いよいよ11日(土)より日本テレビにて放送が開始される松山ケンイチ主演の「ど根性ガエル」。本日7月10日(金)、ヒロイン・京子ちゃん役の前田敦子が誕生日を迎え、一日前の9日(木)、撮影現場にて松山さんからサプライズで“築地セット”が贈られていたことが分かった。物語の舞台は2015年の夏。14歳だったひろしも30歳になりすっかりダメ男に成長。シャツにはりついた相棒のピョン吉も心配で「根性だせよ!」と言い続ける毎日…。そして、京子ちゃんやゴリライモ、五郎や梅さんなど、皆もすっかり大人になった。そんな周りの仲間を巻き込んで、笑いと涙とアクション満載で繰り広げられる人間とカエルの物語が描かれる。主人公のひろしを演じるのは松山さん、ピョン吉の声に満島ひかり、京子ちゃんに前田さん、五郎役に勝地涼、ゴリライモ役に新井浩文、ひろしの母ちゃん役に薬師丸ひろ子ら豪華キャストが集結している。現在撮影真っ盛りの本作。この日、撮影が終わると、突然「明日は前田敦子ちゃんお誕生日です!」と掛け声が。新井さんら共演者から大きなひまわりの花束が贈られ、感激した様子の前田さん。さらに主演の松山さんからは、謎の大きな白い箱が手渡され、恐る恐る開ける前田さんだったが、中身を見て大喜び!その中身とは貝が大好きという前田さんのために用意された、仕入れたばかりの“築地セット”。毛ガニ、中トロ、さざえ、はまぐり、ツブ貝、舌平目、そしてテリーさんの卵焼きが入っていた。前田さんは「まさか、このタイミングでお祝してだいただけるとは思っていなかったからびっくりしました。現場で、お誕生日を迎えられるのは本当に嬉しいです!」と満面の笑みを見せた。1970年に少年ジャンプで連載開始、2年後にはアニメ化されるなど国民から愛されてきた本作。30歳を迎えたひろしを始めとした各キャラクターたちの“今”を確かめてみて。「ど根性ガエル」は、7月11日(土)より毎週土曜21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日7月4日に公開されたアニメーション映画『それいけ!アンパンマンミージャと魔法のランプ』が、週末2日間での興行収入8,511万3,700円、動員7万642人を記録し、今週公開された邦画新作の中で1位を記録した。劇場版『アンパンマン』第27弾となる本作は、魔法のランプの世界が舞台。クリームパンダとコキンちゃんが拾った不思議なランプから、小さな精霊ミージャが出現。3人は魔法のランプの世界に入りこむが、ミージャの腕輪が壊れてもとの世界に戻れなくなり、3人は腕輪を直すため力を合わせて遠い魔法の泉を目指していく。ゲスト声優として、ヒロインのミージャを女優の大島優子、お菓子の魔神と精霊役としてお笑いコンビ・ナイツが出演している。今回発表された週末2日間の興行収入は、今世紀に公開されたアンパンマン映画史上最高で、昨年の『りんごぼうやとみんなの願い』と比べると119%、一昨年の『とばせ! 希望のハンカチ』と比較すると154,4%。これまでの週末2日間の最高記録は、2012年に公開された『それいけ!アンパンマンよみがえれバナナ島』の動員6万1,765人、興収7,260万3,450円だった。洋画と合わせると『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『ひつじのショーン』に続く3位となるものの、邦画においては首位に躍り出て、好調なスタートを切っている。東宝宣伝部によれば、映画のヒットは「通常のレギュラーアニメよりも、ストーリーが濃厚な劇場版は小学生の子供たちも楽しめ、さらに劇場版27作目とあって子供のころアンパンマンを見ていた層が今お母さんとなり、キャラクターたちのかわいさ、そしてアンパンマンの持つメッセージの深さを再認識し、子供と一緒に家族みんなで劇場へ足を運んでいる」ことが要因になっているという。(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV(C)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2015
2015年07月06日女優の大島優子が7月4日に、都内で行われた『それいけ!アンパンマンミージャと魔法のランプ』の初日舞台あいさつに浴衣姿で登場。レギュラー声優の戸田恵子、中尾隆聖、ドリーミングとともに同時上映『リズムでうたおう!アンパンマン夏祭り』のテーマ曲『アンパンマン音頭』を踊り、夏気分を先取りした。舞台挨拶その他の写真人気アニメ『それいけ!アンパンマン』の劇場版第27弾。クリームパンダちゃんとコキンちゃんは、不思議なランプから現れた精霊・ミージャとともに“魔法のランプの世界”を冒険するが、ミージャがもつ魔法の腕輪が壊れてしまい、元の世界に戻れなくなってしまう。3人は腕輪を直すため、魔法の泉を目指すが…。大島は「元気いっぱいで魅力的。前向きな姿勢で、見た目もそっくり」という理由で、ミージャ役に抜てきされ「ぜひアンパンマンと同じくらい、ミージャのことを好きになってもらえれば」と朝早くから劇場に駆けつけた子どもたちにアピール。“推しメン”であるクリームパンダちゃんとの初対面も実現し、「ちょっと泣き虫だけど、優しく正義感が強いから素敵。でも、意外と大きいですね(笑)」と話した。アンパンマン役の戸田は、「今でも私にとって、やなせ先生との出会いは大きな宝物。94歳で天国にお引越しされましたが、今日も空の上から見てくださっているはず。先生の遺志を胸に、今回も精一杯演じた」と一昨年に他界した原作者・やなせたかし氏に思いをはせた。一方、バイキンマンを演じる中尾は、「20数年前、オーディションで『もし声優が見つからなければ、バイキンマンは僕がやる』とおっしゃっていた」と振り返った。『それいけ!アンパンマンミージャと魔法のランプ』同時上映:『リズムでうたおう!アンパンマン夏まつり』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年07月04日女優の大島優子が7月4日(土)、都内で行われた『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』の初日舞台挨拶に、レギュラー声優を務める戸田恵子、中尾隆聖、ドリーミングとともに登壇。涼しげな浴衣姿を披露した。ゲスト声優として、ランプの精霊・ミージャを演じた大島さんは、「ぜひアンパンマンと同じくらい、ミージャのことも好きになってもらえれば」と子どもたちにアピール。推しメンのクリームパンダとの初対面も実現し、「ちょっと泣き虫だけど、正義感が強くて優しいから好き」と大喜びだったが、現実的な“サイズ感”には「意外と大きいですね…」と苦笑いを浮かべていた。人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版第27弾。ランプの精霊・ミージャが、壊れてしまった魔法の腕輪を直すために魔法の泉を目指す姿を描く。アンパンマンを演じる戸田さんは、「94歳で天国にお引越しされた先生の遺志を胸に、今回も力の限り頑張りました。今日も上から見てくれているはず」と一昨年亡くなった原作者・やなせたかしさんに思いをはせた。また、バイキンマン役の中尾さんは、「20数年前、オーディションの場で先生が、『バイキンマン役が見つからなければ、僕がやる』とおっしゃったことを、いまでも覚えている」と思い出話を披露。この日は同時上映『リズムでうたおう!アンパンマン夏祭り』の“夏祭り”にちなみ、大島さんら登壇者と子どもたちが、テーマ曲「アンパンマン音頭」を一緒に踊り、夏気分を先取りしていた。映画『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月04日俳優・松山ケンイチが主人公を務め、1970年に少年ジャンプで連載開始、2年後にはアニメ化された人気作を、オリジナルストーリーとして実写ドラマ化する「ど根性ガエル」。この度、本作のオープニングテーマ曲がアニメでお馴染みの“「ど根性ガエル」のテーマ曲”に決定。さらに、松山さんをはじめ豪華レギュラー出演者10名が熱唱していることが明らかになった。物語の舞台は2015年の夏。14歳だったひろしも30歳になりすっかりダメ男に成長。シャツにはりついた相棒のピョン吉も心配で「根性だせよ!」「ど根性ガエル」は、7月より毎週土曜21時~日本テレビにて放送。と言い続ける毎日…。そして、京子ちゃんやゴリライモ、五郎や梅さんなど、皆もすっかり大人になった。そんな周りの仲間を巻き込んで、笑いと涙とアクション満載で繰り広げられる人間とカエルの物語が描かれる。