ポール・スミス(Paul Smith)は、50周年を記念したメンズ・ウィメンズのカプセルコレクションを発表。ポール・スミスメンズショップ、ウィメンズショップおよび、一部主要百貨店のイベントスペースにて2020年10月21日(水)より順次展開する。ポール・スミスの50周年を記念したカプセルコレクション2020年、誕生から半世紀を迎えるポール・スミス。それを記念したカプセルコレクションでは、これまでのコレクションを彩ってきたプリントを復活させ、再加工することで、伝統にモダンな息吹を吹き込んだ。1980年代、メンズウェアに初めてフォトグラフィックプリントを取り入れたデザイナーの1人であり、プリントデザインにおけるパイオニアでもあるポール・スミスの真骨頂が体感できるラインナップを揃える。1988年~2002年をメインに、カラフル&シュールなプリントをピックアップ今回のカプセルコレクションでは、1988年から2002年の間に発表された、カラフルで写実的、時にシュールなプリントデザインがフォーカスされている。食品サンプルからインスパイアされた「スパゲティ」特にキーとなるのが、1994年秋冬コレクションで披露されたスパゲティプリントだ。これは、1980年代に東京を訪れていたポールが食品サンプル専門店で見つけた、プラスティック製のスパゲティプレートからインスピレーションを得て生まれた。再解釈されたキャッチーなスパゲティは、メンズのトラック ジャケットやオールオーバープリントパーカ、ウィメンズのオールオーバープリントTシャツやスクエアスカーフに落とし込まれている。スニーカーやバッグ、ポーチ、iPhoneケースなど小物類も豊富なバリエーションを揃える。青りんごを大胆に落とし込んだ「アップル」もうひとつ注目したいのが、1990年春夏コレクションを彩ったプリント。アップルモチーフを大胆に落とし込んだメンズのバックパックやウィメンズのプリーツスカートが展開される。カントリーハウスの壁紙や花の種のパッケージをイメージしたプリントもさらに、ロンドンのコベント・ガーデンにあった老舗園芸店で購入した花の種のパッケージを着想とする1988年春夏コレクションのプリント、英国カントリーハウスの壁紙をイメージした2002年春夏コレクションのプリントも再登場。花のある暮らしに親しんだポールにとって欠かせないフローラルプリントは、1989年春夏コレクションの華やかな“ローズ”によってアーカイブから蘇る。メンズウォッチも登場カプセルコレクションでは、アーカイブモデルを特別カラーで復刻したメンズウォッチも用意。裏蓋には、1970年にデザインされたブランド最初のロゴが刻印されている。【詳細】ポール・スミス 50周年アニバーサリーカプセルコレクション発売時期:2020年10月21日(水)取り扱い:ポール・スミスメンズショップ、ウィメンズショップおよび、一部主要百貨店のイベントスペース、公式オンラインショップ<商品価格例>・スパゲティメンズ トラック ジャケット 40,000円+税メンズ オールオーバ ー プリント パーカ 30,000円+税メンズ スニーカー 75,000円+税メンズ ポーチ 25,000円+税ウィメンズ オールオーバープリントTシャツ 18,000円+税ウィメンズ スクエアスカーフ 25,000円+税iPhoneケース (X、11Pro) 11,500円+税・アップルメンズ パーカ 30,000円+税メンズ 3つ折りウォレット 28,000円+税メンズ ドローストリング バックパック 47,000円+税ウィメンズ プリーツスカート 59,000円+税ウィメンズ シャツ 36,000円+税■メンズ限定ショップ一覧・大阪タカシマヤ 1階 グッドショックプレイス期間:2020年10月21日(水)~11月3日(火)・大丸京都店 1階 店内ご案内所前特設会場期間:2020年10月21日(水)~11月3日(火)・渋谷パルコ 1階 ポップアップスペース’GATE’期間:2020年10月24日(土)~11月4日(水)・ジェイアール名古屋タカシマヤ 7階 ローズパティオ期間:2020年10月28日(水)~11月10日(火)
2020年10月04日新国立劇場が2009年より続けてきたシェイクスピア歴史劇シリーズが、本日10月2日(金)に開幕する『リチャード二世』をもっていよいよ完結する。通しで観ると9時間を超える上演時間となった2009年の『ヘンリー六世』三部作に始まり、2012年の『リチャード三世』、2016年の『ヘンリー四世』二部作、そして2018年の『ヘンリー五世』まで。毎回ほぼ同じスタッフ・キャストが集結するだけでなく、『ヘンリー六世』と『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と『ヘンリー五世』では同一俳優が同じ役を引き継いで演じるという、世界的にみても珍しい趣向で演劇界の話題をさらってきた。今回は役こそ異なるが、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子らお馴染みの面々が再集結。演出はもちろん、鵜山仁が務める。文・町田麻子
2020年10月02日2020年、ポール・スミスは50周年を迎えます。この記念すべき年を祝し、アーカイブプリントを再解釈したメンズとウィメンズのカプセルコレクションを10月21日より発売します。メンズパーカ 3万円、メンズジョガーパンツ 2万7,000円、ウィメンズパーカ 3万円、キャップ 1万2,000、バケットハット 1万4,000円1980年代、ポールは初めてメンズウエアにフォトグラフィックプリントを取り入れたデザイナーの一人であり、プリントデザインにおけるパイオニアとしての評判を確立しました。そして、今回のカプセルコレクションでは、ポール・スミスのアーカイブからグラフィックを復活させ再加工することにより、その伝統に敬意を表しています。パーカ 3万円、ジョガーパンツ 2万7,000円これらのアーカイブグラフィックは、1988年から2002年の間に発表されたもので、カラフルで写実的、時にシュールなポールのプリントデザインにおけるアプローチをそのまま映し出します。カプセルコレクションのキープリントは1994年秋冬コレクションで発表されたスパゲティプリントです。ニット 5万4,000円、ドレス 5万6,000円1980年代に東京を訪れていたポールが食品サンプル専門店で見つけたプラスティック製のスパゲティプレートからインスピレーションを得ています。そのほかには、光沢のある青リンゴやバラなどのフローラルプリントも登場します。これらのグラフィックは、メンズとウィメンズのカジュアルジャージ、ボンバージャケット、シャツなどにあしらわれます。また、スニーカー、バッグ、革小物などのスモールアクセサリーも加わりコレクションは完成します。ジャケット 9万円、シャツ 2万4,000円、パンツ 3万5,000円カプセルコレクションの中心となるスポーツウエアからインスピレーションを得たカジュアルなアイテムに、絶妙なバランスを加えるのはデヴォレのベルベットスーツで、これはテーラリングにおけるポールの専門性を強調する一方で、手の込んだ手仕事への審美眼を示しています。この赤いデヴォレのベルベットスーツは、ジャケットとトラウザーズに複雑な花の模様が描かれています。またジャケットの内側には鮮やかなレインボーストライプのライニングがあしらわれ、ポール・スミスのデザインシグネチャーともいえるライニング使いは健在です。ニット 5万4,000円、バケットハット 1万9,000円カプセルコレクションのアイテムには、アール・デコ調のグラフィックとレトラセットのモダンなフォントでデザインされたポール・スミスのネームが取り付けられています。これは1970年にデザインされた、ポール・スミスの最初のロゴです。ポール・スミス 50周年アニバーサリーカプセルコレクションは、ポール・スミス公式オンラインショップ、ポール・スミス メンズショップ、ウィメンズショップおよび、一部主要百貨店のイベントスペースにて10月21日より順次展開します。<ポール・スミス公式ウェブサイト>ポール・スミス 50周年アニバーサリーカプセルコレクション メンズポップアップショップ一覧>2020年10月21日(水)~11月3日(火) 大阪タカシマヤ1F グッドショックプレイス2020年10月21日(水)~11月3日(火) 大丸京都店 1F 店内ご案内所前特設会場2020年10月24日(土)~11月4日(水) 渋谷パルコ 1F POP UP SPACE ‘GATE’2020年10月28日(水)~11月10日(火) ジェイアール名古屋タカシマヤ 7F ローズパティオ※ 休業日や営業時間は各施設に準じます。※ ポップアップショップではメンズアイテムのみ販売します。メンズトラックジャケット 4万円<SPAGHETTI (スパゲティ)>1994年秋冬コレクションで発表。1980年代、東京を訪れたポールはスパゲティの食品サンプルを見つけ、瞬く間に魅了されました。ポールには食品サンプルが、サルバドール・ダリのシュルレアリスムの作品に見えたのです。スパゲティの食品サンプルは、その後フォトグラフィックプリントの手法を用いキッチュなシャツ地となりました。バックパック 4万7,000円<APPLE(アップル)>1990年春夏コレクションで発表。かねてから、バウハウスやル・コルビュジエのシンプルでミニマルなデザインに関心があったポールは、余計なものを除くシンプルなアプローチ‘less is more’のスピリットを自身のプリントデザインで表現しています。メンズボンバージャケット 8万5,000円<SEED PACKET (シードパケット)>1988年春夏コレクションで発表。