ニコル&セイラが新ユニット国内外に80店舗を構える『全身脱毛革命サロン・脱毛ラボ』は、2016年度の新広告イメージキャラクターとして人気モデルの藤田ニコルと加賀美セイラを起用。新脱毛ユニット「ハーフ&ハーフ~ニコルとセイラ~」を結成したと発表した。脱毛ラボは日本最大級の規模を誇る全身脱毛専門サロンで、エステ業界に初めて月額制のプランを導入したことでも知られている。今回新たなイメージキャラクターを迎えるにあたり、新コンセプトとして『従来より値段をハーフ(半分)に。かかる時間をハーフ(半分)に。』を掲げる。脱毛ビギナーも脱毛ファンも「学生二コルは値段をハーフに。OLセイラは時間をハーフに。」という新キャッチコピーも公開。18歳の藤田ニコルと28歳の加賀美セイラらしい、印象的なフレーズとなっている。藤田ニコルは「最近は10代にも脱毛が流行ってるので、これを通じてもっと広めていきたいと思います。私はまだ脱毛したことないんですけど、これを機に“全ツル”したい!私がツルツルになる2016年、楽しみにしておいてください!これから夏が来るので女の子みんなツルスベになって欲しいです」(プレスリリースより引用)と、報道陣に向けて“全ツル”宣言を行った。一方脱毛が大好きで、すでに「全身ツルスベ」だという加賀美セイラは、新しい広告に対して「とっても可愛い仕上がりになりました。どんな反響があるのか楽しみです!」(プレスリリースより引用)とコメントしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社セドナエンタープライズプレスリリース・脱毛ラボ
2016年03月09日モスキーノ(MOSCHINO)が4月1日、家庭用洗剤の形をしたユニークなボトルが特徴の新作フレグランス「モスキーノ フレッシュクチュール オードトワレ」(30ml 5,800円、50ml 8,200円、100ml 1万800円)を発売する。同フレグランスのコンセプトは、“どの家庭でも目にする、一番日常的なもの”。「ラグジュアリーブランドのプレシャスなジュースが家庭用洗剤のボトルに収められていたら」というユニークな発想から生み出された。始まりは官能的かつエキゾチックなイランイランと、マンダリン、ベルガモットからなる惹きつけられるようなスパークリングノート。やがてホワイトピオニーとオスマンサスのエレガントなフローラルノートにジューシーなラズベリーが加わった鮮やかでハッピーなミドルノートへと続き、最後にはクリアウッドとホワイトパチョリ、アンブロックスのセンシュアルかつやわらかな香りで幕を閉じる。この家庭用洗剤型のユニークなフレグランスは、上質紙でできたエレガントなボックスに収められて販売される。広告キャンペーンでは、モデルにリンダ・エヴァンジェリスタを起用。フォトグラファーはスティーブン・マイゼルが、アートディレクターはジェレミー・スコットが務めた。動画引用元: (モスキーノオフィシャルYouTube:
2016年03月04日STマイクロエレクトロニクス(ST)は3月1日、大手車載機器メーカー向けに長距離測定に対応した新しい車載ミリ波レーダー用トランシーバIC(77GHz)の出荷を開始したと発表した。市場では、高速アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)など、77GHz技術が適した高出力長距離レーダーを使用する次世代機能への期待が高まっており、高い周波数では、アンテナの小型化が可能であると共に、短・中・長距離レーダーを必要とするADASに同じ技術を適用することができる。同社が今回開発した77GHz車載ミリ波レーダー用トランシーバICは、77GHzトランスミッタ3個およびレシーバ4個を1チップに集積しているため、競合製品に比べて、シンプルかつ小型のシステムを低コストで設計することができるとする。また、物体認識機能と解像度を向上させるマルチチャネル・アーキテクチャの採用により、走行中の高い性能と信頼性の実現に貢献する。同製品は現在サンプル出荷中で、2017年3月に量産を開始する予定だ。
2016年03月01日横河電機は2月26日、プラントで使用されている大量の監視制御用機器や製造装置の情報を集中管理する統合機器管理ソフトウェアパッケージ「PRM(Plant Resource Manager) R3.30」を開発し、同月29日に発売開始すると発表した。現行製品「PRM R3.20」をバージョンアップしたPRM R3.30は、HART規格(ART通信協会が推進する制御用フィールドネットワークの通信規格で、HART5、HART6、HART7のバージョンがある。最新版はHART7)に準拠した機器の管理機能とナビゲーション機能を強化。機能強化の特長として、2015年11月に発売した安全計装システム「ProSafe-RS(プロセーフ・アールエス) R4.01.00」のフィールドI/O装置「N-IO(Network-IO)」とPRMを組み合わせることでHART規格に対応した機器に関し、起動・停止・故障などの状態を示す情報を迅速に把握できるようになった。また、機器の状態を表示するナビゲーション画面に機器の重要度を示すアイコンが表示できるようになり、機器の自己診断情報とアイコンを参照しながら対処する優先順位を迅速に判断することができる。万が一異常が発生した際の作業員の迅速で適切な対処を支援するという。さらに、PRMには統合生産制御システムのCENTUM(センタム)シリーズに機器の異常を通知するメンテナンスアラーム機能を有する。これまでは、PRMが管理している機器と接続されているCENTUMシリーズすべてのヒューマン・インタフェース・ステーション(HIS)に対し、HISに発信するように指定したアラームを通知していたが、今回の機能強化でアラームの元となる設備ごとに送信先のHISの指定が可能となった。なお、主な市場は石油・天然ガス、石油化学、化学、鉄鋼、紙パルプ、電力、水処理など製造業全般を想定している。
