ドイツのチーム、シャルケに所属する内田篤人選手が一般女性との入籍を発表した。発表されたのは5月25日深夜、その夜すぐに「内田選手結婚」のニュースは中国にも伝わった。イケメン選手である内田選手には、中国でも女性ファンが多い。突然のニュース、中国ではどんな反応だったのだろうか?○「一般女性? 日本人が羨ましい……」2014年のFIFAワールドカップ開催中、中国版ツイッターである「ウェイボー」上ではイケメン選手について語り合うコメントが多数見られていた。その中でも、「小清新(さわやか)」という形容詞とともに名前が挙がっていたのが内田選手である。中国でも人気の高い内田選手、深夜にあった結婚報道に中国人女性たちは大変なショックを受けたようで、「ウェイボー」上には悲壮感が漂うファンたちの声があふれていた。「内田選手が結婚、あああ、涙が出てきた」「ママ、私失恋した! 内田選手が結婚! ああ…」「私の内田選手も結婚しちゃった」「寝る前に内田選手結婚のニュース発見、日本女性はみんな失恋しちゃっただろうな」「おどろいた、どうしたらいいのか分からない」「今夜は眠れない……」「私信じない! 内田選手が結婚なんて! もうサッカー見ない! 一般女性? 日本人が羨ましい……」2014年に日本で発表された「結婚したい男性芸能人」ランキングで1,2位だった向井理さんと西島秀俊さんが結婚した際も、「国宝級の男神・西島秀俊が結婚を発表したばかりなのに、今度はもうひとつの国宝・向井理が結婚! 泣ける! 」などと、有名人の結婚報道に失恋ムードが漂うのは日本だけではないようだ。○「純情で一途! おめでとう(泣)」内田選手の結婚相手は一般女性。内田選手は相手の氏名や年齢等の個人情報を公表せず、どこで出会ったのかも明かしていない。しかし、小学校時代の同級生で当時から両思いだったが、2年前から真剣交際となっていたなどと伝える報道に、中国人たちも反応している。「幼なじみとかロマンチック! おめでとう! 」「純情で一途! おめでとう(泣)」「小学校の同級生か。私の小学校時代にはカッコいい人はいなかったな…」そうした悲しみの声、祝福の声があふれる中、胸を打ったのがこの書き込みだった。「あなたが夢の実現のため、クラブのため、日本チームのために努力している姿を見て、自然と好きになった。今はただ、その幸せを祝福するだけ。いつか子どもをサッカー場に連れてきてね。私も自分の夢と一生の伴侶を見つけるわ。ありがとう! 内田選手、私が初めて好きになった人! 」※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年05月27日昨年15年の長きに渡る連載が終了した後も、「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」が東京でスタート、「週刊少年ジャンプ」では「NARUTO-ナルト-外伝~七代目火影と緋色の花つ月~」の短期集中連載が始まり、まだまだ吹き荒れる“NARUTO旋風”。そしてこの夏、物語は父・ナルトから息子・ボルトへと引き継がれ、『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』が公開される。この度、本作の前売券特典が、原作者・岸本斉史描き下ろしの“彩色墨画扇子”であることが分かった。原作は世界累計発行部数2億部を突破した大ヒットコミック「NARUTO―ナルト―」。昨年12月6日に公開された『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』を皮切りにスタートした“NARUTO新時代開幕プロジェクト”の集大成として公開される本作では、メインキャラクター・ナルト&ヒナタの息子“うずまきボルト”役を三瓶由布子、サスケ&サクラの娘でボルトの同級生“うちはサラダ”役を菊池こころが担当。うずまきナルト役・竹内順子とうちはサスケ役・杉山紀彰の登場も明らかになっており、豪華共演が実現する。岸本氏が初の製作総指揮を務めることでも話題の本作だが、さらに注目を集める豪華な前売券特典として、岸本氏描き下ろしの“彩色墨画扇子”が、全国合計10万名様限定で6月27日(土)より全国の劇場にて発売開の劇場前売券に付くことが決定。デザインは、「NARUTO」シリーズにぴったりの墨画調で、ナルトとボルトが描かれた「うずまきver.」