6月9日(金)に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催される「オリンピックコンサート2017」。同公演のゲストオリンピアンとして、シンクロナイズドスイミングで1988年ソウルオリンピックに出場し2つの銅メダルを獲得した小谷実可子と、フィギュアスケートで2010年バンクーバーオリンピックで8位入賞した小塚崇彦の出演が決定した。【チケット情報はこちら】オリンピックコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)が主催し、1997年からスタート。オリンピック・ムーブメントの推進を目的に、オリンピック映像とフルオーケストラが競演する唯一無二のコンサートとして、毎年人気を博している。今回出演が発表となった小谷実可子と小塚崇彦は、どちらも現役時代にスポーツと芸術の融合を表現しながら、多くのファンを楽しませたふたり。競技者、表現者として、オリンピックの舞台に立ち、現在はオリンピックの理念や素晴らしさを伝える活動にも取り組むふたりが、コンサートにゲストオリンピアンとして登場し、それぞれ競技の魅力や、情熱をもって挑戦し続けた日々、今だからこそ伝えたい思いを語るという。また、ミュージカルをはじめ各方面で活躍する新妻聖子と中川晃教もゲストアーティストとして出演。オーケストラとコラボレーションし、アスリートたちに歌のエールを送る。コンサートのナビゲーターをつとめるのは、競泳選手としてソウル、バルセロナと2度のオリンピックに出場し、現在は俳優として活躍する藤本隆宏。このほか公演当日にはオリンピックを目指す現役のトップアスリートも参加予定。参加アスリートは決定次第発表される。チケットの一般発売は4月22日(土)午前10時より。■オリンピックコンサート2017日時:6月9日(金)開場18:00 / 開演19:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都)
2017年04月20日6月9日(金)東京・東京国際フォーラム ホールAで開催される「オリンピックコンサート2017」のゲストアーティストが発表された。 オリンピックコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)が主催し、1997年からスタート。オリンピックの競技映像と壮大なシンフォニーオーケストラが共演し、毎年人気を博している。【チケット情報はこちら】今回、ゲストアーティストとして発表となったのは日本のミュージカル界を代表する歌姫として、圧倒的な存在感を放ち、最近はテレビをはじめとするメディアでも活躍する新妻聖子。そして、演劇界の権威、読売演劇大賞最優秀男優賞を今春受賞し、舞台のみならず、テレビドラマなどにもフィールドを広げ、シンガーソングライターとしてもマルチに活躍する中川晃教。さらにオリンピックコンサート初参加となるNHK東京児童合唱団が、オリンピックの公式讃歌・オリンピック讃歌を披露することも決定。ゲストアスリートの詳細は後日発表される。チケットの一般発売に先がけて、現在チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は4月10日(月)午前11時まで。■オリンピックコンサート2017日時:6月9日(金)開場18:00 / 開演19:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都)
2017年03月24日2019年のNHK大河ドラマが、宮藤官九郎の脚本で「オリンピック」を題材にした作品になることが16日、明らかになった。同日行われた、NHK放送総局長の定例会見で発表された。今作は、2020年に東京オリンピックが開催されるのを控え、宮藤のオリジナル脚本で制作。まだ「スポーツ」という言葉もなかった1912年のストックホルム大会で2人の選手が出場したことから始まった日本のオリンピックを、戦中・戦後をへて、1964年の東京大会が開催されるまでの52年間を描いていく。大河ドラマで近現代史を描くのは、33年ぶり。宮藤は「歴史を動かした人物にも、戦国時代にも幕末にもあまり思い入れがないから、自分に大河ドラマは無理だろうと思っていました」と考えていたそうだが、これまで、現代劇や架空の人物を描いた大河ドラマもあったと知って、「だんだんその気になり、考えたのが『東京』と『オリンピック』の物語です」と、今回快諾した経緯を明かす。また、「戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇。歴史に"動かされた"人と町の変遷を、1年かけてじっくり描く予定です」と構想を語り、「『まあ、こんな大河も、たまにはいいよね』と、大目にみていただけたら幸いです。がんばります」と意気込みを示している。タイトル・出演者などは、決定次第発表予定。宮藤が脚本を書いた2013年の朝ドラ『あまちゃん』でチームを組んだ、チーフ・プロデューサー・訓覇圭、演出・井上剛が、今作も担当する。大河ドラマは現在、堺雅人主演・三谷幸喜脚本の『真田丸』が放送中。次の2017年は柴咲コウ主演・森下佳子脚本の『おんな城主 直虎』、2018年は鈴木亮平主演・中園ミホ脚本の『西郷どん』が決まっいる。
2016年11月17日NHKは11月16日(水)、2019年放送の大河ドラマが、オリンピックの歴史を題材とした宮藤官九郎によるオリジナル脚本作品となることを発表した。今作で33三年ぶりに近現代史を描くこととなる2019年大河。来る2020年・東京オリンピックを目前に、1912年の初参加から、1964年の「オリンピック」開催までの激動の52年間を、歴史に翻弄されたスポーツマンたちの姿を通じ「東京&オリンピック」の物語を描く。脚本は、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)で話題を集め、映画『GO』(2001年)では第25回日本アカデミー賞最優秀脚本賞ほか多数の脚本賞を受賞、その後も数々のドラマ・映画をヒットに導いてきた宮藤さん。NHKで脚本を務めるのは連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)以来2度目で、大河ドラマでの執筆は初のこと。宮藤さんは今回の抜擢について、「歴史を動かした人物にも、戦国時代にも幕末にもあまり思い入れがないから、自分に大河ドラマは無理だろうと思っていました。しかし、かつては現代劇や架空の人物を描いた大河もあったそうです。『だから大丈夫です、できる題材を探しましょう』という優しい言葉を頂き、だんだんその気になり、考えたのが『東京』と『オリンピック』の物語です」と明かした。「日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇。歴史に“動かされた”人と町の変遷を一年かけてじっくり描く予定です。まあ、こんな大河も、たまにはいいよね、と大目にみて頂けたら幸いです。がんばります」と、宮藤さんらしい意気込みのコメントを寄せている。2019年度大河ドラマは2019年1月よりNHK総合で放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日10月10日は「体育の日」。1964年の東京オリンピックにちなんだ祝日です。古代オリンピックが始まったのはなんと9世紀!そして4年後には再度、東京での大会が予定されていますね。そんな歴史あるスポーツの祭典の競技の中で、あなたの好きなものはどれでしょうか?2020年の東京五輪の頃、彼と私は…なんて想像しつつチョイスしてみて!北欧神話の古代文字を使ったルーンを使い、選んだオリンピック競技から「恋愛長寿度」を見ていきましょう。ルーンからのメッセージは?下の4つの写真の中から、ピンときたものを1つ選んでください。北欧神話の神々が、あなたの「恋愛長寿度」を伝えます。[1]ダイナミックなオリンピックの華「水泳」[2]息を飲むミラクルプレイの「卓球」[3]静けさの中に潜む闘志!「アーチェリー」[4]2020年からの新競技「スポーツクライミング」あなたの「恋愛長寿度」をはかるルーン[1]「水泳」を選んだ人へのルーンはgebo(ゲボ)…恋愛長寿度90%個人メドレーやリレーなどスタイルは様々ですが、水泳は第1回のアテネ大会から続いている歴史ある競技。そんな水泳が好きなあなたは、恋も細く長く続けるタイプ。まさに恋愛長寿度の高い方と言えます。でも長い恋は、時には飽きにもつながりるもの。その年の競技水着やシンクロの演目が変わるように、ハッとするような刺激を与えることも必要です。ファッションなどのイメチェンはもちろんのこと、LINEを送る時間を変えてみる…など、ちょっとした変化をつけてみると、さらに恋が長続きするでしょう。[2]「卓球」を選んだ人へのルーンはuruz(ウルツ)…恋愛長寿度80%激しいラリーの後の勝利など、かつての地味めなスポーツのイメージはなく、今やオリンピックの華とも言える卓球。恋愛への意気込みの高さは、まさに最後まで諦めずにボールに食らいつく卓球選手のよう!恋への情熱は誰にも負けないあなたですが、ずっと同じペースだと相手のほうが息切れしそう。恋愛長寿のためには、たまに一人の時間を作るなど、メリハリのついた恋愛生活を送ることが大切です。対戦相手への粘り強いアプローチのように、時には恋の駆け引きを楽しむ心のゆとりが長続きの秘訣。[3]「アーチェリー」を選んだ人へのルーンはteiwaz(ティヴァーツ)…恋愛長寿度60%70メートルも先の的を、高い集中力で射るアーチェリー。一瞬で決まる勝利を手にするためには、日々の地道なトレーニングが欠かせません。あなたの恋はまさに長期戦の末に、カレのハートを射止めるアーチェリーのよう。恋愛成就のためには彼の好みに合わせたり、自分磨きをしたり…と、どんな努力もいとわないのですが、恋が実った途端に冷めてしまいがち。恋愛長寿のためには、お互いを尊敬し、気遣い続ける気持ちが必要です。あなたにしかわからない、カレのステキなところをたくさん見つけることが、長続きの秘訣となるでしょう。[4]「スポーツクライミング」を選んだ人へのルーンはMannaz(マナーツ)…恋愛長寿度70%2020年の東京オリンピックから正式種目となる「スポーツクライミング」。新しもの好きのあなたは、まさに壁をよじ登り、難攻不落の人気男子を狙うクライマー。どんなに難しくても、好きな人のためなら努力を惜しまないあなたの姿は、カレの心をしっかり捉えることでしょう。ただ、ストイックでピュアなあまり、せっかく両思いになってもカレにどこか遠慮してしまいがち。恋愛長寿のためには、クライミングにチャレンジするように、カレに対してもっと積極的に接してOK。案外カレもそれを望んでいますよ。終わりにいかがでしたか?せっかくのご縁なのですから、恋はできるだけ長く続けたいもの。一流アスリートたちが、日頃の地道なトレーニングの末にメダルを獲得するように、焦らずじっくり気持ちを寄り添わせていくことが必要なのかもしれませんね。カレと二人だけの甘い思い出を作ったり、付き合ってみて初めて知る本当の姿にほれ直したり…そんなお互いを慈しむ深い感動の連続が、恋愛長寿につながっていくのではないでしょうか。二人の愛が長く…いえ、永遠に続きますように!ライタープロフィール湖香ほのかコーチングと占いで輝く明日を応援する「ゆめみらいコンシェルジュ」。GCS認定コーチ&講師。電話占い「ロバミミ」、チャット占い「Chapli」、占いアプリ「yell」、LINE占い「悩み相談所」にて鑑定中。
