『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。世界総人口の約8割が何らかの超常能力=“個性”を持って生まれる世界を舞台に、人と社会を守る職業「ヒーロー」になることを目指す雄英高校ヒーロー科の生徒たちの活躍を描いた人気作品だ。“無個性”で生まれながらヒーローに憧れ、No.1ヒーロー、オールマイトに内なる資質を見出され彼の“個性”を受け継いだ主人公の緑谷出久(みどりや いずく)、通称“デク”と、そのクラスメイトたちの成長や葛藤を描く。’14年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載がスタートして以来、その人気はとどまるところを知らず、’16年にはTVアニメシリーズがスタート。昨年は初の劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE~2人の英雄(ヒーロー)~』が公開され、日本のみならず世界中のヒロアカファンの熱狂を呼び、大ヒットを記録した。そして今年12月20日、劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』が公開に。オールマイトの引退後、彼の後を継いで次世代ヒーローを目指すデクたち1年A組の面々が大活躍。ヒロアカを構成する、3つのキーワード。Keyword1:個性ヒロアカの世界では、約8割が何らかの超常能力、“個性”と呼ばれるものを持って生まれてくる。“爆破”“半冷半燃”“無重力”などユニークな“個性”を活かしたバトルシーンが見どころ。Keyword2:成長シリーズを通じて、少年少女たちの成長の過程を見守ることができるのも醍醐味。各々のヒーロー観や戦い方の違いからぶつかり合い、葛藤する中で強くなる彼らから片時も目が離せない。Keyword3:継承No.1ヒーロー、オールマイトから“個性”を継承したデク。そして“ヒーローとして誰かを助ける”という信念を受け継いでいく少年少女たちの、力を合わせた熱いバトルにも注目。ここでは、そんなヒロアカのメインキャスト5人――緑谷出久を演じる山下大輝さん(写真・中央)、麗日お茶子(うららか おちゃこ)を演じる佐倉綾音さん(写真・左から2人目)、飯田天哉(いいだ てんや)を演じる石川界人さん(写真・左)、轟 焦凍(とどろき しょうと)を演じる梶 裕貴さん(写真・右)、爆豪勝己(ばくごう かつき)を演じる岡本信彦さん(写真・右から2人目)――が、“ヒロアカが熱狂を生む理由”について語り合ってくれました。山下大輝:ヒロアカって、登場するキャラクターたちが、男女を問わずヒーローを目指しているところが素敵だよね。佐倉綾音:私が演じるお茶子も、ヒロインじゃなくて、ヒーロー。石川界人:僕、デクってすごく応援したくなる主人公だと思うんです。初めてこの作品を漫画で読んだ時、デクがとにかく弱くて、情けなくて、でも不思議とカッコよくて。身近でいて魅力的な主人公がいるというのは、夢中になれる理由の一つだと思います。梶 裕貴:特に今回の劇場版は、すごく主人公然としてるよね。ヒロアカは登場人物みんなにドラマがあるから、誰に感情移入しても熱狂できるとは思うんだけど、その中でもやっぱり、デクが主人公として物語の中心にいてくれるのが、心地いいんだよね。山下:デクの絶対に折れない心、諦めない姿には、演じている僕自身も、いつもパワーをもらってます。岡本信彦:ライバルの爆豪を演じる身としては、デクが頑張れば頑張るほど負けられない、という気持ちです。ヒーローを目指して、みんなが切磋琢磨していくというのがヒロアカのドラマ性なんだと思う一方で、爆豪目線で見ると、デクの成長が嫌で嫌で(笑)。梶:そうやって苛立ちながらも、がむしゃらにぶつかっていくからこそ、爆豪はみんなに愛されてるんじゃない?佐倉:私は、わりと日の当たらない場所で生きてきた自覚がある人間だから、主人公然としたデクがまぶしくて。自分はこうはなれないなって思ってしまうところがあるんですよね。でもこの作品は、そういう人でも感情移入できるキャラクターがいて、それぞれの葛藤やドラマも描かれているんです。そういうところもヒロアカに魅了される要因の一つなんじゃないかな。梶:確かに、一人ひとり全然違う子どもたちがヒーローになっていくのって、夢があるよね。みんなバラバラに個性があって、たとえコンプレックスがあったとしても、自身の発想や努力でそれを武器へと変えていけるから。佐倉:現実では、ヒロアカの世界みたいにわかりやすく自分の強みと弱みを把握できるわけではないけど、そんなそれぞれが成長する姿を見せてくれるのが、面白いところですよね。山下:あとは、ヒロアカは現場そのものが熱狂的。毎回、熱気がすごい!石川:他の人の芝居にも圧倒されて、熱狂するし。そういう時ってみんな思わず前のめりになりますよね(笑)。梶:今回の劇場版の収録では、デクと爆豪の声が入ったものを聞きながら演技したんだけど、うらやましかったな。岡本:“プルス・ウルトラ”って物語にも出てくる言葉で「もっと先へ」という意味なんですけど、ヒロアカの収録はまさにそれ。「もっと聞いたことのない声を聞かせてくれ」って言ってもらえるから、役者冥利に尽きます。山下:本当に思いっきりやらせてもらってます。その分、求められることも多いんですけどね。佐倉:プレッシャーもあるけど、むしろそっちのほうが頑張れます。梶:そうやって導いてくれる場所のほうが、僕たちにはありがたいよね。石川:声優って面白いことをやりたい、人を喜ばせたい、感動させたいっていう人たちだから。現場で自分のやりたいことを受け入れてもらえると、アイデアもどんどん広がるし、それが結果として作品の広がりにつながったりすることもあるし。そういう時は、やっぱり熱狂します。山下:4期までシリーズを続けてきたからこその空気感もあるよね。スタッフさんたちとの信頼関係があるから、全力でぶつかれるっていう。佐倉:スタッフさんの“ヒロアカ愛”を感じるので、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。TVアニメシリーズがスタートする時、「10年続く作品にします」って言われましたからね。岡本:そうそう。それに応えるためにも体調管理だけはしっかりしないと!佐倉:いっそ、来年以降も映画やりたいです。年に1度の風物詩に!山下:堀越先生が最終回のネタを思いつき次第、映画にいただいて(笑)。岡本:この勢いで100年続けよう!梶:ヒロアカは普段アニメを見ない人にも入り口としてすごくいい作品だと思うので、ぜひ劇場に足を運んでもらいたいですね。手に汗握る展開で、必ず熱狂してもらえると思います。岡本くんの言う通り、この先10年、100年めざして!プルス・ウルトラ!『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』No.1ヒーロー、オールマイトの後を継ぐ“次世代のヒーローを育成するプロジェクト”の一環として、とある島でヒーロー活動をすることになった、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒たち。そこへ、突然謎の敵が島を襲撃。敵の目的は一体何なのか。デクをはじめとする1‐Aの生徒は、島の住民を守るための戦いに挑む。©2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会©堀越耕平/集英社やました・だいき9月7日生まれ、静岡県出身。2012年より声優活動をスタート。『弱虫ペダル』の小野田坂道役で’14年に声優アワード新人男優賞を受賞。さくら・あやね1994年1月29日生まれ、東京都出身。主役を演じる『劇場版新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA‐X』が12/27に公開。いしかわ・かいと1993年10月13日生まれ、東京都出身。来年放送される『盾の勇者の成り上がり』『ハイキュー!!シリーズ』、『波よ聞いてくれ』などに出演。かじ・ゆうき1985年9月3日生まれ、東京都出身。『PSYCHO‐PASS サイコパス3』『あひるの空』等出演。『うちタマ?!~うちのタマ知りませんか?~』来年放送。おかもと・のぶひこ10月24日生まれ、東京都出身。2009年声優アワード新人男優賞受賞。『青の祓魔師』『とある科学の一方通行』『暗殺教室』等多数出演。※『anan』2019年12月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・アートメイク・トキ(山下さん、岡本さん、石川さん)福田まい(addmix B.G/佐倉さん)中山芽美(e‐mu/梶さん)取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2019年12月15日30か国以上の出版社に翻訳権が販売された人気小説を原作とし、フランスとインド、ベルギーの共同製作によって映画化された『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』の予告編が解禁となった。インドの大道芸人アジャは、母の死をきっかけに憧れだったパリへ向かい、ずっと行きたかったインテリアショップで運命の女性マリーにひとめぼれ。お金のないアジャは、閉店後の店内に隠れ、一晩を明かそうとクローゼットの中に…。ところが、何点もある家具の中から偶然にもアジャの入っているクローゼットが出荷されてしまう!本作は、当時国境警備隊の警部補であったロマン・プエルトラスが通勤中にスマホで執筆し、30か国以上の出版社に翻訳権が販売された人気小説が原作。監督は、『人生、ブラボー!』で様々な映画祭で評価を得たケン・スコットが務め、世界各国を飛び回り撮影が行われた。主人公アジャ役にはインド映画界のスターで、ラジニカーントの娘婿としても知られるダヌーシュが抜擢。マリー役のエリン・モリアーティをはじめ、アジャが旅で出会う人々にベレニス・ベジョ、バーカッド・アブディ、ジェラール・ジュニョなどの実力派俳優らが世界15か国から集結した。今回、解禁となった予告編では、“クローゼットに閉じこめられた主人公”アジャの奇想天外な旅の様子が明らかに。予期せぬハプニングをきっかけに世界へ飛び出してしまったアジャは、スペインで難民になったり、イギリスで警官に追われたり、はたまたイタリアで女優ネリー(ベレニス・ベジョ)に銃を向けられる場面も。