(画像はプレスリリースより)8つのフレーバーから選べる楽しさ美容や健康のために乳酸菌を摂取したいので、手軽に食べられるヨーグルトを選択する人が増えている。でも、毎日同じ味だと飽きてしまうことも。雪印メグミルク株式会社は、「ナチュレ恵 megumiフルーツヨーグルト」シリーズに新フレーバーを加えることを発表した。2014年3月11日(火)から「ナチュレ 恵 megumi ブルーベリー+いちご」「ナチュレ 恵 megumi 7種のフルーツミックス+白桃」「ナチュレ 恵 megumi アロエ+マンゴーミックス」。2014年3月25日(火)から「ナチュレ 恵 megumi はちみつりんご+彩りフルーツミックス」が発売される。日本人のおなかににあった善玉菌「ナチュレ 恵 megumi 」シリーズはガセリ菌SP株を使用。動物由来、植物由来、ヒト由来などいくつか種類のある乳酸菌のなかから、もともと日本人のおなかに住んでいるヒト由来の乳酸菌を選び、生きて腸まで届き長くとどまることが科学的に確認されている。小腸は、食物を消化、必要な栄養素を吸収し、脂肪の吸収、免疫。代謝などにも重要な役割を果たしている。その小腸に存在するのがガセリ菌だ。小腸で吸収できなかった水分、ミネラルを吸収するのが大腸で、ビフィズス菌は主に大腸に存在する。二つの町の役割を見つめ、二つの乳酸菌の特長を生かして使い分ける新しいヨーグルトだ。【参考リンク】▼雪印メグミルク▼恵 megumiスペシャルサイト
2014年02月23日九州大学(九大)は2月19日、「神経障害性疼痛」の慢性化に「二次リンパ組織」である脾臓における免疫細胞の1種「樹状細胞」のリソソーム酵素「カテプシンS」の働きによる抗原特異的なリンパ球の1種である「CD4+T細胞」の活性化が重要であることをマウスによる研究で明らかにし、活性化したCD4+T細胞は「脊髄後角」へ浸潤し、「インターフェロン-γ(IFN-γ)」を産生分泌することで「ミクログリア」の活性化をさらに深化させることが疼痛の慢性状態への移行に極めて重要であることを突き止めたと発表した。成果は、九大大学院 歯学研究院の中西博教授らの研究チームによるもの。研究は科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)の一環として行われ、詳細な内容は米国東部時間2月19日付けで米神経科学会誌「Journal of Neuroscience」に掲載された。神経系における損傷または機能障害によって持続的な痛みが発生する神経障害性疼痛は、モルヒネも奏効しない難治性疼痛として知られている。近年、神経障害性疼痛の慢性化において、リンパ球の1種であるT細胞が関与することが示唆されていた。しかし、その詳細なメカニズムについては不明な点が多く残っている。「単核食細胞」に特異的に発現するリソソーム性システインプロテアーゼの1種カテプシンSは「抗原提示細胞」の1種である樹状細胞において、抗原提示を行う「MHCクラスII分子」に結合している「インバリアント鎖」(MHCクラスII分子が抗原以外のペプチドとの結合するのを防ぐために結合したペプチド)の最終段階の分解に関与し、抗原提示機能の発現に重要な役割を担っている。なお抗原提示細胞とは、抗原をT細胞に提示することで、T細胞を活性化させる役割を持つ。またMHCクラスII分子とは、抗原提示細胞の「エンドソーム」(細胞小器官の1種で、細胞内に存在する細胞外物質を取り込む小胞)内に存在するタンパク分子で、抗原を結合すると細胞膜表面に移行しCD4+T細胞に抗原を提示することで活性化させる働きを持つ。中西教授らの研究チームは、これまでカテプシンS欠損あるいは脳移行性のないカテプシンS特異的阻害剤「Z-Phe-Leu-COCHO(Z-FL)」が、神経障害性疼痛の発症にはほとんど影響することなく慢性化を有意に抑制することを見出していた。そこで研究チームは今回、カテプシンSが二次リンパ組織(リンパ球の抗原提示による活性化に関与する脾臓やリンパ節などの組織)での抗原提示によるT細胞の活性化に関与し、神経障害性疼痛の維持・慢性化において重要な役割を担っている可能性を検討することにしたのである。神経障害性疼痛モデルマウスは、脊髄神経を腰神経レベルで切断することで作成された。野性型マウス(DBA/2系統)では神経障害に伴い、二次リンパ組織である脾臓の肥大化が認められ、T細胞などが産生分泌するサイトカインの1種であるIFN-γを発現したCD4+T細胞(Th1細胞)の増大が確認された。また、脾臓に分布する樹状細胞においてカテプシンSが増大することも明らかとなったのである。一方、カテプシンS欠損マウス(DBA/2系統)ではこれらの変化やインバリアント鎖の最終段階の分解は生じず、神経障害性疼痛の維持・慢性期における疼痛の有意な緩和が認められた(画像1)。また、野生型マウスにおける脾臓摘出によっても神経障害性疼痛の維持・慢性化が有意に抑制されることが確かめられたのである。画像1のグラフでは、カテプシンS欠損マウスにおける神経障害性疼痛の有意な緩和が確認可能だ。グラフの見方は、PWT(g)は機械刺激に対する疼痛閾値で、「+/+」は野生型マウス、「CatS-/-」はカテプシンS欠損マウス。ipsiは神経障害側後肢への機械的刺激を表す。そして、contraは反対側後肢への機械的刺激だ。*p<0.05、**p<0.01、***p<0.001は野生型マウスの疼痛しきい値との比較である。そこで次に神経障害性疼痛を発症した野性型マウスの脾臓よりCD4+T細胞を単離し、神経障害5日目のカテプシンS欠損マウスあるいは脾臓を摘出した野生型マウスに腹腔内投与が行われた。その結果、投与直後から3日間に渡ってこれらのマウスにおいて疼痛の有意な増強が認められたのである。さらに免疫組織化学的解析の結果、IFN-γを発現したT細胞の神経障害側の脊髄後角(末梢知覚神経から送られてくる痛覚情報を上位中枢へ中継する脊髄の部位)への浸潤が確認された(画像2)。これは末梢神経障害に伴って「血液脊髄関門」(血液から脊髄への物質の移行を制限する機構)の透過性が一過性に増大するという報告と一致するという。(画像2)さらに、脊髄後角に浸潤したTh1細胞がIFN-γの産生分泌により脊髄ミクログリア(脳脊髄に存在し免疫機能を担う中枢神経中のグリア細胞の1種)を刺激し、ミクログリアの活性化をさらに深化させている可能性が検討された。IFN-γ受容体の下流シグナルである「STAT1」のリン酸化が調べられたところ、リン酸化STAT1はミクログリアの核に局在することが認められ、転写因子としての活性化が確認されたのである(画像3)。なおSTAT1とは、IFN-γ受容体の活性化によりリン酸化され、核内に移行して転写因子として働くタンパク分子のことだ。以上の結果より、二次リンパ組織である脾臓における樹状細胞のカテプシンSの働きにより、抗原特異的に活性化したTh1細胞の脊髄後角への浸潤、ならびにIFN-γ を介した脊髄後角ミクログリアの活性化のさらなる深化が、疼痛の慢性状態への移行に極めて重要であることが明らかとなった(画像4)。今回の成果により、神経障害により脾臓などの二次リンパ組織の樹状細胞におけるカテプシンSに依存したIFN-γ陽性CD4+T細胞(Th1細胞)の活性化が引き起こされ、活性化したTh1細胞の脊髄後角への浸潤によりIFN-γを介した脊髄後角ミクログリアの活性化状態のさらなる深化が引き起こされることが明らかになった。このことからカテプシンSの二次リンパ組織での働きが神経障害に伴う疼痛の慢性状態への移行に極めて重要であることが示唆されるという。また今回の研究により、カテプシンSが神経障害性疼痛に対する治療薬開発における新たな標的分子となることが提示された形だ。一方で、神経障害に伴う二次リンパ組織における免疫応答にはマウス系統間での差異が認められ、C57BL/6系統マウスでは神経障害に伴うTh1細胞の活性化が認められていない。このように末梢神経障害に伴って脾臓のような二次リンパ組織において分化した成熟T細胞は末梢血中に移出し、脊髄を含む体組織に浸潤すると考えられる。そこで今後は、神経障害性疼痛を発症した患者の末梢血におけるT細胞サブセットの詳細な解析を行うと共に、カテプシンS特異的阻害剤ならびに免疫抑制剤の神経障害性疼痛に対する治療薬としての有効性について検討を行う予定とした。
2014年02月20日2月に入ると花粉症が気になりはじめますよね。冬野菜の代表格・レンコンには花粉症を予防する効果もある上、美白効果が期待できるビタミンCも豊富。しかも、お肌をプルプルにする皮膚のヒアルロン酸量をアップする効果もあるのです。この冬は、レンコンに注目です。■1.レンコンのことをちょっとだけ知っておこうレンコンは冬の根菜の代表格ですが、実は私たちが食べているのは根っこではなくて、地下に伸びていく、蓮の花の茎部分!水中でも空気の通りをよくするために穴があいているそうです。その穴にちなんで、昔から「見通しがよい」という縁起食としてお正月や節分、桃の節句などに食べられていたそうです。■2.レンコンの表面の黒ずみが花粉症予防に◎!レンコンの表面には黒い斑点がついています。また品種によっては表面が一部黒っぽいものも。これは傷んでいるのではなくて、タンニンという成分が含まれている証拠。カットして内部が少し紫っぽいのもこのタンニンなのだそう。このタンニンが花粉症などのアレルギー症状を抑えるというデータがあり、花粉症の患者さんが2ヶ月食べ続けたところ、血液中のアレルギー症状の抗体量が減っていたそうです!(埼玉医科大学調べ)■3.加熱に強いビタミンCでシミ改善レンコンのビタミンCは加熱に強いので、加熱調理してもきちんと摂取することができます。冬は乾燥による肌アレでお肌のターンオーバーも乱れがち!またスキーなどのウィンタースポーツを好む人は夏よりも冬のほうがシミができやすいと言われているので注意が必要ですね。シミやソバカスが浮き上がってくる前に、美白効果が期待できるレンコンのビタミンCでお肌を予防しておきましょう。■4.ネバネバ成分ムチンも多くヒアルロン酸補給レンコンもネバネバ成分のムチンが多く、皮膚の真皮層にあるヒアルロン酸量を増やしてくれる効果が期待できます。ビタミンCとの相乗効果で、ターンオーバーも正常にしてくれるでしょう。また、レンコンには食物繊維も多く含まれているので、疲れた胃を癒したり、便秘を改善する効果も期待できます。につながる美腸効果も期待できます。■5.オススメの食べ方・ニンジンと共にキンピラニンジンのビタミンAとE、レンコンのビタミンCで美容のビタミンACEが揃う。皮膚の粘膜が強化されるので乾燥肌改善に。・すりおろしてホットドリンクにカップにレンコンと生姜を適量すりおろし、熱湯を注ぎ、蜂蜜やアガペシロップを入れてホットドリンクに。ウィルスも撃退してくれるので、風邪やインフルエンザなどのウィルス予防に◎・どんなお料理にもあうので、みじん切りや半月形に薄くスライスして、炒め物やチラシ寿司、煮込み料理、スープやお味噌汁などに入れて食べる機会を増やしておきましょう。■おわりに花粉症や風邪、インフルエンザは鼻水や咳、目のかゆみなどで大変!そして顔もひどい状態になるので、外に出るのが嫌になりますよね。でも毎日のようにレンコンを食べておけば、お肌がプルプルになるので、冬独特の嫌な病気とも無縁になれるかも!(丸田みわ子/ハウコレ)【参考】・日経ヘルス 2014年 2月号日経BP社・内田悟著『内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて 保存版 秋冬』メディアファクトリー