2016年10月10日10月7日(金)に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催される「オリンピックコンサート2016」に出席する参加予定メダリストが発表された。【チケット情報はこちら】オリンピックコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)が主催し、1997年からスタート。今年は“応援をありがとう!感動をありがとう!”をテーマに、過去最多の41個のメダルを獲得するなど日本代表選手が大活躍したリオデジャネイロオリンピックにフォーカスし、オリンピックの競技映像と壮大なシンフォニーオーケストラの共演によってふり返る。今回、参加予定メダリストとして発表となったのは以下の選手。当日はステージにて、オリンピックへの想いと、日本からの応援への感謝の気持ちを伝える。【水泳/競泳】萩野公介(男子400m個人メドレー金/男子200m個人メドレー銀/男子4×200mリレー銅)、坂井聖人(男子200mバタフライ銀)、松田丈志(男子4×200mリレー銅)、小堀勇氣(男子4×200mリレー銅)【レスリング】樋口黎(男子フリースタイル57kg級銀)、太田忍(男子グレコローマン59kg級銀)、登坂絵莉(女子フリースタイル48kg級金)、伊調馨(女子フリースタイル58kg級金)、川井梨紗子(女子フリースタイル63kg級金)、土性沙羅(女子フリースタイル69kg級金)【ウエイトリフティング】三宅宏実(女子48kg級銅)【卓球】吉村真晴(男子団体銀)、福原愛(女子団体銅)【柔道】原沢久喜(男子100kg超級銀)、羽賀龍之介(男子100kg級銅)、ベイカー茉秋(男子90kg級金)、永瀬貴規(男子81kg級銅)、大野将平(男子73kg級金)、海老沼匡(男子66kg級銅)、髙藤直寿(男子60kg級銅)、山部佳苗(女子78kg級銅)、田知本遥(女子70kg級金)、松本薫(女子57kg級銅)、中村美里(女子52kg級銅)、近藤亜美(女子48kg級銅)【バドミントン】奥原希望(女子シングルス銅)、髙橋礼華(女子ダブルス金)、松友美佐紀(女子ダブルス金)【カヌー/スラローム】羽根田卓也(男子カナディアンシングル銅)※リオデジャネイロオリンピック日本代表選手団名簿順※参加者は変更になる場合ありまた、コンサートにゲストアーティストとして参加する蘭寿とむとMon STARS(橋本さとし、石井一孝、岸祐二)が披露するミュージカルナンバーも同日発表。シンフォニーオーケストラとコラボし、「彼を帰して」(ミュージカル『レ・ミゼラブル』から)、「1人はみんなのために、みんなは1人のために」(ミュージカル『三銃士』から)、「シスター・アクト」(ミュージカル『天使にラブソングを~シスター・アクト』から)、「ワン・デイ・モア」(ミュージカル『レ・ミゼラブル』から)を歌唱する。チケットは発売中。
2016年09月16日カナダモントリオールにて開催された「第40回モントリオール世界映画祭」。9月5日(現地時間)にて受賞式が行われ、ワールド・コンペティション部門に出品されていた、青柳翔(劇団EXILE)主演映画『たたら侍』が「最優秀芸術賞」を受賞したことがこのほど分かった。本作はEXILE HIROが映画初プロデュースを手掛けた作品で、原作なしのオリジナルストーリー。戦国時代の島根・奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた主人公が、葛藤や挫折を通して真の「武士」へと成長していく姿を描いた本格時代劇映画だ。キャストには主演の青柳さんを始め、 小林直己(EXILE/三代目J Soul Brothers)、AKIRA(EXILE)のほか、津川雅彦、奈良岡朋子、笹野高史、甲本雅裕、宮崎美子ら俳優陣も出演している。先月29日、現地で行われたワールド・プレミアには、青柳さんと小林さん、錦織良成監督が参加。上映前には観客が約100mの列をなし、場内は約800席が満席になり立ち見が出るほどの注目を集め、反響と期待値の大きさから異例のレッドカーペットセレモニーが行われたほど。今回の授賞にあたって主演の青柳さんは「大変嬉しく思っております。改めてモントリオール映画祭関係者の皆様に感謝しております。そしてHIROさん、錦織監督、スタッフの皆様、応援してくださった皆様のおかげでこのような賞を頂くことが出来本当に感謝しております」と喜び、「日本だけではなく、たくさんの人に観て頂きたいと思っております」とコメント。またAKIRAさんも「今回の『たたら侍』でモントリオール映画祭、最優秀芸術賞ということで日本の国、文化、伝統技術のすばらしさを、映画『たたら侍』と、そして刀を通して武士道精神を世界中の方々にお伝えすることができ、そしてそれが評価されたということで本当に嬉しく思っております」と語り、自分たち自身もジャパンプライドという精神を持って、新たなLove,Dream,Happinessの形とメッセージを映画を通してお届けしたいと思っていましたので、この評価をすごく嬉しく思っていると同時に誇りを持って、さらなる活動に活かしていきたいなと思っております」と今後について語っている。そしてHIROさんは「監督はじめスタッフの皆様に色々勉強させていただき、このような映画に携われたことを幸せに思います。映画『たたら侍』を世界中の方にご覧いただけるよう、これを機に、さらに飛躍できるよう頑張っていきたいと思います」とコメント。監督も「今回の受賞は、何よりのご褒美です。こんなに嬉しいことはありません。先頭に立ち映画をけん引してくれたヒロさんに心から感謝しています。そして、キャスト、スタッフの皆さん、支えて頂いた全ての皆様に御礼を言いたいです」と喜びを語った。また、映画祭関係者のセルジュ・ロジーク(映画祭創設者/プレジデント)は「今年のモントリオール映画祭のコンペは非常にレベルが高かった。(『たたら侍』は)世界に通用する作品なので、オスカーに出すべきだ」と話し、ピエール・アンリ・ドロー(映画祭審査員長)は「『たたら侍』の中で興味深いのは、欧米人が知らない侍に対する新しいビジョンだということだ。この映画のアプローチは素晴らしい。戦いのシーンも奇麗だ。それは黒沢映画を現代化したような感じだ。それから溝口健二の映画などにも比較できる。ヨーロッパの観客にも喜ばれるはずだ。黒沢や溝口の映画は侍を伝説化するものだった。『たたら侍』では真の侍を紹介するといったアプローチがある。とても違う。こういった点が、この映画を現代的で興味深くしている」と2人とも世界でも十分に通用する作品だと絶賛のコメントを寄せている。『たたら侍』は2017年初夏、新宿バルト9、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年09月07日「第40回モントリオール世界映画祭」“ワールド・コンペティション部門”に出品されている、主演・中井貴一で贈る『グッドモーニングショー』。この度、本作が 現地時間9月4日、公式上映が行われ、中井さん、長澤まさみ、志田未来、そして君塚良一監督が登壇した。「踊る大捜査線」シリーズなど、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚監督が、朝の情報番組である「ワイドショー」を題材に描く本作。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報から人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにするワイドショー。そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾役の中井さんを始め、長澤さん、志田さん、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介と豪華俳優陣が勢揃いしている。この日、映画祭のメイン会場であるシネマ・インペリアルにて、ワールド・コンペティション部門23作品の最後を飾る作品として上映される本作。上映に先駆けて、『誰も守ってくれない』『遺体 ~明日への十日間~』とモントリオール映画祭の常連とも言える君塚監督と共に、初めてモントリオールを訪れたキャスト3人は、カナダの民放最大手・CTV(カナダテレビ)や、旧市街最大の観光スポットであるノートルダム大聖堂など市内を観光した。そして、いよいよ公式上映。上映開始前には会場の外に200人を越える観客が列を作り、そこへモントリオール名物である“馬車”に乗って、中井さん、長澤さん、志田さん、君塚監督が登場。40回を数えるモントリオール世界映画祭史上初となる馬車での登場に、会場前の観客のボルテージは最高潮に!公式上映には、映画ファンを中心に700人を越える幅広い年代の老若男女が客席を埋めていた。上映前の舞台挨拶で中井さんは「みなさん、こんばんは、中井貴一です。