2016年02月26日サンワダイレクトは17日、マウス、キーボード、USB HDDなどのUSB機器を、複数のPCで共有できるUSBセレクター(4モデル)を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での価格は2,204円(税別)から。○400-SW020(USB×1・PC×2)、400-SW021(USB×1・PC×4)「400-SW020」は、USBケーブルを抜き差しせずに、ボタンを押して接続先PCを切り替えるUSBセレクター。価格は2,204円(税別)。1台のUSB機器を接続でき、2台のPC間で接続を切り替えられる。使用できるUSB機器は、マウス、キーボード、USB HDD、プリンタなど。接続されているPCを判別するLEDランプを装備する。インタフェースはUSB 2.0で、本体サイズはW60.6×D60.6×H22mm、重量は51g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS 9.0以降、Mac OS X 10.0以降。「400-SW021」は、1台のUSB機器を接続でき、4台のPC間で接続を切り替えられるモデル。価格は3,870円(税別)。本体サイズはW83.6×D83.6×H22mm、重量は95g。そのほかの仕様は「400-SW020」とほぼ共通。○400-SW022(USB×2・PC×2)、400-SW023(USB×4・PC×4)「400-SW022」は、2台のUSB機器を接続でき、2台のPC間で接続を切り替えられるモデル。価格は3,500円(税別)。独立切替方式を採用しており、USB機器とPCを自由に組み合わせて切り替えられる。本体サイズはW62.8×D66.7×H24mm、重量は60g。そのほかの仕様は「400-SW020」とほぼ共通。「400-SW023」は、4台のUSB機器を接続でき、4台のPC間で接続を切り替えられるモデル。価格は6,278円(税別)。本体サイズはW103×D83×H24.3mm、重量は121g。そのほかの仕様は「400-SW022」とほぼ共通。
2016年02月18日家の中で筋肉を鍛えたいショップジャパンを運営する株式会社オークローンマーケティングは自社が販売する家庭用EMS機器である「スレンダートーン」を自宅での自分磨きにすすめている。2016年2月9日、スレンダートーンの効果をさらに引き出すためのストレッチを公開した。今年は暖冬とはいえ、外へ出るのが億劫になるような寒い日はたびたび訪れる。暖かい日が続いた後の寒い日が休日であれば、これ幸いに家の中でぬくぬくと過ごすのが何よりの幸せだ。しかし、春はもうすぐそこまでやってきているのである。春、それは薄着の季節。寒いからと家にこもっていては脂肪が溜まるばかり。それでもこの季節に外で運動なんてできないという人に最適なのがスレンダートーンなのだ。この機器は筋肉の位置を的確にとらえることができるよう設計されているため、気になる部分を集中的に鍛えることが可能。おすすめは午前中今回、スレンダートーンの効果をさらに引き出すためのストレッチを教えてくれたのはボディクリエイターの糸数憲子氏。糸数氏はスレンダートーンの使用は午前中を推奨している。なぜなら、午前中に筋肉を鍛えるとその後の時間を代謝がアップした状態で過ごすことができるため、エクササイズ効果倍増を期待することができるからとのこと。さらに、スレンダートーンを使う前にウォームアップストレッチによって筋肉を温め、使用後には硬くなった筋肉をほぐして血流改善を目的としたクールダウンストレッチを行うことでスレンダートーンの効果をより引き出すことができる。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社オークローンマーケティングプレスリリース(PR TIMES)
2016年02月10日自宅で簡単!本格ケア家庭用美容機器メーカー「トリア・ビューティ・ジャパン株式会社」では、バレンタインを目前に控えた今だけの限定企画として、「トリア バレンタインW特典」キャンペーンを実施している。トリアは、アメリカに本社を置く家庭用美容機器メーカー。専門家によって研究・開発された光技術を使用し、本格的なのに安全・手軽な美容機器を提供している。バレンタインは美のチャンス!2月16日までの限定企画「トリア バレンタインW特典」は、バレンタインに向けて、「大切な人に恋心を伝え、また、ありのままの自分を磨いていっそう美しくなろう!」とのコンセプトのもと実施されている。ハリ不足やキメの乱れといった悩みに対して、「フラクショナルレーザー」という技術を応用してケアを行う【トリア・スキンエイジングケアレーザー】と、クリニック並の脱毛ケアを自宅できる【トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X】は、キャンペーン中7,000円も割り引きに。口周り、ワキ、Vラインなど細かい部位の脱毛にぴったりの【トリア・パーソナルレーザー脱毛器プレシジョン】も、3,000円の割り引きとなる。さらに各製品の購入者から抽選で、10,000円以上のスキンケアセットとショルダーバックがプレゼントされるとのこと。お得なトリア製品で、美に磨きをかけよう!(画像はプレスリリースより)【参考】・トリア公式サイト・トリア・ビューティ・ジャパン株式会社プレスリリース
