京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は12月15日、公式アプリ向けO2Oソリューションである「KANADE APPS(カナデ アップス)」を提供開始した。初年度の販売目標は5,000万円。新ソリューションは、同社がこれまで培ってきたオンライン・マーケティングのノウハウを生かして、プッシュ通知などO2Oマーケティングを行う企業の公式アプリに必要となるサービスを提供するもの。主なサービス内容として、プッシュ通知サービスとプロモーション・コンテンツの2点がある。プッシュ通知サービスでは、位置情報・アンケート属性・DMPとの連動によるオンライン行動履歴などからターゲティングを行い、ターゲット層にメッセージ配信する。プロモーション・コンテンツでは、アプリ内ゲームやクーポン、電子スタンプ、スタンプラリーなどのコンテンツを提供する。これらのサービスにより、アプリケーションのインストール訴求から、来店・CV(コンバージョン)の促進やブランド・商品へのロイヤルティ向上を図り、LTV(ライフタイム・バリュー、顧客生涯価値)の最大化に向けた企業のO2OマーケティングのPDCAをワンストップで支援するとしている。なお、同ソリューションはアイリッジから技術提供を受けているとのこと。
2015年12月16日LINEは12月1日、東京都・丸の内にて報道陣向け発表会を開催し、LINEアプリにおける新たな取り組みとして、公式アカウントを利用したニュース配信機能を外部メディア向けに開放する「LINE アカウントメディア プラットフォーム」を発表した。○LINEアカウントを中心とした情報のエコシステムを創るLINEはこれまで、2013年7月にスマホ向けニュースアプリ「LINE NEWS」を公開したほか、2014年4月にはLINE NEWSの公式アカウント(ID:@linenews)を通じ、ニュースを1日3回ダイジェスト形式にて配信する「LINE NEWS DIGEST」の提供を開始。これによりユーザーは、別アプリやブラウザを立ち上げることなく、LINEアプリ上からプッシュ通信でニュースを受け取ることできるようになった。「LINE NEWSの提供を開始した当時、すでにさまざまなニュースアプリが流通していたこともあり比較的に後発組で、差別化を意識する必要がありました。そのため、"やさしいニュース"をキーワードに展開しつつ、さまざまな改良も行ってきましたが、思ったほどの伸びを達成することができず。その際に行ったユーザーインタビューで、ニュースを読むためだけにアプリをインストールすることが手間だと感じるという意見をいただきました」(島村氏)この結果を受け、同社は「ニュースを読んでもらうことが目的であれば、別アプリで展開するのではなく、LINE上でそういった機会を提供できないか」という発想に至り、LINE NEWS DIGESTの提供に踏み切ったわけだ。さらに、2015年4月には、より細分化された情報と、ユーザー自身が情報を"取捨選択"できる仕組みを提供すべく「LINE NEWS マガジン」を開設。「東京トレンド」や「野郎メシ」「動物萌え」など、ユーザー自身の好みに応じて選択したマガジンを週1~2回程度公式アカウントからダイジェスト形式でプッシュ配信を行ってきた。これら施策により、ダイジェストの提供時にはMAU600万 / 1,000万友だち登録、マガジンの提供時にはMAU1,200万 / 1,500万友だち登録という大きな成長を実現したという。「これまでの取り組みで、ユーザー自身に情報の"取捨選択"の機会を提供することが、幅広いユーザーの獲得に繋がるのだという学びがありました。一方で、LINE NEWS編集部が情報を選択している時点で限界も感じていたんです。そのため、"LINEアカウントを通じた情報提供の仕組みを開放"できないかと考え、今回の発表に至りました」(島村氏)12月1日より開始するLINE アカウントメディア プラットフォームとは、LINEの公式アカウントを活用したニュース配信機能を外部メディア向けに開放するもの。各媒体社やメディアは、自社アカウントを開設後、LINE社より提供されるニュース配信CMSを通じ、各編集部が独自の視点で厳選したニュース記事をダイジェスト形式にパッケージングし、自社の公式アカウントをフォローするユーザーに対しプッシュ配信することができる。一方、LINE社側は、LINEアプリおよび「LINE NEWS」公式アカウントを通じ、参画メディアのアカウントへの集客(フォロワー増加)支援を行うほか、各メディアが配信するダイジェスト記事内に広告掲載スペースを提供することにより、収益化の支援も実施。同広告枠は原則、発生した売上の50%をメディア側に分配する仕組みを採用する予定だ。なお、取り組みの第一弾として、朝日新聞デジタルや毎日新聞など大手新聞社や通信社、テレビ朝日といったTV局など計24メディアが参画し、同日より公式アカウントの提供を開始。今後も順次、参画メディア数およびメディアジャンルを拡大していく。○LINEアカウントはメディアの救世主となり得るのかなお、同発表会にて島村氏は、Web上におけるニュースなどの情報コンテンツの"消費のされ方"について言及した。同氏によると「数を増産しようという大きな流れの中で、"非ブランド化"と"偏重傾向"が課題として挙げられる」という。「PC時代から、ニュースはポータルサイトを通じて配信されてきました。これにより、多くのユーザーがニュースに触れる機会を得ることができましたが、一方で、どこの媒体・メディアがどのような形で提供した情報なのかを認識する機会は減っていったと認識しています」(島村氏)これは、ユーザーにとっても「ポータルサイトの編集部が選択した」情報に触れていることになり、情報の"取捨選択"が行えるわけではない。そのため、情報に偏重傾向があることは否めないのだと説明する。また、もう1つの情報消費の場としてソーシャルメディアがあると指摘。ユーザーは、ソーシャルメディアを通じ、ポータルサイトでは触れることの無かった情報に触れる機会を得たが、一方で、嗜好性のあるコンテンツと社会性の強いニュースが混在するタイムライン型となるため、メディアのブランドが認識されづらいほか、友人間の評価により情報の優位性が左右される傾向があるという。「これらによって、媒体やメディア側は、ユーザーにどのような情報を優先的に届けるか、どのような重みで届けるかということを制御できていない現状があると認識しています。LINE アカウントメディア プラットフォームでは、ユーザーが媒体を選択するためブランドを認知した上で情報を得ることができます。また、媒体側も提供する情報を独自に選択することができるため、ファンの獲得にも繋がると考えています」(島村氏)同プラットフォームを通じ、LINE社は「人の情報のよりよい架け橋」となることを目指していくと説明。"非ブランド化"と"偏重傾向"の解決により、ユーザーとメディアの接点の改善だけでなく、広告効果やマネタイズにどう影響を与えていくのか、今後の取り組みに期待する。
