マジンガーZにサンバルカン、ギャバン……。アニメ・特撮音楽の巨匠、渡辺宙明(わたなべ・ちゅうめい)が生み出した“宙明サウンド”を、水木一郎、堀江美都子、串田アキラの三大アニソン歌手の歌声と、壮大なオーケストラで存分に堪能する贅沢なコンサート「渡辺宙明特集ヒーローオーケストラ~昭和の子どもたちへ~」が4月21日(土)に文京シビックホール大ホールで開催される。開催に先立って、17日に東京・浜離宮朝日ホールにてリハーサルが行われた。【チケット情報はこちら】総勢31名によるオーケストラ・トリプティークによって、『野球狂の詩』『あかるいサザエさん』『ローラーヒーロー・ムテキング』『時空戦士スピルバン』『マジンガーZ』と、昭和の子供たちを育てた数々の名曲が現代に蘇っていく。指揮を務める齊藤一郎は、的確な指揮で情熱的でノリの良い音楽を作っていた。その横で譜面を手にした渡辺宙明は、「とても良いメンバーが集まって嬉しいですね」と笑顔で優しく語りかけていた。『宇宙刑事シャリバン』の主題歌で現在もカラオケ人気の高いロックナンバー『強さは愛だ』では渡辺が「ここでドラムのフィルを入れてください」と指示を出し、『宇宙刑事ギャバン』では、シンセによって再現される琵琶のヴォリュームを調整。“宙明サウンド”といえば“マイナーペンタトニックスケール”が代名詞であることは間違いないが、『おれはグレートマジンガー』のイントロのティンパニや『太陽戦隊サンバルカン』のコンガなど、ビートの組み立てや打楽器のポジションなどにも細心の注意が払われていることがわかるリハーサルだった。何より驚かされたのは、92歳になる渡辺が全てのリハーサルに参加していることだ。リハーサルでは渡辺が自ら指揮をとり指導をする場面もあった。アニメ『ふたりはプリキュア』のヴォーカルアルバムにも参加するなど、今なお、現役の作・編曲家として現場で活躍している。そんな渡辺は、リハーサルを終えて、「40年前の曲だけど、自分で聞いてもちゃんとやってるなと感じましたね。僕はやっつけ仕事はやらないから、BGMもちゃんとしてますよね」と笑顔で語り、本番に向けて、「今日、オケではやってない掛け声とかは、黙っていても聴衆がやってくれると期待しています。お客さんも演奏に参加してもらえたら嬉しいですね。そして、盛り上がった最後に、皆さんで歌えたらいいなと思っています。そうなったら僕が指揮を振ろうかな」と、サプライズでの登壇も匂わせた。チケットは発売中。取材・文:永堀アツオ■渡辺宙明特集ヒーローオーケストラ~昭和の子どもたちへ~日時:4月21日(土)開演15時会場:文京シビックホール大ホール(東京都)出演者:渡辺宙明 / 水木一郎 / 堀江美都子 / 串田アキラ指揮:齊藤一郎演奏:オーケストラ・トリプティーク司会:西耕一
2018年04月19日2016年夏、日本初演が行われた小池徹平×三浦春馬W主演ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が、 小池さんと三浦さんほか、主要キャスト続投で来年再演されることが決定。あわせて、 新たに撮り下ろしたビジュアルと、キャスト陣からコメントが到着した。■「キンキーブーツ」とは?2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞、振付賞、編曲賞、衣装デザイン賞の6部門を受賞したブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」。 経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描いた2005年に公開された同名イギリス映画をミュージカル化。シンディ・ローパーの書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題を集め、いまもなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作品だ。そんな本作が、日本では小池さんと三浦さんW主演に迎え、音楽、演出、振付はブロードウェイ版そのままに、2016年に初演。全日即日完売、連日大盛り上がりで、スタンディングオべーションの嵐に。また、本作で小池さんは第42回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞し、三浦さんは第24回読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞した。■小池徹平、「勝手に体が動いてしまいます(笑)」経営不振に陥る靴工場の跡取り息子、チャーリーを演じる小池さんは、とにかく必死だったという初演をこうふり返る。「チャーリーもローラも別のパワーではありますが、とてもエネルギッシュな役なので。大変な役でしたが、楽しく、そしてやりがいもありました。初演時は、お客様の盛り上がりが素晴らしくて、ラストでは一緒に立って踊ったりしてくださって」。また、「初演が終わってしまう頃から、もし再演があるなら絶対やりたいと思っていました」という小池さん。今回の決定に関して、「再演をやると聞いたときは嬉しかったです。ヴィジュアル撮影で、久しぶりに春馬くんのローラに会って、ついに帰ってきたなと。いまでも、『キンキーブーツ』のナンバー聞くと、ひとりでに歌ってしまうし、勝手に体が動いてしまいます(笑)」と再演を楽しみにしている様子。■三浦春馬、「老若男女絶対に好きになってくれる」一方、ドラァグクイーンのローラを演じる三浦さんは「ローラは、台風の目にならなきゃいけないと稽古中教えていただき、チャーリーは、この作品の完全なる屋台骨だから、いつでもみんなの中心になり、皆を支え続けなければならない。そういうキャラクターなので、ストーリー上だけでなく、楽屋裏でもそういう関係性は、お互い自然とやろうやろうとしていました。当時、(小池さんに)たくさん助けられました」と初演時をふり返る。そして、「『キンキーブーツ』の音楽は、まだ観たことがない方も聞いたことがない方も、絶対刺さるナンバーだし、ストーリーも老若男女絶対に好きになってくれると思います」と魅力を明かし、「劇場に来て、観て頂くのが一番伝わると思いますので、ぜひ観て頂きたいですね」とメッセージを寄せている。あわせて公開されたビジュアルでは、スーツ姿の初演時の公演ヴィジュアルとは異なり、実際に舞台のクライマックスでの衣裳を着用。カメラマンはファッション誌のカバーや広告などを手掛け、多くの女優やアーティストに支持されている写真家・下村一喜が。クリエイティブ・コンサルタントとしてディーン・フジオカなどのスタイリングを手掛けるカワダイソンといったファッション界でも超一流のスタッフが参加。この撮影でローラに再び扮した三浦さんは、「一言につきます。めちゃくちゃ嬉しい!!」と喜びを語っている。■共演陣も初演から続投!さらに共演者には、初演に続き靴工場で働く従業員のローレン役をソニン、チャーリーのフィアンセのニコラ役を玉置成実、靴工場の現場主任ドン役を勝矢、工場長ジョージ役をひのあらたが演じる。ソニンさんは、「再演を必ずやるだろうと、やらねばならんと初演時から強く感じていたので歓天喜地でございます」と心境を明かし、玉置さんも「まさかまたあの世界にニコラとして生きられるなんて…これもまた夢のようです。さらにパワーアップした日本版KinkyBootsをお届けできるよう頑張ります!」と意気込み。また、「この作品はめまぐるしく変わる素晴らしいセットの転換、衣装やメイクの対比や美しさ、シンディ・ローパーの心を掴まれる楽曲、芝居の心地よいテンポと感情の流れ、まだまだありますが色々な意味で総合芸術として素晴らしいと思います」と作品の魅力について明かす勝矢さんは、「再演が決まったときは、『最高だぜ~』って思いました」と喜び。再演の朗報は電車内にてメールだったと言うひのさんは、思わず無言のガッツポーズをしたそうで、「待望の再演!!より深くジョージさんを理解し、Price and Sonを、キンキーブーツを盛り立てていきたいです」と語っている。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は2019年4&5月、東急シアターオーブ(東京公演)、5月、オリックス劇場(大阪公演)にて上演。(cinemacafe.net)
