タレントの加藤紗里(29)が1月21日、自身のInstagramを更新。マタニティ用の下着姿を公開し、つわりと胸の張りに悩んでいると吐露した。加藤は、今月19日にYouTubeで妊娠を発表。出産予定は6月~7月で、動画ではシングルマザーとして子どもを育てていく決意を語っていた。この日は「一気に下着もマタニティ用に!!」と白い下着姿を公開。「弱音は吐きたくない紗里だけど正直つわりの中仕事辛い、、、つわりは前からあったんだけど体調崩してるのかと思ってたの。。。あと胸が張って痛い」と体調の変化に悩まされていることを明かした。つづけて「ママさんたちはみんなこんな経験をしてるんだなー、、ママ紗里を生んでくれてありがとう」と母親への感謝をつづり、ハッシュタグにも「#マタニティ#妊婦#シングルマザー」の文字が並んだ。妊娠発表の動画で、父親について「わからない」と答え、炎上した加藤。フォロワーからは《シングルマザーになるのにそんな弱音吐いてたらやっていけないよ》と厳しい意見があるいっぽうで、《冷やかし半分でフォローしてましたが、今は純粋に応援してます!》《なんとなく顔が優しくなりましたね》《元気な赤ちゃん産んで下さいね》と応援するコメントが数多く寄せられている。
2020年01月22日タレントの加藤紗里が19日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、妊娠を報告した。昨年9月に不動産会社経営の男性と結婚し、今月10日に離婚していたことを発表した加藤。この日は「加藤紗里 ママになる!?」と題した動画で、病院に行った様子を紹介し、「妊娠してました」と報告した。そして、「離婚報道出たばっかりですけど、シングルマザーとして産むという決意で病院で手続きはしてきました。産みます」と決意を述べ、「シングルマザーとして頑張っていくしかないんで」と話した。出産予定時期は「初夏予定と言われたので、6月か7月ですね」とのこと。「やっぱり紗里も29なので決めました。シングルマザーとして頑張ります。仕事も頑張ります。Youtuberも頑張ります」と気を引き締めた。「誰の子ですか?」と聞かれると、「それはわからないです。離婚してたんで『誰の子や?』というコメントは殺到すると思う。(元)旦那の子ですよね? ですよね。元旦那の子ですね」と考えながら回答。「強い加藤紗里でいたいんで、Youtuberとしても仕事も子供のために頑張っていこうと思います」と話し、「加藤紗里ママになります」と宣言した。その後、インスタグラムでも妊娠を報告。「みんなーーーYouTubeアップしたけど妊娠が発覚しました!夢だったママになります!!厳しいお言葉あると思います。シングルマザーがどれほど大変か、、、未熟すぎる紗里です。でも子供のために今までやってこなかった自立。遅すぎるかもですがこれからは真面目に仕事と向き合っていこうと思っています」とつづった。
2020年01月19日眞島秀和と岸井ゆきのが夫婦役を演じる舞台「月の獣」が12月7日東京・紀伊國屋ホールにて開幕した。リチャード・カリノスキーの作品でも最も有名な本戯曲は、第一次世界大戦中に起きたアルメニア人迫害を受けたふたりの男女について描かれ、フランス演劇界で最も権威ある演劇賞、モリエール賞を2001年に受賞。演出は栗山民也が手がける。【チケット情報はこちら】眞島が演じるのは、オスマン帝国(現・トルコ)からの迫害により家族を失ったアルメニア人の青年・アラム。アメリカへ亡命したアラムが、写真だけで選んだ、岸井演じる同じアルメニア人の少女、セタをアメリカへ呼び寄せることから物語ははじまる。それぞれ心に癒えない傷を抱えたまま、夫婦となったふたり。眞島は、その過去から家族に執着する青年を感情豊かに表現。怒り、悲しみを爆発させる痛々しい姿から、仕事での成功をセタに報告する明るい演技まで、感情の起伏にも不器用な男を丁寧に演じた。またもうひとりの主人公ともなるセタを演じる岸井は、アメリカに到着時は15歳の少女という彼女ならではの配役。歴史に翻弄された暗い記憶を持つ難しい役どころながら、少女から女性へと自身も苦しみながら成長をしていく熱演をした。そしてアラム、セタの元に現れ、ふたりの関係も変えていく孤児の少年・ヴィンセント役を演じたのは升水柚希。孤児ながら明るく振舞うヴィンセントに、ペースを崩されるアラムに、思わず劇場に笑いが起こるシーンも。夫婦にとって救いともなる少年を瑞々しく表現。また久保酎吉演じる老紳士は、「二人の証人」という印象的な言葉から物語をはじめるストーリーテラー。感情をぶつける3人と違い、アルメニア人迫害という実際にあった歴史と、アラム、セタ、そしてヴィンセントの物語を繋ぐ、作品の水先案内人を落ち着いた語りで務めた。自身の理想と現実に苦しむアラム、そしてまだ少女のセタがアラムに突きつけられる理想に、ふたりが常にぶつかりあって、関係を模索していく姿は痛々しい。しかしふたりがお互いの思いをぶつけ合い、掴み取った最後に見える希望を、ぜひ劇場で確認してほしい。公演は12月23日(月)まで東京・紀伊國屋ホールにて。また12月25日(水)にはりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場にて、12月28日(土)・29日(日)には兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールを巡演する。
2019年12月11日「おっさんずラブ」の武川主任役で注目を集めた俳優の眞島秀和(42)が極秘結婚していたと、11月12日発売の「FLASH」(光文社)が報じた。同誌によると、お相手は美人女流プロ雀士の渡辺洋香氏。眞島の趣味である麻雀を通じて知り合い3年前に結婚。眞島の所属事務所は「数年前に渡辺さんと結婚したのは事実です」と認めているという。「眞島さんは99年に映画『青~chong~』でデビューし、芸歴20年。これまで数多くの映画・ドラマ・舞台に出演して演技力を磨き、多忙な日々を送ってきました。そして『おっさんずラブ』をきっかけに、大ブレークを果たしました」(芸能記者)眞島は9月に初の写真集「眞島秀和PHOTO BOOK『MH』」(ワニブックス刊)を発売。沖縄を舞台に撮り下ろされたカットの数々やロングインタビューを掲載しているが、そこでの人気ぶりも注目を集めている。「発売日の9月7日から全国4都市で握手会を開催したことで、女性ファンがこぞって購入。オリコンの週間写真集ランキングでは、人気アイドルやグラドルがいる中で2位に入りました。主役級でない40代俳優の写真集では快挙とも言える結果。今回の結婚が人気にどう影響するかが気になるところです」(出版関係者)ネット上でも《眞島さん結婚されてたの………!!!!わーおめでとうございますびっくり》《えええ、おめでとうございます!!自分の事のように嬉しい。むしろそれ以上かも》などの祝福コメントが上がるいっぽう、《眞島秀和さん結婚してた…それも3年前…ショック過ぎて立ち直れない…》《眞島秀和、結婚してたってまじか…割とショック…》などの声も上がっている。
2019年11月12日俳優の眞島秀和(42)が結婚していたと11月12日に報じられた。お相手は美人雀士として知られる渡辺洋香氏。その吉報にネットが沸いている。「FLASH」11月26日号によると、眞島は趣味の麻雀を通じて渡辺氏と知り合ったという。記事内で眞島の所属事務所は「とくに発表はしていませんが、3年ほど前から2人が結婚しているのは事実です」と結婚を認めている。昨年に社会現象にもなったドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)で“武川主任”を演じ、一躍その名を知らしめた眞島。今年9月には写真集を発売し、今月11日に最終回を迎えた「サウナーマン~汗か涙かわからない~」(ABCテレビ)の主演としても話題を呼んだばかりだ。眞島の結婚にちなんで、Twitterでは「眞島秀和」「眞島さん」といったワードがトレンド入り。さらにその結婚を喜ぶ声が上がっている。《武川政宗を演じた眞島秀和さんが今でも、そしてこれからも大好きです 体調を崩すことなく、奥様と仲良く暮らしてください 改めて本当におめでとうございます!!》《眞島さんのサイン会に行った人みんなメロメロになって帰ってきてたから、ご本人にお会いしたらどれだけ素敵なんだろうと思ってたけど、きっとお相手の方も素敵な人なんだろうなあ》《眞島秀和(既婚)は人妻と同じエロさがある》渡辺氏は倉田真由美の漫画「だめんず・うぉ~か~」に“ヨーコ会長”として登場する、知る人ぞ知るプロ雀士。いっぽう眞島もオリジナルビデオ作品「雀鬼」シリーズや17年のドラマ「アカギ『竜崎・矢木編 /市川編』」(BSスカパー!)といった麻雀作品に出演しているが、FLASHによると「麻雀が下手」だという。その点もファンにとってのツボのようで、ネットではこんな声が上がっている。《眞島さんが麻雀弱いってのが最高…可愛い…》《だとしたらかわいみが過ぎる》《麻雀下手なんだwでもでも、演技は最高に上手です!!!!》
