初めての育児は不安ばかりで、自分なりに頑張りつつ義母にも少し手伝ってもらっていました。するとある日、義母からまさかの発言をされ……。そんなこと言わないで…私には0歳の子どもがいます。初めての出産、育児はわからないことだらけで不安だったので、義母に家事や育児を手伝ってもらいながら頑張っていました。 しかしある日、1歳の子どもがいる向かいの家の夫婦を見て、「お向かいさんはよく夫婦2人だけで0歳の時期を乗り越えたわよねぇ」と言ってきたのです。義母に手助けしてもらっている私への嫌味のように感じましたし、義母に頼りきりにならないように自分なりに努力をしていたので、この言葉にはとてもショックを受けました。 もしかしたら嫌味のつもりはなかったのかもしれませんが、何気ないひと言で人の心を傷つけることがあるんだと身をもって実感。相手の置かれている状況をよく考えてから言葉を発するようにしようと、改めて思った出来事です。 作画/さくら著者:見夜
2024年04月29日娘が3カ月ごろのことですが、初めての出産・子育てで分からないながらも夫と協力しながら育児をしていました。 現在は在宅や出張が多い職場に転職した夫ですが、以前は在宅などなく毎日お弁当が必要だったため、毎週末にまとめておかずを作り置きしていました。 そんなこと言われるなんて…ミルクで育てていたため、子供の世話を夫に任せて弁当のおかずを作ったり他の家事をしていると何気なく実母に話しました。すると母から「あんた夫くんにそんなことさせとるの?かわいそうに」と言われました。 夜泣きもひどく眠れてない状態だったため、夫が自分から世話すると言ってくれたので甘えてた部分もありましたが、まさか母にそんなことを言われると思っておらず何も言い返せませんでした。母からは以前「父さんはよう子供の世話してくれたんやでー」と聞いていたのでそんなことを言われるとは思いませんでした。 母にあのとき、こう言われたんだけどと聞いてみましたがまったく覚えていませんでした。 育児が落ち着いてきたころ、実家にいたときのことをよくよく思い出してみると、母はそこまで頑固ではないですが、家事・育児は女性がするものって考えが根底にあったように感じます。実際、実家では体調が悪いとき以外は母が家事をしていました。今では共働き家庭が多く、家事を分担していると言う方が多いと思うので二人目を育ててる今なら同じ言葉を言われても、今はこうなんやでと伝えられると思います。 作画/きょこ著者:斎木茉優 2児の母。ゲームが大好き。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月27日■これまでのあらすじ主人公・みきにはちか・あきな・まいみと高校からの大親友がいます。しかし、まいみがお金持ちの夫と結婚してから、少しずつ関係性に変化が。まいみが自分の不注意で高級バッグを汚してしまったことをあきなのせいにして責めたことで、もうついていけないとまいみと縁を切る決断をしたあきな。あくまで被害者だと言い張っていたまいみでしたが、ちかに叱られたことで反省し、謝罪。連絡がとれないからあきなに伝えて欲しいと言われたみきはあきなに電話をかけました。まいみの謝罪を受け入れたあきなはグループに戻ることに。まいみもおとなしくなり、平和な日々が続いていましたが…。■ついに出産!奮闘するまいみを応援する3人■まいみの提案で再び集まることに無事に男の子を出産したまいみ。毎日必死に育児を頑張るまいみを心から応援し、サポートしてきた3人。肉事件とバッグ事件を乗り越え、また昔のような良い関係に戻りました。数ヶ月が経った頃、「育児も落ち着いてきたからそろそろ会いたい」というまいみの提案で4人は集まることになりました。まいみの白金御殿に赴くことになった3人。どうか楽しい一日であって欲しい…!次回に続く「セレブ婚で変わってしまった親友」(全36話)は17時更新!
2024年04月19日初めての出産、初めての育児、今までに経験したことのないドキドキとワクワクでいっぱいでした。「不安なこともあるけれどきっと楽しいこともいっぱいある」「里帰り出産だからきっと母が心の支えになってくれる」と、そんな風に考えていました。退院の日をそんな思いで迎えると……、母の言動に衝撃を受けることになったのです! 自分が社会に出て、親になって初めて母の異常さに気がつきました。初めての出産は里帰りすることに長女が生まれたときの話です。初めての出産ということもあり、私の実家へ里帰りをすることになりました。出産予定の病院は私が生まれた病院、しかも出産予定日は私の誕生日と同じ日でした。きっと母も感慨深いものがあるだろうな、なんて思いながら私は出産の日を心待ちにしていました。 そして、ついに出産のときがやってきました。 出産予定日になったばかりの真夜中、陣痛が来たため、前もって休みを取っていた夫と一緒に急いで病院へ向かいました。病院へ到着したあと、陣痛は次第に激しくなり、今までに経験したことのない痛みに襲われる一方、子宮口はまったく開かず、気づいたら陣痛室のベッドは血まみれに……。 陣痛から約32時間後、もしかしたらもうこのまま出産は終わらないのではないかと思うぐらいの壮絶な体験を経て、ついに赤ちゃんと対面することができました。 いよいよ迎えた退院の日その後1週間の入院期間を順調に過ごし、ついに退院の日がやってきました。「この世に生まれてきたばかりの赤ちゃんを、病院の外に連れ出して本当に大丈夫なの?」と心配になるくらい赤ちゃんは小さくて、私がこの小さな命を守らなくてはと大きなプレッシャーを感じました。 退院の日は、夫の両親も遠方から実家に来て、赤ちゃんの誕生をみんなでお祝いする予定でした。私は入院をしていたので準備は母に任せてあり、夫は私の誕生日のお祝いも兼ねてケーキを買って帰ろうと提案してくれました。 前もって母には帰る時間を伝えてありましたが、その日、病院は忙しく、退院の手続きが遅くなりました。さらに帰る直前に赤ちゃんが3回もうんちをしたため、病院を出発する時間が30分ほど遅れてしまいました。 母のやさしい言葉を期待していたきっと子育ての先輩である母なら「出産お疲れさま」「大変だったね」「大丈夫だよ」と労いの言葉ややさしい言葉をかけてくれるに違いありません。そう思い、私は帰りの車の中で母に電話し、30分くらい遅れる旨を伝えました。 すると母は「は!? なんで!!?」「時間管理ができてないんじゃないの??」「配慮が足りない!」「義家族をおもてなしする気あんの!?」と、電話越しにとめどなく暴言を吐き続けたのです。 