2015年12月02日劇場3部作となるアニメ映画『亜人』シリーズのiOS、Android向けアプリケーション「亜人 公式アプリ」(インタラクティブブレインズ)が、このほど配信を開始した。映画『亜人』は、桜井画門氏が漫画誌『good!アフタヌーン』(講談社)にて2012年7月より連載している同名コミックを原作とした、『シドニアの騎士』シリーズで知られるポリゴン・ピクチュアズの制作によるアニメーションシリーズ。決して死なない新種の人類"亜人"と、それを追う政府の戦いを描いた物語で、事故死から蘇生を遂げた高校生・永井圭ら亜人の緻密な心理描写も話題になり、コミックの累計発行部数は350万部を突破している。11月27日からは3部作の第1部『亜人 -衝動-』を2週間限定で公開。さらに、2016年1月からはTVアニメの放送も決定している。「亜人 公式アプリ」では、搭載されたさまざまな技術によってこの『亜人』の世界観を体験することが可能。スマートフォンのカメラを使った「亜人検知機能」で、カメラに現れる影のタイミングをはかって検知すると、写真に"謎の黒い物体"が映り込む場合があり、検知を繰り返すと、映り込む物体の数が増えるという。この機能で撮影した写真はTwitterで「#亜人検知」というハッシュタグとともにツイート(投稿)することで"亜人管理委員会"に報告できる。また、これまでに検知された"謎の物体"は検知リストに記録される。中には検知を繰り返さねば出現しないシークレットの存在も。また、アプリへ発信される最新情報を受信したり、公式サイトへ素早くアクセスしたりすることも可能。今後は各種プロモーションと連動し、特典を受け取れる機能追加も予定している。「亜人 公式アプリ」は、Android 4.0以降のAndroidスマートフォンおよびiOS7.0以降で4S以降のiPhoneに対応しており、価格は無料。(C)桜井画門・講談社/亜人管理委員会
2015年10月27日伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は9月28日、店舗やECサイトで購入した商品情報が自動で登録される「食材管理アプリ」と「家計簿アプリ」を備える、小売業者向けクラウドサービスを提供すると発表した。同サービスは、会員型のECサイトを運営しているスーパーマーケットやドラッグストアなどの流通・小売企業をターゲットとしたもの。食材アプリは場所を選ばずに冷蔵庫などの食材を確認でき、家計簿アプリは購入した商品が自動で家計簿に反映される。アプリを利用する生活者の購買や消費の情報をもとに傾向を分析することで、ニーズに合った商品のレコメンドやクーポンの発行を可能にし、会員型のECサイトを運営している企業では、既存会員の維持と新規会員の獲得にもつながるという。食材管理アプリの利用によって、家庭にある食材を外出先で確認でき、二重買いや買い忘れの防止につながり、賞味期限も確認できることで家庭での「食品ロス」の削減にも役立てることができる。家計簿アプリについては、店舗POSシステムやECサイトなどとの連携により購入した商品の自動登録ができ、煩雑な手入力による操作を省いた利用が可能となっている。すでに6月から、生活協同組合連合会コープネット事業連合が同サービスの利用を開始している。
2015年09月29日iPhoneやiPadで動作するアプリはAppleの提供するApp Store経由で取得することができる。AppleはApp Storeへのアプリ登録に厳しい審査を設けており、App Storeに登録されるアプリは他のアプリストアと比較して安全性が高いと言われてきた。しかし先日、XcodeGhostと呼ばれる不正なコードがApp Storeに登録された複数のアプリから発見され、App Storeの安全性について議論が交わされている。Trend Microは9月24日、「「XcodeGhost」:iOS正規アプリの汚染はどのように起きたか|トレンドマイクロ セキュリティブログ」において、こうした状況が発生した経緯を解説する記事を公開した。今回の問題は中国のインターネットが抱える特殊な事情によるところが大きいようだ。iOSアプリの開発にはAppleが提供している統合開発環境「Xcode」が使われる。中国のインターネットは、国内のアクセスは高速に行えるが、国外へのアクセスは規制がかけられている。そのため、XcodeをAppleのサイトからダウンロードするには時間がかかるため、中国の開発者は国内に設置されたサーバ上のXcodeをダウンロードして使用していたという。こうして中国国内で配布されていたXcode自体に不正なコードが含まれており、この改変されたXcodeを使ってアプリをビルドすると不正なコードを含んだ状態でアプリが生成されてしまうとされており、これが「XcodeGhost」と呼ばれる一連の不正アプリの原因になっていたと説明されている。
2015年09月26日ドワンゴのモバイル事業本部は、TVアニメ『デュラララ!!×2』の公式素材を使ってオリジナル壁紙やアイコンが作成できる画像デコレーション&壁紙作成アプリ「デュラララ!!×2 deco 承」を、iOS搭載スマートフォン・タブレット向けに配信する。価格は360円。■自分だけのオリジナル『デュラララ!!×2』画像が作成できる『デュラララ!!×2』は、東京・池袋を舞台に個性豊かなキャラクターと奇想天外なストーリー展開で人気の作品。本アプリでは、2015年1~3月までテレビで放送されていた『デュラララ!!×2』に登場した総勢18名のキャラクターから、雑誌やキービジュアルのために描き下ろされたスペシャル特典を含む、約200枚を超える公式素材を使用することができる。人気キャラクターの画像にセリフやスタンプでデコレーションすることが可能で、そのオリジナル画像はSNSなどのアイコン、スマートフォンの待機画面、パソコンの壁紙など、シチュエーションに合わせたサイズで出力することができる。また吹き出しをつけることも可能なので、キャラクターが友人の誕生日のお祝いしているような画像を作成し、SNSなどで友人に気軽にシェアすることも可能だ。そのほか詳細は公式サイトにて。【キャラクター一覧】セルティ・ストゥルルソン / 竜ヶ峰帝人 / 紀田正臣 / 園原杏里 / 折原臨也 / 平和島静雄 / 岸谷新羅 / 門田京平 / 遊馬崎ウォーカー / 狩沢絵理華 / 黒沼青葉 / ヴァローナ / 六条千景 / 赤林海月 / 折原九瑠璃・折原舞流 / 平和島 幽 / 粟楠 茜 / 聖辺ルリ(C)2014 成田良悟/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/池袋ダラーズ
