上野樹里とT.O.P from「BIGBANG」ことチェ・スンヒョンという日韓の実力派俳優が初共演にしてW主演を務めるドラマ「シークレット・メッセージ」。現在、映像配信サービス「dTV」にて配信中の本作で、第7話に登場した2人のデートスポットが分かる場面写真が到着した。本作は、ある日スマホに届いたひとつのメッセージをきっかけに、偶然の出会いをするウヒョン(チェ・スンヒョン)とハルカ(上野樹里)のピュアなラブストーリー。東京とソウル、離れた場所で暮らす2人は、お互いの顔も知らないままメッセージを重ねるうちに、いつしか惹かれ合っていく。今回、到着したのは現在配信中の第7話から、上野さん演じるハルカと、チェ・スンヒョン演じるウヒョンが偶然の出会いを果たし、ソウルでのデートを楽しむ場面の数々。■南山公園(ナムサンコンウォン)まず、ケーブルカーに乗った2人の童心に返ったような表情が印象的な南山公園での一コマ。日本人観光客からも人気の明洞(ミョンドン)から徒歩15分とアクセスしやすい場所にある南山公園には、ソウルのランドマークともいえるNソウルタワーが立っており、ふもとまではケーブルカーか、南山公園の自然を楽しみながら、徒歩で登ることができる。また、秋には公園内の木々が赤や黄色に染まるため、紅葉スポットとしても人気となっている。■三清洞(サムチョンドン)2人がしっかりと手をつなぎ、輝くような笑顔を見せるのは、三清洞。韓国を代表する古宮のひとつ、景福宮(キョンボックン)の隣に位置し、貴族が暮らした伝統家屋がいまなお多く残る場所として知られている。街路樹が植えられたメインストリートの三清洞通りには、おしゃれなカフェやレストラン、ギャラリー、個性派ショップが連なっており、古き良き韓国情緒とモダンな洋風ムードが溶け合ったレトロな町並みを両方楽しめることから、カップルのデートコースとしても定番のエリアだ。■盤浦大橋(バンポテギョ)ソウルの中心部を流れる川・漢江(ハンガン)の北と南を結ぶ盤浦大橋は、正午と夕方~夜の決まった時間になると、音楽が流れ、噴水が噴き出す。夜には虹色にライトアップされ、いっそう華やかになるため、デートスポットとしてはもちろん、これまでもたびたび韓国ドラマに登場してきた。暖かい季節は、芝生の上で出前のチキンやお酒などを持ち寄り、飲み会をしている人たちの姿も。本作では、2人も芝生に寝転がり、すっかり気心を許した恋人同士のような様子が伺える。ドラマとともに、ハルカとウヒョンのデートのロケ地を巡る旅を楽しんでみるのもいいかも。「シークレット・メッセージ」は毎週月・水・金曜日「dTV」にて独占配信中(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日2016年1月期のTBS日曜劇場にて「家族ノカタチ」の放送がこのほど決定。主演を香取慎吾が務めるほか、ヒロインに上野樹里、西田敏行、風吹ジュンが出演することが明らかとなった。「MONSTERS」以来3年ぶりに同枠の主演を務める香取さんが演じるのは、39歳独身、結婚できないいわゆる“こじらせ”男子。決してモテないわけではないが、本気で「一人がいい」と考え、この年でわざわざ自分の生活圏内に他人を迎え入れるリスクを犯したくないと考えている。多趣味でこだわりが強く、毎日のようにジムに通い、トレーニングの自己ノルマは必ず達成し、健康にも気を遣って毎朝のスムージーは欠かせない。話題のビジネス本や映画にも目を通し、自分磨きが大好きな文具メーカー勤務で、文具をこよなく愛しているが、こまかすぎる性格に同僚たちが困惑することも。そして“結婚しないヒロイン”を演じるのは、コメディからシリアスまで幅広い演技で個性を放つ上野さん。今年1月期に放送された「ウロボロス~この愛こそ、正義。」以来約1年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる上野さんが演じるのは、大手商社に勤務する32歳独身OL・熊谷葉菜子。彼女もまた、一人身である事に明確な意思をもつ“こじらせ女子”だ。老後の生活もすでに準備しており、自らの仕事に対する責任が強く、ハードワークをこなす一方で他人に対しても厳しいクレーマー気質の持ち主でもある。そんな主人公の2人は、出会った直後から何故か喧嘩が絶えないが、実は似た部分も多くある。さらに大介の父親・永里陽三役には、抜群の存在感と深みのある演技で幅広い世代から愛される西田さんが配役。5年ぶりに突然息子のもとに現れ、半ば強引に家に転がり込み、息子の“ひとりきり”の聖域に土足で踏み込み、優雅なはずの独身ライフをひっかきまわしていくが、やがて大介に“家族”を持つことの素晴らしさを伝えてゆく。本作でしか見られない「香取×西田」の“親子バトル”は必見だ。一方、愛する娘・葉菜子の将来を優しく見守る母親・熊谷律子役には、エイジレスな魅力と独特なスタイルで多くの女性を魅了し続ける風吹さんが決定。“自分の人生を謳歌するため”にリタイアし、軽井沢暮らしを始めた夫と別居生活を始め、誰にも相談せず、すぐさま行動に移してゆく生き方は、時として“本当の家族の在り方”を真っ直ぐに伝えてゆく。今作の出演に際して主演の香取さんは「この作品の主人公は“僕”そのもの。僕も(大介と)同じく、結婚できない男。ただ、今回の役作りに関して言うと、僕の周りにはいい資料がたくさんいます。中居正広しかり、草なぎ、稲垣…それぞれのタイプの結婚できない男たちをたくさん身近で見てきましたので(笑)、メンバーの皆のそれぞれの要素を役立てられたらと思います!」と、SMAPのメンバー含め自虐(?)混じりのコメントで意気込みを語った。香取さんがどんなこじらせっぷりを披露するのか、放送を楽しみに待ちたい。「家族ノカタチ」は、2016年1月毎週日曜日21時よりTBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年11月12日日本を代表する女優のひとり、上野樹里さんと、韓国の人気グループBIGBANGのメンバーであり、映画俳優としても活躍するT.O.P from BIGBANGチェ・スンヒョンさん。日韓の実力派俳優2人がW主演するドラマが世界同時公開され、日本では映像配信サービスdTVだけで観られることに。「東京とソウルで暮らす見知らぬ男女が、ある時スマホに偶然送られてきたメッセージをきっかけに出会うというラブストーリー。LINEのやりとりでお互いが影響されて成長していくさまが面白い、とてもピュアでチャーミングな物語です」上野さんが演じるのは、初恋の人と別れて以来、スランプ状態にある駆け出しの女優・ハルカ。