2020年11月6日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に、俳優の森山未來さんがゲストで出演。15年以上、携帯電話を持っていない理由を明かし、反響が上がっています。森山未來が携帯電話を持たなくなった『理由』とは同番組のMCを務めるお笑いコンビ『ダウンタウン』の浜田雅功さんは、2008年のテレビドラマ『夢の見つけ方教えたる!』(フジテレビ系)で森山さんと共演していました。浜田さんは当時の森山さんを好青年と褒めつつも、「交換したメールアドレスに連絡を入れても、返信がなかった」と吐露。それにまつわる話題として、MCの坂上忍さんが「どうやら森山さんは携帯電話を持っていないらしい」と明かしたのです。あまりの衝撃にスタジオが静まり返る中、森山さんは「だから浜田さんと連絡先を交換する時はメールアドレスのみだった」といい、携帯電話を持たない理由を次のように語りました。元からあんまり携帯(の電話)に出たがらないからもう、(携帯電話を)携帯しててもあんまり、コミュニケーションが取れない。そんな持ち方をしてたんですけど。でもなんかある日、19か20歳くらいの時に暇な時に携帯で麻雀のゲームしてて。気が付いたらもう夕暮れになってたんですよ。(だから)「もうやめよう」って思って。それでやめてから、基本的には持ってない。ダウンタウンなうーより引用「19〜20歳くらいの時、暇な時間は携帯ゲームをして過ごしていた」という森山さん。ゲームであっという間に過ぎる時間をもったいなく感じたのか、「それ以降、携帯電話を持たなくなった」と明かしました。そのため、マネージャーなど誰かに連絡する時は公衆電話、必要な電話番号は記憶し、仕事のやり取りは普段持ち歩いているパソコンで済ませているといいます。きっと森山さんは、「有限な時間を大切にしたい」と、強く思っているのでしょう。森山さんの発言に、ネット上ではさまざまな声が寄せられています。・スパッとやめられる森山さんが素敵。手放すのは難しいけど、私も1日の操作時間を減らしてみようかな。・このご時世で携帯電話を持たないってすごい。周りに流されない芯の強さを感じました。・昔もテレビ番組で「携帯電話を持ってない」って話してたけど、今もそうなのか。かっこいい。ガラパゴス携帯(通称:ガラケー)からスマートフォンに変わり、誰もが気軽にネットサーフィンを楽しめる2020年現在。さまざまな情報をすばやく入手できるだけでなく、SNSで他者と交流したり、『スマホ決済』で飲食や購入品の支払いができたりするため、肌身離さず持ち歩く人は多いでしょう。人生という時間の使い方について、改めて考えさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月08日吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らがレギュラー出演する連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」より、ポスタービジュアルが公開。吉田さんからコメントも到着した。取調室を舞台に、吉田さん演じる女性刑事・石川百合をはじめとするお馴染みメンバーが並ぶこのビジュアルは、さらに強く深まった彼らの絆を感じさせつつも、百合が初めて斜めに構えている点に注目。吉田さんは、今回のポスターについて「これまでとは明らかに違う百合の変化を感じ取りました」と感想を述べ、「事実、今シリーズは百合にとって試練の多い、しかも彼女のアイデンティティに揺さぶりを掛けるエピソードが多く、これまでに体験したことのない感情が生まれる瞬間が多々ありました。また今回、自粛期間を挟んで半年間捜査一課メンバーと一緒に過ごした関係で、その絆の深まりもまた、このポスターから滲み出ているように思います」と太鼓判を押す。また「最高にカッコいいこのポスターを眺めながら、どうぞシリーズ開始を楽しみにお待ち下さいませ」と視聴者へメッセージを寄せた。さらに、本作のシーズン1とシーズン2の一挙放送も決定。新シリーズ放送開始直前の12月1日(火)を皮切りに過去シリーズが一気に楽しめる。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は12月5日より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全10話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月29日『百円の恋』「全裸監督」の武正晴監督が、森山未來、北村匠海、勝地涼をキャストに迎えた最新作『アンダードッグ』から、ボクシングシーンのメイキング映像が解禁となった。はじめに映し出されるのは、一度掴みかけたチャンピオンの道からはずれ、どん底に落ちながらもボクシングにしがみ付く主人公・末永晃を演じた森山さん。俳優のみならずダンサーとしても国内外での活躍の場を広げる森山さんは、持ち前の身体能力の高さに加え、クランクインの1年前からはじめたストイックなトレーニングを経て撮影に参加。本映像では、本番カメラが回っていない間も黙々と筋トレに励み、またミット打ちの練習シーンでは迫力のあるパンチを打ち込んで鈍い音を響かせたりと、晃が憑依したかのように終始真剣な表情で撮影に挑む森山さんの姿が捉えられている。続く映像は、児童養護施設で晃と出会いボクシングに目覚める若きボクサー・大村龍太に扮した北村さんの本番直前のメイキング。ボクシングの才能にあふれる役柄にリアリティをもたせるため、徹底した体作りを行った北村さん。本作の撮影は、10月30日(金)公開の主演作『とんかつDJアゲ太郎』の撮影の後だったこともあり、本作のクランクイン前に体重を8kg落として挑んだという。『百円の恋』に続き本作でもボクシング指導を担当した松浦慎一郎とともに、瞬発力のある龍太のステップを細かく確認しながら、スピード感溢れるシャドーボクシングを披露。最初は強張った表情を浮かべていた北村さんだが、松浦さんより「いいね!OKです!」と声が上がると「ちょっとホッとしました…」と笑顔をこぼす姿も収められている。最後を飾るのは、大物俳優の二世タレントで、鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬を演じた勝地さん。チャラさを表す一方で、“親の七光り”という汚名返上を誓い、自らの存在を証明するかのようにボクシングに打ち込むギャップが見せどころとなる宮木。ジムの先輩役であり、プロボクサーかつトレーナーライセンスも取得している「ロバート」の山本博との撮影では、武監督や松浦さんに動きを確認し、汗だくになりながらも、劇中さながらトレーナーとボクサー二人三脚で、宮木らしいボクシングを組み立てていく様子が切り取られている。武監督は撮影をふり返って「森山未來さんの身体能力は素晴らしく、彼がいなければ成立しなかった作品です。晃はプロボクサーという設定がありますから難しかったと思いますが、あれだけ動ける人は稀です。北村匠海君の運動神経と反射神経には驚かされました。勝地涼さんの練習したアッパーカット宮木スペシャルは練習の成果が出ていました」と、役に全てを注ぎ込んだキャストたちを大絶賛している。また、「彼らの献身的なトレーニング姿は我々スタッフの力となり、作品の推進力となっています。そのため、タイトル『アンダードッグ』が『負け犬』という意味ではなく、人間の持つ底力、人間力の可能性を知らしめるタイトルへと変貌する作品に仕上げることが、僕の使命だと考えています」と監督自身も意気込むほどで、それぞれの身体を張った演技がスクリーンにどのように生きていくのか、ますます期待が高まるばかりだ。劇場版『アンダードッグ』【前編】【後編】は11月27日(金)よりホワイトシネクイントほか全国にて同日公開。配信版『アンダードッグ』は2021年1月1日(祝・金)よりABEMAプレミアムにて配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2020年10月27日森山未來によるリーディングパフォーマンス『「見えない/見える」ことについての考察』が10月14日(水)〜11月6日(金)の期間に開催されることが決定した。本作は、2017年に東京芸術大学にて初演され、新しい表現のかたちを示したことで全4公演ながら話題を呼んだ作品。今回の公演は森山のソロパフォーマンスで初の全国ツアーとなり、全国7カ所38公演が実施される。俳優やダンサーとして第一線で活躍する森山が、<日常を失った世界に問う「本当に見えることとは」>という問いかけとともに、声と身体、光で感じる新感覚の朗読パフォーマンスを届ける。チケットは、本日9月12日(土)正午よりイープラスで最速先行の受付を開始する。ぜひ、森山の真骨頂を目の当たりにしてほしい。【公演紹介】私たちが本当に見ているものは何なのか。この問いの答えを見つけるとき、選び取ることの大切さに気づくことができるでしょう。パフォーマンス《見えない / 見える ことについての考察》は声と残像、そして森山未來の身体を通して私たちに語りかけてきます。《見えない / 見える ことについての考察》はノーベル文学賞作家ジョセフ・サラマーゴの『白の闇』という小説から着想を得たテキストのリーディングを中心としたパフォーマンスです。ある日人々が突然視力を失う、それはいわゆる「黒い闇」ではなく、ミルクのように圧倒的な白い闇なのです。人々はパニックに陥り、弱者と強者の立場が入れ替わるなどの混乱がおきます。最後は視力を取り戻すものの、この体験を通して彼らは、見えることと見えないことの境界をリセットし、不確かな現代の中で本当に見なければならないものについて再考するのです。この『白の闇』に、モーリス・ブランショ作の『白日の狂気』がメタテキストとして絡まってきます。