『TBSドキュメンタリー映画祭2024』が3月15日(金) より全国6都市で順次開催される。このたび、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」全4作品の予告とポスタービジュアルが公開された。第4回の開催となる今回は、「ライフ・セレクション」に加え、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品が上映される。「ライフ・セレクション」の上映作品のひとつとしてラインナップされたのは、TBSの元アナウンサーとして知られる久保田智子の初監督作となる『私の家族』。2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは――。本作について、久保田は「自分の家族をさらけ出しすぎじゃない?そんな風に感じられてしまうかもしれません。正直私もここまで公開していいものかと、今も葛藤しています。それでも、伝えたいと思ったことがあります。私はいま、特別養子縁組という“当たり前”のスタートではない家族を築いています。だからこそ、一つ一つを丁寧に重ねていきたいと強く思っています。そのためには何が必要なのか、自分に問いながら制作をしました」と胸の内を明かしている。また、久保田が本作を制作する上で何よりも重視したのは、「家族と話そう」という強い思い。「長い時間一緒にいる家族は、ともすると後回しになったり、わざわざ聞かなくてもわかると思ってしまいやすいものです。でも、わかったつもりにならず、相手に寄り添って話をしてみると、自分では想像できなかった家族の真実が見えてきました。いま私は、やっと『私の家族』に向き合えたのだと感じています。この映画を通して、家族と丁寧に話してみようかな、と思ってもらえたとしたら監督として冥利に尽きます」と語っている。そのほかライフセレクションでは、『日の丸~寺山修司 40 年目の挑発~』『カリスマ~国葬・拳銃・宗教~』などで評価される若手注目株・佐井大紀監督が、80年代に世間を騒がせた集団「イエスの方舟」で現在も共同生活を送る人々に迫った『方舟にのって~イエスの方舟 45 年目の真実~』、皮膚が魚の鱗のように硬くなり剥がれ落ちていく指定難病「魚鱗癬(ぎょりんせん)」と向き合いながら、自立し成長していく男性の28年を追った『魚鱗癬と生きる ─遼くんが歩んだ28年─』(大村由紀子監督)、自分の意思に反して体が動いたり声が出たりするトゥレット症候群の人々の、さまざまな日常を映し出した『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』(柳瀬晴貴)も上映される。『私の家族』予告編『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』予告編『魚鱗癬と生きる ─遼くんが歩んだ28年─』予告編『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』予告編<イベント情報>『TBSドキュメンタリー映画祭2024』3月15日(金) より東京、大阪、京都、名古屋、福岡、札幌で順次開催『TBSドキュメンタリー映画祭2024』キービジュアル東京:3月15日(金)~28日(木) ヒューマントラストシネマ渋谷大阪:3月22日(金)~4月4日(木) シネ・リーブル梅田愛知:3月22日(金)~4月4日(木) センチュリーシネマ京都:3月22日(金)~4月4日(木) アップリンク京都福岡:3月29日(金)~4月11日(木) キノシネマ天神札幌:3月30日(土)~4月11日(木) シアターキノ公式サイト:
2024年01月25日日本最大のフランス映画の祭典「横浜フランス映画祭 2024」よりメインビジュアルが到着した。1993年に始まり、横浜の文化イベントとして定着している横浜フランス映画祭。今期は3月20日(水・祝)から24日(日)までの5日間、春の横浜で開催される。今年もフランス人キャスト・監督が数多く来日してオープニングイベント並びに舞台挨拶(Q&A)を実施、また未来を担う学生に向けたマスタークラスや、日本の映画の作り手との橋渡しを担うサイドイベントを実施するなど、フランス映画と文化を存分に楽しめる一大イベントとなっている。ユニフランス代表のダニエラ・エルストナーは「フランス映画の多様性と豊かさ、活気あふれる表現、新しい一面を開花させたものを必ずお届けいたします」と映画祭開催について力強く宣言している。この度公開されたのは、フランスと日本にバックグラウンドを持つクリエイティブ・デュオMerch Studio.(マーチストゥディオ)による横浜みなとみらい21地区をイメージしたスタイリッシュなメインビジュアル。Merch Studio.は日本でも人気のパリ発祥ファッションブランド 「Carne Bollente(カルネボレンテ)」のデザインチームが最近活動を開始したデザイン事務所。デザインとファッション業界において合計10年の経験を誇り、「BEAMS JAPAN」、「UNDERCOVER」、「Agnes B.」など、名だたるブランドとのコラボレーションを成功に導いたクリエイティブ・デュオは、創設者兼クリエイティブ・ディレクターのテオドール・ファメリ(Theodore Famery)と、創設者兼マネージングディレクターの遠藤聖(Hijiri Endo)で構成され、若者を中心に多大な支持を得ている。2人は今回の取り組みについて「日仏のデュオとして、このプロジェクトに貢献できたことを光栄に思います」と語り、赤と青のコントラストが鮮やかな目を引くデザインについては、開催地である横浜みなとみらい21地区のシンボルである観覧車に、レッドカーペットに見立てた赤富士を組み合わせ、開催地のシンボルと映画の魅力をシームレスに融合させたデザインを目指したという。「私たちの目標は、みなさまをフランス映画の魅惑的な世界へと導くこと」と言い切るMerch Studio.は、日本の映画ファンに向けて、「ボンジュール・ヨコハマ!私たちが愛してやまない最も不思議な文化のひとつである『映画』を発見し、その世界にどっぷりと浸っていただけるよう、心からお祈りしています。私たちのデザインが少しでも皆様のフランス文化の楽しみのお役に立ち、忘れられない思い出作りに貢献できれば、こんなに嬉しいことはありません」と熱いメッセージを送った。映画祭会期中には、当デザインのグッズ(Tシャツ、トートバッグ等)が販売される予定。また、2月5日(月)には公式HPにて、作品ラインアップとチケット発売情報が掲載予定だ。「横浜フランス映画祭 2024」は3月20日(水・祝)~3月24日(日)、横浜みなとみらい21地区を中心に開催。(シネマカフェ編集部)
2024年01月24日ウィル・フェレルと脚本家ハーパー・スティールが出演しているドキュメンタリー映画『Will & Harper(原題)』が、サンダンス映画祭にてスタンディングオベーションを受けた。「Variety」誌によると、カンヌ国際映画祭やヴェネチア国際映画祭とは違い、サンダンスでスタンディングオベーションが起きることは少ないという。本作は90年代に「サタデー・ナイト・ライブ」でコメディアンと脚本家として出会い、30年近く友情を築いてきたウィルとハーパーの17日間に及ぶロードトリップを収めたもの。ニューヨークからカリフォルニアにかけて旅する2人は、途中でバスケの試合、大衆酒場、おしゃれなラスベガスのレストランなどに立ち寄りながら、2022年にトランス女性であることを公表して性別移行プロセスにあるハーパーがウィルとの友情を再確認したり、アメリカにおいてトランスジェンダーであることの意味を考える。ウィルはサンダンスで「この映画がトランスジェンダー問題の会話におけるガイドブックになったらいいな」とコメント。監督は現在公開中の『スラムドッグス』のジョシュ・グリーンバウム。ウィルは同作にも出演しており、主人公で犬のレジー役の声を担当している。(賀来比呂美)
2024年01月24日現地時間18日、サンダンス映画祭が開幕した。その翌年のアワードシーズンに健闘する傑作がデビューするこのインディーズ映画の祭典では、今年も気になる映画が多数上映される予定だ。有名俳優の出演作には、クリステン・スチュワートと『ミナリ』のスティーブン・ユァンの『Love Me』、セバスチャン・スタンと『わたしは最悪。』のレナーテ・レインスヴェが共演する『A Different Man』、シアーシャ・ローナン主演の『The Outrun』、エミリア・ジョーンズの『Winner』など。『Winner』は昨年日本公開された『リアリティ』でも描かれた実在の人物リアリティ・ウィナーについての映画で、昨年のサンダンスで上映された『Cat Person』でもジョーンズと組んだスザンナ・フォーゲルが監督する。また、有名俳優が監督する作品には、ジェシー・アイゼンバーグの『A Real Pain』、キウェテル・エジョフォーの『Rob Peace』などがある。アイゼンバーグは2年前のサンダンスでお披露目された『僕らの世界が交わるまで』で監督デビューを果たした。ドキュメンタリーでは、伊藤詩織が監督デビューを果たす『Black Box Diaries』に最も注目。自ら受けた性被害を検証するもので、日本、アメリカ、イギリスの合作。ほかに、フリーダ・カーロについての『Frida』、クリストファー・リーヴについての『Super/Man: The Christopher Reeve Story』などがある。多様化に力を入れているサンダンスは、女性、有色人種のフィルムメーカーを発掘してきた実績がある。女性監督シアン・ヘダーによるオスカー作品賞受賞作『コーダあいのうた』も、3年前のサンダンスで、今年のオスカーに候補入りが有力視されている韓国系カナダ人女性監督セリーン・ソンの『パスト ライヴス/再会』は、昨年のサンダンスでデビューした。今年も、長編監督の44パーセントを女性、監督全体の47パーセントを有色人種が占める。映画祭は現地時間28日まで。文=猿渡由紀(C)Sundance Institute
2024年01月19日カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績ある映画賞第78回毎日映画コンクール第78回毎日映画コンクールにて「せかいのおきく」が日本映画大賞他、最多3冠達成!「ほかげ」が日本映画優秀賞を受賞!男優主演賞に鈴木亮平「エゴイスト」女優主演賞に杉咲花「市子」が受賞!国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第78回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が決定した。日本映画大賞に輝いたのは、阪本順治監督の「せかいのおきく」。日本映画優秀賞は「ほかげ」(塚本晋也監督)が受賞。男優主演賞は、鈴木亮平「エゴイスト」、女優主演賞は、杉咲花「市子」が受賞する。男優助演賞には「エゴイスト」の宮沢氷魚が受賞、女優助演賞には「キリエのうた」の広瀬すずが受賞。また、スポニチグランプリ新人賞は「さよなら ほやマン」のアフロ、「BAD LANDS バッド・ランズ」のサリngROCKに贈られる。田中絹代賞は薬師丸ひろ子が受賞となる。監督賞は「月」の石井裕也、脚本賞は「せかいのおきく」の阪本順治、撮影賞は「月」の鎌苅洋一、美術賞は「ゴジラ-1.0」の上條安里、音楽賞は「658km、陽子の旅」のジム・オルーク、録音賞は「せかいのおきく」の志満順一が受賞。アニメーション映画賞は「アリスとテレスのまぼろし工場」(岡田麿里監督)、大藤信郎賞は「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)、ドキュメンタリー映画賞は「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)がそれぞれ受賞する。外国映画ベストワン賞は「TAR/ター」(トッド・フィールド監督)が選ばれ、さらに特別賞は、鈴木敏夫(プロデューサー)に決まった。「せかいのおきく」が日本映画大賞、脚本賞、録音賞を受賞して最多3冠を獲得した。映画ファンが選ぶTSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門は、「劇場版 美しい彼~eternal~」(酒井麻衣監督)、外国映画部門は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート監督)が受賞する。なお、表彰式は、めぐろパーシモンホールで2月14日に開催が予定されている。第78回毎日映画コンクール 受賞結果日本映画大賞:「せかいのおきく」(阪本順治監督)日本映画優秀賞:「ほかげ」(塚本晋也監督)外国映画ベストワン賞:「TAR/ター」(トッド・フィールド監督)男優主演賞:鈴木亮平「エゴイスト」女優主演賞:杉咲花「市子」男優助演賞:宮沢氷魚「エゴイスト」女優助演賞:広瀬すず「キリエのうた」スポニチグランプリ新人賞(男性):アフロ「さよなら ほやマン」スポニチグランプリ新人賞(女性):サリngROCK「BAD LANDS バッド・ランズ」監督賞:石井裕也「月」脚本賞:阪本順治「せかいのおきく」撮影賞:鎌苅洋一「月」美術賞:上條安里「ゴジラ-1.0」音楽賞:ジム・オルーク「658km、陽子の旅」録音賞:志満順一「せかいのおきく」アニメーション映画賞:「アリスとテレスのまぼろし工場」(岡田麿里監督)大藤信郎賞:「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)ドキュメンタリー映画賞: 「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「劇場版 美しい彼~eternal~」TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」田中絹代賞:薬師丸ひろ子特別賞:鈴木敏夫(スタジオジブリ プロデューサー)(敬称略)毎日映画コンクール概要毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定しています。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。