吸収させずに肌本来が持っている力を活かす新化粧品「ナイトブルーリッチーオーラ」株式会社アイフォーレが夜用美容ジェル「ナイトブルーリッチーオーラ」を新発売した。逆転の発想から生まれた化粧品として登場した「ナイトブルーリッチーオーラ」は、肌に吸収させずに肌本来が持っている力を活かす夜用美容ジェル。肌に留まる美容ジェル人の皮膚は本来、皮脂や汗の排泄器官。しかし、これまで化粧品は無理に肌に吸収させようとして皮膚のターンオーバーを狂わせ、皮膚のトラブルや老化を早めてきたという。「ナイトブルーリッチーオーラ」は、あえて肌に吸収させず、肌表面に留まり、肌を一晩中守りながら荒れた肌をケアするという。夜の洗顔後に「ナイトブルーリッチーオーラ」一つ塗るだけで良い。また、「ナイトブルーリッチーオーラ」の美しいサファイア・ブルーの色は、美容成分メディエンザイムの色。心和らぐ香りは無農薬ブルガリアンローズを使用。「ナイトブルーリッチーオーラ」50グラム入り・1~1,5ヵ月分の初回お試し価格は42%OFFの4,725円。詳細は下記の外部リンク「ビカンヌ化粧品」まで。元の記事を読む
2012年04月12日株式会社マガジンハウスは、1997年に休刊した雑誌「ダカーポ」をクロスメディアマガジンとして復活させることを発表した。その第1弾として紙版と電子版の「消費税増税はなぜダメなのか?」を刊行する。紙版は3月31日発売、電子版は4月6日に発売とのこと。ダカーポは、1981年創刊。「現代が3時間でわかる」のキャッチフレーズで20万部を発行していたが、インターネットの普及の影響で1997年12月に休刊した。しかし、このほどダカーポウェブマガジン、無料アプリによるモバイルマガジンの配信の体制が整い、メディア名も英文の「dacapo」と変更。ウェブ版とモバイル版(iOS、Androidともに対応)は、ほぼ毎日更新で無料配信するほか、有料電子雑誌の配信、紙版の雑誌発行も行う。クロスメディア展開の第一弾として発行されるのが、「dacapo special review 消費税増税はなぜダメなのか?」。解説者に経済評論家の三橋貴明氏、元財務官僚の経済学者、高橋洋一氏を起用し、消費税増税反対派の立場から意義を論じるもの。また、今国会のもうひとつの重大テーマであるTPPについて、京都大学大学院准教授・中野剛志氏の論評「TPPはなぜダメなのか?」を収録している。紙版は3月31日発売、電子版は大手電子書店で4月6日からの配信となる。紙版・電子版とも定価500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日ジュエリーブランド「NIWAKA」が、結婚を検討中の男女に向けたダイアモンドのスペシャルムービー“The Story of DIAMONDS”を、公式サイト上で公開中だ。ダイアモンドの価値を決める4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)や、基礎知識、輝きの秘密、鑑定機関など、ダイアモンドにまつわる専門的な内容を分かりやすく解説した内容となっている。地中に眠るダイアモンドの原石から物語は始まるダイアモンドの輝きの秘密も紹介婚約指輪選びのすべてを女性まかせにしている男性は多いだろう。女性は一生モノの婚約指輪を、自分の判断だけで選ぶのは不安なもの。店頭に訪れたものの、男性は行きなれない場所に緊張し、女性は目の前の美しいジュエリーに目を奪われてしまいがち。美しいグラフィックとナレーションで解説ダイアモンドの世界的な評価基準を分かりやすく説明一生の買い物の中でも特別な意味を持つ婚約指輪。今日から余裕を持ってダイアモンド選びができるよう、美しいグラフィックで分かりやすいダイアモンドスペシャルムービー“The Story of DIAMONDS”の事前チェックは必須だ。二人の大切な記念になる婚約指輪が、きっと見つかるはず。お問い合わせ: NIWAKA >> The Story of DIAMONDS はこちらからチェック
