NHK・Eテレにて放送中の子ども向け音楽エデュテイメント番組「ムジカ・ピッコリーノ」の特別編が、10月6日(金)より4回にわたって放送されることが決定。さらに、この「特別編~アリーナの旅立ち~」をもって、斎藤アリーナが番組を卒業、浜野謙太、オダギリジョーら歴代キャスト18名が集結することが分かった。「ムジカ・ピッコリーノ」は、音楽の基本的な仕組みを映像化し、子どもたちが感覚的に理解できるように物語に織り込んだ、子ども向け音楽エデュテイメント番組。物語の舞台は、架空世界“ムジカムンド”。そこでは人々から忘れ去られたムジカ(音楽や楽器)が、“モンストロ(怪獣)”の姿でさまよっている。そんなモンストロを治療し、音楽の記憶を蘇らせるのは、ムジカドクターと呼ばれる音楽のお医者さん。そのムジカドクターを目指すアリーナが、ピッコリーノ号での旅、メロトロン号での研修を経て、いよいよムジカドクターになるための試験に挑む!今回の特別編では、ムジカドクターを志してきた主人公アリーナ・モンテヴェルディの旅立ちを描く。ピッコリーノ号の冒険、メロトロン号での研修、そしてアポロン5号では、同世代の候補生たちと挑戦したムジカドクター最終試験に見事合格!これからムジカドクターとして、どう歩んでいくのか、決断を迫られる――。そして、2013年のレギュラー放送開始から5年。物語の主人公として、アリーナ・モ ンテヴェルディを演じてきた斎藤さんが、この「特別編」で卒業が決定。アリーナの旅立ちに、これまで一緒に旅をしてきた仲間たち、ROLLY、浜野謙太、サンコン Jr.、鈴木慶一、オダギリジョーをはじめ、歴代メインキャスト18名も集結する。Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ」特別編~アリーナの旅立ち~は10月6日(金)17時35分~全4回にわたって放送。※再放送は翌日土曜日(cinemacafe.net)
2017年09月15日子どもが小さいときは『いないいないばあっ!』や『えいごであそぼ』などでお世話になっていたNHK Eテレ。子どもの成長にともなって視聴の機会も減るかと思いきや、実は子どもが小学生になった今でも、楽しみに見ている番組がいくつかあります。独創的でユーモアがあって、つい目が離せなくなる。今回はそんな遊び心あふれる番組を3つご紹介しましょう。親子で楽しめるものばかりなので、おすすめです!CGは使いません! やってみることに価値がある『大科学実験』科学の楽しさと奥深さを届けるために、けたはずれの実験検証をする『大科学実験』。この番組の特徴は、実験映像にコンピューターグラフィックスを一切使わないところです。あくまでも「実際にやってみる」ことにこだわりをもち「え、そこまでやる…?」とこちらが戸惑うほどの大がかりな実験を目にすることができます。「一体、最後はどうなるの?」「もう科学とかどうでもいいから、とりあえず成功しますように…」とハラハラしたり、息をのんだりして見守らざるをえない、そんな番組です。「自分が見たいがために子どもを誘っている」なんていうパパさんもいるよう。実験監修をしているガリレオ工房は、過去に福山雅治さん主演で放送された超常現象解決ドラマ『ガリレオ』や、映画『容疑者Xの献身』などの実験監修も行ったNPO法人。わかりやすくエンターテイメント性の高い実験が得意なガリレオ工房あっての『大科学実験』なのかもしれません。アンティークな世界観がツボな『ムジカ・ピッコリーノ』子ども向け音楽エデュテイメント番組『ムジカ・ピッコリーノ』の魅力は、なんといってもアンティークっぽい映像と音楽がおりなす世界観です。人々から忘れられてしまった「ムジカ」という音楽や楽器が怪獣「モンストロ」となってさまよう…という説明文だけではまったく想像のつかないストーリーですが、キャストが着ているクラシックでレトロ感あふれる衣装や、クオリティの高いライブシーンなど見どころが多い番組です。その独特な世界は、小さなお子さんでは好き嫌いがわかれるところですが、音楽への興味を探る意味でも親子で見てほしい番組です。