2020年12月12日に放送されたトーク番組『サワコの朝』(TBS系)に出演した、タレントの加藤茶さんと加藤綾菜さん夫妻。結婚10年目になるまでに、さまざまな壁を乗り越えてきたといいます。加藤茶夫妻に7年間続いた世間からのバッシング45歳差婚ということもあり、結婚当初は世間からのバッシングが続いたという加藤さん夫婦。『バッシング』という言葉だけではいいまとめられないような、酷いことをされた過去を明かしました。実家も特定されて、実家のほうにもクレームが(一般の人から来た)。お母さんの携帯番号が次の日にはネットにバレて。幸せになれるはずの結婚だったのに、なんでこんなことになったんだろうっていうのはすごい1~2年悩んだ時があったんですけど。私が乗ってる自転車がペンキ塗られて木に吊るされたりとか。サワコの朝ーより引用綾菜さんは、ネット上に個人情報を晒され、家も特定されてしまったといいます。しかし、バッシングに耐えた加藤さん夫婦。加藤茶さんは「それがあったから10年頑張れた」と振り返り、綾菜さんも「7年叩かれて謙虚になることを教わった」と前向きなコメントをしました。生死をさまよう病で必死の看病結婚4年目には、加藤茶さんがパーキンソン症候群で倒れてしまいました。綾菜さんは「絶対死なせない」という思いで看病にあたったといいます。その後、加藤茶さんが自宅で大量の吐血をし再び入院に。綾菜さんがある動画を再生すると、加藤茶さんは驚異の回復を見せたのだとか。加トちゃんは意識がもうろうとしているので、とりあえずずっと隣にいてもかける言葉もなかったんですよ、私。なので、ドリフの階段落ちコントを見えてるか見えてないか分からないですけれど、見せて。加トちゃんは、記憶があまり意識がもうろうとしているので、志村さんとのコントとかをずーっと見せてたら、加トちゃんがうっすらくすくす笑うようになって。サワコの朝ーより引用意識がもうろうとする中で「もう1回舞台に立ちたい。元気になってたくさんの人に笑ってほしい」と語った加藤茶さん。実は、同年3月に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)で亡くなった志村けんさんと、再びコントをする約束をしていたことを明かしました。盟友・志村けんさんとコントの約束もまだ、コロナウイルスがどのような病気かが分かっていない頃に感染が発覚した志村さん。病院に運ばれて亡くなるまでは、たった4日のことでした。加藤茶さんは、盟友をなくし果たせなかった約束をさびしそうに語ります。志村がちょうど70になって、僕たちに追いついてきて。よし、70になったらできるコントあるよな、これをお客さんに見てもらおうなって志村と話してたんですよ。多分ね、間が空くと思うんだけど、間が味になって出ると思うんで、だから面白いと思うよって、絶対やろうなって。サワコの朝ーより引用加藤茶さんは「あっけなく逝ってしまったのですごいショックだった。かけがえのない相方だった」と振り返りました。番組の視聴者からは、バッシングを受けた新婚生活や加藤茶さんの志村さんへの想いにさまざまなコメントが寄せられています。・愛に年齢は関係ないことが分かった。幸せそうだな…。・ウルっとした。全員70歳を超えたドリフ、見たかったです。・加トちゃんが元気になってよかった。素敵な夫婦ですね。綾菜さんは、ヘルパー1級を取得するなど介護の勉強にも献身的に取り組んでいるといいます。長期間バッシングが続くも、2人の間には固い絆と愛情があったのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月13日