声優・鈴村健一が総合プロデュースを手掛け、2014年公演では約1万人を動員し、多くの感動と衝撃を生んだ舞台「AD-LIVE(アドリブ)」。その2015年公演の出演者発表会が、2015年6月11日に開催された。「AD-LIVE(アドリブ)」とは、大まかな世界観と、舞台上で起こるいくつかの出来事、たとえば"電話が鳴る"、"誰かが来る"といったことが決められているのみで、出演者のキャラクター(役)も、セリフも、すべてアドリブで紡がれる90分間の舞台劇。お互いのキャラクターは、舞台上で初めて知ることになる。「AD-LIVE2015」には、鈴村健一をはじめ、櫻井孝宏、津田健次郎、小野賢章、釘宮理恵、梶裕貴、名塚佳織、岡本信彦、谷山紀章、岩田光央、浪川大輔、下野紘、福山潤といった全13名のキャストが参戦。「パルテノン多摩 大ホール」「三郷市文化会館 大ホール」「メルパルク大阪」の3会場で、6日間全12公演が行われ、鈴村健一は全日・全公演に出演、ほかキャストは各日2名ずつの出演となる。各公演の出演者は下記の通り。【2015年9月12日(土)】昼・夜会場:パルテノン多摩 大ホール出演者:櫻井孝宏・津田健次郎・鈴村健一【2015年9月13日(日)】昼・夜会場:パルテノン多摩 大ホール出演者:小野賢章・釘宮理恵・鈴村健一【2015年10月10日(土)】昼・夜会場:三郷市文化会館 大ホール出演者:梶裕貴・名塚佳織・鈴村健一【2015年10月11日(日)】昼・夜会場:三郷市文化会館 大ホール出演者:岡本信彦・谷山紀章・鈴村健一【2015年10月17日(土)】昼・夜会場:メルパルク大阪出演者:岩田光央・浪川大輔・鈴村健一【2015年10月18日(日)】昼・夜会場:メルパルク大阪出演者:下野紘・福山潤・鈴村健一チケットは全席指定で6,900円(税込)。一般発売は7月18日からだが、すでにチケットぴあにてプレリザーブ先行(先行抽選販売)がスタートしている。詳細については、「AD-LIVE」の公式サイトをチェックしてほしい。
2015年06月12日舌腫瘍を患い、昨年7月より休養していたギタリストの村治佳織が、9月16日(火)に開催された、自身がメインテーマを演奏している映画『ふしぎな岬の物語』のプレミア試写会に出席。久々の公の場で元気な姿を見せ、演奏も披露した。吉永小百合が主演とプロデューサーを兼任し、第38回モントリオール世界映画祭で「審査員特別賞グランプリ」を含む2冠を獲得した本作。村治さんは吉永さんのオファーを受け、メインテーマであり、映画の最後に流れる「望郷~ふしぎな岬の物語~」をクラシックギターで演奏している。舞台挨拶に登壇した吉永さんは、以前から親交の深い村治さんを「私にとっては妹分のような存在」と紹介。村治さんは「ステキなメロディに出合うことができました」と喜びを口にする。舌腫瘍で昨年7月から長期休養に入っていたが、吉永さんの「久しぶりに舞台に立ってくれました。ご病気を克服されて、引き受けてくださり嬉しいです」という言葉に「吉永さんやみなさんにパワーをいただいて、こうして戻ってくることが出来ました。私にとって、この映画は“希望の光”でした」と強い思いを口にする。吉永さんは映画とギターの良好な関係は「『禁じられた遊び』(’52/※ギタリストのナルシソ・イエペスが主題歌「愛のロマンス」を演奏)以来のものです」と語り、「佳織さんのギターで映画が終わるというのが夢だったんです!」とプロデューサー冥利に尽きるといった表情でコラボレーション実現の喜びを語った。村治さんは映画の上映前にクラシックギターで「望郷~ふしぎな岬の物語~」を奏で、その美しい音色に観客は酔いしれた。『ふしぎな岬の物語』は10月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ふしぎな岬の物語 2014年10月11日より全国にて公開(C) 2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会
2014年09月17日