2016年02月07日iRobotは2月4日(米国時間)、軍事関連事業を売却すると発表した。今後は、家庭用掃除ロボット「ルンバ」やコネクテッドホームなどの家庭用事業に注力していくという。同社は1990年に米国にて設立。家庭用掃除ロボット「ルンバ」や床拭きロボット「ブラーバ」などの家庭用掃除ロボットを開発製造する一方、研究用ロボット「Genghis」や地雷除去ロボット「Ariel」、偵察用ロボットの製造も請け負うなど、幅広いロボット事業を展開していた。同社の軍事関連事業は、アーリントン・キャピタル・パートナーへ総額4500万ドル(約52億5000万円)で売却することで合意。売却の背景として、2015年第4四半期に新型ロボット掃除機「Roomba 980」が好調だったことから、今後さらに家庭向けロボット技術市場が大きな成長を遂げると見ているようだ。
2016年02月05日ダイキン工業は1月28日、同社製ルームエアコンにおいて、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が実施されるのは4月1日から。旧価格の1,404円から972円に引き下げられる(価格はいずれも税込)。このたびのリサイクル料金引き下げは、リサイクル処理の効率化などによって、収支が改善する見通しが立ったため決定された。2001年4月に家電リサイクル法が施行されて以来、2014年には家電4品目(ルームエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機)の再商品化等処理台数は業界全体で合計約1,147万台に上り、そのうち約22.9万台をダイキン工業のルームエアコンが占める。再商品化率は89%を達成。
2016年01月28日JXエネルギーは15日より、家庭用電力「ENEOSでんき」の先行受付を開始する。14日に行われた会見では、4月から開始する新サービスの内容が発表された。○総合エネルギー企業の強みを生かす4月1日の電力小売り完全自由化に向けて、東京電力を始めとする電力大手と東京ガスやソフトバンクなどの新規参入企業が相次いで契約受付を開始している。JXエネルギーは1月15日より、現在の東京電力管内を対象エリアとして「ENEOSでんき」の先行受付をスタートする。同社の強みは「石油・石炭・天然ガス」といった幅広いエネルギーを取り扱い、全国にインフラ・販売チャネルを保有している点だ。最上流の資源開発から販売までのチェーンがあるため、安定した電力供給が可能だという。発電能力も新規参入企業の中ではトップクラス。神奈川県の川崎天然ガス発電所を始めとする発電所を全国各地に所有し、2003年より特別高圧区分での電力供給を実施。2014年度の販売実績は15億kWhで、家庭用電力の約50万世帯分に相当する電力を販売している。会見の冒頭で同社取締役 執行役員 リソーシズ&パワーカンパニー・プレジデント 原享氏は参入について次のようにコメントした。「4月1日の電力小売り完全自由化により、消費者がエネルギーを選べる時代になった。JXエネルギーでは『ENEOSでんき』という名称でサービスを展開する。家庭用電力分野では新規参入となるが、デパートやオフィスビル等の特別高圧区分で約10年かけて培った電気販売実績や発電ノウハウを生かし、『ENEOS』のブランドイメージを高めていきたい」(原氏)○料金プランは「わかりやすさ」が特徴ENEOSでんきの料金プランは「わかりやすさ」が特徴で、基本メニューは基本料金と従量料金からなる。わかりやすさを強調した料金メニューは消費者の声を元にしたもの。「参入に当たり、消費者アンケートを実施した。消費者の要望としては、『電気料金を安く』『メニューをシンプルでわかりやすく』という声が多くよせられた。複雑なメニューはわかりにくくなってしまうため、現段階では1種類に絞ってシンプルな料金体系にしている。4月以降は各社の動きとユーザーの要望をみて、メニューを追加する可能性もある」(担当者)基本料金は1契約10Aで280.80円。契約アンペア数に応じて、料金が変わる。従量料金は時間帯や曜日による変動はなく、120kWhまでは20.76円/kWh、120kWh~300kWhが23.26円/kWh、300~は25.75円/kWhと3段階に分かれる。使用量が180kWh以上の家庭であれば従来料金より安くなり、使用量が多い家庭ほど大きな価格メリットがあるという。○長期割引オプションも用意また、オプションメニューとして長期割引「にねんとく2割」を用意する。2年間利用で申し込むと、使用量に応じた額が毎月の電気料金から値引きされる。1~2年目は1kWhあたり0.2円割引、3年目以降は1kWhあたり0.3円値引きとなっている。例えば月額料金が約8,200円の家庭の場合、ENEOSでんきに乗り換えると年間の電気料金は約4,900円節約になるという。月1万4,100円の場合は、年間で約1万5,000円の節約となる。また「ENEOSカード割引」として、電気料金をENEOSカードで支払うと、ガソリン・灯油・経由を1リットルあたり1円引きする。ほかにはANAカードでのマイル付与、エポスカードでのポイント2倍サービスやTポイントサービスを用意するという。
