矢吹可奈、横山奈緒の10名のSRカードイラストが並んでいる。クールタオルなので、水に濡らして絞ることによりひんやりと冷たくなり、ライブ会場にぴったりなアイテムとなっているという。表と裏の2way仕様で「クールメッシュ面」は水分を含むと冷たくなり、「プリントタオル面」はさらっとしているので汗を拭うのに適した素材となっている。●高坂海美フルカラーTシャツ値段:4,320円(税込)販売会場:アルモニーサンク 北九州ソレイユホール(4月3日)一般発売:5月下旬予定サイズ:S/M/L/XL ※Lサイズのみ先行販売カラー:WHITE●765PROライブシアター甚平値段:8,424円(税込)販売会場:アルモニーサンク 北九州ソレイユホール(4月3日)、幕張メッセイベントホール(4月16日・17日)一般発売:5月下旬予定サイズ:M/Lカラー:NAVY素材:綿100%●アイドルマスター ミリオンライブ! クールタオル値段:3,240円(税込)販売会場:アルモニーサンク 北九州ソレイユホール(4月3日)、幕張メッセイベントホール(4月16日・17日)一般発売:5月下旬予定サイズ:20×100cm素材:メッシュ部分/ポリエステル100%その他/ポリエステル93% スパンデックス7%(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月18日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演二日目が、2016年3月13日にオリックスホールにて開催された。大阪公演二日目には春日未来役の山崎はるか、最上静香役の田所あずさ、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、箱崎星梨花役の麻倉もも、佐竹美奈子役の大関英里、望月杏奈役の夏川椎菜、所恵美役の藤井ゆきよ、百瀬莉緒役の山口立花子、横山奈緒役の渡部優衣、野々原茜役の小笠原早紀、豊川風花役の末柄里恵、舞浜歩役の戸田めぐみ、松田亜利沙役の村川梨衣が出演した。二日目は14人中10人が初日から継続して参加。ツアーは大阪二日目のみ参加の小笠原、戸田、末柄、そして仙台公演から参加の村川が初日にはいなかったメンバーだ。トークコーナーでびっくりしたのは「765プロライブシアター新喜劇」の企画コーナー。初日はチームに分かれて漫才やコントを披露していたが、2日目は全員で喜劇を披露。モチーフはもちろん吉本新喜劇だ。説明が難しいので雰囲気だけ伝えると、こんな感じだ。【765プロライブシアター新喜劇・あらすじ】ここは大阪のとある大衆食堂"松田食堂"。味と人情で愛されたこの店も、女将の亜利沙が美少女の撮影にうつつを抜かすようになってからは閑古鳥が鳴くばかり。食堂の一人娘の風花は、東京から来た腕利きの食堂のプロ・美奈子や、お店のマスコット・星梨花と一緒に、細腕でなんとか店を切り盛りしていました。ですがそんな折、松田食堂の土地に目をつけた地上げ興行のワル三人組、奈緒、ジュリア、恵美の魔の手が再びお店に迫ります。松田食堂の運命はいかに……? 「風花ちゃん。食堂はいつ、どんな人が来ても暖かい食事ができる人生の港なの。だから食堂で働いている人は、いつも笑顔で、暖かい気持ちでいるのが大事なんだよ……!」(茜)新喜劇の定番テーマである「食堂と地上げ屋」をモチーフに、最後は人情話で落とす構成は関西出身の筆者から見てもきっちり新喜劇のそれ。セットなしであの空気感を出す脚本は見事! 大阪公演リーダーの渡部優衣と藤井は、愛美とトリオで池乃めだかや島木譲二が演じそうなコッテコテのチンピラを楽しそうに演じていた。普段なかなかアイドルマスターのステージで見ることがない舞台劇を演じると、山口のように明らかに舞台慣れした上手さが垣間見えるメンバーもいて興味深かった。さて、ライブの話をしよう。二日目のみ参加のメンバーを見ていくと、小笠原はソロ曲「プリティ~~~ッ→ニャンニャンッ!」を初披露。茜Pにとっては待望の楽曲だ。キュートな振付の小笠原の歌声に、会場も「うーにゃんにゃん!」と初披露とは思えないほど乱れのないコールで応えていく。デュオ曲やユニット曲に小笠原が入ると、ユニット全体の空気までかわいく元気に変えるパワーがあった。戸田はソロの「Get My Shinin’」のソウルフルな歌唱が非常に印象的。戸田の力強いボーカルはどの曲に入っても効果的だったが、出色だったのが765プロカバーコーナーの「自転車」。前日歌った田所、愛美、角元の組み合わせもそれぞれのかっこよさを見せて非常に良かったのだが、戸田は王子様的な意味での(765プロでオリジナル歌唱の)菊地真感が非常に濃厚。田所と愛美というボーカルスペシャリストたち以上の存在感を出していたのは素晴らしかった。末柄は、なんといっても765プロ・四条貴音のソロ曲をカバーした「風花」だろう。末柄が演じるのは豊川"風花"であり、それ故に先日のLTD05イベントで原との共演を喜びあったばかりだ。末柄と原はかなり声質が似ているタイプ。おっとりしていてセクシーだが品がある風花を演じる末柄にとって、原と歌声を調和させてのデュエットや、彼女の歌唱を研究した上での楽曲のカバーはプラスになったはずだ。LTD05、そして今回の末柄のパフォーマンスにははっきりと進化のあとが見られた。そして2日目から参加組で、仙台公演から唯一の参戦となったのが村川だ。大阪公演には「個性のはっきり際立ったメンバーを2日目に投入することで、セットリストの変化以上に大きな印象の違いを与える」狙いがあったように思う。その意味では初日で上田麗奈が担った立ち位置に個性の爆弾・村川梨衣が入るのは、とてつもなく変化の振り幅が大きいカードだ。普段の村川のイメージに一番近い楽曲は「チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!」だったと思うが、「夜に輝く星座のように」の挑発的な微笑みや、またねのスッとして歌ってればどこから見ても美少女感を見ていると、どれが本当の姿か、あるいはどれもが本当なのか、全くわからない。村川梨衣、底知れない存在だ。大阪公演のリーダーの一人・藤井は2日目は涙もろい一面を覗かせながらも、気丈にリーダーとしてメンバーを引っ張りきった。ソロの「フローズン・ワード」の披露は約一年前の2ndライブ以来だろうか。リーダー公演の千秋楽、昨年よりはるかにレベルアップした最高のライブの締めのソロの重圧の中、強い意志で歌い抜く姿は凄絶に美しかった。もう一人のリーダー・渡部優衣は地元大阪への凱旋に気合が入りまくっていた様子。それもそのはず、今日の公演には彼女の家族が見に来ていたとのこと。トークのテンションは高かったが、大阪での渡部優衣は「またね」や「夜に輝く星座のように」、「ココロがかえる場所」といった楽曲で、妖艶だったり、優しく切なそうだったりとさまざまな一面を見せていた。初日に素晴らしい完成度のにライブを行った上で、そこに色の違う強い個性たちを投入する化学変化で、別のライブに化けさせる。765プロも含めれば50人という膨大なキャラクターと膨大な楽曲、イベントを丁寧に積み重ねてきた『ミリオンライブ!』だからできる構成だ。ミリオン初のツアー・初の2DAYSで、セットリストと両日の空気を一変させる挑戦は、大成功に終わったと言っていいだろう。次回公演は4月3日福岡公演、雨宮天と麻倉ももがリーダーを務める予定だ。○『アイドルマスター ミリオンライブ!』3rdライブツアー大阪公演2日目(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月14日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演初日が2016年3月12日、オリックスホールにて開催された。大阪公演には春日未来役の山崎はるか、最上静香役の田所あずさ、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、箱崎星梨花役の麻倉もも、佐竹美奈子役の大関英里、望月杏奈役の夏川椎菜、所恵美役の藤井ゆきよ、百瀬莉緒役の山口立花子、横山奈緒役の渡部優衣、高坂海美役の上田麗奈、島原エレナ役の角元明日香、高山紗代子役の駒形友梨、二階堂千鶴役の野村香菜子が出演した。角元と野村は大阪初日のみの参加となる。既に終わった名古屋・仙台公演は、共通の基本フォーマットのもと、参加した10名のメンバーのほとんどを入れ替えた、いわばA面・B面的な構成だった。そして今回の大阪公演は、名古屋組、仙台組、ツアー初参加組がバランスよく入った14人構成なこともあって、セットリストの変化やメンバーの成長という「ツアーの醍醐味」が感じられはじめる公演となった。大阪は3rdツアー初の2日制であり、公演リーダーは藤井ゆきよと地元出身・渡部優衣のコンビ。5都市を巡るツアーはここが折り返し点となる。