伝統工芸である上総木綿を復元し、新しい上総木綿を展開している合同会社TheKazusa(所在地:千葉県長生郡一宮町船頭給110-11、代表者:川上 孝子)は、上総木綿の新しいブランドを確立するため、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にてクラウドファンディングを開始しました。TheKazusa「キャンプファイヤー」クラウドファンディングサイト ■開発背景上総木綿のはじまりは江戸時代で、江戸時代中期から昭和期まで片貝を中心とした九十九里浜沿岸で盛んに織られていた藍染の綿織物ですが、昭和30年代に最後の機屋が上総木綿の生産を中止したため、長い間忘れられていました。そんな中、有志が文化庁の助成金を得て、上総木綿を復元しました。堅牢な織物として重宝されていた上総木綿は気性が良く、虫が付きにくくなっています。風光明媚で気候温暖な九十九里地域の海、波、サーフィンなどをモチーフとした新しい上総木綿を展開し、TheKazusaというブランドの確立を目指していきます。■特徴*九十九里の海、波、サーフィンをモチーフとした新しい縞*九十九里地域の特産であるトマト、メロンを反映した新しい縞*天然の藍で染めた織り糸を使用*デザイナーによる新しい縞の開発織り機と上総木綿■リターンについて3,000円 :上総木綿の歴史と藍染の栞5,000円 :藍染の手ぬぐい10,000円:上総木綿をあしらったコットンTシャツ20,000円:藍染ワークショップ参加および上総一宮散策■プロジェクト概要プロジェクト名: The Kazusa期間 : 2023年1月25日~3月31日URL : <製品概要>商品名 :TheKazusa種類 :上総木綿をあしらったTシャツ、ワンピース、雑貨サイズ :Tシャツ(M、L、XL、子供用サイズあり)、ワンピース(フリーサイズ)素材 :コットン100%販売場所:関東圏の大手百貨店店舗でのPOPUPストアー(2023年8月上旬開催)、上総木綿の工房■会社概要商号 : 合同会社TheKazusa代表者 : 代表社員 川上 孝子所在地 : 〒299-4313 千葉県長生郡一宮町船頭給110-11設立 : 2022年10月事業内容: 上総木綿制作および地域産品の開発・展開URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】合同会社TheKazusa お客様相談窓口TEL:090-8040-6984 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月27日みなさんは、「安芸」の読み方がわかりますか?今回ご紹介する「安芸」を含めた難読漢字4選は、日本の歴史にまつわるものになっています。大人なら日本の歴史をしっかり知っておきたいですよね♪そのためにも、この難読漢字をチェックしてみてください!(1)「上総」「上総」は、「かずさ」と読むのが正解です!「上総(かずさ)」とは、「上総国(かずさのくに)」といってかつて日本の地方行政区分だった、東海道に属する令制国のひとつです。もともとは「かみつふさ」と言われていて、それが音変化して「かずさ」になったと言われています。総国が上と下にわかれて成立し、その上が「上総(かずさ)」となりました。(2)「安芸」「安芸」は、「あき」と読むのが正解です!「安芸(あき)」とは、「安芸国(あきのくに)」という令制国のひとつで、山陽道に属しています。そしてこの「安芸国(あきのくに)」が由来となり、「安芸(あき)」という名前が付けられた旧日本海軍の戦艦があります。現代では、広島の「安芸区(あきく)」や「安芸郡(あきぐん)」、高知の「安芸市(あきし)」や「安芸郡(あきぐん)」など、土地の名前になっています。(3)「豊前」「豊前」は、「ぶぜん」と読むのが正解です!「豊前(ぶぜん)」とは、西海道に属する令制国のことです。豊国(とよのくに)を分割して成立し、「豊前(ぶぜん)」と「豊後(ぶんご)」のふたつが設けられたとされています。また、現代では九州にある市の名前になっていて、「豊前市(ぶぜんし)」として福岡県の東部に位置しています。(4)「長門」「長門」は、「ながと」と読むのが正解です!「長門(ながと)」とは、山陽道に属する令制国のことです。令制国の「長門国(ながとのくに)」が由来となって名付けられた「長門(ながと)」という旧日本海軍の戦艦がとても有名で、旧日本海軍の象徴として長期にわたり親しまれていました。現代では、山口県に「長門市(ながとし)」という地名があります。読める漢字はありましたか?歴史が得意な人なら全部読むことができたかもしれませんね。今回ご紹介した漢字は大人なら知っておきたいものばかりなので、読めなかった漢字は覚えてみてくださいね。"
2021年06月21日劇団扉座の横内謙介が1992年に劇団(当時は善人会議)に書き下ろした『怪談・にせ皿屋敷』。その後、藤谷美和子、香取慎吾(SMAP)らの出演でよりショーアップされたバージョンも誕生した本作が、17年ぶりに復活する。いまや大衆演劇界に留まらないスター・早乙女太一を主演に、これが初舞台となる山本美月、ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』でも注目された馬場徹ら実力派キャストが揃う。6月19日(木)の東京・青山劇場での初日に向け、最終仕上げの段階に入った稽古場を見学した。舞台『怪談・にせ皿屋敷』チケット情報御用金横領の悪事に手を染める“イカれた殿様”青山播磨(早乙女太一)に、大目付・岩田鉄太郎(陳内将)の捜査の手が及び、青山家家老・山岸次郎佐衛門(山崎銀之丞)や謎の協力者・園部上総之介(馬場徹)は策を練る。同じ頃、青山家の屋敷では、家宝の皿を割った女中が、同じ女中仲間のお菊(山本美月)に罪を着せていた。園部たちの策とは、御用金を隠した枯井戸で女が死に、その呪いを封じた“封印”を破れば災いが起こるという物語を仕立てること。そのウソの物語に信憑性を持たせるべく選ばれたターゲットはお菊だった……。怪談「皿屋敷」をベースにしているものの、「合コン」「ファンレター」といった台詞が混じるなど、実はコメディ色、現代色の強い作品だ。若いキャストが多く、稽古場の空気も非常に明るい。衣装合わせ中の馬場の格好を見てキャストのひとりが「カオナシだ!」と言うと、一斉に笑いが起こる。その和らいだ空気が、稽古に入ると当然ながらキュッと引き締まるのだが、特にその飛躍が激しいのが早乙女太一。山本らと直前まで雑談を交わし、22歳の普通の若者らしい姿を見せていたのが嘘のように、存在感と凄みが加わる。その早乙女との共演も多い馬場は、今回受けの役回りで抑えた演技が多いが、アスリートのごときストイックな雰囲気が役にぴったり。彼らと対峙する岩田を内面から湧き上がる熱さで演じる陳内将は、どこか狂気を宿したような目が印象的だった。ヒロインの山本美月も、お菊のピュアさと健気さを魅力的に表現して、パワフルな男性陣に立ち向かう。笑い満載のこの作品が、播磨とお菊との切ないラストシーンで見事、美しいラブストーリーに結実する。見学中、一瞬ピリッとする場面が。播磨に刀を向ける手下役に早乙女が、「そこいつもタイミングが合ってない。それじゃ台詞と効果音がかぶっちゃうでしょ?」と、口調は穏やかながら厳しいダメ出し。若き座長の確固たる美意識と芸への厳しさが垣間見られ、場の空気が一気に引き締まる。作品全体もオンオフを巧みに切り替え、金に囚われた人間たちのドラマをしっかりと観せてくれるはずだ。公演は6月19日(木)から23日(月)まで東京・青山劇場にて。チケット発売中。取材・文武田吏都
2014年06月13日