伊藤英明が3月25日(火)、都内で行われた出演作『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』の完成披露試写会に出席した。伊藤さんは劇中で“ふんどし姿”を披露しており、現場では共演する長澤まさみにも、その勇姿を見せつけたのだとか…。直木賞作家・三浦しをん氏の「神去なあなあ日常」を映画化した“林業”青春ストーリー。完成披露試写会には伊藤さん、長澤さんに加えて、主演を務める染谷将太、子役の升水柚希君、矢口史靖監督が駆けつけた。映画のクライマックスに、村の男たちがふんどし一丁で伝統の祭りに臨むシーンがあり、伊藤さんだけでなく、染谷さんもふんどし姿に…。「なかなか慣れなかったですね。まあ、食い込むわけですよ」と染谷さん。一方、伊藤さんは「そりゃ、恥ずかしいですよ」とふり返り、「でも、現場にはオレたちの憧れ、長澤まさみがいるわけですよ。これは超えないといけないなと(笑)」。そこで伊藤さんは、あえて長澤さんの前で、物を拾ってみたりし、ふんどし姿を見せつけたそうだ。当の長澤さんは「やめてくださいって言いましたよ」と赤面。それでも「祭りのシーンはすごく神聖で、みなさんの男気がカッコよく見せた」とも話していた。主人公は高校卒業したての18歳、平野勇気(染谷さん)。生まれ育った都会から遠く離れ、山奥の村で林業に従事することに。携帯も繋がらない、コンビニも無い、若者もあんまりいないと“ないない尽くし”の環境で、林業の魅力に気付いていく姿を描いている。染谷さん&主人公に林業を叩きこむ“林業の天才”を演じた伊藤さんは、ほぼスタント無しで、大木を切り倒す「伐倒」や、20メートルにおよぶ高所での「種取り」などを実演。染谷さんはチェーンソーを自在に使いこなすまでに成長したという。「楽しかったですね。割とチェーンソー、うまいんですよ。高いところも好きなので、いい映像が撮れました」(染谷さん)、「チェーンソーは難しかった。何より数十年も生きている木を切り倒すのは、緊張した」(伊藤さん)。また、長澤さんは山に生き、男たちを見守るヒロインを演じ「男勝りな女性なので、髪型だったりメイクだったり、普段気にすることを気にしないようにした」。ほぼノーメイクで登場するシーンも多々あり、林道を大型バイクで走り抜ける場面も。「運転はすごく難しかった」と話していた。『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』は5月10日(土)から全国で公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:WOOD JOB!~神去なあなあ日常~ 2014年、全国東宝系にて公開
2014年03月25日(武井咲のオフィシャルサイトより)「武井咲」!有名なグッチのイベントに登場!女優の「武井咲」は、世界で名高い一流ブランドの「グッチ」(GUCCI)のイベントに華やかに登場した。開催された場所は、「JPタワーKITTE」で、このイベントは、同じ会場で開催されるグッチの「ICONS OF HERITAGE-受け継がれるアイコン展」を記念するトークショーだ。グッチのストライプのコートを身に着けて、華やかに現れた武井咲が、笑顔で述べたことをまとめると、グッチを着ることができるだけでも、自信につながる。本当にグッチはステキだと思う。12月の誕生日にはワインで母と一緒に乾杯したい、ということだ。武井咲について1993年生まれ。愛知県出身。タレントや女優として活動している。中学時代からモデル希望で、2006年「全日本国民的美少女コンテスト」でマルチメディア賞とモデル部門賞を獲得する。2006年「セブンティーン」でのモデルの仕事で芸能活動をスタートさせた。(2007年、セブンティーンの専属モデルとなる)。2010年、芸能人SNSサイトの「beamie」でイメージキャラクターを務める。同じ年の11月には、第39回「ベスト ドレッサー賞」を最年少で獲得した。さらに2011年には、ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」で準主演の役に選ばれる。またドラマ「アスコーマーチ!」で、初めての主演を務めた。そして同じ年、一流ブランド「グッチ」と契約している。さらに2014年には、公開予定の映画「るろうに剣心 京都大火編 伝説の最期編」に出演することになっている。そのほか歌やドラマ、広告、CMなど幅広く活動している。今後も今以上の活躍を期待したい。【参考リンク】▼武井咲のオフィシャルサイト