これは強い光で視覚を失いそうになること、すべてが見えすぎることによってかえって見えなくなることを比喩的に語っています。明滅する光の残像の中に浮かび上がる森山未來の身体と、透徹した声で読まれる2つのテキストの響き合いは、未知のヴィジョンへと観客を誘っていきます。(初演時概要より引用/キュレーター・長谷川祐子)◆公演概要「見えない/見える」ことについての考察チケット購入URL: チケット販売期間:9月12 日(土)12:00〜イープラスにて最速先行受付開始公式HP: お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00-15:00)【公演日時・チケット料金】<横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール>10月14日(水)~10月18日(日)平日:6500円土日:7000円<サントミューゼ上田大スタジオ>10月21日(水)〜22日(木)平日:5500円<愛知県芸術劇場 小ホール>10月23日(金)〜10月25日(日)平日:6000円土日:6500円<あましんアルカイックホール・オクト>10月27日(火)〜10月29日(木)平日:5500円<フェニーチェ堺大スタジオ>10月30日(金)〜11月1日(日)平日:6000円土日:6500円<スカラエスパシオ>11月3日(祝・火)祝日:5500円<長崎市チトセピアホール>11月5日(木)〜6日(金)平日:5500円
2020年09月12日10月末より開催される「第33回東京国際映画祭」のオープニング作品が、森山未來主演の『アンダードッグ』に決定したことが分かった。『百円の恋』の製作陣が再集結した本作は、森山さんが、スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で咬ませ犬として踏み台にされ、這い上がろうともがく崖っぷちボクサー・晃を、北村匠海が過去に秘密をもつ若手ボクサー・龍太を、勝地涼が芸人ボクサー・宮木を演じ、ルーザーたちの感動のドラマを描く。コロナ禍での今年の東京国際映画祭は、「映画を観る喜びを再認識し、映画の未来への希望の光を灯す」「映画を通じて国際的な連帯を強める」「コロナ後の映像文化についての考察を深める」という目的を掲げ、映画館でのフィジカルな上映を基本として実施。昨年まで実施していた「インターナショナルコンペティション」、アジアの新鋭監督作品の「アジアの未来」、日本の気鋭作品の「日本映画スプラッシュ」の3部門を「TOKYO プレミア 2020」として1つの部門に統合し、この部門の全作品を対象にして、観客が投票する「観客賞」を設ける形で開催。本作は、「TOKYO プレミア 2020」作品としても上映される。なお、この観客賞は、11月9日(月)TOHO シネマズ六本木で開催される本映画祭のクロージングセレモニーにて発表する。オープニング作品決定を受け、監督の武正晴は「2020 年東京国際映画祭のオープニングで『アンダードッグ』という映画を観ていただける環境に感謝します。最後の仕上げは観客の皆様に委ね、語り継いでもらえたらと念じて止まないのです。どうか皆様その日までご無事で」とコメントした。また、森山さんの鍛え抜かれた肉体が披露されているビジュアルも公開された。『アンダードッグ』【前編】【後編】は11月27日(金)よりホワイトシネクイントほかにて同日公開。「第33回東京国際映画祭」は10月31日(土)~11月9日(月)開催。(cinemacafe.net)■関連作品:アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2020年09月10日『百円の恋』「全裸監督」の武正晴監督が、森山未來、北村匠海、勝地涼をキャストに迎えた最新作『アンダードッグ』の公開初日が決定。併せて、特報とキャラクターポスターが解禁となった。今回解禁された特報映像は、リングでタバコをふかしながら、大の字に寝転ぶ森山さん演じる晃に、「さすがにヤバいでしょ、リングでタバコ吸ってたら」と北村さん演じる龍太が語りかけるシーンから始まり、3人の男たちを紹介するアッパーな映像が展開される。顔面アザだらけでリング上に倒れる晃、ミット打ちで素早くパンチを繰り出す龍太、試合の対戦相手に押され気味になっている瞬が映し出され、最後はスウェット姿で嗚咽をもらす晃と「まだ、くすぶってる」の文字で締めくくられる。3人の男が人生の再起を賭け、戦う姿に期待が膨らむ内容に仕上がっている。併せて、キャラクターポスターも解禁。崖っぷちボクサーの晃がサウナスーツを着て息があがる姿をとらえたポスターには、「夢みる燃えカス。」というコピーが添えられている。秘密の過去をもつ若き天才ボクサーの龍太が先を見据える姿をとらえたポスターには、「夢あふれる悪童。」の文字。「負けたら芸能界即引退!」と書かれたTシャツを着た芸人ボクサーの瞬の姿をとらえたポスターには、「夢さがす半人前。」と、それぞれのキャラクターを象徴するコピーがうたれている。また本作は、劇場版と配信版が製作され、劇場版には前編・後編があり3人の男たちのドラマを中心に描かれ、全8話からなる配信版は、3人の男たちと彼らをとりまく登場人物の群像劇になっている。どちらかにしかない映像もあり、どちらを先に見ても、両方見ても楽しめる構成になっている。劇場版『アンダードッグ』前編・後編は11月27日(金)よりホワイトシネクイントほか全国にて公開。配信版『アンダードッグ』は、ABEMAプレミアムにて11月より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2020年07月28日吉田羊主演の新TVCMが、7月10日(金)より全国にてオンエア。その新CMの楽曲には、菅田将暉×石崎ひゅーいによる「糸」のカバーが起用されている。吉田さんらが家に帰ってくるシーンからスタートし、料理シーンなど日常が映し出される本新CM。撮影では、青色の背景をバックに家族が紹介するシーンでアドリブのやりとりも生まれ、和やかな雰囲気で進んだそう。そして本CMシリーズでは、2015年度、中島みゆきのオリジナルを起用して以来、EXILE ATSUSHI、Aimer、「いきものがかり」吉岡聖恵、「スキマスイッチ」が「糸」をカバーし、歌い継いできた。6年目となる2020年度は、映画『糸』とのタイアップにより、主演のひとり菅田さんと石崎さんがカバー。本楽曲は、映画のエンディングソングにも決定している。またYouTube東宝MOVIEチャンネルにて、本楽曲が使用された「映画『糸』メイキングスペシャル映像」が公開。ほかにも、芸人「かが屋」が初登場するコミカルなWEB限定CMも公開。TOYOTA HOME DIGITAL PARK やトヨタホーム公式YouTubeチャンネルにて視聴可能。さらに、吉田さんとの対談動画もTOYOTA HOME DIGITAL PARK限定で楽しめる。トヨタホームTVCM“「なのに」がある家 夏篇”は7月10日(金)より全国にて放映。菅田将暉×石崎ひゅーい「糸」は7月17日(金)配信リリース。(cinemacafe.net)
2020年07月09日吉田羊と大泉洋がW主演し、リモートで制作したショート連続ドラマ「2020年 五月の恋」が好評につき、配信期間延長が決定。吉田さんが制作の裏側などを語るコメントも到着した。本作は、吉田さんが撮影の自粛が続いている中、「お芝居で日本を元気にしたい」「心の栄養を届けたい」と思いを寄せたことから企画がスタート。これに大泉さん、脚本家・岡田惠和、松永大司監督の思いが重なり、奇跡のタッグが実現。大手スーパーマーケットに勤め、都心店舗の売り場を任されているユキコ、在宅勤務で慣れないリモートワークに奮闘する中堅の設計会社に勤める営業マン・モトオという“元夫婦”の電話での会話を中心に物語が展開していく。WOWOWでは全4話で放送された本作が、現在YouTube WOWOWオフィシャルチャンネルとWOWOWメンバーズオンデマンドにて無料配信中。当初、6月末までの配信を予定していたが、延長が決定。YouTubeでは7月いっぱいまで、WOWOWメンバーズオンデマンドでは来年5月いっぱいまで無料配信する。全4話のYouTube合計視聴回数は、68万を超え(6月26日時点)、反響を集めている本作。また、7月5日(日)には全4話を1本化し、未公開映像を含んだ特別版の放送もされ、ここだけでしか見られないエンディングが用意されている。主演の吉田さんは、最初に脚本を読んだときのことをふり返り「『面白い!うまい!』と思わず声が出たほど、岡田さんの想像力と筆力にただただひれ伏したくなるパーフェクトな脚本でした」と言い、「中でも秀逸と感じたのは、二人の人物設定。リモートワークのモトオもスーパー勤めのユキコも、まさに『2020年の5月』を生きた私たちと地続きの二人。彼らが感じ口にする言葉はみな、リアルな私たちのものでもありましたし、“自粛する者”と“するわけにはいかない者”双方の立場で語られるところに、全ての人にこの作品を楽しんでもらいたいという岡田さんの愛情も感じました」と感想を語る。また、リモートの撮影方法については「二人が住むマンションは、離れた二つのスタジオ。各現場には、iPhoneとiPadの2台がアングル違いで設置され、それらの映像はリアルタイムでWOWOW本社内の基地に送信されていました。監督はその基地からリモート演出し、各スタジオに設置された指示用パソコンからそれが聞こえるという具合」と説明。“毎話ワンカット撮影”だったことも明かしながら、「リハーサルを見て直しを入れたら、あとの本番は最後までノンストップ。リモートあるあるですが、町内放送が流れてきてNGなんてこともありました。また画面のスウィッチングは収録と同時に行われ、それをベースに編集が加えられと聞きました」と詳細に撮影の様子を語っている。さらに、大泉さんとの共演については「それぞれ都内にあるハウススタジオでしたが、その距離は16km離れておりました。会話は、実際に電話をかけ、受話器から相手の声が聴こえる状態。しかも、部屋には本人以外入らなかったので、完全なる一人暮らしの長電話でした」と状況をふり返り、「監督は、何度もリハーサルをする中で役者の芝居を新鮮に保つため、どっちかの音声をオフにし、『内緒の演出』をして、相手の新鮮なリアクションを引き出すこともありました」とコメント。タイミング合わせに関しては「例えば3話冒頭の『同時マスト』のくだりは、演出パソコンからキューをもらいタイミングを合わせたものです。ところが、二人が偶然にも同じタイミングで同じ動きをするという奇跡の瞬間が幾つかあったことは、オンエアを見て知りました」と奇跡もあったそうだ。「2020年 五月の恋」は7月31日(金)までYouTube WOWOWオフィシャルチャンネルにて、2021年5月31日(月)までWOWOWメンバーズオンデマンドにて全4話無料配信中、WOWOWプライムにて7月5日(日)13時より【特別版】無料放送。(cinemacafe.net)