2014年02月20日北海道大学(北大)は2月17日、チェコ・南ボヘミア大学との共同研究により、胚(受精卵)の一部を染色して観察すると、チョウザメの始原生殖細胞「PGC(Primordial germ cells)」はカエルと同様の機構で生み出されることが判明し、一方、この細胞をチョウザメとは異なる発生過程を示すキンギョの胚に移植したところ、キンギョの生殖腺へ移動する能力を持っていたことから、卵や精子の元となる細胞の形成や移動には種を越えた共通性があることが示されたと発表した。成果は、北大 北方生物圏フィールド科学センター 七飯淡水実験所の山羽悦郎 教授らの国際共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、日本時間2月6日付けで米オンライン科学誌「PLoS ONE」に掲載された。世界三大珍味「キャビア」を求めて乱獲されたため、チョウザメ天然魚は世界中で激減し、保護の対象となっているが、チョウザメはいわゆる古代魚、「生きた化石」とされ、進化を解明するうえで重要な材料としても知られている。現在、絶滅危惧種のチョウザメを復活させるため、チョウザメの配偶子(卵や精子)をほかの種で作らせる技術の開発が進められている。そのためには、配偶子の元となる細胞であるPGCの由来を明らかにしなければならないというわけだ。すべての生殖細胞の元になるPGCは、胚発生の早い段階で胚中に形成される。PGCは将来の生殖腺とは離れた領域で形成され、胚発生を通して生殖腺へと移動する性質を持つ。カエルなどの無尾両生類やゼブラフィッシュなどの魚類では、特定の細胞質(生殖細胞質)を受け継いだ細胞がPGCに分化することが知られているが、PGCが作られる胚の領域はそれぞれの種で大きく異なる。例えばカエルでは卵黄に富む胚の植物極側でPGCが形成され、ゼブラフィッシュでは胚の動物極側でPGCが形成されるという具合だ。その中間的なパターンを示す動物系統がいるのか、いるとしたらPGCはどのように発生するのか、そうした点はこれまで明らかにはなっていなかった。今回の研究対象であるチョウザメの胚発生パターンは、カエルによく似ていることが知られている。今回の研究では、生殖細胞質あるいはPGCだけを緑色蛍光で標識するようにデザインされたメッセンジャーRNAを極小のガラス針で発生過程の胚に顕微注入することで、チョウザメ胚のどの領域でPGCが形成され、どのように将来の生殖腺形成部位に移動するかが詳しく調べられた。さらに、PGCの移動機構が生物間で保存されているかどうかを調べるため、緑色蛍光で可視化したチョウザメのPGCを単離してキンギョ胚に移植し、その移動パターンが観察されたのである。その結果、まず明らかになったのが、チョウザメの生殖細胞はカエル胚と同じく植物極付近に分布しており、PGCはそれを取り込むことで植物極側で形成されるということ。つまり、チョウザメは魚類であるにも関わらず、カエルに似たPGCの形成パターンを示すことが判明したのである。ところが、生殖腺へと移動中のPGCをチョウザメ胚から取り出しキンギョ胚へと移植すると、チョウザメPGCはキンギョのPGCと同じ経路をたどり、キンギョの生殖腺に定着した。この結果は、見かけ上大きく異なるPGCの発生パターンを持つ遠縁の動物種間であっても、PGCの移動機構が機能的に保存されていることを示しているという。今回の研究により、その生殖細胞の元になる細胞の発生パターンが生物間でどのように変化するのか、不明であったミッシングリンクの1つが埋められた形だ。しかし、チョウザメはすべての種が絶滅危惧種に指定されている一方で、キャビアの需要は世界的に高まり続けているという現状もある。その一方で、キャビア(成熟したメスの生殖細胞)の元になる細胞であるPGCの性質や、その細胞がどのように生殖腺を形成するのかはまったく調べられてこなかったのも事実だ。今回の研究はチョウザメの生殖腺が発生する仕組みの基礎的な知見となるだけでなく、将来の生殖コントロールや効率的な養殖生産につながることが期待されるとしている。
2014年02月18日産業技術総合研究所(産総研)は2月17日、和光純薬工業 試薬事業部 試薬開発本部 ライフサイエンス研究所との共同研究により、移植用細胞に残存する未分化のヒトiPS細胞やヒトES細胞を、通常は廃棄する細胞培養液を用いて簡便に検出する技術を開発したと発表した。成果は、産総研 幹細胞工学研究センター 糖鎖レクチン工学研究チームの舘野浩章 主任研究員、同・平林淳 首席研究員兼研究チーム長、同・器官発生研究チームの小沼泰子 主任研究員、同・伊藤弓弦 研究チーム長らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、現地時間2月12日付けで英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。ヒトiPS/ES細胞は、いろいろな細胞に分化できる「多能性」と、分裂して自分と同じ性質の細胞を増やせる「自己複製能」を持つ。その2つの能力により、再生医療のための細胞材料として大きな期待が寄せられているところだ。ただし、ヒトiPS/ES細胞を用いた再生医療には大きな解決すべき課題もある。ヒトiPS/ES細胞から分化させることにより調製した移植用の細胞に、ヒトiPS/ES細胞が残存していると、それらが腫瘍を形成する危険性があるのだ。よって、患者の危険性を最小限にするためには、実際に移植治療を行う前に、移植用細胞にヒトiPS/ES細胞がどの程度残存しているかを品質検査することは必須だ。そのため、移植用細胞に残存するヒトiPS/ES細胞数を計測する技術の開発が求められていたのである。これまでのところ、「フローサイトメトリー法」や「qRT-PCR(Quantitative Reverse Transcription Polymerase Chain Reaction:逆転写ポリメラーゼ連鎖反応)法」などの技術があるが、それぞれに問題があった。フローサイトメトリー法は、溶液中に懸濁させた細胞の散乱光や蛍光を1個ずつ高速で測定する方法で、大量の細胞の性質を解析する際によく用いられる一般的手法である。もう1つのqRT-PCR法は、RNAを鋳型に逆転写を行い、生成されたcDNAをPCR法で増幅して、DNAの定量を行う方法で、調べたい遺伝子の量を定量的に解析する一般的手法だ。しかしこれらの従来技術では、せっかく作った移植用細胞の一部を破壊して検査に使用する必要があった。このような問題点を解決するために、細胞自体を用いずに、移植用細胞にわずかに混入するヒトiPS/ES細胞を簡便に検出する新たな技術の開発が求められていたのである。そうした要求の中で進められた今回の研究において見出されたのが、ヒトiPS/ES細胞に特徴的な「O型糖鎖」を持つ「ポドカリキシン(H3+ポドカリキシン)」が、さまざまな種類のヒトiPS/ES細胞から培養液中に分泌されているという点だ。なお糖鎖とは、単糖がつながることによりできた一群の化合物のことだが、糖同士だけでなく、タンパク質や脂質などとも複合体を形成し多様な分子を形成するのが特徴である。すべての細胞表面を高濃度に覆い、その構造は由来する生物、組織、細胞により異なることから「細胞の顔」とも呼ばれ、細胞や疾患を判別するためのマーカー(疾患診断や細胞同定のための指標)として有効だ。細胞と細胞の情報伝達を仲介することにより、さまざまな生命現象に関与することでも知られている。またO型糖鎖は糖タンパク質の糖鎖の内で、タンパク質の「セリン」または「スレオニン残基」に結合している糖鎖のことをいう。そしてポドカリキシンは、高度にO型糖鎖などで糖鎖修飾されているのが特徴の膜タンパク質の1種だ。ヒトiPS/ES細胞に発現するポドカリキシンは、ヒトiPS/ES細胞に特異的に存在する「Hタイプ3」というO型糖鎖を持っている。このポドカリキシンは腎臓などほかの組織にも存在するが、ヒトiPS/ES細胞に特徴的なH3+ポドカリキシンは、これまでの研究では通常の体細胞からは分泌されていないことがわかっている。つまり、培養液中のH3+ポドカリキシンを調べることで、細胞自体を使わずにヒトiPS/ES細胞を検出できるというわけだ(画像1)。通常、タンパク質は特有のアミノ酸配列を認識する抗体を用いて検出することが多いが、ポドカリキシンは多量のO型糖鎖で覆われた巨大な「ムチン」様タンパク質であるために、抗体を用いることはできなかった。そこで、H3+ポドカリキシンに多く存在する特徴的な糖鎖構造に着目し、そのO型糖鎖を認識する「レクチン」を2種類用いて検出する新しい「サンドイッチアッセイ」系による検出システムが考案されたのである(画像2)。なおムチンとは、動物の上皮細胞などから分泌される粘性物質のことだ。高度に糖鎖修飾された糖タンパク質であり、高い保水性と粘性を持つ。そしてレクチンとは、糖鎖に結合するタンパク質の総称で、ヒトからウイルスまですべての生物に存在する。糖鎖に結合することにより、さまざまな生命現象に深く関与していることが明らかになってきた。またサンドイッチアッセイとは、ある特定の分子を2種類の検出分子でサンドイッチ(挟み込む)することにより検出する方法の総称だ。2種類の抗体を検出分子として用いる抗体-抗体サンドイッチアッセイが一般的であり、疾患を診断する際によく用いられる。今回開発された検出システムの詳細な方法は以下の通りだ。H3+ポドカリキシンを認識する「rBC2LCN」を判別試薬として固定化した反応容器を準備する。なお、rBC2LCNとは、グラム陰性菌「Burkholderia cenocepacia」由来のレクチン「BC2L-C」のN末端ドメインの組み換えタンパク質のことだ。未分化なiPS/ES細胞と反応するものの、分化した体細胞とはまったく反応しないため、未分化なヒトiPS細胞を検出するための検出試薬として有効である。1滴(50μL)の細胞培養液を反応容器に入れ1時間反応させてH3+ポドカリキシンを吸着させる。洗浄して細胞培養液を除いた後、rBC2LCNとは別のO型糖鎖を認識する酵素標識「rABA」を、反応容器に吸着したH3+ポドカリキシンと1時間反応させる。rABAは、キノコ「Agaricus bisporus」由来レクチン「ABA」の組み換えタンパク質に酵素「ペルオキシダーゼ」を標識したもの。基質を加えると濃い青色を呈する。酵素標識rABAを発色させ、その発色強度を測定して、H3+ポドカリキシン量を決定する。H3+ポドカリキシン量から、H3+ポドカリキシンを分泌したヒトiPS/ES細胞数を算出する。今回開発された検出システムのポイントは、第1にrBC2LCNを判別試薬として用いてヒトiPS/ES細胞から分泌されるH3+ポドカリキシンだけを選択的に反応容器に吸着させること、そして、第2に1分子のH3+ポドカリキシン上に100個以上あると予測される構造のO型糖鎖を認識するrABAを検出試薬とすることで、1分子のH3+ポドカリキシンに多くの酵素を付着させて高感度検出を実現したことの2点点だ。すなわち2種類のレクチンを用いることで、選択性と高感度を両立させたのである。今回の検出システムを用いると、多数の検体を3時間以下という迅速さで検査することが可能だという。また、10mLの培養液で1000万個の細胞を培養している場合、5000個(0.05%)以上のヒトiPS/ES細胞の検出ができるとした。移植用細胞中のヒトiPS/ES細胞の混入率を測定できるため、ヒトiPS/ES細胞を用いた再生医療の安全性評価法として期待できるとしている。今後は、今回の技術を実際の再生医療に用いるヒトiPS/ES細胞由来の移植用細胞の安全性評価に利用し、ヒトiPS/ES細胞を用いた再生医療の促進に貢献していくという。また今回の技術の感度と定量性をさらに向上させると共に臨床検査機器を開発し、再生医療分野に広く普及させていく予定としている。