主人公のひろしを演じるのは松山さん。ピョン吉の声を務めるのは『駆込み女と駆出し男』の好演が記憶に新しい満島ひかり。京子ちゃん役を務めるのは、『さよなら歌舞伎町』『イニシエーション・ラブ』など立て続けて話題作に出演する前田敦子。五郎役を、ドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」に出演していた勝地涼。母ちゃん役を、先日、橋本環奈を主演に、シリーズのその後のストーリーの映像化が決定した『セーラー服と機関銃』の薬師丸ひろ子が務める。今回発表されたオープニングテーマ曲は、彼らを含めたレギュラー出演者総勢10名による合唱曲。アニメで歌われていた「ぴょこんぺたんぴったんこ~トノサマガエルアマガエルカエルにいろいろあるけれど~この世で一匹!」という懐かしい「ど根性ガエル」のテーマ曲が、音楽を担当するサキタハヂメのアレンジによって蘇り、ドラマのオープニングを飾る。さらに、本オープニング曲の大合唱をバックに、ドラマ本編映像が番組公式サイト上で解禁されるとのこと。また、本作の主題歌が「ザ!クロマニヨンズ」の「エルビス(仮)」に決定。9月9日(水)にリリース予定の本シングルは、疾走感あふれるロックンロールに仕上がっており、ドラマのプロデューサー河野英裕は主題歌決定について「ザ・クロマニヨンズのロックンロールが、土曜の夜に、日本中に、テレビの中から鳴り響く。想像しただけで、それだけで夢のようで。『エルビス(仮)』最高です」と熱いコメントを寄せた。「ど根性ガエル」は、7月11日(土)より毎週土曜21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日大島優子が「AKB48」卒業後初の主演を務める『ロマンス』。世界12大国際映画祭の一つ、第18回上海国際映画祭の「パノラマ」部門のオフィシャルセレクション正式招待作品として出品された本作。6月20日(現地時間)よりワールド・プレミア上映され、本作を手掛けたタナダユキ監督が参加した。特急ロマンスカーのアテンダントの北條鉢子は、ひょんなことから映画プロデューサーを名乗る怪しい中年男客・桜庭に“母親からの手紙”を読まれてしまう。桜庭に背中を押され、もう何年も会っていない母親を捜すことになった鉢子。かつて家族で訪れた箱根の景勝地をめぐる“私とおっさん”の小さな旅が始まった──。今回、1928年にオープンした歴史ある映画館「大光明電影院」で上映が行われた本作。「AKB48」で活躍していたということもあり、大島さんのファンを含め、劇場はほぼ満席状態。上映前にタナダ監督が登壇し、「今日は『ロマンス』を観に来てくださってありがとうございます。監督のタナダユキです。楽しんでいってください」と観客に中国語で挨拶。その後、「大島さんの卒業後初の主演映画」と話すと、日本語にもかかわらず、「大島さん!」という声と拍手、歓声があがり、上映前から盛り上がりをみせていた。上映中も序盤の鉢子と彼氏のやりとりで笑いが起こり、終盤まで常に笑いが絶えず本編終了後は盛大な拍手に包まれた。そんな中、行われた上映後の舞台挨拶では「本作を作るにあたって、大島さんが何をやったら魅力的に映るかを考えた」とタナダ監督が話し、「大島さんを『AKB』時代から好きだった」と話すと、客席から「大島最高!」の声と再び拍手が起こった。最後にタナダ監督は、「機会があったら、上海でも撮影したい」としめくくり、大喝采の中、幕を閉じた。『ロマンス』は8月29日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロマンス 2015年8月29日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) 2015 東映ビデオ
2015年06月21日大島優子がゲスト声優を務める『それいけ!アンパンマンミージャと魔法のランプ』の完成披露試写会が6月14日(日)に出席。戸田恵子、中尾隆聖、ゲスト声優の「ナイツ」(塙宣之&土屋伸之)らと共にトークを繰り広げ、子供たちを前に“魔法”を披露し喝采を浴びた。原作者のやなせたかしが亡くなって2作目となる本作はランプの世界で展開。クリームパンダちゃんとコキンちゃんが拾った不思議なランプから、精霊のミージャが現れるが、大島さんはこの精霊のミージャの声を担当している。大島さんは「アンパンマン」の仲間入りを果たし満面の笑み。「アンパンマンの世界に入れたことがすごく嬉しいです。アンパンマンの顔を交換することができたんですよ。『新しい顔だよ!』というセリフを言えたことがとてつもなく嬉しかったです」と充実した表情を浮かべた。ナイツの2人も自らの出番を必死でアピール。「キーマンになってます!」(塙さん)、「重要な役ですよ!」(土屋さん)の言葉に、大島さんは「そうでしたか?」と首を傾げ、戸田さんは大笑い。それでも、ちょうど「アンパンマン」に夢中の子供を持つ土屋さんは大張り切りで「うちの子、来てます。『アンパンマンにオムツで会うわけにはいかない』って、トイレトレーニング頑張って、先週、オムツを卒業してここに来ました」と誇らしげに語っていた。戸田さんは「今年も素晴らしい作品ができました!」と胸を張り「ミージャとコキンちゃんとクリームパンダが力を合わせるところを見てほしい。最後は手を取り合って、頑張るところが泣けます!」と呼びかけた。また戸田さんは、大島さんの声優挑戦に関しても「凄くキュートにミージャを演じていただきました!」と絶賛。「やなせ先生もやなせうさぎとして登場しています。出てくるとキュンとしてしまいます!先生の遺志を受け継いで素晴らしい作品になっています」と力強く語った。『それいけ!アンパンマンミージャと魔法のランプ』は7月4日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月14日『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』のタナダユキが脚本・監督を務め、大島優子が主演を務める『ロマンス』が、第18回上海国際映画祭「パノラマ」部門のオフィシャルセレクション正式招待作品として出品されることが明らかになった。北條鉢子は、特急ロマンスカーのアテンダント。仕事の成績は常にトップで、その日もつつがなく業務をこなしていたが、ひょんなことから映画プロデューサーを名乗る怪しい中年男客・桜庭に“母親からの手紙”を読まれてしまう。桜庭に背中を押され、もう何年も会っていない母親を捜すことになった鉢子。かつて家族で訪れた箱根の景勝地をめぐる“私とおっさん”の小さな旅が始まった──。今回、本作の出品が決定した上海国際映画祭は、世界12大国際映画祭の一つで、コンペティションでは、最高賞の金爵賞、アジア新人賞の2つの賞が用意されている。第18回目となる今年は、108国から2,000本以上の作品エントリーがあり、国際的にも大きな注目を集めている。出品されるまでに、プログラマーたちによる3回の審査をクリアしなければならない同映画祭「パノラマ」部門。本作の選定理由としては、「面白いキャラクター設定で、役者の芝居もとても自然で、ストーリーも秀逸だったから」とのコメントが。また、2014年邦画映画賞最多29冠を受賞し、本作主演の大島さんが出演している『紙の月』が上映されることも決定している。さらに本作は、7月9日(木)~19日(日)まで開催される北米最大の日本映画祭、第9回JAPAN CUTSジャパン・カッツ!への出品および北米プレミアも決定!続々と海外からの招待を受けている状態だ。今回の上海国際映画祭およびJAPAN CUTS ジャパン・カッツ!への出品にあたり、タナダユキ監督と大島優子からコメントが届いている。■タナダユキアジア、北米、それぞれの映画祭で『ロマンス』がお披露目できること、大変嬉しく思います。上海、ニューヨークという国際色豊かで活気溢れる巨大な都市に暮らす方たちに、大島優子さんの様々な表情を観ていただけることが楽しみで仕方ありません。そして作品として、この映画がどう映るのか。緊張しますが、色々な反応を楽しみつつ、それを糧として、日本での公開に向けてさらに努力していきたいと思います。■大島優子上海国際映画祭、JAPANCUTSへの出品が決定し、とても嬉しく思います。『ロマンス』は私の中で特別な想い入れがある作品です。多くの方にご覧いただき、愛される作品になればいいなと感じております。昨年『紙の月』で、第38回日本アカデミー賞・優秀助演女優賞を受賞、そして第39回報知映画賞・助演女優賞、第36回ヨコハマ映画祭・助演女優賞受賞と数々の賞を総なめにするなど、女優としての活動に注目が集まる大島さん。