2020年06月27日京都を拠点に、国内外問わず現代アートや舞台芸術、インスタレーションから映画音楽まで幅広く活躍する音楽家・原 摩利彦による「Passion」のミュージックビデオが解禁となった。同MVには、俳優、ダンサーとして活躍する森山未來を迎え、通常は非公開となっている京都の「建仁寺両足院」にてロケ撮影が行われた。表題曲は6月5日にリリースされる最新作『PASSION』に収録される。彫刻家の名和晃平と振付家のダミアン・ジャレによる舞台作品『VESSEL』をはじめ、原が楽曲制作に携わった映像作品やインスタレーションを通じて親交のある森山未來は、本作品において出演のみならず、振付のクリエイション、演出やコンセプトのアイディアまで、幅広く関わっている。原 摩利彦によるミュージックビデオ「PASSION」へのコメント翁(おきな)のアイディアを聞いたとき、すぐに奈良県談山神社で観た三番叟(さんばそう)のことを思い出した。山を背にした野外舞台で演じられ、お囃子の音は山間に響いていた。翁は五穀豊穣や国土安穏と関わりがあるとされるが、謎に満ちている。急速に事態が変化していった4月の撮影日。静寂につつまれた街に隣接する建仁寺両足院で、未來さん演じる怯える人間はやがて翁に転じ、ゆっくりと、時に倒れながらも前進していく。その姿を見ながら、「PASSION」というタイトルについて今一度考えていた。これから起こるであろう幸せも苦難もすべて受け入れていくという決意を込めて「情熱」と「受難」という二つの訳語をもつこの言葉を選んだ。当初、この決意は一個人としてのものであったが、世界の状況とともにその意味が変わってきた。未來さんと振付の山本さんは、このタイトルの意味が変化していったことを汲み取って、それを新しい解釈で表現してくれた。この映像作品は、いまの世界に対するレスポンスになったのではないだろうか。原 摩利彦 「PASSION」1. Passion2. Fontana3. Midi4. Desierto5. Nocturne6. After Rain7. Inscape8. Desire9. 6529010. Vibe11. Landkarte12. Stella13. Meridian14. Confession15. Via Muzio Clementi6月5日発売国内盤CD BRC-619 ¥2,400+税購入特典:「Scott Walker - Farmer In The City (Covered by Marihiko Hara)」CDR>>その他、アート・カルチャー関連の記事はこちらから
2020年05月15日映画『アンダー ドッグ』が、2020年11月27日(金)よりホワイトシネクイント他全国で、<前編><後編>同時公開。森山未來×北村匠海×勝地涼が共演する。“アンダードッグ”とは?映画のタイトルに選ばれた“アンダードッグ”とは、ボクシング界で“咬ませ犬”を意味する言葉。つまりは、対戦相手からも観客からも敗北を期待されているロートルボクサーを指し示している。『百円の恋』武正晴監督&スタッフ再集結!新たなボクシングストーリー本作は、そんな“アンダードッグ”の役割を担う3人のボクサーたちの物語。2019年にドラマ「全裸監督」(Netflix)で総監督を務めた武正晴がメガホンを握り、自身の監督作『百円の恋』以来、再びボクシングを題材にした作品に挑む。オリジナル脚本を手掛けるのは、同じく『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳。そのほかスタッフ勢も同作の制作チームが再集結する。森山未來×北村匠海×勝地涼が、ボクサーに!ボクサー役に選ばれたのは、日本を代表する3人の人気俳優。『怒り』の森山未來、『思い、思われ、ふり、ふられ』『とんかつDJアゲ太郎』など、20年話題作の出演がたえない北村匠海、『サイレント・トーキョー』の公開を控える勝地涼が、互いのプライドをかけて拳を交える。<キャラクター紹介>末永晃(森山未來)スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で〝咬ませ犬〟として踏み台にされながらも、這い上がろうともがく崖っぷちのプロボクサー。大村龍太(北村匠海)児童養護施設で育った経歴を持つ成長著しい若手ボクサー。過去にある秘密をもつ。宮木瞬(勝地涼)大物俳優の二世タレントで、テレビ番組の企画でボクシングに挑戦する鳴かず飛ばずの芸人ボクサー。“プロボクサー”並みの、本格的な役作り主演を務める森山未來は、撮影の始まる半年以上前からボクシング練習を開始。その肉体・動き共に鍛え上げた本格的な役作りから、“プロボクサーにしか見えない”と監督からは絶賛の声が寄せられている。またそんな森山とリングで戦うことになる北村、勝地も、同じく負けじと練習を重ねてきた。人間ドラマを交えながら、3人がボクサーとしてどのように成長していくのか?人気俳優3人による、大迫力の試合シーンにも高い期待が募る。物語を支えるバラエティー豊かな俳優陣物語を支えるバラエティー豊かなキャスト陣にも注目。『喜劇 愛妻物語』主演の水川あさみや『火口のふたり』で好演した瀧内公美、萩原みのり、柄本明など、若手からベテランまで実力派俳優陣が集結した。佳子(水川あさみ):晃の妻明美(瀧内公美):晃が送迎ドライバーとして日銭を稼ぐデリヘル店にやって来る謎めいた女加奈(萩原みのり):龍太を養護施設時代から支える妻愛(冨手麻妙):宮木が唯一心を開く恋人木田(二ノ宮隆太郎):晃と腐れ縁のデリヘル店の店長兼子(熊谷真実):木田を支えるベテランデリヘル嬢幸三郎(風間杜夫):宮木の父で有名俳優作郎(柄本明):晃にチャンピオンの夢を託した父またボクシング界からは、元WBA世界スーパーバンタム級王者の佐藤修と、元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二の2名が参加。お笑い界からは、プロボクサーでありトレーナーライセンスも取得しているロバートの山本博や武組常連の友近のほか、バッファロー吾郎 A、好井まさお、じゅんいちダビッドソン、ツムラフェスティバル、ジャッキーちゃんらの出演が決定している。石崎ひゅーい書き下ろしの主題歌本作の主題歌を務めたのは、シンガーソングライターの石崎ひゅーい。主題歌「Flowers」について石崎は「『アンダードッグ』というリングに立たせて頂いた事、そして一緒に戦える事に心底興奮している。」とコメント。3人の男たちの心情を代弁するかのような楽曲が、物語に花を添える。第33回東京国際映画祭のオープニング作品にそんな公開前から注目が集まる映画『アンダードッグ』は、第33回東京国際映画祭(10月31日(土)~11 月9日(月))における、オープニング作品として選出。また「観客賞」の対象となる「TOKYO プレミア 2020」作品としても上映され、「観客賞」は、11月9日(月)TOHO シネマズ六本木で開催される本映画祭のクロージングセレモニーにて発表される。〈劇場版〉と〈配信版〉なお「AbemaTV」と東映ビデオの共同制作作品のため、「AbemaTV」プレミアム会員向け<配信版>も2020年11月より実施。全8話から成る<配信版>では、3人の男たちと彼らをとりまく登場人物の群像劇を展開。また前編・後編で構成される<劇場版>では、3人の男たちのドラマを中心に描くという。どちらを先に見ても、両方見ても楽しめるストーリー構成なので、気になる人は是非両方ともチェックしてみてほしい。作品詳細映画『アンダー ドッグ』公開時期:2020年11月27日(金)より、ホワイトシネクイント他全国で <前編><後編>同時公開※配信版『アンダードッグ』は、「AbemaTV」プレミアムにて11月~配信出演:森山未來、北村匠海、勝地涼、瀧内公美、熊谷真実、水川あさみ、冨手麻妙、萩原みのり、風間杜夫、柄本明 ほか監督:武正晴原作・脚本:足立紳企画・プロデュース:東映ビデオ製作プロダクション:スタジオブルー配給:東映ビデオ製作:AbemaTV 東映ビデオあらすじ一度は手にしかけたチャンピオンへの道……そこからはずれた今も〝咬ませ犬〟としてリングに上がり、ボクシングにしがみつく日々をおくる崖っぷちボクサー・末永晃(森山)。児童養護施設で育ち、過去にある秘密をもつが、ボクシングの才能が認められ、将来を期待される才能豊かな若きボクサー・大村龍太(北村)。大物俳優の二世タレントで、芸人としても鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬(勝地)。リングの上で、人生から見放された三匹の負け犬たちが巡り合う——。たった一度でもいい・・・人生の輝きを求めて戦う男たちの物語は、観る者の魂を揺さぶる。