オープニングの「Dreaming!」で全員が登場すると、今まではメインステージ上の5つのお立ち台に2人ずつが立っていたのが、リーダー以外は3人ずつに。凝集感というか、見た目にも人数が増えたのが明らかだ。その中でもスラリとした長身の2人・渡部優衣と藤井が並び立つ姿には華がある。そして渡部優衣の「ついに、帰ってきたで大阪ーー!」の叫びには地元愛がにじむ。会場が大阪となれば、ご当地ネタで誰もが思い浮かべるのが食べ物の話だ。夏川が「楽屋のたこ焼きがおいしかったです。たこ焼きパワーで頑張る!」とアピールすれば、ステージでは麻倉がたこ焼きを本当に幸せそうに食べていた話題も。当の麻倉はといえば、「皆さんも是非食べてくださいね。あ! ライブも楽しんでくださいね」と、彼女らしい言葉で周りを笑顔にしていた。大阪ならでだったのが、リーダー藤井肝いりの「ミリオン興行演芸劇場」という企画コーナー。出演者たちが4組のトリオを組み、ショートコントや漫才風のネタを見せるというものだ。本業ではないし、微笑ましい感じのステージになるのかな……と思いきや、トップバッターの「もちぜっきーズギター(麻倉・愛美・大関)」チームから、麻倉の個性を最大限に活かしたシュールでかわいいネタと、関西出身の愛美のノリツッコミが冴える。驚いたのが駒形、角元、野村の同一事務所トリオによる「大阪スペクランド」チームで、3人とも喋りが立つ上に息がぴったり。立派にショートコントとして成立していた上に、角元が演じる人物のクソガキ感も素晴らしかった。それぞれの個性が出たネタ見せコーナーのラストは、リーダーの渡部優衣と藤井がご当地ネタをふんだんに織り込んだ掛け合い漫才を披露してきっちりと締めたのだった。ライブパートで感じたのは、今回のツアーに参加するミリオンスターズ総勢37人の層の厚さだ。非常に完成度と満足度が高かった名古屋・仙台を経ての三公演目だが、「恋愛ロードランナー」で海美が乗り移ったように熱いパフォーマンスを見せた上田、「Precious Grain」や「Persona Voice」で圧倒的な表現とボーカル力を見せつけた田所らは大阪がツアー初参加。ステージの顔になれるエースが次から次にと出てくるのは驚きしかない。一方、大阪初日のみの参戦で、大会場のライブ自体が初めてなのが角元・野村の2人。角元のステージで印象深かったのが麻倉と歌った「Smiling Crescent」。ライブでの絡みは初めてとは思えないぐらいバランスのいい2人で、ダンスの先生は「姉妹みたい」と評したとのこと。かわいさときらきらした存在感にますます磨きがかかる麻倉と、ステージ上でバランスよく映えるパフォーマンスを見せる初ステージ組がいたことに頼もしさを覚えた。野村はソロで「恋心マスカレード」を披露し、まずは千鶴としての「さぁ、行きますわよ!」の一言で会場の空気を引きこむ。初ステージらしい初々しさが随所にありながらも、間奏で4人のダンサーを従えてのダンスは堂に入ったもの。すでにたくさんの経験を積んで先を行く仲間たちに囲まれてのライブ初ステージには緊張や難しさもあったと思うが、この日のために懸命に積み上げてきた、今できるものを全力で見せる姿勢には好感が持てる。ステージの最後には野村から「明日も出たい!」「これから思い出をいっぱいいっぱい作っていけたらと思います」と、今日を楽しんで、これからに思いをはせる言葉が聞かれた。だが今回のライブで印象的だったのは、新鮮な顔ぶれのそれと同じぐらい、大ライブ出演経験の多い常連組のパフォーマンスが鮮烈に感じられたことだ。中でも圧倒的と表現したくなったのが関西出身の愛美。彼女がギターを奏でる弾き語りステージがどうやらすごいらしい……ということは、会場の観客には既に知れ渡っている様子。そんな期待感のハードルが上がりに上がっている状態の中、愛美が「プラリネ」を歌い終えると、会場は驚嘆と感動の叫びに包まれた。これぞベストアクトと思われた仙台公演でのそれを軽々と超えてきたMachicoの「Believe my change」など、素晴らしいパフォーマンスが続出する大阪公演初日だった。好パフォーマンスが続く空気ができあがる上では、地元凱旋ライブに気合が乗りまくっていた渡部優衣と、率先して緊張しながらステージを楽しんでいた藤井、ふたりのリーダーが果たした役割も大きいだろう。オープニングMC中、ゲーム用に収録が入るキャラクター挨拶でとちった藤井は、堂々と「TAKE2!」と叫んで、テンションましましでリトライ。失敗しても楽しんじゃっていいんだ、という姿勢に緊張がほぐれたメンバーもきっといたはずだ。藤井のソロの「アフタースクールパーリータイム」で、テンションが上がった藤井がちょっとしたミスをした際、会場の観客たちは歓声やコールでが自分たちが支えるから大丈夫! という意志を見せ、それを受け取った藤井が感謝して、感激していることがステージからはっきり伝わってきた。完璧ではなくても、こんなに幸せなステージはなかなかないはずだ。できあがった空気のベストライブを受けての二日目、明日は一体どんなステージを見せてくれるのかが楽しみでならない。「大好きな仲間と大阪にこれて、ほんまに幸せやなと思ってます! 今日はほんまにほんまに、ありがとうございました!」(渡部優衣)。○「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演初日(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月13日「二次元コスパ」ブランドは、1月31日より全国ツアーライブを開催中の「アイドルマスター ミリオンライブ!」の会場限定グッズを先行発売する。3月12日~13日に開催される大阪公演で販売されるのは、「ジュリア ラグランTシャツ」(3,780円)、「所恵美Tシャツ」(3,132円)、「百瀬莉緒フルカラーTシャツ」(4,320円)の3点。4月3日に開催される福岡公演と大阪公演で販売されるのは、「765PROライブシアター ドライTシャツ」(3,456円)、「765PROライブシアター ワッペンベースワークシャツ」(6,912円)の2点となる(すべて税込価格)。「ジュリア ラグランTシャツ」のデザインは、ジュリアが着ている私服のTシャツがモチーフで、特徴的なグラフィックがフロントとバックにプリントされている。「所恵美Tシャツ」は恵美が着ている私服をモチーフにデザインし、彼女が住んでいる所沢にちなんで「105630」のプリントがあしらわれている。また、どちらのTシャツもジュリア、恵美のイメージに合わせ、コスパの通常モデルよりも襟をやや広く開いた薄手のTシャツを使用している。「百瀬莉緒フルカラーTシャツ」は、ゲーム内で使用されているSRカード「スカーレットステージ 百瀬莉緒」のイラストをフルカラーTシャツに。背景にはカードのタイトルでもある「SCARLET STAGE」という言葉がデザインされている。「765PROライブシアター ドライTシャツ」は、吸水性・速乾性にも優れており、長時間動いてもストレスにならない素材だという。また、UPF50+の最高基準をクリアした紫外線カット効果もポイントで、有害な紫外線から肌を守ってくれるとのこと。「765PROライブシアター ワッペンベースワークシャツ」は、フロントにメスのマジックテープが付いているため、コスパオリジナルの「脱着式ワッペン」や、市販のマジックテープが付いたアイテムを取り付けることができる。パーカーなどの重ね着もでき、使い回しのきくベーシックな一枚に仕上がっているとのこと。どちらも、「765PROロゴ」と、ゲーム中の劇場看板に書かれた「BORN TO BE A TOP IDOL!!」の文字がデザインされている。