映画にとどまらず、ドラマ、舞台と出演作が立て続き、女優として目覚ましい活躍をみせる彼女に世界がどう反応するのか、大いに期待したい。『ロマンス』は8月29日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日映画『イニシエーション・ラブ』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月4日(木)、都内で行われ、主演の松田翔太と前田敦子が出席した。5月23日(土)の封切り以来、早くも動員50万人を突破。松田さんは「大好きな作品なので、うれしい限りです」と感謝の意を表した。一方、前田さんは「公開日にともちん(板野友美)と一緒に、劇場で見た」のだとか。公開を前にすでに4回鑑賞している前田さんは、「これで5回目(笑)。でも1回目はどうしても、勘ぐって見てしまう作品なので、2回目以降は純粋に楽しめるはず」とリピーターならではの視点で、アピールしていた。「映像化不可能」と言われてきた乾くるみのベストセラー小説を映画化。80年代後半を生きる男女の切ない恋とスレ違いを描くラブストーリーであると同時に、最後の2行(映画ではラスト5分)がすべてを覆す衝撃的なエンディングが待ち構えている。80年代が舞台になっており、当時のヒット曲も随所に登場する本作。この日は、歌手の松崎しげるがサプライズ登場し、劇中で使われた代表曲「愛のメモリー」のサビ部分を熱唱する一幕も。歌の祝福を受けた松田さんが「(サビだけじゃなく)もっと長く聞きたかった」と話すと、松崎さんは「9月にコンサートがありますよ」とちゃっかり告知していた。松崎さんにとって、80年代は「ガンガンビンビンの時代。毎晩、仲間と浴びるほど飲み歩いていた」そうで、「映画のなかに、公衆電話で恋人と話すシーンがあるでしょ。当時を思い出しましたねえ」としみじみ。当時から仲間で、現在も親交がある俳優の西田敏行が本作を絶賛していると明かしていた。『イニシエーション・ラブ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年06月04日小田急レストランシステムは6月5日、ロマンスカー車内にてフローズンフルーツバー「スイカ×ロマンス」(500円・税込)の限定販売を開始する。同品は、8月29日公開の映画『ロマンス』とアイスキャンディー専門店「PALETAS(パレタス)」のコラボレーション商品となる。同品はスイカ果汁をベースとして、ブロックのスイカ・メロン・キウイを詰めたアイスキャンディー。メロン・キウイの強い甘みと、スイカのすっきりとした風味が特徴とのこと。同品とコラボレーションした映画『ロマンス』は、小田急グループが全面的に撮影協力を行った作品となる。主演の大島優子さんがロマンスカーアテンダントとして登場し、「ロマンスカー・MSE」の車内や駅構内、箱根エリアなどで撮影が行われたという。同品を監修した『ロマンス』のタナダ監督は、「大島優子さんが演じる、主人公の鉢子が好きな果物を連想してスイカを選びました。夏休みにロマンスカーに乗る子どもたちにも喜ばれそうですし、定番のフルーツでありながら、買ってもらえるとテンションが上がる、そんなところもいいなと思います」とコメントしている。また、同品には購入特典としてオリジナル紙コップ・オリジナルコースターが付く。コースターは、映画の鑑賞割引券としても使用可能となっている。なお、1日の販売数量には限りがあるとのこと。(C)2015 東映ビデオ
2015年06月04日今年8月29日(土)に全国公開となるタナダユキ脚本・監督、大島優子主演の映画『ロマンス』の予告編映像が解禁となった。大島さんが演じるのは、車内販売のアテンダント・鉢子。ロマンスカーでの仕事の最中、ひょんなことから大倉孝二扮する怪しい映画プロデューサー“桜庭”と出会い、箱根珍道中へと巻き込まれていく…たった1日の出会いと別れを描いたほんわかトリップムービーとなっている。予告編映像では、「電車はいい。目的地があって、そして、帰ってくる場所があるから。」という大島さん演じる鉢子のナレーションから始まる。落ち着いた制服に身を包み車内販売をする鉢子。車内販売のワゴンカーから勝手にお菓子を取る大倉さん演じる桜庭との出会い、疎遠になった母からの手紙、そして桜庭に手を掴まれて「探すんだ君の母親を!」と言われ戸惑いながらも箱根を旅する二人の映像。そして、ホテルのベッドの上で桜庭が鉢子にキス!?大島さんは「オファーをいただいた時は主演ということで不安な気持ちになったのですが、監督がタナダさんと聞き、一気に喜びに変わり、楽しみな気持ちが日増しに大きくなりました。クランクイン前には車内販売の際の動き方や発声方法などを調べて、ずっと自宅でアテンダントの練習をしていました。」と演じる前の意気込みを語る。「鉢子は今の私と同じ26歳という設定です。20代前半とは違い、この年齢になるとなぜか前に踏み出す勇気が持てず、怖くなることがあります。そういう気持ちを抱いている鉢子にとても共感しました。完成した作品を観て、タナダワールドにいる自分が何よりも嬉しかったです。劇中では、「これ大丈夫かな!?(笑)」と思うくらいのぐちゃぐちゃな顔や無防備な姿、とびっきり楽しい表情や切ない感情などたくさん引き出していただきました!是非、たくさんの方々に観ていただきたいです!」野嵜好美、窪田正孝もキャストに加え、音楽は周防義和、Jirafaが担当。三浦透子が歌う「Romance~サヨナラだけがロマンス」の透き通った声に乗せ、心が温かくなる映画を予感させる予告編となっている。「迷って生きることを、ちょっとだけ肯定してくれる」小さな旅の物語、素敵な夏の映画となりそうだ。『ロマンス』は8月29日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日女優の大島優子が、AKB48卒業後初となる映画主演を務めた『ロマンス』(8月29日公開)の予告編が29日、公開された。『紙の月』で第39回報知映画賞、第36回ヨコハマ映画祭で助演女優賞を受賞、そして第38回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞するなど、女優としての活動に注目が集まる大島。昨年6月のAKB48卒業後では初主演映画となる本作で、新宿と箱根を結ぶ特急ロマンスカーのアテンダント・北條鉢子を演じる。彼女が中年男性客・桜庭に"母からの手紙"を見られたことがきっかけとなり、母を捜すために"私とおっさんの小さな旅"に出る物語。脚本・監督は本作で『百万円と苦虫女』(2008年)以来7年ぶりにオリジナル作品を手がけるタナダユキ。『ピンポン』(2002年)などに出演し、個性派俳優として人気を博す大倉孝二が桜庭を演じている。「電車はいい。目的地があって、そして帰ってくる場所があるから」という、大島演じる北條鉢子の独白で始まる予告編。制服を身につけ、車内販売などの日々の業務に真面目にいそしむ彼女。続いて、ひょんなことから行動をともにするあやしげな男・桜庭との、コミカルな珍道中が描かれる。そのほか、「私は、迷ってばっかりだ」と鉢子が風呂で涙するところや、ベッドで無防備に眠る鉢子に桜庭がキスを試みる場面など、切なさと笑いが入り交じるシーンで構成されている。今回の出演について大島は、「主演ということで不安な気持ちになったのですが、監督がタナダさんと聞き、一気に喜びに変わり、楽しみな気持ちが日増しに大きくなりました」と、オファーを受けた時のことを振り返る。アテンダント役を演じるにあたり、「車内販売の際の動き方や発声方法などを調べて、ずっと自宅でアテンダントの練習をしていました」と役作りも欠かさなかった。さらに鉢子については、「今の私と同じ26歳という設定。20代前半とは違い、この年齢になるとなぜか前に踏み出す勇気が持てず、怖くなることがあります。そういう気持ちを抱いている鉢子にとても共感しました」と分析。「劇中では、『これ大丈夫かな!?(笑)』と思うくらいのぐちゃぐちゃな顔や無防備な姿、とびっきり楽しい表情や切ない感情などたくさん引き出していただきました」とコメントし、「ぜひ、たくさんの方々に見ていただきたいです」と呼びかけた。(C)2015 東映ビデオ