ロンドンのコベント・ガーデンにあった老舗園芸店で購入した花の種のパッケージがインスピレーションとなったプリントで、上品な小花柄が主流であった当時、鮮やかでヴィヴィッドなメンズのためのフローラルプリントはかなり斬新なものでした。ウィメンズシャツ 3万6,000円<MANOR HOUSE (マナーハウス)>2002年春夏コレクションで発表。チョコレートボックスや壁紙などにみられる野暮ったくてキッチュなプリントに心惹かれていたポールは、おばあちゃんの英国カントリーハウスの壁紙をイメージしてデザインしました。このプリントは当時メンズとウィメンズコレクションで登場し、非常に高い評価を受けました。ドレス 5万6,000円<ROSE (ローズ)>1989年春夏コレクションで発表。子供のころから花のある暮らしに親しんだポールにとって、花をデザインソースとすることは自然なことでした。フローラルプリントは、ポール・スミスにとって現在でも欠かすことのできない重要なモチーフです。ウィメンズジャケット 27万3,000円<DEVORE VELVET (デヴォレ・ベルベット)>1998年春夏コレクションで発表。60年代後半、ベルベットは主に女性のイヴニングウェアに用いられていた素材で、メンズウェアで用いることは当時皆無でした。男性のトラウザーズとしての耐久性に不安があったものの、スーツとして仕立てることができました。これはダンディズムへの回帰だったと考えています。(日本ではウィメンズのみ展開)メンズウォッチ 3万9,000円<ORIGINAL LOGO (オリジナルロゴ)>1970年にデザインしたブランド最初のロゴ。初めて開いたショップで、当時キャッシュレジスターとして使用していた、アンティークのシガレットケースのデザインがインスピレーション源となっています。このオリジナルロゴは、カプセルコレクションのネームに加え、アーカイブモデルを特別カラーで復刻したメンズウォッチ、「Archives (アーカイヴス)」の裏蓋に刻印されています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月01日ゴディバ ジャパン株式会社は、唯一無二のコーヒーハンターJose. 川島 良彰氏が立ち上げた『ミカフェート』の「アイスコーヒー」、そしてポートランド発のスペシャリティ・ティーに特化した職人集団『スミス・ティーメーカー』の「アイスティー」、「アイスレモネードティー」、「ホットティー」を、2020年9月21日より全国のゴディバ限定ショップにて販売いたします。ゴディバのドリンクに、「アイスコーヒー」、そして「アイスティー」、「アイスレモネードティー」、「ホットティー」が登場します。「アイスコーヒー」は、唯一無二のコーヒーハンターJosé. 川島 良彰氏が立ち上げた『ミカフェート』による厳選された高品質のコーヒー豆を使用。ゴディバのチョコレートとも相性が良く、すっきりとした味わいのコーヒー。リフレッシュのひと時にもおすすめです。また、3種の紅茶には、ポートランド発のスペシャリティ・ティーに特化した職人集団『スミス・ティーメーカー』が厳選した上質な茶葉を使用しました。「アイスティー」は、こだわりぬいて選んだ茶葉を一晩水出しをし、すっきりとした味わいで、のどの渇きを潤します。「アイスレモネードティー」は、アイスティーにレモンベースを加えたフルーティーで爽やかな味わいです。「アイスティー」と「アイスレモネードティー」には、オレンジスライスを添えて見た目も華やかにご提供いたします。また、「ホットティー」はゴディバのチョコレートとも相性が良く、香り高い味わい。リラックスしたい時にもおすすめです。ゴディバのチョコレートのお供に、リフレッシュのひと時に、こだわりの「アイスコーヒー」、そして「アイスティー」、「アイスレモネードティー」、「ホットティー」をお楽しみください。■商品概要『ミカフェート』について世界各国3,000近くのコーヒー農園を知るコーヒーハンターJosé. 川島 良彰が2008年に設立。畑の管理から1杯のカップに至るまですべての工程に関わり、世界中の素晴らしい農園のコーヒーを提供しています。『スミス・ティーメーカー』について【スミス・ティーメーカー】は生涯を通してアメリカのティー文化の再興に尽力した故スティーブン・スミスが発足したポートランド発のスペシャリティ・ティーに特化した職人集団。世界各地の厳選した原料を直接調達し、卓越したブレンド技法によってバランスの取れた奥行きのある味わいをクラフト生産するティーブランドです。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月21日ポール・スミス(Paul Smith)のウオッチ「チャーチストリート(Church Street)」に、チックタック(TiCTAC)別注のペアモデルが登場。2020年9月11日(金)より、全国のチックタック系列店にて発売される。 「チャーチストリート」のチックタック限定モデルは、ホワイトの文字板に、ローズゴールドケースと茶革ストラップを組み合わせ、優しげな雰囲気に仕上げたペアウオッチだ。シックなカラーリングのなかに、ダイヤル上の繊細なパターンや針のアクセントカラーが心地よいアクセントを添える仕上がりとなっている。【詳細】 チャーチストリート チックタック限定モデル発売日:2020年9月11日(金)取扱店舗:全国のチックタック系列店、チックタック直営オンラインストア価格:メンズ 38,000円+税、ウィメンズ 36,000円+税※チックタック直営オンラインストアにて予約受け付け〈仕様〉・共通仕様クォーツ(月差 ±20秒)、素材 ステンレスケース / 球面クリスタルガラス、 5気圧防水・ケースサイズメンズ:厚み 9.2mm / 横幅 40.5mm、ウィメンズ:厚み 7.7mm / 横幅 28.0mm
2020年09月12日スティーブ・マーティンとジョン・キャンディ主演でヒットしたコメディ映画『大災難P.T.A.』がリメイクされることになった。今度の主演はウィル・スミスとケビン・ハート。ふたりはプロデューサーも兼任する。現代にアップデートされた脚本は、女性ライターのエイシャ・カーが手がける。製作配給はパラマウント。監督は決まっていない。スミスの最近作は『バッドボーイズ フォー・ライフ』。ハートの最近作は『ジュマンジ/ネクスト・レベル』。文=猿渡由紀
2020年08月19日ジョニー・デップ演じる“余命180日”の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つけるライフ・ファインディングドラマ『グッバイ、リチャード!』。本作では、物語冒頭でジョニー扮するリチャードが突然余命宣告されるが、このシーンについてとある実体験が思い起こされたという。ジョニーが本作で演じたリチャードは、博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送る大学教授。しかし、突然の余命宣告を告げられ、彼の人生は一変してしまう。そんな医師からの余命宣告シーンをふり返ってジョニーは「最初リチャードは“誰の話しをしてるんだ?まさか自分ではないよな?”と思ってしまう。実際に誰でもそう思うだろう」と主人公の気持ちを代弁。また「私の娘のローズが7歳だったころ大怪我をし、医者から手術を乗り越えられるか分からないと言われたことがある」と自身の娘リリー=ローズ・デップに起った出来事を回想し、「最初は“誰の話をしてるんだ?私の話ではない。自分にこんなこと起こるはずがない。”と思い、徐々に冷静になって事態を理解していったのを覚えている」と実体験をもとに死を身近に感じた際の感情を明かす。さらに「これが自分の命ではなく、娘の命の場合は必死に闘った。自分の命であったとしても、みんな怒って闘ってもいいと思うけど、私個人としてはリチャードのように振舞いたいと思っている」とコメント。リチャードは宣告を受け、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中には酒やマリファナを楽しむようになる。「リチャードは残された時間を最大限に活用する。闘って、生きて、死が迫っていても生き生きとする。生きれるうちに生きる。その時間に感謝して祝福する。そしてある日死がドアをノックしてきたらそのまま受け入れるんだ」と残された人生をありのまま生きると決意したリチャードの姿を自身の考えと重ねている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月17日ジョニー・デップが再びインデペンデント作品への回帰を果たした『グッバイ、リチャード!』。“余命180日”の崖っぷち男を演じた本作から本編映像が解禁。また、斎藤工、滝藤賢一から、その等身大の演技に絶賛を寄せるコメントが到着した。この度解禁となったのは、残された人生をありのまま生きると決めた大学教授のリチャードが、一風変わった授業を始める様子を切り取った本編映像。授業中に生徒からタバコをもらい口にするも、いままでタバコとは無縁の生活を送っていたリチャードは咳き込み「マズすぎる」とひと言。また、ゾーイ・ドゥイッチ演じる学生のクレアが妻の不倫相手である大学学長の姪だと判明すると「奴は大嫌いだ」と露骨に言い放つ。そしてリチャードは「この続きはバーでやらないか?」と学生たちに前代未聞の提案を持ちかける――。こうして始まった特別授業で、リチャードは彼らに何を教えていくのか。死を前に奔放になったリチャードを、ジョニーお得意のコミカルだが、どこか憂いを漂わせた演技で演じている。