2016年01月15日セルフスタイルの脱毛サロン3店舗同時オープンこれからの春夏に向けて、気になるのがむだ毛。しかし、「美容脱毛サロン」は何だか敷居が高い、そう思っている人も多いのではないだろうか。昨今増えているのが、セルフスタイルの美容サロン。その中でも脱毛サロンを展開しているのがSMCC株式会社だ。同社は、セルフスタイル方式の脱毛専用サロン「スマート脱毛セレピ」を2016年1月7日(木)に3店舗同時オープンする。「気軽に来店できる」ことを考えたサロン同サロンは脱毛専用ながら、リラクゼーションショップやアクセサリーショップの中にコーナーとして展開。また、煩わしい予約も不要。初回のみ入会登録手数料1,080円が必要だが、施術料金は1照射200円でカウントする方式で、明朗会計なのが嬉しい。他にも、毎週木曜を男性専用デーにするなど、「気軽に来店できること」を第一に考えているのが同サロンだ。今回オープンする店舗は、JR三ノ宮駅店・さんプラザ店・加古川店(いずれも兵庫県)だが、今後、全国展開をしていくとのことだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・スマート脱毛セレピ 公式ページ/Facebook・SMCC株式会社 プレスリリース/@Press
2016年01月08日Segwayは、IntelとXiaomiとの提携のもと、家庭用ロボット事業に参入すると発表した。CES 2016におけるIntelの基調講演でデモを行った。開発者向けのDeveloper Editionは、SDKとともに2016年の第3四半期(10~12月)に提供する。具体的な価格は明らかにされていないが、「手頃な価格の最先端技術」とアナウンスしている。Segwayは今後、立ち乗りできるセグウェイに代表されるパーソナルモビリティー事業に加えて、家庭用ロボット事業も手がける。CES 2016のIntel基調講演では、ロボット事業の第1弾となるSegway Robotが披露された。Segway RobotはIntelのAtomプロセッサーとRealSense ZR300カメラを搭載。従来のセグウェイのように人が立ち乗りできるだけでなく、障害物を避けながら自走できる。音声コマンドにも対応。装着すると腕になるパーツも用意される。1月4日(米国時間)には、Xiaomiのグループ企業であるNinebotとSegwayが両社のブランドを統合することも発表。NinebotがSegwayブランドの傘下ブランドになる。
2016年01月07日日本製粉は5日、家庭用小麦粉の製品値下げを発表した。2月1日出荷分から、約2%を値下げする。○政府売り渡し価格の引き下げに伴うこのたびの価格改定は、2015年10月の輸入小麦の政府売り渡し価格の引き下げに伴うもの。2015年9月8日付けの農林水産省の発表によると、2015年3月第1週~9月第1週の輸入小麦の平均買い付け価格は、為替が円安基調となった一方で、小麦の国際相場が、潤沢な世界在庫量見込みを背景に軟調に推移したこと等から、前期に比べ下落。結果、2015年10月~2016年3月の輸入小麦の政府売り渡し価格は5銘柄平均(税込み価格)で5万6,640円/トンに決定。2015年4月期の6万70円から5.7%の引き下げとなった。日本製粉が今回値下げの対象とするのは、家庭用小麦粉(強力粉)。2月1日以降出荷分が対象となり、値下げ率は約2%を予定している。
2016年01月05日KDDIは12月22日、今年1月に資本提携を行った米Ossiaと共同で、家庭やオフィス内に点在する複数の機器を同時に給電できるワイヤレス給電技術「Cota」の実用化を目指し、ワイヤレス給電システムの開発を行ったと発表した。Cotaは、最大約10m離れていても、最大1wまでの給電を行うことができる技術で、2.4GHz帯の無線を用いる電波伝達方式によって、複数かつ広範囲の給電が可能となる。障害物がある場合や、受電側が移動していても給電することができるほか、受電側のレシーバーは低コストで実装できるため、IoTデバイスに適しているとする。家庭以外でも学校や会社、医療機関などでの利用が想定されている。なお、同技術は、米国ネバダ州ラスベガスで1月9日~16日に開催される「CES 2016」に参考出展される予定となっている。
2015年12月22日警察庁は12月15日、インターネットに接続されたデジタルビデオレコーダなどのLinuxを搭載したIoT機器(組み込み機器)を標的とした攻撃を観測したと発表した。今回の観測は、宛先ポート「23/TCP」へのアクセス増加をきっかけとしたもの。23/TCPは通常、ネットワークに接続された機器を遠隔で操作するTelnetで利用されているが、2014年になってからアクセスが極端に増え、2015年になってからも高い水準で推移している。アクセス元は、インターネットに接続されたルータ、ウェブカメラ、ネットワークストレージ、デジタルビデオレコーダなどのLinuxが組み込まれたIoT機器であることがわかっている。不正なプログラムは、「ARM」「MIPS」「PowerPC」「SuperH」といったCPUを搭載する機器が感染するもので、これらのCPUは組み込み機器で多く搭載されている。このことから、攻撃者がインターネットに接続された組み込み機器を標的とした不正活動が明らかとなった。なお、一般のコンピュータで広く採用されているCPU「X86」で動作するコンピュータには感染しない。不正プログラムに感染した機器は、TelnetやHTTPによってC&C(Command and Control)サーバに接続を行い、攻撃者からの命令に基づいて動作する「ボット」として動作する。ボット化した機器は、攻撃者による感染拡大を狙ったさらなる探索(Telnet探索、宛先ポート53413/UDPに対するアクセス)のほか、DDoS攻撃やスパムメールの送信などで悪用される恐れがある。警察庁は「組み込み機器が何らかの手法により、攻撃者に乗っ取られ、攻撃の踏み台として悪用されている」とコメントしており、攻撃者の活動意図などはわかっていない。現在利用している機器について、最新のセキュリティ情報を確認することを推奨している。