2015年05月29日元AKB48で女優の大島優子が26日、7月4日に公開されるアニメーション映画『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』の公開アフレコに臨んだ。劇場版『アンパンマン』第27弾となる本作は、魔法のランプの世界が舞台。クリームパンダとコキンちゃんが拾った不思議なランプから、小さな精霊ミージャが現れる。3人は魔法のランプの世界に入りこむが、ミージャの腕輪が壊れてしまい、もとの世界に戻れなくなってまう。3人は腕輪を直すため力を合わせて遠い魔法の泉を目指していく。ヒロインのミージャを演じる大島は、今回のオファーを「とてもうれしかったです。これからの自分の人生の中でも自慢できる作品だなと思いました」と喜びをあらわに。現場には「小さな頃から作品を見ていたので、アンパンマンの世界にすぐ飛び込むことができた」といい、アフレコを「とても楽しく、3時間ほどの収録があっという間だった」と振り返った。制作サイドは、大島の起用理由を「ミージャのキャラクターと見かけもそっくり」と語っており、監督からはミージャを演じるにあたり「大島さんのままでいい」と指示があったという。そのため大島は「自分に近いテンションと、しゃべり方になるよう気をつけました」と、演技について話している。役柄との共通点を聞かれ、大島が悩んでいると、公開アフレコに同席したミージャの先輩精霊を演じる、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が「どちらもセンターですよね。大島さんはAKB48で、ミージャは精霊界の」とフォロー。しかし、大島が「AKB48はやめちゃいましたけど……」と指摘すると、「あ、これ精霊界から足を洗いたいって話じゃありませんでした? すみません、『ヤメゴク』とすり替えちゃいました」と、大島が主演するドラマを交えたナイツらしいボケを一発。続けて、「普段はお年寄りを相手にしている私たちが、日本中の子供たちが見ている作品に出るなんて」と出演を喜ぶナイツの2人。塙が今回の出演について、「個人的にアンパンマン役の戸田恵子さんに南京玉すだれを教えていたので、今回の起用はそれが理由じゃないかと思っている」と明かすと、お菓子でできている魔神を演じた土屋伸之は「下の子供が自分のことをドキンちゃんと呼んでいて、最近『コキンちゃん(妹)がほしい』って言うんです。その発言が夫婦関係を刺激しています」と負けじと家庭事情を披露し、笑いを誘った。会見の最後に記者から、6月6日に開票を迎える「AKB48 41stシングル選抜総選挙」の予想を聞かれた大島だったが、そこは「推しメンのクリームパンダちゃんですかね。アンパンマンに憧れていて、伸び代がある」とかわし、後輩たちを気遣った。一方、ナイツはそれぞれ、塙は「知っているから」という理由でAKB48/HKT48の宮脇咲良を、土屋は「人気があるから」という理由でAKB48の島崎遥香を挙げた。(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV(C)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2015
2015年05月26日元「AKB48」の大島優子とお笑いコンビ「ナイツ」(塙宣之・土屋伸之)が5月26日(火)、東京都内スタジオでアニメーション映画『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』の公開アフレコを行った。ランプの世界の精霊・ミージャ役を務めた大島は「“アンパンマン”は小さい頃から見ていたアニメなので、感動して今日のアフレコを迎えるのも緊張していたけれど、現場に入ってみたらすぐにその世界に飛び込めた」と手応え十分で「私の人生の中で自慢できる作品になった。“アンパンマン”好きな友達も多くて、声優をやることが決まったら、情報発表前に先走って教えてしまったくらい」と抜擢に声を弾ませていた。『アンパンマン』で一番好きなキャラクターは、アンパンマンに憧れるクリームパンダと言い「可愛いし、健気。第二のアンパンマンという位置づけもできて、伸びしろと将来性がある。アンパンマンがいなくなっても、主役になる可能性がある」と分析。6月6日(土)に福岡ヤフオクドームで開票される「第7回AKB48選抜総選挙」の結果予想の話が振られると「さんざん考えてはいるけれど、私はここで推しメンのクリームパンダちゃんで」とお気に入りのキャラを盾に上手くかわしていた。同作は、人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版第27弾で、作者のやなせたかしさんが昨年亡くなってから初の劇場版作品。ランプの精霊ミージャが、壊れてしまった魔法の腕輪を直すために魔法の泉を目指す姿を描く。大島のほか、ランプの精霊に塙宣之、お菓子の魔神に土屋伸之がゲスト声優出演する。塙は「前々回は本仮屋ユイカさん、前回は井上真央さんという流れで来た」と自らを過去にゲスト声優出演した人気女優枠にはめながら「子供向け作品に出られるとは夢にも思わず、子供たちの人気が上がるのではないかと嬉しい」とホクホク顔。相方の土屋も「いつもは浅草で高齢者を相手にしているので、信じられなかった。妻に出演を伝えたら、“M-1”の決勝に行った時と同じような感じで褒められました」と夫婦としての喜びを報告していた。映画『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』は、7月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月26日『百万円と苦虫女』以来、7年ぶりにオリジナル作品を手がけるタナダユキがメガホンを取り、「AKB48」卒業後初の主演となる大島優子が“車内販売のアテンダント”を演じる映画『ロマンス』のポスタービジュアルが解禁となった。大島さん演じる北條鉢子は、ロマンスカーで車内販売を行うアテンダント。減少傾向にある車内販売だが、仕事の成績は常にトップの鉢子。いつものように小田急電鉄新宿駅を出発し業務をこなしていたが、ひょんなことから大倉孝二扮する“怪しい映画プロデューサー”と出会い、箱根珍道中へと巻き込まれていく…たった1日の出会いと別れを描いたほんわかトリップムービーとなっている。ポスタービジュアルの写真を手がけたのは2015年に写真集「明星」で木村伊兵衛写真賞を受賞した人気写真家・川島小鳥氏。イラストを手がけたのは映画『小さいおうち』でイラストを担当した、いとう瞳。絵本風のレトロな作風で、ヒロイン鉢子の子ども時代を去来する物語を感じさせ、温かみが滲み出すビジュアルとなっている。怪しい中年プロデューサー”桜庭”役を演じるのは、『ピンポン』アクマ役でヒットした個性派俳優・大倉さん。大島さんは『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞をはじめとする数々の賞を獲得し、本作ではさらに女優としての魅力を見せてくれそう。『ロマンス』は、8月29日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月26日公開初日を迎えた映画『イニシエーション・ラブ』の舞台あいさつが23日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、松田翔太、前田敦子、木村文乃、堤幸彦監督が出席した。販売部数150万部を突破した乾くるみのベストセラー小説『イニシエーション・ラブ』を堤幸彦監督が映像化した本作。1980年代後半の静岡と東京を舞台に、合コンで知り合った鈴木(松田翔太)とマコ(前田敦子)は交際をスタートさせるが、就職して上京した鈴木はマコと遠距離恋愛になり2人の関係が崩壊していく…というストーリー。誰もが経験する恋物語を描いているが、ラスト5分でそれまでの全てが覆る驚愕の展開を迎え、サスペンス要素も描かれている。主演の松田は「すごくナチュラルな感じで出来たので、自然体になれたような気がします。お洒落な映画だと思いますので、色んなお友だちにオススメして下さい!」とアピール。一方の前田は「私は台本から入ったんですけど、最後の結末がわかりやすかったです。その後に原作を読む楽しさがあり、原作を読んでいない方は映画を見た後に原作を読む楽しさがありますよ」と映画の楽しみ方を観客に提案した。本作のキャッチコピーは"すべてが覆る"。それにちなみに、「明日から違う人生を歩むことになったら何がしたい?」という質問に、木村は「野生動物のカメラマンになりたいですね。世界中を飛び回り、特にライオンとかありのまま生きている姿を撮れたらすごいでしょうね」と回答。それに対して前田と松田は「猫になりたいです」と答え、実際に家で猫を飼っているという前田は「本当に可愛いですよ。人間に対する距離感がお互いにイイ感じなんです!」と愛猫に夢中の様子だった。