そんなジョニーの姿に、俳優・フィルムメーカーである斎藤工は「こんなジョニー・デップが観たかった」と絶賛。「演者と役柄が交点を持つ瞬間が幾度もあり 途中から何を観ているのか分からなくなった そのくらい今のジョニー・デップ そして今までのジョニー・デップの生きて来た時間がフィクションを超えて リチャード教授に落とし込まれていた気がしました つくづく映画を愛し映画に愛された男なのだと」と語り、合わせて「作品毎の七変化振りには 毎度心の二度見をさせられる 目の離せない新星」とクレア役のゾーイにもコメント。滝藤賢一は「生きているということは必ず死と隣り合わせであると突きつけられた。そんな当たり前のことを忘れてしまう。誰しもその時は間違いなくやってくる。果たして自分はジタバタせず受け入れられるのか...今の生き方でいいのか...この世に生まれてきた意味を考えずにはいられない。ジョニー・デップの芝居が響いた、このご時世だからこそ観るべき映画」と、コメントを寄せている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月14日ケヴィン・スミス監督が、子ども&ファミリー向け番組を制作している「WildBrain」とタッグを組み、「グリーン・ホーネット」をアニメ化するという。「グリーン・ホーネット」は1930年代にアメリカでラジオ番組から始まったヒーローもので、その後テレビ番組、コミックなどで展開。1966年の同名ドラマでは、主人公のグリーン・ホーネットをヴァン・ウィリアムズ、相棒カトーをブルース・リーが演じた。2011年にはミシェル・ゴンドリー監督、セス・ローゲン主演で映画化された。スミス監督は「グリーン・ホーネット」の大ファンであり、ゴンドリー版の映画がリリースされる7年も前の2004年に、ミラマックスから脚本家として映画化を打診されたこともある。スミス監督が構想していたアイディアが映画化されることはなかったが、2010年にコミックブックとして出版された。今回スミス監督が手掛けるアニメ「グリーン・ホーネット」は、ファミリーをターゲットとした内容になるとのこと。舞台は現代で、主人公はオリジナルのグリーン・ホーネット&カトーそれぞれの息子と娘。スーパー・ハイテクカーの「ブラック・ビューティー」も登場する。スミス監督はツイッターで「WildBrain」に「ブラック・ビューティーの運転をさせてくれてありがとう」とジョークを込めた感謝を述べ、今回の報道を認めている。(Hiromi Kaku)
2020年07月31日ジョニー・デップが余命180日の大学教授を演じるライフ・ファイディングドラマ『グッバイ、リチャード!』から、映画開始30秒で余命宣告をされる衝撃の冒頭シーンが届いた。エキセントリックな役柄が多いジョニーだが、本作で扮するのは、ある日、余命180日と宣告されたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始める大学教授のリチャード。抑えた演技ながら、様々な感情に揺り動かされるリチャードを魅力たっぷりに演じている。そんなジョニーは本作の見どころを「映画が始まって30秒でリチャードが余儀なくさよならを言わなければならないことを知る。彼は自分の残り僅かな時間しか残されていないことを知り、そこから自分の魂にとって何が大事かを探る時間がとても美しい」と語っているのだが、解禁された映像はまさにその余命宣告のシーン。「正直かなり悪い状況ですリチャードさん」と深刻な表情で切り出した医師が、「率直に言わせてもらいます」と断ると、「ステージ4の肺ガンです」と病名を告げる。眉間にしわを寄せた険しい表情でその話を聞くリチャードは、前のめりの姿勢で「背中の痛みは肺の悪性腫瘍によるものでだいぶ前から腫瘍があったようです」と詳細に続く病状を聞いていたが、「大学に知らせてください奥さんのヴェロニカと娘さんにも」という言葉に、宙を見つめて考えを巡らせる様子を見せる。そして、「残った時間は?」と尋ね、「治療すれば1年です運がよければ1年半」という医師の言葉を視線を落としたまま聞くと、「治療しなければ?」と再び質問し、「半年でしょう」という答えに呆気にとられながら苦笑いを浮かべる…という、一瞬にして人生が変わってしまった場面が淡々と描かれる。果たしてこの後、リチャードはどうなってしまうのか、気になる映像となっている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年07月24日ジョニー・デップが余命180日と宣告された大学教授を演じる『グッバイ、リチャード!』。本作から、ジョニーのコミカルな表情を堪能できる場面写真が届いた。本作でジョニーが演じるのは、大学教授のリチャード。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずが、ある日突然「余命180日です」と告げられたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始めるのだが…というのが、今回の役どころ。この度、解禁された場面写真は全部で10枚。ゆるくウェーブのかかった茶色の髪に、口ひげ、スーツという出で立ちで、落ち着いた雰囲気を漂わせるジョニーの姿を見ることができる。しかし、中には、そのスーツ姿のまま池の真ん中で、背中を丸めてずぶ濡れになっている姿も。視線はどこか遠い一点を見つめており、深刻な事態を感じさせる。さらに、病室のベッドの上で、八の字眉で誰かを見つめる情けない表情のカットもあり、リチャードが置かれた「余命180日」という状況が伝わってくる。その一方で、学生たちに講義をしたり、バーらしきところで真剣な表情で学生たちに何かを話したり、学生たちと並んで座り何かを見たりしているカットからは、やりたい放題でもしっかりと学生たちと関係が築けている様子が伺える。さらに、家で妻と娘とうつむきながら食事をしているシーンや、笑う妻の横でランプを倒して壊してしまい、なにやらハイな様子のカットなどもあり、家庭ではいったいどんな夫・父となっていくのか、その展開は気になるばかり。残された180日をリチャードがどう過ごし、人生の最後に何を見つけるのか、期待は膨らむ。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月25日超人気俳優ウィル・スミスとトム・ホランドがタッグを組んだ映画『スパイ in デンジャー』が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて7月10日(金)より日本公開されることになった。本作は、『アイス・エイジ』シリーズで有名なブルースカイ・スタジオ製作、世界を舞台に駆け巡る凄腕スパイの活躍を描いたスマートでエネルギッシュなアクション・コメディ・アニメーション作品。数々の危機に立ち向かい、超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、ランス・スターリング役をウィル・スミス、そんなランスとタッグを組むこととなる若き発明家ウォルター役を、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などでスパイダーマンを演じたトム・ホランドが演じる。ウィル・スミス本人が企画段階から関わった話題作ウィルは本作のストーリーやキャラクター設定など、企画段階から参加。まさに、ウィルをそのまま映画の世界へ投影したようなランスのキャラクターは、世界中のファンを虜にしてきた彼同様に、誰もがリスペクトするようなエリートスパイ。一方、トム演じるウォルターはスパイには欠かせないガジェットの数々を開発するが、奇抜なアイディアが時にランスを困惑させることも…。そのほかのキャストには、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのネビュラ役として人気のカレン・ギラン、『キャプテン・マーベル』のタロス役や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のオーソン・クレニック役のベン・メンデルソーン。さらに海外ドラマ「HEROES」シリーズやプロデューサーとしても知られるマシ・オカら、豪華キャストがずらりと肩を並べる。監督は、本作が長編映画監督デビュー作となるトロイ・クエイン、ニック・ブルーノが務める。『スパイ in デンジャー』は7月10日(金)よりディズニープラスにて日本公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイ in デンジャー 2020年、ディズニー公式動画配信サービスにて公開予定©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年06月24日ウィル・スミスが『Emancipation』に主演することになった。実話にもとづくアクションスリラーで、彼はプロデューサーも兼任する。スミスの役はプランテーションを逃げ出し、裸足で北へと向かう南部の奴隷。ようやく北部にたどりついた彼は、軍隊に参加するが、その診察の際に撮影された傷だらけの背中の写真が、奴隷制度撲滅を目指す人々の意思をさらに強めることになった。監督はアントワン・フークア。撮影開始は来年の予定。スミスが撮影中だった『King Richard』は、コロナで現在、撮影が中断されたまま。フークアの次回作『Infinite』は、すでに撮影を終えている。文=猿渡由紀
