息子の宿題を見ていると、小学3年生になって急に学校の勉強がレベルアップしたように感じます。今までは難なくこなしていた学校の宿題も時間がかかるように…。掛け算割り算などの難しい計算や桁が大きい数字、難しい漢字。それだけでなく、理科と社会などの新しい教科が加わり、総授業時数が2年生と比べて35時数も増えるとか。この時期の勉強をきちんと理解していないと、一気に勉強嫌いになる可能性がありそうです。学んだことをきちんと理解するためにも、自主学習が必要不可欠。それは分かっているけれど、学校の宿題だけでも手こずっている息子が自ら学習するとは思えません。しかも我が家は共働きなので、学習塾への送迎はもちろん、自宅学習もなかなか見てあげられる時間がないのです。このままではどんどん勉強嫌いスパイラルに陥ってしまう…。自分から進んで勉強するようになるにはどうすればいいのでしょう。こんな悩みを抱いていた時に目についたのが、タブレットを使ったZ会の通信教育 「小学生タブレットコース」 。手持ちのタブレットに専用のアプリをDLすればOK。「タブレットなら、確かに息子の興味を惹くかもしれない!」と、早速体験してみることにしました。初めてのタブレット学習を体験! 子どもの素直な反応は…?目の前に置かれたタブレットに興味津々の息子。早速使い始めてみるとさすがは子ども。すぐに使い方をマスターして算数、国語、英語とどんどん問題を解いていきます。もちろん答えを間違えてやり直すことも度々…。なかなか正解にたどり着けない時、普段はすぐに諦めてしまうのに今回は何度も考えてはやり直し、ついに正解してはなまる画面が出ると思わず「やったー!」とガッツポーズ。なんだかとても夢中になっている様子です。「新しい発見がどんどん出来て楽しい!」と息子。これは期待できるかも。 アニメーションの視覚的効果でぐんぐん理解が進む!アニメーションなどの視覚や音声、効果音などの聴覚を通して分かりやすく楽しく学べるのもタブレット学習の特長です。例えば、算数では紙のテキストではイメージしにくい「計算のしくみ」や「図形の特徴」などを視覚化することで理解を深めてくれます。さらに、間違った問題に対してはしっかりと解説してくれ、正解した時には更に発展的な問題を出題してくれます。理科は実験動画やシミュレーションなどを使って擬似体験をすることで、理解し興味を広げてくれます。英語では、アニメーションに合わせてリズムにのせた発音練習や、自分の発音を自動判定してくれる機能があり、目と耳と口で英語力を身につけることが出来ます。また、国語や英語などはタッチペンを利用することによって、紙のテキストと同様に、書く力もきちんと身に付きます。特に漢字においては紙の教材とタブレット学習を組み合わせて効果的にサポートしてくれるというから、難しい漢字が増えるこの時期も最適です。デジタルだけじゃない! 人の力で手厚くサポートしてくれるから安心しかし、本当に子どもが一人でちゃんと計画的に勉強できるのでしょうか。そんな心配も御無用です。なんとこのアプリは、子どもの予定に合わせたスケジュールを、自動で作成カスタマイズしてくれるのです。見やすい学習カレンダーを見れば「今日やること」が一目瞭然。しかも、保護者専用スマホアプリからは子どもの学習状況や提出課題の結果などを確認できます。親の心配事や求めているものが何かを理解してくれているところは、さすが家庭学習のスペシャリストのZ会。通信教育の調査結果で、教材の質の部門賞を受賞しているだけあります。※1子どもの学習状況が分かるのでそれに応じた声かけや、アプリを通じて子どもとメッセージのやりとりも出来ます。「今日も頑張ったね」の一言で子どももますますやる気になりますね。それだけでなく、担任指導者が子どもの学習状況を見守りながら日々の学習をサポート。毎月1回の定期面談では子どもとのメッセージのやりとりを通じて、やる気をどんどん引き出してくれます。第三者からほめてもらえたり認めてもらえる体験は、子どもの意欲を伸ばすのにとても大切なことですよね。「また勉強したい!」子どもが自ら学びたくなるのがタブレット学習の魅力タブレット学習をしている息子の姿はワクワクしている様子。「新しい発見が次々に出来て楽しかった」「ずっと飽きずに出来た」「もっともっとやってみたい」とかなり惹きつけられていました。やはり、子どもが自ら学習するためには興味をどんどん惹きつけてくれることが大切です。Z会のタブレット学習は、子どものワクワク感を持続させる工夫がとても良くされていて、また学習したいと思わせてくれます。楽しく続けることで毎日学習する習慣も自然と身につくのです。また、共働きでなかなか子どもの勉強を見てあげる時間がなくても、さまざまなサポートで見守ってくれているので、紙の教材と違って親が付きっきりにならなくて良いのも助かります。中学受験を考えている場合は、志望校のレベルに合わせて対応する中学受験コースもあるので、本格的に受験準備をしたい人たちはそちらがおすすめ。入会金もかからないというし、私も早速タブレット学習を取り入れてみようかしら。気軽に始められるのでお子さんの自主学習に悩んでいるママたちにぜひお勧めしたいと思いました。「Z会小学生タブレットコース」・ Web上で体験したい方はこちら ・ 無料でお届け! 資料請求 ・ 体験会も実施中! ※1 イードアワードの通信教育2012年~今まで通信教育小学生の部 教材の質 部門賞
