アニメ『Wake Up, Girls!』のイベント「Wake Up, Girls!Festa. 2015 Beyond the Bottom Extend」が2015年12月12日、千葉・幕張メッセにて開催された。今回のステージでは、2016年3月25日に2枚目のベストアルバム「Wake Up, Best! 2」のリリースを発表。収録内容は続・劇場版前篇の主題歌「少女交響曲」、同挿入歌「素顔でKISS ME」、続・劇場版後篇の主題歌「Beyond the Bottom」、I-1clubの岩崎志保vs鈴木萌歌センター争奪シングル「運命の女神」2バージョン、夏のライブツアー向けに作られた「セブンティーン・クライシス」「プラチナサンライズ」「地下鉄ラビリンス」などとなっている。初回限定盤はMV収録BD付きで「少女交響曲」「Beyond the Bottom」「お約束体操」を収録。「お約束体操」は、夏のツアー前に流された、田中美海がライブの注意事項をかわいいダンスと共に紹介する映像のことだと思われる。また、イベントのアンコール終演後には、『Wake Up, Girls!』新プロジェクト始動!!の文章と共に、作中の最強アイドルアイドル集団・I-1clubのゼネラルマネージャー・白木徹の「私たちI-1clubはWake Up, Girls!を吸収合併します」という衝撃的な台詞が流された。新プロジェクトの詳細は現時点では不明だが、『Wake Up, Girls!』の今後の展開が明示されたのは嬉しい知らせだった。○開会を宣言する宮本充や大暴れの下野紘の存在感続・劇場版後篇『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』が12月11日より公開された『Wake Up, Girls!』。今回のイベントはその「Extend」と題して、続・劇場版後篇とリンクした内容となった。ステージには「Wake Up, Girls!」から島田真夢役の吉岡茉祐、林田藍里役の永野愛理、片山実波役の田中美海、七瀬佳乃役の青山吉能、久海菜々美役の山下七海、菊間夏夜役の奥野香耶、岡本未夕役の高木美佑、続・劇場版後篇に登場した新ユニット「ネクストストーム」から岩崎志保役の大坪由佳、水田綾役の安済知佳、森田能亜役の高野麻里佳、藤崎日向子役の甘束まお、WUG世界の最強アイドル「I-1club」から鈴木萌歌役の山本希望、高科里佳役の上田麗奈、WUGを取り巻く大人たちからマネージャー・松田役の浅沼晋太郎、大田邦良役の下野紘、白木徹役の宮本充が出演した。オープニングは「Wake Up, Girls!」によるライブからスタート。「少女交響曲」のミリタリ風の衣裳で「少女交響曲」「地下鉄ラビリンス」「極上スマイル」を続けて披露。この夏のツアーのために作られ、永野自ら振付を担当した「地下鉄ラビリンス」、昨年同じ場所で開催された「Wake Up, Girls!Festa. 2014」でWUGとI-1clubの架け橋となったのが印象深い曲「極上スマイル」を選ぶあたりに、この一年間のメンバーの経験や成長を示すんだという意志を感じる。I-1clubの白木を演じる宮本による「アイドルの祭典を開催します!」の開会宣言で、祭典パートはスタート。「アイドルの祭典」パートには、マネージャー・松田役の浅沼が司会として登場し、浅沼の呼びこみに応え、各ユニットが衣装姿で大階段を降りてくる。赤と黒を基調にした小悪魔風衣裳で登場の「ネクストストーム」や、I-1clubで岩崎志保のアンダーから抜擢された高科里佳役の上田は初登場ということもあり、特に大きな歓声で迎えられた。だが一番の歓声を集めたのは、作品に登場するWUGファン=ワグナー筆頭として人気の大田邦良役の下野紘。まさかの一般人(役)がアイドル以上の歓声を集めると、下野は「ワーグちゃーん! うぉー! 同志たちよーッ!! 俺はここに立ったぞー! ウォーッ!! 今晩ワグーッ!! 大田邦良役の下野紘です!」と猛りに猛った。各ユニットの代表が「皆さん灰になる準備はできてますか? 皆さんの全力を受け止めて私たちも全力で頑張っていきたいです」(「Wake Up, Girls!」吉岡)、「こんな大きな舞台に私たちネクストストームも立てるということで! 今回は笑いの嵐も巻き起こしていきたいと思います!」(「ネクストストーム」大坪)、「去年に続きこの衣裳に袖を通し、今日の私はI-1のセンターとしてここに立っています! みんなにいい報告ができるように今日はうえしゃまと頑張りたいと思います!」(「I-1club」山本)と宣言して「アイドルの祭典」本編はスタートした。作中では各ユニットがステージで対決したが、今回のイベントでは4チームに別れてのパフォーマンス×ティーバッティングによる野球対決を行うというもの。チーム分けは「WUG! EASTチーム」「WUG! WESTチーム」「ネクストストームチーム」「I-1clubチーム」の4チーム。採点は芸術点と心象点重視で、エイベックス関係者チームが独断と偏見で行う。予想以上にステージ上でのティーバッティングが難しいのか、空振りやボテボテの打ち損じが頻発し、一回戦はアピール勝負の様相に。かわいくアピールした後にうまく打てずに半泣きになってしまった奥野に30点満点が入ったりで、決勝戦には「I-1club」と「WUG! EAST」が進出した。決勝は代表戦で「I-1club」代表の上田が「志保さんみたいに私もなりたい!!」と里佳の熱い想いを語って高得点を獲得。しかし「WUG! EASTチーム」の永野は、文化放送で野球のラジオに出演するほどの熱狂的野球&楽天ファン。「甲子園…じゃなくてキャンプ地に行くのは私たちや!」と宣言すると、センタースクリーンに直撃しそうなアーチを放って文句なしの30点満点!! 「WUG! EAST」チーム(永野、田中、奥野、高木)が沖縄旅行をゲットしていた。表彰式には、プレゼンターとして白木徹役の宮本充が再び登場。「I-1clubゼネラルマネージャーの白木です。なんで私がWUGの表彰をしないといけないのか。できることなら私も打ちたかった。沖縄に行きたかった!」と、白木口調でひょうきんなMCを行い歓声を浴びていた。後半のライブパートでは、「WUG」の「7 Girls War」「素顔でKISS ME」を披露。