国分グループ本社株式会社では、日本の輸入ワイン市場における南アフリカワインをより多くの人に知ってもらうため、また、日本と南アフリカ共和国とのさらなる友好関係の構築を目的に、2月2日を「南アフリカワインの日」に定め、2017年に一般社団法人 日本記念日協会によって正式に認定されました。記念日の「前夜祭」として、前日の2月1日(木)に、南アフリカワインNo.1ブランド※である「KWV」11種類が飲み比べできるイベントを、レストラン「ニホンバシ イチノイチノイチ」で開催いたします。お好みのワインを飲み比べ、お気に入りの一本を見つけてください。※2022年度 輸入洋酒数量ランキング(食品産業新聞社調べ)1チケット1,500円(税込)で4杯の試飲が可能▼「南アフリカワインの日」とは?南アフリカで最初のワインが造られてから365年。1659年2月2日に、初代東インド会社の代表であるオランダ人、ヤン・ファン・リーベックの日誌に「ケープのブドウから最初のワインが本日無事に造られました」と書き記されています。南アフリカワインの魅力を多くの方に伝え、日本市場での販売促進と認知向上、そして南アフリカとの友好関係を築くことが目的で認定・登録された記念日です。▼開催概要実施日: 2024年2月1日(木)時間: 1部17:00~18:45(限定25名様)2部19:00~20:45(限定25名様)※完全入替制会場: レストラン「ニホンバシ イチノイチノイチ」所在地: 東京都中央区日本橋1-1-1 国分ビルディング1階東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄「日本橋」駅B9b出口 徒歩1分入場料: 1チケット1,500円(税込)事前に「ROJI日本橋 ONLINE STORE」にてお買い求めください。▼イベント開催内容・南アフリカワイン「KWV」について担当者よりご紹介いたします。・1チケット1,500円(税込)で4杯のご試飲が可能です。「ROJI日本橋 ONLINE STORE」でも販売しています。・ワインに合わせ、フィンガーフードをご用意します。・お試しいただく機会が少ない高価格帯のワイン「KWV メントーズ ペロード 赤」が別途料金(500円/税込)でご試飲可能です。◆本イベントに関するお問い合わせ国分グループ本社株式会社マーケティング・商品統括部 商品開発部 開発二課電話:03-3276-4125(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年01月19日国分グループ本社株式会社では、日本の輸入ワイン市場における南アフリカワインをより多くの人に知ってもらうため、また、日本と南アフリカ共和国とのさらなる友好関係の構築を目的に、2月2日を「南アフリカワインの日」に定め、2017年に一般社団法人 日本記念日協会によって正式に認定されました。記念日の「前夜祭」として、前日の2月1日(木)に、南アフリカワインNo.1ブランド※である「KWV」11種類が飲み比べできるイベントを、レストラン「ニホンバシ イチノイチノイチ」で開催いたします。お好みのワインを飲み比べ、お気に入りの一本を見つけてください。※2022年度 輸入洋酒数量ランキング(食品産業新聞社調べ)2月2日は南アフリカワインの日イベント詳細ページ ▼「南アフリカワインの日」とは?南アフリカで最初のワインが造られてから365年。1659年2月2日に、初代東インド会社の代表であるオランダ人、ヤン・ファン・リーベックの日誌に「ケープのブドウから最初のワインが本日無事に造られました」と書き記されています。南アフリカワインの魅力を多くの方に伝え、日本市場での販売促進と認知向上、そして南アフリカとの友好関係を築くことが目的で認定・登録された記念日です。南アフリカワインNo.1ブランド「KWV」▼開催概要実施日: 2024年2月1日(木)時間 : 1部 17:00~18:45(限定25名様)2部 19:00~20:45(限定25名様)※完全入替制会場 : レストラン「ニホンバシ イチノイチノイチ」所在地: 東京都中央区日本橋1-1-1 国分ビルディング1階 東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄「日本橋」駅B9b出口 徒歩1分入場料: 1チケット 1,500円(税込)事前に「ROJI日本橋 ONLINE STORE」にてお買い求めください。チケット購入ページ 限定50名(1部・2部合計)のイベントとなります。チケットはお早めにご購入ください。▼イベント開催内容・南アフリカワイン「KWV」について担当者よりご紹介いたします。・1チケット1,500円(税込)で4杯のご試飲が可能です。当日試飲いただけるワインは、以下からご確認ください。 「ROJI日本橋 ONLINE STORE」でも販売しています。・ワインに合わせ、フィンガーフードをご用意します。・お試しいただく機会が少ない高価格帯のワイン「KWV メントーズ ペロード 赤」が別途料金(500円/税込)でご試飲可能です。試飲チケットのご購入URL(イベント当日の購入も可能): 「KWV メントーズ ペロード 赤」▼入場方法当日は店頭にて、購入時に発行された「注文番号(#5桁の数字)」と「お名前」をお申し出ください。ドリンクチケットをお渡しいたします。▼オンラインショップ「ROJI日本橋 ONLINE STORE」国分グループ本社株式会社が、本社ビル1階で営業する直営のセレクトショップ「ROJI日本橋」のオンライン購入サイトです。人気の「K&K缶つま」シリーズやナッツのほか、ワインをはじめとした輸入洋酒まで豊富に取り揃えております。ギフトセットもご用意しておりますので、贈答用にもご利用ください。ぜひ会員登録のうえ、ご利用ください。美味しい情報やお得な情報をお届けいたします。 ・飲酒運転・未成年飲酒は法律で禁止されています。お車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮ください。・妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は適量を。※20歳以上の方限定のイベントになります。当日は店頭にて年齢確認をさせていただきます。20歳未満の方は入場できませんので、お買い求めの際にはご注意ください。◆本イベントに関するお問い合わせ国分グループ本社株式会社 マーケティング・商品統括部 商品開発部 開発二課電話:03-3276-4125 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月17日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Somnyama Ngonyama, Hail the Dark Lioness』Zanele Muholi1972年、南アフリカ共和国生まれのザネレ・ムホリによるポートレート作品を収めた一冊。彼女は、2017年の「KYOTOGRAPHIE」にも参加しているヴィジュアル・アクティヴィスト。本書では、100のイメージによって、現代社会を生きる黒人女性としての自分のイメージと可能性を探求し、現代的かつ歴史的な人種差別を強調する。彼女はこう述べる。「私はこの写真のドキュメンタリーを制作することで、人々に空間を占拠させ、暴力を恐れることなく創造するため勇気を出すよう励ましてきた。――私たちの歴史について人々に教え、歴史を再考したり、返還を要求したり、カメラといった芸術的な道具を戦うための武器とするよう促したりする。20人以上のキュレーター、詩人、作家が、写真に付随するテキストを書き付けています。強い印象を持つこのコレクションは、自伝的・芸術的であるのと同じくらいに抵抗の宣言でもあります」【書籍情報】『Somnyama Ngonyama, Hail the Dark Lioness』写真:Zanele Muholi出版社:Aperture言語:英語ハードカバー/224ページ/360×270mm発刊:2018年価格:1万1,480円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Somnyama Ngonyama, Hail the Dark Lioness』を購入する
2018年08月11日1億5,900万人のアクティブユーザーを誇る世界最大級の音楽ストリーミングサービス、Spotifyが3月13日よりイスラエル、ルーマニア、南アフリカ、ベトナムの4ヶ国で新たにサービスを開始した。Spotifyは国内外の楽曲、音楽発見機能、ユーザーの好みに合わせた革新的なレコメンデーションを提供するだけでなく、広告付きフリープランと有料のプレミアム・プランという選択肢が用意されているのも、世界中の音楽ファンからの支持を集める要因となっている。今回の発表に際して、スポティファイのグローバルヘッドオブマーケット・Cecilia Qvistは、次のようにコメント。「イスラエル、ルーマニア、南アフリカ、ベトナムで Spotifyのサービスを提供し、各国の豊かな音楽文化を、世界中のアーティストやユーザーとつなげられることを大変嬉しく思います」近年、経済の発展に伴い、音楽などのアートやカルチャー面でも急速的な成長、発展を遂げるアジア圏や、土着のカルチャーと欧米由来のカルチャーをミックスするのが上手いアフリカ〜中東圏などがSpotifyのマーケットに加わることにより、果たして世界のミュージックシーンにどのような変化が及ぼされるのか、今後も注目していきたい。なお、Spotifyは、 現在世界65ヶ国でサービスを提供し。有料のプレミアムプランのユーザー数は7,100万人以上にも及んでいる。