昔の恋を忘れられず、既読のつかないLINEにメッセージを送り続ける。「ハルカは一見どこにでもいそうな、普通の女の子。過去の恋を引きずっているけれど、それをまわりにも言わずに愛想笑いしちゃうような…。そんなハルカがウヒョン(チェ・スンヒョン)との出会いによって変わっていくさまを、ごく自然な流れで見せたいと思って。決して熱すぎもなく、甘すぎもなく。全部のストーリーが違和感のない形で、見る人の心にスッと入り込んでいくような作品を目指しました」ドラマのクランクインは今年の6月。それから約1か月にわたり、日本と韓国の両方で撮影が行われた。上野さんの中で、特に印象に残っているシーンとは?「印象的というか、家でゴロゴロしながらLINEを打っているシーンが多かったですね(笑)。それもすごく等身大という感じがします。その中で、例えば相手のメッセージを見て思わずニヤけちゃったり、ボロボロ泣いたり、時には踊っちゃったり。ハルカのいろいろな感情をナチュラルに表現できたのは、自分自身があまり気負わずに、肩の力を抜いて現場にいられたからだと思います」今回演出を務めたのは、CM界の“神の手”とも呼ばれるパク・ミョンチョン監督と、短編映画・CM監督として有名なユ・デオル監督。新進気鋭の2人のクリエイターがつくりだす映像美も見どころの一つ。「もともとクリエイティブな仕事をしている人たちが本格的なドラマに挑戦するとあって、『あんなことをやってみたい』『こんなことをしたい』というアイデアが現場でも次々と生まれていきました。例えば、画面を2分割したり、倍速で撮った映像を使ったり、照明を水でつくったり。作り手がこんなにもパッションを持てるんだということにも驚いたし、それを肯定できる映像の圧倒的な説得力にも刺激を受けました」今年の夏には韓国映画『ビューティー・インサイド』にも出演した上野さん。2度にわたる海外での経験から、改めて実感したことがある。「日本人も、韓国人も、流れる感情を表現するには、国境は関係ないということ。たとえ一人の女性の涙でも、その瞬間の感情はパーソナルに訴えかけるものだから。そういう意味でも、ハルカの存在に多くの人が親近感を持ってくれたら嬉しいです」◇うえの・じゅり ’86年5月25日生まれ。兵庫県出身。2年ぶりに主演を務める映画『お父さんと伊藤さん』が来年公開予定。リリー・フランキーさんと20歳差のカップルを演じる。タートルネック¥32,000キュロット¥30,000(共にNATIVE VILLAGE TEL:03・5422・8044)◇上野樹里とチェ・スンヒョンがW主演する注目ドラマ『シークレット・メッセージ』。世界同時公開のグローバルプロジェクトを、国内最大の作品数を誇る映像配信サービス「dTV」が日本独占配信中。※『anan』2015年11月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・岡本純子文・瀬尾麻美
2015年11月04日今年8月に韓国で公開され、上野樹里が韓国映画初出演を果たしたことで話題の映画「The Beauty Inside」(原題)を『ビューティー・インサイド』とし、来年1月に日本で公開することが決定した。ウジンは18歳のときから目覚めると外見が変わるようになってしまった。男、女、老人、子ども、外国人…。人に会う仕事ができないウジンは、才能とインターネットを活かして家具デザイナーとして活躍している。そんな彼の “病気”のことは母と親友だけが知っていた。そんなある日、家具屋で働くイスと出会い、恋に落ちたウジン。毎日初めてきた客のようにその店に通うようになる。ついに誘ったデートはうまくいくが、同じ顔をキープするため寝ないようにする。3日連続で2人は会い、イスもウジンが好きになるが、ウジンはとうとう眠気に勝つことができず、うっかり寝てしまった――。本作は、「2013年カンヌ国際広告祭」のグランプリを受賞した話題のソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」を原案に描いたもの。CM監督出身のペク監督が長編デビューを飾った本作は、「映画の題名どおり愛の内面を確かめられる、そんなストーリーを語りたかった」というぺク監督が紡ぎだすファンタジー・ラブロマンスとなっている。そして今回、目覚める度に外見が変わる主人公・ウジンを、『オールドボーイ』のユ・ヨンソク、『ガラスの城』イ・ジヌク、『ハノイの花嫁』のイ・ドンウクや、イ・ボムス、ソ・ガンジュンや、パク・シネ、コ・アソンなど、韓国が誇る人気俳優・女優たちが演じるという豪華なキャスティング。またそれに加え、日本から「のだめカンタービレ」(フジテレビ)で韓国でも大きな支持を受ける上野樹里がウジン役の一人として韓国映画初出演している。そして、主人公が愛する女性・イスを演じるのは「トンイ」や『王になった男』など数々の話題作に出演する人気実力派女優のハン・ヒョジュが好演している。さらに本作は、今年の「第68回カンヌ国際映画祭」での上映でも、その独特な設定と映像美、そして単なるラブストーリーとは一線を画す唯一無二の物語が話題を呼び、大反響で各国バイヤーからの問い合わせが殺到。韓国では8月の公開で、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』や『ベテラン』などのアクション映画が注目される中、ラブストーリーとしては異例のヒットを記録した。今後『お父さんと伊藤さん』や「シークレットメッセージ」など、出演作が控える上野さん。「のだめカンタービレ」では印象的な役どころを演じてきた彼女が、本作ではどんな演技を見せてくれるのか続報に注目したい。『ビューティー・インサイド』は、2016年1月22日(日)よりTOHOシネマズ新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月20日上野樹里が主演を務めるタナダユキ監督(『ロマンス』)の新作『お父さんと伊藤さん』が来年公開されることが明らかになった。共演するリリー・フランキーが主人公の彼氏“伊藤さん”、藤竜也が“お父さん”を演じ、上野は「34歳と54歳の20歳差の恋愛をしているふたりのところに、実の父親が転がり込んでくる…という特殊な設定です」と明かした。その他の情報映画は、第8回小説現代長編新人賞を受賞した中澤日菜子の同名小説を原作に、ボロアパートで慎ましく暮らしていた年の差カップルと、「この家に住む」と突然、転がり込んできた父親、3人のぎこちない共同生活を描くもの。書店でアルバイトをして自由気ままに暮らす34歳の彩(上野)と、給食センターでアルバイトをしているバツイチで54歳の伊藤さん(リリー)。