メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「好きな人がいますが、男の人とお付き合いしたことがなく、前に進むことがとても怖い」という、ラムさん(35歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ラムさんのお悩み35歳なのに、今まで男の人とお付き合いしたことがありません。この歳になれば同級生はもちろん後輩も結婚出産していく中で、焦りがあります。今までには飲み会やら紹介などもありましたし、私のことを良いと思ってくれる方も少しですがいました。しかし、そういう人に限って私の好きなタイプとは真逆なんです。そういう人から好かれても嬉しいというより、気持ちを押し付けられてるようで窮屈に感じてしまいますし、経験がないのでどうしたらいいのかわかりません。接客業なので、プライベートまで人に合わせるのが疲れてしまって…。 現在、好きな人はいますが過去に振られた経験しかないので、前に進むことがとても怖いです。私はどうしたら恋愛&結婚ができるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりラムさんこんにちは、心理カウンセラーの小林威之です。今回のどうしたら恋愛と結婚ができるかというご相談ですが、まずは質問をさせて頂きます。ラムさんが考える「ステキな恋愛、結婚」とはどんな感じですか? その答えをマジマジと見つめてみて、本当にその答えがラムさんの心がときめく答えなのでしょうか? そこがポイントだと思っています。ラムさんが本当に望んでいる恋愛や結婚であれば、いずれその幸せがやってくると思います。ただ、ラムさんが心から望んでいるものとは違うもの、例えば、友達、同僚から幸せそうに見られたい、つまり見栄をはってしまっていたり、親が喜んでくれそうな相手を探していたり、テレビや雑誌などの情報で「これが幸せな恋愛、結婚」っていうのをまるまる信じていたり、ラムさんの心の中にある幸せに目を向けず外側ばかりに目を向けていると、幸せが近づきそうで意外と遠かったりします。自分の外側ばかり気にしているとつい力が入ってしまったり、よく見られたいと思って頑張りすぎたり、失敗したくないって思って二の足を踏んでしまったり、なんだか誰かを好きになってもとても疲れてしまうと思います。まずは自分が心から幸せって感じることに注力してみてください。話題が豊富でいっぱい話してくれる人が好きなのか、逆に私の話をたくさん聞いてくれる人が好きなのか、一緒に旅行に行ってくれる人が好きなのか、まったりカフェで一緒に過ごしてくれる人が好きなのか。はたまたイケメンが好きでもいいですし、お金をいっぱい持っている人が好きでもいいです。どんな「好き」にでも○×をつけないでいてあげてくださいね。自分が描いた幸せの中にステキな恋愛や結婚がありますので。彼氏や友達、仕事や会社、ましてや親やお金、ブランド物が私を幸せにしてくれるわけではありません。相手に合わせるのではなく、自分の幸せに相手にも付き合ってもらう感じです。お互いがそんな感じならとても幸せですよね。そして恋愛がうまくいくコツとして、相手に対して「あ、なんかイヤな感じがするな」って思ったとき、もちろん直ぐに次の人を探してもいいのですが、まず試して頂きたいのが、「お父さんみたいな人を好きになってもいい」ってつぶやいてみてください。ついお父さんのイヤな部分、嫌いなところを持っている男の人を遠ざけている時があります。昔、自分がイヤな思いをしたとして、その嫌いな部分を彼氏が持っていても、もしかしたら、あなたの幸せに付き合ってくれる人なのかもしれません。あきらめるには、ちょっともったいないと思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年10月14日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「真似すること、されることが嫌だ」というきらりんさん(36歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■きらりんさんのお悩み私はカウンセラーを目指して少しずつ叶えようとしておりますが、ある一つの感情が邪魔をします。それは「真似をしてはいけない」です。「こんなことを体験して克服した…、そのことをブログの記事にしようと思うのですが、他のカウンセラーさんが同じようなことを書いていた…じゃあ真似になるから辞めよう…、こんな専門のカウンセラーになろう! でもあの人が同じような専門でやってるから無理だわ~、真似になる…辞めよう」という具合で真似をしたらいけないって思ってしまいます。そして逆も、すごくイヤで真似されるのもイヤなんです。髪型真似された…、服装真似された…、持ち物真似された…。どうしたら真似しても良いと気持ちを切り替えられるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりきっと、きらりんさんには、誰かに真似をされて嫌な気持ちになった経験があるんですね。「髪型を真似された。服を真似された。持ち物を真似された。」そのときどんな気分になったんでしょうね。「私の盗られた!」「私の物なのに!」「私が特別なのに」といったところでしょうか。きらりんさんは、「自分だけのもの」「自分だけの特別感」というものに憧れや渇望にも似た気持ちを抱きませんか? ためしに次の言葉を言ってみてください。「私だけを見て」「私の物を盗らないで」「私だけ特別扱いして」「私のこと好き?」言ってみてどうでしょう? 何かが心の琴線に触れませんか? 「あのとき」本当は心の奥に湧いた言葉。言いたかったけど、言えなかった言葉のような感じがしないでしょうか? もし、ここに挙げた言葉を言ってみることで、心の奥底にある本当の気持ちが揺れ動くような気がしたなら「ああ、私は特別でいたかったんだなぁ」と気づくだけで、まずは良いと思います。ところで、きらりんさんは「守破離」という言葉を聞いたことはありますか? 辞書を引くとこのように書かれています。守破離【剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。】私は楽器やペン習字や日舞を習っていたので、よくこの「守破離」という言葉を意識します。なにをはじめるにせよ、最初は「守」ばかりです。きらりんさんの嫌悪されている「真似」です。先生の、師匠の真似をする。お手本通りになぞっていく。先生のように演奏しよう。お手本の文字をなぞろう。先生のように舞おう。その姿勢は、私にとってはカウンセリングでも同じでした。師匠である心屋仁之助さんの真似をしようと思っていました。楽器もペン習字も日舞もカウンセリングも、「真似よう、真似よう、真似よう、真似よう」としているので、似てきます。が、どうしてもお手本そのものにはなれません。どうしても、どうがんばっても目指しているのもそのものにはなれません。それはもちろん目指しているものと比べて、欠けている部分もあるのですが、出ている部分もあったりします。出ている部分は自分ではなかなか気づかなかったりしますけどね。それが個性というものだったり、独自性というものなのではないでしょうか。私はそう思います。どうしたって、自分色が出てきてしまうんです。どの分野にせよ、ほぼすべてが真似や模倣からはじまっています。完全100%オリジナルの物が生み出せるのは真の天才というべき人だけなのではないでしょうか?(100%オリジナルなんていう物があるのかどうか分かりませんが)きらりんさんは、「あんなふうになりたいな」「憧れるな」と思う人の真似から初めていいんですよ。むしろ徹底的に真似してください。たぶん、最初は自分の独創性のなさに嫌気がさして、すぐやめたくなると思います。そんな時はこうつぶやいてみてください。「つまらなくてもいい」「二番煎じ、三番煎じでもいい」と、つぶやきながら、つまらないブログを書き続けてみてください。単調な、どこまで続くとも知れない人真似の先にきらりんと輝く個性が光り輝くはずです。大丈夫です、きらりんさんの中にはかならず個性が詰まっていますから。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年10月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人一倍頑張ってきたけど、何もうまくいきません」という、いちじくさん(36歳・団体職員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■いちじくさんのお悩み今まで人一倍頑張って挑戦してきましたが、何もうまくいきません。夢も必ず直前で事件がおきて破れます。七転び八起きというようにしてきたつもりですが、今は明日に希望が持てません。 ですが、自分がどれだけ幸せか理解してるつもりです。衣食住も確保され、家族、友達も大好きですし、仕事もあります。笑いも生活にあります。これ以上望んではいけないのでしょうが、楽しい明日が描けません。そして、焦燥感にかられます。どうしたら希望が持てるのでしょうか。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりいちじくさんへ。こんにちは 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。いただいたご相談を読ませてもらったのですが、いちじくさんは人一倍頑張って来られたのに、うまくいかないことばかりだったご様子で、自分の心で感じることを、いつしか封じ込めてしまわれたように感じました。衣食住や友達や仕事もあって理屈では一見幸せのようですが、封じ込めてしまった心がとても虚しくうずくまって泣いているように感じます。嬉しい、楽しい、さみしい、かなしい、悔しい、怒り、喜びなど心が感じることを忘れてしまってあるように思いました。私が長年そうだったのですけど、いちじくさんのように私も人一倍頑張り屋さんでした。親の都合と家庭の事情で幼稚園4つ小学校3つ中学校2つの転校を繰り返したので自分の居場所を作ろうとする度、壊されて奪われてしまう感じが何度もしていました。なので、高校はどんなに嫌なことがあっても自分の感情も気持ちも圧し殺して歯を食いしばって我慢して入学した学校を卒業しました。そうして社会人になったのですが、私の心は楽しくなかったのです。理屈や理論で頑張って来ましたが、心を閉じてしまっていたので、自分自身が何を感じているのかさえわからなくなっており、自分も他人も信用せず信用できずにいました。甘えることも迷惑かけることも自分に禁止して、頼ることも任せることもできずに、何でも我慢して、何でも遠慮して、ひとりでずっと頑張り続けていました。そして、いつも満たされず誰かや何かと比較して焦っていて、自分を急き立てて追い立ててしまい、心は虚しくてちっとも豊かではありませんでした。私は人一倍こんなに頑張って来たのに、何が間違っていたんだろう…と途方に暮れる日々を過ごしました。いちじくさん、夢を次々と叶えているうちの塾長を見ているとね、自分がが頑張るのをまったくやめているのですよ。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せているのですよ。そうすると周りの人たちが次々と腕前を発揮してくれて、勝手に夢を叶えてくれるそうなんです。そこで、実は私もまだやり始めたばかりなのですが、今頑張ることをやめてみています。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてお仕事も来月から3ヶ月間お休みすることに決めたのです。そうしたら、そのお休みを覚悟した日からいつも無意識に焦っていた気持ちはなぜか日に日に消えてしまったように感じなくなり、なんだか助けられて支えられて守られているようなことが次々起こり、とても穏やか気持ちなのです。今まで私ばっかり頑張っていたと思っていたのだけれど、いろんなところで、いろんなカタチで、いろんな方々に助けられて支えられて守られていたことが見えなかったのかもしれません。自分で手柄をあげることばかり必死で、頑張ることばっかりに意識を取られていて、人のやさしさや心の豊かさに気づけなかったのかもしれません。いちじくさんも自分が頑張るのをどうぞやめてみてくださいね。周りのひとに頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてみることをお試しくださいね。いちじくさんの焦燥感が日に日に消えて感じなくなり穏やかに過ごされますこと、とっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月23日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「摂食障害でした」という、ミッキーさん(20歳・学生)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ミッキーさんのお悩み私は5年間摂食障害でした。やっと心も回復してきて健康的で魅力的な女性になりたいと思えるようになってきましたが、どこかスッキリせずなぜか太ることへの恐怖が少し残ってふっきれず、モヤモヤが続いてます、確かに過去はがっちりしたからだでしたが肥満ではなかったのですが、前みたいにはなりたくないという気持ちもあります。どうすれば食や体重に、振り回されず幸せな気持ちで生きられますか? ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりミッキーさん、5年間、しんどかったですね。今は、回復したとのこと、何よりです。「健康的」が、私も目指すところです!しかも、女性の魅力である丸み(セクシーさ)は、脂肪でつくられるので、その点でもある程度あった方がいいですしね! さて、摂食障害は、一般的にも、私のカウンセリング経験上でも、根本には「母親との関係」が大きく関わっていることが多いです。お母さんに甘えられなかったり、愛されていないと感じているなどです。ミッキーさんは、いかがですか? もし、そうなら、この機会に向き合ってみるのもいいですね。もちろん、今は、回復したとのことですし、必要があれば、向き合わざるをえないことが起こるでしょうから、そのときでもいいですよ。いずれにしても「どうせ、愛されてるし」って、たくさん呟くことから始めてみて。「前みたいにはなりたくない」気持ちがあるとのことですが、前のようになると、どんな悪いことが起こると思っていますか? 何を言われそう? どう思われそう?「太ったね」と言われたら、なんて言われたような気がする? 「体型が前のようになること」そのものより、本当は、今挙げてもらったこと、つまり、そのせいで起こった、被ったと思っていることを、再び体験するのが怖いのではないですか? 「前みたいになると、絶対○○される、言われる」と信じてしまっている状態です。前みたいになっても、それらが起こらないとしたら、どうですか? 恐怖が和らぎませんか? まずは、「起こらないかも~」と、そっちの可能性の方が大きいことを知ってくださいね。その上で、「そうされてもいい」「そう言われてもいい」とたくさん呟いてみて。