2015年05月24日「“ナウい”ってどういう意味?」前田敦子が、松田翔太が発した、映画の舞台となっている1980年代の空気を表現する言葉について、キョトンとした表情で尋ねる。確かに1991年生まれの彼女にとって、「ナウい」などという死語は、生の会話で聞いたこともない言葉だったとしても不思議はない。「“イマドキの”ってことだよ」と前田さんに教えてあげている松田さんも1985年生まれで、決して当時の空気を実感として覚えているわけでもない。昭和は遠くになりにけり…といったところだが、そんなナウでヤングな2人が、80年代ファッションに身を包み、当時の流行に囲まれつつ撮り上げたのが『イニシエーション・ラブ』である。原作は乾くるみが発表し、すでに150万部を突破した人気小説。合コンで出会った鈴木とマユの恋模様がバブル全盛の当時の世相と共に描き出されるのだが、最後の最後で驚くべきミステリーへと変貌する…。主人公の鈴木を演じた松田さんに、まずは1980年代当時の20代前半の若者を演じてみての感想を尋ねた。「正直、以前は『(80年代は)ダサいな』と思ってました(笑)。最近になって、ファッションもリバイバルされたり、当時の音楽もいま聴いてみるといいなと思えたり、あの時代が持ってる雰囲気をオシャレなものだと感じられるようになりました。衣裳の肩パット入りのくびれがくっきりと出るスーツは面白がって着てました(笑)。こういう人が本当にいたのかと不思議な感覚にはなりましたけど、80年代が持ってるイケイケな“ナウい”感じというのは元気があっていいなと思いました。僕らは90年代後半から2000年代の頭が思春期でしたが、その頃と比べると、世の中全体がもっといきいきとした時代だったのかなとも感じましたね」。前田さんが演じたマユは、静岡で歯科助手として働く女性。肩パットスーツこそ着てはいないが、メイクに髪型、様々なところで80年代の香りが漂う。それこそ、80年代と言えば、現在とはまた違ったアイドル全盛期。前田さんも自身が生まれる前の時代の空気を楽しんだようで「全体的な雰囲気は私もすごく好きです。女の子のファッションとしては、いまの時代にも回ってきているくらいだし、抵抗なく楽しめましたね」と笑顔を見せる。文章上の仕掛けにより読者のミスリードを誘う“叙述トリック”を用いた原作ゆえに、出版当時から「映像化不可能」と言われ続けてきた原作小説を、見事にラブストーリーにしてミステリー映画に仕立てたのは、堤幸彦監督。松田さんにとっては初の堤組となったが、多くの刺激を受けたようだ。「撮影の仕方が僕にとってはすごく新鮮でした。監督のブースがあって、撮ったものをすぐに編集して音もつけて、次の日には前日に撮った映像を見ながら『次はこんな感じで』とロジカルに進めていく。その半面、感情重視・お芝居重視の撮り方をしてくださるのでバランスがいいんですね。スタッフも自分の役割を把握できるし、俳優部もすごくやりやすい。監督がボスとして現場を引っ張ってくれるんです」。『エイトレンジャー2』に続く堤組となった前田さんも「基本的に『楽しまなきゃ意味がないでしょ』という方なので、すごく盛り上げ上手で現場を引っ張ってくれるんです」と松田さんの言葉にうなずく。劇中、鈴木の東京への転勤が決まり、2人は遠距離恋愛をすることになる。そして東京で案の定というべきか、マユとは全くタイプの違う美弥子(木村文乃)と急接近し…。互いの役柄について尋ねると、前田さんからは意外にも、2人の女性の間で心揺れる鈴木について「しょうがないのかなと思いますね…」と意外な言葉が漏れる。「あの立場と状況ではそうなるのかなと。いい人であることには変わりないので、(鈴木が2人の間で揺れ動くことも)分かんなきゃいいかなって(笑)。性格が良くて、あとは環境の問題なのかなって思います」。一方、松田さんはマユについて、男性の視点でこんな分析を…。「家庭的なタイプと仕事ができるタイプとセクシーなタイプとで分けるなら、マユは家庭的なタイプだと思います。ただ、それだけだと……、特に仕事で東京に行った男からすると、静岡に戻ってきたときにどうしても物足りなく映ってしまうのかなと思いますね」。2人の共演はこれが初めて。特に恋人たちの会話を中心とした本作にあって、相手の言葉を受け止め、反応するという芝居の上でのコミュニケーション能力の高さが大きな武器となったよう。松田さんは前田さんを「とにかく勘がいい」と称賛する。「臨機応変にいろんなものに対応できるんです。カメラが向いている方に芝居を向けるといったテクニカルな部分でもそうですし。僕の芝居を受け取って盛り上げて、こっちに反してくれるのでそのキャッチボールが面白かったです」。一方の前田さんは、松田さんについて「カップルという設定だから仲良くしなきゃと思って…」と語り「そうだったの?(仲良くしてたのは)設定重視(苦笑)?」と松田さんを慌てさせつつ「すごくスマートな方で、一緒にお芝居をしててすごくスッキリする感じでした。こっちの芝居を吸い取ってくれる感じがありがたかったです」と笑顔でふり返った。作品の性質上、あまり物語について多くを語ることはできないが、いくつものヒント、のちのち考えると、あれも、これもという伏線があちこちに散りばめられている。その全てを見逃さずに見ることは難しいが、騙されないためにではなく、見逃してはいけないものとして、前田さんは楽しそうな笑みを浮かべ、力強くこう言い放つ。「ラストの表情!全てが――その時の感情の全てが出ています。心境の全てが分かると思います!」(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月22日80年代後半を舞台にしたラブストーリーにまさかの大どんでん返しが待つ、乾くるみの同名ベストセラー小説を映画化した『イニシエーション・ラブ』。映像化は不可能と言われていたが、メガホンを堤幸彦が執ると聞き、「これはひょっとしたらイケるかも」と感じた人も多いだろう。かつてないラブストーリーに挑んだ松田翔太と前田敦子が、初共演となった互いの印象や現場の様子を語った。ふたりが演じているのは、合コンで出会った静岡に住む大学生の鈴木と、歯科助手のマユ。幸せな愛を育んでいた鈴木とマユだったが、鈴木が就職し、東京に転勤になったことで、関係に変化が生じていく。『エイトレンジャー2』で堤組を体験済みの前田に対し、松田は堤監督と初のタッグとなった。「すごく新鮮でしたね。ロケ地でも監督用のブースがあって、撮ったものをすぐに編集して音もつけて、次の日には前日撮ったものを見ながら、次はこんなニュアンスでとか、とても細かくロジカルに指示してくださる。同時に芝居、感情を重視した撮り方をされるので、本当にバランスがいいんです。監督がボスになってみんなを引っ張ってくれるので、俳優部もスタッフも、みんなが自分のやるべきことがわかる。不安がないし、本当に楽しかったです」と信頼を寄せる。その他の画像前田も「堤監督は、基本的に楽しまなきゃ意味がないというスタンスなので、盛り上げ上手なんです。それで引っ張っていってくれるんです」と頷く。また、本作ならではの撮影法として「顔のアップが多かった。マユは特に多くて、僕がカメラマンの後ろに立って喋ったりしてました」(松田)、「そうそう。ここまでカメラ目線がいっぱいある映画も珍しいよね」(前田)と述懐した。取材中も相性の良さが現れていた松田と前田。「すごく明るいし、本人は人見知りだというけど、まったくそんな感じはしませんでした。スタッフもメロメロでしたね」と前田の素顔を明かした松田は、さらに女優としての印象を「お芝居を跳ねかえしてきてくれて、キャッチボールが上手な人だと感じました。おもしろかったですよ」と称え、前田も「松田さんはすごくスマートな方。お芝居に対しても。だからすごく助かりましたし、受け止めてもらっている感じがありました」とほほ笑んだ。さて、小説版もさることながら、映画版もラスト5分がすごい。必ず2度観たくなるとの宣伝文句も間違いではない、映画ならではの作りに興奮させられる。ふたりも完成作に満足の様子で、最後に前田が身を乗り出すようにメッセージを送った。「全体的に素晴らしいんですけど、とにかくラスト!ラストの松田さんの表情ですべてがわかります!」『イニシエーション・ラブ』5月23日(土)全国東宝系ロードショー取材・文:望月ふみ