2018年03月14日黒人や白人などない、南アフリカの全ての国民が共に恐れることなく、背筋を伸ばして歩を進めていくことのできる、決して人としての尊厳を奪われることのない社会を作ろう。我々のみならず、世界が平和になるような、そんな「虹の国」を! これは南アフリカで人種隔離政策の“アパルトヘイト”が撤廃し、1994年に黒人初の大統領ネルソン・マンデラ氏が就任演説で国民の前で行ったスピーチでの一言である。 あれから23年、南アフリカは“虹の国”をスローガンに歩み続けてきた。しかし今でもその傷跡が根深く残るこの国で、一組の「虹の心」を持つ夫婦が、村の黒人達と人種を超え、“エコ・ロッジ”という宿を作り、南アフリカに大きな虹の橋を架けたのだ。
2017年06月26日1940年代より南アフリカの伝統料理として愛され続けて来た「Bunnychow(バニーチャウ)」。ロンドン・ソーホーの一角に、この伝統料理を現代風にアレンジして提供するレストランが登場し、話題となっている。料理と同じ名前を冠した、このレストラン「Bunnychow」は2013年にフードトラックの店舗としてオープン。その後、数多くのポップアップショップが並ぶロンドンのショッピングモール「BOXPARK Shoreditch」への出店を経て、2014年に晴れて実店舗としてオープンした。この「Bunnychow」という料理は、パンの中身を丸々くり抜き、その中にカレーを中心とした具材を詰め込んだもの。ソーホーの店舗で味わえるメニューは、バリエーション豊かに展開されている。伝統的なマトンカレーの入った「Durban Bunny」、チキンとトマトを使用した「Chakalaka Bunny」、カリフラワーなどの野菜を使用し、スパイシーサウスアフリカンソースで味付けされた「Veggie Bunny」、豚肉をじっくり煮たピリ辛の「Piri Piri Pork Bunny」などが楽しめる。お好みでピクルス、卵、チーズなどのトッピングを追加可能。ラムのリブや、ぐるぐるに巻かれたボーアウォースソーセージ、果物や野菜がふんだんに使用されたプレスジュースやカクテル、特製チョコレートなど他のメニューも充実している。また2015年、イギリスの最も革新的な朝食に送られる賞「Most Innovative Breakfast UK」を朝食メニューである「Full English Bunny」で獲得した。この「Full English Bunny」は通常のくり抜いたパンの中に、イギリスの朝食を彷彿とさせるカリカリに焼かれたベーコン、目玉焼き、ソーセージなどが詰め込まれ、ユニークなメニューで話題を集めた。日本進出の予定はなさそうだが、まだまだ知名度は高いとはいえないこの「Bunnychow」は、サンドイッチやハンバーガーとも違う手軽に食べられるグルメとして、ここ日本でも十分に好まれそうだ。※本記事は (引用元:に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2015年08月31日よこはま動物園ズーラシアでは11月21日、「アフリカのサバンナ」の全面開園に向け、南アフリカのアン・バン・ダイクチーターセンターからチーター3頭とリカオン6頭が来園した。○国外から新たな血統のチーター、リカオンを導入今回来園したのは、チーターのオス1頭(2012年6月29日生まれ・2歳 5カ月)、メス2頭(2012年7月1日生まれ・2歳5カ月)。リカオンのオス3頭(うち2頭/2013年4月5日生まれ・1歳7カ月、うち1頭/2013年5月29日生まれ・1歳6カ月)、メス3頭(うち2頭/2013年4月5日生まれ・1歳7カ月、うち1頭/2013年5月29日生まれ・1歳6カ月)。チーターは現在、日本国内の動物園では新たなペア形成のための個体移動などの努力を行っているが、国内での繁殖ペアは限定され、血統的に偏りがある。今回、同園が国外から新たな血統を導入し、繁殖に取り組むことは、日本におけるチーターの血統の多様性を維持することにおいて重要な意味を持つことになるとのこと。またリカオンは、イヌ科の中ではもっとも絶滅の危険性の高い動物であり、種の保存が求められている。今回の国外からの新たな種の導入により、地球上からこの種を絶やさないために、リカオンの繁殖や生態の研究に積極的に取り組んでいくという。同園では、国外から新たな血統の動物を導入することにより、動物園の重要な役割のひとつである「種の保存」に貢献していく、としている。同園の所在地は、神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1。
2014年12月12日南半球に位置する南アフリカは、日本とは真逆でこれからが夏! 旅行するには、このホリデーシーズンがベスト。南アフリカは遠いし、日数も必要? いえいえ、少ない日数でも南アフリカにいることを存分に楽しめる、ヨハネスブルグ、ケープタウンのおすすめアクティビティを紹介します! ■大都市ヨハネスブルグ近郊で野生動物に出会う南アフリカには野生動物保護区がたくさん! 都市近郊でもサファリを楽しむことができ、南アフリカの玄関口、オリバータンボ国際空港(ヨハネスブルグ)から車で1時間弱のところにあるライオンパークは大人気! 一番人気はライオンの赤ちゃんたち。係の人が記念写真をたくさん撮ってくれます。敷地内にはハイエナやチーターなどの動物もいますが、メインはもちろんライオン。中には珍しいホワイトライオンの姿もあり、レンジャーの説明を聞きながら大型のオープンカーでライオンに会いにいきます。ヨハネスブルグから車で約2時間半の距離にあるピラネスバーグ国立公園では、本格的なサファリを経験することができます。近くには大型リゾート地のサンシティやサファリロッジなどの宿泊施設も多いのですが、ヨハネスブルグからは日帰りで行くことも可能。レンジャーたちが、動物が現れやすい場所へと案内してくれ、動物の生態について説明してくれます。一日の中で、動物たちが一番活発に動いているは朝と夕方。50種類以上の哺乳類や350種以上の鳥類が生息しています。ビッグ5と呼ばれる大型野生動物(ライオン、ゾウ、サイ、ヒョウ、バッファロー)に出会えるかはその日の運次第。公園の中心部にある水飲み場には、鳥やカバなどが集まってきます。およそ13億年前の火山の噴火によってできたクレーターの中にあるため、山々に囲まれた珍しい風景のなかでサファリ体験ができることも特徴の一つ。■これからがベストシーズン。爽やかな夏を過ごせるリゾート地ケープタウンケープタウンは世界の観光地の人気ランキングで、常に上位にランクインする人気都市なのはご存じ? 一番のハイシーズンは12月中旬~1月初旬のホリデーシーズン。地中海性気候のため爽やかな夏を過ごすことができるとあって、世界中から旅行者が集まります。豊かでユニークな自然と都市の魅力が共存しているケープタウンには、アートギャラリー、バー、カフェ、レストラン、ショッピングモール、ホテルが集まり、飽きることがありません。アフリカの都市としては初めて「世界デザイン首都2014」に選出され、多種多様なイベントが展開されています。ケープタウンのシンボルになっているのがテーブルマウンテン。頂上がテーブルのような平らな形をしています。一日に4つの季節があると言われるくらい天気が変わるため、テーブルマウンテンもその雄大な姿を綺麗に見せてくれたり、雲がかかって全然見えなかったり。そのダイナミックに変わりゆく姿は圧巻です。頂上に行くには、いくつかのハイキングコースがあり独特の植物系の観察ルートに。アウトドア派には、ロッククライミングができるポイントも。360度回転しながら昇るロープウェーでは、眼下に広がるケープタウンの街並を眺めながら、一瞬にして1086mの頂上へ行くことができます。頂上が近付くにつれ、絶景を目の当たりにしてあちこちから感嘆の声が聞こえてきます。頂上にはケープタウンを展望できるポイントのほか、レストランやショップもあります。そこから見える景色は絶景の一言。遊歩道も整備されていて、時間に併せて3つのコースを選ぶことができ、ケープタウン市内と大自然が織りなす山々のどちらの景色も楽しむことができます。日没の頃になると、頂上にいる誰もがその沈みゆく太陽を見ながらその美しさに言葉を失います。日が沈むと、ケープタウンの街並は雰囲気を変え、帰りのロープウェーからは宝石のように輝く夜景を眺めることができます。■喜望峰だけじゃない。魅力溢れるケープ半島ケープタウンからアフリカ最西南端の喜望峰、ケープポイントへ向かう道は最高のドライブルート。近くには海沿いの曲がりくねった道路から絶景が楽しめることで有名なチャップマンズ・ピーク・ドライブがあります。車で進んでいくと両脇には野生のダチョウやケープマウンテンゼブラの姿も! 喜望峰やケープタウンからほど近いボルダーズビーチは、間近でアフリカペンギンを見ることができる唯一の場所です。アフリカペンギンは絶滅危惧種に指定されていて、気候変動などの影響から餌不足が深刻になっており、その数は激減。ボルダーズビーチではコロニーを人工的に作り保護活動を行っていて、約2000羽が生息しています。夏の時期は近くのビーチでペンギンと一緒に泳げることも! ■今、アフリカに行っても大丈夫? エボラ出血熱の報道が連日続く中、今アフリカを旅行することを不安に思っている方も多いのではないでしょうか。南アフリカから感染が流行している国々までは5800キロ以上離れていて、飛行時間は香港、ドバイ間と同じです。同じアフリカの国だから、エボラに感染するリスクが高いとは言えないのです。また、南アフリカ政府、航空会社も厳しい予防措置を講じています。南アフリカはワールドカップなど世界最大級のイベントの開催実績がありますが、その度に様々な感染症の流行を予防する対策経験を積んできました。南アフリカでエボラウイルスは発症していませんし、感染するかもしれないという不安は無用です。南アフリカ航空の便では、日本を出発して香港で乗り継ぎ、そこから13時間の空の旅。夜に香港を出発して、眠って起きたときにはもう南アフリカ。朝に着くので、到着した初日も有効に使うことができるのは魅力ですね。自然の魅力と都市の魅力。どちらも欲張りに楽しむことができる南アフリカ。寒い日本を抜け出し、爽やかな夏のバケーションを求めて南アフリカに出かけてみてはいかがでしょうか。取材協力:南アフリカ航空 公式サイト 取材:東海林美紀
