女優の吉永小百合(72)が2月20日、都内で行われた主演映画「北の桜守」(滝田洋二郎監督、3月10日公開)の舞台あいさつに出席した。 イベントの冒頭、吉永は18日に行われたスピードスケート女子500メートルで金メダルを取った小平奈緒(31)に言及。「正座して拝見しました。素晴らしかったです」と小平を称賛し、「(映画の)公開まであと18日、よし、私も頑張るぞという思いになりました」と自身を鼓舞した。 「吉永さんの取材をすると、原稿を書きやすいし見出しも立ちやすいんです。なぜなら毎回、その時々の話題のトピックを盛り込んだコメントをしてくれるからです。吉永さんご自身はイベント直前まで何を話せばいいか真剣に考え込んでいるらしく、その努力には頭が下がります」(イベントを取材した記者) 16年3月には転倒によって左手首橈骨を骨折していたにもかかわらず、都内で行われた「日本アカデミー賞」の授賞式にギプスをして出席。同イベントで司会を務めていた西田敏行(70)が頸椎を亜脱臼したことを公表済みだったことを引き合いに、「西やんも首を痛めていらっしゃるので、私も一緒に痛みを分かち合おうと思って……。滑って転んで手首を骨折してしまいまして、ごめんなさい」と冗談交じりに謝罪。翌日、各メディアで大々的に報じられた。 「演技は当たり前ですが、“コメント力”も超一流。人柄はもちろんのこと、そうした細やかな気配りがみんなから愛されているんです」(芸能デスク) 今後も、その言動が大いに注目されそうだ。
2018年02月22日3月10日公開の映画『北の桜守』の公開記念イベントが20日、東京・丸の内TOEIで行われ、主演の吉永小百合をはじめ、子役の土屋慶太、三谷麟太郎、大竹悠義、山崎光が出席した。吉永小百合120本目の出演作となる本作は、『北の零年』(2005年)、『北のカナリアたち』(2012年)に続く、"北の三部作"最終章となる一大巨編。北海道を舞台に、戦中から戦後という激動の時代を懸命に生き抜いた親子の物語を描く。公開まで3週間を切ったこの日は、主演の吉永小百合が登壇して公開記念イベントを実施。本作の宣伝活動は既にスタートしており、1月半ばには広島、福山、姫路を佐藤浩市とまわったそうで「夜のお食事をご一緒させていただき、三國連太郎さんのお話を懐かしそうにしてくださいました。息子さんも俳優におなりになり、そうやって俳優の道を受け継いでいくのは素敵だなとしみじみ思いました」とコメント。また、直近では息子役の堺雅人と大阪での宣伝活動で一緒だったといい、「堺さんは本当に真面目で秀才。一緒にテレビに出演してもきちんとお答えになりました。でも堅苦しいお方ではないので、とても楽しい思いをしました」と満足げだった。その吉永は、劇中で祖母と同じ名前でもある"てつ"を熱演。「私が18~19歳の時に祖母と一緒に住んでいて、いつも美味しいオニギリを作って私を撮影に送り出してくれました。とても優しい祖母で、この映画の私の役は逞しい役ですが、私のおばあちゃんはどちらかというと優しすぎて旦那さんに翻ろうされた可哀想な一生だったと思います」と明かしつつ、「そのおばあちゃんのことを思い出して、てつを演じさせてもらいました。きっと天国から見てくれているのかもしれませんね」と笑顔を見せた。イベント中には、吉永がこれまで出演した過去の作品についても言及。1980年に公開され、高倉健さんと初めて共演した『動乱』の話題となり、「稚内の近くにあるサロベツ原野で3月初めに撮影し、高倉健さんと初めて共演しました。高倉さんは『八甲田山』の後の撮影で、寒いところも平気で陸軍将校の格好をして立っていました。私はお昼にバスの中でカレーなどを食べていましたが、高倉さんは外で食べていらっしゃいました。今も思い出しますね」と懐かしそうに振り返っていた。映画『北の桜守』は、3月10日より全国公開。
2018年02月21日フリーキャスターでタレントの岡副麻希が18日、東京・渋谷MODIのHMV&BOOKS TOKYOで写真集『Maki Mermaid』(発売中 3,240円税込 小学館刊)の発売記念イベントを行った。写真集『Maki Mermaid』発売記念イベントを行った岡副麻希健康的に日焼けした肌で朝の情報番組『めざましどようび』(フジテレビ系)やバラエティー番組などで活躍中の岡副麻希。そんな彼女の初めてとなる同写真集は、常夏の島・ハワイで撮影された。ハワイの大自然をバックに、いつものあどけない表情からちょっぴり背伸びをした"オトナモード"の姿も披露するなど、彼女の魅力が詰まった一冊となっている。撮影地のハワイを意識したトロピカルな衣装で登場した岡副は「今まで写真がとにかく苦手で、七五三や成人式の前撮りの写真もなくて、いきなりいっぱい自分の写真が出てきたので驚きました(笑)」と当初は戸惑いもあったようだが、「コンセプトは"自由"です。それに私は元々競泳をやっていたので、競泳水着を着て出来るだけ太陽の下で伸び伸びと撮らせてもらいました」と写真集を紹介。お気に入りを「プールで撮った競泳水着の写真」とあげて「本当に筋を伸ばしたくなって、筋を伸ばしたら自然に撮ってもらいました。オフ感満載の1ページです」と説明し、貴重な水着姿のカットは「フィッティングの時は恥ずかしかったんですが、いざハワイへ行ったら開放的なところで出来るということで全然恥ずかしくなかったですね。むしろ爽快感があって最高でした。それもハワイという場所のお陰だと思います」と胸を張った。そんな彼女は、高校野球で強豪の大阪桐蔭高校出身。後輩にあたる藤浪晋太郎投手の話題となり、「ちょうど今はキャンプ中で大変だと思うので、ぜひこの写真集を見ていただいてトロピカルな気分で頑張ってもらいたいと思います」とエール。藤浪投手にも見て欲しいという同写真集は「本当にありのままを撮っていただいたので、(所属事務所が)セントフォースだし1010点(笑)」と満足げだった。
2018年02月19日吉永小百合(72)が大阪市内で行われた映画「北の桜守」の取材会に2月15日、共演の堺雅人(44)と共に出席した。 今作は05年の「北の零年」、12年の「北のカナリアたち」に続く“北の三部作”完結編。北海道を舞台に壮大な人間模様を描いており、吉永と堺は親子役を演じている。 「堺さんにはとても嫌われてしまって……」 吉永から意外な一言が飛び出した。そして、こう続けた。 「(堺の)ご出身が宮崎で、私の父は鹿児島。『なんで“南の三部作”じゃないんですか』と言われました」 吉永から北海道ロケにクレームをつけたことを暴露された堺。しかし慌てて訂正する姿からも、仲睦まじい現場の雰囲気がうかがえた。 実はこの2人、11年のアニメ「手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」でも親子役を演じていた。当時堺は吉永の演技を「心に染み入るような芝居」と表現。また吉永も「お母さん冥利に尽きる」と“母”になりきり、寄せていた。 3日、ロケ地である稚内にて開かれた「北の桜守」先行上映会でも吉永はロケを振り返り、堺がウニをたくさん食べていたことを嬉しそうに明かしていた。スクリーンの中でも外でも、2人は“親子”のようだが――。 「途中から母親なのか恋人なのか分からなくなることもあって、この関係性には名前をつけなくてもいいんじゃないかと」 1月の舞台挨拶で、堺はこう語っている。これからも“親子”以上の仲睦まじい共演に期待したい!