夏のツアーやアニサマなど数々のステージを経験してきただけにこれらの曲は安定感が違う。永野の「みんなこれからもWUGについてきてね!」の声が響く。そして今回の注目は、後篇で結成された「ネクストストーム」の新曲「レザレクション」だ。すやすやと眠りについている大坪の周りで高野、安済、甘束の小悪魔たちが「フッカツ! フッカツ!」の声をかけると大坪が蘇生。あきらめずに戦い続ける岩崎志保の情念を熱く歌い上げた。CDでは志保ワントップ感が強い楽曲だったが、ステージパフォーマンスでは高野の妖艶な小悪魔感や安済のかっこよさ、そして甘束のキュート極まる歌声がコーラスの軸になり、4人ユニットとしてのバランスがとても良い。大坪は「いっぱい練習したね!」と笑顔で語り、高野は元々『Wake Up, Girls!』が好きだったからこその緊張を語っていた。一曲の披露ではあったが、「ネクストストーム」の今後の活動もぜひ見てみたいと思わされるステージだった。本編ラストは「WUG」の「Beyond the Bottom」。前日に行われた劇場公演で初披露されたばかりの続・劇場版後篇主題歌だ。白いトーガ風の衣裳をまとっての壮大なステージは神話のひとコマのようで、今の「WUG」でなければ表現できない楽曲であることを改めて感じさせた。アンコールでは「ワグ・ズーズー」、そして『Wake Up, Girls!』のはじまりの曲「タチアガレ!」を歌唱。気丈な吉岡が子供のように泣き崩れそうになりながらの「まだWUGちゃん終わりたくない! だから、これからもよろしくね」の声が記憶に残った。ラストの「タチアガレ!」で、瞳を真っ赤にしながらも勝負どころのソロでは想いを込めてきっちりと歌いきったところにもセンター・吉岡、リーダー・青山の成長を感じたステージだった。
2015年12月29日東京都大田区は12月1日、11月18日に実施した「平成27年度大田区新空港線『蒲蒲線』整備促進区民協議会」に関して概要を発表した。現在、JR蒲田駅・東急蒲田駅と京急蒲田駅間の約800mが鉄道で結ばれていないことにより、区内での移動が不便な状況となっている。そこで新空港線「蒲蒲線」設置を目指し、区民協議会は区民を中心に蒲蒲線整備を推進・応援している。同会の当日は、国会議員や都議会議員をはじめ沿線自治体の関係者及び区民など約300人が来場した。消費者の主な利用は、通勤や通学、ビジネス等の利用。通勤・通学は年間980万人程度で、約53億円の経済効果をもたらすことを見越している。ビジネス利用は年間約96万人で約38億円の経済効果を生み出だすという。なお、観光利用者は年間368万人程度で、東京都全体で約216億円の経済効果を予想している。東京では初年度における直接効果(一次波及効果や二次波及効果を合わせて)を2,385億円と見越している。区民協議会に参加した石原宏高衆議院議員は、「今後、羽田空港の発着回数が増える中、空港からのアクセスが重要。国の立場からもしっかりと応援していきたい。需要が増える羽田空港のアクセスの改善となる蒲蒲線の推進に全力をつくしたい」とコメントしている。
2015年12月05日東日本電信電話(NTT東日本)とエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォームは、東京都・大田区との協働で無料の公衆無線LANサービス「OTA CITY FREE Wi-Fi」を12月1日から提供開始する。利用可能場所は、JR蒲田駅西口付近/JR大森駅西口付近など区内主要エリア21カ所のほか、大田区民プラザなど区内店舗エリア112カ所(11月27日時点)。施設や店舗が設置する無線LANアクセスポイントのSSIDを、「Ota_City_Free_Wi-Fi_01」と設定することで、官民連携による提供エリアの拡大を図る。利用時間は、区内主要エリアが、1回60分で回数無制限、店舗などの区内店舗エリアでは、1回60分、1日4回まで。専用の認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも対応し、利用登録すれば「OTA CITY FREE Wi-Fi」を含む13.9万アクセスポイントで手軽に接続が可能だ。大田区では、2020年の東京五輪を契機とした訪日外国人の増加を見据え、通信環境の整備や、無料Wi-Fiを活用した観光情報や地域情報の発信により、地域活性化を目指していく。
2015年11月30日東日本電信電話(NTT東日本)とエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォームは、東京都・大田区での公衆無線LANサービス「OTA CITY FREE Wi-Fi」を発表した。12月1日からサービスを開始する。利用は無料。利用場所は、JR蒲田駅西口付近など区内主要エリア21カ所、大田区民プラザなど区内店舗エリア112カ所(11月27日時点)。施設や店舗が設置する無線LANアクセスポイントのSSIDを、「Ota_City_Free_Wi-Fi_01」と設定することで、提供エリアの拡大を図る。利用時間は、駅や公共施設といった区内主要エリアでは、1回60分、無制限。店舗などの区内店舗エリアでは、1回60分、1日4回まで。NTTBPが提供する認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも対応し、利用登録を行なえば「OTA CITY FREE Wi-Fi」を含む各対応エリアで手軽に接続できる。大田区では、2020年の東京五輪を契機とした訪日外国人の増加を見据え、通信環境の整備や、無料Wi-Fiを活用した観光情報や地域情報の発信により、地域活性化を目指す。