2014年02月18日京都大学は1月30日、すい臓の「ランゲルハンス島(すい島)」において、血糖値を下げる効果のある唯一のホルモンである「インスリン」分泌における重要因子である細胞内ATP(アデノシン三リン酸)濃度と、カルシウムイオン濃度の動態を同時に可視化することに成功し、インスリンを分泌する細胞は血糖値(血中ブドウ糖濃度)の変化に伴った細胞内ATP濃度の変化を鋭敏に感知することにより、インスリン分泌を制御していることSを明らかにしたと発表した。成果は、京大 白眉センターの今村博臣特定准教授、同・大学院 生命科学研究科の垣塚彰 教授、同・大学院 医学研究科の稲垣暢也 教授らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、1月24日付けで米生化学・分子生物学会の学術誌「The Journal of Biological Chemistry」に掲載された。食事後に血糖値が上がると、ランゲルハンス島の大部分を占めるβ細胞がそれを感知してインスリンを分泌し、肝臓や筋肉などに作用し、これらの組織において血中のグルコースの取り込みを促進し、結果として血糖値を下げる。β細胞からのインスリン分泌がうまく行かなくなると糖尿病となるため、インスリン分泌の仕組みを理解することは糖尿病の予防や治療を考える上でとても重要だ。これまでの研究によって、ブドウ糖が細胞内で分解された時に作られるATPがインスリン分泌の直接の引き金である細胞内カルシウムイオン濃度を制御する重要因子であると予想されていた。しかし、実際にATP濃度がβ細胞内でどのように変化するのか、そしてカルシウムイオン濃度の複雑なパターンの形成に関与しているかは不明だったのである。今村特定准教授らは、以前に開発していたATP濃度に応答して蛍光色が変化するバイオセンサをマウスより単離したすい島の細胞内に導入して蛍光顕微鏡でイメージングすることにより、生きたすい島細胞内のATP濃度の変化をリアルタイムに追跡する方法を確立した。また、同じ細胞に蛍光のカルシウム指示薬を導入することによって、インスリン分泌の直接の引き金である、すい島細胞内カルシウムイオン濃度も同時に測定。この測定系を用いて、さまざまな条件ですい島細胞内のATP濃度とカルシウムイオン濃度が変化する様子が調べられた。その結果、ブドウ糖濃度が上昇することによって急速に細胞内ATP濃度の上昇が引き起こされることが実際に確かめられ、このATP濃度の上昇が初期のカルシウムイオンの濃度上昇に必要かつ十分であることも実験的に示されたのである。一方で、ブドウ糖刺激後しばらくしてから生じるカルシウムイオン濃度の振動期においては、ATP濃度の明瞭な振動は起こらず、ATPが高い濃度で保たれていることがカルシウム振動の維持に必要であることを示す新たな知見が得られたという。糖尿病になることで、すい島細胞内におけるATPとカルシウムイオンの動態がどのように変化するかを詳細に調べることによって、糖尿病が発症する仕組みの解明や新たな治療戦略につながると期待されるとした。
2014年02月06日京都大学は1月20日、Tリンパ球活性化により起こるダイナミックな酸性糖「シアル酸」を含む「糖鎖」の変化は、シアル酸結合タンパク質を介した免疫細胞同士の結合に変化をもたらす仕組みであること、つまり免疫系における細胞結合のための分子スイッチとなることを明らかにしたと発表した。成果は、京大 医学研究科の竹松弘 准教授、同・大学 生命科学研究科の内藤裕子 助教(当時)らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、2013年12月2日付けで「Journal of Biological Chemistry」電子版に掲載された。糖といえばグルコースを代表とする地球上の生命のエネルギー源であるが、生体は、糖を使ってポリマーを形成し、エネルギー源以外の機能も糖に付与している。最も代表的な例がグルコースのポリマーだ。そのポリマーにおける結合様式が変わると、栄養源となるデンプンと同様の組成で、セルロース繊維を構成するというわけだ。細胞の表面は糖鎖で覆われているが、その糖鎖の末端を占めるのがシアル酸だ。「カルボキシル基」を持つ酸性の単糖の1種。分子としては「ノイラミン酸骨格」を持つ。細胞はこのシアル酸を介してほかの細胞や分子との認識を行っており、このシアル酸を介した分子間の認識(結合)がさまざまな細胞の機能に重要な役割を果たすことが知られている。またシアル酸はその末端での局在から、インフルエンザウイルスといった病原体の標的となることも多い。免疫系のリンパ球もこのような分子間認識を介して制御されていることが考えられるが、リンパ球が活性化すると、複数あるシアル酸の分子種の内、主要な分子種が「N-グリコリル(N-グリコリルノイラミン酸)型」から「N-アセチル(N-アセチルノイラミン酸)型」へと変換されることが報告されていた(画像1)。シアル酸分子内に複数存在するヒドロキシル基(水酸基)が修飾され、C5位に着目すると、これらの分子種がわかる。つまり、T細胞は活性化されてもシアル酸は持ち続けるが、その種類を変化させるというわけだ。細胞表面の糖鎖は「第3の生命鎖」、「細胞の顔」などとも称され、異なる細胞は異なる糖鎖を発現することが広く知られているが、その一方で、これら糖鎖の違いがどのような認識分子により認識されるのかなど、その分子機構については未知な部分が多く、生命科学分野におけるフォロンティア領域であるとも考えられるという。そこで、今回、活性化したTリンパ球におけるシアル酸分子種の変化に注目し、その免疫応答における意義の解明が試みられたのである。まず研究チームは免疫応答において中心的な役割を果たすTリンパ球に着目し、マウス活性化Tリンパ球においてシアル酸分子種の変化を起こすメカニズムから調べることにした。その結果解明したのが、Tリンパ球はN-アセチル型からN-グリコリル型を作る酵素「CMAH」の遺伝子発現を抑制しているという事実だ。また、シアル酸分子種の変化はシアル酸結合タンパク質である「シグレックファミリーレクチン」からの認識を変化させることも判明。シグレックファミリーはシアル酸の修飾や、結合様式の違いを認識でき、細胞内でのシグナル伝達経路を制御することのできる分子群であると考えられる。その一方で、細胞と細胞の結合を媒介する細胞接着分子としても働く。そして活性化Tリンパ球はBリンパ球上の分子「CD22」からの認識を逃れると共に、同じく免疫細胞のマクロファージ上のレクチン「シアロアドヘジン」との結合性を上昇させていたのである。N-グリコリル型を作れないCMAH遺伝子欠損マウスを用いてTリンパ球の活性化を調べると、CMAH欠損マウスではTリンパ球の活性化が亢進していることが確認された。つまり、N-グリコリル型のシアル酸は活性化を抑制するが、Tリンパ球の活性化はN-グリコリル型のシアル酸の発現を抑制しており、シアル酸とTリンパ球活性化の関係を考えると、両者はポジティブフィードバックの関係にあったのである(画像2)。また、N-グリコリル型の抑制が起こっていない活性化前のTリンパ球では、活性型モデルBリンパ球とのCD22を介した結合が亢進しており、抗原非特異的なTリンパ球とBリンパ球の結合を起こすことがわかった。Bリンパ球が活性化する場であり、Tリンパ球が認識する抗原特異的にBリンパ球の活性化を助ける「胚中心」において、活性化リンパ球におけるシアル酸分子種の制御は、本来、応答する抗原を介して結合するべきリンパ球同士の認識を可能にしていることが明らかとなったのである(画像3)。よって、今回新たに作成されたN-グリコリル型を抑制できないCMAH遺伝子トランスジェニックマウスでは、マクロファージとの結合が抑制されることで、細胞障害性Tリンパ球の活性化が亢進することが示唆された。今回の研究結果から、マウス免疫系は抗原を介したリンパ球間の結合を可能とするため、発現するシアル酸分子種をうまく制御していることが考えられるとした。これらシアル酸を含む糖鎖は細胞の外側に存在するため、免疫系におけるシアル酸とシアル酸結合タンパク質との結合を人為的に制御することで、リンパ球が結合する細胞を制御できることが考えられ、これを介して、免疫応答を人為的に制御できる可能性が考えられるとした。ヒトではCMAH遺伝子が欠損しており、N-グリコリル型のシアル酸を生合成できないと共に、ヒトは上述のシアル酸分子種を介したリンパ球の活性化を制御できないとする。このCMAH遺伝子欠損はチンパンジーとの分岐後に起こったもので、ヒトに特徴的な性質だ。その事実から、今後は、CHAH遺伝子欠損マウスをよりヒトの状態を反映できるモデルマウスとしてとらえ、ヒトの免疫制御に結びつける研究を行っていく予定とした。
2014年02月04日(画像はプレスリリースより)クリアレシピシリーズ発売肌のザラつきや凹凸、毛穴が気になる方へ、肌磨きをコンセプトに、今、話題のヨーグルトエキス、はちみつ配合の角質ケアシリーズが2014年2月3日(月)に新登場する。洗い流すパック「クリアレシピ角質ピーリングジェル」、ふき取り&ひきしめ化粧水「クリアレシピクリアローション」、クレンジング&ふき取り化粧水「クリアレシピクレンジングウォーター」だ。明るく透明感のある肌へ角質柔軟成分として脱脂粉乳を乳酸菌で発酵させ、その上澄み液を生成して作られるヨーグルトエキスを配合。角層のターンオーバー促進効果、ニキビ抑制効果、肌荒れ改善効果、角質水分量上昇効果がある。フルーツなどに含まれる酸の1種AHA(リンゴ酸)にも角質柔軟化作用がある。うるおい成分としては、ビタミンやミネラルなど天然成分を多く含むはちみつ配合で、肌にうるおいを与え、清潔に保つことができる。肌の悩みの原因は古い角質かも皮膚の一番表面にあるのは角質層で、肌を守るためのバリアになっているのだが、ターンオーバーの乱れによって古い角質が表面に残ったままになりザラつき・ゴワつき・くすみなどの原因となるのだ。角質ケアによって、なめらかで透明感のあるつるすべ肌になることができる。【参考リンク】▼株式会社伊勢半プレスリリース/PRTIMES▼株式会社伊勢半