2018年02月16日オダギリジョー主演『エルネスト もう一人のゲバラ』や吉永小百合主演『北のカナリアたち』などの阪本順治監督が2016年の『団地』に続いて挑む完全オリジナル脚本作品『半世界』で、稲垣吾郎が主演を務めることが決定。長谷川博己、渋川清彦、池脇千鶴と共演する。■あらすじ&見どころ「こんなこと、ひとりでやってきたのか」。山中の炭焼き窯で備長炭を製炭し生計を立てている紘は、中学からの旧友で元自衛官の瑛介から、そう驚かれる。深慮もなく父から継いだ紘にとって、ただやり過ごすだけだったこの仕事。けれど仕事を理由に、家のことは妻・初乃に任せっぱなし。それが仲間の突然の帰還と、もう1人の同級生・光彦の「おまえ、明に関心もってないだろ。それがあいつにもバレてんだよ」という鋭い言葉で、仕事だけでなく、反抗期の息子・明に対しても無関心だったことに気づかされる。やがて、瑛介の抱える過去を知った紘は、仕事や家族と真剣に向き合う決意をするが…。4月にはオムニバス短編映画『クソ野郎と美しき世界』の1篇で園子温監督とタッグを組むなど、さまざまなエンターテインメントシーンで独自の存在感を放ち続ける稲垣さんを軸に、映画ファン必見の豪華俳優陣の共演が実現した本作。美しい地方都市を舞台に、炭焼き職人の“山の男”紘役に稲垣吾郎、突然故郷に帰ってきた同級生の瑛介役に10月スタートの朝ドラ「まんぷく」にも出演する長谷川博己、紘と瑛介の同級生の光彦役に個性派俳優の渋川清彦、紘の妻・初乃に数々の女優賞を受賞してきた演技派女優の池脇千鶴が挑む。かつて一緒に過ごした3人組。何があったかを決して口にせず、仕事を辞め、家族と別れ、1人で帰ってきたワケありの仲間の帰還が、残りの2人にとっては「これから」を考えるきっかけになっていく。本作は、諦めるには早すぎて、焦るには遅すぎる39歳という年齢の男3人の視点を通じて、「人生半ばに差し掛かったとき、残りの人生をどう生きるか」という誰もが通るある地点の葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を描くヒューマンドラマとなる。キャスト&監督からコメント到着!稲垣吾郎演じるにあたっては、いまもまだ模索中なのですが、本当に素敵な脚本でした。昔から阪本監督作品の大ファンでしたのでとても嬉しく光栄に思います。男3人でこの世代というのはTVドラマでもなく、最近見たことのない映画になるのではないでしょうか。僕自身、男同士の作品があまりなく、こういった設定の山の男役でとても新鮮です。長谷川さんも泥臭い感じの役柄はなかったので普段とは違う役柄で3人の関係性をどう作っていくのか楽しみです。長谷川博己作家性の強い作品だと思います。読む度に考えさせられたり、これはどういう意味なのかとか、読めば読むほど色々な味が出る感覚がしました。これから撮影に向けてどう構築していこうか模索している最中です。監督の作品はとても好きですし、作品ごとに違う雰囲気がするので、阪本監督とご一緒できることをいまから凄く楽しみにしています。監督は大変こだわりのある方だと思いますので、どう料理されるのか。監督のこだわりにどっぷり浸かってどう変化するのか。楽しみたいと思います。池脇千鶴シナリオがとても素晴らしく胸にきました。私の役は家庭を守る役ですが、登場する男性たちは、プライドを持ち守るものがあり、ときに傷つき一生懸命で武骨で美しく、人間らしい描かれ方をしている物語です。夫役の稲垣吾郎さんと初めて共演させていただき、紘という人は煤だらけの中年男性で、稲垣さんがどんな風に演じられるかが楽しみです。阪本監督とも初めてで、骨のある映画を撮られている印象で、もうチャンスがないかもしれないと思っていたので、お声がかかりとても嬉しかったです。シナリオを読むと、炭焼き小屋、山、海、その土地のロケーションが浮かんできます。皆さん、現場でどんな熱量で演じられるか楽しみにしています。渋川清彦男3人の同級生の話で、その地方にいる人たちの群像劇ともいえる物語で、率直に僕の好きなお話でした。阪本監督の作品に出るのは念願でした、大変嬉しいです。阪本順治:脚本・監督『半世界』は私が以前より求めていた世界観を実現するものです。小さな物語ではありますが、グローバルとは相対するもうひとつの世界を、多彩な俳優陣を得て存分に描きたいと思います。稲垣氏は彷徨う心を、長谷川氏は感情の揺らぎを、渋川氏は不変の意志を、池脇氏は未来への追求を、それぞれの感性と力技で演じてくれることでしょう。人生の半分を生き、どこへ折り返していくのか? 『半世界』はそんな彼らのささやかな日常を描く作品です。ご期待下さい。阪本順治拝(text:cinemacafe.net)
2018年02月13日“浪速のエリカ様”こと上西小百合元衆院議員(34)が、議員をやめてから迷走している気がします。 昨年3年ぶりとなった衆議院議員解散総選挙で、自ら出馬を辞退した彼女。“元議員タレント”へと鞍替えしたかと思ったら「いずれ政界に戻る」とコメントしたり、最近ではダサいと酷評された私服を披露したり。他にも野球界にサッカー界と、とにかく目のつくところに噛みつきまくっています。 そんななか、婚約中と公言していた“ショーンK似”の50代男性と破局していたことが報じられました。普段気になる話題や自身のニュースは積極的にTwitterで拾いコメントをしている彼女ですが、こと恋人の話題においては口数が少ない様子。その温度差から「実は動揺している」「恋人って本当にいたの?」と反応が集まっているのですが、果たして事実はどうだったのでしょう。 ■“偽恋人”か見分けるポイント 普段の炎上と比例せず、話題小さく終わった彼女の熱愛報道。事実だったかは別にして、世の中にはいろんな理由から「恋人がいる」と言い張ることで人間関係をやりすごしている女性がいます。それは話題合わせや無駄なおせっかいを避けるため、身を守るためにおこなう処世術。ですが、実は偽と本物の間には見抜くポイントがいくつかあります。 ・自分から彼氏の話題は絶対触らない 恋人がいると嘘の主張をする人が1番気にするのは、会話の辻褄があわなくなることです。人間誰しも大なり小なり嘘はつきますが、架空の人物1人を作り上げるほど、想像力にとんだ嘘を突き通せる人はそういません。そのため彼氏がいると言い張る人の多くは、まずもって自分から恋愛の話を振りません。相手に聞かれて初めて、嘘を組み立てるのがほとんどです。 ・名前がとっさに出てこない 相手に聞かれてエピソードを組み立てたとき、重要だけど忘れがちな設定が1つあります。「彼氏の名前」です。女性同士で恋バナをしても、名前について言及されることはほとんどありません。そのため偽の恋人エピソードを披露している人は、名前を聞かれたときには一瞬詰まることが多いです。とはいえ問う方も名前を聞くということは、疑っていると間接的に伝えているようなもの。名前を聞きたいと思った時点で、性格の悪さが露呈しているかもしれません。 ・不満が出てこず関係に発展がない 彼氏が本当はいないのにいる。そう偽ったとき、当たり前ですがその関係には山も谷もなく発展もありません。どこへ行ったとか何年付き合ったとかの話はあるものの、喧嘩とか結婚とか生々しいイベントは話に出てきません。だからこそリアリティが欠けているのです。その辺の話題を振ったときに口を濁す場合、それはよっぽど好評したくない相手……という場合も。 意地悪な視点になってしまいましたが、みなさんのまわりに当てはまる人はいたでしょうか。嘘や見栄はだいたいが相手にバレているものですから、無理をして取り繕うより真正面から跳ね返していきたいものです。 ■サッカーより野球より噛みつくべきところがある 現在は政治のことより、野球やサッカーへの“苦言”が止まらない彼女。ポスト杉村太蔵さん(38)を狙っているのかわかりませんが、噛み付くならぜひ世の中のためになる噛みつきをお願いしたいところです。 いま世の中のためになる話題といえば、やはり何かと話題の相撲界です。理事選が終わり、古くからの体質が問題視されています。しかし世間とはかけ離れた世界ですから、一般人の炎上が影響を及ぼすことはそうありません。こういったみんなが言いたいのに言い切れないところに噛み付くことが、炎上タレントとしての真価になると思うのです。 炎上が頻発するタレントや文化人は多くいますが、長く息の続く人の共通点は“持論のなかに1割だけみんなが納得する正論や正義があるから”です。1割というのは言い過ぎですが、そこに魅力が濃縮されています。 上西さんの発言は、どうしてもその場その場で目についたモノに文句を言っているような印象が拭えません。失恋を乗り越えタレントとして花開くか、それとも芸能界の波に飲み込まれるのか。2018年は辛抱の年になるかもしれません。
2018年02月05日(イラスト:ちたまロケッツ) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『ラジオ』ということで、『ラジオの時間』編集人の村上謙三久さんが最推し番組を紹介! 【最推し番組】『今晩は吉永小百合です』/TBSラジオほかで毎週日曜日22時30分~放送中 『今晩は吉永小百合です』は昨年600回放送を達成した長寿番組です。様々なジャンルの音楽をトークで繋ぐ王道のスタイル。12年も続けているだけに、流暢なトーク……と思いきや。不思議とちょっと初々しい感じがするんです。この番組を聴いていると、吉永さんが微笑みながらお喋りしている姿が目に浮かんできます。 テーマを設けて、リスナーさんからのお便りも紹介していきます。長文の投稿が多いんですが、とにかく丁寧に読み上げているのが印象的。男性リスナーからの「夜の一時を癒してくれている吉永さんの声に感銘を受けています」という一文に、「感銘なんていわれるとどうしていいか……。ありがとうございます」なんてテレながら返答していたのも吉永さんらしいところ。気取らず、あくまでも1人の人間としてリスナーと向き合っているのだと思います。 半年に1度放送されるのが、その期間に吉永さんが「見たもの聞いたもの」を紹介する企画です。映画や演奏会、舞台などの感想を話されているんですが、特に熱がこもるのが意外にもスポーツの話。野球も好きで、西武ライオンズの大ファンなんです。昨年の年末には「セ・リーグではカープを応援しているカープ女子もどき(笑)」なんておどけた感じで語られていました。 リスナーさんもそれを知っていて、スポーツに関する投稿も多いんです。野球好きのリスナーさんからは、「東京ドームに設置されている吉永さんの大看板(JR東日本の広告)にホームランの打球が当たらないか、いつもヒヤヒヤしている」というマニアックなお便りも。吉永さんは「当てられたら福が来るかもしれないという気もしますけど、目や顔に当てられたら痛いかなあ。フフフ(笑)」と楽しそうに話していました。 リスナーさんとのやりとりでは、自然な笑い声が何度も漏れてきます。そして、時には真面目な話をされることも。スクリーンの中では見られない吉永小百合がラジオにはいるんです。 考えてみれば、映画中心で活躍している吉永さんの1人喋りを30分間聴けるなんてラジオ以外の媒体はありえないですよね。吉永さんの優しい声を満喫して穏やかな気分になります。最後は必ずこの言葉で終わります。「また来週元気で会いましょう」。日曜日の夜にはもってこいの番組ではないでしょうか。