2018年04月03日布施明が毎年行っている、恒例の秋春ツアー。年をまたいで継続中である、この『AKIRA FUSE LIVE 2017-2018ROUTE 70 -来し方行く末‐』の終盤戦を飾る東京公演が、来る3月10日(土)、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。すでに10年以上も毎年行っているという、この恒例の秋春ツアーの意味について、彼はこんなふうに語っている。【チケット情報はこちら】「やっぱり、自分にとっては、ライブがメインなんですよね。テレビとか音源とかいろいろ活動はあるけど、もともとジャズ喫茶と言われた場所から出てきた男なので(笑)。お客さんを前にして歌うっていうのが、やっぱり好きなんです。あと、ライブっていうのは、本当に“生き物”なんですよね。同じ曲を歌っていても、その年、その月で、どんどん変わっていく。そこが自分で歌っていても、すごく面白いところなんです」“ROUTE 70 -来し方行く末-”とサブタイトルのつけられた今回のツアー。そこには、彼のどんな思いが込められているのだろうか。「実は、このツアーの最中に70歳になりまして。で、そういうのをうたったほうがいいって、スタッフは言うんだけど、自分の年齢なんて声高に言いたくないじゃないですか(笑)。なので、“ROUTE 70”……“国道70線”みたいな言い方にさせてもらって。で、“来し方行く末”っていうのは、まさに今まで来た道と、これから行く先みたいなものです。今まで来た道は、もう変えることはできないけれど、それを全部認めた上で真似しないことが大事というか。やっぱり、僕ら団塊の世代の人間は、1ミリでもいいから前に行きたいみたいな思いが、すごく強いんですよね」2015年に、デビュー50周年を迎えた布施。その伸びやかで圧倒的な歌声は、今も健在だ。『君は薔薇より美しい』、『霧の摩周湖』、『シクラメンのかほり』、『My Way』など、ヒット曲や人気曲を披露することが、あらかじめ告知されているこのライブ。しかしそれは、50周年のときのような、いわゆる集大成然としたライブとは、少々趣が異なるようだ。「50周年のコンサートで、ひとつ集大成みたいなものをやったから、今回もそういうことをちょっとは意識しようと思ったんだけど……結局そうはならなかったね(笑)。僕自身、やっぱり歩み続けているわけだから。今年は、新しいアルバムを出せるよう、今いろいろと準備をしているので、今回のライブでは、そのあたりの変化を見てもらえたら嬉しいです。あと、今回のツアーは、去年の8月の終わりから同じメンバーでずっとやっているので、この春のライブは間違いなくいいものになると思います」チケットは発売中。取材・文:麦倉正樹
2018年02月14日昨年末に紅白の初出場も果たし、抜群の歌唱力と卓越したダンス技術で国内でも傑出した存在となっている、三浦大知さん。三浦さんのステージを長年ともに作り続けるほか、いち“ダンサー”の域を超えて世界を舞台に活躍する4人組ダンスパフォーマンスチーム、s**t kingz(シットキングス)。ダンスを選んだ2組のスペシャルトークをお届けします。――三浦さんがシットキングス(シッキン)と共演したいと思ったきっかけは何でしたか?三浦:すごいダンスユニットがいるという噂を聞き、クラブのショーを見に行ったんですよ。ダンスのうまさはもちろんだけど、4人はすごく仲がいいし、家族のような空気感がいいなぁって。それでNOPPOさんに『Inside Your Head』(2008年リリースのシングル)のMVに出演していただいて、続いてのイベントは全員一緒に出たんだよね。shoji:オファーをいただいたときは、ワオ!僕らが昔から憧れていた大知君と共演!そこに行っていいんですかー、って、相当興奮しました。Kazuki:知り合う前はめちゃライバル視していたんですよ。オレらはアンダーグラウンドで頑張るから、メジャーでどうぞ、って。でもいざ会ってみたら、ヨロシク~、と一瞬で気持ちが変わった(笑)。三浦:そうだったんだ(笑)。NOPPO:大知は接し方でもなんでも、すごくダンサーを尊重してくれるんですよ。“アーティスト”という感じがしない。友達同士の感じなんです。シッキン一同:そうそう。Oguri:アーティストから振付をもらう経験も、大知がはじめて。普通はダンサーが先に振付して、後でアーティストさんに憶えてもらうんですが、大知のリハーサルは、本人がいないと始まらない。現場でコミュニケーションがたくさん取れるのが楽しくて。kazuki:しかも上手な振付を持ってくるんだよね。Oguri:自分で振付するときも、“あ、やべえ、大知の影響を受けちゃってる”って思うこともよくある。三浦:それは僕の作戦にまんまと引っかかってる!実は先にみんなのエッセンスをいただいているんだよ。あれ、似てる?と感じるのは、もともと4人の振りだったりするよ。Oguri:マジで!?巧妙すぎる(笑)。とはいえ、大知のフィルターを通して作られているので、新鮮に感じるな。三浦:出会って10年近く経つけど、会うたびに4人それぞれが刺激を持ってきてくれるチームだよね。どこの世界でも、メンバーが固まると多少マンネリ化することがあるけど、シッキンにはそれがない。そういう関係があるから楽しいし、一緒に踊れる喜びを感じるんです。――三浦さんの作る振付は、やはり歌を第一に考えたものなのでしょうか?三浦:歌のためのダンス、が大前提ですが、その感覚が彼らと似ていると感じています。普通は、いい意味でも悪い意味でも、ダンサーによって聴いている音が全く違うと感じるのですが、4人とは感じているものがとても近い気がします。shoji:普通、昔作った振付の曲を踊ると、“この感じ、ちょっと恥ずかし~!”って感じることがある。でも、大知が振り付けた曲って、振りが古いと感じたことがないんですよね。毎回、その時どきの新しいエッセンスが入っているのに、古くならない。それってすごいことだと思う。Oguri:ベーシックなことを大事にしているからかな。基本がなくて中途半端な振付だと、踊っていても楽しくない。大知の振りは、いつ踊っても古さを感じないんだよね。三浦:おおー。ここはぜひ詳しく書いておいてくださいね。シッキン一同:(笑)みうら・だいち‘87年8月24 日、沖縄県生まれ。‘05年ソロデビュー。天性の歌唱力に加え、抜群のリズム感を見せるダンスで国内外の人々を魅了する、日本を代表するエンターテイナー。昨年末の『第68回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。シットキングス‘07年結成。米コンテスト「BODY ROCK」で2年連続優勝を果たして以来、世界中から注目を浴びるユニット。海外イベントへの出演から単独舞台公演、夏フェスまでボーダーレスに活躍中。振付家としても引っ張りだこ。通称シッキン。三浦/ベスト¥60,000シャツ¥42,000(共にオールモストブラック/アイデア バイ ソスウTEL:03・3478・3480)ジャケット¥49,000(エトセンス/エトセンス オブ ホワイト ソースTEL:03・6809・0470)パンツ¥22,000(イロコイ/イロコイ ヘッドショップTEL:03・3791・5033)シューズ 参考商品(ディーゼル ブラック ゴールド/ディーゼル ジャパンTEL:0120・55・1978)shoji/ジャケット¥287,000※スーツセット価格ポロシャツ¥42,000(共にディースクエアード/ディースクエアード 東京TEL:03・3573・5731)kazuki/ジャケット¥269,000シャツ¥208,000スカーフ¥19,000(以上ディースクエアード/ディースクエアード 東京)NOPPO/シャツ¥71,000スカーフ¥22,000(共にディースクエアード/ディースクエアード 東京)Oguri/ジャケット 参考商品パンツ 参考商品チュールレイヤードシャツ¥68,000スカーフ¥22,000(以上ディースクエアード/ディースクエアード 東京)その他はすべてスタイリスト私物※『anan』2018年1月31日号より。写真・関 信行スタイリスト・村田友哉(SMB international./三浦さん)Babymix(s**t kingz)ヘア&メイク・外山龍助(KIDMAN/三浦さん)新宮利彦(VRAI/s**t kingz)取材、文・北條尚子
