食品の高騰で頭を悩ませる日々が続きます。そんな時頼りになるのはなんといっても「豚こま肉」。今回は、豚こま肉をまるでかたまり肉のようにボリューミーな料理に仕上げるレシピをご紹介します。クルクル丸めて肉団子に、ミルフィーユ状に重ねてかたまり肉に変幻自在、「これが豚こま肉?」と驚くレシピが満載です。豚こま肉で「丸める・挟む・重ねるボリュームアップレシピ15選」をご紹介します。■【豚こま肉を「丸める」レシピ 4選】豚こまをくるくる丸めて団子にする方法は、和洋中様々な料理に使えるアイデア。お得に作れて食感も柔らか。旬の野菜と合わせればコスパ抜群のしっかりおかずが作れます。・豚こま切れ肉で本格さっぱり酢豚風豚こま切れ肉を丸めてかたまり肉風に仕上げればコスパが良いだけでなく火を通す時間も短縮できる簡単酢豚。ニンジンなども電子レンジを活用し時短で仕上げましょう。おまけに丸めた豚こまは柔らかくてジューシーです。・コロコロ黒酢酢豚豚こま肉はくるくる丸めてかたまり肉風にして作る、黒酢を使った本格酢豚。。中までしっかり火を通すため途中でふたをして蒸し焼きにすると良いでしょう。・節約!豚こまの揚げない串カツ豚こま肉を広げてスライスチーズをくるくる巻きます。チーズが出て来ないように、隙間なく巻いて下さい。豚肉の中もチーズ以外にオクラやシソ、ジャガイモや玉ネギを巻いてかさ増しして揚げても良いですね。アイデア賞モノのレシピですね。。■【豚こま肉で「挟む」レシピ 6選】・ミルフィーユトンカツ中からとろけるチーズがたまらない食べ応え満点の一品は、薄切り肉だから柔らかで食べやすく仕上がります。チーズが横から流れ出ないよう端を押さえて揚げましょう。・豚肉のミルフィーユグラタンあらかじめ豚肉を茹でてから作る時短レシピ。カボチャ以外にジャガイモなどの残った野菜を入れて具沢山にしても良いでしょう。・豚肉とキャベツの重ね蒸しキャベツの甘みと豚肉は相性バッチリ。豚バラ肉と比べると油分が少ないので、仕上げにごま油を回しかけるとコクを出して。みそ味がご飯のお供に最適です。お鍋のまま豪快にテーブルに出しましょう。・豚肉とカボチャの重ね蒸し耐熱容器に豚肉と食材を交互に並べてレンジでチン、で完成のお手軽レシピ。これなら忙しい日も手間なく一品作れます。ピリ辛ゴマだれが豚肉とカボチャの甘みを引き出します。・モヤシと薄切り肉のカツ豚こまとモヤシの節約黄金コンビ。大葉とみそで和えたモヤシを豚こま肉で挟んで揚げたコスパ最高で大満足のレシピです。給料日前や連休後などお財布が寂しい時はこのレシピで乗り切りましょう。・重ねトンカツの玉ネギソースここでは豚ロース肉を使っていますが、豚こま肉を重ねててもできます。玉ネギソースは少し早めに作り、味をなじませておくと良いでしょう。重なった薄切り肉から肉汁があふれ出ます。ご飯にぴったりの一品に仕上がります。■【豚こま肉でアイディアレシピ 5選】・肉巻きネギの作り方大きめに切った白ネギを豚こま肉を広げてで巻いて甘辛い味付けに仕上げました。ここでは豚バラ肉を使っていますが豚こまでもOK。お酒のおつまみにも良いですね。火が通ったネギの甘みを存分に堪能できる一品です。・キムチーズピーマンの肉巻き縦に切ったピーマンの中にキムチとチーズを入れ豚肉で巻いた一品は、肉の旨味の後にキムチの酸味ととろけるチーズ、ピーマンのシャキシャキ食感と香りがアクセントになった食べ応えのある仕上がりに。肉を混ぜずに作れるので洗い物が少ないのが嬉しいですね。。・ちくわキュウリの肉巻きおつまみでお馴染みのちくわキュウリを豚こま肉で巻いて、しっかりおかずに変身させました。キュウリの他にチーズやポテサラ、ジャガイモと明太子で作ったタラモを入れても良いですね。コスパ最高のアイデアおかずです。・厚揚げの肉巻きみそダレ厚揚げに薄切り肉を巻いてボリュームアップした食べ応え満点のおかずです。甘辛のみそ味で少しのお肉でも大満足。ごはんによく合う節約レシピです。・韓国風豚すき焼き(チョンゴル)すき焼き=牛肉=高価。の概念をくつがえしたこの一品は、これだけでしっかり食べ応えのあるおかずになります。土鍋で作れば食卓も華やぎ、これ一品で大満足。うどんも一緒に加えて煮込んだり、残ったスープにご飯を入れておじやにしたり〆も楽しめますね。豚こま肉を丸めたり重ねたり、少しのアイデアでいつもの食卓が華やぎます。ゴールデンウィークなどの大型連休の後やお給料日前などお財布が寂しいときに今回のレシピを是非活用してくださいね。