私は予想外のことにショックを受け、母が電話の向こうでひたすら文句を言い続ける中、何も言わずに電話を切りました。産後で情緒不安定だったこともあり、電話を切ったあと、車の中で私は号泣。そんな私の姿を見て夫はびっくりしていました。 私は夫に泣きながら母から電話口で言われたことを話しました。そして、「ケーキを買って帰るのはやめよう」と夫に伝え、赤ちゃんに必要な物を買うのもあきらめて、急いで実家へと帰りました。 実家へ帰ると母はまさかの…そして、実家に着くと、なんと母は何の準備もせず座って笑いながらのんびりとテレビを見ていました。私たちが家に到着して30分ほどたったころ、母は急いでお祝いの食事の買い物に行き、買い物から帰ってくると慌ててテーブルセッティングをし始めました。あれだけ私に「時間管理がー」とか「配慮がー」とか言っていたのに……。 結局、気をつかった夫が両親に頼んでくれたらしく、義両親がお祝いのケーキを買ってきてくれました。私は大泣きして目を腫らしたまま義両親を迎えることに。退院前にはまったく予想もしていなかった、なんとも気まずく胸がムカムカするお祝いになりました。 自分が母親になって初めて親のありがたみや大変さがわかるのだろう。そして親はいつまでも頼りになる存在で、子どもには無償の愛を注いでくれるものだろう。私はそう信じて疑いませんでした。しかし、親には親の考え方や接し方があると気づいたのは、自分が母親になったときでした……。私はわが子が大人になっても無償の愛を注ぎ続けたい、そして、大人になっても子どもに寄りそえる母親になりたい、そう強く思った出来事でした。 著者:たつこ6歳、3歳、2歳、0歳(10カ月)の4児の母。現在、実家で夫と子ども4人と実の両親と同居中。夫の自営業をお手伝いする形で仕事をするかたわら、自身もネット関連の仕事を始める準備中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月19日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:響野初めての育児に奮闘出典:愛カツ幸福に日々満たされていた出典:愛カツそんなある日出典:愛カツここでクイズ主人公夫婦が義母に助けてもらったこととは?ヒント!主人公は外食中ゆっくり過ごすことができました。子どもを連れて外食出典:愛カツ正解は…正解は「子どもを見ててくれた」でした。気遣ってくれる義母に感謝していたのですが…。義母から離乳食のことを尋ねられ「離乳食はまだで」と答えます。すると「味噌汁の上澄みぐらいならいいわよね!」と言い、義母は子どもに味噌汁をのませようとし始めて…。衝撃行動に唖然として固まってしまう主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月02日思い返せば8年前、息子を産んですぐ、私のメンタルは激弱だった。当時の激弱メンタルに振り回されてしまった日々を思い出しては失敗したなぁ…と後悔することがある。初めての育児は当たり前だがうまくいかないことも多く、それを周りから指摘されることもあった。産前にしっかり持っていたはずの「育児は十人十色! 自分のペースで頑張ればいいよね」なメンタルは息子とともに産み落としてしまったのかというくらい、我がメンタルは産後、日に日に弱っていってしまった。きっとみんなが産後大なり小なり「第三者から育児の指摘を受けて落ち込んだ…」という経験があるんじゃないかと思う。そしてその言われたことをどこかで愚痴って消化できればまだいいのだが、それを言う場所がないと「そんなこと気にしてたら母親としてやっていけない。メンタル強くならなきゃ…!」と自己暗示してしまう方、いらっしゃるのではないだろうか。ちなみに第三者からの物言い、産前ならきっと違う受け方ができたのではないだろうか?産前メンタルだったら「なんでそんな失礼なこと言うの!?」と相手とちょっと距離を置いたり、「そんな言葉いらんわ」って受け取らないでごみ箱に捨てられたりできるのに、産後メンタルだとなぜ「私ができてないせいだわ…」ってご丁寧に受け取ってしまうのか!そして、さらに自分に責任があるように自己完結! つらい! なぜ!?そんな疑問を産後(産後?)8年目になった今、考えてみた。どうして産後になった途端、産前はスルーできていたことができないんだろう…やっぱり初めての育児だからかな…?でも産前は負けない気持ちみたいな強いメンタルを持てていた気がするのに…。産後は毎日寝不足や身体の不調で生きてるだけで精いっぱいだったから、そんな強い気持ちで生きられないか…、ん?夜泣きで寝不足、授乳、日中は常に赤子と一緒、休める時間なんかほぼない。そんな身体がボロボロな産後、周りからの言葉に怒ったり聞き流したりする気力なんてないわ、メンタル弱ってて当たり前じゃん!今ようやく8歳になる息子と暮らしていて思い出し冷静に思う。赤子を育てている母の生活環境はまじでブラック!私は身体と心はつながっている説を推しています。風邪を引いたり疲れがたまってくるとメンタルは弱くなって、気持ちも病んでくるじゃないですか。子どもが生まれる前だって仕事先で残業続きだったりすると、いつもは「超ムカつく!」ってスルー出来る取引先からの嫌みの言葉が心も身体も限界のところにダイレクトにきてしまい「なんか今日無理ぃ…(泣)」とトイレで声を出さずに泣いてしまったりするじゃないですか。(私だけだろうか)それです、その状態です。それがずっと続いているのです…!なのでどうか第三者に育児のことを指摘され、それを気にして「自分ってこんなにメンタル弱かったっけ…こんなんで母やっていけるのかな…」と自分で自分に追い打ちをかけないでほしい。私は自分にその追い打ちをガンガンかけてしまったことが、自分の産後で「失敗したなぁ…」と思うこと一等賞かもしれない。母に必要なのは今日の行いを反省する時間ではなく、今日の行いを労わる時間!本日も母子ともに1日過ごせただけで最高に素晴らしいよ。
