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元衆議院議員・宮崎謙介が2月28日と3月1日に自身のアメブロを更新。妻で元衆議院議員の金子恵美の誕生日と結婚10周年をお祝いしたこと報告した。2月28日のブログで、宮崎は2月27日に誕生日を迎えた金子について「47歳になりました」と明かし「おめでとうございます」と祝福。「家族で寿司パーティーでした」と写真とともに報告し「我が家の年末年始のイベントはクリスマスから始まり、年末年始、私の誕生日、息子の誕生日、結婚記念日、そして、金子バースデーで締めます。盛りだくさんですが、これをもって、我が家は春の準備に入ります」とつづった。3月1日に更新したブログでは、結婚10周年を迎えたことを明かし「自由気ままな私と、豪快な金子さんとで、支え合い、飲み込み合い(8:2くらい?)ながらも10年」と説明。「そのことを話し合って一緒に出た言葉は『よくもったね!』」だったといい「本当にソレですよ」とお茶目につづった。続けて「お互い学び、お互いの価値観や線引きが形成され我が家の独特のルールが生まれました」と述べ「様々なものを乗り越える知恵ですよね」とコメント。金子について、結婚記念日は覚えていたが10周年であることは忘れていたと明かしつつ「息子も連れて、北海道で周年を祝いました」と報告した。最後に「雪の中で迎えた10周年はこれまた考えさせられました」と述べ「日常の不断の努力こそが、外してはいけない大切なポイントになります」とコメント。結婚10周年を祝うメッセージプレートを前にした夫婦ショットを公開し「いや~、おめでとうございます そして金子さん、ありがとう」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「金子さんお誕生日おめでとうございます」「ご結婚10周年おめでとうございます」「末永くお幸せに」などのコメントが寄せられている。
2025年03月01日元衆議院議員・宮崎謙介が3日に自身のアメブロを更新。朝の7時半から並ぶも凄い行列ができていた場所についてつづった。この日、宮崎は「一月三日。前日は御殿場に宿泊」と切り出し「御殿場といえば、やっぱりアウトレット」とコメント。「行きましたよ。朝の7時半から。マイナス1℃の中。並びましたよ」と説明し、行列ができた炭焼きレストラン『さわやか』の店先の様子を写真で公開した。続けて「7時台に滑り込んだけど、すごい行列」だったといい「8時にはもう受付終了」「だいたい17:40の予約が取れました」と報告。「約9時間待ちじゃん。おそるべし、さわやか」とコメントし、ブログを締めくくった。
2025年01月05日元衆議院議員・宮崎謙介が12月31日に自身のアメブロを更新。大晦日に行列に並んで購入したものを明かした。この日、宮崎は「大晦日ですね」と切り出し「毎年、ギリギリまで年末年始の予定が立たない我が家」と説明。「だから、私は並ぶのです。30分前は緩やかな行列」と行列の写真を公開し「お目当ては、お節です。買えるかな」とつづった。続けて更新したブログでは「お節やら年越し蕎麦やらをゲット」と報告し「お昼はこれ。もう恒例です。天下一品のラーメン」とラーメンチェーン店『天下一品』を訪れたことを説明。「炒飯まで食べました」と明かし「なるべく月に一度のラーメン。今月は三回は食べたかな」と述べ「そんなわけで、幸せな大晦日を過ごしております」とつづり、ブログを締めくくった。
2025年01月01日2023年3月31日より東京・六本木トリコロールシアターにて、横内謙介演出、今江大地主演による舞台“Le gai mariage”『ル・ゲィ・マリアージュ~愉快な結婚』が上演されることが決定した。本作は、フランス演劇界の最高峰モリエール賞で最優秀コメディ賞にノミネートされた作品。今江が、六本木トリコロールシアターのステージで新たにフランスコメディに初挑戦する。主演は、関西ジャニーズJr.としてコンサート、舞台など数々のステージをこなし、2023年からは本格的に俳優業に邁進する今江大地。今江が演じるアンリ・ド・サシーは、モテモテで女好きのドンファン。これまでに演じたことのない、新境地に挑む。キャストは、アンリの親友で彼と偽装の同性婚をするドド役に、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズンの菊丸英二役で初舞台を踏み、いま注目を集めている富本惣昭、アンリの友人の弁護士ノルベール役に、2017年のTBS日曜劇場『陸王』で俳優デビューし、以降話題作に立て続けに出演している緒形敦、アンリと恋愛中のエリザ役に、AKB48のメンバーで、ドラマや舞台などへの出演も意欲的にこなしている清水麻璃亜、そしてアンリの父親・エドモン役に、劇団扉座の創設メンバーで、個性派俳優として外部舞台作品やNHK大河ドラマなどにも出演している岡森諦が顔を揃えた。<コメント>■プロデューサー 白樹栞日本でもヨーロッパの香りのする新たな作品に出会える劇場をと建ち上げた六本木トリコロールシアター。フランスにはまだまだ日本に紹介されていない素敵な作品が数え切れなくあり、こうした作品を日本に紹介したいと設立したSociété Le Théâtre Elysée。翻訳の岩切正一郎先生も賛同くださり、さまざまな作品を翻訳してくださり、今、私の手の中に上演を待っている素晴らしい作品が幾つもあります。残念ながらコロナ禍で3年近く上演出来ない中で、横内謙介先生に演出をお引き受け頂きいくつもの戯曲を読んでくださり、その中から選んでくださったのがこの『ル・ゲィ・マリアージュ~愉快な結婚』。2011年にモリエール賞最優秀コメディ賞にノミネート! 以来2022年に至るまでフランス全土で何度も再演のこの作品……。今後はこのトリコロールで繰り返し再演して行きたいと思っておりますが、演出とキャストによっては、大人の男性の話になったり若い青年たちの話になったり。今回はモテモテのドンファン・アンリと可愛い天然ドド、賢い弁護士のノルベール、思いやりいっぱいのエリザ、厳粛の塊その物!?のエドモン……、このひとりひとりのキャスティングにこだわらせて頂きました。岩切先生の翻訳、横内さんの演出、そしてキャストの皆さんの熱演により、おしゃれなフランスの笑いをお届けできるのではないでしょうか。皆さまがこの作品の再演を望んでくださいますように……、Bravoの声を頂けます様に望みながら……。■岩切正一郎(翻訳)フランスには、ブルヴァール劇という、社会風俗をコミックなタッチで扱う劇のジャンルがあります。本作もその一つ。同性婚法が成立する2年前に初演された作品です。結婚、恋愛、経済的格差、友情、宗教、忖度、といった問題に、登場人物はどんな態度で応えるのか。今の日本の政治・社会状況にもヴィヴィッドに絡んでくる芝居です。横内さんの演出、魅力的なキャストのみなさんの演技でどんな面白い舞台が出現するのか、とても楽しみです。■横内謙介(演出)演出にあたって学生時代からモリエールなどの古典劇、或いはサルトルとかジュネとか哲学・不条理方面のフランス演劇には多少の馴染みはありましたが、現代劇については何も知りませんでした。今回トリコロール・シアターさんにお誘いを受けて、戯曲を何冊か読ませて頂き、その豊饒さ面白さに初めて触れました。その中で今の若者たちが生き生きと躍動するこの作品が気に入って、演出をさせて頂きます。簡単に言えばウソからまことが生まれる類のウェルメイドな喜劇なのですが、ここにはLGBTや人間性の解放、親子関係の回復など、現代的なテーマが堅苦しくなく散りばめられています。岩切正一郎先生の翻訳がそれを鮮やかに、描き出して下さいました。今江大地さんはじめ個性的で、若くて上手い俳優たちと、我が扉座の岡森、少数精鋭で六本木のお洒落な小劇場に相応しい、上質な笑いと感動をお届けしたいと思います。■今江大地はじめまして。今江大地です。僕が演じるのはアンリ・ド・サシーという人物で、物語ではモテモテで大の女性好き。結婚をせず女遊びの生活をしてる。要するに嫌なやつだ。僕は人生で一度だけモテ期を体験していて、それは母校での教員実習の時。生徒たちから「大地先生」「大地先生」と呼ばれ、もう掴むところないよってくらいたくさんの生徒たちに腕を掴まれた。モテモテでした。そんな経験を活かせたらと思っています。ただタイトルの『ル・ゲィ・マリアージュ』を見て思うのは、これは一筋縄ではいかない。なにか楽しいことが起こりそう。これからどんな舞台になるか楽しみです。是非観に来てください。■富本惣昭ドドを演じさせていただくことになりました、富本惣昭です。今回、愉快な結婚に出演するにあたって台本に目を通した時、とにかく台本を読み込みドドという人物がどういう人物なのかを考える時間が物凄く必要だなと思いました。自分の演じるドドは物語を大きく動かす人物だと思います。だからこそ、より良い作品にできるよう、必要なアイディアを沢山考え、物語に色々な形で関与できればなと思います。そして、演出家である横内謙介さんがどのように物語の演出をつけて下さるのか今から楽しみです!■緒形敦弁護士ノルベールを演じさせていただきます。いつか海外の戯曲で芝居をしたいと思っていたので、お話を頂いた時は凄く嬉しかったです。弁護士といえばお堅いイメージですが、ノルベールは子供っぽい所もあり、何かとお調子者な顔もあります。弁護士として頭のキレる部分やエレガントなところなど、ノルベールの様々な顔をお見せ出来るよう頑張ります。横内さんの演出のもと、多くのことを吸収して、観に来られた方々に楽しんで頂けるようこの作品を作り上げていきたいです。次々に3人に起こる修羅場や予想できない展開にハラハラしながら、魅力的な登場人物達のお芝居を堪能してください!■清水麻璃亜エリザベート役で出演致します。今まで演じた事のないキャラクターと役回りな気がしているので、どう作り上げていくかとても楽しみです! また、唯一の女性キャストとして、この作品に強さや艶を添えられたらなと思っています。劇場で楽しく明るい時間を届けられる作品にできるよう頑張ります!! ぜひ、笑いに来てください♪■岡森諦演出の横内とは高校時代からの付き合いで、今まで百本近く一緒にやっております。ただ、その作品のほとんどが横内の作なのです。純粋な演出家として横内と付き合うのはとても珍しく、もう何十年ぶりです。そして、六本木トリコロールシアターという初めての劇場。大好きなサイズ感! オシャレ!新しい劇場というのはやっぱりワクワクします。いろいろ楽しみで仕方ありません。どうぞ、ご期待ください。<公演情報>『ル・ゲィ・マリアージュ~愉快な結婚』2023年3月31日(金)~4月16日(日) 六本木トリコロールシアター脚本:ジェラール・ビトン&ミシェル・マンズ翻訳:岩切正一郎演出:横内謙介プロデューサー:白樹栞■出演今江大地/富本惣昭/緒形敦/清水麻璃亜(AKB48)/岡森諦【チケット料金】7,800円(全席指定・税込)■オフィシャル先行(抽選受付)2023年1月7日(土)17:00~1月16日(月) 23:59当落発表:2023年1月20日(金) 18:00■一般発売2023年2月19日(日) AM10:00~問合せ:六本木トリコロールシアター03-3796-7771公式サイト:
2023年01月06日森中謙介 著・ 町田耕一 著『これ1冊でできるわかる中小企業のHRテック』2022年11月24日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は森中謙介 著・ 町田耕一 著『これ1冊でできるわかる中小企業のHRテック』 を2022年11月24日(木)に刊行いたします。「人事×IT」で人の力を3倍、会社の力を5倍に上げられる!コロナ禍を背景に企業の「HRテック」の導入が進んでいます。「HRテック」とは「人事業務をIT化する技術・サービス」のことです。今や人材の採用から入社後の配置、教育や人事評価といった人事管理全般、また日々の労務管理にいたるまで、IT化することで会社の力をUPすることが可能なのです。本書では、中小企業において、 「HRテック導入で成功するための5原則」「HRテック選び7つの評価軸」を紹介する他、具体的な機能・サービス紹介から導入・運用方法までを解説します。実際に中小企業の現場で、HRテックの有効活用法を指導している人事コンサルタントだから書けたこれまでになかった中小企業のための「HRテック」に関する1冊です。成功する中小企業の「HRテック5原則」原則①HR テックの使命はアナログな人事をよりよく補完することにあると理解する原則②HR テックを導入する前にアナログの人事制度を一通り経験しておく原則③HR テックの設計思想に自社の人事方針を合わせてはいけない原則④HR テックは短期的なコスト削減策ではなく中長期的な人材への投資策と捉える原則⑤HR テックの導入を事業者に丸投げしてはいけない中小企業のHRテック選び「7つの評価軸」①機能性: 自社の要望をできる限り明確にする②導入のしやすさ: 導入のしやすさ、速さは重要な評価のポイントに③使いやすさ:経営者・総務人事だけではなく、現場に近い社員も確認を④管理のしやすさ : システム全体を管理する責任者にとって使いやすいか⑤サポート品質:購入後のサポートが、どの程度受けられるのかチェック⑥導入実績:自社と同規模・同業種、同様の課題を持つ会社での実績⑦コスト:コスパ優先ではなく、コストの妥当性で判断する書籍情報表紙タイトル:これ1冊でできるわかる中小企業のHRテック著者:森中謙介/町田耕一ページ数:172ページ価格:1,760円(10%税込)発行日:2022年11月24日ISBN:978-4-86667-419-3書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次第1章 中小企業が一からはじめる簡単HRテック入門第2章 予算なし人手なしの中小企業でも全国から人が集まる!