その覚悟で腹をくくること! それが恐怖をふっとばす強さのもとですよ。ちなみに、そうされたり、そう言われたとき、前はどうしていましたか? ぐっとこらえたかしら? 本当はなんて言いたかったですか? 今度は、それ、言ってもいいんです! 平気なフリをしたり、甘んじなくてもいいですからね。さて、摂食障害のご相談も多く寄せられているので、そんな方のために、ここでもう少しお話させていただきますね。ミッキーさんの摂食障害は、拒食症でしたか? 過食症でしたか? 拒食症の方には、完ぺき主義でストイックな方が多いように思います。自分をコントロールできなくなることへの恐れもありますね。だから、「中途半端でいい」「(食べることが)止まらなくなってもいい」「堕落してもいい」と呟いてほしいです。そして、過食症の方は、罪悪感を持ちやすく、意志が弱いと自分を責めがちな方が多いように思います。「こんな私でも、大丈夫、ダメじゃない」「まぁ、よい」って呟いて! 吐かなくてよいよ~。また、寂しさを食べ物で埋めようとするきらいがありますから、寂しいときは、その寂しさをいやがらずに、じっくり「寂しいよ~」って口に出しだしながら味わってくださいね。両者とも、太ることにバツをしてること、0か100か思考という点では一緒です(過食症の方も、食べ吐きする方がほとんどで、「食べたことを、なかったことにする」つまり、0にするのです)。だから、「太ってもいい」「中途半端でいい」が魔法の言葉になりますよ。もうひとつの共通点は、「頑張ること」に○をしていること。拒食症の方は、頑張ってこれちゃった人で、過食症の方が、頑張れない自分を責めてきた人なんじゃないかなぁ。だから、「がんばらなくてもいい」「がんばれなくてもいい」「ちゃらんぽらんでいい」も魔法の言葉になります。ここでご紹介した言葉を呟いてみて、ザワザワする言葉、拒否したくなる言葉をいっぱい呟いてみてくださいね。「おいしくいただく」喜びを味わいましょう。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月16日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「両親に対する怒りを乗り越えたい」という、チロルさん(33歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■チロルさんのお悩みネガティブを克服したくて5年ほど前から学校に通ったり、心屋さんの本を読んだりセミナーに通ったり様々なことをしてきました。そのお陰で、本当に少しずつではありますが前に進んでいるなとも思えるようになりました。ただ、そういうことをすればするほど、いきつくところは両親。学べば学ぶほど、落ち込みと怒りがこみ上げてきて、どんどん両親のことが嫌いになってきます。そして、学びの中で気づいた私の悪いクセを目の前でされ、そしてそれを自分がやっていることに気づかず私に注意してきます。堂々めぐりで辛いです。どのように乗り越えていったらいいでしょうか。アドバイス宜しくお願いします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりチロルさん、こんにちは。ネガティブな自分が嫌で、何とか克服しようと心のことを学んで来られたのですね。その過程で、この心屋仁之助塾ページを見つけてくださりありがとうございます! ネガティブな自分、私も大嫌いでした。後ろ向きな姿勢、何でも悪く取ってしまう考え方、悪運を引き寄せそうな口癖(笑)。直そうとすればするほど、自分のダメなところが目について落ち込み、重苦しいオーラをまとっていたのではないかと思います。学びの中で気づいたチロルさんご自身のクセに対して、ご両親がダメ出ししてくるのが嫌なのですね。でも、よく考えると指摘してくる本人(両親)こそ無意識にそのクセが出ているのです。これはどういうことかというと、彼らはチロルさんに×をつけているようで、そのクセを持っている「自分自身」に×を付けているということです。つまり、あなたは悪くないのです。それをダメなことだと信じている彼らの価値観によって、自分を否定されているように感じているだけとも言えます。とはいえ、辛いですよね。チロルさんは本当は、そこを否定せずにまるごと受け入れて欲しかったのかもしれません。私は、ネガティブは克服するものではないと考えています。そう、本来人間はネガティブとポジティブ両方あって完璧な存在。欠けていたり、ネガティブなところがあるからこそ、私たちはお互い豊かに関わっていけるのだと思っています。そんな豊かさをたくさん持っている自分のことを、まずご自身が許し、受け止めることはできそうですか? 例えば、つい愛想笑いをしてしまう自分でもいいと許す…。否定的な言葉を使ってしまう自分が嫌いだけど、許すためにあえて禁止していること(たくさんグチややっかみを言うなど)をしてみてもいいですね。ネガティブは排除したり乗り越えるのではなく許し、共存するものだから。こんな風に自分を許せて来ると、次はご両親に対しても寛容になれるでしょう。もしくは客観的に「この人たちはこれをダメだと思っているんだな」と切り離すことができます。相手に対して寛容になれると、相手の真意がようやく見えてくることがあります。例えば今までダメ出しされていたと思っていたことが、実は両親にとって愛情表現だった、などなど。いまチロルさんは、バランスの取れた自分になっていく途中なのかもしれませんね。どんな自分も可愛がれる豊かな日々を味わって行くことを応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分から別れを切り出すメールして後悔している」という、ムーミンさん(37歳・事務職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ムーミンさんのお悩み恋愛に奥手で今まで恋愛をしたことがありませんでしたが、2年前に友達の紹介で知り合った方がいて、月1回くらいですがデートを重ねていました。でも、回数を重ねても付き合おうとか体の関係になることもなかったので、メールで私から会うのを辞めようと送ってしまいました。相手からは「このままズルズル会うのはまずいし悪いと思ってました」と返信がありました。その時は大泣きして忘れようと決めましたが、心が辛すぎて、相手に「努力をするからまた会ってほしい」とメールしましたが、返信はありません。潔く別れを告げましたが、自分が思っていたより相手のことが好きだったことに気づいて、別れを切り出すメールしてしまったことに後悔で今後どうしたらいいのかわからないんです。私はどうしたらよかったのでしょうか。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりムーミンさん、初めまして。心理カウンセラーの小林威之です。お悩み拝見致しました。大切な彼とのお別れはとても辛い決断だったと思います。月1回のデートが、どこかムーミンさんの心の拠り所にもなっていたのかもしれません。ムーミンさんが彼を大事にしたいという気持ちも、ムーミンさんのことを彼が大切にしてほしいという気持ちも、切ないですがとてもステキだと思います。お別れを切り出してしまって後悔されているとのことですが、過去の選択が正しかったか間違っていたかは、その選択をする時点ではわからないものです。そのときは正しいと思っていたことも、後になって自分自身を苦しめたりしてしまいます。ですので、その決断をしてしまった自分を責めないであげてくださいね。そのときは精一杯、相手のことを、そして自分のことを大切にしていたんだと信じてみてください。そして、今は苦しいかもしれませんが、あの決断があったから今が幸せって時もくるかもしれません。過去の積み重ねで未来ができているわけではなく決断の数だけ自分らしいステキな未来が訪れると思っています。決断は「正しい」「間違ってる」で選ぶのではなく、ムーミンさんが「好き」か「嫌い」かで選ぶのがコツです。どんな決断でもかまいません。何か資格を取ってみる、ランチに何を食べる、転職をする、誰かとお付き合いをしてみる…、どんな決断も大切な決断です。「正しい」「間違ってる」は自分の本音ではなく、周りの人の空気を読んだり、いい人だと思ってもらいたかったり、うまくいかなかったときの言い訳に使っていまいます。それも悪くはないのですが、好きな人とステキなパートナーシップを築くには、ムーミンさんの本音を相手にちゃんと伝えると、ちゃんと理解してくれる方が現れますので。「好き」か「嫌い」で選ぶというのは一見わがままと感じるかもしれませんし、そもそも、好きとか嫌いで選ぶというのがわからないかもしれません。でも、何かを決めるときにまずはムーミンさん自身に聞いてみてほしいのです。それをすると嬉しいのか楽しいのか、寂しいのか面白くないのか、まずは自分の感情をちゃんと確認してほしいのです。ムーミンさんが「好き」をたくさん集めていくと、どんどん自分のことを好きになり自信も増えていきます。誰かがユーミンさんを幸せにしてくれるのではなく、自分がこうなれたら幸せって思えた中にパートナーも夢もついてくると思っています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月02日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼との結婚を待つべきか、別れるべきか」と悩むまおさん(32歳・看護師)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。画像:(c)taka - Fotolia.com■まおさんのお悩み付き合って3年目の一つ下の彼氏とのことです。付き合った当初から彼が結婚に前向きでお互いの両親にも会い、すぐ結婚だと思っていました。しかし結婚前に同棲を始めたこと、彼が昇進したことなどが重なり結婚は今すぐじゃなくてもと言うようになりました。不安でしたが両親にも会ってくれたしと同棲を続けました。それから1年半経ち、九州へ彼が転勤になりました。私は結婚してついていきたかったのですが、彼は落ち着くまでは結婚できないと。泣く泣く遠距離恋愛をしています。私も年齢的にも距離的にも長くは待てないと言っています。彼はまだ社会人となって4年で守りに入りたくないと言います。彼は私を結婚相手とは見ていなくて単に逃げているだけだと感じていますが、普段は仲が良くできれば彼と結婚したい思いがあります。彼がその気になるまで待つのは辛いです。追い詰めたくないけど期限を決めて決断できないなら別れを選んだ方がいいのか悩んでいます。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより32歳。付き合って3年目。それは悩みますよねぇ。私も同世代なので気持ちはとても分かります。気持ちは分かりますが「AとBどっちにしようか悩んでます」という方はだいたいほぼ100%、どちらにするかは自分で決めています。こういった質問をする方が本当に聞きたいことは「Aにしたいのですが、この選択で間違っていないですか?」ということだと思います。私はそれで幸せになれますか? 後悔しませんか? ということを、聞いているのだと思うんです。たとえば、3年付き合って結婚まで考えた彼と別れて、次の人を探す。…面倒ですよね。イチから恋愛して、関係性を深めて、結婚。本当にそんな人と出会えるのか、という不安も出てくるかと思います。それではもう一方の選択肢、今の彼を信じて待ち続ける。…いつになるか分からない。年齢のこともあるし、袋小路になるような気がして不安ですよね。こう言った状況は、人が岐路に立たされたとき、共通に感じる不安のパターンだと思うのです。職場を変わろうかと思う。今のままの場所で地道に続けていった方がいいのか。それとも勇気を出して変わった方がいいのか。留学するか、しないか。結婚するか、しないか。やるか、やらないか。心屋の考え方を知ってる方に最近よく聞かれることがあります。「心屋では損する方を選べといいますが、この場合どちらが損する方ですか?」そんな二者択一の質問。結局「どちらを選んだら、正解ですか?」「どちらを選んだら、幸せになりますか?」ということを聞いているんですよね。失敗したくないし、うまくいく未来がほしい。気持ちは分かりますが、失敗してもいいから自分が「したい」と思う方を選ぶのが一番だと思います。こう考えてはどうでしょう? 新しい恋をするも、今の彼を信じて待ち続けるもどちらを選んでも自分は幸せになれる。「どっちを選んでも、私は、幸せになれる」そんな前提なら、まおさんはどちらを選びますか?別れるか。続けるか。まおさんはどちらにしたいですか?どちらにしたら「いい」か。どちらにする「べき」か。どちらにしたら「間違えない」か。そういった基準で選ぶのではなく、自分の気持ちとしてはどちらに「したい」のか。どちらを選んでも、後悔するかもしれない要素があるんですよね。その後悔するかもしれない要素を受け入れてみてください。それが心屋が言っている「損してもいい」ということの意味です。「後悔してもいいから、別れよう」「後悔してもいいから、信じて待とう」大丈夫です。どちらを選んでも、まおさんは幸せになれます。まおさん自身で決断して、扉を開いてみてください。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼と別れて、何をすべきかわからない」という、RUNさん(25歳・接客業)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。画像:(c)beeboys - Fotolia.com■RUNさんのお悩み最近彼と別れ、今までしたいことなどを自由にはなったのですが、それと同時にこの先どうなるのか、どうなるべきなのかをとても考えてしまいます。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりRUNさん、こんにちは。お悩みを読ませていただきました。彼と別れて自由になったけれども、この先どうなるのか、どうなるべきなのかを考えてしまうのですね。RUNさんはまだ25歳でお若いですから、人生もまだまだ長いです。だからそのように考えてしまう気持ちはよくわかりますよ。そして、先が長いからこそ、選択肢の幅が広すぎてわけがわからなくなるのかもしれません。詳しくはわかりませんが、もしかしたら彼とお付き合いしている時は、彼に遠慮したり、どう思れるかを気にしてできないことがあったのでしょうか。彼の意向を尊重したり、彼との時間を優先していたのでしょうか。お付き合いしている方がいない期間というのは、すべての時間を自分のために使えるというメリットがありますね。そんなRUNさんにオススメしたいことがあります。まずは、ノートを広げて、今、「やりたくないのにやっていること」を書き出してみてください。どんなことでもいいです。大きなことから小さいことまで。そして次は、「やりたいと思っていたのに、何故か躊躇してやっていないこと」を書き出してみてください。時間がないからとか、お金がないからとか、今はキリが悪いからとか、全く経験がないからとか、一目が気になるからとか躊躇していた理由はマチマチなことでしょう。