2018年01月30日三浦春馬が主演を務める、不器用な大人たちの学園ドラマ「オトナ高校」。このほど、高橋克実が55歳の童貞部長役で、三浦さんの“同級生”役を演じることが決定。三浦さんや高橋さんを徹底指導する毒舌スパルタ教師を竜星涼、エロ小悪魔教師を松井愛莉が務めることになった。深刻な少子化問題に歯止めをかけるべく、政府が打ち立てた「第ニ義務教育法案」に基づく“オトナ高校”を舞台に、性体験のない30歳以上の男女=「やらみそ(ヤラないまま三十路)」たちが繰り広げるオリジナルドラマ。三浦さんが東大卒エリートの童貞=“チェリート”を演じる。■三浦春馬と“童貞同級生”に高橋克実!竜星涼&松井愛莉の役どころとは?本作で高橋克実が演じるのは、トップバンクの部長で、主人公・荒川英人(三浦さん)の上司・権田勘助。「最近は女に飽きた」などとスカしたことまでのたまうも…実は童貞!国から強制入学させられたオトナ高校で、あろうことか部下の英人と“クラスメート”になり、ともに卒業条件である“童貞卒業”を目指していく。3年前に共演した際は、親子を演じた三浦さんと高橋さん。同じ教室で恋愛を学び、青春をやり直す中、よき親友&よきライバルになっていく英人と権田には期待大。また、竜星涼と松井愛莉は、オトナ高校の教師として、自分よりも年上の生徒たちを相手に度肝を抜く授業を展開していく。竜星さんが演じるのは、英人らの担任・山田翔馬(ぺがさす)。生徒たちに向かって「君たちは腐ったチェリーです!」と言い放ち、圧倒的恋愛理論で平伏させる“毒舌スパルタ教師”になりきり、堂々たる存在感を見せつける。一方、松井さんは副担任・姫谷さくら役で、性経験において百戦錬磨の“エロ小悪魔教師”という、かつてない役どころに初挑戦!その清楚な見た目とは裏腹に、オトナな単語も連発しながら新境地を開拓する。■生徒役にも教師役にも個性豊かな豪華出演者が勢ぞろい!ほかにも、キャラクターの濃い共演者が続々決定。英人のクラスメートで、ひきこもりオタク処女・斑益美役には、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の女流作家・宇田川満代役や西川美和監督『永い言い訳』などで知られる実力派女優・山田真歩。実家に引きこもり続けた結果、長らくその姿を見た者はおらず、実在するかどうかが町内でも“卑弥呼レベルの謎”だったことから、あだ名は“卑弥呼”。また、同じくクラスメートで、チャラすぎる弁当店の店長、川本・カルロス・有役にはブラジル出身の夕輝壽太。超モテるゆえ、1,000人以上の女を抱く…直前までは行ったのだが「なんだかピン」とこない…と、未だ童貞の身。弁当店の名物であるパスタが“すごくアルデンテ”であることから、あだ名は“ヤルデンテ”。一方、教師陣も個性豊かで、英人らの副担任で、超美女と結婚して5人の愛人がいる勝ち組・持田守を演じるのは「DOCTORS最強の名医」や「信長のシェフ」「HERO」などで幅広い役を演じる正名僕蔵。そして、英人にオトナ高校の召喚状を突きつける、神出鬼没で謎多きオトナ高校校長・嘉数喜一郎を演技派俳優・杉本哲太が演じる。■期待膨らむ!出演者陣のコメント紹介三浦さんは、「以前共演したときも、親身になって僕の相談に乗ってくださった」という高橋さんと、今回は「“同級生の絆”を深めていくのが楽しみ」とノリノリ。竜星さんについても、「彼なら役どころをしっかり演じてくれるんじゃないかという期待」があるとコメント。さらに、「実は、第1話で松井さんに罵られる場面があるのですが、本読みの段階で窒息しそうになりました(笑)。ズバズバと弱点を指摘されるところなんて、かなりアップアップ!早くも現場でのモノづくりの方向性が見えた気がして、さらに気持ちが上がりました」と、大いにテンションが上がった様子だ。「55歳童貞、初めての役柄です」と語る高橋さんは、「台本に出てくるセリフも刺激的なものが多く、『大丈夫か?』と心配になってしまうものも多々あるのですが、本当に面白くて、本読みでも大笑いしました!権田は銀行勤務のエリートなので、おそらく“デキる”男なのですが、“デキてない”んです(笑)。彼がこの歳になるまで童貞だった理由は先々明らかになっていくと思うので、楽しみにしながら演じたいですね」と期待を込める。そして竜星さんは「こういうテイストの作品を待ち望んでいました!」とうれしそう。「生徒を演じられるのが大先輩ばかりなので、やりづらいなぁ…と思ったりもしますけど(笑)、それ以上に撮影が楽しみで仕方ありません。情熱、そして愛ある毒舌を持って、生徒たちを指導していきたい」と熱く語り、「教師役という点でも新しいチャレンジになりそうです。きっと“新しい竜星涼”を見ていただけるはず!」とアピールする。さらに、“エロ小悪魔教師”役という初めての役どころに挑む松井さんは、「今回は結構きわどい言葉も連発するのですが、台本を読みながらセリフを練習していると、刺激的な単語やフレーズもだんだん普通に思えてきちゃって…。ふと我に返って『私、大丈夫かな?』と思ってしまうこともあります(笑)」と激白。キャラも濃い共演たちにも、「負けないように精神を強くして、現場に臨もうと思っています(笑)」と語っている。土曜ナイトドラマ「オトナ高校」は10月14日(土)より毎週土曜23時05分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月17日花王の衣料用洗たく洗剤「アタック」の誕生30周年を記念したプロジェクト「よごそう。」の一環として、神奈川県三浦市の三浦海岸海水浴場に、大人も子どもも思いきり汚れて遊べる巨大な「ギガ砂場」が期間限定でオープンします。期間は、2017年7月28日(金)~30日(日)までの3日間。300トンもの砂を使用した、高さ4メートル、横幅12メートルもの巨大な砂山で、様々なゲームやアクティビティが楽しめますよ。思いきり汚れて遊べる巨大な「ギガ砂場」が、三浦海岸海水浴場に登場!花王株式会社の衣料用洗たく洗剤「アタック」は、2017年で誕生30周年を迎えます。発売以来、30回以上もの改良を重ね、洗浄力を高めることに挑戦し、家庭での衣類の汚れを落とすことをサポートし続けてきた「アタック」。今回は、発売30周年を記念して、子供から大人までよごれを気にせず夢中になって、思いっきり挑戦してほしい、というメッセージを込めて、「よごそう。」をテーマに、プロジェクトサイト「よごそう.com」を起点とした様々な企画が展開中です。そんなプロジェクト「よごそう。」の一環として、2017年7月28日(金)~30日(日)の3日間、三浦海岸海水浴場に「ギガ砂場」が登場。期間中は、巨大な砂場を舞台に4種のアクティビティが実施されます。ファミリーではもちろん、大人同士でも盛り上がれること間違いありませんよ。およそ300トン!巨大な砂山と「ギガシャベル」が出現「ギガ砂場」を象徴するのが、およそ300トンもの砂を使用し、2日かけて制作する巨大な砂山。高さは4mあり、全長は大型10トントラック1台分と同じ12mと過去最大規模の砂山で、普通の公園で子どもが作る砂山の約32,000倍にもなります。また、会場には、砂山と同じ4mもの大きさの「ギガシャベル」も設置。巨大な砂あそび空間を演出します。大人も子どももガチで楽しめる砂あそびイベントを開催!およそ300トンもの砂で作られる砂山をバトルフィールドに、様々なゲームやアクティビティが開催されます。大人から子どもまで思いきりよごれて砂場を楽しめますよ。●砂あそび①:ビーチサバゲーバトルフィールド「ギガ砂場」をかけめぐり、みんなで逃げまわる鬼をやつけましょう。ウォーターガンを武器に逃げる鬼の紙風船を割ったら見事勝利です。●砂あそび②:ダートスライダーギガ砂場を滑って遊びましょう。●砂あそび③:ダートフラッグスギガ砂場のてっぺんにあるフラッグを奪い合うゲームです。●砂あそび④:ダートハンティングギガ砂場に埋もれている宝をゲットしましょう。イベントは参加無料。参加申込みは当日現地にて受付を行い、定員になり次第締切りとなります。イベント参加者には景品も用意されていますので、こぞって参加しましょう。なお、時間帯により実施するアクティビティーが異なるのでご注意ください。イベント詳細名称:ギガ砂場 in 三浦海岸会場:三浦海岸海水浴場住所:神奈川県三浦市南下浦町上宮田日程:2017年7月28日(金)~30日(日)参加費:無料参加方法:当日現地で申込みを受け付ける(定員になり次第締切り)開催時間・実施アクティビティー:【受付開始9:30~】ダートハンティング 10:00~10:15/10:30~10:45/11:00~11:15/11:30~11:45ダートスライダー 10:00~12:00ギガ砂場開放 10:00~13:00(自由に遊べるよう砂場を一部開放)【受付開始12:00~】ビーチサバゲー 13:00~13:30/13:45~14:15ダートフラッグス 15:00~15:15/15:15~15:30/15:30~15:45/15:45~16:00特設サイト:
2017年07月28日夏休み、どこに出かけるか迷っている人へ、強力にプッシュしたい一冊がある。三浦しをんさんが各地の博物館を探検したルポエッセイ『ぐるぐる♡博物館』だ。「学生の頃、国内をぶらぶら旅するのが好きだったんです。夜は居酒屋に行くとして、昼間することがない。美しい景色には興味がないし、美術館も芸術的素養がないので躊躇する。それで、その土地の博物館に行くことが多かったですね」今回訪れたのは、茅野市尖石縄文考古館や奇石博物館、めがねミュージアム、ボタンの博物館…等々10館。思えば小さい頃から博物館が好きだったという三浦さん。「今回思ったのは、博物館ってきれいなものだけでなく、“え、なぜこれを集めたんだろう”というものがたくさんある。それを集めて館まで作った人の息吹や、展示に工夫して伝えようとしている人たちの情熱が感じられるんですよね。自分はそこが好きなんだなと分かりました」博物館は、誰かの熱い思いを保管している場所でもあるのだ。「その人が生涯をかけた思いの結晶がいつか学問を進展させることがあるし、まったく世の役に立たなかったとしても、こうして時を経て見る者の胸を打つものなんですね」そしてその思いに励まされた様子。「石を集めるなんて変わった人もいるんだなと奇石博物館に行ったら、古代から石を集めた人がいたと知って驚くと同時に、心強く感じました。自分にも説明できないけれど譲れない好みはありますが、きっとこれまでの人類で自分と同じ趣味を持った人はいたんだろうと思うと、時空を超えて“お前は一人じゃない!”って言ってもらえた気がする(笑)」それにしても三浦さん、文章はもちろんインタビューも上手で、各館そのものの妙味や見どころ、そして案内役の学芸員さんの魅力を見事に引き出している。みなさんの静かな情熱の激しさといったら!「これまでは一人で展示を眺めていただけですが、学芸員の方に話を聞いたほうが、その博物館の魅力が具体的に感じられますね。ガイドツアーに参加するのもいいし、分からないことがあったら積極的に聞くといいんだなと気づきました」この夏お出かけできない人も、本書を読めば旅気分になれます。『ぐるぐる♡博物館』国立科学博物館、大牟田市石炭産業科学館、雲仙岳災害記念館などのほか、寄り道編として熱海秘宝館や日本製紙石巻工場なども探訪。実業之日本社1600円みうら・しをん1976年生まれ。‘00年『格闘する者に○』でデビュー。‘06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、‘12年『舟を編む』で本屋大賞、‘15年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞受賞。※『anan』2017年8月2日号より。写真・土佐麻理子(三浦さん)水野昭子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2017年07月26日TBS系で毎週金曜22時から放送中のドラマ「リバース」に出演中の俳優・三浦貴大が、笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデルのemmaが司会を務めるトークバラエティー「A-Studio」の4月21日(金)放送回に出演する。三浦友和と山口百恵の息子として生まれた貴大さん、2010年『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビュー。翌年『学校をつくろう』で映画初主演を飾ると、その後『劇場版SPEC』シリーズや『許されざる者』『進撃の巨人』シリーズなどに出演。昨年は大ヒットを記録、数々の賞を受賞した『シン・ゴジラ』をはじめ、『怒り』『CUTIE HONEY -TEARS-』『淵に立つ』と立て続けに出演作が公開、「モンタージュ 三億円事件奇譚」や「瀬戸内少年野球団」「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」といった話題のドラマへの出演と一層活躍の場を広げ、今年に入ると地上波、衛星放送とマルチに展開する「銭形警部」に国木田晋太郎役で出演したほか、4月に公開された『ブルーハーツが聴こえる』をはじめ、今後『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『世界は今日から君のもの』の公開が控えるなど、いま最も注目される俳優の1人へと成長を遂げた。そんな三浦さんが今夜「A-Studio」に登場。日本を代表する俳優である父・友和さんとのエピソードの数々や、大先輩である父への想いなどを明かす。三浦さんが俳優としていま全力投球中の「リバース」は“イヤミス”小説の女王、湊かなえによる同名小説のドラマ化作品。タイトルの「リバース」は「逆」「反転」という意味の“reverse”と「再生」「復活」を意味する“rebirth”の両方の意味を持ち、視聴者の目線を毎回「リバース」させ事件や事故の真実を「反転」させるミステリーであると同時に、亡くなった親友を軸に登場人物たちが友情や絆を「再生」させていく人間ドラマになっている。主人公・深瀬和久には藤原竜也。その深瀬と運命的に出会う越智美穂子を戸田恵梨香が演じ、「Kis-My-Ft2」の玉森裕太や小池徹平、門脇麦、市原隼人、武田鉄矢、YOU、志賀廣太郎、片平なぎさらが共演する。貴大さんは主人公・深瀬の大学時代のゼミ仲間でいまは県議の秘書をしている村井隆明役で出演する。「リバース」は毎週金曜22時~TBS系で放送中。三浦貴大をゲストに迎える「A-Studio」は4月21日(金)今夜23時、「リバース」放送後に続けてTBS系で放送。(笠緒)
2017年04月21日デンマークのテキスタイルブランド・クヴァドラ(Kvadrat)が、16年4月にミラノサローネで発表した、デザイナー皆川 明によるテキスタイルコレクション「Akira Minagawa for Kvadrat」及び、インスタレーション「FOREST COMES HOME.」を10月26日から11月7日まで、東京・南青山にあるクヴァドラショールームにて特別展示する。クヴァドラは、多くのインテリアブランドや世界の美術館、ホテルなどが家具の張り地やカーテン、ラグ等で採用しているテキスタイルブランドであり、これまでに様々な分野で活躍するデザイナーたちとテキスタイルを開発してきた。16年4月のミラノサローネでは、「ミナ ペルホネン」のデザイナーとしてよく知られる皆川明とコラボレーションしている。同展では、皆川明の手掛ける繊細かつ深みのあるテキスタイルを展示。「FOREST COMES HOME.」=“森が家にやってくる”と名付けられたインスタレーションは、自然と暮らしの共存をテーマにはかない夢のような展示となっている。【イベント情報】「Akira Minagawa for Kvadrat in Tokyo」会場:Kvadratショールーム住所:東京都港区南青山3-4-6 AOYAMA 364 #103会期:10月26日~11月7日時間:9:00~18:00
2016年10月22日年齢を重ねるごとに魅力が増す、三浦理恵子さんアイドルグループ「CoCo」のメンバーとして1989年にデビューし、現在は女優として活躍する三浦理恵子さん。今年で43歳になる三浦さんは、年齢を重ねるごとに美しさが増していることで、魅力ある40代として男女問わず人気を集めている。そんな三浦さんが、美容情報サイト「毎日キレイ」で連載する「三浦理恵子の美容ライフ」にて、自身の化粧ポーチの中身を公開した。三浦さんの美しさの秘密を紐解く鍵となりそうだ。気になるポーチの中身は?愛用スキンケアグッズ今回公開されたのは、2016年夏バージョンのポーチ。季節に合わせて持ち歩くコスメを変えているという。気になる中身のまず1つ目は、「JOMALONE」の「E ハンド トリートメント」というハンドクリーム。こちらは基礎化粧品を作っていたブランドで、最近では香水やルームフレグランスも人気ということで、使用感と香りがピカイチとのこと。ミストとして持ち歩いているのは「Eau de RoseGRASSE FRANCE」のローズウォーター。ダマスクローズ100%の化粧水のため、香りがとても良くリフレッシュできるそうだ。そして必ず持ち歩いているというアロマオイルは、「SHIGETA」の「ラベンダーファイン」と「ゴールデンドロップス」、「オダシテ」の「セラムコンセントレートワイルドキャロット」。疲れた時のリフレッシュや、化粧水に混ぜて使用しているという。香り重視のコスメたち化粧直しに使用するのは、「THREE 」のUVプロテクターとリップ。こちらも香りと使用感にこだわっているブランドだ。フェースパウダーはCHANELの「レ・ベージュ・プードゥル・ベル・ミン」。全体的に香りと使用感にこだわりを持って、スキンケアを重視しているようだ。これら三浦さんオススメのアイテムを、日々のリフレッシュや女子力アップのための参考にしてみてはどうだろうか。【参考】※三浦理恵子の美容ライフ