、サスケとサラダが描かれた「うちはver.」の全2種類。躍動感あふれる豪華親子共演姿はファン垂涎の仕上がりだ。BORUTO新時代が巻き起こす“熱い”夏にぴったりの扇子をゲットして、本作の公開に備えたい。『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』は8月7日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月18日長年にわたり「週刊少年ジャンプ」の2大人気作品として活躍した「NARUTO-ナルト-」原作者・岸本斉史と「ONE PIECE」原作者・尾田栄一郎の豪華対談が実現。4月25日(土)から森アーツセンターギャラリーにて開催される 「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」で販売される公式ガイドブック「道-MICHI-」の中に収録されることが分かった。昨年、大人気コミックが完結、公開された映画は歴代最高の興行収入19,8億円を突破する大ヒットを記録した「NARUTO-ナルト-」。今夏には、ナルトの息子、ボルトを主人公にした映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』が公開されることが決定。原作者・岸本先生自らが、初めて原作・脚本・キャラクターデザインなど全てを統括する製作総指揮を務めることでも注目を集め、今年もまだまだ“ナルト旋風”は止みそうにない。そんな中、4月25日から森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)にて「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」が開催。数々の名場面が描かれた150点以上の原画や、会場でしか見られないオリジナルのシアター、立体造形など様々な仕掛けが満載の内容となっており、開催前から大きな話題を呼んでいる。今回、発売される公式ガイドブック「道-MICHI-」は全112ページのボリューム!岸本氏と尾田氏の対談は、同い年の2人ならではの穏やかな雰囲気の中行われたそうで、互いをライバルとして意識しあったことや、出会った頃の思い出話などを4時間にわたり熱く語り合ったとか。白熱したトークの内容は全13ページに渡って収録され、「週刊少年ジャンプ」で長く活躍した2人の貴重な対談を収めた、ファン垂涎の一冊となっているようだ。また、公式ガイドブックには、そのほか、展覧会で展示された原画やカラーイラスト、会場写真なども収録され、「週刊少年ジャンプ」22、23合併号(4月27日発売)には抜粋が掲載される予定。発売は5上旬を予定しており、開幕から発売前日までは公式ショップにて予約販売も予定されている。「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」は4月25日(土)から森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日昨年、コミックの完結、映画の公開など大きな話題となった岸本斉史が手がける「NARUTO-ナルト-」。父・ナルトから息子・ボルトへと物語は引き継がれ、“NARUTO新時代開幕プロジェクト”として新たな展開に注目が集まっているが、このほどボルトを主人公とした映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』の公開日&新ビジュアルが解禁となった。昨年12月に全国公開された映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は歴代最高の興行収入19,8億円(※3月31日時点)を突破する大ヒットを記録。今年に入ってからは、国内公演のみならずワールドツアーも展開する舞台「ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-」を始め、4月25日の東京を皮切りに開催される「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」と、ファン垂涎のプロジェクトが展開。