役についてふたりは「彩というキャラクターは、キラキラした単純なヒロインではなく、自分の価値をそこまであげず、彼女なりに現実を見据えて生きている等身大の女性」、「僕も同じような年齢ですが、ちゃんとしていない50代が若い人と付き合うとまわりはどよめくんだと、今回演じてみて改めて身につまされる気がしました(笑)」とコメント。タナダ監督と初タッグを組む上野は「脚本を頂いた時、登場人物たちのセリフの掛け合いがとても面白く感じました」といい、リリーは「理想的な存在になれない人間を描き出すのがタナダユキ監督の魅力」と説明。藤は「監督は細かな言葉のニュアンスをとても大事に演出をしてくれるので完成が楽しみです」と言葉を寄せた。タナダ監督は「上野さん演じる彩という女性は決して立派な人間ではありません。親との関係も良好だったわけではない。けれど、居場所を無くし老いていく父に対して、空回りながらも彼女なりに生真面目に向き合おうとする、そんな彩という人物を私は尊敬しています」と話し、「上野樹里さん、リリー・フランキーさん、藤竜也さん、この3人がひとつの画面にいるだけで、すごく魅力的で面白いものになると思いますので、頑張って完成へ導きたいと思います」と語っている。本作は9月10日にクランクインし、10月4日にクランクアップを迎えた。『お父さんと伊藤さん』2016年 全国ロードショー
2015年10月16日女優の上野樹里(29)が、映画『お父さんと伊藤さん』(2016年公開)で『陽だまりの彼女』以来2年ぶりに主演を務め、俳優のリリー・フランキー(51)とカップル役を演じることが15日、明らかになった。本作は、第8回小説現代長編新人賞を受賞した同名小説(著:中澤日菜子)を原作に、『ふがいない僕は空をみた』(12年)や『四十九日のレシピ』(13年)などで知られるタナダユキ監督がメガホンを取った作品。34歳・彩(上野)と54歳・伊藤(リリー)が同棲するアパートに彩の父(藤竜也)が突然転がり込んで来ることから物語が展開し、3人の不思議な共同生活を通してそれぞれの心の交流を描く。「脚本を頂いた時、登場人物たちのセリフの掛け合いがとても面白く感じました」と意欲的に臨んだ上野。書店アルバイトで気ままに暮らす役どころで、「キラキラした単純なヒロインではなく、自分の価値をそこまであげず、彼女なりに現実を見据えて生きている等身大の女性」と捉えて演じた。また、年の差カップルのもとに父が現れる展開は「凄くリアリティを感じました」。その理由は、「結婚はせずに、年上の男性と心地よい距離を保ちながら、付き合っている人が年々増えてきていたり、30代半ばで老いた父親の将来を意識する年齢に差し掛かってきている人も多い」から。自信を持って、「共感できる作品だと思います」とアピールしている。一方のリリーが演じるのは、給食センターのアルバイトで生計を立てる"伊藤さん"。「私の周りでは伊藤さんよりダメな人間はたくさんいますね(笑)」と明かし、「僕も同じような年齢ですが、ちゃんとしていない50代が若い人と付き合うとまわりはどよめくんだと、今回演じてみて改めて身につまされる気がしました(笑)」と自身の境遇と重ね合わせた。彩の父は、演じる藤竜也(74)いわく「すぐキレるし、言いたい放題の頑固親父」だが嫌な人物としては描かれていないという。カップル役の2人を「上野樹里さんはとても感受性とこだわりが強く、一生懸命な方で、リリー・フランキーさんはすごくチャーミング」と褒め、「監督は細かな言葉のニュアンスをとても大事に演出をしてくれるので完成が楽しみ」と期待を寄せている。本作は今年9月10日にクランクインし、今月4日にクランクアップを迎えている。
2015年10月16日上野樹里が、2年ぶりの主演作となる映画『お父さんと伊藤さん』で、リリー・フランキーと20歳差の年の差カップルを演じることがこのたび明らかとなった。書店でアルバイトをして自由気ままに暮らす34歳の彩。付き合っている彼氏は、20歳の年の差で、給食センターでアルバイトをしているバツイチの男・伊藤さん。二人は流れるままに付き合うことになり、同棲している。そんなある日、息子の家を追い出された彩のお父さんが、突然転がり込んできた。伊藤さんの存在を知り、驚くお父さんだったが、「この家に住む」と頑として譲らない。そしてこの日から、彩とお父さんと伊藤さんの、ぎこちない共同生活が始まる――。原作は、石田衣良に「台詞の上手さは出色」、角田光代に「思わず家とは何かを考えさせられた」と言わしめ、「第8回小説現代長編」新人賞を受賞した中澤日菜子の同名小説。中澤氏にとっては本作が初の映画化となる。定職につかず書店でアルバイトをしている34歳の彩を、『陽だまりの彼女』以来2年ぶりの映画主演となる上野さん。また、彩よりも20歳も年上で給食センターのアルバイトで生計を立てている伊藤さんを、『凶悪』や現在公開中の『バクマン。』に出演し、役者として独自の地位を築いているリリー・フランキーが演じる。二人の住むアパートに転がり込んでくるお父さん役を北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』で圧倒的な存在感を見せつけた藤竜也が好演する。このたびの公開決定にあたり、上野さんは「登場人物たちのセリフの掛け合いがとても面白く感じました。20歳差の恋愛をしている二人のところに、実の父親が転がり込んでくる、という特殊な設定ですが、凄くリアリティを感じました」と現実にもありえなくはない話だと語る。また「彩というキャラクターは、キラキラした単純なヒロインではなく、自分の価値をそこまであげず、彼女なりに現実を見据えて生きている等身大の女性です。伊藤さんとの互いに自立した恋人関係や、どこか憎めない愛らしいお父さんとのコミカルな掛け合いを楽しんでいただけたら嬉しいです」と自身の役どころを明かした。またリリーさんは、「私の周りでは伊藤さんよりダメな人間はたくさんいますね(笑)。僕も同じような年齢ですが、ちゃんとしていない50代が若い人と付き合うとまわりはどよめくんだと、今回演じてみて改めて身につまされる気がしました(笑)」と自身と照らし合わせたコメント。そして、彩の父親役を演じた藤さんは「今回演じたお父さんというキャラクターは、すぐキレるし、言いたい放題の頑固親父ですが、決して嫌な人物として描かれていない、すごく人間らしい人物ですね」と役どころを語り、「上野樹里さんはとても感受性とこだわりが強く、一生懸命な方で、リリー・フランキーさんはすごくチャーミングなので、今回の役どころは彼のバックグラウンドが効いてきそうですね。