2023年12月03日みなさんのパートナーは家事や育児を一緒にやってくれますか?今回は何もしない夫に不満爆発のエピソードを紹介します!初めての育児は大変夫は育児休暇を取れない妻にすべてを丸投げ子どもが保育園に入園後育児休暇でリフレッシュ!?大変な時期ではなく落ち着いてからようやく育児休暇を取った夫。まるで計画していたかのような行動にモヤモヤが募りますね。せめて育児休暇中はしっかり家事と子育てを一緒にしてほしいものです。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年10月18日今回は義母の無責任な言動に驚愕したエピソードを紹介します。初めての育児に、慣れないながらも奮闘していた嫁。そんなときに、義母から外食に誘ってもらったのですが…。初めての育児に奮闘!幸福に満たされる2人義母から外食のお誘い!義母に感謝していたが…無責任な一言に衝撃!育児で大変ななか、外食に誘ってくれた義母には感謝ですね!しかし、義母の無責任な言動に、状況は一変してしまうのです…。作画:響野原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月14日育児中、実の母親からかけられた言葉にモヤモヤとしてしまったエピソードをご紹介します。子育てのアドバイスが欲しかったのに…第1子を出産後、初めての育児に毎日戸惑い、不安を感じていました。初めての子はよく泣く子だと親戚、友人から言われていました。そんなわが子も1歳を過ぎるころには歩き出し、自分の意思もしっかりと伝えられるようになりました。しかし、かんしゃく持ちなのか気に入らなければ泣き叫び、私のことを殴る蹴るを1日に何度も繰り返すようになりました。 初めての育児に疲労困憊し、母親に「私の幼いころはどんな様子だった?」「泣き止まないときどうしてた?」などと相談しました。 すると、「自分は2人育児をしたがこんなに困ったことはなかった」「乳児期から今までのあなたの育て方が悪かった」と言われ、とても傷つきました。 ◇◇◇子育ての先輩であるお母さんから「あなたの育て方が悪い」なんて言われたら、とてもショックですよね。お子さんそれぞれに個性や特性があり、育てやすさが異なるのは当然のこと。お母さんの言葉に一喜一憂せず、自分のペースで前向きに子育てと向き合っていってほしいですね。子育てで悩んだときは、地域の子育て支援センターなどに相談してみるのも1つの手かもしれませんね。 作画/まげよほたてたこ30代、2児の母。第1子を出産後、身体の回復が思わしくなく通院治療を半年ほどしていたものです。
2023年09月24日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。自称”育児のプロ”の義母初めての育児に奮闘している主人公は、義母が毎日のようにアポなしで訪問してくることに悩んでいました。元保育士である義母は自信満々に孫と触れ合いますが、ブローチや割れ物を手渡したり危なっかしいことばかり…。そんな義母に振り回されて疲れ切った主人公の家にある日…実の姉が訪れます。姉の前でもドヤ顔で育児論を語る義母主人公の育児を否定して、好き勝手する義母。しかし姉はそれをよく思っていない様子です。ここでクイズこの後、姉が義母に対して「確かに4人の子どもを立派に育てましたもんね」と皮肉を言うのですが、義母は顔色を一変させます。その後の、義母の言い訳はどんなものだったのでしょうか?ヒント!義母は、元保育士であることに誇りを持っている様子…?確かにみぃんなご立ッッッ派正解は…正解は「自分の子と仕事はまた別」でした。自分の子どもが問題児ばかりであることは自覚している義母。姉の更なる追い打ちを食らい、逃げるように帰っていくのでした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2023年09月23日私は、初めての妊娠で双子を妊娠しました。ベビー服やチャイルドシートなど、すべてに2人分の費用がかかり、それは想像以上の金額でした。そのため、私は育児用ミルク代を節約する目的も兼ねて、「出産したら、可能な限り母乳で育児をしよう」と思っていたのですが……。うまくできない授乳に焦り…私の場合、産後すぐに母乳が出ましたが、うまく飲ませることができませんでした。入院中、練習に付き合ってくれた助産師さんから、「はじめに母乳をあげてみて、難しそうなら育児用ミルクを用意すればいいからね」と励まされましたが、それが2人分となると大変な労力です。 ミルク代がかかる上に、哺乳びんの消毒などの手間も2倍かかります。睡眠不足で体がつらい中やっていけるのか……と、私は今後の育児と家計に焦りや不安を抱え、「授乳の時間が来なければいいのに」とさえ思っていました。 育児は本来、こういうもの!入院最終日、また授乳がうまくできないでいると、いつもとは別の助産師さんが来てくれました。とても気さくな彼女に、私は「育児用ミルクは経済的な負担を感じる。母乳での授乳ができるようになるまで2人分のミルクを用意せねばならず、大変で体がもたない。双子の母乳育児をできる気がしない」と、つい愚痴をこぼしてしまいました。 すると、助産師さんは「母乳で育てられたら、もちろんそれがいいのだけど。育児用ミルク代は、子どもが大きくなったら働きに出て稼げばすぐよ。精神的な余裕がなくなって、育児がつらく感じるほうがもったいない。本来、育児は楽しいものなのよ」と言ったのです。 家計や今後の母乳育児で悩んでいた私は、「育児は楽しいもの」という言葉にハッとさせられました。本来は楽しいものを、私が勝手につらく苦しいものに変えていると気が付いたからです。助産師さんに言われた日から、余裕があるときだけ直に飲ませ、他は育児用ミルクや搾乳した母乳を哺乳びんで与えました。すると、苦しい時間は減り、余裕をもってわが子に接する瞬間が増えたのです。自分自身で育児を苦しいものに変えないように肩の力を抜いて、と助産師さんは教えてくれたのだと思いました。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ミロチ著者:長谷川 なぎ
2023年09月22日ワンオペ育児なくらさんが出産後初めて迎えた誕生日。あろうことか、夫はくらさんの誕生日を忘れていました。出かけたついでにケーキでも買ってきてくれるのかな? とポジティブに考えるも、夫は手ぶらで帰宅。その後、「あー忙しい」と仕事を始めようとした夫の態度に我慢の糸がついに切れて……。 嫁の誕生日を完全スルーする夫に思わず涙が…… 「嫁の誕生日に仕事すんなーっ!」 夫のあまりの態度に、涙を流しながら爆発してしまった私。 「何で休日くらい育児してくれないの!」「育児は2人でやるものでしょ!?」「しかも今日は私の誕生日なのに! 1日ぐらい変わってくれてもいいじゃん!」 今考えると私の発言も理不尽だと思う。でも、今までずっと我慢していた数々の不満が止まりませんでした。 そして、「何で育児を自分からしないのか」と聞いても「わからない」、「面倒臭いことは私がやると思っているんでしょ! ゲームばっかりして! 」と言えば、「わかったよ、ゲームは自分の部屋に片すよ」と信じられない言葉を返してくる夫に、絶望さえ感じました。 私が何に怒っているか、こんなに伝えても夫は全然わかっていない……。 そしてあろうことか、夫は無言で立ち去ってしまい……。 くらさんはムカつきが治らず、実際にはマンガに描いた3倍くらいの文句を夫に伝えたとのこと。 一番の味方でいてほしい夫が理解してくれないのは、本当につらいですよね。皆さんだったらどうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター くら
