元AKB48で女優の前田敦子が主演を務める4月20日スタートの連続ドラマ『毒島(ぶすじま)ゆり子のせきらら日記』(TBS 毎週水曜24:10~24:40)の劇中歌に、4人組バンド・黒猫チェルシーの新曲「抱きしめさせて」が決定したことが28日、わかった。幅美登里役で出演する渡辺大知がボーカルを務める黒猫チェルシーの「抱きしめさせて」は、渡辺自らドラマのために作詞、作曲を担当した新曲。前田演じる主人公・毒島ゆり子の彼氏である美登里は、売れないながらもスターになるのが夢のミュージシャンで、劇中で「抱きしめさせて」をゆり子の前でギターで弾き語るシーンも登場する。さらにドラマ後半では、美登里のバンドにボーカルとして加入する来夢役でチャラン・ポ・ランタンのももが登場。2人はバンドとして成長し、曲も進化していく。今後、ライブハウスで「抱きしめさせて」を演奏するシーンも撮影予定とのこと。なお、「抱きしめさせて」のアコースティックバージョンが、6月1日発売の黒猫チェルシーの新シングル「青のララバイ」のカップリング曲として収録される予定だ。同ドラマは、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら、プライベートでは奔放な恋愛を満喫していた主人公の女性が、一人の魅力的な男性と出会って恋に落ち、壮絶な最後を迎えるまでを描く"ドロドロ"エンターテインメント。前田が、超恋愛体質な政治記者・毒島ゆり子を演じる。(C)TBS
2016年03月28日石田ゆり子さん主演のドラマ『不機嫌な果実』が、およそ20年の時を経て4月からスタート!今まさに世間を賑わす“不倫”がテーマになっていることもあり、かなり注目を集めそうです。2016年版のメインキャストは栗山千明さんと市原隼人さん。現代風にアレンジされているらしいので、原作や旧作ドラマを知る人も、そうでない人も楽しめることでしょう。◆運命のいたずら的出会いってあるの?見どころはやはり、結婚6年目の主人公・水越麻也子(32)と音楽評論家・工藤通彦(28)との恋模様。ある“運命のいたずら”によって出会った通彦の情熱的なアプローチに心を動かされ、麻也子は一つの大きな決断をします。どんな出会いだったのかは本作でご覧いただくとして、そういう“運命のいたずら”的な出会いって実際、あるものなの?そう思って20~40代の男女に聞いてみたところ、意外にも経験者が多くてびっくり!そんな体験談の数々をご紹介します。◆恋人・気になる異性との意外な接点・「学生のときの彼女が恩師の娘さんだった。焦りました」(20代・男性)・「合コンでときめいた相手が同じ幼稚園だったことがあります」(20代・男性)意外な接点があると、“これって運命!?”と背中を押されることもありそうですね。少しパターンは違いますが、男友達とのやりとりの中で、不思議なめぐり合わせを感じたという女性のエピソードも。・「学生時代、男友達と『お互いに33歳ぐらいまで独り身だったら結婚しよう』とジョークで話していました。33歳の誕生日に呼び出されたので、もしやプロポーズ?と思ったら、まさかの結婚報告!夜桜を見ながら『おめでとう』と言いつつ、少し寂しい気持ちになっていた翌日のこと。仕事関係の人に誘われてお花見に行ったら、年下の男性と出会っておつき合い、結婚しました」(30代・女性)男友達の結婚報告が幸せを引き寄せたのでしょうか?運命的な何かを感じてしまいますね!◆出会いの場で起きた運命のいたずら・「当時の彼氏とケンカし、その日のデートをキャンセル。そんなときに会社の同僚から合コンの誘いがあり、そこで出会ったのが今の旦那です。旦那もインフルエンザで欠員が出たため、当日夜に連絡が来て急遽参加したそうです」(30代・女性)・「合コンの待ち合わせ場所を間違えて1時間以上待っている間、同じく待ちぼうけをくらった人と会話してたら、相手も同じ間違いをした参加者だった。合コンでは結局その人とばかり話をして、つき合うことになりました」(40代・女性)合コンなら出会いがあって当たり前とも言えますが、本来は参加するはずじゃなかった場合だと、確かに運命を感じそう。同じ境遇の人がいると意気投合しやすいのかも?また、出会いなど期待せず参加した街コンで、旦那さんをゲットした女性も。・「行ってみたいと思ってた店が街コンの会場になっていたので、安く飲めると思って友達と参加。全く出会い目的ではなかったけど、そこで知り合った男性とつき合うようになり、結婚しました」(30代・女性)ちょっとした行動の変化が、どう出会いにつながっていくのか…わからないものですね。◆旅先で、SNSで…偶然が重なった出会い・「友達とスノボに行ったら、予約した宿の部屋がダブルブッキングで近所の別の宿に移されました。夕食のとき、他の部屋の男性たちに話しかけられ、一緒に遊んでいるうちに仲良くなってその中の一人と結婚!」(40代・女性)・「運転免許証を落として困ってたら、警察から連絡があり、受け取りに行きました。拾ってくれた人に直接会ってお礼を伝え…それが今の旦那です」(40代・女性)こういうトラブルがきっかけの出会いって、なんだかドラマチック。また、上記2例とは少し違い、最初の出会いでは何もなかったけど、たまたま再会したことで関係が深まることもあるようです。・「駅でナンパされ、途中まで電車が同じだったので15分以上話を聞くハメに…。そのときはそれで別れたけど、数日後、生まれて初めてお笑いライブに行ったらその会場で再会、なんと出演する若手芸人の一人でした。連絡先を聞かれてノリで教えてしまい、何度かご飯を食べに行った後、おつき合いすることに」(20代・女性)そして、自分で運命を引き寄せたこんなパワフルな女性も!・「あるマイナーなスポーツの選手が好きで、mixiゲームのユーザーネームをその人のニックネームにしていました。ある日、本人の足跡がついていたのでファンだとメッセージを送り、会う約束を取り付けました。酔ったふりをしてホテルに連れて行くように仕向け、既成事実を作ってつき合いました」(30代・女性)偶然は偶然でも、きっかけは自分の行動にあるという点、参考になりますね!いかがでしたか?印象的なのは、家の中でじっとしているだけだったらあり得なかった出会いが多いこと。いつもと違う道を通ってみたり、気乗りしないお誘いにもつき合ってみたり、そんな行動が運命を引き寄せてくれるのかもしれません。『不機嫌な果実』ではどんな“運命のいたずら”が描かれるのか?濃厚な恋物語を楽しみつつ、みなさんも、自分の“運命”を手にするために小さなことから始めてみては。(文=橘いつき)
2016年03月18日自分だけ時間が何度も巻き戻る現象〈リバイバル〉が起きる主人公が、過去の連続誘拐殺人事件の真相に迫っていく、傑作ミステリー漫画の実写映画化『僕だけがいない街』。このほど、藤原竜也演じる主人公・悟の母親役を務めた石田ゆり子のメイキング映像が、シネマカフェに到着。石田さんが中川翼や鈴木梨央ら子役たちに思わずツボってしまった、“ほっこり”映像となっていることが分かった。「このマンガがすごい!」3年連続ランクイン、「マンガ大賞」3年連続ノミネートの三部けいによる同名コミックを、アニメ化に続いて豪華キャスト陣で実写映画化した本作。今回、石田さんが演じるのは、主人公・藤沼悟の母親・佐知子。TVの報道局に務めながら悟を女手一つで育てるシングルマザー。また、悟が小学生の時に起きた連続殺人事件後は、事件が子どもたちのトラウマにならないよう配慮した報道を実現するように尽力しており、母親としてだけでなく、ジャーナリストとしてとても正義感にあふれる人物。今回解禁となった映像は、過去の悟に問題が起こり、友達を連れて突然家に帰ってくるというシーンで、母と子の絆が垣間見られる一場面。玄関にたたずむ悟と友達を、わずかな沈黙の後に家に迎えるという重要なシーンだが、突然石田さんが「フフフフ」と笑い出してしまうことに。小学生の悟役を演じた中川君が、家に入る際にちょっと奇妙なポーズを取ってしまったためで、ほかの子役からも「腰、入ってない?」と言われてしまった中川君に、石田さんも「なんかちょっと面白かった」とどうしても笑いが抑えられない様子。中川君は、石田さんの前で少しはにかんだ表情を見せながら、石田さんと一緒にそのシーンを繰り返しており、本当の親子のようなやりとりを見せている。実はこうした何気ないシーンではあるものの、本作では、脳裏から葬り去った幼少期のつらい記憶と、当時は気づくことのできなかった母親の深い愛情、そして自ら距離を取っていたクラスメイトの優しさに触れることによって生まれる新たな友情が、悟の新しい記憶となって塗り替えられていく点がポイントとなっている。ただのミステリーにとどまらない、優しさとせつなさに満ちあふれたドラマティックな一面を持つ本作。今回のシーンの裏側も、そんな母と子の絆が伝わってくる映像となっている。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月12日株式会社ワコールは、「ウイング」の「レシアージュ(Lesiage)」より、押し花アーティスト 多田 明日香氏とのコラボレーションランジェリーを2月中旬より発売。ブラジャー:PB-2120 /ショーツ:PF -2120(カラー:アイボリー)今年で20周年を迎えた「レシアージュ」の2016年春夏シーズンは、"JAPON(日本)"をテーマに"押し花"、"桜"、"舞"、などの日本の美意識を表現したコレクションを展開。コラボレーションランジェリーでは、多田明日香氏が、展開カラーの4色それぞれのイメージにあわせて作成したオリジナル押し花をプリントを表現。鮮やかな押し花プリントと豪華なアップリケの組み合わせで、まるで本物の花を身にまとっているかのような今までにない新しい華やかさを提案する。カラーは、 可憐でかわいらしい女性像をイメージしたアイボリー(IV)、力強く意思のある女性像をイメージしたブラック(BL)、清楚で気品のある女性像をイメージしたベージュ(BE)、華やかでのびのびと生きる女性像をイメージしたサックス(SX)の 4色展開。今回のコラボレーションランジェリーは、全国のチェーンストア(量販店)、ワコールウェブストアなどで発売される。商品概要▼ブラジャー PB -2120価格:5,600円(税抜)~5,900円(税抜)サイズ:B~F/65 ~80▼ミニマイザー ブラジャー PB -2121価格:5,900円(税抜)~6,200円(税抜)サイズ:D~G/70 ~85▼ショーツ (バックレースタイプ) PF -2120価格:2,800円(税抜) ~3,000円(税抜)サイズ:M・L・LL▼ショーツ (ボーイレングスタイプ) PF -2121価格:2,800円(税抜)サイズ:M・L▼ショーツ(ソングタイプ):PF -2122価格:2,800円(税抜)サイズ:M▼ロングキャミソール PS -2120価格:6,800円(税抜)サイズ:80・85・90※カラーによって展開サイズが異なる※ミニマイザーブラ、ロングキャミソールはアイボリー(IV)ブラック(BL)のみ展開▼レシアージュ公式サイト問合わせ先▼ワコール お客様センターフリーダイヤル(平日9:30~17:00)0120-307-056多田明日香氏 プロフィール1986 年生まれ2010 年武蔵野美術大学 基礎デザイン学科 卒業アートディレクター/グラフィックデザイナー広告代理店でアートディレクターとして働く傍ら、押し花を使った作品を制作。自身の作品集『flora』を2012年に自費出版。2015 年飛鳥新社より、『flora』を一般発売。▼オフィシャルサイトコラボレーションランジェリーギャラリー
