出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手のことを思って勇気が出せる女性、「後ろ姿を教えてくれる女」になりきり。相手の気持ちをケアする一言を添えることが大事!雨の日に子どもを保育園に送りに行った時、保育園の先生に「お母さん!後ろびしょびしょですよ」と言われました。振り返って見てみると背中が雨に濡れていて、子どもを抱っこした瞬間に、差していた傘の水が落ちてきたことが原因のようでした。もし、この時に何も言ってくれなければ、そのまま座ったりして、雨がパンツまで染みたりと被害がもっとひどくなっていたかもしれないし、仕事に行った先々でいろいろな人から言われたに違いありません。後ろ姿は自分で確認することが難しい場所だからこそ、あの時、引き留めてまで教えてくれて本当によかったと思いました。こういう注意をするのはタイミングが難しいし、もし自分だったとしたら“濡れてるな…”と思うだけで終わってたかもしれません。最近、マスクを逆につけている人を見た時も、どう言えばいいのか迷ってしまいました。昔、テレビ番組の収録をしている時に、「一回中断します!」となり、なんだろうと思ったらスタッフさんに「実は、横澤さんの歯に赤いものがついていて…」と言われて、確認してみたら口内炎用のシールがついていたんです。深刻に言われるとちょっと気まずいですし、気軽に言うのは難しいなと思いました。だからこそ、保育園の先生のように深刻に感じさせず、スマートに声をかけられる人はすごいなと感じました。サラッと注意ができる人になるには、変に考え込まずパッと言う瞬発力を持つことが大事。変なタイムラグが生まれると、“この人、ずっと考えていたんだ”と相手に気を遣わせることになりそう。また、指摘をした後に「私もよくやるわ~」という一言を添えると相手の気持ちもケアできます。相手の立場を自分に置き換えて、勇気を出して伝えてみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年08月09日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「育休法改正」です。現場の声を反映。男性が取得しやすい制度に。改正育児・介護休業法が成立し、2022年より施行されることになりました。この改正の大きなポイントは、「男性が育児休業を取りやすくするように定めた」ということです。これまでの男性の育休取得率は7.48%、1割にも達していませんでした。さらに、取得した人のうち、7割が取った期間が1週間以内。もっと長期に、必要なときに分割して何度でも取れるようにと、現場のお父さんお母さんの声が改正案には反映されました。これは大きな前進だと思います。現在、孤立してしまうお母さんの産後うつの問題が深刻です。また、僕も経験がありますが、働く男性にしてみたら、いったん長期間休んで前線を離脱してしまったら、元のポストに戻れないのではないかという怖さもあります。さらに、休めば残業代が減ってしまいます。そういう経済的理由からも育休は取りにくいものでした。改正後は新たに出産日から8週間の間に4週間の育休を取れ、子供が1歳になるまでに女性は2回、男性は最大4回に分けて取得することが可能になります。さらに、育休取得日の半分を上限に仕事をすることも認められます。給付金は育休開始時賃金の67%が支給され、厚生年金など社会保険料が免除されるため、実質、収入の8割程度が保障されることになります。これまでは正社員だけの制度でしたが、改正法では、働いて1年未満の非正規雇用でも育休を取れるように変更されました。ある調査で男性の5人に1人が、育休を取らなかった理由を「職場が育休制度を取りづらい雰囲気だったから」と答えています。「取っていいと思っているのか?」と上司に言われ、申請できなかったという例も聞きました。そんな職場の空気を是正するため、育休取得対象の男性に、会社は制度の説明をし、取得の意向を確認をすることが義務化されることになりました。日本は有給休暇も取得率が極端に低い。けれども休みを取りやすい会社のほうが生産性が高いという数字も出ています。休むことで仕事のパフォーマンスも向上します。子供の有無にかかわらず、休みが取りやすい職場に変わっていくことを期待したいですね。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年8月4日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年08月03日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、会話のない時間を受け止められる女性、「沈黙を楽しめる女」になりきり。相手が話すタイミングを待てることが大事。私が出演している恋愛リアリティショー『オオカミくんには騙されない』での話なのですが、番組には、リアルだからこその、沈黙が続く場面が少なくありません。普通、“何かしゃべらなきゃ…”と焦りそうなものなのに、とあるカップルが、沈黙の時間さえも楽しんでいる姿を見て衝撃を受けました。自分が投げかけた言葉に対して相手が考えている時間を受け止め、表情を見ながら、言葉を交わさない時間を有意義なものとして共有できている。会話の一つとして沈黙が存在していることが本当にすごい。そしてなにより大人だと思いました。ちなみにこのカップルが登場したのは番組のスピンオフ企画で、以前いろいろあった二人が久しぶりに会うという状況で、相手のことを信頼しているからこそ実践できることなんだろうなとも思いました。他の共演者やスタッフも、「このカップルだから沈黙がいいんだよね」と話していて、本当にそうだなと感じたんです!私は30歳にしてようやく沈黙もいいものなんだと気づくことができました。つい、「で、どうなの?」と急かすばかりの自分には味わえないもの。人それぞれに自分の間というものがあるし、相手の間を読むことは難しいからこそ、それができるような人になりたいと思いました。まずは、話している相手の表情をよく見て、まだ考えている途中なのかどうかを見極めることが大事だと思います。また、会話は、必ずしもすぐに言葉を返さなきゃいけないわけじゃないということを理解しておくことも、焦らないためには大事ですよね。たとえ無言の時間が生まれても、“この人は私の問いかけに対してちゃんと考えてくれているんだな”と理解できれば、きっと沈黙も怖くないはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年7月28日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年07月26日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ポジティブに動く、先手を打つ女性、「すぐアクションを起こす女」になりきり。寝かせていいのは料理だけ。「ママもラクしよ!」という子育てトークショーをやらせていただいているのですが、そのスタッフでとにかく仕事が早い方がいるんです。どれだけ早いかというと、その打ち合わせで「次のトークショーのゲストはどんな人がいいですか?」と聞かれて、「片付けのプロの方に話を聞きたいです」と答えたら、その日の夜には「連絡とりました!」とLINEがくるほど。その後も「打ち合わせをしたので、次回のゲストで来ることになりました」と連絡が。物事が流れるように決まっていって見事でした。きっと話している時から、“あの人に電話してみよう”とか、“これもできるかも”と頭の中に浮かんでいて、即行動しているんだと思います。しかもその方は、旦那さんと息子さんの趣味が魚釣りということで、だったら自分が魚をさばけるようになろうとさばき方を学んだり、ユーチューブの企画だったイベントも「生配信できるように勉強します」と独学で挑戦し始めたりと、とにかく前向きにすぐ動いていました。私は、つい、「明日の方がいいアイデアが浮かぶかも」とか、「落ち着いて話せるように」と一晩寝かせちゃったりするんですけど、寝かせて意味のあるのは料理だけで、状況は何も変わらないんですよね。“明日には”“今日中には”という先延ばしの癖を捨てて、“今が一番良いタイミング”精神を持ってみることから始めようと思います。私も彼女に負けじと「何かできることはありますか?」と聞くんですが「横澤さんは、そのままで大丈夫よ~!」と既に一歩も二歩も先を進んでいるんです。先手を打ちたいのに全然打てないので、聞く前に行動して「早いね~!」と驚かれるくらい、彼女の三歩四歩と先の先を読んで動こうと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年7月21日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣(by anan編集部)