2015年09月08日●「Moments」で写真を共有する先日、Facebookの写真共有アプリ「Moments」が日本でも使用できるようになった。SNSにひもづいた写真アプリというとLINEの「LINE Toss」やGoogle+(Google)の「Googleフォト」がすでにリリースされている。ただし、「Moments」はFacebookと併せて使うことが前提の作りになっており、ポジションとしては写真管理に強い「Googleフォト」より、LINEの「LINE Toss」に近いだろう。では、どんな内容なのか、使うメリットがあるのかを紹介していきたい。○モバイルデバイス内の写真を検索し友達とのシェアを提案「Moments」の主要機能はなんと言っても、友達との写真の共有だ。共有するには、次のような手順を踏む。まず、「Moments」をインストールして初回に起動するとアルバムアプリの検索を行ない、写っている友達や撮影日別に自動的に写真のグループ化して「モーメント」と呼ばれるアルバムを作成する。次に、モーメントの写真と「この写真を同期しますか?」といった表示が現われ、「同期する相手」ボタンをタップするとFacebook友達の一覧画面へ移行。そこから写真を同期したい友達を選択すれば共有可能だ。友達が「Moments」をインストールしている場合、写真は「Moments」に表示され、まだインストールしていない場合はFacebookの「Messenger」でプレビューが送られる。「Moments」では、モバイルデバイスで写真を撮るたびに写真をチェックし自動でグループ化を行なうが、アプリが認識しなかった写真でも手動でアルバムアプリ内の写真を選択して友達と関連づけし、手動でも「モーメント」作成は可能だ。また、同期したモーメントはスライドショー機能があり、写真の内容によっては「ハッピー」「冒険」といったイメージに沿ったBGMが選択できる。●顔認識機能で友達を判別○顔認識機能では自動的に友達を判別可能だが……「Moments」の大きなポイントとして顔認識機能がある。人物写真を撮影した場合、「Moments」側で写真に写っている顔を自動的に認識し、写っている人物に同期するかどうか表示を出すというものだ。ただし、この顔認識の精度は少し微妙だ。「Moments」ではFacebook友達以外の人が写っている写真の場合でも、アプリ側で友達の中から候補を出して同期するかどうか聞いてくることがある。筆者の場合、たまたまテレビの画面を撮影したら、出演していた芸能人に似ている友達が指定され、「○と同期しますか?」という表示が出るということがあった。こういった誤認識の場合でも、同期ボタンをタップしない限り友達の「Moments」と同期はされないが、「Moments」側ですでに相手を指定してきた場合は写っている相手が友達本人かどうか確認する必要がありそうだ。○Facebook友達との写真シェアに特化したツール顔認識や自動的にモーメントを作る機能はあるが、「Moments」は写真を整理・加工するアプリではなく、基本的にFacebookの友達と写真をシェアすることに主眼が置かれたアプリだ。ただし、ここで重要なのが、「Moments」はFacebookに写真を掲載することなく、Facebook友達と写真がシェアできるアプリということ。Facebookは同窓生や現実の友人・知人のつながりを重視したSNSだ。それだけに飲み会や同窓会の写真といったプライベートの写真を撮ってやりとりする機会が多くなる。Facebookに写真をアップして多くの友達やユーザーに見てもらい、「いいね!」やコメントをつけてもらうのは楽しい。しかし、パーティーや会合などで自分が写っている写真を勝手にFacebookにアップされるのは憂鬱、ましてやタグづけされるのは嫌という方も多いだろう。そのためFacebookで久しぶりにつながりができた友達と会を開くことになったとしても、その時の写真をFacebookにアップすべきかどうか迷うところだし、Facebookに掲載しても公開範囲を設定するのは面倒。そんな場合に写真のやりとり用として便利に使えるのが「Moments」である。●「Moments」は使えるアプリか○問題は写真交換する機会があるかどうかFacebookで人が写った写真をどう交換するのか、という意外に困る問題を解決できる「Moments」。しかし、問題は「Moments」のお世話になる機会がどれだけあるのか、ということだ。毎週、誰かしらと集まる、または田舎の両親に孫の写真を送りたいといった限られたシチュエーションでない限り使いどころが難しい。また、写真を共有できても写真に対してコメントなどレスポンスをつけられるわけではないので、同窓会の写真を見ながら思い出を語るような使い方も無理。「Googleフォト」のようにWebやGoogleドライブなどを使ってパソコン上から閲覧・整理できるわけでもない。あくまでもFacebook本体のサポートとして入れておくと、写真のやりとりで便利なこともあるかもしれない、というポジションだ。今すぐインストールして活用したいアプリというよりは、Facebookを利用していて「写真を送る手段に悩む」というイザという時に使えそうなツール、ととらえておくのが良いだろう。
2015年09月08日IK Multimediaは、ピアノ音源アプリ「iGrand Piano for Android」、エレピ & クラビ音源アプリ「iLectric Piano for Android」の配信を開始した。いずれも発売記念特価1,200円(フリー版あり)にて販売中。「iGrand Piano」は、グランド・ピアノ、アップライト・ピアノからベイビー・グランド・ピアノまで、ステレオで収録されたピアノ8種類の音色が収録され、アプリ内課金のPiano Expansion Packを加えると合計39音色まで拡張することができる。また、「iLectric Piano」は、エレクトリック・ピアノ、エレクトリック・グランド、クラビネットなど20種類の音色が収録され、アプリ内課金のElectric Piano Expansionにて44種類を追加することできる。両アプリともに、低レイテンシー・ドライバを実装したAndorid 5、Samsungプロフェッショナルオーディオ対応機種であれば、遅延を気にせずに最高のピアノ、エレピ、クラビ音源をスマートフォン、タブレットで演奏できるという。さらに、Samsung純正のDAWアプリ、Soundcampにプラグインして、演奏、レコーディングも可能。同社MIDIキーボードやMIDIインタフェースを利用したMIDIキーボードからの演奏にも対応する。