2016年02月15日藤原竜也と有村架純に、及川光博、石田ゆり子という豪華キャストが明らかになり、大きな反響を呼んでいる映画『僕だけがいない街』。このほど、実写映画化発表時から話題になっていた物語の重要な役割を担う2人の子役に、NHK朝ドラ「あさが来た」での好演も記憶に新しい鈴木梨央と、『ヒロイン失格』に出演する新星・中川翼が決定。さらに、『HERO』の杉本哲太や実写版「火花」の林遣都と、福士誠治、森カンナという計6名の新キャストが明らかとなった。「マンガ大賞」と「このマンガがすごい!」にダブルで2年連続ランクインした、「ヤングエース」にて絶賛連載中の三部けい原作のミステリーを実写化する本作。コミックの累計発行部数は167万部(既刊6巻)を突破、また、2016年1月からはフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてアニメ版の放送が開始されるとあって、「僕街ブーム」の到来がささやかれている。【リバイバル】という不思議な現象を体験する主人公・藤沼悟には藤原さん、片桐愛梨には有村さんと、映画界をリードする若手実力派の共演に加え、悟の母・藤沼佐知子役には石田さん、そして不敵な笑みを絶やさない悟の小学校の教師・八代学役には及川さんが脇を固めているが、映画化発表時から「これ子役が結構、重要じゃない?」「こ、こ、子ども時代は…誰が?!」「過去編での子役さんの方が重要ではないだろうか」とSNSでも話題となった2人の子役がついに決定した。鈴木さんといえば、大河ドラマ「八重の桜」や「あさが来た」で、共に主人公の幼少期を演じるなど、いまや国民的子役に成長。11月公開の『リトルプリンス星の王子さまと私』では、主役の女の子(吹き替え)を演じるなど大役の出演が続くが、本作では物語のカギを握る少女・雛月加代役に扮し、母子家庭で母親から虐待を受けるという凄惨な役に挑む。対する中川さんは、約300人の中からオーディションで藤原さん演じる悟の少年時代役を勝ち取った新星。身体は小学生だが、中身(頭脳や心)は大人の悟という難役を表現することになる。さらに、杉本さん、林さん、福士さん、森さんという面々が加わった盤石の布陣を、「天皇の料理番」でその手腕が高く評価された平川雄一朗監督がどう“料理”するのか、いまからも楽しみにしていて。<以下、キャストコメント>■鈴木梨央初めて台本を読んだとき、ストーリーの展開に目が離せず一気に台本を読みました。加代はむずかしい役ですが、加代の気持ちになって苦しみや悲しみ、希望が表現できたらと思います。■中川翼幼少期の大役に選ばれてとてもうれしかったです。ぼくは原作を読んでこの先どうなるのかとワクワクしました。大人の心を持った幼少期悟役を演じるのはとても難しいと思うけど大人の気持ちになったつもりで一生けん命がんばりたいと思います。■平川雄一朗監督「悟役の中川翼くんは、オーディションで会って藤原竜也さんに似ているなというのが第一印象です。加代役の鈴木梨央さんは、『八重の桜』や『WOMAN』などで拝見していて、ひたむきな芝居をする女優さんだという印象から、今回の加代という役が持つ芯の強い子を演じてもらいたいと思いました。梨央ちゃんの芝居は安定していましたが、翼くんは苦労したと思います。何度か涙を流すほどに追い込まれていました。そもそも29歳の大人が10歳の子供になるという想像を超えた役でしたから、かなりハードルは高かったです。ただ、撮影に入る時にはしっかり悟が他の子供たちをリードしていて、藤原竜也になりきるために私服も似せたりしていて、その成長ぶりには驚かされました。梨央ちゃんに関しても、原作である漫画を日頃研究していたと撮影後に聞いたのですが、漫画の世界から飛び出して来たように雛月加代という役に没頭していて素晴らしかったです」映画『僕だけがいない街』は2016年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日現在放送中の斎藤工主演ドラマ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ)。最終回に向けてストーリーは佳境を迎える本作だが、この度、出演者を激励するため主題歌を担当するシシド・カフカが撮影現場を訪れ、斎藤さんや、ヒロインの石田ゆり子と対面した。「医師たちの恋愛事情」は、大学病院を舞台に医師たちそれぞれが「出世争い・恋愛・不倫・三角関係」などさまざまな「悩み」を抱えながら生きていく「医療ラブストーリー」。斎藤さん演じる主人公の守田春樹と石田さん演じる先輩医師の近藤千鶴の恋愛を中心に、河合奈々(相武紗季)と高橋宗太郎(平山浩行)、市川友子(板谷由夏)と仁志祐介(伊原剛志)らの恋愛事情、さらに大学病院の経営本部長・渡辺幹夫(生瀬勝久)が絡んだ出世事情が見えてくる…。最終回の病院でのシーンの撮影が行われている現場に訪れたシシドさん。主題歌「Don’t be love/feat.斉藤和義」について聞かれると、斎藤さんは「歌が躍動している感じがします。僕たち二人がのんびりした雰囲気なので、そのテンションに“ムチ”打つような感じで、音楽を刻んでいただいています」と語った。またシシドさんと初対面という石田さんは「千鶴の目線で書かれた歌詞に勇気をいただきました。ドラマの撮影当初、役の方向性が、まだつかめない時に、主題歌で方向性が見えた部分もあり、改めて音楽の偉大さを感じました」と感動した様子で語った。シシドさんは「千鶴のことを想像しながら、歌詞を考えました。千鶴の“物腰は柔らかいけど、芯が通っていて熱いものを持っている”という性格ながら“恋から距離がある女性”ということで、イメージの熱をさますのが大変でした」と曲作りのエピソードを披露。さらに、実際に主題歌がドラマ放送時に流れた際には「恥ずかしい感じもしましたが、自分たちが作った音楽が、(ドラマの)世界観に放たれた瞬間だったので、とても興奮したのを覚えています」と明かした。さらに今夜放送の10話について、主演の2人は、「いままでで一番色んなことが一気に動き出すラストスパートの始まりの回だと思います。ただ、1話から共通しているのは、一人の問題が一人ではないというか、誰かと喜びも悲しみも共有しているということだと思います。そんな時間の蓄積によって、春樹の不安も個人のものだけでなく、春樹に突きつけられた問題は、みんながどこか自分の問題のように捉えている気がしているんです。一人じゃない感じがしています。このチームで色んなことを乗り越えるというミッションを視聴者の方も見届けていただきたいと思います」(斎藤さん)、「物語が大きく動き出します。千鶴が封印していたものを解く回でもあるので、ぜひ注目していただきたいと思います」(石田さん)とそれぞれ見どころを語った。「医師たちの恋愛事情」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日斎藤工と石田ゆり子が、3月30日(月)に行われたフジテレビの木曜劇場「医師たちの恋愛事情」の記者発表で、ドラマのポスターと同じ抱擁シーンを報道陣の前で再現した。常に患者を救うことだけを考える医師が、利益と権威第一の大学病院の体制に反発する中で出会った年上の女医と恋に落ちるという恋愛ドラマ。当代一の“セクシー俳優”の呼び声の高い斎藤さんのフジテレビの連続ドラマ初主演作品となるが斎藤さんは「企画書に“セクシー”という文字がいっぱいあったんですが、本人がそれを意識して演じたら不健康な気がして…。でも気がつけば自分がそういう位置にいるんだなと思い知らされて…」と“セクシー”という称号に複雑な表情。「(セクシーと言われることに)抵抗というか、自分で決めることじゃないですよね…」と苦笑を浮かべていた。斎藤さんの相手役の先輩外科医を演じる石田さんは、先日ニュースとなった、斎藤さんが人気俳優となったいまも、以前からやっていた新聞配達のバイト先に籍を置いたままでいるというエピソードに触れ「素敵だと思います。私も一緒に新聞配達したいくらいです」とニッコリ。斎藤さんがたびたび口にする「来年にはもう消えますので」という言葉にも「絶対にそんなことはないです!」と力強く語り、斎藤さんのことを“工くん”と下の名前で呼ぶなど、和気あいあいとした現場の様子をうかがわせた。ドラマの中での2人の“距離の近さ”も大きな見どころのようで、斎藤さんは「視力が悪いんじゃないかというくらい近い(笑)!焦点が合わないくらい。シチュエーションとしては近年のドラマにないくらいベタなシチュエーションが多いので、若い人にどう映るのか?リアクションが楽しみです」と語る。石田さんは、あるシーンで斎藤さんが、石田さんが倒れそうになるのを支えるはずが、テストで斎藤さんの方がつまずいてしまい、石田さんの上に倒れ込んできたことを暴露。思わぬハプニングだったが「フワンフワンでした(笑)」と感想を漏らし、斎藤さんは「親戚の家にある、羽毛じゃない掛布団みたいな感じでした(苦笑)」と明かし、笑いを誘っていた。そして、司会者のリクエストにより、2人はポスターにもなっている抱擁シーンを報道陣の前で再現!実はこのポスターの構図、斎藤さんの背が高すぎるため、斎藤さんが少しかがむような姿勢で撮影されたそうだが、斎藤さんは「浣腸を待つような姿勢だった(笑)」と医師役とはいえ、セクシー俳優らしからぬたとえで表現し、会場は笑いに包まれていた。「医師たちの恋愛事情」は4月9日より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での演技が話題となり、いま最もセクシーな俳優として多くの女性を虜にしている俳優・斎藤工が、4月スタートのフジテレビ木曜劇場「医師たちの恋愛事情」(仮)で主演を務めることが分かった。民放の連ドラ出演は、同じ木曜10時枠で放送された「昼顔」以来、約半年ぶりとなる。本作は、大学病院を舞台に、医師それぞれが“秘密”を抱えながらも、出世争い・恋愛・不倫・三角関係など、さまざまな欲望が渦巻く中で生きていく医療ドラマと恋愛ドラマが融合した医療ラブストーリー。斎藤さんが演じるのは、利益と権威を第一とする大学病院の体制に反発する正義感の強い熱血外科医・守田春樹。365日・24時間、患者を救うことだけを考える心優しい性格だが、“恋より仕事”で仕事の忙しさから恋愛の仕方を忘れてしまっている。そんな中、外科医の先輩として登場するのが、近藤千鶴を演じる石田ゆり子だ。仕事に没頭するあまり婚期を逃した女医だが、彼女と出会い、春樹は徐々に惹かれていく。石田さんはフジテレビドラマには、「カエルの王女さま」以来3年ぶり。さらに医療系の連続ドラマは約12年ぶりの出演となる。斎藤さんとは初共演とのことで年下の斎藤さんと年上の石田さんとの“大人の恋愛”にも期待したいところ。そのほか、シングルマザーだが肉食女子の麻酔科医・河合奈々に相武紗季、春樹をライバル視し、恋愛では誰彼構わず手を出す、外科医・高橋宗太郎に平山浩行、不妊治療中の内科医・市川友子に板谷由夏、出世を目指してこびをうり、さまざまな女性にちょっかいを出す外科医・大根良太に三宅弘城、春樹の良き理解者で外科医の仁志祐介に伊原剛志、そして、売り上げ第一主義で、費用効率ばかりを考えているため、春樹と対立していく、大学病院の経営本部長・渡辺幹夫に生瀬勝久と錚々たるメンバーが揃った。フジテレビ連続ドラマでは初主演となる斎藤さんは、「いまはメディアも多くの選択肢にあふれた時代です。その多くの中の選択肢の一つとして木曜10時にこの作品を選んでいただけるよう、この座組みでの特色を色濃く打ち出して行きたいと思います」と真摯にコメント。共演者については「石田さんは、作品の中にいらっしゃるだけで周りの空気や湿度が変わる稀有な女優さん、清らかで知性にあふれた聡明な方の印象です。素晴らしい共演者のみなさんと丁寧に時を過ごし、丁寧に視聴者の方々に作品をお届けしたいです」と意気込みを語った。年上のヒロインを演じる石田さんは「私にとって12年ぶりの医療ドラマです。お医者様の役はそれだけで、気が引き締まる思いです。命をあずかる素晴らしい仕事につく人たちの、ラブストーリーでもあるということで、考えてみればラブストーリーもとても久しぶりだと気がつきました。 