2020年02月03日東映ビデオが「AbemaTV」初となる本格映画作品『アンダードッグ』を共同製作することが決定。併せて、主要キャストの森山未來、北村匠海、勝地涼と、武正晴監督のコメントが解禁となった。本作のメガホンを取るのは、2019年最も話題を呼んだNetflixオリジナルドラマ「全裸監督」の総監督を務め、『百円の恋』では日本アカデミー賞、ブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにし、米アカデミー賞では外国語映画部門の日本代表にも選出された武正晴監督。タイトルの“アンダードッグ”とは、ボクシング界では“咬ませ犬”を意味する言葉。武監督は今回、『百円の恋』以来のボクシングを題材にした作品に挑む。オリジナル脚本を手掛けるのは『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳。そのほか、プロデューサー、音楽、撮影、照明、美術など『百円の恋』の製作チームが再集結して新たなボクシング映画の金字塔を世に放つ。主演を務めるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『モテキ』『怒り』の森山未來。本作では、スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で“咬ませ犬”として踏み台にされながらも、這い上がろうともがく崖っぷちのプロボクサー・末永晃を演じる。共演には、『君の膵臓をたべたい』で主演を務めたほか、『とんかつDJアゲ太郎』『思い、思われ、ふり、ふられ』など今後も出演作の公開を控える北村匠海。本作では、児童養護施設で育った経歴を持つ成長著しい若手ボクサー・大村龍太を演じる。そして、テレビ番組の企画でボクシングに挑戦する鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬を、『亡国のイージス』『阿波DANCE』「“くたばれ”坊っちゃん」など数々のテレビドラマや映画で活躍する勝地涼が演じる。ボクサー役が初となる森山さんは撮影が始まる半年以上前から本格的なボクシング練習を開始し、現在では武監督が「もはやプロボクサーにしか見えない」と語るほど、動き、肉体共に鍛え上げているという。また、森山さんとリングで対決する北村さん、勝地さんも負けじとボクシング練習を重ねてきた。三者三様の生き様を抱えた男たちが、互いのプライドを賭けて拳を交える熱い人間ドラマに注目が集まる。本作は、すでに2020年1月初旬より撮影を開始。2月にはボクシングの聖地・後楽園ホールなどでクライマックスの試合シーンなどの撮影が行われる予定で、大人数のエキストラ出演者も募集中だという。■キャスト・監督コメント森山未來(末永晃役)リングに倒れたまま、そこを降りることも立ち向かうこともできず、身動きのとれない男。意識はあるのに動けない。満たされない心だけがふらふらとさまよう。それでもいつかは立ち上がらなければならない。負けを自覚して、そこから前に進む道もあるのだと思います。お楽しみに。北村匠海(大村龍太役)出演が決まった時は確実に自分への挑戦状だと思い、そのリングに上がらない訳がないと気持ちが熱くなりました。龍太は何かを背負い、抱えているけど誰かの為に強い拳を前に突き出せる男。共にぶつかり共に立ち上がり共に成長出来たらいいなと思います。武監督のもと素晴らしいキャストの皆様と同じ時間を過ごせることがとても楽しみです。勝地涼(宮木瞬役)台本を読ませて頂いた時、登場人物の男達のそれぞれの生き様に惹かれるものを感じました。決してクリーンでもなく、良い人でもない男達が描かれているのですが、その泥臭さ、人間臭い生き方が格好いいと思えました。挫折を味わいながら、人はどんな人生を選択していくのか?作品を通して、色々なメッセージを受け取ってもらえるはずです。自分が演じる宮木については、“何者かになりたい”という想いを捨てきれずにいる男という印象です。芸人として才能がないことを分かっている男が、ボクシングと出会い、芸人としてどう輝くのかという所を大事に演じていきたいです。どんな作品になるのか、楽しみにしていてください。武正晴(監督)拙作「百円の恋」から6年。観ていただいた皆様のおかげで、再びボクシング映画に挑む機会を与えていただいたことに感謝します。ボクシングになぜ魅せられてしまうのか。1ラウンド3分、1時間にも満たない試合に魅了されてしまうのは、リング上に人生の縮図を垣間見せられる刹那があるからだと考える。憎くもない相手と殴り合う因果のボクサー達にとって、リングという領域は勝敗を超えた何かを掴み取れる場所だと考える。この非情の世界には「噛ませ犬」と呼ばれるボクサー達が存在する。対戦相手からも観客からも敗北を期待されているボクサーだ。初めから負けるつもりでリングに上がるボクサーは一人としていないはずだ。人生も同じだ。そんな「噛ませ犬」と揶揄されるロートルボクサーが本作の主人公だ。5時間に渡るシナリオを、足立紳さんが1人で書き上げてくれた。必然的にこの素晴らしいシナリオに、素晴らしいスタッフ、キャスト、才能達が集結してくれた。主人公のロートルボクサー役の森山未來さんを筆頭に、ボクサー役の北村匠海さん、勝地涼さんの献身的なトレーニング姿は我々スタッフの力となり、作品の推進力となっている。彼ら3人のボクサーを取り巻く人間模様を描くべく素晴らしいキャスト達が集結してくれた。タイトル「アンダードッグ」が「負け犬」という意味ではなく、人間の持つ底力、人間力の可能性を知らしめるタイトルへと変貌する作品に仕上げることが、自分の本懐であり、使命だと考えている。『アンダードッグ』は2020年冬、劇場用映画および「AbemaTV」(プレミアム会員向け)にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年01月31日吉田兄弟が1月11日から2日間、神奈川・カルッツかわさき ホールで「吉田兄弟 20周年記念コンサート - The Yoshida Brothers –」を開催する。昨年11月にデビュー20周年を迎えた吉田兄弟。これまでもMONKEY MAJIK、ももいろクローバーZ、EXILEなど多くのアーティストとコラボするなど、津軽三味線の枠にとらわれないユニークな活動を展開してきた。先日1月8日に発表したアルバム『THE YOSHIDA BROTHERS』でもLUNA SEAのSUGIZOを客演に招いた『GIBIATE』など挑戦的な楽曲も収録されおり、彼らの創造性は留まることを知らない。5年ぶりとなる新作を起点に彼らのアニバーサリーイヤーが幕を開けた。それにともない様々なコンサートが企画されている。本日の「吉田兄弟 20周年記念コンサート- The Yoshida Brothers –」もそのひとつだ。関東公演はカルッツかわさき ホールで本日から、関西公演は2月にNHK大阪ホールで行われる。どちらも熱量の高いステージとなるだろう。ぜひ本日は津軽三味線の力強い打撃音に酔いしれてほしい。■公演情報「吉田兄弟 20周年記念コンサート- The Yoshida Brothers –」会場:カルッツかわさき ホール1月11日(土)開場/14:30/開演/15:301月12日(日)開場/13:30/開演/14:30
2020年01月11日津軽三味線に新しい風を起こし、独自の道を切り開いてきた吉田兄弟が、2019年にデビュー20周年を迎えた。これまでの思いや新作、2020年2月に開催する『吉田兄弟 20周年記念~スペシャルコンサート』について、ふたりが語った。「吉田兄弟」チケット情報1999年にデビューして以来、その驚異的なテクニックや、口ずさめるようなフレーズ、多彩なアーティストとのコラボレーションなどで多くのファンを獲得してきた。「2003年に全米デビューし、いろんな国でプロモーションしてつくづく感じたのは、津軽三味線だけでは限界がある。日本のいろんなアーティストとセッションやコラボをして、その力や可能性を見せていかないと。それを実行し、やっとここまで来たという思いです」と弟の吉田健一。兄の良一郎も「20年前だったら、津軽三味線とJ-POP・ROCKが一緒に演奏するなんて考えられなかった。でも、この20年で変わり、和と洋楽器が垣根を超えてコラボできるように。世界中にこんな音楽はないですよね。“どう、すごいでしょ津軽三味線!”というのを見せられたと思います」と力を込める。そのふたりの思いを結集させたニューアルバム『THE YOSHIDA BROTHERS』(2020年1月8日発売)は、2000年から現在まで、吉田兄弟がさまざまなアーティストとコラボした楽曲や新曲が入る。ヲタ芸のグループGinyuforcEと共演した『雷-IKAZUCHI-』は疾走感あふれ、「ヲタ芸が踊りやすいスピードで作り、速さは吉田兄弟史上マックス。あれ以上は速く弾けない(笑)」と健一。「まさかヲタ芸とコラボするとは(笑)。演奏中、後ろで彼らが踊っていてすごく面白かった」と良一郎もうなずく。一転して、オーケストラと共演した『ファビア・サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲』は、自然の中を津軽三味線が旅するという曲。三味線のために協奏曲が書かれたのは世界初で、譜面に基づきながらもふたりの即興演奏が入る。三味線で蝉や風の音などを表し神秘的だ。「コンサートで演奏中、指揮者の大野和士さんも乗ってきて、どれが指揮の合図だか分からなくなって(笑)。途中でロストしましたが、無事に弾き終えた。かつてない大挑戦になりました」と声を揃える。