2014年01月30日東京大学分子細胞生物学研究所(IMCB)は1月23日、幹細胞マーカー「Lgr5」が、ほとんどのヒト大腸がんで多量に発現していること、そして大腸がんが腫瘍を作るために極めて重要な役割を果たしていることを見出したと発表した。成果は、IMCBの秋山徹教授、同・川崎善博講師らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、1月23日付けで英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。最近の再生医学や幹細胞研究の飛躍的な進歩によって、腸管では「腸管幹細胞」が自己複製すると同時に分化して腸管を形成する機構が解き明かされてきている。このような研究で重要な役割を果たしているのは、幹細胞に多く発現し、幹細胞を特定するための目印の「幹細胞マーカー」となるいくつかの分子だ。Lgr5も腸管幹細胞マーカーの1種で、さまざまな研究に利用されており、また、腸管幹細胞の機能に重要な役割を果たしていることが示されている。なお、Lgr5は「7回膜貫通型タンパク質」の1種で、細胞膜を7回貫通する特徴的な構造を持つタンパク質だ。細胞外の因子を受け取り、細胞内に伝える役割を持つ。一方でがん研究にも幹細胞という概念が導入され、腫瘍を形成しているがん細胞は一様でなく、一部の「がん幹細胞」と呼ばれる細胞のみが強い造腫瘍性を持つこと、さらに、がん幹細胞は、自己複製すると同時に、造腫瘍性の低下したがん細胞に異分化して増殖すると考えられるようになってきた。化学療法や放射線治療によって一時的にがんが退縮しても再発してくるのは、大部分の造腫瘍能の低下したがん細胞が死滅しても一部のがん幹細胞が生き残っている可能性が示唆される。従って、がん細胞における幹細胞性の重要性を明らかにすることは現在のがん研究の最も重要な課題の1つだ。そこで研究チームは今回、幹細胞マーカー「Lgr5」に注目。ほとんどのヒト大腸がんで多量に発現していること、そして大腸がんが腫瘍を作るために極めて重要な役割を果たしていることを見出したのである。例えば、特定の遺伝子の発現を抑えることができる「siRNA」(短いRNA配列)を用いて大腸がん細胞のLgr5の発現を抑制すると、胸腺を欠くため免疫機能が働かないマウス(ヌードマウス)で腫瘍を作る能力が顕著に低下することが明らかになった。一般に、腫瘍を作る能力が低下したがん細胞は、シャーレの中での増殖能が低下したり、細胞死を起こしたりすることがよく知られている。しかし、Lgr5の発現が低下した大腸がんの細胞はこのような性質を示さなかったという。従って、Lgr5の幹細胞性に関わる機能が造腫瘍性に重要である可能性があると示唆されたというわけだ。それでは、なぜLgr5は大腸がん細胞で多量に発現しているのかという点にも研究チームは迫り、大腸がん細胞では転写因子の1種「GATA6」が大量に発現しており、直接Lgr5の転写を活性化していることを見出した。なお転写因子とは、DNAの特定の塩基配列に結合して、遺伝子の発現を調節するタンパク質の総称のことをいう。またその後の解析によれば、大腸がんの細胞ではsiRNAの1種「miR-363」の発現が低下していることがわかり、大腸がんにおけるGATA6とLgr5の大量発現はmiR-363の発現の低下によるものと示唆されたという。miR-363はGATA6の発現を抑制する働きがあるが、発現が低下しているためにGATA6の発現が増加しているという仕組みだ(画像)。今回の成果は、細胞内におけるmiR-363、GATA6、Lgr5の3分子による情報伝達の仕組みががんの分子標的薬を創製する上で重要な標的となることを示唆しているという。今回の研究の成果により、今後、この仕組みを標的とした薬剤が開発され、大腸がんの治療に貢献することが期待されるとした。
2014年01月29日(画像はニュースリリースより)果実の自然な味わいを大事にした、ヨーグルト発売森永乳業株式会社は「果実が食べたい!ぶどうのヨーグルト」を全国で2014年1月21日から発売する。期間を2014年5月までに限定しての発売で、一般の小売店や量販店による販売方法となる。パッケージは、「脂肪0」のロゴ文字と、新鮮なぶどうをイメージさせる、きれいなパープル色を基調として、沢山のぶどうのプリントが消費者に興味を持たせ、食べたくなるような、明るいデザインに仕上げられている。美容によい「ぶどう」と、ヨーグルトを用いた商品の特徴商品は、ここちよく、果実の自然な味を研究し、腸の働きを整えてくれるヨーグルトだ。また健康によいアロエの葉肉や美容にもよい、新鮮なぶどうの果肉が豊富に使われている。さらにフレッシュなマスカットの果汁も使用されている。そして無脂肪のタイプで、カロリーは60kcalと低カロリーなので、ダイエットしている方や、健康に気をつけている方なども安心して、おいしく味わうことができる。ぶどうが好きな方はもちろん、健康に気をつけている方も、楽しく味わいながら食べることができるヨーグルトだ。この商品に興味のある方は一度、試してみてはいかがだろうか。【参考リンク】▼森永乳業株式会社(ニュースリリース)
2014年01月23日東京大学は1月22日、活性酸素によって誘導される細胞死や免疫応答を促進する細胞内の「シグナル伝達分子」であるタンパク質「ASK1」の分解を促進させる新たなユビキチン化酵素タンパク質「Roquin-2」を発見したと発表した。成果は、東大大学院 薬学系研究科 薬科学専攻細胞情報学教室の一條秀憲 教授、同・松沢厚特任准教授、同・丸山剛 特任研究員(当時)らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、日本時間1月22日付けで「Science Signaling」オンライン版に掲載された。活性酸素とは、「スーパーオキシド」、「ヒドロキシラジカル」、「過酸化水素」、「一重項酸素」など、酸素に由来する反応性の高い分子の総称のことをいう。ミトコンドリアでのエネルギー産生や細胞膜での酵素反応などによって生体内では常に生成されている。そして生体内で活性酸素が過剰に産生されてしまうと、生体を構成するタンパク質やDNA、細胞膜などが損傷を受ける可能性があり、活性酸素によって修復できないほど細胞が障害を受けると、細胞死が誘導される仕組みだ。このような活性酸素によって誘導される細胞死は、心筋梗塞や脳梗塞といった虚血性疾患や神経変性疾患、糖尿病、がんなどさまざまなヒトの疾患に関与することが知られていた。また過剰な免疫応答は、強いアレルギー反応や炎症を引き起こし、ぜんそくや皮膚炎、リウマチなどの自己免疫疾患につながってしまう。しかし、このような細胞死や免疫応答が、どのような仕組みによって調節されているかについては、不明な点が残されていたのである。研究チームはこれまで、ASK1が活性酸素誘導性の細胞死や免疫応答を促進すること、ASK1が活性化されるとそれに伴ってASK1が「ユビキチン化」され、分解されることも見出していた。ただし、ASK1のユビキチン化に関与する分子やユビキチン化の仕組みについてはまだ明らかになっていなかった。そこで、研究チームは今回の研究でも引き続きASK1に注目。そして、その分解を促進させる新たなタンパク質を同定し、細胞死や免疫応答を適切に調節する仕組みを見出したというわけだ。なお、ASK1などのシグナル伝達分子とは、細胞内外のさまざまな環境の変化を感知し、その情報を核や細胞内の小器官へと伝達する一連の分子群のことをいう。また、ユビキチンとは76個のアミノ酸からなる小さめのタンパク質で、ほかのタンパク質の修飾に用いられるという特徴を持つ。タンパク質の分解やDNA修復、小胞膜輸送、シグナル伝達など多様な生理機能に関わっている。特にユビキチンが共有結合によって鎖状に連なった「ポリユビキチン」は、タンパク質分解酵素複合体である「プロテアソーム」によって認識され、分解されるべきタンパク質の目印となることがわかっている。今回の研究では、具体的に、特定のタンパク質を消失させる「RNA干渉法」を用いた「スクリーニング」によって、ユビキチン化に関わる約1500の遺伝子の中から、このASK1のユビキチン化分解を促進するタンパク質の探索が行われた。RNA干渉法とは、標的とする遺伝子と塩基配列が同じ2本鎖RNAを細胞内に導入すると、標的とする遺伝子のmRNAが分解され、その遺伝子の発現が抑制できる技術のことをいう。またスクリーニングとは、目的とする遺伝子やタンパク質などを、多くの群の中からさまざまな手法を用いて選別・特定する作業のことである。スクリーニングの結果に発見されたのRoquin-2だ。解析の結果、Roquin-2は、実際にヒトの細胞において、活性酸素の刺激によって活性化したASK1をユビキチン化して分解を促進すること、また活性酸素によって誘導される細胞死を抑制することが確認されたのである。さらに、実験に広く用いられている原始的なモデル生物である「線虫」において、Roquin-2がASK1を分解することによって、細菌に対する免疫応答が調節されていることも見出された。これらの結果は、Roquin-2がASK1のユビキチン化分解を介して、活性酸素による細胞死や免疫応答を調節するタンパク質であること、またこのRoquin-2によるASK1の分解は、原始的生物である線虫からヒトまで進化的に保存された重要な仕組みであることを示しているという。以前に研究チームは、Roquin-2とは逆の働きをする、ASK1からユビキチンを外すタンパク質として「USP9X」を同定しており、USP9XがASK1の分解を抑制してその活性を持続させ、活性酸素誘導性の細胞死を促進することを見出していた。その結果も合わせると、生体内で起こるASK1を介した活性酸素誘導性の細胞死や免疫応答は、USP9Xや今回同定されたRoquin-2のバランスによって適切に調節されていることが示唆されたという。Roquin-2は、過剰な細胞死や免疫応答を原因とする虚血性疾患や神経変性疾患、炎症や自己免疫疾患など、さまざまなヒトの疾患に対する新たな治療標的となることが期待されるとしている。