2019年11月12日眞島秀和主演、いま人気のサウナを舞台に繰り広げられる人情ドラマ短編集「サウナーマン~汗か涙かわからない~」から、予告編と本ビジュアルが到着した。本作は、オレンジ色に火照った男たちの汗が滴り落ちるサウナを舞台に、10年間涙を流していない眞島さん扮する黒柳ヨシトモが、サウナにやってくる様々な客たちの熱い人間模様を通じて、忘れていた心を取り戻していくドラマ。主演の眞島さんをはじめ、常連客を演じる山中崇、七瀬公、仁科貴、北川尚弥といった今回公開されたビジュアルに写る面々のほかにも、ゲストが多数登場する。また、放送に先立ち到着した予告編では、全編サウナの室内にて、タオル1枚で繰り広げられるドラマの一部を覗くことができる。さらに今回、テレビ放送に先立ち、8月18日(日)よりTSUTAYAプレミアムとTSUTAYA公式Youtubeで一部先行配信も決定。Youtubeでは第1エピソードを、TSUTAYAプレミアムでは第1エピソードに加えて、第2エピソードも配信する。「サウナーマン~汗か涙かわからない~」は8月25日より毎週日曜日深夜1時57分~ABCテレビにて放送(関西ローカル)、ABCテレビ放送終了後よりTSUTAYAプレミアムにて独占配信。(cinemacafe.net)
2019年08月13日異形の人物表現を特徴とする加藤泉の個展『加藤泉-LIKE A ROLLING SNOWBALL展』が、東京・品川にある原美術館と、群馬・渋川にある別館ハラ ミュージアム アークにて開催されている。加藤泉は、1969年に島根で生まれ、現在は東京と香港を拠点に活動するアーティストだ。武蔵野美術大学を卒業後、1990年代半ばから絵画作品を発表し、2000年以降は木彫も制作。2007年に行われたヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展への参加を機に国際的にも注目を集めている。加藤作品の主なモチーフは、奇妙な姿をした人物像。原始美術を思わせる力強さとミアステリアスさを併せ持ち、ひとり静かに佇んでいたり、集団で同じようなポーズをとっていたり。そんな異形の「人」たちの存在感が不思議な魅力を放つ。近年はソフトビニール、石、ファブリックなど、多様な素材を用いたダイナミックなインスタレーションを展開する一方で、新たに版画制作にも取り組むなど、意欲的な創作活動を行っている。原美術館での展覧会では、加藤の新しい試みの一つである、大型ファブリックを用いたインスタレーションがお目見えするほか、絵画や彫刻などの最新作約70点を展示。また、群馬・渋川にある別館のハラ ミュージアム アークでは、初期の絵画作品から近作まで、未発表作品も含む約145点を紹介する。どちらも会期は2020年1月13日(月・祝)まで。加藤泉の約25年におよぶ表現の全貌を展観することができる、またとない機会になっている。【関連リンク】原美術館ハラ ミュージアム アーク( )【画像】「無題」カンヴァスに油彩 103.5 x 73 cm 2019年 Photo: Kei Okano (c)2019 Izumi Kato (原美術館に展示)「無題」皮、布、パステル、アクリル絵具、刺繍、石、リトグラフ、チェーン サイズ可変 510 x 120 cm (布部分) 2018年 Photo: Yusuke Sato (c)2018 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)「無題」木、油彩、アクリル絵具、石 185 x 167 x 110 cm 2008年 原美術館蔵 Photo: Ikuhiro Watanabe (c)2008 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)「無題」木、アクリル絵具、木炭 205 x 56 x 52 cm 2004年 高橋龍太郎コレクション蔵 Photo: Tsuyoshi Saito (c)2004 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)
2019年08月11日所属する吉本興業上層部に退陣を求め、自らの退社を示唆していた極楽とんぼの加藤浩次(50)。そんな“加藤の乱”の行方が注目されていたが、吉本への残留を表明。騒動が収束した。そんな加藤に賛同の意志を表明していたロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が10日、文化放送「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」に生出演。その発言が注目された。淳は「めまぐるしいボクの中の2カ月ぐらいがようやく騒動が終わりに近づいてきてますけど」とコメント。加藤の騒動が勃発後、同番組から支払われるギャラについて会社との取り分の割合を公表すると宣言していた。しかし、この日の番組内では「秘密保持みたいなのが条文に組み込まれちゃうんですよね。だから口外できないんですよ」と事情を説明。「意味深な帽子をかぶりますからそれで察してほしいんです」と急にトーンダウンしてしまった。「加藤の騒動が収束したのに、ここであおったら吉本の上層部からいたずらに睨まれるだけ。淳さんの判断は賢明だったといえそうです。ほかの加藤派芸人も含め、加藤から余計なことをしないようクギを刺されているのかもしれません」(テレビ局関係者)ほかには加藤と同じ北海道出身の平成ノブシコブシ・吉村崇(39)、タカアンドトシのタカ(43)らが賛同する意志を表明していた。
2019年08月10日70年ものキャリアを誇る俳優・加藤茂雄さん(94)。しかし、その名を聞いても、多くの読者はピンとこないことだろう。それもそのはずで、加藤さんは決してスターではない。いわゆる「大部屋俳優」の1人だ。戦後、日本映画が隆盛を極めた時代。加藤さんは東宝の専属として数多の名作に出演してきた。専属を解かれて以降は、テレビドラマにも活躍の場を広げた。これまでに演じた役は、優に千を超す。とはいえ、そのほとんどはセリフが一言でもあれば御の字という端役。エンドロールに名前が載らないなんてことも、少なくなかった。そんな加藤さんが、93歳にして映画の初主演を果たした。ギネスブックには未申請ながら、世界最高齢の初主演俳優と、各方面から注目を集めている。その映画というのが、8月2日まで東京・新宿ケイズシネマで上演中の『浜の記憶』。妻に先立たれた老漁師と、写真家志望の若い女性が、70歳という年の差を超えて心を通わせていくストーリーだ。加藤さんは1925(大正14)年、とび職の父と、豆店を営む母のもと、鎌倉に生まれた。’46年、作曲家のいずみたくや、映画監督・鈴木清順らを輩出した私立学校「鎌倉アカデミア」が開校。加藤さんは鎌倉アカデミア演劇科の1期生になった。2年生で、舞台に立つ機会が巡ってくる、演劇科の学生たちによる、日劇小劇場での公演『春の目ざめ』に校長役で出演を果たしたのだ。以降、加藤さんは演劇の魅力にとりつかれていった。「天下の日劇で初舞台だよ。しかも、お客さんもぎっちり入ってた。その満杯のお客さんの前でセリフをしゃべり、万雷の拍手をもらって。気持ちよかったねえ。人に感動を与える演劇って、素晴らしいなと思った」’49年、鎌倉アカデミアを卒業。加藤さんは一時、地元で漁師をしていたが、映画の助監督の職に就いていた同期生の勧めで’50年、東宝と準専属契約(’54年から専属契約)を結ぶ。こうして加藤さんの、長く続く俳優人生が幕を開けた。「同じ大部屋俳優でも、背が高くて二枚目なやつは主役を食いかねないから、使いにくい。その点、僕は小柄で、顔もこんなもんだからね。それで、つぶしが利いたんだな。いろんな監督さんから、たくさんお声がかかったよ」『宮本武蔵』(’54年)では稲垣浩監督と、『ゴジラ』(’54年)では本多猪四郎監督と、『独立愚連隊』(’59年)では岡本喜八監督と、きら星のごとき名監督たちのもとで芝居を続けた。なかでも、加藤さんが「この人は別格」と話すのが、あの黒澤明監督だ。「僕は最初、黒澤監督の『生きる』でセリフをもらったんだ。市役所の下っ端職員の役だった」出演者全員で台本を読み合わせる「本読み」。初のセリフがある役に、加藤さんは少々気負っていた。「ほんの短いセリフのチョイ役だというのに、挙手して演技プランをぶち上げてね。黒澤監督や主演の志村喬さんも笑ってたと思うな。あれは、いま思い出しても恥ずかしくて汗が出てくるよ(苦笑)」青くさい大部屋俳優を、巨匠は気に入ったのかもしれない。’52年の『生きる』以降、立て続けに加藤さんを自作の現場に呼んだ。「’54年の『七人の侍』では農民役で、有名な雨の中の死闘の場面に使ってもらった。でも翌年の『生きものの記録』では大失敗しちゃって。俺の俳優人生もここまでか、という思いが頭をよぎったよ」主役の三船敏郎にバイクで速達を届ける郵便配達員という役どころ。ところが、加藤さんは無免許、バイクの運転も初めてだった。むかえた本番直前のテスト。緊張のあまり加藤さんは、停車するべき場所を誤ってアクセルを強くひねってしまう。無人のバイクが、うなりを上げて飛んでいった。青ざめた三船の顔が目に飛び込んできた。「焦ったよ。並みの監督なら、そんなヘマした大部屋俳優なんて二度と使いたがらない。『はい、ご苦労さん』の一言でお払い箱にされても仕方ない。でも黒澤さんは違った。僕に駆け寄ってきて『大丈夫か?どうしたんだ?』と。事情を話すと、納得した様子で『よし、じゃ本番いこう!』って」お払い箱どころか、黒澤監督は以降の作品でも、加藤さんを起用し続ける。’60年代後半。各家庭にテレビが普及し始めると、日本の映画産業は急速に縮小。