―HRテックによる人材の募集・採用システム―第3章 多忙な人事担当者を強力にサポート!―HRテックによる人材の定着・活用システム―第4章 人事評価制度はHRテック頼みでは危険!?―多くの企業が陥った「人事評価×HRテック」の落とし穴―第5章 無理なく始められる HRテックの段階的な導入・ 運用方法著者プロフィール森中 謙介(もりなか・けんすけ)著者:森中 謙介株式会社新経営サービス人事戦略研究所マネージングコンサルタント中小企業経営者への人事制度構築・改善のコンサルティングを中心に、これまでにかかわった会社は90社にのぼる。各社ごとの実態に沿った、シンプルで運用しやすい人事制度づくりに定評がある。「人事制度を軸にした“人・組織の成長”」をモットーにしており、制度導入後も経営理念、経営方針の浸透、あるいは評価者教育の推進など、幅広い支援を行っている。そのためクライアントとのかかわりは中長期にわたることが多く、リピーターも多く有している。 著書に、『9割の会社が人事評価制度で失敗する理由』(あさ出版、2019)、『人手不足を円満解決 現状分析から始めるシニア再雇用・定年延長』(第一法規、2020)、『社内評価の強化書~上司の“評価エラー”を逆手に取る出世の法則~』(三笠書房、2018)、『社員300 名までの人事評価・賃金制度入門』(中央経済社、2016)などがある。町田 耕一(まちだ・こういち)著者:町田 耕一株式会社新経営サービス人事戦略研究所コンサルタント大学院修了後、大手ERP 開発企業で人事給与システムの導入・保守に携わる傍ら、残業削減を含む社内改善にも携わり、成果を出す。新経営サービス入社後は、人事・情報技術の知見を活かし、人事制度策定・運用だけでなく、HRテックの導入・活用に対する顧客への提案も積極的に行っている。 新経営サービス内でのHRテック導入を主導した実績をもち、中小企業で一からHRテックを導入する際の留意点や、社内でHRテックを扱える人材の育成手法にも明るい。 また、システム開発経験のある人事コンサルタントとして、HRテック事業者へのシステム開発協力も精力的に行っており、同業界の最新事情にも精通している。 G検定(AI活用能力)に2019 年3月合格後、E 資格(AI作成能力)合格者との限定コミュニティ(5万名以上)で活動。「NEWS+」グループのリーダー。2022年に貢献に対する投票等で決まる最優秀賞をグループ・個人とも受賞。英国王室公認品質協会(CQI|IRCA)から、世界80か国、2万名以上の会員に発刊された『Quality World』誌2022年秋号のAI特集記事への寄稿にも協力。【報道関係各位】『これ1冊でわかる中小企業のHRテック入門~わが社でもできる! 導入から運用まで~』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月18日HOTSKY主催、座・高円寺 冬の劇場21 日本劇作家協会プログラム『ほおずきの家』が2023年1月11日 (水) ~2023年1月15日 (日)に座・高円寺1(東京都杉並区高円寺北2-1-2)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ HOTSKYは、劇場以外の場所での“借景芝居”を多く上演してきた団体。今回はHOTSKYの釘本光が作を手がけた『ほおずきの家』を、扉座・横内謙介の演出で立ち上げる。【ストーリー】かつて、製鉄で栄えた街。今は、工場は跡形も無くなり、海の上に洋上風力発電の風車が立ち並んでいる。その海沿いの街で、食堂を営む女。四十年ぶりに訪ねて来た男。知っとう?何でお盆に鬼灯を飾るか。ほおずきは、盆提灯の役目をしとるんて。亡くなった人の魂が、お盆に、迷わずちゃんと縁がある人のところに戻れますようにっち。けど、海に沈んだ人の魂は、紅い鬼灯りを探しきらんけん、代わりに、白い海鬼灯を鳴らすんて。海鬼灯を鳴らすんはね、私はここで待っとるよおっち、海ん中で眠っとる愛しい人を呼びよるんて。みょんふぁ、伴美奈子、倉品淳子、犬飼淳治友部康志、阿比留丈智、佐々木このみ、豊田陸人七味まゆ味、松本旭平、木下政治HOTSKY1998年結成。場所から生まれる物語にこだわり、カフェや街角の温室、小学校の体育館、古い旅館など、劇場以外の場所での、「借景芝居」を多くプロデュースしてきた。2021年度より、毎月第四火曜日の午後に大人のためのおはなし会 HOTSKYのほっとタイム@クラフトハウスばくを開催中。現在のメンバーは、劇作家ときどき演出家で俳優の釘本光と、宣伝美術の鈴木美穂子、俳優の内山智子である。公演概要HOTSKY座・高円寺 冬の劇場21 日本劇作家協会プログラム『ほおずきの家』公演期間:2023年1月11日 (水) ~2023年1月15日 (日)会場:座・高円寺1(東京都杉並区高円寺北2-1-2)作:釘本光演出:横内謙介(劇団扉座)■出演者みょんふぁ(SORIFA)伴美奈子(劇団扉座)倉品淳子(劇団山の手事情社)犬飼淳治(劇団扉座)友部康志阿比留丈智(劇団チャリT企画)佐々木このみ(劇団扉座)豊田陸人七味まゆ味(柿喰う客)松本旭平木下政治■スタッフ舞台監督:大山慎一(ブレイヴステップ)舞台美術:加藤ちか音楽:中野亮輔照明:和田東史子音響:佐久間修一(POCO)衣裳:渡辺実希演出助手:関智恵宣伝美術:鈴木美穂子制作:藤田侑加■公演スケジュール1月11日(水)19:0012日(木)14:00/19:0013日(金)14:00/19:0014日(土)14:00/19:0015日(日)14:00※全5日間 8公演※開場は、開演の30分前■チケット料金一般(指定席):4,500円学生(座席引換券):2,500円ペア割:8,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月17日『ハムレット』でフォーティンブラスを演じる脇役俳優にスポットを当て、演劇界のリアルと、役者たちの悲喜こもごもを描いた横内謙介の名作『フォーティンブラス』。昨年、中屋敷法仁による新演出版が幕を開けるや、たちまち人気を集め、たった1年という短期間での再演が決定した。そこで前回と同じ役に挑む、A.B.C-Zの戸塚祥太と内博貴に話を訊いた。芝居を愛し、芝居に人生を捧げてきた人々の物語――昨年の上演から、早くも再演が決定しました。その心境は?戸塚僕は再演の経験自体がほとんどないのですが、やっぱり怖いですよね。初演を越えなきゃいけないっていうプレッシャーがあるので。とはいえやるからには絶対にいいものにしたいので、気を引き締めてまた取り組まねば!という感じです。内僕は逆に再演ものが多いんですよね。戸塚あっ、再演パイセン?(笑)内再演俳優です(笑)。戸塚えっ、どういうこと?(笑)内わかんない(笑)。でもこれまでの経験から、再演で余計なことはしないっていうのが教訓としてあって。だから変に気負わず、初演に基づいて、もう一度頑張ろう、という気持ちです。――横内謙介さんが1990年に書き下ろした『フォーティンブラス』ですが、改めて作品としての魅力とは?戸塚劇団や役者の話という点に、やっぱり面白みや愛おしさを感じました。本当に芝居を愛して、そのために人生を捧げてきたような人たちの物語なので。しかもその中にはスターがいて、脇役がいて、演出家がいて、ヒロインがいる。そのそれぞれの視点から観ることが出来ると思いますし、そういう自分の役割みたいなものに関しては、ほかの職業にも置き換えられるだろうなと。だからこそ何度観ても楽しめる作品だと思います。内すごくリアルな作品だなと思います。現実にこういうことって昔はあったと思うので。あとはみんなが役者を目指して、芝居のために汗をかいてアグレッシブに頑張っている。そういう人たちの姿を見るのが、僕はすごく好きなんですよね。まるで役者のドキュメンタリーを見ているような、お芝居といえども胸に刺さるものがある。と同時に、自分自身ああいった感覚は一生忘れちゃいけないなとも思いました。武年はストレートしか投げられないかわいい正直者――演じる羽沢武年、黒沢正美(サミー)について、それぞれどんな人物として捉えていますか?戸塚武年は正直者ですよね。内武年かわいいよね。なんて正直なヤツなんだ!って。武年みたいな後輩がいたら、絶対にかわいがると思う(笑)。戸塚確かに(笑)。真っすぐだよね。内ストレートしか投げられない(笑)。戸塚そうそう。で、やっぱり芝居が、役者という仕事が好きなんだと思います。劇中、死んだ役者が亡霊になってまで劇場に現れますが、あれって後々の武年の姿だと思いますから(笑)。内面白い!それで続編書いてもらおうよ。『その後のフォーティンブラス』(笑)。戸塚いいね(笑)。まぁきっと武年は、なにがあっても舞台が好きで、舞台には関わっているんでしょうね。内サミーは劇団のトップで、非常に横暴な人間ですが、かつては自分も同じようなことを先輩にされてきたと思うんです。それでも折れずに、必死に頑張ってきたからこそ、今の地位がある。でも同じことを後輩にもしてしまっていて……。それは悪意からではなく、そういう環境下で育ってきたことによって、当たり前のようにそうなってしまったのかなと。そんなところもすごくリアルだなと感じました。あの判断は正しかったと再確認する内の配役――『ハムレット』における脇役・フォーティンブラス役の武年と、主役・ハムレット役のサミー。そんなふたりの対比が、作品の大きな軸となっていますね。内だから武年が正直で真っすぐな分、ある意味サミーってぶっ飛んでいないとダメな役どころなんですよね。戸塚サミーは大変やね(笑)。内そうそう。とっつー(=戸塚)ファンの子からしたら、僕のこと大嫌いになると思いますよ(笑)。「なんて嫌なヤツやねん!」って。でも作品としてはそれでいいと思うんです。そもそも僕、当初は別の役でオファーをいただいていて。でもそれは武年と近い役だったので、自分からこう提案させてもらったんです。「とっつーとの絡み的に、俺がこの役をやっても面白くないと思う。でもハムレットだったら面白いと思うよ」って。戸塚確かにその通りだよね。内今もその判断は正しかったと、自分では確信しています!(笑)戸塚うん、正しい!(笑)内でしょ?(笑)――おふたりは本作の初演が外部公演での初共演でしたが、お互いの役者としての魅力をどんなところに感じましたか?戸塚内博貴と言ったら、やっぱり圧倒的な“主役感”ですよね。主役でいて欲しい、真ん中にいて欲しい人というか。だから後にも先にも、内がこういうキャラクターをやることって恐らくないと思うんです。というのもサミーって、下手したら単に嫌味な役で終わってしまうので。でもそんな役ですら、愛おしく思えてしまう。それは内がやっているからこそ、だと思います。内とっつーはすごく器用な人だと思います。センスとかオーラっていうのは努力しても身につかないものですが、器用さって努力すればしただけ身につくもの。ただ実際身につけようと思ったら、それはすごく難しいことで。でもとっつーは、僕にはない、ズバ抜けた器用さを持っている。たぶん僕が武年をやっても、絶対にとっつーの武年は越えられないと思うんです。そういった意味でもとっつーって、心からリスペクト出来る存在なんですよね。取材・文=野上瑠美子『フォーティンブラス』作:横内謙介演出:中屋敷法仁出演:戸塚祥太(A.B.C-Z) / 能條愛未、矢島舞美 / 富岡晃一郎、桑野晃輔、吉田美佳子、新原武、吉田智則 / 内博貴 ほか2022年6月3日(金)~9日(木)東京都 自由劇場2022年6月18日(土)~20日(月)大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ2022年6月28日(火)~30日(木)愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