2015年12月22日ラトックシステムは11月26日、外出先でも自宅の家電をスマートフォンから操作できる学習リモコンユニット「REX-WFIREX1」を発表した。発売は12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別14,800円前後だ。REX-WFIREX1は、専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットから、家電製品を操作できる学習リモコン。スマートフォンからWi-Fi経由で送られてきたリモコン信号を赤外線に変換して出力する。「家外(いえそと)」モードでは、外出先でもクラウドサーバーを介して自宅の家電製品を遠隔操作できる。REX-WFIREX1に搭載された温度・湿度・照度センサーによって、専用アプリから部屋の様子を確認可能だ。「家中(いえなか)」モードは自宅のWi-Fiが届く範囲で使用できるモード。Wi-Fiルーターを介してスマートフォンなどと接続し、専用アプリから家電製品をコントロールする。家中モードでのみマクロ機能を利用可能だ。マクロ機能とは、一つの操作に複数の操作を登録でき、一括で操作できるというもの。指定時刻にあらかじめ登録されたリモコン信号を送るタイマー設定も家中モードの際に行う。タイマー機能では複数の家電をグループ登録することも可能だ。アプリの対応機種は、iOS 8.4以上を搭載したiPhone 4S / 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus、iPad Air、iPad Air 2、iPad(第4世代、第3世代)、iPad mini、Android 4.4以上を搭載する端末。アプリに登録したリモコンデータは、エクスポート・インポートでき、他の端末と共有できる。ただし、マクロ設定やタイマー設定のエクスポート・インポートは不可。赤外線の有効範囲は水平方向に最大360度、垂直方向は上方180度。有効距離は最大10m。サイズは直径104×高さ42mm、重量は約110g。主要なメーカー・機種のリモコンデータはプリセットされている。
2015年11月26日中高生向けライブ学習サービス「スマホ学習塾アオイゼミ」を運営する葵は25日、KDDI Open Innovation Fund、マイナビ、電通デジタル・ホールディングス、日本政策金融公庫などから総額2.8億円の資金調達を実施したと発表した。今回の資金調達により葵では、更なる経営体制の強化を図るとともに、拡大を続ける受講生徒数に対応する新しいライブ配信システムや、受講生ひとりひとりにあった最適な学習コンテンツのレコメンド機能などの学習システムを拡充していくという。加えて、「auスマートパス」、「マイナビ進学」との連携も進めていく。資金調達先は以下の通り。KDDI Open Innovation Fundマイナビ電通デジタル・ホールディングスSMBCベンチャーキャピタル日本アジア投資三生キャピタル日本政策金融公庫
2015年11月25日KADOKAWAアスキー・メディアワークスと角川アスキー総合研究所は28日、「子どもライフスタイル調査2015秋」の結果を共同発表した。調査は8月1日~9月19日にかけて、同社が発行する雑誌『キャラぱふぇ』読者の女子小学生477名と保護者男女477名を対象に実施した。○4割の女子小学生、「タブレット」を学習に使用女子小学生に対して「タブレットの使用有無」を聞いたところ、42.3%が「使っている」、56.8%が「使っていない」と回答した。「使っている」と回答した人の内訳をみると、1位は「家族のタブレットを借りて使っている」(29.6%)だった。次いで、2位は「通信教育で使っている」(8.2%)、3位は「学校の授業で使っている」(4.2%)と続いた。女子小学生に「タブレットの使用用途」を聞くと、1位は「ゲーム」(64.9%)。次いで、2位は「学習」(47.0%)、3位は「動画を見る」(41.6%)と続いた。「学習」と回答した人に、「紙の本・ドリル」と「タブレット」ではどちらが学習しやすいか尋ねた。その結果、「タブレット」(20.0%)と「どちらかと言えば『タブレット』」(22.1%)とで約42%が「タブレット」と回答した。一方、「紙の本・ドリル」と回答した割合は、「紙の本・ドリル」(15.8%)と「どちらかと言えば『紙の本・ドリル』」(15.8%)を合わせた約32%となり、「タブレット」を下回った。女子小学生の保護者に、「紙の教科書」と「デジタル教科書」のどちらで学習させたいか尋ねたところ、60.4%で「『紙の教科書』と『デジタル教科書』の両方が良いと思う」が最多となった。