2023年09月22日ワンオペ育児のくらさんが出産後初めて誕生日を迎えることに。今まではちゃんとお祝いをしてくれていた夫でしたが……。2日後に迎えた自分の誕生日。どんなお祝いをしてくれるか期待していたのですが、夫はいつも通りずーっとゲームで育児も家事もノータッチ。「あれ……普段と変わらんぞ……」と疑問に思ったくらさんは……。 私の誕生日、まさか忘れてるってことはないよね…? 「きみの嫁、家事して育児してるけど、今日誕生日だよ?」 まさか私の誕生日を忘れているってことはないよね? と思いながらも、あまりにもいつもと変わらない夫の態度に不安になり聞いたところ……。 「あ、本当じゃん! おめでとー! 」と返事をする夫。 ……え? マジで?自分の2日後の嫁の誕生日を忘れる?? 夫は、私が衝撃を受けていることに全然気付かないまま、新型コロナワクチンの接種に出かけて行きました。 でも、「あ! 帰りにケーキ買ってきてくれたりするかな? 」とポジティブにとらえて夫の帰宅を待っていたのですが、まさかの手ぶらで帰宅……。 マジで?夫の誕生日には、私は結構頑張ってお祝いをしたのに。 たしかに私がしたくて勝手にしたことだけれど、とモヤモヤしてしまいました。 夫はそんな私の思いに気づくわけもなく、「さて、仕事しようかな」、「あー忙しい」とパソコンを開きだして……。 その仕事、今必要か!?悲しいんだか、情けないんだかよくわからない感情で、涙があふれてきました。 くらさんいわく、「今思うと、産後のホルモンバランスの影響で、感情がコントロール出来ない状態だったのかも」とのこと。だからこそ、産後のママの心や体の状態をパパにもわかってもらいたいですよね。皆さんにも同じような経験はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター くら
2023年09月21日初めての育児に必死なくらさん。ふと気づけば育児も家事も、夫不在のワンオペ状態になっていました。家族で過ごせる貴重な休日なのに、怠惰に過ごす夫を見ると「ちょっとは育児しろや」とイライラ・モヤモヤが止まらない。そんなくらさんを前に夫は……!? ワンオペ育児と最悪の誕生日 第2話 平日のワンオペはしょうがないとして……休日まで育児も家事も全部私がしているこの状況は一体何!? 仕事をしている夫はもちろん休息が必要だと理解しているので、ダラダラしたい日があってもいいと思う。 でも、そもそも夫は育児を自分の仕事と認識していない。 これがもし仕事だとして、同じチームで仕事量が見えずにダラダラしているヤツがいたら「お前も同じチームだろ! 何自分だけサボってんだよ」ってなりません? 一切手伝わずにゲームをしている夫を目の前にすると、 「そこにいるなら手伝えや」「家事は百歩譲るとしても、育児は2人でするものなんじゃないの??」 そんな気持ちが渦巻いて、どうしてもイライラしてしまうのです……。 くらさんは、自分から何一つコミットしようとしない夫の態度に、休日がイライラ・モヤモヤするつらい日となっていったそう。 著者:マンガ家・イラストレーター くら
2023年09月18日初めての育児に奮闘中のくらさん。育児も家事も大変だけれど、大きな不満はなく過ごしていたものの、ある問題にぶち当たることに。そう……気が付けば、育児も家事も完全に妻のワンオペになっていた……! そのとき父親である夫は!? ワンオペ育児と最悪の誕生日 第1話 平日の完全ワンオペに大きな不満はない。 育休中で働かなくていいし、息子とずっと一緒にいられる。 もちろん育児も家事も大変だけれど、個人的には仕事をするよりも性に合っていると思う。 でも、そんな私ですらぶち当たりました。 「休日の夫、ちょっとは育児しろや」問題に……。 前提として、夫のことは大好きなくらさん(何より顔が好き)。 それでも、「自分の子どもなのに休みの日も育児しないってどういうこと!? 」とイライラが募っていったのです。 著者:マンガ家・イラストレーター くら
2023年09月17日皆さんは、夫の行動にイラッとしたことはありますか?今回は、育休を満喫する夫のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:きさしん初めての出産夫婦で育児を頑張ろうと思った矢先…夫は友人と飲み歩き…育休を満喫する夫育児をせずに、自分のやりたい放題していた夫。夫婦で頑張ろうと決めたことは、一緒にやってほしかったですね…。夫にはもう少し、父親としての自覚を持ってほしいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月16日2018年生まれの男の子と2021年生まれの女の子の育児に奮闘中のイラストレーター・あきばさやかさんの連載。育児はいつだって予想外! もはや、笑うしかない育児のエピソードを毎月ご紹介。みなさんのお家でも似たようなこと、起こっていませんか?小さい粒のフーセンガム、何粒か一気に口に入れて食べるものだと思っていたので、息子が一粒一粒大事に噛んで、ティッシュに出して……をしているのを見て笑ってしまいました……!!(しかもティッシュに綺麗に整列していた笑)こうして子どもたちの小さい「人生初」の瞬間に立ち会えるのは、育児をしていて面白いなと思うことの一つです。PROFILEあきばさやかさん2018年生まれの息子「おっくん」と2021年生まれの娘「とりちゃん」の育児中。漫画をブログやInstagramで描いています。書籍『おしゃれなママっていわれたい!』(マイナビ出版)など()