●ジュリア ラグランTシャツ値段:3,780円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)一般販売:4月下旬予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:WHITE×BLACK●所恵美Tシャツ値段:3,132円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)一般販売:4月下旬予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:BLACK●百瀬莉緒フルカラーTシャツ値段:4,320円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)一般販売:4月末予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:WHITE●765PROライブシアター ドライTシャツ値段:3,456円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)アルモニーサンク北九州ソレイユホール(4月3日)一般販売:5月中旬予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:NAVY●765PROライブシアター ワッペンベースワークシャツ値段:6,912円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)アルモニーサンク北九州ソレイユホール(4月3日)一般販売:5月中旬予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:MOSS○THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @OSAKA日程 3月12日、開場16:00、開演17:003月13日、開場15:00、開演16:00会場 オリックス劇場物販 3月11日、13:00~20:00※前日物販3月12日、第1部8:00~15:00、第2部16:00~終演後30分程度3月13日、第1部9:00~14:00、第2部15:00~開演まで○THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @FUKUOKA日程 4月3日、開場15:00、開演16:00会場:アルモニーサンク北九州ソレイユホール物販 4月2日、13:00~18:00※前日物販4月3日、9:00~開演まで(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月02日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」。その2回目の公演となる仙台公演が2016年2月7日(日)、ゼビオアリーナ仙台にて開催された。仙台公演には伊吹翼役のMachico、 箱崎星梨花役の麻倉もも、北沢志保役の雨宮天、七尾百合子役の伊藤美来、エミリー スチュアート役の郁原ゆう、篠宮可憐役の近藤唯、 望月杏奈役の夏川椎菜、中谷育役の原嶋あかり、 松田亜利沙役の村川梨衣、横山奈緒役の渡部優衣が登場。仙台公演リーダーは伊藤美来と夏川椎菜が担当した。会場となったゼビオアリーナ仙台は、2012年10月にオープンした比較的新しい会場。幕張イベントホールや横浜アリーナを数千人サイズにぎゅっと凝縮したような感じで、規模感の割に客席とステージが非常に近い印象だ。特にサイドの花道に演者が立った時の「近さ」は、2ndライブのトロッコを思い出すほど。ツアー2公演目の仙台だが、名古屋公演メンバーからの続投はMachicoのみ。ほぼキャストが一新され、コンセプトは同じだが中身は全く別のセットリストを組んできた。まずは挨拶代わりの「Dreaming!」で全員がステージに勢揃い。冒頭の挨拶からいきなり絶好調だったのが村川のとりとめないトークで、聞いているだけで誰もがハッピーになるようだった。この日のご当地MCでテーマになったのはズバリ「仙台の食」。前日入りしたメンバーは、牛タンを食べてエネルギーをチャージしたとのこと。MC中に、舞台裏のホットミールの中に牛タンシチューがあったことが明かされると、「わー! 早く言ってよー(o・∇・o)!」と叫んだのが麻倉で、キラキラした瞳でテンション急上昇。ライブ後半のMCで、ライブ中に食べた牛タンシチューがどんなにおいしかったかをメンバーが語り、「もちょに一口もらいました」(雨宮)、「りえしょんおかわりしましたー。少量&少量ですけど!」(村川)との報告に、なんともほのぼのした空気が広まった。楽曲に関しては序盤、村川の「チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!」と渡部の「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」という盛り上がりが約束されたナンバー2曲で、大ライブ初参戦の原嶋の「グッデイ・サンシャイン!」をサンドしていく構成。原嶋はオープニングのキャラ挨拶から過去最高のリアル中谷育再現度で、「一番小さな身体で、一番大きく見えるぐらい元気いっぱいな大きい動きと感情表現」という彼女の魅力を存分に発揮していく。原嶋は村川とのコンビで「いっぱいいっぱい」、そして村川、Machicoとのトリオのセンターで「Helloコンチェルト」を歌い、育らしさを爆発させた。横に並んだMachicoがとても大きく見えたりするのもこの組み合わせならではだろう。今回がミリオンの大きなライブには初参戦だった原嶋だが、初参戦ならではの固さはそれほど感じなかった。それは原嶋自身のパーソナリティによるところも大きいだろうが、楽屋裏では麻倉が長女、夏川が次女、原嶋が三女、という仮の姉妹関係で盛り上がったり、machicoが原嶋を子供扱いしてそれを年上の原嶋が楽しそうに受け入れたり……と、周りのメンバーが積極的に原嶋に関わっていくことで、昔から大きなステージに一緒に立ってきた仲間のような空気感になっていたことも大きいと思われる。自然に初ライブ組をほぐす空気ができあがっていたのは、仙台公演リーダー・夏川の人柄も大きいように感じた。盛り上がり系のナンバーを前半に固めた分、後半は表現力で魅せるタイプの楽曲の比率が多め。特に「夜に輝く星座のように」で見せた村川の"かっこいい"や"不敵"といった、トーク中の彼女からは想像しにくい表現の引き出しや、「ライアー・ルージュ」で雨宮が見せた圧巻の表現、「ちいさな恋の足音」での近藤の歌詞そのものを体現するような姿など、幾つもの見どころがあった。だが、仙台会場ならではの何かを選ぶなら、それはこの会場のみ出演の郁原が歌った「君だけの欠片」だろう。深く深く役柄に入り込む彼女が、1年半前のファーストライブで残した悔いが、最後までエミリーを笑顔にしてあげられなかった(涙を見せてしまった)ことだった。その"リベンジ"であるステージの表現は繊細で、歌声の隅々までが澄み切っていて、この曲こそが彼女にとっての3rdライブツアーそのものだと感じるほどの強い想いを感じた。本公演のもう一人のリーダーである伊藤は、あまり前に前に! というタイプではなく、リーダーになってもそれは変わらず。それでも彼女がステージの真ん中で歌っている佇まいの「アイドルらしさ」は公演全体の空気を作っていたように思う。そして伊藤と夏川というメンバーの中では年下である親友同士が、周りに助けられながらリーダーを頑張っていたことは、村川や麻倉のようなオリジナルな個性が十全に輝いたり、ステージでは泣いてしまうことも多かった近藤が最後まで気丈に挨拶を言い切れたりといった、みんなのパフォーマンスがうまくいく空気の下地になっていた気がした。最後の「アイマスですよ!」のコールで「あ、これ私がやるのか!」と締めの立場の新鮮さに驚いていた伊藤。最後にステージに残った伊藤・夏川のリーダー2人は「帰りたくないね!」と声を揃えると、抱き合って、手をつないで、「ありがとうございました!」の言葉で仙台公演を締めくくった。アイマスが初めて訪れた東北の地で、メンバーの誰もが楽しかった、また来たいと笑顔を見せていたことは、若い2人のリーダーが手に入れた勲章だろう。名古屋から受け継いだバトンは、渡部優衣と藤井ゆきよがリーダーを務める大阪公演へと続く。
2016年02月08日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」の開幕となる名古屋公演が2016年1月31日、名古屋国際会議場センチュリーホールにて開催された。名古屋公演には春日未来役の山崎はるか、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、大神環役の稲川英里、矢吹可奈役の木戸衣吹、宮尾美也役の桐谷蝶々、徳川まつり役の諏訪彩花、馬場このみ役の高橋未奈美、所恵美役の藤井ゆきよ、周防桃子役の渡部恵子が出演。今回のライブツアーは、『ミリオンライブ!』に登場するミリオンシアター組(いわゆる765プロ組13人以外)のアイドル37人全員がどこかの会場で出演するのがコンセプトとなっており、前説諸注意を担当した765プロ事務員・音無小鳥の「37人のアイドルが全国5箇所をつないでいく一大イベントです!」という言葉がしっくりくる内容となっている。ライブ本編は、ブロードウェイのような華やかな夜の街の光に包まれた劇場の映像と共にスタート。バックに流れるサウンドはビッグバンド風にアレンジされた「Dreaming!」だ。ステージ上の電飾をあしらった大階段、その奥のカーテンに包まれた出入り口のデザインも、全体的に劇場、シアターを強くイメージさせる。ライブ構成もアンコールは無しで、『ミリオンライブ!』の世界のシアターで行われている劇場公演を現実世界で再現するような構成。