気を引き締めて、しっかり役を生きたいと思います」。ドラマや雑誌で肉体を披露する機会も多い斎藤さんだが、今回は白衣に身を包み“脱がない”という。それでもセクシーで魅力あふれる演技は健在とのことなので、本作でも女性たちの熱い視線を集めそうだ。「医師たちの恋愛事情」(仮)は4月より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日公開初日を迎えた映画『悼む人』の舞台あいさつが14日、東京・有楽町の丸の内TOEIで行われ、高良健吾、石田ゆり子、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ、井浦新、堤幸彦監督が出席した。公開初日の舞台あいさつに、主演の高良健吾をはじめキャスト陣と堤幸彦監督が勢揃い。高良は「この映画が始まるのはうれしいですね。『悼む人』は自分が10年目の1発目の主役で力が入り、やっていることは楽しいことではなかったけど、振り返るとすごく幸せな時間を過ごせていただきました」と難しい役をやり切った様子。その高良扮する静人と悼む旅を共にする奈義倖世役の石田ゆり子は「この作品の生みの親が天堂さんだとしたら、育ての親が堤監督、私は乳母ぐらいの気持ちでいます。それぐらい私はこの作品に出られて幸せでしたし、自分からどうしても参加したいと志願して大胆な行動に出ましたので、この日が来て感無量です」と充実した表情を見せた。また、亡き夫役の井浦新について石田は「新さんとの雨のシーンで、新さんが『僕はこういうシチュエーションを楽しめるんで、ストーブには当たりません』と仰っていましたが、実際は死ぬほど寒くてものすごくストーブに当たってましたよね。ストーブがあって良かったですね。なかったら死んでましたよ(笑)」と撮影エピソードを披露して共演者や観客を笑わせた。公開初日となったこの日は、2月14日のバレンタインデー。共演者からチョコレートを手渡され、最後に石田ゆり子からもらったチョコレートをその場で口にした高良は「うれしいですね~。サプライズってうれしいですよ! ドッキリとかサプライズは初めてなのでビックリしました。下手なリアクションで最悪ですけど、心のなかでは跳ねるぐらいうれしいです。本当にありがとうございます」と感激しきりだった。天童荒太が7年の歳月を費やして書き上げ、2008年の第180回直木賞を受賞したベストセラー小説『悼む人』を、堤幸彦の手によって映画化した本作。縁もゆかりもない死者を悼む旅を続ける主人公の坂築静人(さかつき しずと)に高良健吾が扮し、静人の悼む旅を通して、生と死、愛と憎しみ、罪と許しのドラマの果てに、という難しいテーマを感動的に描く。
2015年02月14日映画『悼む人』が2月14日(土)に公開され、主演の高良健吾をはじめ、石田ゆり子、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ、堤幸彦監督が舞台挨拶に登壇。高良さんにサプライズで共演陣ひとりひとりからバレンタインのチョコレートがプレゼントされた。天童荒太の直木賞受賞小説を同じく堤監督による舞台化に続いて映画化。不慮の死を遂げた人々を“悼む”という行為を続けて全国を巡る青年・静人、彼の存在を通じて命に向き合っていく周囲の人々や彼の家族の姿を描く。高良さんは、ついに公開を迎え「この日が来て本当に本当に嬉しいです。(キャリア)10年目の主演1本目の作品で、力も入っていたし『どうすればいいのか?』と考える毎日で、やっている最中はつらかったですが、ふり返ってみると幸せな時間を過ごさせていただいたと実感しています」と感無量の面持ち。各地を巡った公開前のプロモーションで、観客から様々な感想を受け取ったが「観ていて安心できる映画ではないかもしれないけど、温かい映画だと思います。時間が育ててくれる映画なのではないかと、みなさんの感想を聞いて思いました」と語る。石田さんも「生みの親が天童荒太さんで、育ての親が堤監督だとしたら、私は乳母くらいの気持ち。それくらい、出られて幸せでした」と本作への思い入れの強さを口にする。その石田さんを追い詰めていく亡き夫の役を演じた井浦さんは「監督から『思い切りやっちゃって!』と言われて、それに応えようとしていました。あるシーンを終えて、ゆり子さんが『難しいな…』とつぶやいてて、その姿に心打たれまして、愛情を持って追い込んでいこうと腹を括りました」と“ドS”な自身の演技をふり返る。石田さんは、特に井浦さんとの雨の中のシーンを述懐。「新さんは現場で全く動じることがなくて、雨のシーンでも『僕はこういうシチュエーションは楽しめるからストーブにもあたらない』と仰ってたんですが、ものすごく寒い日で、実際はすごくあたってて…(笑)。ストーブがあってよかったですよね」と現場の様子を暴露しつつ、厳しい環境の中での撮影をしみじみと思い出していた。貫地谷さんは出産シーンがあり、母親役の大竹さんの存在が大きな心の拠り所になったようだが「生むシーンで、しのぶさんが『こうなんだ』と教えてくださったんですが、助産師さんに『ちょっと違います』と言われて…(笑)。経験者ですよね?」と笑いながら明かす。大竹さんは「『いまは違います』『それは昔ですね』と言われました…」と苦笑していた。椎名さんは、以外にも初共演となった大竹さんとのシーンについて「あの大竹しのぶさんですからね。普段緊張しない自分が緊張して胃が痛くなって、撮影を中断していただいて病院に行きました」と大竹さんのせいで胃痛を起こしたと主張!しかし「本当の原因は前日に食べた焼いたカキだと思います(苦笑)」と告白し、会場は笑いに包まれた。その大竹さんは、がんを患う静人の母親を演じたが「死んでいく役ですが、生きることに感謝できた不思議な1か月でした」と嬉しそうに撮影の日々を振り返っていた。そして、舞台挨拶の最後にはサプライズで、椎名さん、井浦さん、貫地谷さん、大竹さんが順番に高良さんにチョコレートをプレゼント。最後に石田さんが、桜の花びらの形のチョコレートを渡すと、高良さんはガブリと噛り付く!「サプライズっていいですね!嬉しいです。どうしていいか分からないけど、跳ねるくらい嬉しいです」と喜びをかみしめていた。『悼む人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:悼む人 2015年2月14日より全国にて公開(C) 2015「悼む人」製作委員会/天童荒太
2015年02月14日天童荒太の直木賞受賞作を高良健吾、石田ゆり子の共演で映画化する『悼む人』が2月14日(土)より公開される。天童氏が7年の歳月を費やして書き上げたという原作小説は、生と死、愛と憎しみ、罪と許しをテーマに重厚な人間ドラマが展開されるが、この壮大な物語を映像化するにあたり、キャストとスタッフはどのような思いで作品に取り組んだのか? コメントが到着した。その他の写真映画は、事故や事件で亡くなった縁もゆかりもない人たちを悼みながら旅をする青年を中心に、生と死を見つめる4人のドラマが描かれる。堤幸彦監督が直々に指名した高良と、原作に惚れ込んで名乗りを上げた石田が主演を務め、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶらが出演する。主人公・坂築静人(さかつきしずと)を演じた高良は「身近に死がある作品を多くやってきたので、すごく死生観を考えてきた。10代後半からそういったことを思わなきゃいけなかったし感じなきゃいけなかったので、今回の死を悼む役柄、その準備は出来ていたと思う。作品を観て“誰に愛され、誰を愛していたか”を覚えていてもらえるのは、かけがえのないことだと感じた」と話し、“他人を悼む”という主人公の行為について「共感されなくても、批判もされるだろうけど、否定はされたくない。自分だけじゃなく、大竹さん、桔平さんのシーンなど、どのシーンも見ごたえがある。答えのない旅を全員で精いっぱいやりました。観ればきっと心が動く作品」と語る。また、静人と出会い、彼の旅に同行する女性、奈義倖世を演じた石田は「どの役か、ということより、この作品に参加したかった。今までやってきたこと全部捨てて、引退してもいいつもりで、崖っぷちでした。静人を高良さんが演じたことで、『この人なら救ってくれるかもしれない』と思える。自分の心の奥底に眠る何かを掘り返す作品。ぜひ感想を聞きたい」という。原作者の天童氏は「キャスト全員の方の、命を、全存在を賭けるかのような演技は、演ずることを超えている。役を丁寧に生きるという事に非常に敬意を覚え、画面からひしひしと伝わってくる」と絶賛。堤監督は「いままでの自分のやり方を一回封じて臨んだ。(スタッフ全員が)この作品に対する想いが強く、こういう形でまとまりいろいろな力がひとつにまとまることができた。いい経験が出来たし、結果に表れている。“死”という捉えることのできない不条理なものに対して、ひとつの理解の仕方がそこにあり、決して難しいことでは無い。人々に観て頂けるよう、強く訴える作りになった。静人と一緒に、日本の風景の中を旅して頂きたい」と語っている。『悼む人』2月14日(土)全国ロードショー
2015年02月13日天童荒太の直木賞受賞作を高良健吾、石田ゆり子の共演で映画化する『悼む人』のキャストと監督による初日舞台あいさつが、2月14日(土)に丸の内TOEI、新宿バルト9で開催される。その他の写真本作は、天童が7年を費やして書き上げ、2008年の直木賞に輝いた小説を、原作に惚れ込み舞台化も実現させた堤幸彦監督が映画化したもの。事故や事件で亡くなった縁もゆかりもない人たちを悼みながら旅をする青年を中心に、生と死、愛と憎しみ、罪と許しをテーマにしたドラマが描かれる。堤監督が直々に指名した高良と、原作に惚れ込んで名乗りを上げた石田が主演を務め、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶらが出演する。丸の内TOEIと新宿バルト9で行われる初日舞台あいさつには、高良、石田、井浦(※新宿バルト9のみ登壇)、貫地谷、椎名、大竹(※丸の内TOEIのみ登壇)、堤監督が登壇する。チケットは、2月7日(土)午前10時より一般発売がスタートする。なお本イベントは15歳以上の観客が参加できる。『悼む人』初日舞台あいさつ2月14日(土)会場:丸の内TOEI9:30の回上映後/舞台あいさつ会場:新宿バルト912:00の回上映後/舞台あいさつ登壇者(予定):高良健吾、石田ゆり子、井浦新(※新宿バルト9のみ登壇)、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ(※丸の内TOEIのみ登壇)、堤幸彦監督料金:大人 2000円、大学・高校生 1700円、中学生(15歳以上)1200円、シニア 1300円、障がい者手帳お持ちの方(付き添い1名様まで同額)1200円チケット発売:2月7日(土)10:00AMより
