ワコムは、同社Webサイトのコンテンツのひとつ「Making Ideas」において、会議についての調査結果をインフォグラフィックにまとめた「効率的な会議の仕方、情報共有の仕方」を公開し、約80%のビジネスマンが「会議に時間がかかりすぎている」と感じていることが明らかになった。今回公開されたインフォグラフィックは、ジャストシステムのネットリサーチサービス「Fastask」において、25歳~45歳までの男性331人に実施したアンケート結果をもとに作成したもの。その結果、「会議にかかっている時間」については、「1度の会議に1時間以上かかっている人」の割合が43.7%、「会議の時間が長いと感じている人」や約80%もいることが明らかになったという。さらに、そのうちの72%が「1時間程度で集中力が切れたなと感じる」ということだ。続いて、時間が掛かってしまう原因についての調査では、「事前に情報共有がされていないため、説明に時間がかかる」が27.7%で第1位。続いて「不要な意見が多く、意見がまとまらない」(26.3%)、「会議の目的が明確でなく、誰も理解できないままダラダラと続く」(22.8%)と続いた。ほかにも「資料の共有に時間がかかる」、「資料が多すぎて、読むだけで時間がかかる」、「会議が始まってから、コピーや資料を取りに行くなど、時間の無駄が多い」といった意見も挙がったということだ。ワコムでは、こうした原因から分析し、会議を効率化するための3つのポイントをまとめている。ひとつ目は「会議は少人数で行う」こと。これにより、意思決定までの時間の短縮が見込める。ふたつ目に「課題と目的を事前に把握しておく」こと。つまり、図や画像などの資料を事前に共有しておけば、課題説明の時間短縮につながるというわけだ。3つめは「時間を設定する」こと。これにより、延長しないように集中して短時間に会議が行えるとしている。また、調査結果では「会議中に自分でメモをとっている」と答えた90%の人のうち、実に71.2%の人が、メモをノートPCやタブレットに入力するのではなく、「ノートに手書きしている」と回答している。理由として「手を動かして書いたほうが、後々まで覚えていられる」、「手書きのほうがアイディアが浮かぶ」というような意見が挙がったという。このほか、議事録の作成率は62.8%で、国内の別支局や海外支部など離れた場所にいる人と「ビデオ会議」や「インターネット会議」などを行う人が、3人に1人はいるという結果も明らかになった。さらに、効率的に相手に情報を伝えるポイントとして、「わかりやすい議事録」を作成するためには、結論とタスクを冒頭に記載してすべての内容を読む手間を省けるようにすること、手書きメモをそのままデータ化して簡単な議事録代わりにすること、そしてインターネット会議や共同プロジェクトでも図を事前に共有して会議をスムーズに進行させることを挙げた。最後に同社は、資料の作成や共有を効率化にする便利ツールとして、ノートに専用ペンで書いてボタンを押すだけで、その内容をアナログからデジタルに変換してデータを共有したり、そのままメールで送ったり、後から編集したりできるワコムのスマートフォリオ「Bamboo Spark」を紹介している。
2016年02月09日マネーツリーは2月5日、Androidパブリックβの提供開始を発表した。同社はiOS向けアプリを2013年にリリースし、同年の「App Store Best」を受賞。2015年12月にリリースしたWeb版に続く製品投入となる。アプリでは、家計簿に関する多くの機能を提供しており、銀行口座やクレジットカード、電子マネー、ポイントカードなどの管理が容易になる。また、AndroidプラットフォームでもiOSと同様の独自ユーザーインタフェースを踏襲しており、異なるプラットフォームであってもユーザーが違和感なく利用できる。パブリックβ版であるため、利用にあたっては同社が公開するWebサイトで登録が必要となる。
2016年02月09日NECネッツエスアイは2月8日、異なるテレビ会議システムを連携させ、コミュニケーションツールの融合を実現するノルウェーPexip社の仮想会議室ソリューション「Pexip Infinity(ペクシップ・インフィニティ)」の国内販売を開始したと発表した。同ソリューションは、混在するテレビ会議システムや映像ソリューションの最適化を実現し、異なるハードウェアベースのテレビ会議システム間を接続し、多種多様なデバイスや、「Microsoft Skype for Business」などのUCツールとの接続を可能とする、ソフトウェアベースの仮想会議コラボレーションツール。WebRTCにも対応しており、Webブラウザを利用することで、テレビ会議の専用ツールを使用せずに、いつでもどこでもテレビ会議に参加することが可能となっている。また、MCU(Multipoint Control Unit)の機能をソフトウェアで提供しており、仮想化技術と組み合わせることで高い拡張性を実現するという。さらに、複数サーバに分散インストールすることで、1つのサーバ設置サイトが災害などでダウンしても、テレビ会議のサービスが継続可能となり、BCP対策の一環としても有効なソリューションとなっている。そのほか、NECネッツエスアイのMVNOサービス「ネッツワイヤレス」と組み合わせることで、病院や介護事業、自治体など高い機密性が必要とされる利用シーンにおいてもセキュアな会議接続の実現が可能だという。また、異なるテレビ会議システム、マルチデバイス、Webブラウザによる会議参加が可能な特徴を生かし、災害発生時に「学校・避難所とのコミュニケーション」「現場状況の把握」「外部の関係機関との連携」として活用することも可能とされている。同社は、3年累計でSI・保守などを含め、10億円の売上を目標に掲げている。
2016年02月08日千葉県・幕張メッセで開催された「ニコニコ闘会議2016」会場内の闘会議TVステージにて1月30日、「レベルファイブVIPプレミアム・ステージ」が開催され、レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏、ファミ通グループ代表の浜村弘一氏らが登壇した。プレミアムステージの前半は『妖怪ウォッチ ぷにぷに』がテーマで、同作をやりこんでいるという浜村氏と日野社長が公開対談を実施した。だが本当に『妖怪ウォッチ ぷにぷに』が大好きな浜村氏は、対談というよりは完全に公開ゲームプレイに集中するゲーマーモード。元ファミ通の名物編集長だった同氏も「こうやって大勢の人前でゲームをプレイするのは初めてです」とやや緊張した様子だったが、革のケースと自前のiPadでスマホをテーブルに固定し、ハンドクリームを塗る表情は真剣そのものだった。浜村氏はプレイを始めると目にも留まらぬ高速プレイを見せ、スコアはあっという間に200万点超え。横で見ていた日野社長も「浜村さん何やってるんですか!」と驚いていた。浜村氏は「すごく緊張した! もっと精進してきます!」とコメントしながらも、プレイには手応えがあった模様。日野社長によれば「僕も0時ごろに仕事が終わると、3時ぐらいまでずっとゲームしてるゲーマーなので、浜村さんと会うとゲームの話ばっかりなんです」とのことで、最近同席した際は浜村氏は一プレーヤーとして『妖怪ウォッチ ぷにぷに』に熱い要望をぶつけていたらしい。そんな要望の一つが「色が赤い回復役がほしい!」というものだった。その話題が出たところで、日野社長がステージ上で公開したのが、『妖怪ウォッチ ぷにぷに』の新妖怪・椿姫だ。この妖怪は浜村氏の要望通り色が赤く、攻撃と回復を同時に行うことができるという。さらに日野社長は「最強の回復役にするために、昨日の深夜開発に言って、急きょ種族を"イサマシ"に変更させました」とのこと。浜村氏は「椿姫」が大変気に入った様子で、日野社長が「浜村さんが入手できるかはわかりませんが……」と語ると苦笑いしていた。気になる新妖怪「椿姫」は2月中旬の実装を予定しているとのこと。ステージには開発スタッフも登壇し、「シーズン2」がもうすぐ開始され、妖怪「ヒカリオロチ」が登場する予定であることなどが語られていた。ここで浜村氏はステージを降りたが、ステージ全体が終わった後の感想でも日野社長は「浜村さんのプレイは心に残りました」と一言。最後に「ニコニコ闘会議」というイベントそのものについて聞かれた日野社長は、「ゲームクリエイターも"生主"も一体になってこの場を楽しんでいるのがすごいと思いました。楽しかったです」と総括した。