第78回毎日映画コンクール<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞 日本映画優秀賞 外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞 女優主演賞 男優助演賞 女優助演賞 スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞 脚本賞 撮影賞 美術賞 音楽賞 録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞 大藤信郎賞▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ▽田中絹代賞 ▽特別賞<表彰式>2024年2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区八雲1の1の1)主催 毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催 目黒区芸術文化振興財団特別後援 カルチュア・エンタテインメント、CCCMKホールディングス後援 経済産業省、文化庁、日本映画製作者連盟、映像文化製作者連盟、ユニジャパン、映像産業振興機構(VIPO)、目黒区協賛 映画演劇文化協会、えがお、集中出版、スマイルコミュニケーションズ、セーフティーステップ、東急グループ、東日印刷、ハナマルキ協力 エース、黒谷美術、芸游会、コレド室町、サッポロビール、下関市(山口県)、シモンズ、Base KOM<公式HP> 2024年2月14日(水)、めぐろパーシモンホールにて表彰式開催予定 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月19日3月15日(金) より全国6都市で開催される『TBSドキュメンタリー映画祭2024』の予告編とキービジュアルが公開された。第4回の開催となる今回は、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障がいなど、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品が上映される。公開された予告編では、2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一による社会発信の歩みを描いた『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』や、劇場公開された『戦場記者』の須賀川拓監督が過激派組織イスラム国の“いま”を追いかけた最新作『BORDER 戦場記者×イスラム国』など、本映画祭で上映される全15作品をダイジェストで見ることができる。また、本映画祭発足時にはアンバサダーを、現在はブランド「TBS DOCS」全体のチェアマンを務める太田光(爆笑問題)のコメントが到着。2024年の開催に向けて「“本気の人間は面白い”とあるぐらい、生々しい人間の色んな生き様というのはすさまじい。描かれている内容も、作品によって全然違う。人間を生々しく描くっていうのは、それだけ後にも残る。何か忘れられなくて、ずっと頭の中には残っていたりする。そういうものを観れるのが、TBSドキュメンタリー映画祭の素晴らしいところです」とコメントしている。そして、2021年の映画祭発足以来、毎年中東に関わる問題作をエントリーし続けるジャーナリスト、須賀川監督(現在は、TBS系報道番組『NEWS23』専属ジャーナリスト)の作品を例にあげ、「パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突によって注目を浴びたように世間一般的にはなっているが、今までも継続的に須賀川さんがレポートをしている作品を観てきた我々はずっと観察することができた。そういう意味では、凄く意義があると思います」と、本映画祭の意義についても語っている。『TBSドキュメンタリー映画祭2024』本予告『TBSドキュメンタリー映画祭2024』60秒予告<イベント情報>『TBSドキュメンタリー映画祭2024』3月15日(金) より東京、大阪、京都、名古屋、福岡、札幌で順次開催『TBSドキュメンタリー映画祭2024』キービジュアル東京:3月15日(金)~28日(木) ヒューマントラストシネマ渋谷大阪:3月22日(金)~4月4日(木) シネ・リーブル梅田愛知:3月22日(金)~4月4日(木) センチュリーシネマ京都:3月22日(金)~4月4日(木) アップリンク京都福岡:3月29日(金)~4月11日(木) キノシネマ天神札幌:3月30日(土)~4月11日(木) シアターキノ公式サイト:
2024年01月18日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)が「第74回ベルリン国際映画祭」フォーラム部門に正式出品されることが17日、明らかになった。○■松村北斗、『すずめの戸締まり』に続き2年連続で「ベルリン国際映画祭」に参加ドイツ・ベルリンで毎年2月に開催されるベルリン映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつ。日本の映画人では巨匠・黒澤明監督や山田洋次監督をはじめ、2021年に『ドライブ・マイ・カー』で世界的評価を得た濱口竜介監督の『偶然と想像』が銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞、行定勲監督が『パレード』(10)、『リバース・エッジ』(18)にてパノラマ部門 国際批評家連盟賞を、荻上直子監督が『彼らが本気で編むときは、』(17)でパノラマ部門 テディ賞審査員特別賞を受賞するなど、名だたる映画監督たちが評価されてきた。同作を手掛ける三宅唱監督は、2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)以来2年連続3回目の同映画祭選出となり、自身の長編監督作品が全てベルリン映画祭に招待されていることになる。同作が選出されたフォーラム部門は、新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集めた部門で、強い個性や多様性のある物語が選出。“生きづらさ”を抱えた2人の男女の特別な関係性を描いた同作が、国境を越えてどのような視点をもって評価されていくのか、注目が集まる。さらに、松村は昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となる。松村は『すずめの戸締まり』でアニメ界のアカデミー賞とされる「第51回アニー賞」声優賞(映画部門)へのノミネートを果たしたばかりで脚光を浴びている。また合わせて、同作のロング予告も公開された。コメントは以下の通り。○■三宅唱監督『夜明けのすべて』原作者である瀬尾まいこさんに感謝申し上げます。そして、すべての俳優、すべてのスタッフの美しい仕事を誇りに思います。ベルリンを皮切りとして世界中のさまざまな人々に『夜明けのすべて』を無事に届けられるよう、またどんな反応があったかお知らせできるよう、引き続き大切に進めていきます。国内外問わずさまざまな状況下を生きるみなさんが心穏やかに映画を愉しめるような世の中に少しでもなることを心より願っています。○■松村北斗この歴史あるベルリン映画祭への参加が決まった事を『夜明けのすべて』チームの一員としても松村北斗個人としても本当に誇りに思います。この映画は大きな世界の小さな街の話です。誰もが生きづらさを感じる今に、生きることが少し楽になる願いを込めた映画です。そんな映画が世界に届く事を本当に幸せに思います。世界中の誰しもが自分なりの生きづらさを抱えていると思います。そんな方々に願いを込めながら参加したいと思います。○■上白石萌音映画の一員として、そしてこの映画を好きないち観客として、とても嬉しいです。描かれているのは、世界のどこで暮らしていても感じ得る心の機微です。作品の温もりが海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています。○■原作・瀬尾まいこ氏ベルリン映画祭への正式出品、本当におめでとうございます。三宅監督、スタッフの皆さん、出演者の方々が丁寧に、小説を温かく深い世界にして下さったことに感謝しています。私たちの生きている今の世界を離れることなく、すぐそばにいてくれる見た人の心をそっと照らしてくれるこの素敵な映画を、海外の方にも見ていただけると思うと嬉しいです。○■Berlinale Forumディレクター・Barbara Wurm氏男性はパニック障害を抱え、女性は極度のPMSに悩まされている。彼らの会社は社員にとんでもないものを提供する。というとそのようには聞こえないかもしれないが、実は小津安二郎の世界そのものなのだ。ここの人々は気配りができ、気づかないうちにお互いに良いことをしている。私も、私のチームも皆この作品が大好きって、もう言ったかしら?【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年01月17日松村北斗と上白石萌音がW主演を務める『夜明けのすべて』がベルリン国際映画祭<フォーラム部門>に正式出品されることが決定。喜びのコメントが到着し、さらにロング予告映像も解禁された。『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が、「そして、バトンは渡された」などの瀬尾まいこの小説を映画化した本作。この度、本作が【フォーラム部門】に正式出品された現地時間2月15日(木)~25日(日)開催予定の第74回ベルリン国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつ。三宅唱監督作品としては、2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)以来2年連続、3回目のベルリン国際映画祭選出となり、自身の長編監督作品が全てベルリン映画祭に招待されていることになる。本作が選出された【フォーラム部門】は、新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集めた部門で、強い個性や多様性のある物語が選出されている。“生きづらさ”を抱えた2人の男女の特別な関係性を描いた本作が、国境を越えてどのような視点をもって評価されていくのか、注目が集まる。さらに本作で上白石萌音と共に主演を務め、パニック障害を抱えた青年・山添くんに扮した松村北斗は、昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22/新海誠監督)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となる。松村さんは同作で、アニメ界のアカデミー賞とされる第51回アニー賞で声優賞(映画部門)へのノミネートを果たしたばかりで、声優初挑戦にしての快挙に世界中から脚光を浴びている。また、映画祭への出品情報と併せて、ロング予告が解禁。友達や恋人のような親密さではなく、少し不思議な距離感と空気感に包まれた物語の主人公、山添くん(松村北斗)と藤沢さん(上白石萌音)が映し出され、“生きづらさ”を抱えた者同士、互いに支え合っていく様子が捉えられている。三宅唱監督 コメント『夜明けのすべて』原作者である瀬尾まいこさんに感謝申し上げます。そして、すべての俳優、すべてのスタッフの美しい仕事を誇りに思います。ベルリンを皮切りとして世界中のさまざまな人々に『夜明けのすべて』を無事に届けられるよう、またどんな反応があったかお知らせできるよう、引き続き大切に進めていきます。国内外問わずさまざまな状況下を生きるみなさんが心穏やかに映画を愉しめるような世の中に少しでもなることを心より願っています。松村北斗 コメントこの歴史あるベルリン映画祭への参加が決まった事を「夜明けのすべて」チームの一員としても松村北斗個人としても本当に誇りに思います。この映画は大きな世界の小さな街の話です。誰もが生きづらさを感じる今に、生きることが少し楽になる願いを込めた映画です。そんな映画が世界に届く事を本当に幸せに思います。世界中の誰しもが自分なりの生きづらさを抱えていると思います。そんな方々に願いを込めながら参加したいと思います。上白石萌音 コメント映画の一員として、そしてこの映画を好きないち観客として、とても嬉しいです。描かれているのは、世界のどこで暮らしていても感じ得る心の機微です。作品の温もりが海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています。瀬尾まいこ コメントベルリン映画祭への正式出品、本当におめでとうございます。三宅監督、スタッフの皆さん、出演者の方々が丁寧に、小説を温かく深い世界にして下さったことに感謝しています。私たちの生きている今の世界を離れることなく、すぐそばにいてくれる見た人の心をそっと照らしてくれるこの素敵な映画を、海外の方にも見ていただけると思うと嬉しいです。Barbara Wurm(Berlinale Forumディレクター)コメント男性はパニック障害を抱え、女性は極度のPMSに悩まされている。彼らの会社は社員にとんでもないものを提供する。というとそのようには聞こえないかもしれないが、実は小津安二郎の世界そのものなのだ。ここの人々は気配りができ、気づかないうちにお互いに良いことをしている。私も、私のチームも皆この作品が大好きって、もう言ったかしら?『夜明けのすべて』は2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年01月17日永瀬正敏、浅野忠信、佐藤浩市、白本彩奈出演映画『箱男』が「第74回ベルリン国際映画祭」のBerlinale Special(ベルリナーレ・スペシャル)部門に正式招待され、ワールドプレミアを迎えることが決定した。「箱男」、それは人間が望む最終形態、すべてから完全に解き放たれた存在。ダンボールを頭からすっぽりと被り、都市を徘徊し、覗き窓から一方的に世界を覗き、ひたすら妄想をノートに記述する。