衣裳は黒と白、金を基調にした3rdライブ新衣装で、ボリュームのあるスカートの使い方が特徴的となっており、これまでショートパンツが基調だったメンバーも、飾りスカートを効果的に使ってより華やかさやスタイルの良さを引き立てていた。階段ステージ上には赤青黄5つの小ステージが設置され、前列にセンターステージ、二列目と三列目には左右のステージがあり、後ろに行くほどサイドに寄る、翼を広げたような構造。一曲目の「Dreaming!」のセンターステージにはMachicoと木戸が立ち、「プロデューサーさん、今日は楽しい一日にしようね!」(Machico)、「みんなの声、いっぱい聞かせてください!」(木戸)と煽る。今回の3rdツアーは持ち回りのリーダー制が採用されており、名古屋公演のリーダーはこの2人。普段はセンターに立つことが多い山崎が二列目にいるのは新鮮な光景だ。山崎がもっとも輝く楽曲のひとつ「素敵なキセキ」も特別な意味合いはない順番で披露され、センターという立場からひととき離れた山崎がのびのびと未来らしさにあふれたパフォーマンスを見せているのが印象的だった。今回は全28曲が披露されたが、頭とラストを飾った歴代テーマソング「Dreaming!」「Welcome!!」「Thank You!」の3曲以外は、ソロ曲あり、ユニット曲あり、デュエット曲あり、765プロ楽曲のカバーコーナーあり……と本当にバラエティに富んだ楽曲構成。『ミリオンライブ!』はこれまで、ソロ曲とユニット曲を収録した「LIVE THE@TER PERFORMANCE」(LTP)、「LIVE THE@TER HARMONY」(LTH)の2シリーズを現実にリリースしており、現在はデュエット曲で構成した第3シリーズ「LIVE THE@TER DREAMERS」(LTD)が展開中となっている。楽曲ストックが豊富なため、ユニット曲をオリジナル版とは別メンバーで歌ったりすることで、セットリストのバリエーションが非常に豊かなのが今の『ミリオンライブ!』なのだ。10人の中でも特に強い思い入れを持ってライブに臨んだと思われるのが、『ミリオンライブ!』単独の大規模ライブに出演するのは初めての稲川英里、桐谷蝶々、渡部恵子の3人だ。稲川はソロで「BOUNCING♪ SMILE!」を初披露。そのパフォーマンスは元気いっぱいかつ表情豊かで、MCでは演じる大神環の口調を借りながら「親分! 楽しんでくれたか?」といった感じでころころと笑いながらコミュニケーションしていく。「Smiling Crescent」に稲川が入ると、途端に明るさ、元気さが前に出るのが楽しい。桐谷の「初恋バタフライ」はダンサーの激しいダンスと桐谷の優雅な動きのコントラストにより、大会場ならではの表現に昇華されていた。そんな桐谷と稲川が演じる大神環と宮尾美也は、5人組ユニット「灼熱少女」のメンバーでもある。「灼熱少女」のユニット曲である「ジレるハートに火をつけて」は、これまで藤井ゆきよや上田麗奈がメンバーを代表して歌うことが多かったが、今回は桐谷、稲川、藤井の3人の組み合わせが実現。小柄で元気な火の玉のような稲川、ゆったりした芯に熱をたたえた桐谷、そしてかわいさと格好良さの配分が絶妙な長身の藤井と、フロントに立つメンバーが変わるたびにカラーが変わるのは、新しい「灼熱少女」の姿だった。渡部はこれまでもライブ出演を熱望しており、昨年末のリリースイベントでは初めて身につけた2ndライブ衣裳に「これが私にとっての2ndライブです!」と感激のコメントをしたほど。夢見たステージに立った渡部は緊張の色をにじませながらも、堂々としたパフォーマンスを披露。仲間たちには「恵子姉さん」と呼ばれるようにどこか頼れる物腰がありながら、MCではすぐ涙ぐんでしまう涙もろさがある彼女が、「デコレーション・ドリ~ミンッ♪」で周防桃子としての歌声を発した瞬間にたちまちちょっと背伸びしたキュートな少女の姿を確かに感じるのは役者としての凄みと言うしか無い。地元出身ということで気合が入っていたのが諏訪で、「カーニヴァル・ジャパネスク」のイントロの「イルミルミルミルミルミネーション…」が響き、彼女が一声歌うだけで会場の空気とテンションができあがってしまう。キャラクター性の強さと楽曲の強さで会場の色を塗り替えてしまうことにかけては、彼女と村川梨衣がミリオンのツートップかもしれない。諏訪は765プロカバーコーナーで山崎と共に「START!!」にチャレンジ。元は765プロの天海春香=中村繪里子の持ち歌だが、山崎と未来の持つ前向きさやど真ん中感と諏訪とまつりのほんわか天然感が合わさると絶妙に春香感が出るのが面白い。名古屋ならではの要素といえば、高橋は渡部との「Bigバルーン◎」、そして諏訪とのデュエット曲「Decided」は本会場が初披露。特に「LTD」シリーズのデュエット曲「Decided」はリリースイベントタイミング以外ではオリジナルの2人が揃う状況は限られるため、ここで聴けたのはとても嬉しい。控室ではにぎやかに盛り上げる陽気な高橋だが、ステージに経つと高いレベルで安定したボーカルと表現力で場を軽やかにさらっていく。ソロの「水中キャンディ」ではそんな彼女のポテンシャルを十全に感じることができた。今回のセットリストで注目したいのは、全員曲とリーダー曲を除いた頭とラストに愛美の名前があること。ある意味彼女は『ミリオンライブ!』というライブコンテンツが持つ格好良さやパフォーマンスのレベルの高さといったものを体現する存在なのかもしれない。それぐらい「流星群」を歌う愛美の存在の強さは圧倒的だ。だが『ミリオンライブ!』のライブコンテンツとしての強みは、そんな愛美が際立ちつつも突出はしないところ。セットリストの前後を担う高橋の「水中キャンディ」、そしてリーダーとしていつも以上の気迫を感じたMachicoの「Believe my change!」は、ライブクライマックスを担うパフォーマンスとして勝るとも劣らないものだった。名古屋公演のリーダー曲「STANDING ALIVE」は、もちろんMachicoと木戸が披露。『ミリオンライブ!』が本格始動して3年弱だが、その間にボーカル・パフォーマンスで一番伸びたのは木戸かもしれない。それぐらいソロの「おまじない」や、ユニット曲「瞳の中のシリウス」で見せた木戸のパフォーマンスは素晴らしかった。今回のライブを見渡して感じたのは、メンバーそれぞれに立場が違い、それぞれに思いがあるということ。先頭に立ってライブを引っ張ってきたメンバーならでは成長や悩み。初めて大きなステージに立つメンバーだけが持つ高揚や慄え。公演のリーダーを任されて奮起する者と、一時センターの立ち位置から離れて、違う表情を見せるメンバー、それぞれに10通りの立場と想いがあった。そして、来週末に行われる仙台公演には今日とは全く違うメンバーが参加しており、今日とは全く違う楽曲が披露され、想いが垣間見えるはずだ。37人のメンバーが色の違う7つのライブを作りあげ、そのつながりがひとつのツアーとなる。それは今の『ミリオンライブ!』にしか見せられない、作り上げられないものになるはずだ。冒頭の挨拶で高橋が叫んだ「みんなで素敵な伝説作りましょう!」という言葉は決して絵空事ではない、そんな予感を感じる開幕公演だった。○「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」名古屋公演(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年02月01日コトブキヤは、GREEにて配信中の人気ソーシャルゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』より、登場アイドルたちの誕生日をお祝いする記念グッズとして、『アイドルマスター ミリオンライブ! バースデーミニ色紙』シリーズを発売。2016年1月から「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は各540円(税込)。「アイドルマスター ミリオンライブ! バースデーミニ色紙」は、「アイドルマスター ミリオンライブ!」に登場するアイドルたち「MILLION ALLSTARS+」の50人全員を、それぞれの誕生月ごとに“特製ミニ色紙”としたもの。1月に登場するのは、エミリー・スチュアート、北沢志保、四条貴音、真壁瑞希の4人。2月に登場するのは、徳川まつり、横山奈緒、箱崎星梨花、如月千早の4人となっている。各アイドルたちのイラストは、TVアニメ『THE IDOLM@STER』や劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の制作を担当したA-1 Picturesがゲームのために描きおろしたものを使用。サイン色紙イラストは、「微笑み日和 エミリー」、「ライアー・ルージュ 北沢志保」、「2人だけの春宵 四条貴音」、「春風そよぐステージ 真壁瑞希」、「船上の宴 徳川まつり」、「H☆L☆ジェットマシーン 横山奈緒」、「ラブリーシルエット 箱崎星梨花」、「Eternal Harmony 如月千早」として実際にゲーム内で使用されている。さらに、コトブキヤショップでは、昨年に続き、“アイドルマスター ミリオンライブ! バースデーカードキャンペーン”の2ndシーズンがスタート。関連商品の購入でアイドルたちのオリジナルバースデーカードがもらえるキャンペーンとなっている。商品価格は、各540円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。本商品は「コトブキヤショップ」(秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ)の限定商品となる。(C)BNEI/PROJECT iM@S