2014年01月23日横河ディジタルコンピュータは1月20日、開発効率および信頼性の向上といった要求に応えるために解析機能/測定機能を充実させたJTAGデバッグツール「adviceLUNA II」を発表した。近年、組み込み製品のソフトウェア開発は、高機能化、多様化という市場ニーズに応えるため、システムは大規模化、複雑化の傾向にあり、その一方で開発期間の短縮、信頼性の確保が課題とされている。また、開発効率、および製品品質の向上を実現するために、割り込み処理や例外処理などシステムの動きを意識したデバッグやテストを効率良く行える環境が求められている。これら開発現場の要求に応えるため、システムの可視化、解析/分析機能の強化をコンセプトに同製品を開発したという。具体的には、プログラムの実行状況をチャートで視覚的に確認することができるトレース解析機能や、プログラムの実行網羅率を測定するカバレッジ測定機能、キャッシュヒット率測定機能など、システムの動きを可視化して、より効率的にデバッグ/解析できる機能を実装している。また、高速・高精度トレースを実現するために、高速差動伝送インタフェースに対応した。さらに、同製品には、Linux/Androidをはじめとする多種OSのデバッグや、AMP型/SMP型マルチコアシステムのデバッグに対応した、最新版のGUIデバッガ「microVIEW-PLUS Ver.6」が付属されており、新たに追加された機能はもちろん、既存のJTAGデバッグ機能に対しても、より快適な操作性を提供するとしている。また、「adviceLUNA II/microVIEW-PLUS Ver.6」の主な追加機能のうち、トレースデータを使った関数・タスク遷移表示機能は、従来のトレースレポート機能に関数/タスク遷移表示という概念を取り入れ、チャートで表示することが可能。ユーザプログラムの動きはもちろん、プログラム実行中の割り込み処理や例外処理など、システムの動きを視覚的に捉えることができる。さらに、カバレッジ機能では、プログラム(関数)の実行状況を測定し、実行路裏率を表示する。未実行箇所を特定することにより、テスト漏れを未然に防ぐことができる。プロファイル機能では、JTAG経由でリアルタイムにプロファイルデータを定周期でPCサンプリングし、測定期間中に指定区間(関数や処理など)が実行されていた回数と割合を表示する。処理時間の遅延箇所やボトルネックを特定し、パフォーマンス向上を図ることができる。キャッシュヒット率測定機能では、ARMコアのPMU(Performance Monitoring Unit)と連携し、キャッシュのアクセス数、ミスヒット数を表示する。
2014年01月21日1月に入り寒さも本番! あったかい食べ物がとても美味しく感じる季節ですね。温かい食べ物は体を芯から温めてくれるだけでなく、新陳代謝や免疫力を上げて、冬太りやカゼ予防にも役立つので、この季節は特に毎日でも食べたいですよね。今回は、寒い冬を元気に乗り切るためのおすすめのドリンクをご紹介します。■温かさを持続する食べ物温かいスープやドリンクを飲むと、体の内側からじんわり温かくなるのがわかりますよね。でも飲み終えるとすぐに体が冷えてしまう…なんてことありませんか? せっかく暖まった体を、少しでも冷えないようにしてくれるドリンクがあれば飲んでみたいですよね。実は、そんなドリンクがあるんです。それはおなじみのくず湯です。くず湯はとろみがあるので、冷えにくく温かさを持続してくれます。冷えてなかなか寝付けないときや、出勤や外出で外にでなければ行けないときに、くず湯を飲んでおくと、体が冷えにくいのでオススメです! ■いろんな味が楽しめる手づくりくず湯くず湯は市販のものがお湯を注ぐだけで飲めるので便利ですが、ひと手間かければ手づくりでき、レパートリーもぐんと増えて、いろんなくず湯を楽しめるので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。基本的な分量は、水分200ccにくず粉小さじ2です。これを小さいお鍋に入れて弱火にかけ、全体が透明っぽくなるまでかき混ぜ続けると出来上がりです。甘さはお好みではちみつや黒糖、ジャムなどを入れるといいと思います。(くず湯の硬さはお好みで調節してください)オススメくず湯・ミルクくず湯(はちみつやラム酒を入れるのがおすすめ)・ハーブティーくず湯(ミントで作るとさっぱり、カモミールはお休み前におすすめです)・紅茶くず湯(お好みでジャムを少し入れるといいでしょう)・コーヒーくず湯(ブランデーを少し入れると深い味わいになります)いかがですか。これなら毎日でも飽きずにくず湯を楽しめるのではないでしょうか。他にもご自分でアレンジして、色々なくず湯を楽しんで下さいね。
2014年01月16日毎年、12月頃に猛威をふるう「ノロウイルス」。下痢や嘔吐(おうと)を引き起こし、8人に1人が感染しているという推計もある恐怖のウイルスだ。予防方法はいくつかあるが、先ごろノロウイルス対策商品としてにわかに脚光を浴びた商品がある。その正体とは―。○ウイルス界のフェラーリノロウイルスは主に腸管で増殖し、腸管の粘膜上皮のポンプ機能を破壊することで腹痛、嘔吐(おうと)、水溶性の下痢などの症状を引き起こす。インフルエンザウイルスの3分の1ほどの大きさで、口から10~100個ほど入っただけで感染が成立するとされており、その感染スピードの速さから「ウイルス界のフェラーリ」とも呼ばれている。感染症に詳しい、東京医科大学の松本哲哉微生物学講座主任教授は「ノロウイルスの感染経路としては、食中毒よりもむしろ人から人へとうつるケースが多いことがわかっています。ただし周囲に感染者がおらず、どこで感染したかわからない場合もあります。また、インフルエンザと違って、ノロウイルスの場合はワクチンも治療薬もありません。以前、ノロウイルスに感染した人でも繰り返し感染を起こすので、毎年ノロウイルスへの備えをしておかないといけません」と話す。○救世主の名はラクトフェリン30秒以上の手洗い、食品や調理器具などの加熱といった対策手段がある中、注目されているのが「ラクトフェリン」という成分だ。ラクトフェリンはたんぱく質の一種で、母乳、特に初乳に多く含まれており、赤ちゃんを感染症から守る役目を果たしている。「ラクトフェリンはヒトの免疫力を高める作用と病原体を弱める作用の2つの側面を持っています。その相乗効果がノロウイルスの感染を防ぐと考えられています」。○棚から消えた「森永ラクトフェリンヨーグルト」そのラクトフェリンを配合した商品の中で今最もホットなのは、森永乳業が販売している「森永ラクトフェリンヨーグルト」だろう。今月9日にNHKの番組でノロウイルス対策としてラクトフェリンが紹介された途端、スーパーなどの小売店に消費者が殺到。一部店舗では売り切れ状態になったり、買い占めを防ぐための購入数制限が設けられたりするなどの現象が起こった。森永乳業によると、「今年ならではのノロウイルス対策法」として紹介されたことにより、放送直後(12月9~15日)の森永ラクトフェリンヨーグルトの売り上げは、前年同期間比で770%となっているという。森永乳業は、ラクトフェリンの有効性を科学的にも分析しており、今年9月に461人(平均年齢59.3歳)を対象にした調査結果を発表した。試験では100mgのラクトフェリン含有食品の摂取頻度ごとに6つのグループに分けて、ノロウイルス感染性胃腸炎と思われる症状(腹痛、吐きけ・嘔吐(おうと)、下痢)での医療機関の受診者割合や医師の診断結果などについて調査した。その結果、ノロウイルス感染性胃腸炎と思われる症状で医師の診断を受けた人の割合は、摂取頻度が「ほぼ毎日」の人は「週1回程度」の人に比べて7.1%も減少しており、有意な差が見られた。また、医師からノロウイルスの疑い、または検査でノロウイルス確定と診断された人の割合に関しても有意な差が見られた。摂取頻度が「週1回程度」の人に比べて、「週4~5回」の人で6.1%、「ほぼ毎日」の人で6.5%の減少が確認された。○チーズ200gかラクトフェリン強化商品か松本主任教授は、ラクトフェリンはノロウイルスだけでなく風邪やインフルエンザにも有効かもしれないと話す。「実際、冬の流行期に行われた調査で、ラクトフェリンを摂取していたグループは、ラクトフェリンを摂取していなかったグループと比べて、発熱や鼻水など感染症の症状の発症率が有意に低かったという結果が認められています」。ラクトフェリンは冬場に摂取しておいて損はない成分なのだ。ラクトフェリンは、生乳やナチュラルチーズなどからでも摂取可能だが、有効量の目安となる100mgを摂取しようとなると「チーズでは100gとか200gの単位で食べる必要があり、毎日食べるのは現実的ではないと思います」。基本的には、ラクトフェリンが重点的に配合されている製品を食べた方が継続もしやすいという。チーズ200gかラクトフェリン強化食品か―。どんな方法にせよ、きちんと毎日ラクトフェリンを摂取することが、寒い冬を健康に過ごすためのコツとなりそうだ。
2013年12月24日肌寒さを感じるようになったこの季節。何となく肌の調子が悪い、身体がダルい、むくみやすいと感じることはありませんか? もしかしたら、その症状は、“冷え” が原因かもしれません。毎日の生活を見直して、冷えの予防と対策を心掛けましょう! ■冷えは、美肌やダイエットの大敵! 身体の末梢まで血液が通わなくなることで起きる、身体の冷え。血液は、酸素や栄養素などと一緒に熱も運んでいるので、血液が運ばれなくなることで手足が冷たくなってしまうのです。身体が冷えると、新陳代謝が遅れ、肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れを起こし、血色も悪くなるので肌もくすみがちに…。しかも、新陳代謝が悪くなると、カロリーを消費しにくくなるので、太りやすい体質になってしまいます。■生活習慣の見直しが大切! 冷えを改善するには、血行を良くすることが重要です。日頃から、身体を冷やさない生活を心掛けましょう。薄着のファッションは、身体の表面から熱を逃がすことになるので要注意。ミニスカートなどを履く際は、足や腰をガードする冷え対策が必須です。身体を締め付けるような下着は、血行不良を引き起こすこともあるので、上手に活用することがオススメ。適度な運動も、冷え対策に効果的です。筋肉を使うことで、新陳代謝をアップさせ、身体の内側から熱を発生させることが出来ます。お風呂でゆっくりと身体を温めることも代謝アップに繋がります。■旬の食材を摂り入れて身体を温める! 冷えの予防と対策のためには、毎日の食生活も大切です。身体を温める食材を取り入れるように心掛けましょう。身体を温める食材には、野菜類だとネギやカボチャ、肉類だと鶏肉や羊肉、魚類だとイワシやサンマなどがあります。なかでも、ショウガなどの香味野菜は、身体を温める効果が高いのでオススメです。その他、ゴボウやサツマイモなどの根菜や、カブや白菜など、冬が旬の食材にも身体を温めてくれるものが多いので、積極的に取り入れるようにしましょう。