2020年06月16日『名探偵ピカチュウ』で主人公ティム・グッドマンを演じたジャスティス・スミスが、同性愛者であることをカミングアウトした。ジャスティスは自身のインスタグラムのアカウントで、ニューオーリンズで行われた人種差別抗議デモに参加したと報告。そのデモでは「黒人の命は大切だ」というだけでなく、「黒人のトランスジェンダーの命は大切だ」、「黒人のクィアの命は大切だ」、「すべての黒人の命は大切だ」というスローガンが叫ばれたという。ジャスティスは「自分が黒人のクィアである身として」とカミングアウトし、「『黒人の命は大切だ』と声高に叫ぶ人たちが、そこにトランスジェンダーやクィア(の命)が加わるとなると、黙ってしまうというのを目の当たりにして、すごく落ち込んだ。それはアンチ黒人も同然だ」とつづった。LGBTQ+のコミュニティのためにも声を上げるべきだと主張した。ここ数日のSNSは悲劇であふれているため、自分が恋人と楽しんでいる日常を見てもらいたいとして、彼氏のニコラス・アッシュとのキスショットも公開した。エル・ファニング、キャサリン・ラングフォード、ブライス・ダラス・ハワード、『名探偵ピカチュウ』で共演したキャスリン・ニュートンらから「大好き」などの応援コメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年06月08日ポール・スミス(Paul Smith)の人気レディースウォレットを特集。コンパクトなフォルムが魅力の「ミニ財布」を中心に集めたので、気になるデザインを探し出してみて。ポール・スミスの人気レディースウォレット“バルーン バニー”のカラフルウォレット注目は、ポール・スミスのラッキーアニマル“ラビット”を風船に見立てた「バルーンバニー」の手書きイラスト入りミニ財布。美しい発色と、風合いの良いマットな表情に仕上げているのが特徴だ。機能面では、ボックスタイプの小銭入れをはじめ、札入れ、6つのカードスロットを備えるなど、実用性もばっちり。アーティスティックな2つ折りミニ財布70’sポップアートにインスパイアされた「スクリーンフローラル プリント」は、2020年春夏コレクションのランウェイにも登場した、グラフィカルなフローラルが主役のデザイン。また、カードスロットのエッジにはコントラストカラーのペイントがあしらわれ、アーティスティックなムードをより一層UPさせてくれる。その高いデザイン性はもちろんのこと、小銭入れや札入れ、4つのカードスロットを完備した機能面もポイントだ。収納力抜群!がま口タイプのミニ財布「ダブルステッチディテール」は、がま口タイプのコインケースを組み合わせたミニ財布。内装には、8つのカードスロットと札入れをセットしている。また見た目は牛革のナチュラルな風合いを生かしたシンプルなビジュアルながらも、そのインサイドには鮮やかな赤を配し、カラーブロッキングを取り入れたブランドらしい配色も。カラーは、ブラウンに加えブラック、淡いピンクを用意。スリムなジップアラウンドウォレットスリムなミニ財布を探している人は、「カラースロット ラウンドジップ」がおすすめ。薄くスッキリとしたフォルムながらも、小銭入れや札入れ、5つのカードスロットを装備した、高い収納力も誇っている。ミニマルな表情のフロントとは対照的に、バックのカードスロットには3色のアクセントカラーをきかせたポップなデザインも魅力的だ。キャッシュレス派注目!シンプルなミニウォレットラストは、キャッシュレス派の人にぴったりなミニ財布「ストライプジップ」をピックアップ。マチ付きのコンパートメントに、複数のポケットを組み合わせたシンプルな構造が特徴だ。またファスナーテープには、ポール・スミスのシグネチャーストライプをあしらうなど、細部にまでこだわりをつめこんでいる。カラーは、ブラック、ベージュの2色を用意。詳細ポール・スミスの人気レディースウォレット発売時期:発売中・バルーンバニーエンボス ミニ財布 (W9.5×H9×D3.5cm) 18,700円(税込)・スクリーンフローラル プリント 2つ折り財布 (W10×H12×D2cm) 36,300円(税込)・ダブルステッチディテール 3つ折り財布 (W10×H8.5×D4cm) 22,000円(税込)・カラースロット ラウンドジップ ミニ財布 (W10.5×H8.5×D2cm) 20,900円(税込)・ストライプジップ ミニ財布 (W11.5×H7×D2.5cm) 16,500円(税込)【問い合わせ先】ポール・スミス リミテッドTEL:03-3478-5600
2020年06月04日月曜深夜に放送されている映画番組「映画天国」の4月27日(月)今夜オンエア回は、ウーピー・ゴールドバーグ主演、ウィル・スミスらが共演した『メイド・イン・アメリカ』をお届けする。1985年、『カラーパープル』の主演に抜擢され、1990年公開の『ゴースト/ニューヨークの幻』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞の助演女優賞に輝くなど高い評価を受けると、その後シリーズ化された大ヒット作『天使にラブ・ソングを…』や『ライオン・キング』など数々のヒット作に出演したウーピー・ゴールドバーグ。彼女が本作で扮するのはシングルマザーのサラ。物語はサラが精子バンクからの提供で生んだ娘・ゾーラの父親がなんと白人で、しかも中古車販売店を経営するプレイボーイのハルだったことから、突然誕生した親子関係にギクシャクしながら“家族”の関係が意外な方向へ進んでいくというもの。共演には「ザ・フレッシュ・プリンス」名義でラッパーデビュー、音楽ユニットで人気を博し、その後俳優業に進出したウィル・スミス。本作やマイケル・ベイ監督作『バッドボーイズ』、異星人との壮大な戦いを描いた『インデペンデンス・デイ』で一躍人気俳優となると、主演のみならず主題歌も担当した『メン・イン・ブラック』も大ヒット。『ALI アリ』や『幸せのちから』ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、演技の実力も評価され、最近も『アラジン』のジーニー役や、1人2役をこなし話題を呼んだ『ジェミニマン』など多彩な作品で活躍し続けている。また『スリーメン&ベビー』や『最高の人生の選び方』「CSI」シリーズなどのテッド・ダンソンらも出演。コメディアンとして、女優として幅広い活躍で知られるウーピー・ゴールドバーグのキャラが存分に発揮された『メイド・イン・アメリカ』は、4月27日(月)今夜25時59分~日本テレビで放送。(笠緒)
2020年04月27日リチャード・ギア(70)の妻アレハンドラ・シルヴァ(37)がニューヨーク州内で男児を出産したと24日、「Hola!」誌が伝えた。ギアとシルヴァは再婚同士のカップル。’14年、シルヴァがイタリアで経営するホテルで、共通の友人を通して出会った。約4年の交際の後、’18年に結婚し、翌年2月にはアレクサンダーくんが誕生。2人はそれぞれ以前の配偶者との間に息子を一人ずつもうけている。同誌の報道によると、プライバシーを守るため、パウンド・リッジに所有する牧場で自宅出産し、家族で穏やかに過ごしているという。
2020年04月24日ポール・スミス(Paul Smith)とスイス高級筆記具・画材ブランドのカランダッシュがコラボレーション。ボールペン「849 カランダッシュ+ポール・スミス エディション 3」が、2020年5月中旬より順次カランダッシュ銀座ブティック、ポール・スミス ショップ(一部店舗をのぞく)、カランダッシュ商品取扱店にて発売予定だ。なお、先がけ4月24日(金)よりカランダッシュ 公式オンラインブティック、ポール・スミス公式オンラインショップにて先行発売する。高級文具「カランダッシュ」とは?カランダッシュは、100%スイスメイドの筆記具、画材などを展開するステーショナリーブランド。1915年の創業以来1世紀に渡って、スイスメイドの筆記具や画材を展開している。ポール・スミスとのコラボレーションでは、ポール・スミスを象徴するストライプ“アーティストストライプ”を用い、カラフルなボールペンをデザイン。ベースとなったのは、カランダッシュのアイコン製品といえる、849(はちよんきゅう)ボールペンだ。“アーティストストライプ”のカラフルボールペン「849(はちよんきゅう)ボールペン」は、鉛筆からヒントを得た六角形のボディがポイント。滑らかでだまにならないクリーンな書き心地で、A4用紙で600枚、距離にして8kmもの筆記量を可能にする。今回はポール・スミスの“アーティストストライプ”をボディにあしらい、ポップにアップデート。クリップの下にはカランダッシュのロゴ、クリップの裏側にポール・スミスのロゴを刻んだ。選べる8つのパッケージまた、パッケージにも一工夫。“アーティストストライプ”から8色をピックアップして、パッケージに落とし込んだ。ボールペンは全て同じボディデザインでありながら、パッケージは8通りの中から選ぶことが可能に。ギフトにもぴったりなキュートなデザインとなっている。水溶性色鉛筆の8本セットも同時に、水溶性色鉛筆の8本セット「スプラカラーソフト ポール・スミス」も発売。通常の色鉛筆としても、水筆や霧吹きなどで水に溶かして水彩絵具のようにも使用できる。各色の鉛筆には、ポール・スミスのロゴを刻印し、さらに、本限定コレクションのために制作したオリジナルカラーも用意した。水溶性色鉛筆は、“アーティストストライプ”柄のメタル缶にセットイン。カラフルなデザインは見ているだけでハッピーな気分にさせてくれる。【詳細】・849 カランダッシュ+ポール・スミス エディション 3 7,000円+税・スプラカラーソフト ポール・スミス 8本入り 5,000円+税発売時期:2020年5月中旬より順次カランダッシュ銀座ブティック、ポール・スミス ショップ(一部店舗をのぞく)、カランダッシュ商品取扱店※予定※4月24日(金)よりカランダッシュ 公式オンラインブティック、ポール・スミス公式オンラインショップにて先行発売。※スプラカラーソフト ポール・スミスは、ポール・スミス公式オンラインショップ、および一部ポール・スミス ショップにて発売中。