2016年01月08日『アイドルマスター ミリオンライブ!』のCD「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 03」発売記念イベントが2015年12月20日、東京・ベルサール飯田橋ファーストにて開催され、如月千早役の今井麻美、最上静香役の田所あずさ、箱崎星梨花役の麻倉もも、宮尾美也役の桐谷蝶々、真壁瑞希役の阿部里果、周防桃子役の渡部恵子が登場した。今回の出演者は久しぶりのメンバーも多く、渡部恵子は「(2ndライブの)この衣裳を初めて着ました。今日が私たちの『ENJOY HARMONY』です!」と挨拶して歓声を浴びた。前回の中村繪里子に続き、今回は765プロ組から今井麻美が参加。全員が2ndライブの衣裳でステージに立った。トークの流れで今井と田所がデュオとして気が合うかという話になると、渡部の提案で急遽2人が「名古屋」から連想して同じポーズを取れるか試すことに。ほかの4人がアカペラで歌う「Welcome!!」に乗せて「はいポーズ!」を取ると、両者がとったのは「シャチホコ」で、見事成功となった。トークパートのメインは、前回大いに盛り上がった「ミリオン奥の細道」の名古屋編。お題となる上の句をボックスから引き、チームの2人が中の句、下の句を作ってひとつの句に仕上げ、ご当地感や俳句としての完成度を競うおなじみの企画だ。チーム分けはもちろん、「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 03」でデュエットを歌った渡部恵子×阿部里果、麻倉もも×桐谷蝶々、今井麻美×田所あずさの3組だ。麻倉・桐谷チームの初手は"ひつまぶし 福岡だって さらさらと"。名古屋がテーマにも関わらず、福岡のひつまぶしもおいしいとぶっこんできた麻倉だ。今井・田所チームは「おしどりの おしりがぷりんと いい夫婦」で、田所は「ミンゴスさんはそう来ると思っていました」と言い張っていた。ラストの渡部・阿部チームは「寒椿 シャチホコを背に きらびやか」と見事にまとめて一番大きな拍手を受けていた。二巡目の麻倉・桐谷チームは「シャチホコの クレッシェントが ピカピカと」。桐谷が「Smiling Crescent」の曲名に掛けつつシャチホコを三日月にたとえたファインプレイだ。今井・田所チームは「天むすや 雪のようだね お正月」とまずまずに仕上げたものの、渡部・阿部ペアは「桶狭間 狙い撃ちだぜ 勝ちに行く」と完璧な回答。二巡目は麻倉・桐谷と渡部・阿部が引き分けたものの、2本トータルで渡部・阿部チームの勝利となった。麻倉はシンキングタイム中、「桶狭間」という上の句に「桶狭間の戦い? 織田信長さんと今川義元さん?」と反応して実は勉強もできるところを見せた。さらに麻倉は、来年1月に行われる3rdライブツアーで名古屋公演に参加する渡部と桐谷が「天むす食べたい!」「味噌かつ食べたい!」と盛り上がっている時に「手羽先! 私は手羽先食べたい!」とはしゃいだものの、自分は名古屋公演に参加しないと聞かされてしょんぼりしたりと、おいしいところをさらっていた。渡部と阿部の「Cut.Cut.Cut.」は、ちゅっちゅるっちゅ、ぱやっぱーの掛け合いが印象的なちゅるぱや曲だ。キャラクターとしての声をキープしたまま歌い上げていく感じは同じなのに、2人の個性が全く違うのが楽しい。後ろの客席からはダンスが見にくかったとの声を受けて、あとで客席を座らせてから「ちゅるぱや」の振付を見せる渡部の気遣いが嬉しい。麻倉と桐谷の「Smiling Crescent」はキャラクターの星梨花と美也にぴったりのふわふわした優しい歌だが、麻倉と桐谷のコンビもキャラに負けず劣らずのふわふわ具合。ゆったりしたバレエのような動きで指先をくるくるっとさせたり、かわいさの二重奏だ。最後は2人で仲良く手をつないだのだが、「手をつないじゃったんです! 振りにないのにつながせてもらったんです!」と大興奮の麻倉と、「もちょちゃんが天使すぎてうまく手がつなげないから、妹と手をつなぐ練習をしてきたんです」という桐谷は本当に姉妹のようだった。今井と田所の「アライブファクター」は、2人がずばっと手を掲げて客席を見据えるだけで絵になるような説得力のある組み合わせ。765プロを引っ張ってきた尊敬する先輩である今井をパートナーに、全く臆することなく高々と響かせる田所のロングトーンが本当に見事で、思わず見入ってしまったのは頼もしい限り。歌い終えた今井が「765プロとシアターのみんなが一緒に立てる機会が次いつかわからないので、今日いるみんなに焼きつけて、記憶に残るステージになったら嬉しいです」と語ると、田所も「ミンゴスさんと2人で大好きなアライブファクター歌えるってすごいことだと思うんです!」と高揚した様子だった。締めはもちろん、『ミリオンライブ!』の新たなるテーマソングである「Dreaming!」。この曲が初公開された西武プリンスドームには参加していなかった3人を含めた全員が「765プロの未来は、ここにある!」で声を合わせるフレーズに、今井がとても嬉しそうな顔をしていたのが印象的だった。年内最後のリリースイベントを終え、年明けからはいよいよ、『ミリオンライブ!』シアター組37人全員が参加する3rdライブツアーが始まる。開幕は渡部、桐谷も参加する1・31名古屋公演だ。
2015年12月21日『アイドルマスター ミリオンライブ!』のCD「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 02」発売記念イベントが11月23日、東京・新宿BLAZEで開催され、春日未来役の山崎はるか、天海春香役の中村繪里子、北上麗花役の平山笑美、北沢志保役の雨宮天、七尾百合子役の伊藤美来、望月杏奈役の夏川椎菜が出演した。『ミリオンライブ!』アルバムシリーズ第3弾「LTD」は第1弾として新テーマソング「Dreaming!」をリリース。今回発売の第2弾からは、ミリオンライブ!キャラクター2人によるデュエット5組を収録したアルバムというコンセプトだ。今回参加のメンバーで目を引くのは、やはりアーケード版からの765プロアイドルとしておなじみの中村。『ミリオンライブ!』最初のアルバムシリーズ「LTP」の発売記念イベントには登場していた中村だが、その時は「765プロの先輩としてミリオンの新人たちを引っ張る」イメージだった。今回出演の6人は、細部は違うが基本イメージは共通の衣裳姿で登場。シアター組の成長もあり、6人が同じ立場のミリオンスターズの一員として登場した感じだ。実は平山もイベント参加経験はあるが、『ミリオンライブ!』の衣裳を着てのイベント出演は初めて。衣裳で歌って踊ることに感動している様子だった「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 02」では山崎と中村が「ハルカナミライ」、平山と雨宮が「piece of cake」、伊藤と夏川が「成長Chu→LOVER!!」を歌っていることから、前半のトークやゲームコーナーはこの3組を基本単位にして進行した。トークコーナーは、ボックスから引いたお題に沿って進行。お題は6人が歌うデュエット曲の歌詞のワンフレーズを切り出したものだ。夜の部は甘いものにまつわるお題が多く、「アイスのキャラメル味」「ショートケーキのストロベリー」といった単語に「大好き!」「苺たっぷりなのが好き!」と反応した平山に「女子だ」と反応するキャスト陣。雨宮はケーキよりも、上に乗っているマジパンが好きとのこと。「落書き」というお題に対して流石のトークの冴えを見せたのが中村で、「アイマスのアニメ(2011年)の時に、ジュピターの天ヶ瀬冬馬役の寺島くんの台本のかわいい真のイラストに、星形のちくびを描きこんだら口をきいてくれないぐらい怒ってた」とのエピソードで場をさらっていた。そして盛り上がりを見せたのが、ゲームコーナー「ミリオン奥の細道・仙台編」だ。上の句をボックスから引き、ペア2人が相談せずに中の句、下の句を作成。