2022年05月20日6月3日(金)から東京・自由劇場ほか大阪、愛知で上演される中屋敷法仁演出、戸塚祥太(A.B.C-Z)主演舞台『フォーティンブラス』。昨夏上演され好評を博し、今回の再演にも期待が高まる本作のメインビジュアルが公開された。“フォーティンブラス”とは、長い『ハムレット』の物語の中で2 回だけ登場する“脇役”。それを演じる脇役俳優にスポットライ トを当て、演じる俳優視点で横内謙介が1990年に書き下ろした作品が、この『フォーティンブラス』である。本作は、劇団善人会議(現、扉座)で初演された後、 多くの俳優たちによって幾度となく演じ継がれ、世界中に数あるシェイクスピア書き換え戯曲の中でも、群を抜いて注目を集めてきた日本の名作と言われている。どんな人間でも、人は生きていく上で、時には主役になることはあっても、ほとんどの場面は脇役を演じ続けざるを得ない。ましてや俳優は、ほとんど主役になれることなどは無く、ただ主役を夢見ながら生き続けているしかない。その悲哀を、フォーティンブラスを演じる脇役俳優たちの、楽屋や劇場でのやりとりやその想いを通して描いた傑作戯曲。お馴染みの名作『ハムレット』が華やかに上演されている、とある古ぼけた劇場。その楽屋で、売れない役者・羽沢武年が、上演中だというのにヒマしている。彼の役は、ノルウェーの若き王子、フォーティンブラス。役名は勇ましいが、最初の出番は、芝居が始まって約2時間15分後。それもただ舞台を通り過ぎるだけ。二番目の出番は全ての物語が決着を見た後。のこのこ登場し、最後のまとめをするだけの、いわば「刺身のツマ」。その上ハムレット役の大スターは、横暴で、陰険で、勝手に芝居を変えるわ、若い女優に手を出そうとするわとタチの悪いことこの上ない。武年ばかりでなく、オズリック役で若手女優、恵子の恋人である岸川和馬やオフィーリアに抜擢されたバラエティタレント刈谷ひろみさえも、そんな大スターに嫌気が差し、楽屋には一触即発の不穏な空気が流れている。そんなある夜、芝居のはねた劇場に、突然不気味な亡霊が姿を現す。亡霊は、自らを「フォーティンブラスの父」だと名乗り、 そして武年に向かって言った。 “我が息子フォーティンブラスよ。さあ、今こそその汚れ亡き高潔な血を熱くたぎらせ剣を抜け。 そしてその剣に、ハムレットへの復讐を誓うのだ!!” その言葉にとまどいながらも武年は、亡霊にハムレットへの、そして大スターへの復讐を誓うのだった。しかし劇場付きの老女優、松村玉代は、亡霊の姿を見て驚いた。この男は、「フォーティンブラスの父」なんかじゃない。昔、 玉代が一緒に芝居をしていた俳優の岸川和春……すなわち、オズリック役の岸川和馬の死んだ父親の亡霊だ……しかし何故今頃、和馬の父が亡霊となって、思い出の詰まったこの劇場に……?果たして武年の復讐の行方は?そして亡霊が寄せる、この舞台に対する想いとは?戸塚と内のリアルな関係性も作品設定に重ね合わせられることで魅力が増した。昨年よりもさらにグレードアップした 『フォーティンブラス』に期待が高まる。《公演概要》『フォーティンブラス』作:横内謙介演出:中屋敷法仁出演:戸塚祥太(A.B.C-Z) / 能條愛未 矢島舞美 / 富岡晃一郎 桑野晃輔 吉田美佳子 新原 武 吉田智則 / 内博貴ほか【東京公演】6月3日(金)〜9日(木) 自由劇場【大阪公演】6月18日(土)〜20日(月) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ【愛知公演】6月28日(火)~30日(木) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール■制作:ゴーチ・ブラザーズ■主催:『フォーティンブラス』2022 製作委員会■お問い合わせ:Mitt 03-6265-3201(平日12:00~17:00)■公式サイト:
2022年05月20日劇団扉座(主宰:横内謙介)による、劇団扉座第72回公演劇団創立40周年記念『ホテルカリフォルニア-私戯曲 県立厚木高校物語-』が下記の通り二会場で上演されます。【厚木公演】公演期間:2021年12月5日(日)14:00会場:厚木市文化会館・大ホール(神奈川県厚木市恩名1-9-20)【東京公演】公演期間:2021年12月7日(火)~19日(日)会場:新宿東口 紀伊國屋ホール(東京都新宿区新宿3-17-7紀伊国屋書店新宿本店4F)東京公演のチケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松⼤剛)にて11⽉24⽇(水)19:00より発売開始です。カンフェティで11⽉24⽇(水)19:00より東京公演チケット発売 公式ホームページ 1997年、新宿紀伊國屋ホールにて初演の、横内謙介が自らの高校時代を私戯曲として綴った代表作を、劇団創立40周年を記念して再演します。初演時、受験予備校のような進学校生たちのダサく燃え切らない、中途半端な青春物語は、ステレオタイプな青春モノと一線を画し、リアルに面白く切ないと地元厚木のみならず全国的な反響を生み、テレビドラマや他のプロデュース舞台などに後追い企画もさまざま生まれました。今回、厚木高校時代からの仲間である六角精児、岡森諦を中心に劇団の総力をあげて、戯曲を一部改訂、演出もブラッシュアップし演劇作品としての日本の青春グラフィティの最高傑作を目指して上演します。あらすじ2021年、還暦を迎えた劇作家・横山健一が、孫のような新人劇団員たちを指導する稽古場で、懐かしい人の呼び声を聞く。それは高校時代の同級生シュウケイ。卒業後横山に手紙を送って、自殺した男だ。シュウケイの声に導かれて、横山は県下有数の進学校で過ごした青春時代を思い出す。良い大学に進むために3年間、受験勉強を第一に過ごす、偏差値でたまたま振り分けられただけのクラスメイトたち。そこにあるのは青春ドラマで描かれるような、汗と涙の友情や、初恋のロマンスなど全く無縁のシラケているばかりの、ドラマにならない学園生活だった。秀才ぞろいのエリート校で早々と落ちこぼれた横山は、偶然入部した演劇部で「つかこうへい」を知り、その虜となって勉強そっちのけで部活に没頭する。そんな横山の周りには、自然と勉強以外の思い出を高校生活で残したいと思う落ちこぼれたちが集まり始めて、シラケ切ったエリート校の文化祭を何とか盛り上げようと言う機運が高まり、そのチャレンジが始まる。活動参加を希望した同志の中に、シュウケイもいた。地味で目立たぬ理系の男。偏差値は高いが頭でっかちでコミュニケーションが苦手な進学校のエリートたちが、盛り上がる文化祭を開催しようと奮闘し、生まれて初めて得る仲間たち。それでもシュウケイはその後、自殺した……「故郷とは絆のことだと俺たちは知る」幕切れのセリフはその青春の痛みと共に、鴻上尚史氏著「名セリフ!人生が変わる30の名セリフ」の中でも紹介されている。再演より22年ぶりとなる今回の上演では、横山が高校時代を回想する現代のシーンを中心に改訂して、より今日性を高めた作品とする予定。初演から厚木高校生を演じている六角精児、岡森諦、有馬自由、中原三千代などベテランは当たり役の高校生役を今回も演じる。他の役については、2.5次元ミュージカルで活躍中の高木トモユキ、テレビドラマで人気を得た山中崇史など劇団で育成した団員たちの総出演により、40年間培って来た劇団の実力を発揮する記念公演。扉座とはスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』、ジャニーズ、AKB48等アイドルの舞台、サンリオピューロランドの人気ショー『kawaii kabuki』などを手掛ける劇作家・演出家:横内謙介の主宰する劇団。1982年、厚木高校演劇部出身の横内、岡森諦、六角精児が中心となって「善人会議」という名称で旗揚げ。‘93年「扉座」に改名。どの世代の人が見ても見やすく、笑って泣いて感動できる舞台作りで、紀伊國屋ホール、座・高円寺など中劇場での公演、及び地方へのツアー公演を精力的に行っている。テレビや映画、舞台で活躍中の、六角精児、山中崇史(『相棒』シリーズ)、高木トモユキ(ミュージカル『刀剣乱舞』)などが所属。2.5次元ミュージカルを代表する、演出家・茅野イサム、俳優・高橋一生も出身者。20年前より、劇団のアウトリーチ活動として、積極的に演劇ワークショップに取り組んでいる。小学校へ出前の演劇体験教室や、高校生対象、お芝居をやったことのない40代以上の方対象、企業のコミュケーションレッスンの一環等、様々なワークショップを展開中。’97年に劇団附属の俳優養成所・扉座研究所を設立。劇団本公演によっては出演する機会があるなど、実践的なレッスンにより、未来のアーティストを育成、輩出している。また、地域の行政、劇場と連携して、市民参加の舞台作品の創作や、未来に向けた人材を育成する取り組み(小4~中2生を対象とした(公財)厚木市文化振興財団主催:あつぎ舞台アカデミー/高1生~26才を対象とした神奈川県主催:マグカル・パフォーミングアーツ・アカデミー等)の監修・運営・レッスンを継続して行っている。‘19年、扉座が20年以上活動の拠点としているすみだパークスタジオと連携して、50才以上の人達を対象とした演劇塾「すみだパークスタジオ演劇部・扉座大人サテライト」を開校。今後も舞台公演を中心に、間もなく40周年を迎える劇団だからこそできる様々な事業に積極的に取り組んで行く予定。公演概要【厚木公演】厚木シアタープロジェクト ネクストステップ第10回公演※カンフェティ取扱なし公演期間:2021年12月5日(日)14:00会場:厚木市文化会館・大ホール(神奈川県厚木市恩名1-9-20)主催:(公財)厚木市文化振興財団/扉座応援:厚木シアタープロジェクト市民応援団■チケット料金前売・当日共 4500円学生券 2000円※当日要学生証(全席指定・税込)【東京公演】紀伊國屋書店提携公演公演期間:2021年12月7日(火)~19日(日)会場:新宿東口 紀伊國屋ホール(東京都新宿区新宿3-17-7紀伊国屋書店新宿本店4F)■チケット料金前売 5000円/当日 5500円/学生券 3000円(当日要学生証)●ミナクルステージ(12月7日(火)18:30の回)前売・当日共 3500円/学生券 3000円(当日要学生証)☆特別公演セットチケット(12月12日(日)14:00の回)前売・当日共 6000円/学生券 4000円 (当日要学生証)※12月12日(日)14:00の回は、セットチケットのみの販売となります。単体での販売はございません。(全席指定・税込)■キャスト横山……有馬自由ハッパ……砂田桃子シュウケイ……犬飼淳治岡本……岡森 諦宮城次郎……六角精児張ヶ谷……高木トモユキ関水……鈴木利典ナオさん……中原三千代日根……塩屋愛実堀江……鈴木崇乃ミナトヤ……山中崇史橋田先生(体育科)……松原海児鈴木先生(担任、化学科、演劇部顧問兼任)……累央まり子先生……藤田直美滝川先輩……早川佳祐団長/伝兵衛/リーゼント……新原 武母/チリチリ/ガリ勉さん/三好記者……伴 美奈子ジョー……上原健太リンダ……江原由夏ナンシー……藤田直美アーヤ……小笠原 彩演出助手リエ……鈴木里沙/小笠原 彩蓮見……菊地 歩野崎……佐々木このみ黒江……大川亜耶ガリ勉君……三浦修平団部の矢島……小川 蓮近藤先輩……横内謙介塩尻先輩……野田翔太バカ垣戸……紺崎真紀ガリ勉高山……翁長志樹厚高生、その他……白金翔太、山川大貴、北村由海【扉座研究生出演!】Aチーム出演舞台◎12月8日(水),10日(金),12日(日),14日(火),16日(木),18日(土)13:00開演,17:30開演嶌田リョウ,内田匠太朗,大木愛依,小関琴美,執行巧真,鈴木希海,寺門愛莉,鳥川仁菜,中村芙微香,正木佑和Bチーム出演舞台◎12月7日(火),9日(木),11日(土),13日(月),15日(水),17日(金),19日(日)山内信人,渡邉美玖,彌永拓志,小栗玲奈,唐木翼弥,佐藤あかり,宍戸千夏,高橋真紀,田中涼楓,中村莉奈,浜田敬史■スタッフ作・演出:横内謙介美術:金井勇一郎(金井大道具)舞台監督:大山慎一(ブレイヴステップ)照明:塚本悟(塚本ライティングデザイン)音響:青木タクヘイ(ステージオフィス)衣裳:木鋪ミヤコ・大屋博美(ドルドルドラニ)メイクアドバイザー:tae ・ 比嘉奈津子(Be-STAFF MAKE-UP UNIVERSAL)宣伝美術:吉野修平(ヨシノデザインオフィス)宣伝イラスト:溝口イタル制作:赤星明光田中信也WEB宣伝:串間保彦票券:日高孝子生田由明乃 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月24日舞台『いとしの儚』が10月6日(水)に開幕する。鎌倉後期に書かれた「長谷雄草紙」に相を得て書き上げられた、扉座の横内謙介による脚本で、これまでに、扉座劇団公演、パルコ劇場、明治座、韓国などで上演されてきた名作だ。人間のクズで愛することなど知らずに育った男と、その男に育てられた少女の、 滑稽で純粋な愛を描いた物語 。プロデューサーがいつか上演したいと長年温めてきた企画を、6人のキャストで上演する。主人公の鈴次郎を演じる鳥越裕貴と、演出の石丸さち子に話を聞いた。(※インタビューは稽古開始前に実施されました)鎌滝さんの視線に儚だなと(鳥越)彼は翻弄されたい(石丸)ーー脚本を読んでどんなことを感じましたか?石丸まず、横内さんの作品だと驚きました。同じ早稲田大学で、卒論の先生が一緒になり、先生に会いにキャンパスを並んで歩いたことがありました。何年もお互いにそれぞれ演劇を生業としてきて、横内さんの作品をやるときが来たんだという面白さが先にありました。こういう形での再会は嬉しいねと、メッセージのやりとりをしました。読んでみた第一印象は、なんてピュアな物語だろうと。作家の力と、作品のもつ独特の叙情と美しさ。賭場の吹き溜りの中に咲いた美しい愛情という、作家が書いた一番本質のところを大切にして、面白くしていきたいなと思います。ーー鳥越さんは、戯曲を読んでどんなことを感じましたか?鳥越自宅でしんみりと読んでいたんですが、最初は本当に、鈴次郎に対して「胸くそ悪いな、こいつ」と思いました。その胸くそ悪さが印象に残っていましたが、最後の純粋に人を愛する綺麗さを知った瞬間に、心が温まるというか。みんながいろいろなことにイライラしたり、ぶつけられない怒りがある中で、この作品を観ていただくことは、今足りていないものを皆さんに提供できるんじゃないかなと感じました。ーー鈴次郎を演じるうえで、役について思ったことをお聞かせください。