2018年02月05日岡崎京子による代表作の映画化『リバーズ・エッジ』の完成披露試写会が1月31日(水)、都内にて行われ、出演する二階堂ふみ、吉沢亮らと行定勲監督が舞台挨拶に登壇した。■吉沢亮、映画祭初参加に「何をするんですか?」「第68回ベルリン国際映画祭」のパノラマ部門に正式出品も決まっている本作。5度目のベルリンとなる行定監督だが、「二階堂ふみからのプレッシャーがすごくて…“ベルリン行きたいな、行きたいな”って言われて(笑)。相手が選んでくれて行けるもので、お金を渡せば行けるわけではないので、身内からのプレッシャーでした」と苦笑いを見せた。これには、当の二階堂さんが「純粋な気持ちで発言していました(笑)。本当にありがとうございます。せっかく力強い魂のこもった作品になったと思うので、ぜひ海外の方にも観ていただきたいんです」と心を込めた。同映画祭には吉沢さんもレッドカーペットを歩くとのことだが、実は吉沢さんは「映画祭」と名のつくものに参加すること自体初めてだそう。舞台裏では、行定監督に「“映画祭って何をするんですか?”と聞いた(笑)」と笑顔を見せた吉沢さんは、「僕自身、挑戦的な作品になったので、本当にすごく光栄です」と感謝を伝えた。■映画化発案は監督ではなく二階堂ふみ!『リバーズ・エッジ』は、「ヘルタースケルター」をはじめとする岡崎さんのエッジの効いた作品の中でも、最高傑作の呼び声が高く、青春漫画の金字塔として支持を集める原作の同名映画化。若草ハルナ(二階堂さん)は彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢さん)を助けたことをきっかけに、夜の河原で放置された死体を見せられ、秘密を共有される。その日を境に、ふたりのゆがんだ絆が結ばれ、思わぬ現実がふりかかる。93~94年に連載された漫画がときを経て映画化される意図について、行定監督は「僕からの発案よりも、二階堂ふみからの発案だったんです。“やる”とも何とも答えていないけど“興味あるよ”と言ったら“OK、じゃあ話しましょう”とスタートした」と経緯を語り、「『リバーズ・エッジ』のタイトル通り、岸に少年少女たちはたたずんで、ふんばって生きている。生きるテーマが見えてきたので、いまの人たちにささるんじゃないかと取り組みました」と、原作への敬意と普遍のテーマ性を感じたことを語る。■森川葵、演じたキャラクターは自分にピッタリ?強烈なキャラクターが数多く出てくるが、中でも森川葵演じるカンナは山田が好きで、愛が空回りストーカーのようになっていく女性。だが、森川さんは「(自分が)カンナと性格自体、すごい近いんですよ」と衝撃(?)発言をすると、キャスト陣や行定監督は「そんなこと言って大丈夫?」とニヤニヤ&おろおろ。しかし森川さんは、「そんな変な女の子じゃないと思うんで大丈夫だと思う…。人のことを好きになるけど、好きすぎてどんどん離れていっちゃうの、カンナっぽいな、自分。自分カンナだなって思っていました」と改めて「自分はカンナ」発言で場内をざわつかせていた。そのほか、舞台挨拶には上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨も出席した。『リバーズ・エッジ』は2月16日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)
2018年01月31日“北の三部作”最終章を飾る一大巨編『北の桜守』の公開を記念して、「映画女優 吉永小百合」と銘打ち、吉永小百合出演の過去の名作を2月17日(土)より一挙上映することが分かった。吉永さんは1959年の映画初出演以来、数々の作品に出演してきた唯一無二の映画女優。『北の零年』『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”最終章である今作は、大戦末期から高度経済成長期という激動の時代を生き抜いたある“親子の物語”。厳しくも温かく息子を守る母・江蓮てつを好演した吉永さんは、自身120本目の映画出演作となった。そんな本作の公開を記念して、今回吉永さん出演の作品群から選りすぐりの6本を上映することが決定。ラインナップは以下の通り。■『動乱』第1部 海峡を渡る愛/第2部 雪降り止まず1980年公開の森谷司郎監督作『動乱』。2部構成で描かれ、高倉健と吉永さんが共演を果たしたほか、桜田淳子、志村喬、田村高廣らが出演している。■『天国の駅』1984年公開、出目昌伸監督作『天国の駅』。戦後初の女性死刑執行者をモデルに描き、吉永さんのほか、西田敏行、三浦友和、津川雅彦ら名優たちが出演する。■『長崎ぶらぶら節』2000年に公開された、「事件」シリーズや「あ・うん」の深町幸男監督作『長崎ぶらぶら節』。共演には高島礼子、原田知世、渡哲也らが名を連ね、主演の吉永さんは第24回日本アカデミー賞や第43回ブルーリボン賞なども受賞した。■『北の零年』『世界の中心で、愛をさけぶ』『ピンクとグレー』の行定勲が監督を務めた『北の零年』(2005年)。豊川悦司、石原さとみ、渡辺謙、柳葉敏郎、香川照之ら豪華キャストが集結している。■『北のカナリアたち』阪本順治が監督を務め、作家・湊かなえの「往復書簡」を原案とした2012年公開の『北のカナリアたち』。東映が創立60周年記念作品として製作され、吉永さんが主人公の小学校教師・川島はるを演じるほか、柴田恭兵や仲村トオル、里見浩太朗、森山未來、満島ひかりらが出演した。日本最北の地である利尻島・礼文島。20年前に一人の女性教師と生徒6人の間に起こった“ある転落事故”を軸に、双方の思いが複雑に絡み合いながら、当時明かされることのなかった謎と真実が、一つの衝撃的な結末を導き出す――。■『ふしぎな岬の物語』2014年に公開、吉永さんが『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出監督と共に初めて企画も手掛けた主演作。作家・森沢明夫の小説を基に映画化したもので、のどかな太陽と海に抱かれた岬村の先端に佇む「岬カフェ」を舞台に、店主の悦子とカフェに集う人々の温かいドラマを描き出し、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶らが共演。また本作は、第38回モントリオール世界映画祭で「エキュメニカル審査員賞」と「審査員特別大賞グランプリ」のW受賞という快挙を成し遂げた。のどかな太陽と海に抱かれて、時代に流されることなく、どこか懐かしさの漂う岬村。その岬の先端で、柏木悦子(吉永さん)は長年、小さなカフェを営んできた。悦子のいれる、とびきりおいしいコーヒーと、和やかな語らいを楽しみに、店に集う人々との交流を通して、当たり前すぎて忘れてしまいがちな、世の中の不思議や人と人との絆が、なめらかに紡ぎ出されていく――。名作揃いのラインナップで贈る「映画女優 吉永小百合」特集上映。上映劇場は、東映公式Webサイトにてチェックしてみて。「映画女優 吉永小百合」特集上映は2月17日(土)~3月9日(金)丸の内TOEIほか全国にて上映(※上映作品・日程は各劇場により異なる)。『北の桜守』は3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開(C) 2012『北のカナリアたち』製作委員会
2018年01月13日女優の吉永小百合が1月4日(木)、都内で行われた主演作『北の桜守』の完成報告会見に出席した。日本映画界を代表する吉永さんにとって120本目の出演作。「よくここまでやってこられた」と感慨深げに語り、スタッフや共演者に対し、感謝を示した。■吉永小百合、『北の桜守』に強い手応え「大事な作品になった」戦中から戦後にかけ、極寒の北海道で懸命に生き抜いた母子の30年にわたる葛藤と軌跡を描く本作。『北の零年』(行定勲監督)、『北のカナリアたち』(阪本順治監督)に続き、北海道を舞台にそこで生きる人々を描いた“北の三部作”の最終章にあたる。北の大地で力強く生きる母親を演じた吉永さんは、「とても難しい役だった」と回想。それだけに、「皆さんに支えられ、大変な撮影を乗り切ることができた。いまはホッとしているし、大事な作品になったと思います」と強い手応えは十分だ。■息子役の堺雅人、吉永さんは「すてきな大先輩です!」完成報告会見には吉永さんをはじめ、共演する堺雅人、篠原涼子、岸部一徳、滝田洋二郎監督が出席。吉永さんと親子役で共演した堺さんは、「吉永さんのひたむきさ、何事にも一生懸命にぶつかる姿に感動しました。すてきな大先輩です!」と敬意を示し、「44歳になりましたが、まだまだ一生懸命さが足りないなと思う」と背筋を伸ばした。また、「すっと役に入り込めた」(吉永さん)、「そばにいるだけで幸せ」(堺さん)と共演をふり返った。■共演者が明かす“スター・吉永小百合”の意外な一面は?「吉永さんとご一緒できるなんて、夢にも思っていなかった」と感激するのは、篠原さん。「すごくスポーツがお好きで、プロ顔負けのアスリートぶりに驚かされました。私も触発されたので、何か始めようかなと思う」と吉永さんの意外な一面を明かすと、吉永さんは「じゃあ、同じジムに行って、一緒にプールで泳ぎたいですね」と早速“お誘い”していた。