モントリオール映画祭に参加するのは初めてです。いま、この会場で、みなさんとご一緒出来ることをとても嬉しく思います。私たちの映画『グッドモーニングショー』は100%日本製のコメディです。リラックスしてたっぷり楽しんで頂ければと願っています」と流暢なフランス語で挨拶。続けて長澤さんも「こんにちは、初めまして長澤まさみです。今回私が演じた役はとんでもない勘違い女です。楽しんで観て下さい」。志田さんは緊張しながらも「こんばんは。志田未来です。カナダの女子アナウンサーとは違った“日本の朝”を楽しんで下さい」とそれぞれフランス語で挨拶し、温かい拍手が送られていた。上映中は、中井さん演じる澄田に起こる災難に、声を上げての笑いが連続して場内に響きわたったり、追い込まれる澄田の姿に「Oh、My GOD!!」と感情移入してしまったり、とすっかり映画に入り込んでいる様子だった。上映後観客からは「すごく良かった。コメディとシリアスの面が入り混じっていて、日本の社会的な部分も感じることが出来た。俳優陣も素晴らしく面白かった」「コメディ映画と思って来場したが、シリアスな場面も盛り込まれていて何層もある様な深みのある映画だった」「とても心に残る映画でした」「私の人生にスパイスを与えてくれる映画」などと絶賛の声が寄せられていた。映画祭を終えて中井さんは「緊張していたのですが、思った以上に現地の方が笑って下さったので日本の方よりも素直に笑ってくれたイメージがあります」と手応えを感じていたよう。また、上映前の舞台挨拶で流暢なフランス語を披露していた中井さん。第二外国語はフランス語を専攻していたそうで、「フランス語は棒読みだと伝わらないので、伝わっているか不安でした。ほかの国の言葉を使うのも楽しいですね。とても良い経験をしました」と話し、「映画祭っていいですね。出演者として日々、現場で苦労していますが、映画祭に来るとその苦労が報われた気がします。そういう意味ではとても幸せな時間だなぁと思います」と映画祭を満喫していたようだ。また、長澤さんは「舞台挨拶については、直前まで全く緊張してなかったんですが、中井さんが完璧に挨拶されていたので、すごく緊張してしまいました。面白いことを言おうと狙っていたのですが、案外ウケなくて。通じなかった事にしておこうと思います(笑)」と明かし、志田さんは「観客の皆さんがみんな笑ってくれて、すごく楽しんで観られました。何度も一緒に笑ってしまいました」と観客と鑑賞した感想を語る。さらに、君塚監督は「観客の皆さんがよく笑って頂き、よく理解して頂いていたので、狙ったところで笑って下さった。非常に嬉しかった。海外の方々は作品を率直にとらえて下さっていると感じました」と喜び、「この3人は撮影現場では台詞を全然間違えないんですけど、今回はえらい緊張していて、ギリギリまで楽屋で練習をしていましたね(笑)」と明かしていた。『グッドモーニングショー』は10月8日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月06日直木賞作家・黒川博行による小説「後妻業」を原作に映画化した『後妻業の女』。この度、現在開催中の「第40回モントリオール世界映画祭」の“World Greats”部門にて上映され、主演の大竹しのぶと鶴橋康夫監督が登壇した。今回、大竹さんと鶴橋監督は8月30日(現地時間)の公式上映に合わせて現地入りし、上映に先駆けてモントリオール市内各所を巡った。旧市街のメインストリートであり、モントリオールで最も古い路地の1つであるサン・ポール通りや、旧市街最大の見どころであるノートルダム大聖堂を訪れた大竹さんは、「モントリオールは初めて来ましたが、ヨーロッパ的で綺麗な街ですね。食べ物もおいしいし、人も親切だし、もっとゆっくり滞在したい…」と満喫していた様子。また映画祭を前にして大竹さんは、「どんな方々が観にいらっしゃるのかとても楽しみです。笑いの中に怖さがあるこの作品の魅力が海外の方にも伝わることを願っています」と期待も語っていた。会場となったのは、1913年に建てられた歴史ある映画館「シネマ・インペリアル」。2001年に歴史的建造物の指定を受けた本劇場にて行われた上映には、600人もの観客が来場。年配層を中心に、強くて悪い女性にスポットをあてた人間喜劇であるこの映画のテーマに興味を持った10代・20代の女性客も多く見られら。また、会場前には200人を超える列ができ、近年稀にみる長蛇の列であったとスタッフが話すほどだった。そして、上映前の舞台に登壇した鶴橋監督は「フランス語でしゃべれないのが残念です。憧れのモントリオールです。たくさんの方に来ていただいて本当にありがとうございます」と挨拶し、「大竹しのぶさんは長い間、私が一番愛している女優さんです。そんな彼女と今回この映画を作ってみました。原作はハードボイルドですが、コミカルなユーモアのある作品にしようと考えて作りました。観ていただいてどんな感想を持ったか、ぜひ聞かせてください」と続けた。また、大竹さんは冒頭をフランス語で「みなさん、こんばんは。私は大竹しのぶです」と挨拶し、続けて「ここまでしかしゃべれません」と話すと会場からは笑いが。さらに「私は(映画の中で)男の人をいっぱい騙してお金を奪う悪い女なのですが、誰もが実は、愛を求めていることを感じてもらえるととても嬉しいです。ここに来てくださった方々に感謝します」と述べた。上映中は、大竹さん演じる小夜子の台詞の度、また“小夜子”の一挙一動に笑いがおき、最後の最後まで笑いが絶えることなく終了。そして上映後は、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こっていた。今回行われた上映では、「すごく面白かったです。笑いました」「非常にドラマティックな作品」「大変素晴らしい映画」「社会風刺も盛り込まれ、すごく知性的なコメディー」などと映画自体の感想はもちろん、「大竹しのぶさんの演技が特に素晴らしかった」「大竹しのぶさんの演技が時には可愛らしく、時には憎たらしく、まさに彼女の映画だと言えると思います」「大竹しのぶさんの感情表現が見事でした」と大竹さんを絶賛する感想もたくさん寄せられ、本作が海外でも受け入れられたようだ。映画祭を終えた大竹さんは、「英語字幕なので、関西弁のニュアンスが伝わりづらいのではないか、と心配していましたが、観客の皆さんはそれを越えてよく笑ってくれました。ロビーで観終わった方々の感想も聞きましたが、なかには『癒された』と言う人もいて、なんでだろう…?」と新たな感想もあったそう。また監督も「日本とはまた違った反応、受け取り方が面白かったです。英語の字幕も新鮮でした。自分の作品に字幕が付いているというのは不思議な気分」とコメントし、「お客さんたちが笑ってくださったのがとにかく嬉しかったです。なんだか今日はともて褒められました。今度はコンペティション部門を狙って、またこの映画祭に来たいですね。主演はもちろん大竹さんです」と早くも次回作に意欲を見せている。『後妻業の女』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年09月01日カナダ・モントリオールで開催中の「第40回モントリオール世界映画祭」。この度、「劇団EXILE」の青柳翔、「EXILE/三代目 J Soul Brothers」の小林直己が現地時間29日、「ワールド・コンペティション部門」に出品された映画『たたら侍』のワールドプレミアに出席し、錦織良成監督と共に舞台挨拶を行った。本作は、EXILE HIROが映画初プロデュースを手掛けた、原作なしのオリジナルストーリー。戦国時代中世の奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた青年が、葛藤や挫折を通して真の「武士」へと成長していく姿を描いた本格時代劇映画だ。キャストには主演の青柳さんを始め、小林さん、AKIRA(EXILE)のほか、津川雅彦、奈良岡朋子、笹野高史、甲本雅裕、宮崎美子ら豪華俳優陣が集結している。この日、満席となった800人の観客から万雷の拍手で迎えられた上映前の舞台挨拶では、青柳さんが「監督とは前作の『渾身 KON-SHIN』でもモントリオールに来させて頂き、こうして今作もモントリオールで上映することができ、本当に嬉しく思っております」と喜びを語り、小林さんは「青柳が前作でモントリオールに来て、このたたら侍に繋がる道を作ってくれたので、自分もできることがあればと勉強した」という流暢な英語で挨拶をして観客を沸かせていた。そして上映が終了し、再び観客からは大きな拍手と歓声が。上映後の舞台挨拶では、日本の文化や侍、武士道についての質問が観客や報道陣から飛び交い、小林さんは「映画祭自体が初めてだったのですが、立ち見の方もいらしたり、たたら侍という日本の文化を伝えている映画が、こうして国を超えて多くの方に届いたことに、僕自身、今日が始まりとして、もっと日本の文化やこのたたら侍を色々な方に知って頂きたい」と熱い想いを語った。ワールドプレミア終了後には、会場ロビーでも現地や海外含め、多数の観客や報道陣からの質問や写真撮影が殺到するなど興奮は冷めやらず、青柳さんは「色々な方に見て頂き、このたたら侍のテーマにある想いを、日本中、世界中の方々に届けていければと思います」と自信を覘かせた。また、現地時間の9月5日(月)には表彰式が行われる。そこで本作が滝田洋二郎監督作『おくりびと』以来となる、グランプリ獲得なるか? という快挙にも大きな期待がかかる。『たたら侍』は2017年初夏、新宿バルト9、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年09月01日日本人もびっくりした、リオデジャネイロオリンピックの閉会式に現れた安倍首相扮する「安倍マリオ」。ハローキティ、キャプテン翼、ドラえもん、パックマン、そしてマリオ、と日本が誇る名キャラクターの出演と粋な演出で行われた見事な「東京」のプレゼンテーションが、国内のみならず海外でもおおむね好評。2020年に開催される東京オリンピックへの期待が膨らんだようだ。海外のさまざまなメディアでも「安倍マリオ」は大きく取り上げられ、「Forbes」は「ゲームやアニメが意味のある文化の1つとして扱われている点が興味深い」とし、「The New York Times」では日本人の絶賛ツイートを英訳して紹介、任天堂の株価が3パーセント上昇したと報道している。しかし英「The Guardian」紙は「なぜ(選手ではなく)首相の安倍がリオでマリオに?」とのタイトルで「安倍マリオ」を分析し、「日本は変な国だ」と表現。最後に「『2020年に東京で行われるスーパーマリオリンピックが楽しみ!』と言いましょう」、「『あぁよかった君が来てくれて。トイレが詰まって水があふれちゃってさ~』とは言わないで」と、配管工のマリオと安倍首相を皮肉る記事を投稿した。注目を浴びた東京のプレゼンテーションのほか、開会式ではスーパーモデルのジゼル・ブンチェンがキャットウォークを披露したが、閉会式ではモデルのイザベル・グラールが煌びやかなサンバの衣装で登場。多くのダンサーたちと会場を盛り上げ魅了した。(Hiromi Kaku)