短冊をオープンして、一番季節感と仙台を織り込んだ俳句に仕上げたチームが優勝という趣向だ。昼の部では雨宮・平山のペアが俳句女王の座を確固たるものにしており、伊藤・夏川がフレッシュな感性で対抗。山崎が愛すべきぽんこつっぷりを発揮して中村がチーム替えを希望する…マジパン…というお約束の形が、夜の部が始まる前からすでに出来上がっていた雰囲気だ。果たして平山・雨宮の昼の部の優勝はフロックなのか? それとも実力なのか? 注目された一本目、平山・雨宮チームはお題の上の句「ひとめぼれ」を引く。しばしのシンキングタイムの後、同チームは「ひとめぼれ お米もキミも つややかに」という、美しい句として成立した回答を披露。下の句担当の雨宮が「お米のひとめぼれと、恋をする一目惚れを掛けたかったんです」と狙い通りだったことを明かすと、他チームには早くも敗戦ムードが漂った。その後は「萩の月 月より君を もぐもぐと」(中村・山崎チーム)、「牛タンや 米と一緒に とろろもね!」(夏川・伊藤チーム)といった味のある句が並ぶ。「王者チームは上の句の引きがいい」といった物言いもついたが、「ずんだもち」という風流とは言いがたい上の句を引いた二本目の平山・雨宮が「ずんだもち 香り広がり 月を見る」と隙のない句に仕上げてみせると、判定はほぼ全会一致で平山・雨宮チームが昼夜共に優勝を決めたのだった。ゲームの意外な副産物として、雨宮が「ぴらみさんとはうまくやれる気しかしない」「隣にぴらみさんがいて嬉しい」とすっかり心を開いて仲良くなっていたのが印象に残った。イベント後半はもちろんライブコーナー。「成長Chu→LOVER!!」を歌った伊藤と夏川は同じ年で普段から仲がいいこともあり、まるで普段から一緒に活動しているアイドルデュオのようにしっくり来る組み合わせだ。「piece of cake」を歌う平山と雨宮は、昼の部よりも夜の部がさらにチーム感が増しており、ゲームや控室で過ごした時間で仲良くなった関係性がステージにそのまま出るのはデュエットならではの楽しさだ。そして、ゲームコーナーではあれほどゆかいな笑いを提供してくれた山崎と中村が「ハルカナミライ」で明るく楽しくまっすぐな、王道のアイドル像を見せてくれるのはアイドルの魔法というしかない。最後は全員揃っての「Dreaming!」で、イベントは幕となった。
2015年12月01日『アイドルマスター ミリオンライブ!』のユニットCD「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 09&10」発売記念イベントが5月2日、都内で開催され、ユニット「ミルキーウェイ」より小岩井ことり(天空橋朋花役)、斉藤佑圭(永吉昴役)、野村香菜子(二階堂千鶴役)、「ARRIVE」より近藤唯(篠宮可憐役)、中村温姫(ロコ役)、山口立花子(百瀬莉緒役)の計6人が登場した。『ミリオンライブ!』は毎月のように精力的なCDリリースを続けており、第一シリーズの「LIVE THE@TER PERFORMANCE」、第二シリーズの「LIVE THE@TER HARMONY」では、ゲームに登場する50人のアイドル全員がソロ楽曲(とユニット曲)を歌うという、途方も無い量の制作を積み重ねてきた。第一シリーズの「LTP」各巻の発売時には、ラジオ『ミリラジ』のパーソナリティトリオが中心となり、765プロの先輩たちの助けを借りながらイベントを行なってきた。それに対して第二シリーズ「LTH」のリリースイベントは、各ユニットの所属メンバーだけでのイベントが多く、フレッシュなメンバーが自分たちの力でイベントを回してきた。そんな中でも今回のイベントは、斉藤佑圭、野村香菜子、中村温姫がアイマスステージ初参加。本人曰くLTPイベントも2ndライブも泣いてばかりだったという近藤唯が進行役を担当し、今まででもっともフレッシュかつ予想がつかないイベントがスタートした。初参加組の3人は今日のために秘密特訓を重ねてきたとのことで、他のメンバーたちからは「私も呼んで!」との声が飛んでいた。お題に対するユニット全員の解答を揃える「ハーモニーシアター」のコーナーでは、「こどもの日と聞いて思い出す食べ物は?」「会場の近くにある武道館と聞いて連想するのは?」というお題にチャレンジ。こどもの日の問題では斉藤と「ARRIVE」チームが当然のように「柏餅」を書く中、野村が「桜餅」とボケ、小岩井はまさかの「チマキ」。唯一のツッコミ斉藤の「一言言わせてくれかしわもちだろ!」との昴ばりのツッコミが響いていたのだった。続く武道館のお題では、「ARRIVE」チームが「ブドウ」というダジャレ解答に逃げる中、「ミルキーウェイ」チームは歌詞の中に"ぶどーかん"が登場する『ミリオンライブ!』のテーマソング「Thank You!」と解答。ゲームとしてはきっちり解答を合わせた「ARRIVE」チームの勝利となったが、客席の拍手では「ミルキーウェイ」が勝っていたように思う。ゲームコーナーで緊張がほぐれたところでミニライブコーナーへ。トップバッターの小岩井ことりは黒いドレス姿で「鳥籠スクリプチュア」を初披露する。ドレスに合わせた黒の薄手の手袋や、そこにあしらった薔薇のコサージュなどは雰囲気十分で、「朋花がこの衣装で歌ってくれたらいいな」と思って選んだとのこと。4月5日に行われた『ミリオンライブ!』2ndライブでは幕張イベントホールの大きさと大スクリーンを最大限に活かしたステージを見せた小岩井だったが、小会場でも少しでも朋花らしさを表現しようとする小岩井のこだわりは変わらず。彼女のトレードマークは非常に長い黒髪だが、今回も一本のロングテールに結わえた髪先を指先でくるくると蠱惑的に回したりと、身近な材料を使って雰囲気を出すのが本当にうまい。近距離だからこそ指先に込めたニュアンスに引き込まれてしまった。そして「鳥籠スクリプチュア」といえば、「一つ、心に信仰を忘れないこと」に始まる七ヶ条の宣誓が印象的だ。今回のステージでは客席が一斉に七ヶ条の文言を唱和。このサバト感は小会場ならでは生まれた一体感で、会場が大きくても小さくてもそれに合わせた見せ方をきちっとしてきたのには驚かされた。山口立花子は「WHY?」を披露。山口によれば前のソロ曲「Be My Boy」ではメールも打てなかった莉緒が、成長してメールを送れるようになった歌詞だとのことだ。緊張の色も濃い山口だったが、Love you Love you、Miss you Miss you、といったフレーズを音楽的に口にするのに合わせた細かいハンドアクションが入るのが、シリアスな歌詞に対してどこかコミカルで楽しい。リズミカルなフレーズと聴かせるフレーズが畳み掛けるように長く続く楽曲なだけに後半ちょっと息がつらくなってくると、客席が一緒に叫ぶ「Love you!」の音量が力強くなったりと、一緒にステージを作っている感じがあるのが近距離のライブならではの良さだろう。緊張で足がガクガクだったという山口だが、「とても大好きな曲を皆さんの前で歌えて嬉しいです!」と楽しそうな笑顔だったのは会場の温かさあってこそだろう。ステージに立った中村温姫が体操のように首を回し、表情豊かに、飛び跳ねるように「STEREOPHONIC ISOTONIC」を歌い始めると、「あ、ロコだ!」と思わず感じた。英語フレーズのたどたどしくもまるっこい感じが英語というよりロコ語でかわいい。「STEREOPHONIC ISOTONIC」と言えば超高速早口パートが印象的だが、これも生できっちりと歌いきった。間奏ではなく後ろに歌のフレーズがそのまま続くタイプの早口なこともあり、言い終えたところで歓声が上がったのが面白かった。中村によれば、プロデューサーさんやシアターのみんなの影響で変わってきたロコの心情を歌ったとのこと。「舞台袖から出る瞬間変な息が出ましたが、皆さんのおかげで歌えました」と感謝した中村だった。野村香菜子が歌う「恋の音色ライン」は和のテイスト。まわるまわる、めぐりめぐる、のリズムに合わせて客席にもオレンジの光が舞う。アイマスでは初ステージとなる野村は、かなり難しめな曲なこともあり、正確に音を出すように、高音で声をひっくり返さないようにかなりていねいに歌っている様子で、サビの歌い上げの懸命さも応援したくなる。しかし、緊張して丁寧に歌っていながらも、だんだんと表情が柔らかくなって、歌うことを楽しんでいるのは見る側にも伝わるもの。歌い終えた野村は「わー! すごい! オレンジだらけですね! わー!」とハイテンションだ。野村は舞い上がりながらも「千鶴さんの切ない気持ちと淡い恋心を歌った曲で、千鶴ちゃんのことがますます大好きになりました。この曲に出会えて本当に良かったです」と想いを込めて語っていた。斉藤佑圭は、ゲーム内のカードで永吉昴が着ていた野球のユニフォームっぽい衣装をイメージした服装で登場。「Day After "Yesterday"」で一番に印象に残ったのは、昴を演じる時の斉藤自身の華だった。