また、岸部さんは「吉永さんは“スター”ですけど、現場ではそういうことを一切出さず、役にしか見えない。俳優はこうあるべきだなと、いつも思う」と話していた。『北の桜守』は2018年3月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月04日『Twitterトレンド大賞』が23日、都内で行われ、MCを務めたロンドンブーツ1号2号の田村淳、叶美香、ゲストとしてアキラ100%、上西小百合、仮面女子の神谷えりな、倉持由香、とろサーモン、池田美優、最上もがらが登場した。『#Twitterトレンド大賞』でMCを務めた叶美香、田村淳(左から)日本国内4,500万人以上のTwitter利用者から、今年に日本語でツイートされた膨大のデータを分析しながら、"忖度しない"流行語を決定する「Twitterトレンド大賞」。デイ・オブ・ザ・イヤー、エンタメコンテンツ・オブ・ザ・イヤー、トレンド・オブ・ザ・イヤー、リツイート・オブ・ザ・イヤーなどに分けて各部門の表彰が行われ、2017年のリアルな話題を振り返った。「Best Twitter」では、叶美香がツイートして話題となった「童貞を殺すセーター」を選出。Twitterに上がった叶の写真を目の当たりにした田村は「童貞殺されまくりですね(笑)」と思わず目を丸くし、イベント中には倉持が「童貞を殺すセーター」を実際に着用してゲストを悩殺する場面も。叶と同じように「童貞を殺すセーター」を着用した写真をツイートしたという倉持は「載せたらあっという間に1万人ぐらい増えました。たくさんの反響がありましたね」とセクシーな写真には即効性があったそうで、着心地については「ほぼ裸なので(笑)」と感想を。そんな彼女のセクシーな姿を下からスマートフォンで撮影が許可されたとろサーモンの久保田かずのぶは、スカートからお尻が見えたようで「挑発的なお尻でした(笑)」と満面の笑みを浮かべていた。イベント後には会見が行われ、報道陣から今年の芸能界を賑わせた不倫報道の話題を振られた田村は「(Twitterの)ランクに全然入っていなかったから、(報道陣の)皆さんはもう追っかけなくていいんじゃないんですか?」と忠告し、「どの不倫にも興味はありません(笑)。他所様の家庭に関心がないですから」と芸能人の不倫には興味がない様子。その田村は、AmebaTVの番組で来年2月に実施される青山学院大学を受験する企画が進行中だが、「今は70%ぐらいの手応え。100日前は偏差値が32でしたが、最近58ぐらいまで上がっていました。正月旅行返上で頑張りたいです」と意欲満々で、成果が出だした田村に対して叶は「是非期待しています。合格されると思いますので」とエールを送った。
2017年12月24日フリーアナウンサーの岡副麻希(25)が9日、都内で行われた「セント・フォースカレンダー2018」(12月1日発売)の発売記念握手会に、伊藤弘美、阿部華也子と共に登場。イベント前に報道陣の取材に応じ、今年を振り返ると共に来年の抱負を語った。岡副は「今年は仕事面では周りの人に助けてもらってばっかり。普通に会話するのでも一人で完結したことがない。本当に助けてもらった25歳」と2017年を振り返り、「26歳は、自分がもてなされてきた分、少しでももてなす側にもなりたい。助けてもらった分、フォローを入れる側にもなれたら」と話した。また、「2018年は26歳になる。母が私を25歳で産んでいるので、中身も外見もアダルトというか大人になりたい。そのために一生懸命生きたい」と大人の女性を目指すと宣言。そのために、「引っ越したい。まず行動範囲を広げたくて。引っ越して、自転車を勝手、自分の趣味を見つけたい」と自由な発言で笑いを誘い、「あと、お酒いろいろ挑戦したい。少しずつでも飲めるようになりたい」と加えた。今年は、フジテレビ系『痛快TVスカッとジャパン』で演技にも初挑戦。新たに挑戦したいことを聞かれると、「高校生の役をやりたいです。制服が着たい。そのために黒髪にもします。部活に励む人の役をやりたい」と高校生役に興味。また、「高校野球が好きなので、いつか高校野球のお仕事に携われたらいいなと思っています」と話した。そして、制服は何歳までOKだと思うかと聞かれると、「いまだに年齢確認されるくらい幼く見られてしまう」と打ち明け、伊藤から「違和感ないと思う」と言われると、「着せて確かめてください」と要望。サッカーの三浦知良選手が50歳を迎えたときにインタビューしたことを明かし、「50歳だけど年齢を感じさせない。年齢は関係ないんだということを教わったので、それを私も制服を着て証明したい」と意気込みを語った。「セント・フォースカレンダー2018」は、各局で活躍する美人キャスター12人が一同に集結する卓上カレンダー。新井恵理那、皆藤愛子、川田裕美、阿部華也子、小菅晴香、高見侑里、小林麻耶、岡副麻希、柴田阿弥、伊藤弘美、長野美郷、望月理恵が月代わりで登場する。
2017年12月09日フリーアナウンサーの岡副麻希が9日、都内で行われた「セント・フォースカレンダー2018」(12月1日発売)の発売記念握手会に登場。イベント前に報道陣の取材に応じ、親知らずを抜いたエピソードを語った。岡副麻希岡副は今年印象に残っていることとして「親知らずを抜いたこと」を挙げ、「親知らずを抜いた日に永島(優美)アナと三上(真奈)アナとご飯食べに行く約束をしていて、お店でティッシュの入れ替えをしてお店の人にも気を遣ってもらって…」と抜いた当日の様子を説明。「その日は寝たんですけど、次の日枕が血だらけで。でも、唾液の分泌が多いから心配いらないと言われて」と仰天エピソードをさらりと披露した。もう一つ、「TSUTAYAカードを作ってTSUTAYAデビューしたこと」も印象に残っていることとして挙げ、「おすすめの映画を教えてもらって映画を見始めました。その時間がすごく幸せな2017年でした。借り放題入っちゃって」とうれしそうに話した。「セント・フォースカレンダー2018」は、各局で活躍する美人キャスター12人が一同に集結する卓上カレンダー。新井恵理那、皆藤愛子、川田裕美、阿部華也子、小菅晴香、高見侑里、小林麻耶、岡副麻希、柴田阿弥、伊藤弘美、長野美郷、望月理恵が月代わりで登場する。この日の取材には、岡副のほか、伊藤、阿部が出席した。
2017年12月09日吉永小百合主演で贈る、北の三部作最終章『北の桜守』。すでに堺雅人、篠原涼子、阿部寛、佐藤浩市ら豪華俳優陣が集結している本作だが、この度本作をさらに盛り上げるキャストとして、安田顕、野間口徹が出演していることが分かった。本作は、終戦直後の北の大地で懸命に生きた母と子が、長年にわたる別離を経て、家族の記憶を巡る旅に出る物語。今回新たに発表された安田さんが演じるのは、堺さん扮する修二郎の同級生で、少年時代に修二郎をいじめていた過去がある杉本久。今作で共演シーンはないものの、吉永さんにとって120本目という作品に出演することを尋ねられると、「日本映画界の歴史を作られてきた方と、その方が主演される作品にこうして同じスクリーンに出させていただき、本当に光栄なことだなと思います」とコメント。そして、野間口さんは、修二郎が日本で開業したミネソタ24の社員で、社長である修二郎をサポートする木村学を演じる。また安田さんは、アメリカ帰りの修二郎を訪ねた際「What can I do for you?」と聞かれて戸惑うというシーンで、「ホッケ?ホッケがどうしたって?」という北海道人らしいアドリブで応戦。カット後にほかのキャストやスタッフを爆笑させていたという。そして野間口さんも、稚内での撮影では初夏の東京から移動してきたため油断したのか、寒空の北海道に短パン姿で現れ、堺さんにからかわれるなど、独特の空気感で現場を盛り上げていたようだ。2人のキャスティング理由についてプロデューサーは、「これまでの出演作を見ていて、それぞれの役のイメージにぴったりだなと思いましたし、実力派のお2人だったので、ぜひ、お願いできればと思いました。撮影を終えて、滝田洋二郎監督もお2人の演技を絶賛していました」と語っている。『北の桜守』は2018年3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月10日「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の決勝大会が29日、都内で行われ、沖縄県出身でコスメショップ店員の定岡遊歩さん(21歳)がグランプリに輝いた。深田恭子や石原さとみら数多くのスターを輩出している同オーディション。近年は女性限定のオーディションだが、第42回目を数える今年は1997年の第22回大会以来、実に20年ぶりの男女混合大会で、応募総数3万6,504人が応募した。WEB審査や全国9カ所で行われた地方予選、そして数度にわたる合宿審査を勝ち上がった男女10人のファイナリストが決勝大会に進出。決勝大会ではバラエティー審査と自己PRが行われ、自己PRで小学2年生の時から始めたというピアノを披露した男性の定岡遊歩さんが選ばれた。自分の名前を呼ばれて思わず表情が固まった定岡さんだったが、第1回の同大会でグランプリを獲得した榊原郁恵からトロフィーを渡されて思わず涙。榊原から「ホリプロはまたすごい人を見つけたと思います。すごい期待が掛かっているから頑張って欲しいですね。期待しているから一緒に頑張りましょう!」と温かい言葉をもらった定岡さんは、自分の名前を呼ばれた時のことを「えっ? まじで自分? という気持ちになっちゃいました」と告白。ピアノを弾いた自己PR審査では、審査員のヒャダインから「(ピアノのベダルを)踏みすぎ!」と注意されて「裏で半泣き状態でした」と自信を失くしたようだが、「まさかグランプリになれるとは思っていませんでした。初めて人生で1番をとったので、どうしたらいいか分からないですが、すっごく嬉しいし、今までで一番嬉しかったです」と喜びを爆発させた。2年前にアパレルの仕事に就くために沖縄から上京し、現在はコスメショップで店員として働いている定岡さん。同大会でグランプリとなり、今後は芸能人として注目が集まるが、しばらくは「両方頑張ります」としながらも、「夢はオールジャンルでみんなから愛されるタレントさんになりたいです」と芸能人としての目標も。また、報道陣から「りゅうちぇるに似ている?」と聞かれると「言われるんですけど、違います!」とあくまでもオリジナルであることを強調していた。なお、審査員特別賞には広島県出身の大学3年生・井上祐貴さん(21歳)が受賞。男性がグランプリと審査員特別賞のダブル受賞に輝いたのは、ホリプロスカウトキャラバン史上初めてのことで、男性がグランプリを獲得したのは1991年以来、26年ぶりとなる。