2013年11月27日伊藤英明が主演する映画『悪の教典』の公開に先がけて、BeeTVでは15日(月)より映画の前日譚を描いたドラマ『悪の教典-序章-』が配信される。それを記念して伊藤のインタビュー動画が届いた。インタビュー動画映画『悪の教典』は、高いIQを持ち、生徒から絶大な人気を誇る高校の英語教師・蓮実聖司(伊藤)が、サイコパス(反社会性人格障害)として想像を絶する計画を遂行していく過程を描き出すサスペンス劇。ドラマ『…序章』は、映画で描かれる凶行の前夜までを描き、蓮実がいかに悪の本性を隠し、聖者の仮面で学園を支配していったのかを明かしていく。映画を手がけた三池崇史監督が監修を務めたドラマ『…序章』は、アメリカの投資銀行で働いていた蓮実の人物背景を描くにあたり、ドラマの中で重要なシークエンスとなる回想シーンの撮影をニューヨークで敢行。インタビュー動画で伊藤は、「(ドラマも映画も)どちらもうまく伏線がはってあるので、ドラマを見て映画館に行って頂いても良いですし、映画を見てからドラマに戻って頂いても楽しめる作りになっていると思います」とコメント。撮影での苦労や、ベストセラー小説『悪の教典』を映像化した映画とBeeTVという今回のプロジェクトに取り組んだ意気込みなどを語っている。『悪の教典-序章-』「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」&「BeeTV」で10月15日(月)から配信開始予定アクセス方法:ドコモの携帯から【iモードならBeeTV】iメニュー>動画>BeeTV【スマホならVIDEOストア】dメニュー>dマーケット>VIDEOストア powered by BeeTV『悪の教典』11月10日(土)全国東宝系ロードショー
2012年10月09日武井咲がキュートなショートカットに変身!女優、武井咲(18)が19日、資生堂「スタジオマキアージュ」のオープニングイベントで、キュートなショートヘアを披露した。武井のブラウンカラーのショートヘアはウイッグだが、驚くほどキュートでよく似合っている。武井のショートヘア姿は小学校6年生以来で、周囲がどんな印象を持つか楽しみだったという。大人っぽくなり嬉しいイベントの司会者から「大人っぽくてすてき」と褒められた武井は、「ショートというと明るく活発なイメージですが、その人によってイメージも変わるので、私は大人っぽく変化したということでうれしいです」と、コメントした。(毎日新聞デジタルより)資生堂の化粧品ブランド「マキアージュ」のCMキャラクターに起用されている武井は、今年の1月には口紅の「トゥルールージュ」のCM発表会に、すっぴんで登場しイベント中にメークをした大人の女性に変身してて現れ、少女から大人への変身ぶりに周囲を驚かせた。武井のキュートなショートヘアを見たい方は下記の外部リンク毎日新聞デジタルまで。元の記事を読む
2012年06月21日オフィシャルブログで秘訣を公開AAA(トリプルエー)のメンバーで、モデルや女優として活躍したこともある伊藤千晃。パフォーマンスはもちろんだが、白い美肌がとても印象的な美しさも彼女の大きな魅力の一つとなっている。そんな彼女が、31日のオフィシャルブログで、自身の美肌の秘訣を公開した。「美肌の作り方」と題して更新したブログによると、秘密は、日々の生活に合わせて作りとりいれる、特製のミックスジュースなのだそうだ。バイブルはこれ!そのミックスジュースをつくる際に、彼女が日々愛用し、参考にしている本があるという。そうして紹介されたのが、保健同人社から発刊されている「美肌タイミングジュース」という本だ。この本は皮膚科・内科医の友利新氏によるもので、料理研究家で栄養士、インナービューティースペシャリストである関口絢子氏が制作・監修を手がけている。