客席をすっと見つめる時の吸い込まれそうな眼力の強さ、長身から伸ばした指がぴっと天をつくと、メリハリの効いたキメポーズがこの上なく決まる。そしてサビの芯の強い華やかな歌声と、色合いを変えて語りかけるような歌声。一言でまとめると、アイドルとしての華がある。LTHイベントでは多くのキャストのパフォーマンスを見たが、大きなステージでアイドル衣装で歌っている姿を見てみたいと一番強く感じたのは彼女かもしれない。イベント直前、ラジオのおまけ放送で斉藤が「一緒に歌ってほしい」と頼んでいたフレーズで、ぴったりと合わせて見せたの客席も流石だった。歌い終えた斉藤の「やっと歌えたね! 昴の曲をプロデューサーさんたちに届けることができました嬉しいよ!」の言葉は心からのものに思えた。ソロのラストは、近藤唯の「夕風のメロディー」。先月の幕張イベントホールでは数千人の前で歌った曲を、小ホールでどう聴かせるか。フォークロア調な楽曲の音の広がりは流石に大会場には及ばないが、より際立って感じられたのが近藤自身の歌声のふくらみと伸び。演出がシンプルだからこそ、風が渡っていく夕暮れの情景がよりはっきりとイメージできる。歌い終えた近藤は「見ての通り、今日は泣いてないんです!」とアピール。LTPイベント、2ndライブという大舞台では泣いてしまった彼女にとっては、それは大きな変化。涙とふるえのイメージが強かった彼女が「皆さんが応援してくれてる気持ち、届いてるよという私の気持ちもこめました」と自分の気持ちをしっかりと伝え、二回のステージで進行役を務める姿は、『ミリオンライブ!』のステージにはまだ慣れていないメンバー6人でステージを作ったからこそ見られたものだろう。最後の挨拶では言葉は違えど、また『ミリオンライブ!』の仲間と、もっと大きなステージで歌いたい! という強い気持ちが感じられた。締めのナンバーは、もちろん「Welcome!!」。天空橋朋花のソロに入り込んで歌う時のオーラを抑えた素に近い小岩井が、本当にアイマスが好きでアイマスの曲を歌うのが嬉しいんだな、という感じが伝わってきたのが収穫だった。恒例となった「Welcome!!」も、歌い手が違えば全く印象が変わる。この曲で「子豚さんたちもっと啼いて!」「ぶひぃ!」なんてやりとり、もう二度と聞くことはないかもしれない。間奏の台詞を歌い継ぐパートが新しい色合いを見せるのを感じながら、早くも『ミリオンライブ!』の次の舞台が待ち遠しくなるステージだった。
2015年05月04日『アイドルマスター ミリオンライブ!』のライブイベント「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndlLIVE ENJOY H@RMONY」が4日、千葉・幕張メッセで行われた。『ミリオンライブ!』単独での大規模ライブは昨年6月の中野サンプラザ公演以来2度目。初日公演には山崎はるか(春日未来役)、田所あずさ(最上静香役)、Machico(伊吹翼役)、麻倉もも(箱崎星梨花役)、雨宮天(北沢志保役)、伊藤美来(七尾百合子役)、夏川椎菜(望月杏奈役)、藤井ゆきよ(所恵美役)、渡部優衣(横山奈緒役)、木戸衣吹(矢吹可奈役)、小岩井ことり(天空橋朋花役)、駒形友梨(高山紗代子役)、近藤唯(篠宮可憐役)、戸田めぐみ(舞浜歩役)、山口立花子(百瀬莉緒役)が出演した。初日の新発表としては、ゲーム『ミリオンライブ!』の新展開となる「765プロ全国キャラバン編」が4月6日にスタートすること、『ミリオンライブ!』第3のCDシリーズが今夏スタートすること、そしてミリオンスターズの新展開が今夏発表されることなどが明かされていた。今回のステージは大階段とスクリーンを据えたメインステージに、会場後方のサブステージという2ステージ構成。今回のアイデア賞は、ステージサイドに用意された4台のトロッコだ。一見ステージの一部のようなデザインのトロッコに出演者が乗ると、そのままトロッコは動き出して会場後方のサブステージに移動。後方ステージで曲が終わると、メインステージでは次の演者が既にスタンバイしているという仕組みになっている。2曲目の「乙女ストーム!」で山崎とMachicoが下手、伊藤と夏川が上手からトロッコで後方に向かうと、スタンド席前方の観客はあまりの演者の近さに息を呑んだほど。ようやく独特のステージ転換に慣れてきた6曲目、前か? 後ろか? と首を振るものの、「合言葉はスタートアップ!」を歌う藤井と渡部の歌声は聞こえてくるが姿が見えない。よくよくあたりを見回すと、会場左サイドに移動していたトロッコ上に2人が出現している! そのまま歌い終えるまでに右サイドに移動と、トロッコの移動ルートがそのまま花道がわりになるという新しい試みだった。全員が制服風の新衣装で登場したライブは、フルメンバーでの「Thank you!」でスタート。これまでに発売されたアルバム「LTP」「LTH」シリーズのソロ曲、ユニット曲を次々と披露していく。第1ブロックはメインステージ、後方ステージ、トロッコをフルに使った目まぐるしくスピード感のあるセット構成。第2ブロックには小岩井ことり、駒形友梨、山口立花子ら大会場ライブには初登場のフレッシュな顔ぶれも登場して、メインステージを中心にじっくりとパフォーマンスを見せる構成だ。小岩井が感極まった表情で「『Maria Trap』歌いたかったの。今日は最高のプロデューサーさんたちの前で歌えて朋花も私もとっても幸せです」と語ったり、近藤が懸命に涙をこらえたりと、フレッシュさと涙にあふれたブロックだった。第3ブロックの頭には、全員がトロッコに乗りながら、『アイドルマスター』シリーズ全てのはじまりの楽曲である「THE IDOLM@STER」を披露。会場後方寄りに4台のトロッコが直列して仮設ステージが出現し、全員が揃って腕を折り曲げるような、少女の力強さを示すおなじみの振りを揃えている姿を見ると、彼女たちもまた「アイドルマスター」の一員の末娘たちであることを実感する。そこからは「PRETTY DREAMER」「センチメンタルビーナス」「Hello コンチェルト」「マリオネット」「Blue Symphony」のユニット曲をトリオで畳み掛けるように披露。「PRETTY DREAMER」で山崎はるかと木戸衣吹のおなじみの組み合わせに駒形友梨を加えたように、定番メンバーと大会場初登場メンバーを組み合わせて、熟成と新鮮さのバランスを取っているように思えた。そして休憩を挟んだラストブロックはノンストップ! 3ブロックの出演者を織り交ぜて、会場全体を使って燃え尽きるまでのパフォーマンスを見せた。大会場初参戦の面々が加わることで多くの新鮮な新しい光景が見られたのが印象的だった。(作中の765プロの)高木社長から新展開の発表がされたあとは、全員が揃っての「Welcome!!」でライブは締め。この曲では間奏の台詞を順番に言っていく定番のくだりがあるが、山崎の「ここまでこれたよ!」と田所の「まだまだこれから!」の声が、今まで以上に心に響いたステージだった。アンコールでは挨拶で全員がそれぞれの想いを伝えたが、だんだん涙に包まれてウェットになりかけた雰囲気を、満開の笑顔とハキハキしたコメントで意識的に明るく変えた木戸の姿が特に印象的だった。そして最後はトロッコに乗って、客席の一番近くを回りながらの「Thank You!!」でライブの幕は閉じられたのだった。明日は引き続き、「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndlLIVE ENJOY H@RMONY」最終日の模様をレポートする予定だ。
2015年04月04日『アイドルマスター ミリオンライブ!』のラジオ番組『ミリオンラジオ』の公開録音イベント"THE IDOLM@STER MILLION RADIO SPECIAL PARTY 02 ~Welcome!! 2015年~"が12月27日、新宿BLAZEで開催された。今回は、パーソナリティの山崎はるか (春日未来役)、田所あずさ (最上静香役)、麻倉もも (箱崎星梨花役)に加えて、ゲストの阿部里果 (真壁瑞希役)、上田麗奈 (高坂海美役)、藤井ゆきよ (所恵美役)が出演した昼の部「Day Party」をレポートする。『ミリオンライブ!』最初のCDアルバムシリーズ『LIVE THE@TER PERFORMANCE』の発売記念イベントでは"ぴょんころもち"として、毎回のようにイベントに参加していた山崎、田所、麻倉の『ミリラジ』パーソナリティトリオ。そんな三人が参加するイベントで名物になっていたのが、前説にぴょんころもちが登場してのオープニング漫才だ。今回はそんな漫才が「みりらじ歳末笑い締め」として久々に復活。麻倉のかわいいボケと田所の一生懸命なボケに、真ん中の山崎が孤軍奮闘で次々とツッコミを入れていき、漫才にも進歩が感じられた。トークコーナーでは「シアターミッション ゲームで振り返るミリオンライブ2014」と題して、6人でゲームに挑戦。2015年の『ミリオンライブ!』