2016年02月08日マネーツリーは、iOS向けに提供していた資産管理アプリ「Moneytree」のAndroid版のパブリックβを公開した。「Moneytree」はこれまで、iOS向けに提供されていた資産管理アプリ。昨秋、Web版を公開し、MacやWindows PCなどでもサービスを利用可能であったが、この度、Androidユーザー向けにパブリックβを公開する運びとなった。アプリでは、iOS版と同様、銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードの管理などが行える。他社のサービスでは有料で提供されている機能の多くが、無料で利用できるのが特徴だ。同社は、起業時からセキュリティとプライバシーを最大限に重んじたため、信頼できるプラットフォームとしてiOS上でサービスを展開してきた。今回のリリースは、そこで培った高いセキュリティレベルを最適な形で搭載し、アプリ自体の暗号化、通信時の認証ピンニングなどの対策を講じての提供となる。また、iOSアプリでのノウハウをベースに、シンプルで見やすく使いやすいユーザーインターフェースを採用したことも特徴となっている。利用は同社のWebサイトからメールアドレス、使用しているデバイスの機種を登録することで可能となる。対応OSはAndroid 4.3以上。パブリックβでは、経費精算サービス「Moneytree PLUS」、法人口座アグリゲーションサービス「Moneytree PRO」は非対応。今後の正式版リリースおよびアップデートで実装される見込み。なお、同社は前述の通り、利用者の安全とプライバシーを確保することを重要視していることから、下記のことを行わないというステートメントを発している。無料だからといって、バナー広告を表示しない他社からメールが届くこともない利用者のデータを覗き見することもない第三者にデータが渡ることもない登録時の不必要な個人情報の要求をしない意図的に有料プランに誘導することをしないMoneytreeはiOS版のローンチ当初から、個人情報を閲覧できるのはユーザー自身のみで、運営サイドはユーザーの情報やパスワードを見ることはできない仕様となっている。
2016年02月04日2020年に実施される「ロボットオリンピック」について、具体的な検討を行う実行委員会と諮問会議が発足、2月2日に、第1回目の諮問会議が開催された。今回は競技分野について選定が行われており、実行委員会からは「B2B分野」「B2C分野」「インフラ・災害対応・建設」の3分野を対象とする案が提出された。ロボットオリンピックは、2015年2月に策定された「ロボット新戦略」の中で、実施が決まったもの。東京オリンピックと同じ2020年に本大会、2018年にプレ大会を開催することがすでに決定していたが、具体的な開催形式や競技種目については、2016年までに決めることになっていた。実行委員会(委員長:佐藤知正・東京大学名誉教授)と諮問会議(委員長:金出武雄・カーネギーメロン大学教授)は2015年12月25日に発足。実行委員会は2016年1月29日に1回目の会合があり、今後、毎月開催する。一方、諮問会議は7~8月頃に第2回、11月頃に第3回を開催。競技ルール、開催場所、開催時期など詳細を年内に決定する予定だ。予算規模も含め、具体的なところは今後検討していくとのことで、現時点では「ほとんど何も決まっていない」という印象だが、競技分野として、以下の3分野を選定したことが今回明らかになった部分だ。○1. B2B中心の分野製造業、農林水産業、食品産業などが対象。大雑把にいうと、産業用ロボットによる競技となるようだ。類似した競技会としては、米Amazon.comの「Amazon Picking Challenge」(APC)が参考になるかもしれない。○2. B2C中心の分野サービス、介護・医療などが対象。この分野では、接客/案内ロボット、介護ロボット、生活支援ロボットなどが考えられる。既存の競技会では、「RoboCup @Home」に近い内容があるかもしれない。○3. インフラ・災害対応・建設橋やトンネルなどのインフラ点検、原発などのプラント点検、災害発生時の被災者発見などが対象になるだろう。同様の競技会としては、「DARPA Robotics Challenge」や「RoboCup Rescue」などがある。諮問会議は非公開であるが、実行委員である安田篤・経済産業省製造産業局ロボット政策室長によれば、諮問会議の委員からは、おおむね賛同が得られたという。今後、より具体的な内容を詰めていくことになるが、国際性の確保、教育とのリンクなどに配慮するよう、委員から注文があったそうだ。ところで、東京オリンピックの開催にタイミングを合わせた競技会であるものの、「RoboCup Soccer」のように、スポーツをベースにした競技は考えていないとのこと。「ロボットオリンピック」という名前が一人歩きした感があるが、競技会の正式名称も今後決めていく。なお競技会の名称について、ロボット新戦略の中では「ロボットオリンピック(仮称)」と表記されていたが、現在、組織としてその名前は使っておらず、単に「ロボット国際競技大会」と呼ばれている。商標の関係で、「オリンピック」という名前を使わない可能性もあるそうだ。また当初のロボットオリンピックという名称から、ヒューマノイドロボットによる競技をイメージした人も多いだろうが、参加ロボットの形も、競技種目やルールを検討する過程で決まることになるだろう。ヒューマノイド限定の種目も中にはあるかもしれないが、社会実装の側面が強いため、多くの種目は非人間型になるのではないだろうか。ただ、そうすると東京オリンピックと同じ2020年に開催する意味があまり見えてこない。安田室長は「世界から注目される年。ロボットが何をやれるのか発信する機会として一番いい」と説明するが、意義としては少し弱く感じる。利活用が中心とは言え、注目されるためには、盛り上げ方も工夫していく必要があるだろう。こういった競技会は、ロボットの研究開発を促進するには有効なツールである。しかし、それには継続していくことが何より重要。新競技会も継続していく方向ではあるものの、もし1回で終わるようなことになれば、既存の競技会を混乱させるだけになりかねない。実行委員会には、2020年以降もしっかり見据えた議論を期待したいところだ。