発刊以来、テレビメディアや美容関連誌などでも多く取り上げられ、注目されてきたものだ。このなかでは、生理周期や季節変化に応じて変化する肌状態をふまえ、ホルモンバランスを整える栄養素を、肌が欲しがる栄養をジュースで適切に補ってあげれば、美肌がキープできるとし、年間を通じたレシピが紹介されている。伊藤もその効果を実感できており、かつダイエット効果も望めるので、参考にしながらジュース作りを続けているそうだ。これを受け、ブログ読者らからも、自分も参考にしてみたい、欲しいといった声が多数上がっている。美肌のためのジュースがさらに人気を高めそうだ。元の記事を読む
2012年06月01日「美 味 採 集 Haagen-Dazs × ASAMI KIYOKAWA」プレスプレビューが4月26日、東京・表参道ヒルズにて行われ、柴咲コウ、清川あさみが登場した。柴咲コウのほかの写真清川は、柴咲をモデルにアイスクリームの国の女王に仕上げた作品を発表し、「作品名は『アイスクイーン』。コウちゃんのイメージが女王様というのがあって、芯のあるかっこいい現代版のマリー・アントワネットとハーゲンダッツのアイスが出会ったらどうなるんだろう?と描きました。今までにないくらい甘くて“食べたくなる柴咲コウ”を作りたかったんです」と作品を紹介した。かねてから清川とのコラボを熱望していた柴咲は「凄く嬉しかったです! こんな素敵な作品を作っていただけて。大好きですよ、クイーン(笑)」とご満悦な様子をみせた。ハーゲンダッツについて柴咲は「高級感があるので、仕事に疲れたときとか『頑張ったな~』というときに、ご褒美として食べてます」とアピールした。「美 味 採 集 Haagen-Dazs × ASAMI KIYOKAWA」は“美”と“味”を紡ぐ新感覚アート空間をコンセプトに、ハーゲンダッツの人気フレーバーと清川がコラボした作品を4月27日(金)から5月6日(日)まで展示している。また、期間中はハーゲンダッツの新商品「クレープグラッセ『ティラミス』」のサンプリングも実施する。なお、柴咲は5月9日(水)に東京・Zepp Tokyo、5月14日(月)に大阪・松下IMPホールにてライブを行う。チケットは発売中。
2012年04月26日武井咲オフィシャルファンクラブも結成へ2012年1月からのNHK大河ドラマ「平 清盛」に常盤御前役での出演など、ドラマや映画、CMなどで大活躍の武井咲(たけい えみ)さんのオフィシャルサイトがオープン。2012年2月には「武井咲オフィシャルファンクラブ」を結成することが告知されている。冬のラブ・バラード「恋スルキモチ」でCDデビュー武井咲さんは、12月14日、GLAYのTAKUROさんが書き下ろした、冬のラブ・バラード「恋スルキモチ」でユニバーサル ミュージックよりCDデビューも果たし、18歳の誕生日には、CD購入者イベントで初ライブを行うという。元の記事を読む
2011年12月20日「VOGUE JAPAN」主催、「Women of the Year 2011」雑誌「VOGUE JAPAN」の恒例企画、「Women of the Year」の今年の顔に、女優の武井咲、なでしこジャパンとして話題になった女子サッカー日本代表の澤穂希選手らが選出されたことが25日、分かった。「VOGUE JAPAN Women of the Year」は今年で7年目を迎える企画。それぞれあらゆる分野で圧倒的な活躍を見せ、そのスタイルや生き方、美において「VOGUE」読者をはじめとする多くの女性をインスパイアする、時代を彩った“ヴォーグな女性立ち”を選出する。“辛い時に輝ける、苦しいとき笑顔になれる”女性を今年は、やはり3月の東日本大震災の影響を受け、“辛い時にこそ輝ける、苦しいときに笑顔になれる”女性たちが中心に選ばれたという。今年、勇気を与えてくれた、希望を見せてくれたミューズたち、ということだ。受賞者は、先に紹介した武井咲、澤穂希選手ほか、モデルの水原希子、女優の鈴木京香、ピンク・レディー、女優の若尾文子、ピアニストである上原ひろみ、小説家の朝吹真理子となったそうだ。まさに今年の顔にふさわしい輝く女性たちばかり。28日発売の「VOGUE JAPAN」最新号となる1月号では、写真家の篠山紀信氏が受賞者らを魅力的に撮影したポートレート、および彼女らの受賞メッセージが掲載されているとのこと。ぜひこちらもチェックしたい。元の記事を読む