2021年07月18日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「LGBT法案」です。LGBTと一括りではなく個別の課題解決を。与野党合意で進められていた、性的少数派をめぐる「理解増進法案」は自民党内の強い反対を受け、今国会での提出を断念しました。オリンピック憲章では、いかなる差別も認めず、ジェンダー平等を謳っています。オリンピック開催国でありながら、この法案が成案できないというのは恥ずかしい状況だと思います。2014年のソチオリンピックでは、ロシア政府が同性愛を認めないとLGBT運動を弾圧したため、各国の首脳は抗議の意を示し、開会式の参加をボイコットしました(日本は参加していました)。自民党内でも、稲田朋美議員をはじめ、LGBT当事者と対話を重ねてきた議員はなんとか成案させようと与党幹部に詰め寄りましたが、「家族観が壊れる」など、ベテラン議員からのクレームがついて進みませんでした。もともと野党は、ヘイトスピーチや、同性愛者という理由で入居を拒否されたり、社内で差別を受けたりすることを禁止する「差別解消法案」を提出していました。それに対して自民党はLGBTの人々の実情をまず知ってもらおうと「理解増進法案」を進めていました。結局、自民党案を修正する形で与野党合意したのですが、「差別は許されない」という文言に対して、与党内の保守派が「権利を与えることで、権利を極度に主張されると訴訟が起こり、かえって分断を生む。何をもって差別とするかを定義づけないかぎり法案は認められない」と強硬姿勢を崩さず、国会提出も叶わなかったのです。たとえ法律ができたとしても、差別感情を持つ人の意識が一変するわけではありません。理解を深めるためには、対話や交流の場を増やすことが肝要なのだと思います。残念なのは、この制度を決める国会議員の中に、公表しているLGBT当事者がほとんどいないということです。議員の多様性のなさにも問題があると言わざるを得ません。最初からLGBT法案に賛成か反対か、という二択から始めるのではなく、もっと小さな主語で、性別の問題で困っているさんの課題に対処するには、どんな方法があるのか。具体策を一つずつ見出すことが、状況改善の糸口になるのかもしれません。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年7月21日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年07月17日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、無償の愛で健気に応援する女性、「デビューさせる女」になりきり。オーディション番組は人生を学べます。少し前にとあるオーディション番組の仕事があり、ハマってしまいました。でも、実は私よりマネージャーさんがハマってて、「この子はあがりやすくて…」「人のために泣ける子なんです!」と母のような見守り方で、色々な視点から練習生のことを私に教えてくれました。そして最後には、決め台詞のように「絶対この子をデビューさせてあげたいんです…!」と、真剣な顔で毎回言ってくるんです。そう思って見てみると、私も彼らの一生懸命なところや人間性に胸を打たれてしまいました。オーディション期間中、ずっとドキュメンタリーで見ていたので情が移るし、“私たちが投票する清き1票が必要なんだ!”と思うと、たとえ間接的だとしても、びっくりするくらい健気に応援してたんです。毎日投票できるシステムで、私も同時期にサンリオキャラクター大賞でずっとけろけろけろっぴに投票していましたが、投票することが毎日の楽しみだったし、頑張ってる彼らを見ていると、自分も毎日を頑張ろうと思うようになりました。朝ドラの『エール』で“頑張るはつながる”という大好きな言葉があるんですけど、そうやって努力したり、まっすぐ応援する気持ちって爽やかですごくいいですよね。まずは相手のいいところを3つくらいリストアップするクセをつけておくとよさそうです。日常生活でも、悪いところじゃなく、いいところに目がいくようになるはず。あと、番組ではセンター決めで自己アピール場面もあって、自分とは無縁だと思ってたけど、これからはやりたい仕事があったらやりたいですと正直に言おうと思いました。オーディション番組から人生を学べるという発見も。見返りを求めずに、健気に、これからも応援していこうと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年7月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣(by anan編集部)
2021年07月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、思い出のあるものを上手に処分できる女性、「手紙を捨ててあげる女」になりきり。懐かしさより恥ずかしさが勝る手紙は捨てるべし!このあいだ、友だちから久しぶりにLINEがきたのですが、「これ、即捨てるから夏子も捨てておいて」というメッセージとともに写真が送られてきました。それは、中学時代、授業中にやりとりした手紙だったんです。見た瞬間、私も“早く捨てて!”と思いました。テストについてあーだこーだと言っていたり、「好きになってもしょうがないんだけど」と中学生なりに恋話をしていたり、「HK=話変わるけど」という言葉を使っていたり。そして何よりも嫌だったのが、手紙の端々に、自分が笑いをとろうとしている雰囲気が滲み出ているところ。見ていられないし、ゾワッとしました。彼女だけでなく、他の友だちの家にもあるかと思うと、すぐにでも回収に行きたい気持ちに…!読み返して元気が出たり、励まされるような手紙は活力になるので取っておくといいと思うのですが、こういう手紙は早く捨てた方が、やりとりをしている相手のためにもなると感じました。友だちがすごいのは、お互いに捨てようという提案をしてくれたことです。罪悪感が生まれることなく、すんなりと処分できました。終活への第一歩だな、90歳になってからこの手紙を処分することにならなくてよかったなとすら思いました(笑)。上手に捨てられる人になるには、まず、手紙を見た時に懐かしいより恥ずかしいが勝ったら捨てるというルールをつくるとよさそうです。やりとりをした相手が恥ずかしいと思うことを消してあげるのは優しさだと考えると、ポジティブに処分ができますよね。手紙を捨てたからといって、友だちとのこれまでの思い出が消えるわけではありません。相手の立場になってみて、残しておかない方がいいと感じたものは、思い切って捨ててしまいましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年7月7日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年07月03日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、できることを全力でやろうとする女になりきり。逆境への適応力が高い人はどんな環境でもうまくいく。大阪のテレビ番組に出演しているのですが、スタッフの方が用意してくれるケータリングがとにかくすごい。“温かいものを食べてください”という気持ちでやってくださっているようで、かつてはラーメンやおでんをその場で作ってふるまってくれました。それを出演者みんなで食べるのがすごく楽しかったんです。でも、コロナ禍でできなくなってしまい寂しい気持ちに。すると、今度は楽屋に、1人用のおやつやフルーツなどがたくさん並んでいて驚きました。なかには大阪にしかないコロッケやお団子などご当地のものも。出演者も多い番組なのに、スタッフの方一人で百貨店などいろいろな場所に行って探してきてくれたことに、思いやりの気持ちや気遣いの心が伝わってきました。