2015年02月06日俳優の高良健吾が1月26日(月)、主演作『悼む人』の完成報告会見に共演する石田ゆり子とともに出席。クライマックスで2人が披露するラブシーンについて「パッションです」と語ると、石田さんは「私が言ったコメント、取られた(笑)」と苦情(!?)を入れた。第140回直木賞を受賞した天童荒太のベストセラー小説を映画化。日本各地を旅し、名も知らぬ死者に追悼の祈りを捧げる青年・静人(高良さん)の放浪と、彼を取り巻く人々のドラマを通して、生や死、罪と赦しを問いかける。「“悼む”という行為は、生きているからこそできること」と高良さん。俳優デビュー10周年を迎え、「正解が分からぬまま、現場にしがみついた。僕にとっては特別な作品」と誇らしげに胸を張った。一方、石田さんはかつて夫を殺してしまい、主人公の旅路に寄り添う女性を演じ、「とても重く難しい役柄なので、自分を捨てて集中することでしか演じられなかった。高良さんと同じで、私にとっても宝物のような映画」。共演した感想を聞かれると「消えそうな儚さがある、まるで少女のような方」(高良さん)、「本当に清らかで、キラキラした空気が出ている」(石田さん)と話していた。都内で行われた会見には高良さんと石田さんに加えて、共演する貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ、堤幸彦監督が出席し、「熱意のこもった現場」(貫地谷さん)、「初めての堤組はいい緊張感に包まれながら、自由にいられた」(大竹さん)。本作が2月14日(土)のバレンタインデーに公開されるため、椎名さんは「ぜひチョコレートに映画のチケットを添えて、大切な人と観てほしい」とアピールしていた。「かれこれ40本近く映画を作ってきたが、初心に帰ったデビュー作のような存在。すでに完成はしたが、深い内容でもっともっと追究できる。もちろん、皆さんの演技も素晴らしかった」と語るのは、かつて本作の舞台版でも演出を手がけた堤監督。会見では平和への願いを込めて、キャスト陣が折鶴に挑戦していた。『悼む人』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日天童荒太の直木賞受賞作を高良健吾、石田ゆり子の共演で映画化する『悼む人』のキャストと監督による完成披露舞台あいさつが、1月26日(月)に丸の内TOEIで開催される。当日は、原作者の天童荒太も登壇する。その他の写真本作は、天童が7年を費やして書き上げ2008年の直木賞に輝いた小説を、原作に惚れ込み舞台化も実現させた堤幸彦監督が映画化。事故や事件で亡くなった縁もゆかりもない人たちを悼みながら旅をする青年を中心に、生と死を見つめる4人のドラマを描き出す。堤監督が直々に指名した高良と、原作に惚れ込んで名乗りを上げた石田が主演を務め、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶらが出演する。完成披露舞台あいさつは、丸の内TOEIで行われ、高良、石田、貫地谷、大竹、天童、堤監督が登壇する。チケットは1月17日(土)午前10時より一般発売が開始される。なお本イベントは15歳以上の観客が参加できる。『悼む人』完成披露舞台あいさつ1月26日(月)会場:丸の内TOEI(東京都)開場18:00/開映18:30登壇者(予定):高良健吾、石田ゆり子、貫地谷しほり、大竹しのぶ、天童荒太、堤幸彦監督料金:大人 2000円、大学・高校生 1700円 ※当日要学生証、中学生 1200円 ※15歳以上 当日要学生証、シニア 1300円 ※60歳以上、障がい者手帳お持ちの方 1200円 ※当日要障がい者手帳チケット発売:1月17日(土)10:00AMより
2015年01月15日●現場のラフなスタイルは「学ぶべき」『まほろ駅前多田便利軒』シリーズや『舟を編む』など、数々の映画で活躍する実力派俳優の松田龍平が、ついに海外映画デビューを飾った。作品は、本人も「ファンだった」というインドネシアのバイオレンス・アクション『ザ・レイド』の続編、11月22日に公開を迎えた『ザ・レイド GOKUDO』だ。前作に続きギャレンス・エヴァンス監督がメガホンをとる本作で、松田は、インドネシアの日本ヤクザ・ゴトウ組組長の息子ケイイチ役を熱演。頭のキレるビジネスマンで、常に目を光らせているゴトウ組の2番手として、冷静ながら狂気あふれる迫真の演技を見せる。松田に加え、組長ゴトウ役で、同じく海外映画初出演の遠藤憲一、そして、ゴトウの右腕リュウイチ役として、ギャレス監督が製作総指揮をとった『KILLERS/キラーズ』で主演を務めた北村一輝が出演する。迫力の演技で存在感を放つ日本人キャスト3人に、本作の見どころや、海外作品に出演するおもしろさなどを聞いた。――まず、本作をご覧になっての感想を聞かせてください。松田:前作『ザ・レイド』のファンですが、前作より人間ドラマもより複雑に描かれていて、アクションがちゃんとそれについてきている。アクションだけじゃない映画になっていると感じました。遠藤:アクションには美しいアクションもあるというのと、音楽と効果音をうまくアクションと結び付けていて、すごいリズムが工夫されているなと思いました。また、インドネシアの俳優やスタッフには、才能があふれている人たちが大勢いるんだなと驚きました。世界にはきっと、まだまだ知らない才能が眠っているんだろうなって思ったね。北村:アクションがとにかくすごいなと。僕も出ていますが、出ているというより客観的に見てしまって。カーアクションのシーンがすごく好きで、そこは繰り返し見ましたね。――松田さんと遠藤さんにとっては、本作が初の海外映画デビュー作となりますが、海外作品に出演するおもしろさなど感じましたか?遠藤:勉強になったのは、英語ができないので言葉のやりとりはわからないけど、空気感とか存在感とか、心の中にあるものは人間って一緒なんだなと思いました。優れているものは一瞬ですごいってわかるし、そういう意味では、撮り方の環境は違うけど、心の中の動きだけは共通の言語だと思いましたね。北村:演じる事は同じですが、映画の作り方が日本とは違いますね。日本だと、集中力で1回本番でというのがありますが、(インドネシアでは)いいところを褒め合って、みんながリラックスした中で、結果を出すために楽しんで作ろうという雰囲気で、映画に対する愛情があふれているなと感じました。他国のさまざまなやり方を経験してみたいですね。松田:現場の雰囲気がすごいラフで、力の抜き方というか、ちゃんと休んで本番で集中してやるといういいバランスでやっているんです。日本だと、現場で音楽を大音量でかけて踊るってなかなかできることではありませんが、そういうラフなスタンスで、みんなが余計な緊張感を持たないで、いいアイデアを出しながらいい作品を作ろうというスタイルは、自分も学ぶべきだと思いました。――海外作品ということで、苦労したことは?松田:やっぱり言葉ですかね。僕はしゃべれないので。でも、遠藤さんもしゃべれないのに、バンクン役の彼(ティオ・パクサデウォ)の家に遊びに行っていて、そういうことではないんだなと思いましたけど。遠藤:あはは(笑)(C)2013 PT Merantau Films2014●『ザ・レイド』第3弾は日本刀アクションに挑戦?――本作では、日本人キャストのみなさんはアクションシーンがありませんが、アクションへの関心や意欲はいかがですか?松田:アクションをやるからには時間をかけてちゃんと練習してから演じたいですね。『探偵はBarにいる』でもアクションシーンはありましたが、当日にレクチャーを受けて、本番だったので、しっかり準備をして挑みたいですね。今回、ハンマー・ガール役の女優はアクションは素人だったのに、彼女のアクションはすごくて、そういう意味で映画はフィクションだし、見せ方でうまく撮ってもらいたいなと(笑)。遠藤:やってみたいけど、できるものとできないものがありますからね。おれのアクションなんか、いつもけんか殺法みたいで。おれに限らず、日本人俳優が日本刀で戦うというのができれば、おもしろいかもしれませんね。松田:日本刀で戦ったら、絶対ひどい死に方しにますよ。嫌だなぁ…イコ(主人公ラマ役のイコ・ウワイス)に腕とか切られちゃったりして(笑)。北村:アクションは、時代劇も含め好きですね。日本だと刀を使うと侍とか武士という感じになってしまいますが、それをギャレスが演出するとどういう風に味付けするのかなと興味があります。そして、準備時間が長ければクオリティが変わってくるので、大切だなと思います。もちろん総合芸術なので、それを撮るスタッフの技術も必要ですが、そういう環境でできると最高だなと思います。本作での経験を語ってくれた松田、遠藤、北村だが、本作での日本人起用は、ギャレス・エヴァンス監督の日本への愛から実現した。監督は「日本の映画は子供のころから大ファンだったんです。3人がそろった時は衝撃でした」と振り返る。そして、「3人と一緒に仕事ができたのは大きな経験で、とても光栄に思っています」と語り、3人の演技も「最高だよ!」と大絶賛。主演のイコ・ウワイスも、前作からパワーアップした点として「日本人のスターがそろったこと」を挙げている。先月都内で行われた舞台あいさつでは、ギャレス・エヴァンス監督が「3作目も現在企画を進めている」と明かし、「日本人のキャスティングも考えています。ここに登壇いただいているみなさんにOKしてもらえればですが…」と松田らに公開オファー。次回作への3人の出演、そして、インタビューで3人が話していた日本刀を使ったアクションは実現するのか。早くも第3弾にも期待がかかるが、まずは『ザ・レイド GOKUDO』。キレのある迫真の演技を披露している3人に注目してほしい。■プロフィール松田龍平:1983年5月9日生まれ。東京都出身。1999年『御法度』で映画デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞などを獲得。その後、『青い春』、『悪夢探偵』シリーズなど映画を中心に活躍。『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた遠藤憲一:1961年6月28日生まれ。東京都出身。1983年のNHKの時代劇『壬生の恋歌』でテレビ初出演を果たし、以降さまざまなドラマに出演。1988年に映画デビュー。代表作は『クローズZERO』シリーズ、『劇場版SPEC~結(クローズ)』シリーズなど北村一輝:1969年7月17日生まれ。大阪府出身。『日本黒社会 LEY LINES』と『皆月(みなづき)』でキネマ旬報新人男優賞を獲得。近年では、『劇場版 猫侍』や『テルマエ・ロマエII』に出演。日本・インドネシア合作『KILLERS/キラーズ』や日米合作『MAN FROM RENO』など海外作品でも活躍(C)2013 PT Merantau Films2014
2014年11月22日帰ってきた?いや、違う。多田と行天はこの3年ずっと、まほろにいたのだ。駅前のあの汚いビルの一室に暮らし、タバコを吸って、クセ者の依頼人の頼みごとにしかめっ面をしつつ奔走してきた。スクリーンの中で、当たり前のように肩を並べて歩く瑛太と松田龍平の姿を見てそう思った。三浦しをんの人気小説シリーズを原作に、2011年に大森立嗣監督の手で映画化された『まほろ駅前多田便利軒』、2013年に大根仁を演出に迎えて放送された連続ドラマ「まほろ駅前番外地」と30代のバツイチ・元同級生コンビの多田(瑛太さん)&行天(松田さん)の奮闘を描き、人気を集めてきた『まほろ』シリーズ。その第三弾として再び大森監督の手で映画化されたのが、まもなく公開となる『まほろ駅前狂騒曲』である。「『まほろ』らしさって何でしょうね…?」。3年もの歳月にわたり、形を変えながら作られてきた3つの『まほろ』に参加する中で、ずっと保ち続け、培ってきたものは?松田さんは少し考え込みつつ「でも…」と言葉を続ける。「僕が演じる上で、それを一番感じるのはやっぱり多田といる時ですね。そこに尽きると思います」。多田と行天あっての『まほろ』。親友でも盟友でもなく、ホモセクシュアルな関係でもない、イイ年の男2人が時に無理な依頼に文句を垂れ、時に言い合い、ああでもない、こうでもないと誰かのために走り回る姿が多くのファンの心を掴んできたのだ。もちろん、シリーズを通じて常に変化はもたらされてきた。1作目では、ある苦く切ない因縁を抱える2人の“再会”が描かれ、続く連ドラはそんな彼らの便利屋としての“日常”に重きを置いて綴られた。では、このシリーズ3作目のポイントは?本作では行天の遺伝子上の「娘」であり、これまで顔を合わせたことのなかった少女・はる(5歳)をしばらくの間、多田便利軒で預かることになる。瑛太さんは、この依頼をきっかけに生じる、多田と行天の関係性の“変化”を挙げる。