2013年12月22日これからの季節、クリスマスや忘年会や新年会など、食生活が乱れたり、夜更かしをしたりする機会が増えると、気になるのが肌の調子です。特にニキビができると、どんなにおしゃれをしてもメイクをしても、台無しですよね。こんな時季にこそ、しっかりニキビ予防に力を入れましょう。そこでオススメなのが、エイボンの 「ファースト クラッシュ」 。これは、洗顔、保湿、トリートメントがワンステップで済んでしまう、洗顔によるシンプルなニキビケア。洗顔、化粧水、美容液がオールインワンで、洗顔後は化粧水も美容液も必要なしというのはとっても画期的。新発想のニキビ予防ですね。たったワンステップで簡単にケアが済むから、夜遅くに帰宅しても大丈夫。面倒くさくならず、ケアがしっかり続けられそうです。使用方法はいたってシンプル。洗うだけだから、たった1分ほどでケアは完了。泡立たないクリーミィージェルタイプで、やさしい使い心地ですが、サリチル酸配合でニキビの原因を洗浄してくれるのだとか。そして、余分な皮脂や毛穴づまりをしっかりオフ!洗い流した後はベタつかず、さっぱり。けれども、グレープシードオイルなど8種類の天然植物成分(保湿成分)が新しい角質にうるおいを与え、乾燥を防ぎ、ニキビのできにくい健やかでクリアな肌へと導きます。着色料などを使わず、ミネラルオイルフリー、スクラブゼロで繊細な日本人の肌にもやさしいのが嬉しいですね。実際に使用している人に感想を尋ねると、90%以上の人が商品に満足と答えたとか。(自社調べ:1,216人に対するモニター調査)「周りの人からも肌がきれいになったと言われて嬉しい」「簡単すぎて、めんどうだと思っていたニキビ予防をしている気がしないほど」といった感想が寄せられているそう。※感想には個人差があります。さまざまなケアを試した結果あきらめている人もいるかもしれませんが、そんなこれまでのケアに満足できなかった人や、本気でニキビを予防したい人にオススメです。とは言え、やっぱり実際に試してみないとわからないことも多いもの。肌に合うか試してみたいという人のために、トライアルセットが用意されているから、気軽に試してみては?「ファースト クラッシュ トライアル30日セット」は、「ファースト クラッシュ3-in-1」(180g)と初回限定プレゼントとして「ファースト クラッシュ スムースクリーム」(30g)が付いて、初回特別価格3,900円です。さらに、試してみて満足できない場合、届いてから30日以内であれば商品代金を返してくれる「30日間返金保証」があるので、初めてでも安心してトライできますね。ニキビがあるというだけで、気分も憂鬱になってしまいがち。ぜひ「ファースト クラッシュ」を使った、新しいニキビ対策を試してみては? 少しでもキレイな肌になって、クリスマスに年末年始といった華やかなシーズンを明るく過ごしましょう。・ファースト クラッシュ 公式サイト
2013年12月19日※画像は、株式会社明治プレスリリースよりブルガリアに認められたヨーグルト2014年3月24日に、「明治ブルガリアヨーグルト」ブランドから、「明治ブルガリアヨーグルトLB81アクティブプラス ザクロ&赤ぶどう」と「明治ブルガリアヨーグルトLB81アクティブプラス プルーン&いちじく」が発売される。新商品は、LB81乳酸菌を初めて使用した4個パックソフトヨーグルト。「LB81」とは、乳酸菌を意味するLactic Acid Bacteria(ラクティックアシッドバクテリア)の頭文字と、使用している乳酸菌の菌株ナンバーである「ブルガリア菌2038株」と「サーモフィラス菌1131株」の末尾番号を組み合わせたものだ。特保のヨーグルトに、美容効果もアップヨーグルトが身体に良い、という事は、美容に関しても、健康に関しても、度々話題となり取り上げられる。様々な菌を使った商品がある中でも、「明治ブルガリアヨーグルトLB81」は健康効果が科学的に認められ、1996年にプレーンヨーグルトとして初めて特定保健用食品の表示許可を受けている。今回の新商品には、栄養価の高いザクロやプルーン果汁などが使用されており、女性にはうれしい栄養素がさらにプラスされている。朝食時やおやつに食べやすい4個パックなのもうれしい所だ。【参考リンク】▼株式会社明治▼株式会社明治プレスリリース
2013年12月14日寒い季節に唇が荒れてしまう方は多いのではないでしょうか? カサカサしたり割れてしまっている唇は、男女問わず痛い上に、誰かに会った時などに、相手に与える印象も変わってきます。今回は、どのようにして唇の荒れを防ぐのか? また、荒れてしまった場合のケアの方法をお伝えしていきます。■唇は荒れやすい人間の体は皮膚で覆われています。皮膚の中でも特に薄い皮膚の一つに唇があります。薄い皮膚の場所は、水分を保持する能力が高くない為、直ぐに乾燥したり肌トラブルが起きることが多くあります。また、唇は肌が乾燥した際に皮脂を分泌する皮脂腺がないため、環境に大変敏感になります。そのため、乾燥する時期などには、早い段階で唇の荒れが発生します。■リップクリームは荒れ防止皆さんリップクリームはどういったタイミングで使い始めますか? 中には唇が荒れたと感じた時から使い始める方も多いのでは? リップクリームは唇の荒れを予防する役割と考えてお使いいただくことがオススメです。空気が乾燥する時期に入る前から、唇を潤わせておき、本格的な乾燥シーズンに耐えられるコンディションに整えておきましょう。もし、荒れてしまっている状態であれば、唇の荒れを治療する目的の「第3類医薬品」と表記された商品がオススメです。■自宅でもできる唇荒れケア用意するものは、蜂蜜、オリーブオイル、サランラップ。蜂蜜2:オリーブオイル1の割合で混ぜ合わせます。唇に着けたあとに、サランラップで唇をパックします。このまま7~10分程度(コンディションに応じて)放置します。これだけで唇の荒れケアになりますので、是非ためしてみてください。■リップクリームは肌に優しいものリップクリームを選ぶときは、無香料、無着色、鉱物油不使用など、なるべく唇に負担がかからない商品を使用しましょう。唇のすぐ上は鼻なので、香料などが配合されていると、いい香りがしてリラックス効果なども望めますが、できる限り、無香料もしくは微香料のものを選ぶことをオススメします。必要以上の成分は配合しないほうがお肌への負担が軽くなります。■夏だけではないUVもしっかりリップクリームを選ぶ際に、夏はUVブロック効果が望めるもの、冬はUVブロック効果無しの物と使い分けている方も多いと思います。冬も紫外線は降り注いでいて、雪が積もる地域では、雪からの照り返しで日焼けをすることもあります。シーズン関係なしにUVブロック効果があるリップクリームを選ぶことも大切です。■冬外出時はマスク着用唇は外気にさらされ乾燥し荒れていきます。外出時は、マスクを着用することで、自分の吐いた息により、マスク内の湿度が上がり、唇を乾燥から守ってくれます。乾燥時期は外出時にマスクを着用すると効果的です。艶やかな唇はとても魅力的です。少しずつできることから気をつけて唇をケアしていきましょう。
2013年12月11日顔を老けて見えさせる一番厄介なシワ、それはズバリ「法令線」! この「法令線」、女性の3人に2人は気にしているようです。「法令線」、できることなら消したいですよね? そこで今回は法令線の「原因」「予防」「対策」についてご紹介したいと思います。■法令線とは「法令線」とは、小鼻の横から口元にかけてのシワのことで、正式名を「鼻唇溝(びしんこう)」と言います。これは多くの人にあるのですが、深さや目立ち方には個人差があり、人によってはこの法令線のせいで老け顔に見えてしまったりすることもあります。しかし、今は様々な方法でこのシワを目立ちにくくすることができます。その方法としては、フェイスエクササイズ(体操)、化粧品、美顔器、フェイシャルエステ、プチ整形等。法令線はそのままにしていると深くなる一方なので、もし改善したいなら、何らかの対策が必要になります。シワがある程度浅くなれば、メイクテクニックを駆使すれば更に法令線は目立たなくなくなりますね。■法令線の原因赤ちゃんにもある法令線。なぜ加齢と共に目立つようになるのでしょうか。原因はこの2つによる「肌のたるみ」。・表情筋の衰え・肌深部の潤い(ヒアルロン酸)、弾力(コラーゲン)、ハリ(エラスチン)成分の減少■法令線の改善方法口角挙筋という筋肉が衰えるため、皮膚がたるみ、法令線が目立つようになります。1. 表情筋を鍛える・フェイスエクササイズの方法口を軽めに閉じてそして口を大きく開きます。法令線が伸びていることを意識しながら、鼻の下を十分に伸ばしてください。最後に手の平を頬に当てて上に押し上げる動作を行ってください。顔の筋肉は簡単に鍛えることができます。一日1~2分ほどで十分ですから、是非続けて効果を実感してみてくださいね。2. 保湿する年齢と共に肌深部の水分が減少するようになります。保湿力の高い化粧品を使って保湿するようにしましょう。3. 美顔器を使用する法令線は美顔器でも改善することができます。選ぶポイントは肌深部の筋肉に働きかけて、たるみを軽減するものです。4. エステサロンを利用するエステサロンではエステティシャンによるマッサージや、たるみに効果のある有効成分を肌深部にまで届けてくれる施術を行います。5. プチ整形で法令線を消す美容外科で行っているヒアルロン酸やコラーゲンの注入は、施術直後に薄くしてくれます。深くなってしまった法令線も、お手入れ次第で薄くすることは可能です。自分の生活の中に取り入れやすい方法で、法令線を改善していきましょう。
2013年12月06日(画像はプレスリリースより)人気商品が再販決定!伊藤忠商事株式会社は、大好評で予想を上回る売れ行きのため一時販売を停止していた「ユーグレナ&ヨーグルト」の再販を2013年12月3日(火)から行うことを決定しました。「ユーグレナ」ってなに?「ユーグレナ(和名:ミドリムシ)」は石垣島産の藻の一種で、59種類の栄養成分や、余分な油を吸着して溜まらないように働く「パラミロン」が含まれており、美容や健康が気になる・・・・・・でも運動不足・食習慣が乱れがちな現代人に最適のパーフェクトフードです。また、「ユーグレナ&ヨーグルト」は、ユーグレナ入りの商品としては初めて全国のコンビニストアや量販店で販売される商品となります。これからの忘年会続き、仕事の年末進行と体調が心配になる季節、話題の「ミドリムシパワー」がお手軽に試せるチャンスです。■商品名:ユーグレナ&ヨーグルト■価格:128円(税込)■内容量:100g■製造・販売元:協同乳業株式会社■特徴:・アロエ入り マスカット風味・59種類の栄養素を含んでいます。・栄養の消化率が高い食材です。・乳酸菌を活性化させます。(引用:プレスリリースより)【参考リンク】▼「ユーグレナ&ヨーグルト」プレスリリース
2013年12月04日今回のテーマは、食事とうつ病、地中海料理で発症を予防!?ヨーロッパ全体の中でも年齢調整自殺率が低いといわれる地中海沿岸地域。うつ病の予防には、食生活も関係があると言われるけれど…今回は食事とうつ病の関係について、精神科医の徳増先生から教えてもらいました。こんにちは。精神科の徳増です。今回は、食事とうつ病についてお話しさせていただこうかと思います。うつ病は病院に通い正しい治療を受ければ、治る可能性が高い病気であることが広く知られています。しかし、その予防法についてはあまり論じられていません。地中海沿岸諸国では、ヨーロッパ全体と比べて年齢調整自殺率が低いことをご存じでしょうか?地中海料理は、豊富なオリーブオイル、魚介類、ナッツ類、野菜、果物を使うことが特徴的ですが、ヨーロッパ15の国の自殺率を比較すると、ギリシャやスペインなど、オリーブオイルを多く摂取する国ほど自殺率が低いことがわかっているのです。気候条件、民族性、失業率など、自殺率にはさまざまな要因が関与していますが、食事とうつ病のリスクの関連を調べる大きな研究スペインで行われました。するとその結果は、「典型的な地中海料理を食べている人ほどうつ病になりにくい」というものでした。さまざまな考察が可能ですが、一つには、うつ病とメタボリックシンドロームは関係があることが知られていますので、地中海料理はヘルシーで良いということが言えるかもしれません。食材別でみると、オリーブオイルは一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)を豊富に含んでおり、抗酸化作用を有します。魚はω-3系脂肪酸(多価不飽和脂肪酸)に富んでおり、これが中枢神経系の神経細胞膜の流動性を高め、セロトニンの輸送を促進するとされています。木の実や穀類に含まれる葉酸・ビタミンBは、s-アデノシルメチオニンという物質を作り、神経伝達物質の代謝に必要とされています。これら、不飽和脂肪酸、抗酸化物質、葉酸、ビタミンBなどの作用が組み合わさることでうつ病のリスクを減らすと考えられるでしょう。最近、日本でうつ病が多いのは、食生活が欧米式に変わったことが影響しているのではないかと考える学者もいます。食生活は、体だけではなく心の病気にも影響するということでしょうか。地中海料理、近いうちに日本でもブームがくるかもしれませんね。【PROFILE】お名前(ふりがな):徳増卓宏(とくますたかひろ)先生専門科:精神科年齢:27歳勤務先:都内某病院好きな女性のタイプ:母性的な人初デートに連れていく場所は?:お台場とか…海の見える街なぜドクターを志したのですか?:大学受験の時に、ふと医者を目指そうかなと思いました女性たちからイケメンドクターといわれることにどう思いますか?:純粋にうれしいですね<2013年7月17日現在>