2015年12月18日警察庁は15日、ルータやWebカメラ、NAS、レコーダーなど、インターネットに接続されたLinux OS搭載のIoT機器を狙った攻撃に注意を喚起した。利用者が知らない間に機器が攻撃者に乗っ取られ、攻撃の踏み台に悪用されているという。IoT機器を狙った攻撃では、ルータやWebカメラ、NAS、レコーダーなどのIoT機器に不正プログラムがダウンロードされ、攻撃者の命令でサーバ攻撃などを行なう"bot"となる。不正プログラムに感染した機器は、感染拡大のため、インターネットに接続されたテレビやスイッチングハブといった他の機器を探索したり、DDoS攻撃やスパムメールの送信などに悪用されたりする恐れがある。この不正プログラムは、一般的なPCで使われるx86系CPUでは感染せず、IoT機器で多く利用されるARMやMIPS、PowerPC、SuperHなど、特定のCPUで動作するLinuxに感染することが確認されているという。IoT機器では処理能力の低下など、機器の異常に利用者が気付きにくいため、不正プログラムの感染や攻撃を受けている状況を把握しにくい。このため警察庁では、利用中のIoT機器について、最新のセキュリティ情報を確認すること、脆弱性対策がなされないサポート終了製品を使い続けないことなどを推奨している。
2015年12月16日小泉成器は12月10日、キッチンに設置する家庭用ハンドドライヤー「KAT-0551W」と「KAT-0550W」を発表した。発売はKAT-0551Wが12月10日、上位機種のKAT-0550Wが2016年1月中旬。いずれも価格はオープンで、推定市場価格(税別)はKAT-0551Wが19,800円前後、KAT-0550Wが22,800円前後。商業施設やオフィスの洗面所に設置されているハンドドライヤーを家庭向けに開発した製品。「調理中に毎回同じタオルで拭くのは衛生的に心配」「使い捨てのペーパーなどを手を洗うたびに使うのはもったいない」といった声を反映した製品だとする。キッチンのシンク横に本体を設置すると、手をかざすだけでセンサーが反応して送風する。この風により、手についた水滴をシンク内に落とす仕組みだ。送風の強弱は切り替えられるほか、温風も吹き出せる。コンセントを接続して、吸盤で固定した台座の上に本体を置くため、設置工事などは必要ない。送風機能のほかに、キッチンタイマー機能も持つ。サイズは2機種ともにW165×D305×H275mm、重量はKAT-0551Wが約4.1kgで、KAT-0550Wが約4.2kg。コード長はいずれも約2.3m。上位機種となるKAT-0550Wは、本体を左右に90度、合計180度回転させることが可能。さらに、本体前面にステンレスデザインを採用している。
2015年12月10日ルネサス エレクトロニクスは12月9日、6nm世代プロセス以降の車載情報機器用SoC向けに、新たにデュアルポートタイプの内蔵SRAMを開発したと発表した。同SRAMでは、今後の自動運転技術として必要となるリアルタイム画像処理を実現するため、車載情報機器用SoCに搭載する画像バッファメモリに最適化が図られた。同社はFinFETの特長を生かし、読出し時と書込み時でそのパルス幅を変えるというアシスト回路方式をシングルポートSRAM向けに提案および採用しているが、今回、同技術を拡張し、同画像認識用デュアルポートSRAMに採用。最先端16nmプロセスで試作評価した結果、0.7Vの低電圧動作にて、688ピコ秒の高速安定動作を確認したという。また、周辺回路をリアルタイム画像処理向けSRAMとして最適設計することで、3.6Mbit/mm2という世界トップクラスの集積度を実現した。これにより、並列処理化と同時に要求が高まっている搭載SRAMの大容量化に対応することが可能となる。
2015年12月09日ソニーは12月7日、4K解像度の映像記録・伝送・再生に対応した医療用映像機器として、4K液晶モニター、4Kレコーダー、コンテンツマネジメントシステムを発売すると発表した。まず、4K液晶モニターは55型の「LMD-X550MD」と31型の「LMD-X310MD」をラインアップ。4K映像により細部までクリアに表示できるほか、ITU-R BT.2020信号に対応し、従来のハイビジョン映像と比べ広い色域を表現できるようになった。また、同社独自の「オプティコントラストパネル」構造の採用によって光の反射と拡散を低減することで、画像のゆがみやコントラスト感の低下を防ぎ、鮮明で視認性の高い映像を実現している。さらに、画像強調機能「A.I.M.E.」を搭載したことで、内視鏡や手術顕微鏡などからの映像の輪郭や色を調整することも可能となっている。価格はオープンで、発売日は12月14日の予定。メディカル用途専用の4Kレコーダー「HVO-4000MT」は、4TBのHDDを内蔵しているほか、内蔵Blu-rayドライブでのBlu-rayディスクへの映像書き出しや、USBメモリー、USB HDDへの映像書き出しも可能となっている。価格はオープンで、発売日は2016年2月1日を予定している。コンテンツマネジメントシステム「CMDS-MS20MD」は、メディカル4Kレコーダーなどで記録されたHD映像や4K映像を一元管理できるサーバーシステムで、4K映像を含むさまざまな映像の収集・保存・検索・編集・配信が可能。コンテンツマネジメントシステムのサーバーに収集・管理されたデータを、ネットワーク接続したPCまたはiPadからアクセスして視聴することができるため、病院内で映像を共有することができる。価格はインストールする対応サーバにより異なる。発売日は2016年1月21日の予定。同社は4Kの映像伝送システムをIPケーブルのシンプルな配線で構築し、またリアルタイムでの院内での共有を可能にするIPコンバーターも開発している。同製品は医療用4K映像機器と接続して、煩雑なケーブル配線をシンプルにでき、入力から出力まで映像伝送システムのIP化を可能にするほか、アナログ映像からHD、4K映像まで様々な映像信号のIPへの変換・出力に対応するとしている。