2023年07月20日初めての育児はわからないことだらけで、息子が泣くたびに「おむつかな?」「おなかが空いているかな」と確認ばかりしていました。夜は寝かしつけても背中スイッチですぐに起きてしまうため睡眠不足になり、正直いっぱいいっぱい。長男が生後4カ月のころ、2人の子どもを楽しそうに育てる友人に相談すると、思いがけないアドバイスをもらったのです。 「子育てって案外楽しいかも?」友人がくれたナイスアドバイス 初めての子育てに疲れきっていた私。そこで、長男が生後4カ月のころ友人に相談。すると「ベビーサインがおすすめ! まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんと簡単なジェスチャーで会話できるよ」と教えてもらいました。楽しく育児をしたい一心で、彼女の通っていたベビーサイン教室に即入会! そして息子は生後6カ月になると、だんだんベビーサインができるようになりました。毎日、ひたすらサインを出しながら話しかけ、何度も何度も根気よく教えていきます。まねしてくれると本当にかわいくて、いろいろなサインを使って親子で楽しんでいました。特に、頻繁に使用していたのが「おっぱいのベビーサイン」。今までは、泣くたびになんで泣いているのかわらず悩む場面も多かったのですが、ベビーサインによって原因がわかるようになりました。 結果的に1歳4カ月ごろにはベビーサインでたくさんの会話ができるまでに成長したのです! 1年程度、月に1回ベビーサイン教室に通い、自宅では教材を使いながら毎日ベビーサインを勉強。ベビーサインを親子のコミュニケーションツールにしてからは、育児を楽しいと感じるようになりました! 作画/Pappayappa著者:横田みお
2023年07月09日出産に育児、初めての経験だと慣れないことも多いですよね。だからと言って、頭ごなしな否定はされたくありません…。今回は『育児に口出しする義母』の話を2選紹介します。アポなしで訪問する義母家で最愛の息子の世話をする主人公。しかし、アポなしで襲来する義母に参っています。義母の勝手な行動を主人公が注意すると…逆ギレ出典:モナ・リザの戯言そんな生活が続き、義母はついに主人公の托卵疑惑まででっち上げ。心無い言葉に主人公は復讐を計画するのでした。(イラスト/モナ・リザの戯言)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。保育園を許さない義母主人公の義母は、『子どもが3歳になるまで仕事も保育園も禁止』という考えの持ち主。完全同居という状況で、毎日育児を義母に簡易されています。嫁を否定し続ける義母出典:Grapps主人公は自分自身を否定され続けてついに不満が爆発。「私たち親子ともう関わらないでください」と言い放ち、義母と距離を置いたのでした。
2023年06月24日初めての出産後1年間ぐらいは、息子をかわいいと思うことよりもしんどい……という気持ちが大きかった時期でした。夫はほぼ家におらず実家も遠方のため、育児に関して相談する相手もいませんでした。そんなある日、新生児訪問をしてくれた保健師さんから連絡が来たのです。 育児がつらい…待望のわが子を出産してから、待ち受けていたのはとにかく大変な毎日でした。息子はもともとあまり寝る子ではなかったので夜中に何度も起こされ、朝までずっと寝てくれることはなく常に寝不足な日々。さらにこのころ夫が転職し、朝は7時に出勤し帰ってくるのは夜中と、ほぼワンオペの生活を送っていました。 私は初めての育児によるストレスからか、妊娠前より5kgほど痩せてしまい、もうママやめたい、逃げ出したいと思い泣きながら育児をしていて、今考えるとノイローゼ気味になっていたと思います。 保健師さんからの電話そして息子が生後3カ月を迎えようというころ、以前、市からの新生児訪問の際お世話になった保健師さんから連絡が来たのです。息子が生後1カ月のころ健診を受けて以来だったのですが、その当時すでに育児でいっぱいいっぱいだった私を心配して、連絡をしたとのこと。 私が最近の近況を話すと「赤ちゃんの様子を見るついでにママのお話も聞きたいから、よかったらまた訪問させてもらえないかな?」と提案してくれました。 泣きながら相談したら…訪問当日、息子の体重を測ったり栄養状態を確認したりし終わった保健師さんが、私に「最近はどう? ママは大丈夫?」とやさしい言葉をくださり、私は思いきって育児がつらいことや、ママをしていく自信がないことを泣きながら相談しました。 すると保健師さんも涙を流してうんうんと話を聞いてくれて、「私も同じような状態だったから、あなたの気持ちがつらいほどわかるよ。大丈夫! 〇〇君(息子)はとっても元気! ママが毎日頑張ってるからだね」と言ってくれたのです。私は出産してから初めて自分を認めてもらえたような気がしました。 その後も「悩みがあればいつでも相談してね、そのために私たちがいるんだよ」と言ってもらえた私は、その後も育児でパンクしそうになったときに何度か相談相手になってもらい、とても助かりました。保健師さんに自分の話を聞いてもらい、共感や励ましの言葉をもらうことで少し心が軽くなったような気がします。 監修/助産師 REIKO作画/大福著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年05月31日待ちに待った赤ちゃんとの対面は、今まで味わったことのない感動と幸せを覚えました。しかし休む間もなく育児が始まります。初めて経験する育児に戸惑ったものです。今回は出産から1カ月の間に悩んだこと、振り返って感じたことをお伝えします。「私、育児に向いていない…」そう思った1カ月間赤ちゃんが生まれて1カ月間、一番つらかったことは、「睡眠不足」です。そして「赤ちゃんが泣いている理由がわからないこと」も大きな悩みでした。 さっき授乳したばかりなのに泣く赤ちゃんを見て、「どうして泣いているの?」とイライラするばかり。ストレスもたまり、母乳も思うように出ません。何もかもが悪循環に陥っているようで、「育児に向いていない」とまで思うようになりました。 誰でも最初は新米ママ出産から1カ月の間は、慣れない育児と睡眠不足の狭間でいろいろな壁に直面しました。家事をするのもひと苦労!「育児がスムーズに進まないのは、すべて私に原因があるのかもしれない」と気分は沈む一方でした。 でも、私と同じように初めての育児に励む友人たちの話を聞くと、つらい思いをしているのは自分だけではないことに気づきます。誰でも最初は新米ママ。自分を責める必要は1つもありませんでした。 何もかも完璧にこなす必要はなかった睡眠不足、母乳が出ないなど、出産直後の悩みはたくさんありました。それでも、悩んでいる間も赤ちゃんは成長していきます。出産から1カ月が過ぎると赤ちゃんが少しまとまって眠ってくれるようになった、母乳の出がよくなったなど、少し変化があらわれました。 時間が悩みを解決してくれることもある、そう感じました。だからこそ、何もかも完璧にこなそうとする必要はなかったのだと思います。 食材宅配などをじょうずに利用して、家事や掃除などの負担を軽減することも、自分が抱える負担を軽くするポイントでした。ズボラでいることも必要だと割り切ることも大切だと思いました。 監修/助産師 松田玲子 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 原案/田中由惟作画/やましたともこ