2013年11月29日(画像はニュースリリースより)ブドウのクィーンのマスカットをつかった、健康に良いおいしいヨーグルト森永乳業株式会社は、「森永アロエ ヨーグルト マスカット」を12月3日から期間限定(2014年の2月下旬ごろまで)で全国発売する。人気のある「森永アロエヨーグルト」シリーズから、今回はブドウのクィーンといわれるフレッシュな「マスカット オブ アレキサンドリア」を使用している。「みずみずしい素肌と前向きな気持ちを応援する」が森永アロエヨーグルトのコンセプトで、アロエのうるおい感と、ヨーグルトのすがすがしい味わいを大事にしている。インターナショナルなコンクールで、連続して6年間も金賞を獲得して高い評価を受けている。商品のパッケージは、「森永アロエヨーグルト」の基本的なデザインを基調として、マスカットのイラストが消費者に、美容に良い印象を与えてくれるデザインとなっている。また12月10日の「アロエヨーグルトの日」の前に、12月8日から12月9日まで「森永アロエヨーグルト」のサンプリングのイベントを開催することになっている。(詳細は、森永乳業株式会社のホームページまで)おいしく味わえる商品の工夫アロエのうるおい感と、マスカットのすがすがしい甘さと新鮮な香りを楽しみながら、味わうことができる。低カロリーで、健康や美容に気をつけている消費者も安心して味わえるヨーグルトに仕上げられている。この秋は、美容にも健康にも役立つこのヨーグルトを試してみては。【参考リンク】▼森永乳業株式会社(ニュースリリース)
2013年11月22日今回のテーマは、結核国内でも年間2万人以上が発生しているといわれる、結核。子どものころは、BCG(結核の予防接種)のおかげで予防できていたけど、大人になるまでは効果が持続しないって知ってた?今回は、結核について、松本先生に教えてもらいました。最近、結核のニュースが立て続けに聞こえてきます。昭和中頃までは「亡国病」といわしめるほどの流行がみられましたが、戦後は激減し、過去の病気のように扱われておりました。しかし近年、さまざまな要因で患者さんの数が増えていますので、要注意!結核についてちゃんと知っておきましょう。結核は、結核菌を咳・くしゃみなどの形で外に排菌している感染者からうつります。通常の免疫力であれば、体内に菌が侵入しても、自分の免疫で結核菌を抑え込み、発病することはありません(冬眠状態)。しかし、免疫が未熟な乳幼児期やHIVなどの病気で免疫機能が弱っている状態では感染し、発病する可能性が十分あります。また、かつては抑え込めていた体であっても、高齢により免疫が弱った状態になったり、ステロイドなどの免疫を抑える治療をされたりすると、冬眠していた菌が再燃し活動を始めます。このたびニュースで取りざたされていたのは、症状が、長引く咳・痰・微熱であって、「治りの悪い風邪」という診断がなされ、「肺結核」という正しい診断が遅れたことでした。症状だけでは結核と診断するのは大変困難であり、街のクリニックにおいて、初診時から結核を疑って検査をするというアタマになりにくいのも事実です。感染しているかの診断には、従来からのツベルクリン反応検査(皮内注射して48時間後に判定)、または、最近では血液検査によるクオンティフェロン検査が用いられます。また、発病しているかの診断には、レントゲン・CTなどの画像検査、喀痰検査(スライドにひいて顕微鏡でのぞいたり、培養したり、遺伝子検査をします)があります。結核は不治の病ではありません。複数の内服薬で治すことができます。発病してしまい、他の人に伝染する可能性のある(排菌している)患者さんは、残念ながら2カ月強の入院加療を要しますが、排菌していない患者さんの場合は通院で治療が可能です。自己調節せず、決められた量をきちんと内服することが肝要です。また、乳幼児・小児期のBCG接種はこの時期の感染予防に有効です(効果は10年強とされています)。【PROFILE】お名前(ふりがな):松本昌和(まつもとまさかず)先生専門科:腎臓内科年齢:35歳勤務先:御徒町腎クリニック好きな女性のタイプ:ショートカットが似合う人初デートに連れていく場所は?:おいしいご飯が食べられるところ。なぜドクターを志したのですか?:人助けに最高の仕事だとおもったから。女性たちからイケメンドクターといわれることにどう思いますか?:そう言ってくれる人が1人でもいたらホント嬉しいですね。<2012年10月10日現在>
2013年11月22日※画像は、北海道乳業株式会社新着情報よりヨーグルトとイージーファイバーがコラボ北海道乳業株式会社から、ヨーグルトに食物繊維を追加した新商品『イージーファイバーヨーグルト』が発売される。全国のコンビニエンスストア・量販店にて2013年12月3日(火)より期間限定の販売。小林製薬株式会社とのコラボレーション企画として発売されるこの商品。北海道乳業株式会社のヨーグルトに小林製薬株式会社の「イージーファイバー(R)」がプラスされている。「イージーファイバー(R)」は、無味無臭で、お茶やジュースなどの飲み物に入れて飲む事が可能な食物繊維粉末食品だ。乳酸菌と食物繊維を一度に摂れる優れもの「イージーファイバー(R)」は、お通じの改善に役立つ食物繊維を手軽に摂れる、という事で、女性を中心に人気の商品。天然原料から生まれた水に溶ける食物繊維で、寒天などのように固まらない為、飲み物に入れて飲む事が可能。飲み物の味を変える事もない。ヨーグルトは、体内にある乳酸菌を増殖させる、という整腸作用があるとされる。乳酸菌食品は、免疫効果を高めると言われ、美容と健康の為に摂取をしている人も多いだろう。『イージーファイバーヨーグルト』は、さらに天然原料の食物繊維も摂取できる。健康と美容に気を遣いたい人にはぴったりの商品だ。【参考リンク】▼「イージーファイバー(R)」▼北海道乳業株式会社新着情報
2013年11月09日秋の味覚と言えば、栗や秋刀魚、さつまいも・・・様々ありますが、「キノコ」もその一つと言えるでしょう。今回は、風邪を引きやすい秋に免疫力を上げて健康で綺麗になるための体質別お勧めキノコをご紹介します。伝統的な東洋医学をベースに、・ニキビができやすいタイプの人・貧血タイプの人・元気がないタイプの人・潤いが足りないタイプの人・ムクミがちなタイプの人この5種類の見分け方もご紹介しますので、自分の体質に合わせて薬膳的効能でチョイスしましょう。■1.エノキ「ニキビができやすい」「肌が油っぽい」「便秘が続くと吹き出物ができやすい」などの症状にあてはまる人は、体に熱がこもることが原因で、ニキビが出来やすいタイプ。体の中の湿気と熱を排泄することができるエノキがおススメです。エノキに含まれるキノコキトサンには高いデトックス効果があります。解毒・排毒、免疫力向上、細胞の活性化、抗菌抗カビ、整腸、ガン細胞抑制、血管細胞活性化、高血圧防止など様々な働きがあります。■2.シメジ「貧血になりやすい」「生理の後半に便秘気味になる」「痒みを伴う肌荒れを起こしやすい」「慢性的な冷え性」で風邪を引きやすい人は、血液が足りないタイプ。血液を補うことで貧血を防ぐことができるシメジがおススメです。シメジに多く含まれるナイアシンは血流をよくし、冷え性にも効果があると言われています。またβグルカンが免疫力を高め、風邪を予防してくれます。■3.シイタケ「疲れやすい」「食欲がわかない」「食べると眠くなる」「じんましんになりやすい」「高血圧」「高コルステロール」などが気になる人は、慢性的なお疲れタイプ。気力をチャージしてくれるシイタケがおススメです。シイタケに含まれるエリタデニンは動脈硬化を予防し、ストレス環境に対する抵抗力をつけ体を守ってくれる上に、がん予防の効果もあると言われています。■4.エリンギ「から咳がでる」「手足のほてりがある」「寝汗をかいている」「静電気が起きやすい」「お酒を飲むと便秘になりやすい」などが当てはまる人は潤いが足りないタイプ。体内の潤いをチャージすることができるエリンギがおススメです。エリンギは不溶性食物繊維が豊富なので、便秘予防や便秘改善に効果的だと言われています。また、ナイアシンは血の巡りをよくし、カリウムは高血圧の抑制も期待できます。■5.舞茸「ダイエットしたい」「ムクミが気になる」「コルステロール値が気になる」などが当てはまる人は、水分代謝が悪くムクミがちなタイプ。新陳代謝を活発にする効果があり、内臓から元気にしてくれる舞茸がおススメです。舞茸に含まれるチロシナーゼ阻害物質には、メラニン色素の生成を予防する効果があるため、シミそばかすを防ぐ美肌効果も期待できます。■おわりにいかがでしたか?秋はキノコの美味しい季節です。キノコ類はどれも食物繊維が豊富で整腸作用があります。腸を健康な状態に整えることによって、体全体の免疫力を高めることができますよ。ぜひ試してみてください。(マダム晴子/ハウコレ)
2013年10月30日作業記憶や処理速度、知識などの「認知機能」は、年々積み重ねていく知識を除き、20歳をピークにして低下していく。厚生労働省の発表では、認知症を有する高齢者は2010年で226万人、2020年で325万人に達するという。そんな中、より効率的な認知症予防として、筋トレと有酸素運動が注目されている。○運動で血が巡り、脳のボリュームが増すそもそも筋トレや有酸素運動などという運動は、どう認知機能に影響を与えうるのか。東北大学災害科学国際研究所の野内類助教授によると、運動による心拍数増加によって全身への血流量が増えると、同時に脳への血流量も増加するという。その結果、神経細胞が活性化され、脳のボリュームが大きくなる。この脳の拡大が、認知機能の向上に関わっていると推測されている。では、筋トレや有酸素運動を組み合わせて行った場合、認知機能にどのような影響があるのか。東北大学とカーブスジャパンは、60歳以上の日本語を母語とする健康な男女64人を対象に研究を実施。運動は筋トレと有酸素運動を30秒間隔で繰り返すサーキットトレーニングを、1日30分、4週間続けて行った。○組み合わせることでより効率的に認知機能検査をサーキットトレーニングの介入前と介入後に2回実施し、その得点によって認知機能の変化を検証。その結果、介入群(サーキットトレーニングを実施した32人)は無介入群(サーキットトレーニングを実施しなかった32人)に比べて、処理速度やエピソード記憶、実行機能(行動や思考を制御し、実行する能力)により向上が見られたという。なお、無介入群でも向上している理由としては、被験者が検査に慣れてしまうという練習効果が関係していると考えられる。野内助教授は、筋トレや有酸素運動が認知機能に作用するメカニズムは同じといえるが、実際に影響を受ける神経細胞や脳の場所が異なるため、具体的な認知機能への影響もも変わってくると指摘している。筋トレの場合は処理速度や実行機能、有酸素運動の場合はエピソード記憶や実行機能の改善が促されるという。今回の研究では、この2つの運動を単独ではなく組み合わせて行うことで、より効率的な認知症予防が見込めることを示した。なお、今回は高齢者を対象に研究を行ったが、若年・中年層では高齢者以上の効果が期待できると野内助教授は推測している。