2017年10月29日「2017 SENDAI光のページェント」が2017年12月8日(金)から12月31日(日)まで、宮城県仙台市内の定禅寺通にて開催される。32回目を迎えるイルミネーション「2017 SENDAI光のページェント」は、"みんなで灯す、心の明かり"をテーマに開催。約60万球のLED電球で160本もケヤキの木をライトアップし、地元の市民や定禅寺通を訪れる人々の心に温かい灯りをともすような景色を展開する。イルミネーションは、バイオマス発電によるグリーン電力を利用するなど、環境に配慮した取り組みを行っていることが特徴。なお、初日には点灯式が行われ、カウントダウンとともにケヤキ並木が一斉に点灯する。【開催概要】2017 SENDAI光のページェント開催期間:2017年12月8日(金)~12月31日(日)実施時間:日~木 17:30~22:00、金・土 17:30~23:00、31日(日) 17:30~24:00場所:仙台市 定禅寺通(東二番丁通~市民会館前)電球数:60万球(すべてLED)ケヤキの本数:160本【問い合わせ先】2017 SENDAI光のページェント 実行委員会TEL:022-261-6515受付時間:平日9:00~17:00(土日祝休み)
2017年10月24日アイドルグループ・嵐の松本潤と、女優の有村架純が16日、映画『ナラタージュ』(10月7日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶に、行定勲監督とともに登場した。同作は、作家・島本理生による同名の恋愛小説を実写化。高校の時の演劇部顧問教師・葉山(松本)に想いをよせる泉(有村架純)は、卒業以来1年ぶりの再会に想いをつのらせ、葉山の方もまた泉に複雑な感情を抱える。撮影で学んだことについて、松本は「お芝居をさせてもらう時の表現の幅が広がったんじゃないかな」と振り返る。「演技のやり方もだいぶ削ぎ落とした方向」と語り、「全然違う役をできるようになったらいいなという風に思います」と今後の役柄にも思いを馳せた。また有村は「映画の面白さを改めて感じた」という。「お芝居って作品が終わるまであまり楽しいとは思わないんですけど、いろんな葛藤をしながら作品を作る楽しさを、改めて感じました」と魅力を表し、「いろんな出会いや発見をくれた作品でもあったので、撮影から今日まで、とても充実した時間でした」と語った。一方、行定監督が「首がつながった。これ当たんなかったら、路線変えようと思ってたんだよね」と明かすと、松本は「マジっすか!? 大胆発言ですね」と驚いた様子。行定監督は「人間関係の曖昧さが好きなんです、僕は。映画だからできることだと思っていて。わかりやすくしなくてもいいし、暗闇の中で2時間くらい没頭してもらいたいという気持ちがあるんですよね。物語じゃないものをみんなが感じ取ってる」と映画の良さについて持論を展開した。行定監督が「これが当たらなかったら、超ジェットコースタームービーみたいなものを撮ろうかと……」と実は持っていた構想を披露すると、松本は「真逆ですね」と苦笑。監督は「皆さんが観ていただいたってことで、もうちょっとこういうのをやっていける期間が延びた」と感謝した。さらに監督は「映画がキャストによって救われれる瞬間があるものなんですよ」と2人にも感謝。「このキャストに出会うために10数年間、成立しなかったんだろうな、待ってたんだろうなと思います」と語り、2人のおかげで大規模公開できたため「たくさんの人に映画を観て欲しいという思いがあったので、感謝しています」と改めてお礼の言葉を述べた。
2017年10月16日『おくりびと』の滝田洋二郎監督のもと、吉永小百合が主演を務める映画『北の桜守』。吉永さんにとって120本目の出演作となる本作から、“息子”役の堺雅人や、その妻役の篠原涼子、岸部一徳、笑福亭鶴瓶、阿部寛、佐藤浩市が姿を見せる本予告が公開された。構想7年、物語の舞台・北海道を中心にロケーションを敢行した本作は、7月12日に無事クランクアップを迎え、現在、鋭意編集作業中という。そしてこのたび、豪華キャストが勢揃いする予告編が完成。吉永さん演じる母・てつと、堺さん演じる息子・修二郎の親子の物語を中心に、さまざまな人間模様を映し出している。まずは終戦直後1945年の8月、ソ連軍の侵攻が起こる。江蓮てつは息子2人と共に南樺太を脱出し、決死の思いで北海道の網走へと辿り着いた。そんな満身創痍の親子を待ち受けるのは、意識を失うほどの厳しい寒さと飢餓。その中を懸命に生き抜いていく親子とともに、てつの夫・徳次郎役の阿部さん、そして、闇米屋として貧困にあえぐ江蓮親子に仕事を与える菅原信治役の佐藤さんの姿が見える。1971年、成長した次男の修二郎は米国で成功し、日本初のホットドックストアの日本社長として帰国。15年ぶりに網走を訪れた。そこには長男の姿はなく、1人、夫を待ち続けながら慎ましい生活を送る年老いたてつの姿があった。修二郎はてつを札幌へと連れ帰り、共に暮らし始めるが…。1人、網走に戻ろうとしたてつのために、修二郎は母と2人で、北海道の大地を巡る過去への道行を始める。満開の桜、母が「憶えてるよ」と語る古びた駅。「親子で旅行って、うらやましいですな」と声をかけるのは、居酒屋「たぬき」の主人を務める鶴瓶さん。だが、どこか堺さん演じる修二郎は、母を気にかけている様子だ。北へ、北へと記憶を辿る親子の旅。「思い出しちゃいけない!」息子が必死の思いで叫ぶ、禁断の記憶とは…?激動の時代、北の大地を懸命に生きた“親子の物語”に、心を奪われる映像となっている。『北の桜守』は2018年3月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月03日女優の有村架純が、都内で行われた映画『ナラタージュ』(10月7日公開)の「一生に一度の恋をした人限定!スペシャル試写会」に、松本潤、坂口健太郎、行定勲監督とともに登場した。同作は、作家・島本理生による同名の恋愛小説を実写化。高校の時の演劇部顧問教師・葉山(松本)に想いをよせる泉(有村)は、卒業以来1年ぶりの再会に想いをつのらせ、葉山の方もまた泉に複雑な感情を抱える。印象的なシーンを聞かれた松本は「架純ちゃんの表情が崩れる姿ですかね」とピックアップ。「体当たりで演じられてる分、如実に出てるので。観てる皆さんが共感してくれるんじゃないかなと思います」と語る。松本の言葉を受けて、有村は「葉山先生に対して『なんなんだろうこの人は』って思いもあったし、複雑ですね」と撮影中の役の心境を振り返った。有村は同じ質問に対して「泉が葉山先生に対して『聞いてることと違うぞ』と思うところ。そこがわかってから、問い詰めるんじゃなくて、わかった上で寄り添う」と説明。行定監督は有村の回答を聞いて「『なんか違うぞ?』という時の架純ちゃん、すげー怖い」とニヤリと笑顔を見せた。一方行定監督は、作中で泉が見せた土下座シーンを挙げる。「ここはクライマックスの前だから、あんまり盛り上がっちゃいけない感じもするけど、なんか痛いよね」と語ると、松本と坂口も無言で頷く。行定監督はさらに「女性が土下座するんですよ。とんでもないですよね。けど切ないね」としみじみ。「(相手側との関係性が)SなのかMなのかとか、ねじれまくってる。それが愛の表現だと言ってしまえば、すごい究極」と語り、「土下座が見所ですね」とアピールした。
2017年09月27日突然ですがみなさん、お子さんが新生児〜乳幼児のとき、お部屋のなかで「赤ちゃんの定位置」はありましたか?我が家は出産後にベビーチェアや室内用品を買おうと思っていたため、最初は赤ちゃん用の小さな布団に寝かせてみたり、ソファーでママの隣に置いてみたり…。なかなか赤ちゃんの居場所が定まらず、試行錯誤の後、ハイローチェアやバウンサーをいくつか購入しました。今回は、ママたちに人気の2つのベビー室内用品を、愛用しているママたちの声を聞いて比較してみました♪アップリカ「スウィング」は、新米ママのお助かりアイテム♪ライター溝上さんのお子さんは、生後2ヶ月の女児ベビー。ベビー用品を買うのはすべてはじめて!少し早いですが、お食事用の椅子はストッケのトリップトラップの新色に決めたそう♡まだまだねんね時期の今は、リビングでママと一緒にソファー&ローテーブルで過ごすことが多いそう。ソファーで寝っころがらせていることもありますが、ママが家事のときや、ひとりでねんねするときは、アップリカの「スウィング」を使っているそうです。ーーースウィングは、いつ、どんなシーンで使っていますか?ほぼ毎日、お昼寝時に使用しています。授乳後、赤ちゃんをホールディングパッドに包んでから、スウィングに乗せてお昼寝がいつものパターンです。(溝上さん、以下同)ーーーベビーはすぐに寝てくれるのですか?乗せてすぐは少しぐずることがありますが、心地よい揺れと音楽ですぐに入眠してくれます。ーーー寝かしつけ、苦戦しますよね。抱っこで寝かせてそ〜っと置いたら起きてしまって、添い乳を試したり…。ベビーをゆっくり寝かせて手が離れるというのは、ママにとってホッとする時間ですね。日中、ソファーなどで寝かせるよりも長時間のお昼寝をしてくれるので、その間に家事をしたり、ゆっくり過ごしています。睡眠途中にすこし泣くことがあっても、揺れと音楽でまたすぐにウトウトして眠ってくれるんです。ーーー新生児用のホールディングパッドを使っているということですが、これも役に立っているんですね。そう、モロー反射で「ビクッ」として起きてしまうことがありません。すこしの物音では起きないですね。スウィングで寝かしつけて、ソファーやベッドに移動させるときにも、パッドをしていれば「寝かせ替え」で起きることがないです。ホールディングパッドは、ママひとりでお風呂に入れる時にも使っています。パパが仕事の日はママがひとりでお風呂に入れているので、赤ちゃんをホールディングパッドに包んだ状態のままベッドに移動して、ママが洗い終わるのを待ってもらっています。