2012年03月08日1985年のスマッシュヒット・ホラー『フライトナイト』をモダンにリメイクした『フライトナイト/恐怖の夜』(1月7日(土)公開)。注目すべきこの3Dエンタテインメントの監督を務めたクレイグ・ギレスピーからコメントが届いた。『ラースと、その彼女』『Mr.ウッドコック/史上最悪の体育教師』などのリアリズムとコメディ色が一体となった作品で実績を築いたギレスピー監督。そんな彼がホラーに挑むのだから、ありきたりのジャンル映画に終わるはずがない。「マーティ・ノクソンが書いた脚本は、ホラーとユーモアを見事にミックスしていた。そこがとても気に入ったんだ。僕は作品の中に観客が参加できるような、そういう雰囲気を作り出すのが好きだ。可笑しいと思うか、悲惨ととるか、恐いと捉えるのか、その部分は観客に判断してほしいね」と監督は語るが、それも納得がいくほど多面的なエンタテインメント作品となっている。少年の成長ドラマという点も本作の切り口のひとつ。主人公の少年は隣家に引っ越してきた、コリン・ファレル扮するヴァンパイアと戦わなければならない。野生味あふれるファレルが演じたことで、ヴァンパイアは独特のユニークなキャラクターとなった。「コリンが演じたのは、少年が挑戦しなければならない“アルファマン(=最優位のオス)”だ。それは古典的な対立で、2人の男が対峙するという極めて原始的なシチュエーションでもある。コリンはヴァンパイアという意味で、また大人の男という点で、明確に優勢にある者を体現しているんだ」。監督がこう語るように、少年が大人になるための通過儀礼としての対決がそこにある、というわけだ。また、本作におけるギレスピーのチャレンジは、やはり3Dカメラによる撮影だろう。この最新テクノロジーを使って撮影するのは、彼にとって初めてのこと。「僕らは3Dには向いていないとされる、浅めの被写界深度を好んで使った。そうすることで観客がタイトな空間に置かれていると感じられるからね。もう一点、今回の撮影で特徴的な点は、長いショットを計算して作り出したこと。3Dカメラはサイズが大きいから、思いきり振り回して使うことができないので、それを逆に活かした。最新技術を使って古典的な手法を駆使するなんておかしな話だけれど、このような優美な映像を作り出すのは楽しい作業だったよ」『フライトナイト/恐怖の夜』には何より、単なるホラーとは異なる冒険活劇のようなワクワク感がある。「この映画のヴァンパイアはカリスマ性があり、クレイジーなプレデターだ。こんな吸血鬼、見たことないだろ!?」とは監督の弁。未知のモンスターの姿を、ぜひ映画館で目撃して欲しい。文:相馬学『フライトナイト/恐怖の夜』2012年1月7日(土)3D・2D同時公開(C)Dream WorksIIDistribution Co.,LLC. All Rights Reserved.
2012年01月05日カルト的な人気を誇る1985年公開映画『フライトナイト』を3D映像でリメイクした『フライトナイト/恐怖の夜』の日本公開を前に、本作を盛り上げるべく応援隊長に就任したオードリーの春日俊彰と若林正恭が出演するCM動画が公開された。CM動画はこちら『フライトナイト/恐怖の夜』は、アメリカに住むごく普通の高校生チャーリーが、愛する人を守るため、ヴァンパイアと壮絶なバトルを展開する3Dアクション・ホラー。若手スター、アントン・イェルチンがチャーリーを演じるほか、映画ファンにはおなじみの人気俳優コリン・ファレルが、美女の生き血を吸い尽くす恐怖の吸血鬼役で怪演を披露している。“恐怖の夜”というサブタイトルに合わせて(?)午前0時過ぎから始まったという撮影では、春日が白塗りメイクでヴァンパイアに変身し、若林の首にガブリ!また、おなじみの「トゥース!」をヴァンパイアバージョンにアレンジした「血ぃ~吸ぅ~!」をCM動画の中で披露している。一方、春日ヴァンパイアに襲われた若林は「新年最初の肝試しー!!」と絶叫しているが、その言葉どおり友達やカップル、家族で盛り上がれる本作を、新年の映画館で堪能してみてはいかがだろうか。新キャスト&スタッフで伝説的ホラー・コメディをリメイクした3D映画『フライトナイト/恐怖の夜』は、2012年1月7日(土)より全国ロードショー。『フライトナイト/恐怖の夜』2012年1月7日(土)3D・2D同時公開(C)Dream WorksIIDistribution Co.,LLC. All Rights Reserved.