登場人物の一人、高い歌唱力とギター演奏をみせるヒロイン役の斎藤アリーナちゃんは、連続テレビ小説『あまちゃん』でベロニカとしても出演。シーズン3、4ではメトロン号の乗組員ゴンドリーとしても出演していたゴンドウトモヒコさんが、音楽制作を担当。コンピューターと管楽器による独特なスタイルで、Yellow Magic Orchastraをはじめ、Love Psychedelico、The Beatniksなど多くのミュージシャンの音楽活動に参加している異色の経歴の持ち主です。 耳から離れないメロディと奥深い歌詞に注目『びじゅチューン!』「モナ・リザ」や「ヴィーナスの誕生」、「サグラダ・ファミリア」など世界中の美術作品や建造物をオリジナルソングとアニメにのせてお届けするのが美術エンターテイメント番組『びじゅチューン!』です。作詞・作曲・アニメ・歌すべてを手がけるのは、映像作家の井上涼さん。彼の“目のつけどころ”に子どもも大人も心をわしづかみにされ、テーマとなった作品を「見てみたい!」と思わせる力はすごいの一言。目に入ったその瞬間から「なに、これ」と釘づけになる脱力系ゆるっとアニメと、耳から離れない歌の中毒性はかなり高め。「子どもがどハマりして、いつのまにかわたしも家事の最中に口ずさんでいる」というママもおり、親子そろって虜になる人が続出しているようです。わたしのおすすめは、パーティードレスを美しく着こなすためにトレーニングにはげむ「鳥獣戯画ジム」という作品。何回見てもにやけてしまうし、ノリノリに歌えて楽しいです。ほかにも「見返りすぎてほぼドリル」「プロポーズはラスコーの洞窟で」など、ストーリー性を感じる歌のタイトルから、すでに心ひかれてしまう作品が満載です。教育番組でありつつ、挑戦的なバラエティ要素も感じるEテレの番組ラインアップ。これからも期待が高まります。ぜひ皆さんのお気に入りをみつけてくださいね。<参考>・ 『大科学実験』 ・ 『ムジカ・ピッコリーノ』 ・ 『びじゅチューン!』 ・ ゴンドウトモヒコ『愚音堂』 ・ 『井上涼オフィシャルサイト』
2017年09月05日ドラマ「重版出来!」やNHK Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ」など、多方面で活躍を見せるオダギリジョーをはじめ、蒼井優、松田翔太など豪華キャストで贈る、孤高の作家・佐藤泰志原作の“函館三部作”最終章『オーバー・フェンス』。このほど、オダギリさんの心つかまれるナレーションに特報映像が解禁となった。家庭をかえりみなかった男・白岩(オダギリさん)は、妻に見限られ、東京から故郷の函館に戻りつつも実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。そんなある日、同じ職業訓練校に通う仲間の代島(松田さん)にキャバクラへ連れて行かれ、鳥の動きを真似る風変りな若いホステス・聡(蒼井さん)と出会う。「名前で苦労したけど親のこと悪く言わないで、頭悪いだけだから」そんなふうに話す、どこか危うさを持つ美しい聡に、白岩は急速に強く惹かれていくが…。本作は、原作者・佐藤泰志が函館の職業訓練校で過ごした自身の経験を基に執筆、1985年に生涯最後の芥川賞の候補となった同名小説を、『マイ・バック・ページ』『苦役列車』など、闇を抱えた人間たちに柔らかな光を与える名手・山下敦弘監督が映像化。原作は、映画化され、高い評価を受けた『海炭市叙景』(10’)、『そこのみにて光輝く』(14’)に続く“函館三部作”といわれている。解禁となった特報では、冒頭、人生を諦めかけ職業訓練校に通う白岩と、愛を求め続けるホステス・聡が、自転車に2人乗りをして函館の夜を駆け抜ける姿から始まる。聡の手からは白い羽が宙に舞い、2人の仲むつまじいとき流れに思わずうっとり。それに続くのは、聡のダンスシーン。これまでに『花とアリス』や『フラガール』でもダンスを披露してきた蒼井さんの、美しく儚いダンスシーンの一部を、今回の特報では目にすることができる。その後、白岩と聡の激しくぶつかり合うシーンや、薄紫色の幻想的な夕空を眺めながら涙を流す聡、港で立ち尽くし泣き崩れる白岩の様子が流れ、生々しい恋愛の姿が垣間見える映像となっている。