水を通じて、生活・環境・健康の創造を目指す「アクアクララ」は、映画「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開を記念し、本作とのタイアップ製品「アクアアドバンス用エヴァンゲリヲンオリジナルドレスアップパネル」の販売を、10月23日から開始した。「アクアクララ」は、全国各地の企業と契約し、高純度デザインウオーターの製造から販売、宅配に至るまでを一貫して行う事業を展開している。タイアップ製品のパネルデザインは、キャラクターなどが描かれた「REIモデル」、「PILOTモデル」、「EVA-01モデル」、「NERVモデル」の全4種類。パネルの販売価格は1モデル8,400円で、各種250セット(合計1,000セット)の数量限定販売となる。なお、同日から「人類補水計画」と題した特設サイトを開設。新商品のラインアップや「アクアクララ」の水についての概要を紹介している。また、オリジナルコンテンツとして、パソコン・スマートフォン用の壁紙を配信していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日ピザハットは映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とのタイアップキャンペーン「ピザハット×ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q キャンペーン」を、10月22日より実施する。同キャンペーンは、ピザハットオンラインのキャンペーン特設サイトで展開する。期間中にピザハットオンラインもしくは電話で対象商品を購入すると、「シリアルコード入りカード」がもらえる。特設サイトでカードに表記されたシリアルコードを入力すると、もれなく「ピザハット×ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q キャンペーン」オリジナルグッズ等が当たる。キャンペーンは10月22日~12月16日までで、第1弾~第4弾と4つの期間に分けて実施する。第1弾(10月22日~11月4日)の特賞(10名)は「エントリープラグ型クッション」、ピザハット賞(100名)は「オリジナルマグカップ」。その他にも、チャンス賞(1,000名)「オリジナルクリアファイル」やデジコン賞もある。対象となる商品は、第1弾・第2弾は「ハットoneBOX」、第3弾・第4弾は「冬のハットプレミアムシリーズ」となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴは10月17日(水)、両社が運営する日本最大級の動画サービス「niconico」の新バージョン「Q」提供を開始すると発表した。東京・六本木のニコファーレで行われた記者会見で、川上量生氏(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)、夏野剛氏(株式会社ドワンゴ取締役)が明らかにした。本バージョンの提供に合わせて、11月17日(土)に公開される『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのコラボレーション企画として、niconicoのサイトデザインに「ヱヴァンゲリヲン MODE」を搭載。「0(Zero)に毛が生えてQへ」を合言葉に、現行「Zero」をより使いやすく改良し視聴画面のバージョンアップや、ニコニコ生放送のTOPページ刷新などが行われる。今回のバージョンアップに際して、新たに「ニコニコ動画:Q」「ニコニコ生放送:Q」が始動した。「ニコニコ動画:Q」では“軽くて早い”新動画視聴ページ「Qwatch」で視聴画面の動作の軽量化、さらに動作スピードの向上が実現。ブラウザの視聴環境に合わせて任意で画面サイズを選択することが可能になった。また、視聴履歴のアカウント連携で、PCブラウザ、スマートフォンなど視聴する端末に関係なく、動画の持ち出しができるようになる。一方、「ニコニコ生放送:Q」では番組表のリニューアル、リアルタイム通知BOXの機能追加が行われた。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのコラボにも、強力なコンテンツが続々登場。新たに搭載される「ヱヴァンゲリヲン MODE」(任意選択可能)では、niconico上の削除動画のアナウンスを葛城ミサト(CV:三石琴乃)、時報の声を伊吹マヤ(CV:長沢美樹)が務めるというマニア垂涎の企画が。また、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のニコニコ動画版予告を特設サイト上で公開するほか、ニコニコ生放送でのTVシリーズ全26話の放送も決定した。11月17日の全国公開まで待てないファンにとっては、一足早く『新劇場版:Q』の世界観を体感できる機会と言えそうだ。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は11月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 2012年11月17日より全国にて公開© カラー
2012年10月17日ジェイアイエヌが展開するJINSは5日、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのコラボレーションによる「EVANGELION×JINSオリジナルメガネセット」第2弾の先行予約を開始した。一般発売は11月14日からとなる。昨年8月、幅広い年齢層から絶大な支持を受ける人気アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とコラボレーションし、人気を博した「EVANGELION×JINS」シリーズ。次回作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開を記念し、待望の第2弾コラボ企画が実現した。今回は、前回展開した型の復活となる「シンジ」「レイ」「アスカ」「マリ」「カヲル」の5キャラクターに加え、ファンから要望の声が多く寄せられた「ゲンドウ」モデルが新たに登場。それぞれのキャラクターをイメージした全6モデルを、先行予約含め1万3,000本の数量限定、4,990円(度なしレンズ付き)で展開する。さらに、各キャラクターが劇中で着用している「インターフェイスヘッドセット」を模したメガネスタンドもセットに加わっており、まさに”究極の限定品”となる。JINSの公式オンラインショップ「JINS ONLINE SHOP」では、発売に先駆けて5日より先行予約を開始。一般販売は来月14日からで、JINSオンラインショップ、「EVANGELION STORE TOKYO-01」店舗および「EVANGELION STORE」で取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日東映創立60周年記念作品となる映画『北のカナリアたち』の完成報告会見が10月3日(水)に行われ、主演の吉永小百合を始め柴田恭兵、里見浩太朗、森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平、阪本順治監督らが出席した。「告白」などで知られる湊かなえの連作集「往復書簡」(幻冬舎刊)に収録された「二十年後の宿題」を原案に映画化した本作。北海道の離島にひとりの女教師が赴任し、彼女の下で6人の生徒たちがのびのびと育っていくが、ある日痛ましい事故が…。その傷を抱えたまま巣立っていった教え子たちと教師の運命が20年の時を経て絡み合っていく。北海道の礼文島、利尻島で冬と夏の2回にわたりロケが行われたが、特に冬は極寒の中での過酷な撮影が続いた。吉永さんは「あまりの厳しさに『乗り切れないのでは?』と思ったこともあった」と述懐。「それでもスタッフやここにいる出演者のみなさんが頑張ってくださっているのだから、『私ももっとしっかりしなくちゃ』と思い、夏に向けて体力作りもしました」と明かす。