2016年08月23日2008年、『おくりびと』がコンペティション部門でグランプリ(最優秀作品賞)を獲得するなど、日本映画に高い関心を寄せるモントリオール世界映画祭に、宮沢りえ主演・中野量太監督の『湯を沸かすほどの熱い愛』の出品が決定。これまで、『四十九日のレシピ』や『凶悪』など、日本でも話題を呼んだ作品をいち早く世界に発信してきた「Focus on World Cinema部門」において、正式上映されることになった。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父(オダギリジョー)が1年前にふらっといなくなり、銭湯は休業状態。母・双葉(宮沢さん)は持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘・安澄(杉咲花)を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を実行していく。家出した夫を連れ帰り、家業の銭湯を再開させること。気が優しすぎる娘を独り立ちさせること。その娘をある人に逢わせること…。母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらも、より強い絆で結びついていく家族。そして、母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母を葬ることを決意する――。カナダで開催される第40回モントリオール世界映画祭(現地時間8月25日~9月5日)の「Focus on World Cinema部門」に正式出品されることになった本作。自主制作の前作『チチを撮りに』(’12)では、国内のみならず、いきなりベルリン国際映画祭への正式招待が決まるなど、海外からの評価が急激に高まった中野監督だが、本映画祭への出品は初めて。本映画祭では、これまでにコンペ部門で『おくりびと』をはじめ『悪人』(最優秀女優賞/深津絵里)、『ふしぎな岬の物語』(審査員特別賞)、『そこのみにて光り輝く』(最優秀監督賞/呉美保)などが受賞しており、例年、日本映画は高い評価を受けている。今回、本作が出品される「Focus on World Cinema部門」は世界各国の優れた映画を上映する部門で、モントリオールが“世界映画祭”と呼ばれる所以ともいえる重要な部門。第一報を聞いて中野監督は、「『世界中の人に観てもらいたい』そんな思いを込めて作った映画です。日本独特の銭湯を舞台にした映画なので『なぜ壁に富士山が描いてあるんだ?』『番台から裸が見えるのは恥ずかしくないのか?』なんて声が出るんじゃないかと、想像してワクワクしています」とコメント。「でも、やはり一番気になるのは“あの衝撃のラスト”を世界はどう感じて観てくれるのか?家族が導き出した究極の愛の形は、きっと、モントリオール世界映画祭に訪れた人々の心を、熱く沸かしてくれると信じています」と、監督自身も心が沸騰寸前の様子で、世界の映画ファンからの反応に期待に寄せている。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月15日「劇団EXILE」青柳翔が主演する映画『たたら侍』が、カナダ・モントリオールで開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のメイン・コンペティション部門である「ワールド・コンペティション部門」に正式出品されることが決定した。鉄が必要とされた戦国時代、出雲の山奥に千年錆びないといわれる刀を生みだす幻の鋼を作る、たたら村があった。あるとき、その村は鋼を目当てにする山賊たちに襲撃される。その惨状の中、呆然と立ち尽くす少年。この物語の主人公、村で唯一“たたら”技術を継承する村下の長男、伍介(ごすけ)である。伍介は村下の子として、先祖から受け継がれた製鉄技術“たたら吹き”を守っていくという宿命を背負っていた。時は流れ、伍介は立派な青年に成長していた。幼なじみの新平と共に武術の鍛錬に余念がない伍介。村を守るためには武術で強くなるしかないと訓練を続ける。しかし、村下の息子としてやるべきことは“たたら吹き”の技術の鍛錬であり、その技を極めること。村下である父は伍介を咎めることも無く、自らの鉄作りを見せて背中で教えていた。ある日、秘伝の技術に目を付けた商人が“たたら”の村を訪れる。村を強くして守りたいという伍介の思いを利用して、秘伝の技術を我が物にしようとする商人の思惑に嵌められた伍介と村の若者たち。伍介は、村を出て侍になることを決意する――。EXILE HIROが映画初プロデュースを手掛ける本作は、戦国時代中世の奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた青年が、葛藤や挫折を通して真の「武士」へと成長していく姿を描いた本格時代劇映画で、原作なしのオリジナルストーリーとなっている。そして、キャストには青柳さんをはじめ、小林直己(EXILE/三代目 J Soul Brothers)、AKIRA(EXILE)のほか、津川雅彦、奈良岡朋子、笹野高史、甲本雅裕、宮崎美子ら豪華俳優陣が集結している。毎年8月下旬から9月初頭にかけて開かれる「モントリオール世界映画祭」。1977年から開催されており、トロント国際映画祭と並び北米最大規模の映画祭となっている。40回目を迎える今年は、現地時間8月25日から9月5日の期間で開催される。本映画祭での公式上映が初のお披露目となる本作。当日は主演の青柳さんのほか、共演のAKIRAさん、小林さんが映画祭に参加する予定だ。また、青柳さんと監督・脚本の錦織良成は2013年、島根・隠岐に代々伝わる古典相撲を描いた映画『渾身 KON-SHIN』でもタッグを組み、第36回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールドシネマ長編部門で正式招待され、主演を務めた青柳さんは本映画祭創設者のセルジュ・ロジークから「黒澤映画の三船敏郎のようだ」と評されたこともあり、映画『おくりびと』以来の本映画祭のコンペ部門グランプリ獲得という快挙にも、大きな期待が寄せられる。今回の決定に青柳さんは「HIROさんや錦織監督をはじめ、共演者の方々、スタッフの皆さん、そして島根でご協力頂いた皆さんの想いが詰まった作品なので、喜びと感謝の気持ちでいっぱいでした」と語り、「撮影に入るかなり前から建設されたオープンセットも、スケールの大きさや細部までこだわり抜いたセットになっていますので、ぜひ注目して見ていただきたい」と本作をアピール。また、以前『渾身KON-SHIN』で参加した際、「純粋に映画が好きな方が集まり映画の話で盛り上がるそんなあたたかい映画祭」と感じたと話す青柳さんは、「今年もたくさんの現地の方に映画『たたら侍』を純粋に楽しんでもらえるようお話しできることをとても楽しみにしています」とコメントした。『たたら侍』は2017年初夏、新宿バルト9、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年08月11日昨日、リオオリンピックのアーチェリー男子団体戦で銀メダルを獲得したブレイディ・エリソン選手がレオナルド・ディカプリオにそっくりだとして話題になった。今度はイギリスのキャサリン妃にそっくりさんだと注目を浴びている選手がいるという。それはフランス出身の自転車競技のポーリーヌ・フェラン=プレヴォ選手。ポーリーヌ選手はキャサリン妃よりも10歳若い24歳で、髪の色はキャサリン妃のブルネットとは違う茶色がかったブロンドではあるが、髪をまとめてしまうと瓜二つ。顔の骨格やえくぼ、笑顔を見せたときの目元、口元がドッペルゲンガー級のそっくり具合。キャサリン妃はその美しさや抜群のファッションセンスでたびたびメディアに取り上げられているが、ポーリーヌ選手も自転車競技界で脚光を浴びている優秀な選手なのだそう。「ET online」によれば、ポーリーヌ選手は23歳の時に、ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの世界選手権でそれぞれ優勝し、1年で三冠を達成するという自転車競技界史上初の快挙を成し遂げた。4年前のロンドンオリンピックではクロスカントリーで26位という結果ではあったが、着実に実力を伸ばし、今年はメダル獲得に期待がかかる。キャサリン妃にそっくりなポーリーヌ選手を応援したい。(Hiromi Kaku)