2016年08月16日三浦春馬がドラァグクィーンを演じることで話題のミュージカル「キンキーブーツ」の初日公演を前に7月21日(木)、リハーサルの模様が公開され、三浦さんとW主演の小池徹平が役柄の衣裳で報道陣の取材に応じた。映画化され、ブロードウェイでも人気を博したミュージカルを日本語で上演。経営不振に陥った老舗の靴屋が、女装して踊るドラァグクィーンのローラとの出会いから彼らのための靴を作る中で、差別や偏見を捨てて工場を再生させていくさまを描く。小池さんも三浦さんも劇中衣裳で報道陣の前に登場!特に、メイクもガッチリと施され体にぴったりと密着した赤いワンピースにハイヒールの三浦さんの姿にどよめきが!三浦さんは「みなさんに生でこの姿を見ていただきたいです」とニヤリ。役作りのために、家でもハイヒールを履くなどしていたそうで「普段、生活してても女性の動きに目が行くことが多くなった」と明かす。会見時に履いていたのは、最も低いヒールだが、それでも12センチ!「本当に女性って大変だなと身をもって感じています」としみじみと語る。相棒を演じる小池さんも「どんどん女の人に思えてきて、不思議な錯覚に陥ります(笑)」と感嘆した。「目力が強いので、パッと見られると『そんな目で見んじゃねーよ!』ってなります(笑)」と語っていた。報道陣からは「ハマるのでは?」「プライベートでも女装したくなるのでは?」という質問が飛んだが、三浦さんは「想像にお任せします」「それは、誰にもわかりません」と思わせぶりにほほ笑む。公開リハーサルでは、赤いドレスを中心に、衣裳をとっかえひっかえ、華麗なダンスと歌声でドラァグクィーンになりきっていた。派手な見た目に目を奪われがちだが、2人は物語の持つメッセージ性も強調。三浦さんは「他人を受け入れれば自分も変わり、世界さえも変わるというメッセージ。父と息子の心温まる物語です」と力強く訴えた。「キンキーブーツ」は8月6日(土)まで東京・新国立劇場中劇場にて上演中。8月13日(土)から22日(月)まではおおさか・オリックス劇場にて、8月28日(日)から9月4日(日)までは再び東京・東急シアターオーブにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年07月21日「NEW 天野明展 in 京都」が、京都造形芸術大学で開催される。会期は、2017年1月20日(金)から2月12日(日)まで。「NEW 天野明展 in 京都」は、現在「ジャンプ+」に連載される『エルドライブ【elDLIVE】』をはじめ、2004年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、さまざまな分野でメガヒットとなった『家庭教師ヒットマンREBORN!』、『PSYCHO-PASS サイコパス』の生みの親、漫画家・天野明にスポットをあてたもの。天野作品の美麗原画が120点以上並ぶほか、天野明が書き下ろしデザインした限定グッズなどを販売する。さらに、京都会場限定の映像も登場。『エルドライブ【elDLIVE】』の声優座談会や、『家庭教師ヒットマンREBORN!』アニメ10周年記念キャスト同窓会を上映する。その他、コラボカフェも運営される予定なので、ファンにはたまらないイベントになりそう。なお、本イベントは、京都造形芸術大学とアニメショップ「アニメイト」の連携プロジェクト「ワンソース・マルチユース」の第一弾として開催されるもの。マンガやアニメーション、映画、ゲーム、小説、グッズなど、複数の分野に跨って人気を博すメガヒットコンテンツのつくり手と伝え手、売り手の現場を大学内に持ち込み、学生たちにワンストップでの学びの場にしてもらおうという企画だ。【概要】NEW 天野明展in京都会期:2017年1月20日(金)~2月12日(日)※2017年2月1日(水)・2日(木)は閉館会場:京都造形芸術大学住所:京都市左京区北白川瓜生山2-116 瓜生館2階および人間館1階 ギャルリ・オーブ開催時間:10:00~19:00(各日最終入場時間は18:30)入場料:瓜生館2階 無料、ギャルリ・オーブ 800円(税込)TEL:075-791-9122
2016年07月18日女優・満島ひかりが黒柳徹子を演じる、現在NHKにて放送中の「トットてれび」。この度、5月21日(土)放送の第4回にて、三浦大知がチャップリン役で登場することが明らかになった。NHKを辞めフリーになった徹子は、ますます多忙な日々。ラジオドラマの現場で出会い親しくなった脚本家・向田邦子(ミムラ)に、一度ゆっくり休みたいと心境を打ち明ける。休養宣言をした徹子に、NHKの朝ドラ「繭子ひとり」の仕事がくる。徹子の役は青森から上京して家族のため必死に働くおばさん・田口ケイ。徹子は役作りに打ち込む。田口ケイは大人気となったが、徹子は伊集院の説得を振り切ってニューヨークへ旅立つ――。テレビとともに歩んできた黒柳さんのエッセイ「トットひとり」「トットチャンネル」をドラマ化する本作。 主演の黒柳さん扮する満島さんをはじめ、渥美清役の中村獅童、坂本九役の錦戸亮、向田邦子役のミムラらが登場し、笑いあり、涙ありのドラマ・バラエティーが描かれる。本作で三浦さんが演じるのは、徹子がニューヨークへ旅立ち出会うチャップリンの役。今回が役者デビュー初ドラマだという三浦さんは、満島さんから直接電話を受け快諾。「いつかひかりと一緒に何か物作りができたらいいなと、ずっと思っていたのでありがたいです」と共演を喜んだ。また、「もともと台本にせりふなかったのですが、急に『オニオンヘアー』というせりふを言うことになったのですが、全く正解が分からなく、その流れのまま言いました。そのあたりも視聴者の皆さんにダンスとともに注目して見てもらえたらうれしいです」とアピール。さらには「次は、ひかりが主役のドラマに主題歌などでコラボできたらと思います」と今後の目標も語った。一方、作品での共演は16年ぶりだと話す満島さんは、「収録をしていておどろいたのは、違った道を歩んでいたはずなのに波長がとても合うこと。大知が同じステージにいてくれる安心感の中で、ただただ楽しむことができました」と共演をふり返り、「好きなことを、心がぐるぐるしながらも思いっきり楽しむ勇気や、ワクワクしたりキラキラしたもの、次の一歩につながる、ささやかだけど大事なバトンをちゃんとチャップリンから受け取ることができたと思います」と得るものが多かったと話した。徹子がニューヨークへ旅立ち、改めて「私らしい」を見つめ直したとき、エンターテイメントのバトンを渡してくれる象徴として登場するチャップリン。彼と徹子が「New York,New York」を歌い踊るシーンは大きな見どころのひとつ。2人で打合せを重ねながら完成させた、息のあった華麗なショーは必見だ。「トットてれび」は毎週土曜日20時15分~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月20日俳優・三浦翔平に12時間密着する生配信番組『三浦翔平の丸一日完全密着 翔熱大陸』が、23日(10:00~22:00)にインターネットテレビ局・AbemaTVで配信される。三浦が、密着の生放送を受けるのは初めてで、今回の番組では、仕事風景、トレーニングや買い物の様子、友人と酒を飲みながらプライベートトークを繰り広げる場面まで潜入予定。仕事現場での顔と、プライベートな顔まで、三浦のさまざまな表情に迫る。「プライベートだったり、仕事風景だったり、まだわからないのですが、精いっぱい頑張りたい」と意気込む三浦。「1日そのままでいいと言われているので、本当にそのままでいようかなと思います」と、肩の力を入れすぎずに過ごしたいとコメントしている。三浦は、第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「フォトジェニック賞」「理想の恋人賞」を受賞。深田恭子主演のTBS系ドラマ『ダメな私に恋してください』に出演して話題を呼び、放送中にはTwitterのトレンドワードに「三浦翔平」が入るなど注目を集めていた。
2016年04月21日三浦春馬と小池徹平が初タッグを組み、挑戦するブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」。この度、“キンキーブーツ”を履いた三浦さんが写る新ビジュアルが解禁された。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが――。本作は、シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当し、2013年の「トニー賞」作品賞をはじめとする6部門受賞という快挙を成し遂げた大ヒットミュージカルを、日本人キャストで再上演するというもの。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーが、ドラァグクイーンのローラに出会い差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描いた2005年に公開されたイギリス映画をミュージカル化。シンディのパワフルで最高に魅力的な書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題を集め、いまもなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作品だ。そして今回の日本人キャスト版は、音楽・演出・振付はオリジナルをそのままに、主演のチャーリーとローラには、高い歌唱力を持つ小池さんと、卓越した歌とダンスで舞台での評価も高い三浦さんが初タッグを組んだ。そしてヒロインのローレン役にはソニン、そのほか、玉置成実、勝矢、飯野めぐみら実力派俳優たちが集結している。先日、小池さんと三浦さんが“キンキーブーツ”と写った新ビジュアルのチラシが解禁されたばかりだが、今回新たに初解禁となる新ビジュアルが完成。なんと今回は、本国ニューヨークからはるばる届いた真っ赤な“キンキーブーツ”を、実際にはいたドラァグクイーン・ローラ役の三浦さんの姿が写し出されたビジュアル。