2016年02月04日マネーフォワードは2月3日、bitFlyerと業務提携したことを発表した。今回の提携により、マネーフォワードが提供する自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」が、ビットコインに対応。同社によると、国内PFM(Personal Financial Management)サービス提供者として、初めての対応だという。両社の連携によって、ビットコイン残高を「マネーフォワード」で記録し、既に利用している通常の残高データと同様に管理することで、一括で資産管理が可能となった。既にビットコインでの取引を行っている場合や、今後ビットコインでの取引をスタートさせる場合は、現金、クレジットカード、金融商品、ビットコインなどの残高、入出金、取引データを一括で管理することが可能となる。またマネーフォワードでは、bitFlyerのブロックチェーン研究所を利用し、ビットコインの取引・決済サービスについての技術研究を共同で推進していくという。これにより、ビットコインだけでなくブロックチェーン技術を活用する新たなFintechサービスの開発に向けて技術研究を推進していく構えだ。さらに、「マネーフォワード」と、ビットコイン総合プラットフォーム「bitFlyer」間を、ユーザーが相互に利用できる環境の創出も目指すとしている。あわせて、マネーフォワードが運営するお金に関する知識や情報を発信するウェブメディア「マネトク」と、bitFlyerが運営するビットコインに関するニュースを発信するウェブメディア「BTC News」において、よりビットコインに関する理解を深めるための情報を提供していくことも検討しているという。
2016年02月03日プロデューサー組合(PGA)賞の劇場用映画賞に『マネー・ショート 華麗なる大逆転』が選ばれた。プロデューサーは、ブラッド・ピット、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー。PGAの結果は、オスカー作品賞と重なることが非常に多いため、オスカー予測の上でとても重視されている。その他の写真『マネー・ショート』は評価が高く、今回のアワードシーズンで健闘してきたが、より有力視されていた『レヴェナント:蘇えりし者』や『スポットライト 世紀のスクープ』を打ち負かしてこの賞を獲得したことで、さらに勢いを増した形だ。劇場用ドキュメンタリー映画部門は『AMY(原題)』が受賞。劇場用アニメ映画部門は、『インサイド・ヘッド』が受賞した。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』3月4日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開文:猿渡由紀
2016年01月25日先日発表になった第88回アカデミー賞ノミネーションで、「作品賞」「助演男優賞」(クリスチャン・ベイル)ほか5部門にノミネートされている『マネー・ショート 華麗なる大逆転』。本作から、クリスチャンにライアン・ゴズリング、スティーブ・カレル、そしてブラット・ピットという豪華キャスト4人による、どこかふてぶてしくも、精悍さを感じさせる本ポスタービジュアルが到着した。本作は、『マネーボール』や『しあわせの隠れ場所』の原作者マイケル・ルイスによる著書「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」に基づく、痛快な“マネー”エンターテイメント。2005年、へヴィメタルをこよなく愛する金融トレーダー、マイケルは、返済見込みの少ない住宅ローンなどの“サブプライム・ローン”は数年以内にデフォルト(債務不履行)に陥る可能性があることに気がつき、「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」という、ある補填的契約に目をつける。そんな彼の動きを知ったウォール街の若き野心家ジャレドはヘッジファンド・マネージャー、マークにその話を持ちかけ、また、成功を夢見る2人の若者は元・大物銀行家ベンに相談する。やがて2008年、住宅ローンの破綻から始まったいわゆる“リーマンショック”は世界経済にも波及し…。今回到着した本ビジュアルには、裸足で仕事をするのを好み、仕事中にへヴィメタルを爆音で聞きながらドラムを叩きまくる、孤独を好む金融トレーダー、マイケル・バーリを演じるクリスチャン、大手銀行のやり方への不信感から“頭が沸騰気味”のヘッジファンド・マネージャー、マーク・バウムを演じるスティーブ、野心と自信にあふれる口達者な若き銀行家ジャレド・ベネットを演じるライアン、さらに、オーガニック食品しか食べず、神経質で“世界はいまにでも崩壊する”と考える破滅論者の元銀行家ベン・リカートを演じるブラットという豪華な4人が集結!ブラットは『マネーボール』に続いて、本作でもプロデューサーを務めている。世界経済を襲ったリーマンショックの裏側で、いち早く経済破綻の危機を予見したアウトローたちの、それぞれのキャラクターが見て取れるかのような本ビジュアル。いま、まさにウォール街の巨大金融機関を敵に闘いを挑もうとする精悍な姿と、どこかふてぶてしい表情が印象的なものに仕上がっている。先日の第73回ゴールデン・グローブ賞では、いずれも受賞は叶わなかったものの、「脚本賞」「作品賞(ミュージカル・コメディ部門)」ほか「主演男優賞」にはベイルとカレルのWノミネートとなり、話題を呼んだ本作。アダム・マッケイ監督は「クリスチャンと一緒に撮影を半分ぐらいやったころ、私が『よし、いいシーンだった』と言うのにうんざりしていないかと彼に尋ねたよ(笑)」とも語っており、それぞれのキャストの役作りには絶賛の声を贈っている。ウォール街からも、投資家たちからも相手にされず、「訴えてやる!」「金返せ!」と言われ続けた彼らが見せる華麗なる大逆転劇が、ますます楽しみになってきた。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は3月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月17日マネーフォワードは1月14日、クラウド型経費精算システム「MFクラウド経費」(β版)の提供を開始した。同システムは、「完全自動化」、「スマホで完結」、「ペーパレス」を特長とし、経費精算にかかる時間や手間を削減する経費精算サービス。自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」や「MFクラウド会計・確定申告」とも連携対応する。「MFクラウド経費」は、クレジットカードや電子マネーの明細の自動取得に対応しており、経費申請者は取得された明細の中から経費登録が行えるため、領収書ごとの手入力が不要となる。「ICカードリーダー by マネーフォワード」と併用すれば、SuicaやPasmoの明細も取り込み可能となる。スマートフォンで撮影された領収書については、同社のオペレーターにより入力される。同社によると、オペレーターの作業期間は1営業日が目標とされている。また、申請や承認のプロセスなどすべての経費精算業務は、スマートフォンだけで完結させることが可能となっている。さらに、スマートフォンで撮影した領収書は、電子帳簿保存法に対応した形で、仕訳に直接ひも付けられる。領収書と明細はオンライン上でセットで確認できるようになるため、経理担当者は経費チェックをスムーズに行えるようになる。平成28年税制改正大綱によると、今後はスマートフォンやデジタルカメラで撮影した領収書も証憑として認められ、原本廃棄が可能となるため、企業のペーパレス化実現に貢献する仕組みとなっている。そのほか、勘定科目や税区分のカスタマイズ、外貨対応などに対応しており、利用している会計システムに取り込み可能な仕訳データが出力可能となっている。β版期間中の同システムは無料で提供される。