2016年08月10日オリンピック開催中のリオデジャネイロをエディ・レッドメイン夫妻が訪問、ビーチバレーなどの競技を観戦した。エディはスイスの高級時計メーカー「オメガ(OMEGA)」のブランド・アンバサダーを務めていて、同社が6日(現地時間)に現地で開催した「オメガ・ハウス」のオープニング・パーティに出席。その後、妻のハンナさんと一緒にオリンピックの試合観戦にも出かけ、ビーチバレーのアメリカ対チュニジア戦、競泳を観戦した。エディは白のTシャツにネイビーの短パンにキャップというラフなスタイルで、一般観客の中にとけ込んでいた。ハンナさんは6月に第1子の女の子、アイリス・メアリーちゃんを出産したばかり。愛娘の誕生後、夫妻が公の場に姿を見せたのは今回が初めてだった。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月09日現在開催されているリオデジャネイロオリンピックの会場であるブラジルは、日本から見て地球の裏側にある国です。そのため、今回のオリンピックの試合は夜中から早朝にかけて実況中継されるものが多くあります。これを見るために遅くまで起きていて、睡眠時間が短くなってしまっている方も多いのではないでしょうか。実はそうした生活は「睡眠相後退症候群」という睡眠障害を発症する誘因のひとつになるかもしれないんです。睡眠相後退症候群ってどんな病気?睡眠相後退症候群とは、簡単に言えば、毎日少しずつ睡眠時間帯が遅いほうへとズレていってしまい「夜更かしの朝寝坊」をしやすくなる睡眠障害のことです。連休中に少しずつ就寝時間と起床時間が遅くなって、連休明けの初日に起きるのが辛くなった経験は誰もがあるのではないかと思いますが、そこから元の生活に戻れなくなってしまうのが、睡眠相後退症候群の症状です。睡眠相後退症候群になった人が無理矢理早起きをすると、頭痛や食欲不振、抑うつ状態といった症状が現れることもあります。深夜の時間帯の中継が多い今回のリオデジャネイロオリンピックは、まさに睡眠相後退症候群になりやすい時期といえるのです。睡眠相後退症候群を改善する3つの方法睡眠相後退症候群を改善するには、遅れてしまった体内時計のリズムを元に戻すことが大事です。体内時計のリズムを調整する方法としては、たとえば以下のようなものがあります。・時間療法入眠時刻をさらに遅くし、それに合わせて、睡眠時間帯も一緒に同じ方向にずらしていく方法です。たとえば7時間睡眠の人が睡眠相後退症候群によって、毎日深夜3時~朝10時の時間帯に寝るようになってしまった場合は、次の日は6時~13時まで、その次の日は朝9時~16時までというように睡眠時間帯ごとずらしていき、理想的な就寝・起床時間になったところでそれを固定化します。ただしこの方法は時間の融通が利く人しか実行できない上に、一般人が自己流でやるのは危険だといわれているので、あまりオススメはできません。・メラトニン療法「睡眠ホルモン」であるメラトニンを、サプリメントという形で摂取して、眠くなるタイミングを早くする方法です。睡眠相後退症候群の人は、通常の人よりもメラトニンが分泌されるタイミングが遅くなっているので、それを改善させようとするものです。ただしメラトニンは日本国内では売られておらず、さらに摂取量や摂取方法を間違えると逆効果になってしまう場合もあります。メラトニン療法は、安易に自己流で行わない方がよいでしょう。・高照度光療法人工照明器具を使って強い光を体に浴びせ、体内時計を調整する方法です。人間の体は強い光を浴びたときに「起きた」と判断し、その十数時間後に自然と眠くなるようにできています。ですから、理想の就寝時間から逆算した時間に強い光を浴びることで、眠くなるタイミングを調整できます。高照度光療法の照明器具は、専門機関で貸し出されていることもありますが、強い光を発するものであれば、市販の照明器具でも十分代用できます。ただ、わざわざ器具を用意しなくても、太陽光を浴びれば体内時計を調整できるので、基本的には「起きたらカーテンを開けて太陽光を浴びる」ということを習慣づけるようにしましょう。夜更かしをしないことが一番大事このような方法を実行しなくても、少しずつ睡眠時間帯を元に戻すことはできますが、体内時計が元に戻るまでは、朝早く起きるのが辛いかと思います。睡眠相後退症候群にならないためには、何よりも夜更かしを避けることが大事です。我慢できないスポーツ好きな方もいるかとは思いますが、体のことを考えるなら夜遅くに放送される試合は録画して、翌日観るようにしましょう。photo by ON SUMMER BREAK
2016年08月07日阿部寛と天海祐希がW主演を務める映画『恋妻家宮本』が、カナダのモントリオールで開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のファースト・フィルムズ・ワールド・コンペティション部門に正式出品されることが決定した。宮本陽平(阿部寛)と美代子(天海祐希)は、学生時代に合コンで知り合い卒業と同時にできちゃった婚。そしてごく平穏な結婚生活25年を経て子どもの独立のときを迎えていた。ところが、息子夫婦が福島へ旅立った日、久々の二人きりの生活に戸惑い、ふたりともついつい飲みすぎてしまい妻は飲みつぶれてしまった。そんな夜、陽平は妻の記入欄がすべて書き込まれて捺印された離婚届を本棚で発見。順風に思えた夫婦生活、美代子はいったい何を考えているのか?かといって妻に問いただす勇気はなく、耐えられずに陽平は趣味の料理教室仲間に相談するも妻の浮気を示唆されて余計に不安を募らせてしまう。これまでの人生を常に何が正しいかを考えながら生きてきた陽平。教師として学校でふれあう生徒とその家族、趣味で通う料理学校で垣間見るよその夫婦の姿、そこには、さまざまな夫婦そして家族の形がある。正しいことって、何だろうか。陽平の惑いは深まるばかり。そんな時美代子が家を飛び出してしまう――。ドラマ「家政婦のミタ」「女王の教室」「〇〇妻」「偽装の夫婦」といった数々の話題作を世に放ち、今クールでも話題のドラマ「はじめまして、愛しています。」を手掛けている気鋭の脚本家・遊川和彦が、満を持して映画初監督を務めた本作。今回は家族小説の名手である重松清の「ファミレス」を原作に、独自の視点で現代の家族を描き続けてきた遊川監督が大胆に脚色をしていく。今回正式出品が決定した「モントリオール世界映画祭」は、1977年に設立されたカナダ最古の国際映画祭の1つで、世界三大映画祭に次ぐ北米最大の映画祭。毎年8月にケベック州のモントリオールで開催され、40回を迎える今年は、現地時間の8月25日~9月5日の期間で行われる。本映画祭にはこれまでにも、『おくりびと』(最優秀作品賞)、『悪人』(最優秀女優賞/深津絵里)、『ふしぎな岬の物語』(審査員特別賞)、『そこのみにて光り輝く』(最優秀監督賞)などが賞を受賞しており、日本作品が高い評価を受けている。そして今回本作がノミネートされた「ファースト・フィルムズ・ワールド・コンペティション部門」は、新人監督を発掘することを目的とする部門で、初監督作品が対象。本映画祭で行われる公式上映にて、本作は初めて海外にお披露目となり、当日は主演の天海さんが遊川監督と共に映画祭に参加する予定とのこと。天海さんは海外映画祭への参加は2001年の『狗神』以来となり、実に15年ぶりの海外進出!「遊川さん初監督作品『恋妻家宮本』が!モントリオール国際映画祭ファースト・フィルムズ・ワールド・コンペティション部門に出品されるなんて!とても嬉しいー!」と喜びを述べた天海さん。「遊川監督の元、全てのスタッフ、キャストが一丸となり作り上げた作品です。遊川さんのこの作品での“大切な事は、正しい事よりも優しい事”と言うメッセージが、沢山の方々に伝わると嬉しいです」と話し、「たくさんの方々に観て頂ける様に遊川さんとモントリオールに行って参ります。阿部さんがご一緒できないのは残念でなりませんが、阿部さんの分まで頑張って来ます!」と映画祭に向けて意気込んでいた。また、仕事の都合で今回の映画祭は不参加となってしまった阿部さんは、「遊川監督、そして天海さん。モントリオールで巻き起こるであろう『恋妻家旋風』を体感してきて下さい!」とメッセージを贈っていた。そして本作が初映画監督となる遊川監督は、もちろん初海外映画祭。「重松清さんの原作『ファミレス』の中の“正しい選択よりもやさしい選択を選ぼう”というメッセージを世界中の人に伝えたかった」と語る遊川監督は、「自分が“正しい”と信じ、他者の意見に耳を貸さない人間が増え続け、テロや差別などが溢れ返っているいまだからこそ、世界中のひとりでも多くの人に“正しさ”よりも“やさしさ”が大切なんだと知ってもらいたい。だから、こんなぼくの願いを思いがけない早さで叶えてくれたモントリオールの“やさしい”人たちに心から感謝です」と喜んだ。もし、本部門で受賞すれば日本人としては初の受賞。60歳還暦にして新人監督となる遊川監督は、見事受賞を勝ち取ることができるのだろうか。海外の反応も気になるところだ。『恋妻家宮本』は2017年1月28日(土)より全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年08月05日10月7日(金)に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催される「オリンピックコンサート2016」のゲストアーティストが発表された。【チケット情報はこちら】オリンピックコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)が主催し、1997年からスタート。オリンピックの競技映像と壮大なシンフォニーオーケストラが共演し、毎年人気を博している。今年は4年に1度のオリンピックイヤーであり、「オリンピックコンサート2016」も明日8月5日(金)に開幕するリオデジャネイロ大会にフォーカス。最高に熱く輝く夏を、感動の映像と壮大なシンフォニーオーケストラの共演によってふり返る。今回、ゲストアーティストとして発表となったのは元・宝塚歌劇団花組トップスターで退団後も女優として活躍する蘭寿とむと、日本の演劇・ミュージカル界を第一線で牽引し続ける橋本さとし、石井一孝、岸祐二ら3人によるスペシャルユニットMon STARS。“Musical Dream!”と題して、世界の名作ミュージカルの中から、希望、勇気、絆、夢といったテーマに通じる名曲の数々を、100名近くの大編成オーケストラをバックに、アスリートへのエールとして披露する。公演にはリオデジャネイロオリンピック出場アスリートたちも来場し、オリンピックについてアスリート自身の言葉でそのあふれる想いを語るコーナーも予定。スポーツ、音楽、演劇やミュージカルといった、フィールドは違えども人々に夢と感動を与え続けてきたトップランナーたちが集結し、オリンピックの感動を共有する特別な一夜となる。チケットは発売中。