妖艶な赤の醸し出すオーラにも負けず、15cm越えの超ハイヒール“キンキーブーツ”を早くも履きこなし、その傍らでブーツに見入るチャーリー役の小池さんのツーショットが収めている。すでに夏の公演に向けて、高いヒールを履く練習を始めているという三浦さんは、「去年L.A.で、ドラァグクィーンが履く黒の15cmヒールブーツを脚を慣らすために購入しましたが、本国からお借りした真っ赤なブーツを初めて見たときは、妖艶でかつ迫力がありました」とやはり本物は違うと語り、また「このブーツを履くことで背丈が増すということは、それ相応の責任が増し、高揚すると共に、身が引き締まる思いでした。ミュージカルキンキーブーツの魅力を是非とも皆様に届けたい。劇場でお待ちしております」と熱い想いを寄せている。“ドラァグクイーン”三浦さんの全貌が徐々に明るみになり、本ビジュアルの早くも役に徹した三浦さんの表情からも、ますます期待が高まるようだ。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は、7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。ブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」来日版は、2016年10月、渋谷・東急シアターオーブにての公演予定。(cinemacafe.net)
2016年03月28日鳥山明氏原作の人気アニメ『ドラゴンボール』の最新作となるTVアニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』が、2015年7月よりフジテレビ系で放送されることが28日、明らかになった。これは28日に都内で行われた『ドラゴンボールZ復活の「F」』の舞台あいさつにて発表。物語は、孫悟空が魔人ブウとの壮絶な戦いを終えて平和を取り戻した地球が舞台で、TVシリーズ初となる鳥山氏原案による物語を新たにTVアニメで描いていくという。魔人ブウ後の世界としては、2013年に公開された映画『ドラゴンボールZ 神と神』、現在公開中の『ドラゴンボールZ復活の「F」』、そして原作518話があり、これらの物語との関連にも注目が集まる。今回のアニメ化について、孫悟空/孫悟飯/孫悟天役の野沢雅子は「CM、ゲーム等で数知れず"超"という言葉を言ってきましたが、いよいよシリーズ"ドラゴンボール超"がスタートするという事で最高です。首を長~くして待ちに待った新シリーズ、長~く、長~く続くともっと最高です」とコメント。また、この日の舞台あいさつでは「待っててください! 私たちも本当に待っていたんですから!」と喜びをあらわにしていた。また、フジテレビの野崎プロデューサーは、鳥山氏から届いたプロットを見て「夢が膨らむばかりです。もしかしたら、ブウやフリーザ以上に強い敵も登場するかもしれませんよ…」と大きな期待を寄せ、「ドラゴンボールの続編が再び完全新作のテレビアニメとして、しかも鳥山先生のプロットをもとにした話で始まるということで、私自身がワクワクドキドキしています」と話している。『ドラゴンボール』は、漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1984年~1995年の期間に連載された国民的漫画で、単行本(完全版含む)は全世界で2億3,000万部を超える発行部数を記録。TVアニメは1986年の『ドラゴンボール』を皮切りに、1989年『ドラゴンボールZ』、1996年『ドラゴンボールGT』、2009年『ドラゴンボール改』、2014年『ドランゴンボール改』(魔人ブウ)編が放送。映画、ゲーム、玩具なども含め世界中で愛されている。TVアニメ『ドラゴンボール超』は、2015年7月よりフジテレビ系にて、毎週日曜朝9:00~9:30に放送。また、公開7日目で動員100万人を突破している映画『ドラゴンボールZ復活の「F」』は、現在全国公開中。
2015年04月28日大竹しのぶ、三浦春馬が出演する舞台『地獄のオルフェウス』の製作発表会見が3月25日、都内で行われ、大竹、三浦をはじめ、水川あさみ、三田和代らキャスト陣と、演出のフィリップ・ブリーンが顔を揃えた。舞台『地獄のオルフェウス』チケット情報上演するのはアメリカを代表する劇作家テネシー・ウィリアムズが1957年に発表した作品。アメリカ南部にある保守的で排他的な町を舞台に、報われない日々を送っていた女レイディ(大竹しのぶ)と野生的な青年ヴァル(三浦春馬)の不倫の恋と破滅を描く。「テネシー・ウィリアムズ作品は『欲望という名の電車』以来久しぶり」と話す大竹。大竹は同作のヒロイン役で紀伊國屋演劇賞に輝いているが、「その時は、やってもやってもやりきれない……。『今日はよし!』という日が来るんだろうかと考える毎日でした」と当時を振り返りながら「それでも今回新たにウィリアムズ作品に挑戦することができてすごくうれしいです。フィリップさんがどういう演出をして、わたしたちをどこへ連れてってくれるのかわかりませんが、絶対に面白くなる予感がします」と舞台に期待を寄せた。三浦は今回がストレートプレイ初挑戦。「諸先輩方とすばらしい戯曲に向き合える機会をいただけてすごくうれしい。こんな機会は僕の一生の中で、あるかないかぐらいのことだと思う。稽古に入って、一瞬一瞬を大切に過ごしていけたら」「昨日初めてフィリップさんとお会いしたのですが、とてもユーモアがあるすばらしい方で、この作品に対する強い思いが感じられました。稽古場でも、いろいろアドバイスいただけることを期待せずにはいられない、そんな演出家だと思いました」とコメント。水川は「私は演劇の経験がまだ浅く、正直不安で怖いです。私の演じるキャロルは露出癖があって、自分を表現しようとすればするほど、世界から孤立してしまうような女性。心が飢えていないとできない役なので、今それを模索中です」、三田は「自分はこのラブストーリーを悲劇に追いやってしまう女という役どころ。自分にわからない感覚は若いフィリップさんに教えていただきながら、躍動的なラブストーリーが作れたら」とそれぞれ話した。公演は5月7日(水)から31日(日)まで東京・シアターコクーン、6月6日(土)から14日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。チケットの一般発売は東京公演が3月28日(土)午前10時より、大阪公演が4月12日(日)午前10時より。チケットぴあでは東京公演のインターネット先行先着を実施中、3月27日(金)午後11時59分まで受付。
2015年03月26日映画『繕い裁つ人』が1月31日(土)に公開を迎え、主演の中谷美紀をはじめ、三浦貴大、黒木華、三島有紀子監督が舞台挨拶に登壇。撮影現場での中谷さんの大活躍ぶりが明らかになった。池辺葵の人気漫画を『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』など繊細な描写で女性の指示の高い三島監督が映画化。「南洋裁店」の2代目の頑固一徹の店主・市江と彼女の作る服を求めて店に集う人々のドラマを綴る。前日の大雪とは打って変わって快晴の中で公開初日を迎え中谷さんは晴れ晴れとした表情。「三浦さんが雨男で、彼が来ると撮影は必ず雨だったんです。今日も『来なくていい』と思ってたんですが(笑)、晴れて良かったです」と冗談交じりに語り笑いを誘う。三浦さんは「今日降ったら、中谷さんに何を言われるかとビクビクしてました…。昨日のうちに雪を降らせといたので(笑)、快晴で初日を迎えられて嬉しい」とホッとした様子。黒木さんも「本当に本当に晴れて良かったです。中谷さんと監督は晴れ女なので、『勝った!』という感じです(笑)」と嬉しそうに語っていた。中谷さんは本作について「個人的には監督と相思相愛だったと思います。プロデューサーや映画会社による“お見合い結婚”ではなく、“恋愛結婚”できたと思います」と独特の表現で監督とぴったりと寄り添っての作品づくりを述懐する。原作と出会う以前の8年前から仕立て屋を題材に映画を作りたいと企画を温め続けてきて「中谷さんが『やらない』と言ったら(企画の続行は)ないかもという気持ちで口説きに行った」という三島監督。初日を迎えて「本当に嬉しく感慨深いです。(作品が)この世にこうして生まれてきてくれて信じられないくらい嬉しい」と最後は少し声を詰まらせた。黒木さんは劇中でウエディングドレスをまとうが、自身にとっても初の体験。衣裳デザインを担当した伊藤佐智子氏の名を挙げ「素晴らしいドレスで、車椅子でどう見えるかまで計算して丁寧に作られていて、着てるだけで気持ちがわいてくる素敵なドレスでした!」とふり返る。また、いつか自分が着ることになるウェディングドレスのデザインも伊藤さんにお願いしたそうだが「まだまだまだまだ先なので…」と苦笑を浮かべていた。三浦さんは、服に人一倍の思い入れを持つデパートに勤める男を演じたが、自身はファッションへの興味が全くなかったそうで、今回の役には苦戦させられたよう。