各映画会社は専属契約で加藤さんのような俳優を抱えておくことができなくなる。「当時はボウリングがどんどん盛んになってきたころで。東宝もボウリング場やテニスコートを運営する子会社を持っていた。そこで、会社は僕ら大部屋俳優に『役者やめてボウリング場で働けば、給料もボーナスも出す』と、子会社への異動を迫ってきたんだ」それは俳優引退を意味していた。映画が好きで、演技力にたけた仲間が1人、また1人と引退していった。ゴジラのスーツアクターで名をはせた中島春雄さんも、ボウリング場に移った1人だ。「いちばん多いときで150人、最後のころも70人はいた東宝の大部屋俳優は、みんな会社の方針に従って辞めちゃった。でも、僕は役者って仕事がますます好きになって、たった一言、セリフ言うだけでも楽しくて。時代の流れだからって、好きな仕事を手放すなんて、できなかったよ。僕ひとりだけプロダクションに移って、俳優を続けていく道を選んだんだ」専属契約が解かれ、加藤さんはテレビドラマにも出演した。46歳の挑戦だった。「結婚が39歳と遅く、まだ子どもが小さかったから、仕事を選んでる余裕もなかった。だから、子ども向け番組だろうが、なんだろうが、最初の1年はちょい役ばかり100本ぐらいテレビに出たよ。でも、当時はテレビのギャラは安くて。100本出ても、年収は100万円に届かなかった」食べていくため、加藤さんは撮影がない日は漁に出た。船に乗り、地引網も引いた。さらに、タイル張りや警備員などのアルバイトも。ときおり大部屋時代の仲間に会うと、皆が同じことを聞いてきた。「加藤、役者で食えるか?」俳優を辞めた彼らは、加藤さんの何倍もの安定した収入があった。それでも皆、芝居への未練があったのだろうと思う。そして、加藤さんは決まって、笑顔を浮かべてこう答えた。「食えるとか、食えないの問題じゃない。それに、やってるうち、どうにかなるよ」実際、テレビのギャラも少しずつ上向き始めた。『太陽にほえろ!』『赤い衝撃』など、誰もが知るドラマにも顔を出すようになった。一方、勝手知ったる映画の仕事も途切れることなく続いた。そして、あの巨匠も大部屋時代と変わらず彼を自作に呼び続けていた。とくに思い出深いのは、黒澤監督が最晩年に撮った2つの作品だ。加藤さんは遠くを見つめながら、こうつぶやいた。「黒澤さん、とてもいい場面を用意して、使ってくれたんだよね」’91年の『八月の狂詩曲』で加藤さんが絡んだのは、ハリウッド・スターのリチャード・ギアだ。「僕が般若心経を上げていると、リチャード・ギアとパッと目が合うんだ。それで、僕は一瞬お経を止めて、2人は互いに挨拶を交わす、そういうカットだった」同じ『八月の狂詩曲』でのこと。出番を待っていた加藤さんに若い助監督がまったく別のシーンで声をかけた。「加藤さん、ここで背を向けてカメラ前に座っててください」。セリフがないどころか、顔も映らない。すると、それを聞きつけた黒澤監督が声を荒らげた。「おい、うちの人をそんなところで使っちゃダメだよ!」加藤さんのことを「エキストラの1人」ぐらいの認識でしかなかった若い助監督は、まさかの叱責に、目を丸くするばかりだ。それまで飄々と俳優人生を振り返っていた加藤さんの目に、光るものが浮かんで見える。「うれしかった。黒澤さんは『うちの人』と、身内のように僕のことを呼んでくれたんだよ。ちょい役ばっかりだった僕を、この人はそんなふうに見てくれていたのかと思うと、本当にうれしかった」遺作となった『まあだだよ』(’93年)にも、黒澤監督は「うちの人」をためらうことなく使った。「主役の松村達雄さんの回想シーン。夜の駅で僕は駅長役だった。スタジオの隅で撮影開始を待っていると、黒澤さんが僕のところまで来て。『私ももう84歳になるが、もう1本ぐらい撮れそうなんだ』と、話しかけてくれた。スタジオのスタッフは皆、びっくりさ。まさか、あの黒澤監督が自ら歩み寄って、大部屋俳優に身の上話をするなんて、と。若いスタッフがすっ飛んできて、立って待っていた僕に椅子をすすめてくれたよ(笑)」しみじみと思う。あの日、安定した生活を求めて俳優を辞めずによかったと。一方で、加藤さんにはこんな矜持もある。「まあ『生きる』のころから生き残ったのは僕だけだから。いちばんの底辺だけど、僕はずーっと生き残ってきたんだ」
2019年08月05日日本テレビ系情報番組「スッキリ」の視聴率が急上昇している。きっかけは、MCをつとめる極楽とんぼ・加藤浩次(50)の発言だ。かねてより加藤は複数の芸人の闇営業問題で揺れる所属先の吉本興業を真っ向から批判。そして22日の放送では現体制を批判したうえで、「これからもそれが続くと思ったら、僕はこの会社にいれない。僕は辞めます。この体制が今の社長、会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める!」と退社の覚悟を口にした。さらに23日の放送では夕方から大崎洋会長(65)と話し合うことを明かし、「僕は会社を辞めると昨日言ったんで、その旨を伝えようと思ってます。そこで僕が芸能界でどうなるのかは、それからかなと思っています」と改めて退社の覚悟を表明した。前週19日の放送は1部(午前8時から同9時半)が6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、2部(同9時半から同10時25分)が5.3%と低調な数字だった。ところが22日の放送は1部が10.4%、2部が7.5%で大幅にアップ。23日は第1部が12.0%、第2部が7.5%となっている。「“加藤の乱”とも言える新たな騒動ですが、当事者が出演している『スッキリ』の注目度は他局と段違いです。このところ同じ時間帯では『とくダネ!』と2位争いを繰り広げていますが、視聴率アップのためにリニューアルの話も浮上していたそうです。しかし今回の視聴率急増により、現体制での存続は濃厚になったといえるでしょう。とはいえそれも、加藤さんが吉本を辞めてもMCのままでいられればの話ですが…」(日テレ関係者)
2019年07月24日東村アキコの漫画を原作に、杏主演で贈るちょっとこじれた大人のピュア(?)ラブストーリー「偽装不倫」。この度、すでに出演が発表されていた眞島秀和の役柄がついに判明。宮沢氷魚演じる丈の“秘密”を知る脳外科医・一之瀬隆美を演じる。本作は、杏さん演じる独身の主人公・鐘子が、一人旅中に出会った年下のカメラマン・伴野丈(宮沢氷魚)に、つい既婚者だと嘘をついたことから始まるラブストーリー。第2話では、鐘子が姉・葉子(仲間由紀恵)の結婚指輪を取り戻し、丈の自室を立ち去ったあと、ひとり残された丈が強烈なめまいに襲われるシーンで終了したが、そんな丈の“秘密”を知る脳外科医を、眞島さんが演じる。かつて師事したスペインの医師から、日本での丈の診察を託される一之瀬は、7月31日(水)放送の第4話からの登場となる。丈のめまいの理由、丈が鐘子に不倫を持ちかけた本当の理由…。物語が進むに連れ、秘密が徐々に明らかになっていく。そして今夜は第3話が放送。なんとか指輪を取り戻したものの、これでもう丈に会うことはないのだと寂しさを感じる鐘子。一方、鐘子を既婚者と思い込む姉の灯里(MEGUMI)から、不倫はいけないと釘を刺された丈は鐘子にはもう会わないと話していた。そんな中、風太(瀬戸利樹)から練習中に怪我をしたので見舞いに来てほしいとせがまれた葉子は、賢治(谷原章介)との結婚記念日ディナーを抜け出す口実を作るため、鐘子に協力を頼む。その夜、葉子と賢治はディナーのために高級レストランを訪れ、鐘子は姉の嘘に付き合うために病院を訪れ思いがけず風太と会ってしまう…。既婚者を装う妹と独身を装う姉、2人の本当の幸せ探しが動き出す!「偽装不倫」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2019年07月24日歌手のファンキー加藤(40)が5月13日放送の日本テレビ系トークバラエティー番組「しゃべくり007」に出演した。加藤といえば、16年6月に「アンタッチャブル」柴田英嗣(43)の元妻とのW不倫騒動が報じられ謝罪。その後、柴田の元妻が加藤との間に子ども出産した。「当時、加藤の初主演映画『サブイボマスク』が公開。騒動は宣伝になるどころか逆効果で、上映館では閑古鳥が鳴き主題歌も売れませんでいた。それでも加藤さんは、地道に音楽活動を続けていました」(レコード会社関係者)同番組ではさっそく不倫騒動を蒸し返されたが、加藤は騒動後に「ラブソングは一切なくなりました」とポツリ。「何度か挑戦したんですけど……『どの口が言ってんだよ!』って」と理由を明かした。さらに騒動中は愛車のベンツを売ったり、10キロほど痩せたことも告白。13年に解散したFUNKY MONKEY BABYSのメンバーたちからは激励を受けたという。「加藤は今年ソロデビュー5周年。今月3日に都内5周年記念ライブを行いましたが、それほど大きな会場ではありませんでした。かつてファンモン時代には09年から4年連続で紅白の大舞台に立っていただけに、番組内では『大きなステージに戻りたい』との本音もポロリ。露出を増やすため、不倫騒動ネタも解禁する覚悟を固めたのでしょうが……」(芸能記者)だがすでに騒動から3年が経過したものの、加藤の発言を受けてネット上では《成長していない》、《自業自得》などの声が浴びせられていた。さらなる大舞台に立つには、まだまだ乗り越えなくてはならないハードルがありそうだ。