パッドを使用する前は、寝ていてもリビングから寝室のベッドに移動すると、起きて泣いてしまうことがあったのですが、パッドを使用するようになってからは、ママがお風呂に入っている間も寝てくれるので助かります。ーーーもうちょっと改善してほしいなぁと思う点はありますか?まだ月齢が小さいからだと思いますが、ホールディングパッドに包んで乗せると揺れで赤ちゃんの体がずれてきてしまい、パッドの左右の重ね部が口にかぶさってしまいます。よだれも気になるので、ずれないような作りになればなぁと思います。ーーー音楽は聴いていますか?携帯を繋いで、聞いています!ベビーのために音楽をかけたり、私自身もリラックスするので、とてもいい機能だなと思います。でも、この音楽を聴くためのコードが少し短いんです。もう少しだけ長ければ、もっと扱いやすいのになと思います。ベビービョルン「バウンサー」は、第二子から導入して大正解♡次は、第二子(7ヶ月男児ベビー)持ちのライター瀬川さん。以前にもバウンサーのレビュー記事などを書いていただいていますが、新生児〜今でも毎日愛用中とのことで、お話をおうかがいしました。ーーーバウンサーは、いつから使っていますか?1ヶ月になったその日から、毎日使用しています。もう、ここが息子の居場所という感じです。生後1ヶ月の時は、お風呂上がり用に脱衣所で使っていました。上の子もいるので、わたし含め3人でのお風呂タイムはいつもバタバタ。さっと乗せられることと、息子も乗り心地に満足していたのでそこまでグズることもなく、大助かりアイテムでした。(瀬川さん、以下同)ーーー月齢によって、使うシーンなどは変わりましたか?3ヶ月以降は、リビングで大活躍。このころから、息子も定位置があると安心になってきたのか、自分でビヨンビヨン揺らして楽しむようになりました。お姉ちゃんが隣で遊んでいる姿を見るのもとても楽しそうな様子でした♪5ヶ月目からは、離乳食をあげる時にも活躍。普段はダイニングテーブルでの食事の我が家ですが、離乳食をはじめたばかりの息子は、ローテーブル&バウンサーです。ーーー上のお子さんのときは使っていなかったアイテムですが、やっぱり使ってみてよかったと思う点はありますか?とにかく手軽。部屋の中で、あっちこっちへの移動も軽くて楽ちんです。ぱたんと簡単に折りたためるし、収納場所もとらないし、ほんとに使いやすい!大きなローチェアーなどだと、部屋の中で場所をとるので、掃除のときなどにサッと動かすのが大変ですよね。ビョルンなら、片手でひょいと持ち上げられます。あとは、乗っている子どもが自分で動かせて楽しそう。手動や自動で揺れるタイプのローチェアーも検討しましたが、息子にはこれが楽しそうで合っていたのかもと思います!ーーー上のお子さんがいるからこそ、よかったと思う点はありますか?腰すわり前は、赤ちゃんは常に寝かされていることが多いですよね。でも、バウンサーに乗っていれば、お姉ちゃんも同じ目線で遊んでるので飽きないようです。我が子たちは年の差があるので、上の子に「赤ちゃんに細かいものは渡さないでね」を徹底。お姉ちゃんの遊んでいる様子をニコニコ見守る弟を見ると、ほっこりします。ーーーもし、ここを改善して欲しいという点があれば教えてください。ビヨンビヨン揺れるのを一時的に止められる機能があればうれしいです。動くのが楽しくなると、子どもは常にビヨンビヨン!笑顔を拭きたい!とか、少しだけ止まってて欲しい時にもニコニコとバヨ〜ンバヨ〜ンとされるので、結果バウンサーを足で押さえています。ママの裁量で動きを止めることができたらいいなぁとたまに思います。やっぱり、赤ちゃんに「定位置」は必要♡お部屋のなかで毎日使うものだから、ママもベビーも、そのほかの家族もみんなが使いやすくて便利なものがいいですよね。スウィングとバウンサー、どちらも違った良さがあります。じっくり吟味して、赤ちゃんの「定位置」を探してあげてくださいね♪
2017年08月28日発言がたびたび炎上を引き起こしている上西小百合衆院議員(34)と、その秘書を務める笹原雄一さんとのあいだでトラブルが発生しています。上西議員の浦和レッズ騒動などでテレビにも出演し注目を集めていた笹原秘書ですが、8月23日の深夜、 『上西と家城秘書から正式に解雇されました。特に揉めた訳でもありませから、8月31日までは普通に仕事します』とツイート。また、上西議員の地元である吹田市で大規模な停電が起こっていたにも関わらず同議員が戻らなかったとして、『吹田が大変な時によそでバーベキュー。それはいいけど知ったら帰ってこいよ』と強く批判しています。さらに、「上西にもう政治家はやらせない」「知ってるスキャンダルぶちまけて出馬させない」「次の総選挙に上西小百合はでません」など立て続けにツイート。これに反応する形で、上西議員は『ウチの事務所をやめるっていうから、どうぞって言ったら解雇されたとか勝手に騒ぐし。本当にお酒やめて欲しい。笹原さんがやめようがやめまいが、私の人生には全く関係ありません。私は一生政治家ですから、次の総選挙にも当然出ますよ』と反論しています。発言するたびに批判を受ける上西議員ですが、今回の騒動に関しては楽しんで見守る人も多いようです。●上西議員vs笹原秘書は見応えアリ?解雇について双方の言い分が異なり、争いとなっている上西議員と笹原秘書についてネット上では、『上西の一人相撲みたいな炎上はもう見飽きたからな。登場人物が増えて面白くなってきた』『揉めろ揉めろ!上西劇場の始まり!』『知ってるスキャンダルってなんだろう…。これからどうなるか楽しみ。もう一人のあくどい秘書である家城のスキャンダルとかも暴露してほしい』『バーベキューは仕事ですか?税金で食べるお肉はおいしいですか?』『これだけボロクソに文句言って、上西が帰ってきたらどんな顔して会うんだろう』『「一生政治家」って言ってるけどギャグですか?政治家っていうのは選挙で当選しないとなれないんですよ?』『選挙に出ても当選しないからお好きにどうぞ』『この秘書って上西のこと守ってた人だよね?いなくなったら抑える人いなくなって上西の炎上が加速しそうなんだけど』『もうネタが切れたから、2人で口裏を合わせて炎上を演じてる可能性もあるぞ』『とりあえずどっちも頭悪そう』など、今後の展開を楽しみにする人も少なくない様子。連日ニュースを騒がせる上西議員ですが、味方であるはずの秘書からも見限られることになってしまいました。果たして、この争いはどのような結末を迎えるのでしょうか。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月24日一生に一度のすべてを捧げた恋を描いた映画『ナラタージュ』の完成披露試写会舞台挨拶が8月23日(水)、都内にて行われ、出演する松本潤、有村架純、行定勲監督が登壇した。大人の男を演じた松本さんは、行定監督に「今日、明らかに(劇中と)違うよね。声かけづらかったもん。嵐の松潤がいるよ」と言われると、「まあ、嵐ですけど(笑)」と余裕の笑み。さらに、行定監督が「葉山先生は親近感がある」と続ければ、松本さんは「僕、親近感がないみたい、やめてくださいよ(笑)」と、タジタジになっていた。『ナラタージュ』は、『陽だまりの彼女』以来4年ぶりとなる松本さんの主演映画。2006年版「この恋愛小説がすごい」第1位となった島本理生による同名小説の映画化で、たとえ許されなくてもすべてを捧げた衝撃の純愛を描く。大学2年生の泉(有村さん)のもとへ、高校の演劇部の顧問教師・葉山(松本さん)から、後輩の卒業公演に参加してくれないかと誘いの電話がくる。葉山に特別な想いを抱いていた泉は、再会により気持ちが募っていってしまうが…。行定作品に初出演となった松本さんは、参戦について「うれしかったです。プライベートで一度お会いしたことがあって、『いつか面白い作品があったとき、やれたらいいね』と言っていたので、思い出して本当に声かけてくださったんだなって」と感激の表情。同じく行定組に初参加となった有村さんも「ご一緒できるんだと、すごく感激しました。とても難しい役でもあったので、インするまでは緊張していました。現場では気は抜けなかったですけど、肩の力は抜けたと思います」とふり返った。この日は、8月30日に34歳の誕生日を迎える松本さんのために、サプライズでバースデーケーキが登場する一幕も。『ナラタージュ』にもじって「ナラタージュン」と描かれたケーキに、思わず笑みをこぼした松本さんは「まさか、タイトルと僕の名前でギャグができるなんて…祝っていただけてうれしいです!ありがとうございます!」と、赤いバラが施されたケーキの前で感激の様子。ちなみに、34歳の目標は「ぜひ映画がたくさんの方に観ていただけたらと、説に願います」と願をかけていた。『ナラタージュ』は10月7日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年08月23日女優の松たか子さん(40)に「似てる」と発言したことで多くの批判を浴びた政治家の上西小百合議員(34)が、またもや“とある芸能人”に「似てる」と自称して炎上しています。事の発端は2017年8月18日、上西議員が自身のTwitterに松たか子さんの写真と自分の写真を同時に掲載して『似てる、っていうか私が真似した』と発言したこと。この投稿に対し、Twitter上では「松たか子に謝ってこい」「図に乗るな」などと厳しい書き込みが殺到し炎上しましたが、上西議員は同月20日に松たか子さんに“似てる”と発言したことについて『似てるが言いたかったわけじゃなくて、男性社会では女性の意思さえ強ければ意見が通りやすいってとこがポイントだったんだけど』と釈明するコメントを出しました。しかし、その後『ただ、似てるって事だけで言えば、にしおかさんやperfumeは確かに言われるけど、一番多いのは前田敦子さん』と今度は元AKB48の前田敦子さんと似ていると自称したことで、さらに炎上が広がっています。●上西小百合、今度は“前田敦子と似てる”で炎上!前田敦子さんに“似てる”と発言した上西議員に対してネット上では、『前田敦子が現役時代だったら大炎上の大騒ぎだよ』『似てると聞いた芸能人は心外でしょうね』『Perfumeのあ〜ちゃんに謝れ!!