2011年11月26日武井 咲のデビューシングルは「恋スルキモチ」女優、武井咲(17)がユニバーサル ミュージックからGRAYのTAKURO書き下ろしの「恋スルキモチ」でデビューを飾ることが25日、分かった。CD発売は12月24日になる。TAKURO書き下ろしの「恋スルキモチ」は武井がGLAYのファンであることを知った関係者から打診されたTAKUROが、武井をイメージして作り上げた冬のラブ・バラード。切ない恋心を感情豊かに表現している。武井咲からのコメント歌手として多くの皆さんと大好きな音楽を共有できることを楽しみにしていました。GLAYのTAKUROさんに書き下ろして頂いたデビュー曲は、冬の季節にぴったりな曲です。がんばって、心を込めて歌いました。多くの方たちに聴いて頂けたらうれしいです。これからも、色々な曲にチャレンジして歌をお届けしたいと思っていますので、応援をよろしくお願いします。(オスカープロモーション公式サイトより)TAKUROからの応援メッセージ大好きなのに思いを告げられない切ない等身大の恋心を唄う武井の歌声は、キュートな印象で、TAKUROは「優しい歌声が、これからの季節に合うと思います」とメッセージを送った。(サンスポ.コムより)武井は来年1月8日、スタートのNHK大河ドラマ「平清盛」で時代劇に初出演、松山ケンイチ(26)の扮する清盛の最大のライバル・源義朝の側室から転じて清盛から愛される美女・常盤御前を演じる。女優としても歌手としても大きく飛躍する武井咲に期待する。元の記事を読む
2011年10月27日カップパスタ「日清SPA王」の新CM発表会が8月18日、都内にて行われ、新CMキャラクターの武井咲が登場した。武井咲のトークショーの写真CMでは、武井が新しく生まれ変わった日清SPA王に出会い、交際中のパスタ鍋に“あなたが茹でるのより、うまいの”と別れを告げるというストーリーを展開。武井は「恋人役が“鍋”と初めて聞いたときは、どういうことだろう?って思ったけど、感情のある鍋で(笑)、ドラマ仕立になっているので、凄くおもしろいCMになっています」とコメント。パスタについては「週3、4回食べてます。毎日パスタでもいいぐらい大好き。(パスタを作るときに)アルデンテに仕上げるのがいつも難しくて。でも、『日清SPA王』は、いつでも誰でも勝手にアルデンテにしてくれます!」と、商品の特徴をアピール。最後に「見た目も可愛く、お湯を注いで5分で簡単に食べられちゃうところが私は凄く大好きです!」と、笑顔で締めくくった。1995年の発売以来、ロングセラーブランドの「日清SPA王」は、熱湯を注いでわずか5分でアルデンテ食感のパスタに仕上がる独自の製法のノンフライ麺に変更し、パッケージをリーフ型にリニューアルした。「日清SPA王(たらこスパゲッティ・カルボナーラフェットチーネ)」は、8月22日(月)から全国発売。新CM「別れ話篇」は8月25日(木)よりオンエアされる。
2011年08月19日映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の主題歌、および挿入歌を柴咲コウが歌うことが発表され、主題歌の歌詞を柴咲さん自身が手掛けるほか、名曲「ルージュの伝言」のカバーに挑戦していることがも明らかになった。大政絢と染谷将太というフレッシュなコンビを主演に迎えて送る本作。“僕”ことみーくん(染谷さん)と幼なじみで10年前の誘拐監禁事件の被害者同士でもあるまーちゃん(大政さん)の2人が、連続殺人事件の発生で揺れる街で10年ぶりに再会。そこから巻き起こる騒動をポップかつシニカルに描き出す。柴咲さんは自ら詞をつけた主題歌「サヨナラブ」に加え、ユーミンこと荒井由美(松任谷由美)の名曲で、宮崎駿監督のアニメ『魔女の宅急便』でも使用された「ルージュの伝言」をカバー。