カメラマンである“わたし”(永瀬正敏)は、街で偶然目にした箱男に心を奪われ、自らもダンボールをかぶり、のぞき窓を開け、ついにその一歩を踏み出すことに。しかし、本物の「箱男」になる道は険しく、数々の試練と危険が襲いかかる。“わたし”をつけ狙い「箱男」の存在を乗っ取ろうとするニセ医者(浅野忠信)、すべてを操り「箱男」を完全犯罪に利用しようと企む軍医(佐藤浩市)“わたし”を誘惑する謎の女・葉子(白本彩奈)――。本作は、世界二十数か国に翻訳され、熱狂的な読者を世界中に持つ作家・安部公房の同名小説の映画化。1973年に発表した代表作のひとつとなっている本作は、「人間の自己の存在証明を放棄した先にあるものとは何か?」をテーマに、その幻惑的な手法と難解な内容のため、映像化は困難とされてきた。幾度かヨーロッパやハリウッドの監督が映画化を試みたが、安部公房サイドから許諾が下りず、企画が立ち上がっては消えるなどを繰り返していた中、安部さん本人から直接映画化を託されたのは、『狂い咲きサンダーロード』で衝撃的なデビューを飾った石井岳龍(当時は石井聰亙)。そして1997年に製作が決定し、ドイツ・ハンブルグで撮影を行うべくドイツの地に降り立ったが、不運にもクランクイン前日に撮影が突如頓挫、幻の企画となった。それから27年。安部公房生誕100年にあたる2024年、ついに『箱男』を実現させた。主演は、27年前と同じ永瀬正敏。同じく出演予定だった佐藤浩市も参加。永瀬さんは「27年前、ドイツ・ハンブルグでクランクイン直前に、志し半ばでほぼ切れかけた“思いの糸”が、こうして紡がれた事が何より嬉しいです。そして再びドイツの地、ベルリン国際映画祭に特別招待していただけた事、大変光栄ですし、ある意味奇跡です。石井岳龍監督の『箱男』に対しての壮大なるロマンと“思いの糸”の強さが、世界中の沢山の方々の心の中に共鳴する事を願うばかりです」と思いを明かす。佐藤さんは「時を経て新しく創られた『箱男』がドイツベルリンに呼ばれる。27年前とは多少形を変えた作品とはいえ,箱の中からの『箱男』の目線は当時も今も変わりません」とコメント。さらに、世界的に活躍する浅野忠信が集結。また、数百人のオーディションにより、白本彩奈が抜擢され加わる。浅野さんは「とてもやり甲斐のある役を徹底的に楽しんで演じられたのでドイツでどう観てもらえるのか今から楽しみです!」と話し、白本さんも「私自身がミックスであることで、子供の頃から、お芝居と作品を通して世界の架け橋となることが目標でした。そんな中、ベルリン国際映画祭にお招きいただいたことは大変喜ばしく、同時に高揚感に包まれています。全ては誰よりもエネルギーを帯びてそこにいて下さった監督とチームの結晶であり、改めてその一員となれたことを本当に誇りに思います」と語っている。『箱男』は2024年公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:箱男 2024年公開予定ⓒ2024 The Box Man Film Partners
2024年01月15日俳優のムロツヨシが主演を務める映画『身代わり忠臣蔵』(2月9日公開)のナレーションが11日、明らかになった。この度、本作のナレーションを女優の森七菜が務めることが明らかに。話題作への出演が絶えない中、声の仕事としては新海誠監督の『天気の子』(19)でヒロイン・天野陽菜役を務めて注目されたことをはじめ、ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』やドキュメンタリー映画『MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。』(23)ではナレーションを務めている。女優としての活躍に留まらず、凛とした美しい声で言葉に豊かな表現力を宿すことから森にオファー。ナレーション収録時のメイキング映像では、細かくセリフの変更点を確認しながら、真剣な表情でマイクに向かっていたという。メイキング映像では、時代劇ならではの難しいフレーズもなめらかに読み上げ、OKが出ると柔らかい笑顔を見せている。○■森七菜 コメント身代わり忠臣蔵のナレーションを務めさせていただくことになりました。森七菜です。今回ナレーションを務めさせていただくことになり、豪華なキャスト、スタッフの皆さんに仲間入りできてとても嬉しく思います。本編の面白さに、確認のモニターを前にしてにやにや、そしてドキドキしながら声を入れさせていただきました。世紀の身代わりミッションは無事遂行されるのか、皆さんも是非江戸の一員となって楽しんでください!【編集部MEMO】映画『身代わり忠臣蔵』は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会
2024年01月11日オーストラリア先住民族出身の監督たちによる全5作品を日本初上映する「オーストラリア先住民映画祭2024」が、2月3日(土)に渋谷・ユーロスペースにて開催決定。会場、オンライン配信のハイブリッド形式にて開催される。口承に基づく文化を、新たな手段として映画で表現オーストラリアの先住民族(アボリジナルの人々とトレス海峡島嶼民)は6万年以上前からオーストラリアに住み、世界でも最古に属する文化の伝統を守ってきた。18世紀に始まったヨーロッパ人の入植は彼らの生活に大きな衝撃を与えたものの、それでもその文化は生きながらえ、現在も彼らはその精神性、土地との繋がりを様々な芸術を通じて表現している。そして1960~1970年代にかけてテレビが家庭に普及する中、先住民の権利回復運動の高まりと相まって、この口承に基づく文化から、新たな表現手段としての映画が先住民自身により作られるようになった。1990年代には、オーストラリアの映画機関の振興策により、新しい先住民の映画製作者たちが相次いで登場し、彼らはこの新たな表現手段を自らのものとして、作家性を追求するようになっていく。現在、ウォリック・ソーントン、レイチェル・パーキンズ、リア・パーセルなど先住民の監督は世界で活躍をしている。先住民の監督による作品を上映する今回の「オーストラリア先住民映画祭」では、映画という光の芸術により、紡ぎ続けられている彼ら自身の文化の物語に触れる。ドキュメンタリー映画から短編作品まで珠玉の5作品今回、初開催となる「オーストラリア先住民映画祭 2024」では、先住民の監督たちによる多彩なラインアップを会場とオンライン配信のハイブリッド形式にてお届け。『フィンク 悠久の大地を駆ける』“砂漠の王者”の称号獲得に人生をかけるライダーたちを追ったドキュメンタリー映画『フィンク 悠久の大地を駆ける』、オーストラリアの女優リア・パーセルが1893年のオーストラリア奥地を舞台に人種差別と女性蔑視を取り上げたスリリングな『家畜追いの妻モリー・ジョンソンの伝説』。短編作品では、ヴェネチア国際映画祭やベルリン国際映画祭でも評価の高いウォリック・ソーントン監督が先住民コミュニティ向けラジオ局のある一夜を描いた『グリーン・ブッシュ』。『グリーン・ブッシュ』古いしきたりによって許嫁となった見ず知らずのふたりをみずみずしいタッチで描いたラブコメディ『マイベッド、ユアベッド』。『マイベッド、ユアベッド』ヌラヌラ(こん棒)を振り回すおばあちゃんたちに立ち向かう白人の若手警官を描いた『ヌラヌラ』は、西部劇の雰囲気を感じさせる軽妙なコメディとなっている。『ヌラヌラ』また、ジャスティン・ヘイハースト駐日オーストラリア大使、本映画祭アドバイザーでプロデューサー、シドニー工科大学准教授のポーリーン・クレイグ、日本を代表するオーストラリア映画研究者の佐和田敬司(早稲田大学教授)、映画評論家の村山匡一郎、オーストラリア先住民族の伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者・画家のGOMAより、開催に寄せるコメントも到着。『家畜追いの妻モリー・ジョンソンの伝説』の監督・主演リア・パーセル、プロデューサーのベイン・スチュワートの来日も決定し、トークイベントを開催する。「オーストラリア先住民映画祭 2024」開催に寄せるコメント■ジャスティン・ヘイハースト(駐日オーストラリア大使)「オーストラリア先住民映画祭2024」を、皆さまにご紹介できることを嬉しく思います。アボリジナル・ピープルとトレス海峡島嶼民は、古くからストーリーテリングを活用し、現存する世界最古に属する文化を共有してきました。オーストラリアの先住民の人々は、こうした伝統を土台に映画を通じて自らの物語を語り始め、今ではこの分野で卓越した才能を発揮しています。先住民の人々による映画制作が盛んになる中、わが国のこうした人々の多くの物語が、世界に発信されているのは素晴らしいことです。多くの皆さまが、オーストラリアの先住民の創造性を祝う、この映画祭で様々な種類の作品を楽しまれるよう願っています。■ポーリーン・クレイグ(プロデューサー、シドニー工科大学准教授)過去30年に、オーストラリアの先住民の語り手がカメラの後ろに立って、重要な役割を果たす動きが顕著になりました。そして、世界に波のように押し寄せた先住民映画の一翼を担ったのです。こうしたオーストラリアの先住民映画作家は、自らのストーリーを自らの目線で伝えています。今回のイベントでは、歴史上のストーリーと現代のストーリーを描いた作品がそれぞれ上映されます。その両方をお楽しみいただければ、幸いに存じます。こうしたストーリーがあったからこそ、今日のオーストラリアらしさが確立されたのです。■佐和田敬司(早稲田大学教授)先住民の文化はオーストラリア芸術のあらゆる分野を牽引している。文学、演劇、ダンス、音楽、美術、そして映画も例外ではない。20世紀の中頃までは先住民が映画をつくることも、演じることも出来ないという根強い偏見があった。それが突き崩され、今や多彩な俳優たち、実力のある監督、脚本家などによって、優れた先住民映画が次々と生み出されている。かつては語られるだけであった彼・彼女らが、みずから語りだし、さらには彼らの文化に無尽蔵にある物語によって、オーストラリアの歴史を語り直そうとしている。先住民映画の現在を、この上映会でぜひ体感してほしい。■村山匡一郎(映画評論家)オーストラリア映画は今日、世界中でその存在感を高めているが、そんなオーストラリア映画の現状を知る上で、先住民出身の監督・俳優・スタッフを抜きにしては語れない。それほど多くの豊かな才能がオーストラリア映画を彩っているからだ。そんな先住民の伝統文化を受け継ぐ映画人たちが創り出す数々の映画を通して、わが国ではあまり知られていないオーストラリア映画の多様性と魅力に触れる絶好の機会である。■GOMA(オーストラリア先住民族の伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者、画家)オーストラリア先住民と聞いて何をイメージしますか?ウルル(エアーズロック)、壁画、ディジュリドゥ?この映画祭で上映される作品は全て先住民監督による作品です。’00年代になりスポーツや芸術の領域で先住民スターが誕生し始めました。これから来たるであろう先住民 × テクノロジーの革命前にこの転換期の作品達をぜひ観てほしい。あなたが抱いているオーストラリア先住民へのイメージは劇的にアップデートされることでしょう。「オーストラリア先住民映画祭2024」は2月3日(土)、ユーロスペースにて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年01月10日未公開のフランス語映画を楽しめるオンライン映画祭「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)」が1月19日(金)より2月19日(月)まで開催。そのラインアップが発表になった。今年で第14回を迎えるMyFFFは、毎年世界で1,000万回以上の視聴回数を記録しており、日本国内の視聴回数も継続して増加傾向にある。自宅にいながら、国内未公開のフランス映画を字幕付きで楽しむことができる映画祭。ヨーロッパ、アジア各地の国際映画祭で評価されたアニメーション『イヌとイタリア人、お断り!』(アラン・ウゲット監督/2023年東京アニメアワードフェスティバルグランプリ受賞、2022年ヨーロッパ映画賞最優秀アニメ―ション作品賞受賞、2022年アヌシー国際アニメーション映画祭審査員賞、ガン財団配給賞受賞ほか)。『イヌとイタリア人、お断り!』フランス映画好きにはお馴染みのヴァンサン・ラコスト、サンドリーヌ・キベルラン主演のクライムコメディ『緑の香水』(ニコラ・パリゼール監督/2022年カンヌ国際映画祭監督週間クロージング作品)。大人気のアナイス・ドゥムースティエが主演し、『ベティ・ブルー』のベアトリス・ダルが存在感を見せる、ヘンリー・ジェイムスの小説を基にした異色作『ジャンングルのけもの』(パトリック・シハ監督/第73回ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品作品)。そのほか、2023年に逝去した映画監督ソフィー・フィリエールの初期の短編作品『女と犬』などの注目作が揃う。短編作品『女と犬』全26作品のラインアップのうち、国内では23作品を配信。短編作品は全て無料配信。MyFFFは公式サイトのほか、国内の各動画配信サイトでも視聴可能で、また、東京日仏学院では「スクリーンで見ようマイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」を実施。過去の人気作と最新作を劇場で鑑賞できるほか、毎年恒例の「旅する映画館 café de cinéma」企画の短編上映会も都内各地で実施される予定。長編作品ラインアップ『スペアキー』ひと夏の間に人生と自由に目覚めていく少女の姿を描いたコメディ作品。主演のセレスト・ブリュンケルとカンタン・ドルメールの瑞々しい演技が記憶に残る。ジャンヌ・アスラン監督とポール・サンティラン監督がコンビで送るユーモアと詩的感覚に裏付けられた長編デビュー作。サン・セバスティアン国際映画祭新人監督賞受賞。『のら犬』孤独と愛をテーマに社会問題を浮き彫りにし、優しさとは、そして男らしさとは何かを考えさせる作品。アントニー・バジョンとラファエル・ケナールの卓越した演技に心を奪われること必至。モントリオール・ヌーヴォー・シネマ映画祭国際パノラマ部門観客賞受賞。『イヌとイタリア人、お断り!』イタリア移民である、アラン・ウゲット監督の家族の歴史を、ユーモアを織り交ぜて繊細に描いたストップモーション作品。秀逸なストーリーに心が震える。『ジャングルのけもの』ヘンリー・ジェイムズの同名小説を自由な解釈で映画化した、クラブカルチャーへのオマージュ的作品。夜に魅了され、夜が包含する絶対的な何かを追い求める男女の姿が感覚に訴えかける。『緑の香水』ニコラ・パリゼール監督最新作。スパイ映画に演劇と漫画の要素を織り交ぜた多面的な作品で、ヨーロッパにおけるファシズムの台頭をも感じさせる。トーン、リズム、演出の切れ味が心地よく、ヴァンサン・ラコストとサンドリーヌ・キベルランのコンビから目が離せない。2022年カンヌ国際映画祭監督週間クロージング作。『楽園』2人の青年の獄中恋愛を描いた、ゼノ・グラトン監督長編デビュー作。優しさを個人の自由と捉える作品。『北極星』正反対の姉妹の姿を描くと同時に、断固とした政治的視線から女性航海士の地位をも浮き彫りにする作品。物理的にも、精神的にも、隔たりの向こう側に辿り着いたとき、そこには何があるのか…。『ふたりだけのロデオ』トラックレースの大会であるロデオという、ジョエル・デジャルダン=パケット監督の幼少期の思い出を軸に、カナダを横断するロードムービー。愛情と責任の間で揺らぎ続ける父と娘の関係が繊細に描かれている。『ジャヌスとサムの酔っ払い道中』フランスの田舎町を舞台に、大人へと成長する幼なじみ間のズレを巧みに描いた、ユーモラスで温かい青春コメディ。「第14回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」は1月19日(金)~2月19日(月)、長編8作、短編15作(うち子ども向けアニメーション4作)を公式サイト、各配信サービスにて配信。(シネマカフェ編集部)