そんなプロジェクトの集大成となるのが今回、8月7日(金)に公開されることが決定した映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』だ。本作は原作者・岸本先生自らが、初めて原作・脚本・キャラクターデザインなど全てを統括する製作総指揮を務めることとなる。さらに、岸本先生描き下ろしのティザービジュアルも公開。「ダッセェな、火影(クソオヤジ)」という意味深なコピーに加え、幼き日のナルトにそっくりな、息子・ボルトの反抗的な表情が印象的なビジュアルに仕上がっている。また、本作について岸本先生からはコメントが。<岸本斉史/コメント>「映画『BORUTO』、今回は全てが一から始まる、 初めてのキャラクターばかりになります。それはつまり、原作者である僕の頭の中でしか存在していないという事。『NARUTO』の映画11本目にして初めて脚本を原作者の僕自身が全て書き、キャラクターデザイン案を出し、自分が納得できるまで練り込んだ上にさらに完璧を求めスタッフと練りこんでいきました。連載が終わり、今まで漫画に費やしていた時間を全て映画に注ぎました。本当に僕が作りたかった『NARUTO』映画がここにあります。最後に一言…これ以上のものはもう僕には描けません…」。まさに、“渾身”の一作を作り上げるべく、奮闘中といった様子。今後は、「週刊少年ジャンプ」22・23合併号にて短期集中連載「NARUTO-ナルト-外伝 ~七代目火影と緋色の花つ月~」もスタートとなるが、これからボルトが切り開く“新時代”に一層注目が集まりそうだ。『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』は8月7日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月06日4月25日より東京で開幕する「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」に先がけ、六本木ヒルズウェストウォーク2F(南側吹抜け)にて展示作品の一部が先行公開されることが明らかになった。3月2日~4日の3日間限定公開となる。「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」は、4月25日から東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて、7月18日から大阪文化館・天保山にて開催される。昨年完結した『NARUTO-ナルト-』の数々の名場面が描かれた原画や、会場でしか見られないオリジナルのシアター映像、立体造形などさまざまな仕掛けを用意。また、東京会場となる六本木ヒルズでは、会期中にヒルズ内飲食店約30店舗が参加するコラボレーションメニューも企画されているという。今回行われる先行展示では、作者・岸本斉史氏直筆の連載時の資料数点が公開され、3月2日~4日の3日間限定公開。各日10:00~20:00で、六本木ヒルズウェストウォーク2Fに展示される。(C)岸本斉史 スコット/集英社
2015年02月23日江崎グリコは、13日より発売のチョコレート菓子品「Bitte(ビッテ)」のCMキャラクター、サッカーの内田篤人選手と"コップのフチ子"とのコラボレーションフィギュア「フチ田篤人」が当たるキャンペーンを実施する。○その場で当たりが分かるプレゼントキャンペーン同キャンペーンは、ドイツ ブンデスリーガのシャルケ所属でサッカー日本代表の内田篤人選手を「Bitte(ビッテ)」CM衣装のまま「フチ田篤人」としてフィギュア化。対象商品を購入した人の中から5,000名にプレゼントする。賞品は「ビッテとフチ田さん」「小鳥とフチ田さん」「スプーンとフチ田さん」の3種セット。パッケージにキャンペーンマークの入った「Bitte(ビッテ)」(オリジナルショコラ、ラム&レーズン)を購入後、箱の中に「当選ハガキ」が入っていれば当たりとなり、必要事項を記入後に投函すれば「フチ田篤人」がもらえる。今回コラボレーションした「コップのフチ子」は奇譚クラブとマンガ家のタナカカツキ氏が共同開発した「OL風の女性"フチ子"をコップのフチに腰掛けさせたりぶら下げたりして遊ぶ」カプセルトイ。シリーズ累計700万個を超えるヒット商品だという。応募締切は6月30日(消印有効)。当選は5,000名。対象商品がなくなり次第終了となる。