2015年05月22日松田翔太&前田敦子を主演に、累計発行部数150万部を突破した乾くるみによる衝撃のベストセラーの実写映画化した『イニシエーション・ラブ』。このたび、1980年代後半を舞台にした本編を彩る楽曲を集めたCDアルバムの発売が決定した。小説ならではの巧妙な仕掛けゆえ「究極の“映像化不可能”小説」と言われてきた原作を、「SPEC」や「トリック」で知られる堤幸彦監督の手により奇跡の映画化が実現した。舞台が1980年代というだけあって、森川由加里「SHOW ME」、太田裕美 「木綿のハンカチーフ」、浜田省吾「DANCE」など時代を彩る数々のヒット曲が散りばめられている本作。今回、劇中に使用されているこれらのヒット曲に加え、バブル時代の恋愛を彩った数々の名曲全36曲を収録した2枚組CDが堤監督監修のもと発売されることが決定した。「映画『イニシエーション・ラブ』はエンターテイメント&ミステリー映画として世に送り出しましたが、 私は単に『映画を作る仕事』として割り切れない “前のめり”な思い入れがありました。それは何を隠そう“音楽”の事です」と語る堤監督。「ぜひ自室でハイレゾ音源のカリブ海の波音を背景に、カセットテープにこのCDをダビングして、アロハシャツ、サングラス、ファーラーのパンツ、トップサイダーのデッキシューズをお召になり、カンパリソーダなどをいただきながら、ご自身の人生と重ね合わせてお楽しみください!」と“80年代”が詰まった自身も大満足のアルバムとなったよう。主演の松田さんと前田さんは80年代の楽曲を新鮮に捉えることもできる世代。松田さんは「劇中で使われた80年代の楽曲は、映画を盛り上げてくれ、また、芝居を助けてくれました」とふり返り、「中でも、『ルビーの指環』は今もよく聞いています。当時のヒット曲は、これからもクラシックのような名曲として、いつの時代も新鮮に、聞き継がれてゆくと思います」とコメントを寄せた。「歌詞の内容がまっすぐで、純真な恋愛が描かれている気がします」と話す前田さんは、「木綿のハンカチーフ」がカラオケでもよく歌うくらい大好きな曲だという。どこか懐かしく、なおかつとてもキャッチーなメロディの多い80年代の楽曲。あらゆる世代を魅了する80’S HITS BESTの決定版は必聴だ。「『イニシエーション・ラブ』-あの頃カーステから流れていた80’S BEST HITS-」は5月20日(水)発売。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月02日映画『イニシエーション・ラブ』の完成披露試写会が4月20日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の松田翔太をはじめ、前田敦子、木村文乃、三浦貴大、前野朋哉、堤幸彦監督が上映後の舞台挨拶に立った。「映像化不可能」と言われてきた乾くるみのベストセラー小説を映画化。80年代後半を生きる男女の切ない恋とスレ違いを描くラブストーリーであると同時に、最後の2行(映画ではラスト5分)がすべてを覆す衝撃的なエンディングが待ち構えている。本作で故郷・静岡で交際していたマユ(前田さん)、東京で出会う都会的な女性・美弥子(木村さん)の間で揺れ動く主人公・鈴木を演じた松田さんは、「当時は静岡まで片道5時間くらいかかったし、(通信手段も)電話くらいしかないので、新たな気持ちで上京した鈴木にとっては、(浮気も)仕方ないのかなって…」と男子の思いを代弁。前田さんが見学のため、自身は出演しない東京パートの撮影現場を訪れたそうで、松田さんは「いやあ、浮気中だったので…、ちょっとやりづらかったです」と苦笑いを浮かべた。また、木村さんが、自分に思いを寄せる三浦さんを冷たくあしらうシーンに話題が及ぶと、三浦さんは「実は冷たくされて、うれしかった」と思わず本音!?一方、前田さんは「えっ?冷たくされると、逆に追いかけたくなるの?」と男のツンデレ願望に興味津々だった。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年04月21日「映像化不可能」と言われてきた乾くるみによるベストセラー小説を映画化した『イニシエーション・ラブ』の完成報告会見が4月20日(月)、都内で行われ、主演の松田翔太をはじめ、前田敦子、木村文乃、堤幸彦監督が出席した。本作で遠距離恋愛の相手と、都会的な女性の間で揺れ動く青年を演じた松田さんは、「それぞれ誠実に演じた結果、おのずと二股になってしまった」「遠距離恋愛は無理ですね。僕は(劇中の)どちらの女性も好きです」と赤裸々発言!恋のお相手を演じた前田さんは驚いた表情で、大笑いをしていた。1980年代後半を舞台に、合コンで出会った就職活動中の奥手な大学生・鈴木(松田さん)と、歯科助手・マユ(前田さん)のぎこちない恋愛模様を描いた“静岡編”、就職して上京した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう“東京編”で綴られる青春ラブストーリー。原作は「最後の2行ですべてが覆される」と読者に衝撃を与え、映画本編も「ラスト5分で驚がくの展開が待ち受ける」と大きな話題を集めており、松田さんは「台本を読んで、自分も本当にだまされたと思いましたね。最初は呆気にとられ、すぐに読み直したほど。出来あがった映画も本当に面白くて、俳優としてうれしい限りです」と手応え十分。本格的なラブシーンに初挑戦した前田さんも、「撮影に入る前からこんなにワクワクしたのは初めて。もう4回も見ちゃいました。見るたびに、いろんなシーンが気になっちゃって。公開されたら、また見ます」と完成に胸を高鳴らせ、役柄については「男の人に甘えたいと思う面は、私にも共通していると思う」と語った。また、鈴木とマユの関係を揺るがす洗練された東京の女・美弥子役の木村さんは、「10年前に呼んでいた小説の映画化に、まさか自分が出演するなんて。原作には忠実でも、いろんなシーンに遊び心があり、だまされ方も原作以上に大きかった。それが堤監督のマジックなんだと思います」と満足げ。キャスト陣の大絶賛に、堤監督は「ありがとうございます!」と会心の笑みだった。ちなみに、舞台となる80年代の印象を聞いてみると「やっぱり、公衆電話を使うシーンが新鮮でしたね。きっと10年以上は使っていないですし」(松田さん)、「もし80年代に青春時代をおくっていたら、やっぱりアイドルになりたかったですね」(前田さん)と話していた。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年04月20日TBSの木曜ドラマ劇場「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」の特別試写会が4月11日(土)に開催され、連ドラ初主演の大島優子をはじめ、北村一輝、勝地涼、本田翼、田中哲司、山口紗弥加、遠藤憲一、堤幸彦監督、脚本家の櫻井武晴が出席した。「ケイゾク」「SPEC」などの人気作品を世に送り出してきた堤監督と「相棒」「ARTARU」など刑事ドラマに定評のある櫻井さんがタッグを組んで製作された異色の刑事ドラマ。任侠の世界から“足抜け”しようとするヤクザを支援する部署、通称・足抜けコールで奔走する刑事たちの姿を描く。登壇陣は、役柄の衣裳、ヘアスタイルで登壇。“喪服”の衣裳と顔半分に前髪が掛かった状態で登場した、主人公・麦秋役の大島さんは、第1話を見終えたばかりの観客を前に「ものすごく緊張してます…」とおそるおそる挨拶。強力な共演陣と堤監督を見やり「みなさんにおんぶにだっこでやってます。自分らしさを持ちつつ、もっともっと好いていただき、病みつきになっていただけるように麦を演じていきたいと思います!」と意気込みを口にした。リーゼントで登場した、麦秋の相棒の刑事・少を演じる北村さんは「見ていただけましたでしょうか…僕を(笑)!」といきなり自分アピール。さらに「第2話、3話とどんどん、この“恋愛ドラマ”が…」となぜか本作をラブストーリーと定義して、大島さんとの恋の物語を期待…?すかさず大島さんや他の登壇陣から「違います(笑)」とツッコまれていた。本田さんは、麦秋の妹役を演じており、看護師ということでキュートな白衣で登場!「みなさん、キャラが濃いですが私は意外と普通ですので」と強調。トーク中たびたび、当初の質問の意図から脱線する周囲に惑わされて「質問なんですっけ…?」と困惑する様子を見せ、さらに“姉”大島さんから「寝てたでしょ?」とツッコまれて、期せずして笑いを誘っていた。勝地さんは、「兄と家で『ケイゾク』ごっこをしてました」と明かすなど以前から堤作品の大ファンだったと語り、堤作品への参加に万感の思い。一方、ヤクザ役の遠藤さんは、以前にも堤監督の「池袋ウエストゲートパーク」でヤクザを演じている。TVドラマでヤクザを演じるのは久々とのことだが「周りから『役作りしなくていいでしょ?』と言われるんですが(苦笑)、実はヤクザの役作りが一番大変なんです!顔が恐いだけで心は真逆なので」と訴える。