吉永さん演じるはる先生の教え子の20年後を演じた森山さんら若手キャスト陣は、吉永さんとの共演、吉永さんの指揮で合唱をするシーンで強く感じるものがあったよう。森山さんは「僕らが歌うシーンは20年前の子供たちと違って綺麗な声で歌うというよりも、20年の時を経てどんな経験をしてまたあの分校に戻ってきたのか?というところ。それぞれが様々な方向に歩き、“ずれ”を感じながらも6人が歌うんですがすごく気持ちよかったです。(映画を観て)自分が出ているのに『いいな』と思えました」と語る。満島さんは「何度もテストをやって気持ちが高揚しすぎるところもあったんですが、吉永さんが本当はこっちを向くはずなにずっとふり向かないことがあったんです。それが高揚感も緊張感もあるけど、空気が澄んだ静かなものになった瞬間に吉永さんがふり向いてシーンが始まったんですが、そのときの表情は、後からみんなで『凄まじかったね』と話をしました。神々しくて、静かだけど美しくて…葛藤も抱えたフッとした表情でした」と尊敬を込めて語った。宮崎さんは吉永さんと目を合わせない芝居が多かったそうで「ストレスがありましたが、指揮をしている吉永さんの顔をしっかりと見られて幸せでした」と告白。小池さんも「歌いながら鳥肌が立つような体験でした」と語る。20年後の6人がこの歌のシーンで初めて揃って再会することになるが、松田さんは「それまでは(6人の関係性や過去が)想像でしかなかったので、それを繋げるものは歌しかなかった。練習でも吉永さんが指揮をしてくださったんですが、想像が形になっていくようで余計な芝居が要らず、本当に久々の再会という感じがして不思議でした」と感嘆を込めて述懐した。吉永さんは“教え子”たちの言葉に目を細めつつ「6人が真っ直ぐに私を見てくれて、それだけで何とも言えぬ感動があり、この場に居合わせてよかったと思いました」としみじみ。「何冥利に尽きると言ったらいいのか…私は先生になりたいと思ったこともあったので、先生冥利に尽きるというか」と現場で感じた幸福を明かした。また吉永さんは劇中、仲村トオルとのキスシーンも披露。吉永さんの映画でのキスシーンは『北の零年』(’05)での渡辺謙とのシーン以来となるが「(はる先生と)仲村トオルさんとの心の通い合いはどういうもの何だろう?と監督とよく話し合いました。トオルさんは撮り終えてその日、東京に帰られたんですが、気恥ずかしくてトオルさんのところに行けず、余韻があり不思議な思いに駆られました」と静かな笑みを浮かべて語った。撮影開始前の制作発表会見で「これまでにない吉永さんを撮りたい」と語っていた阪本監督は、「見たこともない吉永さんの表情というのは、僕が演出で作るのではなく物語がそれを求める瞬間があるんです。不思議な雰囲気を醸し出したショットを感じていただければ」と手応えを口にした。『北のカナリアたち』は11月3日(祝・土)より公開。■関連作品:北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開© 2012『北のカナリアたち』製作委員会
2012年10月03日「告白」などで知られるベストセラー作家・湊かなえの小説を原作に、吉永小百合を主演に迎えて贈る東映創立60周年記念作品『北のカナリアたち』。北の大地での過酷な撮影の最中に、シネマコンプレックス「MOVIX」のためだけに収録された貴重な特別映像がシネマカフェに一足早く到着!湊かなえの短編集「往復書簡」(幻冬舎文庫)に収録の一遍「二十年後の宿題」を原案に、ひとりの女性教師と6人の教え子たちの運命の再会、20年前に起きたある事件の真相を描き出す。主演の吉永さんを始め、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮﨑あおい、小池栄子、松田龍平など豪華なキャスト陣の共演でも話題の本作。吉永さんのコメント、さらに20年前の生徒役の子供たち6人が歌う「MOVIX」のテーマソングをバックに、本作の劇中映像と未公開メイキングシーンで構成されたこの映像。子供たちによる牧歌的なメロディの美しいコーラスと、そこに映し出される劇中のサスペンスフルな映像のコラボレーションは何とも形容しがたい緊張感がある。映像冒頭のほのぼのとした雰囲気に油断していると、森山さんや満島さんらが演じる20年後の子供たちのこれまで抱えてきた葛藤や不安が次々に映し出され、観るものを釘付けにする。しかし、何よりも驚かされるのが映像の冒頭から流れるこの子供たちの“天使の歌声”。本作でも重要な役割を果たすこの歌声は、3,100人の中から選ばれた子供たちによるものなんだとか。“日本最後の秘境”と言われる利尻・礼文島で、天使たちの歌声はどのように響き渡るのか?まずは、こちらの映像から注目の特別映像をチェック!『北のカナリアたち』は11月3日(土)より全国にて公開。※こちらの特別コラボ映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開© 2012『北のカナリアたち』製作委員会
2012年09月14日2007年に深夜ドラマで初登場、以後シリーズ化されて第6弾まで数えたオムニバス・ドラマ『トリハダ~夜ふかしのあなたにゾクッとする話を』。その劇場版、『トリハダ -劇場版-』に帰還した谷村美月が、本作が女優としての自信を与えた記念作であることを告白するとともに、「いろいろなものをそぎ落とした演技をしたい」と今後に向けての決意も明かした。その他の写真ホラー作品ではあるものの、幽霊は一切登場せず、日常に巣食う狂気や恐怖を炙り出してカルトな人気を獲得した『トリハダ』シリーズ。その劇場版では、一見すると無関係なショート・ストーリーが次々と連鎖! 衝撃のラストカットへ観る者を誘う構成で、その軸となるドラマ・パートを谷村が担う新趣向も話題だ。「新しい『トリハダ』が生まれたと思いますが、今までのファンの方々の反応が気になります(笑)」と謙遜する一方で、「ドラマ版の後、たくさんの経験を重ねて出会った作品が今回の劇場版でした。成長したねっていうコメントを三木(康一郎)監督がくださって、自分の中で自信が生まれた作品ですね」と女優としての成長を実感した記念作であることを告白した。谷村演じる主人公は、仕事では執拗なクレーマーに追われ、プライベートでは上司との不倫に溺れるOL・ひかり役。リアルな恐怖を描く世界観同様、ひかりという女性も“生々しい”。映画という虚構の中で一際人間臭い存在感を放っているが、「鋭い点を突かれていると思います(笑)」と、意図的に表現したいテーマがあるという。「今一番意識していることで、どれだけ作品世界に馴染めるかを課題にしています。谷村美月という色が、より少ない状態で作品に入りたくて。どこまで行けるか、今突きつめています」。確かに、記憶に新しい『たぶらかし~代行女優業・マキ~』(12)も、公開を控える『BUNGO~ささやかな欲望~見つめられる淑女たち』(12)も、谷村は“生々しい”女性として、そこに実在する。「演技しているなって思うシーンを観ると困って目をそらしますが(笑)、それってアウトだと思います。だから、できるだけそぎ落とした状態で演技がしたくて」と設定した課題の理由を明かす谷村。そして、その「しんどい作業」を今後も続けていくという。「楽をしたくないですね。その先に何かが待っていることを信じて、今は辛い思いをします(笑)」。『トリハダ -劇場版-』9月13日(木)より、シネマサンシャイン池袋ほか全国順次ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年09月12日耐熱ガラス製のグラスなどを製造、販売するハリオは、面倒な火加減の調節が不要で、手軽にお米1合(茶わん2から3杯分)が炊ける「フタがガラスのご飯釜1合専用」を発売する。価格は5,250円。同商品は、2合から3合炊きが販売されており、今回新たに1合専用を発売。残すことなく食べきれるサイズは、ひとり暮らしや夫婦ふたり用にぴったりだという。高さ17㎝と見た目はコンパクトながら、味は本格派。吹きこぼれしにくい構造と鍋底に20㎜の厚みを持たせた肉厚形状が、ご飯をおいしく炊くための秘策「はじめちょろちょろ中ぱっぱ…」の状態にするので、わずかお米1合でも、つやつや・モチモチとしたごはんをふっくら炊くことができる。浸水したお米を強火で一気に8分から10分加熱し、あとは火を消してそのまま蒸らすだけ。