2015年01月15日奇譚クラブは、江崎グリコのチョコレート菓子「Bitte(ビッテ)」のCMキャラクター・サッカー選手の内田篤人氏と「コップのフチ子」がコラボレーションしたフィギュア「フチ田篤人」を展開する。「フチ田篤人」は、「Bitte」のキャンペーンのために制作されたもので、同商品を購入した人の中から、抽選で5,000名にプレゼントされるもの。"ピッチのライン際ぎりぎりではなく、カップのフチぎりぎりに舞い降りたサッカー選手"というテーマで、「ビッテとフチ田さん」、「小鳥とフチ田さん」、「スプーンとフチ田さん」という3種を展開し、当選者には全種セットで進呈される。また、同キャンペーンの参加方法は、キャンペーンマークが外装に入った商品(「Bitte」オリジナルショコラ/「Bitte」ラム&レーズン)を購入すること。その中にランダムで封入されている「当選ハガキ」に必要事項を記入し、事務局宛に投函することで応募完了となる。なお、応募締め切りは6月30日(当日消印有効)。なお、「コップのフチ子」は、マンガ家や映像作家などとして活躍中のタナカカツキ氏と同社が共同開発した、コップの"フチ"で遊べる人気カプセルトイ。これまでもふなっしーやハローキティといったキャラクターをはじめ、さまざまなコラボアイテムがリリースされている。
2015年01月14日SUNDS dig Inc.(サンド ディー・アイ・ジー)はこのほど、ドイツ・ブンデスリーガ・シャルケ04所属、サッカー日本代表・内田篤人選手のスマホきせかえ商品の販売を開始した。同商品は、内田選手のマネジメントを行っているSARCLE(サークル)との共同企画・制作商品。発売以来、話題となっているan・an特別編集2015年カレンダー「Naked」の連動商品として特別に企画された。カレンダー本編では未公開のカットを使用している。同商品は、アイコン30パターン、壁紙6パターンの写真から構成されており、スマートフォンのロック画面やホーム画面を模様替えして楽しむことができる。壁紙には2015年のカレンダーも掲載しているため、月替わりで設定が可能。また、アイコンにも定番アプリをモチーフとした図柄を加えており、使いやすさも意識した商品となっている。価格は700円(税別)。期間限定で配信(販売)する。詳しい商品情報やデザインは、アイコンアプリ「APPARTMENT(アパートメント)」(無料)をインストールすると閲覧できる。
2014年12月26日an・anの表紙でもその甘いマスクと肉体美を披露した、内田篤人選手、通称ウッチー。やさしいまなざしとは裏腹に、ほどよく筋肉がついた男らしい体にとろけてしまう 女性たちも多いのではないでしょうか? カレンダーでは見られない貴重な未公開ショットを公開!そしてなんと今回、このカレンダーでは見られない貴重な未公開ショットが見られるスマホ着せかえアプリが登場するんです!そしてさらになんと!このANGIEがそのアプリの画像をいち早く入手!お宝ショットの数々を本邦初公開できることになりました!3度の飯よりイケメンが好き!なわたしが、今回その画像を厳選してお届けさせていただこうと思います!まずは女性が大好物なシャツ+ネクタイという鉄板スタイル。さらにニット帽で遊びを加えたファッションも素敵!シャツの上からでも胸板の厚さがわかるほど鍛え上げられた肉体を堪能。体は男なのに顔は甘~いところもたまらないポイントです。ウッチーと疑似恋愛できるショットも!物を食べているショットって色気を感じるポイントに思うのはわたしだけでしょうか?ウッチーと同じ目線で朝ごはん……なんていう妄想をしてしまうショット。ウッチーのオフショットで、「付き合ってる気分」に目線の先には誰がいるの?なんてちょっと嫉妬してしまうショット。タンクトップからのぞくたくましい腕と半開きの口元がセクシー。ウッチーのオフを独り占めした気分になりますね。スマホのホーム画面がウッチーになる!さきほどのカレンダーのショットをホーム画面に設定できるんです。アイコンもウッチーになる!そのうえ、アプリのアイコンもすべてウッチー関連のものになります!このようにウッチーにいつでもどこでも見つめられて過ごせるなんてかなり魅力的。アイコンも着せかえられ、ここにもウッチーが現れるので文字通りウッチーを独り占めできるんです。上記のホーム画面やアイコンは着せかえアプリ「appartment」でゲット可能!寒い夜に、あなたもウッチーの暖かい甘いまなざしに包まれてみてはいかがでしょうか?※参考: 内田篤人オフィシャルモバイルサイト「atsuto mobile」、an・an特別編集 2015年 内田篤人カレンダー『Naked』 (マガジンハウス 編、中村和孝 撮影)