「これまでは、行天の自由奔放さに多田がツッコむという関係だったんですが、今回の依頼を通じて行天の過去に触れる中で、多田にも困惑があって、目の前にいる行天に対して『実は、これまで知っているのとは全く違う人間性があるのでは?』と深読みしてしまうところもあって、そこから距離感が変わっていく。ボケとツッコミ、連ドラで描かれた日常的な関係性からもう一度、ひとりの人間と人間としてそれぞれが抱えるバックボーン(=背景)に迫らざるを得ない。行天の言動に単純に反応するのではなく、過去が絡んでいるからこそ一筋縄ではいかない。そこは演じていて新鮮でもありましたね」。いつも飄々として、人生への未練も後悔も感じさせない行天だが、形はともあれ血を分けた娘と向き合うことで、自らが抱える過去とも対峙することに…。そこには確かにこれまでにない行天がいる。松田さんは言う。「第1作の映画では、多田が自分の気持ちを行天に話す(※過去に愛する娘を失い、妻とも離婚するに至った過程を行天に告白する)というシーンがあったけど、今回は逆に行天が過去と向き合うことになる。『まほろ』は全体としてやはり“親と子”の話なのかな?というのは感じてます。行天はなぜ自分の子と一緒にいることを極端に恐れるのか?子どもに対して自分に何が出来て、何が最善なのかというのは、それぞれの価値観の問題であって誰も正解を持ってはないけど、その分からない中で答えを探さないといけない。行天は親から虐待を受けていて、そういう経験をすると、今度は自分が子どもにそういうことをするんじゃないかという恐怖、自分で自分が分からない気持ちがあるんだと思う」。自分で自分が分からない“グレー”な部分を描いている。それこそが『まほろ』シリーズの見どころであると松田さんは続ける。「分かりやすい敵がいて、それを倒す正義のヒーローがいるというわけではなく、誰もが悪になってしまう可能性があって、その中で正義を貫く。その正義は自分の中だけで存在するものではなく、いろんな人とのコミュニケーションの中で少しずつ、持つようになっていくものなんですね。原作の第1作の冒頭で、行天は包丁を持っていて、もしかしたら自分の親を殺そうとしていたのかもしれないという描写があるけど、そこで多田と出会って違う方向の生き方を見つけていく」。多田と行天は高校時代の同級生だが、瑛太さんと松田さんが初めて顔を合わせたのも10代の終わり頃。瑛太さんにとってはスクリーンデビュー作であり、松田さんが主演を務めた若者たちの群像劇『青い春』(豊田利晃監督/’02)の現場だった。多田と行天が十数年を経て再会するのとは違い、2人はその後もたびたび共演し、プライベートでも親交を温めるのだが。瑛太さんは、少し懐かしそうに当時をふり返る。「あの時、僕が演じた役は集団に馴染めない役で、僕自身も初めての現場でどうしていいか分からずに、ずっと教室の隅かグラウンドの隅にいたんですが、最初に声をかけてくれたのが龍平だったんです。学生ものの映画ということもあって、何となく俳優の間でもグループが出来てくるんですが、その中で龍平はどのグループにも入っていける存在で、僕とは一緒にサッカーしてました。それからご飯を食べに行ったり、一緒に電車に乗ったり…特に会話がなくても一緒にいられるんですよね。意識してというわけではなく、自然と一緒にいたという感じです」。会話がなくても一緒にいられる存在。そこから『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ナイン・ソウルズ』と仕事を共にしながら歳を重ねる中で、言葉を通じて関係を深めていくようになる。「昔よりも今の方が、ひとつの物事に対してディスカッションが出来るようになったと思います。以前はもっと、言葉じゃないところで一緒にいる感じだったけど、いまは自然に自分の置かれた状況や作品、役柄について意見交換もできるし、そこに刺激と面白味を感じます。そういう意味で変わったと思うし、でも最初に出会った時から、意識しているわけじゃないけど一定の距離感というか、互いのベクトルの向き方とかがあって、そこは変わんないなとも思います」。「なんか変わったんだと思います…(笑)」――。少し照れくさそうに、松田さんもこの十数年の互いの歩み、関係の変遷に思いを馳せる。「10代の頃って、いろんな理想と現実みたいなものが直に、ストレートに来る年代で、それはいまもそうなんですけど――そんなモヤモヤしている頃に出会って、そこからいろんなものが削ぎ落としながら、自分なりに答えを探して来て、少しずつ形になってきたから、それについて少しは話せるようになったのかなというのは感じますね。いまはある程度、自分がやってきたことに対して自信やプライドが形になっていて、それを持ってやっていこうという感じなのかな?もちろん、まだまだなんですけど、でもそれが楽しいですね」。互いを「好き」であることに理由はない。松田龍平にしか表現できないこと。瑛太にしか作れないもの。それを互いの中に感じ、ただ強烈に惹かれ合う。たとえ今後、多田と行天を映像で見られなくなったとしても、瑛太さんと松田さんがこの先、やんちゃながらに年を重ねていく姿を見れば、まほろに生きる多田と行天のこの先の姿が想像できる。2人のやりとりを見ながらそう思った。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:まほろ駅前狂騒曲 2014年10月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
2014年10月17日三浦しをんのベストセラーを実写化するシリーズ第3弾『まほろ駅前狂騒曲』の完成披露試写会が29日に都内で行われ、11年公開の映画『まほろ駅前多田便利軒』、13年に放送されたドラマ『まほろ駅前多田番外地』に続きタッグを組んだ俳優の瑛太、松田龍平が舞台あいさつに登壇。本作の見どころを問われた松田が言葉に詰まると、瑛太が「好きなシーンを言ったら、いいんじゃない?」と助け舟を出す場面もあり、劇中さながらの名コンビぶりを発揮した。その他の写真架空のまほろ市を舞台に、小さな便利屋を営む多田啓介(瑛太)と、そこに転がり込んだ変わり者の同級生・行天春彦(松田)の奇想天外な奮闘を描く。本作ではふたりの前に、行天も会ったことがない彼の実娘が現れ、慣れない子どもの世話をするハメに…。一方、怪しげな野菜販売集団がまほろに暮らす人々を狙う。「大好きな映画で、自信を持っています。今までは多田がツッコミ、行天がボケという分かりやすい関係だったが、今回は反転していて新鮮に見えるはず」(瑛太)、「また映画に帰ってこられて嬉しい。便利屋の話なので“華”がなくてどう宣伝したらいいか…。でも親と子、人と人の距離感といった微妙なテーマを描いている」(松田)と本作をアピール。娘の存在など、行天の過去にスポットが当たっており、演じる松田は「とうとう来たなと思った」と振り返った。再タッグについては「あうんの呼吸というよりは、微妙なズレのおもしろみがある。段取りやテストをしても、僕と龍平は同じ芝居ができないし」(瑛太)、「ふたりでいることこそが、『まほろ』の魅力」(松田)。『まほろ駅前多田便利軒』に続いてメガホンを執った大森立嗣監督は「ふたりが作り出す掛け合いや、生っぽい空気を楽しんでもられば」と瑛太&松田の名コンビに太鼓判を押し、「映画好きな人はもちろん、映画に愛想を尽かした先輩方にも観てほしい」と強い自信を示した。『まほろ駅前狂騒曲』10月18日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年09月30日三浦しをんの小説を基に、瑛太と松田龍平が便利屋コンビ、多田&行天のままならない日々を体現する“まほろ”シリーズ。映画『まほろ駅前多田便利軒』、連続ドラマ『まほろ駅前番外地』に続く第3作『まほろ駅前狂騒曲』について、ふたりが語った。その他の写真完成作を観て「この先も(シリーズが)続いていってもいいんじゃないのかな」と手ごたえを感じたという瑛太。原作にとらわれないオリジナルな内容のドラマ版を経ていたからこそ、「制約がなくなった感じがある」と話す。松田龍平も「自分でもびっくりするくらい、何も考えずに撮影現場にいて、あるときハッと正気に返った(笑)」と、この世界観がいかに自分たちに馴染んでいたかを振り返る。行天の複雑な過去を軸に物語は展開する。行天のナイーヴな部分を気遣いながら仕事を進める多田の姿が微笑ましく、そこからは微細な情緒がこぼれおちる。絶妙なやりとりは、このふたりならではだ。「バックボーンがこうだから、このくらいの距離感で、みたいな思考はもうなかった」と瑛太。本シリーズ以外でも共演作が多く、プライベートでも交流の深い彼らだが、お互いに対してぬるくないリスペクトがある。「むしろ、撮影のときのほうが、プライベートのときより(関係性は)濃いというか。ドラマのときは、多田なのか瑛太なのかわからない、みたいな感じもあった。ただ、友だちだからこそ(共演する上では)馴れ合いみいたいなものが極端に怖いなって。“友だちだから”というノリは嫌だなって。そうじゃないところでやりたいし、そうじゃないところでの瑛太が見たい。そういう欲にいく」(松田)「役や作品が違うと、違った龍平が見れる。感じるものが全然違ってくるんですよね。『ナイン・ソウルズ』のときは、龍平って怖いひとなのかな、俳優として恐ろしいなと感じたけど、行天と向き合うとキャラクターの幅を感じる。たくさんの要素を“入れてる”のか、“作ってる”のかわからないし、人間のいろんな“色”を見ちゃう。もちろん、そこに嘘はないし、龍平がやると芝居が芝居じゃないところまでいっちゃう――“そいつ”になっちゃってる」(瑛太)高め合うふたりの絆は、映画からもしっかり伝わってくる。取材・文:相田冬二撮影:中川有紀子『まほろ駅前狂騒曲』10月18日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年08月25日清純=世の中の穢れに染まっていない人のこと。あるアンケートでは「清純派だと思う女優」に、堀北真希さん、井上真央さん、綾瀬はるかさん、石田ゆり子さん、若かりし頃の吉永小百合さん等の名前が挙げられています。この女優達の名前を見るとわかりますが、彼女達は決して色気がないわけではありません。では男性は、清純派女性のどこに色気を感じるのでしょうか。■1.お酒にほろ酔いした姿を見た時少しお酒に酔って、頬がほんのりと赤らんだ顔。これは、男性が清純派だと思っている女性に対して日ごろ、想像しない姿です。想像できないからこそ、日ごろとの落差に“ギャップ萌え”するのです。当然のことですが、男性が色気を感じるのはほろ酔い程度まで。泥酔して乱れた姿は「酔うといつもこうなるのか」という男性の危機感をあおり、関係の発展に支障をきたす恐れがあります。■2.普段地味目の服装なのに大胆な服装をして来た時こちらも前述のほろ酔い姿と同様に、男性が“ギャップ萌え”する色気の1つ。ただし、あくまでもやりすぎは禁物です。以前、清純派として会社内で男性人気が高かった女性がいました。彼女は社内に好きな人ができたのですが、彼を惹きつけたいがために、制服のスカートをミニよりもかなり短いマイクロミニ丈になるまでウエスト部分を折り、太ももを露出して色気をアピールしました。結果は男性陣から「下着が見えそうになるまで短くして、何考えてんだアイツ」と、評価がガタ落ちに。これが、やりすぎの一例です。■3.キレイなうなじが見えた時例え相手が清純派の女性ではなくても、キレイなうなじが見えた瞬間に色気を感じる、という男性は数多くいます。これを清純派の女性が見せたら、効果は倍以上になると考えてもいいでしょう。特に、首が長く白い女性のうなじは好感度大。自覚している人は、細やかなケアを忘れずに。冬も紫外線は降り注いでいるので、日焼け止めを塗り忘れないようにしたほうがいいでしょう。■4.手入れされている指先がしなやかな動きを見せた時清純派の女性をイメージした場合、過度なネイルはしていないはず。その適度に手入れされた指先がしなやかに動く瞬間、男性は女らしさと同時に色気を感じるものです。「しなやかな動き」と聞いて、思い浮かばなかった女性は要注意。ペンを机に置く仕草や駅の改札を通る時に定期を自動改札に置く瞬間、物を拾う時など、しなやかに見せられる瞬間は日常的に存在するからです。ほんの小さな所作でも、色気は感じ取られるものなのです。■5.手に入りそうで入らない距離をキープしている時期清純派の女性は簡単には男性とは体の関係にならない。これがみなさんが持つイメージではないでしょうか。これが、実はすぐにセックスしてしまうとなると、それは単なる“がっかりギャップ”。清純派の女性が手に入りそうで入らない距離をキープしている姿に男性は色気と同時に所有欲をソソられるものなのです。■おわりにただし、この5つは作為的に行うと同性から非難を浴びます。女友達を失いたくないのであれば、ほどほどを心がけたほうが無難です。(内埜さくら/ハウコレ)