様々な国での出来事が続々と映し出され、観ているだけで思わずワクワクしてしまう!果たして、そんな奇想天外なアジャの旅はどこへ行きつくのか。旅先での出会いや、母からのメッセージなども収められ、心温まる結末を予想させる映像となっている。はちゃめちゃな旅を描いた笑いあり、涙ありのハートフル・ムービー。観る人を世界旅行へといざなうとびきりハッピーな物語を是非劇場でチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2019年04月16日『僕のワンダフル・ライフ』の続編映画『僕のワンダフル・ジャーニー』が、2019年9月13日(金)に公開。世界を感動の渦に巻き込んだ『僕のワンダフル・ライフ』続編『僕のワンダフル・ライフ』は、自分の命を救ってくれた少年イーサンに再び巡り会うため、何度も生まれ変わる犬のベイリーの姿を描いた、犬と人間のラブストーリー。運命の再会を果たした愛犬と飼い主が紡ぐこの物語は、2017年に公開され世界で大きな感動を呼び、スマッシュヒットを飛ばした。新たな“犬生”で家族の絆を繋ぐため、奮闘するベイリー前作では、50年で3度生まれ変わり、ようやく最愛の飼い主イーサンと再会を果たした犬のベイリー。続編『僕のワンダフル・ジャーニー』では、イーサンの妻ハンナと共に農場で幸せな人生を過ごしていたが、その生活に次なる問題が発生する。新たな家族の一員となっていたイーサンの可愛い孫娘CJを、ママであるグロリアが連れて出てしまったのだ。イーサンとハンナの哀しむ姿を見たベイリーは、いまの”犬生”を終えたのち、再び生まれ変わってCJを見つけ出し、彼女を守ることをイーサンと約束。こうして新たな使命を見つけたベイリーは、CJを守り抜き、みんなにもう一度幸せを届けるため、家族の絆をつないでいく。何度も“転生”を繰り替えすベイリーCJを守るために、何度も生まれ変わるベイリーは、転生のたびに変わるそのキュートな姿にも注目。異なる犬生を重ねた末に、ベイリーは果たして使命を全うすることができるのか…?!ベイリー/バディ前作のラストで大活躍した“ボス犬”。幼少期のCJを含む、イーサンの家族と共に暮らしている。モリーイーサンの家を出て、シカゴで遊び歩いてばかりのままに代わってCJの親友に。ひとりぼっちのCJを癒す存在。ビッグ・ドッグ最高に忠実な大型犬の王様。ママと喧嘩して家を飛び出し、NYへと向かう途中のCJと出会うけれど…。マックスNYでミュージシャンを目指すCJと再会。夢を叶えるはずが何もうまくいかないCJを幸せにしようと奮闘。前作監督、“犬映画の名手”ラッセ・ハルストレムが製作総指揮監督はゲイル・マンキューソ。制作は、前作でも関わったギャヴィン・ポローンが務める。また、前作で監督を務めた“犬映画の名手”ラッセ・ハルストレムは、製作総指揮として参加する。ベイリーの新たな”犬生”を通して描かれる、犬と人間のラブストーリー。愛犬がつなぐ家族の絆を描いた物語が、再び日本をやさしく幸せな涙で包み込む。日本語版キャスト日本語吹替え版のキャストが発表。前作に続き、ベイリー役に高木渉、イーサン役に大塚明夫が続役。そのほか本作から登場する新キャラクター達を、石川界人、朴璐美、久野美咲といった声優勢が担当する。【詳細】僕のワンダフル・ジャーニー原題:A DOG’S JOURNEY公開日:2019年9月13日(金)監督:ゲイル・マンキューソ脚本:W・ブルース・キャメロン、キャスリン・ミション、マヤ・フォーブス、ウォレス・ウォロダースキー原作:W・ブルース・キャメロン出演:デニス・クエイド、キャスリン・プレスコット、ヘンリー・ラウ、マージ・ヘルゲンバーガー、ベティ・ギルピン、ジョシュ・ギャッド製作:ギャヴィン・ポローン製作総指揮:セス・ウィリアム・マイヤー、ラッセ・ハルストレム、ルーエン・ファン、ウェイ・チャン配給:東宝東和
2019年04月05日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。もうすぐ新年ですね。お正月映画は、何か観る予定にしていますか?お正月映画といえば、映画『男はつらいよ』がやっぱり懐かしく思い出されますが、寒さ厳しい季節、心温まる映画が観たいですね。【シネマの時間】第52回は、離れ離れになっていた家族の絆を描いた感動のヒューマンドラマ映画『それだけが、僕の世界』をお送りします!主人公ジョハを演じるのは、韓国きっての大スター、イ・ビョンホン。元ボクサーの母に捨てられた兄役という役柄も相まって、無骨な男らしさとともに長年の孤独を背負った姿を愛おしく魅力的に演じています。サヴァン症候群(※)の弟で、天才的なピアノの才能を持つという難役に挑んだのは、韓国映画界が熱い視線を注ぐパク・ジョンミン。※「自閉症スペクトラム」などの発達障がいや知的障がいがある人の中で、特定の分野に限り突出した天才的な能力を持っているケース。「サヴァン」はフランス語で「賢人」の意味。『空と風と星の詩人〜ユン・ドンジュの生涯〜』などで徹底した役作りには定評があり、今回も撮影3カ月前からピアノを猛特訓し、吹き替えなしで見事な演奏を披露し惹き込まれます。ふたりの兄弟をあたたかく見守る母親インスクには、実力派女優ユン・ヨジュン。監督・脚本は、『王の涙イ・サンの決断』で脚本を務めたチェ・ソンヒョンが初監督に挑戦し、一流のスタッフ陣とともに製作。タイトルにもなっている挿入歌『それだけが僕の世界』は、韓国ではメジャーな人気楽曲で、K-POPアイドル・ジェジュンの持ち歌としても有名ですが、伝説のバンド・ドゥルグックアが歌う同楽曲は、深い余韻に優しく誘います。自らの拳だけを信じ孤独に生きてきた兄、世間を知らず母親の愛だけが生きる術だった弟。何もかも違う兄弟の出会いが起こした奇跡とは……。ぜひ、映画館でお楽しみください!12月28日(金)より TOHOシネマズ・シャンテほか全国ロードショー!■映画『それだけが、僕の世界』あらすじー初めて会った兄さんは、僕に夢見ることを教えてくれた。かつてWBCウェルター級東洋チャンピオンとして、華々しく脚光を浴びたプロボクサーのジョハ(イ・ビョンホン)。しかし40歳を過ぎた今は、チラシ配りなどで生活費を稼ぎ、ネットカフェに寝泊まりする日々を送っています。そんなある日、17年振りに母親インスク(ユン・ヨジョン)と再会を果たします。過去のある出来事から母親との関係は完全に断絶していましたが、老いた母から一緒に暮らそうと頼まれ、明日の暮らしにも困っていたジョハは渋々インスクの家に向かいます。そこには生まれて初めて会う弟ジンテ(パク・ジョンミン)がいました。初めて会った弟に戸惑いを隠せないジョハ。サヴァン症候群だというジンテは、何を言っても「は~い」と無邪気な返事をするばかりで、ジョハの苛立ちは収まりません。一方、長年母に溺愛されて育ってきたジンテは、荒っぽいジョハに恐怖心を抱き、食事中もキャッチャーマスクを装着する始末。ちぐはぐな3人の奇妙な共同生活が始まりますが、それでも初めて息子ふたりが揃ってくれたことに、インスクは嬉しくて仕方がありません。ジンテは、日常生活は母親の介助がなければ送れませんが、一度聴いた音をピアノで演奏することができる天才的な音感とピアノの才能を持っていました。大好きなTVゲームの腕も最強で、ジョハが何度勝負を挑んでも歯が立ちません。なにかとジンテを気にかけてくれる大谷の娘スジョンも巻き込んで、ギクシャクした兄弟の関係は少しずつほぐれ始めます。ある日、町でチラシ配りのバイトをしていたジョハは、以前夜道で自分を轢いたハン・ガエル(ハン・ジミン)に再会します。大豪邸に暮らすガエルの母は、ジョハの風貌を見てはなから当たり屋だと決めつけ不躾な態度をとったため、ジョハには不愉快な記憶しかありません。その非礼を丁寧に詫びるガエルに「二度と来るな。貧乏人を馬鹿にしやがって」そう悪態をつき帰ろうとしたジョハ。お詫びに大金を支払おうとするガエルの片脚が義足だと気づき、ジョハはわずかに興味を覚えます。実はガエルは、ジンテも大ファンの有名な天才美人ピアニスト。しかし、車の事故により右脚を失って以降、表舞台から遠ざかっていたのでした。3人の生活が、それなりにうまく回り始めていたのもつかの間。インスクが仕事のため1カ月近く家を空けるという緊急事態が起こります。かねてよりジンテにピアノの才能を感じていたインスクは、自分が不在の間に開催されるピアノコンクールにジンテを出場させたいとジョハに懇願します。当面の生活費とコンクールの賞金につられ、ジンテの面倒を見ることを了承するジョハ。インスクが旅立ってすぐ、一緒にバイトのチラシ配りをしていたところ、ジンテが急にいなくなってしまいます。イライラしながら慌てて探すジョハ。探し当てた彼が見たものは、街の広場のピアノで見事なベートーヴェンの演奏を披露するジンテでした。ジンテの周りには人だかりができ、皆が彼の素晴らしい演奏を聴きいっていました。ジョハは、初めてジンテに特別な才能があることに気づき、ガエルに引き合わせることを決意します。さまざまな思惑が交差する中、迎えたコンクール当日。ジンテの演奏は、成功するのでしょうか?優勝の行方は?しかし運命の歯車は、思いもよらない方向へと回り始めて……。■映画『それだけが、僕の世界』作品紹介12⽉28 ⽇(⾦)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー!公式サイト:原題:Keys to the Heart監督:チェ・ソンヒョン製作:ユン・ジェギュン脚本:チェ・ソンヒョン撮影:キム・テソン美術:イ・テフン音楽:ファン・サンジュン製作年:2018年製作国:韓国上映時間:120分映倫区分:G配給:ツインⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED■映画『それだけが、僕の世界』キャストイ・ビョンホン=キム・ジョハパク・ジョンミン=オ・ジンテユン・ヨジョン=ジュ・インスク【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年12月30日韓国を代表する俳優イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが兄弟役で出演する感動作『それだけが、僕の世界』。この度、イ・ビョンホンのインタビューも収録したメイキング映像がいち早くシネマカフェに到着した。