2023年05月07日薄切り豚肉を何枚も重ねたミルフィーユ豚カツ。専門店が大人気となったり、ネット上に多くのレシピが公開されたりとブームとなった。今回紹介するのはその牛肉バージョン。豚肉が牛肉になっただけでごちそう感がアップ。しかもステーキ肉を購入するより安価で、ステーキ級のリッチさが楽しめる。ミルフィーユ状にすることで肉汁が閉じ込められ、しかも安い牛肉でもやわらかな仕上がりといいことずくめだ。平日はママに家事を任せきっているパパの皆さん、今週末はぜひこのレシピで家族を驚かせてみて! ソースに使うトマトソースも時短でできる内容となっている。フードユニット「FOODPARK」が考案したごちそう感があるのに時短なレシピ、チャレンジしてみてほしい。○「ビーフミルフィーユカツ」材料(4人分)牛薄切り肉 500g / 薄力粉・パン粉 適量 / 溶き卵 1個分 / 揚げ油 適量トマトソース(カットトマト水煮 1缶分 / ニンニクみじん切り 1片分 / オレガノ(乾燥) 少々 / 砂糖 大さじ1 / 醤油 少々 / オリーブオイル 大さじ1)ベビーリーフ 適量つくり方1.牛肉は長さが等しくなるよう4つに切り分け、1枚1枚少しずらしながら重ね合わせる。薄力粉と溶き卵、パン粉の順に付け、フライパンで揚げる。2.トマトソースをつくる。フライパンにオリーブオイルを入れて弱火で温め、ニンニクを炒めて香りが出たら、カットトマト、オレガノ、砂糖を入れて中火で加熱する。トマトがもったりしてきたら、醤油を入れて味を調える。3.皿にベビーリーフ、1のカツを盛り付け、2のトマトソースをかける。「トマトソースが余ったら、オムレツにかけたり、茹でたペンネに絡めたりしてもおいしくいただけますよ」とのこと。少し多めにつくっておくのも手だ。○著者プロフィールFOODPARKフードカメラマン 福田栄美子、料理家・栄養士・飲食店コンサルタント 橋本加名子、編集ライター・料理家 須永久美の3人によるフードユニット。「おいしそう! 」「食べたい! 」、そんな印象をふっと抱かせる食いしんぼう達の好奇心とプロの視点で、料理本やカタログ・販促物制作、料理イベント、出張講座、飲食店プロデュースなどを行っている。※オフィシャルサイト「FOODPARK」
2015年10月25日みなさんトンカツは好きでしょうか?揚げものっていうのは、たいていの人が興奮するビジュアルになっていますが、そのなかでもトンカツの人気は1番と言ってもいいのではないでしょうか。でも家でトンカツをつくる人って、じつはそんなにいない気もします。(適当に言っています)家で揚げたてのトンカツ、一度つくってみましょう。おいしくてチビります。しかも肉の塊など貧乏で買えない、という人のために、薄切り肉でボリュームアップ!茄子でジューシーなヘルシートンカツです。■大葉と茄子のミルフィーユカツ(2個分)豚ばら薄切り肉 260g大葉 4枚茄子(1cm幅に薄切りにしたもの) 2枚◎味噌 大さじ1◎にんにく(すりおろす) 1片小麦粉 適量卵液 1個分パン粉 適量 ■つくり方1.豚ばら肉2枚を1/3ほど重なるようにして左右に広げる。(豚肉の幅が狭い場合は、これをもうひとつつくって並べて幅を出す)全体に塩と黒胡椒をする。豚肉の中央に茄子をのせ、上に◎を半量ぬる。2.豚肉の片側を折り、その上に大葉をのせる。3.その上に茄子をのせて◎を塗る。4.反対の豚肉で覆うようにして形を整える。 5.4に小麦粉、卵液、パン粉の順に衣をつける。6.中温の油できつね色になるまで揚げる。(フライパンに多めに油をひいて、揚げ焼きにしてもOK)7.食べやすい幅に切って器に盛り完成!醤油やソースでも美味しいけど、今回は味噌マヨネ―ズ(味噌とマヨネーズと醤油を1:2:1で混ぜ合わせる)で。薄切り肉を重ねているのでジューシー。茄子のじゅわっとした感じも、ジューシー度アップの秘密です。冷めても柔らかくて美味しいので、お弁当の具にもおすすめ。ぜひみなさんもおためしあれ~
2015年09月30日