2014年11月28日三菱東京UFJ銀行はこのたび、南アフリカ共和国の大手総合金融機関FirstRand Limited(以下、FirstRand)と、アフリカでの幅広い金融サービス分野における相互支援を目的とした包括的な業務提携に関する覚書を締結した。FirstRandグループは商業銀行業務、投資銀行業務、保険業務を取り扱う総合金融機関で、南アフリカ共和国のみならずアフリカ大陸内、とりわけサブサハラ地域を中心に、9拠点の子会社を有する有力な金融機関の一つ。また、インドとイギリスに海外支店、ドバイ、ケニア、アンゴラ、中国にも事務所を展開するなど、グローバルな拠点網も有している。サブサハラ地域とは、サハラ砂漠以南の49カ国を指し、人口9億人、2014年のGDP成長率が6%の見通しとなるなど、高成長が見込まれる地域だという。南アフリカ共和国は、サブサハラ地域へ展開するうえで重要なゲートウェイの位置づけにあるため、豊富な鉱物資源や中間層の増加により拡大する消費市場を狙う日系および多国籍企業の進出が加速することが見込まれている。同覚書締結により、FirstRandのサービスを顧客に紹介するとともに、現地通貨建の融資、トレードファイナンス、プロジェクトファイナンス、輸出信用機構を活用した融資など、幅広い分野における地場に根付いた金融サービスの提供が可能となるという。三菱東京UFJ銀行は、1926年に前身である横浜正金銀行がエジプトのアレクサンドリアに駐在員事務所を開設し、最近では2013年9月にヨハネスブルグ駐在員事務所を出張所に格上げするなど、アフリカにおける業務を推進してきた。FirstRandが有する情報やノウハウを活用しながら、一層多様化する顧客のニーズに対応すべく、これまで以上に質の高いサービスの提供を目指していくとしている。
2014年08月15日自然や現地の人と触れあい、アートを感じる旅を楽しみながら、地域コミュニティに貢献できる。そんな新しい旅のスタイルが南アフリカで始まっていた。■ソーシャルに旅を楽しむ南アフリカは、2009年に世界で初めて旅行における「フェアトレード」の認証システムが生まれた国。これは、フェアトレード・イン・ツーリズム・サウスアフリカ(FTTSA)というNGOが、ホテルやサファリ・ロッジなどの宿泊施設や旅行会社が運営するツアーに対して、自然環境の保護や地域へ貢献するといった、いくつかの項目に対して与えている認証のこと。それぞれ力を入れて取り組んでいることは異なるため、旅行者は認証を受けたツアーや施設の取り組みを見て選ぶこともできる。つまり、旅行者が認証のあるホテルなどを利用して旅行を楽しむことが、社会貢献につながっているのだ。今回の旅で宿泊した「シルバリ・レイクサイド・ロッジ」(Shilvari Lakeside Lodge)は、リンポポ州にある湖と山と森に囲まれたロケーションが魅力のFTTSAの認証を受けているロッジ。ここではアート&カルチュラル・ツーリズムに力を入れていて、地元アーティストたちの活動をサポートして地元の文化を紹介したり、地元の人を積極的に雇用してスキルアップのための研修を提供するなど、幅広く地域コミュニティの活性化に取り組んでいる。どこからでも湖と森が見えるように設計されたロッジ内には、地元アーティストの作品が飾られていて、ロッジにいながらにしてアートに触れることができる。アフリカの息吹を感じる作品に囲まれていると、まるでミュージアムの中にでもいるような気分になってくる。実際にアーティストのアトリエを訪れるツアーも用意されていて、私たちが訪れたのは美しい刺繍で有名なヴェンダ族の女性たちのグループ。ここでは裁縫のトレーニングを受けた女性たちが作ったクッションやスカーフなどの商品を売っていて、女性の経済的自立をサポートしながら、その収益の一部を子どもたちの学校の運営資金に回しているそう。このロッジに併設されたアース・センス・スパでは、南アフリカならではのリラクゼーション・マッサージを気軽に受けることができる。ケープゼラニウムやケープカモミールなどの南アフリカ原産の精油が配合されたオイルを使ったマッサージを受けながら、天然の植物がもつフレッシュな香りと周りの自然に癒されるひとときが過ごせる。疲れを集中的に取りたい人には使うオイルやマッサージを変えてくれるので、トレッキングやサイクリングなどのアクティビティの後にやってくる人も多いのだとか。ロッジのレストランは、アフロ・ヒュージョンなスタイル。南アフリカの伝統とヨーロッパの洗練さがミックスされた料理は、繊細なのに力強い味。使っている野菜は、地元の契約農家で採れた旬の野菜が使われている。■ローカルな旅の魅力とは「ローカルな旅」をテーマに、南アフリカの田舎を回った今回の旅。都会を離れて旅する最大の魅力は、大自然を感じながら現地の人たちと過ごす時間だった。日々の暮らしを見せてもらい、歴史や文化を教えてもらいながら、同じものを食べる。日本とは違う南アフリカの人々の生活の豊かさに触れるスペシャルな体験に溢れていた。人々の何気ない日々の営みの中に、美しさが隠れている。それに気付くことができるのも、ローカルな旅だからこそ。南アフリカには「絆」や「他者への思いやり」を意味する、「ウブントゥ(ubuntu)精神」がある。南アフリカは行く度に新しい何かに出合うことができる観光的魅力の尽きない国だけれど、帰国のときに「また帰ってきたいな」と思うのは、旅人を家族のように受け入れてくれる人々がいるからなのだろう。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年08月02日南アフリカでは伝統的な家庭料理から、インド料理、ケープ・マレー料理など、様々な食を楽しむことができて、グルメは南アフリカを旅する魅力のひとつだ。今回の旅では、お母さんたちに教えてもらいながら、地元の人たちが愛する家庭料理作りにチャレンジ!■家庭料理は素朴でやさしい母の味イースタンケープにあるカタ・ヴィレッジ(Cata village)は、この辺りに暮らしているコサ族の人たちの文化を体験できるオプションがたくさん用意されていて、カルチャーセンターのような場所。私たちは地元の女の人がいつも家庭で作っているという料理を教わることになった。村のお母さんたちが集まってくれて、まず作り始めたのは羊肉と野菜を煮込んだソース。ガーリックを油で炒めて、肉と野菜を鍋に投入。「このソースのおいしさの決め手はハーブとスパイスよ!」そう言いながら、たくさんのハーブやスパイスで味をつけていく。南アフリカのスーパーや市場にはたくさんの種類のスパイスが並べられているけれど、家庭料理の味付けには欠かせないものらしい。次はコサ族の伝統的な豆料理。これは乾燥したトウモロコシを挽いて粉にしたものと豆を煮込んだ料理。鍋に入れた豆とトウモロコシの粉に水を加えて、たまにかき混ぜながらコトコトゆっくり時間をかけて煮込んでいく。何時間もかかるので、庭で火をおこして青空の下で調理。最後に玉ねぎなどの野菜を入れて、塩と油で味をつけて少し煮込んだらできあがり!各自で盛りつけて、おしゃべりを楽しみながら一緒にランチ。家庭で作る料理は肉と煮込み料理が多いそう。とてもシンプルな料理なのに深いコクがあって、和食を食べた時のようなほっこりした気分にさせてくれる。■お母さんから娘へ引き継がれる伝統のパン作りコサ族の人たちの食事に多く登場する「ル―エスタークック」と呼ばれるパンは、各家庭で母から娘へと引き継がれてきた伝統の味。作り方はいたってシンプルで、強力粉に水、ドライイースト、塩、砂糖を入れてよくこねて、少し寝かせて発酵させる。このパンの最大の特徴は、直火でパンを焼くこと。庭に準備した火の上に網をのせて、パンを置くとあっという間に膨らんで、ひっくり返したらもう完成!できあがったパンはジャムとバターをたっぷりつけていただく。直火で焼いているのでとても香ばしく、もちもちとした食感。■アフリカの大地の恵み自然に恵まれた南アフリカは、海の幸も山の幸も豊富。