2015年12月09日小町はこのほど、電子レンジで温めるだけで鼻毛脱毛ができるブラジリアンワックス「KING’s NOSE WAX(キングスノーズワックス)」(2,980円・税込)を発売した。同商品は、ブラジリアンワックス「Brabianca(ブラビアンカ)」を開発・販売する同社が3年の期間をかけて開発した鼻毛専用の脱毛商品。電子レンジで温めるだけで手軽に脱毛できるセルフケア商品で、これまでにない絶妙な「抜け」を感じられるように工夫した。実際に使用した86%以上(同社調べ)が、1回の使用で20~30本の鼻毛が抜けた実績があるという。商品は、シリコンカップとビーズワックス、スティックなどがセットになっている。付属のシリコンカップにビーズワックスを入れ、電子レンジ(500W)で約4分加熱。ワックスをスティックにマッチ棒状になるよう付けて、鼻に軽く差し込んで使用する。約1分ほど待ってワックスが固まったら一気に引き抜くが、痛みは感じにくいとのこと。キットは10回分のセット。ハードワックス40g、使い捨てスパチュラ10本、使い捨てスティック20本、耐熱性シリコン容器1個(色指定不可)、取扱説明書1枚が入っている。同社通販サイトのほか、Amazon、Yahoo!ショッピング、Qoo10でも販売している。
2015年12月08日エレコムは1日、USB電源と家庭用コンセントが一体となった電源タップ「T-U01-2224」シリーズと「T-U02-2424」シリーズの2モデルを発表した。11月下旬に発売する。価格は税込6,696円から。○T-U01-2224シリーズ「T-U01-2224」シリーズは、AC100Vの家庭用コンセント×2基と、USB A電源ポート×2基を備えた2WAY電源タップ。ケーブル長が1mと2mのモデルを用意。価格は1mが6,696円、2mが6,890円。家庭用コンセントだけでなくUSB電源ポートを備えており、AC-USB充電器などを使うことなくUSB機器の充電や給電が可能。USBポートは1ポートあたり2.1A(2ポート合計4.2A)まで、USB機器の充電 / 給電が行える。電源プラグ部分は180度スイングし出っ張りを最小限にできる。本体サイズは約W180×D52×H32mm、重量は1mが270g、2mが335g。○T-U01-2424シリーズ「T-U01-2424」シリーズは、AC100Vの家庭用コンセント×4基と、充電 / 給電用USB Aポート×2基を備えた2WAY電源タップ。ケーブル長が1mと2mのモデルを用意。価格は1mが8,229円、2mが7,800円。雷サージから電子機器を守る「高性能雷サージ吸収素子」を内蔵しており、落雷による瞬間的な高電圧(雷サージ)から接続機器を保護する。各コンセントには、個別に電源をオン / オフできる「個別スイッチ」を装備。搭載コンセントのうち1つは、隣のコンセントと干渉しないようすき間が広く取られている。本体サイズは約W280×D52×H32mm、重量は1mが385g、2mが450g。
2015年12月01日CYBERDYNE(サイバーダイン)は11月25日、同社のロボットスーツ「HAL医療用下肢タイプ(HAL医療用)」が、同日付で厚生労働省(厚労省)より医療機器の製造販売承認を取得したと発表した。HAL医療用は患者に装着して生体電位信号に基づき下肢の動作補助を行い歩行運動を繰り返すことで、歩行機能を改善することを目的としたロボット治療機器で、今回、治験によって筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィーといった緩徐進行性の神経・筋疾患患者への安全性と進行抑制効果とが認められたことから、承認を得たという。また、HAL医療用は、同社代表取締役で筑波大学大学院 教授でもある山海嘉之氏が開発した動作原理を搭載することで、患者の症状や身体機能、使用環境などに応じた細やかな対応が可能であることが技術的な特徴となっている。今後、同社はHAL医療用を用いた治療に対して保険適用を受けるための申請手続きを行う予定としていくほか、HAL医療用については、今回承認された神経・筋難病疾患から脊髄疾患への適応拡大を目指した取り組みとして、すでに2014年9月よりHTLV-1関連脊髄症(HAM)などの主に痙性のある対麻痺症に対する治験も進めているという。