火を止めるタイミングは、ホイッスル音で知らせてくれる。また、白米のほか、炊き込みご飯やおかゆも可能。内側には水量目盛りが付いており、電気を使わないため、節電にもつながるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日野岩(やがん)鉄道はこのほど、新キャラクターの愛称の公募を開始した。新キャラクターは鳥の姿をしており、自然豊かな緑をイメージして顔の一部や胸を除くほぼ全身が緑色。首にはマフラーを巻いている。やんちゃな男の子だが照れ屋の一面もあるとの設定。同社は栃木県の新藤原駅から福島県の会津高原尾瀬口駅を結ぶ会津鬼怒川線を運営する第3セクター鉄道会社。新藤原駅で接続する東武鉄道、会津高原尾瀬口駅で接続する会津鉄道と相互直通運転を実施し、浅草~会津田島間の快速・区間快速や、東武日光駅・鬼怒川温泉駅から会津若松方面へ向かう「AIZUマウントエクスプレス号」なども運転されている。愛称の応募は、ハガキにキャラクターの愛称名(ふりがな)と愛称についての簡単な説明、郵便番号・住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、および職業(学生の場合は学校名と学年)を書き、同社の「キャラクター愛称募集係」まで郵送。その他、メールでの応募も可能となっている。なお、ハガキ1枚またはメール1回の送信につき、1点の募集とする。応募数に上限は設けない。募集は9月1日より開始しており、締め切りは9月30日(当日消印有効、メールは必着)。応募者の居住地域は問わない。選考の上、優秀賞1点には賞状および副賞(図書カード1万円分とクオカード1万円分)が送られる。同名の愛称での応募が複数の場合は抽選となる。さらに、応募者全員の中から抽選で5名に野岩鉄道一日フリー乗車券が当たる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日米国ランズエンド社が企画・製造する商品の販売等を行っている日本ランズエンドは、「ランズエンドトート」から、様々な用途やニーズに応じた新しいタイプのトートバッグを秋冬より展開する。バケツ型の”ハロウィン・トート”には、ハロウィンにちなんだジャッコランタン、スパイダー、キャットをかたどったモチーフをデザイン。裏には名前の刺しゅうが可能。サイズはタテ17.7㎝×ヨコ(開口部分)24.1㎝×マチ20.3㎝。価格は2,980円。また、”ペットキャリー・トート”は、ゲージ代わりにペットを運べ、底面は取り外して手入れすることができる。モノグラミング・刺しゅうが可能。サイズはタテ31.8㎝×ヨコ(開口部分)47㎝×マチ20.3㎝。価格は5,980円。なお、同社ではトートの他にも、散歩に欠かせないリューシュ(3,980円)や、カラー(3,480円)など、ペットオーナー用のグッズも展開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日メンズで大人気のシューズ、“ルナグランドウィングチップ”のウィメンズ版が22日(水)より、コール ハーン ストアで販売される。(前列左)Maple Sugar Suede/Limelight (前列右)BlazerBlueSuede/BlueTopaz(後列左)Sequoia Suede/Corp Orange (後列右)Black Suede/Pink Tormalineルナ グランド ウィングチップはメンズを先行にNYのSOHOストアで発売されたシューズ。発売されると瞬く間にニューヨーカーを魅了し、フェイスブックやツィッターなどのソーシャルネットワークの間でも話題になったことで知られる。そして、その話題は日本にも渡り、日本で限定発売が決定すると発売初日は購入を求めて列ができるほどの人気ぶり。そのルナグランドのウィメンズ版がようやく発売とのことで、更なるムーブメントが期待される。アッパーはコール ハーンのヘリテージであるウィングチップを、ソールには「まるで月面を歩いているかのような」感覚を体感できるナイキのエアシステム“ルナロン”を採用。アッパーのベーシックカラーが、ポップなカラーソールが足もとにアクセントを与える。この秋、ルナグランドウィングチップを履いてニューヨーカーのようにストリートを闊歩してみては? 商品情報ルナグランド ウィングチップ価格: スエード¥39,900(税込)お問い合わせ:コール ハーン ジャパン tel.0120-56-0979 公式サイト
2012年08月27日『週刊少年マガジン』の看板作品にしてTVアニメも放送3年を数える、大人気バトル×ファンタジー「FAIRY TAIL」初の映画化作品『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』。制作段階より全面的に関わった原作者の真島ヒロ氏が「ファンの想いに応えたかった」と参加理由を明かすとともに、「今までにない『FAIRY TAIL』になりました!」と待望の劇場版に自信を示した。その他の写真ファンの熱烈なリクエストを受けて映画化に至った今作。ストーリー原案を始め、ビジュアルデザイン、キャラクター原案、イメージコンセプトまで手がけた真島氏は、毎週の連載と並行しながらの膨大な作業に身を投じた理由を、「すべては原作ファンの期待に応えるためでした」と感謝の気持ちによるものと説明した。細かいセリフやシーンごとのアイデアについても藤森雅也監督と幾度もディスカッションを重ね、ナツやルーシィなどおなじみのメンバーたちが、謎を秘めた少女エクレアと彼女が持っていた“鳳凰石”にまつわる秘密に迫る壮大な世界観を創り上げた。「映画制作の根幹に関わることができて、原作ファンの期待に応えることが出来たと自分でも思います」と自信をもって完成作をおくり出す。特に劇場版は「原作コミックにはない構図や、TVアニメとは違う表現があります」という新たな試みがポイントだという。まず熱い友情劇や激しいバトルに加え、今回はルーシィとエクレアが織り成す成長劇が真島氏にとって初の“構図”だった。「ゲストキャラのエクレアとルーシィの関係が先にあって、横で見ているナツがいる。原作コミックで描いたことがない構図だったので挑戦でした」。次に、完成した映画を観た真島氏自身も賞賛する“表現”が、TVアニメとは異なる魔法の描写だった。「アニメでは分かりやすくするために魔法陣が表れて魔法が飛び出す記号的な表現をしていますが、今回のナツは自然に炎を出しています(笑)。魔法が日常にあふれているという原作の設定に近い表現で、感動しました」。「ラストバトルも熱くてカッコよくて(笑)。漫画だけでは気づかない表現が多かったので、映画を観てビックリしました」とひとりのファンとしても衝撃を受けたことを明かす真島氏。ファンの期待に応えながらも、劇場版という初めてのフィールドで新しいサプライズを仕掛けたことも「今までにない『FAIRY TAIL』になりました」と仕上がりに満足しているという。「サプライズ、大好きです(笑)。それに今回のようなテイストのエンディングは原作にもないので、劇場版ならではの『FAIRY TAIL』に期待してください。シリーズを知らなかった人もこれを機会に『FAIRY TAIL』の世界を知っていただければ幸せですね」。『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』2012年8月18日(土)より、全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年08月17日2009年に公開され記録的なヒットを樹立した『ONE PIECEFILMSTRONGWORLD』から早3年、国内はもとより世界中が待ち望んだ劇場版『ONE PIECE』シリーズ最新作『ONE PIECE FILM Z』が今冬、公開を迎える。このほど篠原涼子と香川照之がこの話題作のゲスト声優として参加することが発表された。原作者の尾田栄一郎による総合プロデュースの下、舞台や映画、テレビにラジオまで多岐にわたり活躍する超売れっ子作家・鈴木おさむが脚本を担当する本作。