2015年09月04日コックスは9月1日、自社ECサイト「コックス公式オンラインショップ」とオリジナルアプリ「コックスファッションアプリ」の商品ページで、商品の在庫がある店舗を確認できる「店舗在庫検索機能」を導入した。同機能は、商品の店舗在庫状況を○/△で表示するほか、カラーやサイズ、エリアを指定した検索、店舗詳細や現在地から店舗までの距離表示などを提供する。今回の取り組みにより同社は、ECサイトとアプリの利便性向上を図るとともに、デジタルチャネルとの接触機会の増加、来店動機の創出や機会損失の削減、店舗とECとの相互送客を図り、オムニチャネル化の促進によるシームレスなコミュニケーション環境の構築を目指していく。
2015年09月02日MMD研究所は1日、スマートフォンを所有する15歳以上の男女1,580人を対象に行った「企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査」の結果を公開した。それによると、LINEの公式アカウントで最も人気のあるカテゴリは「ファッション」だったという。同調査は、MMD研究所とコロプラが提供するインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」が共同で行ったもの。スマートフォンユーザー1,580人に、LINEの公式アカウントについて聞いたところ、「追加したことがある」が61.6%、「追加したことがない」が26.8%、「LINEを利用していない」が11.6%となった。追加したことがあるアカウントのカテゴリについては、最も多かったのが「ファッション」で42.2%だった。次いで「グルメ・フード」が37.5%、3番目が「ゲーム」で32.5%だった。続いて、LINE公式アカウントユーザーを対象に、割引クーポンの利用について質問。「利用したことがあると回答した人は38.2%だった。また、48.2%の人がクーポン目的で公式アカウントを追加したことがあるという。LINE公式アカウントを追加したきっかけについても聞くと、「LINE内のお知らせから」が47.7%で最も多かった。追加した目的では「スタンプが欲しかったから」が55.1%、「クーポンを使うため」が38.2%、「セール情報やキャンペーン情報が欲しかったから」が25.7%となった。
2015年09月02日MMD研究所は9月1日、コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」と共同で実施した「企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査」の結果を発表した。同調査は、スマートフォンを所有する15歳以上の男女1580人を対象に行ったもの。企業、ブランド、ショップなどの公式アカウントをフォローしているSNSについて聞いたところ、Twitterは31.7%、Facebookは18.9%、Instagramは8.9%がフォローしていることがわかった。LINEの公式アカウントについて聞いたところ、回答の内訳は「追加したことがある」が61.6%、「追加したことはない」が26.8%、「LINEを利用していない」が11.6%となった。追加したことがあるアカウントのカテゴリで最も多かったのは「ファッション」(42.2%)だった。LINE公式アカウント利用者973人に割引クーポンの利用について聞いたところ、「利用したことがある」と回答した人は38.2%だった。また、48.2%の人がクーポン目的で公式アカウントを追加したことがあると回答した。LINEのスタンプ目的で公式アカウントを入手したことがあると回答した人(N=576)を対象に、スタンプの入手によりその企業の好感度が上がったことはあるかと聞いたところ、49.1%が「上がった」と回答した。「好感度が上がった」と回答した人(N=283)にスタンプ入手後にとった行動を聞いたところ、「その企業の店舗に行ったり、商品を購入したりする頻度が増えた」が26.5%と最も多く、次いで「その企業やブランドの情報を積極的に仕入れるようになった」(20.8%)となった。企業の公式アプリをダウンロードしたことがある人(N=1,203)にダウンロードした公式アプリを聞いたところ、「マクドナルド」が75.1%と最も多く、これに「ユニクロ」(35.3%)、「G.U.」(27.4%)となった。
2015年09月02日米Microsoftは8月5日(現地時間)、Officeファミリーの新アプリ「Sway」の正式版の提供を開始した。Webアプリ版、iOS版に加えて、日本を含む214市場においてWindows 10アプリ版「Sway for Windows 10」(PC/タブレット用)をリリースした。Swayを使って、ユーザーはメディアリッチでインタラクティブなWebベースのプレゼンテーションをデザイン・作成・共有できる。モバイル機器やネットとの親和性が高く、PCやモバイル機器内のコンテンツのほか、オンラインストレージOneDrive内のコンテンツ、さらにFacebook、Twitter、YouTube、Flickrなどからもタップやクリック、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でコンテンツを追加できる。それらを内蔵のデザインエンジンが分析し、自動的に見栄えの良いレイアウトに整える。MicrosoftはSwayをプレゼンテーションアプリではなく、デジタルストーリーテリング・アプリと表現している。Windows 10アプリ版のSwayは、iOSアプリ版と同様にデバイス内蔵のカメラを使ってキャプチャした画像を直接Swayで利用できる。インターネットにアクセスできない場合でも、アプリでロードしたSwayはオフラインで表示可能。また複数のアカウントのログインをサポートするので、1つのデバイス上で仕事用とプライベート用のアカウントを使ったり、家族や友達とコラボレーションできる。