全然似てねーし』『前田敦子からしたらたまったもんじゃないな』『どっちかと言うと肉まんに似てる』『原西に似てる』『ゴリラのほうが似てるかな』『俺がおととい釣った魚に似てた』『この人の給料が税金かと思うと本当に腹立たしい』『誰に似てるとかどうでもいい。あなたは芸能人ではなく税金で働いてる政治家であることを忘れないで』『まともに仕事しないなら議員辞めろ』『せめて政治に関係するツイートしてくれ』『いい加減タレント気取りはやめてください。私たちの血税で何やってるんですか』などと厳しい批判の声が殺到しています。政治関連のことよりもTwitterでの炎上に注目されがちな上西議員ですが、当選させた人々の気持ちを裏切らないようにしっかりと政治活動に励んでほしいですね。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月21日「俺に近づくと火傷するぜ」 そんなセリフが何かのマンガであったけど、今この言葉が似合う議員は上西小百合衆議院議員(34)でしょう。 政治に噛みつき、芸能ニュースに噛みつき、スポーツにも噛みつくハングリーさとマメさには頭が下がります。そして先日はサッカーの浦和レッズに対して「親善試合は遊びなのかな?」など、ファンを挑発するような過激発言を連発。サッカー連盟をも巻き込む騒動を起こしました。 その頑張り(?)が定期的にニュースとして取り上げられる上西女史。しかし政界の諸先輩たちを「女を使うから嫌い(小池百合子東京都知事)」「聞く能力が全く無い(橋下徹元大阪府知事)」と表現、辛辣といわれるコメントの言葉遣いは「ムカつく」「バカ」「すげー」など、稚拙な表現が多い。発言の是非の前に、インパクトだけが先行しているのが現状です。 短期的にはニュースになって得をしたとしても、長期的には政治家としてもタレント予備軍としてもマイナスしか感じられない彼女。ただ先日起こした“浦和レッズ騒動”の対応を見ていると、あることに気付いたのです。 それは、彼女の釈明会見でのことです。記者の質問に対して上西議員が回答していると、公設秘書の男性がその場で“ダメ出し”をし始めるではありませんか!まさに、船場??兆の謝罪会見以来の入れ知恵行為。激しく苦笑してしまいましたが、ここで気になったのは「ダメ出しをもらう最中の彼女の落ち着きのなさ」です。 体を揺らしたり服の乱れを直したりとわかりやすくオドオドする彼女。インタビュー後には「これでよかったのかな?」と発言の許可まで取りだす始末です。普段はSNS上の過激発言ばかり注目してしまいがちですが、案外、素の彼女は自信がないのかもしれません。そしてその自信のなさを補填する行為の1つが、過激発言という“武装”なのではないでしょうか。 また武装といえば、過激発言に比例しない“顔面についてのスタンス”も見逃せません。彼女は炎上を気にせずどんなつっかかりも拾っていくタイプ。なのに、顔面の話やメークの指摘は総じてスルーなのです。しかしアイメークの濃さを指摘されれば、速攻で修正対応も。この発言と行動のミスマッチに、オンナの繊細さを感じるのです。 つまり彼女にとってメーク後の顔も、自分を強くしてくれる武装ツールの1つなのかもしれません。それを裏付ける行為として、最近はインスタグラムで加工自撮りも披露。ある種のメーク的な画像を多くあげています。そして実際のメークも、15年の写真集発売頃と比べるとじんわり濃くなっているのです。 自信がないからだんだん発言もメークも強めになっていくのでしょう。でも本当に強い人は無理に強がらないし、自然体。もちろん他人、それも身近な男性に大切な判断を委ねたりはしません。 炎上に挑む強さと努力は尊敬に値します。ただ強さとは本来、自分を受け入れ、自立して歩みを進められる人です。不自然な強がりは「弱い犬ほどよく吠える」とあしらわれてしまいます。まず第一歩として、ナチュラルメークは覚え直しましょう!
2017年08月01日上西小百合衆院議員(34)が、不倫疑惑が報じられた今井絵理子参院議員(33)について「バカですね。自覚が足りない」と辛口にコメントをした。 上西議員は、28日に放送された日本テレビ系『情報ライブミヤネ屋』のインタビューに応じ、一部週刊誌で神戸市議会の橋本健市議(37)との不倫疑惑を報じられている今井議員について「手をつないでいらっしゃる写真がありました。これはたとえ一線を超えていなかったとしても、やってはいけないことだったと思います」と指摘。 宿泊したホテル内でパジャマ姿で過ごす様子もキャッチされており、「同じ部屋のホテルでパジャマでいたんですか?バカですね」と苦笑い。「もともと有名な方なのに自覚が足りなかったのでは。私でも地元では大人気。写真を撮られるのが嫌なので、3年付き合っている彼氏と外で手を繋ぐことはありません」と語った。 また、任期が5年残っている今井議員の今後について「自分の政治活動にはどういう環境がいいのかをしっかり考えて邁進してほしい」とエールを送った。
2017年07月28日最近やたらとメディアを騒がせている、上西小百合議員と松居一代さん。常識では考えられないような暴言や批判を繰り返す二人に対し、「もういいよ……」と正直辟易している人も多いことでしょう。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんを対象に、2017年7月21日〜7月24日の間『上西小百合vs松居一代! お騒がせすぎるのはどっち?』というアンケートを取ってみました!117人の方にご回答いただきましたので、その結果を発表したいと思います。●上西小百合vs松居一代! お騒がせすぎるのはどっち?・松居一代……70%(82人)・上西小百合……30%(35人)※有効回答者数:117人/集計期間:2017年7月21日〜2017年7月24日(パピマミ調べ)今回のアンケートでは、松居さんの方が多く票を獲得する結果となりました。それでは双方の意見を見てみましょう!----------●松居一代を選んだ人の理由『上西議員もかなりお騒がせな人だけど、今は松居一代のほうが上。船越英一郎を攻撃しまくる姿に狂気を感じる』(39歳女性/主婦)『規模の大きさで言ったら松居一代かな。2017年の主役は間違いなくこの人 。そろそろ飽きてきたけど(笑)』(35歳女性/保育士)夫である俳優の船越英一郎さんを名指しで批判して話題となっている松居さん。過去の浮気疑惑をほじくり返しては、船越さんのプライベートな情報を逐一SNSで発信し続けています。これに対し船越さん側は目立った反論をしてきませんでしたが、2017年7月21日、ついに船越さんの所属事務所であるホリプロが松居さんを名誉毀損や業務妨害などで提訴すると発表しました。さすがにこれで一件落着……と思いきや、提訴するという情報を聞いてもなお松居さんは『先方様の黒い事務所がすべてのテレビ局に圧力をかけている』などと相手を批判。提訴には屈せず、裁判で“全面戦争”をする構えを取っています。この戦いはいつまで続くのでしょうか……。この話題に飽きてきたという人も少なからずいるようなので、早めに問題が解決されるといいですね。●上西小百合を選んだ人の理由『最近の浦和レッズファンとのいざこざが本当ウザい。そもそも自分が浦和レッズファンを怒らせるようなツイートをしたのが悪いのに、怒ったファンを批判して「くばれレッズ!」だって。わざと炎上させようとしてるんだろうけど、空回りしてる』(39歳女性/事務)『今回の件に限らず、この人は炎上を狙い過ぎ 。議員なんだから国を良くするためにエネルギーを注いでほしい』(41歳女性/販売)最近、サッカーの浦和レッズファンを激怒させて話題になっている上西議員。事の発端は上西議員が自身のTwitterで、浦和レッズの試合の感想を『浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな』と書き込んだことから始まりますが、その後レッズファンに対しても攻撃を続け、ついには殺害予告まで届く事態に。しかし、上西議員はこれに屈せず、2017年7月22日にはTwitterで『くたばれレッズ!』と書き込んでいます。ここまでくると度胸のすごさに驚きますが、世間からは「普通に議員の仕事をやってほしい」という至極全うな意見が多く上がっています。今回の件以前にもたびたび“炎上狙い”をして世間からの注目を集めてきた上西議員。国民の税金をもらって活動しているのですから、もっと有意義なことに時間を割いてほしいものですね。----------いかがでしたか?松居さんにしても上西議員にしても世間から注目を集めたいがための奇行が目立ちます。最近暴走気味の二人ですが、そろそろ落ち着いてほしいものですね。【参考リンク】・【二択アンケート・結果】上西小百合vs松居一代! お騒がせすぎるのはどっち?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年07月25日浦和レッズに対するTwitter上での発言が炎上し、その後も火に油を注ぐような言動を続けている上西小百合議員。事務所には殺害予告のようなコメントが届いているようで、浦和レッズに申し入れていた面会も断られるなど、周囲には敵が増えるばかりとなっています。21日に生出演した情報番組『ビビット』では釈明する姿もありましたが、批判の声がやむ様子はありません。そんな中、7月5日に開設したばかりのInstagramアカウントに投稿された画像が注目を浴びている上西議員。特に目を引くのは自撮り写真の多さで、首を傾げたキメ顔や画像加工アプリで修正したものなどが多数見られます。投稿に対しては「ブス」「不愉快」など中傷するコメントが寄せられていますが、『デイリースポーツ』によると、自身の容姿について『私、そんなにブスですかね?普通よりちょっといいぐらいだと思うんですけど』と語ったということです。さらに、Instagramに投稿した自撮り写真がかわいいことを強調。これらの画像や言動を見た人たちからは、呆れる声があがっています。●上西議員の外見に対する自己評価にブーイングの嵐?政治家らしからぬ自撮り写真を多数アップしている上西議員に対しネット上では、『「普通よりちょっといいぐらい」って、お前が思ってる平均点低すぎだろ。どう見てもブスだぞ?』『口の形とか首の角度とか、あんな露骨なぶりっこ久々に見た。