それぞれのキャラクターがとても魅力的」と語った。そして本作の監督を務めたのは、『ふがいない僕は空をみた』『四十九日のレシピ』『ロマンス』などを手掛け、今最も注目される女性監督のタナダユキ。タナダ監督は、「原作を読んだ時、彩の“人の好き嫌いが激しい”という自己分析に、この人は信用できるなと思いました(笑)。居場所を無くし老いていく父に対して、空回りながらも彼女なりに生真面目に向き合おうとする、そんな彩という人物を私は尊敬しています。みなさん真摯に役に向き合ってくださり、今回のスタッフ、キャストとともに、映画という、決して正解のない中での正解を探す作業は、とても贅沢な時間だったと思います」と喜びのコメントを寄せた。歳の差結婚も珍しくはなくなってきた現代人だからこそ、共感できるところもあるはず。特殊な設定にも関わらず、どこかリアリティのある本作の続報に期待したい。『お父さんと伊藤さん』は2016年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年10月16日上野樹里と「T.O.P from BIGBANG」のチェ・スンヒョンがW主演を務めるドラマ「シークレット・メッセージ」。この度、映像配信サービス「dTV」にて11月より日本独占配信することが決定。併せて、本作の未公開写真が公開された。初恋を忘れられず、恋に臆病になっているウヒョン(チェ・スンヒョン)とハルカ(上野樹里)。東京とソウル、離れた場所で暮らす二人は、スマホに届いたひとつのメッセージをきっかけに偶然の出会いを果たす。お互いの顔も知らないまま、メッセージを重ねるうちに、いつしか2人は惹かれ合っていく――。本作は、「株式会社アミューズ」と韓国の「CJ E&M」がグローバルプロジェクトとして世界に向けて制作したドラマ。主演には、「のだめカンタービレ」や『陽だまりの彼女』などドラマや映画、CMなどで幅広く活躍し、実力派女優として名高い上野樹里と、「BIGBANG」のメンバーであり、『戦火の中へ』『同窓生』など、俳優としても高い評価を受けるチェ・スンヒョンによるW主演だ。今回到着した未公開写真は、笑みを浮かべる上野さんと、優しい微笑みを見せるスンヒョンの姿や、訝しげに何かを見つめる2人の姿など、本作における2人の微笑ましい関係や距離感が映し出された、2人の淡い恋愛模様の伝わる写真となっている。初恋の人を忘れられず、既読のつかないLINEにメッセージを送り続けるヒロイン・ハルカを好演している上野さんは、「私が演じたありのままのハルカを楽しんで頂きながら、恋愛に悩んでいる人も、一人でゆったりと甘酸っぱい気持ちになったり、素直な気持ちにになって自分と向き合ったりして、ウヒョンとハルカのように、一歩前に進んで貰えたら嬉しいです」とコメントを寄せている。ほかのキャストには、ユ・インナ、福田沙紀、キム・ガンヒョン、イ・ジェユン、シン・ウォンホ(from CROSS GENE)、賀来賢人、小出恵介が出演している。さらに「dTV」では、配信開始の11月2日(月)に「dTV」会員限定プレミアムイベントの開催が決定。本作を迫力の大画面で上映するほか、主演の上野さんとスンヒョンが登壇し、撮影の裏側に迫るトークを繰り広げる予定だ。「シークレット・メッセージ」は11月2日(月)より毎週月・水・金曜日「dTV」にて独占配信開始。(全10話)(cinemacafe.net)
2015年10月09日瑛太、上野樹里が共演、プロデュース・監督を本広克行が務めた青春冒険活劇の傑作『サマータイムマシン・ブルース』が、公開10周年を記念してファン待望のブルーレイでのリリースが決定。これを祝して、同作の生みの親である本広監督の感激コメントも到着した。とある大学のSF研究会を舞台に、突如目の前に現れたタイムマシンをめぐって、SFをまったく理解しないSF研のメンバーが引き起こすタイムパラドックス騒動を描いた青春冒険活劇。軽快なテンポの展開ながら、タイムパラドックス理論を巧妙に活かした緻密な構成と全編に散りばめられた伏線、そして絶妙な切り口の演出が冴え、いまなお愛される名編だ。同作のメガホンを握った本広監督は、「あの夏から10年経っても廃れない、細く長く愛される幸せな作品を創れたこと映画監督として誇りに思います」と端的に初ブルーレイ化を受けてコメント。今日と昨日だけをひたすら往復する“1day”青春冒険活劇はいまだ絶大な人気を誇っていて、この本広監督の最新コメントもファンにとってはうれしいはずだ。瑛太さん、上野さんをはじめ、川岡大次郎、ムロツヨシ、永野宗典、本多力、真木よう子、佐々木蔵之介という、いまでは実現が難しそうな豪華オールキャストの共演&熱演も見逃せない『サマータイムマシン・ブルース』。あの夏の興奮物語をブルーレイで見届けてみて。<リリース情報>『サマータイムマシン・ブルース』ブルーレイ発売日:11月18日(水)※レンタル同時スタート価格:3,800円+税販売元:ショウゲート発売元:ポニーキャニオン(C) 2005 ROBOT/東芝エンタテインメント/博報堂DYメディアパートナーズ/IMAGICA(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日9月11日(木)、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、声優の長妻樹里が出演する。長妻樹里が出演 イベント「電波諜報局 presents アニローソン 2014」チケット情報はこちら長妻樹里は『中二病でも恋がしたい!戀』の七宮智音役などで知られる人気声優。9月28日(日)に東京・恵比寿 ザ・ガーデンホール行なわれるイベント「電波諜報局 presents アニローソン 2014」に出演が決定している。番組では、准看護師の資格を持ち、看護師の勤務経験もあるということで、ナース時代の写真を初公開、また、経験を活かし雨宮天はじめ出演者の脈を取るなどの企画が予定されている。さらに長妻の部屋の写真を初公開するとのことでこちらも必見だ。番組後半のアニメぴあちゃんねる会員放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、長妻が15歳の高校生の時、初めて声優オーディションを受けた時に送付した写真を初公開する。さらに、若い頃は少女漫画家を目指しており、出版社に漫画を投稿したこともある彼女の自作漫画を初公開。また、色紙に描いたオリジナルイラストの視聴者プレゼントも行なわれるので、ファンには堪らない放送になりそうだ。