“こういうご時世だから”と言い訳をすることなく、今できることを最大限に全部やろうとする姿がカッコいいと思いました。また、私の友だちが婚活を頑張っているのですが、「今、コロナだから婚活パーティに行けない」と嘆きながらも、絶対に諦めたくないと3つのマッチングアプリを掛け持ちし始めたんです。私はすぐにできない理由を見つけて言い訳にしがちだけど、こうして逆境ともいえる状況を前向きに頑張っている人がいるんだなと。工夫をする力や状況に適応する力を持っている人は、どんな環境でもうまくやっていけるんだろうなと感じました。まずは、予想外のネガティブな出来事が起こってもうまく対応している、お手本となるような人を見つけて学び、真似して行動してみるのがよさそう。自分がされて嬉しかったことを覚えておいて、自分で実践してみるのも役立つはずです。どんな状況をもポジティブにとらえて向き合える、柔軟な発想の持ち主を探しましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年6月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年06月20日お笑いタレントの横澤夏子さんが、自身のInstagramで第2子の妊娠を発表しました。第1子妊娠発表時に、「ママチャリが似合う母になる準備を進めていきたい」とコメントしていたのと同じく、今回も「さらにママチャリが似合うお母さんになれるよう頑張ります!」とつづりました。 この投稿をInstagramで見る 横澤夏子(@yokosawa_natsuko)がシェアした投稿 2020年2月に第1子を出産した横澤さん。第2子妊娠というおめでたいニュースに、横澤さんとプライベートでも親交がある、モデルでタレントの滝沢カレンさんからは「わたしの親友が、1人から2人へ、さらに3人になるのですね」と祝福のコメントも寄せられています。出産した横澤夏子への『滝沢カレンの投稿』に涙「これはずるい」「泣いてしまった」なお、横澤さんによると、第2子は秋に出産予定とのこと。無事に元気な赤ちゃんが生まれてきてくれることを、滝沢さんはじめ、多くの人が待ち望んでいることでしょう。横澤さん、本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年06月18日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の気持ちを楽しく軽くできる女性、「極端な例え話をする女」になりきり。想像しやすい内容選びが共感を呼ぶポイントに。離乳食のことで悩んでいた時に、井桁容子先生という子育てのプロの方から、「じゃあ、ジャングルで子どもを育てようと思ってみてください」と言われました。先生曰く、ジャングルにも子どもがいて、その子たちはそこにあるものを食べて大きくなってきた。また、縄文時代のような狩猟を行っていた時代でも、子どもはきちんと育ってきたからこそ今の私たちがある。だから、“離乳食は絶対に七分粥じゃなきゃいけない!”なんてことはないし、その子の体に合った食べられるものを食べていれば大丈夫なんだと。その話を聞き、最初は、“子育てって、そんなにざっくりでいいの!?”と思ったけれど、気持ちがすごく楽になりました。“ジャングルだと思えばなんでもいいじゃん!”“ジャングルにしてはいいもの食べてるよね”と、一度不安になっていた気持ちが落ち着いたんです。その言葉を友だちに伝えたところ、彼女も心が軽くなったと言っていて、こうした極端ながらも悩んでいる人を助けられる例え話ができる人って素敵だなと思いました。以来、SNSで素敵な子育てをしている写真を見ても、“ジャングルにいたら見なくていい情報だよな”と思えるようになり、うちはうちでいいんだと前向きに受け止められるようになったんです。きっと、井桁先生自身、いろいろと悩んだ経験があるのだろうし、さまざまな人を見てきたからこそ、こういう素晴らしい例えができるのだろうと思います。そんな先生のように説得力のある例えをするには、極端だけど言われた相手がスムーズに想像できるような、絶妙な内容を選ぶ努力をすることが必要だと思います。想像が全然できないと、共感できないですよね。絶妙なラインを見極めましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年6月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年06月13日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「温室効果ガス46%削減」です。環境の問題だけではなく、経済の生き残り策 。4月に気候変動サミットが開かれ、各国が温室効果ガスの削減目標を表明しました。日本は2030年度までに2013年度比で46%削減するという新たな目標を掲げ、「50%の高みに向けて挑戦を続ける」と発表。それまでの目標値は26%削減でしたから、一気に引き上げた形になります。ところが、環境問題に熱心に取り組む若い人たちが、その数字では足りないと、経産省前でハンガーストライキを行いました。パリ協定では、世界の気温上昇を産業革命前と比べて1.5°Cに抑えることを目標に定めています。そこまで効果を出すには日本は62%の削減が必要だと訴えたのです。ちなみに他国の目標値は、アメリカは2005年比で50~52%削減。EUは1990年比で55%以上減。イギリスは1990年比で78%以上減です。アメリカのバイデン大統領は、オバマ政権で謳われた、温暖化防止と経済格差是正の両方を行う経済刺激策「グリーン・ニューディール」をさらに強化し、「クリーンエネルギー/持続可能インフラ計画」に4年間で総額2兆ドルを投入すると公約で掲げました。中国は、公害により健康被害が多く出たことを機に、環境対策に積極的になり、2030年までの温室効果ガス削減目標は2005年比で65%以上削減。また、2035年の新車販売でガソリン車をゼロに。電気自動車を中心に省エネ・新エネルギー車の割合を5割にし、残りの5割もすべてハイブリッド車にすると昨年秋に発表しました。欧米や中国の削減目標値が高いのは、環境対策がこれからの経済の主戦場になると踏んでいるからです。欧米の大手企業は、石炭や火力による電力に依存する企業とは取引しないと公言していますから、日本も再生可能エネルギーの比率を上げるなどの対処をしないと、このままでは世界の経済市場から日本の企業は排除されてしまいます。環境対策は、地球を守るというイデオロギー的なものから、産業の生き残り策に大きく変わったんですね。AIや再生可能エネルギーなど、あらゆるテクノロジーを駆使し、環境に負荷をかけない産業政策を、国が本格的にとる必要があるのではないかと思います。堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年6月16日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年06月12日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人を不安にさせない気遣いができる女性、「正直に言う女」になりきり。事情を素直に伝えることが、人を安心させる第一歩に。このあいだ健康診断を受けに病院へ行った時のことです。結果を待っていると、先生が「あ、ちょっと待ってね」「え~っとこれは…」と普段より時間がかかっていたので、診断結果に何か悪いところがあったに違いないと一瞬、思ったんです。でも、すぐに「ごめんなさいね。病院のシステムが変わって、横澤さんが初めてだから…」と事情を教えてくれてホッとしました。どうやら、4月の新年度を機に病院のシステムがすべて変わり、先生やスタッフの方もまだ慣れていないということでした。本来なら、言わなくていいことかもしれないけど、正直に言ってくれたおかげで無駄に心配せずにすみました。「そういうことなら、第一人者として、見届けてみましょう」「新年度は大変ですね~」とおおらかな気持ちにも。こうして、何に手こずっているのか、時間がかかっているかということをきちんと素直に伝えるほうが、相手のためになるんだと気がついたんです。