2015年11月27日2015年12月12日(土)に開催されるアニメ&声優ユニット「Wake Up, Girls!」の単独イベント「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom Extend」のイベントビジュアルや会場限定グッズに加え、追加キャストの山本希望の出演が決定した。2014年に劇場版・TVアニメシリーズが公開された『Wake Up, Girls!』は、仙台を舞台に7人の少女たちがアイドルを目指す様子が描かれた作品。今年の9月には続編となる、続・劇場版 前篇『Wake Up, Girls! 青春の影』が公開されたが、前篇内では、仙台から東京に進出したWake Up, Girls! が自分達らしさを見失い挫折する一方で、Wake Up, Girls! のライバルユニットであり絶対的な人気を誇るトップアイドルグループ「I-1club」内で世代抗争が勃発していく様子が描かれている。そして、12月11日公開予定の後篇では、心機一転して地元仙台から活動を再開する彼女たちのストーリーが展開される。新たに公開された「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom Extend」のイベントビジュアルは、今回のライブ会場となる幕張メッセ国際展示場の入場口前で、7人のメンバーがポーズを決める姿が描かれている。キャラクターも12月9日に発売となるWake Up, Girls! の新曲であり、続・劇場版 後篇の主題歌の「Beyond the Bottom」の新衣装に身を包んだイラストで、今回は浅沼晋太郎演じるマネージャー松田や下野紘演じる大田邦良もコミカルに描かれるなど、昨年実施された幕張メッセ単独イベント時のビジュアルとは違い、サブキャラクターにも焦点を当てた内容となっている。同時に今回会場のみで発売される、限定グッズの情報も公開。恒例となる声優の限定ブロマイドやイベントTシャツはもちろん、盛りだくさんのラインナップとなっている。また今回の来場者特典には、ライブ応援にも最適なオリジナルメガホンがついてくる。また、本日の公開に合わせて「I-1club」メンバーの中で続・劇場版後篇でも注目が集まるキャラクター、鈴木萌歌を演じる山本希望のイベント追加出演も決定した。総勢16名のキャスト出演となった「Wake Up,Girls!」2回目となる冬の幕張イベントは、続・劇場版 後篇公開日12月11日の翌日開催予定となっている。各詳細については、公式サイトをチェックしてほしい。(C) Green Leaves / Wake Up, Girls!2製作委員会
2015年11月21日大田区・川崎市浴場連携事業実行委員会は11月1日から2016年2月29日まで、東京都大田区と神奈川県川崎市の銭湯にて「大田区VS川崎市 銭湯陣取りスタンプラリー」を開催している。大田区と川崎市は、約100軒の銭湯が集まる「銭湯の町」としても有名な地域とされ、多摩川を挟んで隣り合っている。また、美容と健康に良いとされる褐色の温泉「黒湯」を楽しめる銭湯が多いのも特徴とのこと。同イベントは銭湯発の地域振興を推進するために開催されており、大田区と川崎市の両陣に分かれて陣取り合戦に見立てたスタンプラリーを行う。スマートフォンアプリ「さくっと銭湯マップ~さくせん~」をダウンロードした上で自陣の銭湯を利用すると1ポイント、相手陣の銭湯を利用すると2ポイントを獲得可能。ポイントが貯まるとさまざまなプレゼントに応募できる。A賞(50ポイント・4人)には、銭湯を貸し切りできる「あなただけのプレミアム銭湯体験」、B賞(5ポイント・324人)には「協賛団体プレゼント」などを用意している。また、同アプリでは大田区と川崎市の全銭湯・約100軒を検索できる。
2015年11月04日1月24日、大田区立大森東小学校で、今年初となる一般社団法人ナチュラルドッグスタイルが主催する特別授業「こども笑顔のラインプロジェクト」が行われた。会場となった教室には訓練された犬たちも登場し「ふれあい授業」などを実施した。○動物を通じて思いやりの心を「こども笑顔のラインプロジェクト」とは、動物との交流を通じて、子どもたちに命の大切さや、思いやりの心を学んでもらいたいという趣旨のもとで行われるプロジェクトだ。これまで全国の幼稚園や小学校で開催されてきたカリキュラムで、授業はプロフェッショナルチームの「manami(マナーニ)」が受け持つ。この活動にスタート当初より協賛をしているペットフードメーカー「ペットライン」は、"1人でも多くの子ども達に、動物と触れ合う素晴らしさを知ってもらう機会に繋がれば"と語っている。一時限目は、manani主宰の松本秀樹氏(一般社団法人ナチュラルドッグスタイル代表・浅井企画所属タレント)の挨拶の後、二代目江戸家小猫氏が講師となり「動物の鳴き声授業」がはじまる。江戸家小猫氏が得意の動物の鳴き声モノマネを披露すると、子どもたちから驚きの歓声があがる。犬や鳥の他、普段あまり耳にしたことのないキリンやシマウマの鳴き声を披露した後は、映像をまじえたクイズで動物たちの習性を学んだり、さまざまな姿を見せてくれる動物たちを観察して、もっと興味を持って知ろうとすることの大切さを伝えた。○犬の登場におっかなびっくりの子どもたち二時限目は松本氏が講師となり「セラピードッグふれあい授業」が行われた。実際に犬とふれあう前に、まずは子どもたちに犬との挨拶の仕方を教える松本氏。いきなり上から手を出されると犬はどう思うのか、犬の気持ちになって考えてみようとレクチャーする。この日の授業には大型犬を含む4頭の犬が登場。「犬は好きだけど、触るのはちょっと怖い人」という松本氏の問いかけに、数人の子どもが手を挙げる。「大丈夫!今日来ている犬は絶対に咬んだりしないから」という松本氏の言葉に、怖いと言った子どもたちも犬に近づいていく。さきほど教わった通り、最初は自分の匂いを犬に嗅がせる子どもたち。○子どもたちに願いを込めて実際に犬にふれると、最初はおっかなびっくりだった子どもたちにも次第に笑顔が広がる。トレーナーから犬の体があたたかいことや、心臓の音を聞かせてもらった子どもたちは「本当だ、あったかーい!」「心臓の音が聞こえた!」と大はしゃぎしていた。こうした「ふれあい授業」などを通じて、犬たちにもぬくもりや感情があることを子どもたちに感じてもらい、将来的にペットを捨てたりしない、思いやりの心のある大人になってほしいと主催の松本氏は話す。「こども笑顔のラインプロジェクト」は今後も行っていく予定で、2020年までに、全国100校の幼稚園・小学校での実施を目指しているという。最後に、「まだ犬が怖い人」と松本氏が問いかけると、手を挙げる子どもはひとりもいなかった。※当活動に参加した犬は、Animal Life Solutionsに所属し、多数の小学校訪問経験を持つセラピードッグです。○実施概要主催:一般社団法人ナチュラルドッグスタイル後援:文部科学省環境省協賛:ペットライン運営:manani○イベント情報当活動で実施している授業をより多くのお子様にもご体験頂けるよう、イベントも開催しています。日程:2015年2月28日(土)・3月1日(日)時間:11:00~16:00場所:イオンレイクタウン mori 木の広場(埼玉県越谷市)