2016年01月14日NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は1月7日、同社の会議系サービスである「Arcstar Conferencing」において、機能拡充として、テレビ会議のインターネット対応とビデオ会議のVPN対応を行うと発表した。テレビ会議の機能拡充は同日より提供開始、ビデオ会議の機能拡充は2016年4月に提供開始予定。。テレビ会議のインターネット対応は、テレビ会議専用端末と専用のネットワークを利用して高品質な映像会議を提供する「TV Conferencing(テレビ会議)」において、外出先などのインターネット回線を経由してマルチ・デバイスでの参加を可能にするもの。これにより、社外も含めた通常の会議ではインターネット回線からの参加も実施し、機密性や品質を重視する役員会議は専用ネットワークのみを利用するといった使い分けを実現する。利用料金は月額40万円(税別)から。TV Conferencingの契約・利用料金に加え、「Web Conferencing(Web会議)」の契約・利用料金(1IDあたり月額1万3000円×5ID~)が必要。ビデオ会議のVPN対応は、高品質の映像会議をマルチ・デバイスで実施可能な「Video Conferencing(ビデオ会議)」について、セキュアな企業向け閉域網(VPN)である「Arcstar Universal One」からの利用を可能にするもの。既にArcstar Universal Oneを利用しているユーザー企業は、インターネットの帯域を増加することなくビデオ会議の利用が可能になり、効率的に回線を活用することができるとしている。同社は今後、、会議系サービスに加えて、ユニファイド・コミュニケーション・サービスである「Arcstar UCaaS」との連携も進め、同サービスからArcstar Conferencingの各種会議系サービスを起動できる機能などを順次提供する予定とのこと。
2016年01月08日アカウンティング・サース・ジャパンは1月7日、マネーツリーと業務提携契約を締結したことを発表した。この提携により、アカウンティング・サース・ジャパンが提供する税理士のためのクラウド税務・会計・給与システム「A-SaaS」に銀行口座やクレジットカードなどの取引明細を自動で取得できるようになる。「A-SaaS」は、クラウドベースの税務・会計・給与システム。今回の提携により、マネーツリーの「MT LINK」に登録された銀行口座やクレジットカードなどの取引データを「A-SaaS」へ取り込み、自動で仕分けすることが可能となる。また、今回の提携に伴い、アカウンティング・サース・ジャパンが開発を進めているビックデータを活用した経営分析サービスにおいて、「A-SaaS」上でリアルタイムに蓄積される取引や資金の流れを可視化することも可能になるという。
2016年01月08日マネーツリーは、アカウンティング・サース・ジャパンとの業務連携を発表した。これにより、マネーツリーが提供する「MT LINK」と、アカウンティング・サース・ジャパンが開発および提供する税理士のためのクラウド税務/会計/給与システム「A-SaaS(エーサース)」がサービス連携するようになる。アカウンティング・サース・ジャパンの「A-SaaS(エーサース)」は、日々の記帳から税務申告までをクラウド上で行える国内唯一のシステム。今回、マネーツリーと提携することで「MT LINK」に登録された銀行口座やクレジットカード等の取引データを自動で取り込み、仕訳することが可能となる。また、アカウンティング・サース・ジャパンが開発を進めているというビックデータを活用した経営分析サービスでは、リアルタイムに蓄積される取引や資金の流れを可視化できるようになるとのことだ。アカウンティング・サース・ジャパンは、「MT LINK」を追加した理由として、約2,000以上の金融機関(銀行口座、クレジットカード、電子マネー)に対応していることと、クラウド型電子証明書技術による法人口座対応の技術力を挙げている。マネーツリーが昨年1月より提供を開始した「MT LINK」は、今回の連携で6社目となる。「MT LINK」は、昨年より法人口座の対応を開始し、電子証明書を必要とする法人口座への対応数は既に900行を超え、現在、国内第1位の対応数として会計業界のデファクトスタンダードになり始めている。
2016年01月07日連載コラム『サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック』では、会社員が身につけておきたいマネーに関する知識やスキル・テクニック・ノウハウを、ファイナンシャルプランナーの中村宏氏が、独断も交えながらお伝えします。○1年間にかかった医療費を確定申告すると税金が節約できる!昨年2015年中の所得に関する確定申告の期間は今年2月16日から3月15日までですが、ほとんどの会社員の方は、税金の手続きすべてを会社に"お任せ"していて、確定申告をする方は少ないでしょう。毎年秋に年末調整の書類を会社に提出すればほぼ終了します。確定申告をすれば税金が還付される「医療費控除」という制度があることは知っていても、医療費の支払い履歴をとっていない場合や、確定申告をしたことがない方の中には、面倒臭くて何もしない方が多いのではないでしょうか。「医療費控除」とは、1年間に支払った自分や家族の医療費の合計額から10万円を差し引いた金額を所得から控除できる仕組み。たとえば、家族全員(生計一であること)の医療費が1年間で15万円かかった場合、10万円を差し引いた5万円を所得から差し引くことができるのです。その人の所得税・住民税の税率が合わせて20%だったとすると、5万円×20%=1万円の税金が還付されることになります(実際には所得税は還付されますが、住民税分は翌年支払う金額が少なくなります)。1年分の医療費を計算して確定申告をするには、病院やクリニック等で発行された領収書をちゃんと保管しておく必要があります。確定申告時にはその領収書を税務署に提出する必要もあります。これまで確定申告をしていない方は、ぜひ、1月から自分や家族の医療費の領収書をきちんと保管して、年間の医療費の合計額が10万円を超えるようであれば、来年2月~3月に確定申告をしてほしいと思います。節税効果は少額かもしれませんが、同じ額を働いて得ようとするとたいへんです。確定申告はとても簡単に行えます。国税庁のHPの「確定申告作成コーナー」を使えば、すぐに申告書を作成することができます。○再来年からは所定の市販薬を買った場合も所得控除される仕組みができる!2017年からは、ドラッグストアなどで買った市販薬の額が1年間で12,000円を超える場合、超えた金額を所得から控除できる新しい仕組みができる予定です。たとえば、家族全員が1年間で3万円の市販薬を買った場合、12,000円を差し引いた18,000円が所得から控除できるので、所得税・住民税の税率が合計20%の方の場合、3,600円の節税になります。このことは新聞報道などで知っている方もいるでしょうが、この制度には以下の注意点があります。まだ正式決定ではない。年始から始まった今年の通常国会で決まれば決定制度のスタートは今年からではなく2017年1月から。しかも2021年12月までの期間限定市販薬すべてが対象ではなく、医療用医薬品(処方薬)を市販薬に転用した「スイッチOTC」というものに限定される所得から控除できる額に上限があり、最高88,000円まで定期健康診断や予防接種、がん検診などを受けていることが前提この新しい制度の適用を受けると、「医療費控除」の適用は受けられない従来からある「医療費控除」制度も、2017年から新たにできる制度も、活用するには確定申告が必要です。家族全員の1年間の支出額を計算するには、支払いの履歴をとっておく必要があります。領収書はきちんと保管する習慣を身につけてほしいと思います。○執筆者プロフィール : 中村宏(なかむら ひろし)ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。(株)ベネッセコーポレーションを経て、2003年にFPとして独立し、FPオフィス ワーク・ワークスを設立。「お客様の『お金の心配』を自信と希望にかえる!」をモットーに、顧客の立場に立った個人相談やコンサルティングを多数行っているほか、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿などで生活のお金に関する情報や知識、ノウハウを発信。新著:『老後に破産する人、しない人』(KADOKAWA中経出版)メルマガ「生活マネー ミニ講座」(平日・毎日)→