最後には、2人の満面の笑みと共に「美しく壊れかけた男と女の物語」のコピー、さらに「こんな空っぽな俺だけど愛させてくれないか」とオダギリさんの胸に迫るナレーションと、見えないフェンスの先を見つめるかのような表情が強烈な余韻を残す。全編に渡り、スコットランドの民族楽器バグパイプの音色が、傷ついた男女を優しく包み込むのも印象的だ。また、“両A面”のティザービジュアルは、幸せを感じさせる自転車に2人乗りする白岩&聡の一方、もう一面はオダギリさん、蒼井さん、松田さんの3人が何かを見つめる写真と函館のどこかもの悲しい風景を切り取ったビジュアルとなっている。『オーバー・フェンス』は9月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日NHKのEテレで放送している音楽教育番組『ムジカ・ピッコリーノ』(毎週金曜 17:35~17:45)の取材会が11日、東京・渋谷の同局で行われ、同番組にレギュラー出演しているオダギリジョー、斎藤アリーナが取材に応じた。レギュラー放送開始から4年目を迎えた『ムジカ・ピッコリーノ』は、音楽の基本的なしくみを映像化し、子どもたちが感覚で理解できるように物語に織り込んだ子ども向けの番組。物語の舞台は、架空世界"ムジカムンド"。そこでは、人々から忘れ去られたムジカ(音楽や楽器)が、"モンストロ(怪獣)"の姿でさまよい、そんなモンストロを救出しようと物語の主人公たちが音楽の記憶を蘇らせようと活動する、というものだ。4月からスタートした新シリーズからの出演となるオダギリは「今日で収録は3回目ですが、ブルーバックで普通のお芝居と違った難しさがあって、まだ慣れるのに時間がかかるかな、と思っています」と苦労もある様子。そのオダギリは同番組で謎の男を演じているが、キャラクターについて「見るのは子どもの方が多いと思いますが、子どもにとって僕の"引き"が強いとは思えないので、何をどうしたらいいのか全く分かりません。キャラクターの作り方も演じ方も演出の方に頼っているところはありますね。他の現場とは違う従順さっていうんですかね(笑)。生徒のような気持ちでお仕事をしています」と報道陣を笑わせた。そんなオダギリを斎藤は「役どころがミステリアスで謎に包まれているんですけど、初めてお会いした時は役のイメージに結構合っているというか、オダギリさんもすごく謎に包まれている方だと思いました。でも気さくに話し掛けてくれますよ」と話し、オダギリは「共演シーンも今日が初めてみたいな感じですよ。まだ敬語でしゃべっているぐらいです(笑)」と慣れるのにはまだ時間がかかるようだった。
2016年05月11日Eテレにて4月8日(金)からスタートする子ども向け音楽番組「ムジカ・ピッコリーノ」の新シリーズに、オダギリジョーが出演することが明らかとなった。2013年にレギュラー放送が開始された「ムジカ・ピッコリーノ」は、音楽の基本的なしくみを映像化し、子どもたちが感覚で理解できるように物語に織り込んだ、子ども向け音楽エデュテインメント番組。架空世界“ムジカムンド”を舞台に、人々から忘れ去られたムジカ(音楽や楽器)が“モンストロ(怪獣)”の姿で登場。モンストロを救出し、音楽の記憶を蘇らせようと活動する主人公たちの姿が描かれる。放送4年目となる今年度は、新たに俳優のオダギリさんの登場が決定。オダギリさんは、モンストロの救出に奔走する主人公・アリーナとその仲間たちの前に現れる謎の男を演じる。ほかにも、「ムーンライダーズ」の鈴木慶一やモデルの斎藤アリーナ、子役俳優の戸松恵哉、ASA-CHANG、徳澤青弦、ゴンドウトモヒコ、ROLLYらミュージシャンが顔を揃えている。毎回、様々な助っ人ミュージシャンも登場する本番組。俳優としてだけではなくミュージシャンとしても活動するオダギリさんがどのように番組を彩るのか、大いに期待したい。「ムジカ・ピッコリーノ」は4月8日(金)より、毎週金曜日17時35分よりEテレにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月25日