なお今回、レギュラー出演中のバクステ外神田一丁目、朝倉ゆりは舞台出演のため欠席となり、代わりに同グループの針尾ありさがアシスタントを務める。また番組内では10月11日(土)・13日(月・祝)に行なわれるライブイベント「バクステ外神田一丁目つんつべ♂プレゼンツ!調子ブッコキ祭り2014秋「大きな山場~タマヤカギヤ」」の柏と大阪公演のアニメぴあちゃんねる会員先行の実施が決定。詳細は番組にて紹介する。20時45分~21時00分に放送する「もうすぐアニメぴあちゃんねる」では、今回も声優タカオユキが自身の手作り弁当を持参する。アバンギャルド過ぎるその弁当は、ニュースサイトでも取り上げられるほど。また独特な絵日記にも乞うご期待。内容盛りだくさんのアニメぴあちゃんねるは9月11日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:9月11日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) /針尾ありさ(バクステ外神田一丁目) / タカオユキゲスト: 長妻樹里
2014年09月11日累計発行部数100万部を突破、“女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1”と謳われる越谷オサムの同名小説を「嵐」の松本潤&上野樹里を迎え実写化された『陽だまりの彼女』が4月16日(水)にBlu-ray&DVDでリリースされる。これを受けて、「メモリアル・エディション」の特典映像として、松本潤×上野樹里×三木孝浩監督による撮り下ろしビジュアル・コメンタリーの収録が行われた。新人営業マンの浩介(松本潤)は、仕事の取引相手として中学時代の幼なじみ・真緒(上野樹里)と偶然再会する。かつて“学年有数のバカ”と呼ばれていた冴えないイジメられっ子だった彼女は、当時とは見違えるほど魅力的な女性に変身していた。10年ぶりの運命的な再会。幼いころの純粋な想いを取り戻した2人は、恋に落ち、やがて結婚を決心する。しかし真緒は、誰にも知られてはいけない、“不思議な秘密”を抱えていた…。先日行われた収録で久々の再会を果たした3人。松本さんは「コメンタリー映像を2時間以上ご覧になって頂くのは、退屈じゃないか心配(笑)」と話すと、上野さんが「途中でメイキング映像が入ってきたり、画期的な映像特典になるらしいですよ」と解説。映画冒頭のシーンでは「このシーンが初日だった。これワンカット目だ!」と松本さんが明かし、「どんな気持ちだった?緊張した?」と上野さんに聞かれると、「初日の緊張感はあったかな。さあどうする?みたいな」と、当時をふり返る。また、上野さんのファーストシーンでは、三木監督から「樹里ちゃん、撮影に入る前に(役作りのために)痩せて来てたんだよね?」と聞かれると、上野さんは「ラストに向かって痩せていくつもりだったけど、上手く行かなかった」と恥ずかしそうに告白。しかし監督から「でも、すごく(真緒の)イメージで良かった」と評価を受け、安堵の表情を見せた。その後も、浩介の中学生時代を演じた北村匠海には、松本と同じく唇の横にホクロを入れたことや、中学生時代の真緒を演じた葵わかなは、上野樹里と同じ美容院でヘアスタイルを作ってもらったことなど、数々の撮影秘話が明かされた。撮影の裏話やネタバレもあるため、「映画本編を観てから、ビジュアル・コメンタリーを見て!」と楽しみ方を指南していた。『陽だまりの彼女』Blu-ray&DVDは4月16日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:陽だまりの彼女 2013年10月12日より全国東宝系にて公開(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
2014年02月14日累計発行部数63万部を超える“女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1”の越谷オサムによる同名小説を、5年ぶりの映画出演となる松本潤と上野樹里で映画化した『陽だまりの彼女』。このほど本作の主題歌に、山下達郎の書き下ろし楽曲「光と君へのレクイエム」が決定した。10年ぶりに再会した中学時代の幼なじみ、浩介(松本さん)と真緒(上野さん)は恋に落ちるが、彼女は誰にも知られてはいけない“不思議な秘密”を抱えていて…というファンタジック・ラブストーリー。今回、山下さんが本作のために書き下ろした新曲「光と君へのレクイエム」はアップナンバーだ。山下さんは「何よりまずとにかく、上野樹里さんと松潤くんのクローズ・アップが堪らなく素敵な映画です。彼らの持つ若さと清廉さを歌にしてみたくてこの曲を作りました。淡く悲しい恋物語に一筋のぬくもりを」と明かす。今回の主題歌決定に、主役の松本さんは「敬愛する達郎さんに、僕が出演する作品の主題歌を書き下ろして頂いて、とても幸せです。エンドロールで達郎さんの歌を聴きながら、作品の余韻に浸れるのは、とても贅沢な事に感じました」と大満足。一方の上野さんは「浩介の情熱的な鼓動や体温を感じる、真緒の軽やかに幸せそうに刻む命の美しさを感じる愛おしい曲です。この曲の躍動感と生命力が、どんな夢のような幸せの数々も、 永遠のものにする強さをくれる。二人の愛の強さを感じて下さい。『光は君へのレクイエム』、このフレーズには頭の先まで鳥肌が立ちました」と心酔した様子のコメントを寄せている。『陽だまりの彼女』は10月12日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:陽だまりの彼女 2013年10月、全国東宝系にて公開(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