2019年05月14日加藤ミリヤ(30)が4月4日、自身の公式サイトで一般男性との結婚を発表。さらに現在妊娠中であり、今夏に出産するとも明かした。「この度私、加藤ミリヤは一般の方と結婚しましたことをご報告させていただきます。また、新しい命を授かり夏には母になります」と報告した加藤。「音楽の世界でも家庭でも愛に溢れた人生を築けるよう一生懸命頑張りますので、これからも温かく見守っていただければ幸いです」と呼びかけた。04年に16歳でデビューした加藤は、等身大の歌詞で“女子高生のカリスマ”として注目されてきた。以降は音楽活動のみならず、ファッションデザイナーや小説家としても活躍。同年代の女性たちから熱烈な支持を集めている。Twitterでは《ちっちゃい頃からミリヤが大好きで今もずっと夜聞いてる ミリヤ結婚&妊娠おめでとぅ》《大好きなミリヤちゃん おめでとうっ》と祝福する声が。また同じく平成を代表する歌姫である西野カナ(30)が3月に結婚を発表していたこともあり、《西野カナに続いて加藤ミリヤも結婚となー!同い年だからおめでたい話がめちゃめちゃ嬉しい!!!》《平成後期の歌姫、西野カナも加藤ミリヤも平成最後に結婚できたのすごいいい話》といった声も上がっている。もともとは「結婚しないとダメ」という風潮に納得できず、あえて結婚に対しては消極的なスタンスだったという加藤。そんな彼女を変えたのは、他ならぬ実母だった。「加藤さんは3歳のときにお父さんを亡くしています。以来、お母さんはシングルマザーとして彼女と弟を育ててきました。だから加藤さんはお母さんを尊敬していて、上京の際にかけてくれた『愛されたいなら、あなたが先に愛しなさい』という言葉を大事にしていました。そして30歳という節目の年が近づいてきた際、『私の両親は、どんな結婚式をしたんだろう?』と考えるようになったといいます。昨年のツアーではご両親の結婚式をテーマとしたパフォーマンスも披露。そのころから結婚について考えるようにもなったようで、『お母さんみたいなママになりたい』とも言っていました」(音楽関係者)加藤のつかんだ幸せを、母もさぞ喜んでいるだろう――。
2019年04月05日加藤和樹と凰稀かなめがW主演を務める『暗くなるまで待って』が現在上演中。その開幕に先駆けゲネプロと囲み取材が行われ、出演者の加藤、凰稀、高橋光臣、猪塚健太、松田悟志と、演出の深作健太が登壇した。【チケット情報はこちら】日本では約10年ぶりの上演となる本作は、1966年にフレデリック・ノットが書き下ろし、ブロードウェイで初演されたサスペンス。舞台となるのは、盲目の若妻・スージー(凰稀)と夫・サム(松田)が暮らすロンドンのアパートの一室だ。サムは空港で預けられたという、実は麻薬入りの人形を持ち帰る。その人形の行方を探すロート(加藤)に命じられたマイク(高橋)とクローカー(猪塚)は、スージーを騙し人形のありかを聞き出そうとするが、彼らの言動に不審を抱いたスージーは少女グローリア(黒澤美澪奈)の協力を得て、男たちに立ち向かう――。囲み取材で加藤は「果たしてこの舞台がどう見えるのか。プレッシャーもあって、いい緊張感です。タイトルになっている暗闇のシーンはもちろん、それぞれの人間性、生きてきた過程のようなものも見どころになっています」、凰稀は「人と人との関わりあいも見どころです。序盤でサムがスージーに“そういうときは「いい子ね、ありがとう」って言うんだ”と話すのですが、その言葉から伝染していくものがある。その流れも見ていただけると面白いと思います」とコメント。深作は「この作品は一昨年亡くなられた演出家の青井陽治先生や、美術の朝倉摂さんをはじめとする多くの先輩たちがつくってきた作品で。それを今自分がこうして演出させていただくことは喜びと同時にプレッシャーを感じています。ですが信頼すべきは素晴らしい役者さん達。みなさんで一緒につくってきました」と振り返った。約2時間5分、ノンストップで繰り広げられる心理戦そして頭脳戦。深作が「ラスト20分の暗闇でのクライマックスは素敵な仕上がりになろうとしています」と話したように、最後の攻防戦は本作の大きな見どころ。しかしそこに辿り着くまでの、彼女の盲目を利用したたくらみをスージーが次々と見破る爽快感や、追い詰められ理性を失っていくロートの姿、スージーとの関わりから生まれるマイクの揺れ、スージーとグローリアの想いの変化なども丁寧に描かれている。ぜひこの生々しいサスペンスを劇場で体感してほしい。公演は2月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演後、2月8日(金)から10日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、2月16日(土)17日(日)に愛知・愛知県産業労働センター ウインクあいち、2月23日(土)に福岡・福岡市民会館 大ホールを巡演。取材・文・撮影:中川實穗
2019年01月28日歌手の加藤ミリヤが22日、都内で行われた「WEIBO Account Festival in Japan 2018」に登場した。日本初開催となる同アワードは、中国最大のソーシャルメディアである微博(WEIBO/ウェイボー)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ著名人や企業などを表彰するもの。WEIBOでのフォロワー数や投稿、フォロワーからの反応などから評価する。「ファッションアーティスト賞」を受賞した加藤ミリヤは、胸の谷間がセクシーなオーバーオール姿でランウェイに登場。同賞にふさわしく、ファッションでも存在感を放った。その後、ステージで表彰され、「これからも音楽とファッションでみなさんに楽しんでいただけるよう一生懸命頑張っていきます。私がデザインしているファッションブランドも、これから中国のみなさんにたくさん着ていただけるように頑張ります」とあいさつ。さらにライブも披露し、「Aitai」を思いを込めて歌い上げた。そのほか、「年間人気アイドル賞」を受賞した乃木坂46(秋元真夏・齋藤飛鳥・松村沙友理)や、「最も影響力あるアーティスト賞」の赤西仁、「年間人気アーティスト賞」の片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、「お笑い芸人才能賞」の渡辺直美、「アクティビティアーティスト賞」のGACKT、「ロック歌手賞」のMay’nらが登場した。
2018年12月22日俳優の田中圭が24時間にわたり生出演、吉田鋼太郎、眞島秀和ら親交の深い俳優をはじめ豪華ゲストも集結したAbemaTVの「田中圭24時間テレビ」が12月15日から16日にわたり放送された。「24時間でドラマを作る」というテーマで行われた本番組、SNSはどんな反応を示したのか?本番組は田中さんが24時間にわたる生放送中の間、様々なゲストと共にドラマを1本作る「24時間耐久ドラマ制作」に挑戦するというもの。ドラマは「くちびるWANTED」というタイトルで「田中圭とキスした女性には1億円」という情報がネットで広まり田中さんの唇が様々な女性から狙われるというストーリー。田中さんがタイトルを間違えるハプニングで始まった放送は、大ヒットドラマ「おっさんずラブ」で共演した鋼太郎さんが登場、田中さんと鋼太郎さんの共演シーンに視聴者から「部長とはるたんにしか見えなかった」「吉田鋼太郎をおじさん呼びする田中圭くそくそくそ可愛すぎ」「吉田鋼太郎さんのアドリブにどんどん返していく田中圭もすごい」などの反応が寄せられる。またドラマ本編で「おっさんずラブ」のBGMが流れたことに「部長の曲ーーー激笑」「やばい!おと!おとが、おっさんずラブのやつ」と歓喜の声も。同じく「おっさんずラブ」で共演した眞島さんが登場、熱い“抱擁”シーンが放送されると「仲良しハグが見られて心拍数がドーーーンと上がりました」「田中圭を抱きしめて優しくとんとんってするの好き」「眞島さん、声も見た目も包容力も好き」などSNSは再び大きく沸きあがる。こちらも同作で共演した伊藤修子はシャワーを浴びて半裸の田中さんを“急襲”。田中さんの肉体美に「田中圭の裸刺激が強すぎ」「すごい、、筋肉すげえよはるたん」「ここのシーンだけ5万回くらい再生したい」といったツイートが続々と上がる。そのほかに田中さんを催眠術にかける謎の俳優・ロドリゲス役で出演した満島真之介の“怪演”に「面白いを超えた」「振り切れてるなぁ」などの声が上がっていたほか、田中さんのマネージャー役を演じた吉田羊とのエチュードにも「本当に観ていて楽しかった」「吉田羊さんの「中二かよ!!」最高でした」といった反応が寄せられていた。16日21時でいったん生放送は終了し、21時からはドラマ本編がオンエアされ全てのプログラムが終了。「田中圭24時間テレビ観てファンになった」「必ず田中圭を好きになる番組」「本当に刺激的で面白かった」など今回の企画を讃える声がいまも続々とネットに上がり続けている。(笠緒)