メインとなるのは肉料理で、「ビルトン」と呼ばれるビーフジャーキーのような干し肉はどこにでも売っているし、肉料理のレパートリーは多い。車での移動中にガソリンスタンドに立ち寄ると、その前にチキンを焼いているお店が道端に軒を連ねているのを発見。「チキンが食べごろよー!」というお姉さんのひときわ大きい呼び声につられていくと、ランチを食べに来たという近所の人たちもチキンの焼き上がりを待っていた。「ペリペリ」という辛いソースをたっぷりかけてもらい、チキンに豪快にかぶりつく。地鳥のように弾力があってとてもジューシー。また、料理に欠かせないハーブは日常の生活でも欠かせないものらしい。「頭が痛い時にはこのハーブをそのまま鼻の中に入れちゃうのよ」と、コサ族の女性が教えてくれた。ミント系のハーブで、清涼感のある香りは確かに頭痛に効きそう。レストランで食べるような華やかさはないけれど、地元の人たちと一緒に食卓を囲んでアフリカの大地で育った食材をじっくり味わう体験は、南アフリカをぐっと身近に感じさせてくれるのだった。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年07月17日自然豊かな東ケープ州(イースタンケープ)はカルチュラルな魅力もいっぱい。南アフリカ全体のコサ族の人々の半分以上がイースタンケープに暮らしていて、まさにここはコサ族の故郷とも呼べる場所なのだ。コサ族のユニークな生活文化を体験!■ママ・トフに教わるコサ族の文化コサ族について知りたいのなら、ママ・トフ(Mama Tofu)という女性の話を聞くのが一番と言われ、イーストロンドンから少し離れた彼女の村を訪れた。到着すると村の人たちが歌とダンスで温かく迎えてくれて、南アフリカの国歌を皆で大合唱! コサ語で歌う国歌を聞いていると、胸に手を当てながら歌う人たちの姿はたくましく、ネルソン・マンデラ元大統領もコサ族の人だと思い出し、アパルトヘイトを乗り越えてきたという誇りや連帯感のようなものを感じて胸が熱くなってくる。ママ・トフは今年で93歳なのだそう。彼女は90年以上に渡って見てきた南アフリカの文化的、政治的、社会的な変遷やコサ族の歴史と文化について人々に語り継いでいる。時代が移っても変わらないコサ族のスピリッツについて話す口調には熱がこもっていて、ぐいぐいと彼女の話に惹きこまれる。特に盛り上がったのは、彼女が若い女の子向けに言っているという恋愛アドバイス。「男の子から愛していると言われたら、微笑んではだめ。真面目な顔をして彼の目を見て、ちゃんと仕事はしているか聞くのよ」。そして最後にママ・トフが言っていたのは、「料理の出来ない女性は結婚できないわ。トウモロコシを挽けない女性は全くだめね」ということ。ここでは調理用に乾燥したトウモロコシを挽いて粉にしなければいけない。村の女性たちが歌いながら軽々とやっているのを見た後に実際にやってみたのだけれど、これが本当に難しい。重いので全身の筋肉を使うし、リズム感も求められる。この作業をやっている女性たちは、なんともたくましい!■人々の生活に欠かせない存在、「サンゴマ」南アフリカでは現在でも古くから続く伝統医療を利用する人が多く、サンゴマと呼ばれる伝統治療師の数は西洋医学の医師の数よりもはるかに多いと言われている。いろいろなサンゴマがいるけれど、人々の身体的、精神的な病気をハーブで治すメディカルなものと、祈祷や占いをするスピリチュアルな役割があるそうだ。サンゴマがいる村を訪れると、最初にサンゴマが案内してくれたのは暗い小部屋。体調が悪い人や人間関係について悩んでいる人など、訪ねて来る人が抱えているものは人それぞれ。ここでその人に合った占いや祈祷を行うらしく、それに使うという乾燥したハーブを見せてくれた。次に見せてくれたのは激しいダンス。ドラムの音に合わせて歌いながら踊ってトランス状態に入り、先祖と会話するのだとか。集まってきた人たちのコサ語を聞いていると、カラコロと舌を鳴らすようなクリック音が会話の中に入っている。このクリック音の出し方を子どもたちが教えてくれたけど、難しくて全然発音できない。また、村に住むコサ族の女性はとても働き者で、調理用の薪を運ぶ女性はとても簡単そうにやっているのに、実際にやらせてもらうとバランスを取るのが難しくてずっとグラグラ。■コサ族の魅力的なファッションイースタンケープを車で移動していると、緑が広がる一面の草原に白やピンク、ブルーのカラフルな家が点々とある風景は見ていて飽きず、ドライブしているだけでも楽しい!よく見るこのキノコ型の丸い家はラウンドハウスと呼ばれていて、他のアフリカの国々でもよくあるスタイル。昔は敵の侵入に備えて、夜は男性がやりを持って扉の近くで眠っていたのだとガイドが教えてくれた。ラウンドハウスを活用したスタイリッシュなホテルも多い。また、コサ族は美しいビーズワークでも有名。ビーズのアクセサリーをつけている女性たちによく会うけれど、例えば、このビーズの髪飾りをしている女性は結婚したばかりの人、これはお母さんになったばかりの人と、その人のライフステージがビーズのアクセサリーの違いからわかるらしい。伝統的な衣装も同じで、衣装の違いからその人のライフステージがわかるそう。ビーズのアクセサリーはあちこちで売られていて、お土産にもぴったり! また、村の人たちのそれぞれデザインが異なった顔のペイントはとてもオシャレで、気に入ったデザインがあればペイントしてもらうことができる。新しい文化を取り入れながらも、伝統を大切にしながら生きるコサ族の人々の暮らしを垣間見るイースタンケープの旅は、人々の人生の豊かさに触れるような贅沢な時間が過ぎていく。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年07月08日南アフリカ観光のハイライトのひとつ、ゲーム・ドライブ(サファリ)。ここでは日常の生活から離れ、大自然の中で感動のアフリカ体験が待っていた。■ブッシュに溶け込んだラグジュアリーなサファリ・ロッジリンポポ州とムプマランガ州にまたがり、アフリカを代表する野生動物保護区であるクル―ガ―国立公園。近くの道路には、「カバに注意!」の標識が。もうすぐ出会える動物たちに期待は膨らみ、サファリ気分も盛り上がってくる。今回行ったサファリ・ロッジは、クル―ガ―国立公園に隣接するモツワリ・プライベート・ゲーム・リザーブ(Motswari Private Game Reserve)。バンガローは全15室で、それぞれが自然と調和した温かいデザイン。オーナーは女性アーティストということで、アフリカンティストの彼女の作品があちこちに飾られている。このロッジでは、周りの自然を存分に味わってほしいという想いから、あえてスパやジムなどは用意されていないが、敷地内にはフェンスがなく動物たちが自由に移動できるようになっている。つまり、ロッジにいながらにして動物を間近に見ることができるのだ。部屋に入って外を見ると、目に飛び込んできたのはすぐ近くの川で水を飲んでいる象の姿! そのため、部屋のすぐ近くにまで動物たちがやってくるので夜間の一人歩きは禁止されていて、自分の部屋から少し離れたバーやレストランへ行くにもレンジャーが同行してくれる。サファリ・ロッジの基本的なスケジュールは、早朝と夕方の1日2回のサファリと1日3回の食事。それ以外の時間は、各自でのんびりとリラックスして過ごす。少し遅めのランチを済ませた後は、オープン四駆車に乗り込み、レンジャーとトレッカーと共にいざサファリへ!■目の前で繰り広げられる動物たちの野生の営みプライベート・ゲーム・リザーブでのサファリでは、道が整備されていないブッシュの中にも自由に入って行けるため、ビッグファイブ(ライオン、ヒョウ、バッファロー、サイ、象)に会える確率も高い。ドライブを初めてすぐに、ビビッドなブルーカラーの鳥や、沼の中から耳だけを出したカバなど、動物たちが次々に姿を現した。しばらくブッシュの中を進んでいくと、今度はインパラの群れを発見。よく観察してみると、ざわざわしていて何か様子がおかしい。トレッカーがそっと指さす方を見てみると、なんとそこには何かを狙いながら歩くメスのライオンが!車はライオンの3メートル程まで近づいていく。間近で見る攻撃態勢に入ったライオンの迫力はすさまじく、少しでも触発したら飛びかかってきそうな雰囲気でカメラを向けることもできないほど。ライオンはインパラを狙っているのかと思いきや、ライオンの視線の先には一匹のヒョウが!いきなりのビッグファイブの同時出現に、車の中のメンバーの興奮度はマックスに。危機感を感じたヒョウは急いで木の上に避難し、あきらめたライオンがのそのそと退散していく。あっと言う間のできことだったけれど、生死をかけた闘いを少し垣間見ることができたのは、とても感動的な体験だった。■日が沈んだ後も暗闇の中で楽しむサファリ視界が開けた広場に車を止め、どこまでも続く広大なブッシュに沈む夕焼けを眺めながら、レンジャーとトレッカーが準備してくれたカクテルのグラスを傾ける優雅なひととき。ナイト・サファリはトレッカーが当てるライトの光とともに動物を探しながら進んでいく。日が沈んだ後の少しの間、幻想的に現われる黒とオレンジのシルエットが美しすぎてため息がでる。そして、満天の星空にある南十字星のすぐ下を歩いていく象の親子に、優雅に飛び跳ねるインパラたち。夜風を肌で感じ、草や土、動物たちの匂いを感じながら自然と一体化していくような、なんとも不思議な感覚を体験した。ロッジに戻ると、ちょっとおしゃれをしてバーへ。