そんな遠藤さんは大島さんとは3度目の共演となるが「前から本当に良い子です。これが代表作になると思う。よかったね」と優しく語りかけるも、大島さんからは「怖いっていうか“ホンモノ”!登場シーンを見て、みなさん鳥肌が立ったと思う」と遠藤さんをほとんどヤクザ扱いしていた。現場で、堤監督が思いついたアイディアをすぐに取り入れていくため、脚本にない設定やキャラクターが加えられることもたびたびあるよう。田中さんが演じる“足抜けコール”の室長役について、司会者からは「子煩悩」という説明があったが、当の田中さんが「そうなんですか?」とここで初めて知ったようで、困惑の表情!それ以外でも、勝地さんの役が脚本上にはない“オネエ”になっていたりなど、大小様々なネタに関して変更が加えられている。脚本家の櫻井さんの口からはたびたび「初耳です」という言葉が発せられ「結構、現場で変えられてる。ある程度、脚本家に知らせてほしい(笑)」と舞台挨拶の場で堤監督に苦情を申し立て、会場は再び笑いに包まれた。「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」は4月16日(木)より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月12日大島優子の連続ドラマ初主演作品で、「ケイゾク」、「SPEC」の堤幸彦監督が演出を務めるTBSドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」の特別試写会が開催され、大島さんは左目に髪が掛かったヘアスタイルと喪服という役柄のままの姿で舞台挨拶に登壇した。堤監督と「相棒」「ATARU」などの人気刑事ドラマを手掛けてきた脚本家・櫻井武晴のタッグによる本作。警視庁組織犯罪対策部(通称“マル暴”)の中でも、“足抜けコール”と呼ばれるヤクザをやめようとする者たちの相談に乗り、足抜けの支援を行う部署に勤める女性刑事の活躍を描き出す。大島さん演じる麦秋(ばくしゅう)は、前髪が左目に掛かった状態で“ゲゲゲの鬼太郎”のような状態だが、これは以前、大島さんが自身のブログでアップした、風呂上がりの写真をプロデューサーが見て、生まれたものだそう。さらに上下、さらには中のシャツまで黒の衣裳は、堤監督が「思いついて」、喪服をイメージ!さらにスカートの中にも“仕掛け”があり、第1話のアクションから「これが堤監督だな(笑)!」(大島さん)という演出が見られる。堤監督は、ずばり「あれはズロースです!」と秘密を解禁!もはや若い世代にとっては死語とも言える“ズロース”だが、大島さんは「年配の女性が履かれているやつですよね?履き心地はすごく良いです」と語り、堤監督の「流行らせてください」という言葉に「旋風を巻き起こしましょう!」とを誓っていた。この日は、共演の北村一輝、勝地涼、本田翼、田中哲司、山口紗弥加、遠藤憲一も出席したが、大島さんの鬼太郎ヘア以上に目を引くのが、麦秋の“相棒”であり、不本意ながら足抜けコールの部署に異動となった、元マル暴担当刑事で強面の三ヶ島翔を演じる北村さんの巨大リーゼントヘア!山口さんから「中に何が入っているのか気になる(笑)」とイジられていたが、北村さんは「地毛です…嘘です(笑)。いろいろ入ってて、第6話くらいで開きます。リーゼントって生き物ですから」とノリノリで会場をわかせていた。「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」は4月16日(木)より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月11日前田敦子が、初めて「世にも奇妙な物語」で主演を務めることが明らかとなった。出演するのは、4月11日(土)に放送される「25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編」での一遍「地縛者」。「富江」「うずまき」などで人気を誇るホラーコミック界の旗手・伊藤潤二の同名漫画を原作にドラマ化したものとなる。ある日、街中に地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない人間が現われ始める。危険を感じ誰も近づこうとしない中、「青空こころの会」で社会福祉士として働く浅野範子(前田敦子)は“地縛者”となった人たちに声をかけ始める。やっと口を開いた人の話から分析し、その土地になにか強い愛着があるために動けなくなっている、という推測をたてる。が、ついには範子の身近な人間までもが地縛者となってしまい…というまさに奇妙な物語が展開する。初の「世にも奇妙な物語」となった前田さんは、「『世にも』と言えば、子どもの頃から特別な時に放送する特別に楽しみな番組だったので、視聴者の皆さんへワクワク感をお届けすることに貢献できたら嬉しいなと思います。人間の深い部分をつかれる『世にも』らしいお話で、そういう作品をやらせていただけることが嬉しいと思いました」と語っている。今作品の演出を手がける河野圭太は、前田さんの初の連続ドラマ「スワンの馬鹿! ~こづかい3万円の恋~」(’07/関西テレビ)でも演出を務めている、という“奇妙”な縁も。前田さんは「あの頃は記憶にないくらい緊張していたので、今回は、監督とコミュニケーションを取りながら作品作りができたので、少しは成長できたかなと思っています」と8年ぶりのタッグに感無量といった様子。前田さん主演の「地縛者」を始め、“人気漫画家作品のドラマ化”が見どころとなる今回の「世にも奇妙な物語」。稲垣吾郎が主演を務める「もやしもん」などで知られる石川雅之・原作の「自分を信じた男」や、阿部寛が“ゴム人間”となる、アニメ「ワンピース」とのコラボドラマ「ゴムゴムの男」など異色尽くしの全5話が放送される。「世にも奇妙な物語25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~」は4月11日(土)21時~23時10分よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月02日元AKB48で女優の大島優子が、7月4日に公開されるアニメーション映画『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』でゲスト声優を務めることが明らかになった。大島が演じるのは、新キャラクターとして登場するヒロインのミージャ。魔法のランプの世界の精霊で、クリームパンダとコキンちゃんとランプの世界に入りこむが、ミージャの腕輪が壊れてしまい、もとの世界に戻れなくなってまう。3人は腕輪を直すため力を合わせて遠い魔法の泉を目指していく。制作スタッフによれば、大島の起用は、ミージャのキャラクターと見かけもそっくりで、最後は"みんなで力をあわせることの大切さ"に気づいていく"ミージャ"の前向きな姿勢と重なることからオファーに繋がったという。大島は「アンパンマンの魅力は、勇気、仲間たちのチームワーク、そして何よりも長年愛されているキャラクターたちだと思います。彼らの愛嬌のある姿に心をくすぐられます」とシリーズの魅力を語り、「ミージャを、みんなに元気をあげられるキャラクターにしたいです」と意気込みを語っている。劇中では、大島がやなせたかし氏作詞による「アンパンマンたいそう」を歌うシーンもあり、ゲスト声優が同曲を歌うのはこれが初。大島は同曲について「小さい頃によく聞いていました。今でも曲を聴くと自然に体が動いてしまいます」とコメント。今回の抜擢については、「私がいつの日か母親になった時に子供に自慢します」と喜びを語っている。(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV(C)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2015