鳥越僕も基本的に演劇のことしか考えられないという意味での「クズ」なので、鈴次郎にとっての博打が僕にとっての演劇みたいなものですが、本当にそうなると周りが見えなくなるんですよね。いい意味で、その共通点を引っ張りつつ演じたいと思いました。ーー本来沢山のキャストで上演する作品を、6人のキャストで演出するプレッシャーみたいなものはありますか?石丸もちろん正直な話をすると、無理があると思うんです。でも、リスクや制限がかかることから面白い演出が生まれてきたりします。6人でやってみたいという提案を、6人だからこその作品になったという面白さに変えていけるようにプランを練っているところです。ーーキャスティングの狙いについては、いかがでしょうか。石丸儚役にはイメージがものすごく強くありました。儚は、鈴次郎という男のロクでもない生活、欲望が生み出したクリーチャーで、親の背中を見て汚い言葉を覚えたりはしても、世界との出会い方が鮮烈で純粋です。そういう役を演じるには、何も色のついていない本能の強い人を選びたいと思っていました。ネットフリックスの『愛なき森で叫べ』に出ていた女優を観ていいなと思っていたら、なんと出てくれることになりました。鎌滝(恵利)さんは今回が初舞台になりますが、ものすごくまっすぐで、世界に対してためらいのない女の子という印象があり、この作品にはぴったりだと思います。鳥越僕がビジュアル撮影をしているときに「何か視線を感じるな」と思ったら、2階の方から「こいつはどういうものなんだ」という鎌滝さんの視線を感じて、この人は本当に儚だなと感じたいうか。生まれたばかりで、何かを得よう、吸収しようとする熱みたいなものを視線だけで感じたときに、これはものすごいことになるだろうし、負けていられないなと思いました。燃えるようなものを強く味わったので、早く稽古をしたくてたまらないです。あとは、石丸さんの熱があればなんとかなるし、その熱を役者魂で超えていきたいです。僕自身もとても向上する作品になりそうだなと感じております。石丸儚に翻弄されていく鳥越君が楽しみです。きっと彼は翻弄されたいんです。演出家と女優と二人三脚で鳥越君を翻弄していきたいなと思っています。今まで舞台上で味わったことのない感情を味あわせてあげるつもりで、私は今準備をしていますので(笑)。鳥越(笑)。やさぐれている役の方が発見があってしっくりくる(鳥越)石丸生きることの最上の喜びは儚くても美しい、そんな物語を、鳥越君と鎌滝さんで生み出してほしいです。そして、その周りの登場人物がものすごく人間的です。魅力的な人物たちを六人で演じ分けようと思っていたのですが、原田優一さんというとんでもない名優と出会えることになったので、みんなの役は少しずつにして、あとは原田さんにキャスティングしました。私よりもサービス精神があるんじゃないかと思われる原田さんと、どんなふうに工夫して、この舞台がおもしろくなっていけるか探りたい。腹を抱えて笑っていただいて、その中にどうしようもなく切なく、夢のような愛の物語が描けるかですね。山﨑晶吾君は、美容師から演劇の世界に入ってきた人で、最初から演劇だけをやってきた人とは違った魅力がありました。この芝居に関しては、それぞれの人生を重ねて深追いしたほうが面白い芝居になると思うので、山﨑君とはそういう作業をしたいと思っています。全然出自の違う俳優さんを集められたらいいなとも思っていました。今まで出会う機会のなかった久ヶ沢徹さんが、一番人間の本質的な悲しみや慈愛に満ちた心をどういうふうに表現してくれるんだろうかと、ものすごく興味がありました。『いとしの儚』メインビジュアル辻本祐樹君とは会って話をしました。2.5次元では、現実から離れた二次元の世界を、今を生きる俳優が演じる独特のリアリティーですが、今回は思い切り3次元に落とし込みます。とは言え、現実そのままだとお客様が引いてしまう。逆に美しい手触りだけでは、鑑賞物として引いて観てしまう。ぐいぐいと揺さぶられたあとに気持ちを昇華できるカタルシスが訪れる、そんな瞬間が尊いんです。ーー鳥越さんは、他の共演者の方々に関してはいかがですか?鳥越鎌滝さんと山﨑さんは初めてご一緒します。優一さんとは撮影のときに会いましたが、僕が仕える身分でしかないような、トップの強さを感じました。すごくいろいろなことを回してくださるんだろうなと思っています。そして、僕的には久ヶ沢さんの鬼がじわじわと来ています。きっと稽古中もずっと好きだろうと思うくらい、愛のある中に鬼としている久ヶ沢さんを見るのがすごく楽しみです。辻本さんとはる・ひまわりさんの作品でも、何度か共演させてもらっているので、また新しい辻本さんが見られるのを、単純にファンとして楽しみにしております。ーー観客の皆様は、新しい鳥越さんを見られることを楽しみにしていると思います。鳥越僕は、見た目も相まって、元気溌剌とか、かわいい感じの役が多いですが、以前演じたときにも、時代物でやさぐれている役の方が、いろいろと発見があってしっくりくるところがありました。とても楽しみです。複雑な役をやってもらえる(石丸)「石丸さん=愛」(鳥越)ーーおふたりは、昨年中止になってしまった公演で、一緒に稽古をされたと伺いましたが、お互いの印象はいかがですか?石丸そのときは、鳥越君の役は明るくて、バックボーンにいろいろ苦労を抱えている人の友人役でした。今回演じる鈴次郎は、最悪の環境で育って、犯罪を犯し、その先に、夢を見ることを諦めてしまっています。博打に魂を売ってしまい、博打以外の何もかもを失った男が愛を見つけてしまったときに……という物語ですが、こういう複雑な役をやってもらえることが本当に嬉しくて。すごく期待しています。鳥越石丸さんの演出作品は、いろいろ観させていただいていますが、やはり「愛」を描く作品から、純粋な気持ちを忘れているかもしれないと、僕も気づいたりするんです。石丸さんが演劇界に5人いれば、今大変なことも全然余裕だと思います。石丸(笑)。鳥越本当に5人欲しいんです。石丸さんのパワーはひとりでもすごい。本当に出会えてよかったなと思います。演出家としても、人間としても、ありがたいです。ーー石丸さんと、鈴次郎役を作るという意味で、何か思うことはありますか?鳥越僕の中で石丸さんとの稽古は「すべて出す」。そして、僕がどれだけこの作品に愛を込められるかで決まってくると思います。「石丸さん=愛」なので、この作品に全力で愛を注ぎます。ーー具体的な演出について伺えることはありますか?石丸六本木の劇場と、江戸時代の吹きだまりがリンクして、お客様の心をくすぐるような美術にしたいと思います。「鬼」と呼ばれる存在が、「今の時代」まで語り継いできた物語。人ならざる生き物が語るからこそ胸に迫る、愛の本質、長い長い時間の人間の物語を描きたいです。そして、どの役にしても、ルーツを考える作業をやりながら立ち上げたい。博打に取り憑かれた人間たちと鬼を結ぶもの。此岸と彼岸を結ぶ川、その川渡しの存在、彼岸の死者から生まれて此岸に生きる儚。いろいろなものがビジュアルでもうまく表せるといいなと思っています。また、かみむらさんの音楽には、ものすごくわい雑でいながら、洗練された印象を期待しています。清濁あわせのむような。賭場というわい雑な吹き溜りから生まれてくるのに、美しく人の心に凪をもたらすような音楽を目指せればと思っています。愛していい夢を見ていいと鈴次郎を応援してやってほしい(石丸)ーー最後に、お客様へメッセージをお願いします。鳥越“いとしの儚”石丸さち子さん演出バージョンは、より人間の原点に戻ると思います。人間の不器用さや純粋さが如実に見えてきそうで、その作品に出演できる事が嬉しくてたまりません。どうしようもないクズが何かに気づく瞬間を、自分がこの台本を初めて読んで味わった感覚を、皆様に味わって頂けるよう、稽古に励みます。どうか、劇場で体感して頂きたいです。石丸今までもお客様が最後のピースだと信じてやってきましたが、こんなに実感する時代はないです。人間はこんなにわかり合えないものなんだと痛感することが多い現在です。賭場の人間模様もひどいものですが、そんな世界に生まれる、儚くも美しい愛の存在を描きます。この作品のテーマのひとつは「誰でも夢を見るべきだ」ということです。誰でも夢を見る権利がある。自分の夢のサイズを自分の過去現在で限定しないで、もっといろいろなところに手を伸ばして冒険をしてほしいな、と。夢を見ただけ、自分が手を伸ばす飛距離が遠くなり、また出会いがあって、人生がきっとおもしろくなる。鈴次郎という、もともとは人間味のある存在なのに、人生の道を踏み外して夢を諦めていた男が、儚と出会って、夢を見ることを自分で選ぶ瞬間の美しさ、かけがえのなさに、たどり着きたいと思っています。だから、お客様にも私たちと一緒に、愛していいんだよ、夢を見ていいんだよと、鈴次郎を応援してやってほしいです。どんな人だってそうやって夢を見ていいんだと応援する気持ちが、ほんの少し自分に跳ね返ってきて、劇場を出たときに、新しい一歩に向けて勇気が出たなと思うようになれば。また、お伝えしたいのは、劇場に足を運んでくださるお客様が、どれだけ私たちに夢と力を与えてくださっているかという感謝です。私たちは舞台で夢を見ていていいんだ、やっていていいんだという勇気を客席からたくさん頂いているので、お客様にその夢や勇気をたくさんお返ししたいんです。取材・文:岩村美佳『いとしの儚』2021年10月6日(水)~10月17日(日)六本木トリコロールシアター作:横内謙介演出:石丸さち子出演:鳥越裕貴 / 鎌滝恵利 / 辻本祐樹 / 中村龍介 / 原田優一 / 久ヶ沢徹※ソロ政役・山﨑晶吾は体調不良により降板、代役として中村龍介が出演しますチケット情報
2021年09月18日朗読劇『手紙』が9月16日(木)より、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演される。横内謙介が脚本・演出を手掛ける本公演は、原作の東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)に描かれている兄弟の心情を“朗読”という形で表現。弟の口から語られる周囲の人間の態度や兄の懺悔と弟への想い、兄弟の手紙のやりとり、その全てを原作の小説と同様に言葉だけで紡ぐ。舞台には兄弟のふたりのみ。より主観的で胸に迫る濃厚な空間を作り上げ、観客へと届ける。出演は確かな演技と人気を誇る“ふぉ~ゆ~”から福田悠太と越岡裕貴、舞台での活躍が目覚ましい室龍太、ソロでも多くのステージに立つ高田翔の4名。この組み合わせで4公演ずつ上演となる。この秋、注目の1作となることは間違いない本作。ぜひチェックしてほしい。脚本 / 演出:横内謙介・コメント『手紙』公演に向けて昨年のコロナ自粛期間から、この素晴らしい小説を読み始めて、以来、何度読み返したか分かりません。同じ小説をこんなに読み返したことは人生で初めてです。しかし飽きることなく、読むたびに新たな発見と感動があって、違う場面で泣いてしまいます。今回、殺人で服役した兄と残された弟と、ふたりだけが登場するリーディング作品とするために、その発見と感動のすべてを手紙のスタイルで書き上げて脚本化することにチャレンジします。普通の芝居とせずに敢えて、リーディンクで上演する面白さを追求する所存です。コロナ禍で、演劇の在り方も再検証を求められる今、密を避けつつ、濃密な言葉の世界を生み出す。この優れた小説と実力、魅力を兼ね備えた俳優たちの力を借りて、演劇の新しい可能性を切り開く野心に燃えています。福田悠太(ふぉ~ゆ~) ・コメント朗読劇『手紙』これを聞いて出てみたいと思うのは僕だけではないはず、ふぉ~ゆ~の福田悠太です。以前、小説の「手紙」を読んだ時の作品の内容、メッセージがズブズブと生々しく心に残っています。今回、朗読劇の「手紙」に参加する事ができて嬉しい気持ちと、あの作品の中に自分も飛び込む事を想像するとヒヤッとしますが、小説を読んだ時よりも更に作品に踏み込む事になるので、自分の中からどんな感情が生まれるのか楽しみです。同じふぉ~ゆ~のメンバーである越岡と後輩の室、そして、僕の弟役の高田と作品を深く表現できるように尽力いたします。とりあえず今はこの作品に呼んで頂いた事を友達に自慢したいです。「おーい、俺、『手紙』の朗読劇に出れるんだってよ!」越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)・コメント今回、朗読劇『手紙』に出演させて頂きます、ふぉ~ゆ~の越岡です。朗読劇自体初めての経験で、今からわくわくしております。共演する室とは今年一緒の作品に出ていたので、息ピッタリなはずです。そんな室と兄弟役を演じるということで、皆さん楽しみにしていて下さい。東野圭吾さんの作品は、ミステリーのイメージが僕は強いんですが、これはヒューマンドラマでどこか身近に起こりそうな人間関係を感じられます。今の時代メールでのやり取りがほとんどで、手紙を書く機会が減ってしまっていますが、改めて手紙っていいなって感じました。是非、劇場で朗読劇『手紙』の世界を楽しんで下さい。室龍太・コメントこの度、東野圭吾さんの数ある有名な小説の中の『手紙』という作品を朗読劇という形で、武島直貴として出演させて頂くことになりました。『手紙』は、凄く社会性やメッセージ性がある作品だなと感じました。武島直貴を演じさせていただけることを、本当に光栄なことと感じています。