ほかには来年公開のアニメ『ジビエート』のオープニングテーマ曲など、聴き応えのある作品に仕上がった。20周年を迎えるコンサートはギターや尺八、太鼓などを交えた約10人編成。「僕らの集大成でありますが、未来を感じさせるものにしたい。20周年でもここからもう一度始まる、1年生の気持ち」と健一。「津軽三味線はお年寄りだけがやる楽器ではなく、20年かかって若者や海外の人が演奏するカッコいい楽器になった。もう一歩、僕らで進めたいです」と良一郎。新1年生が奏でる音にじっくりと耳を澄ませたい。公演は2月1日(土)・2日(日)、NHK大阪ホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2019年12月17日笑福亭鶴瓶が吉田茂を、生田斗真が吉田の右腕・白洲次郎を演じ、熱き人間ドラマを描くスペシャルドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」。この度、若手女優の新木優子が、ドラマの原案「父 吉田茂」の著者でもある吉田の娘・麻生和子役を演じることが分かった。「日本は絶対立ち直る」という思いを胸に、吉田茂が日本の独立を目指した戦後政治の軌跡とその生き様を描く本作。今クールでは「モトカレマニア」で初主演を果たし、もうすぐ写真集も発売されるなどいま注目の新木さんが演じる吉田の娘・和子は、妻を早くに亡くした吉田を、その勝気で社交的な性格から事実上の“ファーストレディ”として支えた人物。現在、副総理を務める元総理・麻生太郎の母親でもある。今回、父を厳しくも温かく見守る愛に溢れた娘・和子を演じる新木さんは「大変な時代に逞しく生きた女性は、いつか挑戦してみたかった役なのですごく嬉しかったです!」と喜び、「いつかご一緒したいと思っていた方々と共演させていただけると聞いて夢のようでした。特に父役の笑福亭鶴瓶さんとはバラエティで一度共演させていただいたことがあるのですが、今回はお芝居でご一緒できて嬉しかったです」と共演者についてコメント。「鶴瓶さん演じる吉田茂は優しさの中に厳しさや強さを感じる印象がありました。鶴瓶さんはすごく優しくお茶目な方なので、現場の雰囲気をいつも盛り上げてくださっていました」と撮影の様子も明かし、「吉田茂の生き方を通して、どう強くあるべきなのか、いざという時の決断力がいかに大切かを感じていただけるドラマだと思います。ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです」とメッセージを寄せている。<ストーリー>1936年。第二次世界大戦前の吉田茂(笑福亭鶴瓶)は駐英大使としてロンドンにいた。貿易商の白洲次郎(生田斗真)とは“ジイさん”と呼ばれるほどの間柄。やがて吉田が反対するドイツとの防共協定を締結したのを機に、吉田は駐英大使を辞すことに。太平洋戦争が始まり、吉田は大磯で戦争を早く終わらせるべく上奏文の準備を進めていたが、情報が漏れたのか終戦工作に関わった罪で拘留されてしまう。だが、この年に終戦を迎えた日本はGHQに占拠され、外務大臣を更迭させるなど政治にも口を出すようになる。新たな大臣に任命された吉田は、言いなりにはならないと、臆せずマッカーサーに意見していく。テレビ東京開局55周年特別企画スペシャルドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」は2020年2月、テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年12月09日ユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド「UT」がアートディレクター・吉田ユニとコラボレーション。2020年春夏コレクションから、吉田ユニが手掛けるハローキティ(HELLO KITTY)をはじめサンリオキャラクターのグラフィックを採用した新作Tシャツ「ハローキティ Tマーケット BY ヨシダユニ(HELLO KITTY T-MARKET BY YUNI YOSHIDA)」を2020年6月上旬より発売する。吉田ユニは、渡辺直美展のビジュアルや星野源のCD・DVDジャケットのアートワークなど、数多くの作品を手掛けてきたアートディレクター。ファッション界でも、Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO、シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)、ワコールなど、これまで国内外の名だたる企業やブランドとタッグを組んできた。そんな彼女がUTのため制作したのは、サンリオの人気キャラクターたちの作品。そのメインとなるハローキティは、愛らしい丸いフェイスを花で表現した。吉田ユニらしいカラフルで遊び心溢れる世界観を凝縮している。また、ハローキティのほか、マイメロディやパティ&ジミーもオリジナルのグラフィックで登場。なお、シルエットは、通常のUTと異なりボックスシルエットを採用している。【詳細】HELLO KITTY T-MARKET BY YUNI YOSHIDA発売時期:2020年6月上旬価格例:・ウィメンズ 1,500円+税・ガールズ 990円+税
2019年11月30日女優・吉田羊が『アナと雪の女王2』にて洋画アニメーション声優に初挑戦していることが分かった。「コウノドリ」シリーズや「凪のお暇」、『嫌な女』などに出演する吉田さんが本作で吹き替えるのは、アナとエルサのいまは亡き母親でアレンデール王国の元王妃・イドゥナ。前作で船の事故により命を落としてしまったと語られていたが、本作では“回想シーン”で登場。ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が手掛けた幼いアナとエルサに歌う子守歌を披露する。今回吉田さんはオーディションに参加し、見事合格し『アナと雪の女王』への仲間入りを果たした。本シリーズの大ファンだと語る吉田さんは「オーディションの合格通知をいただいたときは、びっくりしすぎて『ウソ!?』と言ってしまいました(笑)。ディズニーの作品はまさに“夢の世界”で、まさか自分がその世界の住人になれるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです」と参加決定時をふり返る。実際にアフレコしてみて「声の強弱やキャラクター同士の距離感を意識して演じました。アレンデール王国の王妃という気品や気高さを意識して演じさせていただいたので、“私の声には聞こえないね”という風に言っていただけたら成功かなと思っています」と観客の反応が楽しみだとコメントしている。なお、先日公開された日本版本予告では、吉田さんが吹き込む声も聞くことができる。「なぜ私だけ魔法が使えるの?」という幼いエルサの問いかけに、「いつか答えが分かるわ」とイドゥナ。前作では決して明かされなかった“エルサの力の秘密”を知る重要なキャラクターだ。『アナと雪の女王2』は11月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年10月31日森山未來が初めて海外作品に挑み、第24回釜山国際映画祭オープニングを飾った日本・カザフスタン合作映画『オルジャスの白い馬』から、待望の予告編が解禁となった。主演を務めるのは、若手実力派俳優である森山未來と、『アイカ』(原題)で2018年カンヌ国際映画祭女優賞に輝いたサマル・イェスリャーモワ。アジアを代表する若手国際派俳優ふたりによるW主演を果たした。現在開催中のアジア最大級の第24回釜山国際映画祭では、日本が製作に関わった作品として16年振りにオープニング作品に選出という快挙となった本作。10月3日、ワールドプレミア上映されたばかりだが、国際的な映画ビジネス誌である英国「スクリーン・デイリー」誌は、早くも「寡黙だが、ゆっくりと燃え上がるこのドラマは、劇場の大画面でこそ、より一層高い効果を発揮する」と絶賛評を掲載した。そんな本作から、カザフスタンの大草原を舞台に描かれる予告編が解禁。広大な空に抱かれた草原の小さな家に暮らし、仕事に出かける父と畑仕事に勤しむ母アイグリと息子オルジャス。家族はいつもと同じ朝を過ごしていた。そんな中、突然父が銃弾に撃たれ、帰らぬ人に。一家の大黒柱を失い、大きな岐路に立たされてしまった母子のもとに、ひとりの男・カイラートが訪ねてくる。実は、オルジャスはカイラートとアイグリの間にできた子どもだったが、オルジャスはそのことを知らない。本当のことを伝えられないカイラートと、母から“馬飼い”と聞かされ本当のことを知らないオルジャスの束の間の心の触れ合いが、詩情豊かでありながら抑制されたタッチで描かれ、本作の魅力の一端を感じられる映像となっている。本作の監督のひとりで、原案に加えてカザフ側のキャストやスタッフを取りまとめたエルラン・ヌルムハンベトフは、「この映画で、私は家族の失われた物語を照らしたかった」と作品に込めた想いを説明する。カザフ語で“強い男”の意味である“カイラット”にちなんだ名前である、森山さん演じるカイラートと父を失った少年の心の触れ合いを描く普遍的な父子のドラマと、大らかにそれを包み込むカザフの果てしない空と大地や光を美しく捉えた映像美にも注目。『オルジャスの白い馬』は2020年1月18日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月10日森山未來が初めて海外作品の主演に挑み、全編カザフスタンロケを敢行した日本・カザフスタン合作映画『オルジャスの白い馬』が、2020年1月18日(土)より公開されることになった。本作はカザフスタンの大草原を舞台に、突然父を亡くしてしまった少年オルジャスと、彼の前に突然現れた不器用だが正義感の強い男カイラートとのふれあいを描くヒューマンドラマ。