本作は、生きてきた境遇も得意なことも好きなことも全く違う兄弟が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して徐々に心を通わせながら、本当の兄弟、そして家族となっていく姿を、ユーモアと温かい感動で描いた物語。到着したメイキング映像では、不器用ゆえに愛おしい魅力あふれる元プロボクサーの主人公・兄ジョハを熱演したイ・ビョンホンが、「日常生活の中にある笑いと涙が描かれた作品」と本作について説明。常によれよれのTシャツ姿で、これまでと違う素朴でコミカルな魅力を発揮する彼が、思わずモニターを見て笑ってしまう場面もカメラはとらえている。また、ひょんなことから一つ屋根の下暮らすことになるジョハの弟・ジンテ役を演じたパク・ジョンミンは、サヴァン症候群を患いながらも、天才的なピアノの才能を持つ難役に挑戦。「この役をやりたい、とすぐに連絡しました」と出演を熱望したそうで、「ビョンホンさんとの共演は夢だった。演技を見て大いに刺激をうけました」と嬉しそうに撮影をふり返る様子も。一方、今回プロデューサーを務めたユン・ジェギュン(『国際市場で逢いましょう』)は、「全員が第一希望のキャスティングでした」と明かし、チェ・ソンヒョン監督も「“これぞ真の演技だ”と感心しました」と俳優陣を絶賛。イ・ビョンホン&パク・ジョンミンにもそれぞれ称賛の声が寄せられている。「自然体で撮ったせいか、アドリブも多く入っています。面白いと思いますよ」とアピールするイ・ビョンホン。キャストやスタッフと笑顔で会話している様子や、NGを出し謝る場面など、メイキングも必見だ。『それだけが、僕の世界』は12月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:それだけが、僕の世界 2018年12月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED
2018年12月23日12月28日公開の映画『それだけが、僕の世界』のトークイベントが5日、都内で行われ、スピードワゴンの小沢一敬が出席した。日本でも人気の韓国を代表する俳優、イ・ビョンホンと、新鋭のパク・ジョンミンが共演を果たした本作。40を過ぎた元ボクサーの兄にイ・ビョンホンが、ピアノの才能を持つ弟をパク・ジョンミンが演じる。育った環境も生きてきた環境も違う2人の兄弟が初めて出会うことによって家族の絆を感動的に描く。そんな本作の試写会前に行われたトークイベントに、感動の本作にちなんで世界一感動の涙が似合う"セカオザ"こと小沢一敬が登壇。観客よりも一足先に本作を鑑賞したという小沢は「僕も弟がいるんですが、この映画を見ると家族に会いたくなりました。弟とずっと一緒に遊んできたので、若い時にこういうことがあったな~と思い出しましたよ」と絶賛した。「本作を誰と見たい?」とMCが投げ掛けると「この映画に関しては母親と行きたいなと思いましたね。見終わった後に話すこともないんですが、『面白かったよね』と言ってご飯に行くとか、母親と2人で行ってみようかなと思える映画でした」と回答。また、涙もろい点を質問された小沢は「僕は泣いたことないんですよ。世の中って汚いことが多いじゃないですか。少しでも綺麗に見えるように目を洗っているだけなんです。この映画も目を洗いました。心も洗われましたね」とうそぶいた。イベント後半にはもうすぐ訪れるクリスマスの話題に。予定を問われた小沢は「毎年そうですが、年末は仕事が忙しくて、今年のイブは漫才ライブをやります。25日は生放送が2本あって、仕事が終わるのは23時半なので、僕らの仕事はイブもクリスマスもないですよ」と明かしつつ、「クリスマスがない、"それだけが僕の世界"です」と映画のタイトルをかけた甘い名言を披露すると、観客からは大きな拍手が。また、もうすぐ終わる2018年は「大きな出来事がありませんでしたが」と前置きしつつ、「40半ばになって今まで行かなかった人間ドックに行って、色んな検査をしたら体力が70代後半と言われました」と話した。焦ったという小沢は「なるべく歩くようにしています」とウォーキングを実践しているようで、「歩み続けて、来年は頑張って向こう側までたどり着けよう、金になれるようにしたいですね」と前向きに語った。映画『それだけが、僕の世界』は、12月28日より全国公開。
2018年12月06日『君の名前で僕を呼んで』で世界の映画ファンを魅了したルカ・グァダニーノ監督の最新作『サスぺリア』が、来年日本公開されることが決定。ティザーポスタービジュアルも到着した。■あの『サスペリア』を再構築!オスカー女優ティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズ、ダコタ・ジョンソン、マティアス・スーナールツが危うい四角関係を織りなす『胸騒ぎのシチリア』で高い評価を得、アーミー・ハマーとティモシー・シャラメが主演し、17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた『君の名前で僕を呼んで』も大きな話題となったグァダニーノ監督。今回監督が挑戦したのは、あの伝説の傑作『サスペリア』(’77)の再構築。今作においてもタイトルはそのままに決定した。70年代ドイツを舞台に、名門バレエ・カンパニー<マルコス>に巣食う禁断の秘密を、オリジナルとは異なる視点で大胆にアレンジした本作は、本年度のヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門で上映されるや、上映後は観客総立ちの約8分間という圧巻のスタンディングオベーションとなるも、予想を超えるほどの衝撃的すぎる内容ゆえ、歓声と怒号の入り混じる賛否両論が巻き起こり、レビューサイトでも様々な議論が飛び交うなど、大きな話題に。また、オリジナル版の監督であるダリオ・アルジェントも本作を絶賛し、試写でいち早く観たクエンティン・タランティーノ監督は、その完成度の凄さに涙しながらグァダニーノ監督にハグしたほど。そして、全米では先週10/26より2館で限定公開され、館アベレージ8.9万ドル(1館平均)の特大ヒットを記録!今年2018年公開の全映画の中でも群を抜いてのNO.1スタートとなった。来週末には250館の拡大公開となり、更なる注目が集まっている。■「決してひとりでは見ないでください。」到着したティザーポスタービジュアルは、真っ赤に染まった空間の中に、タイトルの頭文字“S”が毒々しく浮かび上がり、すでに恐ろしい雰囲気が漂った一枚に。またメインコピーの「決してひとりでは見ないでください。」は、41年前のオリジナル版公開時と全く同じものを採用。今回は文字が逆になるなどいびつな表現がされており、何かを表すものなのか、とても気になる。■ダコタ・ジョンソン&クロエ・グレース・モレッツが出演!キャストには、『フィフティ・シェイズ』シリーズのダコタ・ジョンソン、『ナルニア国物語』シリーズのティルダ・スウィントン、オリジナル版の主演を務めたジェシカ・ハーパー、『キック・アス』シリーズや『フィフス・ウェイブ』のクロエ・グレース・モレッツ、ミア・ゴス、ルッツ・エバースドルフが参加。劇判初となるレディオヘッドのトム・ヨークが音楽を全プロデュースしている。なお、本作公開前の12月にはグァダニーノ監督の来日も決定。プロモーションでの来日は今回が初となる。『サスぺリア』は2019年1月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年10月29日韓国を代表する俳優イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが、兄弟役で共演を果たす感動作『それだけが、僕の世界』から、待望の日本版予告が公開となった。■ベテラン×新鋭が見せる、演技の化学反応!イ・ビョンホン演じる、母に捨てられ拳だけを信じてきた元プロボクサーの兄。そしてパク・ジョンミンが演じる、母だけを信じて生きる、サヴァン症候群の弟。それぞれの世界だけで生きてきた兄弟が、思いがけない出会いを経て、徐々に心を通わせていくストーリー。主人公・ジョハを演じるのは、作品ごとに毎回違うジャンルとキャラクターで魅了し、『マスター』や、NETFLIXオリジナル作品「ミスター・サンシャイン」での熱演も記憶に新しいイ・ビョンホン。韓国版「ひとつ屋根の下」とも言われる大ヒットドラマ「Happy Together」以来の不器用な男を演じ、寡黙で粗暴、そして単純な性格だが、実は情の深い人間味溢れる元プロボクサーを熱演している。一方、サヴァン症候群を患いながらも、天才的なピアノの才能を持つ弟という難役に挑んだのは、韓国映画界が最も注目するパク・ジョンミン。『空と風と星の詩人~尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯~』などで、徹底した役作りには定評があり、"次世代の演技の神“とも称されるほど。そして2人の母親役には、韓国のバラエティ番組「ユン食堂」出演で話題となった実力派女優ユン・ヨジョンが扮する。■感動必須の予告編をチェック!この度公開となった日本版予告では、イ・ビョンホンが自分を捨てた母との偶然の再会し、サヴァン症候群の弟との出会いに戸惑いながらも、少しずつ心を通わせていく、不器用な兄の姿を繊細に演じている。そんな彼が家族の愛に飢えていた、心のうちを吐き出す場面は胸に迫るものがある。イ・ビョンホンは「『それだけが、僕の世界』での演技が僕の根本なのではないかと思うほど、楽しく撮影した」と撮影をふり返る。これまで『悪魔を見た』などでは、目を覆いたくなるほど残忍な復讐を成し遂げる役など、ジャンルを選ばない彼だけに説得力のあるコメント。続けて「何の計算もなしにカメラが回った瞬間にとにかく自分を役に預けて演技をした」と言い、彼にとって自然体で演じることができた作品ということもうかがえる。弟役のパク・ジョンミンは、撮影3か月前からピアノを猛特訓。作中で演奏している高度なクラシック曲の数々は、吹き替えなしで演奏している。そんな彼の姿にも注目だ。『それだけが、僕の世界』は12月28日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:それだけが、僕の世界 2018年12月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED
2018年09月05日世代を超えて愛される世界的人気キャラクター「くまのプーさん」を初めて実写化した『プーと大人になった僕』。この度、クリストファー・ロビンを演じるユアン・マクレガーの吹き替え声優に、堺雅人が決定した。■堺雅人が実写吹き替え初挑戦!プーと大親友の少年クリストファー・ロビンが「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わした心に残る別れの後、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンのもとをプーが訪ね、奇跡の再会を果たすところからはじまる感動作。本作でユアンが演じる主人公のクリストファー・ロビンの吹き替え声優を、俳優の堺さんが務めることに。堺さんが、実写映画の吹き替えを担当するのは今作が初めて。昨年の大ヒット映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(’17)など数多くの映画作品で主演を務め、NHK大河ドラマ「真田丸」(’16)など主演のドラマでは、常に社会現象を巻き起こしてきた。まさに日本を代表する俳優となった堺さんが、プーさんや100エーカーの森の仲間たちと共演する。■吹き替え挑戦は「ユアンさんのお芝居に導かれるような感じで」本作のオファーを受けたことについて堺さんは、「実写の吹替は今回がはじめてですが、いつか挑戦してみたいと思っていたので、オファーをいただき、とてもうれしかったです」とコメント。吹き替えする俳優がユアン・マクレガーという点に関して「素晴らしい俳優の声を担当できて光栄でした。撮影の日をドキドキしながら待っていました。(収録本番では)ユアンさんのお芝居に導かれるような感じで、とても楽しい作業でした」と率直な感想を述べている。また、実写の吹き替えに挑戦して、「アニメーションの声優は何度か経験があるのですが、実写だと、英語のお芝居にあわせるので、思ったまま演じると平板になってしまうと(吹替版の演出家の)監督から指摘をうけました。そこがなかなか難しかったですね」とアニメと実写の違いなど、新たな発見もあった様子。■堺さんの語る「くまのプーさん」とは?そして、プーさんについて「いろんなことを考えさせられます。『今日が一番大事』とか、『今日が一番好き』とか、お坊さんのありがたい話を聞いてるみたい。プーさんはあなどれません。演じていて、考えされられるセリフが、いくつもありました」とコメント。本作の重要なテーマとなる「再会」についても、「子供の相手をしていると、自分が小さい頃何をして遊んでいたのか思い出すことが多くて、こういうおもちゃ好きだったなとか、粘土遊び好きだったなとか。そのようなことを思い出すと、自分の小さい頃と再会しているような不思議な気持ちになります」と語った。そんな父親の顔も見せる堺さん。家族を持ってから仕事との向き合い方に変化はあったのだろうか?「自分が変わったと思うことはないんですが、今回、この作品の台本に子供がクレヨンでものすごい落書きをしてしまったんです。いつもだと怒ってしまうと思うんですが、今回むしろ嬉しかった。ちょっと変わったのかもしれません」と本作のもつ魅力にも触れている。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プーと大人になった僕 2018年9月14日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年08月07日世界的人気キャラクター「くまのプーさん」を初めて実写映画化した『プーと大人になった僕』のワールドプレミアが、日本時間7月31日(火)にウォルト・ディズニー・スタジオUS本社にて開催。同スタジオ内に“100エーカーの森”が出現するなど、大盛り上がりを見せる中、主演のユアン・マクレガーが自ら“初来日”を宣言した。本作は、プーと大親友の少年クリストファー・ロビンが「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わした別れの後、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンとプーが奇跡の再会を果たすことから始まる物語。8月3日、“はちみつの日”の全米公開に先駆け、現地時間7月30日(日本時間7月31日)に開催されたワールドプレミア。映画のワールドプレミアがウォルト・ディズニー・スタジオ内で行われたのは、『プリンセスと魔法のキス』(’10)、『ウォルト・ディズニーの約束』(’14)に続いて本作で3度目。スタジオ内には、プーさんが暮らしていた“100エーカーの森”が出現し、森の真ん中には、ひと際目立つメインシアターへと向かうためのレッドカーペットが敷かれた。入口から劇場までのレッドカーペットの距離は歴代最長の約270mとなり、サングラス姿でデッキチェアに座るプーさん、ピグレット、ティガー、イーヨーたちが100エーカーの森でくつろぎながら、レッドカーペットを歩くゲストたちをお出迎えした。「くまのプーさん」の世界観が見事に再現された会場には、ユアンたちにひと目会いたいと約200人のファンが集まり、大盛況。世界中から総勢150人もの海外メディアが駆けつけ、100エーカーの森の中に登場したレッドカーペットの様子とファンたちの盛り上がりを伝えた。まずは本作のプロデューサー陣と、メガホンをとったマーク・フォスター監督に続いて、プーの親友クリストファー・ロビン役を演じた主演のユアンや、彼の妻イヴリン役のヘイリー・アトウェル、娘マデリン役のブロント・カーマイケルらキャストと、プーさんの声を30年間務めるジム・カミングスら声優陣が続々登場。ユアンが登場すると、会場のボルテージは最高潮となった。そして、本作で初めての来日が決定したことを受け、レッドカーペット上のユアンから「待っててね!」と日本のファンに向けた日本語でのメッセージが!プレミア前に行われた取材でも「すごく前から行きたかったんだ!『ピーター・グリーナウェイの枕草子』(‘96)のときからだよ」と、日本訪問を心待ちにしていることを話す場面もあったという。今回のプレミアでは、「僕にとって初めての来日になるね。今まで映画をやってきた中で、日本に呼んでもらうことはあったけど、何故かちょうど他に撮影中の映画があって来日を断念していたんだ。もしかしたら個人的な理由で来日ができないのかと思われていけど、個人的な理由じゃないよ。スケジュールが合わなくて来日できずにいたけど、やっと日本に行くことができるよ」と語った。『スター・ウォーズ』シリーズをはじめとする数々の話題作で知られ、日本でも絶大な人気を誇るユアンの待望の初来日となるだけに、大きな注目を集めそうだ。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にてにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プーと大人になった僕 2018年9月14日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年07月31日「anan」2110号7/11水曜日発売「ヒット映画の方程式。」特集、今回の表紙に登場した山下智久さんの撮影の様子を紹介します。anan編集部“朝の流儀”に垣間見えた、山下さんが変わらず魅力的な理由とは!?2008年の1st season放送開始から10年、世代を超えて愛され続けるドラマ『コード・ブルー』。今夏、シリーズ初となる劇場版が公開されるのに合わせて、主演を務める山下智久さんが、久しぶりにananの表紙に帰ってきてくれました。今回のグラビアは、出動要請に応えて現場へと飛び立っていくフライトドクターの姿を重ね合わせ、“朝、仕事に出かけていく山下さん”をテーマに撮影。山下さんのお部屋をイメージしてスタイリングした空間の中で、眠りから覚め、身支度を整え、部屋を出るまでの様子を切り取っています。撮影当日は、連日映画のプロモーションで取材続きという多忙なスケジュールの真っ只中。実際の山下さんも、出勤前は相当慌ただしいのかと思いきや…。「朝は、急がないですね」と意外な答えが。聞けば、“急ごうと思っても急げない”性格なんだとか。その言葉を裏付けるように、撮影中、流れる音楽に合わせて時にリズムをとりながら、ソファでくつろいだり、窓辺の光に目を細めたり、カメラの前で自由に動く山下さんの周りには、つねにゆったりとたゆたうような、軽やかな空気が流れているようでした。「焦ってペースを乱してしまうと、大切なことを見落としてしまう気がする」。流れの速い世の中で、翻弄されずに自分を保つのはとても難しいこと。山下さんが常に自分らしく、強く、輝き続けられる秘密が、こんなところにも見え隠れしているのかも、そう感じた瞬間でした。そんな山下さんの“流儀”が、より深く感じられるインタビューはもちろん、今だからこその魅力がたっぷり詰まったグラビアは必見。ぜひ本誌を手にとって、お楽しみください!(Y)