難しい立ち位置の役なので『手紙』を更に読み込んで、感じたままに表現出来たらと思います。朗読劇は今回で2回目なので不安ですが、稽古の中で新たな発見が出来るように精一杯やらせていただきます。そして先輩である越岡裕貴くんと共演させていただくのも 2 回目なんですけど嬉しいのは勿論、今回も胸を借りるつもりで頑張りたいと思います。お越しいただく方々には、脚本・演出を手掛けてくださる横内謙介さん、越岡裕貴くんと共に素晴らしい作品をお届けしたいと思います。高田翔・コメント今回、朗読劇『手紙』に武島直貴役で出演させていただきます高田翔です。最初、この作品に出させていただくことを聞いた時、東野圭吾さん作の有名な作品。映画、ドラマ、ミュージカルでもこの作品をやられていることを知っていましたし、それを朗読劇でやるということですごい驚きと共に嬉しさもありました。罪を犯した兄と、そのことで苦しむ弟、すごい重たくて胸が締め付けられる話だなと思いました。見どころとしてはやはり手紙ですかね。それを朗読劇でやることによってお客様にどのように伝わるのか。武島直貴は、失ったものが沢山あります。でも、得たものもあります。逃げ場もなく、様々な苦難があり、そんな中でも生きていく。そのような役です。朗読劇『手紙』素敵な作品になると思います。朗読劇ならではの伝え方、伝わり方、演出、沢山あると思います。ぜひ、劇場へお越しください。よろしくお願いします。朗読劇は2回ほどやらせていただいたのですが、とても難しいという印象です。朗読で伝えることの難しさなど多々あり、すごくやりがいがあるなと思っています。福田くんは、とても良い人な印象です。面白いですし、ストイックなイメージですし、ふぉ~ゆ~の舞台もよく観に行かせてもらってます!そんな福田くんと今回兄弟役をやらせていただくのはとても楽しみですし、すごく心強いです。福田くんについていきます。■公演概要朗読劇『手紙』9月16日(木)~9月20日(月・祝)全8公演会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAチケット料金:7,800円(全席指定 / 税込)※未就学児入場不可一般発売日:8月28日(土)10:00~
2021年06月24日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が、舞台『フォーティンブラス』の主演を務めることが20日、明らかになった。内博貴が共演する。横内謙介が1990年に書き下ろした同作は、劇団善人会議(現:扉座)で初演された後、多くの俳優たちによって幾度となく演じ継がれてきた。「フォーティンブラス」とはシェークスピアの代表作『ハムレット』の中に登場するノルウェーの王子の名前で、長いハムレットの物語の中で2回だけ登場するこの「脇役」にスポットライトを当てた物語となる。『ハムレット』の物語の中では、フォーティンブラスの父親がハムレットの国デンマークに戦争で負けて、その復讐のために攻め行ってみたところ、既にハムレットの王家は滅んでしまっており復讐する相手は死んでいた、という結末。戸塚演じる売れない役者・羽沢武年は、フォーティンブラス役を演じている劇場で、自らを「フォーティンブラスの父」だと名乗る亡霊に出会うこととなる。人は生きていく上で、時には主役になることはあっても、ほとんどの場面は脇役を演じ続けざるを得ない。ましてや俳優は、ほとんど主役になれることなどは無く、ただ主役を夢見ながら生き続けているしかない。その悲哀を、フォーティンブラスを演じる脇役俳優の楽屋や劇場で生活する人々の感情を通して描いた作品となる。今回、同作を『半神』『サクラパパオー』『露出狂』『奇子』『黒子のバスケ』『文豪ストレイドッグス』シリーズなど話題作の演出を数々手掛けてきた中屋敷法仁が演出。主人公・フォーティンブラスを戸塚、そして対立するハムレットを内が演じる。公演はシアターコクーンにて8月19日~29日。○中屋敷法仁 コメント以前より、戸塚祥太さんの俳優力、そして人間力に強い興味をひかれていました。彼の舞台人としての本性を暴き出す作品として『フォーティンブラス』は最も相応しいと感じました。夢と現実、希望と絶望の狭間で揺れ動く人間の姿をのびのびと、生々しく演じて欲しいです。さらに今作では、戸塚さんと深い繋がりのある内博貴さんが好敵手として登場します。お二人の熱い共演は 緊張感あふれるものとなるでしょう。戸塚さん、内さんの肉体から作りあげる『フォーティンブラス』の劇世界。衝撃的な観劇体験をお約束します。○戸塚祥太 コメント旧知の仲である内博貴とタッグが組める事は、心くすぐられる楽しみの中に、成功させたいというプレッシャーも感じておりますが、そこも含めて新鮮な気持ちで表現していきたいと思います。このような時期に新たな舞台に立てる事、新しい世界に飛び込めるチャンスを頂けた事に感謝をしています。また、安心安全に稽古を重ね、皆様にも安心して楽しんで頂けるように自分自身の役を全うしていきたいです。ぜひ、楽しみにしていて下さい。○内博貴 コメント今回、この舞台のお話をいただいて先ず、戸塚と同じ作品に出演できる事を嬉しく思いました。彼とは同い年であり昔からお互いを知っている仲間でもあります。ジャニーズ舞台では同じステージに立った事がありますが、外部の舞台では初めてなのでとても 楽しみにしています。きっとお互いのファンの方にも喜んでもらえると信じています。まだまだコロナ禍の最中ですが、その中でも皆さんに楽しんで頂けたらなと思っています。我々も 感染対策をしっかり行い挑めるよう努めます。劇場でお会いしましょう。
2021年06月20日歌舞伎座「六月大歌舞伎」が6月3日(木)に初日を迎える。この度、本公演の第3部として上演される、横内謙介の構成・脚本・演出、市川猿之助の演出・主演による『日蓮』の特別ポスターが公開された。歌舞伎座では昨年8月の公演を再開。「五月大歌舞伎」は9日遅れで初日の幕を開け、5月12日より上演中だ。席数は1808席の50%(904席)、各部完全入替えの3部制により、引き続き感染予防対策を徹底して、5月28日の千穐楽まで公演を続けていくという。「日蓮聖人降誕八百年記念」の記念公演となる、今回の『日蓮』。これまでにも歌舞伎では江戸時代から日蓮を採り上げた作品が多く存在するが、今回は、3代目市川猿之助(現・猿翁)のスーパー歌舞伎(『八犬伝』『カグヤ―新竹取物語―』『新・三国志Ⅰ~Ⅲ』)や21世紀歌舞伎組公演(『雪之丞変化』『龍神伝』『新・水滸伝』)で数多くの話題作を手掛け、4代目市川猿之助によるスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』(脚本・演出)、『新版オグリ』(脚本)でも称賛を浴びた劇団扉座の横内謙介が構成・脚本・演出。そして市川猿之助が演出並びに主演(蓮長後の日蓮)を務める注目の舞台だ。特別ポスターは4月某日、都内スタジオでスチール撮影が行われた。撮影は、渞忠之(ミナモトタダユキ)。猿之助からの信頼も篤く、互いに意見を交わしながら和やかに撮影は進んだという。採用されたのは猿之助から「ちょっとやってみるから撮ってみて」と提案した、躍動感に溢れる姿を捉えた1枚。演目の舞台は戦乱が続き天災が相次いだ鎌倉時代。飢餓や疫病が流行り、世相が混乱を極めるなか、蓮長は人々が救われぬ世に疑問を抱く。そして物語は今を生きることの大切さを説き、強い信念のもと蓮長から日蓮へと名を改め、人々の幸せを願う力強い姿が描く。沈鬱した憂き世に希望の光を照らし、溢れる想いの力が観る者の心に響く舞台に期待したい。■公演情報歌舞伎座「六月大歌舞伎」6月3日(木)~6月28日(金)会場:歌舞伎座
2021年05月20日舞台『モダンボーイズ』の公開ゲネプロが3日に東京・新国立劇場 中劇場で行われ、加藤シゲアキ、山崎樹範、武田玲奈、横内謙介(作)、一色隆司(演出)が登場した。同作は1994年に木村拓哉主演で都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇。日中戦争直前、浅草のレビュー小屋を舞台に、プロレタリア革命を志す学生でひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった矢萩奏(加藤)が、小屋の座付き作家であった菊谷栄(山崎)と出会ったことにより、生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく。横内は「27年前に作った台本で、良いブラッシュアップの機会をいただいたなと考えています」と感謝し、台本は大改訂になったという。続けて「途中で加藤シゲアキさんがご出演なさるような情報が入り、『加藤さんがやるんだったら(作家の)菊谷栄役の方がいいんじゃない?』という忖度もしたんです」と明かし、「どちらでもいけるようにプランを立てていたら、『いや、木村拓哉先輩がやったことを継承したい。あわよくば木村超えを狙いたい』と」と加藤の言葉のように紹介すると、加藤は「そんなこと言ってませんよ!!」と大慌て。横内は改めて「スペシャルな1本を作りたいなと。劇作品としてのブラッシュアップと、今回出てくださってる皆さんがとても大人なので、大人のドラマにしたい」と意図を説明した。演出の一色は加藤について「歌手もやり作家もやり、今回役者としてやってくださってますけど、稽古を見てても、時間さえあればあと2つか3つ出来るくらいのエネルギーとバイタリティを持ってる人で、そのエネルギー全てを役に注力してくれた時に、舞台上でマジカルなことが起こると確信しています」と絶賛する。主演の加藤は「この物語は昭和の初期、演劇を上演することもままならない時代の物語でして、そこをどうやってブレイクスルーして作品を作っていくかという物語なんですけど、今の時代とも実はシンクロする所もあるのではないかと思います」と作品について表した。27年前に先輩である木村が演じたということについて、加藤は「そこはあんまり言わないでほしいなと思います」と苦笑。「最初にお話をいただいた時に聞きまして、正直な所恐れ多いと思ったんですが、僕がジャニーズ事務所に入るきっかけになった先輩の1人でもありますし、憧れていた先輩と同じ役を演じることはもうこの先ないのかな、僕じゃない誰かが演じてた時にきっと嫉妬してしまう、と最初に思ったので、『ぜひ、やらせてください』と」と決意の裏側にある気持ちを吐露する。「作家ということもあって菊谷役の方がいいんじゃないかという話もあったんですけど、『ここはどうか作家ではなく、いち役者としてチャレンジさせてほしい』というお願いをさせていただきました」と、作家としても活躍する加藤ならではの願いだったようだ。同作の主演を務めることは木村にも伝え「情報解禁でお耳になさるのも失礼かと思いまして、1月くらいに映画のリハーサルをされてるところにお時間いただき、挨拶させていただきました。知らないと思ったので、『演じさせてもらいます』と言うつもりで行ったんですが、僕を見た瞬間に『あ、やるんでしょ、モダンボーイズ』という話になりまして」と振り返る。「すごく緊張したので、ギチギチの台本を作って、お仕事の合間ですし完結にお伝えして帰ろうと思ったら、『やるんでしょ』と言われた瞬間に台本が総崩れしまして、『あ、はい、はい』みたいに……」と、先輩の神対応に大慌てだったやりとりを再現。「平田(満)さんが菊谷役をやられてたので、平田さん経由で聞いたらしいですけど。すごくあたたかく応援してくださって、最後には『がんばってくれ、体には気をつけて』という言葉をいただきました」と喜んでいた。周囲から「木村拓哉超え」といじられると、加藤は「言いません!」と否定。「映像資料を見たんですが、当時の木村さんは21歳で演じられていて、とてもすばらしくて。もし先に見たら断ったかもしれないくらい完成されていたので、正直言って超えるということは不可能だなと思いました。別の新しい人物を演じるつもりでこの役に臨まなければきっとこの舞台は成功しないと思って、稽古場では先輩のことは1度片隅に置かせていただいて、自分なりに取り組ませていただきました」と語ると、一色が横からぼそっと「でも超えてます」と茶々を入れ、加藤は「やめてください! 怖い!」と抗議する。山崎も「今のは良くないですよ」とつっこみ、加藤は「本当に緊張するんですから」とお腹を撫でる。さらに、木村が観に来てくれるかという問いについては、「知らないけど、いらっしゃる場合は僕に言わずにいらっしゃってほしい」と希望していた。東京公演は4月3日~16日に新国立劇場 中劇場、大阪公演は4月28日~30日にCOOL JAPAN OSAKA WWホール。