2011年12月19日1985年に制作された伝説的ホラー映画を3D映像で甦らせた、ホラー・バトル・ムービー『フライトナイト/恐怖の夜』が来年1月7日(土)より劇場公開となる。これに先駆けて、本作の“笑”撃的な本編映像の一部がいち早く到着した。オリジナル作は、ホラー&SF界の最高の名誉とされるサターン・アワードで最優秀ホラー賞ほか2部門を獲得し、カルト的なファンの間では伝説の映画として語り継がれてきた名作。オタク仲間とおさらばし、学校一の美女・エイミーをゲットし幸せな高校生活を送る主人公・チャーリー役を映画『スター・トレック』で一躍脚光を集めたアントン・イェルチンが、そんな彼の隣りにある日越してくるセクシーで危険なヴァンパイア、ジェリー役を男の色気ムンムンのコリン・ファレルが演じており、ジェリーの標的とされたガールフレンドを守りたい隠れ“草食系男子”のチャーリーと“ザ・肉食系男子”のジェリーの対照的なタイプの2人の対決が見どころとなる。今回届いた本編映像はそんな2人の戦いの火蓋が落とされる、最も危険なシーンの一つ。「招待されなければ、その家の敷居をまたぐことができない」というのがヴァンパイア界の掟であるが、衝動に駆られたジェリーは「家ごと破壊してしまえば、敷居をまたげる」という発想に至り、何と庭を掘り返すやチャーリー宅の空気管を一手で破壊、瞬く間に爆破してしまう。パニックに陥るチャーリーとエイミー、母親のジェーンの3人は命からがら脱出するもジェリーの執拗な攻撃はとどまらず…。恐怖と共に、斬新すぎる小ネタがクスリとした笑いを誘うホラー・シーンの数々が魅力の本作だが、まずはこちらの映像でたっぷりと体感してみては?『フライトナイト/恐怖の夜』は2012年1月7日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:フライトナイト/恐怖の夜 2012年1月7日より全国にて公開© Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2011年12月07日「suisai プレミオリティ ナイトビューティヴェール サンプルプレゼントキャンペーン」カネボウから藤原紀香さんのCMでお馴染みのナイト美容液パック、「suisai プレミオリティ ナイトビューティヴェール 」のサンプルを抽選で10000名にプレゼント。ナイトビューティヴェールは、濃厚エイジケアで素肌のハリを保ち、1回の使用でうるおいを補給し、ぷるぷる弾力肌に導くナイト美容液パック(無香料、無着色)です。こんな人にお勧めです●肌が急に乾燥してきた。●明日は大切な日だから、一晩で肌を何とかしたい。●普段の化粧品が物足りなく感じる。今回のキャンペーンの機会に一度試してみてはいかがですか?応募期間第1回:2011年9月28日(水)~10月23日(日)第2回:2011年10月24日(月)正午~11月23日(水)第3回:2011年11月24日(木)正午~12月25日(日)商品発送予定第1回:11月上旬第2回:12月上旬第3回:1月上旬★プレゼントの応募は、お一人様1回限りです。★当選者は抽選の上決定し、プレゼントの発送をもっての発表です。★お申し込みは、カネボウ・ナイトビューティヴェールプレゼントキャンペーン・サイトまで元の記事を読む
2011年11月10日CS映画専門チャンネル「ムービープラス」とシネマコンプレックスチェーンのユナイテッド・シネマ株式会社、シネマカフェの3社協同で2009年のベスト・ムービーを決める「ベスト・オブ・ベスト アワード 2009」。昨年国内で公開された映画を対象に、一般の映画ファンによる投票により、ベスト作品やベスト監督などを選定する同賞がこのほど決定した!つい先刻、全米では第67回ゴールデン・グローブ賞が発表され、オスカーへと続く賞レースが過熱の一途をたどっているが、では日本国内の映画ファンが支持する作品、俳優は?開催第3回目を迎える今年は、約6,300通もの投票を基に、ベスト・ムービー、ベスト・ディレクター、ベスト・アクター、そしてベスト・アクトレスの4部門を決定。ずばり、2009年で最も輝いた男優に選ばれたのは…ジョニー・デップ。昨年は、『パブリック・エネミーズ』で伝説のギャングを演じ、久しぶりに正統派クールな魅力を見せつけたジョニーだが、間もなく公開される『Dr.