それでも母親で元女優の山口百恵さんがパッチワークやキルティングを趣味とし、手縫いをしている姿を小さい頃から見てきたそうで「(母が)観て、どういう感想持つのか聞いてみたい」と語った。中谷さんは、本作のために1か月にわたって裁縫やミシンを踏む練習をしたそうで「練習用の布で真っ直ぐ縫うのに飽きた(笑)」ということで、自身の手でケープを作り、三島監督にクランクアップの夜にプレゼントしたという。監督はこの日もそのケープを持参したが「“南洋裁店”の箱に包んで市江としてくださったんです」と感激を口にする。また、中谷さんはそれ以外でも予算の厳しい現場で、冬の撮影でも温かいものが食べられるようにと、自ら鶏団子のスープや中華スープを作ってふるまったそうで、いち女優、主演という立場を超えて、スタッフや現場を気遣う中谷さんの姿勢がうかがえる。改めて、最後にマイクを握った中谷さんは「こんなにささやかで、こんなに贅沢な映画に携われたことを幸せに思います」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『繕い裁つ人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:繕い裁つ人 2015年1月31日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2015 池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
2015年02月01日三浦春馬が中国・上海を舞台に、全編中国語での芝居に臨んだ『真夜中の五分前』が12月27日(土)に公開を迎え、三浦さんと行定勲監督が舞台挨拶に登壇した。原作は人気作家・本多孝好の「真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-A/side-B」(新潮文庫刊)。上海で時計の修理工として働く寡黙な青年・良は美しい双子の姉妹と出会い、姉のルオランと恋に落ちるのだが…。ある出来事から過去を生きる男と過去をなくした女のゆくえが静かに描き出される。三浦さんと監督を、映画を見終わったばかりの観客はスタンディングオベーションで迎える。国際映画祭などでは見られる光景だが、国内のイベントで起こるのは異例のこと。三浦さんは、映画を作り上げた行定監督の功績を強調しつつ「その熱意と頑張りがみなさんに届いて拍手をもらえるのが嬉しいです」と笑顔を見せた。行定監督は、中国での現地スタッフと組んでの撮影ということで多くの苦労があったようだが、無事、日本での公開を迎えてホッとした様子。「近い国だけど遠い部分もあって“乗り越える”というのもこの作品のテーマでした。政治問題もあったりして、うちのスタッフと『どうしようか?』と話しているときに『三浦春馬はやる気で、中国語を勉強してます』と聞いて、『やらなきゃ。逃げられない』と思った。背中を押してもらいました。感謝してます」と三浦さんへの感謝と労いを口にした。すでに中国では4,000スクリーンという大規模で公開され、大きな話題を呼んでおり、2人はキャンペーンでも中国各地を回ったが、日本では考えられない様々なハプニングや出来事があったという。行定監督が「向こうではMCが主役なんです(笑)」と言えば、三浦さんは「挨拶の途中で変な効果音が入ってきたりするんです(苦笑)」と中国ならではの演出を困惑気味に明かす。さらに「映画の話は最初の挨拶だけ…」(三浦さん)、「あとはダーツ大会やらされたり。(映画にちなんで)双子が出てきて『どっちが姉でどっちが妹?』とか…。どうでもいいよ!観客を突き放す舞台挨拶でした(笑)」(行定監督)とカルチャーショックを口にし、会場は笑いに包まれた。それでも海外で撮影し、公開されたことに三浦さんは大きな意味・意義を感じているよう。「全てが新鮮で、役者人生だけでなく、ひとりの人間として大きな経験をさせてもらいました」と手応えを口にし、今後についても「オファーがいただけるならぜひやりたいです」とさらなる海外進出への意欲を口にした。『真夜中の五分前』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:真夜中の五分前 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014“Five Minutes to Tomorrow” Film Partners
2014年12月28日自らの代表作である舞台作品を映画化した『愛の渦』も好調の三浦大輔がこの夏、渾身の書き下ろし作品を放つ。その舞台に出演するのは三浦の第一回監督作品『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で主演を果たした峯田和伸(銀杏BOYZ)と、『愛の渦』主演の池松壮亮。映像の世界で三浦作品を体現したふたりが、舞台で再び三浦とタッグを組むこととなる。3人にこの作品に賭ける思いを訊いた。『母に欲す』チケット情報「『峯田くん、池松くんとたっぷり芝居をやりたい』というところから始まった企画」と語る三浦。舞台初挑戦となる峯田は「嬉しかった気持ちと、芝居はやったことがないから不安という気持ちと半々。でも三浦さんに声をかけてもらったからにはやらなきゃな、と思った」と話す。「僕は声も小さいし、2本の舞台を経験して自分は舞台に向いていないんじゃないかと思っていた」という池松は「それでも三浦さんだったら不思議と大丈夫と思えた」とこの舞台に参加した理由を語った。実母を亡くしたふたり兄弟のもとに、ある日父親が迎えた新たな母親が来る。それをきっかけにふたりのなかで巻き起こる葛藤を描く『母に欲す』。三浦が初めて家族、母という題材に正面からぶつかってゆく物語。これまで触れてこなかった題材を選んだ真意について訊くと、「自分にとっては禁断のテーマというか、いつかはやりたいと思いながらも勇気が出なかったもの。この芝居で舞台にひと区切りをつけようと思っています」と三浦から衝撃的な発言が飛び出した。「やめないでくださいね」と声をかける峯田や「三浦さんがそういうなら僕も」と言い出す池松に笑いながら「この先どうなるかはわからない。でも次は決まっていません。それくらい崖っぷちの気持ちでやっています」と言葉を続けた。「一度映画で一緒にやったこのふたりを呼ぶことで、『また群れでやりたいんだろうな』と思う人もいるかもしれない。でも舞台に呼んでしまえば、映画でせっかく築いた信頼関係が揺らぐ可能性だってある。弱いところを見せることもできない。恐怖の方が強いんです。でもいまここでやるしかないと思っています」と改めて決意を語る三浦。これが最後の舞台作品になるかはわからないが、彼の思いをすべて注いだ究極の作品になることは間違いなさそうだ。公演は7月10日(木)から29日(火)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は5月31日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行抽選「プレリザーブ」を実施中、5月13日(火)午前11時まで受付。取材・文:釣木文恵撮影:源賀津己コスチューム:三浦大輔 …「NEO RESISTANCE」「Roen」、峯田和伸・池松壮亮…「カインドウエア」スタイリスト:DAISY 石橋瑞枝( DAISY M’S OFFICE )ヘアメイク:河村陽子
2014年05月09日9月2日、家具メーカーのマルニ木工が、同社東京ショールームで、プロダクトデザイナーの深澤直人と、「ミナペルホネン(mina perhonen)」デザイナ-の皆川明による初のコラボレーションプロジェクト「ふしとカケラ・マルニコレクション・ヒロシマ・ウィズ・ミナペルホネン(MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with mina perhonen)」の発表会を開催。深澤、皆川両氏登壇により、トークセッションが行われた。同プロジェクトは、今秋開催の「三越伊勢丹デザインウィーク(ISETAN MITSUKOSHI DESIGN WEEK 2013)」のメインコンテンツ。深澤デザインのイス「HIROSHIMA(ヒロシマ)」などマルニ木工のイスにミナペルホネンの"カケラ"(残布)のパッチワークを組み合わせた商品や、端材を使ったテーブルなどのオリジナル家具が期間限定で発売される。皆川氏は、「2011年に西麻布のギャラリーで初めて"HIROSHIMA"を見て、その横姿の美しさに感動した。"カケラ"とは、洋服を仕立てる際に出る、端切れなどの余り布のこと。余り布も他の生地と同じように手間暇かけて作られるのに、廃棄されてしまうのはもったいないと常々感じていた。そんな余り布に“ピース=カケラ”としてもう一度生命を与えようというのが今回の試み。毎年発表してきたミナペルホネンのコレクションラインで使われたアーカイブ生地を組み合わせることで、タイムレスな魅力が感じられるものになったと思う」と語った。今回、皆川氏は使い続け生地が擦り切れると、織り込まれた別の色が見えてくる生地をイスの座面用に提案。「使い込む内に現れる経年変化を楽しめるようなイスを作りたいと考えた。この生地は2色の糸が互いの色を干渉し合わないようにしながら高密度で織り込んで作られており、表地と裏地が時間の経過と共に歩みよってくるような仕掛けになっている」と話す。また深澤氏は、「人はモノを買う時、”傷がなく奇麗な商品が欲しい”と思うのが正直なところ。だが、このプロジェクトで、"ふし"(がある木材)や"カケラ"を使ったモノであっても、"自分にしか手に入れられないもの"という価値がそこに存在する、という新しい考え方を提供できたのが大きな意義だと思う。プロダクトデザイナーとして、これまでは美しくクオリティーの高いものを目指してモノ作りを行ってきたが、今回そこに”無駄にしない”という意識を持ち込むことができた」と語った。同プロジェクトは、伊勢丹新宿店1階ザ・ステージで10月23日から29日まで開催されるイベントで公開予定。