自分のことを相当かわいいと思ってんだろうな』『この人政治家やめたんだっけ?なんのためにこんなふざけた写真を投稿してるの?』『厚顔無恥とはこいつのためにある言葉』『変な画像アップしてないで仕事しろよ!』『性格ももちろんブスですが、見た目もブスですよ』『化粧が変なのか、加工が変なのか…。輪郭がどこかわからないです』『34歳ってウソでしょ?控えめに言って、ブス。加工と修正しまくってこれだけかわいくないのはある意味スゴい』『フォロワーは全員恐いもの見たさでフォローしてるんだろうね』『唯一見習いたいと思うのは強すぎるメンタル』『冗談は顔だけにして』など、嫌悪感を抱く人が多く見られました。19日に行った会見では次回の衆議院選挙にも出馬する考えがあることを宣言した上西議員ですが、その際の「一番当選する確率が高い政党から出馬する」といった発言にも批判が噴出。果たして、今後はどのような振る舞いを見せてくれるのでしょうか。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年07月21日「いっぱい楽しんで、幸せ感を出さなければと思って、大切に演じています」 そう話すのは、女優・吉永小百合(72)。自身の映画出演120作目となる主演作品『北の桜守』(’18年3月10日公開)の撮影現場。『北の桜守』では、終戦直後に故郷の樺太をソ連の侵攻で奪われた女性とその息子たちが、激動の戦中・戦後を生き抜く姿が描かれる。 この日は本作で唯一といってもいい“幸せなシーン”とあって、吉永は撮影中も待ち時間も幸福感あふれる和やかな表情。夫役を演じる阿部寛(53)に“お姫様抱っこ”される場面では、軽々と抱き上げられていた。 「阿部さんに抱えていただいて幸せです」(吉永・以下同) 撮影地の北海道は、自身で「北海道オタク」と語るほど、好きな土地。『北の零年』(’05年)、『北のカナリアたち』(’12年)などを撮影したなじみ深さもある。 「日活時代の15歳のころ、撮影のために、初めて飛行機に乗ってやって来たのが北海道。そのころはホームシックで泣いていましたけどね(笑)」
2017年07月07日「映画出演120本、よく元気でここまでやってこれたと思います。私、子どものころはすごく体が弱くって、1年に1カ月は必ず肺炎になっていたほど。それが『赤胴鈴之助』というラジオドラマに入ってから体が強くなってきて。それで日活に入ってからは、病気なんかしていられないでしょう?今回も撮影期間が半年くらいあるんですが、毎日、芝居よりもなによりもまず体調管理。そればかりに気を配っていますね」 そう語るのは、2018年3月に公開を控える映画『北の桜守』で、映画出演120本となる女優・吉永小百合(72)。記念碑的作品で彼女が演じるのは、戦中、戦後を息子とともに必死に生き抜く女性。 「体調管理で心がけていることは、しっかりといいかたちの食生活をすること。昼は撮影があるから、おにぎりやサンドイッチを少しつまむ程度ですが、朝はしっかりと朝食を食べます。最近は、クロワッサンに凝っていて、毎朝必ず食べるんです。ハムやチーズ、卵を挟んだりしています。それに、コーヒーと野菜サラダとりんごとヨーグルトと……。とにかく朝はいっぱい食べて、目を覚ますのが習慣です」(吉永・以下同) 今回の映画のために、筋力トレーニングも始めた。 「戦後に担ぎ屋をやる役なので、そのために力をつけないといけないと思ったんです。ふつういないですよね、私くらいの年齢でバーベルを使っている人なんて。でも、それがまた楽しい。水泳も相変わらず続けています。水泳は、鍛えるというより癒し。スポーツが好きなんです」 共演者たちとのコミュニケーションも良好だ。 「撮影の待ち時間では、篠原涼子さんに『ふだんどういうものを食べてるんですか?』と質問されたり、堺雅人さんに『好きな女優は?』と聞かれて『映画では高峰秀子さん。お芝居は杉村春子さん』なんて答えたり。佐藤浩市さんは、初共演ですが、すごくセクシー。佐藤さんのデビューのころから拝見していますし、お父さまとも共演経験があるので、ご一緒できてうれしいです」 映画では、38歳から60代半ばまでを演じる。 「演じるのは、肝っ玉母さん。子どもがいじめられたら『泣いている場合じゃない、殴ってやんなさい』というような。やってみると面白いです。38歳から60代半ばまでを演じるんですが、後半になると逆に息子がお母さんを引っ張っていく。だから2人の人間を演じているような気分もあります。それも新鮮ですね」
2017年06月25日戦後の貧しさと飢えに苦しみながら、極寒の北海道で懸命に生き抜いた親子が、十数年の空白を経て再会し、失われた記憶をめぐる旅を描く、吉永小百合の120本目の出演作となる映画『北の桜守』。この度、本作の撮影現場から撮影の模様が到着。母の日には、吉永さんへ篠原涼子と堺雅人からお花のプレゼントがあったと明かし、「子どもがいなくても、究極の母という役を演じていられる。自分は母親ではないのに、本当にこういう仕事をしていてよかったという思いがします」と喜びを語っていた。1945年、南樺太に一輪の桜が咲いた。やっと咲いたその花は、江蓮てつたち家族にとって希望の花のはずだった。その年の8月、ソ連軍の侵攻が起こる。てつは息子2人と共に樺太を脱出。決死の思いで北海道の網走へと辿り着く。そんな満身創痍の親子を待っていたのは、想像を絶する過酷な生活だった。意識を失うほどの厳しい寒さと飢餓、その中を親子は懸命に生き抜くのだった。1971年、成長した次男の修二郎は米国で成功し、日本初のホットドックストアの日本社長として帰国。15年ぶりに網走を訪れた。そこには長男の姿はなく、一人、夫を待ち続けながら慎ましい生活を送る年老いたてつの姿があった。修二郎はてつを札幌へと連れ帰り、面倒をみる決意をする。息子夫婦と暮らし始めたてつだったが、薪を使い米を炊き、近所から苦情を受けたり、金を払わず八百屋から葱を持ち去ろうとするなど、徐々に不可解な行動が目立つように。年老いたてつは、戦禍によるPTSDの後遺症に陥っていた。そして、てつ自身もその変化を自覚していく…。そんなある日、てつが突然姿を消す。立派になった修二郎に迷惑をかけたくないと思い、一人網走に戻ろうとしたのだ。だが網走の住宅はすでに取り壊されており、帰る場所を失ったてつ。てつのために一緒に寄り添いたいと思う修二郎。2人は北海道の大地を巡る過去への道行を始める。その旅は、親子の抱える禁断の記憶の扉を開けてしまうのだった――。本作は、北海道を舞台にそこで生きる人々を描いた、2005年公開の行定勲監督作『北の零年』、阪本順治が監督を務め、湊かなえの「往復書簡」を原案とした2012年公開の『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”最終章。本作は、『おくりびと』の滝田洋二郎監督が手掛け、主演の吉永さんが江蓮てつ役を演じるほか、てつの息子で大人になった修二郎役を堺さん。そのほか篠原さん、佐藤浩市、阿部寛ら日本映画を代表する豪華俳優陣が参加している。2月に北海道・網走でクランクインし、現在「春パート」を東映東京撮影所や関東近郊にて撮影されている本作。今回到着した写真は、吉永さん演じるてつが、息子・修二郎とその妻・真理(篠原涼子)を想い、昔作ったおにぎりを握るシーン。てつはもともと、アメリカへ渡った息子と離れて暮らしており、網走でひとり食堂を営みながら生活していたという設定。おにぎりは馴染みのある三角形ではなく、当時の母親が握るおにぎりの主流であった太鼓型のおにぎりを再現。このシーンのために吉永さんは、約1か月前におにぎりの握り方を料理学校の先生に教わり、握る姿を動画に撮った映像などを見ながら、自宅で練習を積んだそう。その結果、プロ顔負けの腕前を披露している。また、ビジネスを学びに渡米した修二郎が帰国し、開店した日本初のホットドックストア“ミネソタ24”の前(現在のコンビニのはしり)にて、吉永さん、堺さん、篠原さんがいくつかの質問にも答えてくれた。ミネソタ24は70年代の北海道・札幌にある狸小路商店街に位置する設定。本作では、東映東京撮影所内に全長65mの巨大なオープンセットを作り、70年代の狸小路の雰囲気を再現させた。主演の吉永さんについて堺さんは、「僕は初めてご一緒させていただくので、どんな方だろう?と非常に楽しみにしていたのですが、今日も一緒に芝居しながら見とれるというと、ちょっとおかしいんですが、見入ってしまいました。セリフのない間がどれだけあってもお芝居が成立するので、ずっと見ていられます。まるで引き込まれるようです」とコメント。同じく共演を喜ぶ篠原さんは、「こんな場所でいうのも変なんですが、とてもお綺麗で…そして、毛穴がないんです!どうしたらそんなにきれいなお肌でいられるんだろうと思います。また、元気でエネルギッシュで、アクティブですし。一緒にお話をしているだけで、こちらもエネルギーをいただけるようなすごくエネルギッシュな方。絶対なれないですけど、生まれ変わったらこういう方になりたいです。一日でいいからなってみたい」と印象を語ると、吉永さんは「逆!逆です!涼子さんみたいにパンツスーツでぱっぱって歩くようなそんな役もやってみたい。本当にかっこいい方で。今回、堺さんもそうですけど、ご一緒させていただけるのを、わくわく楽しみにしておりました」と話した。公開された写真にもあったおにぎりを握るシーンについて吉永さんは、「150個くらいは握りましたね。スタッフに毎晩食べさせて、スタッフがおにぎり中毒で嫌になるんじゃないかなって心配しています」と明かし、「これだけおにぎりを作ったし、作ったものをみんながおいしいって言ってくれるので、おにぎり屋もいいかなーって。引退後はそんな気がしています。楽しいです」とコメント。本作をこれから観る観客へ向け、「活力が生まれるような作品になっているのではないかなと思います。ぜひ若い方から様々な方々に見ていただきたいなと思います」(篠原さん)、「いろんな要素がある映画なんですけど、日本の何十年かのうつろいの中で、生きてきた人たちのことをこの映画を通じて思っていただけたら」(吉永さん)と呼びかけた。『北の桜守』は2018年3月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年05月17日