2024年01月09日2024年2月9日(金) 公開の映画『同感〜時が交差する初恋〜』のキャラクターポスターが公開された。韓国ラブストーリー映画の金字塔『リメンバー・ミー』に登場するキャラクターの時代設定を入れ替え、20年以上の歳月を経て生まれ変わった本作。1999年、韓国大学機械工学科に通うヨンは、皆既月食の夜、無線機を通して大学生ムニと交信を始める。しかも同じ大学に通う学生という偶然に驚きつつ、翌日大学構内で会う約束をするが、約束の時間を過ぎてもムニは来なかった。一方、どしゃぶりの雨の中で待ち続けるムニの前にもヨンは現れない。その夜、互いに相手のすっぽかしを責めるヨンとムニ。話が噛み合わないまま、それから何度か交信するうち、ふたりは自分たちが違う時代を生きていると気づく。不思議な状況に半信半疑ながらもふたりの会話は弾み、ムニはヨンにとってかけがえのない存在となっていくが――。1999年を生きるヨン役はヨ・ジング、2022年に生きる大学生ムニ役はチョ・イヒョンが演じるほか、ヨンの後輩ハンソル役でキム・へユン、ムニの幼馴染ヨンジ役でナ・イヌ、ヨンの親友ウンソン役でペ・イニョクが出演。脚本・監督は新進気鋭の女性監督ソ・ウニョンが務める。公開されたビジュアルは正面を向き誰かに微笑みかえるヨン、誰かに呼ばれて振り向いた様子の緑のチェックニットカーディガンを着こなすムニ、90年代らしいソバージュ&デニムの着こなしで微笑むハンソル、遠くにいる誰かを見つめる爽やかなヨンジ、横にいる誰かの話を聞くウンソンの姿が映し出されている。<作品情報>『同感〜時が交差する初恋〜』2024年2月9日(金) 公開公式サイト: GOGOSTUDIO INC. ALL RIGHTS RESERVED
2023年12月27日ジャーナリストの須賀川拓監督最新作『BORDER 戦場記者 × イスラム国』が、2024年3月15日(金) より開催される「TBSドキュメンタリー映画祭」にて「ソーシャル・セレクション」作品として上映されることが決定した。須賀川監督は、2019年から2023年までJNN外信部中東支局長として、レバノン、イラン、イスラエル、アフガニスタンといった中東各国を取材。また、ウクライナへの取材など紛争地に生きる一般市民の声を積極的に発信し続ける日本人ジャーナリストだ。2022年には、国際報道で優れた業績をあげたジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞。そして同年には、初の全国公開となったドキュメンタリー映画『戦場記者』を発表した。最新作では、シリア奥深くの砂漠にある難民キャンプを取材。壊滅したと思われている過激派組織イスラム国、その極めて危険な思想にいまだ共鳴する人々がいる現実を映し出す。須賀川は「戦争は、長引けば長引くほど悲惨だ。多くの人が死ぬのに、その悲惨な現実への関心は薄れていく。『私たちのことを忘れないでください』これが戦地からの悲痛なメッセージだ。戦争の負の遺産を先進国に住む私達が知ることで、未来の誰かが救われるかもしれない」と本作に込めた思いをコメントしている。<開催情報>「TBSドキュメンタリー映画祭」2024年3月15日(金)〜28日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 大阪・シネ・リーブル梅田2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 愛知・名古屋・センチュリーシネマ2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 京都・アップリンク京都2024年3月29日(金)〜4月11日(木) 福岡・キノシネマ天神日程調整中 札幌・シアターキノ<作品ラインナップ >【ソーシャル・セレクション】人種や戦争、社会問題など、現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』(C)TBS音楽家はなぜ、社会発信を強めていったのか。坂本龍一が遺したもの……監督:金富隆出演:坂本龍一『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』(C)TBS“森の国”日本放置された末に今、「守り人」たちは……監督:川上敬二郎出演:橋本光治、橋本延子、橋本忠久、柴田君也、小林正秀、蔵治光一郎、佐藤宣子、齋藤暖生『家さえあれば ~貧困と居住支援~』※大阪・京都 限定上映作品『家さえあれば ~貧困と居住支援~』(C)MBSたとえ何度裏切られても──居住支援を続ける理由とは?監督:海老桂介出演:坂本慎治ナレーター:田村裕(麒麟)『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』※北海道 限定上映作品『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』(C)HBC絵を描くことすらも許されない時代がかつて日本にあった監督:長沢祐出演:菱谷良一朗読:古舘寛治ナレーション:世永聖奈『リリアンの揺りかご』※福岡 限定上映作品『リリアンの揺りかご』(C)RKB「歴史の女神」は見つめているいつも愚かで不寛容な私たちを監督:神戸金史出演:リリアン・ギッシュ、植松聖、神戸金佑【ライフ・セレクション】家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品『私の家族』『私の家族』(C)TBSママが2人いる……丁寧に話したい、もう後悔したくないから監督:久保田智子『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』(C)TBS鑑賞後もあなたは、ハーレム教団と呼びますか?監督:佐井大紀出演:千石まさ子、千石恵、千石美砂紀、井上安子、土田尚美、小串恵子、千石朋子、千石成美、鳥越俊太郎、千石剛賢『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』※福岡 限定上映作品『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』(C)RKB難病「魚鱗癬」を知っていますか?RKB報道部が伴走した軌跡監督:大村由紀子出演:梅本遼ナレーション:橋本由紀『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』※名古屋 限定上映作品『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』(C)CBC制御不能な“もう1人の僕“「ヘルプマークあっても変わらない」監督・撮影・ナレーション:柳瀬晴貴出演:棈松怜音、酒井隆成、ののか【カルチャー・セレクション】視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える『映画 情熱大陸 土井善晴』※東京・大阪・京都 限定上映作品『映画 情熱大陸 土井善晴』(C)MBSありがとう先生!ご飯作って食べるのがメッチャ楽しくなりました監督:沖倫太朗出演:土井善晴ナレーション:窪田等音楽:葉加瀬太郎『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』(C)TBS日本を愛し、日本に愛されたバンドによる最後の別れ──監督:川西全出演:MR.BIG[エリック・マーティン(Vo)、ポール・ギルバート(G)、ビリー・シーン(B)、パット・トーピー(Ds) ]『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』(C)TBS「カッコ悪くていい」刑務所からの再起を賭けた男の物語監督:嵯峨祥平出演:紅桜ナレーション:大塚芳忠『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』(C)TBS身体的特徴も個性もバラバラ。Mi-Mi-Biの身体を巡る旅監督:渡辺匠、志子田勇出演:内田結花、KAZUKI、武内美津子、福角幸子、福角宣弘、三田宏美、森田かずよ、大谷燠、文、橋本実弥公式サイト:
2023年12月25日北海道東川町では、昨年、長編映画『莉の対』(れいのつい)の撮影に協力しました。その作品が、第53回ロッテルダム国際映画祭(オランダ) のメインコンペティション部門である、タイガーコンペティション部門に入選したことをお知らせいたします。舞台を中心に活動をしている俳優・田中 稔彦(たなか としひこ)が初監督・脚本を務めた作品になります。今作は映画制作経験が全くなかった、監督の田中と監督補の池田 彰夫(いけだ あきお)の2名が、豪雪の雪山で撮影をするところからスタート。その後、二人の声かけによって集った畑違いのアマチュアスタッフ達だけで全編を撮影。リアルな春夏秋冬をカメラに収めるため撮影期間は約1年にわたり、北海道 東川町(ひがしかわちょう)や占冠村(しむかっぷむら)をはじめとした数多くのロケ地の協力も得ながら、今年の1月に無事にクランクアップを迎えました。雪山でのホワイトアウトや、気象条件が非常に厳しいロケ地での撮影も多々クリアし、少人数で作ったとは思えないほど豊かな自然の表情が観られる作品に仕上がっています。日本国内での上映も来春に決定しており、2024年1月ロッテルダム国際映画祭でのワールドプレミア上映を皮切りに、国内はもちろん、世界各国での上映も目指している、海外からの注目度も高い作品となっています。来春以降東川町での地域上映も予定しておりますので、どうぞご期待ください。作品概要タイトル:『莉の対』(れいのつい) ※ 英語版タイトル『Rei』監督:田中 稔彦 (たなかとしひこ)上映時間:190分キャスト:鈴木タカラ、大山真絵子、森山祥伍、池田彰夫、勝又啓太、田野真悠、菅野はな、内田竜次、築山万有美/田中稔彦公式X:@reinotsui公式HP: あらすじ自分の存在の希薄さを感じながら生きている光莉。ある日、ふとしたきっかけで1枚の写真に心惹かれた光莉は、その写真を撮った人物に自分のポートレイト写真を撮ってくれないかとメールで依頼する。光莉の元に返ってきた返信は「人物の写真は撮った事がありません。あと。僕は、耳が聴こえません。なので、喋ることもできません。うまくコミュニケーションが取れないと思います。それでもよければ・・・」風景写真家である真斗からのメッセージ。真斗は失聴者だった。光莉と真斗、それぞれを取り巻く人間関係が少しずつ影響を与えあい、そして脆く崩れていく。自然の美しさと対比されるように描かれていく人間模様。『莉』は単独ではほとんど意味を持たない。他と結びつくことで初めて意味を持つ。監督プロフィール田中 稔彦(たなか としひこ)1983年生まれ。大学卒業後、某都市銀行に就職。その後退職し、俳優に転身。2022年に制作会社、株式会社NoSaint.& Bloomを設立。『莉の対』は自身初の長編映画になる。>予告編 YotubeURLRei Trailar (International Ver.) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月22日カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績の映画賞第78回毎日映画コンクール「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作5作品決定!!男優主演賞に、綾野剛、稲垣吾郎、鈴木亮平、藤竜也、横浜流星女優主演賞に、安藤サクラ、黒木華、菊地凜子、趣里、杉咲花「怪物」が、最多9部門ノミネート!「せかいのおきく」が、8部門ノミネート!この度、国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第78回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が決まりました。「万引き家族」でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二と初タッグを組んだ「怪物」が最多9部門ノミネート。次いで貧しくもたくましく生きる長屋の住人たちを阪本順治監督がみずみずしく描いた「せかいのおきく」が8部門ノミネート。今年を代表する話題作、秀作、力作、優れた映画スタッフらが揃いました。受賞作(者)発表は来年1月下旬。是非、ご紹介のご検討をお願いいたします。