ロッジのスタッフや他のお客さんたちと今日出会った動物について語り合う。皆が目を輝かせて興奮冷めやらぬ顔をしながら、感動を共有する時間だ。ディナーは焚き火を囲んだテーブルで。ロッジのスタッフたちがアフリカン・ダンスと歌を披露してくれ、その暖かいもてなしに皆が家族になったようなアットホームな空気が流れる。一日の最後はハイエナの遠吠えを聞きながらバスタブのお湯に浸かり、夜はゆっくり更けていった。■感動は最後の最後まで翌朝はレンジャーのノックで目を覚まし、まだ日が昇る前にサファリへ出かけた。レンジャーにキリンとシマウマが見たいとリクエストすると、他のレンジャーたちと無線で連絡を取りながら、まずはキリンの群れがいる場所へと連れて行ってくれた。キリンの群れに近づいていくと、二匹のオスのキリンが激しい音をたてて首をぶつけあっているのを発見。あまりの大きな音に驚くけれど、これはただスキンシップをとっているだけで、喧嘩をしているわけではないらしい。そして次はシマウマを探していく。なかなか見つけることができず、あきらめかけたその時、インパラの群れに混じったシマウマが! レンジャーやトレッカーたちのチームプレイと温かいホスピタリティを感じた瞬間だった。南アフリカでのサファリは動物を間近に見られることと、最高のホスピタリティと大自然の中のサファリ・ロッジで過ごす優雅な時間が魅力的。忘れられない最高の思い出になることは間違いない。サファリ・ロッジを出発して空港に向かう途中、道路の脇でバッファローやキリンが姿を見せてくれた。そして、到着した空港は緑に溢れ、まるでサファリ・ロッジを再現したかのような素敵な空間! 最後の最後までサファリ気分は続いたのだった。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年06月17日南アフリカに出かけるのならケープタウンやダーバンなどの大都市も魅力的ですが、今回は都会を離れてゆっくりと田舎をまわりながら、大自然と温かいローカルの人たちにふれあう旅をしてきた。いつもと一味違った南アフリカの旅を6回に渡ってご紹介。「アフリカ」とひとことで言っても、アフリカ大陸にはそれぞれに違うたくさんの国があって、その国の中にもたくさんの民族が暮らしている。南アフリカには公用語が11個もあるくらい、言葉も文化も違う様々な民族がひとつの国の中に一緒に住んでいるのだ。その中のひとつ、幾何学模様の壁画やカラフルな衣装で知られているンデベレ族が暮らす村を訪れた。■ンデベレ族のクイ―ンと一緒にアフリカンランチヨハネスブルグから車で2時間ほど走ると、ムプマランガ州にあるンデベレ族が多く暮らすという村に到着。村に着くと、今は亡きンデベレ族の王メイシャ三世の5番目の妻、女王(クイーン)ノムサがランチに招待してくれ、伝統的な衣装を着て出迎えてくれた。彼女の家はモダンな造りになっていて、庭にはピンクのブーゲンビリアが。家の中のインテリアはンデベレ族の独特なデザインで統一されていて、とてもオシャレ! クイ―ン・ノムサはンデベレ族の歴史や文化を伝えるために、旅行者が彼女の家を訪れることができるようにしていて、一緒にランチを食べながらフレンドリーに話をしてくれる。この日のランチはこの地域でよく食べられているという、豆を煮込んだソースに牛肉とチキンのグリル。結婚している女性のシンボルだという金の首輪のファッションや一夫多妻制度などのンデベレ族の文化について、とてもわかりやすく説明してくれた。ンデベレ族の女性が身に付けるストライプのマントも有名だけれど、彼女のマントにプリントされていたのは、亡くなった王メイシャ三世だった。靴のデザインまで、ンデべレ・アート!■午後はのんびりと村を散策村を歩いていると、幾何学模様が描かれた建物をよく見つける。この幾何学模様を描くのは昔から女性の仕事とされていて、今では男性もできるらしいけれど、やはり基本的には女性らしい。この建物は教会だった。村はとてものどかで、子どもたちの遊び声に混ざってどこからか太鼓の音が聞こえてきたり、牛が道路をゆっくりと歩いていたり。村の人たちはとてもフレンドリーで、すれ違う人たちとあいさつを交わしながら、ゆっくりとした時間が過ぎていく。カメラを持って歩いていると、「撮って! 撮って!」とたくさんの人が寄ってくる。みんなそれぞれ決めポーズを持っていて、小さな女の子がモデル並みのポーズを披露してくれた。■ンデベレ・アーティスト、エスター・マフラングこの村には世界で初めてンデベレ・アーティストとして注目を集めた女性、エスター・マフラングが住んでいる。彼女のアトリエを訪れた。建物の外壁には全て幾何学模様が描かれている。どのようにデザインするのか尋ねると実際に作業風景を見せてくれた。このデザインはエスターの祖母から母へ、母からエスターへと伝えられてきたもので、エスターは10歳になったときから描き始めた。そして、今はアートスクールを持っていて、地元の少女たちにンデベレ・アートを教えている。アトリエに並べられていた帽子やマグカップ。お土産に喜ばれそう。エスターのひときわ目を引く美しいデザインは、これまで長年に渡って世界中の人たちを魅了し、世界各国で展示会が行われてきた。1991年には、これまでアンディ・ウォーホルなどがデザインしてきたBMWのアート・カーコレクションのアーティストに選ばれ、BMW 525iがエスターのキャンバスになった。アトリエの隣にはゲストハウスが併設してあり、この日は泊めてもらうことに。ゲストハウスの中のインテリアは、もちろん全てンデベレ・アート! 日本でも展示会を行ったことがあるエスターの日本の思い出話を聞きながら、カラフルなンデベレ・アートに囲まれてスペシャルな夜を過ごした。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年06月11日住信SBIネット銀行は29日、顧客の有効な資産運用先として利用できるよう、好金利通貨として人気の南アフリカランド定期預金にて特別金利を適用する「南アフリカランド定期預金 特別金利キャンペーン」を開始した。内容は、10月29日から12月23日までの間に、南アフリカランド定期預金(3ヵ月もの)に預入れると、年4.50%の金利が適用されるというもの。期間10月29日から12月23日預入れ手続き完了分まで。(円普通預金からの預入れの場合、12月22日6:50までに預入れる。それ以降の申込みは特別金利の対象外)対象となる顧客満20歳以上の個人の顧客・法人の顧客対象となる商品および特別金利南アフリカランド定期預金(3ヵ月もの)に特別金利を適用10月26日時点の適用金利(10万南アフリカランド以上) 年3.55%(税引後年2.82%)。10月29日以降の特別金利(預入金額に関わらず適用する金利) 年4.50%(税引後年3.58%)住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日ソニー銀行は22日、新たに3通貨「中国人民元(CNH)、南アフリカランド、スウェーデンクローナ」の外貨預金の取り扱いを開始した。これまで顧客から要望の高かった中国人民元、南アフリカランドの新興国通貨、および北欧で安定的な経済成長率を保っているスウェーデンクローナを加えた。他の外貨預金と同様に、いずれも「対米ドルでの取り引き」、「指値による取り引き」(対円での取り引きのみ)、「為替予約」(ブラジルレアル除く)、「外国為替チャート」に対応している。これにより、ソニー銀行の外貨預金は12通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、ブラジルレアル、中国人民元(CNH)、南アフリカランド、スウェーデンクローナ)となった。ソニー銀行はこれからも顧客の多様な外貨運用のニーズに応えていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日南アフリカでは8月中旬、賃上げを求めてストライキ中だったプラチナ鉱山労働者に対して警官隊が発砲し、100人を超す死傷者がでました。この事件をきっかけに、他の鉱山にも賃上げ要求の動きなどが広がったほか、製造業においても労働争議が見られるようになりました。また、こうした事態を受け、格付会社のムーディーズは9月27日、政府の統治能力が弱まっていると指摘し、同国の長期国債格付を「A3」から「Baa1」へ1段階引き下げたほか、格付の見通しを「ネガティブ(弱含み)」で維持しました。さらに、10月5日に、大手鉱山会社がストに参加した従業員1万2千人の解雇を決定すると、労使間の対立が一層激しくなりました。そして、週明けの8日に南アフリカ・ランドは一時、1米ドル=9ランド近くまで売られ、9月末比で約8%の下落となりました。しかし、足元では、欧州の政府債務問題を背景とする投資家のリスク回避姿勢が再度、強まりつつあるものの、ランドは8.7ランド前後へと反発し、9月末以降の下げ幅の3分の1程度を回復しています。(※上記グラフ、データは過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)南アフリカでは、今年12月の与党ANC(アフリカ民族会議)の党大会において、2014年の大統領選挙の前哨戦とされる党首選挙が行なわれます。足元でストが拡大したのは、こうしたタイミングと関係しているとの見方もあり、少なくとも、同党大会までは、同国に関する話題がこうした扇情的なニュースに引き続き集中する可能性があります。