2015年11月26日ルネサス エレクトロニクス(ルネサス)は11月24日、タッチキー操作機器向けに32ビットマイコン「RX130グループ」を開発し、同日より順次サンプル出荷を開始すると発表した。同社のタッチキーは、タッチキー検出回路の感度やノイズ耐性に優れ、厚いアクリルやガラス、石などのさまざまなカバー素材を使用したタッチキー搭載システムを開発することができる。今回発表した「RX130グループ」は、この特長を受け継ぎつつ、特に普及機帯のシステムに向けて採用が広がるように機能が最適化されている。具体的には、タッチキー用32ビットマイコンでは世界トップクラスとなる最大64キーまでキーの数が拡張可能となっているほか、世界最小クラスの待ち受け電流約8μAを実現している。サンプル価格は一例として、メモリを64KB搭載のQFP 64ピンパッケージ製品で250円/個(税別)となる。量産は2016年3月から開始し、2017年3月には月産50万個を生産する予定。今後、普及機帯のモデルに手軽にタッチキーを搭載できるよう、開発環境を拡充し、タッチキーの自動調整ツール「Workbench6」をバージョンアップするほか、アプリケーションノート、ユーザーズマニュアル、リファレンスソフトなど、開発に必要なソフトウェアや情報も提供するとしている。「Workbench6」と、マイコンのサンプル、評価ボードを併せて使用することにより、即時、動作確認と評価が可能となる。なお、同ツールを同梱したRX130タッチキー評価キットは2016年2月の発売予定となっている。
2015年11月24日セガトイズは、家庭用プラネタリウム「HOMESTAR(ホームスター)」シリーズにおいて、限定カラーバリエーション「ホームスタークラシック サンライズオレンジ」を2016年3月に発売する。同製品は、シリーズ発売10周年と累計販売台数100万台突破を記念したものとなる。価格は税込み11,880円。「ホームスター」シリーズは、2005年にセガトイズとプラネタリウム・クリエーターである大平貴之氏の共同開発によって製品化された家庭用プラネタリウム。家庭用としては世界初となる(セガトイズ調べ)、恒星原板とレンズを用いて星を映す光学式投影を採用している。限定カラーのサンライズオレンジは、今後の新たなスタートに向けた日の出をイメージしているという。「ホームスタークラシック サンライズオレンジ」の主な仕様は次の通り。サイズは、約W167mm×D151mm×H165mm。投影星数は約6万個。投影範囲は最大1.8mの円状。最適投影距離は2mから2.3m。天頂方向に0度から90度の角度調整が可能。対象年齢は15歳以上。日周運動機能、流星機能、15/30/60分のタイマー機能を搭載する。
2015年11月24日センチュリーは16日、同社の開発部門「CENTECH」ブランドより、PCに接続されたUSB機器が認識されなくなってしまった場合に、自動でUSB機器を再接続してくれる「CT-USB1HUB」を発表した。11月下旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は3,218円より。USBデバイスの接続 / 切断を常時監視し、USBデバイスがOSから認識されなくなった際に自動で再接続を行うアダプタ。PCに接続した上でUSBデバイスを接続し、専用アプリを起動して使用する。接続されたUSBデバイスの任意なオン / オフが可能で、防犯カメラシステムなど遠隔地にあるUSBデバイスを再認識させるのに役立つ。また、システムの保守用デバイスをメンテナンスの時だけオンにするなどといった使い方も可能。電源不足で接続したUSBデバイスが動作しない場合のために、本体に給電用microUSBコネクタを装備している。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはW10×D65.8×H22mm、重量は約13g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8.1。ソフト開発者向けSDKを用意する。
2015年11月16日シーティーシー・テクノロジー(CTCテクノロジー)は11月5日、ルータやスイッチなどのネットワーク機器について、設定のバックアップや運用管理を行うクラウドサービス「NetConfGear」を提供開始すると発表した。価格は、50台のネットワーク機器を管理する場合で月額3万3000円(税別)から。「NetConfGear」は、企業が保有しているネットワーク機器について、ネットワーク管理者に必要な定型作業を自動化するクラウドサービス。利用時は、顧客の稼働環境にNetConfGearエージェント(WindowsサーバまたはLinux用)を設置する。NetConfGearエージェントから管理されているネットワーク機器に対して接続を行い、コンフィグ情報の取得や設定変更などの業務を管理する。そのほか、38社以上のネットワークベンダーの機器に対応した一括での設定変更や、ネットワーク機器の型番や設置場所を含めた資産情報の自動管理など、人為的な作業を減らすことで設定ミスを防ぎ、効率的なネットワーク管理が可能となる。これにより、ネットワーク機器の設定変更、バックアップ、ネットワークOSアップデートなどの作業にかかる時間を最大で80%削減できるという。また、設定ファイルを定期的にバックアップすることで常に最新版を保存し、設定ファイルの簡単な比較や設定ファイルの復元が可能なほか、ネットワークOSの取得・配布や、全機能のジョブ・スケジューリングにも対応している。そのほか、コンプライアンス機能として、運用ポリシーに違反している設定ファイルを複数台一括でチェックし、証跡を自動保存する。要望に応じて、Q&Aサービス、設定ファイル管理、デバイス管理、レポーティングを行う運用代行サービス「スタンダードPLUS」も提供可能。