2014年12月25日“ノストラダムスの大予言”で知られる1999年の7月から2か月ほどが過ぎた9月、当時24歳の岸本斉史は「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて「NARUTO-ナルト-」の連載を開始した。参考までに、当時の内閣総理大臣はいまは亡き小渕恵三。甲子園をわかせた“怪物”松坂大輔がプロ野球で初登板を果たし、石原慎太郎が東京都知事に当選し、宇多田ヒカルが累計900万枚を超える大ヒットとなるファーストアルバム「First Love」を発表したのも同じ1999年である。それまで「ジャンプ」を支えてきた人気漫画「るろうに剣心」(和月伸宏)が最終回を迎えたのと同じ号で、のちに全世界で2億部超の大人気漫画となる「NARUTO-ナルト-」は産声を上げた。そこから15年におよんだ連載をふり返ると共に、まもなく公開となる劇場版「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」についても語るロングインタビュー<後編>!【原作の結末に関するネタバレの記載、発言もありますのでご注意ください】15年の歳月で一番つらかった時期は「連載開始当初」。7日間で1話を仕上げる週刊連載の“地獄の”サイクルに体が悲鳴を上げた。「連載が始まったのは嬉しかったけど、体力的にはすごく弱くて毎週、原稿を上げたら熱は出るわ、食べたものは吐くわ…『やっていけるのかな?』という感じ。どんどん体がつらくなって、変な熱が出て病院に行ったら、先生が何かの数値を見ながら『きみ、これ細胞が死んでるよ。とにかく休みなさい』って(苦笑)。『細胞が死んでる』なんて初めて言われて引いたけど、週刊連載なんだから休めるわけない。当時は連載を始めたばかりの新人が休むなんてありえなくて、あるとしたら連載打ち切りだった。でも、さすがに当時の担当が、このままじゃ死ぬと思って少しの間、休載にしてくれたんです。その時はみんな、口に出さないけど『こんな新人に休みやるってどういうことだ?』と思ってたんじゃないかと…。ただ、そこからみんな、ちょっとずつ休みをもらえるようになったので、そういう意味じゃ新たな流れを切り拓いたのかも(笑)。その頃はいまよりも15キロくらい痩せてましたね」。そこから徐々に、週刊連載のリズムを掴み始め、同時に読者の反響からも作品に対する手応えを感じ始める。「2回目に巻頭カラーをもらった時かな?担当が原稿をFAXしながら『嬉しいよ。(読者投票で)1位だから』と言ってたのを覚えてます。僕自身は、投票結果はあまり気にしないようにはしてたんですが、二人三脚で連載を一緒に始めた担当はここまで胃の痛い思いもしてきたんだろうし、彼の嬉しそうな顔を見るのは嬉しかったですね。僕自身もその後、結婚して生活が安定して、体調を崩すことも少なくなりましたね」。15年という歳月の中で社会情勢も大きな変化を遂げた。「NARUTO-ナルト-」の世界は現実の世界情勢を鏡のように映し出しているのでは?という声は以前よりファンの間でも多く聞かれた。五大国の存在や、各国が“尾獣(※巨大な力を持つ魔獣)”を兵器として持っていること。そのバランスを崩そうとする組織「暁」。暴力ではなく対話で解決を試み、相手を理解しようとするナルト。歴史的な因縁などを含め、なるほどと思わされる部分が多々あるが…。「やはり、それ(世界情勢を作品に重ねること)はありますが、重ねすぎるとおかしくなるので、あまり意識し過ぎずにと思ってました。僕はいま、日本に住んでいて、(それぞれの国々の)実際のところは分からないし、ナルトやサスケじゃないですが、相手を知り、互いを知らなければ判断できないところもあると思います。僕は岡山出身で、広島の原爆ドームなどにも足を運びましたし、やはりそれを見ていろいろ思うところはあります。例えばうちの祖父には祖父の言い分、思いがあったのを聞いてるし、でもそれは世代が変わることで変わっていく部分もある。その上でやはり、あまりリアルに重ねすぎずに描いてます」。社会情勢だけではない。時に岸本さん自身の変化もまた作品に反映されていった。