2018年12月17日「NEWS」加藤シゲアキを主演に迎えたスペシャルドラマ「犬神家の一族」が、12月24日(月・祝)クリスマスイブに放送されることが決定。加藤さんは、フジテレビ系ゴールデン帯ドラマ初主演、フジテレビ系単発ドラマで主演を務めるのも初となった。横溝正史の「金田一耕助」シリーズ不朽の名作「犬神家の一族」。非常にユニークで魅力的な金田一耕助は、人々の懐にフワリと入り込むチャーミングさもありながら、頭脳明晰な名探偵。これまでにも、映画では中尾彬(第6代)、西田敏行(第9代)、豊川悦司(第13代)。ドラマでは中井貴一(第7代)、役所広司(第9代)、稲垣吾郎(第11代)、長谷川博己(第12代)、池松壮亮(第13代)と錚々たる面々が演じてきた金田一役を、今回ドラマ第15代目として加藤さんが抜擢された。出演にあたり、改めて原作小説を読んだという加藤さんは、「今も全く色褪せない物語の求心力に脱帽させられました。ミステリーの様相を呈しながらも、人間の欲と愛憎にまみれた人間ドラマであること、だからこそ今も愛され続ける名著なのだと思っています」と述べ、演じる金田一役については「役者なら誰もが憧れる有名なキャラクターであることは間違いなく、とてもわくわくしていています。どのように金田一耕助を演じたら楽しんでもらえるか、まさに金田一耕助の様に”ぽりぽり”と頭を掻きながら模索しています。過去の作品群に敬意を払いつつ、加藤シゲアキならではの金田一耕助を演じたいと思います」と意気込み。また、「一見クリスマスイブっぽくないドラマかとは思いますが、むしろクリスマスイブだからこそ、犬神家の一族に訪れる奇々怪々を楽しんでいただければと思います」と視聴者へメッセージを寄せている。「犬神家の一族」あらすじ昭和22年、一代で犬神財閥を築いた犬神佐兵衛が莫大な財産を残し他界した。遺産の配当や相続者を記した遺言状は、長女の一人息子・佐清が戦地から復員してから発表されることになっており、一族は佐清の帰りを待つことに。佐兵衛は生涯に渡って正妻を持たず、それぞれ母親の違う娘が3人、皆が婿養子をとり、さらにそれぞれに息子が1人ずついたが、対立し合っていた。数か月後、金田一耕助(加藤さん)は、犬神家顧問弁護士の古館の法律事務所に勤務する若林から、「犬神家で近々、血みどろの事件が起きるのでそれを防いでほしい」との手紙を受け取り、犬神家の本宅のある那須湖畔を訪れた。金田一は湖畔から犬神家の豪邸を望んでいたところ、犬神家の養女・珠世の乗っているボートが沈みかかっているのを目撃し、助けようとするも自らも溺れる間に、下男・猿蔵が珠世を救出。ボートには細工がされていた。その後、金田一がホテルに戻ると、若林が何者かによって毒殺されていた。どうやら若林は犬神家の誰かに買収され、法律事務所の金庫に保管している佐兵衛の遺言状を盗み見た可能性が。古館の依頼で金田一は犬神家の遺産相続に立ち会うことに。そんな中、佐清が帰ってきて遺言状が公開されることに…。スペシャルドラマ「犬神家の一族」は12月24日(月・祝)21時30分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月26日フリーアナウンサーの加藤綾子が、ラジオドラマ『NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~』(TOKYO FM 毎週日曜17:00~17:55)の10月21日の放送回に出演することが16日、わかった。加藤がラジオドラマに出演するのは今回が初めて。「これまであまりラジオドラマに触れる機会がなかったのですが、演技している姿を見なくても、声だけで伝わるんですね。とてもいいお話で最後の方は泣きそうでした」と感想を語った。ごく平均的なサラリーマン・安部礼司が、社会の荒波に揉まれながら成長していく様子を描いた同ドラマ。加藤が演じるのは、安部家から少し離れたところにあるお花屋さん。安部礼司の息子・安部永太が花屋の前を通りかかり、母・安部優を笑顔にしたいと打ち明ける。そこで、加藤演じるお花屋さんはある提案を…。番組のエンディングでは、今年の「日本 メガネ ベストドレッサー賞」を受賞した加藤がメガネ選びのコツを語る。
2018年10月16日加藤ローサ(33)が7月31日にコミックシーモア新CM「We Loveコミック」発表会へ出席したと、各スポーツ紙が報じた。加藤が公の場に登場するのは約4年ぶり。「こどもも割と手から離れて来た。自分の時間もできてきた」との発言からも、ママライフの充実ぶりがうかがえる。加藤は11年6月にサッカー元日本代表の松井大輔(37)選手と電撃婚を発表。その直後、松井選手がフランス1部リーグ「ディジョン」に所属していたためにフランスへ。出産も現地で行っている。「加藤さんはフランス語がまったくできなかったそうで、出産は常に不安がつきまとっていたそうです。さらに初産は難産で、出産以降も松井選手の都合でいくつもの国を転々。慣れない環境での育児は、想像以上に堪えたようです。ただそうした波乱続きの生活だったからこそ、今では『怖いものなし!』のママになったそうです」(スポーツ紙記者)加藤は現在二児の母で、本格的な芸能活動はしていない。しかしInstagramのフォロワー数は55,000人以上。飾ることのないママライフを投稿し、共感を呼んでいる。「その愛らしさからほんわかとしたママぶりを想像しますが、加藤さんのお子さんは2人とも男の子。家庭では兄弟ケンカが絶えないようで、喉が枯れるまで叱りつけることもあるそうです。2人とも元気すぎるくらいで、加藤さんもノーメイクでいっしょに外を駆け回ることも。自分自身も『肝っ玉母ちゃん』と豪語しています」(前出・スポーツ紙記者)その経験を活かし、ママタレとしての活躍にも期待したい!
2018年08月01日「NEWS」加藤シゲアキが主演する、7月スタートの新日曜ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」が先日クランクインを迎え、加藤さんが初日の感想を語った。本作は、「カイジ」「アカギ」などで知られる福本伸行の人気コミック「賭博覇王伝零」が原作。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、そこで挑戦者たちによる「命」をかけた壮絶なサバイバルゲームが繰り広げられる。加藤さんが演じるのは、そのサバイバルゲームに参加する宇海零。町の進学塾の非正規教員だが、その正体は現代社会の中で苦しむ弱者たちを救う「義賊」という裏社会のヒーロー。うだつのあがらない風貌に身を隠しながらも、自分が勝つことより他人が負けないことを選ぶ、ひとりの天才勝負師という役どころだ。今回迎えたクランクインでは、宇海零が勤務する進学塾のシーンから撮影がスタート。特進クラスという未来のエリートであるスーパー小学生相手に、数式の教鞭を取った加藤さん。「時をかける少女」など、先生役はこれまでもあったが、小学生の先生役は初めてとのこと。「命」をかけたサバイバルゲームがメインとなる今作だが、初日の撮影現場は終始和やかなムードに包まれていた。緊張感はあったものの、主演を務めた24時間テレビのドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」と同じスタッフが多かったため、「すごくリラックスして臨めた」と感想を語った加藤さん。また、これまでの先生役の経験から、「教壇からの“あの景色”もだんだん見慣れてきました(笑)」と言い、「小学生を教えたのは初めてだったと思いますが、みんなかわいらしく、初々しかったです。僕もこれくらいのときに、こういう生徒役をやっていたなと思い出して、懐かしく思うところもたくさんありました」とコメント。さらに、出演決定時は「自分にしかできないゼロを作り上げたい」と意気込んでいた加藤さん。「今日は、温和な表情の『表の顔』の撮影でしたが、今後、監督やスタッフの方々と話し合いながら、これから続く『裏の顔』も演じ分けていけたらと思っています。ここから、宇海零というキャラクターをどう魅力的にしていけるか、考えていければと思っています」と話している。「ゼロ 一獲千金ゲーム」は7月より毎週日曜日、日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月31日お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が9日、都内で行われたGYAO!オリジナル番組『ニュースな女子大生と加藤浩次』(3月27日より毎週火曜更新で配信)の合同取材会に、大学ミスコン出場者で構成されるユニット・キャンパスクイーンとともに出席した。同番組は、キャンパスクイーンが世の中の気になる情報をリサーチし、スタジオで加藤が評価を下だしていく情報バラエティー番組。この日、21名もの美女に囲まれて収録を行った感想を聞かれた加藤は「今度、娘が17(歳)になるから、娘と喋っているみたいですよね」と笑顔を見せ、「ビックリしたのが、みんなちゃんとしているなって思いました。僕らの時代はもっとダメなやつが多かったですよ(笑)。優秀な世代だと思います」と感心していた。しかし、物足りなかった部分もあったようで「もうちょっとバカなやつがいてほしかった(笑)」とコメントして笑いを誘い、「ここからは、本心はどう思っているのかというのを、僕が聞いていければなと思いますね。この番組を見たら『へー!』って、この世代の子ってそんなこと考えているんだって勉強できるような形にしていきたいですね。だから本音は必要だなと思います」と番組の未来を展望した。そんな加藤と共演した感想を聞かれると、慶応義塾大学4年の結城モエは「加藤さんは多岐に渡ってお仕事をされている方なので、博学というかいろんなことを深く知っていらっしゃって、私たち一人ひとりのプレゼンが中途半端だったり、生半可な感じで立ち向かっちゃうと、完全にやられるなと思いました」と語り、「もっと準備して、ディープなところの話を膨らませていって、そこを見て楽しんでもらえたらいいのかなって思いました」と目を輝かせた。さらに、今後どんな番組にしていきたいか聞かれると、慶応義塾大学4年の篠原かをりは「女子がいっぱい集まると、腹の探り合いから始まるなって思いました。みんな『友だちが…』ってしか言わないんですよ」と苦言を呈し、「その『私は違うけど友だちが…』っていう逃げをなくした、本気の殴り合いをしたいです。最終的にみんなが"ここでは話していいんだ"という空気を率先して作っていけたらいいかなって思います」と意気込むと、加藤から「わかってるねえ!」と絶賛された。また、番組のPRコメントを求められた加藤は「僕らの世代は『オールナイトフジ』などで女子大生ブームを経ていて、そのイメージが女子大生と思っていたんだけど、また違った女子大生に完全になっているなって思いました」と吐露し、「新たな時代の女子大生ブームがここから始まる可能性があるので、皆さんぜひご覧ください」とアピールした。