2018年07月10日韓国を代表する俳優、イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが共演する、兄弟の絆を描いた『それだけが、僕の世界』の日本公開が、2019年正月に決定し、併せて映画のティザービジュアルも公開された。■あらすじかつてアジアチャンピオンにまでのぼり詰めたが、40歳を過ぎたいまは見る影もなく落ちぶれ、その日暮らしをしている元ボクサーのジョハ(ビョンホンさん)。少年の頃、母は家を出ていき父は刑務所に入り、孤独の中で自分の拳だけを頼りに生きてきたジョハだったが、ある日、偶然17年ぶりに母(ユン・ヨジョン)と再会。そしてサヴァン症候群を患う弟ジンテ(ジョンミンさん)の存在を初めて知る。母の家に転がり込んだジョハは、母の不在の間、天才的なピアノの腕を持つジンテが著名なコンテストに出られるように世話をして欲しいという母の願いを聞き、弟の面倒を見始めるのだが…。■兄弟の仲睦まじいティザービジュアル生きてきた境遇も得意なことも好きなことも全く違う兄弟が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して、徐々に心を通わせながら本当の兄弟、そして家族となっていく姿を、ユーモアと温かい感動で描いた本作。今回解禁となったティザービジュアルには、弟の肩を抱き笑顔を見せるビョンホンさん演じるジョハと、あどけない表情で寄り添うヨジョンさん演じるジンテの姿が。手元にはゲームのコントローラーがあり、兄弟で遊んでいた様子がうかがえる、ほほえましいビジュアルとなっている。■イ・ビョンホンが人間味あふれる兄を好演!近年、『インサイダーズ/内部者たち』の暴力でのし上がってきた男や、『MASTER/マスター』の希代の詐欺師など、ハードな役柄が多かったイ・ビョンホンが、本作では不器用な男を久々に熱演。寡黙で粗暴そして単純な性格だが、実は情の深い人間味溢れるといったキャラクターで観客の心を鷲掴みにする。そして、天才的なピアノの才能を持つサヴァン症候群の弟・ジンテには、パク・ジョンミン。“俳優人生において一番特別な経験”と言うほど、本作に向けて入念な準備と努力を行い、この難しい役を完璧にこなした。さらに、2人の兄弟になくてはならない存在である母親役は、『ハウスメイド』などでカリスマ的な女優であるにもかかわらず、バラエティーでも視聴者に愛されるユン・ヨジョンが演じている。■即座に映画化が決定したシナリオ製作は、日本でもヒットした『国際市場で逢いましょう』の監督ユン・ジェギュン。“最近読んだシナリオの中で一番優れている”と脚本を絶賛し、即座に映画化を進めた。そしてその脚本を書いたのが、ヒョンビン主演『王の涙 イ・サンの決断』の脚本を手掛けたチェ・ソンヒョン。本作では初の監督も務めている。決して交わることがなかった2人の出会いが、この冬を温めてくれそうだ。『それだけが、僕の世界』は、2019年正月よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月22日世代を超えて全世界で愛されるディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」が初めての実写映画になった『プーと大人になった僕』。このたび、日本版ポスターが解禁された。日本版のポスターでは、主演のユアン・マクレガー演じるクリストファー・ロビンが、舞台となるロンドンで、赤い風船をプーさんに手渡す姿が描かれている。大人になったロビンはスーツを着て大きなカバンを持っており、仕事の合間のよう。また、プーさんのトレードマークでもある赤い風船は、これまでのはちみつを採るために使う道具とはひと味違うようで、本作では物語を語る大切な鍵になっているという。プーさんと仲間たちが困っている時にいつも頼りにされ、彼らと一緒に少年時代を過ごしたクリストファー・ロビン。本作は、大人になったクリストファー・ロビンと100エーカーの森を飛び出したプーさんと仲間たちがロンドンを舞台に繰り広げる感動の物語。先日解禁となった特報映像には「大人になって見ると、こんなに小さいぬいぐるみだったのか。少年の頃は抱えるほどの大きさだったのに」「子どもの頃の思い出と、大人になってからの僕なんて…想像だけでも泣いてしまう」との声が寄せられており、思いのほか小さな”プーさん”に懐かしさを感じ、心揺さぶられる人も多そうだ。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にてにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プーと大人になった僕 2018年9月14日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年05月22日「僕が最近なにをしているか、どんなことを考えているか、“今の僕のすべて”をお話します」 ソロ・アーティストとしては初挑戦となるラジオ・パーソナリティに意欲を見せるジェジュン(32)。5月2日に出演する生放送のラジオ番組『ジェジュンに恋して』(NHK第1にて22時10分~23時)の公式サイトで、現在の活動や思いについて語るとし、「リスナーのみなさんと一緒に過ごす生放送、とても楽しみです!ぜひ聞いてください」とファンに呼びかけ、話題になっている。 番組には、韓国大衆文化ジャーナリストでラジオDJの古家正亨も出演。“ジェジュンを丸ごと楽しむ時間”と銘打たれたプログラムで、サイトに投稿された質問やメッセージにジェジュンが答えていくほか、生放送中に公式ツイッターで実況ツイートするなど、リスナーが一緒に参加する企画型の構成で進行されていくという。リスナーとジェジュンとの相性がチェックできる企画「シンクロチェック with ジェジュン」も実施される予定だ。 音声メッセージも公開中のウェブサイトでは、タイトルにちなんで、「僕もみなさんに恋しちゃいますよ」と熱いメッセージを送っているジェジュン。今春から本格的に日本での活動を再スタート。6月26、27日には横浜アリーナでの2daysライブが決定済みと、ジェジュンに本人、そしてファンにとって待ちきれない夏がやってくる。 『女性自身』では、この日、ラジオ出演するジェジュンの密着取材を敢行。本番前の打合せの様子から本番中の表情など、約4時間にわたる独占取材の様子を後日、誌面で掲載します。 【番組公式サイト】
2018年05月02日NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演中の“ハイスペック”イケメン俳優・古川雄輝が、映画化もされた三部けいの大人気コミック「僕だけがいない街」のNetflixオリジナルドラマに主演。原作と同じ真冬の北海道を舞台にし、2017年冬、世界190か国にて配信されることになった。漫画家を志すも、うだつの上がらない藤沼悟(古川さん)は、自分にだけ起こる現象【リバイバル】(何か「悪いこと」の原因が取り除かれるまで、そのきっかけとなった場面に巻き戻される現象)に悩まされていた。ある日、家に帰った悟は、自宅で母・佐知子が殺されているのを目撃する。犯人を追う悟だったが、逆に自分が母親殺しの犯人として追われることになってしまう。母親の死を食い止めたい悟は【リバイバル】を強く願うが、リバイバルした先は18年前。小学校5年時にまでさかのぼった。それは、同級生の雛月加代が殺される直前の時期だった。この時代に起こった雛月加代を含めた連続児童誘拐殺人事件に、母親が殺されることになった原因があると確信する悟は、同級生の小林賢也や担任の八代学の助けを借りて、加代を救おうとすると同時に、事件の謎を追うことに――。原作は「ヤングエース」(KADOKAWA)にて2012年7月号~2016年12月号まで連載され、「マンガ大賞」「このマンガがすごい!(オトコ編)」ともに2014年から3年連続ランクイン、累計部数429万部を突破する人気コミック。2016年にはTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となる。三部さんによる原作は、続きが気になる極上のサスペンスとして高い評価を得たが、今回は原作完結後初の映像化ということもあり、新たな解釈の試みに期待が寄せられている。Netflixの坂本和隆氏(Netflixコンテンツマネージャー)は、「原作の持つ、素晴らしいストーリーは国境を超えると思います。今回の脚本を読み、さらに強く確信しました。原作が完結して初の映像化を実現できることにとても喜びを感じています」とコメント。また、制作を担当する関西テレビのプロデューサー・池田篤史氏は「原作ファンの1人としてオリジナルの魅力である伏線の妙を大切に、軸のぶれないストーリーラインをしっかりと伝えていきたい。そして、原作完結後だからこそできる今回のドラマならではの解釈を盛り込んでいるので、その仕掛けに気付いてほしい」と意気込みを語っている。さらに注目なのは俳優陣。映画では藤原竜也が演じていた主人公・悟には、イケメンで高学歴の帰国子女という“ハイスペック”な俳優として、日本のみならずアジアで絶大な人気を誇る古川さんが抜擢。ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」シリーズでブレイクし、映画『脳内ポイズンベリー』ではクールな年下男子を、『ライチ☆光クラブ』ではカリスマ的な独裁者を、そして「べっぴんさん」では実年齢よりひと回り以上も若い“健ちゃん”こと村田健太郎役を演じるなど、幅広い役柄に挑戦してきた古川さん。本作では、今回は実年齢と同じ29歳の主人公・藤沼悟を演じてみせる。古川さんのキャスティング理由として池田プロデューサーは、「主人公・悟は、【リバイバル】現象を通じて、無気力な自分から精力的な自分へと脱皮する。その変化を演じ分けることができるのは古川さんだけだと思いキャスティングしました」と、その演技力を称える。加えて「Netflixで世界190か国に配信するということで、古川さんは自分の言葉で世界に向けて発信できる説得力を持っているので、日本に留まらず世界で活躍していくような俳優だと思います」と期待を込めている。さらに、映画で有村架純が演じていたヒロイン・片桐愛梨役には優希美青、悟の同級生・小林賢也役に白洲迅、雛月明美役に江口のりこ、澤田真役に眞島秀和、担任・八代学役に戸次重幸、悟の母・佐知子役に黒谷友香と、高い演技力を持つ実力派のキャストが集結。悟の子ども時代には、オムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』の1編にも参加する内川蓮生、また、雛月加代役には『彼らが本気で編むときは、』で絶賛を受けている柿原りんかが決定している。原作と同じ舞台の苫小牧でクランクイン、作品のリアルな季節感や空気感を描くため、真冬の北海道での4K撮影を敢行しており、その映像にも期待が高まる。以下、コメントが到着した。■原作:三部けい原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています。配信がとても待ち遠しいです!■主演:古川雄輝世界中に発信されるということで、日本だけでなく、世界中の方々に見て頂けることを嬉しく思います。役柄は自分と同じ29歳。口数が少なく無気力だった悟が、リバイバルを繰り返すことによって憧れていた「ヒーロー」、気力に満ちた自分に成長していく姿を見せられるように頑張ります。久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく「僕街」に触れる方々にも満足していただける悟を演じたいと思います。