岸本さんが原稿を描きながら、感情が高ぶり思わず涙がこぼれたというのが、ナルトが死んだ母と逢い、自身の出生の秘密について知らされるシーン。「ナルトが母親・クシナの愛を知り喜ぶときの顔は、自分で描いてるのに泣きました。そこまでナルトが(両親の愛を知らず、里のものからは厄介者として扱われ)あまりに可哀想だったので。社会情勢だけでなく、僕自身に新しい家族が出来て、子どもが生まれると、作品の中のナルトの気持ちがより一層分かるし、親の立場でナルトを見るようにもなる。最初は何も考えずにナルトを両親のいない設定にしたけど、自分が親になると、親がどれほど子どものことを思っているのか?それを子どもが知らないままでいるのがすごく悔しくて、伝えてやりたくて、そうせずに話を進めるわけにはいかなかった」。本作が「ジャンプ」のバトル漫画の系譜を受け継ぐ王道の作品であったことは間違いないが、その一方で、これまでの少年漫画とは異なる、ある意味で“少年漫画らしからぬ”道を切り拓いたのも事実。先にも少し触れたが、ナルトが中盤以降、単に戦いではなく“対話”と“許し”で平和をもたらそうとする姿もそう。読者からの支持が高い「ペイン編」で、ナルトが師の自来也を殺したペインと対話し、和解するという描き方は「ある意味でタブー(苦笑)。少年漫画では普通はやらないやり方だった」とふり返る。「まず、忍者というものの考え方に関わってくるんですが、『NARUTO-ナルト-』は正規の忍者漫画とは違うんです。オレンジの服着て『オレがナルトだ!』と名乗り上げるんですから(笑)。歌舞伎的な感覚ですね。だから、ここでいう“忍(しのび)”というのは『暗殺をしたり、君主のために命を捧げる』というものではない。僕の中では『全てのものにおいて我慢し、耐え忍ぶ者』として描いてて、それ自体が少年漫画らしくないかもしれないですね。だから、戦いの中で怨念やわだかまりがあっても、いつかは上手くいくと未来を“信じて耐え忍ぶ”忍者を描きたかった。『ペイン編』もやられてやり返すという描き方もできたけど、それじゃ憎しみの連鎖は続く。誰かがそれを断ち切らないといけない。なぜそうなったのかを考え、相手を理解する――そこまで描きたかった。それを少年誌でやるということは大変でしたし、本当に成り立つのか?とすごく悩みもしました」。その“哲学”は壮大な物語の結末にも当然、大きく関わってくることになる。「最後は、サスケとナルトが戦って終わることは決めていた」というが、そこで重要なのがサスケの立ち位置。里やかつての仲間を憎む“敵”としてではなく、ナルトの“親友”として拳を交え、最後には2人の拳が“和解の印”を結ぶ。「最後に2人は戦うけど、仲直りする。そう決めたからには、ナルトはそうやって相手を許せるキャラクターでなくてはいけない。前もって“許し”を経験させるという意味で生まれたのが『ペイン編』でした。そうすると、それ以降もただナルトが敵を倒せばいいというわけじゃなくなった。逆に言うと、バトル漫画なのに“生きている敵”をナルトがバンッと倒すというのが簡単には出来ない。そこで“穢土転生(※詳しくはインタビュー<前編>)”であったり、植物からできた敵が生まれるようになったんです」。結末と言えば、戦いだけでなく、ナルト、サクラ、サスケらの恋の行方も最終回で描かれ、驚きや納得など様々な声が挙がった。まもなく公開の劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』では、原作の「699話」(忍界大戦の終結、ナルトとサスケの和解)と最終「700話」(その十数年後)の間の空白の時間が描かれる。ストーリー監修を務める岸本さんは「恋愛の映画」と語るが、企画の段階から大切にしてきたというのが、ナルトとサクラのある会話のシーン。「この映画は、あの戦争から2年後の世界を描いてて、言ってしまえばナルトとヒナタがどうやってくっつくに至るかを描いてはいるんですが、別の言い方をすると、初期の頃からずっとサクラのことを『好き』と言い続けてきたナルトとサクラの“訣別の物語”でもある。最終回を読んだ読者の方が抱いた疑問やモヤモヤをここでキッチリと解消し、すっきりしてもらえると思います!」。ずいぶん長くなってしまったが、前後編2回にわたるロングインタビューもこれでおしまい。最後にひとつだけ。