早く大人になりたい年頃のオルジャスは、果てしない空に抱かれながらも、どこか行き場のない想いを抱えている。そこへある日、現れた男カイラートは、無口ながらもオルジャスに乗馬の仕方を教え、一緒に草原を走り、仕事も手伝わせてくれる。オルジャスの世界に疾風のように現れた男は、世界を鮮明に塗り替えていく――。主演を務めるのは、大河ドラマ「いだてん」の美濃部孝蔵役をはじめ常に新しい挑戦をし続ける森山未來と、『Ayka(アイカ)』(原題)で2018年カンヌ国際映画祭主演女優賞に輝いたサマル・イェスリャーモワ。アジアを代表する若手国際派俳優ふたりがW主演。森山さんは初の海外主演作となる本作で、全編カザフ語で演じ乗馬もこなして熱演を披露、愛する人に真実を語れない不器用な男カイラートを演じている。監督・脚本は、日本人監督とカザフスタン人監督が共同で担当。日本側からは『シグナル100』の竹葉リサ監督、カザフスタン側からは『春、一番最初に降る雨』のエルラン・ヌルムハンベトフが参加した。撮影監督はベルリン国際映画祭で受賞歴もある若き名手アジズ・ジャンバキエフがつとめ、雄大な自然とそこで起こる人々のドラマを詩情豊かに捉えている。2018年10月から約1か月、全編カザフスタンロケで行われた撮影において、森山さんと竹葉監督はほかの日本人技術スタッフを伴わず現地に入り、製作スタイルはもちろん映画産業のシステム自体が日本とは全く異なるカザフスタン人スタッフたちとの共同作業に臨んだ。公開決定に併せ本邦初公開となった場面写真は、森山さん演じるカイラートと少年オルジャスがカラフルなペイントが施された待合所でささやかな交流を繰り広げるシーン、カイラートが短銃を片手に勇ましく馬で駆ける姿、カイラートとオルジャスの母アイグリ(サマル・イェスリャーモワ)が笑顔を見せる姿などを切り取ったものとなっている。『オルジャスの白い馬』は2020年1月18日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月30日長塚圭史の作・演出により2006年に上演された『アジアの女』。本作が吉田鋼太郎の演出・出演で新たに甦る。そこで吉田とともに、出演者のひとりである山内圭哉に話を聞いた。【チケット情報はこちら】ふたりの初共演作となった『悪魔の唄』(2005年)を始め、これまでも多くの長塚作品に参加してきた吉田と山内。吉田は「分かりづらい、容赦ない、観たあとの酒がまずい(笑)。でもそこが好き」と独特の切り口で長塚作品を語る。一方山内は、「今も子供のように演劇を扱っているというか、演劇を自由なものとして無邪気に遊んでいる。そこはホンマに面白いなと思います」と、長塚と親交の深い山内ならではの視点でその魅力を話す。物語の舞台は大災害が起きたアジアのどこかの国。半壊した家に住み続ける晃郎(山内)と麻希子(石原さとみ)兄妹のもと、書けない作家・一ノ瀬(吉田)が訪ねて来る。吉田が「この芝居を語る時、3.11のことを無視はできない」と話すように、舞台上の景色に東日本大震災を重ねる観客も多いだろう。書かれた当時は震災前だが、長塚はそこに何を見ていたのか。「この物語に登場するのは明らかに未来のない、死ぬしかないような人たち。つまり世界は終わっているのに、彼らの日常はそれほど変わっていない、そんな不条理さがあって」とは吉田。すると山内も「だから変にリアルに思える瞬間があるんですよね。圧倒的な虚しさが常に敷かれている中であっても、実際に生きていくってそういうことなのかな」と推察。さらに吉田は、「結果そこに希望を見出すかどうかは、演出する人間によってどちらでもいいのかもしれません」と思案の表情を浮かべた。実力派のふたりにとっても大きな難題をはらんだ作品だが、演出も担う吉田が本作を選んだ1番の理由とは?「石原さとみちゃんとやるからには、彼女がとんでもなく活躍出来るホンがいいと思ったんです。しかもザ・ヒロインではない、今まで彼女がやったことがないような役。その点『アジアの女』の麻希子はいかようにも出来る役ですし、何しろ僕は圭史のファンですから。1度圭史ワールドというものをつくってみたい、そんな希望があったんです」と笑う。そんな吉田の演出を受けることを、誰よりも望んでいたのが山内。「鋼太郎さんの劇団(AUN)に出してくれってお願いしたこともあるくらい。僕ら世代にとってはホンマにおってありがたい先輩ですし、ひとつひとつを大事に、稽古に臨んでいけたらと思います」と意気込みを見せた。公演は9月6日(金)から29日(日)まで、東京・シアターコクーンにて。取材・文:野上瑠美子
2019年08月16日6月25日に放送された「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)に、元レスリング選手の吉田沙保里(36)が出演した。吉田は番組内でお笑いコンビ・祇園の木崎太郎(33)とゲーム対戦。その際に起こったハプニングが《吉田沙保里、マジで強スギィ!》《綱引きの器具を壊すパワー 霊長類最強……》とネットで話題にあがっている。吉田と木崎は一本のゴムベルトを互いの腰に装着し、逆方向にダッシュする「綱引き」でトイレットペーパーを積み上げるというゲームに挑戦。結果は吉田が勝利し、力の勢いでベルトが外れた木崎は前方へ吹っ飛んだ。その際にベルトの部品が破損し、その場でゲーム終了。司会のフットボールアワー・後藤輝基(45)は「霊長類最強のパワー?」と吉田の威力に驚嘆していた。このハプニングについて吉田は《引退してほとんどトレーニングしていないのに…まさかの底力が残ってました》とインスタでコメント。さらにこのゲームで負けたことがないという木崎は吉田について《凄まじいパワーでした》とTwitterに感想をつづった。そんな“最強説”を持つ吉田だが、ファンからは《どんどん綺麗になっていきますね》《さおり嬢、きれいになった》という声もあがっている。
2019年06月28日吉田カバンのコンセプトストア・ポータースタンドは、マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)をフィーチャーした期間限定ストアを、2019年2月23日(土)から3月25日(月)まで、東京駅・品川駅の店舗にて開催する。期間限定ストアでは、マーガレット・ハウエルのブランドカラーであるグレーをテーマに、マーガレット・ハウエルとポーターがコラボレーションしたモッズコートやシャツ、トートバッグを数量限定で発売する。モッズコートには、コートを収納できる吉田カバン製のオリジナル巾着が付属されている。その他、店頭には、過去に好評を博したコラボレーションアイテムや、マーガレット・ハウエルの2019年春夏新作アイテム、雑貨など、バリエーション豊富な商品ラインナップを揃える。【詳細】「MARGARET HOWELL TRUNK SHOW」 by PORTER STAND会期:2019年2月23日(土)〜3月25日(月)場所:ポータースタンド 品川駅(東京都港区高輪3-26-27 JR品川駅 エキュート品川 サウス内)、ポータースタンド エキュート京葉ストリート(東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅 京葉ストリート内)限定アイテム・MARGARET HOWELL × PORTER オリジナルモッズコート〈メンズ〉 58,000円+税・MARGARET HOWELL × PORTER オリジナルシャツ〈メンズ〉 26,000円+税・MARGARET HOWELL × PORTER オリジナルトートバッグ 13,000円+税【問い合わせ先】ポータースタンド 品川駅TEL:03-6408-9173
2019年02月21日アイドルグループ・NMB48の吉田朱里が19日、都内で行われた「ロレアル パリ ルージュシグネチャー」新製品発表会に出席した。日本ロレアルが展開するブランド「ロレアル パリ」は、マットなのにふんわり質感が新鮮なリキッドルージュ「ロレアル パリ ルージュシグネチャー」を3月9日より発売をスタート。その発表会にYouTubeでメイク術などを披露して人気を集めている吉田朱里がトークショーを行った。新商品のリップをつけて登場した吉田は「普段はマットリップが重たい感じであまりつけないんですけど、今回塗ってみて軽いつけ心地だと感じました。塗っている感がなくてマットの重たい感じもなく、扱いやすいですね。毎日ポーチの中に入れています」と笑顔。「パッケージに高級感があって手を出せない若い子たちにも使いやすい値段ですよね。若い子たちも買いやすいし、私も10代の頃から買ってちょっと背伸びしたブランドです」と同ブランドの印象を語った。ビューティー系YouTuberとしても活躍していることから、48グループ内でも屈指の女子力を誇るという吉田は、2017年のベストビューティストアワードではクリエーター賞を受賞して話題を集めた。MCから「美を保つ秘けつは?」と聞かれると「面倒くさがり屋なので、凝ったことはしません。普段の生活で取り入れられることをやっていますね」とマイペース。「水をたくさん飲んだり汗をたくさんかいたりスキンケアも自分に合うモノを毎日使うようにしています。高いエステとか時間やお金はかけません。当たり前のことを一生懸命やっています」と日常での大切さを説いていた。