劇場版シリーズでは初めて「新世界」編に突入し、全海賊抹殺を企む首謀者にして伝説の元海軍大将・ゼットとモンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の壮絶なバトルが繰り広げられる。今回、篠原さんと香川さんが演じるのは、元海軍大将・ゼットの最強の部下たち。今年2月の第2子の出産後初の映画出演作にして初の声優挑戦となる篠原さんは「モドモドの実」の能力者でセクシーな女性科学者・アインを、今年6月に愛息子と共に歌舞伎俳優としても第一歩を踏み出した香川さんは、「モサモサの実」の能力者で無口な忍者風海軍・ビンズを演じる。篠原さんは「アニメの声優をさせていただくのは初めてのことで、私にとってはこのお仕事がまさしく“新世界”です。ルフィたちがワクワクドキドキな冒険をするように、私もこの“新世界”を楽しんで冒険したいと思っております」と新たなるチャレンジに意気込む。一方の香川さんは、「息子が『ワンピース』のファンで、願ったり叶ったりのことで嬉しく思っております。これを機に私もワンピース博士目指して頑張ります!」とパパの顔を覗かせる。出産直後の声優初挑戦に歌舞伎界入りと、“新世界”に突入する本作に最適の2人の活躍に期待!『ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット』は12月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット 2012年12月15日より全国にて公開© 尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
2012年08月03日『カンフー・パンダ』シリーズや『長ぐつをはいたネコ』のドリームワークスアニメーションの人気シリーズ第3弾『マダガスカル3』が8月1日(水)から日本公開される前に、本シリーズの日本語版でシマウマのマーティの声を演じている柳沢慎吾がインタビューに応じた。その他の写真『マダガスカル』シリーズは、故郷のアフリカに帰ろうとNYの動物園を抜け出すも、なぜかマダガスカル島に着いてしまったライオンのアレックスたちが行く先々で大冒険を繰り広げる作品。最新作では、なぜかヨーロッパで追われる身となってしまったアレックスたちの冒険が描かれる。本シリーズで柳沢が声を演じるマーティは、アレックスの親友で、いつもハイテンションな動きと喋りで仲間たちのムードを盛り上げる存在だ。前作から約3年ぶりにマーティに再会した柳沢だが「すぐにマーティに入れました! 最初に音響監督さんに『前のやつ観ますか?』って言われたんですけど、そのまま収録に入っちゃいましたね」と笑顔で振り返る。しかし、マーティはセリフの量が多く、そのすべてが早口でハイテンションだ。「前回は扁桃腺を腫らしながら収録したんですけど、今回も“ア~!”とか“ワオ!”とか高い声はだんだん出なくなってくるんですよ。マーティはセリフも速いんで」。確かにハイテンションで動き、喋りまくるアニメーションの口の動きにあわせてセリフを言い、かつマーティのキャラクターを表現するのは至難のワザだ。しかし、警察のドキュメンタリー番組や高校野球をひとりで実演してしまう柳沢の観察力と構成力は並大抵のものではない。本シリーズでも画面のキャラクターをじっくり観察し、オリジナルの要素を活かしながら、柳沢にしかできないマーティを演じている。「子どもの頃から観察がとにかく好きだったんですよね。セリフを言うだけなら簡単なんですけど、マーティの顔の動きと日本語のセリフをあわせると『オリジナルの言い方ではニュアンスが違うだろ?』という部分もあったんです。今回もこれまでと同じスタッフの方だったし、テンポよく収録してもらえたので、楽しく収録できました。ちなみに、出来上がった音声をLAのスタッフがチェックしたらしいんですけど『グレート! シンゴヤナギサワは最高だ!』って。こんなにお褒めの言葉をいただいたことはなかったんでうれしかったですね」。3作に渡って声を演じてきた柳沢にとって、マーティは今では“役”を超えた存在のよう。柳沢は「マーティの顔が俺に見えてしょうがないんですよ! 振り返った顔とか俺に似てるなぁ、と。シリーズ1と2も良かったけど、3は最高傑作! 50歳にして一番“いい夢”を見ましたね」と満面の笑みを見せた。『マダガスカル3』8月1日(水) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年07月30日『カンフー・パンダ』シリーズや『長ぐつをはいたネコ』のドリームワークスアニメーションの人気シリーズ第3弾『マダガスカル3』が8月1日(水)から日本公開になる前に、シリーズ全作を手がけたエリック・ダーネル監督がインタビューに応じた。その他の写真『マダガスカル』シリーズは、故郷のアフリカに帰ろうとNYの動物園を抜け出すも、なぜかマダガスカル島に着いてしまったライオンのアレックスたちが行く先々で大冒険を繰り広げる作品。最新作では、なぜかヨーロッパで追われる身となってしまったアレックスたちの冒険が描かれる。ダーネル監督は1991年にドリームワークスに入り、『マダガスカル』の全作品を成功させたシリーズの中心人物。それだけに愛着も強いが「今までと同じことを繰り返すことだけはしたくなかった。だからこそ、新キャラクターも登場させたし、3Dにしたかった」と振り返る。もちろん、シリーズに対する想いは変わらない。「とても長い時間、キャラクターと付き合ってきたから、スタッフもキャラクターがどう反応し、どう動くかを熟知している。例えばキング・ジュリアンの声を演じたサシャ・バロン・コーエンは収録中に『キング・ジュリアンはこんな長いセリフを喋ったりはしない』とアドバイスしてくれた。映画に関わった全員がキャラクターを深く知っているんだ」。シリーズを知り尽くしたスタッフが集まった作品だけに、本作は“語り”にムダがないのが大きな特徴だ。アレックスたちがヨーロッパを舞台に大冒険を繰り広げ、華麗なアクションとサーカス・シーンがふんだんに登場する本作の上映時間はなんと93分! 「伝えなければならない物語や要素はとにかく多いし、キャラクターの数も多い。でも、この映画は観客の注意力が続くようなテンポで描くようにした。アニメは実写と違って事前に何回でもやり直すことができるから、スタッフたちと何度も映像を検証して、物語を進めながら同時にキャラクターのことも描く“有機的な展開”を追求したよ」。上映時間が短いため「ちいさな子どもたちが繰り返し観てくれるとうれしい」と笑顔を見せるダーネル監督だが、自身も二児の父だ。「18歳の娘と15歳の息子がいるんだけど、とても楽しんでくれたよ。ふたりは『マダガスカル』シリーズと共に成長しているからね。ある意味では最も厳しい批評家でもあるんだ。観終わった後も『パパ、良かったよ』ってクールに言われたよ(笑)。ふたりがいるから、私は地に足をつけて映画づくりができるんだろうな」。『マダガスカル3』8月1日(水) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年07月27日『カンフーパンダ』シリーズや『長ぐつをはいたネコ』のドリームワークスアニメーションの人気シリーズ第3弾『マダガスカル3』に登場するペンギンズが、劇場で上映されているマナーCMに出演しており、このほど映像が公開された。『マダガスカル3』のペンギンズがマナーCM動画『マダガスカル』シリーズは、故郷のアフリカに帰ろうとNYの動物園を抜け出すも、なぜかマダガスカル島に着いてしまったライオンのアレックスたちが行く先々で大冒険を繰り広げる作品。最新作では、なぜかヨーロッパで追われる身となってしまったアレックスたちの冒険が描かれる。ペンギンズは、アレックスたちと同じ動物園で暮らしていた最強チーム。司令塔の役割を果たす隊長、状況を分析し様々なアイテムを発明するコワルスキー、胃袋から爆弾や楽器を取り出すリコ、未熟ながら隊で最も常識のある新人が、映画の随所に登場し物語を盛り上げる。シリーズ全作に出演しているだけでなく、彼らを主人公にしたDVD『ペンギンズ from マダガスカル』もリリースされるなど、ペンギンズの人気は年々高まっているが、ペンギンに関する番組・記事の執筆・出演・監修等を手がけているペンギン会議研究員の上田一生氏は「ペンギンは、動きは俊敏で集団行動も得意です。