2015年02月19日読売巨人軍の高橋由伸選手と後輩の大田泰示選手が12月4日、子どもの治療に付き添う家族のための施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」東大ハウスを訪問。ふたりは、巨人軍がチャリティーオークションなどで集めた寄付金をチームの代表として届けた。○入院している子どもと家族のための「第2のわが家」子どもが病気を患ったら、親としては最善の治療を受けさせたいもの。だが、もしその治療が自宅から遠く離れた場所でなければ受けられないとしたら、家族にとっては心理的や肉体的な面はもちろん、経済的にも大きな負担となる。「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、そんな治療に付き添う家族のための滞在施設で、安価に利用できることが特徴だ。施設は、まるで自宅のように過ごせる「第2のわが家」となるように配慮。キッチンやリビング、ダイニング、ランドリーなどを完備し、プライバシーを守れるベッドルームも用意されている。費用は1人1日1,000円と、家族の負担を考慮した価格になっている。○今後も50年、60年と支援を続ける日本では「公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」が、全国9カ所の「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を設立・運営しており、寄付とボランティアによって支えられている。1974年にアメリカで誕生したこの取り組みは、今年で誕生40周年を迎えた。アメリカンフットボール選手の子どもが白血病で入院することになったとき、病院近くにあったマクドナルドのオーナーらが募金を始めたことが設立のきっかけだったという。その思いは、今や世界30カ国300カ所以上の施設に広がっている。「ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」事務局の山本実香子さんは、ハウスについて「まずは、お母さんやお父さんが笑顔になれるように」と話す。「わが家のように過ごせる環境をサポートして、ご家族が元気になってくれることで、ご病気のお子さんにもその元気を伝えていきたい。その運営も、地域のボランティアさんが行うことで、社会が医療を手助けする形になっているんです」と、家族の元気が子どもたちの元気にもつながると話した。そして、「一度始めたチャリティーですから、これからもずっと続くようにしていきたい。世界でもどんどん広がっていますし、日本でも来年10ハウス目のハウスがオープンします。ですが、まだまだサポートのニーズはあります。これからも広げていって、全国各地で支援できれば」と、この先50年、60年と続けていく大切さを語った。○スポーツを介したチャリティー文化の根付き今年3月にも同ハウスを訪問している高橋選手は、今回後輩の大田選手とともに訪問。2014年シーズンに集まった寄付金や募金などを、チーム代表として手渡した。その後、スタッフの案内で施設設備を見学。足音が響かないように床はじゅうたんになっていることや、「ご家族に部屋に閉じこもってほしくない」という思いからベッドルームにはテレビを置いていないことなどを真剣な表情で聞き入っていた。施設見学を終えると、大田選手はサンタ衣装に身を包み子どもたちの前に登場。一人ひとりにプレゼントを手渡しすると、子どもたちは笑顔で受け取った。読売巨人軍のマスコット・ジャビットも登場し、高橋選手らも含めてクリスマスツリーの飾りつけをみんなで行うなど、一足早いクリスマスのひとときを楽しんだ。ハウスにはこれまでも多くの著名人が訪問しているが、近年はJリーグの中村憲剛選手(川崎フロンターレ)や高橋秀人選手(FC東京)、元プロ野球選手の古田敦也さんなど、スポーツ選手の訪問が目立つ。また、今年2月にチャリティーランナーとして東京マラソンに出場して見事完走した元サッカー選手・北澤豪さんは、2015年も「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を募金先として出場することが決まっている。ハンバーガーでおなじみの「マクドナルド」を展開する「日本マクドナルド」は、各店舗のレジ横に募金箱を設置するなど、いろいろな形でハウスのサポートを続けてきた。近年では、スポーツを通じたチャリティーを実施。スポーツを通じて楽しみながら関わっていくことで、チャリティー文化をよりたくさんの人に広げていくねらいだ。○先輩から後輩へ、受け継がれるスポーツ選手としての責務読売巨人軍も、ホームラン1本につき、一定の金額を「ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」に寄付するなどし、その活動をサポートしている。高橋選手は、「少しでも力になれたら。野球で何かできることが一番なので、ますます頑張って、貢献したい。僕以外の選手からも、1本でも多くホームランを出していきたい」と、来季より選手と打撃コーチ兼任となった意気込みも含めて語った。大田選手は、「今後もこのような活動が続けばと思うし、自分も積極的に参加して貢献したい。今日、目の当たりにしたことをしっかり受け継いでいきたいです」と、先輩の背中を見て支援の継続を強く決意していた。病気に苦しむ人やその家族を助けていこうとするチャリティーの心は、先輩から後輩へ、そしてその後輩からまた次の世代へと、ずっと受け継がれていくはずだ。