次いで、「『紙の教科書』だけで良いと思う」(33.1%)、「『デジタル教科書』だけで良いと思う」(3.4%)と続いた。「デジタル教科書だけで良いと思う」「両方が良いと思う」と回答した女子小学生の保護者に、デジタル教科書が良いと思う理由を聞くと、一番多かった理由は「楽しく学習できそうだから」だった。以降、「動画や音声で学習することができそうだから」「立体的な映像で資料を見ることができそうだから」という理由が続いた。一方、デジタル教科書が良くないと思う理由では、「デジタル教科書では、字を書かなくなると思うから」が一番多かった。次いで、「視力が低下すると思うから」「線を引いたり、書きこんだりできないから」を理由とする声があがった。
2015年11月02日小学生向けプログラミング教育事業を行うCA Tech Kidsは9月24日、沖縄県の地元企業2社と共同し、プログラミング学習のための奨学金制度「CA-Frogsキッズプログラマー奨学金」を設立し、奨学生2名を採択したと発表した。「CA-Frogs キッズプログラマー奨学金」は、沖縄のIT人材を育成・輩出するためのプログラミング学習奨学金制度。CA Tech Kidsのほか、シーエー・アドバンス、レキサス、沖縄県内の中学生~大学生をシリコンバレーへ派遣し次世代リーダーの育成を目指す教育プログラム「Ryukyufrogs」との四者共同で実施する。今回、奨学生として採択されたのは、上原匠人君(金城小学校5年生)と譜久原理樹人君(宜野湾小学校5年生)。2名は小学生向けプログラミングスクール「Tech Kids School」沖縄那覇校にて、半年間・計約100時間のプログラミング学習を行う予定。開発ツール「Xcode」を使ったiPhoneアプリ開発や、HTMLやJavaScriptを用いたWebアプリ開発を学び、12月には奨学生自身が企画・開発したオリジナルの作品をプレゼンテーションする発表会を行うという。学習に係る諸費用はシーエー・アドバンスおよびレキサスが負担し、奨学生は無償で学習することができる。将来的には、同プログラムで学習した奨学生を、「Ryukyufrogs」を通じてシリコンバレーに派遣し、高度なリーダー育成につなげていきたい考えだ。
2015年09月24日ffab0は9月2日、初心者のためのプログラミング学習アプリ「Pocket Programming」のAndroid版を、Google Play上で配信開始したことを発表した。同アプリは、一問一答形式の問題を解くことで基礎知識が身につく、1日10問・全4週間の学習プログラムとなっており、チュートリアルなどで「プログラミングとは何なのか」を学び、その知識を実践で使える力にするための学習ツールという位置付けとなる。動画を見る、チュートリアルを真似するといった受動的な学習スタイルとは異なった能動的な学習スタイルを提供することに加え、独自のアルゴリズムで学習者の苦手分野を分析し、その改善方法の提案までをサポートするという。プログラミングを学習する際にはパソコン必須のケースが多いが、同アプリを使うことで、スマホだけでプログラミングを勉強できる。推奨端末はAndroid4.0以降(一部非推奨端末あり)、価格は300円/ダウンロードとなる。同社は、10月にグローバル版Pocket Programmingをリリースする準備を進めているとしている。
2015年09月03日リンクスインターナショナルは8月10日、SFドラマ「スタートレック」に登場する「フェイザー銃」型の学習リモコン「The Original Series Phaser replica universal remote control」を発表した。発売は8月12日。推定市場価格は税別19,800円前後だ。アメリカのSFドラマ「スタートレック」(オリジナルシリーズ)に登場するエネルギー兵器「フェイザー銃」を模した学習リモコン。素材にニッケルやメッキダイカストなどを使用し、本体やパッケージ、マニュアル、付属する金属スタンドまで、スタートレックの世界観を忠実に再現した。学習リモコンとして使用できる「コントロールモード」、操作の練習ができる「プラクティスモード」、スタートレックの効果音を再生して楽しめる「エフエックスモード」を搭載。コントロールモードでは、押す / 引く / 上下左右に振る / 左右に傾けるなど9通りの動作に赤外線信号を割り当て可能だ。記録領域は4カ所用意されており、それぞれに9種類の信号を記録することで最大36種類の信号を保存しておける。エフエックスモードでは、動作に合わせてスタートレックの効果音を再生可能だ。効果音は10種類収録されている。本体にはリチウムポリマー電池を内蔵。USBポートなどから充電可能で、充電時間は約2時間。自立させるための金属製プレートスタンドも付属する。本体サイズはW200×D45×H160mm、重量は約400g。