■監督:下山天(『L-エル-』ほか)「僕街」を映像化する上で主に心掛けた事は3点。まずはキャラクターとロケーションの再現。次に三部先生が張り巡らした見事な伏線をどう観客に<映像の記憶>として埋め込むか。そしてアニメや映画版もなし得なかった、あのクライマックスの完全映像化です。現在、NETFLIXでの世界配信へ向けて、作品のリアルな季節感や空気感を描くため、真冬の北海道での4K撮影が続いています。日米のスタッフが満場一致で選んだ主人公・悟を演じる古川雄輝さん、ほかのキャストの皆さん、下山組スタッフとが一丸となって、主人公のように“未来を変える”全世界に向けたジャパンオリジナルのドラマを目指します。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は2017年冬、世界190か国にて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月13日映画『僕と世界の方程式』が、2017年1月28日(土)より恵比寿ガーデンシネマ(YEBISU GARDEN CINEMA)ほか全国の劇場で上映される。本作は、自閉症と診断された天才少年ネイサンが母親の深い愛情に支えられながら、数学の才能で自ら道を拓いていく姿を描く。主演はティム・バートン監督最新作『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』でも話題の英国次世代スター、エイサ・バターフィールド。さらに『ブルー・ジャスミン』のサリー・ホーキンス、『おみおくりの作法』のエディ・マーサン、『もうひとりのシェイクスピア』のレイフ・スポールなどイギリス屈指の名優たちがキャスティング。製作は『リトル・ダンサー』のデヴィット・M・トンプソン、音楽は『黄金のアデーレ 名画の帰還』のマーティン・フィップス、撮影は『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』のダニー・コーエンが手がける。イギリス映画界を代表する製作陣が勢ぞろいだ。解禁された予告編では周囲に心を閉ざしてしまうも、生まれ持った数学の才能で不器用ながらも進んでいく少年の姿が画かれている。爽やかでハートウォーミングな本作、是非劇場に足を運んでみてはいかがだろうか。【作品情報】映画『僕と世界の方程式』公開日:2017年1月28日(土) YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー監督:モーガン・マシューズ出演:エイサ・バターフィールド、サリー・ホーキンス、レイフ・スポール、エディ・マーサン原題:X+Y配給:レスペ© ORIGIN PICTURES (X&Y PROD) LIMITED/THE BRITISH FILM INSTITUTE / BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2014■ストーリー自閉症と診断された少年ネイサンは、他人とのコミュニケーションが苦手な反面、数学の理解力に関して飛び抜けた才能を持っている。普通の学校に適応できず、ネイサンの母親は数学教師に個人指導を依頼する。その結果、ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選出される。台北合宿に参加したネイサンは、そこでライバルの中国チームの少女チャン・メイと出会い、そこから彼の人生が変わっていく・・・
2016年11月27日クロエ・グレース・モレッツと共演した『ヒューゴの不思議な発明』や、現在全米大ヒット中の『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』で知られる次世代の英国男子エイサ・バターフィールドが主演を務めた『僕と世界の方程式』(原題:X+Y)が、2017年1月、日本公開されることが決定。美しい青色が印象的なポスタービジュアルが到着した。自閉症スペクトラムの少年ネイサンは、他人とのコミュニケーションが苦手な反面、数学については飛び抜けた才能を持っていた。母ジュリーは、息子の才能を伸ばそうと、数学教師ハンフリーズに個人指導を依頼。すると、ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになる。あるとき、代表チームの台北合宿に参加したネイサンは、ライバルの中国チームの少女チャン・メイと出会う。彼女と共に学ぶうち、数学一色だったネイサンの日々が少しずつ変わりはじめる。そして、数学オリンピックの当日、ネイサンは人生最大の選択を迫られることに――。本作は、数字と図形があれば幸せな少年ネイサンが、亡き父との思い出と母の深い愛情に支えられ、国際数学オリンピックで金メダルを目指しながら、その過程で人生のたからものを見つけていく、実話から生まれたハートウォーミングな物語。主演は、待望のティム・バートン監督最新作で、2017年2月に日本公開される『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』でも主人公を演じている、いまハリウッドが最も注目する次世代スターの1人、エイサ・バターフィールド。『縞模様のパジャマの少年』(’08)で大きな注目を集めた彼は、マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』、名作SF小説の映画化『エンダーのゲーム』を経て、本作では数学の天才的才能を持つ少年の成長を繊細に演じ切っている。また、ネイサンの母親役には『ブルージャスミン』でアカデミー賞にノミネートされたサリー・ホーキンス、数学教師のハンフリーズ役には『ハリー・ポッター』シリーズのティモシー・スポールの息子で、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などのレイフ・スポール、さらに『おみおくりの作法』のエディ・マーサンと、イギリス屈指の名優たちが脇を固める。製作は、『リトル・ダンサー』のデヴィッド・M・トンプソンが務め、監督は原案となったTVドキュメンタリー「Beautiful Young Minds」を自ら映画化したモーガン・マシューズ、撮影はアカデミー賞にノミネートされた『英国王のスピーチ』はじめ『レ・ミゼラブル』『リリーのすべて』で知られるダニー・コーエン、音楽は『黄金のアデーレ名画の帰還』ドラマ「戦争と平和」のマーティン・フィップスなど、スタッフも錚々たる布陣。エイサが新境地に挑み、英国インディペンデント映画賞など内外から絶賛を受けた新たな珠玉の名作を、楽しみにしていて。『僕と世界の方程式』は2017年1月28日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月26日現役銀行員として話題の香西志帆監督と『幕が上がる』や『踊る大捜査線』シリーズの本広克行をプロデューサーに迎えタッグを組んだ『恋とオンチの方程式』。現在「スペシャリスト」にも出演中の夏菜が主演を務める本作が、今月20日(土)より1週間限定で公開することが決定。予告編も解禁された。小さい頃アイドルになりたかった山吹みどりは、香川県にあるほととぎすバスでバスガイドをしていた。そんなみどりの宝物は、母からもらった3つの願い事がかなうというマイク。ある日、世界の音響機器メーカー「ナマズダイナミクス」の御曹司・栗田拓人が亡き父であり元社長の故郷・香川県でコンサートをするためにやってきた。そしてひょんなことから幼なじみだった小川カズユキと再会し、忘れていた悪夢を思い出す。みどりは想像を絶するオンチで、幼い頃に東京で受けたオーディションで、みんなに笑われたことがトラウマとなっていた。数日後、ナマズダイナミクスの現社長で拓人の母である栗田徹子がやってきて、みどりのミスを激しく責めみんなの前で歌わせようとする。思わずみどりは逃げ出すが、気になって追いかけてきた拓人と恋に落ちる。しかし、日本一の絶対音感を誇る栗田徹子の嫁の条件は、「歌って、踊れて、拍手される」こと。ショックを受けるみどりとバスガイドたちに、謎の怪奇事件、そして、リストラの危機が…。2014年「さぬき映画祭」でオープニングとクロージング作品として上映され、香川県では撮影時から話題を集めていた本作。 監督は、現役銀行員ながら『猫と電車-ねことでんしゃ-』で全国の映画祭で高い評価を得、『満月のパレード』が本年度の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」にて上映が決定している香西監督。またプロデューサーには、『幕が上がる』『踊る大走査線』シリーズ『UDON』を手がけた香川県育ちの本広監督が手がけている。主人公のオンチなワケありバスガイド・みどり役には、連続テレビ小説「純と愛」で国民的ヒロインとなった夏菜さん。共演には、『スウィングガールズ』「プロポーズ大作戦」などドラマにCMに大活躍中の平岡祐太が幼なじみ役を演じ、『仮面ライダーTHE FIRST』の黄川田将也、「HERO」「コウノドリ」などで今大ブレイク中の吉田羊、幅広い年代から圧倒的支持を集める戸田恵子など個性的なキャストたちが脇を固めている。さらに、ヒロインの母役には森昌子が37年ぶりの映画出演を果たしている。「歌うのが大好きだからです」というみどりの幼少期の映像から始まる予告編では、夏菜さんをはじめ、黄川田さん、戸田さん、森さんなどキャスト陣が続々登場。「宇宙一幸せになりたい!」と叫ぶみどりは果たして幸せをつかむことができるのかーー!?夏菜さんらバスガイド達が歌う歌にも話題が集まっている本作。オール香川ロケによる笑いと感動にあふれた本作の雰囲気を、まずはこちらの予告編から感じてみて。『恋とオンチの方程式』は2月20日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7、T・ジョイ博多にて1週間限定公開。(cinemacafe.net)