2016年01月06日マネーフォワードは12月18日、同社が運営する自動家計簿・資産管理ツール「マネーフォワード」のアップデートを発表した。アップデートは、同社が10月に実施したユーザーのアンケート調査に応える内容となっており、銀行やポイント管理を簡単にする新管理画面や、残高不足やポイント失効予定をタイムリーに知らせる通知機能、年間平均や前年比較など家計見直しに反映できる分析機能などをリリースした。「設定金額以上の入金通知、出金通知」は、入出金時に通知を受けたい金額をあらかじめ設定しておくと、プッシュ通知し、給与の確認や不正利用のチェックなどに利用できる。また、連携中のすべてのポイントを一覧で確認できるようになったため、面倒なポイント管理が楽になる。「クレジットカード管理画面」では、過去の引き落とし額や確定した引き落とし額、引き落とし日が確認可能となり、過去の引落とし額の可視化や当月のカード支払い対策に役立つという。「銀行管理画面」では、連携中の銀行の残高情報の一覧や、すべての銀行の通帳を1つにまとめた入出金を確認できる。ATMからの引き出し金額を除外できるため、毎月どの銀行で、いつ頃に、どれほどの引き落としが発生するのかがわかりやすくなる。加えて、カテゴリーごとに1年間の平均支出額表示機能も用意。こちらは、食費や日用品など、生活にかかせない費用の目安になるという。また、プレミアム会員向け機能では、「クレジットカード管理画面での未払いの残高参照」や「ポイント管理画面の有効期限表示」「クレジットカード引き落とし額と現在の残高金額比較の表示」「家計状況の前年同月比較機能」「年間高額支出ランキング」などが用意されている。
2015年12月21日楽天と楽天カードは12月17日、楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」と電子マネー「楽天Edy」の機能が付いた一体型クレジットカード「楽天ポイントカード機能付き楽天カード(以下、楽天カード)」の申込・発行を開始した楽天カードのユーザーはこれまで、買い物の際にクレジットカードや共通ポイント、電子マネー機能の付いたカードをそれぞれ保有・提示する必要があった。しかし、今回提供を開始する楽天カードでは、同カードを1枚保有すれば、クレジットカードや電子マネー、現金などいずれの決済手段の選択が可能となるほか、楽天スーパーポイントをより便利に使用・貯めることができる。また、楽天カードだけでなく、「楽天PINKカード」「楽天プレミアムカード」「楽天ブラックカード」「楽天カードアカデミー」のすべてに楽天ポイントカード機能が標準搭載される予定だ。なお、これらカードを申し込んだユーザーは、楽天会員IDと楽天ポイントカード、楽天Edyの番号があらかじめ連結されているため、楽天会員サイトへの手動による番号登録が必要なく、新しいカードを入手した直後から楽天スーパーポイントの使用・貯蓄が可能となる。
2015年12月18日マネーツリーは、iOS向けに提供していた資産管理アプリ「Moneytree」のWebバージョンを公開した。同社はこれまで、iOS端末向けにサービスを提供していたが、これによりMacやWindows PC、各種モバイルデバイスからの利用が可能となる。他社のサービスでは有料で提供されている機能の多くが、Moneytreeでは無料で利用できるのが特徴だ。また、iOSアプリで培ってきたノウハウをベースに、シンプルで見やすく使いやすいユーザーインターフェースを採用したことも特徴となっている。iOSでフィーチャーされている機能は、Webバージョンでも使うことができ、Moneytreeの基本となる、個人資産管理サービス、経費精算サービス「Moneytree PLUS」が対応するほか、後日、法人口座アグリゲーションサービス「Moneytree PRO」も利用できるようになるとのことだ。「Moneytree PLUS」に関しては、Webバージョンを利用することで、全てのデバイスにおいて3カ月の無料体験サービスを提供する。Webバージョンで提供される主なサービスは以下の通り。無制限の過去のデータ取得11件以上の金融口座の連携複数口座のデータの一括取得広告の非表示グラフ機能および内訳項目テンプレートの複数作成バックアップサービスサービスの継続性保証ポイントの期限切れなどの通知全般Webバージョンの新機能も用意されており、経費精算機能では、大量の領収書を処理したい場合、まとめてドラッグ&ドロップするだけで作業が行える。さらに資産管理サービスにおいてはチャットサービスを提供する。使用方法や不明な点がある場合、営業時間内であれば、その場で回答、サポートしてくれる。なお、Webバージョンの対応ブラウザは、Safari、Chrome、Internet Explorer 11、Firefoxとなっている。「Moneytree」は今年4月に、発売されたばかりのApple Watchに対応。6月には、e-文書法(電子帳簿保存法)に対応する形でのアップデートをリリースした。6月の時点でAndroid版の提供は、セキュリティ面での不安から見送られていたが、これで、Androidスマートフォン/タブレットのユーザーも安心して財布の管理を任せられるようになる。
2015年12月16日来年3月公開の映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の予告映像が公開された。本作は、世界経済を襲ったリーマンショックの裏側で、常識を疑い経済破綻を予見した男たち4人を描いた経済ドラマだ。その他の画像/予告編映画は、2000年代の好景気に湧くアメリカを舞台に、住宅バブルに潜む経済破綻の危機を予測し、“クレジット・デフォルト・スワップ”(以下CDS)に目を付けた金融マン4人の知られざるドラマを描く。4人アウトローたちを演じるのは、クリスチャン・ベール、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットら豪華俳優陣だ。へヴィメタルを愛する金融トレーダー・マイケルをベール、大手銀行に不信感を抱くヘッジファンド・マネージャーのマークをカレル、ウォール街の若き銀行家ジャレットをゴズリング、伝説のトレーダー・ベンをピットが演じている。物語は、返済見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品“サブプライム・ローン”に債務不履行が生じる可能性に気づいたマイケルが、CDSに目を付けるところから始まる。