たとえば乗っていた新幹線が止まった時も、理由がわからないと困惑するけれど「動物が線路を横断しています」と一言、理由を伝えられるだけでスッキリする。「あら、鹿かな?」などと考えられる余裕が生まれますよね!そうした気遣いができる人になるには、まず、待たされている側の気持ちを想像してみましょう。すると、ここが不安の理由なんだろうなと理解でき、安心させる一言を添えられそうです。あとは、相手が自分に対して聞きづらそうなことを考えたり、人が不安に思いそうなことを予測して答えを用意しておくのもよさそう。ネットショップのお問い合わせのところに書いてある「よくある質問」のようなイメージですね。“もはや質問はさせない”くらいの気持ちでいるようにしましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年6月9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年06月06日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「出入国管理法改正案」です。難民は犯罪者ではない。廃案後も対応是正を求める。日本の入国管理のあり方が国際的に問題視されています。まず、難民認定率が1.2%(2020年)と、とても低い。さらに、難民申請を却下された外国人が、入国管理の施設に長期間収容されていることも問題になっています。家族と引き離され、無期限勾留のような状況で、体調を崩してもきちんとした手当てが受けられません。扱いが非人道的ではないかと、国連からも再三勧告を受けていました。今国会では出入国管理法の改正が審議されました。改正案には、難民認定手続き中は強制送還が停止されるという規定を3回目以降の申請には適用せず、本国に送還できるという変更が含まれていました。しかし、内戦や封建的な軍政から命からがら逃れてきた人を母国に送り返せば、その人は殺されてしまうかもしれません。改悪案だと、多くの人が反対の声をあげ、3月に名古屋入管施設に収容中だったスリランカ人女性が死亡し、その管理状況が問題視されたことも受け、与党は今国会での審議を断念しました。難民申請をしている人が本当に難民なのかを判定するのは確かに難しいです。パスポートはもとより、その人を証明するものがないからです。けれども、難民=犯罪者ではありません。ただ、入管庁は麻薬カルテルの一味や武装集団を入国させないよう水際を守るのが仕事ですから、入管庁の中で難民審査を行うこと自体に無理があると思います。たとえば、難民局を作り、難民なのか、虚偽の申請をする偽装難民なのかを審査できる体制を整える必要があるのではないでしょうか。日本は難民申請を厳しくする一方で、特定技能制度など、外国人労働者を受け入れる規制緩和はしてきています。労働力のためには門を開き、助けを求める人には閉ざすというのは矛盾しています。欧米には多民族、多文化の土壌があり、移民を国力に反映させる術を持っています。その点、日本は多様性を受け入れるのが不得意なんですね。廃案になっても難民に対する日本の対応は問題が残っています。もしも日本が戦争状態になり、自分が国を逃れ難民になったとしたら?と想像力を働かせて考えてみてほしいです。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年6月9日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年06月05日タレントの堀ちえみが6月1日、都内で行われたGEヘルスケア・ジャパン「ポケットエコー Vscan Air 新製品記者発表会」に出席した。グローバルヘルスケアカンパニーのGEヘルスケア・ジャパンは、ポケットサイズの超音波診断装置「Vscan (ヴィースキャン)」の最新モデル「Vscan Air(ヴィースキャン エアー)」を発売。その記者会見に口腔がんや食道がんを患って闘病生活を送り、現在も治療中の堀ちえみが登壇して病気の早期発見の大切さを説いた。これまでの経緯について堀は「2019年に口腔がんを患い、ステージ4という告知を受けました、2019年2月に手術をし、悪性の部分を取り除いた結果、舌の6割以上を取って太ももの一部を移植しました。首にも転移(食道がん)していて、エコーに命を助けていただいたと言っても過言ではありません」と説明。手術から2年3カ月が経過した現在は通院のほかにボイストレーニングやリハビリに取り組んでいるそうで、「通院は耳鼻科と口腔外科、それぞれ3カ月に1回は受診しています。経過観察で検査をし、食道がんも経過観察で半年に1回は胃カメラを飲んで再発の有無を診ていただいております。リハビリはコロナ禍なので1カ月に1回、ボイストレーニングは1週間に1回、リモートで先生に2時間ご指導していただいております」と明かしつつ、「コロナも怖いですけど、がんも進行してしまうと非常に恐ろしい病気。そちらの方も対策をちゃんとしながら検査を受けて早期発見できるようにしています。今は全然元気で、喋り方が後遺症として残ってしまいましたが、職業柄話せるように毎日最低でも15分はリハビリとボイトレをやるように心掛けています」と将来を見据えていた。堀は来年3月にデビュー40周年を迎える。「コロナ禍ということもあって事前に決められないもどかしさはありますが、歌の方は変わらず1曲でも多く歌って皆さんにご心配をお掛けした分、安心していただけるように頑張りたいと思っています」と40周年記念コンサートに意欲を見せ、ファンの前で歌うことを「一つの目標にして頑張ります。そこは実現させます!」と力強く宣言。「喋り方も含めて以前と変わってしまった部分で最初は命が助かったけどこの先どうやって生きていこうかと思ったところからスタートしました」と改めてこれまでを振り返り、「落ちるところまで落ちたから後は楽しみしかありません。今はそういう気持ちです。辛いことがありましたけど、皆さんのお陰で生かせて頂いております。瞬間瞬間が楽しいと思えますし、今は大変な世の中ですが、辛い方に目を向けるのではなく、楽しいことや素晴らしいモノに目を向けて過ごす方が同じ生きていくのであればそっちの方がお得かなと思っています」と前向きだった。
2021年06月02日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、短い言葉を繰り返して場を収める女性、「早口で聞こえない女」になりきり。「大丈夫早口4連発」は、気を使わせない魔法の言葉。私が大好きな吉本興業の社員さんのことなのですが、このあいだ、「私からもあの人にお礼を言った方がいいですか?」と尋ねた時に、「大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫~」と言いながら、絶妙なタイミングで扉を閉めて、どこかに消えていきました。その、早口で「大丈夫」と繰り返すニュアンスからは、“気にしないでいいよ”“ここは私が片付けておくから”という彼女の気持ちが伝わってくる。「いいですよ、私がやりますよ」とは言わせない空気を作るのがとても上手で、私は素直に「ありがとうございます!」と甘えることができたんです。相手に気を使わせないスキルを見て、本当にすごいなと思いました。短い言葉を何度も言われることで、自分の引き際が見極められる。しかも彼女は言い方が上手で、声がどんどん小さくなっていくところが、また相手に気を使わせなくていいですよね。たとえば、友だちと食事をして自分が払いたい時に、この「大丈夫早口4連発」スキルを使うとスムーズではないでしょうか。「ここは払っちゃうから。大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫~」と、おばちゃんのような包容力を感じさせるキャラをあえてやってみることで、意外とみんな引いていくはず。日常生活のいろいろなシーンで役立ちそうです。まずは一度、「大丈夫」と早口で4回言ってみましょう。まさに今、やってみてください!すると、案外おばちゃんのキャラになれることに気づくし、「甘えていいよ!」という気持ちが芽生えてくるはずです。ただし、言っておきながら大丈夫じゃないというのはダメなので、当たり前ですが、この技を使うのは、本当に自分が受け止められる時だけにしましょう(笑)。