2023年05月08日■前回のあらすじ女の子が無事生まれ涙する大輔を見て、「この人と夫婦でよかった」と思う綾乃。しかし退院後「女の子のデリケートな部分を見るのはちょっと……」と、オムツ替えもしない、お風呂も入れてくれない大輔に、綾乃はうんざりして……。 >>1話目を見る 【妻 Side STORY】私の不満が爆発したことがきっかけで、ミルクや寝かしつけなどのお世話をしてくれるようになりましたが、その後も大輔の中の男女フィルターは根強く残っていました。そんなある日、大輔の弟夫婦から子どもが生まれたとの報告が。しかもその子の性別は男の子。興奮する大輔に、嫌な予感しかしませんでした……。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年04月18日33歳で出産し、初めての育児がスタート。育児本や先輩ママの話を参考にしつつも、なにもかもが初めての経験で慌ただしい毎日。そんななか、予防接種で通っている小児科の先生の言葉にとても納得した私の体験談です。育児用ミルクと母乳の混合育児3,025gで生まれた息子は特出して大きいという訳ではなかったのですが、出産した産院で助産師さんに「○○さんの赤ちゃん、ミルクよく飲むわ~。昨日の夜もおかわりしたのよ!」と言われるほど、生まれてすぐからよく育児用ミルクを飲む子でした。 そのため私の母乳だけでは足りず、育児用ミルクを足して混合栄養で育てていました。 小児科の先生の言葉に、目からうろこ!息子が生後3カ月のとき、予防接種で訪れた小児科での出来事です。先生に「母乳? ミルク?」と聞かれたので、私は「混合で育てています」と返事をしました。すると先生から「赤ちゃんにあげているミルク、自分で飲んだことある?」と質問され、えっ……? 赤ちゃんのミルクを、自分で? 私は驚き、「いや……飲んだことないです」と答えました。 続けて先生は、「なんで飲まないの。赤ちゃんが毎日飲んでいるものだよ? 味を確かめなきゃ。ママがおいしいと思うものは、赤ちゃんもおいしいと感じるものだよ!」と教えてくれました。ママがおいしいと思う=赤ちゃんもおいしい! 赤ちゃん用のミルクを飲むなんて発想がなかった私は、目からうろこでした。息子は育児用ミルクをよく飲む子だったので、先生に言われるまでミルクの味のことは気にしたこともなかったのです。 いくつかの育児用ミルクを実際に飲んでみる今まで息子にあげていた育児用ミルクは、産院でも使っていたものを深く考えずそのまま与えていたものでした。手元にベビー用品を購入したときや、母親学級に参加したときにサンプルで頂いた使い切るタイプの育児用ミルクがいくつかあったので、息子にミルクを作る際に自分の分を取り分け、早速飲んでみることに。すると、スッキリとした飲み口のもの、甘みが強いもの、飲むのが苦痛に感じてしまうほどにおいが甘いものと、メーカーによって味もにおいも異なり驚きました。 もとから飲んでいた育児用ミルクを継続周りのママ友から育児用ミルクを変えると嫌がって飲まないこともある、と聞いていましたが、息子はどの育児用ミルクも嫌がらずに飲んでくれました。いくつか飲み比べた結果、結局もとから飲んでいたメーカーの育児用ミルクに落ち着きました。私自身が、その育児用ミルクが一番おいしいと感じられたためです。 先生に言われなければ、考えもしなかった育児用ミルクの飲み比べ。しかし実際にやってみて違いがわかり、息子にも安心して与えられるという気持ちが強くなりました。今は離乳食が始まっていますが、ベビーフードを与える際は自分も味見をすることを習慣にしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:森まり子1歳の男の子のママで、現在妊娠中。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。
2023年03月29日先日、第2子となる男の子が誕生したわが家。出産にあたって、夫が初めての育休を取ることになりました。それまで「専業主婦の妻が家事・育児をするのは当たり前」という考えを持っていた夫でしたが、育休をきっかけに子どもを育てながら家事をする大変さを知ることになり、態度が一変。その後の夫婦関係にも大きな影響を与えた、わが家のパパ育休体験談です。妻が家事・育児をするのは当たり前?2年前に長男を出産してから、慣れない育児に奮闘しながらも、仕事の忙しい夫のためほとんどの家事をこなしていた私。普段から育児には協力的な姿勢を見せてくれる夫ですが、専業主婦の家庭で育った夫にとっては、基本的に妻が家事・育児をすることが当たり前という考えのようで、あまり感謝の言葉を口にされることもありませんでした。 それどころか、夫に「自分が稼いでくるおかげで生活できている」という発言をされることも……。そんな夫の態度に、私はどこかモヤモヤした気持ちを抱えていました。 夫、初めてのワンオペ育児に挑戦その後、次男を妊娠。今回は長男もいるため里帰りせず、自宅近くの産院で出産することになりました。2歳の長男を見ながら赤ちゃんのお世話をするのは大変だろうと思いましたが、夫婦で一緒に乗り越えたいと思い、夫に相談。すると、夫の職場で育休を取得する人が増えていたことも後押しし、夫は4カ月間の育休を取得してくれることになったのです。 出産にあたり、私が入院する5日間、夫と2歳の長男が初めて2人で生活をすることになります。これまで時々私の息抜きのため、夫が長男と2人で過ごしてくれることはありましたが、それでも数時間程度。 長男と一対一で過ごした経験が少ない夫に「5日間も大丈夫?」と尋ねると、「毎日一緒に遊ぶから全然平気だよ」との答え。「長男と一緒に20時に寝ちゃうし、家事もやればできるから」と。