書き出しましたか? たぶん、いくつか、もしくはたくさん書けたかもしれませんね。そうしましたら、「やりたくないのにやっていること」の中から一つ選び、今日からやめてみてください。簡単なことでいいですよ。一つやめると、それをしていた時間が空きますよね。その時間で「やりたいのにやっていなかったこと」を一つ始めましょう。これも簡単なことでいいです。これは「好き」「嫌い」で選ぶ、選択の練習にもなりますし、人生を変えるシンプルで即効性のある方法です。実は「これからどうなるべき」の正解はありませんよね。それは一人一人がその時その時考えることで、たぶん時間の経過や年齢と共に変わっていくものでしょう。ですので「どうなるべき」を考えても、答えは出ないかもしれません。そして「どうなるのか」はもっとわからないことです。誰にもわかりません。RUNさんが、一つ一つ、自分の好きなこと、やりたいことを選んで、行動して、積み重ねていくと、自分らしく、オリジナルな人生を歩めると思います。「やりたくないこと」「やりたいこと」を書き出して、我慢せず、人がどう思うかを気にせず始めてみてください。自由というのは、選べるということ。そして、好き、嫌いで選んでもいいということ。やりたいけれど躊躇していたことを始めることで、何かが動きだしたり変化していきます。人生はどうなるのかわからないから面白いし「どうなるべき」はありませんから、自分の好きに選んでみてくださいね。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月19日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「痩せたい!」という、あゆあゆさん(33歳・トラック運転手)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。画像:(c)miiko - Fotolia.com■あゆあゆさんのお悩みくだらないかと思われる事と思いますが私にとっては切実かつ恥ずかしい話で誰にも話せません。実はダイエットの成功と失敗を繰り返してもう20年以上経ち、今もってまだ成功していません。どうしても痩せたいです。怒られるかもしれませんが、痩せることで全てが解決すると思っています。自分の意志の弱さにうんざりしてメンタルもぐちゃぐちゃです。どうすれば一生太らない体と意志の強い心を持てますか。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりあゆあゆさん、全然、くだらなくないですよ。ダイエットに何度も挑戦している人、いろんなダイエットを試しては挫折している人も多いことかと思います。恥ずかしいことでも何でもありませんから、安心してくださいね。さて、「痩せる事で全てが解決すると思っている」とのこと、怒りはしませんが、「それは幻想ですよ」と言っちゃいます(笑)。そんなあゆあゆさんへの根本アプローチを、2つご紹介しますね。ひとつは、あゆあゆさんが、解決したいことって何でしょうか? もしかすると、全ての原因を「太っているせい」にしているだけかもしれませんよ。こんな自分であるのも、あれができないのも、あの人の私への対応も、きっと、いや、絶対、私が太っているからだって…。もし、そう思っているのだとしたら、それ、濡れ衣、ダミーの可能性が高いです。長年抱える悩みは、潜在意識では、そうであることにメリットを感じているものです。例えば、原因がいろいろあるとダメダメな自分ってことになっちゃうし、ひとつにしておいた方が楽だし…。そうであり続ける以上、本当の問題を見なくても済む、できなくても仕方がない、諦めのつくことが多いのかもしれません。だとしたら、それがなくなってしまったら、困りますもんね。だから、手放したくないって…。あゆあゆさんは、太っていることで、何ができないと思っていますか? どんなことを諦め、どんなことに甘んじなければいけないと思っていますか? でも、それ、太っていてもできていてる人、甘んじてない人、いますよね? いないと思ったら、ぜひ、探してみてくださいね。「太っているから」は理由にならないことを知ってください。逆に、痩せたら何ができると思っていますか? 何がしたいですか? 痩せて、問題が全部解決したら、どんな風に過ごしていると思いますか? それ、痩せるのを待たなくてもいいです。順番が逆です。先に、やっちゃってくださいね。痩せている人の生活を先にしてみて。私も、ノースリーブを着てみたいけど、二の腕が気になって着られなかったのですが、えいやっと先に着てしまいました。そして、ふたつめは、つい食べてしまうのは、ストレスからくるものかもしれません。普段の生活で、ダメな自分を隠そうとしたり、我慢したり、緊張していませんか? 例えば、頂いた文面からわかるだけでも「くだらないと思われること」や「怒られること」を恐れていたり、自分の恥ずかしい部分を誰にも話せずにいたりしますよね? 他にもいろいろあるのではないでしょうか? 意志が弱いと自分を責めることもストレスとなって悪循環だったりしますよ。もう恥ずかしい自分を隠すのをやめて、人に話しちゃいましょう。それがあなたの魅力です。我慢せずに、したいことをして、言いたいことを言いましょう。そして、恐れていることは、「そうなってもいい!」と腹をくくること。そうしたら、もう、むやみに食べなくてもよくなるのです。これらは、直接痩せることとは関係ないように感じるかもしれませんね。が、いろいろやってみてうまくいかなかったあゆあゆさんだからこそ、ぜひ、試してほしいのです。もう痩せようと頑張らないで。なぜなら、痩せようと頑張るということは、「太っている自分」が前提、セルフイメージってこと…。人は、自分が思っている通りになるからです。これらをしていたら、放っておいても勝手に痩せていくものだと思っておいてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月12日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼氏とケンカばかりでへとへとに…」という、wakaさん(25歳・サービス業)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。画像:(c)Tom Wang - Fotolia.com■wakaさんのお悩み彼氏と同棲を始めて1年ほど経つのですが、喧嘩ばかりです。育った環境が違うので、考え方も習慣も違うことばかり。最初の頃は、違いを受け止め、自分の気持ちを押し殺して彼のペースに合わせたり、彼を怒らせないように必死に気を使っていました。けれど、自分の気持ちや、やり方を徐々に伝えるようになってからというもの、彼との争いが絶えません。お互いをよく知るチャンスだといつも自分に言い聞かせてるのですが、話し合いがヒートアップすると、いつの間にやらバトルへと変わり、明け方まで言い争って、互いにヘトヘトの状態で仕事へ向かうという状況が週に一度のペースで起こります。ですが、彼との交際は今後も続けていきたいです。週に一度もヘトヘトになるまで喧嘩をせずに、上手く付き合っていくためには何をどうしたら良いのでしょうか?■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりwakaさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。wakaさん、お仕事でもサービス業でとても気を使われてあるでしょうに。心が安らげるはずのお家の中での喧嘩、言い争い、バトル……。嗚呼…読んでいるだけでも、なんだかヘトヘトになってしまいそうですよねぇ。喧嘩って、ほんとに嫌ですよねぇ…。なんでわかってくれないのよ! いったい何回言えばわかるのよ! って伝わらないもどかしさと腹立たしさ、受け取ってもらえない、理解してもらえない悲しさや悔しさで気分がムシャクシャしますもんねぇー…。お悩みを読ませていただくと、wakaさんが自分の気持ちや、やり方を徐々に伝えるようになってから争いが絶えなくなられた、とのこと。ということは、wakaさんはひょっとしたら小さな頃、お母さんかお父さんに、自分の気持ちがわかってもらえなかった…、自分のやり方を受け取ってもらえなかった…、という寂しくて悲しい、せつない思いをしたことがあるのではないかなぁ? と感じましたがいかがですか? そしてその経験から、私の気持ちはどうせわかってもらえない、私のやり方は、どうせ受け取ってもらえないと、「どうせ私なんて」「どうせ自分なんか」と繰り返し繰り返し 自分に言い聞かせて思い込んでしまったのではないでしょうか。そして wakaさん自身が自分のことを、「どうせ私は、わかってもらえない人」として生きておられるように感じました。この「どうせ私は、わかってもらえない人」と思いながら生きてると、わかってもらえない出来事ばかりが次々起こります。自分が自分のことをそう思っているから、彼氏さんを使って『ほらっ、やっぱり私はわかってもらえない人』を自分に証明し続けている…だけなのです。この、自分が自分のことを「どうせ私は ○○○な人」と思っていることをセルフイメージというのですが、そのセルフイメージに気づいて、それを変えれば身の回りの現実が変わって来ます。なので、ヘトヘトになるまで喧嘩をせずに、上手く付き合っていくためには、wakaさん自身が自分のことを【どうせ私は、わかってもらえる人】【どうせ私は、認められる人】【どうせ私は、愛される人】に、ひっくり返してほしいのです。ひっくり返し方はとてもシンプルで簡単です。この「どうせ私は、わかってもらえる人」「どうせ私は、認められる人」「どうせ私は、愛される人」という言葉を毎日毎日、何度も何度も何度も自分に呟いてあげるだけでいいですよ。呟き続けるだけでいいのです。そうすると、ジワジワジワジワ、あれ? あらら? というほど、自分の身の回りの出来事が変わって行きますよ。どうぞ試してみてくださいね。そして wakaさんが 穏やかでゆったりやさしい気持ちで笑いながら楽しく過ごされる毎日になりますよう 楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「後輩に妬み僻みを感じてしまい苦しい」という、ゆっぱさん(28歳・OL)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ゆっぱさんのお悩み今営業事務2年目ですが、私より4ヶ月程遅く入った後輩はノリがよく仕事も早い為みんなに可愛がられていて、できない自分への悔しさと惨めさ、後輩に対する妬み僻みを感じてしまい苦しい毎日で困っています。こんなネガティブ思考から抜け出すにはどうしたらいいでしょうか? アドバイスが欲しいです。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりゆっぱさん、こんにちは。いまの状況、しんどいですね。私もコミュニケーションがうまく取れず、仕事もうまくいかない時期がありました。自分が大嫌いで、そこを変えようと必死でした。でも頑張れば頑張るほど「できない自分」を目の前に突きつけられ苦しかったことを覚えています。ですからお気持ち、少し分かるつもりです。現在の私は、あの頃がうそのように毎日を楽しく過ごしています。ですが、欠点を克服したのかというと…正直能力は相変わらずです。ただ、自分の感じ方、考え方が変わったように感じています。なぜならダメだらけな自分のまま、できることをしようと前を向いたからだと思います。いま流行りの「ありのままの自分」ですね。ただ、それが簡単にできないから苦しいこともあると思います。ここで、ゆっぱさんに残念なお知らせがあります。あなたは周りに比べて劣っていると思い、ずっと周りに追いつこうと頑張ってこられましたね。ですが、皆さんはあなたの不器用なところ、よくご存知でしょう。つまり、バレています。なんとか追いつこうと頑張っているところ、つい他人を妬んでしまうことも含めて周りは分かってくれているのです。そしてゆっぱさんができない、劣っていると思っているところを「ダメ」だとは思っていないかもしれません。むしろ、あなたがそこに居てくれることで彼らは助かっている部分がたくさんあるでしょう。そう、能力がない自分は価値がない、ダメだとジャッジを下しているのは実は自分自身だけ。もし周りからダメ扱いされたと感じたら、それは自分の中にある思いを他人が見せてくれているだけなんです。頭の中に「今の自分ではダメだ」という否定的な思いでいっぱいになると、今度はそれを克服しようと自分を追いつめ始めます。ダメな自分を責め、欠点を埋めようと頑張りすぎてしまうから“こそ”、心の余裕を失い、焦りが理解力を低下させてしまうのですね。ミスが多いのもただそれだけのことです。ゆっぱさんはきっと、もともとできることもたくさんあるのでしょう。人と楽しく話せるし理解力もあるのです。ただ今の状態は「自分がダメだ」と責める思いでいっぱいいっぱい。そんな時はどんな方法を取り入れようとしても上滑りするだけなのですね。ですから、まずは諦めましょう。できなくてダメな自分を。心を緩める魔法の言葉を贈ります。「私は不器用でもいい」「私は人をがっかりさせてもいい」もう許してあげましょう、こんなに頑張ってもできない自分を。きっと悔しいかもしれません。でも恥をかく自分を許すことで、やっと心が緩むんです。欠点があるからこそ人と繋がれるんです。もう頑張らなくていい。するとようやく本来の才能や魅力を発揮されるでしょう。実はそれも周りにバレているはずなのですが! どうか、その「ありのまま」で愛されるということをたくさん経験し、笑顔が増えますよう、心から応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「女性らしく自分を輝かせたい」という、エルさん(36歳)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。画像:(c)QUALIA studio - Fotolia.com■エルさんのお悩み男性の目を見ることができません。目があってもすぐにそらしてしまうし、嫌われようとワザと雑な態度をしてしまい、女性に見られまいとします。けれど、どこかで恋愛をしたいとずっと思っています。自分を女性として、あきらめ感があります。どうすれば自分を女性として輝やかせることができますか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりエルさんこんにちは。心理カウンセラーの小林威之です。お悩みを拝見させて頂きました。本当は男性との距離を近づけたいのについ遠ざけてしまうことで、エルさんがご自身の魅力に自信を失いかけているのではないかなと感じました。男性の目をそらしたりワザと雑な態度をとってしまうことは、もしかしたらエルさんの心の中に「怖い」という感情があるのではないでしょうか? 男性から自分を守るために、つい距離を取ろうとしているのかもしれません。ですので、女性に見られないようにしてしまうことは悪いことでありませんし、エルさんにとって自然なことなのかもしれません。ただ、無理やりポジティブになろうとして男性の前でなんでもないふり、大丈夫なふりをして我慢する必要もありません。我慢することは自分自身にウソをつくことです。