押すと「大丈夫」が4回鳴るようなアプリがほしいです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年6月2日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年05月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、買ったものを大事に愛用し続けられる女性、「サステナブルを意識する女」になりきり。地球のためにできることは日々の生活の中にあります。近頃よく、「サステナブル」や「SDGs」という言葉を耳にします。でも、正直なところ、どういうことを意味しているのかわからないことも多かった私。そんな時、小さい頃から使っていたぬいぐるみをクリーニングに出して娘にあげたという話をした相手から、「それってサステナブルな行動ですよ」と言われ、“これもそうなの!?”とすごく驚きました。そのぬいぐるみは私にとって大事なもので、上京する時にも持ってきたし、R-1ぐらんぷりで自転車を使ったネタをした時にも小道具として使っていました。それを子どもに渡すということで、受け継いでいくような感覚はあったけれど、まさかサステナブルなことだとは思いもよらず。その瞬間、視野がすごく広がって、まるで自分が地球を救っているかのような、壮大なことをしている気持ちになれました。こうして物を大事にすることもそうだし、普段、流通せずに廃棄される魚を扱うお店で食べることや、蜜蝋で作ったラップを使うこともサステナブル。自分にもできることがたくさんあると気づいたことで、もっと頑張ろうと思えたんです。本当にちょっとしたことが、環境にいいことへと繋がっていくんですよね。まずは、自分が今持っているものを大事にして、むやみに物を捨てたり、買い替えることをやめるのが、サステナブルへの第一歩になりそうです。そう、高校を卒業する時に担任の先生が「ゴミの分別ができるような大人になれ」と話していて、当時は“なぜ今この話?”と不思議に思っていたけど、今になってようやくその意味がわかりました。当たり前に思える小さなことを日々、しっかりとやっていくことが大切で、その結果、世界が良くなっていく。できることを探して、取り組みたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年5月26日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年05月25日漫画家のセモトちかさんによる、不倫を描いた漫画『サレタガワのブルー』。漫画配信アプリ『マンガMee』で上位を獲得するなど、人気を見せています。そんな『サレタガワのブルー』がテレビドラマ化決定!発表にはネット上でも歓喜の声が上がりました。主人公・田川暢役を演じるのは俳優の犬飼貴丈さん。またW主演で、田川藍子役を演じるのは、2021年3月にアイドルグループ『乃木坂46』を卒業した堀未央奈さんです。2人のポスタービジュアルを、原作者のセモトちかさんが描いたオリジナルイラストも公開されています。『サレタガワのブルー』は、愛妻家のイケメン夫が、妻に不倫をされることから始まる新感覚不倫エンターテインメント作品。主人公・田川暢(たがわのぶる)はイケメン、デザイナーで高収入、愛妻家の誰もが羨むイイ夫。大好きな妻・藍子(あいこ)に尽くし、家事に仕事に努力を惜しまない。藍子も家事一切を仕切ってくれる暢に優しく、ラブラブな2人。一見幸せそうな夫婦生活を送っていた暢だが、ある事実を目の当たりにする。彼が見たのは職場の上司との不倫を全力で楽しんでいる藍子の姿だった…。「まさか藍子さんが…そんなはずはない…」優しく可愛らしい藍子が自分を裏切るはずがない。だがそんな願いは届かなかった…修羅場を迎え、自分の欲望に忠実に生きる藍子に、復讐を決意する暢。「いい女はね、自分の望みは確実に全部叶えるの」暢に、史上最凶の不倫妻を裁くことはできるのか!?ドラマイズム「サレタガワのブルー」ーより引用原作者の、セモトちかさんは「田川暢役の犬飼貴丈さんはまさに思い描いていたご本人だった」と、配役が決まった時には驚きと感動で声が出たといいます。また、堀未央奈さんについても、「撮影現場でプロ根性を見た」と絶賛。ドラマ『サレタガワのブルー』は、TBS・MBSで同年7月13日の深夜から放送です![文・構成/grape編集部]
2021年05月22日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「Z世代」です。世界中で抱える問題。解決の鍵となるZ世代。バブル世代と氷河期世代は「X世代」、‘80~‘90年代半ばに生まれたゆとり世代は「Y世代」、‘90年代半ば~2010年代初めに生まれた若者たちは「Z世代」と呼ばれています。Z世代に注目が集まるきっかけとなったのは、人権運動家のマララ・ユスフザイさんや環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんの登場でしょう。ティーンエイジャーが、人権や地球環境が脅かされている窮状をSNSを通じて訴え、それらを守ろうとするアクションは世界で同時多発的に起こりました。そうして、経済至上主義とは別の新しい幸福の価値観を広げていきました。日本のZ世代は、小学生~中高生の多感な時期に東日本大震災や原発事故を体験しています。義務教育課程で環境や人権、SDGsについて学び、働き方は会社員ベースから、フリーランスベースに移行しつつあります。国や集団に属さずに、強い個として生き抜く新自由主義者がフィーチャーされた時代を経て、人々は戦いに疲れてしまいました。さらに自然災害が頻繁に起こり、景気は回復せず、格差は広がるばかり。個人の力ではどうしようもない状況に陥っています。そんな背景のもと、多様な個が足りない部分を補填し合い、困難を共に乗り越えようとする「コミュニタリアニズム(共同体主義)」がZ世代に広がっていきました。社会環境は目まぐるしく変化しています。人権や環境部門に積極的でない企業は投資の対象にならなくなり、SDGsというゴールを目指さねばなりませんが、大人たちは策がなく困っています。以前、ベンチャー企業と大手企業をマッチングさせる取り組みを取材したとき、大企業の社員はZ世代の新しい感性や価値観をサービスに取り入れようと、熱心に若い起業家たちの意見を聞いていました。これまでは若者の意見といえば、流行物やギャル語など、トレンドとして取り上げられる程度でした。しかし、今後は、デジタルネイティブのZ世代から新しい知見を学び、大人は資本やマーケットを若者に提供するなど、ウィンウィンの関係を築く必要があると思います。互いに協力しなければ乗り越えられそうにない問題が世界に山積みなのです。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年5月26日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年05月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、車中を豊かな時間に変えてくれる女性、「移動を充実させてくれる女」になりきり。相手の事情を考えて楽しませてくれる人は素敵。今回紹介するいい女は、私のマネージャーさんです。前の現場と次の現場のあいだに移動時間しかないケースがあるのですが、そうなるとお昼を買ったり、食べたりする時間が取れず、困ることも。先日も、いつお昼が食べられるんだろうと落ち込んでいたら、マネージャーさんが「これ、移動の車で食べてください」とおにぎりを渡してくれました。私より早い時間に現場入りしているはずなのに…と嬉しい気持ちに。しかも、私が好きなお菓子まで用意されていて、彼女のおかげで最強の移動時間になりました。さらにすごいのが、移動している時に、面白い話をしてくれるところ。「催眠術の講座に通ったことがある」とか、「恋人と結婚するかしないかの瀬戸際なんです」など、ゾクゾクするような話を小出しにしてくれるんです。しかも、話の尺がすごく絶妙で、いつもいいところで話が終わるから、「さっきの話はどうだったの?」とその後も盛り上がれる。「昨日あった怖い話なんですけど…」と続きが気になるフレーズから話し始めるのもうまい。結局、その話は「目の前にいた知らないおじさんが突然、袋をくれたんですよ。私がお弁当を手に持っていたからそれを入れなよということなんですけど」と、期待に応える内容を提供できるのもすごいと思いました。