第78回毎日映画コンクールノミネート作品(者)一覧【作品部門】<日本映画大賞、日本映画優秀賞>「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」<外国映画ベストワン賞>「EO イーオー」「イニシェリン島の精霊」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」「TAR/ター」「フェイブルマンズ」「別れる決心」【俳優部門】<男優主演賞>綾野剛「花腐し」 稲垣吾郎「正欲」 鈴木亮平「エゴイスト」藤竜也「高野豆腐店の春」 横浜流星「春に散る」<女優主演賞>安藤サクラ「BAD LANDS バッド・ランズ」 黒木華「せかいのおきく」 菊地凜子「658km、陽子の旅」趣里「ほかげ」 杉咲花「市子」<男優助演賞>磯村勇斗「月」 宇崎竜童「BAD LANDS バッド・ランズ」 加瀬亮「首」宮沢氷魚「エゴイスト」 永山瑛太「福田村事件」<女優助演賞>阿川佐和子「エゴイスト」 安達祐実「春画先生」 田中裕子「怪物」広瀬すず「キリエのうた」 二階堂ふみ「月」<スポニチグランプリ新人賞・男性>アフロ「さよなら ほやマン」 池川侑希弥「雑魚どもよ、大志を抱け!」 黒崎煌代「さよなら ほやマン」 黒川想矢「怪物」 塚尾桜雅「ほかげ」 柊木陽太「怪物」<スポニチグランプル新人賞・女性>アイナ・ジ・エンド「キリエのうた」 石田夢実「遠いところ」 サリngROCK「BAD LANDS バッド・ランズ」 當真あみ「水は海に向かって流れる」 東野絢香「正欲」 山崎七海「渇水」【スタッフ部門】<監督賞>石井裕也「月」 是枝裕和「怪物」 阪本順治「せかいのおきく」 塚本晋也「ほかげ」 森達也「福田村事件」 山崎貴「ゴジラ-1.0」<脚本賞>足立紳、松本稔「雑魚どもよ、大志を抱け!」 荒井晴彦、中野太「花腐し」佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦「福田村事件」 阪本順治「せかいのおきく」 坂元裕二「怪物」 港岳彦「正欲」<撮影賞>笠松則通「せかいのおきく」 鎌苅洋一「月」 川上皓市、新家子美穂「花腐し」近藤龍人「怪物」 柴崎幸三「ゴジラ-1.0」 浜田毅「首」<美術賞>上條安里「ゴジラ-1.0」 瀬下幸治「首」 原田恭明「花腐し」原田満生「せかいのきおく」 三ツ松けいこ「怪物」<音楽賞>坂本龍一「怪物」 佐藤直紀「ゴジラ-1.0」 ジム・オルーク「658km、陽子の旅」小林武史「キリエのうた」 安川午朗「せかいのおきく」<録音賞>志満順一「せかいのおきく」 高須賀健吾「月」 竹内久史「ゴジラ-1.0」冨田和彦「怪物」 深田晃「花腐し」【ドキュメンタリー部門】<ドキュメンタリー映画賞>「「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち」 「キャメラを持った男たち―関東大震災を撮る―」「ケアを紡いで」 「劇場版 ナオト、いまもひとりっきり」 「国葬の日」 「絶唱浪曲ストーリー」 「チョコレートな人々」【アニメーション部門】<アニメーション映画賞、大藤信郎賞>「I stitch my skin to the ground」 「アリスとテレスのまぼろし工場」 「Our Pain」 「URAHARA ― TEASER」 「丘にいる ft.VX-β」 「オクトポリス ―プロローグ―」 「己踊り」 「君たちはどう生きるか」 「520」 「駒田蒸留所へようこそ」 「Sewing Love」 「ゾウのかたち」 「太陽が水を汲んでいる」 「月見ごこち」 「並んだLAND」 「ニンジンは待ってくれない」「HIDARI」 「火の鳥 エデンの花」 「BLUE GIANT」 「北極百貨店のコンシェルジュさん」 「マイスクール」 「Magnified City」 「みじめな奇蹟」 「Monk SEISHIN」 「屋根裏のラジャー」 「ユーフラジー=モンタージュ」「来世 ユニコーンの首筋後ろのホクロになりたい」 「La nuit des illusions(迷走の夜)」 「Return」(50音順)毎日映画コンクール概要毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定しています。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。第78回毎日映画コンクール<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象です。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞 日本映画優秀賞 外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞 女優主演賞 男優助演賞 女優助演賞 スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞 脚本賞 撮影賞 美術賞 音楽賞 録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞 大藤信郎賞▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ▽田中絹代賞 ▽特別賞<発表>2024年1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン新聞紙上<表彰式>2024年2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区八雲1の1の1)主催 毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催 目黒区芸術文化振興財団特別後援 カルチュア・エンタテインメント、CCCMKホールディングス後援 経済産業省、文化庁、日本映画製作者連盟、映像文化製作者連盟、ユニジャパン、映像産業振興機構(VIPO)、目黒区協賛 映画演劇文化協会、えがお、集中出版、スマイルコミュニケーションズ、セーフティーステップ、東急グループ、東日印刷、ハナマルキ協力 エース、黒谷美術、芸游会、サッポロビール、下関市(山口県)、シモンズ、Base KOM<公式HP> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)と、外務省が日本文化発信拠点として、また日米交流による人材育成のプラットフォームとして展開するジャパン・ハウス ロサンゼルスは、米国ロサンゼルスのTLC チャイニーズシアターにて、ショートフィルムの映画祭「UNLOCK CINEMA | Short Films, Infinite Possibilities」を開催することを発表した。同映画祭では、SSFF & ASIA 2023グランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞作『希望のかけ橋』(監督:吉田和泉)、役所広司主演の『ありがとう』(監督:永山瑛太)、アカデミー賞受賞により世界が注目する濱口竜介監督による『天国はまだ遠い』、2018年にアカデミー賞短編部門にノミネートした『ネガティブ・スペース』(監督:桑畑かほる/マックス・ポーター)ほか、日本人若手監督の世界へ向けた無限の可能性が体現されるショートフィルムを上映。さらに特別作品として、ヴィム・ヴェンダース監督が日本で撮影した最新ショートフィルム『Some Body Comes into the Light』も上映が決定。ほかにも、SSFF & ASIA代表の別所哲也と、ヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS』の共同脚本・プロデュースを務めた高崎卓馬、南カリフォルニア大学の映画配給およびタレント開発部門シニアディレクターのSandrine Cassidyによるトークイベントも行われる。開催にあたって別所さんは、「動画と情報があふれる今だからこそ、映像、とりわけシネマの持つチカラを信じて、ショートフィルムが映像文化と映像産業の歴史と未来をつなぐ結節点となると信じています。今回、エンターテイメントの世界の都であるハリウッドで再びSSFF & ASIAを開催できる光栄を胸に、映画祭とクリエイターたちの飛躍を目指します」とコメントを寄せている。「UNLOCK CINEMA | Short Films, Infinite Possibilities」は2024年1月11日(木)TCL 6 Chinese Theaterにて開催(※現地時間)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月20日韓国エンタメ界をけん引するヨ・ジングと「今、私たちの学校は...」の次世代俳優チョ・イヒョンがW主演する『同感~時が交差する初恋~』から、場面写真が一挙解禁。1999年に男子大学生として生きているヨン(ヨ・ジング)や、2022年にヨンと同じ大学に通っているムニ(チョ・イヒョン)らの11点のカットが到着した。解禁となったのは、1999年のヨンが2022年のムニからアドバイスを受け、髪型やファッションをバッチリ決め込んだカットや、ヨンの親友・ウンソン(ぺ・イニョク)とバスケをしながら恋愛相談にのってもらうシーン。そしてヨンの後輩のハンソル(キム・へユン)と懐かしい90年代のプリクラを楽しんでいる写真が。ほかにも90年代を象徴するアイテム“公衆電話”で誰かと話すハンソル、ヨンとムニ、別の時代を生きている2人を繋ぐ“無線機”にのっているヨンの愛するペット・亀の“モンマン”に語りかける様子も初公開。一方、2022年を生きるムニが幼なじみのヨンジ(ナ・イヌ)と2022年らしいSNS映えしそうなスイーツを食べようとする中、ふと見つめ合っているかと思いきや、真剣な表情でムニをじっと見つめているヨンジの姿も。1999年と2022年、どちらの年代にも存在していた電話ボックスの中で何かを探すムニの様子など、青春と友情、そして少し懐かしさや時代を感じさせる場面写真ばかり。1999年に流行っていた、ハンソルが着ているようなオーバーサイズのスウェットやジャンパーなどのストリートコーデが2022年に再流行し、ムニが着用しているなど、ファッション・アイテムといった切り口でも楽しめる本作。ストーリーに散りばめられた細かな演出と世界観にも注目してみてほしい。『同感~時が交差する初恋~』は2024年2月9日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月14日人気ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404(ミュウ ヨンマルヨン)」の世界線と交差する完全オリジナル映画『ラストマイル』が、2024年夏に公開される。主演は満島ひかりが務め、監督は塚原あゆ子、脚本は野木亜紀子が務める。「アンナチュラル」「MIU404」の世界線と交差する“3作目”が映画に映画『ラストマイル』は、野木亜紀子脚本の人気ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線と交差する、“シェアードユニバース”のノンストップサスペンス・エンタテインメント映画だ。法医学ミステリーの「アンナチュラル」、刑事ドラマ「MIU404」「アンナチュラル」は、「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台に、毎回さまざまな“死”を扱いながら、“死”の裏側にある謎や事件を解明していく1話完結型の法医学ミステリー。一方、綾野剛と星野源のW主演でも話題を呼んだ「MIU404」は、警視庁機動捜査隊を舞台に、主人公2人が様々な事件を解決へと導いていく刑事ドラマ。「アンナチュラル」の主要スタッフが再結集し、同作とリンクする世界線で描かれていた作品でもある。いずれの作品も放送話数を重ねるごとに、その緻密なストーリー展開で人気に火が付き、最終回で高視聴率をマーク。2作品ともに優れたテレビ番組に送られるギャラクシー賞や、放送文化基金賞などの賞も受賞している。『ラストマイル』ではネット、流通システムの隠れた姿に着目映画『ラストマイル』の舞台は、世界的な巨大ショッピングサイト。ネットや流通システムの隠れた姿を映し出すサスペンスエンタテインメントとなっている。流通業界最大のイベントのひとつである11月の「ブラックフライデー」前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく。数えきれないほどの宅配業者たちが常に懸命に荷物を届ける巨大な流通システムが、もし爆弾という驚異に脅かされたら?血液のように大事な流通の生命線は止めずに爆弾を見つけ出し、犯人を止めることはできるのか?起こった事件の先に「アンナチュラル」「MIU404 」の世界がどのように繋がっていくのかにも注目だ。主演に満島ひかり、岡田将生が共演映画『ラストマイル』で主演を務めるのは、連続ドラマ 「カルテット」や「First Love 初恋」、映画『愚行録』『TANG タング』などに出演し、活躍を続ける満島ひかり。共演には、『1秒先の彼』、『ゆとりですがなにか インターナショナル』の岡田将生が名を連ねている。また、ドラマ「MIU404」「アンナチュラル」でおなじみのキャストも勢揃いしており、どのように物語に絡んでくるのかに注目だ。主人公・舟渡エレナ…満島ひかり世界規模のショッピングサイトの関東センターに配属されたばかりのセンター長。関東の4分の3を担う巨大物流倉庫を任されたばかりながら、チームマネージャーの梨本とともに未曾有の事態の収拾にあたることに。梨本孔…岡田将生転職して、世界規模のショッピングサイトの関東センターにやってきた入社2年目のチームマネージャー。エレナに振り回されながらも事件解決に奔走する。八木竜平…阿部サダヲサイト商品の運搬を担う運送会社・羊急便の関東局局長。五十嵐道元…ディーン・フジオカエレナの上司で日本支社の統括本部長。佐野昭…火野正平羊急便の委託ドライバー。佐野亘…宇野祥平勤めていた会社が倒産したことで、父・佐野昭の元、配達員見習いに。松本里帆…安藤玉恵二人の子供と暮らすシングルマザー。小田島…丸山智己警視庁警備部爆発物処理班の班長。毛利忠治…大倉孝二西武蔵野署所属の刑事。