また、これまでのところ、南アフリカ・ランドの軟調の主な背景はストであるとみられているものの、ストの広がりや長期化が、経常赤字など、同国の抱える構造問題に投資家が改めて注目するきっかけとなる可能性も否定できません。こうしたことから、警戒は怠れないものの、賃金交渉の妥結や、ストの沈静化などの報道も増えつつあり、党大会の終わる年末までには、事態が落ち着く可能性も考えられます。また、南アフリカの国債が、世界の国債市場の指標として広く利用されている指数である「シティグループ世界国債インデックス(WGBI)」に9月末から組み込まれたことは、ポジティブな材料と考えられます。これに伴ない、従来よりも多くの投資家が同国債に注目するとみられ、同国への資金流入を支える可能性があります。(2012年10月11日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、国内外での大きなイベント発生時の臨時レポート「フォローアップ・メモ」からの転載です。→「フォローアップ・メモ」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日南アフリカのハート「リトル・カル―」を巡る旅もいよいよゴールまで後わずか。多くの出会いと感動に包まれたこの旅をふり返りつつ、最終目的地へ向かう途中、素敵な女性たちに遭遇したことを思い出す。中でも「ミス・アース南アフリカ2012」のファイナリスト、ララ・ポットギーター(Lara Potgieter)さんと一緒に朝日を浴びながら観賞したミーアキャットの愛らしさは格別かもしれない。ミス・アース 南アフリカ( Miss Earth South Africa ) ちなみに「ミス・アース」とは、2001年の開催以来、毎年恒例となった「地球規模の地球のための美のコンペ」とのこと。この大会を通じて、世界中の人々が地球環境問題に対して向き合い、環境保全に対する意識を高めることが目的の一つでもあるという。夕暮れ前の絶景を望みたく、なだらかな山頂へとドライブした先では、自然が大好きな地元の女性も散策を楽しんでいた。リトル・カル―の町歩きには「帽子」をコーディネートしてみたくなる。午前中のティータイムにカフェのテラス席で、ゆったりとおしゃべりしながらお茶を楽しむレディたちも。お似合いのパープルの帽子に思わず「どこで買ったの?」と声をかけてしまった。そして日々、町の様子を見届けているトリのオブジェも…みんな帽子が大好き。週末のショッピングセンターや町中は、友だちや家族と一緒におでかけを楽しむ人々でいっぱい。小さな息子を肩車するパパの姿や、かわいい女の子の手を引きながら買い物に忙しいママの姿もほほえましい。キッズ向けのショップの前で出会った女の子もまたいつか、そんなママになるのかな? 職人の手仕事は時を超えて受け継がれ、大切にされていくべきものだという思いを新たにしたのが、この「リトル・カル―・マジック・トリップ」からいただいたギフトの一つ。それはまさに持続可能な「エコ」的ライフスタイルではないかと思った。そして、どれほど前の時代のものなのかは知らないが、繊細なレースがとっても美しいアンティークのドレス姿の新婦と、シックなスーツをまとった新郎。そんな2人の幸せいっぱいの結婚パーティーの様子を想い描きつつ、旅の途中で出くわした子供たちの未来を夢みたりして…「まるでオペラの屋外劇場みたい」と、訪れる人々が思い思いにその感動を表現する地球規模のアート! それがこの自然が創造したシャンデリアのような鍾乳洞「カンゴー洞窟」。その物語の始まりは、なんと800万年ほど前、かつて海底だった時代にさかのぼるとか。アフリカの7大不思議のひとつにも数えられるここは、必見スポットの一つ。 南アフリカの旅の魅力を、あえて一言で言うなら ―― それは「ミス・アース」のキャッチコピーの一部を引用し、「地球のための美に出会う旅」ではないかと思う。たくさんの動物や雄大な自然を間近に、「持続可能な環境保全」を日々の暮らしに取り入れることの大切さ。そのサンプルの一つが「リサイクル・アクセサリー」として親しまれている。再生紙によるネックレスを旅の思い出に添えて…取材協力: 南アフリカ観光局 公式サイト カンゴー洞窟 ( CANGO CAVES ) 撮影/吉澤健太取材 (&一部撮影)/HIROKO USAMI
2012年07月16日「南アフリカは、もちろんラグジュアリーホテルは素晴らしいけれど、地元のゲストハウスはお部屋のインテリアもそれぞれ個性的でチャーミングだし、ホストの温かさがものすごく心地よい…」という話を、ずいぶん前に耳にしたことがある。そんな記憶と共に滞在先の一つに選んだのは、Anton&Susan Schoeman(アントン&スーザン・スクーマン)夫妻が経営する「Die Gat Guest House」(ディー・ハット・ゲストハウス)。かつて南アフリカの映画の舞台にもなったことがあるそう。1800年代半ばから続く歴史的価値のある農家をリフォームし、奥様のスーザンさんがラブリー&エレガントなインテリアでゲストをお迎えしている。テーブルに着くたびに感動するのは、お料理もさることながら、テーブルコーディネートの素晴らしさ。女性に例えるなら、いわゆる“クールビューティー”ではなく、ご本人同様 “ウォーム&キュート”とでも表現すべきなのか?「私は、これしかできないですもの…」とはにかみながら笑顔で答えるスーザンさんに、学ぶことはかなり多いのでは。心から「ありがとう!」の気持ちをきっと伝えたくなるはず。ディー・ハット・ゲストハウス( Die Gat Guest House ) 突然の「サプライズ・バースデーパーティー」企画にも快く応じて下さったのは、アートギャラリーも併設の町で人気のデリ・カフェのシェフ。地元のスパークリング・ワインと各自に用意されたシャボン玉でお祝い!店内にディスプレーされたアンティークのウェディング・ドレスやシューズなどがノスタルジック&ロマンティックな気分を誘う。お店の出入り口の壁に、手書きで記された「人生は美しい…今日を楽しもう。明日は必ずしも訪れるとは限らないのだから」そのフレーズがキュンと心に響いた。ある日の朝食に、南アフリカでは珍しくお粥が登場した。聞けば、マネージング・ディレクター 二―ル・エルス(Niel Els)氏(写真左)のさり気ない、ゲストへのおもてなしだと判明。偶然にも日本や中国といったアジアからのゲストが滞在していたからなのだそう。「昨晩、YouTubeとかいろいろレシピを調べて、生まれて初めてお粥にチャレンジしてみたんだけどね(笑)」 美味しさが倍増した気分!ターンベリー・ブティック・ホテル( Turnberry Boutique Hotel ) 南アフリカのグルメとして是非とも試してみたいのが、ワインとオーストリッチ。その2つの希望をかなえられ、なおかつ南アフリカのベスト10にランクインしているレストランが滞在先の近くにあると知り、早速ランチに出かけることにした。守護天使という意味のある「Jemima’s」(ジャマイマス)という名前も好感度大。この日は、お店のワインリストにもある地元のワイナリー「KARUSA」によるワインティスティングも体験することができ、かなり満足度数が高いひと時となる。「KARUSA」のワイン・テイスティングをした数種類の中でも、個人的に印象深いのはシャンパンと同じ製法によるスパークリングワイン。とりわけお天気の良いランチタイムには最高のマッチングかも。またヘルシー&ローカロリーと人気のオーストリッチのフィレ・ステーキも、好みのソースとの組み合わせを楽しめる。ゆったりとくつろげるシックで洗練された店内のインテリアも、ゲストをもてなす。ジャマイマス・レストラン( Jemima’s Reataurant ) カルサ・プレミアム・ワイナリー&クラフト・ブルワリー( KARUSA Premium Winery & Craft Brewery )取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影/吉澤健太取材 (&一部撮影)/HIROKO USAMI