2016年02月10日現在BD&DVD発売中の『真夏の方程式』の映像特典の一部をシネマカフェが独占入手!インタビュー映像では福山雅治が、自身が演じた“ガリレオ”こと湯川学への想いを語っている。天才物理学者の湯川というキャラクターは福山さんにとって愛着が強い存在となったようで、インタビュー映像では“再会”のタイミングを探っていたことを告白。また、今回演じるにあたってあえて前作を観ないようにしていたといい、その理由として5年という歳月を重視したということを説明。単なるモノマネにならないよう、湯川を丁寧に演じていったという。また、過去作を観ないで撮影に入った反面、キャラクターのデザインをイメージしたことと、心持ちを重視して演技していたことも吐露。福山さんらしく音楽にたとえた解説が面白く、たとえばツアーが続いていくと日が代わればツアー内容も変化していくことを経験で知っているため、それだけに軸となるイメージや心持ちが重要になっていくと語っている。このスペシャル・エディションには、福山さんのインタビューのほか、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で大ブレイク中の杏や吉高由里子のインタビューなども収録。豪華キャストたちの想いや秘話を知って本編観れば、『真夏の方程式』が何倍も楽しめること間違いない!『真夏の方程式』Blu-ray&DVDは発売中。<『真夏の方程式』Blu-ray&DVD情報>「スペシャル・エディション」[Blu-ray]価格:¥6,700(税抜)「スペシャル・エディション」[DVD]価格:¥5,700(税抜)「スタンダード・エディション」[Blu-ray]価格:¥4,800(税抜)「スタンダード・エディション」[DVD]価格:¥3,800(税抜)発売元:アミューズソフト販売元:ポニーキャニオンレンタル同時発売(C) 2013 フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社(text:cinemacafe.net)■関連作品:真夏の方程式 2013年6月29日より全国東宝系にて公開(C) 2013フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社
2013年12月27日歌手で俳優の福山雅治が主演する『真夏の方程式』が29日、全国415スクリーンで封切られ、東京・有楽町のTOHOシネマズ 日劇で福山をはじめ、共演する吉高由里子、北村一輝、杏、山崎光(子役)、西谷弘監督が初日舞台あいさつを行った。福山は「皆さんのご要望があれば、いつでも戻ってきたい」と超満員の客席にメッセージ。ただ、共演する光くんから「福山さんは怖かったです」と打ち明けられると、「役柄的に距離を置いたほうがいいかなと思って……」と苦笑いを見せていた。その他の写真東野圭吾氏原作の“ガリレオ“シリーズの1作を、TVドラマ、映画『容疑者Xの献身』に続いて福山主演で映画化。周囲から変人扱いされながら、驚異的な洞察力と科学知識を駆使して難事件を解決していく物理学者、湯川学が、“手つかずの海”と呼ばれる美しい海、玻璃ヶ浦で起こった殺人事件の真相と背後に隠されたドラマを暴き出す。同日、全国415スクリーンで封切られた。日本での公開を前に、香港で行われたプレミアに出席した福山は「熱烈な歓迎に驚きました。街中にポスターが貼ってあったり、ラッピングバスが走っていたり、香港でもかなりの認知度だった」と振り返った。一方、吉高は「国を超えてもキラキラしている」と所属事務所の先輩でもある福山を持ち上げ、「湯川先生とガッツリ過ごした10か月が終わると思うと、とてもさみしい」としみじみ話していた。映画版から参加の杏は「とても光栄。決して明るい役ではないが、まるで心の奥底まで潜っていくようで、すごくいい経験でした。作品も涙が止まらない思いで見ました」と手応え十分。北村は「あまり出ていないので、この場に立つのは気が引ける」と恐縮しきりだった。また、『容疑者Xの献身』でもメガホンを執った西谷監督は「映画とドラマでは、住み分けをしようと意識している。ドラマでは湯川という人物を正面から捉え、映画では横顔を捉え、原作により忠実に描いている」と説明していた。『真夏の方程式』公開中
2013年06月29日2007年10月に月9枠で放送され、福山雅治の演技と完成度の高い内容から話題になったテレビドラマ『ガリレオ』。本シリーズの映画化第2弾となる『真夏の方程式』が来年初夏に公開決定。映画『容疑者xの献身』以来5年ぶりにスクリーンに帰ってくることとなった。その他の情報本作は、シリーズ累計発行部数が950万部を突破する東野圭吾の『ガリレオ』シリーズ映画最新作。驚異的な洞察力と科学知識を駆使して難事件を解決していく物理学者、湯川学(福山)が、“手つかずの海”と呼ばれる玻璃ヶ浦で起こる殺人事件の真相と、背後に隠されたドラマを暴き出していく姿を描く。テレビドラマからシリーズを通して主演を務める福山は「本作のテーマである“自然と人類の共生”に、“天才”であり“変人”の湯川はどういう考えをもっているのか? 僕自身、とても興味がある。僕も湯川学も年齢を重ねているので、どう進化させられるか、プロデューサー、監督と打ち合わせをしながら進めています。進化した湯川学として皆さんとお会いできることを心待ちにしながら、自分自身このテーマにどう向き合っていくのか、熟慮しながら撮影に望みたいと思います」とコメント。またプロデューサーの鈴木吉弘氏は「(本作は)“科学の進歩と自然環境の破壊”という極めて今日的なテーマを扱っています。科学技術への信頼に疑問符が投げかけられている中、“科学はどうあるべきか”という、『ガリレオ』シリーズにとって最も根源的なテーマの作品を映像化するために、『ガリレオ』のチームが再結集します」と話している。本作は、今月23日に静岡県にてクランクインしており、2013年初夏に全国東宝系にて公開を予定している。『真夏の方程式』2013年初夏全国東宝系にて公開
2012年09月24日FXトレード・フィナンシャルは24日、会員ページ(マイページ)で配信している売買シグナル「マットFXTF方程式」をリニューアルしたと発表した。「マットFXTF方程式」は、マット今井こと今井雅人氏が代表を務めるマットキャピタルマネージメント社と、同社のプロトレーダーにより実現した無料投資支援ツールで、売買シグナルは24時間することができる。今回のリニューアルでは、使用するテクニカル指標を一新。プロが注目するテクニカル指標を採用し、2種類あった売買シグナルを1種類に集約。また、最大保有ポジション数をこれまでの3から1に変更した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日「僕たちは世界を変えることができない」。一見、ネガティブに思えるこの言葉で結びつけられた2人の男が初めて顔を合わせた。「銀杏BOYZ」のボーカル峯田和伸と、医学生時代にふとした思いつきからカンボジアに学校を建設し、向井理の初主演映画の原作となる本を執筆した葉田甲太。確かに世界を変えることはできないかもしれない。だが彼らは、確実に人の心を動かし、いや心だけでなく実際に人を動かし、自らの思いを“形”に残している。年齢も歩んできた道も違うが、隠すことなく自らをさらけ出して生きているところに共通点がある。そんな2人が互いの思い、自らの活動や表現、生き方についてガチンコで熱く語り合った。「世界を変えることはできない」という言葉に込めた思い元々、「僕たちは世界を変えることができない」というのは「銀杏BOYZ」の楽曲およびメンバーの活動を追ったドキュメンタリーDVDのタイトル。中学時代から峯田さんの大ファンであった葉田さんが自らの活動を綴った本の題名として借用したのだ。――そもそも、峯田さんはどのような思いでわざわざこんなネガティブなタイトルを?峯田:実は僕自身、あまり分かってなくて(笑)、メンバーと「タイトルどうしよう?」って話して、適当にいくつか言ったうちのひとつなんです。意味は分からないけど、何とでもとれる。なぜか引っかかって…まあDVDはタイトルと関係なく下ネタ満載なんだけど(笑)。でも引っかかるということは何かが良いんだろうな、と。いろんな人に意味を聞かれるけど、みんな深読みし過ぎなところもあって。いろんな状況がこの言葉の意味や見方を変えてくれるようなところはあるんだなと感じてます。この言葉がある“場所”は変わらないけれど、状況がこの言葉の捉え方を変えてくれる。そういういろんな捉え方ができる言葉は好きですね。葉田:タイトル、借用してすみません。僕自身、すごく深くあれこれ考えてました(笑)。ただ、僕が本のタイトルに選んだのは、僕のやってきた活動は相手がいてこその活動で、自分が幸せだと思うことを相手に押し付けてはいけない。僕らではなく、当事者の人たちが「変える」ものなんだという意味で、自分に対して調子に乗るなよっていう気持ちが9割です。残りの1割は、乱暴な言い方ですが、世界が変わらなくてもいいんじゃないかって思い。変える必要はないんじゃないかと。峯田:最初に映画の話を聞く前に、本屋で積まれているのを見たんですよ。「なんかこのタイトル、見たことあるなぁ」って(笑)。あぁタイトルが一緒だと気づいてやっぱりこの言葉が引っ掛かった人がいたんだと思いましたよ。葉田:高校の頃とかずっと「銀杏」聴いてて、「恋と退屈」(峯田さんの著書)読んだら一言では言い表せない感情があって…峯田さんてカッコ悪いところも全部出すからカッコ良いんです。峯田:僕はカッコ悪いことをカッコ悪いって思ってなくて、もちろんカッコ良いとも絶対に思ってないんだけど。これやったらマズいとか、これ書いたらヤバいとか、そういう気持ちがないんだよね。葉田:一般論で言うところのカッコ良いとかカッコ悪いっていう価値観を(峯田さんに)崩されましたね。共感、ボランティア、さらけ出すということ葉田:僕はこの本を書く上で「何かを伝える」とか「共感してほしい」とかそういう思いはなかったんです。だから出版者の人にも怒られて(笑)、経験も実績も知識もない中で「何ができるのか?」って考えたとき、「こうあるべき」とか「こうしろ」じゃなくて「僕はこう思いました。どう思いますか?」としか言えなかったんです。峯田:海外でなくても日本国内でも世の中にはいろんな問題があるけど、海外に行ってボランティアをやる人はいる。僕はボランティアの経験ないんだけど、どういう思いでカンボジアに行ったの?葉田:郵便局でたまたま見たパンフレットがカンボジアだったというだけで、それが日本だったら日本で活動してましたね。いつも「何となく」と言ってます。ただ、“誰か”が悲しんでるだけじゃ人は動かないと僕は思っていて、その誰かが知っている“あの人”になれば動くのかなと。