2021年04月03日舞台『モダンボーイズ』の公開ゲネプロが3日に東京・新国立劇場 中劇場で行われ、加藤シゲアキ、山崎樹範、武田玲奈、横内謙介(作)、一色隆司(演出)が登場した。同作は1994年に木村拓哉主演で都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇。日中戦争直前、浅草のレビュー小屋を舞台に、プロレタリア革命を志す学生でひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった矢萩奏(加藤)が、小屋の座付き作家であった菊谷栄(山崎)と出会ったことにより、生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく。最初の挨拶では、山崎が「菊谷栄役の山崎樹範です。まずは個人的なことですが、吉川英治文学賞受賞、ありがとうございます」と、著書『オルタネート』(新潮社)で「第42回吉川英治文学新人賞」を受賞した加藤の功績を自分のことのように紹介。「そこには産みの苦しみが……」とスピーチを始める山崎に、加藤は「産みの苦しみじゃない! あなた稽古場でふざけてるだけだから」とつっこみ、山崎が「私、カタカナでシゲノリじゃない?」と尋ねると、加藤は「シゲ違いです」と切り返した。そんなやりとりができるくらいの仲の良さを見せるキャスト陣だが、加藤は「距離を取らないといけなくて、飲みに行ったりもできないので、山崎さんも最初の頃は人見知りで、皆全然仲良くならなくて」と苦笑する。「僕のせいもあると思うんですけど、僕も武田さんも人見知りだから、皆人見知りで大丈夫かなと思って」と苦労を振り返ると、山崎は「それは俺も思ってました」と同意する。山崎が率先してムードメーカーになっていたというが、演出の一色は「みんなでもじもじしてました。山崎さんから『どうしよう』と相談が来ました」と暴露。しかし、稽古中である3月2日に加藤が吉川英治文学新人賞を受賞したことから、空気が変わったという。加藤は「翌日に少し遅れて入った時に、一色さんがよそよそしく『今日はひな祭りだね』とか言い出して。そしたら音楽の方もピアノで弾いてくださって、『おめでとうございます』というかけ声のもと、クラッカーと、武田さんがちっちゃいくす玉を。全然割れないくす玉をいただきました。これでちょっとほどけたりも」と、一体感が増した様子だった。武田は「私も人見知りで、本当に最初の頃はどうしようかなと思ってたんですけど、じょじょにお話もさせていただけるようになって、今はとても心地いいです」と稽古場の空気を表す。また、本番中の4月14日には本屋大賞が発表されるが、こちらについては加藤が「結果を待つのみですから、もう粛々と。舞台期間中は舞台のことだけに集中したい」と語った。フォトセッションでは、「何かポーズを」というリクエストに、加藤が率先して手を広げるポーズで対応。登壇者陣がそろえると好評で、手が疲れてもポーズを取り続けていた。東京公演は4月3日~16日に新国立劇場 中劇場、大阪公演は4月28日~30日にCOOL JAPAN OSAKA WWホール。
2021年04月03日NEWSの加藤シゲアキが4月3日(土)、東京・新国立劇場で初日を迎えた主演舞台『モダンボーイズ』の取材会に、共演する山崎樹範、武田玲奈、横内謙介(作)、一色隆司(演出)とともに出席した。加藤にとっては、2017年に東京グローブ座にて上演された『グリーンマイル』以来、約3年半ぶりの舞台出演となる。日中戦争直前の浅草のレビュー小屋を舞台に、革命を信じ社会運動に身を投じていた若者と、舞台で輝かしいエンタテインメントをつくろうと戦い続けた役者や劇作家たちによる青春群像劇。プロレタリア革命を志す学生で、ひょんなことからレビューの人気者となる主人公・矢萩奏(加藤)は、1994年に木村拓哉も演じた役どころで「正直、恐れ多い。自分にとっては、憧れの先輩ですし、同じ役に挑戦できるのは、この先なかなかないチャンス。別の誰かが演じたら、嫉妬もするでしょうし」と背筋を伸ばした。今回の出演については、木村にも直接報告したといい「映画のリハーサルをなさっていると聞き、ご挨拶するお時間をいただいた。お忙しいと思いましたし、簡潔にお伝えしようとぎちぎちに“台本”も作った」のだとか。そんな準備に反して、木村本人はすでに加藤の出演を知っていたそうで「僕を見た瞬間『やるんでしょ?』って……。台本が総崩れして、あわあわしてしまった(笑)」と苦笑い。木村からは具体的なアドバイスに代わり「頑張ってくれ」とエールが送られたといい「超えるのは不可能。別の人物を演じるつもりでなければ、成功しない。もし(観劇に)いらっしゃったら?それは僕に知らせないで」と話していた。レビューの公演に熱意を燃やす若者たちを描く内容に「今の時代(コロナ禍)にシンクロすると思いますし、過去から学ぶことで、すべてのエンタテインメント業界が壁を乗り越えるヒントがあるはず。無事に幕が開くことにホッとしておりますし、このまま完走できれば」と初日に決意も新た。「新国立劇場に立つのは夢のよう。皆さんの心に響き、一歩を踏み出す勇気をもらえる舞台になれば」とアピールした。取材・文・撮影:内田涼公演情報『モダンボーイズ』作:横内謙介演出:一色隆司出演:加藤シゲアキ / 山崎樹範武田玲奈坂口涼太郎溝口琢矢松田賢二きづき伴美奈子羽子田洋子清瀬ひかり紺崎真紀橋本菜摘大川亜耶須田拓未 / 加藤虎ノ介神保悟志大鷹明良<スケジュール>【東京公演】2021年4月3日(土)~2021年4月16日(金)会場:新国立劇場中劇場【大阪公演】2021年4月28日(水)~2021年4月30日(金)会場:COOL JAPAN OSAKA WWホールチケット情報
2021年04月03日先日、4年ぶりの不倫が発覚した元衆議院議員の宮崎謙介氏(39)。今回はSNSを通じて会ったファンとの間の不貞ということで、炎上……というよりも「やっぱりか」と多くの人に謎の納得感を感じさせているようです。これについて妻で元衆議院議員の金子恵美氏(42)は「離婚は考えていない」と、報道直後に夫婦で情報番組に出演。これで幕引きかと思いきや、現在は夫婦それぞれが慰謝料請求も視野に入れて弁護士に相談中だそうです。離婚こそしないと宣言したものの、怒りややるせない気持ち、今後どうしていったら良いのかといった迷いがあるのでしょう。そもそも彼女が離婚しないと宣言したのには、10月に出版となった自身の書籍「許すチカラ」(集英社)の存在もあるのかもしれません。本書は2人の出会いから4年前の不倫、そこから今日までのことを振り返っています。そして金子氏がなぜ夫の不貞を許せたのかということも書かれています。許した自分を世間に宣言した直後の不貞発覚はなんとも言えない気持ちになります。彼女としては書籍の責任も踏まえると、やはり今離婚という選択は取れないのかもしれません。ただ、ここで1つ心配になることがあります。それは「今回も許す」と宣言した金子氏ですが、無理に許そうとした後の弊害です。人の心の仕組みとして無理して物事を整理すると、後々に大きな問題となるからです。彼女は書籍のタイトルにもあるように、前回も今回も「許すチカラ」を発揮。不貞を、夫を許すと決めました。書籍を読む限りだと「宮崎氏の経営者としての明るさや行動力に惚れているんだな」という印象は感じたものの、どうして許せたのかという答えは明確に書かれていませんでした。しかし本書のテーマでもある許すチカラを本当の意味で発揮できたのであれば、そのチカラは夫だけでなく不倫相手に対しても向けられたはずです。書籍の中では、不倫相手に対しての明言はありませんでした。今回も不貞相手に対して弁護士を立てた対策も講じているわけですから、まだ心の中に怒りの炎が燃えているのでしょう。でもそれであれば、果たして本当に「許すチカラ」を持ってして対応していると言えるのでしょうか。書籍も出しているし子どももいるし、易々と離婚するわけにはいかない。そういう判断もわかります。しかし金子氏は、もしかしたら4年前の尾を引きずりながら許そうともがいているのかもしれません。その場合、おせっかいながら心配になることが1つあります。それは感情を無理に処理して整理すると、根本的な解決にならないどころか、時間がたった後に大きな問題にもなりかねないということです。その理由は、感情の仕組みにあります。そもそも、感情には時間という概念がありません。過去に受けた何かしらの恐怖や怒りの体験がその後の似たような条件下でフラッシュバックすることもあるように、感情は時間がたっても勝手に消化されないのです。その結果として、問題に何年も囚われるように。また、同じような問題に拒否反応を強く示すようになったりします。この未消化の感情は、「仕方のないこと」「もう過去のこと」と頭で整理をしても納得をしてくれないことがほとんどです。なぜなら本来、感情と思考は全く別のもの。なので今回のように何か大きな問題に向き合い、そして許すためにはまず自分の「許せない気持ち」をきちんと受け入れてしまったほうが早いのです。こういった問題は時間が経つにつれ、大事になって戻ってくることもよくあります。その1つが不倫を無理に状況だけ解決させた結果、妻と夫に加害者と被害者といった上下関係が発生。家庭内に嫌な空気が漂うというケースです。その結果、夫はまた家庭外に逃げ場を求めるように。最悪の場合、それを肌で感じた子どもが恋愛や結婚に対して良くない概念を持ってしまったりする話も耳にします。このように無理して感情を押し殺して物理的な行動で許していくことは、自分だけでなく相手や家族にも良くない影響を与えてしまう可能性があります。金子氏と宮崎氏の関係が現在どうかはわかりません。ただ徹底的に許せない自分をさらけ出していくとろから、本当の「許すチカラ」は発動されるように思います。そもそも不倫という行為の本質は、パートナーシップに対する「信頼への逃げ」が1つあります。抱えた欲求(性欲や承認欲求だけではない)を本当は目の前のパートナーと分かち合い、満たし合わなくてはいけないもの。なのに怖さや面倒臭さから、手っ取り早く別のものに逃げてしまう。これが不倫など不貞行為の仕組みの1つです。離婚はしないと決めた金子氏。自著に書かれていた“彼女が本当に実現したい夢”へと向かえることを願いつつ、それよりまず自分自身も許せることをいちばんに願うばかりです。(文:おおしまりえ)
2020年12月16日2020年11月30日、情報番組『バイキング』(フジテレビ系)では、元衆院議員の宮崎謙介さんの不倫報道について特集。タレントのアンミカさんの発言が反響を呼んでいます。アンミカ「私は笑えない」週刊誌で4年ぶり二度目の不倫が報じられた宮崎さん。一度目の不倫の際は、元衆院議員の妻・金子恵美さんの出産直後に発覚したため、大きな批判を浴びました。宮崎さんは議員を引退しましたが妻の許しを得たため離婚を回避。その後は『不倫を乗り越えた夫婦』としてテレビなどのメディアに登場していました。今回の騒動について、夫妻と家族ぐるみで親交があるという、コメンテーターの高橋真麻さんは「私たち夫婦は大爆笑って感じだった。この夫婦は絶対別れないと思う」と話しています。一方、アンミカさんは「笑えない」とコメント。その理由について次のように語りました。奥さまが許しているということがあるとは思うんですけど。いち主婦として感じるのは、このコロナ禍の大変な時に地方の医療従事者の方の心の弱み、相談にのるところから付け込んでいる感じがして、嫌悪感があって正直私は笑えない。彼のキャラクターが愛されキャラで、金子さんが大きな愛を持って、惚れこんで「浮気キャラなんです」とご夫婦で出てらっしゃいますけど、このコロナ禍で頑張っている時期に、頼ってお話を聞いてもらって心が傾いているところに、「僕は君を励ますことはできるけど、奥さんや子供を悲しませたくないから、話は聞いてあげられるけど、そこまで」ってできなかったんかな。逆にその心のすき間に入っていっちゃったんだというところが、私はどういうテンションでこれを見ていいのか。周りは笑えるとかキャラクターでってもちろんあると思うんですけど、すごい難しい。バイキングーより引用宮崎さんが医療従事者の女性とSNSで出会い、悩みを相談される中で関係を深めたと報道されたことを受けて、アンミカさんは「コロナ禍で精神的に弱っている人に付け込んでいる感じがする」と苦言を呈しています。ネット上では視聴者から、賛否両論の声が寄せられました。・アンミカさんの「私は笑えない」に共感しまくりです。・その通り。今回の件はキャラで済まされない感じがします。・既婚者と知っていて近付いたことも事実でしょう。「医療従事者を心から応援する気持ちがあったのなら、トラブルになりそうな展開を招くことはしなかったのではないか」…そういう印象を持つ人は多いかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日11月27日に、不倫が報じられた元衆議院議員の宮崎謙介氏(39)。同日出演した『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で謝罪し、妻である金子恵美氏(42)から「非常に怒られました」と明かした。いっぽう金子氏も、所属事務所を通じて「お騒がせして申し訳ありません」とコメントを発表。“1度目の不倫”から4年9カ月が経ち、いまでは「困難を乗り越えた夫婦」としてテレビ出演するなど多岐に活動している。自身の不祥事で議員を辞職した宮崎氏だが、人生をやり直すことができたのは妻や親族のサポートがあってのことだった。「辞職後は、同じく議員だった恵美さんの宿舎で同居していました。出産直後の恵美さんをサポートするため、彼女の両親も新潟から出てきました。ですが宮崎さんを責めず、『子供のことを優先に』と許してくれたのです。彼は“みそぎ”として、家事や育児に尽力するようになりました」(スポーツ紙記者)離婚を回避し、金子氏から「夫は変わった」と評価されるほど献身ぶりをみせていた宮崎氏。今年6月には、“主夫宣言”をしたことも記憶に新しい。「今しか見られない子どもの成長を大切にするため、決断したといいます。仕事もテレワークに切り替え、時間にすると1日3時間ほどに短縮。家事や子どもの送り迎えなど、宮崎さんが9割こなしています。栄養バランスの考えられた義母仕込みの手料理は、ブログでも『美味しそう』と好評でした」(テレビ局関係者)そんな宮崎氏は、愛妻家としての努力も忘れなかった。本誌は18年6月、2人のランチタイムをキャッチ。宮崎氏がハンバーガーをひと口サイズにちぎって、「はい、あ~ん」と妻に食べさせているところだった。「宮崎さんは、恵美さんの喜ぶことや嫌がることを熟知。妻が喜ぶポイントとして、記念日や誕生日といった“アニバーサリー”を重視しているそうです。あの騒動の直後も、結婚記念日として一流のシェフを自宅に招いて祝ったといいます。ただ彼にとって、イベントごとは『何かあった時の備え』とも漏らしていました」(芸能関係者)家族円満な暮らしを楽しんでいるように思えるが、ときには“息詰まり”を感じることもあったようだ。「宮崎さんのスケジュールや行動は、すべて恵美さんに報告することになっています。どんなに疲れていても朝食は必ず家族でとり、最低でも週に1回は夫婦でミーティングを行うなどルールも豊富。とはいえ宮崎さんは、もともと夜遊び好きで有名。自由に振る舞えない生活に、『耐えられない』と友人に漏らすこともあったそうです。ひょっとすると、“みそぎ疲れ”を感じていたのかもしれません……」(芸能関係者)「文春オンライン」によると、女性とホテルで密会するも「息子にご飯をつくらなきゃ」と足早に帰ったという宮崎氏。完璧にも見えた“主夫宣言”は、演じていたということなのだろうか。