本事案の捜査にあたり、捜査一課の刈谷とコンビを組むよう命じられた。ドラマ「アンナチュラル」ではUDIラボに解剖依頼をしていたことでおなじみ。「MIU404」にも出演している。刈谷貴教…酒向芳警視庁捜査一課刑事。西武蔵野署の毛利を案内役として捜査にあたる。「MIU404」では“機捜”に対してパワハラ全開で厳しく接する場面も度々見られるなど、昔気質の刑事。綾野剛&星野源らドラマ「MIU404」キャストが出演伊吹藍(いぶき・あい)…綾野剛警視庁刑事部・第4機動捜査隊の“通称4機捜”隊員。機動力と運動神経はピカイチの“野生のバカ”。“4機捜”チームで連続爆破事件の初動捜査にあたる。志摩一未(しま・かずみ)…星野源警視庁刑事部・第4機動捜査隊・隊員。観察眼と社交性に長け、常に先回り思考で道理を見極める理性的な刑事。陣馬耕平(じんば・こうへい)…橋本じゅん警視庁刑事部・第4機動捜査隊・隊長を務めるベテラン。勝俣奏太(かつまた・そうた)…前田旺志郎高校生の頃、西武蔵野署管内で虚偽通報事件を起こした4人組のうちの1人。糸巻貴志(いとまき・たかし)…金井勇太警視庁刑事部・第1機動捜査隊・スパイダー班班長。ハイテク捜査を駆使する。田島雄介…永岡卓也警視庁捜査一課所属の刑事。刈谷とコンビを組んでいた。西武蔵野署の刑事・向島進と新たなバディを組み、“4機捜”メンバーとともに捜査にあたる。桔梗ゆづる…麻生久美子連続爆破事件捜査の指揮を執る西武蔵野署署長。かつては女性初の警視庁刑事部機動捜査隊・隊長だった。石原さとみなどドラマ「アンナチュラル」キャストも集結三澄ミコト…石原さとみ死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属する法医解剖医。ドラマ「アンナチュラル」の主人公。中堂系…井浦新「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属する法医解剖医。久部六郎…窪田正孝6年前、「不自然死究明研究所(UDIラボ)」にバイトとして雇われていた新人。現在は東央医大の研修医。東海林夕子…市川実日子「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属する“三澄班”の臨床検査技師。木林南雲…竜星涼フォレスト葬儀社に勤務。「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に遺体を運ぶ。坂本誠…飯尾和樹(ずん)「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属する“中堂班”の臨床検査技師。向島進…吉田ウーロン太西武蔵野署所属の刑事。いつもは毛利とコンビを組んでいる。三澄夏代…薬師丸ひろ子ミコトの義理の母親。法律事務所にて弁護士として勤務。神倉保夫…松重豊「不自然死究明研究所(UDIラボ)」所長。塚原あゆ子×野木亜紀子が再びタッグ人気2作品の世界線が交差する『ラストマイル』でメガホンをとるのは、「アンナチュラル」と「MIU404」をはじめ、名作ドラマの数々を手掛けてきた塚原あゆ子。映画ではこれまで、『コーヒーが冷めないうちに』や『わたしの幸せな結婚』でヒットを収めた。また脚本は、「アンナチュラル」「MIU404」だけでなく、「フェンス」、「逃げるは恥だが役に立つ」といったドラマを手掛け、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した野木亜紀子が担当する。映画『ラストマイル』あらすじある日、届いた荷物は爆弾だった。日本中を震撼させる4日間。11月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界的なショッピングサイト最大手から配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく。巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔と共に、事態の収拾にあたる。誰が、何のために爆弾を仕掛けたのか?残りの爆弾は幾つで、今どこにあるのか?決して止めることのできない現代社会の生命線。世界に張り巡らされたこの血管を止めずに、いかにして、連続爆破を止めることができるのか?【詳細】映画『ラストマイル』公開時期:2024年夏監督:塚原あゆ子脚本:野木亜紀子出演:満島ひかり、岡田将生、ディーン・フジオカ、大倉孝二、 酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己、火野正平、阿部サダヲ、石原さとみ、井浦新、窪田正孝、市川実日子、竜星涼、飯尾和樹、薬師丸ひろ子、松重豊、綾野剛、星野源 、橋本じゅん、前田旺志郎、麻生久美子、金井勇太、永岡卓也
2023年12月14日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)が運営する、ROKKO森の音ミュージアム内、森のCafe(※1)では、2024年1月7日(日)~3月10日(日)の日曜日限定で、「森のレコード喫茶」を開催します。■「森のレコード喫茶」概要当施設のコレクションのLPレコードを初公開するイベントです。クラシックやジャズなどの他、当施設所蔵の世界最大級のダンス・オルガン「デカップ・ダンス・オルガン“ケンペナー”」の貴重なLPレコードも公開します。当イベント期間中は、所蔵のLPレコードの音を併設の森のCafe(※1)内で、お食事やティータイムと共に楽しめます。森のCafe(※1)のテラス席には期間限定でこたつ席もご用意していますので、冬景色と共にゆっくりとした時間が過ごせます。【日程】2024年1月7日(日)~3月10日(日)の日曜日限定【時間】12:35~、13:35~(各回約20分間)※森のCafe(※1)の営業時間は11:00~16:30(16:00L.O.)【料金】無料(別途、入場料、カフェオーダーが必要です)【曲目例】・「LOVE ME TENDER」歌:エルヴィス・プレスリー・オペレッタ『こうもり』から「序曲」演奏:ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン・「スケーターズワルツ」演奏:デカップ・ダンス・オルガン“ケンペナー”(当施設所蔵の自動演奏オルガン)<アナログレコードへの注目>昨今アナログレコードは、懐かしさや音の温かみ、新鮮さを感じる若者などから人気を集め、現在活躍するアーティストがアナログレコードで新曲を発売しています。*1 2022年、アメリカでは、35年ぶりにレコードがCDの販売枚数上回るなど注目を集めています。*1 日本経済新聞より デカップ・ダンス・オルガン“ケンペナー”について【製作年】1938年【製作国】ベルギー(デカップ社)【サイズ】456.0H × 788.0W × 180.5D(cm)【発音体】パイプ(590本、フルー管、リード管)、付属楽器:アコーディオン、鉄琴、マラカス、テンプルブロック(木魚)、シンバル、大小太鼓、トライアングル、ウッドブロック【動力】電気モーター当施設最大の所蔵品の自動演奏オルガンです。1938年にベルギーのデカップ社で製作され、ヨーロッパ各所を移動してダンステントやダンスホールなどで楽団の代わりにダンスミュージックを演奏していました。当施設へは1994年の博物館の開館に合わせて、イギリスから船で移動し、設置されました。今回、初披露となるLPレコード『DAAR IS DE ORGELMAN』は、当楽器がヨーロッパで活躍していた頃に録音されたものです。表紙には当楽器の当時の写真が記載されており、現在のレパートリーにはない楽曲も収録されています。森のCafe(※1)おすすめのあったかメニュー下記期間限定のあったかメニューです。【期間】2023年12月26日(火)~2024年3月15日(金)【時間】11:00~16:30(L.O.16:00)クロックムッシュホットサンド(スープ、ポテトチップス付き)940円とろりととろけた2種類のチーズとホワイトソースにベーコンの旨味がひろがるホットサンドです。スモアホットサンド700円チョコレートソースと甘くとろけるマシュマロにバナナをトッピングした、あったかスイーツメニューです。マシュマロココア550円甘いココアに香ばしい焼きマシュマロをトッピング。とろけたマシュマロがクリーミーなスイーツ系ドリンクです。<営業概要>【入場料】大人(中学生以上)1,500円小人(4歳~小学生)750円【営業時間】10:00~17:00(16:30受付終了)【休業日】毎週木曜日、12月31日、1月1日【駐車料金】普通車1,000円/台(※1)eはアクセント記号六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月08日映画祭「映画のまち調布 シネマフェスティバル2024」が2024年1月26日(金)から2月18日(日)まで東京・調布のイオンシネマ シアタス調布などにて開催される。「映画のまち調布 シネマフェスティバル」「映画のまち調布 シネマフェスティバル2024」は、映画製作の現場を支える技術者や制作会社など“映画の作り手”にスポットを当てた映画祭。約7か月にわたって調布市民やイオンシネマ シアタス調布の来場者などを対象に投票を集めた「第6回日本映画人気投票」から、選りすぐりの人気作品を上映する他、監督や映画賞を受賞した技術スタッフなどを招いてのトークショーなどが行われる。『すずめの戸締まり』など人気作を特別上映上映されるのは、日本映画人気投票の上位作品の中から選ばれた8作品。人気投票1位となった新海誠の長編アニメ映画『すずめの戸締まり』をはじめ、二宮和也主演映画『ラーゲリより愛を込めて』、清野菜名と松坂桃李のダブル主演で名作恋愛漫画を実写化した『耳をすませば』、のんがさかなクンの半生を演じた『さかなのこ』、庵野秀明がメガホンを取った『シン・仮面ライダー』、鈴木亮平主演の人気医療ドラマの映画版『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』、宮沢賢治と父の“親子愛”を描いた『銀河鉄道の父』、直⽊賞受賞の小説を実写化した『月の満ち欠け』を上映する。スタジオジブリ『紅の豚』も特別上映また、イオンシネマ シアタス調布では1992年公開のスタジオジブリ劇場用長編アニメーション『紅の豚』を9日間の期間限定で上映。公開当初の35mmフィルム初号試写に近い状態を再現したDCPでの上映という、貴重な機会となるのでぜひ足を運んでみて欲しい。【詳細】「映画のまち調布 シネマフェスティバル2024」期間:2024年1月26日(金)~2月18日(日)開催会場:調布市文化会館たづくり、イオンシネマ シアタス調布、調布市グリーンホール■日本映画人気投票 選出作品上映チケット販売日:2023年12月22日(金)会場:調布市文化会館たづくり くすのきホール(全席指定)住所:東京都調布市小島町2-33-1料金:前売り 500円、当日 800円日時/上映作品:2月11日(日)18:00 『シン・仮面ライダー』2月12日(月・休)10:30 『銀河鉄道の父』2月12日(月・休)15:30 『ラーゲリより愛を込めて』2月17日(土)10:00 実写映画『耳をすませば』2月17日(土)14:00 『すずめの戸締まり』2月17日(土)18:00 『月の満ち欠け』2月18日(日)10:00 『さかなのこ』2月18日(日)15:30 『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』■特別上映 スタジオジブリ作品『紅の豚』公開期間:2024年2月10日(土)~2月18日(日)※上映時間はWEBサイト参照会場:イオンシネマ シアタス調布 スクリーン1 ほか料金:(全席指定)大人・大学生1,300円 / 幼児~高校生1,000円チケット販売日時:2023年12月25日(月)e席リザーブ0:00~/劇場窓口8:00~チケット購入方法:WEBサイト参照
2023年12月08日映像ジャーナリスト・伊藤詩織による初監督映画『Black Box Diaries』(原題)が完成、第41回サンダンス映画祭《国際長編ドキュメンタリーコンペティション部門》に正式出品されたことが分かった。本作は、伊藤監督自身が被害にあった性的暴行への勇気ある調査に乗り出していくその姿を自ら記録した、これまでにない形のドキュメンタリー映画。映画の製作は、2017年、伊藤監督が元テレビ局員の記者からの暴行被害を訴えた記者会見の直後に遡る。実に6年もの製作期間を併走したのは、『新聞記者』(19)や『月』(23)などを手掛けたスターサンズ。イギリス、そしてアメリカとの国際共同製作として完成し、この度、2024年1月にアメリカで開催される第41回サンダンス映画祭の国際長編ドキュメンタリーコンペティション部門への正式出品も決定した。最も権威のある映画祭の1つであるサンダンス映画祭は、アメリカ最大のインディペンデント映画祭。過去には、『セッション』『ミナリ』『コーダ あいのうた』などアカデミー賞を多数受賞した作品が出品されてきた。今回選出されたコンペティション部門へは、数千本を超えるエントリーの中から12本のみが出品されており、日本製作作品の出品は史上2本目。なお、伊藤監督による性暴力被害についてのノンフィクション「Black Box」(文藝春秋社)は本屋大賞ノンフィクション部門にノミネート。第7回自由報道協会賞では大賞を受賞し、9か国語/地域で翻訳。また、伊藤監督は2019年ニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100」、2020年米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選出されている。『Black Box Diaries』(原題)は日本公開未定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月07日「TBSドキュメンタリー映画祭」が、2024年3月15日(金) より開催されることが決定した。テレビやSNSでは伝えきれない事実や声なき心の声を発信し続ける、本気のドキュメンタリー作品に出会える場として、2021年より開催されてきた本映画祭。