自分にウソをついていると、どんどん自分のことが嫌いになってしまいます。ステキなパートナー関係を築くためには明るさ、気だての良さ、可愛げなどポジティブな部分だけを強調されがちですが怒りや悲しみ、孤独感、無力感などネガティブな感情も共有していくことも大切だったりします。ですので、エルさんが男性と向かい合ったときに、ちゃんと今自分が感じている感情を相手に伝えることが大切です。怖い、嫌だ、つらい、苦しい、どんなネガティブな感情でもかまいません。感じた感情を素直に伝えてそれをちゃんと理解してくれる方とお付き合いされると幸せに近づくと思います。そして、何よりエルさんに信じて頂きたいことは、エルさんに元々存在している魅力はどんなことがあっても失われてはいません。ただ、自分だけが気づいていないだけです。自分の感情にしたがって自分が好きなことをしていると、本当にあなたを大切にしてくれる人が目の前に現れます。相手から声をかけてくれる場合もありますが、ぜひエルさんからも勇気を出して声をかけてみてくださいね。特別なことをする必要はありません。挨拶程度で大丈夫です。エルさんが自分に魅力があることを十分に感じていて、自分のことが好きで、幸せなあったかい気持ちは言葉で表さなくても表情や声のトーン、雰囲気で十分伝わります。そのあったかい雰囲気が伝わった相手が、あなたにピッタリの相手になるのではないでしょうか。恋愛や結婚に早い遅いは関係ありませんので。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月22日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「輪の中に入れない」というチェリ子さん(23歳・接客業)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。■チェリ子さんのお悩み人間関係がうまくできません。いつもムッとしたように見られがちで、“感じの悪い子”と周りから思われてしまいます。誰とでも仲良くなれる人や、慕われる人がうらやましく思います。輪の中にも自分から入っていけず一歩引いた場所から眺めるような感じです。自分の悪口言われてるんじゃないかとも勝手に考えて勝手に落ち込んでいきます。こんな性格なので友達も少なく、なんでも言える人もあまりいません。まぁいっか、で済ませればいい話なのですが、考えすぎてしまう性格でもあるのでネガティブ思考が止まらなくなります。元同僚にはネガティブよりもポジティブの方が楽しいよと言われました。確かにその通りです。考え方次第ですが、物事をポジティブに考えられるくらいの柔軟性もありません。みんなのように会社でもワイワイ話したいし人生損してるなんて言われたくありません。自分自身を理解していないこともあるのでしょうか。どこをどのように変えていけばいいのかわかりません。これからの人生を楽しんでいきたいのでよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりチェリ子さんはいつもムッとしたように見られがちで、自分から輪の中に入っていけないんですね。チェリ子さんは昔からずっと「私はコミュニケーションがうまくできない」「友達の輪の中に入れない」と思って過ごしてきたんだと思います。私はこんな人だから、みんなに嫌われてあたりまえ。私はこんな人だから、馴染めなくてあたりまえ。私はこんな人だから、ダメ。そんな自己卑下の言葉を自分自身に投げかけ続けてきたのではないでしょうか。「私は人間関係がうまくできない人だから」と思っているから、そんな自分にお似合いの状況を、まわりにいっぱい集めてくるのです。私だけ除け者にして、いつも楽しくおしゃべりしているあのグループ。なんだか私の悪口を言われているような気がしてしまう。ああ、また。ちょっと無理して輪の中に入ってみたけど、やっぱり私がいない方が盛り上がってるみたい…。そんな証拠ばかりを集めて、苦しんでいるんです。知っていましたか? チェリ子さんの周りの人は、チェリ子さんを受け入れたくて、待っているんですよ? それなのにチェリ子さんがかたくなに、「馴染めない自分」で居続けるから、周りに馴染めないという証拠ばかりが集まってくるんです。人間は見たい物を見る習性があります。人はみんな、自分が見たい現実を見ているんです。簡単に実験してみましょう。今自分がいる場所で「赤い物を見よう」と意識して、顔を上げて周りをぐるっと360度見回してみてください。さっきまでは目に入ってなかった「赤い物」がいっぱいありませんか? それと同じことが、チェリ子さんの周りをとりまく「現実」にも起きています。チェリ子さんは「馴染めない自分」の世界を見たくて。「馴染めない自分」である証拠集めばかりしています。そして、その証拠が集まってきて「ああ、嫌だ」と嘆いているんです。なぜそんなことをしているかというと、「人間関係がうまくいく自分」「他人と馴染めている自分」というような世界を見ると不都合なことが起こるからです。もし、チェリ子さんが「人間関係がうまくいく自分」「他人と馴染めている自分」でいられる世界に生きていたら、今と何が違うでしょう? おそらく、人の輪の中にぐいぐい入っていかなくてはいけなくなるでしょうね。だって、他人と馴染めているんだから。人の輪の中にぐいぐい入っていく自分。想像しただけでちょっと怖くないですか? やったことがないから怖い? それをしてしまったらどうなるか分からないから怖い? いいえ。つまらない自分が露呈するのが怖いんです。輪の中に入らず、感じの悪い子として、一歩離れたとこから輪の中のみんなを眺めていたら、「つまらない」と思われることはないですもんね。だからチェリ子さんは遠巻きに彼らを眺めているんです。「チェリ子? あの子つまんない」という決定打を受けないように、自分を守っているんです。輪の中に入ってしまうと、そんなふうに傷つけられると、信じて疑ってないんです。だから、そーっとそーっと、傷つかない場所に立っているんです。そんなひとりぼっちの場所にいるのが、もう嫌ならば、輪の中でみんなと楽しく笑い合える自分として生きていきたいと思うのならば、「つまらない人だと思われてもいい」「だって私超つまらないし」そんなふうに思って、勇気を出して、輪の中に入ってみてください。ひと言もしゃべれなくてもいいです。挙動不審になってもいいです。お地蔵さんのように固まってもいいです。そんなつまらないチェリ子さんでも大丈夫なんです。周りの人は、そんなつまらないチェリ子さんだから受け入れてくれるんです。つまらない自分を露呈する勇気を出して、そのつまらない自分だから受け入れられる。そんな体感をした近い未来に、みんなの輪の中で大口を開けて笑っているチェリ子さんがそこにはいるはずですよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月15日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「親から結婚のプレッシャーが…」という、ゆなさん(34歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ゆなさんのお悩みもうすぐ35歳になります。ずっと実家住まいなのですが、親の結婚へのプレッシャーが最近ひどく胃痛になるくらいです。周囲が焦らせるので、結婚できるかもしれないと思い作った彼氏には、2ヶ月で音信不通にされ、その時人間不信になりそうで胃痛や眠れなくなり、食事もとれなくなりました。 親や周りが焦らせるせいで、見る目が曇り、結婚しなければいけないという思いで付き合い始めたばかりに、いい年して音信不通にされ情けないです。 離婚してる人がたくさんいる中で、結婚すれば幸せになれるという親の押し付けをなくすにはどうしたらよいでしょうか? そもそも少し前までは、外泊にも厳しく一人暮らしをしたいといってもだしてもらえず、がちがちに固めてきたのに、急に結婚を急かされても困ります。 付き合う相手も、自分と一緒に居たいとかではなく、結婚に焦る様子が見えたら、みんな嫌になるのではないでしょうか? 親に言われなくても、誰よりも子供が欲しい、結婚したい、親孝行に孫の顔を見せたいと思ってるのは私なのに、とにかく急かしてプレッシャーかけて欲しくありません。どうしたら親は言わなくなるでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりゆなさん、大勢を代表するようなお悩みを寄せてくれて、ありがとうございます。親から結婚のプレッシャーをかけられて、イラついている人、多いのではないかしら。私も、以前、そうでした。とってもとってもナーバスになって、その話題が出ると怒っていた時期があります。あのね、結論から言うと、親もそのうち諦めて、言わなくなる(笑)。だけど、この件をキッカケに、親との関係を見直す機会になるといいなぁと思うので、もう少し、書かせていただきますね。ゆなさんは、親(周りも含め)の期待に応えてきた(これた)人なのではないでしょうか。なのに、こればっかりはなかなか応えられない、うまくいかない。それで、焦ってしまっている状態ですよね。だから、焦りのもとは、「期待に(早く)応えなければ!」との思いです。では、なぜ、そんなに期待に応えようとするのでしょう…。それには、親に心配をかけてはいけない、悲しませていけないなどのイイコのパターンと、親にいろいろ言われてきて、親の言う通りにしないと失敗する、失敗したときいろいろ言われるなど恐怖からのパターンがあります。ゆなさんは、どうかしら? 「親の期待に応えなくていい」「親に心配をかけてもいい」「親を悲しませてもいい」「親の言うことをきかないで失敗してもいい」「怒られてもいい」って呟いて、どんな気持ちになるか感じてみてくださいね。文面からは、結婚のことだけでなく、ずっと親に振り回されてきた感じがしてる苛立ちも見えますね。例えば、昔にも、子供なんだから「○○してはいけない」と言われたり、もう大人なんだから「○○しなさい」って同時に言われたりして、「どっちなの!」って思いをしてきたかもしれません。それも、ゆなさんが親の言うことを聞こうとすればこその苛立ちです。それこそ、もう大人ですから、親の言うことは聞かなくてもいいですよ。自分の人生を生きてもいいのです! ゆなさんもおっしゃっているように、親に言われると辛い「結婚へのプレッシャー」は、実は、自分が一番思っている部分だったりします。そして「それができない自分はダメだ」と自分を責めたり、親の期待に応えられない罪悪感で苦しかったりもしますよね。だからこそ、そこを突かれると痛い…。痛いと耳を塞いだり、跳ね返すことで自分を守ろうとしてしまいがちですが、その姿が親からすると、わかってない、伝わってないと思えるから何度も言ってきたりします。だから、その痛がっている自分をそのまま親に見せてもいいんですよ。勇気を出して、本音、つまり「そうだよね、できることなら私だってそうできたらどんなにいいかと思ってる、けど…」ってその苦しさを語りだしてみて。自分が考えていること、親への希望、言ってみて! 私もそうでしたが、「親に心配かけたくない」あるいは「口をだされたくない」って思っている人って、自分の話って安心材料以外、あんまりしてないことが多いと思うんです。でも、それが逆効果になったりしますよ。ちなみに、あの頃の私の常套句は「そんな話するなら、帰る」でした(笑)。ゆなさんは実家暮らしとのことですが、そんなにイヤなら、一人暮らしをしてみてもいいのですよ。と言うと、反射的に「そんなことできない」とできない理由をいっぱい言われそうですけど、それを疑ってみてもいいのです。最後にもうひとつだけ。「いい歳して」なんて、思うのはやめましょうよ!自分をそんなに辱めないで! 恋愛に歳は関係ないから、いつでも程よい歳です。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「仕事のミスがミスを呼び悪循環に…」という、ゆーみんさん(29歳・専門職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ゆーみんさんのお悩みはじめまして。私の悩みは、一度仕事で失敗すると雪だるま式にミスが増えて行ってしまうことです。注意しているつもりが、逆に無意識の行動が増えてしまうようで、あり得ないところから書類が出て来たり、自分の机以外でとったメモをそのままにしてしまったり、確認が不十分だったり...。自分を変えたいのですが、そう思うほど悪循環にはまってしまって、どうしたらいいか分かりません。悪循環を断ち切るいい方法があれば教えてください。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりはじめまして 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。お悩み読ませていただきました。ゆーみんさんのお悩みは、私自身も以前の仕事で悩んでいたことと、とてもよく似たお悩みでした。そうなんですよね…ミスが続くと 自分が自分で情けなくなりますもんねぇ…そして「ちゃんとしなきゃっ」「変わらなきゃっ」と自分を責めて追い込んでしまい、ますます心苦しくなりますもんねぇ…。私の場合、ひとつミスをすると ひどく落ち込んでしまい、そして またミスが続いてしまうんじゃないかと不安になり必要以上に心が身構えてしまったようでした。そして、また今日も失敗するかもしれない、また今日も迷惑をかけるかもしれない、また今日も怒られてしまうかも…。そうやって、他人からの評価や叱責を極度に怯えて恐れてしまい、どんどんどんどん心は縮こまって萎縮してしまい、だんだん自分自身を見失って気力も衰えて行きました。そうなると、どうして私はこんなにダメなんだろうと…と考え事ばかりをするようになり、心も身体も弱々しくなり、呼吸が浅くなって ため息をよく吐き、夜もよく眠れなくなっていきました。ああ…今思い出しても、あの頃はとてもしんどかったなぁ……。そんな私も、それほど偏っていた思考状態から脱け出すことができましたので、ゆーみんさんも、その状態を脱け出す方法はちゃんとありますのでね、どうぞご安心くださいね。それでは、まずひとつめは、ゆーみんさん、何か隠し事をしていないですか? バレるとヤバいことや、バレると恥をかくこと、自分の腹黒いことを何か隠していませんか? 自分の心の奥底にある隠し事・知られたくないことに、まず気づいあげてみてくださいね。そして、それを自分の言葉で自分の身体から外に出してあげる(打ち明ける)と、とても心と身が軽くなりますよ。どうぞお試しくださいね。そして、次は『 私は ここに居ても いい 』という言葉が言えますか?ゆーみんさんがそこに居ることを誰も責めてはいませんよ。どうぞ安心してみてくださいね。そして この言葉をたくさん自分に呟いて 自分がそこに居ることを 自分自身にどうぞ許してあげてくださいね。そして、次の言葉も声に出して何度も何度も呟いてみてくださいね。ダメぶりっこをやめてもいい。ミスしなくてもいい。ちゃんと、できてもいい。もう、できるようになってもいい。手伝ってもらってもいい。助けてもらってもいい。私は ここに居ても いい。ゆーみんさん、そこに居てもいいですよ。そして、隠していることを打ち明けてもいいですよ。