2020年11月28日11月27日、2度目となる不倫が「文春オンライン」によって報じられた元衆議院議員の宮崎謙介氏(39)。同日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で一連の騒動について謝罪するも、波紋が広がっている。さかのぼると16年2月、妻・金子恵美(42)の出産直前に女性タレントと自宅で密会していたことが発覚。男性国会議員として初めて“育休宣言”をしていたが、辞職に追い込まれることとなった。「“ゲス不倫”として大きな批判を浴びましたが、恵美さんは夫を許しました。裏切られた悲しみでいっぱいだったそうですが、憔悴した宮崎さんを責める気にはなれなかったそうです。宮崎さんが猛省した甲斐もあり、夫婦関係は修復されました」(スポーツ紙記者)17年10月に夫婦そろって『サンデージャポン』(TBS系)に出演したことを機に、バラエティやトーク番組に引っ張りだこに。騒動があった当時の心境や変化をオープンに語るなど、夫婦の不倫ネタは“十八番”となっていた。さらに自身と同じようにスクープされた芸能人について、先輩風を吹かすことも増えていった宮崎。今年1月には「DIAMOND online」を通じて、東出昌大(32)に “手紙”をつづっていた。そこには「私だけは貴方の応援者」として、妻への謝罪の方法や家庭でのふるまい方などを細やかに指南。さらに6月には、渡部建(48)についてもブログで言及。「謝罪の意思を示すのは一日も早い方がよい。周囲に迷惑と、辛い思いをさせることになる」と案じていた。いっぽうで、渡部の妻・佐々木希(32)には「もう1回チャンスをあげていただきたいと思います」とテレビ番組で呼びかけた。しかし今回の行動によって、これまでの発言は「ブーメラン」となってしまったようだ。「ワイドショーなどで意見を求められると、『不倫は百害あって一理なし』などと一刀両断。宮崎さんの経験を踏まえた発言は、『達観している』と見直されるほどでした。昨年末はバラエティ番組に夫婦で登場し、宮崎さんが不倫した俳優に向かって『奥さんに悪いと思わなかったのか!!』と一喝する場面も。さまざまな番組でイジられる宮崎さんですが、受け入れることで風向きが変わったといいます。イメージが好転しつつあっただけに残念ですね……」(テレビ局関係者)一度は改心したようにも見えた宮崎に、再び失望の声が広がっている。《前回のゲス不倫をかなり反省してて もう不倫しないんだなあ、これからは奥さんの金子元議員一筋に生きるんだなあ、偉いなあ、と思ったが 単なるクズだったw》《えええええ~・・・東出昌大にええこと言うてたやん感動してたのにガッカリやわ》《完全にブーメランですね。はい》
2020年11月28日元衆議院議員の宮崎謙介氏と妻の金子恵美氏が26日、都内で行われた韓国ドラマ『ダーリンは危機一髪!』DVDリリース記念イベントに登場。宮崎氏は、女優の唐田えりかとの不倫が報じられた俳優の東出昌大への“手紙”をダイヤモンド・オンライン上で発表したことについて言及した。宮崎氏は2016年2月、妻・金子氏の妊娠中に女性タレントとの不倫が発覚。議員を辞職したが、離婚せずに夫婦で不倫騒動を乗り越えた。東出への“手紙”では、自身の経験を踏まえて、夫婦関係修復の方法などアドバイスを送った。宮崎氏は「東出さんの報道を見たときに、ちょうど4年前の自分を思い出した」と言い、「期間とかなしにして、私の時と東出さんと、唯一違うところは、私はこの人(金子氏)は味方してくれた。彼の場合は、奥さんとはほとんど会えていないという状況で、奥さんは許していない」と自身と東出の状況の違いを説明。「誰もいない、となると、あの時の気持ちが一番わかってあげられている私ぐらいはせめて、肯定はしないけど、応援してあげたほうがいんじゃないかなと。私だったら痛みがわかる。自業自得なんですけど、男ってバカなところあるじゃないですか。そこの気持ちに立って、おせっかいかなと思いながらも黙っていられずアドバイスを送った」と心境を明かした。金子氏も「女性からすると、許せない人たちがいらっしゃるので、気持ちはわかるとはいえ言わなくていいなとは思うんですけど、この人の正義感というか、ある意味真っすぐな気持ちというか優しいところでもあって、私もあのときは『世界中が敵にまわっても私だけ味方だよ』って言っていたんですけど、今きっと東出さんがそういう状況に置かれていたら誰か寄り添ってあげなきゃ、じゃあ俺じゃないかと思ったんだろうと。そのストレートな気持ちだけだと思います」と補足。宮崎氏は「届いているかな?」と話した。シウォン(SUPER JUNIOR)とイ・ユヨンが夫婦役を演じた本作は、女刑事ミヨン(イ・ユヨン)と結婚してしまった天才サギ師・ジョングク(シウォン)が、自分の正体を必死に隠しながらも妻を守るため国会議員になるべく奮闘する物語。宮崎氏は「主人公が他人とは思えなかった。自分を見ているような感じでした」と自身と重ねていた。
2020年02月26日元衆議院議員の宮崎謙介氏と妻の金子恵美氏が26日、都内で行われた韓国ドラマ『ダーリンは危機一髪!』DVDリリース記念イベントに登場。過去に不倫騒動を経験している宮崎氏が、女優の鈴木杏樹との不倫が報じられた俳優の喜多村緑郎について言及した。宮崎氏は2016年2月、妻・金子氏の妊娠中に女性タレントとの不倫が発覚。議員を辞職したが、離婚せずに夫婦で不倫騒動を乗り越えた。女優の唐田えりかとの不倫が報じられた俳優の東出昌大に対して、ダイヤモンド・オンライン上で手紙を発表し、自身の経験を踏まえて夫婦関係修復の方法などアドバイスを送った宮崎氏だが、報道陣から「喜多村さんに手紙は?」と聞かれると、「ちょっとあの人は性質が違いますよ。私は、『別れる別れる』っ言って女性を口説く人は軽蔑しています。男らしくない。それは詐欺ですからね」とバッサリ。「『家庭を持っていますよ』って言ってドーンといくならまだしも」と話した。金子氏から「男性の方は笑ってるけど女性はたぶん軽蔑してる」とツッコまれるも、宮崎氏は「女性もそっちのほうが良くないですか? 『別れるから』って言いながら別れない男よりも、どうだって構えているほうが…」と報道陣に同意を求めつつ、「喜多村さんはダメ」と指摘した。シウォン(SUPER JUNIOR)とイ・ユヨンが夫婦役を演じた本作は、女刑事ミヨン(イ・ユヨン)と結婚してしまった天才サギ師・ジョングク(シウォン)が、自分の正体を必死に隠しながらも妻を守るため国会議員になるべく奮闘する物語。宮崎氏は「主人公が他人とは思えなかった。自分を見ているような感じでした」と自身と重ねていた。
2020年02月26日横内謙介率いる劇団扉座が、新作『最後の伝令 菊谷栄物語-1937津軽~浅草-』を上演している。横内と、岡森諦、六角精児ら、厚木高校演劇部出身の面々が1982年に旗揚げした劇団扉座(当時は「善人会議」)。以来、それぞれにきらめくテーマとストーリーで、小劇場ブームを牽引した。現代劇からファンタジー、時代劇、音楽劇。ありとあらゆる手法で観客を魅了し続けている。いまやスーパー歌舞伎やジャニーズ、AKB48、サンリオピューロランドまで、幅広いジャンルの劇作や演出を手がける横内だが、彼がずっと大切にし続けているのが、この扉座での活動だ。今回は特に意欲作と言えよう。物語の舞台は、昭和初期の浅草。芸人や踊り子、見世物崩れの怪人たちがうごめく街で、レビュー作家として新しい舞台表現を追いかける男がいた。その名は、菊谷栄蔵。物語は、彼の創作と出征と死をまっすぐに見つめる。演劇をつくる者と、戦争。あるいは、演劇をつくる者と、政局。横内はその構図を、当然ながら、当事者として捉えている。「レビュー作家として、戦争に行く」との言葉を残した菊谷の心情と境地が、物語では切実に描かれる。「最後の伝令」とは、菊谷が残した脚本のタイトルだ。エノケンこと榎本健一が演じたドタバタ喜劇である。それでいて、レビュー作家の半生を描く舞台である。多くの劇団員とレビューダンサーが、当時の浅草の活気を迫力たっぷりによみがえらせる。舞台に魅せられているうちに、ズドンと突きつけられる現実。観る前と、観た後では、世界の見え方が変わっているに違いない。11月23日(土)・24日(日)の神奈川・厚木市文化会館 小ホールでの公演を終え、11月27日(水)から12月1日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演される。文:小川志津子
2019年11月26日梅原猛と市川猿翁が平成3年(1991年)につくり上げ、演劇界に新風を巻き起こした伝説のスーパー歌舞伎『オグリ』。令和元年の今年、スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)『新版 オグリ』として装いも新たに上演される。注目は、市川猿之助・中村隼人の二役交互出演だ。芸の引き出しが豊富な猿之助が、猿翁の築いた『オグリ』の世界観を熟知した上で自らの構想をどのように展開するのか、その猿之助により主演に指名された若手・隼人が、旬の勢いでどこまで猿之助に肉薄できるのか?競演によってそれぞれの魅力が浮き彫りになるだろう。前作のスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』は動員40万人を超える大ヒットとなった。今回も各ジャンルから精鋭のクリエイティブスタッフが集結している。脚本は『八犬伝』や『カグヤー新竹取物語ー』などのスーパー歌舞伎を手がけた横内謙介、演出は「木ノ下歌舞伎」で多くの古典歌舞伎を新解釈で換骨奪胎させている杉原邦生。客席左右同時の両宙乗りのスペクタルな演出も楽しみの一つだ。キャストも歌舞伎俳優以外から多数起用。『ワンピース』で活躍した浅野和之や下村青のほか、蜷川演劇でおなじみの高橋洋やベテラン俳優・石橋正次の初参加も注目を集めている。物語は、武芸学問に通じた美貌の若者・藤原正清(後に小栗判官=オグリ、市川猿之助・中村隼人のWキャスト)が、「なんでも手に入る」勘違いから地獄に落とされ、逆に「持たざる者」として現世に送り返され生き直すという構成。輿入れ行列から奪取した照手姫(坂東新悟)と強く惹かれ合い夫婦となることを誓ったものの、姫の父に拒否されてオグリは殺されてしまうのだった。顔も手足も重い病に侵された姿で生き返ったオグリは、遊行上人(市川猿之助・中村隼人のWキャスト)の導きで善意の人が曳く土車に乗り、熊野を目指す。道中偶然にも照手姫と再会するが、姫はオグリに気づかない……。一見奇想天外なオグリと姫の人生に、恵まれ過ぎる現代の若者たちの、本当の自由や幸せを探し続ける満たされない思いを重ねていくという。衣裳などにもストリートファッションを取り入れるとか。江戸時代の庶民なら誰もが知っていたという説経節「小栗判官ストーリー」が、現代の若者の物語としてどのように展開していくのか楽しみだ。公演は10月6日から11月25日まで東京・新橋演舞場、来年2月に福岡・博多座、3月に京都・南座で上演される。文:仲野マリ