また、なんといっても知的な作戦遂行能力には優れています。組織的で冷静な闘い方がペンギンの身上なのです」と解説。新作『マダガスカル3』でもペンギンズは、改造4WD車や輸送機を乗り回して華麗な戦いを見せている。このほど公開されたマナーCMは、ペンギンズの隊長が、アレックスらに映画館で守らなければならないマナーについて指示する場面をコミカルに描いたもので、『マダガスカル』シリーズのファンにはたまらない内容になっている。『マダガスカル3』8月1日(水) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年07月20日『カンフーパンダ』シリーズや『長ぐつをはいたネコ』のドリームワークスアニメーションの人気シリーズ第3弾『マダガスカル3』に登場するペンギンズが、すみだ水族館の夏休み応援隊長に任命され、本作を手がけたエリック・ダーネル監督、日本語版でシマウマのマーティの声を演じた柳沢慎吾、ライオンのアレックスと、ペンギンズから隊長とリコが任命式に登壇した。その他の写真東京スカイツリーの真下に位置し、当日も多くの子どもたちが集まった水族館に柳沢が登場すると大きな歓声が起こり、ダーネル監督も「柳沢さんのマーティの声優は素晴らしい!」と絶賛。柳沢は「マダガスカル1、2もよかったけれど、3は内容が濃くて大人から子供まで楽しめます」とPRし、「幅広く愛される映画です!今日から名前を“マーティ慎吾”にします!この映画を観て、いい夢見てください。あばよ!」とお馴染みのフレーズで場内をわかせた。さらにペンギンズの応援隊長任命のお礼に、ダーネル監督から“世界にひとつしかないペンギンズ×東京スカイツリーコラボレーションのオリジナルイラスト”が、柳沢からは水槽のペンギンたちに“好物のアジ”がプレゼントされ、式に登壇したすみだ水族館の田海支配人も満面の笑みを見せた。『マダガスカル』シリーズは、故郷のアフリカに帰ろうとNYの動物園を抜け出すも、なぜかマダガスカル島に着いてしまったアレックスたちが行く先々で大冒険を繰り広げる作品。最新作では、なぜかヨーロッパで追われる身となってしまったアレックスたちの冒険が描かれる。『マダガスカル3』8月1日(水) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年07月11日1992年のウィーン初演以降、世界各地で上演されているミュージカル『エリザベート』。オーストリア皇后エリザベートの波瀾の生涯を綴った舞台、そのウィーン版キャストがこの10月に日本に集結し、『エリザベート20周年記念コンサート』を開催する。初演から実に1000回以上もエリザベートを演じ続け、出演回数世界一の記録を打ち立てた歌姫マヤ・ハクフォート、黄泉の帝王トート役として絶大なる人気を誇り、今や言語の壁を越えて東宝版『エリザベート』の舞台に躍進したマテ・カマラスのほか、皇太子ルドルフ役には端正な容姿と実力で人気を集め、日本の舞台でも活躍をみせたルカス・ペルマンが登場。本公演さながらの豪華な衣裳やウィッグを身につけた最強の布陣が、特別な演出・振付で新たな感動のドラマを生み出す日本スペシャルヴァージョンだ。この度、マヤが2007年の招聘公演以来5年ぶりに来日。日本で舞台出演中のマテとともに、今回のコンサートへの意気込みを語った。「エリザベート20周年記念コンサート」チケット情報前回の招聘公演で格別の体験をし、日本再訪を切望していたというマヤは、来日早々にマテが演じる東宝版『エリザベート』を鑑賞。「自らの限界を越えて夢を実現した彼の姿に心から感動し、誇りに思った」と絶賛した。「日本の演出もとてもきめ細かく、丁寧に描かれていたと思います。またどの国の演出にしても本質的な部分が損なわれないところに、『エリザベート』という作品が持つポテンシャルをあらためて感じましたね」。マヤ自身は、長年演じ続けたエリザベートとの共通項を「つねに自分を律してコントロールできるところ」と言い、「自分を制御して現実の人生に戻ろうとするエリザベートを、引っぱって限界を越えさせようとするのがトート。マテ自身が持っている勇気や行動力が舞台の上に表れるからこそ、私たちが演じるエリザベートとトートの間に緊張感あふれる関係が生まれるのだと思う」とふたりの確かな絆を強調。東宝版の経験によりマテがそのスリリングな関係性をいかに熟成させ、今回のコンサートで魅せてくれるのか期待がかかる。「日本での体験の蓄積が反映されて新しいトート像につながると思うので、同じドイツ語バージョンでも以前の私とは変わっているはず。マヤさんにとっては最後の『エリザベート』になりますので、日本のお客さんの前で一緒に歌えることを嬉しく感じています」とマテ。その言葉どおり、マヤが演じるエリザベートを観られるのは今回のコンサートが最後だ。最高の持ち役に区切りをつけた理由をマヤはこう語る。「自分を見失わないというエリザベートの主要なテーマを、マヤ・ハクフォートとしてやり遂げ、答えを出したという気持ちがあるから。この最後を日本で迎えられるのは本当に幸せなこと。日本の皆さんと一緒に20周年をお祝いできることを大変光栄に思います」。至高の歌姫の集大成をぜひとも見届けたい。公演は10月15日(月)から22日(月)まで大阪・梅田芸術劇場にて、10月26日(金)から31日(水)まで東京・東急シアターオーブにて開催される。取材・文:上野紀子
2012年07月05日“世界で最初のSF映画”ともいわれるジョルジュ・メリエス監督の傑作『月世界旅行』のカラー復刻版が、彼の生涯を追ったドキュメンタリー『メリエスの素晴らしき映画魔術』と共に8月25日(土)から日本公開されることが決定した。その他の写真『月世界旅行』が発表されたのは今から110年前の1902年のこと。当時は映画の創成期で、風景や街を行き交う人々がスクリーンに登場するだけで多くの観客が驚いていたが、元奇術師で、映画作家のジョルジュ・メリエスは、巨大なセットと自分で発明した撮影トリックを駆使して“人間が月世界に行く”という当時では想像を絶する物語を描き出した。その創意工夫に満ちた作品は、多くの映画人、映画ファンから支持されており、今年3月に公開されたマーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』ではメリエスの作品と生涯が重要なモチーフになるなど、近年、これまで以上に彼の偉業に注目が集まっている。このほど公開されるのは、本作の幻のカラーフィルムを丁寧に修復し、完全復刻した“カラー修復版”で、その修復過程を収録し、トム・ハンクス、ミシェル・ゴンドリー、ジャンピエール・ジュネらがメリエスへの想いを語るインタビューなども登場するドキュメンタリー『メリエスの素晴らしき映画魔術』と共に公開される。『メリエスの素晴らしき映画魔術』『月世界旅行』8月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開
2012年07月04日「ぴあ」調査による6月30日公開の映画・満足度ランキングは、内野聖陽主演の『臨場 劇場版』がトップに輝いた。2位にソ・ジソブ出演のラブ・ストーリー『ただ君だけ』が、3位にドキュメンタリー映画『Beyond the ONEDAY ~Story of 2PM & 2AM~』が入った。その他の写真1位の『臨場 劇場版』は、横山秀夫のベストセラー小説を基に、物言わぬ死者の声を読み取り、謎を解き明かしていく検視官・倉石義男の活躍を描く。人気ドラマの映画版だけあり、劇場にはドラマシリーズのファンが多く足を運んだが「TVドラマにはない迫力と重みで最後まで楽しめた」「現場検証の場面は細部までしっかりと描かれていて見応えがある」「人間の複雑な心理や、難しい感情を上手に作品の中で描いていたと思う」など、出口調査では好評が寄せられた。注目は客層の幅の広さで、10代から70代までの男女が本作を評価しており、内野をはじめとするキャスト陣のチームワークと、劇中で描かれる人間心理に関してコメントする声が多かった。2位の『ただ君だけ』は、暗い過去のせいで心を閉ざしている元ボクサーの男と、視力を失いつつある女性が純粋な愛を育んでいく物語。