あまりにあっさりとした回答に、私は正直「家事・育児をナメているな……」と思わずにはいられませんでした。 夫の育休がスタート!結果は…そしていよいよ次男が生まれ、夫の育休がスタート。あんなに「大丈夫」と言っていた夫はというと、慣れない家事・育児で想像以上に疲れ切った様子。それでも毎日頑張ってくれる夫に、私はとても感謝していました。 そしてまもなく4カ月間の育休が終わるというころ、夫から「家事・育児よりも仕事のほうが大変だと思っていたけど、間違っていた。経験してみて初めて大変さがわかった。育休を取って本当によかった」と言ってもらえ、とても感動しました。 それから夫は育休が終わったあとも、まるで人が変わったかのように家事を積極的に手伝ってくれるように。「いつも本当に頑張ってるね、すごいよ」と労いの言葉までくれるようになりました。私もそんな夫に日々感謝できるようになり、夫婦の絆がより深まったような気がします。わが家にとって、思った以上に大きな収穫のある育休となりました。 イラスト/ななぎ著者:咲良ゆいか2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
2023年03月29日コロナ禍での出産だったため、里帰りはせず夫と初めての子育てを頑張ることに。妊娠中から夫と一緒に育児をしたいと思っていた私は産院を退院後、夫と接する際にひとつだけ気を付けていたことがありました。初めての育児で感じた喜びやうれしさ、時にはつらいことも夫と分かち合うことのできた体験談です。 里帰り出産はコロナ禍で中止に…母や姉、友人たちから産後は本当に大変だと聞いたことや、周りはみんな里帰り出産をしていたため、それが当たり前だと思っていました。しかし、新型コロナウイルスが流行したことで田舎にある実家のご近所さんや、お世話になる予定だった産院もとても新型コロナに敏感になったのです。 家族と話し合った結果、都内に住んでいる私が田舎の実家を行き来することは自粛したほうが良いのではないかとなり、里帰り出産はあきらめることに。出産後は夫に1週間休みを取ってもらい一緒に初めての育児を頑張ることに決めたのでした。 パパと同じスタートラインに立つコロナ禍で無事に元気な男の子を出産。退院した日、夫に初めて息子を会わせることができました。私は産院で沐浴など赤ちゃんのお世話について助産師さんから教えていただきましたが、夫はもちろんどれも初めて。本来なら私が産院で習ったことを夫に教えてあげるべきですが、私だけがどんどん育児をできるようになって息子との絆を深めてしまうと、夫は置いてけぼりになったと感じてせっかくのやる気が落ちてしまうのではないかと思ったのです。 そのため私は育児に関してすべてできない、知らないフリをしました。「ミルクの作り方がわからないから調べて作ってほしい」と夫にお願いすることや、夫と2人で動画を見ながら息子の初めての沐浴をしたのです。息子が泣いたとき夫に「なんで泣いているの?」と聞かれる前に「私があやしてるからパパは泣き止ませ方を調べてくれない?」と役割分担も意識して声をかけました。 息子の成長を一緒に分かち合う私が育児に関してできない、知らないフリをすることで夫は当事者意識を持ってくれ、私に聞く前にまず自分で何でも調べてくれるように。最初は知らないフリをしていた私ですが、夫のほうがどんどん育児レベルがアップし、私の知らない情報も共有してくれるようになったのでした。 「息子がついに自分の右手を見付けたよ」「良いうんちがでた!」「あやし方を変えたら泣き止んだ」「今日は夜泣きが〇回あったから大変だったね」など、息子をしっかり見ていないとわからないような子どもの成長や、育児のつらさを知っているからこその労いの言葉をかけてくれるように。夫の1週間の休みが明けたあとも、夫は仕事をしながら料理・洗濯・掃除などすべての家事を助けてくれ、私が育児にだけ専念できるように気づかってくれたのでした。 できる人がいるとついついその人に頼ってしまいがちだと感じます。特に夫は本当は自分でできることも私がいると任せてしまう傾向にありました。私が育児に関してできない、知らないフリをしたことがわが家には合っていたようで、夫と二人三脚で子育てをすることができました。現在息子は1歳になり、夫は私にとって子育ての心強いパートナーとなっています。 作画/Michika監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2023年03月28日夫婦にとって初めての子育て中、育児経験がほとんどない夫が育児に関してアドバイスをしてくれるようになりました。しかし、そのアドバイスがだんだんと小言に感じるようになり、いつしかひとりで子育てをしているような気持ちになっていきました。そんな夫の小言が、ある日を境にピタッと止まった理由をお伝えします。夫からのアドバイスが小言に変身夫婦での子育てが始まり、私はおむつの替え方や沐浴の仕方などを一から夫に教えることに。夫も積極的に育児に参加してくれ、少しずつ子育てに慣れ始めました。しかし、それと同時に「これはこうしてね」など私に指示してくるように。 最初はわかったと返事をしていましたが、だんだんその内容が「おもちゃは使ったら毎回消毒してね」など、私にとっては「必要かな?」と思えるような細かい内容になっていきました。そうして夫の言葉に対し少しずつ否定的な感情を抱き、小言に感じるようになりました。 ひとりでのおでかけが招いた変化夫の指示が増えるにつれ、だんだんひとりで孤独に育児をしている気持ちになってきました。煮詰まった私はある日、子どもを夫に任せて初めてひとりで出かけることに。久しぶりのひとりでの外出でリフレッシュできた私は、「明日からまた頑張ろう」という前向きな気持ちで帰宅しました。 帰宅すると夫はしっかり沐浴まで済ませて授乳してくれていました。しかし、1つ変わった点があったのです。それはこの日を境に夫からの小言がほとんどなくなったことでした。 小言をやめた意外な理由しばらく経って、小言を言わなくなった理由を夫に聞いてみると、「最初は何も知らなかったから、大変な部分や手を抜いても大丈夫な部分がわからなかった」と話してくれました。 1日子どものお世話を夫に任せたおかげで、私が負担に感じていた部分やアドバイスを好意的に受け入れられなかった理由がわかったようでした。それから育児について相談をすると、建設的なアドバイスをしてくれるようになったのです。 私も夫の話を聞き、私が夫からのアドバイスに対して否定的に感じたのは、理想の育児を押し付けてくる内容だったからだということに気づきました。