「NARUTO-ナルト-」の最終回が掲載された「週刊少年ジャンプ」で、「ONE PIECE」の表紙が、様々な仕掛けが施された“「NARUTO」仕様”とも言える粋な作りになっていることが大きな話題を呼んだ。共に看板漫画として2000年代の「ジャンプ」を引っ張ってきた“盟友”尾田栄一郎からの熱いメッセージを目にした時の感想は?「めっちゃ嬉しかったです。すぐにLINEで尾田さんに『ありがとう!』って伝えました。表紙もそうですが、裏の作者コメントの欄に『タメで友でライバル』とあって、僕自身もそう思いながら『NARUTO-ナルト-』を描き続けてきたので、本当に嬉しかった。『ONE PIECE』?そりゃ意識しますよ。だって『ONE PIECE』ですもん。それ以外、言いようがない(笑)。『ONE PIECE』がなかったら、尾田さんへのライバル意識がなかったら『NARUTO-ナルト-』はここまでにならなかったと思う。だから、僕にとっては『NARUTO-ナルト-』はもちろんですが、『ONE PIECE』も特別な作品なんです」。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:THE LAST NARUTO THE MOVIE 2014年12月6日より全国東宝系にて公開(C) 岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C) 劇場版NARUTO製作委員会2014
2014年12月05日女優の内田有紀(37)が10日、都内で行われたスイス・デザインメーカーの『FAB DESIGN ASIA』設立記者発表会に出席した。内田は今年1年を振り返り「芝居が楽しくて、自分にとって挑戦するようなことが多くてすごく充実してました」と満足げ。来年の目標は「健康第一」だといい、「年齢を楽しみながら重ねていきたい。かっこいい大人にもっとなれればな」と笑顔をみせた。【全身写真】シックなドレス姿で大人の色香漂う内田有紀また、イルミネーションデートの憧れを聞かれるも「ないですね」ときっぱり。「イルミネーション見て遊ぼうかなってのはもう過ぎました。『若いカップル楽しそうでいいね』って感じです」と苦笑い。好みのタイプについては、車好きとあって「安全運転な男の人。もう若くないので。穏やかなのがいいですね」を明かしていた。先月に一部週刊誌で俳優・柏原崇(35)とのデートが報じられていたが、さり際に尋ねられるもごまかし笑いで会場を去っていった。
2012年12月10日堺雅人が主演する内田けんじ監督の新作『鍵泥棒のメソッド』が、現地時間の9月6日(木)から開催されるトロント映画祭のコンテンポラリー・ワールドシネマ部門で上映されることが決定した。その他の写真『鍵泥棒のメソッド』は、貧乏役者・桜井(堺)が、転倒して記憶を失った伝説の殺し屋・コンドウ(香川照之)になりすましたことで、ある事件に巻き込まれていく姿を描いた作品。内田監督ならではの先の読めない展開と絶妙な笑いを盛り込んだ本作は、“世界的な視野と注目すべきストーリー性を持つ作品”をセレクションする本部門に選ばれた。トロント映画祭のプログラマー、ジョバンナ・フルヴィ氏は、「独特のキャラクタ-設定と、予想不可能な話が交差する展開は、現在の日本映画の素晴らしさを象徴しているようだ。俳優たちも素晴らしく、面白いだけでなく同時に感情に訴える演技をみせてくれる」と絶賛。また、映画評論家であり、数々の映画祭のプログラマーを務め、三池崇史や北野武など日本の監督を広く世界へ紹介したことで知られるトニー・レインズ氏も、「内田監督は複雑なプロットと鋭さの中に、登場人物たちをユーモアたっぷりに融合させ、エンターテインメント性の高い映画を作り出す。彼は、現代で最も先端を行く監督のうちのひとり。今一番、注目している」とコメントを寄せている。今年の上海映画祭では最優秀脚本賞を受賞した本作。既に、香港国際映画祭、バンクーバー国際映画祭など12を超える映画祭からオファーがきている。『鍵泥棒のメソッド』9月15日(土)よりシネクイント他 全国ロードショー