観客は圧倒的に女性が多く「これまでのラブ・ストーリーにはない展開で楽しめた」「アクションがとてもリアルで迫力があるし、物語も意外な展開があるなど工夫されていた」など、作品のクオリティを評価する声が集まった。(本ランキングは、2012年6月30日(土)に公開された新作映画14本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年07月02日映画『臨場 劇場版』が6月30日(土)に公開。初回上映後に丸の内TOEIにて行われた舞台挨拶に、内野聖陽、松下由樹、渡辺大、平山浩行、高嶋政伸、橋本一監督が登壇した。横山秀夫の小説を原作に、これまでTVドラマとして2クールが放送され高い人気を誇ったサスペンスシリーズの待望の劇場版。精神鑑定により被告人無罪となった殺人事件の裁判に携わった弁護士と、精神科医が相次いで殺害される事件が発生。先の事件の遺族に疑いの目が向けられるが、検視官・倉石(内野さん)は死亡推定時刻を巡るトリックを見破り、真犯人を追いかける。内野さんは今回の劇場版について「自分ではやれるだけのことはやれたかなと思っています」と充実の表情。検視官・倉石の“根こそぎ拾う”という哲学に触れ、「そのスピリットを大事にし、役者としてひたすら“拾って”きて、これがいつの間にか役者としての信条になってました」と倉石という役柄、「臨場」という作品に役者として大きな影響を受けたことを明かした。松下さんも内野さんと共に3年前のドラマの頃から苦楽を共にしてきたが、「いまでもドラマがスタートして、みなさんと初めて会ったときのことを思い出せます」と感慨深げ。渡辺さんは「(演じた)一ノ瀬が倉石の背中を見て育ったように、僕も内野さんの背中を見てきた。みなさんがいたからいまここに立ててます」と思いを語った。高嶋さんは「戦に行くような気持ちだった」と、本シリーズへの参加を決めたときの覚悟を明かす。「ウッチーはまれに見る“役者バカ”。命を賭けて喧嘩腰で臨み、それが面白くなっていきました」と内野さんとの丁々発止のやり取りをふり返った。この日は各人が劇場版公開に際しての気持ちをしたためた書を披露。松下さんは「集大成」、渡辺さんは「感謝」、高嶋さんは「命」とそれぞれの思いの込められた書を掲げた。ドラマ版でシーズンの途中から参加した平山さんは、「ここにいられる幸せを感じています」と劇場で観客と一緒に初日を迎えた感動を「劇」という言葉に込めた。橋本監督の半紙には「○」という文字が…。監督は「ここからまた作るというゼロと、この作品はマルという意味と、新たな命がここから生まれるという卵という意味を込めています」と説明した。そして、内野さんだけは実際にこの場で筆をとって思いをしたためた。掲げた半紙には「まなざし」の文字!「倉石を演じる上で、死者、そして被害者の遺族へのまなざし、犯人に対するまなざし、チームに対してのまなざし。倉石は武骨ですが、その根底にいろんな意味で温かく優しいまなざしがあると思いながら演じていました」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『臨場 劇場版』は全国にて公開中。■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年07月02日「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」などで知られる横山秀夫のミステリー小説を原作にもつ人気刑事ドラマ「臨場」を映画化した『臨場劇場版』が間もなく公開となる。鋭い眼力と執念で事件の真相に迫る敏腕検視官・倉石義男の職人技が観る者を魅了する本作。この警察監修には、数多くの捜査に携わってきた元検視官である倉科孝靖が参画している。これを知っていれば、映画がもっと楽しくなる?「男の仕事」について明かす彼の言葉をご紹介。鑑識課の現場主任、検視官を経て捜査一課管理官となり、トリカブト事件など凶悪事件を扱う特別捜査本部で数多く臨場した経験をもつ倉科さんは、検視官という仕事について「人が亡くなるときにはいわゆる原因、死因という色々な理由があります。それが果たして事件になるのかならないか、ということを判断する仕事」と説明する。そこで気になるのが、検視のプロである倉科さんの目に、『臨場劇場版』がどのように映ったのかということ。「本作にはドラマを通じて、男の仕事の厳しさが『俺のとは違うなあ』という短い台詞の中に凝縮されていると思っています。倉石(内野聖陽)が留美(松下由樹)に対して『ちょっと替われ』と言うシーンがありますが、『替われ』という一言の中に後輩に対する思いやりと教えが表れているし、倉石がズボンのシミを見て『このシミ気に入らない』というのは現場を良く見ろよという後輩育成の温かさや優しさがあると思っています」。日々、死者や事件と向き合わなければならない過酷な任務をこなしてきた倉科さんだからこそ、たとえ短い言葉でも、そこに内包される倉石の気持ちを読み解くことができるのだろう。そんな倉科さんが映画監修に関わる上でこだわったこととは?「今回のドラマでは冒頭に4人の死体が登場します。そのとき『手袋はどこで変えるか?』という話になるわけですが、『一体毎に変えて下さい』という見えない箇所での細かい配慮はありました。あとは、とにかく『死者に対する礼を失しないようにしましょう』という部分です。むやみやたらと仏様をまたがない、どうしても部屋の作りからして仏様をまたがなければならないときには一言お断りしてからにしましょうと。ということで、この劇中では『ごめんよ』という一言があるわけです」。見えない部分にまで、実際の現場から反映されたこだわりが徹底されていたことがうかがえる。検視官としての“精神性”にも倉科さんの監修が及んだという本作。そのリアルな“臨場”に注意深く目を凝らしてみると、本作がもっと楽しめるはず?映画公式サイトには、倉科さんのインタビュー詳細が掲載されているので、気になる方はこちらもチェック。『臨場劇場版』は6月30日(土)より全国にて公開。『臨場劇場版』公式サイト■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年06月28日“眠眠打破「明日は誰がネコになる??」キャンペーン”常盤薬品は、“頑張る人を応援する”仕事や受験用眠気覚ましドリンク「眠眠打破」とアイドルグループ「NMB48」とコラボした、“眠眠打破「明日は誰がネコになる??」キャンペーン”を、6月11日から22日までの期間で、「眠眠打破」のブランドサイトで実施中。*画像はニュースリリースより抽選で250名を“NMB48シークレットライブ”に招待毎日1人ずつ、なぜかNMB48の選抜メンバーがネコに変身。「明日、ネコに変身するのは誰か?」を予想して、キャンペーンに応募すると、抽選で250名を、7月2日に、六本木ニコファーレで開催予定の“眠眠打破presentsNMB48シークレットライブ”に招待。また、見事、ネコになるメンバーを的中させると、抽選で毎日10名・計120名に、「NMB48ネコポスター(16人分セット)」がプレゼントされる。応募方法など詳細は、「眠眠打破」ブランドサイトを参照のこと。元の記事を読む