育児において「こうすべき」という理想がありますが、私は負担に感じることがあります。育児を共にする夫が、その葛藤や苦しい部分を理解してくれることがこれほど心強いものなのかと実感した体験でした。 監修/助産師 松田玲子著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2023年02月12日Twitterで日々の子育ての様子を発信している2014年、2018年生まれの2人の娘のパパ、ゆーぱぱ(@too6mi)さんの育児マンガをご紹介します♪ 子どもが生まれてから、いろいろな場所で見知らぬ人との交流が増えたゆーぱぱさん。そのたびに「今が1番かわいい時期ね」と声を掛けられるようになったのですが……?子どもができて”初めてわかったこと”とは…? 子どもができて知ったこと。 1番かわいい時期なんて決められない……。 かわいいがずっと続いている……。「かわいいがずっと続いている」というパパの言葉から、子どもへの愛情が感じられますね。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ゆーぱぱ2児の父。主に育児漫画を描いており、Twitterを中心にイラストを投稿している。
2023年02月02日2児のママである、えなりさんが描く育児あるあるマンガ。今回は、新生児のお世話あるあるをご紹介します!初めてのことに右往左往赤ちゃんとの共同生活。初めてのことで不安がいっぱいなママもいらっしゃいますよね。今回はえなりさんが感じた新生児育児中あるあるです! 新生児時代は眠れないし心配だし、何が正解かもわからないし、効率の良い方法なんかもわからず、すごく大変でしんどかったのを思い出しました。 あのときはとても大変だったけれど、振り返ってみると良い思い出です。現在進行形のママたち、本当に必死だと思いますが無理せず、周りをたくさん頼って、寝られるときに寝てくださいね!そして、お金で楽さ&安心感を買うのもありだと思います!赤ちゃんのことでいっぱいいっぱいだと思いますが、自分のことも大切に! 育児中に孤独を感じるときもあると思いますが、先輩ママの経験談を知ることができるのは、仲間がいるようで安心しますよね。みなさんの育児あるあるも教えてくださいね! 著者:マンガ家・イラストレーター えなり2020年2月生まれの男の子と2023年1月生まれの女の子のママ。Instagramやブログにて妊娠、出産、育児に関するあるあるや体験談を発信中。
2023年01月31日長女が年中さんのころ、クラスに馴染めておらず、私はいつも心配ばかりしていました。そして育児書を読み漁っていた時期、たまたま会った友人のお母さんに言われた言葉でハッと我に返ることができたのです。 クラスに馴染めない長女長女は内向的で友だちができるのに時間がかかるタイプです。当時はひとりっ子だったので、家で子どもは長女しかおらず、お友だちとの関わり方がわからないのかなと私はいつも心配していました。 「幼稚園に行きたくない」と泣く日も多く、初めての育児で不安が募るばかりの私。図書館に行っては育児書コーナーの前にかじりつき、どの本も自分に問いかけているかのように感じられました。 育児書を読み漁る私「ひとりっ子の育て方」「心を強くする子に育てる方法」などの類の本はいつも家にありました。「うちの子はこの本に書いてることができていないから友だちができにくいのかな」「こうしたら心が強くなるんだ」など、育児書を読んで長女と照らし合わせたり、育児書通りに実践したりしていました。 もちろんそれでもすぐにうまくはいかず、また次の育児書を借りに図書館に行く……、そんな日々を繰り返していた気がします。 ハッとして泣きそうになった友人の母の言葉ある日、長女を幼稚園に送った後、学生時代から仲の良い友人の家に遊びに行きました。そこで子育てのことをいろいろ話していると、友人のお母さんが立ち寄り、久しぶりに3人でお茶をすることに。友人のお母さんは数年前に引退した、元保育士さんです。 長女のことや育児書のことを話していると、友人のお母さんは、「育児書なんかより○○ちゃんのことを見てあげなよ。育児書には○○ちゃんのこと書いてないでしょ」と言いました。その言葉に私はハッとし、泣きそうになったのを覚えています。 「育児書に長女のことは書いていない」。どうしてこんな当たり前のことに気付かなかったんだろうと思いました。育児書がよくないわけではもちろんなく、参考にするのはいいと思っています。でも、それから私は育児書を読むより長女と向き合い、長女が家では居心地良くいられるように楽しく一緒に遊ぶことを意識するようになりました。そうすることで長女らしくいられたのか、長女の笑顔が増え、私も自然に笑顔が増えたような気がします。 現在小学4年生の長女は、お友だちもいますが1人の時間もほしいのか、あっさりした友だち付き合いをしています。「そんなに悩まなくても大丈夫だよ」とあのころの自分に言ってあげたいです。 著者:石井ゆうき9歳と2歳の姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。お金にまつわることに興味があり、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2023年01月01日初めての出産育児で大変なのに、夫は飲み会三昧。ワンオペ育児に疲れた妻に追い打ちをかけるのは……。忙しい夫の助けを借りれず、ひとりで育児に向き合う毎日のさくらさん。 赤ちゃんの夜泣きや寝かしつけ……。育児には休みがありません。 「もう少し飲み会減らしてくれない?」涙ながらに助けを求める妻にかけた夫の無神経なひと言とは?ワンオペ育児の妻が感じる孤独と絶望 夫の助けを借りられない孤独な毎日……。涙ながらに夫に「助けてほしい!」とつらい気持ちをぶつけても、追い打ちをかけるような無神経な言葉をかけられ絶望を感じてしまいます。 「なんで私だけひとりぼっちなの?」「誰か助けて……」 何を言っても、夫に自分の言葉が届かない……。味方であるはずの育児パートナーの態度に、誰だって孤独を感じざるを得ないのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター おかめ長男おまめ(2015.7月生まれ)と長女こまめ(2021.2月生まれ)の5歳差兄妹の育児漫画を描いています!
2022年11月07日