2015年08月06日Twitterは28日、Android版公式アプリで、Twitterで話題のニュースを閲覧できる「ニュース」機能の提供を開始した。先行提供していたiOS版と同等の機能となる。Android版のニュース機能はiOS版とユーザインタフェースが若干異なり、Android版では、画面上部のニュースアイコンから選択することで閲覧できる。ニュース一覧から見出しをタップすると、ニュースの概要、記事全文へのリンク、関連ツイートを見ることができる。
2015年07月28日●Apple Watchに「リマインダー」アプリはないApple Watchには「リマインダー」アプリが存在しません。しかし、リマインダー通知を受けて、「再通知」や「完了」などの対応をすることができます。Apple Watchでリマインダーの項目を作成するには、Siriを利用します。○Apple Watch用の「リマインダー」アプリはない筆者がApple Watchを手にしてすぐに意外に思ったことのひとつは、Apple Watch用の「リマインダー」アプリがないことでした。それでも、通知はApple Watchに表示されるのでかなり便利です。Siriを使ってリマインダーの項目を作成することもできます。それ以上のことをしたいならiPhoneで、ということですね。○リマインダーの通知を受けて対応するiPhoneの「リマインダー」アプリに保存されているリマインダーの通知は、Apple Watchに表示されます。下の方にボタンがあり「再通知」をタップすると、15分後に再通知されます。「完了」をタップすると、このリマインダーのステータスが実行済みになります。「了解」をタップすると、リマインダーのステータスは変わらずに通知が消えます。●Apple Watchでリマインダーを作成するには○Apple Watchでリマインダーを作成するApple Watchからのリマインダーの作成にはSiriを使います。作成したリマインダーは、iPhoneの「リマインダー」アプリに保存されます。通知の時刻を指定しないリマインダーを作成するには、「本を買いに行くのを思い出させて」のように話しかけます。通知の時刻も指定したいなら、「午後4時にクライアントに電話をかけるのをリマインドして」のように話しかけます。「午後4時に〇〇さんに電話をかけるのをリマインドして」と話しかけたとします。〇〇さんの電話番号が「連絡先」アプリに複数保存されていると、どの番号に電話をかけるのかを確認する画面が表示されます。電話番号をタップして選択します。これをiPhoneの「リマインダー」アプリで見ると、リンクになっています。このリンクをタップして電話をかけることも可能です。iPhoneの「リマインダー」アプリに複数のリストがある場合、Apple WatchのSiriで作成したリマインダーはiPhoneの「設定」の「リマインダー」で設定されている「デフォルトのリスト」に保存されます。
2015年07月12日D2Cは7月1日、全国の中高生を対象に、スマートフォン向けアプリ開発コンテスト「第5回 アプリ甲子園」を開催すると発表した。今年度は、新経済連盟や日本Androidの会が後援する。同社では、次世代を担う若手クリエイターの発掘と健全な育成支援を目的とし、2011年より「アプリ甲子園」を開催している。アプリ甲子園は、12歳から18歳までの全国の中高生が開発した、iPhoneやAndroid端末に対応するスマートフォン向けアプリ(タブレット端末向けアプリも含む)を広く募集し、その企画力と実装力の観点から優秀な作品を選出し表彰するもの。7月1日~8月31日まで公式Webサイトにて作品の応募を受け付けており、9月13日に予備審査により30作品を選出・発表する。その後、二次選考会を行い10作品に絞り、10月25日に東京大学で行われる決勝大会において応募者によるプレゼンテーションを行い、審査員が優秀作品を選出・表彰する。優勝者と準優勝者には、iMacやタブレット端末が賞品として授与される。応募対象者は、中学校、高等学校、高等専門学校に在籍の方で、グループ応募が可能。選考対象となるのは、iOS用アプリ、またはAndroid OS用アプリ、Windows Phoneアプリ。原則としてApp Storeや Google Playなどのマーケットに2014年9月以降に公開されたもの、もしくは未公開アプリが対象となる。
2015年07月01日コロプラは6月18日、スマートフォン向け自社アプリのキャラクターグッズを販売するEコマースサイト「コロプラ公式ショップ」を「Yahoo!ショッピング」上に開設し、運営を開始したことを発表した。同社はこれまで、「白猫プロジェクト」や「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」「ほしの島のにゃんこ」をはじめとした人気アプリにおいて、ゲーム内のキャラクターをモチーフとしたさまざまな商品化企画を実施。これらが好評であったことを受け、より多くのオリジナルグッズをユーザーに提供するため、Eコマースサイト「コロプラ公式ショップ」の開設に至ったという。同社は今後、リアルなグッズ展開でゲームやキャラクターの魅力を訴求することにより、ユーザー層の拡大を図りたい考えだ。
2015年06月18日ピクシブは、同社が運営するイラスト・漫画投稿サイト「pixiv」の公式漫画閲覧アプリとして、iOS版「pixivマンガ」をリリースした。ダウンロードは無料。「pixivマンガ」は、pixiv上に投稿される100万以上の漫画から、編集部がオススメする選りすぐりの作品に"ほぼ毎日"出会えるアプリ。先行リリースされていたandroid版に続くもので、android版と同様、漫画は「シリーズ」として各話ごとにまとめられ、縦スクロール操作でスムーズに閲覧できる。同アプリでは、コミック総合サイト「pixivコミック」にて連載中の漫画も一部閲覧できるほか、作者を直接応援する機能も実装。作品が気に入った場合は「よかった」ボタンを、作者が気に入った場合は「ファンになる」ボタンを押すことで、お気に入りの漫画や作者の情報がマイページにまとめられ、新着情報の通知を受け取ることができる。また、pixivへログインすれば、お気に入りの作品にコメントすることも可能。編集部のセレクトした漫画のほか、pixiv上のオリジナルや、同人マンガ作品の検索にも対応。二次創作マンガをpixivのタグから検索する機能を搭載している。