2016年08月04日最近ではスポーツの世界でも「睡眠の重要性」が注目されています。もうすぐリオデジャネイロオリンピックが開催されますが、実はオリンピックの出場選手が宿泊する選手村は、睡眠環境があまり良くないそうです。では、選手団は睡眠環境を良くするためにどのような取り組みをしているのでしょうか?今回は、オリンピックと睡眠環境の関係性についてお話しします。オリンピックの選手村は睡眠環境が悪い!?元プロテニスプレイヤーで、リオデジャネイロオリンピック日本代表選手団の応援団長も務める松岡修造さんが、今年6月に行われた寝具メーカー「エアウィーヴ」のイベントに出演した際に、このようなコメントを残していました。「選手村ほど、選手にとって環境の悪いところはありません。睡眠を取れず、集中もできない。ベッドの状態もそうです。そんな中で、どれだけ自分でいい環境を作れるかが大事」オリンピックは世界が注目する国際的な大イベントですから、さぞかし選手には良い環境が整えられているのだろうと思っていたら、実際はそんなことはないようです。なんでも松岡さんは自身が出場したソウルオリンピックのときには、背が高いこともあってか、選手村ではベッドから足をはみ出しながら寝ていたそうなのです。もちろん開催国によって選手村も変わるわけですが、睡眠環境としてはむしろ普通のホテルよりもずっと悪いといえそうです。寝具メーカーが日本選手団をサポートスポーツの試合に勝つためには、日々の練習やその日の精神状態だけでなく、睡眠環境もとても重要です。そのため近年のオリンピックでは、日本選手団を寝具メーカーが睡眠環境の面からサポートするようになってきました。たとえば2012年に開催されたロンドンオリンピックでは、寝具メーカーの「東京西川」が日本レスリング協会とスポンサー契約を結び、アスリートのために開発した専用のマットレスを提供しました。またベッドメーカーの「パラマウントベッド」は、2011年から「トビウオジャパン」の愛称で親しまれている競泳日本代表のオフィシャルスポンサーとなり、製品の提供や選手に対しての睡眠指導を行っています。そして今年開催されるリオデジャネイロオリンピックと2020年に開催される東京オリンピックでは、「エアウィーヴ」がオフィシャル寝具パートナーとして、日本代表選手団に特別仕様の製品を提供することが決まっています。今やオリンピックはスポーツ選手や開催都市だけでなく、寝具メーカーにとっても4年に一度の大きなイベントであるといえそうです。オリンピック期間中は睡眠不足にご注意をオリンピックに出場する選手たちには、なるべく現地でも質の良い睡眠を取ってほしいところですが、今年の開催地であるリオデジャネイロは、日本と昼夜が逆転しています。そのため、日本でテレビ観戦する私たちも睡眠不足には注意が必要です。今回のオリンピックで生中継される試合の中には、深夜~早朝にかけての時間帯に放送されるものが多くあります。常盤薬品工業が運営する「眠眠打破委員会」のオリンピック観戦に関する調査によると、回答者の約9割もの人が「自宅のテレビで実況中継を見る」と答えたのだとか。どうやらリオデジャネイロオリンピックの開催期間中は、全国的に睡眠不足の人が多くなることが予想されそうです。photo by akiwitz
2016年08月03日中井貴一主演映画『グッドモーニングショー』が、カナダのモントリオールで開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のメイン・コンペティション部門である“ワールド・コンペティション部門”に正式出品されることが決定した。本作は、「踊る大捜査線」シリーズ脚本を手掛け、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が、朝の情報番組である「ワイドショー」を題材に描く。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報や人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにするワイドショー。そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾が本作の主人公。澄田は生放送中にアシスタントの美人アナウンサーから2人の交際関係をバラすと脅され、プロデューサーから番組打ち切りの危機を告げられ、さらに突然起こった立てこもり事件に巻き込まれて犯人との直接交渉をする羽目になってしまう。本作は、そんなキャスター澄田の災難だらけの1日の模様を描くコメディ・エンターテインメント映画だ。キャストには、主人公・澄田真吾役の中井さんを始め、長澤まさみ、志田未来、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介とバラエティに富んだ豪華俳優陣が勢揃いしている。今回正式出品が決定した「モントリオール世界映画祭」は、1977年に設立されたカナダ最古の国際映画祭の1つ。毎年8月にケベック州のモントリオールで開催され、40回目を迎える今年は、現地時間の8月25日(木)~9月5日(月)の期間で行われる。日本からはこれまでに、奥田瑛二監督の『長い散歩』(最優秀作品賞)、滝田洋二郎監督の『おくりびと』(最優秀作品賞)などが賞を受賞し、日本作品が高い評価を受けている。なお、君塚監督は『誰も守ってくれない』で最優秀脚本賞を受賞、『遺体 明日への十日間』のワールドグレイツ部門(非コンペ)の招待に続き、今回で3度目の出品になる。主演の中井さんは「エンターテインメント色の濃い本作が海外の映画祭に招待を頂けるのは画期的で、光栄だと思っています」と喜び、「出演した映画が海外の映画祭に招待されることはあったのですが、スケジュールの都合で参加出来ていませんでした。そういう意味では、初めて海外の映画祭に参加することになりますが、君塚監督、そして長澤さん志田さんら女性陣と一緒に楽しめたらと思います」と初参加となる海外映画祭に期待を抱いた。さらに、「日本を代表して行くので、リオではなくてモント“リオ”ールで金メダル(グランプリ)を獲って来られたらと思っています」と意気込んでいた。また君塚監督も、「ワイドショーの狂騒を描いたこの映画を世界の人々に見てもらえることになり、喜んでいます。朝のワイドショーは世界中で放送されている番組なので、きっと楽しんでくれるでしょう」とコメントした。本映画祭の公式上映にて初めて海外お披露目となる本作。映画祭には中井さんほか、長澤さん、志田さん、そして君塚監督が出席予定とのこと。『おくりびと』以来のコンペ部門でのグランプリ栄冠に期待がかかる。『グッドモーニングショー』 は10月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月28日元プロテニスプレーヤーの松岡修造が、テレビ朝日系の「リオオリンピック」メインキャスターに就任することが2日、明らかになった。7回目の五輪メインキャスターとなる松岡は「今日から君はリオオリンピックだ!という番組にしたいですね」と意気込みを語っている。「遠く離れたリオデジャネイロで頑張っている選手たちの思いを、いかにして日本の視聴者の方々に伝えるか。番組をやらせていただく僕にとっての一番大事な役割だと思っています」と、いきなり止まらない松岡。競泳については「やっぱり自由型だ!という思いが強いんです」といい、特に池江璃花子ら若手選手への期待を「太陽みたいな存在なんです」と独特の表現で力説する。また、レスリングの吉田沙保里選手や、体操の内村航平選手への取材で"熱さ"を感じたと言い、後輩・錦織圭選手については「グランドスラムよりも先にオリンピックで金メダルを獲る可能性だってあると思いますよ」と予告した。そんな松岡に加え、元競泳日本代表の寺川綾が、フィールドレポーターを務めることも決定。選手としてではない五輪を見るのは初めてで「どういう心境になるかは分からない」というが、「間違いなく、修造さんと熱くなると想像できます」と、こちらも気合十分だ。寺川は、「世界水泳」でも一緒だった松岡とは、盛り上がった時のテンションが似ていると自覚しており、リオでも「自分なりに何も飾らず、自然な状態でできるのかな」とイメージ。松岡は「決められたコメントを言うのではなく、目の前で起きたことを感じて話せる人。それが彼女の一番の武器だと感じました」と評価している。
2016年07月02日アシックス(ASICS)から、東京2020オリンピック競技大会とパラリンピック競技大会の公式Tシャツが登場。2016年5月26日(木)から、2,020枚限定でアシックスストア各店にて発売される。新大会エンブレム決定を記念して、白地のTシャツの胸部にはエンブレムが。その下には五輪のマーク、肩にはアシックスのロゴがデザインされている。また、アシックスは「東京2020ゴールドパートナー」として、日本代表選手団が着用する公式スポーツウェアやシューズなどの提供を行う。【商品詳細】東京2020オリンピック競技大会 公式ライセンス商品Tシャツ東京2020パラリンピック競技大会 公式ライセンス商品Tシャツ発売日:2016年5月26日(木)価格:各4,500円+税 カラー:ホワイトサイズ:S、M、L、XL素材:ポリエステル100%取り扱い店舗:アシックスストア各店