手伝ってもらっても助けてもらってもいいですよ。もう、できてもいいですよ。そして、できてもいることにもどうぞ気づいてあげてくださいね。私は、今でも自分でもびっくりするほど大ドジだったり、相変わらず抜けているとこが多くて周りによく迷惑ばかりかけているのですが、いろんな方々の暖かなお力にとてもとても助けてもらっています。大ドジ話は面白おかしく笑い話にしてくれて赤っ恥ばかりかいているのですが、なんだかとても愛されていて、本当にありがたい限りです。ゆーみんさん ご相談ありがとうございました。どうぞ、ゆーみんさんのお心がたくさんの笑いとしあわせで 豊かに満たされますように…。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年06月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人間関係のトラブルから鬱になってしまった」という、Yuimamaさん(35歳・教員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■Yuimamaさんのお悩み仕事のことになると人間関係トラブルがおこってしまいます。今そのために鬱になってしまいました。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより鬱になる方には特徴があります。それは「頑張る」ことが正しいという価値観を強く持っていらっしゃることです。頑張らないとうまくいかない、頑張らないとそこにいてはいけない、頑張らないと自分に価値が無い…。Yuimamaさんは人間関係が原因で鬱になられたとのことですが、その場合は「周りの人から認められたい」という頑張りが強く働いているのではないかと思われます。物事がうまく行っているときは、それほど気にはならないのですが、何か少しでも悪い状況になったり、誰かに誤解されたりしたときについやってしまうことがいつも以上に「頑張って」物事を解決している場合があります。ミスを挽回しようと自分だけで抱え込んで仕事をしたり、周りの人よりも自分が劣っているように感じてしまい、必要以上の仕事を引き受けてしまったり。ダメな自分、できない自分、かっこ悪い自分を周りの人に見せないように一生懸命自分自身を守っているとだんだん辛くなってしまいます。そんな辛い状況に陥ってしまったら、勇気を出して周りの人に助けてもらうことが大切です。怒られるかもしれないですし、笑われるかもしれません。バカにされるかもしれませんし、屈辱を味わうかもしれません。でもちゃんと「助けて」と言えた自分を褒めてあげてほしいのです。これが自分を大切にするということだと思っています。周りの人が私のことをどのように評価しているかよりも、私が自分自身のことをどのように扱っているかの方が大切です。まず私が自分のことを大切に扱っていないと、周りの人も私のことを大切にしてくれないのです。まずは私が自分にOKを出してあげてくださいね。どんなかっこ悪い自分でも、どんなできない自分でも、どんななさけない自分でも、大切な私ですので。教員という立場で多くの人と関わる機会があると思います。生徒やその保護者、同僚、上司やその他仕事関係の人たち。またプライベートでも家族や友人など1人の時間を持てたとしても、常に頭の中には誰かのことを考えている状態もあるかと思います。なかなか気の休まる時間が取れないとストレスを感じてついイライラしがちになってしまいます。前提として私は周りの人に認められていないから、それを補うために頑張ると毎日が期末テストのような辛い日々になります。そうでは無くて、私は魅力に溢れていて才能も能力もあるステキな人間だって信じてみることでネガティブな前提をひっくり返してみることが自分らしく生きられるコツです。ぜひ試してみてください。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年06月10日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼氏いない=年齢」でお悩みのAB型さん(26歳・保育士)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。■AB型さんのお悩み彼氏いない=年齢です。合コン、街コン、婚活パーティー、紹介など出会いを求めているつもりです。いいなと思った人がいたら自分なりに努力して連絡しデートをしますが、一度きりでその後は誘っても連絡が途絶える・・などで実りがありません。こんな自分が情けないです。自分の劣っている所を見つけ、ダメな所は極力直すようにしているつもりです。魅力がないことはわかっていますが、本当に寂しいです。どうすればいいですか? ■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより彼氏いない歴が年齢の時期ってなんだかとっても寂しいですよね。まわりの友達は彼氏がいるのに。どうして私だけ彼氏ができないんだろう、と。この先私は、だれかとおつきあいをする、ということができないままおばさんになっていくのかもしれない、などと思ってしまったりしますよね。どうすればいいか…。私のアドバイスは…。「まあ、いいじゃないか」と、思ってみることです。まあ、彼氏がいなくてもいいじゃないか。この先、彼氏いない歴を更新していっても、いいじゃないか。このままおばさんになってもいいじゃないか。結婚できなくてもいいじゃないか。今を楽しんで遊ぼう。そんなふうに考えてみたらどうでしょう? いったん、出会いを求めることをやめてみることをお勧めします。もしかしたらAB型さんの周りには、人生で一度も異性と付き合ったことがないという人がそんなにいないのかもしれません。実は、そんな人は世の中いっぱいいます。ここのお悩み相談窓口にもこういった恋愛できないという方の相談がいっぱい並んでいます。恋ができない。結婚したいけどどうしたらいいか。私の過去のトラウマが。そのように思っている方全員に言いたいのですが、いま、あなたにパートナーがいないのは、あなたの魅力がないせいでもないし、あなたのアピールが足りないせいでもないし、心理的ブロックがあるせいでもなく…。たまたまです。もちろん、もしかしたらあなたの魅力が足りないという部分もあるのかもしれない、笑顔が足りないという部分もあるのかもしれない、アピールがうまくないという部分もあるのかもしれない、心理的ブロックがあるという部分もあるのかもしれない。そんな「部分」なら、みんなあります。彼氏がいるあの子も、旦那様がいる隣の奥さんもみんなそんな「部分」はあります。あなたが自分にパートナーがいない原因と思っている「部分」の有無に関係なく、あなたには今、たまたまパートナーがいなくて。あの人にはたまたま、パートナーがいるという状況が発生しているだけです。パートナーがいないという点を気にしすぎて、問題視しているあなたがいるだけです。なぜパートナーがいないといけないのでしょう? なにか自分が欠けている証拠になるような気がする? パートナーがいないと結婚につながらない。結婚しないと女としてダメな人のような気がする? 学校を卒業して、それなりの会社に勤めて、それなりの時期に結婚して、子供を産む、という「世間の常識」のような流れに乗れないと落第扱いを受けたような気がするのでしょうか? そういう「当たり前」「常識」「ルール」「思い込み」と呼ばれるようなものが、生まれてから今まで生きてきている間にあなたの中に刷り込まれていて、それらで自分自身を縛って、身動きが取れないようにしています。自縄自縛という状態です。一度、彼氏が欲しいという思いを捨てて。今を楽しんで遊んでみてはいかがでしょう? AB型さん自身が喜ぶことってなんでしょうね。男ウケするとか。合コンで盛り上がる話とか。女子力が上がるファッションとか。そういった視点で選ぶものではなく。AB型さん自身が喜ぶこと。もう彼氏いなくてもいいや。私自身が喜ぶことをしよう。それってなんだろう? そんなふうに、考えてみてください。そして、思いついたことをどんどんやってみてください。自分自身が喜ぶことをするのが、いちばんてっとりばやく幸せになれますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年06月03日待望の妊娠が判明! 喜んだのもつかの間、次に出てくる問題は、どこで産むのか? ということではないでしょうか。里帰り出産? 個人医院で産む? 総合病院? 助産院? 話題の無痛分娩も気になります…。「近所だからと何も知らずに○○医院にして後悔した!」という先輩ママさんの話はよく聞きます。筆者自身も最初は何も分からず近所の産婦人科を受診したのですが、あとからお産スタイルや費用は産院によって様々であるということを知り、妊娠28週で新たに産院を選び直し、転院をしました経験があります。結果的に、納得のいく産院を選ぶことができ、満足していますが分娩予約をするタイミングが周囲のプレママより遅れていたために「今生まれたらどうしよう…」と不安な期間がありました。そんな失敗をしないように、産院選びのポイント4つをお伝えします。1、ゆずれないポイントを確認してみるどの産院や出産スタイルを選ぶにせよ、メリットとデメリットがあるのは当然です。自分らしいお産をするために外せないポイントを自身で明確にしておくと良いでしょう。立会いをしてもらうのか、里帰りをするのか、お産のスタイルは何がいいのか、費用も産院によって様々です。バースプラン(どんなお産をしたいか、分娩前後の医療処置、お産後の赤ちゃんとのことなど、自分らしいお産をするために希望することを書き、産院に提出するプラン)をパートナーとも良く話し合うことが必要です。2、情報収集しましょうポイントが決まったら次は産院の情報を調べましょう。今はインターネットの情報サイトで個別の医院ごとに、費用などの情報や口コミ、可能なお産スタイルなどの情報まで、とても詳しいことが書いてあります。ご近所での出産を考えている方は、可能であればその産院で出産している人の生の声を聞いてみましょう。インターネットの口コミとはまた違った声が聞くことができますよ。3、電話で分娩予約を人気の産院は、すぐに予約が埋まってしまうことがあります。妊娠9週で予約電話をしたら断られた、という話も聞きますので、出産予定日が確定し、産院が決まったら早めに電話で確認することをオススメします。4、里帰りしない出産にもメリットあり産後数カ月のことなどを考えて里帰り出産を希望されている方も多いと思いますが、なかなかそうできないケースも最近は増えています。でも不安になるのは、ちょっと待って! パートナーであるパパとの関係においては、実はメリットがあったりします。産後で慣れない赤ちゃんのお世話は、ママにとっては大変なものです。その時間を共に過ごしたパパには、すぐに親である自覚やママへの労いの気持ちが生まれ、その後の子育てに協力的になる、と言われています。初産のプレママにとっては、そうでなくても緊張と不安のあるお産。きちんと調べて納得できるお産を迎えられるように、納得のいく産院を選べると良いですね!
2014年05月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「愛猫の死に後悔している」という、七色さん(38歳・派遣職)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■七色さんのお悩み二週間前に飼い猫を亡くしました。悲しくて寂しくて更に後悔をしていて毎日辛いです。13年前、野良猫が庭で産んだ子猫数匹を保護して、もらってくれる人を探し残った一匹をうちの子にしました。毎晩一緒に寝てくれて不眠症のわたしを治してくれました。いつも一緒でした。小学生で父を、大人になってから母を亡くしています。家族をあまり味わったことがないので小さい妹がいるような気持ちでした。 年末から具合が悪くなり病院に連れて行き、年始早々に子宮の緊急手術をしやっと麻酔から覚めて退院をしましたが、おしっこが出ず毎日病院で膀胱を押して搾ってもらっていました。その日先生が膀胱を押しすぎて破裂してしまい、次の日の夜亡くなりました。 不思議と先生を恨む気持ちはなく(怒れればまだましなのかもしれませんが)自分を責めています。あの病院に連れて行ったのが悪かった。手術をするべきじゃなかった。おしっこが出ないとは知らずにお水を無理やり飲ませてしまった。なにもかも間違った選択をして苦しませてしまったのではないかと悔やまれてなりません。 あんなに愛してたのに。安らかに生かせてあげたかったのに。どうしてあんな苦しませる選択をしてしまったのだろう。いつかいなくなる日が来ることはわかっていたのですが、楽しい思い出より後悔でいっぱいです。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんより七色さんへ、猫ちゃんが亡くなられたのですね。辛いですね。13年間ずっと一緒に暮らした家族だったのですから、心中お察しします。そして、それだけではなく最後苦しませてしまったこと、ご自身の判断が間違っていたと自分を責めていらっしゃるのですね。七色さん、私ももうすぐ飼って3年になる猫がいますが、初めての子なので亡くした経験がありません。ですので、父が亡くなった時のことを思い出しながら書かせていただきますね。悲しい気持ちが薄まっていくには時間が必要かもしれません。「苦しい思いをさせてごめんね」と心の中にいる猫ちゃんに語り掛けてあげてくださいね。イメージの中の猫ちゃんはどんな表情で七色さんを見ていますか。そして返事をしてくれるでしょうか。たぶん、毎日毎日語りかけていると、その子が何か返事を返してくれる時があると思いますよ。それに耳を傾けてみてくださいね。私の想像ですが、たぶん、猫ちゃんからは「感謝」しか伝わってこないのではないかと思います。13年間ずっと傍にいたその猫ちゃんは、時には七色さんを励まし、時には笑わせてくれる存在だったのではないでしょうか。七色さんを力づけてくれる七色さんの一部だったのではないかと思います。その猫ちゃんが七色さんに対して恨むような思いを持つはずがないと思います。最後苦しい思いをされたとしても、今は楽で苦しみのない世界にいてくれると思いますよ。そして、七色さんが猫ちゃんのことを考えている時間と同じだけ、その猫ちゃんも七色さんのことを思ってくれているはずです。近くで見守っていてくれるはずです。肉体として実際にそこにいなくても猫ちゃんの存在は今までと変わらずにそばにいるんだと思います。今の悲しい七色さんを見て、猫ちゃんはなんて声をかけるでしょうか。どんな仕草でさりげなく慰めてくれるでしょうか。ご自身の判断への後悔と自責の念については見方を変えることができます。それは、七色さんが下した判断と行動は「ベストだった」ということです。たとえ、最後に猫ちゃんが苦しい思いをされたとしても、それも含めてその猫ちゃんの運命だった、寿命でした。そう思ってみてください。そして、下記の言葉を何度も何度もつぶやいてみてくださいね。