2015年06月10日シマンテックは4日、iOSユーザーを標的にしたワンクリック詐欺アプリを確認したとして、公式ブログ上でその詳細を報告した。App Store以外からアプリをダウンロードさせる手法が使われている。同ブログによると、今回の悪質なアプリは、とあるアダルトサイトにある再生ボタンを押すと、アプリのインストールを求めるポップアップメッセージを表示し、ジェイルブレイクしていなくともiOSデバイスにインストール可能になっているという。インストール時には、「信頼されていないAppデベロッパ」というメッセージを表示、「信頼」ボタンを選択すると、正規のアプリと同様にデバイスで実行される。同アプリを起動すると、アダルト動画サイトの会員ページが表示され、しばらくすると、ユーザーが同サイトの会員登録を済ませたとして、料金の支払いを求めてくるという。アプリ自体はデバイスに対して有害ではなく、また、単独で個人情報や支払い情報を収集することもないとし、このアプリをインストールした場合は速やかにアンインストールし、支払い要求を無視してほしいと述べている。iOSアプリをダウンロードするには、App Storeを経由するのが基本となるが、今回の詐欺アプリは「iOS Developer Enterprise Program」を利用したものとされる。同プログラムでは、本来、業務用アプリを従業員意向けて配布できるプログラムで、App Storeを経由せず、アプリの配布ができるのが特徴。同ブログによると、このプログラムを利用するために、年額299ドルを支払う必要があり、Appleへの登録も必要なため、サイバー犯罪者はこれまで利用を敬遠してきたのかもしれない、などと解説している。App Storeを経由しないアプリのダウンロード方法があること、そして、信頼できるソースだけからインストールするべきだと、同ブログはまとめている。なお、本件はAppleに報告済みで、同アプリの登録に使われた開発者ID証明書は取り消される見込みだとしている。
2015年06月04日マクドナルドによく行くのであれば、使う機会も多いであろうスマホ向けの「マクドナルド公式アプリ」。先日はポテトSが無料になるクーポンが配信されるなど、個人的には攻めている印象を持っていた。このアプリが先日リニューアルを敢行した。「見やすくなった・直感的になった」という声がある一方で、一部アプリのレビューなどでは「改悪では」という声も上がっているようだ。マクドナルドによれば、スマートフォン向けの公式アプリは4年間で2400万件のダウンロードがあったそう。ざっくりと考えてみると日本人口の約5人にひとりがダウンロードした計算になるが、リニューアル後のダウンロード数・アップデート数についても合わせると「1000万を越えている」(後述 マクドナルド担当者談)ということで、こちらもなにげに東京都の人口(1300万人)に匹敵する。そう考えるとけっこうな人気アプリである。これだけ多くの人に使われ、逆に言えば愛着があるからこそ厳しい意見を言う人も多いということだと思うのだが、実際マクドナルドの人たちはその意見に対してどのように考えているのだろうか?今回マイナビニュースでは、マクドナルドにアプリをリニューアルした経緯やリリース後の反応、また今後の展開について聞いた。――公式アプリをリニューアルしたきっかけは?「スマートフォン用の公式アプリは大変多くの方にご愛顧いただいておりましたが、お客様のライフスタイルやスマホの性能も導入当時と比べて変化しておりましたので、機能や操作性においてよりお客様のニーズにあった便利で使いやすいものに変更したい、との思いでリニューアルをいたしました」――アプリリニューアルのポイントは?「スワイプして使う新しいクーポンは、商品画像付きで見た目にも分かりやすいデザインに変更をしました。また『時間帯限定』『曜日限定』など多様なクーポンが配信可能になりました。気になったクーポンをまとめておける「お気に入り機能」を追加したこと、「プッシュ通知機能」の導入でクーポンや新メニュー・新キャンペーン情報などをよりタイムリーにお届けできるようになりました。またレイアウトを縦スクロール型に刷新したことで、お求めの情報にたどり着きやすくなるなど操作性を向上させました」――リニューアル後のアップデート・ダウンロード状況は?「おかげ様で、現在までのわずか1カ月で1000万件を突破しています。大変多くのお客様にお使いいただいているという実感がございます」――アプリレビューなどで辛口のコメントを含め、いろいろな意見が飛び交っているが、その点については?「今回のリニューアルで、ご利用いただいた後に消える【1回のみ有効】の見せるクーポンを導入いたしました。【期間中、何度でも使える】クーポンと【1回のみ有効】のクーポン、2種類のクーポンを活用することで、【1回のみ有効】のクーポンでは、よりお得なクーポン(例えば今回のポテトS無料クーポンなど)をお届けできるようになりました。しかし、iPhone版の導入から最初の2日間、全てのクーポンがこの【1回のみ有効】の設定になっていたため、多くのお客様の混乱を招いてしまったと考えています。現在、無料クーポンは【1回のみ有効】ですが、それ以外は繰り返しお使いいただける設定になっております。また、非常に多くのお客様にご登録いただいた結果、一時的にアクセスしにくい状況が発生し、登録時などにお客様にご迷惑をかけることになりました。現在は、その状況も改善しております」――今後の公式アプリでの面白い施策や展開などがあれば「今回のリニューアルでリリースした機能は、シンプルで基本的な機能のみです。詳細はお話できませんが、今後お客様がより便利に、また楽しくお使いいただくための機能を追加していく予定です」実際筆者がアプリをダウンロードしてみたところ、空メール送信からの会員登録はスムーズに行えた。レビューなどには「スワイプが分かりにくい」というような意見もあったが、個人的には“慣れ“の問題もあろうと思う。今後さらなるリニューアルの予定もあるとのことなので、このマクドナルド公式アプリがどのように進化していくのか。ぜひ注目していきたい。
2015年05月22日Apple Watchでは様々なアプリを使うことができますが、インストールの方法はiPhoneとは少し異なります。今回はApple Watchで新しいアプリを使う方法をご紹介します。○iPhone用アプリとApple Watch用アプリの関係Apple Watchで使うアプリは、Apple Watch単体で入手することはできません。iPhone用アプリの中に"Apple Watch対応機能"として組み込まれる形で提供されています。そのため、Apple Watch用アプリを使うにはまずiPhone用アプリをダウンロードする必要があります。○Apple Watchで使いたいアプリはiPhoneにインストールアプリをダウンロードすると、Apple Watchにもアイコンが表示されます。○Apple Watchでは使わないアプリを画面から消すにはこのように、Apple WatchのアプリはiPhoneと連動してインストールされます。ただし、iPhoneに入れてあってもApple Watchでは使わないアプリの場合は、Apple Watchから削除することができます。Apple Watchに再度アプリを追加する場合は、ここを「オン」にします。なお、アプリの削除はApple Watchの画面上からも可能です。