柴咲さんにとって他アーティストの楽曲をカバーするのは初めてのこと。今回の発表に際し柴咲さんは、主題歌のレコーディングについては「ディスコミュニケーションをテーマに制作しました。曲調はアップめだが、詞はシニカルな内容で、それを楽しんでレコーディングできました」と語り、「ルージュの伝言」に関しては「歌ってみたら、すごく自分にフィットして歌いやすかったです。レコーディングがとても早くできました」とのコメントを寄せてくれた。さらに映画については「思っていたより映像が暗くなくてフレッシュで、いまどきっぽくて、内容のわりに描写が爽やかでした。みーくんを、好きになってしまいました」と感想を寄せている。瀬田なつき監督は、挿入歌を「ルージュの伝言」のカバー曲にしたことについて「映画の中では、現在と過去を繋ぐ曲として使っています。幅広い世代の方が子供時代を思い出せるポジティブな曲として『ルージュの伝言』のような雰囲気がイメージだと伝えていたら、そのまま『ルージュの伝言』になりました。びっくりでした。楽曲を聴いてみて、懐かしくもあり、新しくもあり、不思議な感覚でした。何よりも柴咲コウさんが歌っているのかと思うとウキウキします。映画では、重要なシーンで使っていますので、楽しみに見て(聴いて)下さい」と語っている。そして大政さんからもコメントが到着!「POPな曲調と、切ないけど前向きな歌詞が、映画と重なって本当に素敵だと思いました。曲を聞いて、ますます映画の公開が楽しみになりました」と喜びを語っている。なお、本作は10月23日(土)から開催される第23回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点」に出品されることも決まっており、来年の劇場公開を前にどのような評価を受けるのかも気になるところ。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は2011年1月22日(土)より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。■関連作品:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会
2010年10月11日女優の浅見れいな、長渕文音、穂のかが、初共演し3姉妹を演じる舞台「結婚狂想曲」の稽古が8月中旬から都内ホールでスタート。25日、3人は結婚について語り合う重要シーンでの掛け合いに磨きをかけた。人気劇団「PU−PU−JUICE」第10回公演で、結婚式の真っ最中に新郎が「この結婚、なかったことに…」と破棄を匂わす発言をしたことから露呈する人々の悲喜こもごもを描くドタバタラブコメディ。3人は客演でオファーされ快諾。主演となる新婦で三姉妹の長女を浅見さん、既婚ながら浮気性の次女を長渕さん、バツイチで子持ちの三女を穂のかさんと、それぞれひと癖ある役どころに挑む。稽古開始から約10日、この日は舞台装置を確認しながら動き、台詞を読み合わせて、芝居のリズムや掛け合いのテンポを確認する内容。浅見さんらは芝居のリズムを体に叩き込むように自身の台詞をリズミカルに発して掛け合いに打ち込み、汗を流した。今回、初舞台を踏む長渕さんは、両親がシンガーソングライター・長渕剛、元女優・志穂美悦子さんながら、アドバイスは「舞台って、両親はあまりやったことがないから」と受けていない。「訳が分からなく、難しい。いい意味で全て壊されたような感じ」と体当たりで挑み、「役柄は野性的で思ったことを顔に出したり言ったりするところが自分と似ていて、やりやすい」と着実に役を掴んでいる。今年3〜4月の初舞台「カフカの変身」で英国演劇界の鬼才スティーヴン・バーコフ氏の厳しい演出の洗礼を受けた穂のかさんは、「前回と全然違って何が分からないかが分かるので、楽しめています。役が自分寄りで似ている。私も、結婚しても仕事をしていたいという考えなので、理解しやすい」と充実の笑顔を浮かべる。「3度目の舞台」と話す浅見さんは「ドタバタコメディなので、すごくはっちゃけると思います」と“大暴れ”予告する。3人のチームワークは?