2018年03月23日深田恭子と松山ケンイチが妊活に励む夫婦役を、北村匠海と眞島秀和が“同性カップル”を演じる「隣の家族は青く見える」が1月18日から放送開始。北村さんと眞島さんのキスシーンにSNSが騒然とするなか、社会問題に向き合う姿勢への評価の声も上がっている。本作は「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「ラスト・シンデレラ」「ディア・シスター」などを手がけてきた脚本家・中谷まゆみ氏によるオリジナルストーリー。さまざまな家族が自分たちの意見を出し合いながら作り上げる集合住宅“コーポラティブハウス”に暮らす各家族の葛藤と成長をハートフルに描くヒューマンドラマとなっている。“子どもが欲しいカップル”を深田さんと松山さんが、“子どもが欲しくない女性とバツイチ男性のカップル”を平山浩行と高橋メアリージュンが、“虚栄心の強い専業主婦と失業夫カップル”を真飛聖と野間口徹が、そして“同性カップル”を北村さんと眞島さんがそれぞれ演じる。1話では北村さん演じる青木朔と眞島さん演じる広瀬渉の“ラブストーリー”と、深田さんと松山さん演じる五十嵐夫婦の“妊活”に視聴者の視線が注目した模様。北村さんと眞島さんのカップルには「最高に可愛い」「キャスティングしてくれた方、ありがとうございます」「スピンオフで見てみたい」などの声が殺到。特に北村さんには「若くして新境地ですごい」「こんなかわいい匠海くんが毎週見れるなんてしあわせー」といったツイートも数多く寄せられているほか、「表情がゲイとして描かれやすい「女の模倣」ではなく完全に純粋な「恋する人間」の香りしてる」とその演技を賞賛する投稿も。今作で北村さんを知ったという視聴者からの「めっちゃ可愛い!思って調べたら、北村匠海ってゆう人やった」というツイートもあり、今作で一気に北村さんの俳優としての認知度が上がったのは間違いなさそうだ。また深田さんと松山さん演じる五十嵐夫婦に対しても「不妊治療ってこんなに大変なんだね」というツイートが多数寄せられており、「現代の身近な問題が盛りだくさんで良い内容だった」「現代の日本の社会的問題を全部総括した感じ」などといった声も数多く見られた。次回の2話では朔(北村さん)が奈々(深田さん)と親しくなったことで、自分達の関係に気付かれるのを恐れた渉(眞島さん)と朔の仲に溝が生まれるほか、亮司(平山さん)の息子も登場するなど各家族の事情がさらに描かれていくようだ。現代社会が向き合っている“多様性”にまつわる様々な問題と正面切って向き合った感のある本作。「様々な問題を抱えた登場人物たちがどのような形で幸せを体現していくのか見届けたくなった」というツイートが象徴するように、多くの視聴者が自らを取り巻く環境と重ね合わせながら、物語の行く末を見守っているようだ。「隣の家族は青く見える」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(笠緒)
2018年01月19日香取慎吾と山崎弘也がMCを務める人気番組「おじゃMAP!!」。11月29日(水)放送の本番組は、ゲストに加藤浩次を迎え、「加藤浩次が香取慎吾とやりたいこと」を山崎さんがディレクターとなり、色々なことを仕込み、仕切ってロケしていく模様を放送する。香取さんと“ゆっくり飲みながら話がしたい”というリクエストに、加藤さん行きつけのスナックで“本音トーク”を展開。加藤さんは「あのときは本当にうれしかった」としみじみふり返る、香取さんにずっと伝えたかった“ある思い”を語り始める…。また今回、スペシャルゲストとして2002年放送のドラマ「人にやさしく」で共演した松岡充と須賀健太がサプライズ登場!当時の映像を見ながら、いまだから話せる思い出話が続出!4人同時の久々の再会に、ドラマの裏話やマル秘恋話が飛び出したり、ドラマ主題歌を全員で熱唱したりと、大盛り上がり。さらに加藤さんから、「あるモヤモヤしたことをスッキリさせたい」と発言が。それは、2014年の「27時間テレビ」で行った水上大相撲。そこで加藤さんと香取さんが対戦し、その結果、微妙なジャッジで加藤さんが勝利したため、モヤモヤした気持ちが3年間おさまらいのだとか。そこで今回、セットを再現して「水上大相撲」を開催。果たして結果は…?加藤浩次がゲストの「おじゃMAP!!」は11月29日(水)19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月27日2018年1月7日(日)東京・豊洲PITでベーシスト「ひなっち」こと日向秀和のベース道四半世紀を記念したライブ祭『HINA-MATSURI』が開催される。【チケット情報はこちら】日向秀和はストレイテナー、Nothing’s Carved In Stone、FULLARMORなど多くのバンドで活動。この日は上記3バンドのほか、日向と縁のあるLITE、Yasei Collectiveが出演。さらに、バンド活動と平行して数々のセッションを行っている彼ならではの “HINATA’S SESSION”と題した企画も行われる。セッション参加メンバーは日向秀和、大喜多崇規、KenKen、田中邦和、タブゾンビ、別所和洋、松下マサナオ。チケットの一般発売は11月26日(日)より。なお、一般発売に先がけて、プレリザーブを実施中。受付は11月7日(火)午後11時59分まで。■HINA-MATSURI日時:2018年1月7日(日)開場12:30 / 開演13:30会場:チームスマイル・豊洲PIT(ピット)(東京都)出演:ストレイテナー / Nothing’s Carved In Stone / FULLARMOR / LITE / Yasei Collective /HINATA’S SESSION(日向秀和 / 大喜多崇規 / KenKen / 田中邦和 / タブゾンビ / 別所和洋 / 松下マサナオ)料金:スタンディング4950円※ドリンク代別途必要。※未就学児童は入場不可。
2017年11月01日●大学を卒業したら地元で就職すると思っていた現在放送中の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『緊急取調室』、8月からスタートのWOWOW『連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~』と立て続けにドラマ、映画に出演する俳優・眞島秀和。独特の存在感で求められ続けている。6月17日公開の映画『心に吹く風』では、『冬のソナタ』ユン・ソクホ監督のもと、北海道の豊かな自然の中で初恋を蘇らせた。眞島は主役のリョウスケを演じ、高校時代に愛し合い23年ぶりに再会した男女が過ごす数日間が描き出された。俳優を志した意外と知られていないきっかけや、『フラガール』『怒り』等で知られる李相日監督との出会い、そして今回の映画でのユン監督とのやりとりなど、眞島本人に話を聞いた。○幸せな役があまりない――俳優を志したのは、大学生のときだそうですね。東京の大学に入ったのは、単純に地元の大学に落ちたからなんです。そのころは、大学を卒業したら地元に帰って就職しようと思ってたんですけどね。――ダンスをやっている友達を見て、自分も何かをやろうと思ったのがきっかけだとか……。そうです。同じ年頃の友人たちが、ダンスや音楽をしているのが、楽しそうに見えたんでしょうね。それで自分も俳優をやってみようと。でも、よく考えたら、10代のときから、すごくテレビを見るのが好きで、ドラマの中のセリフを自分でも言ってみたりとか、そういうことはしてたんです。だから、ちょっとは興味があったのかもしれないですね。ただ、自分が俳優になるということは全く考えてなかったです。――俳優をやろうと決めてからは、どんなことをしていたんでしょうか。劇団の研究生をやったり、仲間と自主映画を撮ったりしていました。――その後1999年、李相日監督の卒業制作『青~chong~』主演に抜擢されたのがデビューになりましたが、どんなきっかけで出演することになったんでしょうか。