2013年07月13日嵐の松本潤と上野樹里が来年10月公開の映画『陽だまりの彼女』に出演することが明らかになった。ふたりは今回が初共演となり、松本は『花より男子ファイナル』以来5年ぶり、上野は『のだめカンタービレ 最終楽章』以来3年ぶりの映画出演となる。『僕等がいた』の三木孝浩監督がメガホンを執る本作は、“女子が男子に読んでほしい恋愛小説NO.1”として人気を博し、累計発行部数が35万部を突破している越谷オサムの同名小説の映画化。新人営業マンの浩介(松本)が、かつてイジメられっ子だったが現在は美しい女性へと成長した中学時代の幼なじみ・真緒(上野)と10年ぶりの再会を果たしたことから始まるラブストーリー。湘南を舞台に、愛されることよりも愛し続けることを選んだ一世一代の恋(うそ)が起こす前代未聞のハッピーエンドを描く。松本は、原作と脚本を読み「すぐにやらせていただきたいと思いました。2人の恋愛描写だけでなく、世界観やストーリーの面白さに感動しました。優しくて温かいファンタジーを上野さんと一緒にお届けできたらと思っております」と語り、初タッグとなる上野と三木監督との撮影を心待ちにしているという。上野も「ピュアな2人の切ないラブストーリーに感動しました。心温まる、読み終わった後に優しい気持ちになれるこの作品を皆さんに感じてもらえるように精一杯頑張ります」と約3年ぶりの映画出演に喜びと意気込みをみせている。『ソラニン』など次々とヒット作を生み出す三木監督は、「恋愛とよぶにはあまりにも無垢で駆け引きのない愛情。ただただ好きな人を想うその真心に心打たれました。原作の持つちょっと照れくさくて、でもあたたかいその陽だまりのような空気感を素敵なキャスト2人と創りあげていきたいと思います」とコメント。未だかつてない愛の奇跡を奏でる本作は、来年1月中旬にクランクインし、同年10月、全国東宝系にてロードショーとなる。『陽だまりの彼女』2013年10月全国東宝系ロードショー
2012年12月03日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが13日に名古屋で行なわれ、佐藤と大友啓史監督が登壇した。その他の写真『るろうに剣心』は、1994年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。子どもの頃、リアルタイムでテレビアニメの放送を見ていたという佐藤は「ハードルは高かったです。僕自身がこのアニメを好きだったし、誰もが知っているマンガっていうのがわかっていたので、剣心を演じるっていうのがどれだけ高いハードルかっていうのは、最初から意識していました。でも、このハードルを超えられないならやらない方が良いと思った」と役への想いを告白。大友監督は「彼は自分から高いハードルを設定していた。そこに時間や場所を用意してあげれば、どんどん吸収していっていた」と称賛した。本作には本格的なアクションシーンが多く登場するが、大友監督は「今回は、時代劇の“殺陣”ではなく、“ソード(刀)アクション”と呼んでいます。“斬り合い”というのは人間とのぶつかり合いなので、そこにはドラマがある。今回はアクション俳優ではなく、健くんはじめ、素晴らしい役者たちが練習して演じた、CGに頼らない、汗を感じる生身のアクションになっています」と語った。また司会者から、この日を心待ちにしていたファンが開場の11時間前から列を作っていたことを聞くと佐藤は「マジっすか!? 暑いなか…。お水飲んでくださいね(笑)」と声をかけ、「この映画を楽しみにしていただいていたと思いますが、みなさんに見ていただけるのが本当にうれしいです」と笑顔を見せた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月14日今年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」主演の上野樹里から、来年1月より放送開始する「平 清盛」で主演を務める松山ケンイチへのバトンタッチセレモニーが11月6日(日)、NHKで行われた。「江」は10月上旬にクランクアップを迎え、放送もこの日を含めて残り4回。一方の「平清盛」は夏に撮影が開始され、現在13〜14話の収録が行われている。久々にNHKスタジオを訪れた上野さんは改めて「『終わるのだな』というのを実感しました」としみじみ。残りの放送について「大坂夏の陣での姉の茶々との別れが迫ってます。三姉妹にとって大きな試練であり、最大のクライマックスです。秀忠(向井理)がどんな決断をするのか?江がそれを妻としてどう受け止めるのか?夫婦の絆の強さが試されます。春日局と江の間にどのような感情が芽生えるのか?戦国を母として妻としてどのように生きるのかを最後まで見てほしい」と思いを語った。松山さんは「大河ドラマは50年続いた伝統があり、勇気や元気を与え続けてきた大事なドラマ。まだ前半ですが、(清盛が)変化していき、日々充実しています」と笑顔。「女性が少ないので男たちでだべっていて、男子校のような雰囲気です」と現場の様子を明かした。バトンタッチのセレモニーでは、互いにドラマにゆかりのある品を贈り合った。上野さんからは三姉妹が母・市、養父・柴田勝家と過ごした越前・北ノ庄(福井県)の名産、越前ガニを贈呈。松山さんからはドラマの舞台である広島の名産品で熊野町生産の化粧筆が手渡された。1年以上に及ぶ撮影を乗り切るコツを尋ねられた上野さんは「みんなで情報交換して、ありとあらゆる健康に良いことを試してました」と明かした。松山さんは「いま食事に気を遣ってますが、一番大事なのは撮影が押さない(※撮影が長引かない)こと。時間通りに終えて家に帰り、しっかり休む。朝の4時までダラダラやってると持たない。撮影部のみなさん、そうですよね(笑)?」と時間内での終了を呼びかけた。上野さんは「江」で時間が押すことは時々あったようで「回を増すごとにカツラや衣裳が重くなっていったり、正座での芝居が多くなったのでストレッチしたりしてました」と明かした。さらに「みんなで手作りのご飯を持ち寄ったり、差し入れしたり。NHKはお菓子を用意してくれないので(笑)!」とアドバイス。松山さんは「参考になります」と顔をほころばせていた。今年は3月に東日本大震災という未曾有の災害に見舞われたが、上野さんは「気持ちが揺さぶられましたが、前に進める人が止まらずに進んでいくしかない。一生懸命演じることで勇気や希望を与えられるように頑張るしかないという思いでした」と切実な表情で語る。松山さんも「ドラマや映画は、心の栄養剤のような役割がある。大変な思いをされている方に元気を与えられるように精一杯、魂込めてやりたい。子供が夢中になって遊ぶのと同じように、夢中に生きるというのがテーマ。たくさんの人に見てほしい」と言葉に力を込めた。「平 清盛」は2012年1月8日(土)よりNHKにて全50回で放送。