パルナサスの鏡』や盟友ティム・バートンと手を組んだ『アリス・イン・ワンダーランド』など、2010年も昨年に増して注目をさらいそうな予感。全米でも「お気に入りの映画俳優」に選ばれるなど、やはりその人気は国を問わず圧倒的!続いて、“ベスト・アクトレス”に選ばれたのは、昨年は惜しくも1位を逃した、アンジェリーナ・ジョリー。2位のキャメロン・ディアスを大きく引き離し、堂々の1位に!女優業のみならず、ボランティア活動にも積極的な姿勢を見せるアンジー。昨年は、クリント・イーストウッド監督の下、母親役に挑戦した『チェンジリング』が高い評価を呼んだのも記憶に新しい。昨年の俳優部門では、男女ともに日本勢が圧倒的な支持を集めていたが、今年は王道とも言うべきハリウッド・スターが返り咲きといったところか?そのアンジーの魅力を最大限に引き出した『チェンジリング』に、『グラン・トリノ』と2本の名作を送り出した、名優にして名監督クリント・イーストウッドが“ベスト・ディレクター”の座を獲得。2位のジェームズ・キャメロン(『アバター』)との大差も顕著だが、実は“ベスト・アクター”部門でもジョニーと僅か一票差で2位にランクインしたのも特筆すべきところ。そのイーストウッド監督作『グラン・トリノ』を抑え、2009年の“ベスト・ムービー”の栄冠を授けられたのは、昨年6月に急逝した大スター、マイケル・ジャクソンの最後の雄姿を収めたドキュメンタリー『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』!当初は4週間限定で上映されるや大反響を呼び、多くのファンの熱望によりアンコール上映され、興収50億円を突破するというヒットを記録した本作。改めて、マイケルの偉大さを証明した一本となった。ちなみに本作は1月24日(日)まで公開中。選ばれた作品の関係者へは、トロフィーが贈呈される予定。また、このほかのランキングについては「ベスト・オブ・ベスト アワード 2009」特集ページをチェック!「ベスト・オブ・ベスト アワード 2009」特集■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開グラン・トリノ 2009年4月25日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedチェンジリング 2009年2月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.パブリック・エネミーズ 2009年12月12日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ゴールデン・グローブ賞発表!『アバター』が2冠今年は洋画復権?『アバター』に続け!大物監督話題作が続々公開2010年前半戦ピープルズ・チョイス賞がジョニー・デップに、ゼロ年代のお気に入り俳優のお墨付き『タイタニック』越え見えた?『アバター』旋風止まずオスカー候補も奮闘の全米戦線ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位
2010年01月18日いま、世界で最も注目を集める映画監督のひとり、トラン・アン・ユンの最新作『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』がついに公開を迎えた。この俊英ベトナム系フランス人監督は、物語の中心に“痛み”と“狂気”をまとった3人の男たちを据えたが、木村拓哉、イ・ビョンホンという日韓のスターと共に、アメリカから監督の招集に応じたのはジョシュ・ハートネット。ハリウッドの大作に背を向け、己の道を突き進む姿は自らが演じた探偵・クラインそのもの。何が彼を突き動かすのか?その柔和な笑顔の奥に迫った。「監督は独特の“声”を持っている」今回の出演の決め手を「何よりトラン・アン・ユン監督の存在」と語るジョシュ。以前から監督の作品を観て、その表現力に心酔していたという。「独特のユーモア、“声”を持っている監督だと感じて、前から一緒に仕事がしてみたいと思ってたんだ。でも、最初の段階では、クラインは45歳という設定。当時27歳の僕には無理だと思っていたよ。初めて監督と会って5分くらい話をしたとき、彼はただ、ニヤニヤしてるだけでほとんど喋らなかった。そのミーティングが終わって車に戻るまでにエージェントから『君に決まったらしい』って電話があったんだ」。