2012年06月12日『カンフーパンダ』シリーズや『長ぐつをはいたネコ』のドリームワークスアニメーションの人気シリーズ第3弾『マダガスカル3』が世界29か国で公開を開始し、アメリカ、ロシア、フランス、中国、メキシコなどの国々で興行収入ナンバー1を記録する好スタートをきった。その他の写真『マダガスカル』シリーズは、故郷のアフリカに帰ろうとNYの動物園を抜け出すも、なぜかマダガスカル島に着いてしまったライオンのアレックス、シマウマのマーティ、カバのグロリア、キリンのメルマンが行く先々で大冒険を繰り広げる作品。最新作では、なぜかヨーロッパで追われる身となってしまったアレックスたちの冒険が描かれる。これまでも大ヒットを飛ばしてきた『マダガスカル』シリーズだけに、観客の期待値も高く、公開された国では初日から家族連れを中心に好調な動員を記録。アメリカでは公開週の週末だけで60350000ドル(約48億円)、ロシアでは歴代最高記録となる16400000ドルの興行収入をたたき出した。また、公開に先がけて現地時間7日に実施されたUSプレミアにはオリジナル・キャストのベン・スティラー、クリス・ロック、デヴィッド・シュワイマー、ジェイダ・ピンケット=スミス、ジェシカ・チャステインらが登場。スティラーは「サーカスシーンがとにかく素晴らしい!」と作品の完成度に自信を見せた。本作は、8月1日(水)から日本公開される。『マダガスカル3』8月1日(水) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年06月12日「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」などで知られる作家・横山秀夫のミステリー小説を原作にした人気テレビドラマを映画化した『臨場劇場版』の完成披露試写会が都内で行われ、内野聖陽、松下由樹、渡辺大、平山浩行、若村麻由美、柄本佑、長塚京三、橋本一監督が登壇し、客席から大喝采を受けた。本作は、鋭い眼力と執念で事件の真相に迫る敏腕検視官・倉石義男が、ある事件の関係者を狙った連続殺人事件の真相を追い求めていく姿を描く。舞台挨拶の前にフォト・セッションが別会場にて行われた。会場には野菜の栽培が趣味の主人公・倉石にちなみ、緑あふれる倉石の自宅ベランダが再現されており、内野さんは倉石のトレードマークである野菜を手にフォト・セッションに臨んだ。その後、場所を劇場へと移し舞台挨拶が行われた。内野さんは脚本を読んですごい力作だと感じたと言い、「ようやく完成しました。見応えのある、味わい深い作品に仕上がっています」と自信のアピール。役どころの倉石に関しては思い入れが強いようで、「倉石は、死者の声を根こそぎ拾いつくす検視官ですが、倉石のそんな“根こそぎスピリット”から役者として必要なことを学んだ。真実を拾い尽くしていくという倉石の生き様に憧れやロマンを持って演じた」と倉石に深く惚れ込んでいることを明かした。1年半ぶりの臨場の現場だったが、倉石チームの結束力は強く、部下役の松下さん、平山さん、渡辺さんはそれぞれが「スーッと現場に溶け込めた」と口を揃える。松下さんは「TVドラマで培ってきたものがすべて詰まっています。チームの結束を見てほしい!」と意気込んだ。渡辺さんは「劇場版が作られると聞いて、楽しみにしていました。倉石役の内野さんを慕っていて、現場では内野さんに子犬のように尻っぽを振ってしまいました」と手振りで尻っぽを振るしぐさをして、会場を笑わせた。平山さんも「尻っぽは隠してましたけど、僕も振りました(笑)」と続け、内野さんは「よくなついていました」と苦笑い。劇場版ゲストの3人は倉石チームの結束力を褒め、「勇気あるテーマに考えさせられた」(長塚さん)、「最高の仕上がり。参加できて良かった。いい緊張感の中、のびのびとやれました」(若村さん)、「見応えのある作品になっている」(柄本さん)とそれぞれにアピール。橋本監督も「素晴らしいキャスト、スタッフに支えられて、力強い作品が出来た」と自信のコメント。最後に内野さんは「重い作品ではありますが、生きる人を愛する、という前向きな想いを観てほしい!」と熱い思いが込められたコメントで締めくくった。『臨場劇場版』は6月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年06月07日『仮面ライダー』『サイボーグ009』をはじめ、数々の名作を残した漫画家・石ノ森章太郎の作品『大江戸緋鳥808』が、大地真央の主演で初舞台化される。出演は大地のほか、湖月わたる、貴城けい、未沙のえるなど元宝塚のスターたちが顔を揃える。8月の上演に先立ち、6月6日、都内で会見が行われ、大地、湖月、貴城、未沙と共演の東幹久が取材に応じた。「大江戸緋鳥808」チケット情報大地が演じる美貌の花魁・高尾太夫は、誰にも揚げられないことで名を馳せるが、実はかつて緋鳥と名乗った“くノ一”。明るくさっぱりとした人柄で周りから慕われているが、戦うために生きた孤独な過去を抱えている。そんな暮らしをしている中、江戸幕府ではお家騒動が勃発。その背後には、かつて緋鳥が所属し、緋鳥を裏切った忍び集団・卍党の姿が見え隠れしていた。大江戸八百八町で暮らす人々を巻き込みながらも、ふりかかる数々の事件に緋鳥が立ち向かっていく。初めての花魁役を演じる大地は「衣装の重さが何十キロもあって、びっくりしました。本番では工夫が必要ですね。初共演となる宝塚の後輩たちも楽しみだし、同期生の未沙さんとは27年ぶり。いい化学反応が起こる気がしています」とコメント。原作では濡れ場が多いが「(舞台用に)アレンジされているので、残念ながら濡れ場はありません。本当は脱ぎたかったんですが演出家に止められました(笑)」と会場を笑わせた。湖月と貴城は、憧れの大先輩である大地との共演に興奮気味。湖月は、ファン心理が抜けきれず申し訳ないんですがと断りつつも「真央様とご一緒できることが嬉しくて嬉しくて。いま同じマイクを使っているだけでも赤くなりそう。精一杯がんばりたい」と、スターを見つめるファンのように目を輝かせていた。貴城も「(大地に)見とれてセリフを忘れてしまいそう。たくさんのことを吸収できるようにがんばります。大きな懐の中に入った気持ちで、のびのびと演じられたら」と抱負を語った。今年2月に宝塚を退団した未沙は「退団後の初舞台が、27年ぶりの大地さんとの共演となり、女優としてとても良いスタート」と話すと、気心知れた大地から「同期の“三枚目”の誇りです」と紹介され、笑いを誘った。美女に囲まれての出演となる東は「良いに決まってるじゃないですか」とニヤけながらも「政治に無関心な男が、緋鳥という強烈な個性と出会うことで変わっていく様をしっかり演じたい」と意気込みを語った。演出を担当する岡村俊一は「花魁と“くノ一”のふたつの顔をもつ、時代劇版『仮面ライダー』だと思っていただければ」と作品を紹介。特に「ひとりの女性がどんな気持ちで仮面ライダーをやっているのかという素顔の部分を中心に描いていきたい」と構想を語った。宝塚ファンはもちろん、宝塚を知らなくとも十二分に楽しめそうだ。公演は8月4日(土)から27日(月)まで東京・明治座にて上演される。チケットは6月23日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは6月13日(水)11時まで先行抽選・プレリザーブを受付中。取材・文:大林計隆
2012年06月07日人気アニメシリーズを映画化した『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』がついに完成。主人公・小夜(さや)を演じる水樹奈々と、本作で声優に初挑戦した橋本愛が取材に応じ、命を吹き込んだキャラクターへの思いやアプローチについて語った。ヒロイン小夜と“古きもの”と呼ばれる異形が血みどろのバトルを繰り広げる本作だが、「血は得意じゃないです。夜は怖くてアフレコのチェックができない」(水樹)、「血だらけのシーンは苦手ですね。力が抜けちゃう」(橋本)と“本音”を明かす場面もあった。その他の写真2011年、人気漫画家集団“CLAMP”とのコラボレーションによって全12話が製作され、「小夜の記憶は、すべてねつ造されたものだった」という衝撃的な結末が白熱の議論を巻き起こしたテレビアニメ『BLOOD-C』の放送終了から9ヶ月。劇場版は、事件の首謀者だった秘密組織“塔”の当主・七原文人が支配する東京を舞台に、愛する者をすべて奪われた小夜の復讐劇がスクリーンで展開する。テレビアニメから一転、小夜は「心に分厚いロックをかけている」(水樹)孤高のヒロインとして描かれる。「まるで別人格ですね。(テレビアニメの舞台となった)浮島地区での事件をきっかけに、二度と大切な人を巻き込みたくないと思っている。冷たい印象を抱かれるかもしれませんが、それが小夜の優しさなんです」と水樹。「それでも何事にもまっすぐ真正面から体当たりする点は、小夜の変わらない魅力だし、私自身もそんな人間味あふれる小夜に惹かれる」といい、「特に劇場版では、毅然と立ち上がる意志の強さを表現したかった。野獣化しています!」と力強く語る。一方、橋本は厳しい管理下に置かれた東京で、自由を求める若者グループに身を寄せる女子高生・真奈を演じた。初の声優というプレッシャーに加えて、劇場版のオリジナルキャラクターとあって「ファンの皆さんに受け入れてもらえるか不安もあった」という。