4回目の開催となる今回は、全国で拡大開催した2023年に続いて東京・大阪・京都・名古屋・福岡・札幌と、全国6都市で順次開催することとなった。新たな取り組みとしては、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから観るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って上映作品を選出。ひとつのテーマや人物など、関心ごとで映画祭に訪れた観客に他の上映作品に出会ってもらい、価値観を刺激する場を目指す。また、上映作品を観た観客が投票できる「観客賞」を設ける予定だ。<開催情報>「TBSドキュメンタリー映画祭」2024年3月15日(金)〜28日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 大阪・シネ・リーブル梅田2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 愛知・名古屋・センチュリーシネマ2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 京都・アップリンク京都2024年3月29日(金)〜4月11日(木) 福岡・キノシネマ天神日程調整中 札幌・シアターキノ<作品ラインナップ >【ソーシャル・セレクション】人種や戦争、社会問題など、現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』(C)TBS音楽家はなぜ、社会発信を強めていったのか。坂本龍一が遺したもの……監督:金富隆出演:坂本龍一『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』(C)TBS“森の国”日本放置された末に今、「守り人」たちは……監督:川上敬二郎出演:橋本光治、橋本延子、橋本忠久、柴田君也、小林正秀、蔵治光一郎、佐藤宣子、齋藤暖生『家さえあれば ~貧困と居住支援~』※大阪・京都 限定上映作品『家さえあれば ~貧困と居住支援~』(C)MBSたとえ何度裏切られても──居住支援を続ける理由とは?監督:海老桂介出演:坂本慎治ナレーター:田村裕(麒麟)『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』※北海道 限定上映作品『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』(C)HBC絵を描くことすらも許されない時代がかつて日本にあった監督:長沢祐出演:菱谷良一朗読:古舘寛治ナレーション:世永聖奈『リリアンの揺りかご』※福岡 限定上映作品『リリアンの揺りかご』(C)RKB「歴史の女神」は見つめているいつも愚かで不寛容な私たちを監督:神戸金史出演:リリアン・ギッシュ、植松聖、神戸金佑【ライフ・セレクション】家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品『私の家族』『私の家族』(C)TBSママが2人いる……丁寧に話したい、もう後悔したくないから監督:久保田智子『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』(C)TBS鑑賞後もあなたは、ハーレム教団と呼びますか?監督:佐井大紀出演:千石まさ子、千石恵、千石美砂紀、井上安子、土田尚美、小串恵子、千石朋子、千石成美、鳥越俊太郎、千石剛賢『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』※福岡 限定上映作品『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』(C)RKB難病「魚鱗癬」を知っていますか?RKB報道部が伴走した軌跡監督:大村由紀子出演:梅本遼ナレーション:橋本由紀『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』※名古屋 限定上映作品『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』(C)CBC制御不能な“もう1人の僕“「ヘルプマークあっても変わらない」監督・撮影・ナレーション:柳瀬晴貴出演:棈松怜音、酒井隆成、ののか【カルチャー・セレクション】視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える『映画 情熱大陸 土井善晴』※東京・大阪・京都 限定上映作品『映画 情熱大陸 土井善晴』(C)MBSありがとう先生!ご飯作って食べるのがメッチャ楽しくなりました監督:沖倫太朗出演:土井善晴ナレーション:窪田等音楽:葉加瀬太郎『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』(C)TBS日本を愛し、日本に愛されたバンドによる最後の別れ──監督:川西全出演:MR.BIG[エリック・マーティン(Vo)、ポール・ギルバート(G)、ビリー・シーン(B)、パット・トーピー(Ds) ]『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』(C)TBS「カッコ悪くていい」刑務所からの再起を賭けた男の物語監督:嵯峨祥平出演:紅桜ナレーション:大塚芳忠『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』(C)TBS身体的特徴も個性もバラバラ。Mi-Mi-Biの身体を巡る旅監督:渡辺匠、志子田勇出演:内田結花、KAZUKI、武内美津子、福角幸子、福角宣弘、三田宏美、森田かずよ、大谷燠、文、橋本実弥公式サイト:
2023年12月06日映画宣伝プロデューサー・叶井俊太郎の作品を上映する『第1回東京国際叶井俊太郎映画祭』が、12月16日(土)・17日(日) にヒューマントラストシネマ渋谷で開催されることが決定した。叶井は、1990年代前半から約30年にわたり、日本映画界で誰にも真似のできないような映画宣伝を繰り広げてヒットを飛ばす一方、壮絶な大コケ記録も作り、TVドラマ『東京ラブ・シネマ』のモデルになるなど、映画業界のみならず幅広い業界で語り草となってきた。そんな彼は1年半前に余命半年の宣告を受けており、満身創痍の身で今日も新作映画のために働き続けている。本映画祭で上映されるのは、盟友・河崎実監督とのタッグにして最大のヒットとなった『日本以外全部沈没』(06)、叶井が手がけた動物パニック映画の中で最大のヒットを記録した『キラーカブトガニ』(23)、世界初の劇場上映となる『ムカデ人間2』(12)のカラー版、劇場で途中退席者が多数出て物議を醸した『屋敷女 ノーカット完全版』(21)の4作品。映画祭開催について叶井は「マジで映画界初!フルネームでの映画祭やってくれるとは!死ぬ前に伝説作れた!」と喜びを明かしている。また各作品とも、叶井と彼の映画人生を語る上で欠かすことのできない映画評論家・江戸木純とのトークを予定しており、作品にまつわる秘話や裏話が語られるとのことだ。<イベント情報>第1回東京国際叶井俊太郎映画祭12月16日(土)・17日(日) ヒューマントラストシネマ渋谷【上映作品】『日本以外全部沈没』『キラーカブトガニ』『ムカデ人間2(カラー版)』『屋敷女 ノーカット完全版』特設サイト:
2023年12月01日韓国エンタメ界を牽引するヨ・ジングと「今、私たちの学校は…」で注目を浴びた今旬俳優チョ・イヒョンのW主演映画『同感(原題)』が、この度、邦題『同感~時が交差する初恋~』として2024年2月9日(金)より公開。特報映像が解禁された。本作は、1台の無線機が繋ぐ過去と未来、時を超えた運命の出会いが導くピュア・ラブ・ストーリー。1999年に生きる男子大学生ヨンと、2022年に同じ大学に通う女子大生ムニ。1台の古い無線機を通して偶然交信したことから2人の奇妙な交流が始まった…。異なる時代を生きる2人は次第に心を通わせていくが、時を超えた出会いは果たしてどんな結末を迎えるのか?原作は韓国ラブ・ストーリー映画の金字塔『リメンバー・ミー』(00)。いまや韓国を代表する俳優となっているキム・ハヌル、「ヴィジランテ」のユ・ジテが主演。キム・ハヌルは本作で第21回青龍映画賞の主演女優賞を受賞、ユ・ジテも主演男優賞を受賞し、W受賞を果たした。日本でも2001年に吹石一恵、斎藤工W主演で『時の香り~リメンバー・ミー~』のタイトルで映画化されている。そんな本作がキャラクターの時代設定を入れ替え、いまをときめくキャストで20年以上の歳月を経て生まれ変わる。監督は『告白』の新進気鋭の女性監督ソ・ウニョンが務めた。1999年を生きるヨン役にはドラマ「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」や「怪物」「王になった男」など、子役時代から圧倒的演技力を誇るヨ・ジング。2022年に生きる大学生ムニ役には、日本でも話題となった「賢い医師生活」や「今、私たちの学校は…」などの大ヒットドラマで存在感を高めているチョ・イヒョン。ヨンの後輩ハンソル役に「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のキム・へユン。ムニの幼なじみヨンジ役に「ずっとあなたを待っていました」のナ・イヌ。ヨンの親友ウンソン役に「シュルプ」「九尾の狐とキケンな同居」などの話題作で人気上昇中のペ・イニョクなどフレッシュな韓国ライジングスターが大集結。さらに、日本でも社会現象を巻き起こしたドラマ「梨泰院クラス」の名優ユ・ジェミョンが作品に深みを与えている。この度解禁された特報映像は、95年に入学したヨンと21年に入学したムニが無線で会話をするシーンから始まる。半信半疑だった2人が徐々にお互いに起きている奇跡を受け入れ、絆を深めていく様が描かれる。ヨンがムニに恋愛相談をするシーンでは、デートで何の映画を見るのかという質問に『シュリ』と答えると、ムニが持っていたアイフォンのSiriが起動するなど、2022年のリメイクならではのコミカルな展開も楽しめる。時を超えた2人の恋はどんな結末を迎えるのか、期待が高まる映像となっている。『同感~時が交差する初恋~』は2024年2月9日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日ひかり味噌 株式会社 ✖️ C.W.ニコル・アファンの森財団タイアップ森づくり協定第一号右 ひかり味噌株式会社 代表取締役社長 林善博 左 一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 理事長 森田いづみ長野県・黒姫で里山の再生に取り組んでいる一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団(長野県信濃町 理事長 森田いづみ、以下当財団)は、当財団のオフィシャルスポンサーであり長野県で味噌 づくりを87年にわたって営んでいるひかり味噌 株式会社(長野県諏訪郡下諏訪町 代表取締役社長 林善博氏、以下ひかり味噌 (株) )と森づくり協定の契約を結び、アファンの森の南エリアの一部約1.7ヘクタールを『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso(アファン、それは陽光の森 - ひかり味噌 共創)』と名づけ、生物多様性の回復を目指した森林生態系の再生活動を共に推進する運びとなりました。世界的な課題に取り組むためにーネイチャーポジティブ昨年12月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において、 2020年以降の生物多様性に関する世界目標となる「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。同枠組では、生物多様性の観点から2030年までに陸と海の30%以上を保全する「30by30目標」が主要な目標の一つとして定められ、生物多様性の損失を止め、反転させ回復軌道に乗せるための緊急な行動をとる必要があることが明記されました。生物多様性の回復を37年かけて実践している当財団は、 当財団が所有するまだ手入れが及んでいない南エリアの森の多様性回復を加速させるために、企業とのタイアップを呼びかけたところ、かねてよりご支援いただいておりましたひかり味噌 (株)が一早くご賛同いただき、タイアップの森づくり第一号として『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』がこの度、誕生しました。共に生物多様性の回復を目指してまいります。『 Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso 』概要アファンの森のエリアと『『 Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso 』の位置図・黄色枠:北エリアは、1986年から放置され荒廃していた森を当財団が買取り、森の整備が進められた。今までに絶滅が危惧される動植物約65種以上が確認されるなど生物多様性の回復がみられる。・赤色枠:南エリアは、多様性豊かな森を広げるために手入れが必要な森を2009年からトラスト(買取)をおこない、一部の整備を進めている生物多様性の回復が必要なエリア。白いエリアを『 Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso 』として共同で森づくりを推進していく。■名称:『 Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso(アファン、それは陽光の森 - ひかり味噌共創)』森の名前の意図は、ひかり味噌 の社名の由来でもある「太陽・光」を意味するウェールズ語のHeulwen (ヘイルウェン)を、同じくウェールズ語の「風の通るところ」を意味する「Afan(アファン)」につけることで、ウェールズ出身のC.W.ニコルが生涯をかけて抱き続けた森の再生への想いや、その意思を継いで活動を続ける当財団への共感を表現されています。そして今後、ひかり味噌 (株)社員が一丸となり、当財団や地域コミュニティとの里山再生活動に取り組む、共創への強い意志が込められています。