まずは、ちょうどいい時間のエピソードを選べるよう、自分の話の長さを普段から計算しておくとよさそうです。また、「これ、どう思います?」と問題提起するなど、相手が自分の意見を言いたいと思うようなトーク選びをすることも、楽しい会話につながるはず。マネージャーさんと別々に移動する時はすごく寂しい気持ちになるのですが、私もそんなふうに思われる人になれるよう頑張りたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年5月19日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年05月16日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、白米に対して自由な発想を持っている女性、「ご飯のお供に強い女」になりきり。おにぎりには無限の可能性があります!私も含め新潟の人は、日頃から美味しいお米を食べていることもあり、「白米の味を邪魔されたくない」「結局、塩がいちばん」など、ご飯のお供に対するハードルがすごく高いんです。以前、『バナナマンのせっかくグルメ!!』に出演した時に、バナナマンのお二人から「新潟のご飯のお供って何があるの?」と聞かれたのですが、たくさんあるけどせっかくなら唸るようなものを言いたくて、“うわ~!どうしよう!”と焦りました。そんななか、このあいだの『王様のブランチ』で、とあるおにぎり屋さんが紹介されたのですが、そのお店では40~50種ものメニューを扱っていました。梅干し、明太子、昆布、おかかなど、王道のものしか思いつかない私からすると、それだけたくさんの種類があることに驚いたんです。しかも、人気ベスト3具材の中にウインナーがあったりして、“これもおにぎりに入れちゃうんだ!”というような、あまりにも意外なラインナップを見て、おにぎりには無限の可能性があったことに気付かされたんです。そんな自由な発想ができる人が羨ましい!そして、もちろんご飯のお供にも詳しいはずですよね。自炊をする時の献立の組み立て方も上手に違いありません。私自身も、白米には意外と何でも合うんだなとわかり、ご飯のお供に対するハードルも下がりました。ご飯に合うものを知るためには、新潟をはじめ米どころのアンテナショップなどに行くのがよさそうです。必ず、お米と相性のいい食材に出合えるはず。おにぎり屋さんのショーケースを見て、インスピレーションをもらったり、定食屋さんで白米にぴったりのおかずを知ることもためになりそう。いろいろ試して、人におすすめできるお供を見つけましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年5月5日-12日合併号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2021年05月10日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の失敗に対して優しい女性、「“安心する”と言う女」になりきり。共感力の高い人はフォロー上手になれる!新潟で放送されているテレビ番組にリモート出演をした時のことです。家の白い壁の前に座っていたのですが、共演者の方に「横澤さん、いいおうちに住んでいるんですね」と言われたので、「写っているところだけですから、きれいなのは!」と、ノリで散らかっている部屋を見せたんです。すると、明らかにみんなドン引きしていて、やめておけばよかったと後悔しました。さらに、「ちなみに下ははいていますか?」と聞かれたのですが、その時、私はももひきみたいなものだけを身につけていたので、それがバレたと思い、「はいているわけないじゃないですか!いつから気づいていたんですか?」と聞き返したんです。すると、「いやいや冗談で聞いたんですよ」との答えが。さらに落ち込まんとしていた瞬間に、アナウンサーの方が、「でも、なんだか安心しました。子育てもお仕事もやっていたらそうなりますよね」とフォローして、場をなんとか丸くおさめようとしてくれたのです。失敗したと思い焦っていた私はその言葉を聞き、「安心できたのならよかった」と救われました。散らかった部屋も人間らしくていいかと思えたし、その言葉には、“完璧そうに見えているのに”という褒め言葉の意味合いが含まれているところも、見事だなと。そのサポート力に感動したんです。そんな言葉が咄嗟に出るようになるためには、日頃から失敗した人に向けた優しい言葉を用意しておくことが大切。残念な状況をプラスに言い換える力は、日々のトレーニングがあってこそ身に付くものではないでしょうか。また、共感力が高く、落ち込んでいる人に寄り添えるようになることも大事。完璧な人に対しても、“みんな、同じ人類ですよね~”という思いで向き合いたいものです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年4月28日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年04月25日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、言葉のチョイスが素敵な女性「言葉に深みがある女」になりきり。本をたくさん読むことで語彙力と表現力を高めよう。家事代行のプロの方にお話を伺うという内容の番組があったのですが、そのディレクターさんに、「今日、お話ししていただく先生は、声が鈴の音のような方です」と言われて驚きました。実際にお会いしてみると、とても上品で優しそうな方で、ディレクターさんの表現がぴったりだと思ったのですが、その言葉のチョイスが面白いと思ったんです。ほかにも、あまり聞いたことのないような敬語をさらりと会話に交ぜてきたり、「くったくのない」などの言葉を使っていて、思わず、“どういう意味だっけ”と調べた場面もありました。ただきれいなだけではない、普段使わないような言葉たちをどうやって知り、ボキャブラリーとして身につけたのか、気になって仕方がありません。その人自身は、明るいけれど声のトーンが低くて品があり、忙しかったり大変そうなイメージの強いテレビ業界の雰囲気には、いい意味であまり染まってなさそう。どちらかというと図書館とかにいそうなタイプで、余裕を感じました。彼女のようになるためには、まず、いろいろな言葉をインプットするために、本をたくさん読むことがいいのではないでしょうか。勝手なイメージですが、東野圭吾さんの作品が好きそうなので、ミステリーとかを中心に手に取ってみるといいかもしれません。純文学のようなものもよさそうです。あとは、日頃から一つのことについてさまざまな言葉で表現してみたり、同義語を調べてみるなど、トレーニングをすることで、自然とボキャブラリーは増えていきそうです。ほかにも、いろいろと気になる言葉を使っていたのですが覚えていないものもあり、メモをとっておけばよかったと後悔中。また彼女と仕事でご一緒できる日を楽しみにしています!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年4月21日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2021年04月18日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「米中外交」です。体制の違いにより対立が顕著に。注視が必要です。アメリカの外交政策を、国際協調から「アメリカ第一主義」に大きく方向転換したトランプ前大統領。バイデン大統領は2月の演説で、「アメリカは戻ってきた」と世界に向けてメッセージを発し、再び協調体制に戻すこと、失われた同盟関係を修復することを宣言しました。問題は対中国です。就任前には「弱腰になるのでは?」と推測する声がありましたが、それを覆すかのようにバイデン政権は中国に強い姿勢を示しています。人種や宗教によって差別することは許さないと、新疆ウイグル自治区や香港、東南アジアに対する中国の挑発的な支配姿勢を批判。「中国の経済的虐待に立ち向かう」「人権や知的財産、グローバルガバナンスに対する中国の攻撃を押し返す」などと表現しました。中国への強硬姿勢は、トランプ時代と変わりませんが、バイデン大統領は「アメリカの国益となる場合は、中国政府と協力する用意がある」と付け加えることも忘れませんでした。