2013年12月13日「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞を受賞し、いま最も人気のある作家のひとり、三浦しをんの同名小説を原作に映画化した『舟を編む』。主演の松田龍平を始め、宮崎あおいやオダギリジョーら豪華キャストが出演する本作の予告編がついに解禁となった。辞書「大渡海(だいとかい)」の変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやり取りを描き出す。言葉の海を渡るための舟(=辞書)を編む(=編集する)人々の、言葉と人への愛を謳う感動エンタテインメントとなる本作。原作は現在発行56万部を突破した三浦さんの小説が原作とあって、今回お披露目となった予告編でもゆる~い雰囲気ながらも、ふわりと切ない思いが浮かび上がる独特の仕上がりとなっている。さらに、松田さん演じる“真面目”な主人公・馬締(まじめ)の不器用ながらも苦悩し、力いっぱいにヒロイン・香具矢に告白するシーンは胸キュン必至!また、いつも奇抜なヘアスタイルでスクリーンに姿を現すオダギリさんが、西岡役で出演となった本作ではかなりノーマルなスタイルになっているのにも要注目だ。そのほかにも、先日出演が明らかとなったお笑い芸人「ピース」の又吉直樹がチラリと登場したり、小林薫演じる疲れた雰囲気をまとう編集者っぷりがオジ専の心に刺さりそう!と、豪華で個性的なキャスト陣をしっかりと楽しめる映像となっている。まずはこちらの映像から、本作の愛すべき変わり者たちをとくとご覧あれ。『舟を編む』は、2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。© 2013「舟を編む」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「舟を編む」製作委員会
2012年12月26日「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を受賞した三浦しをんの2012年本屋大賞第1位に輝いたベストセラー小説「舟を編む」(光文社刊)が、『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など人々の悲喜こもごもをユーモラスに描く俊英、石井裕也監督指揮のもと実写映画化されることが決定!その主要キャストに松田龍平、宮﨑あおいの実力派コンビが抜擢されたことが明らかとなった。いま最も新刊が望まれる作家のひとり、三浦しをんのベストセラー小説を原作にもつ本作は、辞書という“舟”を編集する=“編む”ある出版社の編集部を題材にした物語。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たちの姿、そして馬締が下宿の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。社内では“変人”として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える才能を買われ、辞書編集部を率いることになる主人公・馬締を演じるのは、『まほろ駅前多田便利軒』に続いての三浦しをん作品出演となる松田龍平。その彼が一目惚れしてしまう下宿の大家の孫娘で板前見習いの林香具矢を宮﨑あおいが演じる。宮﨑さんは石井組初参加となるが、「とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることができるよう頑張ります!」と気合十分。松田さんも「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役がいまから楽しみです」とこれから始まる撮影に向けて期待に胸膨らませる。「15年の歳月をかけて二十数万語が収録された一冊の辞書を作り上げる。小説を読んで、この途方もない作業に敢然と立ち向かっていく人間たちの姿に感動しました」と語る石井監督は、主演の松田さんと同い年の若き俊英。「一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか?答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています。登場人物たちの静かなる情熱がスクリーンから滲み出るような、そんな映画を作りたいと思います」と作品への意気込みを口にしている。人と人との思いをつなぐ“言葉”というものを整理し、意味を示し、もっともふさわしい形で使えるようにするもの――「辞書」。果たして本作で描かれる「辞書の世界」は、どのように映像化され、そしてどんな物語を“編む”のだろうか?さらなる続報を待ちたい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:川の底からこんにちは 2010年5月1日よりユーロスペースほか全国にて順次公開舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会ハラがコレなんで 2011年11月5日よりシネクイント渋谷にて全国公開© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会
2012年07月13日大森南朋と蒼井優の破局、小野ゆり子との結婚人気俳優・大森南朋(40)と入籍した女優・小野ゆり子(22)が、大森の元カノ・蒼井優(26)にそっくりなことが世間を騒がせていた。(画像:蒼井優公式ホームページより)しかし、ここにきて、大森に小野を紹介したのが蒼井本人だったという衝撃の事実が明らかになった。結婚のきっかけは元カノの後輩との浮気?先日発売された『女性セブン』の記事によれば、「小野と蒼井は、2011年に野田秀樹の舞台『南へ』で共演してから親しくなり、一昨年の春にあくまでも“可愛い後輩”の一人として、大森に小野を会わせた」という。そして、「それから2か月後の昨年5月。大森の自宅近くの路上で、2人が激しく口喧嘩をしている様子がキャッチされた。実はこの喧嘩の原因こそ小野だった」というのだ。確かに、思い返してみると、大森は小野との結婚をホームページ上で報告した際、二人の“馴初め”などについては一切語っていない。男の浮気癖はなかなか治らないというし、大森と別れてよかったのかもしれないが、その男が二股をかけらていた後輩と結婚するとなっては、蒼井も大きなショック受けたのではないだろうか。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月29日サプライズ発表のホワイトデー婚さまざまな年下女性との交際の報道が絶えなかった、モテ男で個性派の実力派俳優として有名な、大森南朋を射止めたのは、意外にも新人女優の小野ゆり子だった。2人は所属事務所の公式サイトを通じ、結婚したことを発表。18歳の年の差婚であり、この点でも注目を集めそうだ。結婚したのは14日でちょうどホワイトデーの日。山田優、小栗旬のケースと同じく、ホワイトデー婚となった。事務所によると、会見などの予定はとくにないという。モデルから女優業へこれまで大森と噂になってきた、パフィーの吉村由美や女優の浅見れいな、結婚も間近といわれた女優、蒼井優らに比べると、知名度は低い小野ゆり子だが、現在の所属事務所であるフライングボックスの姉妹会社に所属するモデルとして活躍した人物。近年、舞台や映画を中心に女優業をスタートさせたばかりの22歳だ。モデル出身ということもあり、抜群のスタイルのよさ、ナチュラルでフレッシュな魅力をもっている彼女。バトントワリングも特技だとか。今後の活動については女優として精進を続けるということなので、まずは幸せいっぱいの彼女を祝福し、今後の成長に期待したい。元の記事を読む
2012年03月14日AKB48初の路面店「AKB48 OFFICIAL SHOP HARAJUKU」のグランドオープン記者発表会が7月27日、都内にて行われ、多田愛佳、前田亜美、岩佐美咲がゲストで登場した。AKB48のチケット情報7月30日(土)に東京・原宿でグランドオープンするオフィシャルショップは、“ハイスクールの放課後活動”をコンセプトに、店内は学校の教室をイメージして作られた。黒板や入口にはメンバー直筆のメッセージやイラストが散りばめられ、ステーショナリーやお菓子など150種類以上のショップオリジナルグッズをはじめ、オリジナル・ジェラードなどのフードメニューも取り揃える。「原宿といえば竹下通り。そのなかにAKBのショップができるのは“アイドル”っていう感じがして、ほんとに嬉しいです」(多田)、「(店内が)凄く可愛いので、私も早く行きたい」(前田)、「学校をイメージしてるので、みんなで落書きした黒板もあって、放課後みたいな感じで可愛い」(岩佐)と、期待を膨らませた。会見でショップスタッフの制服がお披露目され、3人は「可愛い! AKBの衣装みたい、着てみたい!」と感激。前田が「1日店員とかやってみたい!」と話すと、ふたりも「やってみたい!」と口を揃えた。そして、3人の推しグッズを聞かれると「私はバウムクーヘン。コンビニに行くたびにバウムクーヘンを買うほど好きで、AKBのバウムクーヘンも凄いおいしいです」(多田)、「いちご味のロールケーキが私はおすすめです。メンバーもロールケーキが好きで、いつも一緒に食べてます」(前田)、「キラキラの石がくるくるする、『くるくるストラップ』が可愛い。チームごとに3種類あって、もちろん私はチームAなので“A”がお気に入りです」(岩佐)とアピールした。「AKB48 OFFICIAL SHOP HARAJUKU」は7月30日(土)にグランドオープン。営業時間は10時から20時まで。当面のあいだ入店するには予約が必要。予約はショップ公式ホームページにて。