2012年08月15日6月9日はたまごの日。こちらにちなんで都内で行われた「6月9日(たまごの日)直前 卵殻膜メディアセミナー」に、フリーキャスターでエッセイストの内田恭子がスペシャルゲストとして登場した。くしくも6月9日生まれの内田に、サプライズで巨大な卵型バースデー・ケーキがプレゼントされると「恐竜の卵みたい!」と大爆笑。材料に卵殻膜が使用された黄身部分をスプーンですくいながら「柔らかい~」と目を輝かせた。6月9日は、その数字が漢字の「卵」に似ていることから「たまごの日」として日本記念教会の認定を受けている。この日のセミナーは、そんな「たまごの日」にちなみ卵の殻の内側にある薄い膜・卵殻膜が持つ驚くべき機能性をより深く理解し、美に感心のある世の女性たちへの発信する目的に実施されたもの。この卵殻膜は、線維状のたんぱく質で、約20種類のアミノ酸で構成されている。その組成は、人間の皮膚や他の部位のアミノ酸組成と非常に近い特徴があり、美肌の鍵となる「III型コラーゲン」の生産を促進するなど、肌を内側から綺麗にする働きが期待されている。まさに、女性注目の素材である。36歳になる内田は「理想的なのは卵肌ですね。ツヤツヤで真っ白い肌は見ていても素敵。肌の調子がいいときは、メイクをしていても気持ちがいい」とコメント。しかし美肌を左右するコラーゲンの減少が35歳から始まると教えられると「あれ、ピーク過ぎてしまいますね……」と肩をガックリ。だが卵殻膜に出会う前は肌にコンプレックスがあったという、卵殻膜を使用したサプリメント「TO-II」を生み出した、アルマードの鈴江由美社長の「30代はお肌にとって大切な時期。卵殻膜の効能に気付くかどうかが、運命の分かれ道」との言葉に勇気付けられた様子だった。また「若い頃に比べたら、弾力がなくなっている感じがする」と肌の悩みを打ち明ける内田は、「ゆで卵を剥くときに、あるな~くらいに思っていたものにそんなにも重要な役割があったとは」と卵殻膜の持つ意外な力に驚き顔。「肌を誉められると、女性って自信が沸きます。女性を美しくすることは、元気な女性を増やすということ。社会貢献だと思って、卵殻膜をもっと世に広めていきたい」と意気込む鈴江社長。卵殻膜という力強い味方を得た内田も「年齢を重ねていく中で、肌がどういう風に変化していくのかが楽しくなった」と笑顔を弾けさせた。お問い合わせ: 卵殻膜のアルマード公式オンラインショップ
2012年06月13日映画『孫文の義士団』のトークイベントに、日本の“義士”として、ロックンローラーの内田裕也が登場!東日本大震災の復興に関して内田節を爆発させた。革命家の孫文を暗殺団の手から守るため、身を挺して戦う名もなき8人の義士たちの姿を描いた作品でドニー・イェン、レオン・ライ、ニコラス・ツェーなど、アジアを代表する名優たちが揃って出演している。震災発生直後から、様々な形で支援活動を続ける内田さん。「寄付活動でバテ気味ですが…」と言いつつ、映画のトークイベント出演という初めての経験に「石田純一になったみたいだな」と少し照れくさそうに語る。ROCK(石)&ROLL(巻)とかけて、被災地の宮城県石巻市を訪れていたが、「“義”というのは難しいもので、俺は“10%の正義”を持つことが大事だと思う。今回はカッコつけてる場合じゃない」と熱弁。被災者に対しては「何と言っていいのか…」と言葉が見つからない様子。言葉の代わりに人々を励ます歌としてジョン・レノンの「POWER TO THE PEOPLE」を挙げ「日本には本当に人を励ます歌がなかなかない。さすがジョン・レノンと感心しながら歌ってます」と語った。さらに「政治家に、本気の“義士団”のような人はいなくなってしまった。ヘリで被災地に行って、被災者の肩を叩いて10分で帰ってくるというのは嘘っぽい。危機感というものが全くない」と怒りを爆発させた。さらに「自粛ムードばかりでは経済も停滞してしまう。最初の1週間は喪に服せばいいが、あとは普通に生活を送るように、とリーダーシップをとるべき」と熱く続ける。そして「(支援の)継続こそ本当の“義”。体動く限り、地味でも続けていきたい。ヨロシク。ロックンロール!」と改めて決意を口にした。『孫文の義士団』は4月16日(土)よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開。■関連作品:孫文の義士団 2011年4月16日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開© 2009 Cinema Popular Ltd. All Rights Reserved.■関連記事:アジア映画界の総力を結集した超大作『孫文の義士団』試写会に30組60名様ご招待
2011年04月14日