2020年04月20日クリント・イーストウッド監督がアトランタ爆破事件の真実に迫る、実話サスペンス映画『リチャード・ジュエル』が、本日4月15日(水)よりデジタルセル先行配信開始。これに合わせて、5月20日(水)よりリリースのブルーレイに収録される映像特典からメイキング映像が一部公開された。1996年、アトランタ爆破テロ事件で爆弾を発見し、多くの命を救ったヒーローから一転、容疑者となった実在の男リチャード・ジュエル。FBI内部からのリークによるメディアの実名報道、それに便乗する世間の誹謗中傷によって引き起こされた冤罪事件がリアルに描かれた本作。イーストウッド監督が「実在の人々を描いたストーリーなのだから、その通りに描きたい」と語っていた通り、本作は20年前に実際の出来事が起きた街アトランタで撮影が行われた。その中には爆破事件の現場である記念公園も含まれており、撮影タイミングもアトランタオリンピックが開催された時期に合わせるという徹底ぶり。今回解禁された映像の中で、カメラスタッフは、多くの資料をもとに作品を忠実に再現することに注力したと話している。特に“メディアの目線”にはこだわったといい、「1990年代らしい映像を再現できた。画角も当時のサイズに合わせたから、より再現性が高い」と説明する。編集スタッフは、「観客がメディアのカメラを通して映像を見ることで実際にそこにいる感覚を味わえる。リチャードのそばで共に恐怖を感じることができる」とその意図を明かしている。また、美術スタッフによると、イーストウッド監督が実際の現場での撮影を望み、リチャードの母ボビ・ジュエルが住んでいたアパートの外観をつかった撮影も行われていたという。そして、全ての物語が始まる重要な場所である記念公園での撮影もかなり苦労したようで、本映像では触れられていないが、この20年間で公園のサイズ自体が変わっていたため、限られた時間の中で当時と同じような画にするため様々な工夫が必要だったことが明らかにされている。1996年当時をリアルに再現するためのイーストウッド監督とスタッフのこだわりが本編にちりばめられている本作。特典映像の「メイキング」にはその全容が収められている。『リチャード・ジュエル』はデジタルセル先行配信中、5月20日(水)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル、デジタルレンタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年04月15日ポール・スミス(Paul Smith)は、2020年4月9日(木)、“ウサギ”からインスピレーションを得た新作ウィメンズ腕時計「ラパン(Lapin)」を発売する。ポール・スミスにとって“ウサギ”は特別な存在。ブランド設立当時、ポール・スミスの故郷、英国ノッティンガムとロンドンを結ぶ電車の中で、ポールは「ウサギを見つけると幸運が訪れる」と話し、窓の外をずっと見続けていたという。以来、このエピソードを知った世界中のファンたちが、“ウサギ”のアイテムを贈るようになった。そして妻・ポーリーンも、ショーを行う度に成功を願ってミニチュアの“ウサギ”をポールに贈っている。そんなストーリーのもと、新作ウィメンズ腕時計は、フランス語で“ウサギ”を意味する「ラパン」を名に冠して登場。“ウサギ”の耳をイメージした丸みを帯びたラグ、“ウサギ”プリントのレザーストラップ、ポール・スミスの手描きによる“ウサギ”のイラストレーションを施した裏蓋など、象徴的なディテールを随所にあしらった。カラーは、ネイビーレザーストラップ×ライトブルーダイヤル、ピンクレザーストラップ×シルバーダイヤル、フローラルプリントのホワイトレザーストラップ×ライトピンクダイヤルの3色を揃えた。いずれも小ぶりなケースで、華奢な手元を演出してくれる。【詳細】ポール・スミス 新作ウィメンズ腕時計「ラパン(Lapin)」発売日:2020年4月9日(木) 予定主な仕様:日常生活用防水、クオーツ、球面クリスタルガラス、カーフケース径:Φ18.5mm■価格ネイビーレザーストラップ×ライトブルーダイヤル 31,000円+税ピンクレザーストラップ×シルバーダイヤル 34,000円+税ホワイトレザーストラップ×ライトピンクダイヤル 31,000円+税
2020年04月04日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Cowboy』Richard Princeアメリカの写真家・アーティスト、リチャード・プリンスが40年に渡り、アメリカの象徴として繰り返し取り上げてきたカウボーイのイメージについてまとめたボリュームたっぷりの1冊。1970年代中頃、当時画家志望でタイム誌のティアシート部門で働いていたリチャード・プリンスは、ライターのために記事を切り抜いた後に残った商品やモデルの広告写真に着目。それらを再撮し、切り取り、拡大した自身の作品を制作し販売し始めた。中でも特に惹きつけられたのは、煙草「マルボロ」の広告に登場するカウボーイのモチーフ。彼はその後、アート界に爆発的な影響を与え、訴訟を引き起こし、現代写真のオークション記録を樹立した。近年は1980年代、90年代のTIME誌をもとに今の技術を使って新シリーズを生み出し、インスタグラム時代においてもカウボーイへの熱中を継続している。本書は、リチャード・プリンスが過去40年間に製作した作品の中でアメリカ西部神話をどのように発掘してきたかを示す。プリンスは従来の写真の限界に再び挑戦し、カウボーイと西部を見るレンズを通して40年前に彼が引き起こした議論を再燃させる。【書籍情報】『Cowboy』写真:Richard Prince出版社:Prestel言語:英語ソフトカバー/484ページ/310×230mm発刊:2020年価格:1万290円■Shelfオフィシャルサイトで『Cowboy』を購入する
2020年03月21日ポール・スミス(Paul Smith)は、ベルリンを拠点に活動するアーティスト、クリストフ・ニーマンとコラボレーションしたカプセルコレクションを、2020年3月18日(水)にポール・スミスのメンズショップ、ウィメンズショップにて発売する。クリストフ・ニーマンは、アーティスト・作家・アニメーターとして活動し、雑誌『The New Yorker』や『The New York Times Magazine』の表紙、グーグル、ラミー、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ナショナルジオグラフィックなどのアートワークを手がけている。コラボレーションのカプセルコレクションでは、クリストフ・ニーマンの遊び心あふれるイラストレーションをあしらったメンズ・ウィメンズのTシャツ、シャツ、スウェット、フーディといったウェアを展開。また、スカーフ、キャンバスバッグ、革小物などのアクセサリーやシューズも用意する。“Hello”“GOOD BYE”の文字が印象的なインターシャニットやフーディ、パームツリーのグラフィックをフィーチャーしたカラフルなシャツ、風景や人物をユニークなラインで描いたキャンバスバッグ、スマートフォンモチーフのラップトップケースなど、シンプルながらもプレイフルで親しみやすいアイテムが揃う。また、カプセルコレクションの発売を記念して、ポール・スミスの一部主要店舗では3月18日(水)から順次、クリストフ・ニーマンのエキシビションを開催する。エキシビションでは、世界各地で撮影された風景写真に、ニーマンならではのユニークな視点でイラストを描き足した作品が展示される。【詳細】ポール・スミス + クリストフ・ニーマン発売日:2020年3月18日(水)展開場所:ポール・スミス メンズショップ、ウィメンズショップアイテム例:〈メンズ〉・スウェット 24,000円+税・Tシャツ 18,000円+税・半袖シャツ 28,000円+税・キャンバスバッグ 29,000円+税・二つ折り財布 23,000円+税・カードケース 15,000円+税〈ウィメンズ〉・スウェットパーカ 28,000円+税・シャツ 31,000円+税・インターシャニット 34,000円+税・スニーカー 50,000円+税・ロングスカーフ 28,000円+税■クリストフ・ニーマン エキシビション会期/場所:・3月18日(水)~31日(火):ポール・スミス 六本木店、大阪店・4月4日(土)~17日(金):ポール・スミス 渋谷店、福岡店、仙台店・4月25日(土)~5月10日(日):ポール・スミス 京都三条店※六本木店はメンズ・ウィメンズ商品、その他のショップはメンズ商品のみの展開。