僕は俳優の養成所に通っていたんですけど、その養成所が、李監督のいた日本映画学校(現・日本映画大学)に「うちの研究生を使ってください」と資料を持参していたらしく、それがきっかけで映画に出ることができました。でも、主演できたとはいえ、まだ当時はどうなるかわからないと思っていました。――その後、転機はありましたか?『青~chong~』に出られたのも転機ですし、今の事務所に入れたこともあります。作品で言うなら、NHKの『海峡』(2007年)や、WOWOWの『なぜ君は絶望と闘えたのか』(2010年)だったのかなと思います。その2作で「この先もどんどんやっていって、年を重ねたらどうなるのかな」と思ったというのはあります。ただ、役をいただいて、それをいかに演じていくかということに対しての考えは、ずっと変わらないですね。――そして今では、毎クールドラマで眞島さんを見ないときはないくらいですが。自分としては、そんなにたくさんという感じではないんですけどね。いろんな役をやりたいので。それがこの仕事の楽しいところだし、なんでもやってみたいというシンプルな考えなんです。――今年ですと『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』や、『連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~』などのドラマに出られていますし、『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』にも、もうひとつのバイプレイヤーズとして出演されていましたが、ご自身で演じられる役には傾向はありますか?いろんな役があるし、それが楽しみでもあるんですが、幸せな人物の役があんまりないのかなとは思います(笑)。――いろんなドラマで眞島さんを見て、気になっている方もたくさんいるんじゃないかと思いますけど、ご自身が今の自分をどう捉えられてますか?結局、今になっても、この仕事を続けていくのは大変だなと実感しているし、だからこそやっていきたいなとは思っています。――これからこうなりたいという俳優像はありますか?仕事をしていると、先輩の役でこういうのがいいなとか、面白いなというのはたくさんあります。僕が50代、60代になったときに、そういう先輩たちの役を演じられていたらいいなと思いながらやっています。●初恋の思い出はしまってある○『冬のソナタ』を見返した――17日からは『心に吹く風』が公開されますが、ユン・ソクホ監督と初めてあったときのことを教えてください。面接を受けたときですね。そのときは、映画や役についていろいろ聞かれたというよりは、普段のことを話したり、世間話をした感じでした。ユン監督の作品は『冬のソナタ』や、スペシャルドラマを見たことはありました。やっぱり、とても話題になっていたので、どんな作品なのだろうという興味で見ました。今回も作品に出演することになって、また見返しました。――ユン監督と実際に撮影してみていかがでしたか?ユン監督の撮影スタイルが通常の撮影スタイルと違っていて、最初のほうは戸惑いました。通常は段取りを確認して、テストをして、それで本番に入ることが多いんですが、ユン監督は最初からカメラを回していて、それがもう本番なんです。この映画が「偶然」を大事にしているからなのかなと思いました。――ユン監督は、眞島さんが初恋の相手と再会して、高校時代の思い出の歌を歌うシーンで、眞島さんが演じるリョウスケが少し恥ずかしそうな雰囲気だったのを見て、日本と韓国の文化の差なのかなと思われたというエピソードを聞きましたが、そういう感情表現の違いは感じられましたか?実は、その初恋の歌を歌うシーンが、初めて撮影したシーンだったんです。それで、どういう風に演じるか、探りながらやっていたところ、そういう恥ずかしそうな感じになったのかもしれません。自分自身の感覚だと、照れくさいなと思う部分もあるんですけど、リョウスケというキャラクターは、照れないでいられる人だと思うので、監督の求めるものを演じたいとは思っていました。――映画の中で印象的だったシーンはありますか?ピアノのシーンですね。音楽を担当されたイ・ジスさんが実際に撮影現場で即興でピアノを弾いてくれて、すごく感動しました。それを聞いて、この音楽がひとつのテーマになるのだなと思ったし、物語に説得力を与える素敵な曲だと思いました。――ユン監督の要望というのはありましたか?リョウスケというキャラクターに関しては、アーティスト特有の頑固さを持ちながら、優しい男でいてくれということはありました。監督は、ヒロインの春香を演じる真田(麻垂美)さんと僕との2人がとにかく空気がいいようにと気を使ってくださって、それですごく楽しく撮影できました。○いろいろな縁があってここにいる――この映画は初恋がテーマですし、ユン監督も常に初恋をテーマに描かれてきた方ですが、眞島さんは初恋に対してはどういう考えを持たれてますか?ユン監督ほど語れないかもしれないけど、いい思い出としてどこかにしまってある感じですね。――ユン監督にも取材したんですが、ちゃんと話すには徹夜の覚悟がいりますよと言われました(笑)。眞島さんは、この映画のように初恋の人と再会したりは?そういうこともないですね。きっとユン監督もそうなんじゃないかな。――そうですね。ユン監督もあえて再会しなかったと言われていました。やっぱりそうですか。――最後に、『心に吹く風』を見られる方に、一言お願いします。大人のラブストーリーなんですけど、生きていく中で、誰しも初恋を胸に抱いていたり、いろんな偶然があったりするもんだと思うんですよ。だから、大人の人が見たら、そういう思いってあるんだ、偶然ってあるんだと思える作品になっているんじゃないかと思います。――眞島さんも偶然ってあるんだなと思うときはありますか?もちろんです。特にこの仕事って、偶然がたくさんあると思うし、いろんな縁があってここにいるんだなと思います。(C)松竹ブロードキャスティング(ヘアメイク:佐伯憂香 スタイリスト:M&E)<著者プロフィール>西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2017年06月13日「加藤とは、最初の4〜5年は連絡を取っていませんでした。でも、その期間も『遠藤(章造)や(田村)淳から僕の情報は入っていた』と言っていたので、加藤は僕の状況は知っていたようです。5年目くらいになって、加藤から『そろそろ考えていこうと思うんだ』と電話で言われました。加藤は『隠れないでいい。自分の立ち位置を確認したほうがいい』という考え方で、僕が肉巻きおにぎり店の店頭で働くことを認めてくれていたようでした。今になって思うのですが、そうした加藤の意見を聞いた遠藤や淳が、直接『加藤がこう言っていたよ』ではなく、会話の中で自然に僕に伝えてくれていたんですよね」 そう語るのは、不定期連載『中山秀征の語り合いたい人』第77回のゲスト・極楽とんぼの山本圭壱(49)。所属事務所は違えど、加藤浩次がアルバイトをしていた中目黒のバーで、20代前半から酒を酌み交わしていた中山と山本。久々の再会は10年ぶりに山本が復帰した吉本興業・東京本部。旧知の仲の2人がじっくり語り合ってくれました。 中山「2年前にこの連載で浩次と対談をしたときにも、『極楽とんぼの続きをやりたいんだ』って熱く語ってくれたよ」 山本「昨年は極楽とんぼとして全国ライブをやるために、加藤とよく打ち合わせをしていたのですが、10年前とはまったく違うんですよ。昔は夕方に集まって、朝方までずっと延々とやっていたんですよ。でも、今、加藤は平日は毎日『スッキリ!!』(日本テレビ系)があるので、昼13時くらいに集まって、17時なら17時、19時なら19時というように、決めた時間にきっちり終わって帰る。『すごいな、加藤。人って変われるんだな』って思いましたね(笑)」 中山「毎日生番組があると、体力的にも厳しいからね」 山本「でも、最初は逆にそれが気持ち悪くて、『えっ、もう終わり?もっとやったほうがいいんじゃない?』と言っていましたね。『今日は雑談だけの日だったな……』という日もあったりしますが、最近では“新生・極楽とんぼ”じゃないですけど、この形のほうがいいと思っています」 中山「新しいスタイルでね。われわれは同じ年で、今年50歳になる学年ですよね。大きな節目となりますが、今後の展望は?」 山本「極楽とんぼとしての方向性を見つめ直す1年になるかと思います。僕はとにかく目の前の仕事を泥臭く頑張って、すべて得点を取りにいこうと思っています。周りの方々に『山本、頑張ってるな』と認めていただけたら、もう1段上のステージに。1つずつ全力で丁寧に取り組むだけですね。この1年やってみて、どうなるかはわかりませんが、種まきの1〜2年だと思っています。まずは4月8日にはMBSラジオで『オレたちちょこっとやってまーす!』(土曜・25時20分〜)、4月27日にはAbemaTVで『極楽とんぼ KAKURU TV』(木曜・21時〜)がスタートしますので、頑張っていきたいですね!」