2012年07月15日このところ日本からのハネムーナーも増えているという、ここ南アフリカ。そんなロマンチックな噂を耳にしながらプランした「南アフリカでかなえたい夢のリスト」。その項目をチェックしていると、動物にまつわるコトの多さにビックリ! やはり「サファリ」な気分は外せない。こうして毎朝、夜明け前にベッドから飛び起きて、その道のプロをナビゲーターに大草原へと繰り出す。その目的は一つ。夢の出会いを実現させるため。まずはオーストリッチ農園で有名な町、オーツホーンから7km離れた南アフリカ6番目の世界遺産「スワットバーグ山脈」のふもと、カンゴ・ヴァレーにある野生動物農場「ビュッフェルズドリフト・ゲーム・ロッジ」に向かった。5ヘクタールほどの泉に面して建ち並ぶ25棟のラグジュアリーなテント。そこがこのロッジの客室だ。水辺のタイプと丘の上のタイプの2種類あり、いずれもゆったりとリラックス気分にひたれるウッドデッキ付き。「大好きな人とヴァカンスで訪れたいなぁ…」そんな気持ちに誘われること確実かも。ビュッフェルズドリフト・ゲーム・ロッジ( BUFFELSDRIFT Game Lodge ) 熟練のレンジャーがドライバーとガイドの二役で「ゲーム・ドライブ」に出発。広大なこの野生動物農場では、サファリで人気の「ビッグファイブ」中、ゾウ、サイ、バッファローの3種類をはじめ、キリン、カバ、スプリングボックス、そしてクドゥなど、自然の中でのびのびと過ごすお気に入りの動物に間近で出会えるかも。また日ごろ目にすることのない珍しい植物や、このエリアで確認されているという217種類ほどのバードウォッチングも楽しめる。この日のレンジャー、エホン(Ehon)さんと交わすさまざまなサファリ・トークも楽しい。 1日の始まりに、出会いの喜びをかみしめたいのが、なんともチャーミングなミーアキャットかも。軽くモーニング・コーヒーを味わった後、それぞれに折りたたみ椅子を持参し、大草原でミーアキャットの出現を待つ。1匹ずつ姿を現した瞬間の感動は今なお忘れられない。 2000ヘクタール以上ある大自然の中にたたずむドゥ・ゼィーコ・ゲスト・ファーム( De Zeekoe Guest Farm )では、長年のキャリアを持つガイドのデェヴィー・グリニスター(Devey Glinister)さんが、ミーアキャット・アドヴェンチャーズ( Meerkat Adventures )へと希望者をエスコートしてくれる。 動物が身近な存在の南アフリカで、一度はチャレンジしてみたいのが「ふれあいの時間」。たとえば、1日3食が日課のゾウに朝食用の野菜やフルーツを食べさせてみたり、ひざに座らせてもらう。あるいは馬に乗ってサファリを散策する…などなど、そのスタイルはさまざま。中でも「カンゴー野生動物園」での体験は、動物好きには絶好のチャンスとなりそう。なにしろ、いつも檻の外から見つめているだけのチーターや子供のトラなどの動物と、実際に触れることができるのだ。一般的にストレスフルな日々を送る人々にとって、ヒーリング効果もあると言われる「アニマル・セラピー」だが、さすがに南アフリカともなると、そのスケールの大きさに感動する。こうしたさまざまな早朝のアクティビティを十分満喫した後の朝食は、できればテラス席などのアウトドアで自然と向き合いつつ、ゆっくりと味わうのが南アフリカ的スタイルなのかもしれない。カンゴー野生動物園 CANGO WILDELIFE RANCH 公式サイト 取材協力: 南アフリカ観光局 公式サイト 撮影: 吉澤健太取材 (&一部撮影):HIROKO USAMI
2012年07月14日「南アフリカ発、世界的ファッションブランドのコレクションを彩るトリとは?」と質問されたなら、どんな答えが飛び出すか。「イーグル?」「ワシ?」…etc. 実はその正解がこの「リトル・カルー・マジック・トリップ」にあるという。というわけで早速、そんな彼らに出会うべくガーデンルートの中間地点、George(ジョージ)からOudtshoorn(オーツホーン)へと一時間ほど車を走らせる。果たしてそこで待ち受けていたのは… そう、あの世界1の体格を誇るトリとして有名な「オーストリッチ(日本では一般的に「ダチョウ」)だった。何しろここ、オーツホーンは世界最大のオーストリッチの生息地なのだそう。そしてウワサ通り、人間の背丈の2倍近くある巨大な彼ら。よってベビーはもとより、当然のことながらタマゴのサイズもスーパービック! 「この国旗の素材は何だろう?」 ― 答えは、カラフルにカラーリングされたオーストリッチのフェザー。思わず、「う~ん、ゴージャス!」とつぶやきそう。(「クライン・カルー社」にて)ニワトリのタマゴの24~5倍の重さがあるオーストリッチのタマゴ。おそらくどれほどのサイズか容易に想像つくのでは?この地にある4ヵ所の見学可能なダチョウ農園では、ダチョウに関するさまざまな知識を深めることができるほか、体験試乗やジョッキーによるダチョウレースも楽しい。ちなみにはるか昔の話では、エジプト人やローマ人の高貴な女性たちはセレモニーの際、オーストリッチに乗ったのだとか。(「サファリ」農園にて)エリザベス1世、マリー・アントワネット、そしてイヴ・サンローランにエルメス、ルイ・ヴィトンなどなど、時代を超えて受け継がれる「モードとしてのオーストリッチ」。その魅力はカラフルで美しいフェザーやドット柄風のレザーが、さまざまなファッションアイテムとして登場していることからもわかる。南アフリカが誇る最高の品質と技術で世界的にその名が知れた「KLEIN KAROO(クライン・カル―)社」を特別にご紹介。オーストリッチの羽根は左右対称のカタチから、古代エジプトにおいては「真実と公正」のシンボルだったこともあり、神話の神々やファラオの装飾品として使われてきた。またヴィクトリア朝時代からはファッションとしての役割も担い、帽子やストールなどさまざまなデザインに使用されている。いくつもの細分化されたプロセスを経て完成するオーストリッチのフェザー。静電気がおきるというフェザーの特性を活かし、パソコンやカメラのクリーナーとしても製品化されている。バリエーション豊富にカラーリングされるオーストリッチのフェザーやレザー。いずれも世界に名だたるファッション・メゾンなどへと羽ばたいていく。ちなみにオスの羽は、白い羽先と尾以外はすべてブラック。一方のメスは、クリームがかった白い羽先と尾以外はすべてグレーなのだそう。オリジナルのバッグやシューズ、アクセサリーほか、バリエーション豊富なクライン・カル―社のオーストリッチ・ブティック。この春、行なわれた南アフリカのオーストリッチとファッション・デザイナーを目指す日本の文化服装学院の学生たちに向けたデザイン・コンテストなど、さまざまなプロジェクトも要注目。オーツホーンで出会うオーストリッチをめぐる旅。そのスタイルは人それぞれ。たとえば、カラフルなフェザーでオリジナルアクセサリーを創作してみたり、あの大きなタマゴを購入して自作の「エッグ・アート」してみる、なんていうのも楽しいかもしれない。またヘルシー(低脂肪、低カロリー、低コレステロール、豊富なたんぱく質)と評判のオーストリッチ・メニューをレストランで味わってみるのもおススメ。「クライン・カルーへの旅(Journey to Kannaland(=Klein Karoo))」と題された地元の劇団「カンブロ・ディガーズ(Kambro Diggers)」によるミュージカル。歌ありダンスあり、さらにユーモアたっぷりに演じられるこの地の文化的歴史物語に触れる45分間の観劇もアイデアかも。もちろんキャストや小道具にオーストリッチはマスト・アイテム。旅の思い出に一度は乗ってみたいロバの馬車も、オーストリッチの羽根飾りでプチ・エレガントなコーディネートで登場するのが南アフリカ・スタイル。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト クライン・カルー・オーストリッチ・ブティック(KLEIN KAROO OSTRICH BOUTIQUE) 公式サイト 撮影/吉澤健太取材 (&一部撮影)/HIROKO USAMI
2012年07月13日先頃、『南アフリカの国債は、「シティグループ世界国債インデックス」の組入要件を満たした』との発表がありました。同インデックスの組入要件は、「S&P社でA-、あるいはムーディーズ社でA3以上の格付を保有すること」、「当該国の債券時価総額がある程度大きいこと」、「市場参入の障壁がないこと」であり、今後、南アフリカの国債が継続して組入要件を維持した場合、2012年10月より同インデックスに採用される予定です。「シティグループ世界国債インデックス」は、世界全体の国債市場の動きを示す代表的な指数で、資産運用会社などをはじめ、世界の多くの金融機関がグローバル債券の運用を行なう際に運用成果の目安としている指数の一つです。日本では、同インデックスのうち日本を除いた指数が、公的年金や企業年金、投資信託などで幅広く利用されています。実際に南アフリカの国債が「シティグループ世界国債インデックス」に採用された場合、同インデックスを利用している投資家から、南アフリカの国債への資金流入や、それに伴なう南アフリカランドの上昇が期待されるうえ、南アフリカの認知度が向上するものとみられます。南アフリカは豊富な鉱物資源や活発な消費活動などから堅調な経済発展を遂げており、利回り水準も相対的に高いことから、南アフリカへの関心は高まると考えられます。足元では、南アフリカランドは資源国通貨のオーストラリアドルと比較してやや軟調となっていますが、「シティグループ世界国債インデックス」に採用される国は、投資家が「相対的に安心して投資できる国」と考えられることから、同インデックスへの採用は中長期的な南アフリカランドの押し上げ要因として注目されます。(※グラフ・データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年5月9日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日住信SBIネット銀行は16日、顧客の有効な資産運用先に好金利通貨として人気の高い南アフリカランドの定期預金に特別金利を適用する「南アフリカランド定期預金特別金利キャンペーン」を実施すると発表した。期間は6月3日預入れ手続き完了分まで。同キャンペーンは、満20歳以上の個人顧客と法人が対象で、南アフリカランド定期預金(3カ月もの、1年もの)に特別金利を適用する。特別金利は、3カ月もので今まで年4.346%(税引後年3.4768%)が年5.000%(税引後年4.0000%)に、1年もので年5.600%(税引後年4.4800%)が年6.000%(税引後年4.8000%)になる。