2015年05月18日GMOメディアは5月15日、同社が運営するファッションコーディネートアプリ「CoordiSnap(コーデスナップ)」において、ファッションブランドの公式アカウントのコーディネートを見たユーザーを、ブランドのECサイトへ直接送客できる機能の提供を開始した。第一弾として、クロスカンパニーが展開する6ブランドと連携を開始する。「CoordiSnap」とは、コーディネートの投稿を通じてユーザー同士がコミュニケーションをとれるサービスで、10~20代を中心とする女性ユーザー約200万人に利用されているという。同社はこれまで、ファッションブランドに対し、同アプリの人気ユーザーとファッションブランドのタイアップ企画の実施や、ブランド公式アカウントから毎日のコーディネートを共有し購買につなげるなど、ブランドプロモーションの場を提供してきた。今回の新機能では、ユーザーを自社のECサイトへと直接誘導できるため、同アプリを販売チャネルとして活用することが可能に。誘導は、「販売サイトへ」ボタンから行うことが可能で、ECモールの出店料や手数料といった運用コストの負担なく商品を販売することができる。なお、サービス提供の第一弾として、クロスカンパニーが展開する「earth music&ecology」や「E hyphen world gallery」「E hyphen world gallery BonBon」「L’ATELIER FENETRE」「SEVENDAYS=SUNDAY」「KiwaSylphy」といった計6ブランドと連携を開始。今後も、他社ブランドとの連携を進めたい考えだ。
2015年05月15日森永製菓は、子ども向け知育アプリ「キョロちゃん大冒険」を公開した。同社では、事業領域の拡大を目的として、アプリ事業を開始。同アプリはその第1弾となり、知育アプリ開発のノウハウを持つキッズスターと共同開発したものだ。チョコボールのマスコットキャラクター「キョロちゃん」が悪役ブラックキョロちゃんに奪われた金の卵を取り返すため、パズルや図形合わせの謎にチャレンジしていくストーリーとなっている。また、子どもの知育を目的としているため、同アプリでは文字やナレーションを一切使用しておらず、文字がない直感的なインタフェースを採用。子どもがストーリーの中に入り込めるように仕上げている。さらに、シンプルなストーリーのなかに様々なアクションやパズルを組み入れ、子どもの想像力、好奇心、観察力、思考力を育むための工夫を施しているという。1ステージは5分程度。短時間で区切り、ちょっとした空き時間にも区切りよく遊べるようになっている。神経科学・薬理学を専門とし、海馬や大脳皮質の可塑性を研究している、東京大学 薬学部教授の池谷裕二氏は同アプリについて「キョロちゃん大冒険なら、仮想世界に触れることができます。相手が何を考えているのか想像したり、明日何をしようかと考えることは現実ではない仮想世界を思い描く力によるものです。子どものころに仮想世界をうまく作れるようになることが、大人になってから相手の気持ちを察したり、計画を立てたりする礎となります。キョロちゃん大冒険なら、指を通してよりインタラクティブに仮想世界に触れることができます。おすすめのアプリ、自分の子どもにも遊ばせたいと思います」とコメントを寄せている。
2015年05月15日ビックカメラは11日、同社のスマートフォン向けアプリをアップデートした。最新バージョンでは、「ポイントカード」機能を強化し、ビックポイントの加算や利用をアプリ経由で行えるようになった。ビックカメラ公式アプリは、会員サイト「ビックカメラ.com」ユーザー向けのスマートフォンアプリ。これまでは貯めたポイントの確認や写真プリントの注文、ネットショップでの買い物、チラシ・クーポン・お知らせの受信が行えたが、今回のアップデートにより、買い物をした際にアプリを介してポイントの加算や利用が可能となった。このほか、「お気に入り」として登録した店舗のチラシを受信する「My店舗登録」機能において、複数店舗の登録が可能になった。アプリの対応OSはiOS 6.0以降、Android 2.3.3以上。
2015年05月12日ロボット向けアプリ開発で実績のあるイサナドットネットは4月30日、感情認識パーソナルロボットPepper向けアプリ「Congrats Pepper」を開発したと発表した。このアプリは、結婚式の来賓に開場までの時間を楽しませることを目的に開発しており、盛岡で挙式された結婚式で試験運用されたという。Pepperは来賓に祝辞をリクエストし、その様子を6秒間録画する。その後動画はクラウド上に保存され、Webサイトからダウンロード・閲覧可能となる。このアプリにより、来賓は開場までの待ち時間を楽しむことができ、主賓も会場の雰囲気を感じることができる。なお、今回の結婚式で録画された祝辞は、主賓へプレゼントとして贈られたという。
2015年05月02日米Microsoftは29日(現地時間)、サンフランシスコで開催した同社の開発者カンファレンス「Build 2015」に合わせ、既存アプリをWindowsアプリに移植できる新たなSDKを発表した。今回開発者向けに発表されたSDKは、「Webサイト」「.NETおよびWin32」「Android(Java/C++)」「iOS(Objective C)」の4種類で、アプリの既存コードをベースに、Windowsストアのユニバーサルアプリを制作できる。制作したアプリはWindowsストアを通じて提供されることになる。Adobe Systemsはこのうち、Win32用のSDKを利用して「Adobe Photoshop Element」「Adobe Premiere Elements」のWindowsアプリの提供を発表している。また、既にWindowsストアで提供している、KingのWindows Phoneアプリ「Candy Crush Saga」にはObjective C用のSDKが利用されていることも発表された。