■広さ:17,415平米(サッカーフィールド約2面分)■植生:落葉広葉樹林コナラーミズナラ群落一部カラマツ植林■森の現況:2009年当財団購入、それ以前は薪炭林として利用されてきたが、その後薪炭林としての価値がなくなりそのまま放置されたと思われる。現在優占しているササやヤブを刈り払い間伐を進め、林床に光を入れることにより、埋土種子などから希少な植物が回復する可能性がある。生物調査による丁寧なモニタリングを行い、地域本来の生物多様性の回復を目指しつつ里山的な森の恵みも促していく。整備作業やモニタリングにはひかり味噌 (株)社員も参加して推進していく。『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』を視察するひかり味噌 (株)林社長 ひかり味噌 株式会社1936年長野県創業の味噌 メーカーです。「自然の恵み、いただきます。」をブランドコンセプトにかかげ、原材料にこだわりそのおいしさをそのまま生かし“加えなくてよいものは加えない”という考えのもと、大豆・米・塩だけでつくった無添加味噌 や、オーガニック・有機味噌 のリーディングカンパニーとして、味噌 や即席みそ汁を中心とした商品展開を行っています。海外への味噌 輸出量に占めるシェアも高く、自然由来の日本の伝統食品である味噌 を世界にも広めています。また、おいしさの追求はもちろんのこと、持続可能な世界を実現するための国際目標SDGsに沿い、企業成長を通じて取り組むべき新たな課題を選定し取り組んでいます。<報道関係者お問い合わせ先>ひかり味噌 株式会社 広報室 TEL:03-5940-8848(代)ひかり味噌 株式会社 PR事務局 担当:原、長尾、森山、福田TEL:03-5572-6062/FAX:03-5572-6065/Mail: hikarimiso@vectorinc.co.jp 一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団故C.W.ニコルは、1986年より日本の森の荒廃を憂い、放置された里山を自ら買い取り生命力豊かな日本本来の森を甦らせることを目的に森づくりを始めました。その森をアファンの森と名付け森の再生活動を続け、2002年森を永遠に残すためにC.W.ニコル・アファンの森財団を設立しました。手入れを始めて37年目の森には、絶滅が危惧されている動植物がこれまでに70種以上(北南エリア合わせて)確認されています。森林保全活動を通じて、生物多様性豊かな「自然共生型社会」の形成に寄与することを目的に活動を展開しています。本件に関する取材のお問い合わせ一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団担当野口 TEL 090-3089-7005 E-mail: info@afan.or.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月28日BABY-G(ベイビージー)の腕時計「BGA-290DS」の新作モデルが、2023年11月より全国のBABY-G販売店舗などで発売される。“冬の夜空”テーマの新作ウィメンズウオッチBABY-Gのウオッチ「BGA-290DS」は、広くて見やすい文字板と、スリムなシルエットが特徴のモデル。新作は、“冬の夜空”をテーマに、幸運をもたらすとされるモチーフと柔らかなカラーを組み合わせている。月&星を配したグラデーション文字板時計の顔となる文字板には、空の移り変わりをイメージしたグラデーション塗装に、成長を意味する月と、幸せを象徴する星をあしらった。周りを囲むベゼルリングはメタリックな質感で、華やかな印象に。また、ケース・バンドは、ホワイト、またはパステルブルー、パステルピンクのワントーンで、ファンシーな見た目に仕上げている。機能面においては、耐衝撃構造や10気圧防水、ストップウオッチ、アラーム機能などを搭載。デザイン性だけでなく、高い実用性も兼ね備えている。【詳細】BABY-G「BGA-290DS」新作モデル発売時期:2023年11月販売店舗:全国のBABY-G販売店舗、公式オンラインストア価格:各15,950円カラー:パステルブルー、パステルピンク、ホワイト■仕様構造:耐衝撃構造防水性能:10気圧防水ワールドタイム:世界48都市(31タイムゾーン、サマー タイム設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示ストップウオッチ:1/100秒(1時間未満)/1秒(1時間以上)、24時間計、ラップ付きタイマー:セット単位 1秒、最大セット 24時間、1秒単位時間制表示切替アラーム:アラーム5本・時報その他の機能:針退避機能、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替、操作音ON/OFF切替機能、ダブルLEDライト 文字板用LEDライト(スーパーイルミネーター、残照機能、残照時間切替(1.5秒/3秒)付き)、LCD部用LEDバックライト(スーパーイルミネーター大きさ:45.2×41.5×10.1mm質量:約33g【問い合わせ先】カシオ計算機 お客様相談室TEL:0120-088925(時計専用)
2023年11月27日映画『戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版』のプレミア上映が、東京・YEBISU GARDEN CINEMAで開催中の『ポーランド映画祭2023』にて11月26日(日) に実施。ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのメンバーであり、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演するなど俳優としても活躍する小栗基裕(Oguri)が登壇した。第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワを奇跡的に生き抜いたひとりのピアニストの実話を基にした『戦場のピアニスト』は、第75回アカデミー賞主要3部門、第55回カンヌ国際映画祭パルムドールなど、世界中で数々の栄誉に輝いた作品。監督を自らも幼い頃クラクフのユダヤ人の強制居住区域であるゲットーで過ごし、母を収容所で亡くしたというロマン・ポランスキー、主演を昨今ではウェス・アンダーソン監督作の常連としても知られるエイドリアン・ブロディが務めた。初の4Kデジタルリマスター版として12月1日(金) から角川有楽町シネマなど全国で公開されるのを前に、ポーランド映画祭で初上映され、多くの映画ファンが集まった。映画が終わった後、小栗は「大きなスクリーンで映画を見ることができて感激です。戦争で壊された街の悲惨さ、壮絶さに言葉を失いました」と挨拶。映画と同じ原作をもとにした舞台『ある都市の死』に出演する小栗は、実際にポーランドにも訪れたとのこと。「ワルシャワの街のあちこちに戦争の記憶や、ゲットーの跡が残っていたり、それから当時の建物もそのまま残されていたりと、歴史を風化させないよう大切に伝えていこうという思いが浮かびました」と、現地を振り返りながらコメントした。また舞台については、「『戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版』の原作である書籍をもとに、著者、ウワディスワフ・シュピルマンさんのご子息、クリストファーさんから見た父の人生や戦争の傷や記憶、そしてシュピルマンさんを助けたドイツ人将校、ヴィルム・ホーゼンフェルトさんがどのような人間だったのか、どのような思いで生きたのかなど様々な視点から知ることができる物語になっています」と見どころを説明。「原作を読んでから映画を鑑賞すると、ますますひとつひとつのシーンへの理解が深まります」と、昨今新装版が刊行された原作の書籍にも触れた。なお、12月6日(水) から10日(日) に東京・草月ホール、12月12日(火)・13日(水) に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される舞台『ある都市の死』は、『戦場のピアニスト』のほか、シュピルマンの長男であるクリストファーの著書と、彼を救ったドイツ軍将校のホーゼンフェルトの手記をもとにした作品。シュピルマン役をs**t kingzの持田将史、そしてジャズピアニストの小曽根真が演じ、小栗は主人公・シュピルマンの息子役や、シュピルマンを窮地から救ったドイツ軍将校など、複数の役を演じる。<作品情報>『戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版』12月1日(金) 公開公式サイト:<公演情報>舞台『ある都市の死』12月6日(水) ~10日(日) 東京・草月ホール12月12日(火)・13日(水) 大阪・サンケイホールブリーゼチケット情報:公式サイト:
2023年11月27日2019年の東京国際映画祭にて『悪なき殺人』(原題:Only The Animals/映画祭当時は『動物だけが知っている』)が観客賞と最優秀女優賞を受賞し、日本公開でも口コミでヒットしたドミニク・モル監督による最新作『12日の殺人』が、2024年3月15日(金)より劇場公開されることが決定した。10月12日の夜、女子大学生クララが突然焼死体となって発見される。事件を担当することになったのは、昇進したばかりの刑事ヨアン(バスティアン・ブイヨン)とベテラン刑事のマルソー(ブーリ・ランネール)。捜査が進む中、彼女の周りの容疑者となり得る関係者への聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係していたことがわかる。クララの殺害が明らかに計画的な犯罪であることは判明したが、取り調べに浮上する人物たちを誰一人として容疑者と特定することができない...。事件解決への糸口が見えなくなるなか、班長に昇格したばかりのヨアンは、事件の闇へと飲み込まれてしまう。彼はまだ知らなかった。この事件が、未解決事件として自分自身を蝕んでいくことをーー。本作は、2020年のノンフィクション本ポリーヌ・グエナ作「18.3. Une année passée à la PJ」を基に、ドミニク・モル監督がジル・マルシャンと共同執筆した脚本によるスリラー作品。第75回カンヌ国際映画祭プレミア部門に出品されたほか、第48回セザール賞で10部門にノミネートされ、作品賞・監督賞・助演男優賞・有望若手男優賞・脚色賞・音響賞と6部門で受賞。さらには、第28回リュミエール賞で作品賞、脚色賞を受賞するなど、世界で高く評価された。キャストは、前作『悪なき殺人』にも出演しているバスティアン・ブイヨンが主人公の刑事ヨアン役を務めている。さらに、今回解禁される場面写真では、ヨアンとマルソーが事件にのめり込んでいく心情を想像させる。物語は警官たちの熱い士気と絆、そして日常生活をも描きながら、彼らの心の奥底に存在する弱さも段階的に映し出していく。舞台となる辺境の小さな町では、誰もが顔見知り。そんな環境が住民たちを未解決事件の闇にいざない、一層の混乱を巻き起こす。『12日の殺人』は2024年3月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月25日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)が運営する、ROKKO森の音ミュージアムでは、12月1日の「映画の日」に合わせ、特集タイム「アンティークな映画の世界」を、2023年11月24日(金)~12月25日(月)に開催します。■特集タイム「アンティークな映画の世界」概要1896年、神戸で動く映像が日本初公開された時に使われたエジソンの発明品「キネトスコープ」の復元品やアメリカで無声映画に効果音やBGMを付ける為に作られた自動演奏ピアノなど、初期の映画界で活躍した所蔵品をご紹介します。※ご紹介する所蔵品は解説スタッフにより異なります。また、コンディションにより、実演品を変更する場合があります。【日程】2023年11月24日(金)~12月25日(月)【時間】11:35~、14:35~(各回約10分間)【料金】無料 ※入場料別途要<キネトスコープとは>発明王トーマス・エジソンが1891年に特許を申請した動く映像を見るための装置です。大勢でスクリーンに映写される動画を見るのではなく、ひとりずつ個別に箱の中を覗いて見ます。1894年にニューヨークでキネトスコープ・パーラーが開設され、店内に複数台のキネトスコープが並べられ、客が代金を支払って映像を鑑賞していました。当施設のキネトスコープは2001年に国内で復元したものです。<日本最初の映画上映>キネトスコープは、1896年に神戸の実業家、高(※1)橋信治が購入し、同年11月に神港倶楽部にて日本で初めて一般に公開しました。これが日本で初めての映画上映だとされています。これが、現在の「映画の日」12月1日の由来となっています。しかし、キネトスコープは現在の映画鑑賞のスタイルとは違うため、1897年1月~2月上旬にスクリーンに映像を映し出す「シネマトグラフ」の試写に日本で初めて成功した京都が日本での映画発祥の地とする説や、同年2月に大阪・難波の「南地演舞場」で「シネマトグラフ」の有料公開を始めたのを日本で最初の映画上映とする説などもあります。<無声映画用の自動演奏ピアノ>1920年代に、無声映画は全盛時代を迎えました。無声映画に音を加える為に楽団が演奏したり、活動弁士が活躍する中、効果音とBGMを奏でる自動演奏楽器も作られました。当施設の自動演奏ピアノ「ワーリッツァー・スタイル“O”フォトプレーヤー」は、ピアノやオルガン、ドラム、シンバルなどの楽器の音を自動演奏するほか、映画の画面に合わせて、手動で鳥の鳴き声やボートの汽笛などの効果音を出すことができます。シアトルで実際に映画の上映時に使用されていたものです。<営業概要>【入場料】大人(中学生以上)1,500円小人(4歳~小学生)750円【営業時間】10:00~17:00(16:30受付終了)【休業日】毎週木曜日、12月31日、1月1日【駐車料金】普通車1,000円/台(※1)高ははしごだか六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月20日