しかし、米中関係は日に日に緊張感を増しています。3月に行われた米中外交トップ会談では、人権に反する中国の行為を非難したアメリカに対し、「内政に干渉する行為には断固として反対」と、中国側は強く反発しました。中国は自らを民主国家と謳いますが、民主主義の定義が私たち自由主義国とは異なり、最終決定権はすべて中国共産党にあります。バイデン大統領は、中国が民主国家に変わることを期待していたのですが、体制の違いは露わになるばかり。3月末の記者会見でバイデン大統領は「21世紀における民主主義と専制主義のどちらが機能するかの闘い」と発言し、対立を極めました。習近平国家主席は、オバマ政権のころには「G2」として、中国とアメリカで世界の秩序を作ることを呼びかけていました。ところがトランプ政権になり対立関係に。本音ではビジネス上で繋がっておきたい両国ですが、不当逮捕や弾圧が日常的に行われる国相手では安心して投資はできません。今後、たとえば台湾をめぐり、米中関係がさらに悪化した場合には、日本の米軍基地から中国にプレッシャーをかける可能性も。他人事ではいられないのです。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。新しい朝の報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~8:00)が放送中。※『anan』2021年4月21日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年04月16日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手のことを思って勇気を出せる女になりきり。ハンカチから始めてハードルを上げていこう!もう何年も前になるのですが、『オオカミくんには騙されない』という番組でMCを始めたばかりの頃。収録用の2回分の衣装を、自分で用意する必要があったのに手違いでそれを知らずに現場に行ったことがありました。その日、私が着ていたのは毛玉だらけのどす黒い色のトレーナー。でも、どうしようもないので1本目はそれで出たのですが、問題は2本目です。困っていたら、番組のアシスタントプロデューサーの方が、「これでよかったら…」と自分が着ていたニットを脱いで貸してくれたんです。この間、たまたまその時の話になったのですが、なかなかできないことだよな、よく貸せたなと思いました。家に泊まりに来た友だちにパジャマを貸す時だって、「変な匂いとかしないかな?」と気を使うのに、着ているものをその場で渡せるというのは、すごいスキルです。なかなか貸すほうの立場になることってないし、相手にどう思われるんだろうと考えたら、私にはできないなと。しかも、最悪の場合、相手が汚したとしても何も言えません。「大丈夫ですよ~!」と許すしかないと思うと、実践できる人は広い心を持っているに違いありません。また、貸せる人と同様にすごいと感じるのが、自分が着ていた服を後輩とかにあげる人です。ハリセンボンの(近藤)春菜さんがまさにそうで、センスがいいからもらうほうも嬉しそうにしています。私の服なんて基本毛玉だらけなので、欲しい人いるのかな?と思っちゃうし、勇気のいる行動ですよね。まずはハンカチを2枚用意しておいて、一枚は人に貸すためだけに持っておく。そこからスタートして、マフラーやストール、カーディガンとどんどんハードルを上げていくと、貸すことへの抵抗も少なくなりそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年4月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年04月11日お笑いタレントの横澤夏子さんが、2021年4月6日にInstagramを更新。お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の藤森慎吾さんからもらったものを公開し、話題となっています。横澤夏子が、藤森慎吾からもらった粋なプレゼント1人で活動するお笑いタレントのコンクール『R-1グランプリ』で、日常生活で使うシティサイクル(通称・ママチャリ)を使ったネタを披露したことがある、横澤さん。コントに使うほど、ママチャリへの憧れが強く、プライベートでも乗るのが夢だったといいます。横澤さんの願いを知っていたのでしょうか。藤森さんは、楽にこぎやすいとされる電動アシストの自転車を購入し、横澤さんにプレゼントしたのです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 横澤夏子(@yokosawa_natsuko)がシェアした投稿 嬉しそうに自転車に乗る横澤さん。マスクを着けていても、満面の笑みを浮かべているのが分かりますね。横澤さんは「ママチャリに乗りたいという、大きな夢が叶った」と大喜びし、ハッシュタグを添えて、藤森さんへの感謝の気持ちをつづっています。#大切に大切にコントの延長線上だと思いながら走りますー!#藤森さんに感謝なのよー!yokosawa_natsukoーより引用藤森さんのチョイスに対し、ネット上では「優しすぎる」「分かってるなあ。これはありがたい」「かっこいい!黒を選ぶのもセンスがあるわ」といった声が上がっています。親にとって、幼い子供を連れて移動するのは、大変なもの。子育てに励む横澤さんにとって、藤森さんからもらった自転車は、心強い味方になるに違いありません。コントだけでなく、実際の生活でも自転車を手に入れた横澤さんは、ますます『ママチャリが似合うタレント』として、活躍することでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年04月07日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、積極的に最新曲をインプットする女性、「ぴったりの曲を選べる女」になりきり。選曲スキルが高い人はムードメーカーとして活躍。以前、出演番組のためのアンケートで、「ドライブソングはなんですか?」と聞かれたことがあったのですが、私は何もなかったんです。でも、答えていた人の選曲を聞くと、とても勉強になりました。それは、曲をたくさん知ってないとできないこと。ラジオのDJじゃないですが、雨の日にはしっとりした雰囲気のもの、寝ちゃいけない時には爆上げな音楽などと、その時どきの場面に合う楽曲を流せる人はムードメーカーとしても活躍できますよね。その人がいるおかげで、きっと空気がまるくなっているはずです。実際、雑誌の撮影の時に私の大好きなモーニング娘。の曲を流してくれた人がいて、すごく気分があがりました。私を笑顔にするために気遣ってくれたと思うとすごく嬉しかったです。カメラマンさんの中にはオシャレで、でもみんなが知っているようなちょうどいい曲をかけている人が多い気がしますが、これってすごいことですよね。私が聴いている曲は万人にウケるものというより、自分にとってのヒット曲なので、なかなか人に披露するにはハードルが高いもの。ちなみに今は、大好きなドラマ『愛の不時着』のサウンドトラックをよく聴いているのですが、あまりよく知らない人がいる場所では、なんとなく流しづらいですよね。まずは、いろいろな曲をインプットするところから始めてみましょう。おすすめはラジオを流しておくこと。FMを聴いていれば、だいたいのヒットがわかります。ヒット曲から最先端なものまで、聴いたことのある曲を増やしておきましょう。それから、ドライブ、ホームパーティ、読書、土曜の昼下がりなどと、シーンごとにぴったりのイメージソングを選んでみると、選曲するスキルがだんだんと身についていくはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年3月31日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年03月27日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、親といい関係が築けている女になりきり。相手に気を使わせず家に招くスキルに感動!少し前の話になるのですが、番組でも共演していて、仲良くしているお友だちと遊ぶ約束をしていたんです。