(○○には猫ちゃんの名前を入れてくださいね)「○○に感謝されてもいい」「○○にただただ感謝されてもいい」「○○の感謝を受け取ってもいい」「○○の愛情を受け取りっぱなしでもいい」「○○は私が悲しいと悲しいんだなあ」「○○は私に幸せでいて欲しいんだなあ」「○○の幸せは私が幸せでいることなんだなあ」「○○は私の笑顔がみたいんだなあ」「泣き疲れたら笑ってみようかなあ」「○○にも笑っていてほしいもん」「○○といつか笑顔で会いたいもん」「○○は幸せだったんだなあ」「○○は私と出会えて幸せだったんだな」「○○ありがとう。そして、こんなに○○を愛した私、ありがとう」七色さん、野良猫の子猫の時からからその子を大事に育ててくれてありがとう。家族になってくれてありがとう。猫ちゃんは感謝しかしていません。その感謝の気持ちを受け取ってくださいね。ありがとう。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「怒ると物に当たる癖がある」という、lynlynさん(36歳 教職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■lynlynさんのお悩み小さい頃から、怒ると物に当たる癖があります。本務採用されてから、緊張した後にカバンを投げ付けて携帯を壊しました。それから、妊娠してイライラして扇風機を壊しました。出産後も扇風機を壊し、次々にあらゆる物を壊して壁を蹴り穴をあけ、クローゼットを壊し椅子を投げ、赤ちゃんにまで何かしてしまわないかこわくなり、抗うつ剤を処方してもらいました。今は安定剤や眠剤、漢方を飲んでいますが、お薬だけでなく自分の中にある根本的な原因を知って、感情をコントロールし、暴力的な言動をやめたい、治したいと思っています。仕事中は自分を良く見せることができるのですが、身内に対して甘えなのか、八つ当たりのように当たってしまいます。その後の罪悪感や自責の念、怒り、毎日それの繰り返しで、もう自分が嫌です。何かヒントが欲しいです。お願いします。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりLynlynさん、こんにちは。お悩みを読ませていただきました。毎日、辛いですね。赤ちゃんのために、そんな自分に向き合おうとしてくれたんですね。いい機会だと思います。つい人や物に当たってしまう怒りやイライラは、本当のストレス源を見つける必要がありますね。文面を拝見するに、Lynlynさんは、小さい頃から、いい子になろうとがんばってきたのではないでしょうか。そして、ある時、小さいながらに、物に当たると気持ちがすっと落ち着くことを知って、そうするようになったのはないかなって想像します。そして、今も同じパターンを採用している。Lynlynさんの場合、身内に対しては八つ当たりできるということですから、「外ではきちんとしなくてはいけない」「世間体を大事にしなくてはいけない」などの緊張感(ストレス)があるみたいですね。実は、だから、それを沢山しなくてはいけない教師という職業をわざわざ選ばれたのかもしれませんよ。そのストレスの爆発が人や物への八つ当たりになっているだけです。では、どうしたらいいのか。「仕事中は自分を良く見せることができる」とおっしゃっていますが、それをやめることです。家の内と外は、シーソーだと思ってください。バランスです。家の外でよく見せようとがんばればがんばるほど、家の内(中)で悪い部分が出る、だから、今はどっちも本来のLynlynさんではないはずです。そのシーソーが釣り合ったとき、それがLynlynさんの自然体なのですよ。どこでも自然体のLynlynさんでいていいのです! 明日から、力を抜いて、うんとダメダメな先生になってください。ダメダメなところを他の先生にも見せてください。そして、迷惑をかけて、助けてもらってください。きちんとしなくていい!! ちゃらんぽらんでいい! って、いっぱい呟いてください。そしたら、世界が変わりますよ。もう物を壊す必要もなくなります。それから、もう一つ。ストレスがたまった時の対処法のレパートリーももっと増やしましょうか。物を壊すくらいパワーを使うことがいいですね。スポーツ、カラオケ、おしゃべり、お皿を割らせてくれるバーもあるらしいですし。また、一人ですぐにできる方法もあるといいですね。案外、お料理などもいいという人がいますよ。自分にあった発散方法を見つけてみてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「髪が脱毛している」という、きなこさん(28歳・事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■きなこさんのお悩み髪の毛が脱毛しています。この現状を受け入れようと毎日自分の考え方を前向きになろうと頑張っているのですが、落ち込んでしまって苦しいです。髪が抜けるということを気にしている自分に問題があるのであって、きっと周囲は髪があろうがなかろうが気にしないと思うのです。半年以上悩んでいい加減くるしさから解放されたいです。生やすという努力は散々やってきたので、髪がないという自分を受け入れて楽になりたいです! アドバイス宜しくお願い致します。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりきなこさん、こんにちは。お悩み読ませていただきました。ああ…そうですよねぇ…。髪の毛が抜けてしまうという現状…とてもつらいですねぇ…。とても悲しいですねぇ…。半年以上も悩まれて、もう前向きになろうと頑張っているのに。頑張れば頑張るほどに落ち込んでしまって、とても苦しいですよねぇ…。きなこさんのお悩みを読ませていただいていて、うちの下の子が生後1ヵ月の頃のある日、生まれつきの心臓病を告げられたことをふと思い出しました…。普通の子と違う心臓…10万人にひとりの心臓…何かの間違いであってくれればいいのに…何かの間違いであってくれればいいのに…と。ママの私が現状をどうしても受け容れられずに毎日毎日、とても悲しくて暗い気持ちになり、落ち込んで苦しんで、夜中にこっそりよく泣いていました。この頃にね、ママがしっかりしなくちゃとか、なんとか前向きにならなくちゃとか、なんとか前向きになれるようにといろんな人がいろんなことを言ってくれたのだけれどもね、それもとてもありがたかった。けれどもね、それがなんだか『しっかりするべき』『前向きになるべき』となって、前向きになろう、前向きになろうとする度にうまくいかなくて、くじけてしまい…。だから私はダメなんだ…またダメだ…もっと頑張らないと…と。そうやって日々自分を責め続け、自分がとても苦しかったように思います。きなこさんが、今苦しんでおられるのも、このような状態なのではないかなぁ…っと思います。なのでね、その苦しさを終わらせるために、まずやってほしいことは、前向きになろうとがんばることを一切やめてみてくださいね。そしてね、自分が感じたくない自分の本当の気持ち、悲しい気持ちやつらい気持ち、暗い感情、ネガティブな気持ちをどうぞ充分に感じてあげてください。自分の暗い感情を感じるのって、なんだか自分が鬱陶しくて嫌ですよね…。でも、この感情をきちんと感じてあげないで。押さえ込んだまま前向きになろうとするから、心がとてもとても苦しくなってしまうのです。その苦しみを終わらせるためにも、きなこさんの心にある暗い感情をひとつひとつ言葉にして声に出しながら 感じてみてください。悲しいよぉー…つらいよぉー…怖いよぉー…寂しいよぉー…もう、いやだよぉー…もう、助けてよぉー…そうやって ひとつひとつの暗いネガティブな気持ちにどっぷりと浸って、充分感じてあげてくださいね。私もね、うちの下の子との母子入院が始まった夜にね、古い大きな大きな病院の薄暗い小さな小さな食堂で、涙をぽろぽろポロポロこぼしながら、鼻水をたらたらタラタラ流しながら、母乳を出すために食べてたおうどんをすすりながら…「かみさま、下の子を助けてください」って「かみさま、上の子がさみしくないようにお願いします」って「かみさま、もう助けてください」って。おうどんなのか、涙なのか鼻水なのかもうぐちゃぐちゃになって、たくさんたくさん泣きました。私は、ひょうきんで陽気な人だから、自分の悲しい気持ちやつらい気持ちに自分で寄り添ってあげることがとてもとても苦手でした。けれどもこの時、たくさんたくさん泣いて、たくさんたくさん落ち込んで、たくさんたくさん苦しんで、充分悲しんだその後で、自分の気持ちにウソをつくことなく、ちゃんと気持ちが上がってこられるようになったと感じています。そうすると、現状もやっと自分で受け容れられるようになったような気がします。きなこさんも自分の悲しい感情をどうぞ充分に感じてくださいますように…。ご相談ありがとうございました。また心から笑える日が待ち遠しいですね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼を見捨てられなくて」という、ココさん(39歳 販売)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ココさんのお悩み 自分を大切にできない人と付き合ってしまいます。見捨てたら罪悪感を感じます。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりココさん、こんにちは。ご相談文から、本当は別れたいけれど、実際そうすると彼を見捨てたような気がして自分を責めてしまう、というように私は受け取りました。情報量が限られていますが、今回はこの解釈を前提にご相談への回答を進めさせていただきますね。ご了承くださいませ。愛情がなくなったとしても、一度は好きになった人に別れを告げるのは辛いものですね。ココさんの目に彼はどんな人として映っていましたか? 「見捨てる」という言葉から推測すると、もしかしたら彼は不幸な人、もしくは可哀想な人に見えていたのではないのでしょうか。別れ話を切り出すことは、ただでさえいい気分ではないのに、相手がハッピーではないとすると、なおさら良心の呵責を感じるかもしれません。ですが、ここをまず疑ってみましょう。ココさんから見たら彼は自分を大切にしていないのではなく、単にそういう人なのかもしれません。彼を見ていてココさんが感じることは、「ココさんの価値観」というフィルターを通っています。「こうすればいいのに」と思ってしまったり、つい相手を変えたくなってしまうとしても、きっと彼はそれを求めていないでしょう。逆に、相手を見ていて自分を大切にしていない、自己重要感が低い、と感じるとするならば、それはココさんが自分の生き方をはっきり見つけたときなのでしょう。もう相手の役に立つことで何かを満たそうとすることを諦めて、自分自身を幸せにしてあげることに専念しませんか? 自分を大切にする、ということは、自分に正直に生きるということ。それは乱暴な言い方をすると、誰かを傷つけてでも自分の気持ちに素直になるということ。ハッピーではない彼はあなたに別れを告げられて嫌な思いをするかもしれません。またそれを見たココさんは自分のことを責めたくなるかもしれません。でもいま、その悪役を引き受けるとき。もう、いい人でいようと自分を我慢しなくてもいい。つまり自分を大切にするのは、ココさんご自身なのかもしれませんね。一度しかない人生、自分の幸せを一番に考えていい。彼のことは見捨てるのではなく、彼の人生を切り拓いていけると信頼するのです。そしてココさんご自身も同様です。今、こうして悪者になりたくなくて悩んでいる間にも運命の相手はあなたと出会える時を待っているかもしれませんよ。どうか幸せになってくださいね。心から応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月06日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「出産後になっても彼が籍を入れたがらない」という、ゆんさん(22歳)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ゆんさんのお悩み去年妊娠し、未婚の状態で今年子どもを出産しました。付き合っている彼氏との子どもで入籍もするつもりでした。が、今月にはいって彼は迷っていると言い出しました。責任感がつよく頭では3人で暮らすのが一番良いことだとはわかっていても、このままでは仮面夫婦みたいになると思うって言われました。私は一緒にやっていきたいのですが…。気が乗らない彼とどうすればよいのでしょうか。子どもは5ヶ月になり実家で暮らしています。家族と悩んでいます。よいアドバイスをいただけないでしょうか。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより未婚の状態で子育てをされていて、そばに頼れる彼がいないことは、とても不安が多いかと思います。その中でも子育てをちゃんと続けていらっしゃるのは、とても素晴らしいですね。ゆんさんはできれば彼と一緒に暮らしたいと望んでいらっしゃいますが、今一歩踏み出せずにいる彼の気持ちを大切にしたいという優しさも素敵だと思います。しかしながら、いつまでも変わらない現状にヤキモキし、不安だけがつのるのも出口の無いトンネルを歩いているようで気力がどんどん減ってしまうと思います。この現状でゆんさんの気力を減らす原因は、彼と一緒に暮らせないことよりも、ゆんさんが自分の人生の主導権を彼に委ねていることが原因ではないかと思っています。それは、仮面夫婦になってしまうかもしれないという彼の意見を、そのまま信じて彼の意思に反さないようにゆんさんが行動されているからなのではないのでしょうか? 仮面夫婦になるかどうかは、まずは一緒に暮らしてみないとお互い理解できませんし、何よりどういった形がお互いの幸せかを、ちゃんと向き合って導き出そうとすることが大切だと思います。そうはいっても、彼が全くゆんさんの願いを聞き入れず頑に一緒に暮らすことを拒むかもしれません。それでもどんな状態であれ、ゆんさんが彼と一緒に暮らしたいことをちゃんと伝えつづけることが大事です。彼がゆんさんの願いを聞き入れるかどうかは、関係ありません。ゆんさん自身が、彼と一緒に暮らしたいと心から思っているのであれば、ちゃんと伝えてみてください。直接会ってでもいいですし、会えない場合もあるのであれば電話でもメールでも手紙でも、どんな形であれ彼にその思いをちゃんと届けてみてください。そうすることで、ちゃんと伝えられたゆんさんがゆんさん自身のことを信頼できるようになります。それが自信に繋がっていきます。最終的にどんな手をつくしても、彼と暮らせない場合もあるのかもしれません。恨む気持ちも出てくるのも仕方のないことです。そこで自暴自棄になったり勝手に諦めたりせず、周りの人にちゃんと助けてもらいながら、もう一度ゆんさんの人生を立て直してみてください。家族、友達などからの視線も気になるかもしれませんが、何よりもまずはゆんさん自身がどうなれたら幸せか、それを第一に考えて自分なりの答えが見えたら、それに素直に従うことが自分らしく生きられる方法だと思います。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人見知りが激しくて友達ができない」という、まめっちさん(33歳・事務職)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■まめっちさんのお悩みいい年してお恥ずかしいのですが、私は人見知りがかなり激しく、仲良くなるのにすごく時間がかかります。