2019年10月06日『イノサンmusicale』の製作発表会見が24日に都内で行われ、古屋敬多(Lead)、梶裕貴、武田航平、太田基裕、浅野ゆう子、宮本亜門(演出)、横内謙介(脚本)、深沢圭子(音楽監督・作曲)、MIYAVI(楽曲提供)が登場した。同作は坂本眞一による人気漫画を実写化。フランス処刑人一族サンソン家に生まれ落ちた兄・シャルル(古屋敬多)と、妹・マリー(中島美嘉)2人の運命的で壮絶な人生を描く。4月にステージ2の前立腺がんを患っていることを公表した宮本は、「話を受けたのがなんと今年始まってから。癌の宣告があってから話が来ました」と明かす。また脚本の横内は様々な歴史が語られる中で「女性がいることすら考えられていない、それをひっくり返すことを考えなければいけない」と同作で目指すところを示し、「日本は女性参画が当たり前となってるけど、医学部ですら全然違う点数をつけられて、マリーから見た怒りと通じるものがある。つい男から見た世の中ばかりを語ってしまうけど、とことんやりたい」と意気込んだ。この言葉に、宮本も「(原作の)坂本さんは差別への怒りを持っている。その思いをイノサンにぶつけた」と説明。「綺麗な歴史ではなく、残虐で生々しいところも見せられてしまう漫画」と表し、「演出は小池修一郎さんの方がいいのかなと思ったんですけど、小池さんとは違う、ある意味生々しい現実的なものを」と方向性を語った。主演の古屋は「過酷な時代背景の中、死刑執行人に生まれてとても壮絶な人生を送った方。なるべくリアルに演じていけたらと思っていますし、美しさは常に意識しながら目標にしていきたいと思います」と役についての思いを吐露。人気声優でありながら初ミュージカルに挑戦する梶は、「声優として何ができるか、ミュージカルを経験した後に声優として何をフィードバックできるか、責任感を持ちながらしっかりやっていかなければと思っています」と真剣な面持ちに。武田は「梶さんとWキャストということでしかもミュージカル初挑戦同士、不安もいっぱいな中、頑張りたいと思います」と意気込みを表した。太田は「豪華な方々と作品を作ることができて幸せです」と語り、浅野は「37年ぶりなんですが、さらに今お話を伺って、ロックミュージカルなんですね。衝撃を受けております」と会場を笑わせる。この日はW主演となる中島からもメッセージが届いており「ふらりと立ち寄った本屋さんで思わず全巻を買った」という原作との出会いを振り返り、「ずっとお会いしたかった坂本先生との対談も叶い、マリー・ジョセフ・サンソンを演じさせていただくこと、とても嬉しく思っています」と喜んだ。東京公演はヒューリックホール東京にて11月29日〜12月10日。またパリ公演を予定している。
2019年06月24日元衆議院議員・宮崎謙介(38)がドライバー求人サイト「ドラEVER」の新CMキャラクターに起用された。それに伴い6月14日、「スカウト編」「アプリ編」と2種類のCMがYouTubeにアップされた。「ドラEVER」はドライバー職の求人サイト。CM内で宮崎はサイトについて説明するだけでなく、「アプリ編」では「LOVE!」と言うセリフとともに投げキッスも披露している。宮崎にとって初めてのCM出演でもあり、話題を呼びそうだ。宮崎は出演について「短い数秒間の映像を作成するのも、色々な意図や工夫や苦労があり裏側を知ることができ大変勉強になりました」とコメント。オファーについては「うそ?私でいいのですか?と信じられない気持ちでした」と驚きを表現している。また投げキッスについては「大勢の前で投げキッスをするのは初めての経験で抵抗があってなかなかうまくいきませんでした」と振り返り、「プロデューサーさんのアドバイスを受け、女性の監督を目掛けてやったら、うまくいきました」と明かしている。16年2月に不倫が発覚し、議員辞職した宮崎。CM出演について妻の金子恵美(41)は「やったじゃん!でも、大丈夫なのかな。企業さんは」と心配の様子だったという。「ドラEVER」サイドは今回の起用について「業界のイメージUPに微力ながら弊社サイトが協力するという企業理念と、過去報道から現在のさわやかなイメージへと大きく変えていった宮崎さんの経歴とがマッチしている」と話している。
2019年06月15日元衆議院議員の宮崎謙介氏・金子恵美氏夫妻が7日、都内で行われた「Wedding Open Innovation記者発表会」に登壇。謙介氏の不倫騒動を乗り越えた2人が、複数のファンとの不倫を報じられた俳優の原田龍二にアドバイスを送った。2016年2月に妻・金子恵美氏の妊娠中に女性タレントとの“ゲス不倫”が報じられた宮崎氏は、報道陣から原田へのアドバイスを求められると「まず最初に非をしっかり認めて反省すること。反省したあとにしっかり妻に対して謝り倒すこと。そこから悔い改めることです」と自身の経験から助言。「なかなか許してもらえるものではないので、反省しているということを見せ続けること」と加えた。離婚せずに不倫騒動をともに乗り越えた妻の金子氏も「失敗すること、間違いを犯すことは誰でもあると思う。その過ちをしっかり認めて反省して、失敗した時にどう立ち直るか、生まれ変わるか。やっちまったもんはしょうがない。しっかり反省して前を向いて…」と力強いアドバイス。「夫婦にしかわからない歴史や思い出があって、それを大切にするというのが夫婦だと思う。原田さんのご家庭もいろいろ思い出があると思うので、そこを大切にしながら前を向いていただきたい」とメッセージを送った。
2019年06月07日新作ミュージカルは“歌舞伎”に挑戦!2018年3月10日(土)からサンリオピューロランドにて、松竹監修の元、新しいステージが誕生します。ピューロランド内メルヘンシアターにて、“歌舞伎”を取り入れた新作ミュージカル「KAWAII KABUKI ~ハローキティ一座の桃太郎~」が上演されます。ハローキティをはじめとするお馴染みのサンリオキャラクターたちが、華やかな歌舞伎の新衣装を身にまとい、見得や大立ち回りなど歌舞伎の演技を披露する姿は必見です。「桃太郎」を題材に、誰もが楽しめる作品物語は日本人なら誰もがご存知の昔話「桃太郎」を題材に、子供から大人まで、そして歌舞伎を見たことがない人でもわかりやすく楽しめる作品となっています。鬼役はバッドばつ丸、鬼に立ち向かう正義の武者をシナモロール、ポムポムプリン、ディアダニエルが演じます。あらすじ鬼との戦いに三人は悪戦苦闘するも、ハローキティ演じる桃太郎が登場することで無事に劇中劇は幕を閉じます。しかし公演後、花火を散らして劇場が停電。明かりが戻ると目の前には誰も知らない鬼が。突如現れた鬼に劇場裏は大パニック!果たしてこの鬼の正体は?ぜひ劇場でお確かめください。中村獅童など豪華ゲストにも注目!本作には、声の出演として中村獅童さん、映像出演として坂東巳之助さんも参加。また、脚本・演出に「スーパー歌舞伎」を手がけてきた横内謙介さん、歌舞伎の演技指導に市川笑三郎さんが起用され、本格的な仕上がりになっています。KAWAII×歌舞伎。参加型スペクタルショーを楽しんで!「みんな仲良く」をテーマに描かれるストーリーに加え、歌舞伎の演出と臨場感あふれるプロジェクションマッピングというピューロランド初の試みで挑む今作品。サンリオキャラクターたちの“カワイイ”と、歌舞伎という日本の伝統的な“和”を融合させた、今までにない参加型スペクタクルショーを楽しんで!スポット情報スポット名:サンリオピューロランド住所:〒206-8588 東京都多摩市落合1-31電話番号:042-339-1111
2018年03月25日無料で楽しめるインターネットテレビ局「AbemaTV」では、2016年4月の「AbemaTV」開局以来初となる、企画から脚本まで完全オリジナルの連続ドラマ第1弾として、「AbemaTVオリジナルドラマ進出記念作品#声だけ天使」を2018年1月クールに10週にわたり配信することが決定した。本作は、劇作家・演出家・劇団扉座の座長であり、「スーパー歌舞伎IIワンピース」など数々の舞台やドラマを手掛ける横内謙介が、「AbemaTV」のために書きおろした脚本で贈る連続ドラマ。アニメの聖地“池袋”を舞台に、声優に憧れ上京してきた主人公・ケンゾウと同じ志を持つ4人の仲間の、友情と純愛、挫折と希望を描く青春群像劇となっている。夢追う若者の葛藤や想い、また純愛へのひたむきさといういつの時代も人の心を動かすテーマに、声優という現代の人気職業の切り口と、“声”や“言葉”の力というエッセンスを入れ、若者のリアルな姿を描きだす珠玉の脚本と、地上波ドラマ作品と並ぶ本格的な制作体制で、総製作費は3億円以上だという。主人公・ケンゾウを演じるのは、約1,000人のオーディションの中から選ばれ、本ドラマが初主演作となる若手俳優の亀田侑樹。また、ケンゾウが“声”を届けたことをきっかけに恋をするさくらを、FODオリジナルドラマ「明日もきっと君に恋をする。」でドラマ初主演を果たしたモデルで女優の仁村紗和が演じる。亀田さんは「え!?僕が…主演ですか…?」と決定時は驚いたと言うが、「このドラマでは“声”というのが大きなテーマになっていて僕の中で声というのはその人の生きざまだと思っています。想っているだけじゃ伝わらない声の力を誰よりも信じどんなときでも前向きに突き進むそんなケンゾウを愛して頂けるように頑張りたいと思います」と意気込み。一方、今回の役どころに関して「演じるのは純粋に難しいな、と思いました」と語った仁村さん。「悲しい過去を背負った人になるというのは理解しようとしても理解を超えるものがあり、第三者からは想像もできない痛みや気持ちがあると思いました。その表情や行動、言動を表現していくのはとても難しかったです」と述べるが、「さくらと一緒に私自身も成長していけると思っています。この作品は楽しい愛らしいキャラクターがたくさん出てきます!共感できたり、応援したくなったり、色んな角度から楽しんで頂けると思っています!」とコメントを寄せている。また2人のほかにも、筋金入りのアニヲタ・コミュ障・引きこもりのシンジ役を、『怒り』で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した佐久本宝。ボーイッシュな声を得意とするサディスティック少女・茜役を松本妃代。かつてはアイドル志望だったロリ声の不気味なおばさん・しのぶ役を山口景子。そして、元エリートエンジニアで離婚調停間近の45歳、寺本役を久ヶ沢徹が演じる。今回の制作に関して、原作・脚本の横内氏は「作家として、こんなやりがいのある話に巡り合うことは二度とないだろうと思い、映像シナリオに不慣れなことや、時間的な余裕が少ないことなど不安材料を抱きつつも、このチャレンジに参加させて頂く決心をしました」とチャレンジしたきっかけを明かし、監督を務める尾形竜太は「藤田社長に監督の依頼を受けたとき、藤田さんがAbemaTVドラマでやりたいことが、パンクで面白いなと共感しました。どうせパンクにやるなら、もう2度とやれないことをやってやろうと、メジャーキャスティングを一切やめて主役から全てオーディションで選ばせてもらいました。いままでのセオリーにない作り方は芝居に、映像に、そして『物語』として残せていると自負しております。視聴者の皆様、どうぞ遠慮なくツッコミコメントをガンガン入れながら楽しんでください!」と想いを語っている。「AbemaTVオリジナルドラマ進出記念作品#声だけ天使」は2018年1月期、AbemaTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2017年10月11日「スタジオアルタ」が4月4日(火)、東京・有楽町に開業する「オルタナティブシアター」のこけら落とし公演製作発表会を三越劇場で行い、全容が明らかになった。こけら落とし公演の演目は「アラタ~ALATA~」。サムライが主人公のタイムスリップチャンバラパフォーマンスショーで、横内謙介が脚本、岡村俊一が構成・演出、音楽をMiliと、豪華クリエイター陣が手掛けることが発表された。「オルタナティブシアター」は、グローバルな観客に向けたノンバーバルを特徴とする最先端エンターテインメント劇場で、7月7日(金)、東京・有楽町センタービル内の7階に開業する。「アラタ~ALATA~」は70分で構成し、国内でも珍しいノンバーバルパフォーミングアーツ、殺陣パフォーマンスなどを取り入れている。これまでスーパー歌舞伎をはじめ、大作舞台戯曲から小劇場までの名品を手がけてきた横内さんは、今回、台詞のない物語で壮大な歴史ロマンを描く。すでに出来上がっているという脚本について、横内さんは「7割が観光客かもしれませんが、私としては僕らの友人や日本人が観ても面白いもので、リピーターになってもらうものをしっかり作りたい。台詞はほぼないですが、ちゃんとストーリーのあるものにして、楽しく刺激的でありながら感動できるものにしたいと思います」と、内容に触れた。また、2020年の東京オリンピックへの意識も同時にあるかと聞かれた横内さんは、「オリンピックが終わったときにブームも変わると思いますが、限定した時間の中でためていたエネルギーを噴出できるチャンスだな、と」と、幸運な機会と受け止めていることを話した。演出を手掛ける岡村さんも、「外人がいっぱい来ていますが、日本は見るものがないらしいんです。2020年に向けて、いろいろな人が世界から集まってくるなら、日本の心があると伝わるような出しものを作ってみたいと思います」と、新たなエンターテインメント構築に向けての思い入れを見せていた。この日は、公演に出演する東京の第一線で活躍するストリートダンサーのElinaがキレのあるダンスパフォーマンスを、1歳半から初舞台を踏んだチャンバラスペシャリストの早乙女友貴が殺陣のパフォーマンスを行った。それぞれのパフォーマンスを初めて生で見たという両者。Elinaさんは、「本当にすごいの一言だと思います」と尊敬の眼差しで早乙女さんを見つめると、早乙女さんも、「素晴らしいの一言です。本当にキレがよくしなやかで、いろいろな感情を体で表現しているのがわかりました」とパフォーマー同士ならではの感想を言い合っていた。そのほか、オーディションのファイナリスト・吉田美佳子、田沼和俊代表取締役社長も出席した。「アラタ~ALATA~」は7月7日(金)より「オルタナティブシアター」にて、ロングラン公演予定。(cinamacafe.net)
2017年04月04日