ジャレットはマイケルの戦略に共感し、マークに、マイケルの計画に大金を投じるべきだと説得。ベンは自らのコネクションを使って彼らの計画を後押しする。そして2008年、ついに住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊の兆候が表れ、4人のアウトローたちは大勝負に挑む。映像には、4人が計画を練っていく中で見せる、それぞれに抱く経済への不信や作戦への強い意志が映し出される。靴も履かずに飄々と市場崩壊を説くマイケル、銀行への怒りを露にするマーク、世界市場の崩壊をも懸念するスマートな振る舞いのジャレット、彼らの思いに共感する大物感漂うべンの姿がテンポよく描かれ、それぞれの違った個性を垣間見ることができる。ハリウッドを代表する俳優で存在そのものが華やかな4人だが、アダム・マッケイ監督は「“君たちのルックス”を捨ててくれ」と話したそうで、彼らは見事に、いかにも常識を疑いそうな“変わり者”っぷりを発揮している。そんな“変わり者”の彼らがどのように賭けに勝ち、ウォール街を出し抜いていくのか、公開が楽しみな映像になっている。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』2016年3月TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2015年12月15日連載コラム『サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック』では、会社員が身につけておきたいマネーに関する知識やスキル・テクニック・ノウハウを、ファイナンシャルプランナーの中村宏氏が、独断も交えながらお伝えします。○ジュニアNISAの投資資金は、親や祖父母からの贈与がメイン!前回ご紹介したように、2016年4月からは「ジュニアNISA」制度が始まります。ジュニアNISAの口座名義人は0歳から19歳までの未成年者ですので、多くの場合、親や祖父母が子供や孫に贈与したお金が投資資金になるでしょう。ジュニアNISAの年間の投資額の上限は80万円と決まっているため、毎年80万円までを子供や孫に贈与し、口座の管理は親などの親権者が行うことになります。この贈与は、「暦年贈与」という仕組みの中で行うことになります。○暦年贈与制度では、1年間で110万円を超える贈与を受けたら贈与税がかかる!暦年贈与制度では、1月1日から12月31日までの1年間で110万円を超える財産の贈与を受けた場合、贈与を受けた人に贈与税がかかる仕組みです。ジュニアNISAの投資資金として親から80万円のお金を贈与された未成年の子供は、その年中の贈与がそれだけであれば、非課税枠110万円の範囲なので申告・納税の義務はありません。しかし、同じ年に同じ仕組みで祖父母から教育資金などとして100万円をもらったら、その年に贈与を受けた額が合計180万円になるため、非課税枠110万円を超えてしまい、贈与税の申告・納税をする必要が出てきます。この場合の贈与税額は、下の【贈与税額の計算式】・【<一般>上記以外の贈与税額の速算表】を活用して求めることができます。贈与税額=(180万円-110万円)×10%=7万円その他、同じ年の年始と年末に、ジュニアNISAの投資資金として親から子供にそれぞれ80万円を贈与する場合も、その年の贈与額が合計160万円になるため贈与税がかかります。例えば、2016年4月に当年分の投資資金80万円、2016年12月に翌年分の投資資金80万円を贈与するようなケースが考えられますので注意をするようにしましょう。○執筆者プロフィール : 中村宏(なかむら ひろし)ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。(株)ベネッセコーポレーションを経て、2003年にFPとして独立し、FPオフィス ワーク・ワークスを設立。「お客様の『お金の心配』を自信と希望にかえる!」をモットーに、顧客の立場に立った個人相談やコンサルティングを多数行っているほか、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿などで生活のお金に関する情報や知識、ノウハウを発信。新著:『老後に破産する人、しない人』(KADOKAWA中経出版)メルマガ「生活マネー ミニ講座」(平日・毎日)→
2015年12月15日ソフトバンクは12月11日、同日より法人向け電話会議サービス「GlobalMeet電話会議サービス」の提供を開始すると発表した。サービス提供元は、Web会議ソリューションを提供するプレミアコンファレンシング(PGi)。同サービスは、世界53カ国、70地域にローカルアクセス番号を用意して、海外に拠点を持つ顧客のニーズに合わせた国際通話料金がかからない仕組みを構築している。また、同社の直収電話サービス「おとくライン」やソフトバンクの携帯・PHSからの利用では、国内通話料が定額となる。プランは利用分数に応じたプランを選択して安価に利用できる「プラン1」と、利用時間でシンプルな支払いの「プラン2」がある。プラン2の利用料金では、サービス利用料金が1分あたり24円、日本とアメリカでは、ローカルダイヤルイン接続料金が0円となる。現地のアクセスポイントまでの通話料は別途必要となる。日本とアメリカ以外の51カ国ローカルダイヤルイン料金は、国によって異なる。初期費用や基本料金は発生しない。また、サービスはマルチデバイス環境にも対応しており、会議の開始・設定ができる専用アプリをスマートフォンやタブレット端末にダウンロードすることで、電話端末以外でも会議に参加できる。VoIPにも対応しているため、PCからの会議参加も可能となる。
2015年12月11日マネーフォワードは12月11日、Ruby on Railsのコミッター兼Rubyコミッターである松田明氏が技術顧問として就任したことを発表した。また、来年よりフルタイムのRubyコミッター職というポジションを設置するという。同社は、今後松田氏から最先端のRuby on Railsを用いたサービス開発・運用、コードレビューなど、さまざまな技術的助言や指導をもらいながら、開発体制を強化していくとしている。さらに、同社に限らず、Rubyの運用支援も積極的に行っていく構えだ。松田氏は「Rubyコミュニティとマネーフォワードの両者が、良い関係を築いて共に発展・前進していけるよう、尽力していきたい」とコメントしている。
2015年12月11日インターネットイニシアティブ(IIJ)は12月1日、「IIJマネージドファイアウォールサービス」の新品目として、フォーティネットの「FortiGateシリーズ」を提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。既存品目であるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの「CheckPointアプライアンスシリーズ」においては、2016年2月より、複数の新機能を追加した形で提供開始する。同サービスは、社内に設置したファイアウォール機器をIIJのセキュリティ専門エンジニアがリモートから運用管理するサービス。IIJの「アノマリ検知システム」による異常検知や、障害通知の対応時間を保証するSLA(サービス品質保証制度)等を基本機能として提供している。「FortiGateシリーズ」はアンチウイルス、アンチスパム、IPSやWebフィルタリングなど、複数のセキュリティ機能が1台の機器に統合されており、独自開発の「FortiASIC」を搭載し、機能が集約された1台の機器でもネットワークのパフォーマンスを損なうことなく、高速処理を実現する。「CheckPointアプライアンス」の新機能は、クラウドベースのサンドボックス環境でファイルの検査を実行し、振る舞いによる検査および高度な回避テクニックに対抗する最新のCPUレベルの検査から脅威の有無を確認することにより、未知の脆弱性を悪用するゼロデイ攻撃や標的型攻撃を検出し、リアルタイムに防御する。