縁があって現地に行ったことで、カンボジアは僕にとって“誰か”じゃなくて“あの人”になったんです。峯田:すごく良いことしてると思うけど、日本に帰って気持ちが落ちて、デリヘルを呼んだとかまで書いたのはなんで(笑)?正直、そういう部分があるからこそ僕は信頼して読めたんだよね。これがボランティアやって子供と遊んでってだけなら、「ウソくせぇ」って思ってた。――葉田さんは抵抗はなかったんですか?やましいことがなくても自己満足だとか偽善だとか言って足を引っ張る人たちがいる中で、あえてここまでさらけ出すことに。葉田:いや、全部出したくなかったんですよ、デリヘルのエピソードだって(苦笑)。でも書かざるを得なかったんです。峯田:なんで?葉田:書かなきゃ勝負できなかったんですよね、やっぱり。それ以外、自分にはないと思ったんです。峯田:うん。そこ書かなきゃ植村直己さんは超えられないよね(笑)。椎名誠さんは書いてないですからね。書いてほしい!まあ、書きゃいいってもんじゃないけど。よく書いたよ!葉田:「深夜特急」にもないですね(笑)。でもオカンは泣いてましたけどね。「何でそんなこと書くの?」って(苦笑)。シラフのままじゃ書けなくて、梅酒飲んで気づいたら出来上がってた感じ。ちょっと脱線しますけど、僕は“ボランティア”って好きじゃないんです。勝手にやればいいものだと思ってて。語弊があるかもしれないですが、“自分探し”とか言ってカッコつけて、恋愛してそこから逃げてボランティアにすり替えたりってすごく多い。それは違うなって思ってて…。峯田:まぁ僕がボランティアをやるとしたらまず間違いなく女の子狙いですね(笑)。――葉田さんはいま、エイズ問題や建設された学校の維持に携わってますが、葉田さん自身の中でどういう位置づけでやってらっしゃるんですか?葉田:出会った人が泣いていたり悲しんでいるから、僕の勝手な“エゴ”で笑ってほしいと思ってやってるのかな。それを何て呼ぶのか、いまだに僕にも分からない。友達が悲しい顔してるから笑顔になってほしいっていうのはボランティアとは言わないですよね?峯田:僕だったら絶対ヤッてますね。葉田:いや、そんなこと聞いてないですから(笑)!批判を受け止めるということ葉田:峯田さんも昔、TVでデリヘル呼びまくってるって言ってましたけど…。峯田:TVで言ってた?まあ…いろんな弊害はありましたけど(苦笑)。でもこうなると何言ってもネタか本当か分からなくなってるからね。葉田:批判やネット上でのバッシングとかもあると思いますが、峯田さんはどういう気持ちでそれを受け止めるんですか?峯田:評論家の声もネットの声も含めて、別にいいかなと思ってる。言ってもらった方が良くないですか?さっきの本と一緒でキレイごとだけでなく、いろんなことを含めて作品として面白いんだから。褒められるだけだと気持ち悪い。世に出した以上は嫌ってる人も含めて両方いないとね。葉田:僕は毎回、ヘコんでました。だから峯田さんのその言葉聞けて良かったです。峯田:あんまり考えてないからね。お母さんに怒られたらヘコむけど、それ以外はどうでもいいの。葉田:お母さんに怒られることあるんですか?峯田:あるある。「最近、お金遣い荒いよ」とか。うちはお母さんが通帳持ってるから。――葉田さんは医師として勤務しながらカンボジアのために活動し、本も執筆されていますけど、どうやって両立されてるんですか?カンボジアに学校を建てた後で、医師になるという現実を前に虚脱感とかはなかったんですか?葉田:情けないんですが僕、マザコンなんですよ。子供の頃、病院で母親に医者になって治してあげるって言ったら喜んでくれて、それで何とかなれました(笑)。やってく中でバランスがとれるようになりましたね。右脳と左脳みたいなもので、医者の自分と表現する自分は全く別人格なんです。医者のときはロジカルに、書いたりするときはエモーショナルに、本書いたりするだけじゃ酒ばかり飲んでダメになる。2つでバランスとってます。だから、峯田さんのように表現してお金稼いでいる人はすごいなと尊敬してます。峯田:いやいや、カンボジアの前に僕を助けてほしいです。今度、診てください(笑)!この後もここでは書けないような彼女についての話や、デリヘルの話などで大いに盛り上がる2人。世界を変えようなどとはこれっぽっちも思ってもいない、ただ自らの道を進む似た者同士の男たちの激し過ぎる初対面だった。(photo/text:Naoki Kurozu)「僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.」(小学館文庫刊)定価:500円(税込)発売中「それでも運命にイエスという。 」(小学館文庫刊)定価:500円(税込)10月6日発売銀杏BOYZ ドキュメンタリーDVD「僕たちは世界を変えることができない」 (初恋妄℃学園)定価:3,990円(税込)発売中『僕たちは世界を変えることができない。』3連続インタビュー 松坂桃李インタビュー:: 向井理インタビュー■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:向井理、総立ちの客席と深作監督のメッセージに感激し絶句向井理インタビュー引き算の演技で魅せた“ヒーローじゃない主人公”向井理、思わず本音が!?「パルテノン神殿は汚いところだった」松坂桃李インタビュー照れ屋な22歳が見つけた“熱いもの”向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?
2011年09月26日「ぴあ映画生活」調査による9月23日、24日公開の映画満足度ランキングは、カンボジアに学校を建てようと活動する大学生の姿を描いた向井理初主演作『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』がトップに輝いた。2位に“モテ期”に翻弄される草食系男子を森山未來が演じる『モテキ』が、3位にサミュエル・L・ジャクソン主演作『4デイズ』が入った。ぴあ映画生活「映画満足度ランキング」1位の『僕たちは世界を変えることができない…』は、葉田甲太の体験を基に出版された同名小説を映画化したもの。出口調査では「同じ人間なのに生まれた国や環境によってこんなにも生活が違うということを知り、辛くなる場面もあったが、行動していく彼らの姿に感動した」「カンボジアの歴史や実態を知り、私も自分のできることをしていこうと思った」「向井理の演技はアドリブのように自然体で、学生4人の感情がリアルに伝わってきた」など、主人公たちと同じ20代の学生を中心に、10代から60代までの幅広い世代から高く評価され、涙ながらにコメントする女性の姿も見られた。2位の『モテキ』は、久保ミツロウの同名コミックを原作に、好評を博したTV版から1年後の主人公を描いたオリジナルストーリー。アンケート調査では「同じ男として主人公に共感はできないが、終盤になるとよく頑張ったなと親近感がわいた」「長澤まさみがエロティックで魅力的。中高生だった頃の甘酸っぱい気持ちを自分も引きずっていると気付かされた。素晴らしい疑似体験!」「漫画よりもドラマよりも映画が一番面白い! 監督の趣味が大爆発していて、“モテ期”の生活をリアルに覗き見しているようで新鮮だった」など、特に男性から好評だった。(本ランキングは、2011年9月23日(金)、24日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)(C)2011「僕たち」フィルムパートナーズ
2011年09月26日カンボジアに学校を設立しようと奮闘する大学生の姿を描いた『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』のプレミア試写会が9月7日(水)、東京・千代田区の明治大学駿河台キャンパスで開催され、映画初主演を果たした向井理をはじめ、共演した松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、村川絵梨らが出席した。同校は向井さんの出身大学。“後輩”を前に特別授業と銘打った舞台挨拶は、大盛り上がりだった。原作は2008年に自費出版された葉田甲太による体験記「僕たちは世界を変えることができない。」(パレード刊)。ありきたりな毎日を送る医大生・コータ(向井さん)が、ふと手にしたチラシをきっかけに「カンボジアに学校を建てる」という夢に突き進む物語を軸に、仲間たちとの衝突や葛藤、そして想像を超えるカンボジアの“現実”をつぶさに描き出す青春ストーリーだ。もともとカンボジアに強い思い入れを持つ向井さん。「ボランティアやカンボジアといった題材を通して、実際には日本を描いた作品。(撮影後)日本に帰ってきて、普段の風景が全然違って見えてショックだった。当たり前なことが、実は当たり前じゃないと気付かされた」と神妙な面持ちだ。現地に暮らす人々との共演は、アドリブも多かったそうで「みなさんのつらい経験を聞いているのは、正直辛かった。でもお芝居じゃないリアリティに触れて、役者として負けたなと思いました…。これからの役者人生でも、こんなシーンはなかなか撮れるものじゃないなって」と初の主演作は、向井さんにとってまさに新境地となったようだ。この日は学生たちとの質疑応答が行われたが、なぜかTBSアナウンサーの安住紳一郎が乱入!実は安住アナも明治大学の卒業生で「先ほど、学生さんが『明治といえば、向井さんか長友(佑都)選手』と言っていたが、私のことも忘れないで」と猛アピールする場面も。向井さんと安住アナは、プレミア試写会が始まる前に番組の収録を行っていたそうだ。気を取り直して、向井さんは「イマドキの大学生を描いた作品。だから、みなさんがどんなことを感じてくれるのか、とても気になります。僕自身、メッセージだけの映画にはしたくなかった。この映画が『これから何かしよう』と思うみなさんの原動力になってくれれば」と後輩たちにアピールしていた。『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』は9月23日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!癒し系?頼れる系?親友にしたい俳優ランキング三浦春馬と天海祐希が1位に!一緒に旅行に出かけてみたい俳優は?「acteur」最新号を5名様にプレゼント「女神のイタズラ」松坂桃李動画インタビュー!共演の杏を大絶賛の理由とは…?
2011年09月07日