2014年12月08日「携帯のアプリを見れば、その人のことが分かる」なんて言われるくらい、携帯の中身は持ち主のひととなりを表現するもの。今回のゲストは、堂珍嘉邦さん。CHEMISTRYとしてデビューし、現在はソロ活動を行いながら、シンガーだけでなく映画や舞台等にも出演し、多岐に渡って活躍されています。気になるプライベートについて、お話をうかがいました。―――先日、広島東洋カープの始球式を務められていましたが、野球は昔からお好きなんですか? 堂珍:そうですね。僕は広島出身で、故郷に球団があると、やっぱり野球が身近になりますね。―――子供の頃に野球を観に行った思い出などは? 堂珍:家の畑で取れたメロンや瓜を食べやすく切ってタッパーに詰めて、夏休みにバックネット裏で親父と野球を観るっていうのが小学生の頃は毎年の恒例行事でした。当時は酔っぱらいの客が多くて、バックネットによじ登っちゃう人がいたり(笑)。テレビの『珍プレー好プレー』なんかでよくオンエアされてますよね? あれを実際に生で観ていました(笑)。―――お忙しい今では、球場に観に行くこともなかなかできないのではないかと思うのですが、試合はテレビやネットでチェックしているんですか?堂珍:やはり結果を楽しみにしているので、仕事がナイターの時間より早く終わりそうなのであればネットはチェックしないようにしています。でも仕事が遅くなってテレビ中継に間に合わないときはネットで試合速報を見ますね。―――実は今回、エキサイトでは、 ドコモの「スゴ得」 というプランをみなさんに紹介しています。定額で、魅力的なコンテンツが使い放題になりまして。スゴ得には『プロ野球TV』という公式戦の全試合を速報でご覧いただけるサイトがあるんですよ。堂珍:このサイト、選手名鑑もあるんですね。データが充実していて、すごくいいですね! 野球においてデータは本当に重要ですから。12球団の1軍選手を一通り、一日1回は目を通すので、その辺の解説の人より詳しい時期がありました(笑)。有望な若手の選手が入ると2軍の試合もチェックして、いつ1軍に入って来るんだ?って。 ―――監督目線ですね(笑)。堂珍:そういうふうに組み立てて、チームを考えてシュミレーションするのがすごく好きなんですよ。そういう野球ゲームも大好きだし。―――自分の理想のチームを想像するわけですね。堂珍:友達とは、この選手をトレードに出して、今のうちにあの選手を取っておいた方がいいんじゃないかって話をしたり。それで、「だよな! 俺とお前が監督やった方が絶対いいよな」って盛り上がったり(笑)。広島だと、高校の後輩だった投手の永川勝浩くんと仲が良かったり、最近は堂林翔太くん(内野手)が、僕がプレゼントした曲を入場曲に使ってくれているんです。先ほどお話に出た始球式はマツダスタジアムだったんですけど、何度か達川光男さんと実況解説もやらせてもらっていて。達川さんより僕の方がデータは詳しくて、「アンタよう知っとんのう!」とよく言われますね(笑)。だから、そういうデータを全部網羅しているこのサイトはいいですよね。野球の解説に近いトピックスが書いてあるのも嬉しいです。 あとは選手の怪我や手術の情報があるといいかも。野球ファンなら知っておきたいですもんね。ほかに日本人選手のメジャーでの活躍も知ることができるし、記者の方の記事も載っているから、それもすごく便利だと思います。―――想像以上のカープ愛で圧倒されていますが(笑)、野球がオフシーズンのときはどうされているんですか?堂珍:ゲームです! ゲームで恋しさを紛らわせています(笑)。『プロ野球スピリッツ』というゲームがあって、相当買うのを我慢していたんですけど、最近我慢しきれずに買っちゃいました。もともとはパワプロ(『実況パワフルプロ野球』)が好きだったんですよ。カーブとストレートとフォークぐらいしか球種の意味を分かっていなかった僕が『実況パワフルプロ野球』で初めて球の緩急とか変化球を知って、そこから野球にのめり込んだんです。―――実はパワプロもスゴ得にあるんですよ。ちょっと一緒にやってみましょう! 結構データが詳しく入っていて面白いですよ。堂珍:12球団には毎年、身体測定をやってもらって、各選手の肩の強さなどのデータを出してほしいですよね。こういうゲームの監修とかすごいやりたいですもん(笑)。伊集院光さんも詳しいんですよね。『パワプロ』はRIZEのメンバーの方やスチャダラパーのANIさんもすごく好きですよ。会っただけで、お互い話さなくても相手がパワプロを好きなのがわかる、みたいな(笑)。(『モバイル・パワフルプロ野球2014』を起動し、オープニングの音楽を耳にして)堂珍:あーっ、これこれ!(笑) ―――ゲームのBGMは当時と変わっていないですか?堂珍:変わっていない感じがしますね。―――ゲーム内容はどうですか?堂珍:2D感があって懐かしいですね。背景や作り込みは今のユーザーも満足する感じになっていると思います。―――では、野球以外のサイトもご紹介させていただきたいのですが、5月17日公開予定の映画『醒めながら見る夢』で初主演されていますが、スゴ得には『映画MovieWalker』という全国各地の映画館情報だけではなく、映画に出演された方への独自インタビューが載っているサイトもあるんですよ。堂珍:いいですね。昨年、その『醒めながら見る夢』の撮影で京都へ行った時に、空き日に映画館を調べて観に行ったんですけど、このサイトならすぐに探せますよね。土地勘のない場所ならなおさら便利ですね。―――どんな映画が好きなんですか?堂珍:SFが好きですね。わかりやすいのがよくて、ハッピーエンドの映画が好きなんですよね。ちっちゃい頃に観た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なんか最高だったじゃないですか。やっぱりね、映画もライヴもハッピーエンドじゃないとダメですね。ほかには、アーティストが出ている映画も観ておきたいし、ジブリはもう永遠じゃないですか。―――『映画MovieWalker』は作品から上映している映画館を探すこともできるんですよ。堂珍:ツアーメンバーとコミュニケーションをとるためにみんなで盛り上がって観に行ったりしたので、次のライヴツアーで地方に行く時にはぜひこのサイトで映画を探して観に行ってみたいと思います! 野球とゲームがお好きな事は事前に伺っておりましたが、やはりその話題になるととても盛り上がりました。お会いするまではクールな印象を持っていましたが、とても熱くそして無邪気な方でした! 