慣れるまでなかなか笑うこともできず、最初は話しかけてくれていた人にも愛想が悪いと思われ、だんだん話しかけられなくなることが多いです。最近、少し話せるようになった方で、すごく仲良くなりたいと思う方がいるのですが、今日会ったときこそ笑顔であいさつしようと思っても、いざ目の前にその人が来ると、気づかないふりをしてしまったり、かろうじて無表情でおじぎのみになってしまい、その人からも見放されそうで怖いです。どうすればいいのでしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりお悩みを拝読しました。人見知りが激しくて人と仲良くなるのに時間がかかるのですね。でも今、仲良くなりたい人がいらっしゃるのですね。人は誰かと仲良くなりたいものです。ところで、まめっちさんは「仲が良い」ということをどんな風にイメージされていますか。いつも笑顔で挨拶しあい、会話が弾み、休憩時間やお昼は共に過ごし、アフター5は一緒に出かける。いろんな話ができる。そんな風に自分なりにイメージされていることがあるかもしれません。まずは一度「仲良くなる」ということを手放してみませんか? というのは、「友達がいない」と悩んでいる人に限って「友達」の定義をとても狭くしていたりすることがあるからです。友達がいる、いないで悩まない人は、そもそも「友達」にこだわっていなかったりします。むしろ、「とても仲がいい人」がいなくたって、そこで悩んでいないのです。「友達」を広い定義でとらえているのかもしれませんね。まめっちさんが、人見知りが激しいのでしたら、そのまま時間をかけてゆっくりと人と近づいていくことをお勧めします。自分の性質「人見知り」なところを無視して人と仲良くなろうとすると、それは苦しいです。むしろ、「自分は人見知りなので、人と打ち解けるのに時間がかかる」ということを最初に明らかにしてしまうと、自分も相手も楽になるのではないかと思います。挨拶することも照れてしまうとのこと。笑顔で挨拶はもっと難しいことですね。目を見ることも最初は恥ずかしいこと。なかなか話題が提供できなくても、そんな自分を恥じないでくださいね。誰でも、知らない方と出会い、毎日関わりあっていくのはお互いに手探りです。そこで、自分の「人見知りなところ」にバツ印をつけないで下さいね。挨拶した後、話題が提供できずに沈黙でいることを怖がらないで下さい。もしかしたら相手の方も同様な気持ちかもしれませんよ。笑顔で挨拶してくれなかった「あの人」がいたとしたら、その人も、人見知りで照れているのかもしれません。沈黙になった場合は「その人」も話題が提供できずに悩んでいるかもしれません。そう、人と自分は似ていたり同じだったりします。人見知りで、仲良くなるのに時間がかかることを悩んでいるのは、まめっちさんだけではありません。時間はかかるけれども仲良くなりたいという気持ちを伝えれば、悪い気持ちになる人はたぶんあまりいないと思います。また、その方に「見放されそうで怖い」と書いていらっしゃいますが、まだ仲良くなっていない段階でそのような不安を持たれるということは、過去に人に見放されたようなご経験がおありでしょうか。思い出してみてくださいね。もし誰かに見放されたような思いが心に残っているとしたら、今の不安は「思い出し怖い」です。過去に怖かった思いを、同じような状況になると自動的に思い出して、怖がっている可能性があります。過去の出来事は、終わったことであり、また勘違いや間違った記憶で覚えてる可能性も高いです。大人になった「自分」は、自分を守ってあげられます。たとえ、人に見放されたような感じがしても、自分が自分を見放さない限り、人と繋がっていくことは可能です。たぶん、まめっちさんが思っているよりも他人は優しく、まめっちさんのことを受け入れてくれるはず。笑顔で挨拶できなくてもいい。目をそらしてもいい。仲良くなれなくてもいい、と。一度仲良くなりたい思いを手放して、気楽にその人と会ってください。「その人」を「自分」だと思って会ってみてくださいね。きっと何かが変わるはずです。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月15日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「まわりに振り回されてしまう」という、あんぽんたんさん(23歳 フリーター)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■あんぽんたんさんのお悩みまわりに振り回されてしまいます。変温動物みたいに、周りの雰囲気に影響されやすく、悲しくなったり、怒っちゃったり。一番身近な恋人にもです。 相手の行動にイラっときてしまいます。しばらく振り回されないように心の距離を保つようにしてみたんですが、意思が弱くて元に戻ってしまいます。私は、自分で自分の事をお姫様と思ってるんでしょうか。自分の思い通りにいかないと取り乱してしまいます。日常生活に一番影響を受けている彼氏と別れるのは間違ってますか? 別れたら恩知らずで私は幸せになれない気がします。なんとなく。もっと感謝すべきですか? どうすれば、相手との距離をうまくとれますでしょうか。どうせ私のことを相手にしてくれる人は、彼氏しかいない。彼を失ったら何もなくなって存在するいみもなくなりそうです。何のために生きればいいかわかりません。乱文ですみません。回答お願いします。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりあんぽんたんさん、こんにちは。あんぽんたんさんのように周りに振り回されやすい人の特徴に、「相手に合わせる」傾向があげられます。いつも、自分よりも相手を優先していませんか。ちょっとくらい無理しても、相手のスケジュールに合わせたり、相手の希望を優先さたり…、更には言われていないことも察して動いているかもしれませんね。それでは、ストレスを溜めてしまいます。しかも、その無理をおくびにも出さずにするから相手には気付かれていない場合が多かったりします。私もそうだったのですが、そんな傾向がある人は、人と仲良くいる方法として、波風立たせずに、嫌われないように「相手に合わせる」ことを学んできたと言っていいかもしれません。そして、いざ、「これだけは」という自分の希望を言ってみると、相手はあっさり自分の希望を言ってきたり、断られたり。あんぽんたんさんが取り乱したりしてしまうのは、そんなときではないですか。「こんなに私は、あなたに合わせてきたのに、なんでこんな些細な私の希望をきいてくれないの?! このくらいきいてくれてもいいじゃない!」って。もしかすると、察してほしい、言わないでもわかってほしい傾向も強いので、察してもらえなくてイライラしてしまうのかもしれませんね。だから、決して、自分をお姫様だと思っているわけではないと思いますよ。さて、彼と別れるかどうかですが、どちらでもさして問題ではありません(笑)。今回の解決には関係ないからです。今の彼と別れたら、一時的にそのような思いはしなくてもいいかもしれませんが、今のままでは、次の彼とも同じような思いをすると思いますよ。それよりも、今、あなたに気づいてほしいのは、「もっと自分を大切にする」ことを学ぶところにいますよということ。具体的に言うと、自分の都合や希望を相手に伝えてほしいのです。今の彼からでも、新しい彼からでも、友達からでも構いません。相手と違っても、お互いに伝え合う。どちらにも「イヤだ」という権利もあります。その上で、「じゃ、どうしようか」とお互いにいい着地点を見つけるのです。実は、そうした方が、うんと気持ちのいい関係が築けますよ。そして、胸に手を当てて「自分がどうしたいか(自分の気持ち)」をもっと聴いてあげてくださいね。もう何が人として正しいかや、誰かの正解を探さなくてもいいのです。相手に合わせてしまう人の多くは、あんぽんたんさんも感じていらっしゃるように、自分には何もない、価値がないと思っている傾向があります。そして「迷惑をかけたら嫌われる」と信じている人も多いでしょう。だから、合わせていないと相手が離れていってしまうと思い込んでいるのです。その勘違いから、早く目を覚ましてくださいね。「どうせ、私がいるだけでみんな幸せだし~」「みんな私が大好きだし~」「人に迷惑をかけてもいい」っていっぱい呟いてみて! もしも今、あなたが周りから粗末に扱われ、自分には価値がないと思っているのだとしたら、逆です。自分が自分を価値がないと思って粗末に扱ってるから、周りもそうしてくれているだけですよ。だから、あなたが自分を大切にするようになったら、周りもあなたを大切に扱ってくれるようになりますからね。お楽しみに。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月08日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「他人の目や評価がすごく気になる」という、春野さん(28歳 医療事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■春野さんのお悩み私は昔から他人の目、評価がすごく気になります。小学時代いじめにあったこともあり、余計ビクビクして過ごしてきました。相手を傷つけるのは恐怖であり自己主張しません。そのかわり心の声がおしゃべりになりました。心の中で相手の話す内容に○×をつけてしまう癖があり、相手にこうすればいいのに。とか心の中で評論してる日々です。どうしたらこの腹黒い習慣から抜け出せるのか、そんな自分が嫌で苦しくてたまりません。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより春野さんのご相談を読ませていただきながら、私自身の子供の頃を思い出していました。私が小学4年生の頃、ふと言った一言に反応したクラスの子たちが一斉に振り向いて私を笑ったことがありました。以来、人前で発言することが怖くなった私は、周りから見て自分はおかしくないだろうか? と常に他人から見た自分を意識することが多くなっていったようです。高校になると、登下校をともにする友達と自然に会話ができるように…と、思っている時点で自然ではないのですが、変に思われないように前の晩お風呂の中で無意識に会話の練習をしてしまうこともありました。「明日はこんな風に話そう」と、身振り手振り表情つきでイメージトレーニングしているのです。実際本人を目の前にするとそのトレーニングのことも忘れてしまっていたのですが、いくらなんでも必死すぎますね。でもそのくらい日々ビクビクしていました。今思えばそれは、自分の自然な言動すべてを自ら「ダメだ」と否定していたのですね。他人に受け入れられない浮いた存在にならないように、常に自分を他人目線で監視し、どんな振る舞いなら受け入れられるのか、厳しくキツく自分を律していた時期が続きました。そのくらい私は自分自身の振る舞いや言動がダメなものであると固く信じ、全く自信が持てなくなっていたのです。私の例は少し極端かもしれません。だとしても、春野さんもきっと知らない間に自分自身に禁止してきたことがたくさんあるのではないでしょうか。自分に禁止事項、つまりルールがありすぎると、そのルールを他人が破ったときにものすごく心が反応し、相手を裁きたくなるのです。つまり相手に「こうすればいいのに」と言いたくなったり、心の中で相手をジャッジしてしまったり。春野さんも心の中で、そんな思いが渦巻いているようですね。ではその言葉の最初に「私は」という言葉をつけて、是非自分に向けて言ってみることはできますか? 例えば「“私は”もっと人に寛容にすればいいのに」「“私は”イヤなら断ればいいのに」「(あの人は、に変えて)“私は”人の欠点ばかり目につくんだな」いかがですか? こんな言葉があなたの頭の中で常にぐるぐるしているのではないでしょうか? 他人に言いたいことは、実は自分に言いたいこと。そう。その春野さんのおっしゃる「腹黒さ」というのは自分のことは棚に上げて、他人をジャッジしてしまうというところに起因するのかもしれませんね。理想通りにできない自分に不満があって、こうすればいいのに、どうしてもっとこうできないの? と自分にいつもダメ出ししているということはありませんか? 是非、棚に上げた自分を、あなたの手で降ろしてあげましょう。「できなくてもいいよ」「ダメなところがあってもいいよ」「よく頑張ったね」「辛かったね」そう声を掛けてあげながら。不完全な自分でもいい。頑張っているのにうまくできない自分のこともねぎらってあげてくださいね。許せない人が現れたときは、許せないそのことをする自分を許してあげるとき。もう他人の目ではなく、自分の心の目で、ありのままの自分を全て受け止めてあげませんか? ちなみに私もダメな存在だと思っていた自分を認めるのはとても苦労しました。でも受け入れたらもう誰とも戦わずに済みますし、今はとてもラクチンです。ダメなところがあるからこそ、人は繋がれるし分かりあえるもの。新たなスタート地点に立とうとしている春野さんが心から笑える日を願っています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月25日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「お付き合いする相手に責め立てた言い方をしてしまう」という、Mariさんのお悩みに心屋塾上級認定講師の小林威之さんがアドバイスしてくれました。■Mariさん(35歳 受付)のお悩み異性と良縁はあっても、焦りのためにすぐ逃がしてしまいます。感情を表現せずにはいられなくなり、駆け引きや思わせぶりは面倒、好きなら好きとハッキリ言いたいからです。後先を考えられないため、結果引かれてしまいます。また、少し親しくなると、うまく甘えられず 相手を責め立てる物の言い方が、どうしても、どう頑張っても、どうコントロールしようとしても、やめられません。どこかで、このやり方での理解を求めています。本当はハッキリ話し合いたいのですが、濁すか逃げるかされるので、腑に落ちないです。物言いのキツさが災いしてるのでしょうか? 自立できてない精神面の問題でしょうか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより物事をはっきりおっしゃる性格が、恋愛を阻んでいるとお感じになられているのですね。たしかに、ビシッと女性から言われるとついビビってしまう男性もいると思います。私もそんなところもあります。相手の男性にうまく甘えられない、つい相手を責め立てる物の言い方をしてしまう、感情をコントロールしようとしても、うまく押さえることができない、これらが恋愛にブレーキをかけているとお考えになられているなら、まずはそんな「不器用」で「可愛げのない」自分を認めてあげてください。相手の男性についガミガミ言ってしまい、イヤーな感じでその場が終わってしまっても「くやしかったね」「さみしかったね」「大丈夫だよ」「誰も嫌ってないよ」と、このようにまずは自分自身を肯定する言葉をかけてあげてください。