2015年11月06日東芝とGEデジタルは11月4日、産業用機器向けIoT分野で協業を推進していくことに合意し、東芝製の産業用機器においてGEのインダストリアル・インターネットのソフトウェアプラットフォーム「Predix」を活用したパイロットプロジェクトを共同で開始する契約を締結したと発表した。東芝はIoTサービスやソリューションの構築・提供を支えるIoTサービス共通基盤「Toshiba IoT Architecture」において、Predixの導入およびその活用に関する手法を検討。Toshiba IoT Architectureの機能・信頼性強化とサービスを迅速に提供する環境の構築を実現し、産業用機器、社会インフラ機器など東芝が持つ幅広い製品への適用を進めていくとしている。具体的な活動として、両社は東芝製ビル設備を対象としたパイロットプロジェクトを通じて、データ収集・見える化・分析・予測・最適化などによる保守業務の効率化や予防保守の高度化などの実現性についての検証を進めていく。また、東芝のChip to Cloud(C2C)ソリューション、メディアインテリジェンス技術などのIoT関連技術をPredixに導入することを検討するという。
2015年11月04日データライブは、10月27日、ネットワーク機器ベンダーのルーター、イーサーネットスイッチについて、第三者保守サービスを開始すると発表した。同社は2009年から、保守期限切れサーバー(EOSL/EOLサーバー)保守・リペアサービス事業を開始しており、独自の保守技術開発体制とサービス体制を構築し、現在まで累計約5,000社と契約しているという。今回のネットワーク機器の第三者保守サービスは、これまでに培ったサーバー第三者保守のノウハウを活用し行うもので、コンフィグ設定サービス、サイトスペアサービス(仮)もあわせてスタートする。同社では、エンジニアが顧客のシステム構成をヒアリングした上で、同等システムを社内に別途構築することにより保守の検証や手順の構築を行う。また、保守に使用する部材についても、独自の調達網により、マルチベンダーかつ幅広い世代の部材を調達することが可能だという。また、予め拠点(ユーザー指定場所)にスペアパーツを配置する、データライブ独自の「サイトスペアサービス」を提供する。
2015年10月28日プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)は10月26日、顔専用の脱毛器兼洗顔ブラシ「ブラウン フェイス」の新モデルとして新色「SE832-s」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別9,580円前後だ。ブラウン フェイスは、顔のムダ毛専用の脱毛器で、アタッチメントを交換することで洗顔ブラシとしても使える。脱毛ヘッドに設けられた10個のミクロ・トゥイーザーによって、0.02mmの顔のうぶ毛も捕らえて脱毛する。1度の使用で、ムダ毛のない状態が最大4週間続くという。このたび発売されるSE832-sは、新色のピンクを採用したモデル。通常のクレンジングブラシに加えて、敏感肌用ブラシが付属する。サイズはW197×D57×H155mmで、重量は110g。電源には単3形乾電池×1本を使用し、電池寿命は約9週間。連続で最大90分の使用が可能だ。
2015年10月27日矢野経済研究所は10月21日、国内のセルフケア健康機器市場の調査を実施し、その結果を発表した。調査は、2015年6月~9月に、セルフケア健康機器市場に参入している企業や関連団体などに対して、同社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査などを併用して行ったもの。本調査におけるセルフケア健康機器市場とは、家庭用の健康管理機器、フィットネス機器、健康回復機器、健康治療機器などを対象とし、主な機器として健康管理機器では「電子血圧計」「電子体温計」「体重体組成計」「尿糖計」「心電計・心拍計」「歩数計・活動量計」。フィットネス機器では各種機器(トレッドミル、ステッパー、エアロバイク、など)、健康回復機器では「マッサージチェア」「フットマッサージャー」「ハンディマッサージャー」「フェイスケア」。健康治療機器では「電位治療器」「低周波治療器」「吸入器」である。なお、医療施設やスポーツクラブなどにおける業務用機器は含まない。調査の結果、2014年の国内におけるセルフケア健康機器の市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比3.2%増の2,295億4,000万円と推計されている。価格競争や消費税引き上げによる個人消費の低迷が売上伸長に影響したものの、市場全体としては微増傾向で推移。2015年におけるセルフケア健康機器の市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比2.0%増の2,341億8,000万円を予測している。また、歩数計、活動量計などの健康管理機器を中心に、データ管理をスマートフォンアプリ上で行う製品展開が広がっているという。その他には、ロコモティブシンドローム(運動器症候群「ロコモ」)の予防を主目的とした情報発信や、従業員50人以上の事業所に対して、12月から義務化されるストレスチェック制度と関連づけた製品開発なども一部で見られるとしている。さらに、健康長寿社会の実現を目的に、地域の住民を対象とした自治体によるセルフケアプログラムが全国各地で展開。健康への取り組みを数値化し、達成度に応じて商品券や地域通貨などに交換する形が一般的な内容となっているが、活動量計などの継続的な利用を促す新しい製品普及モデルとして、セルフケア関連機器メーカーが注力しているとしている。
2015年10月23日