2015年03月31日女子ならばやっぱり好きな人のためにキレイになりたいもの。その気持ちは、第一線で活躍する有名人も一緒なのかもしれません。あっちゃんこと前田敦子さんが出演するこちらのムービーからは、“恋するあっちゃん”の気持ちが伝わってくるようなのです。それは、ロート製薬の「肌研 薬用極潤 スキンコンディショナー」の新テレビCM。3月21日からのオンエアに先駆けて、40秒と長めの、WEBスペシャルバージョンのムービーが公開中です。「もしも…すきとおる肌になれたなら~、素敵な恋ができそうです~」そんな風に歌うあっちゃんは、まさに恋する女の子そのもの。これは演技? それとも本気で誰かを想っているのでは…? と、想像力をたくましくしてしまうほどリアルな表情に、思わずドキッとしてしまいます。歌声に透明感があるだけでなく、その素肌も透き通るように美しく、とてもナチュラルです。「すき、すき、すきとおる~。私キレイになりたいな~」と歌うあっちゃんですが、本当に恋のチカラによってキレイになっているのかもしれませんね。あっちゃんの肌をキレイにしているもうひとつの理由は、「肌研 薬用極潤 スキンコンディショナー」です。これは、消費者が化粧水に求める「うるおい」と「肌・キメを整える」の両方のニーズに応える化粧水として開発されました。ロート製薬が「化粧水に求めること」について調査したところ、1位は「うるおい」、2位は「肌・キメを整える」だったそう。けれども肌のキメを整えるスキンコンディショナーのような化粧水は、さっぱりした使用感のものが多い傾向にあるとか。そこで、両方のニーズに応える「肌研 薬用極潤 スキンコンディショナー」が新登場。あっちゃんのようなきれいな素肌は女子の憧れですね。恋のチカラと「肌研 薬用極潤 スキンコンディショナー」でキレイになっていくあっちゃんを見習って、今すぐ自分の肌もピカピカに磨きたいものです。まずはWEBスペシャルバージョンのムービーで、あっちゃんの表情をご覧ください。その恋する女の子そのもののような表情を見れば、きっとあなたも恋をしたくなるはずです。・ロート製薬 公式サイト
2015年03月23日鈴木おさむが作・演出を手がける舞台『美幸 -アンコンディショナルラブ-』に、大島優子、鈴木浩介の出演が決定。2016年5月、東京・本多劇場、大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。本作は鈴木が、妻の森三中・大島の学生時代にあったいじめ経験に着想を得て書下ろしたふたり芝居で、2012年と2013年に山崎樹範、鳥居みゆきの出演で上演されている。書道コンテスト優勝をきっかけに学校で執拗ないじめにあい悲惨な学生生活を送った過去を持つ女・美幸が主人公。彼女は会社で出会った元役者の雄星に、自分の過去と同じ境遇を感じ“無償の愛”を捧げることを誓うが、その愛は次第にエスカレートして、雄星を悩ませるすべての人々に復讐を企てていく。今回タイトルロールの美幸を演じるのは、先ごろ映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子。美幸の憧れの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5役をひとりで演じ分けるのは舞台、ドラマで活躍する人気の個性派俳優・鈴木浩介。ふたりは出演決定にあたり以下のコメントを寄せている。■鈴木浩介おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。■大島優子以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。
2015年03月17日俳優・松田翔太、前田敦子、木村文乃をキャストに迎えて贈る『イニシエーション・ラブ』。「映像化不可能」と言われてきた乾くるみによる原作を基に、「SPEC」や「トリック」で知られる堤幸彦監督が原作とは異なるエンディングを仕掛ける本作から、“ヒント”が詰まった予告編が公開された。物語は1980年代後半の静岡と東京を舞台に綴られる青春ラブストーリー。合コンで出会った2人、就職活動中の奥手な大学生・鈴木(松田翔太)と、歯科助手・マユ(前田敦子)のぎこちない恋愛模様を描いた“静岡編”。就職して上京した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう“東京編”。パブル最盛期の風俗を盛り込みながら、若い男女の切ない出会いと別れなど、誰もが一度は経験する切ない恋物語を描いた本作は、映画のラスト5分でそれまでの全てが覆る驚愕の展開を迎える…。主演の松田さんが演じるのは、従来のクールなイメージから一転、魅力的な二人の女性の間で揺れ動く恋に奥手な鈴木。ヒロインのマユ役に抜擢された前田さんは、「前田敦子史上最もキュート」との呼び声も高いキャラクターに扮し、自身にとって初めての本格的なラブシーンに挑んでいる。今回公開された予告編の前半に描かれるのは、鈴木とマユの出会いから始まり、恋模様が描かれていくが、月日が経ち東京へ転勤。その後木村さん扮する同僚・美弥子が登場し、心が揺れ始める…という王道のラブストーリーが描かれる。しかし後半にはモニター試写会の模様を緊急公開!ラスト5分になると驚愕、涙、喝采…と来場者のさまざまな表情が映し出される。本編同様、わずか90秒の映像の中に様々な仕掛けと“ヒント”が隠されているのだ。原作者・乾くるみの協力の下に生み出された本作の衝撃のエンディングは、これまでのラブストーリーの常識を覆す衝撃度となっているとのこと。まずはこちらの予告編からトリックを探ってみて。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日元AKB48で女優の大島優子が28日、自身のツイッターを更新し、前日に行われた第38回アカデミー賞授賞式を終えての心境をつづった。大島は、宮沢りえが主演を務めた映画『紙の月』での演技が評価され、優秀助演女優賞を受賞した。一夜明け、ツイッターでは「昨日の日本アカデミー賞授賞式」の書き出しから、「助演女優賞であのステージに立てるなんて光栄でした」と回顧。「でもまたいつか、、、。」と決意を新たにした。2年前の同賞では『闇金ウシジマくん』で話題賞・俳優部門に選ばれ、昨年はその話題賞のプレゼンターを務めた大島。壇上で受賞者を読み上げる前に、「昨年受賞させていただきまして、とてもうれしく思っております」と前年の受賞を振り返り、「そして、今後またこのステージに登壇できるように私自身、精進していきます」とここでも再びステージに立つことを誓っていた。大島が『紙の月』で演じた銀行員・相川恵子は、したたかな女性。前日の授賞式では司会の西田敏行から「どうですか、ご自身と比べてというのも変ですけど」とコメントを求められると、「そっくりですかね」の返答で驚かせつつ、恥ずかしそうに「ウソです(笑)」と訂正していた。
2015年02月28日「AKB48」卒業後、『闇金ウシジマくん』『紙の月』など女優として活躍中の大島優子が、TBS4月スタートの木曜ドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」で連ドラ初主演を務めることが明らかになった。物語は警視庁組織犯罪対策部内の「暴力団離脱者相談電話」通称“足抜けコール”が舞台。平成4年3月に施行された暴力団員による不当な行為の防止などに関する法律、通称「暴力団対策法」または「暴対法」の流れの中で、政治家や警察官僚からの上意下達により、生まれた“足抜けコール”。“足抜けコール”の仕事は、暴力団の構成員(ヤクザ)を堅気に戻すこと。主人公・永光麦秋は、この“足抜けコール”で働く警察官。麦秋は、保護対象者が脅しにかけられても、その脅しをかけてきた人間に自分の身ひとつで立ち向かい、どんなに巨大な敵であろうと情け容赦なく叩きのめす――。「SPEC」、「ケイゾク」、「池袋ウエストゲートパーク」、「TRICK」など数々の名作を世に送り出し続ける鬼才・堤幸彦が演出を担当。脚本は『相棒』『ATARU』などで刑事ドラマに定評のある櫻井武晴が手がけ、麦秋の葛藤と成長、周囲の人間模様を描いた人情ドラマを描く。主演を演じる大島さんは、「『AKB48』を卒業して独り立ちし、今後も自分が続けていきたい役者として、連続ドラマの主演を務めさせて頂くことをとても光栄に思います。堤監督の作るキャラクターはかなり個性的なので、現場で話し合いながら、みなさんにインパクトを残せるキャラクターを考えていきたいと思っています」とコメント。演出を務める堤氏は「今回大島さんが演じる麦秋は怖い人です。すごく怖い人。本来、大島さんはとても勘がいい方なのですが、今回はその勘のよさを封印して、本音の分からないお芝居をして欲しいと思っています。とにかく目で、眼光でお芝居をして頂きたい。麦秋の理知的かつ不気味さがこのストーリーのメインなので、それが伝わるよう一生懸命やりたいと思ってます」とキャラクター像について語った。「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」は、4月より毎週木曜21時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年02月17日