2020年03月15日ウィル・スミスが主演し、「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランドが共演したデンジェラス・スパイ・アクション・アニメーション『スパイ in デンジャー』(原題:Spies In Disguise)が日本でも公開されることが決定した。どんな危険なミッションもクールにこなす世界最強で、最高にスタイリッシュなスパイのランス・スターリング。彼は、ある任務で押収した最新鋭の武器を横流ししたという汚名を着せられ、情報局から追われることに。真相を追ううちにランスは、世界の平和を脅かす恐ろしい陰謀を知る。この緊急事態に同じく情報局をクビになったばかりの若き発明家ウォルター・ベケットを頼り、彼が開発した“透明になる薬”を飲むのだが、手違いでランスはハトの姿に変身してしまう…。昨年12月に全米公開を迎えた本作は、ルーカス・マーテルによる「ピジョン・インポッシブル」を原案とした映画。本作が長編映画監督デビューとなるトロイ・クアネ、ニック・ブルーノが監督を務めた。本作には、豪華キャストたちが声の出演をしており、数々の危機に立ち向かい超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、ランス・スターリングをウィルが演じ、さらに本作のストーリーやキャラクター設定など、企画段階から参加。そして、ランスとタッグを組むこととなる若き発明家、ウォルター役を『スパイダーマン』『アベンジャーズ』シリーズなどでスパイダーマンを演じたトムが声をあてる。ウォルターはスパイには欠かせないガジェットの数々を開発するが、奇抜なアイディアが時にランスを困惑させることも…。ほかにも、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのネビュラ役などで知られるカレン・ギラン、『ダークナイト ライジング』『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン、「HEROES」シリーズなどのマシ・オカらが本作を一層盛り上げる。『スパイ in デンジャー』は5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年02月18日ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが演じる、マイアミ市警の名物刑事コンビ“バッドボーイズ”が活躍する、久しぶりの続編にして第3作目となる『バッドボーイズフォー・ライフ』が公開中だ。全米では同日公開の『ドクター・ドリトル』を抑えて、興行成績ナンバーワンの座を獲得。大ヒット発進となった本作は、なんと言ってもハードなアクションのなかで交わされる、漫才のような軽妙な掛け合いが魅力だ。なかでも、いまとなってはハリウッドのトップスターとなったウィル・スミスが、“当たり役”となったマイクを再びいきいきと演じる姿が“胸アツ”。「やっぱりウィル・スミスは“バッドボーイズ”が一番」と思わせる好演を見せている。もちろん、前作以降、コメディ映画で存在感を発揮していたマーティン・ローレンスのおとぼけも健在。絶妙なコンビネーションで観客を沸かせる。さらに注目したいのは、本作の監督だ。『バッドボーイズ』シリーズといえば、豪快さとユーモアをあわせ持つマイケル・ベイ監督のイメージが強いが、今回は新鋭のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーがメガホンを取った。アウトロー・クライムアクション映画『ギャングスタ』での、キレのある演出と迫力あるバイオレンスシーンが話題になったふたりだが、その資質が本作『バッドボーイズフォー・ライフ』にぴったりとはまり、批評家筋の評価のみならず、観客の支持が圧倒的に大きい作品となった。主演コンビとともに、監督コンビの仕事も堪能してほしい一作だ。『バッドボーイズフォー・ライフ』公開中
2020年02月03日ポール・スミス(Paul Smith)の2020-21年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2020年1月19日(日)にメンズコレクションと同時に発表された。50周年を迎える今季は、アーカイブルックをまとめたアニバーサリームービーとともに幕開け。テーラードを色と柄で遊ぶイギリスの伝統的なテーラードスタイルを継承しつつ、カラフルなプリントを取り入れて、ポップなジャケットルックを展開するポール・スミスらしく、今季はテーラードをバリエーション豊かに揃えた。ファーストルックから続くのは、ピークドラペルのジャケットでやや長めの身丈。スラックスはゆるくフルレングスで、削ぎ落とされたシンプルなデザインが、紳士服のような強さを放つ。コーディネートはトーンオントーンのスタイルで、ポール・スミス らしいポッププリントで遊ぶ。ホワイトのスーツルックにはドッド柄の白シャツを、ダブルのロングコートは裏地に水玉模様をあしらっている。セットアップスタイルでスカートを着こなしスカートルックに移行しても、テーラード同様にセットアップで着こなすのが淑女の楽しみ方。ドッド柄の膝丈スカートに、アーム部分だけ水玉をあしらったシャツをコンビネーションさせたり、筆記体のブランドロゴや迷彩柄を全面にプリントしたジャケットに、同柄のスカートを合わせたりしている。プリントといえば、今季はスパゲッティ柄が印象的。ブラックの下地に、ミートソースのようなトマトレッドで、フォークにくるくると巻いたパスタを描いた。一見するとスパゲッティと認識できないほどデフォルメさせて、シャツやスカートの全面にプリントしている。
2020年01月23日サム・ロックウェルがFBIとメディアを相手に、爆破事件の容疑者にされた男の無実を信じて闘う弁護士を演じたクリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』。この度、サムが劇中とは一転、リラックスした姿を見せながら本作のテーマや見どころについて語るインタビュー映像をシネマカフェが入手した。サム・ロックウェルを魅了したのは、孤立無援のリチャードを信じて共に闘う弁護士ワトソンの実像だった。ラフなシャツでリラックスしたサムは、「ワトソンの役柄はとても好きだ。リチャードの無実を証明するため貪欲にこの重大な事件を引き受けた」と語る。FBIとメディアというふたつの巨大な権力を敵に回すことは、常識的な弁護士であれば誰もがひるむに違いない。だが、ワトソンだけは違った。彼には、真実が歪められたことに対する怒りと正義、そしてリチャードの固い絆があったのだ。また、イーストウッド監督の現場は俳優として最高の環境だったという。「俳優も兼ねている監督にはいつも配慮してもらえる。カメラの前に立つことがどう精神的に感じるのか知っているので配慮してくれる。イーストウッド監督も例外なく、すごく配慮してくれる俳優にとてもやさしい監督だ」と現場をふり返る。一方のイーストウッド監督は「どんなキャラクターであれ、それを包み込むように理解し、彼自身のものにできる。実際に完璧にこなしていた」とサムの演技に絶賛を贈っている。「メディアが下調べもなしに報道するとどうなるか」本作が描くリチャードの物語は、決定的な証拠もないまま容疑者としたFBIの焦り、そして、確かな裏とりもせずに「リチャードが容疑者」だと実名報道したメディアの良識に鋭く切り込む。サムは、「作品の中心的なテーマは冤罪で、メディアが下調べもなしに報道するとどうなるかも描いている。山火事のように人々は飲み込まれ、コントロールが効かなくなる」のだと断言する。しかも、リチャードを襲った悪夢のような事件と「同じようなことが起こり続けているからこそ、古くならない大事な問題だ。耳を傾けるべきだよ」と、映画が訴えかけるテーマの重要性を訴える。また、この映画のもうひとつの面白さは、ワトソンとリチャードのバディ・ムービーとして楽しめることだ。『スリー・ビルボード』でオスカー俳優となったサムは、撮影前にポール・ウォルター・ハウザーと3日間を共に過ごし絆を深めたという。「ワトソンはリチャードにとって適任な弁護人だった。彼はリチャードにとって、父や兄のような関係だったからだ。基本的にはずっと、ワトソンがリチャードに物事を教えている。そんなふたりの関係もこの映画の見どころだ」と語る通り、ふたりの絆も重要なポイントだ。1996年の事件発生から24年が経過した2020年に公開される『リチャード・ジュエル』は、サムが語る通り、いままさに我々の周りで起こっていることを描いた作品だ。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会では、誰もが「被害者」にも「加害者」にもなり得る。イーストウッド監督が時代に警鐘を鳴らす実話サスペンスで描く“真実”を、劇場で目撃してほしい。『リチャード・ジュエル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月18日現地時間1月14日(日本時間1月15日)、映画『バッドボーイズフォー・ライフ』のLAプレミアがロサンゼルスで開催され、主演のウィル・スミスをはじめ、マーティン・ローレンス、アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督コンビ、製作総指揮のジェリー・ブラッカイマーが登壇した。本作は、全世界でシリーズ累計4億ドルを突破した大ヒットシリーズ『バッドボーイズ』の第3弾。イベントでは、まずウィルが会場に集まったファンに向けて「『バッドボーイズフォー・ライフ』にようこそ!今夜は来てくれてありがとう。シリーズ最初の作品から25年、2作目からは17年、そしてついに3作目、戻ってきたよ!」と挨拶し、「この映画をみんな絶対気に入ってくれると思う。前作から時間がかかったのは、3作目を最高のものにしたかったからだ。これまでの2作を大切にしているからこそ、同じように大切に3作目を作りたかった」と思いを語った。また「ほとんどの人は知らないと思うけど、最初の作品はマーティン・ローレンスがまずはキャスティングされて、スタジオやプロデューサーはマーティンに“君は誰と組みたい?”と聞いて、俺を選んでくれたんだ」と第1作目のキャスティングエピソードを披露。マーティンも「俺の人生の中でも最高の判断だよ」とふり返った。