2017年04月07日フリーアナウンサーの加藤綾子が6日、都内で行われた「ウォーターマン×加藤綾子 クオリスますコラボレーションイベント」に出席した。高級筆記具ブランド「ウォーターマン」を展開しているニューウェル・ラバーメイド・ジャパンは、同商品の魅力を伝えるクリスマスコラボレーションイベントを開催。イベントにはスペシャルゲストとして招かれた加藤綾子が登場してトークショーを繰り広げた。同商品の最新コレクションでもある「メトロポリタン プライベート コレクション」のローズ色を意識したワンピース姿で登壇した加藤は「どれも素敵で個性的ですけど、私はローズの万年筆が一番好きです。ローズって元々好きな色で、エレガントさが一番あってとても魅力的だと思います」と話しながら、すでに使用したという同商品を「とても書き心地が良かったです。こんなにスラスラ書けるんだ~と思いましたし、細っとしたシルエットなので女性の手には馴染んで書きやすいんですよね」と絶賛した。イベント中にはお気に入りの同商品を使用して書いたメッセージも披露され、クリスマスと家族に対する思いをメッセージに込めた加藤は「クリスマスは家族と過ごすのがいいなと思って書きました。ちょっとしたことで『ありがとう』とは言いますが、改めて感謝することがないので、いいきっかけになりました」と笑顔だった。万年筆を紹介するイベントということで、ペンにまつわるエピソードについて「社会人になって初めての誕生日に友だちが素敵なペンをくれました。そういうペンを日常から使うことで日常がキラキラ輝く気がして。一歩大人の女性になった気分でした」とコメント。また、加藤はデジタル時代には珍しくペンでメモを取るタイプのようで「私は圧倒的に手書きですね。局員時代もレポートを提出する時はどう書くのかまず自分で書いて、ほぼ文章を完成させてからパソコンに向き合ってました」と意外な一面を明かしていた。
2016年12月06日歌手・ファンキー加藤さん(37)の不倫相手である、お笑いコンビ『アンタッチャブル』柴田英嗣さん(40)の元妻・Aさんが、女児を出産していたことがわかったと『スポーツ報知』が報じています。『スポーツ報知』によると、Aさんは今月中旬に女児を出産。 ファンキー加藤さんは子どもを認知し、数千万円もの養育費を支払っていくとのことです。Aさんには、元夫である柴田さんとの子どもが2人いますが、今回生まれたファンキー加藤さんの子どもも一緒に、シングルマザーとして育てていくそう。●ネット上では「本当にファンキー加藤の子?」「なぜ産んだの?」と疑問の声Aさんが女児を出産したこと、ファンキー加藤さんが数千万円もの養育費を支払うという報道について、ネット上では……『柴田の元妻、1番最悪。普通は子ども産めないよ…』『子どもがかわいそうすぎる』『柴田元嫁が一番悪いと思う…』『柴田の元妻Aさんって、一体何を考えているんだろう。すでにいる子どもも生まれてくる子どももかわいそう』『ファンキー加藤、これから仕事なくなるかもしれないのに、数千万なんて養育費を払えるの?』『本当にファンキー加藤の子なのかな?』『DNA鑑定したほうがいいんじゃない?』『不倫が事実でも、自分の子かどうかわからない。不特定多数と…って可能性もある』『子どもは何も悪くないけど、おめでとうって言ってもらえない出産はつらい』『柴田さんとのお子さん二人はどう思ってるんだろう』『幸せになる人が誰もいないのに、どうして産んだの?』『エグすぎる。自分が加藤の妻だったら耐えられない』など、柴田さんの元妻Aさんに対する疑問の声や批判の声が多数あがっていました。先日、『パピマミ』にて実施した『ファンキー加藤の“W不倫”騒動で一番ゲスなのは誰だと思いますか?』というアンケートでも、1位は70%(400人)というダントツの得票数で「アンタッチャブル柴田の元妻」という結果でした。一般人であるAさんにこれだけの批判が集まるとは、正直驚きです。Aさんはこの先、3人のお子さんの母親として、どのような人生を歩むのでしょうか。3人のお子さんがつらい思いをしないことを祈るばかりです……。【画像出典元】・ファンキー加藤オフィシャルブログPowered by Ameba/(文/パピマミ編集部)
2016年06月22日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、モデルとして活躍し、次世代のファッションアイコンとしても注目を集める加藤ジュンコさんです。デビューのきっかけは、インスタグラム。「いま所属している事務所の人が目を留めてくれて。インスタを褒めていただくことが多いんですが、よく『会うとイメージが違うね』と言われます(笑)。喋りだすと止まらないタイプなので」。プライベートでは、歯学部に通う大学生。「この春6年生になりました。私、歯の矯正で人生変わったと思っていて。私も誰かの人生をよりよくできるような歯医者になりたいんです」◇かとう・じゅんこ『ELLE girl』や『NYLON JAPAN』等の雑誌や広告などで活躍。ハイセンスなインテリア&ファッションはインスタグラム(@_katojun_)でチェック!◇自分への誕生日プレゼントに。『セリーヌ』の財布は大きさと色が気に入り、見た瞬間購入を決めました。◇冷凍庫の中身はアイスだらけ!?『ハーゲンダッツ』のアイスをお仕事でいただいて、毎日食べています!◇インテリアには人一倍こだわりが。シンプル&モダンな空間が好き。照明は最近買った『トム・ディクソン』。※『anan』2016年6月15日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年06月11日歌手であるファンキー加藤さんの“W不倫”報道が世間を大きく騒がせていますね。加藤さんの奥さんが妊娠中の不倫だったことから、“2016年で最悪のゲス不倫”とも言われています。しかし、実は妻が妊娠している間に不倫をしてしまう男性は少なくありません。妻の妊娠中に不倫が報道された芸能人には、俳優の小栗旬さんや森山未來さん、お笑い芸人の井戸田潤さんなどがいます。芸能人ではありませんが、元政治家の“育休議員”こと宮崎謙介さんも奥さんの妊娠中に浮気をしていましたね。好感度を売りにする芸能人ですらこのような不祥事を起こすのですから、一般人だって例外ではありません。なぜ彼らは妻の妊娠中に不倫をしてしまうのでしょうか。今回は、男性が妻の妊娠中に不倫をしてしまう理由についてご紹介いたします。●妻の妊娠中に不倫に走ってしまう理由4つ●(1)孤独や寂しさを感じるから『うちの旦那は私が2人目の妊娠中に浮気をしました。ものすごい剣幕で理由を問いつめたら、「かまってくれないから寂しかった」 と言い訳。あまりにも子どもじみた理由に呆れました』(29歳女性/2児のママ)女性は妊娠するとホルモンバランスが崩れたり出産の不安を抱えたりなど、心身ともに大きな変化が出てきます。毎日のように不安やストレスを抱えがちになるので、どうしても夫との接し方がそっけなくなってしまいます。妻に相手にされなくなった夫は、自然と家の外に癒しを求めるようになります。そんなときに自分の寂しさを埋めてくれる女性に出会ったら……親密な関係になるのは時間の問題と言えます。●(2)“父親になる”というプレッシャーからの逃避『できちゃった婚で結婚した私たちですが、夫は妊娠をとても喜んでくれていました。毎日のように一緒に育児書などを読んでは出産後の生活について話し合っていました。そんな矢先に夫の浮気が発覚。どうやら知らず知らずのうちにプレッシャーをかけすぎていた ようです』(33歳女性/3児のママ)“父親になる”ということに対してプレッシャーを感じてしまう男性は少なくありません。「自分に本当に子育てができるのか」「自分の給料で一家を養えるのか」などと常に頭の中に不安がよぎるようになります。そしていつしか、くつろぐはずの家庭が自分を縛る牢獄に思えてきて、外の世界に逃避したいという気持ちが強くなっていくのです。●(3)夜の夫婦生活がなくなる『ウチの旦那は完全に欲求不満で浮気してた。こっちが妊娠してるときに「何様だよ!」って感じでブチ切れました』(24歳女性/1児のママ)妊娠中はどうしても夜の営みが少なくなってしまうので、欲求不満に陥る男性は少なくない ようです。とくに妊娠中の女性の中には、そうした行為への嫌悪感が強くなっていることから、かなり厳しい言葉で夫の要求を拒む人もいます。愛する女性に拒まれて心に傷を負った男性は、自分を癒やしてくれる他の女性へと目が行っていまうのです。●(4)これまでの不満が爆発する『妊娠期間中は不安やストレスが強かったので、夫につらく当たっていました。そんな毎日を送っていたら、ある日夫が突然激怒してこれまでの不満を全部ぶつけられました。それ以来、浮気をされるようになりました』(35歳女性/1児のシングルマザー)妊娠中は夫婦関係がギクシャクしがちですが、それを機にため込んでいた不満が爆発してしまう というケースもあるようです。妻への愛情が冷めてしまった男性は、それまで抑えていた浮気願望を一気に出してしまいます。●夫の不倫を予防するために妊娠中の夫の不倫を予防するには、何よりもコミュニケーションを取っておくことが大切です。ホルモンバランスの乱れによって情緒不安定になることも多いと思いますが、夫としっかり会話をして心の交流を図りましょう。夫が不倫に走る大きな要因の一つである“孤独感”を拭い取ってあげる ことが何よりも重要なのです。どうしても夫につらく当たってしまうという人は、カラオケで熱唱したり映画を見て号泣したりといったストレス発散をすることをオススメします。妊娠期間中は夫も妻も心に余裕がなくなりがちです。「なんで自分が」と思うかもしれませんが、まずはあなたから夫に歩み寄ってみてはいかがでしょうか?●文章/パピマミ編集部
2016年06月09日