堂珍さん、ありがとうございました! 今回ご紹介したコンテンツも使い放題の 「スゴ得コンテンツ」 では、ドコモスマートフォンで毎月380円(税抜)を支払うと、ニュースも、乗換も、レシピも、約120種類という豊富なコンテンツが好きなだけ利用できるサービスです。更に初回お申し込みから月額使用量が31日間無料! 是非チェックしてみてくださいね。エキサイトでは「著名人にインタビューしました」というお題で特別シリーズを展開しています。他にも話題の著名人のとっておき情報を公開中! 特集「あの著名人はどんなアプリを使ってるの?」(スマホ用サイト) ■堂珍嘉邦プロフィール1978年11月17日生まれ。広島県出身。2001年3月にCHEMISTRYとしてデビュー。ヴォーカルデュオの代名詞となり、CD総売上枚数1800万枚を誇る日本を代表するアーティストに。2012年、ソロミュージシャンとして活動を開始。2012年11月に自らの音楽性を“耽美エント(耽美+アンビエント)Rock”と命名し、両A面シングル『Shout / hummingbird』でソロデビューを果たす。2014年3月に最新『Bronze Caravan』をリリース。現在、今作を引っさげての全国ツアーを開催中。2009年には映画『真夏のオリオン』で俳優としてもデビュー、2011年には音楽劇『醒めながら見る夢』で主演を務めた。来る5月17日には初の主演映画『醒めながら見る夢』が公開予定。
2014年05月02日約1年ぶりの2ndソロアルバム『Bronze Caravan』をリリースするCHEMISTRYの堂珍嘉邦。ツアーを共に回ったバンドメンバーや海外のミュージシャンなど、多彩な音楽家との共同作業から生まれた本作は、ソロ以降の先鋭的な音作りをさらに推し進めた内容となった。ギターロックからエレクトロニカまで多彩な音楽的要素を吸収しつつ、その歌声には彼らしい艶かしさが宿っており、ポップミュージックとしても一級の輝きを放っている。堂珍嘉邦は今作をどんなコンセプトの元で作り上げたのか、その音楽観と創作プロセスをじっくりと聞いた。 ■約1年ぶりの2ndソロアルバム『Bronze Caravan』は、ギターロックやエレクトロニカ、その他にも様々な要素を取り入れつつ、バンド的な躍動感を感じさせる力作です。まず、どんな作品にしたいと考えて制作に入りましたか? 昨年1stアルバムをリリースして、ツアーを終えたところで、バンドとしての手応えを感じたんです。そこで、もう少しメンバーがステージで“炸裂している”姿が見たくなったというか、もっとそれぞれのポテンシャルを引き出したいと思うようになって。自分の曲にもいろんなアプローチがあると思うのですが、1stアルバム『OUT OF THE BOX』で“枠からはみ出た”自分が、2ndアルバム『Bronze Caravan』で“キャラバンでさらに遠くに引っ張っていく”という流れですね。■「メンバーのポテンシャルを引き出す」というテーマは、曲作りの段階から考えていたのでしょうか? そうですね。曲作りもメンバーと一緒にやったほうが早いじゃん、と思って。それに、メンバーのポテンシャルが炸裂するということは、もっと自分のよさを出さないといけない。やっぱり、メンバーがノッていれば、ボーカリストとしてもノれますしね。あとは歌詞の部分で、自分が伝えたいものをしっかり書こう、と考えました。■今作の歌詞はドキッとするようなフレーズ――辛辣な部分もあるし、ハッピーな部分もあって、感情の振り幅が広いと感じました。そのときに思ったこと、サウンドに呼ばれて書いたことが、結果として幅広いものになったんです。たぶん自分自身が、音楽も含めて多くのことにチャレンジしたいと考えているからでしょうね。ひとつに決めてしまうより、自分のいろんな面をまだまだ広げていきたい。おかずは色んなものがあって、少しずつ食べるほうが自分もうれしいんです。自分の過去の経験や夢に見た景色が明確にあるから、書けることはたくさんある。それは、自分の経験値だと思っています。■歌詞だけでなく、楽曲自体からも“幅広さ”は感じられます。ロマンチックな世界と、現実的な視点、総合力を使って音楽的に煮詰めていく部分がミックスされているように思いましたが、音作りのプロセスは? デモのときはとにかく想像力をふくらませて、アイデアを残していきました。まずは好き勝手にやって、気になる部分はあとで考えようと。そうして、ミックス段階では作業しながら、具体的にどうするかを話し合っていく……という流れでしたね。かなり音を重ねているので“コンプ感”が出ています。■84年にマンチェスターで結成され、90年前後に人気を博した4人組バンド“The Railway Children”のGary Newby(Vo,Gt)とも共作をしていますね。 制作作業はロンドンに行って、スタジオに2人で入って、実際に演奏しながらメロディを付けていったんですが、気さくな兄さんというか(笑)。向こうも向こうで、「弟というか、同級生と久しぶりにあったような気分だよ」と言ってくれました。僕も楽しかったし、彼も楽しんでくれていたみたいです。■The Smithの少し後に出てきたバンドで、かつてはとても美形でした(笑)。今はちょっとポッチャリしていますけど(笑)、人も曲も、すごく爽やかなんですよね。いつもはけっこう無口らしくて、シャイな感じはしました。実際の作業としては、Garyがコードを弾いてくれて、そこに自分がメロディをのせていく、という感じ。お互いに遠慮せず、ギタリストとボーカリストに徹して、アイデアを出し合って。僕も、途中で気に入らないコード進行があったら、「違うコードにしてくれ」と言いました。■そこで生まれたのが、5曲目の「Reminisce」と、最終曲として収録された「To the end for me」。最初に「Reminisce」を作ったのですが、曲が煮詰まってきたところで一度ストップして、「せっかくだからもう一曲」ということで作ったのが、「To the end for me」だったんです。いちから作ったらギターとボーカルだけで成立してしまって、あとからリズムやベースも入れてみたんですけど、結局は合わなくて。