2013年10月24日京都大学は10月18日、体細胞からiPS細胞へと初期化する過程で、RNAを切り貼りする「スプライシングパターン」も初期化されることを明らかにしたと発表した。 成果は、京大 iPS細胞研究所(CiRA)/生命科学研究科大学院生の太田翔氏、同・生命科学研究科の西田栄介教授(科学技術振興機構 CREST)、同・CiRA所長の山中伸弥教授(物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)、グラッドストーン研究所)、同・CiRA/iCeMSの山本拓也助教、らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、米国東部時間10月17日付けで米科学誌「Cell Reports」のオンライン版に掲載された。 一般的な真核生物のDNAから転写されたメッセンジャーRNA(mRNA)前駆体には、「イントロン」と呼ばれる直接タンパク質のアミノ酸配列に関わらない領域がある。このイントロンを除き、残った「エクソン」と呼ばれる領域からなるmRNAが作られる過程はスプライシングと呼ばれる。 そして、1つの遺伝子から複数のタンパク質を作る仕組みの1つが「選択的スプライシング」だ。同じDNAを参照していても、必要とするエクソンと必要としないイントロンの領域が異なることで設計図として変化し、複数種類のタンパク質を作れるのである。この仕組みによりタンパク質の種類は豊富になり、より複雑で柔軟性のある仕組みを作ることができるというわけだ。 また、多能性と無限増殖性を持った細胞であるES細胞では、同細胞に特徴的なスプライシングが行われていることが報告されている。分化した細胞にはそれぞれ特徴的なスプライシングのパターンがあり、各細胞に固有の機能や特性を生み出しており、細胞を特徴付ける大きな要因であるのだ。 しかしその一方で、スプライシングの仕組みには、パターンを間違える可能性という危険性があるのはいうまでもない。スプライシングパターンを誤ると、当然のことながら間違えたタンパク質ができてしまったり、そもそもタンパク質そのものができなかったりすることもある。よって、スプライシングパターンが変わってしまうことで生じる疾患も多数報告されているというわけだ。 分化した細胞に、俗に「山中因子」と呼ばれる4つの初期化因子(「Oct3/4」、「Sox2」、「Klf4」、「c-Myc」)を導入するとiPS細胞への初期化が行われるが、その過程でスプライシングパターンも変化しているのかどうかは明らかにはされていなかった。もし、スプライシングパターンが変化しなければ、同じiPS細胞であっても由来細胞によって大きく性質の異なるiPS細胞になる可能性が考えられるというわけだ。そこで研究チームは、大規模遺伝子解析の技術を用いて体細胞とiPS/ES細胞のスプライシングパターンを解析することにしたのである。 初期化前後でのスプライシングの違いについて調べるために、線維芽細胞、ES細胞、線維芽細胞から樹立したiPS細胞それぞれのmRNA配列の解析が実施された。すると、線維芽細胞のスプライシングパターンがiPS/ES細胞に特徴的なスプライシングパターンへと変わったことがわかった(画像1)。選択的スプライシングにはさまざまなタイプがあるが、ここでは「スキップド・エクソン」(A-B-CとA-Cという2つの選択、エクソンBを飛ばすかどうか)についての解析が行われた。画像1のスプライシングパターンの解析結果では、線維芽細胞(MEF)から作製したiPS細胞は、MEFとは大きく異なり、ES細胞と似たスプライシングパターンを示したのである。 特徴的なスプライシングパターンを決めているメカニズムは、RNAに結合するタンパク質が制御していると考えられるという。そこでRNA結合タンパク質の中から、特にiPS/ES細胞で特異的に働いているタンパク質を作る遺伝子92種が選ばれ、それらの遺伝子がRNA干渉法により1つ1つ働かないようにされた結果、9種類のRNA結合タンパク質がスプライシングパターンに影響を与えることが判明したのである。 これらのタンパク質が働かないようにした結果、2種類のタンパク質「U2af1」と「Srsf3」がそれぞれ働かない場合に、iPS細胞ができる効率は低下することが確認された(画像2)。画像2はU2af1およびSrsf3を働かなくした細胞での初期化がわかるiPS細胞のコロニー(左)とシャーレ上のを占める面積を表したバーグラフ。 画像2中のAPは、アルカリフォスファターゼ(iPS細胞へと初期化されたことを確認する指標)。U2af1およびSrsf3の働きを阻害した場合には、iPS細胞のコロニー(紫色の点)の数が減少し(左)、シャーレ上を占める面積も減った(右)。shNCは、コントロール(遺伝子の働きに影響を与えないRNA)、shU2af1はU2af1を作れないようにするRNA、shSrsf3はSrsf3を作れないようにするRNA。#1、#2、#3はそれぞれ同じ内容で実験が行われた。 以上のことから、体細胞が初期化される際にU2af1とSrsf3がRNAスプライシングに影響を与えることによって、重要な役割を果たしていることが明らかとなったのである。 今回の研究では、選択的スプライシングについてゲノム全体で解析を行い、細胞が初期化される過程でスプライシングパターンやスプライシングを制御するメカニズムが変化していることが解明された。また、選択的なスプライシングの制御が細胞を初期化するメカニズムの一翼を担っており、多能性に重要な働きをしていることを示唆しているという。この成果から、iPS細胞はES細胞などと同様に多能性を持つスプライシングパターンへと体細胞のパターンから変化していることが明らかになった形だ。今回の成果を応用することで、iPS細胞の品質評価やiPS細胞作製時の効率や時間の改善などにも利用できる可能性が考えられるとしている。
2013年10月21日(画像はニュースリリースより)自然な果実のおいしさを楽しめるヨーグルト森永乳業株式会社は「果実が食べたい!キウイのヨーグルト」を全国で10月22日から発売する。期間は1月までの限定商品だ。自然のままの果実のフレッシュな味わいを大事にしたキウイを使ったヨーグルト。60Kcalと低カロリーで、また無脂肪タイプなので、ダイエットしている方も安心して食べられる。またアロエの葉肉や、ゴールドキウイの果汁、そして果肉はキウイを用いているので、満足感が感じられるヨーグルトに仕上げられている。パッケージは、果実が食べたい!の商品名のインパクトのあるロゴ文字と、たくさんのフレッシュなキウイのプリントが消費者に美容によい印象を与え、食べてみたい!と思わせるようなデザインとなっている。キウイについてフルーツの名の語源は、ニュージーランドの、シンボルの鳥の名称「Kiwi」(キーウィ)からきている。またこの鳥キーウィが「キウイ」に似ていることが由来である。キウイに含まれている栄養成分について、ビタミンCが豊富に含まれていて、コラーゲンの形成を援助や免疫力の強化、またストレスを減らすなどの働きがあるといわれている。また血液の循環の改善や、ホルモン分泌のバランスの調整、老化防止などの作用を持つといわれているビタミンEも豊富に保有されている。そのほか食物繊維やアクチニジンなどの栄養成分が含まれており、女性の美容のために欠かせないフルーツだ。【参考リンク】▼森永乳業株式会社(ニュースリリース)
2013年10月15日(画像はニュースリリースより)強いカラダを作る「ビフィズス菌BB536」を用いたヨーグルト森永乳業株式会社は「カラダ強くするヨーグルト ラクトフェリンとビフィズス菌 BB536」を10月15日から発売する。この商品は宅配専用である。近年、高齢化の進展などで、宅配市場は注目されてきている。また健康を大事にする消費者によってヨーグルト市場も拡大している。商品の内容量は100gで、食べやすくさっぱりした味わいのヨーグルトだ。パッケージは、薄いブルー糸とホワイト系を基調として、さわやかな印象が持てるデザインとなっている。ヨーグルトに含まれる「ビフィズス菌BB536」「ラクトフェリン」「モラック乳酸菌」のそれぞれの特徴「ビフィズス菌BB536」は、ほかのビフィズス菌と比べて、酸素や酸に強くて、大腸まで活動を保ちながら到達できる。また研究結果によって、大腸に存在するリスク菌のフラジリス菌(ETBF菌)などの悪玉菌を減らせることがわかっている。「ラクトフェリン」は、特に初乳や母乳に豊富に含まれているタンパク質だ。免疫を調節する作用や抗微生物の活性など、いろいろな生理機能の働きが知られている。弱い抵抗力からウイルスや病原菌などの感染を防ぐ大事な成分と考えられている。また「モラック乳酸菌」は、森永乳業ならではの方法で、厳選された乳酸菌だ。実験によって、免疫の活性化に関係するタンパク質の産生を導く働きについて、モラック乳酸菌は他の乳酸菌よりも、高い働きを持つことが示されている。【参考リンク】▼森永乳業株式会社 (ニュースリリース)
2013年10月11日(画像はニュースリリースより)「アロエの粒」をふんだんに使った、食べ応えのあるヨーグルト森永乳業株式会社は「森永アロエ&ヨーグルト 粒のごちそう」を全国で10月8日から期間を限定して発売する。(発売期間は3月上旬までとなっている)この商品は国際的なコンクールで連続6年間、金賞を受賞している「森永アロエヨーグルト」シリーズのひとつだ。体の健康や美容にも効果のあるアロエを贅沢(ぜいたく)に使用しているとともに、「アロエの食べ応え」と「みずみずしい味わい」を追求したアロエのヨーグルトである。商品に使われているアロエの粒の数は、普通の「森永アロエヨーグルト」の1.5倍も使用されているので、口の中で心地よいアロエの食べ応えを感じることができる。またパッケージは、アロエをイメージさせるグリーンを基調として、「粒のごちそう」の個性あるネーミングが、消費者に興味を持たせるようなデザインとなっている。「アロエ」の効果「医者いらず」といわれるほど、さまざまな治療の効果を持つと信じられ、ヨーロッパでは「薬」として使われていた。やけどの改善や血液の流れをスムーズにして高血圧を防いだり、解毒作用によってウイルスへの抵抗力を強化させるといわれている。またアロエにはビタミン類が豊富に含まれているので美容の効果もある。そのほかさまざまな栄養成分を含む、健康と美容のための強い味方になってくれる植物である。【参考リンク】▼森永乳業株式会社(ニュースリリース)
2013年10月05日