2015年12月02日ブラッド・ピットが製作・出演する映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』が2016年3月に公開されることが発表された。世界経済を襲ったリーマン・ショックの裏側で起きていた実話を映画化した経済ドラマで、クリスチャン・ベール、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリングら豪華キャストが出演する。その他の情報原作は、ピット主演作『マネーボール』の著者であるマイケル・ルイスの経済ノンフィクション。2000年代、好景気に湧くアメリカで、住宅バブルに潜む経済破綻の危機を予見し、“クレジット・デフォルト・スワップ”(以下CDS)に目を付けた金融マン4人の知られざるドラマを描く。CDSとは、債権者や投資家を相手にした金融取引で、買い手(債権者や投資家)が売り手に保証料を支払う代わりに、契約の対象となる債権に債務不履行が生じた場合、それによって生じる損失を売り手が保証する仕組みだ。映画では、金融トレーダーのマイケル(ベール)が、返済の見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品“サブプライム・ローン”に債務不履行が生じる可能性に気づき、いち早くCDSに目を付ける。ウォール街の銀行家や政府の金融監督機関からは全く相手にされなかったものの、若き銀行家ジャレット(カレル)はマイケルの戦略を察知し、低所得者に住宅ローンを組ませる大手銀行に不信感を抱くヘッジファンド・マネージャーのマーク(ゴズリング)に、マイケルの計画に大金を投じるべきだと説得する。さらに伝説の銀行家ベン(ピット)は自らのコネクションを使って彼らの計画を後押しすることを決意する。そして2008年、ついに住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊の兆候が表れ、4人のアウトローたちは大勝負に打って出る。ピットが製作も務めた『マネーボール』では、膨大なデータ分析を駆使して新たな野球理論を提唱し、低予算の弱小球団を最強のチームに作り上げた男の奇跡が描かれたが、本作では金融界を舞台にどのような“大逆転”が描かれるのか、期待が高まる。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』2016年3月TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2015年12月02日ブラザー販売は1日、Web会議システム「OmniJoin」の新サービスとして、Android端末からWeb会議に参加できる無料アプリの提供を発表した。「OmniJoin」は、2012年9月からサービス開始されているWeb会議システム。インターネット環境があれば、初期費用不要で使用できる。かつてはPCのみ対応だったが、2013年11月にはiOS端末をサポートしており、今回の発表によってAndroid端末でも利用できるようになった。Android用の専用アプリを用い、Google Playを通じて無料で提供される。Android用アプリがサポートする通信回線はWi-Fi / 3G / 4G / LTEで、対応OSはAndroid 4.4~5.1.1だ。なお、Android端末からWeb会議に参加する場合は、一部の機能は使用できないとしている。
2015年12月01日連載コラム『サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック』では、会社員が身につけておきたいマネーに関する知識やスキル・テクニック・ノウハウを、ファイナンシャルプランナーの中村宏氏が、独断も交えながらお伝えします。○「NISA(少額投資非課税制度)」と「ジュニアNISA」の違いは?2016年4月から新たに「ジュニアNISA」が始まります。これまでのNISA(少額投資非課税制度)が20歳以上の成年向けの仕組みなのに対して、ジュニアNISAは0歳から19歳までの未成年者が口座名義人になります。まず、NISAの仕組みをおさらいしましょう。NISAは、20歳以上の人が自分名義のNISA口座を証券会社や銀行などの金融機関に開設し、毎年100万円(2016年からは毎年120万円)までの資金で、投資信託や上場株式などに投資をします。投資した年を含め最長5年間はこの投資から得られる収益に税金がかかりません。この税制優遇がNISAの最大のメリットです。ちなみに、NISA口座以外で投資をした場合、収益に約20%の税金がかかります。ジュニアNISAは、NISAの未成年版ですが、仕組みにはいくつかの相違点があります。ジュニアNISAは年間の投資額の上限が80万円となっています。また、18歳になるまで(3月末で18歳になる年の前年末まで)口座からお金を引き出すことができません。その他に、金融機関を変更することができない、口座の管理は親権者が代行するなどの相違点もあります。【NISAとジュニアNISAの違い】○ジュニアNISAを活用した教育資金準備の注意点現在、さまざまな金融機関が、子供の教育資金の準備に活用してもらおうと、ジュニアNISAの口座開設キャンペーンを積極的に行っています。金融機関にすれば、一度口座が開設されると約18年間は他の金融機関に変更できないだけに、口座の獲得に力が入るでしょう。私たちが口座を開設するときは、その前に目的をしっかり検討したいものです。教育資金の準備用としてジュニアNISAを活用するには、いくつかの注意点があります。大学資金の準備としてしか活用できないジュニアNISA口座からのお金の引き出しは、原則として18歳まで(厳密には3月末で18歳になる年の前年末まで)できません。そのため準備できる教育資金は、大学受験費用、新生活準備費用、学費、生活費などの準備に限定されてしまいます。中学、高校時に必要な資金の準備は、別の方法でする必要があります。なお、18歳までにジュニアNISA口座からお金を引き出す場合、それまでの収益に課税されるため税制優遇メリットを享受できません。対象商品は元本保証のない金融商品であるため損するかもしれない教育費は、必要な時期と金額が決まっています。そのため、子供にちゃんとした教育を与えるためには、安全確実に安心して準備をしたいお金です。しかし、ジュニアNISAでの運用商品は投資信託や上場株式など、値動きのあるリスク商品に限定されます。したがって、必要な時期に元本割れになっているかもしれないと覚悟しておく必要があります。お金が不足した場合の補填方法も考えておいたほうがよさそうです。このように、ジュニアNISAの仕組みで子供の教育費を準備する場合は、金融機関のキャンペーンに安易に飛びつくのではなく、デメリットや注意点も踏まえておいて欲しいと思います。教育資金準備には、貯蓄や保険などを活用する方法もあるため、包括的に検討し、複数の方法を組み合わせるなどの工夫をしてはいかがでしょうか。○執筆者プロフィール : 中村宏(なかむら ひろし)ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。(株)ベネッセコーポレーションを経て、2003年にFPとして独立し、FPオフィス ワーク・ワークスを設立。「お客様の『お金の心配』を自信と希望にかえる!」をモットーに、顧客の立場に立った個人相談やコンサルティングを多数行っているほか、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿などで生活のお金に関する情報や知識、ノウハウを発信。新著:『老後に破産する人、しない人』(KADOKAWA中経出版)メルマガ「生活マネー ミニ講座」(平日・毎日)→