心が安心するまで、落ち着くまで「怒ってもよかったんだよ」「イライラしてもよかったんだよ」「分かってもらえなくてつらかった」などなど、まずは自分自身を認めてあげてください。少し落ち着くと思います。でも現実は何も変わらないって思われるかもしれません。また相手の男性にイライラしたり責め立てたら、私から離れていくと思われるかもしれません。でも、それでもいいのです。まずは、自分で自分のことを嫌いにならず、仲直りすることが遠回りのようで一番の早道なのです。不機嫌な自分を見せないように、始めからなかったかのように過ごしていると最初は何事も無く過ごせるかもしれません。ですがそのうち、感情が暴れ出すときがあります。そうするとまた、すべてをぶち壊してしまったような気分になり自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。なので、まずは不機嫌な自分とも仲直りしてほしいのです。「仲直り」するということは、その不機嫌な感情を消すのではなく「そこにいてもいいよ」「私の中にいてもいいよ」ってやさしく認めてあげることです。物事を「ハッキリ言う」あなたも大切な自分です。ぜひ仲良くしてあげてください。そして少しずつ「ハッキリ言う」自分と仲良くできてきたら、本当は何を相手に伝えたかったかを思い出してみてください。あなたが責め立ててしまった時、本当は何をわかってほしかったのか、本当は何を認めてほしかったのかを思い出してみてください。あなたがこんなに頑張ったのにこんなに努力したのに、こんなに思いを込めていたのに、それを無下にされた、無視された、大切にしてもらえなかった…、もしかしたらそんな思いがあったかもしれません。その気持ちに気付いてあげることで、私が相手に一生懸命伝えようとしなくてもハッキリとした答えが返ってこなくても、本当はその男性が私を理解してくれていることに気付き始めます。そして、恋愛に対して前向きになれる勇気がどんどん湧いてくると思っています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「母親の意見が気になり、思うように恋愛ができない」という、S.Nさん(36歳 会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■S.Nさんのお悩み20代後半くらいから、好きな人ができると、母親になんて言われるだろうか?また反対されるだろうなと心配になり、なかなか思うように恋愛ができないように思います。 結婚もしたいと思っていますし、幸せになりたいと思っています。この思いが強すぎるのが良くないのでしょうか。かと言って、好きになってくれる人にも、私なんてと思ってしまって、上手く波に乗れません。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより「お母さんに反対されたことを選んで失敗してもいい」と、言ってみてください。自分の体の変化を感じてみてください。何か思い出す出来事はありませんか? 恋愛とは関係ない何かだと思います。「お母さんの言う通りにしてきた。そしてうまくいっている。なにか自分で決断した。そうしたら大失敗したことがある」もしかしたら、そんな経験があるのかもしれません。ずっと自分で決断してこないと、「自分で決断したい」という思いと、自分が選ぶとどうなるか分からないという「恐れ」が生まれます。お母さんが選んだことを無意識のうちに選んでいたら、なんとなくうまく来ている人はそういう傾向があるかと思います。「確信がなくてもいい。この人じゃなきゃ嫌だ! という強い思いがなくてもいい。なんとなく選んでもいい」なんとなく選んでも、信念をもって選んでも、失敗する時は失敗します。うまくいく時は、うまくいくのです。お母さんに反対されることを恐れて前に進めないなら、説得できるほど強い思いを持っていなくてもいいので、一度「反対されても押し切ってやる」という思いをもって、お母さんと対峙してみてください。「お母さんに反対されたことを選んで失敗してもいい」その決意をもって「この人と付き合っている」とお母さんに言ってみてください。S.Nさんが拍子抜けするくらいあっさり「いいんじゃない?」と言ってくれると思います。「いいんじゃない?」って言われてから、その彼との未来をあらためて考えてみてもいいのです。そして、好きになってくれる人がいても、「私なんて」と思ってしまってしまうのですね。「私なんて…」後に続く言葉はなんでしょう? 「私なんて、彼にはふさわしくない」「私のことなんて、好きでいつづけてくれるはずがない」「こんなダメな自分、嫌われるに違いない」もし、そんなふうに思っているのであれば、そのダメな自分が好きになる人、好きになってくれた人を早めにさらけ出してください。今まできっとS.Nさんは「私なんて」と思いつつ、「私なんてこんなだから」と思っている部分をきっと外には出さないで逃げてきていると思うのです。自分がダメだと思っている部分を出す前に、つまり嫌われる前にその人から離れてしまっているのではないでしょうか? 自分でダメだと思っている部分を、人からダメだと言われたくないから、他人から言われる前に逃げ出しているんだと思います。S.Nさんがダメだと思っている部分は、S.Nさんだけが誰よりも「ダメ」だと思っているんです。試しにその部分を出してみてください。その部分こそが、S.Nさんの魅力だということに気づくでしょう。どこが自分のダメな部分か分からない、とにかく「私なんて」と思ってしまう、ということであれば「私なんて」と思いながら、お相手と一緒にいつづけてください。どんなに「私なんて」と逃げたくなっても、いつづけてみてください。おのずと、自分が自分の何を嫌っているかが見えてくると思います。自分の嫌なところと向き合うことになると思います。でも、そこを通り抜けた時に、S.Nさんをありのままを愛してくれる素敵な旦那様が隣にいる、という現実がやってくることになると思います。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月11日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「遠方に行ってしまった習い事の先生に片思い中」という、あずきさんのお悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんがアドバイスしてくれました。■あずきさん(29歳 事務)のお悩み私は、今片想いをしています。相手の方は習い事の先生です。ですが、その方は転勤されてしまいました。もうなかなか会えないし、諦めようと思ったのですが、なかなか諦めることができません。だからといって、連絡先も知らず、何もすることができないし、する勇気もない自分に日々悶々とした気持ちでいます。諦めることも、動くこともできない私に、何かアドバイスお願いします。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりあずきさん、相談内容を拝読しました。転勤された習い事の先生が好きで忘れられないのですね。悶々とされているのですね。シャイなあずきさんの様子が目に浮かびました。あずきさんは、どうしてその先生のことを諦めようと思いますか。連絡先がわからないからでしょうか。立場が先生と生徒だからでしょうか。先生は自分に関心がないと思うからでしょうか。もしくは、想像ですが年齢が違うからでしょうか。あずきさんは私に「諦めたほうがいいですよ」と言って欲しいわけではないように感じました。一歩踏み出すこと、行動できない自分をなんとかしたくてアドバイスを求めているように感じましたが、いかがですか。もし「諦めたい」ということでしたら、「時間が解決しますよ」とお伝えしたいです。でもきっと違うのではないかしら。それで納得できますか。人を好きになるというのは不思議なことですよね。理屈ではなく、説明のつかないものです。「何かをすることができないし、する勇気もない」と書いていらっしゃいますが、本当は「私には勇気がない」と思っているだけなのでは。実は「勇気」は誰の中にもあるんですよ。ただ、勇気を出す時は「恐怖」を感じることがあると思うのです。まだ経験したことがない世界に足を踏み入れる怖さ、自分を受け入れてもらえないかもしれない怖さ、そして、もしかしたら両想いになってしまうかもしれない怖さ。きっとどれも「怖い」かもしれませんね。特に「受け入れてもらえないかもしれない」と考えたら怖くて怖くて、先生に連絡なんてできないと思うかもしれません。恥ずかしい、悲しい思いはしたくないかもしれません。でも……確かめてみないとわかりませんよね。頭の中で考えている間はそれは単なる「想像であり妄想」に過ぎません。自分の中だけで答えを出しているに過ぎません。ずっと年月が経った後、このまま先生に連絡をしないのと、勇気を出して連絡をしてみるのではどちらが後悔しなさそうでしょうか。先生の気持ちを確かめないままで、諦めることができそうでしょうか。諦められそうでしたら、時間が解決するのでそのままでいてくださいね。私からのアドバイスはまず、習い事のところで先生の連絡先を調べ、先生に連絡をしてみることです。怖いですか。怖いですよね。そんなあずきさんへの魔法の言葉は「どんな結果でもいい」「どうせ私は愛されてるし」です。二つの言葉をつぶやいていてください。その先生が今、あずきさんにどういう気持ちでいるかはわかりません。もしかしたら、先生も好意を持って下さっているかもしれないし、一人の生徒として見ているだけかもしれません。あずきさんにとっての最悪は振られることかもしれません。でも、もし先生も好意を持っていてくださったらラッキーですよね。それを確かめる方法は一つだけ。あずきさんが連絡をしてみること。信じられない素晴らしい結果が待っているかもしれません。または悲しい思いをするかもしれません。先生と友達になれるかもしれません。いずれにしても「大事な人生の経験」です。どんな結果でも受け入れる覚悟をして連絡してみてください。私のように中年まで生きてくると、恋愛において、振られたことも人生の素晴らしい一ページです。一つの恋を無くした後は必ず次の恋があります。その為にも相手の気持ちを確認することが必要になってきます。恋愛はどちらかが好意を伝えるところから始まりますよね。諦められるのでしたらそれでいいのです。でも諦められないと思うのでしたら、自分の中には「ない」と思っていた「覚悟」と「勇気」を出して行動してみてください。勇気は最悪の結果を受け入れる覚悟を決めると出せます。そして勇気を出した人を神様は応援してくださるそうですよ。大丈夫です。たくさん恋をしてください。たくさん失恋もしましょう。怖くないです。その分、魅力的な自分になれますよ。勇気を出したらきっと、あずきさんにとって良かったと思えることが待っていると思います。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「新しいことを始めるのが怖い」という、ななえさん(24歳 学生)のお悩みに心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんがアドバイスしてくれました。■ななえさん(24歳 学生)のお悩み仕事、学校、資格、習い事…何でも新しいことを始めるときがとても怖いです。具体的には、大学入試に行けなかったので試験のない専門学校に入ったり、入社式が怖くて入社しなかったり、趣味でバンド活動をしようとメンバーを見つけたのに練習に行けなかったりしました。新しい環境にワクワクして自分の意思で申し込みするのに、結局自分でチャンスも楽しみも握りつぶしてしまいます。それを乗り越えて始められた数少ないことも、ハードルや難しいことを乗り越えなければいけない場面でいつもいつも逃げ出してしまいます。これは継続力がなく、気合いや忍耐が足りない問題で、私の甘えなのでしょうか? どんなに自分に言い聞かせても怖くて怖くて仕方がない瞬間がやってきます。解決方法があったらぜひ知りたいです。よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりななえさん、自分のチャンスや楽しみを握りつぶしてしまう自分、切ないですね。どうにもならない歯がゆさが伝わってきました。ななえさんのようなケースは、「失敗してはいけない」との思いが強いあまり、失敗の可能性があることをやめてしまう、ある意味、完ぺき主義の方に多いです。失敗したらどんなイヤなことが起こりそうですか? 誰かからなにか言われそうですか? それが怖いのですよね。ななえさん自身も「怖くて怖くて仕方がない」とおっしゃっている通り、簡単に言えば「怖がり」になっているだけです。その怖さをじっくり観察してみてくださいね。失敗そのものへの恐怖、「失敗したかっこ悪い自分」「ダメな自分」を見たくない(自己否定の恐怖)、そんな自分を見せたら周りが離れていく、見捨てられる恐怖、がある場合が多いです。それらに直面するのが怖いあまり、あえて、トライしないことで「やっていたら、できたかもしれない」と思っていられる状況を作り、自分を守っているケースもあります。さて、いつから、怖がりになりましたか。私たちは、赤ちゃんのとき、何度失敗しても、立とうとしました。歩こうとしました。失敗して転ぶのが怖いから(恥ずかしいから)、もう立つのやめた、歩けなくてもいいなんて決め込む赤ちゃんはいないですよね。だから、途中からなのです。失敗の恐怖を誰かに教わったのかもしれません。あるいは、失敗したことを笑われたり、叱られた経験から自分で学んだのかもしれません。失敗したら大変と転ばぬ先の杖を用意され、失敗させてもらえなかったのかもしれません。でも、もうそろそろ、その恐怖の妄想から卒業して、赤ちゃんの時のような本来の自分に戻りませんか。ななえさんのケースで私がとても残念に思うのは、等身大の自分がわからなくなってしまうことです。やってみたらできたこともあったはずなのに、「できないかもしれない自分」ばかりを見て、どんどん自分を過小評価しがちです。そして、逃げた一瞬だけ「ホッ」とする安堵感は味わうでしょうが、もっと大きな「したいことをする喜び」を味わうことができません。ななえさんに贈る魔法の言葉は、「かっこ悪くてもいい。っていうか、ずっと前からかっこ悪いし」「失敗してもいい。っていうか、失敗しよう!」「どうせ、愛されてるし(どんな自分も受け入れてもらえるし)」何度もつぶやいて、挑戦して実際に失敗することを通して、そのことを早く実感してくださいね。失敗して、かっこ悪くて、悲しむ自分を周りに見せてください。そして、失敗した自分を誰よりも優しくねぎらってくださいね。「よくやったね、がんばったね、今回は残念だったね」って。(失敗した自分を責めるのがあなたの仕事ではないのですよ)そして、最後にもうひとつ。怖さがなくなったらやろうなんて思わないで。怖いときは、大声で「怖いよ~!!」って叫んでみると、ちょっと楽になりますよ。怖がりでもいい、怖さを排除しようとしないで、怖いって叫びながらやってみるのです。小さなことからでかまいません。すると、びっくりするくらい新しい世界が広がります。怖いことフェチになっちゃうかもしれません。ななえさん、応援しています! ビバ、失敗!! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年02月25日