2019年02月19日レスリング女子の吉田沙保里選手が8日、自身のSNSで現役引退を発表しました。ツイッターに「この度、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました」と綴ったあと、「後日、改めてみなさんの前で引退のご報告と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います」と投稿しています。吉田選手は2004年のアテネ五輪、2008年の北京五輪、2012年のロンドン五輪での55キロ級で五輪3連覇を、2016年のリオデジャネイロ五輪での53キロ級で銀メダルを獲得。さらに、世界選手権では13連覇を達成(2014〜2015年は53キロ級)する偉業を成し遂げています。2012年には国民栄誉賞の受賞も話題になりました。リオ五輪後は選手兼コーチとして、日本代表と至学館大で後進の指導にあたっていました。これに対し、ツイッターでは・吉田沙保里選手、本当にお疲れ様でした!選手ではなくなってもきっと未来にも語られる伝説のファイターだと思います。・吉田沙保里さんレジェンドでした!お疲れ様でした。・吉田沙保里さんが引退と聞いてしまって何も手につかない・東京オリンピックに出ると思い期待してたので残念など、これまでの功績を称える声と引退を惜しむ声が多く見られました。引退後の道が明らかになるのはこれからですが、吉田選手には「総合格闘技の大会へ出てほしい」と期待する人も多数。今後の会見で吉田選手が何を語るのでしょうか――。画像/Shutterstock
2019年01月08日女優の吉田羊が31日、自身のインスタグラムを更新し、所属事務所・ORANKUとの契約を終了したことを報告した。吉田は「わたくし吉田羊は、2018.12/31をもちまして、所属事務所ORANKUとの所属契約を終了いたします事をここにご報告いたします」と報告。「Yマネさんと二人、お互い誠実に向かい合い、今後のことを考えよく話し合った結果です」とし、「吉田羊を応援してくださっている皆様、特に、ヒツジストと自称し熱心に応援してきてくださった皆様には、『Yマネさん』の不在はすぐには承服しがたい事と思います。けれどどうか、時間がかかったとしても、いつかご理解頂き、二人の決断を応援してくださると嬉しいです」と呼びかけた。マネージャーと乾杯している2ショット写真も掲載し、「Yマネさんとは、沢山の苦楽を共有してきました。舞台役者の端くれだった私に目をかけ、本気で、真剣に、真面目に、懸命に、映像の世界に吉田羊という居場所を作ってくれました。Yマネさんとでしか見られなかった景色、沢山、沢山あります。互いに足りないものを補填し合い、励まし合い、ぶつかり合い、許し合い、泣いた日も笑った日も怒った日も、全てが、大切で必要でかけがえのない日々でした」としみじみ。「今回、仕事のパートナーは解消いたしますが、人生で出会ったかけがえのない友人として、今後もお付き合いを続けて参ります。(今後も時々ここに顔を出すと思います。Yマネさんファンの皆様は、楽しみに待っていてください。)」と伝えた。そして、「約12年間、共に闘ってくれたYマネさんには感謝してもし尽くせません。Yマネさん、いやYっち、本当に本当に本当に、ありがとうございました。互いの死に水は約束通り、後に残った方が取ろうね。そして、『吉田羊&Yマネ』を応援してくださり、これまで沢山の力を貸してくださった全ての皆様にも心からの感謝を申し上げます」と感謝。「二人で得た多くの感謝を胸に、更なる成長をすべく、それぞれ頑張って参りますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします」と決意を記し、最後に「皆様に大切なことを。それは今後も、ここで私たちが発信する言葉だけが真実だという事。どうか、そのことを覚えておいてくださいね。それでは、2018年も大変お世話になりました。来たる2019年も、何卒よろしくお願いいたします」とあいさつした。また、マネージャーのコメントも掲載。「ヒツジストの皆さま(長文お許しください)本日をもって羊(ひつじ)とは、『女優』と『マネージャー』という関係ではなくなります。が!!私はこれからもヒツジストです。ヒツジスト会員証も羊に貰いました。イエィ。会員ナンバー1番です。イエィ!イエィ!イエィ!(笑)約12年間ずっと一緒に居たので、少しさみしいですが、これが、お互いの為に二人で話をして出した結論なので、ヒツジストの皆さんも笑顔でこれからの二人を応援してください」。マネージャーはさらに、「12年間本当に楽しかったです。今までありがとうございました。どうかこれからは、羊が話をすることだけが真実なので、それを信じて、羊を守ってあげてください。では、笑顔で『放牧!!』 最後に。ひつじ!今までありがとうね。これからは横ではないけど、後ろから応援しているね。ところで、いつ飲む???(笑)ひつじバンザーイ!ヒツジストさんバンザーイ!! Yマネ」とコメントした。
2018年12月31日女優の吉田羊が18日、自身のインスタグラムを更新し、女優業を休止してイギリスに留学すると一部週刊誌に報じられたことについて否定した。吉田はハッシュタグで「吉田羊留学するの?」「へーってニュース見て思った人」「嘘が本当のように報道される」「こわいねぇ」「ねぇ(映画関係者)って誰?」「来年も日本でがんばります」とコメントした。また、「本日、中学聖日記最終回。を前に、Yマネさんと打ち上げ。オンエアまでには帰ります!みんな、みてねー。」と、この日最終回を迎えるTBS系火曜ドラマ『中学聖日記』(毎週火曜22:00~)を告知した。
2018年12月18日今年10月に公開された吉田羊(年齢非公表)の主演映画『ハナレイ・ベイ』。昨夏、ハワイで撮影が行われたが、「実は吉田さんはこの撮影と前後して、無名時代から10年来、二人三脚で歩んできた“恩人”と訣別の意志を固めていたんです」と語るのはある芸能関係者だ。吉田は01年に女性3人で劇団プロデュース集団「東京スウィカ」を立ち上げ、07年に卒業するまで主演女優を務めた。「まだ無名だった彼女に目をつけ、スカウトしたのが、現在の所属事務所社長でマネージャーも務める“恩人”女性・Aさんでした。Aさんは同年代の吉田さんに《アルバイト禁止》を言い渡し、借金をさせてまで彼女を女優業に専念させたんです」A社長の売り込みが功を奏し、吉田は07年に昼ドラ『愛の迷宮』(東海テレビ)でドラマデビュー。翌年にはNHK連続テレビ小説『瞳』に出演と、トントン拍子に仕事が決まり、14年にはドラマ『HERO』(フジテレビ系)出演でブレークを果たす。A社長は15年、吉田のブレークを特集した『金スマ』(TBS系)で「私の趣味は吉田羊。吉田羊の母であり、子であり、大ファンだ」と語っていた。前出の芸能関係者は続ける。「2人は言いたいことが言える関係を築きあげましたが、けんかも絶えませんでした。ただ、吉田さんのブレークを喜びあう“戦友”として絶妙な名コンビでした」別の芸能関係者によるとA社長の戦略で吉田が大成功を収めた大きな要因は2つあったという。「1つ目は、映画プロデューサーの助言を受け、吉田さんの年齢を非公開にしたことでした。これによって、役柄の幅が広がりました。2つ目はAさんと2人で“ヒツジのコスプレ”をして関係各所に毎年年賀状を出し続けたことです。羊の名前に羊の格好ですから、インパクトは大。『瞳』への出演もこれが功を奏したと聞いています」そんな2人の間に決定的な亀裂が入ったのは昨年のことだという。「Aさんは仕事上のアドバイスにとどまらず、有名になった彼女のプライベートの振舞いに関しても意見するようになっていました。事務所の社長として当然でしょう。ただ、ある仕事先のオフで、よかれと思ったAさんの細かい注意が吉田さんの癇に障ったそうです。“いい大人なんだから仕事以外のことに口を挟まれたくない”という思いが募った吉田さんは、ついに『もう仕事のパートナー関係は終わりにしましょう』と切り出したそうです」(前出・芸能関係者)売り言葉に買い言葉。A社長も、その提案を受け入れたという。だが、彼女が取ってきた吉田の仕事は1年以上先まで埋まっていた。「そこは吉田さんも恩義に感じていますから、Aさんが決めた仕事をすべて完璧に終わらせるまではお互い“休戦状態”になりました。契約終了についてはクライアントなど関係各所にすでに報告済みだと聞いています。スケジュール管理は、今は親族が担当。現在はお互い弁護士を立て、年明け独立に向け最終調整に入っているようです」(広告代理店関係者)吉田の所属事務所に独立についてコメントを求めたが、期日までに返答は得られなかった。彼女にとって、2019年は“変革の一年”となりそうだ。
2018年12月18日それぞれ5歳より三味線を始めた吉田兄弟。1999年にアルバム『いぶき』でメジャーデビューし、津軽三味線ブームを巻き起こした。その後もアメリカ・ヨーロッパなど世界各国での活動や、EXILEやMONKEY MAJIK、海外アーティストたちとのコラボレーションなど、日本の伝統芸能の枠を超えて活躍中。来年11月に迎えるデビュー20周年を前に、新たなツアーに挑むふたりに話を聴いた。今回開催中のツアー「三味線だけの世界」は、兄弟ふたり、三味線2丁だけの構成。原点に戻り、新曲を含むオリジナル曲や、観客にも人気の高い民謡『津軽じょんがら節』を演奏する。「三味線だけがより鮮明に聴こえるからごまかしようもなくて(笑)。僕らにとっては修行のようなコンサートですが、三味線の可能性を今まで以上に見せていきたいです」(兄・吉田良一郎)今年のツアーには新たに「JAPAN VALUE PROJECT」というテーマが加わった。今回は島根県浜名市の石州和紙(石州半紙がユネスコの無形文化遺産に認定)にスポットを当て、このツアーの為に職人に漉いてもらった石州和紙をスクリーンほか舞台美術に使用している。「2003年の全米デビュー以降は海外活動が増えたこともあって“和”と“洋”のコラボが多かったんです。ここ最近は、津軽三味線と“フロム・ジャパン”や“メイド・イン・ジャパン”のもの、つまり“和”と“和”を組み合わせることによって、より強く“日本の良さ”を発信していきたいと思うようになりました。このプロジェクトもそのひとつです」(弟・吉田健一)今は学校教育でも和楽器が導入されており、ダンスの授業や運動会で彼らの楽曲が使われることも多いという。また、パルクールという人気スポーツとコラボした動画はYouTubeで1600万回以上再生され、世界的にも注目度が高いことがわかる。このように“和”への関心が高まってきた中で2020年の東京オリンピックを迎えることができるのは「世界に“和”の総力を見せる絶好のチャンス」と熱く語ってくれた。この年末には、吉田兄弟を始めとした若手奏者だけでの世界初の三味線フェス『SHAMI FES 2018』が東京で開催される。津軽三味線の世界は若い奏者も増えてきて勢いがあると感じていると語るふたり。「他の和楽器界も引っ張っていけるような存在になりたい」と意気込む。若い三味線奏者には九州出身者も多く「昔から三味線の音色に慣れ親しんできた東北の人とは、また違った新鮮さがあるのかも」。九州でのライブはいつも観客の反応が熱いと笑顔で口を揃える。「“お兄ちゃん”、“弟”、って名前で呼ばれないんですけど(笑)、よく声をかけていただきます。今回も津軽三味線の響き、そして兄弟バトルを楽しみに来てください」公演は2月28日(木)に福岡シンフォニーホールにて開催。チケットは発売中。