と聞くと「バッチリですよ!」と長渕さんが即答。“姉”の浅見さんが「2人が思った以上に強烈。文音はすごく色っぽい。穂のかはマイペースで強い。2人とも慕ってくれるので嬉しいしかわいい」と話すと、穂のかさんは「浅見さんは男らしい、男前のオーラがある。マイペースですし」とそれぞれ個性的でいい刺激を与え合っている様子だった。一方、今作のテーマは結婚。お年頃でもある3人がいま、抱く結婚観は?浅見さんは「いつしてもいい、って思っていますね。年齢がいま27で周囲が第2次結婚ブームです。でもそのブームには乗れなそう。ちゃっちゃしたい、とも思うのでいつかはするんじゃないかなと」とサバサバ。長渕さんは「結婚願望が全然ないんです。子供ができちゃったらするんじゃないかな、って。だから今回、離婚寸前の役なので掴むのが難しいんです」と苦笑い。穂のかさんも「結婚願望が全然ない」と前置きし「この舞台の冒頭の台詞で『人はなぜ結婚するんでしょう?』とありますが、自分の疑問と同じ。演出の山本浩貴さんが『結婚に対するイメージが変わる舞台になれば』とおっしゃっていましたし、この舞台が全部出来あがったときに自分がどう思うか、楽しみです」と声を弾ませていた。8月30日(木)製作会見都内で行われた劇中の冒頭の結婚式を演じた形式の製作会見に、浅見さんはウエディングドレス姿、長渕さんと穂のかさんはそれぞれパーティドレスを着て出席。実生活で父親と結婚の話をしたことがある?の質問に、穂のかさんは「ないです。まだそういう年頃だと思っていないんじゃないですかね」、長渕さんも「ないです」とサラリ。浅見さんは、4月にデートが写真誌に報じられた相手、大森南朋が8月上旬、蒼井優との熱愛が報じられたことについて、周囲が狂想曲ですか?と突っ込まれ、「どうなんですかね、ハッハッハ」と豪快に笑い飛ばしていた。舞台「結婚狂想曲」は9月8日(水)より新宿シアターサンモールにて上演開始。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アンを探して 2009年10月31日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009 Zuno Filmsグランジュテ■関連記事:穂のかインタビューデビュー2年目の初舞台で“変身”中「苦しくて幸せ」“石橋貴明の娘”からの脱却が試される?穂のか、単身海外で挑んだ初主演作が公開
2010年09月02日女優、穂のかが3月6日(土)に東京・ルテアトル銀座で初日を迎える英国の鬼才スティーブン・バーコフ脚本・演出の舞台「変身」で初舞台を踏む。直前の通し稽古後、インタビューに応じ「苦しくて幸せ」と葛藤する言葉を口にしながらも、表情は生き生きとしている。ある朝、突然大きな虫に変わっていた青年グレゴール・ザムザと家族が不条理な運命に翻弄されながら変わっていく顛末を描く舞台で、フランツ・カフカのシニカルで不条理な名作小説を18年ぶりに日本で舞台化する話題作。穂のかさんは主演の森山未來扮するグレゴールを慕う妹・グレタという重要な役どころだ。昨年6月に公開された、ハリウッドの人気俳優ダニー・グローバーがエグゼクティブ・プロデューサーを務めた日本、米国、韓国合作映画『The Harimaya Bridge はりまや橋』のキーパーソンとなる女子高生役で女優デビュー。同10月公開の日本、カナダ合作映画『アンを探して』で初主演。続く3作目で舞台デビューを飾る順調なキャリア展開に、当の本人こそビックリだった。「舞台はいつか絶対やりたいと思っていたので、昨年末にマネージャーから『舞台の話が来たよ』と言われ、演出家が英国人!主演が舞台で活躍し続けている森山さん!ステキ!と思って(オファーを)喜んで受けました。でも劇場のキャパが800席、演出家は鬼才でコワイ、約2か月間で全国を回る…周りからは『これが初舞台だなんて大変だね』って言われて、あれ?何か大変なことになっている?と」。舞台用のボイストレーニングなどを経て2月から稽古に入り、近い関係者も驚くほど引き締まってほっそりした体つきに“変身”した。何キロか痩せたか?