にまつわる出来事を振り返りながら、「やせろ矢吹可奈万歩計カウントゲーム」「未来になりきれアドリブアフレコゲーム」「どっち、どっち? 運命の選択ゲーム」「手抜きじゃないよ、ハーモニーシアターゲーム」「つなぐぜ氷の味 利きカキ氷対決」「中村繪里子さんクイズ」の6つのゲームを行った。アドリブアフレコでは、上田がお題の映像を台詞で地元富山の薬のCMに仕立てたりと技を見せるも、「おもしろいこととか言わないでいいよねー。(o・∇・o)終わりだよー」と口パクに合わせる気もないいつも通りの麻倉が一番ウケていた。高級品と普通の梅干しを当てる「どっち、どっち? 運命の選択ゲーム」では、麻倉が実は苦手らしい梅干しを一生懸命食べたりも。そんな麻倉のかわいさにゲストは「もちょかわいいね~」(上田)、「もちょかわいいな~」(阿部)、「私ももちょにあーんってされたい!!」「私ももちょと汽車ぽっぽやりたかった!!」(藤井)とメロメロな様子だった。山崎がしっかり仕切り、田所がオチ担当を押し付けられるいつも通りの和やかな番組の様子は、1月1日に配信の『ミリオンラジオ』で楽しんでほしい。『ミリオンラジオ』でおなじみの「ミリラジシアター」は、今回は生アフレコの特別編。物語のテーマになったのはキャラクターの入れ替わり。気風のいい箱崎星梨花ととふわふわした女の子らしい所恵美など、普段とは一味違った公演に客席は笑いと感嘆に包まれていた。後半のライブパートは、山崎、田所、麻倉による『ミリオンラジオ』テーマソング「U・N・ M・E・I ライブ」からスタート。6月のライブで初披露した際は田所の体調が良くなく、参加が危ぶまれた中だったこともあり、今回はようやく楽しさ100%でのステージとなった。ソロでは「夢色トレイン」(麻倉)、「恋愛ロードランナー」(上田)、「...In The Name Of。 ...LOVE?」(阿部)、「フローズン・ワード」(藤井)、「Catch my dream」(田所)、「未来飛行」(山崎)と、最新の「LIVE THE@TER HARMONY」シリーズの最新ソロ曲を披露。ほとんどの出演者が二度目の披露ということで、それぞれに工夫を凝らし、よりよいステージにしようとする意気込みが感じられた。唯一初披露となった田所は「Catch my dream」をさわやかで前向きに聴かせ、また違う最上静香の歌の魅力を表現してみせた。ゲストの藤井、上田、阿部はユニット"灼熱少女"のユニット曲「ジレるハートに火をつけて」を披露。なかなか歌われる機会がないユニット曲、しかもオリジナルメンバーの2人に、別ユニットの阿部が加わるこの日限りのスペシャルバージョンに会場は大いに盛り上がった。ライブパートのラストは、『ミリオンライブ!』テーマソングのひとつ「Welcome!!」を全員で歌い、幸せで楽しいムードの中終了。最後は山崎が音頭をとって「アイマスですよ、アイマス!」でステージと会場が声を揃え、イベントを締めくくった。
2014年12月28日(画像はミリオン株式会社公式サイトより)そごう横浜店にて試食販売中!無臭ニンニク健康補助食品の「ミリオンパワー」、「ミリオン健康飲料シリーズ」で知られているミリオン株式会社が素材の味にこだわった『ミリオンの国産緑黄色野菜ジュース』の試食・販売を行います。そごう横浜店B2F にて、10月29日~11月4日まで、開催されます。気になる味を試せるチャンスいつまでも美しく、健康でありたいですね。野菜は身体に良いというのは分かっているけれど、忙しい毎日、野菜をたっぷり摂取するのはなかなか難しいですね。また、野菜ジュースの味が自分に合うかどうかは飲んで見るまで分かりませんよね。つまり、試食できるっていうのは「おいしいチャンス」。味が気に入れば、安心して購入できますね。どんなに身体に良いと言われても、おいしくなくちゃ続きませんよね。濃厚な味わい・本来の味素材そのものの味を大切に、野菜や果物の栄養はそのままで、濃厚な味に仕上げられています。食塩無添加、脂質ゼロ、保存料無添加です。低カロリーであるのもうれしいですね。1缶で1日分の野菜をゲット厚生労働省の定める1日の野菜の目標設置量は120gです。ところが日本人の平均摂取量は93.4gと下回っています。平均摂取量をクリアしている方でも、かたよった野菜の取り方をしている方もいるでしょう。1缶で1日分の野菜が摂取できますから、のどが渇いたときに、つい習慣で飲んでいる清涼飲料水をこちらの国産緑黄色野菜ジュースに代えてみるというのもひとつの手ではないでしょうか。豊富な種類「ミリオンの国産緑黄色野菜ジュース」の他に、「ミリオンの緑黄色野菜ジュース350」「ミリオンのブルーベリー&クランベリーライト」「ミリオンのアロエ&グレープフルーツ」「ミリオンのゴーヤー&ヤーコン」などがあります。試食してお好きな味を見つけられるといいですね。【参考リンク】試飲販売対象商品ミリオン株式会社
2013年10月31日9月5日(水)より東京・東急シアターオーブにて、ブロードウェイミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』が上演される。開幕を前に、キャストのひとり、リーヴァイ・クライスに注目が集まっている。アメリカ国外のツアーにオリジナル・キャストが参加するのは珍しい。しかもクライスは、この作品で2010年のトニー賞最優秀助演男優賞に輝いたパフォーマーだ。トニー賞受賞者が受賞作品で来日するという異例のケースに、胸を高鳴らせるミュージカル・ファンは少なくないだろう。ロックの歴史を語るとき、忘れてはいけない音源がある。1956年12月4日、テネシー州メンフィスのサン・スタジオ。このスタジオのオーナーであり、後に“ロックンロールの父”と呼ばれるサム・フィリップスのもとに、若き4人のアーティストが集まって、一夜限りのレコーディング・セッションが行われた。4人とは、エルヴィス・プレスリー、カール・パーキンス、ジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイスのこと。『ミリオンダラー~』はその史実に基づいた物語で、観客にとっては、奇跡のコラボレーションをライブとして追体験できる趣向がうれしい。クライスは、『火の玉ロック』で知られるシンガーソングライター、ジェリー・リー・ルイスの役を演じている。ピアノが壊れるかと思うほどパワフルな演奏は、ルイス本人を模したものだが、クライスのパフォーマンスは度を越えて激しい。「ピアノを飛び越え、着地してから演奏したり。おかげで3度も膝の靭帯を手術することになってしまった」と苦笑しながらも、「この作品のためなら、手加減はしたくない」と言い切る。恐れを知らぬ彼の情熱はまさに、ロックンロールを生み出した人々のエネルギーと変わらない。アメリカ国内の公演では「若い観客の反応が良くて驚いた」とクライスは言う。「彼らのことをまったく知らない若者たちが、自分たちが聴いているロックのルーツはこうだったんだな、と目をキラキラ輝かせながら観てくれる。保守的だった時代に、表現する自由を貫いた彼らの反骨精神は、今見てもかっこいいと思います」。あのセッションがなければ今の音楽シーンはなかった、とまで言われている。それが真実ならば、すべてのロック・ファンにとって本作が持つ意味はあまりにも大きい。オランジーナプレゼンツ ブロードウェイミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』は9月5日(水)から17日(月・祝)まで東急シアターオーブ、9月20日(木)から22日(土・祝)まで大阪・オリックス劇場にて上演。チケットは発売中。
2012年08月21日27才のヘーゼル・ジョーンズさんは膣(ちつ)と子宮を2つもつ重複子宮という症状を持って生まれた女性だ。そんな彼女に、ミリオンダラーという大金とAV(アダルトビデオ)のオファーがやってきた。(画像は本人とは関係ありません)テレビで大胆に告白した勇気あるヘーゼルさんヘーゼルさんは、その特異な体質から「処女を2回失うことになった」と、自らの体験を臆すること無くイギリスのテレビ番組で打ち明けた。彼女は「2つの膣(ちつ)を持って生まれたことは恥ずかしいことなんかじゃない、むしろ喜ばしいことだと思っている」とまで述べている。この堂々としたテレビ出演による告白は、同じ症状で悩んでいる女性たちをきっと勇気づけることになったに違いない。超高額のアダルトビデオ出演依頼そんな彼女に、なんと「ミリオンダラー」(1アメリカドル80円換算で約8000万円)の高額AV出演オファーが来ているというのだから、驚きだ。決断はまだくだされていないものの、ウェブ投票では1万5000人以上にのぼる69%の人たちが、「彼女はオファーを受けるだろう」と予想している。世界の男性たちが期待をこめながら投票しているのだろうか。編集部鈴木真美元の記事を読む
2012年01月24日