2016年05月28日オリンピック種目に大推薦したい、注目競技「パルクール」。そのダイナミックで華麗なパフォーマンスでみごと北米王者に輝いた美男子、ZEN選手をご紹介します!***建物の上から身を翻して宙返りし、地面に着地すると同時に柵を飛び越えて走り去っていく…。忍者?CG!?と目を疑う驚異的なパフォーマンスが次々と繰り出される競技、パルクール。発祥はフランスだけれど、世界に名を知られるパフォーマーが日本にいる。それがZENさんだ。小柄で筋肉質、そして端正な風貌。昨年のパルクール北米大会で弱冠22歳で優勝を果たしたスーパーアスリートは、静かな佇まいのイケメンさん。「よくエクストリームなイメージを持たれるのですが、パルクールは、身近な環境を移動する中で体を鍛えるトレーニング。命がけの無謀な遊びではなく、武道にも通じる、心身の鍛錬法なんです」体はもちろん、メンタルも?「例えば実際に塀から塀に跳ぶ力があっても、怖いと思って足がすくむと、跳び移れなくなります。そこを、今まで積み重ねてきたトレーニングや得てきた知識によって、どう動けばいいのか冷静に判断し、成功させる。精神と肉体の誤差をなくすことが、パルクールが本来目指すものなんです」そんな哲学的ともいえるこのスポーツにZENさんが出合ったのは、中学3年生のとき。海外で撮影されたビデオを見て、「あまりの格好よさに衝撃を受け、すぐにのめりこんだ」そう。けれど、「当時は帰宅部で、バック転どころか、でんぐり返しも微妙で」。いろいろな映像を繰り返し見ては動きを学び、公園などで練習。半年後、高校1年生の夏休みを使って、最初に目にしたビデオの制作者に会いに、LAを訪れた。その後デンマークでも修業して帰国。パルクールの国際大会などで優勝し、活動の場を広げていく。「日本人にはできない、と当初思われていたのが悔しくて。それを変えたい一心でした」CMなどにも起用され、徐々に国内でも知られてきたけれど、「競技自体の知名度はまだまだ。仮にオリンピックの正式種目になれば、一気に有名になるはず。それにはまず、自分が世界大会で優勝することが大事です」常にパルクールのことを考えているというZENさん。多いときは10時間以上練習するとか。「でも、仲間とワイワイ騒ぎながらなので、練習というより遊びに近い。小学生男子って、なぜか塀をよじ登ったり、縁石から落ちないように走ったりするでしょう?あの感覚の延長です(笑)」その楽しさを多くの人に知ってほしいと、いつか子どもや女性、年配者も楽しめるようなパークを作るのが夢だそう。「海外では普通にあるんですよ」では最後にお約束のクエスチョン、好きな女性のタイプは?「可愛げがあり、芯もある。そんな年上の女性に惹かれます」お姉様方にはたまらないひと言に、さらにファンが増えそうなZENさん。パフォーマンス中の姿を、ぜひ動画サイトで!!◇ぜん15歳で競技を始め、アメリカと北欧で修業。昨年カナダで開かれたパルクール北大会で優勝。パルクールパフォーマーとしてCMやミュージックビデオ、舞台などで幅広く活躍中。衣装協力・24karats※『anan』2016年3月16日号より。写真・水島大介(D-CORD)取材、文・新田草子
2016年03月15日2020年に実施される「ロボットオリンピック」について、具体的な検討を行う実行委員会と諮問会議が発足、2月2日に、第1回目の諮問会議が開催された。今回は競技分野について選定が行われており、実行委員会からは「B2B分野」「B2C分野」「インフラ・災害対応・建設」の3分野を対象とする案が提出された。ロボットオリンピックは、2015年2月に策定された「ロボット新戦略」の中で、実施が決まったもの。東京オリンピックと同じ2020年に本大会、2018年にプレ大会を開催することがすでに決定していたが、具体的な開催形式や競技種目については、2016年までに決めることになっていた。実行委員会(委員長:佐藤知正・東京大学名誉教授)と諮問会議(委員長:金出武雄・カーネギーメロン大学教授)は2015年12月25日に発足。実行委員会は2016年1月29日に1回目の会合があり、今後、毎月開催する。一方、諮問会議は7~8月頃に第2回、11月頃に第3回を開催。競技ルール、開催場所、開催時期など詳細を年内に決定する予定だ。予算規模も含め、具体的なところは今後検討していくとのことで、現時点では「ほとんど何も決まっていない」という印象だが、競技分野として、以下の3分野を選定したことが今回明らかになった部分だ。○1. B2B中心の分野製造業、農林水産業、食品産業などが対象。大雑把にいうと、産業用ロボットによる競技となるようだ。類似した競技会としては、米Amazon.comの「Amazon Picking Challenge」(APC)が参考になるかもしれない。○2. B2C中心の分野サービス、介護・医療などが対象。この分野では、接客/案内ロボット、介護ロボット、生活支援ロボットなどが考えられる。既存の競技会では、「RoboCup @Home」に近い内容があるかもしれない。○3. インフラ・災害対応・建設橋やトンネルなどのインフラ点検、原発などのプラント点検、災害発生時の被災者発見などが対象になるだろう。同様の競技会としては、「DARPA Robotics Challenge」や「RoboCup Rescue」などがある。諮問会議は非公開であるが、実行委員である安田篤・経済産業省製造産業局ロボット政策室長によれば、諮問会議の委員からは、おおむね賛同が得られたという。今後、より具体的な内容を詰めていくことになるが、国際性の確保、教育とのリンクなどに配慮するよう、委員から注文があったそうだ。ところで、東京オリンピックの開催にタイミングを合わせた競技会であるものの、「RoboCup Soccer」のように、スポーツをベースにした競技は考えていないとのこと。「ロボットオリンピック」という名前が一人歩きした感があるが、競技会の正式名称も今後決めていく。なお競技会の名称について、ロボット新戦略の中では「ロボットオリンピック(仮称)」と表記されていたが、現在、組織としてその名前は使っておらず、単に「ロボット国際競技大会」と呼ばれている。商標の関係で、「オリンピック」という名前を使わない可能性もあるそうだ。また当初のロボットオリンピックという名称から、ヒューマノイドロボットによる競技をイメージした人も多いだろうが、参加ロボットの形も、競技種目やルールを検討する過程で決まることになるだろう。ヒューマノイド限定の種目も中にはあるかもしれないが、社会実装の側面が強いため、多くの種目は非人間型になるのではないだろうか。ただ、そうすると東京オリンピックと同じ2020年に開催する意味があまり見えてこない。安田室長は「世界から注目される年。ロボットが何をやれるのか発信する機会として一番いい」と説明するが、意義としては少し弱く感じる。利活用が中心とは言え、注目されるためには、盛り上げ方も工夫していく必要があるだろう。こういった競技会は、ロボットの研究開発を促進するには有効なツールである。しかし、それには継続していくことが何より重要。新競技会も継続していく方向ではあるものの、もし1回で終わるようなことになれば、既存の競技会を混乱させるだけになりかねない。実行委員会には、2020年以降もしっかり見据えた議論を期待したいところだ。
2016年02月04日スイスの時計ブランド「オメガ」は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの公式時計を担当する。それを記念した機械式の腕時計「オリンピック オフィシャル タイムキーパー クロノグラフ」が登場。3モデルをラインナップし、188本ずつの世界限定モデルとなる。税別価格は、18Kホワイトゴールドケース(Ref. 522.53.38.50.04.001)が174万円、18Kイエローゴールドケース(Ref. 522.53.38.50.04.002)が163万円、18Kピンクゴールドケース(Ref. 522.53.38.50.04.003)が163万円。今回の限定モデルは、オメガが初めてオリンピックの時計を担当した1932年ロサンゼルス大会のクロノグラフをイメージして作られた。ケースの色は、オリンピックの金メダル(イエローゴールドケース)、銀メダル(ホワイトゴールドケース)、銅メダル(ピンクゴールドケース)をイメージしている。ケースバックには限定番号とともに、オリンピックのロゴを配した。共通の仕様は、ムーブメントが手巻き「Cal.3203」、パワーリザーブが55時間、風防が内側無反射コーティングのサファイアクリスタルガラス、防水性能が30m、ストラップがアリゲーター革など。ダイヤルの3時位置に30分積算計、9時位置にスモールセカンドを装備。ケースサイズは、18Kホワイトゴールドモデルが径38×厚さ11.7mm、18Kイエローゴールドモデルが径39×厚さ11.95mm、18Kピンクゴールドモデルが径39×厚さ11.05mm。
2016年01月22日ネオマーケティングはこのほど、「ゲン担ぎと東京オリンピック」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を発表した。調査は12月7日~8日、全国の20歳の以上の男女1,000名(男女各年代100名)を対象に行なわれた。○2人に1人が「ゲン担ぎ」の経験あり調査ではまずゲン担ぎの経験について質問したところ、「ゲン担ぎをしたことがある」と回答した人は男性57.2%、女性48.2%だった。そこで、知っているゲン担ぎを答えてもらったところ、最も多かった回答は「靴を決まった足から履く」で45.4%。次いで「赤いパンツを履く(36.8%)」「宝くじを冷蔵庫や冷凍庫の中に保管する(14.3%)」と続き、ゲン担ぎをしたことが「ある」人の割合は男性の方が多かったが、知っているゲン担ぎについては、女性の方が多いという結果となった。○最もルーティンが有名なアスリートに「五郎丸選手」次に、「ルーティン(ゲン担ぎや安定したパフォーマンスを発揮するために、同じ行動を必ずすること)を行っていることを知っているアスリート」を答えてもらった結果、2位の「イチロー(50.1%)」選手に12.6ポイントもの大差をつけて、「五郎丸歩(62.7%)」選手が1位となった。○東京五輪のテーマソングは「サザン」か「ドリカム」に次に、東京オリンピックのテーマソングを歌って欲しいアーティストについて尋ねたところ、「サザンオールスターズ(27.7%)」が1位に。「サザンオールスターズ」と答えた人の割合を年代別で見ると、50代が最も多く37.5%、次いで20代で27.5%と続き、以下「60代以上(26.0%)」「30代(24.0%)」「40代(23.5%)」と、全年代から支持を受けていることがわかった。また、2位の「DREAMS COME TRUE(22.4%)」も20代(28.0%)と50代(24.5%)からの支持が高く、「年代問わず幅広い層に人気のあるアーティスト」というのが、東京オリンピックのテーマソングを歌うアーティストを決める際のポイントであることがうかがえた。○会場で観戦したい競技は「サッカー」がトップ続いて、「東京オリンピックで実際に会場に行き、観戦したい競技をお答えください」と質問したところ、最も多い回答は「サッカー(26.4%)」で、次いで「体操(23.9%)」「野球(20.4%)」と続いた。年代で比較をすると、20代~40代に関しては「サッカー」と回答した方が最も多く、50代以上は「体操」と回答した方が最も多く、特に60代以上では約4割となった。