2011年11月07日現在放送中のNHK大河ドラマ「江 〜姫たちの戦国〜」が9月30日(金)、スタジオでの撮影最終日を迎え、主演の上野樹里に共演の向井理、水川あさみがNHKのスタジオでの最後の撮影に臨んだ。浅井長政の三女として数奇な運命を送った江の生涯を通して信長の勃興から豊臣家の滅亡、徳川による天下の安定までの戦国の世の流れを描いた本作。この日、乗馬姿で出かける江(上野さん)と夫の秀忠(向井さん)を、江の姉の常高院(=初/水川さん)が見送るという最終回(11月27日放送「希望」)のワンシーンの撮影が行われ、スタジオ内での撮影は全て終了した。水川さんにとってはこの日が本当の撮影最終日。「水川さん、オールアップです」という声がかかると、上野さん、向井さんとがっしりと抱擁。上野さんから花束を受け取り、さらにこのために駆けつけた乳母役の女優さんから花を手渡されると驚きつつも満面の笑みを浮かべた。1年にわたって大河ドラマに出演し「本当にこれで終わったという実感があるようなないような…不思議な感じです(笑)。12歳くらいからの初の一生を演じましたが、ここまでやれたのはスタッフのおかげ。達成感でいっぱいです。やってきてよかった」と充実した表情。話しながらこみ上げるものを我慢できずに「ヤバい、ヤバい」と声を詰まらせる一幕も。「樹里ちゃんありがとう」と“妹”への感謝を口にした。上野さんと向井さんは、この後もロケ撮影が残っているが、スタジオでの撮影はこの日が最後。向井さんは半年ほどの参加となったが「たくさんのスタッフで成り立っているということを痛感しました。また戻って来られるように頑張りたい」と語ると共に「今日で終わりとなるスタッフもいますが、ありがとうございました」とスタッフをねぎらった。上野さんも通い慣れたスタジオのセットとお別れとなるが、この1年をふり返り「全てが不安で、最初にセットを見たときに、高さがあって恐れ多くて震えてました。『こんなところで芝居できない!』って言って、リハーサルでやった動きをひとりでやったりしてましたが、いまでは自然になりました」と別れを惜しんだ。数日後に行われる長野でのロケでいよいよ最終日を迎えるが「秀忠と2人でのロケが残ってますが、気持ちよく締めたいです」とフィナーレに向けて意気込みを語った。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』原作者・葉田甲太×峯田和伸 ガチ対談!向井理、総立ちの客席と深作監督のメッセージに感激し絶句向井理インタビュー引き算の演技で魅せた“ヒーローじゃない主人公”向井理、思わず本音が!?「パルテノン神殿は汚いところだった」松坂桃李インタビュー照れ屋な22歳が見つけた“熱いもの”
2011年09月30日「江~姫たちの戦国~」で注目の上野樹里2011年1月27日、オリックス生命保険株式会社は、イメージキャラクターの上野樹里さんを起用した「医療保険CURE[キュア]」の新テレビCMを2月7日から放送を開始することを明らかにした。上野樹里さんは、NHK大河ドラマ50作目にあたる「江(ごう)~姫たちの戦国~」の主人公の江を演じている今年注目の女優。9日に第1回が放送されたが視聴率も良く、今年の大河ドラマは好調な滑り出しである。わかりやすくリーズナブル「医療保険CURE」新CMは「わかりづらいことが多い時代、せめて保険はわかりやすく」をコンセプトにしている。生命保険は「わかりにくい」と言われることが多く、顧客の視点に立った、わかりやすい商品を提供することが求められている。「医療保険CURE」は、「シンプルでわかりやすいこと」「合理的な保障をリーズナブルな保険料でご提供すること」をコンセプトに開発された。「医療保険CURE」の良さを知ってもらいたいという願いを込めて、新CMは制作されたという。2月7日から、ホームページに新テレビCMとメイキング映像を公開する予定である。今年、注目度アップの上野樹里さんの新CMは話題を集めそうだ。
2011年01月31日女優の上野樹里、俳優の玉木宏らが1月20日(水)、東京・日劇2で人気ドラマシリーズのニ部作映画第1弾『のだめカンタービレ最終楽章 前編』の大ヒット御礼舞台挨拶を行い、“1位奪取宣言”した。漫画家、二ノ宮知子の同名代表作を原作に、エリート音大生(玉木さん)と天才ピアニスト(上野さん)の恋と成長を綴るシリーズで、同映画ではパリ留学中の2人を描く。昨年12月19日の初日から30日間で観客動員270万人、興行収入33億円をそれぞれ突破。ハイペースな好稼動とこの日の大歓声に、上野さんは「テレビをつけたら(映画の)ランキングをやっていてずっと2番で。公開前は正直不安で、『のだめ』より海外の作品が観られるのかな?とか。でもずっと2位だから、お客さんでリピーターが多いのかなと」と大喜び。すかさず2位について司会のフジテレビ・軽部真一アナウンサーが「そうなんです。見事にずっと2位ですね。(ランキングチャートに同作が)初登場の時は“ワン”なんとか(注:『ワンピース ONE PIECE film STRONG WORLD』)が1位で、その後は“ア”なんとか(『アバター』)で。史上最強の2位作品です」と解説した。人気を実証すべく軽部アナがリピート鑑賞回数を観客に6回観た方?7回?と問いかけると延々と「はい!」と手が挙がり、最高回数が「今日で24回目」と叫んだ女性。玉木さんは「僕は3回です」と明かしつつ「本当に嬉しいことです。いくらになるんだろうって(笑)。普段、感想を言ってくれなかった周りの人たちがこの映画を観たよって言ってくれます」と好感触をかみしめた。一方で、ファン謝恩企画として質疑コーナーが設けられ、同シリーズを通じて学んだことは?との質問に、上野さんは「のだめがハードルを次々越えていくのと同じで、役者やっていて頑張ろうと思ったり、もう辞めたいと思うこともいっぱいあるけど、その分楽しかったりする。いろいろな人と出会っていろいろな経験をさせてもらってドラマから映画になる仕事も初めてでしたし…生きること全部です!ひと言では語りきれませんねぇ」と、のだめ口調でしみじみ。テレビシリーズから手がけてきた武内英樹監督は「天然の女優さんの扱い方ですね。上野さんは天才だと思いますけど、天然の子だから」と自ら吹き出し笑い。上野さんが「説明書?でもあたしにしか使えないんじゃ?この前、またのだめでって言ってたから、のだめでしか使ってくれないんじゃ?」とシリーズ続行を匂わせる発言。会場から「おお?」と声が上がる中、監督は「せっかく扱い方を覚えたので活用させてください」と再タッグのオファーをしてみせた。締めで玉木さんが「今日が初日と思って、ここから1位になることを…」と語ると会場から大拍手と大歓声。「ここまで来られたのはみなさんのおかげです。4月の(後編)公開もよろしくお願いします」とシリーズファンへ感謝の気持ちを表していた。『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開■関連記事:ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位上野樹里、“千秋様”玉木宏を盾に竹中のキス拒否!『のだめカンタービレ』初日ヅラ装着率高し!『のだめ』キャスト陣が劇中の衣裳でボケ&ツッコミ、4千人大興奮クリスマス目前!「聖夜を一緒に過ごしたい俳優」1位を岡田将生&玉木宏が二分!お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント
2010年01月20日映画『キラー・ヴァージンロード』の初日舞台挨拶が9月12日(土)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、初監督となった岸谷五朗とW主演の上野樹里と木村佳乃、共演の寺脇康文、小出恵介らがコミカルなトークを展開した。本作は、結婚式前日にアパートの大家を誤って殺害してしまったひろ子(上野さん)が、偶然知り合った自殺願望を抱く福子(木村さん)と共に逃避行を繰り広げるブラックコメディ。満場の観客に迎えられた岸谷監督は「ようやく産声をあげ、映画が幸せな思いをしています。今回、自分は出なかったんですが、役者ってすごいっていうことを改めて目の当たりにしました」と感慨深げ。だがキャスト陣について語り出すとトーンが一転し、「樹里と佳乃は振り切り過ぎ。振り切る女優の凄さを見せつけられました」とツッコミ口調に。すかさず木村さんは「振り切ったつもりはないです」、上野さんも「普通だよね」と切り返し。初共演の木村さんについて「現場では2人で行動していたんです。2人で成長した感じ。とにかくニヤニヤしているんですよ。あたしが普通にしていてもおかしいみたいで…」と天然キャラ全開で語る上野さんに、岸谷さんは「そりゃみんな、おかしいと思っているよ。なんか楽屋の会話みたいになっちゃってすみません」と主演女優のトークにやんわりダメ出ししてみせ、観客の笑いを誘った。さらに、小出さんが「監督から『物語のキーを握る役だから』と言われ、意気込んで行ったら撮影は1日だけでした」とトボケ気味に話すと、岸谷さんは「この小出のイメージが欲しかった」とニヤリ。岸谷さんと25年来の付き合いのある気心の知れた仲で、今回、カツラをかぶり怪演を見せている寺脇さんには「『相棒』で間違った(かっこいいイメージの)方向に行っていたので、それを修正しようと。本気で寺脇の凄さを表せるのは俺しかいない」といたずらっ気たっぷり。寺脇さんは「五朗の映画じゃなかったらここまでやらない。(岸谷さんの)愛情というより暴力です。出なきゃ殴られるって感じでした」と仲の良さ(?)をうかがわせた。一方、この日は岸谷さんらの所属事務所アミューズの新人タレントで、30日間かけて47都道府県を回る本作の宣伝行脚をしてきた福田彩乃も来場。ボロボロになったキャリーケースを引きながら「チケットを727枚売りました」と達成感から笑顔ながら大粒の涙をこぼす一幕も。その福田さんに対して岸谷さんは、本作のビジュアルがプリントされた新品キャリーケースをプレゼントし、苦労をねぎらうと思いきや「もう1回行っといで。そうしたらまた727枚ね、フフ」と鬼監督ぶりを発揮していた。『キラー・ヴァージンロード』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:キラー・ヴァージンロード 2009年9月12日より全国東宝系にて公開© 2009 「キラー・ヴァージンロード」製作委員会■関連記事:岸谷五朗、上野樹里を「役の言葉で喋れる女優」仲良し寺脇は“脇役賞”?上野樹里、先輩・木村佳乃の結婚願望にツッコミ!「人並みにって何ですか?」
2009年09月12日「のだめカンタービレ」や『キラー・ヴァージンロード』など、TVドラマに映画にと引っ張りダコの演技派女優、上野樹里。そんな彼女が、「鞄」をキーワードに5人のクリエイターとタッグを組み、個性豊かなヒロインに5変化!全5話のオムニバスドラマ「上野樹里と5つの鞄」がWOWOWにて9月3日(木)より放送される。8月25日(火)、本作の記者会見が行われ、上野さんと第1話で共演した江口のりこが出席した。今回、監督を務めたのは高崎卓馬、マイケル・アリアス(『ヘブンズ・ドア』)、山下敦弘(『天然コケッコー』)、タカハタ秀太、萩生田宏治(『神童』)の先鋭クリエイターたち。共演には、新井浩文やリリー・フランキー、ピエール瀧など個性の強い面々が揃っている。上野さんは撮影をふり返り、「1か月の間に、それぞれ違う作り手の違うストーリー、役柄を撮ったので、(撮影の)ペースが速くて大変でした。でも企画段階から監督と話す機会があったので、一つ一つへの思い入れが強いです。それぞれの監督の次回作にも携わりたい」と充実した表情を見せた。各回に登場する鞄に対する深い思い入れも。この日披露された第一話「ギターケースの女。」(タカハタ監督)では、タイトル通り、怪しげなストリートミュージシャンを演じたが、「出てくる人全員が変わっていて、誰が正しくて誰が悪者なのか分からないので、秘密を出すか隠すかのさじ加減を考えながら演じた」とのこと。一方、謎を秘めたクールな女性を演じる江口さんは、「監督から『姿勢を天海祐希さんみたいに正しくしてください』と言われて、だったら天海さんにやってもらえばと思いましたけど、本当に楽しく撮影させてもらいました」と漏らし、笑いを誘った。本作で、上野さんは泉谷しげるの楽曲のギター弾き語りに挑戦。「初めてだったので難しかったですが、タカハタ監督から直接指導してもらいました。劇中のギターは自分で買ったのですが、それっきり弾いてないです」と明かすと、江口さんは「すごく上手だったのでもったいない」とコメント。地元が同じで上京した頃からの友人という2人のトークからは、気の知れた間柄がうかがえた。また、本作のエンディングテーマ曲でも作詩・唄を手がけるという新境地を開いた上野さん。「役者とはまた違うことをやらせてもらえてすごく嬉しかったし、作るのも楽しかったです。鞄の中のガシャガシャ揺れてる感じを出したくて、ギロや木の実、いろんな打楽器など、使えるもの全部使って賑やかに作りました」と楽しそうにふり返った。さらに最後には、「鞄」に因んで、ダイヤモンド208カラットをあしらった、お値段2億円の鞄(GINZA TANAKA)もお目見えに。恐る恐る鞄を手にした上野さんは思わず、「チワワ1匹分(の重さ)ですかね」と一言、「鞄というより宝石、家にはとても要らないです…」とその輝きにすっかり参った様子だった。上野さんが「いろんな人に見てもらえる作品なので、毎週楽しみにしてほしい」と自信を持って贈る「上野樹里と5つの鞄」は、WOWOWにて9月3日(木)より毎週木曜放送。WOWOW「上野樹里と5つの鞄」WOWOWにて9月3日(木)より毎週木曜23:30〜放送(全5話)公式サイト:
2009年08月25日