2018年12月07日主演・松坂桃李、演出・吉田鋼太郎というタッグで届ける彩の国シェイクスピア・シリーズ『ヘンリー五世』が2019年2月に上演される。松坂と吉田のビジュアル撮影に潜入した。【チケット情報はこちら】本作は、シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指す彩の国シェイクスピア・シリーズの最新作。今回は、故蜷川幸雄の跡を継いでシリーズ2代目芸術監督に就任した俳優・吉田鋼太郎による演出2作目で、シリーズ第34弾となる。2013年に第27弾として蜷川の演出で上演した『ヘンリー四世』のその後の時代を描いた作品で、松坂桃李が当時演じたハル王子の未来であるイングランド王ヘンリー五世を演じ、その活躍を中心に、百年戦争の激戦のひとつ・アジンコートの戦いに臨む民衆や貴族、軍人たちの姿を群像劇として描く。吉田鋼太郎は今回、作品の各幕で観客を物語へいざなう説明役(コーラス)を務める。まず撮影が始まったのは吉田。クラシック音楽の流れるなか、タキシード姿&その強い目力でカメラを見つめ、早いペースで撮られていく。吉田は演出家として「自分以外のキャストの写真は躍動感があったほうがいいけど、(自分は)みんなと全然違うほうがいい」と伝え、「後ろのほうであまり目立たず見守っている感じ」とリクエスト。撮影中、カメラマンから「顔にやさしさが出ちゃってるので目を大きく」と指示があり、グッと強い表情を見せるとあちこちから「いい!」「ナイス!」と声が上がり、思わず笑ってしまう姿も見られた。本人が「家に飾りたいくらい!」と言う写真も撮れ、あっという間に撮影終了。そこにやってきたのは松坂。ここからは2ショット撮影。ふたりはテレビドラマや5年前の『ヘンリー四世』でも共演しており、仲はすでに出来上がっている様子。吉田が「痩せた?」と問えば松坂は「ドラマの役作りで」と笑顔。リラックスしたのか「桃李さん、もっとシュッと立てますか?」というカメラマンのお願いに思わず笑ってしまうふたりだった。次は松坂のソロ撮影。吉田とはまた違ったテイストの写真で、静かに始まりだんだんと躍動感を増していく撮影は、ヘンリー五世がひとり集中力を高め、マントを翻して戦いに出かけていくシーンを観ているよう。どの姿も凛として美しく、後ろ姿にまで表情がある。顔のアップの撮影では「強く、武骨に」「絶対に負けないんだという感じ」など声をかけられ「ああ、なるほど」とすぐにのみこむ松坂。手の使い方や顔の角度で写真のバリエーションをつくっていたのも印象的だった。公演は2019年2月8日(金)から24日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールほかにて。その後、宮城、大阪を周る。なお、埼玉公演の追加公演も決定している。
2018年11月27日佐藤健主演の映画『サムライマラソン』が来年2月22日(金)に公開されることが決定。小松菜奈、森山未來、長谷川博己ら豪華共演陣の姿もとらえた本作の特報映像も到着した。時は幕末、迫る外国の脅威に備え、安中藩主・板倉勝明は藩士を鍛えるため、十五里(約58km)の山道を走る遠足を開催する。だがこの動きが、とある行き違いにより幕府への反逆とみなされ、藩士不在の城に安中藩とり潰しを狙う刺客が送り込まれる。ただ一人、迫る危機を知った男は計画を食い止めるため、走りだす――。本作は、“日本のマラソンの発祥”といわれ現在も160年以上にわたり受け継がれている史実、安政遠足(あんせいとおあし)を舞台にした、土橋章宏の小説「幕末まらそん侍」(ハルキ文庫)の映画化。連続テレビ小説「半分、青い。」や「義母と娘のブルース」での好演が大きな話題となった主演の佐藤健が今作で演じるのは、普段は平凡な侍だが実は幕府のスパイとして藩に潜入している忍び・唐沢甚内。遠足参加中、藩に迫る危機をいち早く察知する重要な役どころだ。また、藩主の娘・雪姫役を『恋は雨上がりのように』など漫画原作の作品への出演が続く小松菜奈。藩の重役の息子で野心溢れる侍・辻村平九郎役を、大河ドラマ「大いだてん~東京オリムピック噺~」への出演が決定している森山未來。侍にあこがれる足軽・上杉広之進役を、実写版「聖☆おにいさん」への主演が話題の染谷将太。唐沢の上司・植木義邦役を、放送中の大河ドラマ「西郷どん」に出演する青木崇高。さらに、隠居を言い渡された老侍・栗田又衛門役を竹中直人。安中藩に刺客を放つ幕府大老・五百鬼祐虎役を豊川悦司。藩士たちに遠足を申しつける藩主・板倉勝明役を長谷川博己が演じることも決定。そのほか、門脇麦、中川大志、小関裕太ら若手実力派俳優、阿部純子、奈緒、福崎那由他や新人俳優も出演する。そして今回到着した特報映像では、主演の佐藤さんをはじめ、豪華俳優陣の姿が次々に映し出され、走る侍たちや剣術アクションなど、本作には様々な要素が盛り込まれていることが分かる映像となっている。企画・プロデュースには、『ラストエンペラー』を製作した世界的プロデューサー、ジェレミー・トーマスと『おくりびと』の中沢敏明を迎え、本格時代劇『十三人の刺客』を手掛けたたコンビが再び集結することに。また、監督は『キャンディマン』『パガニーニ愛と狂気のヴァイオリニスト』のバーナード・ローズが抜擢されたほか、音楽、衣装デザインなど製作陣も世界の第一線で活躍するスタッフが集まった。なお本作は、様々な組織団体が「オリンピック・パラリンピック」とつながりをもちながら、2020年の大会に向けた参画・機運醸成・レガシー創出のアクションを実施する「東京2020参画プログラム」となっている。『サムライマラソン』は2019年2月22日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年11月19日2015年に『フランス芸術文化勲章』シュヴァリエを受勲し、フランスを中心に海外で精力的に活動するダンサー・伊藤郁女と、ダンサー、俳優の枠を越えて活動する森山未來による初クリエーションKAAT DANCE SERIES 2018『Is it worth to save us?』が10月に横浜・KAAT 神奈川芸術劇場にて世界初演される。演出も手掛ける伊藤に話を聞いた。【チケット情報はこちら】伊藤と森山の共演は初めてのこと。「KAATでこの企画を実施することになり、誰と一緒にやろうかという話になったとき、“未來くんと共演したい”と言いました。私は昔から“お人形さんみたいに踊りますね”と言われたりするのですが、未來くんも舞台では何を考えているかわからないような、お人形みたいな感じのところがあると思うんです。それに、いろんな想像ができる顔だちや身体を持っているとも思います。あとは、私が普段からあまり踊りや演劇の境のないところでやっているので、そういう人がいないかな、と頭の中を探ったときに未來くんがいました。踊れるだけでなく歌も歌えるし、台詞も言える人だから、そういう意味でもすごくいい。良いダンサーはいっぱいいるんですけど、光のあるダンサーはあまりいないですからね」。森山個人の印象は「繊細。いろんなことを考えて生きているし、いろんなことに疑問を持ってやっている人だと思います」作品のもとになるのは三島由紀夫のSF小説『美しい星』。自分たちを宇宙人だと思った家族が地球を救おうとする物語だ。だが、本作ではその物語を上演するのではない。「『Is it worth to save us?』は、“社会からはずされていきそうな自分の感情”を元につくっています。みんな、人と違うことをダメだとか怖いと思い、仲間外れにされないように生きていますよね。『美しい星』の中では、それを“宇宙人だから”と思うことで解消しているところがありますが、今回はポジティブに考えたらどうかという提案をする作品です」昨年の3月から始まった稽古は、今年の2月に日本でも行い、今後はフランスなど世界各地で断続的に続けていくという。「最終的なところは私がやっていますが、人とつくるのが好きですし、なにかを“しなさい”と言うのが嫌なんですよ。未來くんはそこに驚いてましたね。“へー、けっこう聞くんだ、人の話”とか言われて(笑)」。「まだ今は、話をしている段階で何も固まっていないです」と話すが、最終形は「笑ってほしいな、というのはあります。でもそれはハハハじゃなくて微笑んでしまうような感じ。“メッセージ”にはしたくないのですが、ふたりの人間的なものを出したいということがベースにあります」公演は10月31日(水)から11月4日(日)までKAAT神奈川芸術劇場大スタジオにて上演。チケットの一般発売は9月1日(土)より。なお、本日8月31日午後11時59分までチケットぴあにて先着先行受付中。取材・文:中川實穂
2018年08月31日