2015年12月01日住信SBIネット銀行は30日、マネーフォワードとの業務提携サービスの第1弾として、「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」の提供を開始した。「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」は、マネーフォワードが提供する自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」をベースに住信SBIネット銀行の顧客向けに便利な機能・情報を拡充したアプリケーション。ベースとなる「マネーフォワード」は、金融機関の利用履歴・残高を自動取得し、自動で家計簿を作成するサービス。2014年に「グッドデザイン賞」を受賞するなど、高い評価を得ている全自動家計簿サービスとなっている。「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」は、住信SBIネット銀行の残高がホーム画面に表示されるほか、住信SBIネット銀行のスマートフォンサイトへシームレスに遷移できるなど、住信SBIネット銀行の顧客が便利に利用できるアプリケーション。また、スマートフォンだけでなくWEB版のサービスもあわせて提供する。スマートフォンアプリ版はAppStoreからダウンロードして利用可能。Android版は後日提供予定。WEB版はこちら。
2015年11月30日ファミリーマートは11月30日、食品、日用品、雑誌、本、新聞などの会計に利用できる(酒、タバコ、POSAカードなど、一部利用できない商品もある)交通系電子マネー専用のセルフレジを、同日より京成電鉄の駅構内のファミリーマート店舗に順次導入すると発表した。導入するセルフレジは、PASMO、Suicaなどの交通系電子マネー専用で、Tポイントも貯まる。液晶画面を約12インチと小型にすることで、駅ナカ店舗やオフィス内など施設の中にある店舗など、売場面積が限られた店舗でも設置が可能だという。なお、1回の会計は1万円未満。まず、京成電鉄の駅ナカ店舗「日暮里駅構内店」「京成八千代台駅構内店」、北総鉄道の「千葉ニュータウン中央駅店」に導入し、今後、京成電鉄沿線の店舗に順次拡大するという。
2015年11月30日大和ネクスト銀行とマネーパートナーズは26日、国際ブランドを付した提携プリペイドカード(以下提携プリペイドカード)の発行を行うことで合意したと発表した。○外貨預金口座にある外貨を提携プリペイドカードにチャージして利用できる日本における家計の外貨預金をはじめとする外貨建資産は42.6兆円で、その額は年々増加傾向にあるという。従来、外貨建資産の保有は資産を「貯める」「増やす」ことが主たる目的で、金融機関の提供する個人の顧客向けサービスもそれらに焦点をあててきたが、外貨建資産の増加にともなって、「渡航の際は外貨を外貨のままで利用したい」というニーズが高まってきている。マネーパートナーズは、2014年9月より1枚のカードに米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドルの5通貨をチャージして海外のMasterCard加盟店や提携ATMで利用することのできるマルチカレンシーのプリペイドカード「マネパカード」を発行している。提携プリペイドカードの発行も、マネーパートナーズとなる。大和ネクスト銀行は、この「マネパカード」の機能とサービスを活用して、外貨預金口座を持っている顧客を対象にした提携プリペイドカードを発行する。大和ネクスト銀行によると「外貨預金口座にある外貨を提携プリペイドカードにチャージして海外旅行や出張の際などに利用できるようになり、外貨預金口座を持っている顧客にとって、利便性が飛躍的に向上する」としている。なお、提携プリペイドカードのサービス内容、サービス開始時期などの詳細については、後日発表するとしている。
2015年11月30日マネーフォワードは11月27日、住信SBIネット銀行の利用者に向けて開発・運営する「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」を提供開始した。本サービスは、8月に発表した住信SBIネット銀行との業務提携による取り組みの一環となっている。本サービスは、マネーフォワードが提供する自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」をベースに、住信SBIネット銀行の利用者用の機能を拡充した自動家計簿・資産管理サービス。住信SBIネット銀行の口座での入出金残高確認だけでなく、住信SBIネット銀行以外の口座での入出金・残高情報の一括管理も可能となっている。住信SBIネット銀行の残高がホーム画面に表示されるほか、住信SBIネット銀行のスマートフォンサイトへシームレスに遷移することも可能。さらに、住信SBIネット銀行からのお知らせも受け取ることができる。
2015年11月27日マイボイスコムは26日、「非接触IC型電子マネー」に関する調査結果を発表した。調査期間は10月1日~5日、有効回答数は10,231件。「非接触IC型電子マネー(以下、電子マネー)の所有率」は8割弱、そのうち所有率が最も高いのは「WAON」(イオン/30.8%)だった。以下「nanaco」(セブン-イレブン/30.3%)、「Suica」(JR東日本/29.7%)、「楽天Edy」(楽天/25.0%)、「PASMO」(東京メトロ/17.9%)が続く。「買い物で電子マネーを利用する人のチャージ方法」は、「レジ、サービスカウンター」が41.7%で最多。以下「電子マネーのチャージ専用機」「駅の券売機・チャージ機、バス車内」「オートチャージ」が続く。それぞれの電子マネーを使う理由を具体的に聞いたところ、「WAON」では「商品によってはボーナスポイントが付与されるので」(男性48歳)、「いつも利用するお店だから、ポイントが貯まるとお得だと思うから」(女性43歳)といった声があがった。「nanaco」では「ポイントも貯まり、小銭も嵩張らなくなり、短時間で決済が終わるから」(男性45歳)、「近所のコンビニで利用する機会が多いので、ポイントを貰わないのは損だなと思って」(女性42歳)。「Suica」では「現金と同じ割合で店独自のポイントがつくから」(男性54歳)、「クレジットカードのポイントを貯めるためにオートチャージ設定してあるのでよく使用します。導入が早く普及しており、交通機関を利用する際1枚で済むのが便利でずっと使ってきました」(女性32歳)。「楽天Edy」では「近所ではその電子マネーが非常に利便性が高くかつポイントもたまるから」(女性47歳)、「楽天カードを使っていたので、そこに付加機能を付けることができた」(男性56歳)などだった。
2015年11月27日