2015年12月17日9月12日、ラコステが2016春夏コレクションを発表した。今シーズンのテーマは、オリンピック。これは2014年のソチ五輪に続き、2016年のリオデジャネイロにおいても、ラコステがフランス選手団のオフィシャルユニフォームを提供することを受けたもの。アーティスティックディレクターのフェリペ・オリヴェイラ・バティスタは、30年代から現在までのオリンピックを研究し、ブランドのアーカイブと組み合わせることでスポーティーさと洗練された都会の雰囲気を見事に融合させた。コレクションで最も印象的なのが、さまざまな国旗のデザインを用いたグラフィック。国旗をスクラップすることで生まれた再解釈の新しいモチーフと、国旗を用いた独自のカモフラージュ柄が目をひく。また組み合わされた旗は、ラコステが大切にしている普遍性や多様性の価値観も同時に表現。カラーパレットは、フランス、米国、英国、ロシアに共通するブルー、ホワイト、レッドの原色とスウェーデンのイエローとスカイブルー。素材は、コットンピケ、ニット、ジャージーなどを中心に、ふわふわと漂う軽やかなナイロンをあわせ、軽量スーツのジャケットには紙のように儚く薄い日本のクレープコットンを使用。また、シルバーの緊急用ブランケットや、アーミーグリーンのサファリドレスには、パラシュートナイロンなど、テクニカルな素材も欠かせない。デザインと同時に服の機能性も探求し、パイロットのジャンプスーツはファスナーを開ければゆったりとしたコートに早変わり。ドレスはウエストを締めると形が変わり、トレンチコートとナイロンのウィンドブレーカーはショルダーストラップを留めればケープになるといったマルチユースも特徴のひとつとなっている。
2015年09月16日俳優・中村倫也主演、柳沢翔氏の初監督映画『星ガ丘ワンダーランド』(2016年公開)が、第39回モントリオール世界映画祭ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション長編部門に招待されることが、このほど明らかになった。モントリオール世界映画祭は、毎年8月下旬から9月初頭にかけてカナダの同地で開催されている国際映画製作者連盟(FIAPF)公認、北米最大規模の国際映画祭。2008年に『おくりびと』が最優秀作品賞を受賞、2010年には『悪人』で深津絵里が最優秀女優賞、2014年には『ふしぎな岬の物語』が審査員特別賞グランプリとエキュメニカル審査委員賞の2冠を、『そこのみにて光輝く』が最優秀監督賞を獲得したことなどで知られる。ファースト・フィルム・ワールド・コンペティションは、初監督作品のみを選出。2009年には、西川美和監督、笑福亭鶴瓶主演『ディア・ドクター』が選ばれた。2015年は『星ガ丘ワンダーランド』のほか、菊地健雄監督『ディアーディアー』(10月24日公開)とクラウドファンディングで製作された壱岐紀仁監督『ねぼけ』も同部門で出品され、数十本のノミネート作品から金賞、銀賞、銅賞が選ばれる。このことを受け、中村、共演する佐々木希、柳沢監督がコメントを寄せた。中村は、「『日本映画を世界へ』が自分の目標であり、夢のひとつでした。とても嬉しく光栄に思っています」と率直に感動を述べ、「海外の方々がこの美しい作品をどう観るのか、どう受け取るのか。僕自身、一映画ファンとして、楽しみにしています」と期待に胸を膨らませる。佐々木も「本当にすてきな作品に巡り会え参加する事ができたことを心から嬉しく思います」と感慨深げで、「監督の演出、中村倫也さんのお芝居にたくさんの事を学びました」と続けた。そして、柳沢監督は「連絡を受けた時、スタッフ、キャストの皆さんの顔が浮かびました」と振り返り、「みんな、やったよ! 叫びたくなりました」と感激を隠せなかった様子。「彼らと一緒に作った作品が、沢山の方に観てもらえるチャンスを得た事が、本当に嬉しいです!」と、力強く語る。オリジナルストーリーで描かれる本作は、星ガ丘駅の落し物預り所で働く駅員・温人(中村倫也)が幼いころに自身を捨てた母の自殺を知り、ある事件の真相にたどりつく物語。佐々木、木村佳乃、杏、菅田将暉ら同事務所(トップコート)の人気俳優陣が脇を固め、切ないミステリーに彩りを加える。(C)2015『星ガ丘ワンダーランド』製作委員会
2015年08月16日お盆休み真っ只中という方も多いと思われる中、来夏の話で恐縮だが、2016年の夏はリオデジャネイロへオリンピック観戦に行くというプランはどうだろうか?【チケット情報はこちら】『第31回オリンピック競技大会』は2016年8月5日(金)・ブラジル・リオデジャネイロで開幕する。その観戦チケットが只今、絶賛抽選受付中なのだ。8月の『世界水泳』では、200mバタフライ・星奈津美、200m平泳ぎ・渡部香生子、400m個人メドレー・瀬戸大也の3人の金メダリストがリオ内定を手に入れた。8月22日(土)に開幕する『世界陸上』、同日にスタートする女子バレーボール『W杯』、24日(月)から開催される『世界柔道』、29日(土)から行われる女子バスケットボール『アジア選手権』と、この夏はリオへのキップを賭けた戦いが続々。来年にかけて、各競技の予選がラインナップされている。日本選手団に追い風も吹いている。前回の『第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)』は金7個、銀14個、銅17個と史上最多の38個のメダルを獲得した。ちなみにメダル獲得数2位は『第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)』の37個、金メダル最多獲得大会は『第18回オリンピック競技大会(1964/東京)』と『第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)』の金メダル16個である。『第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)』、そして『第32回オリンピック競技大会(2020/東京)』へ向けて、メダルラッシュの予感がびんびん漂う。ただ、現実問題もある。ブラジルへの飛行時間は乗り継ぎも合わせて丸一日以上かかる。オリンピック開催中のホテルの宿泊料金も高騰している。開会式のカテゴリーAは23万9150円と超高額である。もちろん、お手ごろ価格の競技はあまたある。ゴルフは最終日を除き3040円である(最終日も6080円)。メダル獲得の期待が高まるバドミントンや卓球、フェンシングもカテゴリーBで3040円という日程が多い。柔道は決勝/準決勝こそ1万3380~4万1550円という価格帯だが、1回戦から準々決勝までは4260~1万5200円と比較的購入しやすい設定となっている。ハードルは高いかもしれないが、来年の夏、リオを盆休みの選択肢に入れてみるのはいかがだろうか? 『第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)』のチケットは8月19日(水)午後11時59分までインターネットでの抽選を受付中。
2015年08月13日柳楽優弥&瀬戸康史がW主演を果たす『合葬』が、第39回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に正式出品されることが、このほど決定した。漫画雑誌「ガロ」に連載され、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した杉浦日向子の同名漫画を実写映画化する本作。NHKテレビ小説「まれ」に出演中の柳楽優弥と、今年デビュー10周年を迎えますますの飛躍を見せる瀬戸康史がW主演を果たし、ほかにも若手実力派の岡山天音や、『FOUJITA』の公開を控えるオダギリジョー、柳楽さんと同じく「まれ」出演中の門脇麦、「なぞの転校生」の桜井美南ら個性溢れる共演陣が勢ぞろいし、これまでの“時代劇”とは一線を画すリアルな青春群像を紡ぎ出していく。このほど本作の出品が決定したモントリオール世界映画祭は、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの世界三大映画祭に次ぐ北米最大規模の権威ある映画祭であり、近年立て続けに日本映画が受賞。今年すでに中村倫也主演の『星ガ丘ワンダーランド』の正式招待も決定し、“日本好き”として知られる本映画祭は大きな注目を集めている。そして、今回の正式出品を受けて柳楽さん、瀬戸さん、岡山さん、小林監督からコメントが届いている。■柳楽優弥今回このようなお知らせを聞く事が出来てとても光栄です。僕は舞台の稽古中の為、現地へ伺う事が出来ませんが、『合葬』に込められた想いがモントリオールの方々にどう感じて頂けるのか、とても楽しみです。■瀬戸康史小林監督、スタッフ、共演者の方々と共にリハーサルを重ね、短い期間でしたが昨年の暑い夏、妥協せず闘った作品が評価され、個人としては初の海外映画祭コンペの出品となったことを光栄に思います。まるで自身の目で見て、感じた幕末の人間模様や風俗をそのまま描いた、杉浦日向子さん原作の日本の時代劇映画が世界の沢山の方々に観ていただける機会を与えられて嬉しく思いますし、今作は僕ら日本人が観ても、“新しさ”を感じる時代劇で、海外の方々の反応が今からとても楽しみです。この映画から、亡くなった者、遺された者、それぞれの生き様を見届けてほしいと思います。■岡山天音『合葬』が、モントリオール世界映画祭に出品された事、とても嬉しく思います。日本の幕末という時代を生きた人間たちの、ありのままの生き様に国境を越えて寄り添ってもらえたら最高です。■小林達夫監督『合葬』のWorld Competition部門ノミネート、嬉しく思います。若者の置かれている状況に対する不安や、仲間同士の羨望や嫉妬といった感情から生まれるストーリーは、時代劇という枠にとらわれず普遍的な青春映画のテーマとして海外の方にも共感していただけることを願っています。尚、映画祭には、小林監督と瀬戸さんが出席予定。瀬戸さんの海外映画祭への参加は今回が初となり、海外でどのような注目を集めるのか大いに期待がかかる。『合葬』は9月26日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月12日