第1弾は1995年、第2弾は2003年に公開。それから17年の時を経て、今回第3弾が公開される。第1作目からプロデュースを手掛けるジェリーは「前作から17年の時を経て、彼らは戻ってきた。よりレベルアップしてね!」と言い、「そしてウィルとマーティンという素晴らしい役者を映画に迎えることによって、彼らが映画の中で生み出す特別なケミストリーを楽しむことができる。この2人は偉大だよ。それぞれとても面白いが、2人でいるともっと面白くなる。このケミストリーが最高だ。マイケル・ベイ監督が生み出したような素晴らしいアクションは健在で、今回若き監督2人がさらに個性を発揮した。とてもエキサイティングな仕上がりだよ」と史上最強の刑事コンビに賛辞を送った。そしてアルビ監督は「夢が叶ったよ。子供の頃『バッドボーイズ』を観て育ち、ウィルとマーティンの大ファンだった。この2人のレジェンドと一緒に仕事ができたなんて、いまだに信じられないよ」と心境を明かし、ファラー監督も「10歳の頃『バッドボーイズ』を観て、公園で警察官ごっこをしたのを覚えているよ。この映画に携われたことは本当に光栄だ」と2人とも大興奮。ブランド物のスーツを着こなし、ポルシェをカッ飛ばすウィル演じるマイク・ローリーと、危険な職務に臨むことには消極的なマーティン演じるマーカス・バーネットという“史上最強の刑事コンビ”として、長年コンビを組む2人。この関係性についてウィルは「僕ら2人のケミストリーについては、よく話し合うけれど、相性の良さがどこから来たのかを説明するのは難しいよ」と話し、「秘密の要因があるかもね。お互いを楽しみ、理解し合い、それが映画の中で素晴らしいケミストリーを生み出し、観客を楽しませることができるんだ」と説明。またプレミアでは「僕のヒザは今年いっぱいが限界だね。来年には手術が必要だよ」と会場の笑いを誘う場面もあった。『バッドボーイズフォー・ライフ』は1月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バッドボーイズフォー・ライフ 2020年1月31日より全国にて公開
2020年01月16日今年90歳を迎えるクリント・イーストウッド監督の、実に第40作となる最新作『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ爆破事件を描く実話サスペンス。『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』など実在人物をめぐる“真実”を描き続けてきた巨匠が、「この物語は、今、我々の周りで起きていることとすごく似ている」と語るのは、同事件の第一発見者として数多くの人々を救ったはずのリチャード・ジュエルの物語。警備員として献身的な働きが讃えられ一躍ヒーローとなるが、数日後にはFBIの捜査情報が漏洩し、地元メディアが「リチャードを捜査中」と実名報道したことで状況は一転。爆弾犯扱いされたリチャードは、名誉もプライバシーも奪われてしまう。今回、その主人公リチャードを演じたポール・ウォルター・ハウザーの特別インタビューが届いた。イーストウッドからの特別なオファーを受け初主演本作の映画化に向けて、イーストウッド監督は「リチャード役にはポール・ウォルター・ハウザー以外考えていなかった」という。実話を基にしたマーゴット・ロビー主演の傑作『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』を観ていたイーストウッドは、迷うことなくキーパーソンを演じていたハウザーに出演オファーを送った。「映画の撮影でタイに滞在していたとき、クリント・イーストウッド監督が次の映画の主役のひとりに僕を考えているという電話をもらった。信じられなかった」とハウザーは言う。「キャスティングのジェフ・ミクラットと製作のティム・ムーアから『ほかの仕事は保留しておいてほしい。どうしても君に出演してほしい』と依頼された」と、そのオファーに驚いたそう。「3週間後タイから帰国した後、ワーナー・ブラザースの撮影所でクリント・イーストウッド監督に初めて会った。僕を見た監督は、少しニヤリと笑った。まるで僕に会った瞬間、彼の予想が完璧だったと証明されたかのように」と、初対面は「監督から自分がリチャード・ジュエルと思ってもらえたことは、僕にとっても安心する出来事」となった。そのミーティングの後で脚本を渡された。「もともと僕は、脚本を書いたビリー・レイの大ファンなんだ。僕が大好きな映画、ピーター・サースガード(&ヘイデン・クリステンセン)の『ニュースの天才』を書いている。だから彼が書いたセリフを演じられることは光栄だった。この脚本の強みは、重い物語のなかに可愛らしい瞬間や面白いシーンが描かれていることだ」とユーモアも交えた人物描写に惹かれ、「さらに映画のなかでは現実とは違い、リチャードが英雄として描かれているところが気に入った」とも言う。リチャードを等身大の人間として体現するやがてハウザーは役作りを進めた。「監督は、リチャードの声質や喋り方、また動き方や仕草をマスターするために、たくさんの映像を観てほしいと言った。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』での僕の演技を観て、現実の男を演じられると思ってくれていたようだ。でも僕は有名なスポーツ選手や政治家などセレブリティを演じたわけではなく、すべてを完璧に真似する必要はなかった」と明かす。「僕なりの演技であっていいと思ったし、重要なのは脚本に敬意を払って演じることだった。でもたくさんの映像を観て学び、体重も増やしたよ」と、彼なりにアプローチを進めていったという。最も意識したことが、等身大の人間としてのリチャードを体現することだった。「僕が避けたかったのは、リチャードをアメリカ南部の典型的な田舎者として描くことだった。彼をただひとりの人間として演じたいと思っていた。南部なまりがあるのは、たまたま生まれた場所で身につけた副産物のようなものだ」。そして、リチャードの潔白を信じる弁護士ワトソン役のサム・ロックウェルを始め、「この映画に関わった人は全員、登場人物をリアルで地に足が着いた人間として描くことを目指していた」と、キャストもスタッフも等身大のリアリティを追求したとふり返る。実母ボビ、弁護士ワトソン氏との面会で得たものさらに、リチャードを演じる上でハウザーにとって欠かせないミーティングもあった。「リチャード・ジュエルを知る人、母ボビ・ジュエルと弁護士のワトソン・ブライアント氏に会った。僕らは数時間に及ぶ長いミーティングをして、リチャードについていろいろと教えてもらった」と、親密な会話を通して役作りを進めた。最も重要だったことが「この物語について彼ら自身がどう感じたかを尋ねること」だった。「何が真実なのか、何がねじ曲げられたのか」ハウザーは当事者の言葉に耳を傾けて空白を埋めていった。「僕らがわからなかったところを彼らに埋めてもらうことができた。しかもイーストウッド監督が僕のキャスティングに自信を持っているからこそ、ふたりは僕を信頼すると言ってくれた」といい、そうして現場に臨む準備が整っていった。サム・ロックウェルと初めて会った夜、ふたりで『レインマン』を観た!「サム・ロックウェルは僕にとって演技の英雄だ。共演は興味深い経験だった」というハウザーは、彼に対してさらにリスペクトを深めたようだ。「サム自身がロバート・デュバルやジーン・ハックマンに対して感じるものを、僕は彼に感じている」と敬意を込める。「彼に会えてとても嬉しかったし、僕が憧れとともに感じていた壁を壊してくれた。ただひとり人間や仲間として話すことができた」と、共に俳優として現場に臨む準備を進めていった。「サムに初めて会った夜、チョコレートとウイスキーを楽しみながら、彼のソファでダスティン・ホフマンとトム・クルーズの『レインマン』を観た。僕の人生のなかで最も不思議で最高の瞬間のひとつ」だったと告白する。「でもその瞬間がすばらしかったのは僕らが打ち解けるチャンスになったからだと思う」とハウザー。互いに異なるふたりの旅路を描く『レインマン』から、2人の関係性を確認していったという。「リチャードとワトソンのようにお互いの理解を深めていく。脚本の演技を考えていないときにただ一緒に過ごす瞬間が大きな影響を与え、スクリーン上の相性の良さを作り上げていってくれた」と、撮影前にサムと過ごした3日間は特別な時間となった様子だ。「人に対して温かい」俳優に最大の敬意を表するイーストウッドの演出ハウザーにとって、クリント・イーストウッドは雲の上の存在だ。ひとりの映画ファンとして、「僕が初めて観たクリント・イーストウッド映画は、ケビン・コスナーとともに主演を務めた『パーフェクト ワールド』だったと思う」とふり返る。成長した彼のお気に入りは、「アンジェリーナ・ジョリー主演の『チェンジリング』だ。ドラマ映画のお気に入りの一作だ。『ミスティック・リバー』や『ミリオンダラー・ベイビー』も忘れられないすばらしい映画だ。いろんな映画を観てきたけど、クリント・イーストウッド監督の映画は常にどこかで観てきている」という。そんな巨匠の現場に入ったハウザーは、監督の人柄について「監督はやさしく、自信があり、人に対しては温かい人だ」と、俳優たちを包み込むかのような人柄に魅了されたという。「だから彼を恐れる気持ちがあるなら、それは彼が映画製作のビッグネームで、物語を綴るマスターだからだ。彼はカウボーイにも見えるし、恋人にも見える。またファイターでもあり、映画を象徴する存在だ。そういう意味では圧倒されたよ」と、撮影現場のイーストウッドと、映画人なら誰もが敬愛する偉大なる存在であるイーストウッド、ふたつの顔を間近に体験することになった。