これまで、ギターとボーカルだけというのはやったことがなかったけれど、自分の好きなアーティストもやっているし、セミアコで弾き語る感じもすごく好きだったので、結果的にいい曲に仕上がったと思います。タイトルについては、デタラメ英語で歌っているときに出てきた、“トゥジエンフォミー”というのを文字に起こしてみたら、“終着地点に向かって”という意味になったので、ラストにピッタリだなと。■「To the end for me」はアルバムを締めくくる、憂いを帯びた楽曲ですね。ロンドンという環境が大きかったかもしれません。日本なら自分のことを知っている人がたくさんいて、街で指を差されることもありますが、ロンドンでは自分のことを知らない人だらけで、自分がポツンと浮き彫りになった感覚があったんです。そこで、自分が何をやるのか、ということが整理されて、一番シンプルなものが出てきたというか。それと、Garyと作業をしているとき、自分や日本の音楽シーンにはない、UKっぽいものを感じたんですよね。自分が聴いていた90年代の音楽と、日本の音楽に強い影響を受けてきた自分の音楽、そして、2001年にデビューしてからこれまでやってきた音楽と、色んなものが混ざって、出たひとつの答えがこの曲で。それがすごく繊細で物悲しげなものだったから、ギターとボーカルがすごくマッチしました。■一方で、3曲目の「Hey! Mr.」のように言葉遊びが全開の曲もあります。コーラスも含めて、ボーカリストとして要求されるものがかなり高い曲ですね。CHEMISTRYでのコーラスとはまた違って、ブリッジのところで“ぶっ壊れ気味のサラリーマンの聖歌隊”みたいなイメージで歌ってみたり、奇声を入れてみたり(笑)。歌詞も自分なりの曲がりくねった言葉で、皮肉も入っているし、マジメなものじゃないから、不思議とそういうものがハマるんです。■歌詞はキーワードを起点に、連想ゲーム的に作っていった感じですか? いや、むしろ即興で当てずっぽう状態でした(笑)。ライヴでやるときは、基本的にはCDの音源を忠実に再現しようとしています。■本当に色んな表情のあるアルバムですが、2曲目の「It's a new day」は堂珍さんのやさしい部分が出たメロディだと思います。あらためて出発をする、というのはそうとうな決意が必要で、その裏側にある切ない部分も、うまく表現できたと思います。ソロでの再出発、みたいなことはあまり深く意識していないけれど、そういうテーマがサウンドにうまくハマって。Sigur Rosというと少し違うかもしれませんが、北欧っぽさは意識しています。こういう曲が好きな若い男の子なんかが、ライヴに来てくれるとうれしいですね。■Sigur Rosもそうですが、ヨーロッパ的なギターサウンドは随所に出てきますね。タイトル曲「Caravan」についても聞かせてください。耽美なものは奥深く、気持ちいいし、落ち着きます。ただ、それに浸っていると、攻撃的になってみたり、皮肉を言ってみたりしたくもなるんですよね。「Caravan」は、この曲が突破できれば、僕のアルバムを好きになれるよ!という試金石のような1曲です。1曲目に持ってきたのは、はじめに大風呂敷を広げて、“やらかしたかった”から(笑)。そういう意味では「It's a new day」が1曲目だという考え方もできるので、曲間を短めにしてもらったりしています。■最初にハードルを高くして、リスナーに“かます”というのは面白い発想ですね。ツアーから2作目という流れで、堂珍さんの音楽がリスナーに届いているという手応えはありますか? そうですね。少しずつ、自分が持っているスケール感やイメージが伝わっていると思うし、ライヴの大歓声があって初めて得られる快感を目指したいなって。ライヴは一つ一つが大事で、もっと新しい人たちに聴いてもらいたい、という気持ちでやっています。■堂珍さんの表現衝動がどんどん高まっている、という印象を受けます。少しずつでも、表現していきたいと思います。そういう意味でも、1年に1枚のアルバムとツアーというペースはキープして、走り続けなきゃいけない。バンドとして全国を回るなかで、より“足跡を残す”という意識が高くなっているし、今回のツアーでまた大きく成長したいですね。いっぱいいっぱいな部分もありますが、ガッツで最高のライヴに仕上げます! (取材・文/神谷弘一[blueprint]、撮影/宮腰まみこ)■作品情報堂珍嘉邦 2nd Solo Album『Bronze Caravan』2014年3月5日リリース【初回限定盤】CD+DVD SLCL-002/¥3,800(消費税別) >>購入する 【通常盤】CD SLCL-003/¥3,000(消費税別) >>購入する ・堂珍嘉邦 オフィシャルサイト ・堂珍嘉邦 エキサイトミュージック撮り下ろし特集
2014年03月12日三井住友銀行は8日、東京都大田区と大阪府東大阪市の2カ所に、中小企業を対象としたソリューション専門拠点「中小企業ソリューションセンター」をオープンした。同センターには、専門スタッフをそれぞれ10名程度配置し、中小企業に対して各種コンサルティングやアドバイスなどを行う。製造業を中心に中小企業集積度の高い地域として知られる大田区・東大阪市に設置することで、海外進出や事業承継、事業再編といった顧客の各種経営ニーズに対し、より細かく対応する体制を構築するとしている。主なサービスは、資金調達手段の提供、ビジネスマッチング、経営改善・事業再編などに向けたコンサルティング、事業承継アドバイス、海外進出サポート、決済サービスの提供などとなる。所在地は、大田区が東京都大田区蒲田5-41-8、東大阪市が大阪府東大阪市長堂1-11-22。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月08日今年4月にソロ活動の始動を発表したCHEMISTRYの堂珍嘉邦が、ソロとして休止後初のワンマン・ライブ『堂珍嘉邦 A La Musique』を渋谷公会堂にて10月8日に開催した。この日は、1日限りのスペシャル・ライブとあって、全国から多くのファンが駆けつけた。堂珍にとってこの日は、ソロアーティストとしての新たな一歩となる記念すべきステージ。そのオープニングを飾ったのは、彼が自分にとってのロックの原点と語る、ザ・ビートルズの『Helter Skelter』。バンドを従えて歌う姿は、これまでの彼のイメージを覆すロック色あふれるアグレッシブなものだった。冒頭で「いろいろなタイプの曲を演ります」と語った通り、時にギターを時に鍵盤を奏でながら、様々な堂珍嘉邦の引き出しを見せてくれた。また、自らが作詞作曲を手掛けた『Shout』と『hummingbird』の制作秘話を語りながら、11月14日(水)にリリースされるソロデビュー作となるこの2曲を披露した。途中MCでは、今回のカバー曲としても選んだ『Rootless Tree』の意味に込められている「自分の根っこをしっかり生やしていきたい」という決意表明をし、新たなスタートの火蓋を切った。全20曲熱唱し終えた後も、会場からは大歓声が止まなかった。なお、このライブを写真に収めた「メモカぴあ」を実施中。