2013年09月06日「仮面ライダーオーズ」の渡部秀&三浦涼介のコンビによる最新映画『PIECE~記憶の欠片~』の完成披露試写会が8月18日(土)に行われ、渡部さんと三浦さん、下山天監督が上映後の舞台挨拶に登壇した。東映が「TOEI HERO NEXT」と銘打って開始した新レーベルの第1弾となる本作。トラウマを抱えた元エリート記者・智紀(渡部さん)と五重人格のカメラマン・零(三浦さん)というコンビの2人が、人々を石化して死に至らしめる謎の事件の真相に挑んでいく。「オーズ」の映司×アンクのコンビが忘れられないファンが客席で掲げる「おかえり」というボードを見やりつつ、渡部さんは「ただいま(笑)。みなさんの前にこうして帰ってこられて光栄です」と笑顔を浮かべた。渡部さんは酒に溺れるやさぐれた記者という、「オーズ」のときとは全く異なるタイプの役となったが「普段、涼くんとお酒飲んだりするときもあまり酔ったりしないし、涼くんは寝ちゃったり泣いたりするけど(笑)」と暴露を交えつつ、これまでとは違った新たな挑戦だったとふり返る。多重人格者を演じきった三浦さんも「5役、大変でした。頑張ったんだよ」と映画が完成してホッとした表情。「台本を読んでるときはニュアンスが違うけど、演じるときは見た目も変わらないまま。いろいろ調べて(多重人格者の)映像を見たりして自分なりにやりました」と明かす。渡部さんは「一緒に撮影してても難しそうだなと思いました」と三浦さんの苦労を慮る。特に多重人格のシーンの中での見どころは、唯一の女性人格である“女医の綾”の逆行催眠のシーン。渡部さんは「あのエロさはヤバいでしょ!18禁だなと思いました」と感想を語る。三浦さんは「緊張した」と言うが、体を密着させていた渡部さんは「涼くんの心拍がハンパなかった!」と証言。三浦さんは「秀くんから感じる熱もあった」と返すと客席を埋める女性ファンは色めきたった。メガホンを握った下山監督も、「男ながらに撮影でゾクゾクした」と2人が醸し出す官能的なムードに称賛を送った。一方、アクションシーンに関しては1年にわたってコンビを組んでいた2人とあって1発OKだったそうで、渡部さんは満面の笑みを浮かべ「さすがオレたち!」と自信満々にアピール。監督も渡部さんも三浦さんも、早くも続編の製作およびシリーズ化に向けて期待を口にしていた。『PIECE~記憶の欠片~』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:PIECE~記憶の欠片~ 2012年9月1日より全国にて公開© 「PIECE」製作委員会
2012年08月20日プロモが運営する韓国料理屋「チヂミのおいしい店 明洞房(みょんどんぼう)」は、7月1日より「牛レバ刺し」にそっくりな新メニュー「明洞房オリジナルレバ刺し」の発売を開始する。7月1日より、焼肉店や居酒屋の人気メニュー「牛レバ刺し」の、飲食店での提供が禁止となる。6月12日の厚生労働省よる正式発表以降、「食べ納め」をしようと、多くの人が「牛レバ刺し」を提供する店を訪問しているという。同店ではこの「牛レバ刺し」人気を受け、「牛レバ刺し」を細部まで忠実に再現した「明洞房オリジナルレバ刺し」を販売開始する。「明洞房オリジナルレバ刺し」の正体は、韓国で昔から食べられているという伝統家庭料理「묵(ムク)」。どんぐりやソバ、緑豆の澱粉を豆腐状に固めたもので、最近では、どんぐりの美容効果から美容食品としても注目されている。同店では、この「ムク」を使用し、「牛レバ刺し」特有のとろっとした“見た目”、独特なシャクっとした“食感”、そして濃厚な深い“味わい”の3要素を、独自の製法で見事に再現した。その再現力は、本場の味・素材にこだわり、韓国から直接食材を取り寄せている同店ならではのもの。「牛レバ刺し」好きも思わず納得の、自信を持って勧められる仕上がりになっているという。「明洞房オリジナルレバ刺し」はホームページ上で6月29日より受け付けを開始し、7月1日より店頭とホームページ上での販売を開始する。■「チヂミのおいしい店 明洞房(みょんどんぼう)」住所:愛知県名古屋市緑区桶狭間切戸2412番地(大型駐車場完備、R23号線有松インター降りてすぐ)営業時間:11:30~14:30/17:00~23:00定休日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は営業し、翌日休み)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日俳優の三浦友和が主演する『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』の初日舞台挨拶が12月3日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、三浦さんの次男で前作『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』に出演した三浦貴大がサプライズ登壇した。友和さんと貴大さんが、公の場でツーショットを披露するのは今回が初めて。貴大さんから、物語の重要なアイテムである“ブレーキハンドル”を手渡された友和さんは「これ、本物(笑)?もうちょっと違う形で共演したかったが、ありがとう。驚きました」と感無量の面持ちだった。一方、貴大さんは「初日、本当におめでとうございます。ここに来ることができて、うれしいです」とこちらは少々緊張気味。『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』は俳優デビュー作とあって、「思い入れが重過ぎる作品。さっきもこのブレークハンドルを見たら、涙が出そうになった」と感動しきりだ。撮影前には、友和さんが「このスタッフさんはどんな人?」と貴大さんに電話で“下調べ”したのだとか。「おかげで現場に入りやすかった」と笑顔でふり返る。富山県を舞台に、三浦さん演じる鉄道運転士が定年を機に、突然、長年連れ添った妻に離婚届を突きつけられ、夫婦のあり方や生き方を見つめ直す。舞台挨拶には三浦さん親子に加えて、妻を演じる余貴美子を始め、中尾明慶、小池栄子、吉行和子、蔵方政俊監督、製作総指揮の阿部秀司氏が登壇した。余さんは「夫の最後の優しい言葉を期待しながら、運命共同体として同じレールに乗って旅する夫婦の物語。人と人との関わりを考えました」。夫婦の娘役を演じた小池さんは「台本の段階から涙が出ました。身近な人に普段は言えない感謝を伝えたくなる作品」とこちらも本作を通して、大切なものを再確認した様子だ。一方、後輩運転手を演じた中尾さんは「パート5くらいで、主人公になれれば」と少々気が早い“抱負”を語り、笑いを誘っていた。『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』は全国にて公開中。■関連作品:RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 2011年11月19日より富山にて先行公開、12月3日より全国にて公開© 2011「RAILWAYS2」製作委員会RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 2010年5月29日より全国にて公開© 2010「RAILWAYS」製作委員会■関連記事:余貴美子、夫からのカンチョー攻撃を告白!三浦友和は爆笑大人たちの“第2の人生”を優しく綴る『RAILWAYS』試写会に15組30名様ご招待友和&百恵の次男・貴大俳優デビュー作初日「緊張9割、楽しみ1割」【ハリウッドより愛をこめて】TBSドラマ「JAPANESE AMERICANS」撮影に同行!いくつからでも人生は変えられる『RAILWAYS』切符型ストラップを3名様プレゼント
2011年12月04日