期間中は預入金額に関わらず特別金利が適用する。例えば、10万南アフリカランドを3カ月もののキャンペーン定期預金に預入れの場合、3カ月後に得られる利息(税引後)は、10万南アフリカランド×年4.0%×3/12ヵ月(小数第3位切り捨て)で、約1,000南アフリカランドとなる(具体例は概算値。詳細は預入日、満期日等により異なり、1年を365日として日割り計算)。同行は、「顧客のレギュラーバンクを目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造に努める」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日2010年に開催されたFIFAワールドカップで世界中から注目を浴びた南アフリカ・ケープタウン。ヨハネスブルグに次ぐ南アフリカ第2の都市として観光を中心に栄え、喜望峰をはじめテーブルマウンテンなど豊かな大自然が広がる。また、ケープタウンの中心部にあるV&Aウォータフロントは、地元の人にも人気の一大ショッピングコンプレックス。ショップ約450軒にレストラン約80軒、ホテル10軒、さらには映画館や水族館、博物館などが集まる。そして、ケープタウンの東側一帯にはブドウ畑が広がっており、近年日本でも急激に知名度を上げている南アフリカワインの産地となっている。2004年、ユネスコ世界遺産に登録された「ケープ植物区系保護地域」。ケープ半島から東ケープ州西端まで約55万haの広大な地域一帯が同植物区となっており、その中に「カーステンボッシュ国立植物園」もある。528haの園内では国花プロテアやエリカといった珍しい品種を見ることができ、その他南アフリカの植物が固有種を含め7000種以上集められている。世界遺産の中にある植物園。なんとも珍しい。テーブルマウンテンの中腹に広がるこの植物園はその広大さにも驚くが、見たこともないような花々に囲まれ、1日いても飽きない。世界的に有名な観光地である喜望峰は、ケープタウンから車で1時間半ほどの場所にある。ここでちょっとしたトリビアを披露したいのだが、喜望峰は「アフリカ大陸最南端」ではない、ということ。正しくは「最南西端」。これ、意外と勘違いしている人も多いのではないだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日南アフリカ生まれのエイジレスビューティケア南アフリカ生まれの「エイジレスビューティ」を導くオーガニックコスメ「ボタニー(BOTANY)」が、2月29日よりアスプルンドからデビューする。植物の濃密な力が「あなたに宿る美を呼び覚ます」「ボタニー」は、アフリカの大地で力強く生長した「美の植物」の生命力や紫外線から自らを守る力、驚くべき保水力などを、独自のレシピにもとづき凝縮した、植物由来成分100%のオーガニックコスメ。崩れがちな美のサイクルを健やかに整え、「あなたに宿る美を呼び覚ます」という。商品ラインナップは、ボディオイル、ハンド&ボディローション、リップエマルジョン、アイ&リップクリーム、ボディクリーム。元の記事を読む
2012年02月10日22日、アフリカ民族会議において2012年までに国民健康保険制度を南アフリカ全国で展開するため全力で取り組むことが発表された。計画によるとその費用は1年目1280億ランド(約180億ドル)、2025年まで毎年3760億ランド(約555億ドル)かかると見込まれている。【image】erjkprunczyk’s photostream2012年より段階的に展開計画は14年にわたり段階的に行われるが、2012年に主に医療・健康状態が比較的悪い地域より展開していくそうだ。この国民健康保険制度は南アフリカ全国民が医療保険制度に加入することを目的としている。国民健康保険制度の強制加入は行わない予定南アフリカの医療保険制度は、主に公的保険と私的保険に分けられる。公的保険は、政府職員や国家機構、公立学校の職員に対する保険で強制的・相互扶助的な性質のものである。私的保険は民間企業職員に対する保険で任意加入のものである。国民健康保険制度は全国民をカバーするものの、この保険か他の保険に加入するかの選択権は国民に帰属させるという。
2010年09月26日タレントの優木まおみが3月16日(火)、東京・千代田区の南アフリカ大使館で行われた映画『第9地区』(ニール・プロムカンプ監督)のイベントで、“南アフリカ講座”を受講した。同作は、南アフリカの難民キャンプを舞台に、難民として生きるエイリアンと人間との共同生活をドキュメンタリータッチで描いたSFドラマ。南アフリカ共和国に在住歴もあるジェトロアジア経済研究所地域センター長の平野克己さんが“講師”として来場。優木さんは、同国の印象は「2010年のサッカーワールドカップが開催されるということと、お酒が好きなのでワインが美味しい、というくらい」というビギナー。平野さんは「1994年に民主化がなされ、グローバリゼーションの波が訪れて経済が発達しているが、貧富の格差が激しく広がり恐らく世界一」、「成人男女の10人に4人が失業」、「エンターテイメント産業が発達していて、“サウスアメリカンドリーム”という言葉があるほどそれで成功を目指す若者が多い」などと解説。優木さんは「エンターテイメント産業が発達しているのに失業率が高いのはなぜ?」と熱心に質問し「グローバリズムが広がったところには、両極端なものが必ずある」との回答に、興味津々な表情で頷いた。一方、若いカップルが旅行するおススメのデートコースについて、平野さんは「インド洋と大西洋という2つの海に接しており、クジラなどが見られます。やっぱり都市より田舎。治安もいいですし。生物の多様性は世界一と言われているくらいですから、すごい種類の植物が見られますよ」と笑顔。優木さんは「ホエールウオッチングしたいです。アメリカ、ハワイでしたことがあるんですけど、すごく遠くに小さくしか見られなかったので」と南アフリカのネイチャーデートに思いを馳せていた。『第9地区』は4月10日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Tominaga)■関連作品:第9地区 2010年4月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 District 9 Ltd All Rights Reserved.■関連記事:お味はどれが一番?アカデミー賞ノミネート作品にちなんだメニューの数々を公開決戦を前に意外にも和気あいあい。オスカー候補者が勢ぞろいの昼食会開催アカデミー賞候補が決定!キャメロンVSビグローの元夫婦が最多9部門で対決徐々にオスカー候補が見えてきた?英国アカデミー賞候補が発表に小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目
2010年03月16日先日より公開され、多くの絶賛の声が上がっている『インビクタス/負けざる者たち』。本作でネルソン・マンデラ南アフリカ大統領(1995年当時を演じ、まもなく発表される第82回アカデミー賞で主演男優賞候補に名を連ねているモーガン・フリーマンが、南アフリカでの本作の公開に合わせ、昨年12月に当地を訪れた際の様子を収めた特別映像が到着した。南アフリカの人々の「おかえりなさい」という温かい声に迎えられたモーガンは、首都・ヨハネスブルク、第2の都市・ダーバン、そして、マンデラがかつて幽閉されていたロベン監獄島があるケープタウンなどを訪問。各地で開催された本作の上映イベントには、劇中で描かれる、南アフリカで開催された1995年のラグビーワールドカップの代表チームの元メンバーたちも訪れ、映画、そしてモーガンに対する賛辞を口にする姿が見られた。ある上映会では満場の拍手に対しモーガンは「みなさんからの拍手は私へのものではなく、私たち全員へのものだと受け止めています」と語りかけ、会場をさらに大きな拍手と歓声が沸き起こっていた。さらに現地でモーガンは、マンデラの孫との対面も果たした。翻って日本では、“政治とカネ”の問題など、長きにわたる国民の政治不信などが取りざたされているが、“事業仕分け”などで一躍、時の人となった民主党の蓮舫議員が本作を鑑賞。自身のTwitter上で「すごい、すごい、すごい!(中略)もう一回観に行こう!」とつぶやくなど、ジワジワと日本の政治家にも影響を与えているのかも?本作の劇中の数々の台詞や登場人物たちの行動には、強く心打たれるが、今回届いた映像の中でモーガンが、マンデラの家族が、元代表メンバーが、そして観衆たちが語る言葉もまた、見る者の心に深く突き刺さること間違いなし!映画を観る前にまずこちらをチェック!『インビクタス/負けざる者たち』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.■関連記事:NAACP(全国有色人種向上協会)イメージ・アワードで『プレシャス』6冠!就活に効能アリ?『インビクタス』学生座談会で熱い意見続出【読者レビューをウォッチ】『アバター』旋風に負けず、邦画勢に高ポイント続々M・フリーマン×M・デイモン『インビクタス』インタビュー信頼と尊敬の到達点バッシングにも“不屈”内藤大助「ネルソン・マンデラと比べれば俺なんかまだまだ」
2010年03月05日