2012年10月10日東京都大田区と大田区産業振興協会は区内外から優秀な起業者を発掘するため、「大田区の地域資源を生かして創業するビジネスプラン」をテーマにしたビジネスプランコンテストを実施する。募集期間は平成24年7月2日から8月31日まで。同コンテストはマイケル・コーバー氏(一橋大学大学院国際戦略研究科教授、米国ニューヨーク州・カリフォルニア州弁護士)を審査委員長に迎え、「モノづくり」「観光、商業・サービス」「コミュニティービジネス」いずれかのテーマで、大田区の地域資源を生かして創業するビジネスプランを考えるもの。今回で4回目の開催となり、過去の受賞者は入賞をきっかけに大田区内企業と連携を進め、後援団体とのつながりの中からビジネスプランを具体化させるなど実現に向けて取り組んでいる。コンテストの応募資格は個人または中小企業者。所定の応募申込書を大田区ビジネスプランコンテストからダウンロードし、必要事項を記入の上、同協会へ郵送もしくは持参する。一時審査(書類審査)は9月、二次審査(面接)、入賞者の通知は11月で、受賞者プレゼンテーションおよび表彰式は2013年1月25日を予定している。同コンテストの後援は経済産業省関東経済産業局、中小企業基盤整備機構関東本部、東京都、東京都中小企業振興公社、東京商工会議所大田支部、日本政策金融公庫大森支店など。協賛企業はアルプス電気、THK、東京都民銀行蒲田支店、横浜銀行蒲田支店、共立信用組合、ダイシン百貨店。応募されたビジネスプランの中から最優秀賞1件(賞金20万円)、優秀賞1件(賞金10万円)、奨励賞3件(賞金3万円)を決定。また、後援先特別賞としてさわやか信用金庫賞、ナムコ賞、日本工学院賞、城南信用金庫賞、かわしん賞も設けられている。受賞者特典としてはインキュベーションマネジャー(IM:事業支援相談役)による経営支援、大田区創業支援施設(BICあさひ)入居、家賃助成、販路拡大助成の審査優遇、受賞者の企業形態に合わせた大田区および財団事業の紹介などもある。詳細は大田区ビジネスプランコンテストで案内している。
2012年06月27日女性誌で活躍するトップスタイリスト・大田由香梨さんトータルディレクションによるカフェ&ライフスタイルショップ『Lapaz(ラパス)』 が、カフェ激戦区の渋谷区千駄ヶ谷に8月4日(木)オープンした。場所は神宮前2丁目にある千駄ヶ谷の人気セレクトショップ「ロン・ハーマン」のすぐそば。イベントスペースFICTIONの1Fで、ボタニカルな雰囲気のファサードが目印。店内に入るとすぐに、国内外の様々な雑貨や古書・家具・趣味の物・アクセサリーやファッション小物がテーブルの上やドロワーの引き出しの中など、あらゆる場所にさりげなくディスプレイされていて、まるで誰かの家の中を探索している気分で中へと引き込まれていく。店内中央左手には木の素材感を活かしたカウンター席がしつらえてあり、ひとりでも気軽に立ち寄れるカジュアルさが心地よい。奥にはゆったりくつろげるソファ席やテーブル席がランダムに配置されていて、昼間はランチや打ち合わせ、夜は仕事帰りに気心の知れた仲間と集まるのにもってこいの雰囲気だ。「Lapaz」とは、スペイン語やポルトガル語で「平和」を意味する言葉。その店内は、大田さんが想い描くピースフルな空気感をそのまま空間に落とし込んだのだそう。その雰囲気はおしゃれだけどキメ過ぎず、あえて着くずしたようなラフさがとても今っぽく気持ち良い。*メニューはこんな感じ*ランチメニューは日替わりのパニーニをメインにドリンクとセットで¥1000〜。ランチタイム以降はソフトドリンクはエスプレッソが¥300〜、ハニーティーラテ¥550などオリジナルのカフェメニューも豊富に揃う。アルコール類もワインやオリジナルカクテルのほとんどが¥500〜700、その他、ビールやサワードリンク、ウイスキーなども。料理はアラカルトで23品ほどのメニューが揃い、価格も¥530〜1,000とバルメニューのような気軽さ。軽く1杯に合わせるスナック類も10種類前後(¥500〜)揃えられているので、気軽にリセットの時間を楽しむことができそうだ。●「Lapaz」東京都渋谷区神宮前2-22-2Tel: 03-6438-9624 営業時間:11:00〜24:00(月~木)/ 11:00〜Midnight (金・土)/ close(日)取材/松浦明
2011年08月12日エクセルエイド少額短期保険は、糖尿病予防のためとして「糖尿病セミナー」を、11月23日に大田区で開催する。糖尿病有病者向けの医療保険など扱うエクセルエイド歯周病は糖尿病を悪化させると指摘する同社は、先月に糖尿病予防の啓発でサンスターとの業務提携を発表したところ。そして医師の協力や代理店を通じ、糖尿病有病者向けの医療・定期保険を販売し、糖尿病有病者向け医療保険へ無診査で移行できる特則付きの普通医療保険なども扱う。当セミナーの講師には、国内有数の糖尿病治療実績を持つ医療法人育慈会いわしなクリニック理事長の岩科弘純先生が当たる。血糖値チェックや糖尿病症状改善・予防などの相談もまた当日は、血糖値チェックの無料体験コーナーも用意されるほか、症状改善・予防などの相談も受けるとのことだ。<開催概要>日 時11月23日(火)13:30-15:30 基調講演15:30-16:00 相談場 所大田区消費者センター大集会室東京都大田区蒲田5-13-26-101定 員120名参加費無料申込締切11月19日(金)午後5時
2010年11月07日