2011年07月28日映画『まほろ駅前多田便利軒』が4月23日(土)に公開を迎え、主演の瑛太と松田龍平が大森立嗣監督と共に舞台挨拶に登壇した。三浦しをんの直木賞受賞小説を映画化した本作。バツイチ30代の高校の同級生である多田(瑛太さん)と行天(松田さん)が、便利屋として様々な依頼をこなす中で、失ってきたものや自らの人生に向き合う姿を描く。実年齢より上の30代の男を演じたことに関して「そこは特に意識しないで行こうと監督と話しまして、自分で多田を捉えて、いまの自分で演じようと思いました」と瑛太さん。松田さんも「台本が面白くて、あとは現場で多田とキャッチボールをしながら作っていけたらと思ってました」と明かす。監督の父親の麿赤兒と実弟の大森南朋も出演しているが、瑛太さんは共演シーンを「麿さんがいて、その後ろに立さん(=大森監督)がいて、親子に見られながら芝居することってなかなかない経験でした」とふり返り、さらに監督と大森南朋さんのやり取りについて「南朋さんは『はい』って敬語でしたね」と暴露。監督は「メイキングを見たら、俺が結構、南朋に演出してるんだよね。恥ずかしいからああいうのやめてほしいよね」と照れくさそうな表情を見せた。また、“幸せの再生”を謳う本作に因んで、幸せを感じる瞬間は?を尋ねられると、瑛太さんは「いま、大変な状況の中で映画を公開できて、舞台挨拶が行える。そこでみなさんの満足した表情が見られるのが幸せ」と語り、松田さんは「日常が当たり前に過ぎていくのが幸せだし、もっとそれに気づかなくてはいけないと思いました」としみじみと語った。原作となった小説はすでに続編にあたる外伝「まほろ駅前番外地」(文藝春秋刊)が刊行されており、さらに現在も週刊文春で連載が続いている。瑛太さんが「試写などで映画を観た方から、『続編を観たい』という声をいただいてます」と語ると会場からは期待の拍手が!監督も「週刊文春の連載で、多田が情事の真っ最中でして、どう撮ろうかと勝手に考えています」とやる気満々の様子だった。『まほろ駅前多田便利軒』は新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開中。■関連作品:まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会■関連記事:瑛太×松田龍平インタビュー沈黙さえも心地いい空間に変える2人瑛太、松田龍平との共同生活はアリ?「龍平は皿洗いや掃除もやるって聞いてます」直木賞受賞作を映画化!『まほろ駅前多田便利軒』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント瑛太、龍平の顔をプリント!!『まほろ駅前多田便利軒』ふろしきを5名様にプレゼント町田に“まほろ横丁”出現!瑛太&松田龍平らが訪れた場所も記したMAPも制作
2011年04月25日『ハリー・ポッターと死の秘宝 PATR1』のDVD発売記念イベントが4月21日(木)、都内で開催され、「AKB48」の北原里英、高城亜樹、多田愛佳が出席した。大人気シリーズの最終章の前編に当たる本作では、ハリーたちがホグワーツ魔法魔術学校を離れ、闇の帝王・ヴォルデモート打倒のカギを握る“分霊箱”を探す旅に出る。AKB48のメンバーの中でも筋金入りの“ポッタリアン”である、北原さん、高城さん、多田さんの3人がDVD発売開始を祝って駆けつけた。会場には、ハリー、ロン、ハーマイオニーの姿がプリントされた2階建てのロンドンバス“ハリー・ポッター号”が。劇中にも登場するこのロンドンバスに3人は感激した様子で北原さんは「生で見ると(気持ちが)高まりますね」と興奮気味。多田さんはバスの側面に触れながら「触ってますよ、私!硬くて最高です」とうっとりした表情で語った。「学校はホグワーツに行こうと決めていた」(北原さん)というほど、本シリーズが大好きな3人。高城さんは「終わってしまうのが寂しい。最後が来ないで、と願う気持ちもあります」と複雑な胸中を語る。多田さんは「AKBもそうですが、友情が深いところが好きで、勇気づけられます」と自分たちと重ね合わせながら共感部分を語った。DVDと一緒に、PS3対応のゲーム「レゴ ハリー・ポッター 第1章−第4章」も発売となるが、レゴになったハリーたちを見て、3人は「かわいい!」と歓声を上げた。北原さんが「レゴのロンがかわいすぎますよ!」と言えば、高城さんは「ゲームでクィディッチをやってみたい」。ゲーム好きという多田さんも「もう1回、映画を観てからゲームをやったら面白そうですね」と笑顔を見せた。3人はロンドンバスの側面に、サインと震災の被災者に向けたメッセージを記入。高城さんは「AKB48は、いままでたくさんの方に応援をいただいて頑張ってきましたが、これから、私たちがみなさんにパワーを与えられるように、できることをしていきたい」と力強く語った。こちらのバスはプロモーションのために都内を走行する予定。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』ブルーレイ&DVDは発売中。特集「ついに完結へ!」『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』■関連作品:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 2010年11月19日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:『ハリー・ポッター』最終章コメント付き最新映像到着衝撃の決戦に白いドラゴンも?ついに最終章突入!!『ハリー・ポッター』チャームを5名様プレゼント血まみれでハリーとヴォルデモートが対峙!『ハリー・ポッター』ポスター解禁シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第12回)ガーリー服が似合うオシャレ男優は?2010年映画ファンが選ぶベストムービー洋画大作を抑えあの邦画がNo.1に輝く!
2011年04月21日真面目でしっかり者の多田と、飄々としてつかみどころのない行天。水と油のような2人の同居生活と便利屋稼業は、やがて思いも寄らない方向に…。三浦しをんの直木賞受賞小説を、瑛太&松田龍平主演で映画化した『まほろ駅前多田便利軒』。本作が『青い春』、『ナイン・ソウルズ』、『アヒルと鴨のコインロッカー』に続く4度目の共演作であり、すでに10年以上の付き合いになるという瑛太さんと松田さんは、まるで映画の中の多田と行天そのもので…。「2人でコンビニ寄ったり、当たり前のような時間が楽しかった」(瑛太さん)駅前のビルで便利屋を営む多田と、そんな彼のもとに転がり込んでくる中学時代の同級生・行天。仲良しオーラが分かりやすく放たれているわけではないものの、どこか分かり合っている風の佇まいが素敵な多田と行天の関係を、多田を演じた瑛太さんはこう分析する。「男女間の感覚にちょっと近いのかなと思いました。多田が行天に振り回されるというか、翻弄されるあたりなんて特にそう。行天の影響で多田が変わった部分は少なからずあると思います。もちろん、根っこから変わってしまうということではないし、良い変化なんですけど」。続けて、翻弄する男・行天を演じた松田さんの意見はこう。「恥ずかしい気もしますけどね。男同士ではっきりしないというか…(笑)。ただ、あの2人は常にああいった関係性でいるわけではないとも思うんです。一緒に生活していれば男同士の付き合いにおける男っぽさだけじゃない面も出てくるだろうし、その微妙な関係性を端的に切り取った映画の2人なんだろうなと思いました」。絶妙なコンビネーション、などという言葉で片付けるのは安易過ぎるが、多田と行天がひとつ屋根の下で何気ない時間を過ごすさまも、便利屋と化して様々な依頼に奔走する様も妙にしっくりくる。沈黙さえも心地良い2人の時間・空間を、瑛太さんは「自然に生まれた間」と言い表す。「出来上がった映画を実際に見てみたら、“会話に結構間があるな…”と思ったりもしたんですけど(笑)。でも、多田と行天だった僕たち2人のあのときの関係性が、そういう間を生んだんだと思います。撮影中の龍平と僕は、ずっと同じ時間軸で生活していましたね。過去3回の共演では、そこまで一緒にいることはなかった。2人で同じ現場に行き、同じときにカメラの前に立ち、同じ時間に帰る…。2人で一緒に帰ったり、帰る途中でコンビニに寄ったり、そういう当たり前のような時間が楽しかったです」。瑛太を見て「“俺も行天にならなきゃ”という気持ちになった」(松田さん)松田さん曰く、瑛太さんとの付き合いは「こんなに長く付き合っていて、いまだにご飯に一緒に行ったりする仲」。さらには、「お互いに変化している部分もたぶんあるんだろうけど、僕は瑛太の真ん中にある変わらないものを見ながら付き合ってるんだろうなって」とも語る。そんな2人だけに、役者としての互いに対する賛辞も惜しみない。「役に対してのアプローチもすごいし、役のムードを映画の中に出す力がすごい。例えば行天独特の佇まいみたいなものが、龍平の力によって映画の中に出てくるんです」と瑛太さんが賞賛すれば、「『アヒルと鴨のコインロッカー』のときもそうだったんですけど、僕は瑛太がどんなふうに現場にいるのかなっていうのを楽しみにして撮影に行くんです。そしたら今回も、瑛太はすんなり役になっていたというか、“ああ、多田がいるな”と思えた。だから、“俺も行天にならなきゃ”という気持ちになったし、今回も助かったなって」と松田さんが返す。ちなみに、長い付き合いだけに、気になるお互いの欠点はあるかと聞くと、「どうですか?」と顔を見合わせながら、「ないですねえ…」と口を揃える2人。そして、「もしあったとしても、“まあいいや”と思うようなことなんでしょうね」と松田さん。やはりこの2人、素敵だ。“俳優”に対しての意識映画の中では、口にはしない過去をそれぞれ抱える多田と行天の葛藤、さらには再生も描かれる。人は人生をやり直せるものだろうか?の問いには、こんな答えが返ってきた。「やり直すのもありですけど、やっぱりゼロにはならないんじゃないかという気がしています。多田もやり直す作業はしたんでしょうけど、ゼロに戻そうとしているわけじゃなくて、そのときいた地点で区切りをつけただけ。全部を無くすことなんてできないし、積み重ねた上で次の方向に向かっていく。人はそういう可能性をずっと持っているんじゃないかなと思いますね」と瑛太さん。しばらく考え込んだ松田さんも「瑛太の言う通りですよね」と続ける。「たとえやり直したとしてもゼロにもマイナスにもならない。何かを持って次に行けるっていうことを前向きにとらえなきゃなと考えています。生きてる以上、何かしらできるだろうって。それでも前に進む力っていうのを持っていたいですね」。俳優として、男性として魅力全開の時期を迎え、「でも、ちょっとずつ肉体の衰えも感じ始めています(笑)。健康管理のために筋トレしなきゃなって(瑛太さん)」と話す一方、「俳優をしていない自分は考えられない(瑛太さん)」、「昔から“俺は俳優だ”みたいな意識があまりなくて、自分は何なんだろう?と思ったりもしたんですけど、最近、“俳優って何だろう?”の答えが前よりは分かってきた気がします(松田さん)」とも語り合う2人。そんな彼らだけに、今後も共演する姿を見続けたいところ。まずは、原作の続編を再び2人で映画化するのはいかが?(photo:Yoshio Kumagai/text:text:Hikaru Watanabe)■関連作品:まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会■関連記事:瑛太、松田龍平との共同生活はアリ?「龍平は皿洗いや掃除もやるって聞いてます」直木賞受賞作を映画化!『まほろ駅前多田便利軒』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント瑛太、龍平の顔をプリント!!『まほろ駅前多田便利軒』ふろしきを5名様にプレゼント町田に“まほろ横丁”出現!瑛太&松田龍平らが訪れた場所も記したMAPも制作キャスト登壇予定『まほろ駅前多田便利軒』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年04月20日三浦しをんの直木賞受賞作を、瑛太、松田龍平をキャストに迎えて映画化した『まほろ駅前多田便利軒』。本作の舞台となっている“まほろ市”のモデルであり、実際に映画のロケも行われた東京都・町田市に、映画の公開を記念して“まほろ横丁”と名付けられた商店街が期間限定で出現することになった。まほろ市で便利屋を営む多田(瑛太さん)と、ひょんなことから彼の元に転がり込んできた同級生の行天(松田さん)。バツイチで、それぞれに傷を抱える男2人が、犬の世話から子供の塾の送迎に至るまで様々な依頼を通じ、人々と触れ合う中で自らの人生や過去と向き合っていく様子を描く。