すると彼女が、「もしよかったらうちに来ない?」と誘ってくれて、“え、実家に!?”と驚きました。だって、実家に呼ぶためには、まず、家がきれいなことが大前提。さらに、親と仲がいい、親の前で自分を見せられるなどの条件が揃っていないと難しいですよね。私は、親とすぐに喧嘩をするし、見苦しいものを見せることになるのがわかっているので無理だなと。まだ、中学生とかなら考えられるけど、こんなに大人になってまでというのは、本当にすごいと思いました。しかも、“実家に呼べるくらいの仲だと思っているよ”という気持ちが伝わってきて、嬉しかったです。実際に行ってみると、お母さんも、彼女と同様にものすごく感じのいい、気さくの塊のような人で。“どうりでこんな子どもになるよな…”と納得しました。「娘がいなくても来てね」とまで言ってくださったんです。いちごのショートケーキを出してくれたり、その子が写った写真などがたくさん飾られていたりと、まるで漫画に出てくるような素敵なおうちで、そんなところに感動もしたり…。こちらが感謝をしたいのに、その子からは“うちの母を喜ばせてくれてありがとう!”という雰囲気が感じられて、そんな気遣いまでできるのかと、ますます、その子のことが好きになりました。友だちを実家に呼ぶには、まず自分が親と仲良くすること。あと、普段から、友だちのことを親にいろいろ話しておくことが大事だと思いました。彼女のお母さんは私の娘の月齢まで知ってくれていたおかげでとても話がしやすかったです。私も、親との関係性を大事にしたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年3月24日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年03月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ステイホーム期間を無駄に過ごさない女性、「楽器にチャレンジする女」になりきり。誰しも新たな才能に目覚める可能性がある!今回は私の母の話なのですが、昨年、コロナでステイホームしている時に、ハーモニカを習い始めたんです。しかも、ものすごく練習したことが伝わるくらい、めちゃめちゃ上手に吹けるようになっていました。オンラインで話していると、「演奏しよう!」と言ってずっと「山の音楽家」や「チューリップ」などの楽曲を吹き続けるので、「1曲ね」と釘を刺しています(笑)。正直、どこで披露するんだろうとも思うのですが、ステイホーム期間を無駄に過ごしていなかったんだということがわかったり、特技や話のネタにもなりますよね。始めるのにハードルが高いギターなどにくらべて、ハーモニカは100円ショップでも売っているなど身近な存在。それに挑戦することで、自分の成長を感じたり、達成感が得られるのはいいなと思いました。肺活量が必要なので健康にもいいだろうし、今は“ハーモニカおばあちゃん”と呼ばれています(笑)。私はというとステイホーム中はネットフリックスばかり見るなどインプットはしていたけれど、母のようにアウトプットまでは辿り着かなかったので、何かやっておけばよかったと後悔中。今はYouTubeに演奏動画がアップされているし、家で学べないものはない時代なので活用したいと思いました!私の母は、おそらく、朝ドラの主人公がハーモニカを吹いている姿を見て習うことに決めたと思うんです。そこからスタートして、今は一音だけをちゃんと出すというスキルまで身につけていました。その姿を見ると、誰しもに、気づいていない眠っている才能があるんじゃないかと思ったんです。まずは、簡単なことからでもいいので、何か新しいことを探してみましょう。そのうち、特技として開花するかもしれませんよ!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年3月17日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年03月13日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、困っている人を優しく導く女になりきり。相手がつまずいている原因に気がつくことが大事。実は今、リトミックの資格を取ろうとしています。リトミックとは、音楽に触れることで子どもの能力を伸ばすという教育方法。教室に通わせようと思っていたのですが、ご時世的になかなか難しい。それなら自分が教えられるようになろうと思い、学校に行き始めました。リトミックの一つに、「うさぎさんになって跳びはねてみよう!」という内容のものがあり、伴奏のピアノを弾くのですが、それが即興演奏なんです。先生は「適当に弾いたらいいからね!」と言うものの、適当がわからず困っていました。すると帰り道に、ほかの生徒さんが、「よかったら楽譜を送りますよ」とか、「リモートでピアノレッスンしますよ」と声をかけてくれたんです。“めちゃくちゃ優しい!”と思ったし、正直、その助け舟がなかったら、リトミックを諦めていたかもしれません。ピアノを嫌いにならずに済んで本当によかったです。その人は、私を船に乗せてゴールにたどり着くよう導いてくれました。答えを教えるのではなく、自分で頑張る部分はきちんと残す。助け舟の出し方は人それぞれですが、私にはベストな方法だったので、おかげでリトミック脳になれることができたと思います。助け舟を出すには、きちんと学び、基礎をわかっていることが第一歩。そうじゃないと打開策を提案することができないですよね。さらに、相手がつまずいているポイントを理解することで、上手に助けることができます。「この方法はどう?それが難しければこういう方法もあるよ」と、いくつか選択肢を提示しながら、答えに導いていく。相手の手をグッと引っ張るのではなく、「よかったらどうぞ」と優しく手を差し伸べる。そんな、王子様みたいな助け方ができる人になりたいものです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年3月10日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年03月08日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ちょっとしたお金を粋に返す女性、「小袋でお金を返す女」になりきり。お金を袋に入れることで感謝の気持ちを表現できる。以前、友だちの分も一緒に買い物をして、後日、お金を渡してくれたのですが、それが小さな透明の袋に入っていて驚いたことがありました。折り曲げたお札が収まる大きさで、お釣りが出ないよう、ぴったりの金額が入っている。しかも、「ありがとう」という一言メモまで添えられており、あまりのていねいさに感動したんです。私は、お財布から出したお金をそのまま渡したことしかありませんでした。それに、より分けておくことで「絶対にお金を渡すぞ!返すぞ!」という強い意志も感じられます。時々、マネージャーさんに立て替えてもらったお金を返し忘れることがある自分は、なんて不義理なことをしているんだろうと思わずにはいられませんでした。もちろん、普段の関係性があるので私が返さないとは思っていないでしょうが、それでもお金のトラブルは人間関係を壊す原因になりかねないもの。そんな嫌な思いをすることを避ける存在としても小袋を持っておきたいと思いました。その友だちに尋ねると、100円ショップで購入していて、いろいろな種類があるとのこと。そんなお手軽な値段でていねいな暮らしをしているように見えるところもいいなと思いました。まずはお金を入れるための小さな袋を購入して、実践してみましょう。相手が「へぇ~!」とかいい反応をしたり、褒めてくれたりしたら、またやってみようと思えるはずです。あと、付箋は渡す相手やTPOによって選び方が変わると思いますが、お金を返す時の袋も、友だち用、目上の人用など、渡す相手やシチュエーションを想像しながら買うと楽しいのではないでしょうか。お金を袋に入れることは、「ありがとう」という気持ちをのせること。早速、買いに行ってみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年3月3日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年02月28日