「この映画における僕らの監督と俳優としての関係は、とてもオープンで率直なものだった。何か気に入らないことがあれば正直に伝えられたし、もう一度テイクをやらせてほしいとも言えた。監督も決して僕の意見をさえぎることはなく、僕が必要だと言うテイクを撮らせてくれた」と、俳優として最高のパフォーマンスを引き出されたと実感している。イーストウッド監督も「私が君を選んだのは、君を信頼していて、自分なりの選択をしてほしいからだ。自分を信じて、君なりの考えでこの役を演じてほしい」とハウザーに演技を委ねた。リチャード・ジュエルの1枚の写真に心を震わせた撮影が終わり、「リチャードが泣いている写真を見た」ハウザーは大きく心を動かされたという。「大人の男性が泣いている様子に感情を揺さぶられた。彼はただ泣いているだけではなかった」。「意志が強く、強い男であるイメージを保つことを大切にしている男が、公共の場で泣き崩れている」姿を目の当たりにして、「この事件が彼をどれほど傷つけたのかということに気がついた。彼は壊れてしまった。悪夢のような状況下で、彼ほどに壊れた男性をどう扱えばいいのか、またこのおぞましいほどの窮地から彼を救うためには何が必要なのか」を深く考えさせられたのだ。イーストウッド監督が24年前に起こった事件を描く本作で主役に抜擢されたハウザーは、SNSが定着し、情報の真偽が確認されぬままに世界に伝播していくいまだからこそ、この映画が重要だと指摘する。「この映画から感じ取ることができることがひとつあるなら、それは見た目で物事を判断してはいけないということだ。誰かに対して、勝手に予想を立てて壁を作り、決めてかかってはいけないということだ。その人についての事実を知るべきだし、誰と対するときも適正で万全の注意を払ってその人を知っていく必要がある」と、いまを生きる我々自身が情報に対して意識的に生きる必要があると力を込める。「さらに正義が明らかになるのはときに自分が思うよりも時間がかかると理解することも必要だ。この映画が描くリチャード・ジュエルの物語で、人々は正義になんか興味がなかった。彼らが気にしていたのは、謎を解明して事件を終わらせることだけだった」と締めくくる。ハウザーが体現したリチャード・ジュエルの姿は、いまを生きる全ての人に響くに違いない。『リチャード・ジュエル』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月11日クリント・イーストウッド監督が1996年に起こったアトランタ爆破事件を描く『リチャード・ジュエル』。本作で、爆発物の第一発見者でありながら第一容疑者と実名報道された警備員リチャードの母ボビを演じているのは、『ミザリー』(’91)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、数多くの作品で確かな演技を披露し続けている名女優キャシー・ベイツ。本作では第77回ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた。多くの人々から敬意を集め、長いキャリアを誇るベイツだが、イーストウッド監督と組むのは今回が初。「ぜひ出たいと思ったのは、クリントと仕事ができるからだったということは認めなくちゃね」と笑うベイツは、「やっとその機会を得られたなんて、とにかく感激したわ」と語っている。イーストウッドは、なぜ『リチャード・ジュエル』の映画化を決めたのか?イーストウッド監督に最初に尋ねたことは、「なぜこの映画を作りたいと思ったの?」ということだったというベイツ。すると監督は「自分が観たい映画だからだと言ったの。それが彼の最初の言葉。リチャード・ジュエルがFBIからひどい扱いを受けたのは悲劇だと心から感じたそうよ。FBIは、訓練用の映画を作るのに協力してくれとリチャードに頼んだのだけど、それは彼にミランダ警告で被疑者に認められている権利を放棄させるための策略だったの」と、監督が感じた憤りを耳にして驚いたという。ミランダ警告とは、アメリカの法執行機関が被疑者の取り調べを開始する前に、権利を告知する義務を指す。「黙秘権があること」「供述が不利な証拠になりうること」「弁護士の立ち会いを求める権利があること」「公選弁護人をつけてもらう権利があること」を知らせなければならないのだ。だが、FBIはリチャードにこのルールを遵守しなかった。「私はとにかく驚いた。もちろん、あの爆破事件のことは知っていたけれど、リチャード・ジュエルと彼のお母さんにとってそれがどれほど悲惨な体験をしたのか、全然知らなかったから。その部分を脚本で読んで、ほんとうに恐ろしかったわ」と、映画が描く事実に衝撃を受けたという。実母との特別な時間から生まれたキャシー・ベイツの熱演ベイツは、自分が演じた実母ボビとも時間を共にした。「彼女は、リチャードが若くして亡くなった(2007年44歳で逝去)のは、あんなひどい体験をしたことが大きな原因だと思うと言っていた」とふり返る。「彼らが体験したことは、誰にでも起こりうる。彼は物心ついてからずっと警官になりたかった。ほかの人たちの世話をしたり、人助けをしたいと思っていた。彼は自警団っぽいところが強かったために、FBIはそれを捻じ曲げて考えて、何か悪いことのように見せたの。そして彼は殺人犯のプロファイルに完全に一致すると考えられた」と、プロファイリングによる捜査を優先させたFBIはリチャードが容疑者だと断定したと指摘する。「ボビは脚本を1ページずつめくりながら、その当時の気持ちを話してくれたの。FBIから送り込まれた15~20人ぐらいの捜査官たちが家をあさり、彼女の私的な文書や日記まで調べたときの気持ち」を聞かされたベイツ。「家宅捜索のときに彼女の下着が入った引き出しまであさったのよ」と、容疑者捜査という大義を振りかざすFBIのやり方に苦言を呈する。この場面は、悲嘆に暮れるボビが捜査員に噛みつくシーンとなって本編でも再現されている。また、製作のティム・ムーアはこう語る。「私たちみんなの心に響くのは、ひとりの人間の人生が完全に破壊されただけでなく、彼の母ボビが、自分の息子がアメリカでいちばん憎まれている人間として扱われるのを見なければならなかったという点だ。彼女は息子を誇りに思っていたし、実際、あのときの彼の行動は誇りに思って当然だった」。「キャシーは“強打者”だ。この役でホームランを打った」一方、リチャード・ジュエルを演じたポール・ウォルター・ハウザーは、脚本を読んだ瞬間に母親ボビはキャシー・ベイツが演じるべきだと確信したという。「脚本を読んで、まず『これはキャシー・ベイツだ。キャシー・ベイツが僕の母親を演じている』と思った。実際に演じると知る前に僕はそう思った。完璧なキャスティングだ。キャシーは“強打者”だ。この役でホームランを打ったと思う。彼女が演じることでほんとうに特別なキャラクターになっている」と、イメージ通りにキャスティングされたベイツの演技を絶賛する。そしてベイツも、ハウザーとの共演を喜んだ。「ポールを『アイ,トーニャ史上最大のスキャンダル』(18)で観たとき、『すばらしい俳優よ。若くて、楽しくて、みんなを盛り上げるタイプ』だと思った。この作品で私は彼にすっかり惚れ込んでしまったのよ。彼は善良な人なので、その母親を演じるのは楽だったわ」とふり返っている。誰もが“加害者”にも、“被害者”にもなり得るSNS社会に巨匠が警鐘を鳴らす2020年に90歳を迎える巨匠クリント・イーストウッドは、『アメリカン・スナイパー』を超える緊迫感と共に、“知られざる真相”への興味と感心を絶えず刺激し続けながら、心優しい男がなぜ全国民の敵となってしまったのかを追うサスペンスドラマとして描き出した。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会では、誰もが“被害者”にも“加害者”にもなり得る。この他人事ではない実話を通じて、イーストウッドが時代に警鐘を鳴らす。息子の潔白を信じる母ボビと犯人扱いされた息子リチャードに待ち受ける、FBIの徹底的な捜査と、スクープという獲物に群がるメディアリンチの罠。その顛末をスクリーンで確かめてみてほしい。『リチャード・ジュエル』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月07日『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッド監督が贈る、1996年アトランタ爆破事件の実話を描いた衝撃の問題作『リチャード・ジュエル』から、日本版オリジナルポスターが解禁となった。1996年アトランタ爆破事件の容疑者にされた男の実話を描いた本作。監督は、2020年に90歳を迎える巨匠クリント・イーストウッド監督。主人公のリチャードをポール・ウォルター・ハウザー、弁護士ワトソンをサム・ロックウェル、リチャードの母のボビをキャシー・ベイツ、女性記者をオリビア・ワイルド、FBI捜査官をジョン・ハムが演じた。今回解禁された日本版ポスターは、実名報道されたことでメディアに取り囲まれ、沈痛な表情でうつむくリチャードを捉えている。後ろには、巨大権力に立ち向かう決意をした弁護士のワトソンが厳しい表情で寄り添い、リチャードの隣で母ボビが悲嘆にくれて涙ぐんでいる。報道陣の中には、アトランタ・ジャーナルの女性記者キャシー・スラッグスとFBI捜査官トム・ショーの姿がある。「その日、全国民が敵になった―」というコピーが添えられ、心優しい男がなぜ容疑者になってしまったのか、思わず真相を確かめたくなるビジュアルに仕上がっている。『リチャード・ジュエル』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月13日