2015年04月30日アップルは、Apple Watchのアプリについて、時計の表示を主な機能としたアプリの公開を禁止すると、App Storeのレビューガイドラインにて明記している。アップルは、App Storeのレビューガイドラインにて、「時間を示すことが主な機能のWatchアプリは拒否する」と明記しており、サードパーティがウォッチフェイスアプリを開発することを不可能としている。そのため、ユーザーはあらかじめApple Watchに用意された、「クロノグラフ」、「カラー」、「モジュラー」、「ユーティリティ」、「ミッキーマウス」、「シンプル」、「モーション」、「ソーラー」、「アストロノミー」、「特大」の10種類からしかウォッチフェイスを選択できない。同社は、英語版「Apple Watch - ユーザーガイド」の「文字盤」の項目に、ソフトウェアアップデートをすることで、現在のウォッチフェイスとは違うセットが見つかる可能性があると記載しており、今後のアップデートによってウォッチフェイスを追加することを示唆している。
2015年04月30日AmazonのiPhone版「Amazonアプリ」がApple Watchに対応した。Apple Watch上のAmazonアプリをタップするだけで、商品を注文したり、ほしい物リストに追加することができる。Apple Watch対応の「Amazonアプリ」では、音声検索で商品を検索、商品名、価格、発送に関する情報、商品画像、カスタマーレビューが閲覧できるほか、「1-Click注文」や「ほしい物リスト」への保存などの機能に対応する。商品の詳細情報を知りたい場合には、Handoff機能を利用して、iPhoneのAmazonアプリ上で見ることもできる。
2015年04月24日GMOデジタルラボは4月20日、店舗向けの集客支援アプリ「Biz Palette アプリ byGMO(Biz Palette アプリ)」用のオプションプラン「Beaconプラン」の提供を開始した。Biz Palette アプリは、店舗向けの集客支援アプリをオーダーメイドの制作するサービス。App StoreやGoogle Playへの申請も代行する。店舗側がアプリ制作の知識がなくても、自社ブランドを活かした店舗専用アプリを導入できることが特徴だ。同社によると、2014年9月に提供開始してから現在までで200社の導入実績があるという。今回のBeaconプランは、制作したアプリにBeaconとの連携機能を追加できるというもの。プランを利用するには、店舗にアプリックス製のBeacon端末を設置することが条件となる。プランの特徴の一つがスタンプの発行機能だ。店舗側がBeacon端末をレジに設置すれば、来店したユーザーがアプリをインストールしたスマートフォンを端末にかざしてスタンプを付与できる。従来のスタンプ機能は、ユーザーへの発行の際に管理画面を表示するものが多かったが、ユーザーに手間だと感じさせないように工夫されている。スタンプ機能の使い方も多彩だ。例えば、複数の店舗をもつチェーン店で、店舗ごとにBeacon端末を設置してスタンプラリーを実施することも可能だ。店舗ごとにスタンプのデザインを変えることもできるので、店舗の特徴に合わせたイベント企画やPRを行うことも可能となる。Beacon端末の検知エリアに入ったユーザーのスマートフォンに、特定のメッセージやPOP広告をプッシュ通知を表示させる機能もある。Beacon端末の設置場所や検知する距離を工夫することで、ユーザーのロケーションやニーズに合わせた情報を通知できる。管理画面は、Beacon端末で収集された情報を見られる。これにより、来店者の数、プッシュ通知を見てアプリを起動した来店者の数などをリアルタイムに集計したり、来店者の属性(性別・年代・職業・住んでいる地域など)情報を確認したりできる。来店者数は週間・月間で確認でき、曜日ごとやキャンペーン期間中の推移など、来店数の分析に活用できる。さらに、各ユーザーの累計来店回数も集計できるので、顧客の分析やマーケティングなどにもご活用いただけます。Beaconプランの利用料金は、Beacon1台あたり3000円/月(税別、以下同)。Biz Palette アプリは、スタンダードプランが1万5000円~/月、エンタープライズプランが2万5000円/月。支払は、12回払いの1年契約のほかに、さまざまな支払い方法を用意する。
2015年04月22日Apple Watchの公式サイトにて紹介されている対応アプリの情報が、3月下旬頃より更新され「LINE」や「Yahoo!ニュース」など日本国内で利用者の多いアプリが多数紹介されている。Apple Watchの公式サイトでは、対応するアプリの情報としてスクリーンショットともに、Apple Watch上でアプリを利用してできることが紹介されている。3月下旬頃の更新前は、「NYTimes」や「American Airlines」、「MLB.com At Bat」など、海外のアプリが中心に紹介されていが、更新後は「LINE」や、「クックパッド」、「Yahoo!ニュース」、「NAVITIME」など日本国内でも利用者が多いアプリが多数加わっている。
2015年04月16日ヤフーは4月6日、アニメやゲームのような世界観のなかで2Dのアバターを通してコミュニケーションができるiOS用アプリ「なりきろいど」を公開した。このアプリは、SFなどで描かれてきた、表情に合わせて動くアバターで会話するという未来のコミュニケーション像を形にしたアプリ。顔認識機能を搭載しており、ユーザーの表情に合わせてころころと変化していく2Dアバターの表情や動きと音声・テキストチャットを組み合わせた新しい感覚のコミュニケーションを提供する。2DアバターはLive2Dと協業し、アニメの質感を生かしたままの立体的な動きを実現した。ユーザーは10億通り以上の組み合わせができるさまざまなパターンが用意されたアバター用パーツを使って自由にオリジナルの2Dアバターを作成し、「ニックネーム」や「興味タグ」などのプロフィール情報を登録する。「興味タグ」が一致する相手とランダムでマッチングする「ランダムワープ」機能を使って相手を探し、ランダムワープを繰り返しながら、気のあった話し相手を見つけていく。そのほか、アバターを使ってしゃべった映像や音声を記録する動画録画機能もあり、動画はWEB上にアップロードしてSNSを使ってシェアができ、ユーザーの代わりであるアバターの活躍の場がアプリ外にも広がっていく仕組みを設定している。同アプリのAndroid版は今夏公開予定で、プロモーションサイトで事前登録中。iOSアプリはApp Storeで提供している。
2015年04月08日