と尋ねると、キョトンとした顔つきで「頭の中がこの舞台のことでいっぱい」と照れる。「家に帰ると知らないうちに寝ている毎日で、気がつくと明け方の4時とか。時間、曜日の感覚がない。こんなにひとつのことに熱中、没頭するのは初めて。快感でもあります(笑)」。引き締まった体にはメンタル面での変化も表れている様子。「今年の抱負は『何回も死ぬ』…脱皮したいという意味で。この仕事を始めたばかりでこの年齢ですし、苦労は買ってでもしたい、と。でも、この稽古で追いつめられて、途中から稽古場へ向かう電車から降りたくない…って。贅沢な初舞台だと分かっているのにすごく大変でプレッシャーがあって。みなさんに『こうした方がいい』って言われて有り難いのに思うようにできなくて。でも、一時期追いつめられたときより気持ちの整理がつきました。ちょっと、打たれ強くなったみたい。つらいし苦しい。でも私はこれをやりたいと思うんです。苦しくて幸せ(笑)」。変化のきっかけのひとつは“お兄ちゃん”こと森山さん。いい影響を受けている。「兄さんを見ていて、自分が中途半端で生ぬるいと気づくことができました。本気になっていないつもりではなかったんですけど、私、もっと本気を出せるんだって。森山さんと出会えたことは、人生の中で大きな出来事になりそうです」。さらに、バーコフ流演出が大きな刺激材料だ。スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』など映画の悪役でも知られる俳優で世界的演出家のバーコフ氏は、コワイといううわさがあったそうだが…。「最初にお会いしたとき、72歳になられてニコニコしていてチェックのズボンをはかれているし優しそう、と思ったら、『拷問の時間の始まりだ』と言われて、次の日からその通りで。厳しさはプロフェショナルゆえで、おっしゃっていることは的確。お年を召されてあれだけパワフルなのは凄いです。でも口が悪い悪い(笑)。バーコフさんの言葉は通訳さんを通して伝えられますが、私は(小学生の頃に約2年半、米国留学経験もあり)英語が分かる。バーコフと通訳さんの言葉で2回怒られた気分になることも(苦笑)。一度、『それじゃダメだ!そんな演技はケイト・ウィンスレットみたいだ!』と言われて、私としては嬉しかったんですけど(笑)」。稽古場にいたバーコフ氏は穂のかさんについて尋ねると、ニヤリとして冗談まじりに太鼓判を押した。「感受性が高くて役にどんどん入っている。日に日に良くなっているよ。ウソ八百だけど」。デビュー2年目、これからどんな変身を遂げたい?「ポン!と変わるのではなく、ちょっとずつ確実に皮が剥けていくように変身していきたい。観た人の心に余韻を残せる女優になりたい」。ところで父親の石橋貴明さんには、前2作のときと同じく事後報告だったとか?「年明けに一度会ったときに。励ましの言葉?いただいてないです。父と娘の枠内の関係ではありますが、仕事の面では仕事の先輩として敬意はあっても、いろいろな意味で関係ない。というかいまは『見て』というより『頑張っているのでノータッチ』で、という気持ち。きっと経験を積んで胸を張れるようになったら、何か言えるようになるのかな、と思います」。舞台漬けの数か月後、アノ父もビックリの変身ぶりを見せてくれそうだ。(photo/text:Yoko Saito)カフカの「変身」公演日程:3月6日(土)〜3月22日(月・祝)場所:ルテアトル銀座公演情報:■関連作品:The Harimaya Bridge はりまや橋 2009年6月6日よりTOHOシネマズ高知にて先行公開、6月13日より新宿バルト9ほか全国にて公開© Harimaya Bridge,LLPアンを探して 2009年10月31日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009 Zuno Filmsグランジュテ■関連記事:“石橋貴明の娘”からの脱却が試される?穂のか、単身海外で挑んだ初主演作が公開国境を越えて分かり合いたい…日米韓合作『はりまや橋』試写会に50組100名様ご招待高知の文化を世界に発信!『はりまや橋』監督が高知県知事を表敬訪問
2010年03月05日