何ともこの2人らしいやり取りとも言えるが…。では実際に監督の演出はどうだったかというと?「彼は現場でもすごく優しくて、知的な人間だよ。いつもいろんなことを考えていて、僕の演技を見終わるとこう言うんだ。『うん、少し違うことをやってみようか。もうちょっと面白いことをやってみない?』ってね。演出というよりは、僕にもっと実験することを求めているような感じかな。物腰はすごくソフトで静かなんだけど、鉄の意思を持ってる。アーティストとして確固たる自信を持っていて、何が正しいかということをよく分かっているんだ」。今回演じたクラインは、かつての殺人の記憶に苦悩する元刑事の探偵。木村さん扮する青年・シタオを始め、捜している人物に“同化”するという独特のアプローチ方法をとるが、ジョシュ自身はこの男にどうやってなりきったのだろうか?「監督が現場で物語をどんどん変えていくというタイプだったので、僕としてはまず、どんな変更があっても自分のキャラクターから離れないように心がけたよ。昨年、自分でプロデュースした作品では、徹底的なリサーチを基にキャラクターを自分で作り上げていったけど、今回に関しては“狂気”を秘めた男なんて周りにいないからリサーチのしようもなかった。想像力を武器に作っていったよ」。この世の地獄に舞い降りた堕天使と悪魔と救世主クライン、シタオ、そしてビョンホンが扮したス・ドンポと非常に複雑な内面を抱えた3人を、ジョシュはどのように捉えたのか?その考察は興味深い。「クラインに関して、“狂気”と表現したけど、もちろんそれだけじゃなく、彼は捜している人物にあまりにも共感し、同化してしまうところがある。それは欠点であり、自らを痛めつける原因になってしまうけど、そうせずにはいられないんだ。作品自体、非常に宗教的で、監督が描いているのはこの地球上に存在する地獄だと思う。クラインは、そこで苦悩し、迷う“堕天使”とも言うべき存在なんだ。ドンポはまさにこの世の“悪”を体現している人物だ。でも冷血な彼にも一つだけ弱点があって、それはある女性を愛し過ぎているということ。彼の執着心は、まさに人間が持つ欲望を象徴している。そして、シタオは現世におけるイエス・キリスト、救世主と言える。とはいえ、簡単にカテゴライズできないのがこの映画、キャラクターたちの特徴。観る人に全ての解釈を委ねているんだ」。この説明を聞いただけでも、本作がハリウッドのブロックバスター(莫大な予算で作られた作品)とは一線を画した作品だとお分かりいただけるだろう。ハリウッドでの“成功”に背を向け、こうしたアート志向の作品への出演を続けることについて、彼はこう語る。「確かに、ハリウッドで仕事をしていれば、いろんな監督と仕事をするチャンスがある。もちろん役柄もね…例えばヒーローの役だったり。でも、僕自身は一人のアーティストとして、もう少し実験的なことに挑戦していくのが好きなんだ。エージェントから何か言われないかって?実際、解雇したヤツも数人いるよ(笑)。まあ、僕の存在が忘れられないように、もう少しバランスを取る必要があるとは自分でも思っているんだけどね。でも、こういうことをやってるときの方が楽しいんだ。中でも今回の作品は、もう二度と経験できないだろうっていうぐらい、ユニークなものになったし満足してるよ」。最後にお気に入りのシーンを尋ねると、とびっきりの笑顔を浮かべながら「ドンポが部下をハンマーで殴り殺すところ!」との答えが…。ハリウッドという大きなエネルギーの中心にいながら、常に新たな“実験”に挑み続ける、そんな男の素顔が垣間見えた。■関連作品:アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 2009年6月6日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© Lam Duc Hien, Photographerノルウェイの森 2010年秋、全国東宝系にて公開■関連記事:“ホスト”キムタクのもてなしでビョンホン、ジョシュ揃い踏み3,660人が悲鳴!キムタク最新作、日本でワールド・プレミア開催決定前売特典にポスターも!キムタク×イ・ビョンホン競演作6月公開監督が明かす「かつてない拓哉」の姿とは?原作ファンの賛否やいかに?村上春樹の「ノルウェイの森」が遂に映画化!
2009年06月07日