声優という“芝居”を通して「もっと感情をオーバーに表現していいんだっていう発見がありました。今まで淡々とした役が多かったんですが、今回の経験は実写にも活かせそうです」と演技に対する意識にも変化が生まれたようだ。タイトルには“Last”の文字が踊るが、劇場版を見る限り『BLOOD-C』シリーズにはさらなる可能性を感じずにはいられない。「私自身、小夜をもっと演じたいという思いがありますね。この先、どんな運命が待ち受けているのか気になるし、人ならざる小夜に誰が『人間を守る』という誓いを交わさせたのか…。その謎も残っていますからね」(水樹)。声優という新たなフィールドで奮闘した橋本も「たくさんの要素が詰まった作品で、とても心を揺さぶられた」と手応え十分だった。『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年06月05日実在する対国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の姿を描くNHKドラマの劇場版『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日、公開初日を迎え、ドラマに引き続き主演を務めた渡部篤郎をはじめ、真木よう子、尾野真千子、堀切園健太郎監督が丸の内TOEI(東京・銀座)で舞台あいさつを行った。その他の写真同日、約3週間に渡りロケを行った韓国での公開決定が発表され、渡部は「嬉しいですね。現地で一緒に頑張ったスタッフやキャストのみんなも喜んでくれると思う」と感無量。4月に開催された完成披露試写会にて堀切園監督から「KARAの出待ちをしていた。会えなかったみたいですけど」と暴露された渡部だが、この日は「KARAに会います」とリベンジを誓う場面もあった。流出した濃縮ウランと核テロ阻止のため、“公安の魔物”の異名を持つ住本(渡部)とその部下・松沢(尾野)ら外事四課が、テロ工作員の妻・果織(真木)を民間人スパイに仕立て、陰謀に立ち向かう姿をスリリングに描く。敵対し合う役柄の尾野と真木は、壇上でお互いの印象を聞かれても、しばし沈黙。尾野が「真木さんはすごく素敵な方」と言葉を絞り出すと、真木は「撮影中はケンカばかりしていた。関西のおっさんみたいな人」と突き放しピリピリムード?もちろん、実際には仲が良いといい、丁丁発止のやり取りで会場を盛り上げていた。そんな二人を尻目に、渡部は「今回の映画では単独行動が多かったが、キャンペーンも一人が多くて、慣れないバラエティ番組も一人…。来週も一人大阪にキャンペーンで行ってきます」と孤軍奮闘のPRに恨み節の様子だった。ドラマに引き続き演出を手がけ、映画デビューを飾った堀切園監督は「初日がこんなに緊張するものとは。実感としてはゴールというより、新たなスタートラインに立った感じ。ぜひ応援していただき、映画を可愛がってください」とアピール。製作にあたって、実際の元外事警察捜査官に取材をしたといい「取材は密室で行い、まるで自分が映画の登場人物になったかのような緊張感あふれる雰囲気だった」と振り返った。『外事警察 その男に騙されるな』公開中
2012年06月04日新人ユニットGood Coming(通称グッカミ)の楽曲をテーマにしたショートフィルム『グッドカミング ~トオルとネコ、たまに猫~』に、期待の若手俳優・松坂桃李が主演している。共通の知り合いを通じてグッカミのライブで知り合い意気投合、「一緒に何か作れたらいいね」と話していた矢先、グッカミの楽曲の世界観からショートフィルムを作るという試みが実現。新しいコラボレーションを経験した松坂桃李とグッカミの桐明孝旨(ボーカル)、原口知之(ギター)、金井田健太(DJ、キーボード、ベース)の4人に話を聞いた。そのほかの情報本作は、夢を失いかけているイタリアンの見習いコックのトオル(松坂)が、一匹の捨て猫を拾ってきたことで、もう一度夢に向かって歩き出す姿を描いたハートウォーミングな物語。「等身大に近い」という役柄に挑んだ松坂は、自身の学生時代を思い出しながらトオルを演じたそうで、「映画の最初で、つまらなそうに料理を作っている感じとか、夢に近づけずに煮え切らない感じは共感しました」とふり返る。映画の元になったのは、本作のプロデューサーが前々から注目していたデビュー前のグッカミの楽曲。彼らの前向きな応援ソングをヒントに本作のストーリーが作られ、“明日への希望”というテーマに添った新曲「明日に」が書き下ろされた。原口は「僕らも迷って迷って、ようやくCDを出せるようになれた。そんな自分たちがたどってきた道を曲にすればいいと思ったんです。頑張ったらいつか光がさす、そんな希望を曲にしました」と語り、松坂は「どの撮影のときもそうなんですが、メンタル的に折れそうなことが何度かあるんです。そういう時にグッカミさんの曲を聞くと、もう一度頑張ろうかなって思えるんですよね」。ちなみに、グッカミのメンバーも映画に出演。松坂の先輩を演じた桐明は「トオルが、真剣に夢を持ちだしたときから、顔つきが変わったのは凄いなぁと思った」と松坂の演技力に感心した様子。また金井田は拾ってきた猫が翌日目覚めると女の子に…?というファンタジックなストーリーに惹かれ「トオルのような経験をしてみたい!」と語った。松坂は、撮影前に猫アレルギーであることが発覚し、「ちょっと大変でした(苦笑)」とハプニングもあったが、「特別な苦労もなく、楽しんで撮影に挑めた」とも。「ラストシーンが好きで気に入っているので、エンドロールが終わった後に描かれるトオルの“その後”も見逃さないでほしい」と見どころを伝えた。『グッドカミング ~トオルとネコ、たまに猫~』6月4日(月)限定公開(渋谷、六本木のみ6月5日(火)追加上映)取材・文・写真/新谷里映
2012年05月30日アーティスト、俳優として高い評価を受けているユチョン(JYJ)主演のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』と『ミス・リプリー』の劇場編集版が、ワーナー・マイカル・シネマズの全60劇場で6月23日(土)から上映されることが決定した。その他の写真『トキメキ☆成均館スキャンダル』は、朝鮮時代を舞台に、病弱な弟の代わりに男装して女子禁制の名門校・成均館(ソンギュンガン)に入学したヒロインと、同級生のイケメン3人が繰り広げる恋と友情、青春の日々を描いた新感覚の青春キャンパス・ラブストーリー。昨年の同イベントで上映され、好評を集めたことから今年も上映される。『ミス・リプリー』は、幼い頃に母親に捨てられ、養子先で辛い日々を過ごしていたヒロインが、コネも学歴もないどん底の人生から抜け出すために“嘘”を重ね、2人の男を翻弄しながら愛と栄光を手に入れるまでをスリリングに描いた心理サスペンス。初公開となる“劇場編集版”は本作を122分に凝縮したバージョンだ。両作品とも劇場編集版は、日本公開のみの限定バージョン。入場者には先着で“イケフェス2”ミニカードがプレゼントされるなどの特典も予定されており、ドラマシリーズを観ていた観客も劇場に足を運ぶことが予想される。ワーナー・マイカル・シネマズ イケメンフェスティバルVol.2『トキメキ☆成均館スキャンダル』劇場編集版(字幕)『ミス・リプリー』劇場編集版(字幕)日程:6月23日(土)~7月6日(金)会場:ワーナー・マイカル・シネマズ全60劇場入場料金:1作品につき一般1800円、大高生1500円、中小学生1000円、3歳以上900円※各作品の上映日、上映時間は、各劇場に問い合わせ※入場料金は、一部劇場により異なる■『トキメキ☆成均館スキャンダル<ディレクターズカット版>』7月4日(水)TSUTAYAのみでDVDレンタルスタート7月27日(金)Blu-ray BOX1、2発売各25200円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ セル販売元:東宝■『ミス・リプリー<完全版>』(全8巻)レンタル&発売中TSUTAYAオリジナルコンプリートDVD-BOX30240円(税込)通常版DVD-BOX1&2各15120円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ 通常版販売元:SPO※レンタルはTSUTAYAのみ
2012年05月29日