まほろ市については原作小説でも、東京から出っ張るように存在し、神奈川とよく間違えられる、天気予報がよく外れる、街から出て行く者が少なく、たとえ出て行ったとしてもまた戻ってくる者が多い…といった描写がなされているが、これはまさに町田市そのもの!原作者の三浦さんは町田市に住んでいたことがあり、町田に住む人なら思わずクスリとさせられるような街の特徴が、巧みに描かれている。映画化に際しては、町田市が全面的に協力。土井智生プロデューサーは「小説の成り立ちからしても、町田市の全面協力がなければ成立しなかっただろう」と語り、市民ならひと目でわかるスポットから、住宅街まで、各シーンで町田の街並みが描かれている。今回、「小田急町田駅北口エリアを何とか活性化させたい」との思いから、映画公開を記念して、お店、学校などが互いに声をかけ合い、このエリア一帯を記したMAPを制作!“まほろ横町”と名付けて各店舗の情報などを紹介している。制作に携わった高原書店の高原陽子さんは「小説の登場人物のように、楽しく個性豊かなお店が集まっています。“まほろ横丁”とは、しをんさんの作品のようにユーモア溢れ、人間味のある、誰もが幸せになれる、そんな街(横丁)にしたいと名づけました」と話している。地図には、映画で多田と行天、さらに、まほろの裏組織の若き“顔役”である星(高良健吾)、娼婦のルル(片岡礼子)&ハイシー(鈴木杏)など個性的な面々が出没した場所も記されおり、もちろん“多田便利軒”の場所も!原作者の三浦さんは、“まほろ横町”出現について「小田急町田駅の北口にもすごくいい商店街があると思います。私自身お世話になった愛着のある通りで、まほろ横丁と名づけて頂くことを光栄に思います」とのコメントが寄せられた。なお、MAPには、掲載加盟店の各店で使用可能なサービスチケット「まほろ券」も付いている。同MAPは現在、町田市立中央図書館、町田市民文学館ことばらんどのほか、MAPに掲載されている12店舗で配布されるほか、映画公式サイトからもダウンロード可能。また、町田市民文学館ことばらんどでは、4月16日(土)より「THE MAKING OF まほろ駅前多田便利軒」展が開催される。原作小説と、それを基にしたコミック(白泉社刊)、そして今回の映画と3部構成で原稿、原画約90点、台本や衣裳などが展示される。映画を観て、MAPを片手に“まほろ横丁”を訪れてみては?『まほろ駅前多田便利軒』は4月23日(土)より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会■関連記事:キャスト登壇予定『まほろ駅前多田便利軒』完成披露試写会に10組20名様ご招待バツイチで三十路の瑛太&松田龍平!『まほろ駅前多田便利軒』画像が解禁
2011年04月01日映画『死にゆく妻との旅路』が2月26日(土)に公開を迎え、主演の三浦友和、石田ゆり子に塙幸成監督が都内劇場での舞台挨拶に登壇した。実話を基に、借金を背負った夫と末期がんの妻の272日、6,000キロにおよぶ車での旅路を描く本作。三浦さんは満員の客席に目をやり「ずっと寝ていたい土曜日にこうして来ていただいて感無量です」と笑顔で挨拶。石田さんも「本当にいろんなことがあったので…感無量です」と公開を迎えた喜びを語った。低予算のロードムービーということで、スタッフが車を運転し、鳥取、姫路、明石などを1日の強行スケジュールで回り、撮影が進められたとのことだが、三浦さんは各地での撮影を「それぞれ思い出深いです。土日の高速道路が千円の日に行きましたね(笑)。(土日で)観光客が多くて、姫路城ではちょっと大変でしたね」とふり返った。石田さんは「私は結婚していないので『奥さんの空気をどう出したらいいか?』と…。しかも、孫までいるのは初めてで、戸惑いました」と苦労を明かしつつ「素敵な友和さんとずっと一緒にいられて嬉しかったです」と笑顔を見せた。劇中、三浦さんが車の中で石田さんを介護するシーンもあるが、三浦さんが「(石田さんに)頭の扱いが乱暴と怒られた」と明かす一幕も。この日は、映画の原作となった手記の作者である清水久典さんが、亡くなられた妻のひとみさんに宛てて書いた手紙、さらに公開前に映画を鑑賞した観客のひとりが妻に描いた手紙が三浦さんと石田さんから紹介されたが、清水さんの「いつでも会うことができるよ。ずっとひとみに生かされているよ。ありがとう、がんばるよ」という言葉に2人とも感動した様子。さらに、もう一通の中で書かれた、「結婚10周年にありがとうを10回言わせてほしい。50周年には50回言いたいけど、もし数が数えられなくなっていたら、君の指を貸してほしい」という内容に、石田さんは「(こういう言葉を)言われてみたい。奥様がうらやましい」と漏らした。三浦さんは劇中、妻が夫に「名前で呼んでほしい」とお願いするシーンに言及。「女性はそう思う方が多いみたいですね」としみじみ語るも、「まあ、かといって僕は呼ばないんですが」とケロッとした表情を見せ、会場は笑いに包まれた。『死にゆく妻との旅路』はヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開中。■関連作品:死にゆく妻との旅路 2011年2月19日よりワーナーマイカルシネマズ金沢、ワーナーマイカルシネマズ御経塚、TOHOシネマズ高岡で先行上映、2月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開© 2011「死にゆく妻との旅路」製作委員会■関連記事:三浦友和インタビュー妻を名前で呼ぶのは「男は照れますよ(笑)!」三浦友和妻、山口百恵への愛情を表現「せっかく出会った人をホント大事にしないと」三浦友和、“妻”石田ゆり子を「素敵な奥さん」と絶賛も18歳差にショック!?深くて繊細かつ壮絶なる愛の実話『死にゆく妻との旅路』試写会に15組30名様ご招待
2011年02月26日1999年12月、地方紙の社会面にひとりの男の逮捕記事が小さく載った。罪状は保護責任者遺棄致死。男が、がんを患った妻に適切な処置を取らずに車の中で死に至らしめたというこの事件。だがその裏には2人の深い愛があった――。映画『死にゆく妻との旅路』はまさに、死がこの夫婦を分かつまでの9か月間にわたる旅路を描いた作品である。夫婦役を演じたのは三浦友和と石田ゆり子。およそ18歳離れた2人が、役の上では11歳差の夫婦を、わきあがるような夫婦愛を渾身の力で謳い上げる。「夫婦とは?」そんな問いに「本能みたいなものですよ」と少し照れくさそうに、そっけなく語る三浦さんだが、この作品に込めた思いとは?濃密な時間が生み出したある夫婦関係「この2人に何が起きたんだろう――?」最初に脚本を読み、わきあがった疑問と興味。ここから三浦さんはこの作品に携わっていくことになる。「脚本を読んで、事件を報じる記事――本当に小さな、小さな記事ですが――を読んで、それから清水さん(※三浦さんが演じた男性)の手記を読んでも、どうしても分からない部分が多かった。やはり、この2人にしか分からないことが多いんだろうな、と。でも、これが現実に起きていたわけです。その現実を前に、自分は俳優として何をすればいいんだろう?と考えましたね。ただ、資料は決して多くないけれどご本人に会うとやりづらくなるだろうと、撮影中もお会いはしてません」。“絵に描いたような幸せそうな”とは言えないまでも、ごく普通の夫婦として20数年を共に過ごしてきた2人。三浦さんはこの夫婦像にどのようなイメージを持って臨んだのだろう?「この映画で描かれる以前の2人は本当にごく普通の奥さんと夫なんですよね、愛に満ち満ちているわけでもないし。浮気もするし、11歳差というのは少し特殊かもしれないけれど、それすらもごくありがち。でも、借金を背負って旅に出るとなったとき、奥さんも付いて行くと言うわ、しかも病気だわで特殊な環境に身を置くことになる。そこから9か月間、車の中での濃い生活を送る中で、やはり生まれてくる“何か”があるんでしょうね。そうして、普通とは言えない、常識の範囲を超えた夫婦関係ができていくわけですが、その流れ、過程が今回の映画の一番面白い部分なんですね。それをどう作るかがポイントでした。実際に、ワンボックスカーに入ってみると、本当に狭いんです。毎日、そこで過ごしていると『2人にはこの空間しかないんだ』というのが強く感じられる。実際の撮影では、普段と違って周りにスタッフがいない状態で、2台の小型カメラだけが車中に据え付けられて、石田さんと2人きりでお芝居していました。本物の清水さん夫妻には及ばないまでも、疑似体験の積み重ねから、何か…ある感情が僕と石田さんの間に芽生えてきたのかな、と思うんです」。旅の途中、石田さん演じる妻が、ひとみという名前で自分を呼んでほしいと言う。彼女のセリフも胸に突き刺さるが、その言葉に対する三浦さんの「そやな…」とポツリと返事をする姿も非常に印象深い。「あれは、清水さんの手記にも実際に書いてあることなんですが、本当にあったやり取りだからこそ深いんですね。自分の生活をふり返っても、確かに妻を名前で呼ぶことってないな、と。周囲も含め、子供が生まれるとどうしても『お父さん、お母さん』となってしまうんですよね。でも、ある瞬間の心境の変化…それは病気があったからこそなんでしょうが、妻が『名前で呼んでほしい』と言う。その瞬間はすごく新鮮に映りましたね。普通の生活の中で女房からいきなりそんなこと言われたら『何言ってるんだ?』ってなるけど(笑)。男にとってはやっぱり照れるわけですよ。僕?そりゃそうです(笑)!」息子・三浦貴大の演技に…ニヤリ特にこの10年ほどだろうか。大作と言われるものからごく小さな規模の作品まで、とにかく三浦さんが携わった作品はかなりの数に上る。いつのまにか、共演者もスタッフも大部分が自分よりも年下になった。「若い人と仕事しているという意識は当然ありますよ。なぜなら僕が年を取ったから。あと1年で還暦ですからね(笑)。その中で、映画との関わり方を言うなら、僕らは“過渡期”の俳優なんですね。映画産業が斜陽を迎えた昭和40年代にこの世界に入って、それまでは、俳優は脚本もらって現場に行って、いい仕事をするというものだった。でも、お金が使えなくなっていく中で、いろんなアイディアを出しながら作っていくというのが主流になった。いまでは企画から携わっていくのがベストだと感じています」。では、その中で若い人たちを“育てていく”という意識も?「いや、育てるとか育てられるとかっていうのはないんですよ。あの監督、プロデューサーがあの俳優を育てたなんて話は全部ウソです(笑)。芝居なんて自分で学んで掴むもの。みんな互角でただ、平等にみんな年を取っていくだけ。そういう世界だから面白いんでしょうね」。ちなみに少し前に、次男で先日、日本アカデミー賞新人賞に輝いた三浦貴大に話を聞く機会を得たが、そのとき彼は「父と仕事の話をすることはほとんどない」と語っていた。話を向けると父も「確かにね」とニヤリ。だが、息子の主演作について「いかがでしたか?」とそれとなくこちらに逆取材する一幕も…。いつか、2人が家族を演じるならどんな“色”の家族を見せてくれるのか?映画を観て、話を聞いてふとそんなことを思った。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:死にゆく妻との旅路 2011年2月19日よりワーナーマイカルシネマズ金沢、ワーナーマイカルシネマズ御経塚、TOHOシネマズ高岡で先行上映、2月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開© 2011「死にゆく妻との旅路」製作委員会■関連記事:三浦友和妻、山口百恵への愛情を表現「せっかく出会った人をホント大事にしないと」三浦友和、“妻”石田ゆり子を「素敵な奥さん」と絶賛も18歳差にショック!?深くて繊細かつ壮絶なる愛の実話『死にゆく妻との旅路』試写会に15組30名様ご招待
2011年02月24日