2015年08月10日リンクスインターナショナルは7日、英国のTVドラマ「ドクターフー」に登場するソニックスクリュードライバー形の学習リモコン「The Wand Company 10TH Doctor Who Sonic Screwdriver universal remote control」を発表した。8月8日から発売し、推定市場価格(税別)は19,800円前後。英国の人気SFドラマ「ドクターフー」(10代目)に登場するソニックスクリュードライバー形の学習リモコン。外観は劇中に登場したものを忠実に再現。素材には軽量な航空機用アルミニウムを使用して質感を高め、ディテールも細部まで細かく作り込まれている。TVなどのリモコン信号(赤外線)を記録する学習リモコンとして機能し、振る、回す、叩くといった動作に対して赤外線信号を割り当て可能。記録領域は3カ所用意されており、それぞれに13種類の信号を記録できる。電源オンやモードの切り替えなどを音声(英語)で知らせる機能を搭載。モードは4種類で、動作の練習ができる「プラクティスモード」、学習リモコンとして使える「コントロールモード」、効果音がないコントロールが可能な「クワイエットコントロールモード」、劇中の多彩な効果音が楽しめる「エフエックスモード」などを備える。本体にはリチウムポリマーバッテリーを内蔵。USB経由で充電し、充電時間は約2時間だ。本体サイズはW155×D20×H20mm、重量は約50g。金属製スタンドが付属する。
2015年08月07日サイバーエージェントの連結子会社のシーエー・アドバンスと、レキサスは、沖縄県の小学生を対象としたプログラミング学習奨学金制度「CA-Frogs キッズプログラマー奨学金」を設立し、5月20日より奨学生の募集を開始したと発表した。現在沖縄では、情報サービス、ソフトウェア開発などの情報通信産業を、観光に次ぐ注力産業として振興している。同制度は、沖縄の未来を担うIT人材を育成・輩出するためのプログラミング学習奨学金制度だ。沖縄で小学生向けプログラミングスクール「Tech Kids School」を運営するシーエー・アドバンスと、アプリ・Webサービスの企画・開発を行うレキサスが、奨学金の原資提供と企画運営を行う。また、県内の中学生~大学生をシリコンバレーへ派遣して、次世代リーダーの育成を目指している「Ryukyufrogs」が企画運営を支援し、小学生を対象としたプログラミング学習を無償提供する。同プログラムでは今後2名の奨学生を採択し、「Tech Kids School」の協力のもと、半年間で計約100時間のプログラミング学習を行う。Xcodeを使ったiPhoneアプリ開発や、HTML・JavaScriptを用いたWebアプリ開発を学んだ後、2015年12月に、奨学生自身が企画・開発したオリジナルの作品をプレゼンテーションする発表会を行う。学習に係る諸費用はシーエー・アドバンスとレキサスが負担するので、奨学生は無償で学習できる。将来的には、同プログラムで学習した奨学生を、Ryukyufrogsを通じてシリコンバレーに派遣し、より高度なリーダー育成につなげられるよう、発展させていく予定だという。募集期間は5月20日~6月14日18時で、沖縄県内の小学1~6年生、または同様の学齢に該当する人を対象とする。プログラミング経験は不問。
2015年05月22日サイバーエージェントの連結子会社で小学生向けプログラミング教育事業を行うCA Tech Kidsは、5月9日に世界各地で同時開催される子供向けプログラミング学習ソフト「Scratch」のイベント「Scratch Day」に合わせ、Scratchを用いたゲーム開発講座のテキストをWeb上に無償で公開すると発表した。今年のScratch Dayは、全世界287カ所でイベントが行われる予定。日本では、Scratch Day 2015 in Tokyo実行委員会により、東京大学本郷キャンパスにて開催される。これに合わせCA Tech Kidsは、Scratchを利用したプログラミング学習体験用教材を提供。同社Webサイトより、無料で閲覧・利用することができる。ただし、2015年5月31日までの限定公開となっている。
2015年05月08日シャープは4月23日、小学生向けの個別学習サポートシステム「STUDYFIT」を開発したと発表した。全国自治体や小学校を対象に、5月から販売を開始する。副教材大手の日本標準と共同開発したデジタル教材を採用。日本マイクロソフトとも協力して全国展開を図っていく。STUDYFITは、診断テストと指導問題からなるデジタル教材と、Windowsタブレット向けアプリケーション、教員用のサーバーアプリケーションで構成された学習支援システム。ハードウェアとしてはペン入力可能なWindowsタブレット、教員用サーバー・PCで構成され、無線LANやルーター、インターネット回線などの通信環境も提供する。全国の自治体では、文部科学省の音頭もあって教育にITを組み込もうという動きが進展している。115自治体が教育にITを活用しているとされており、タブレットを児童・生徒一人一人に貸与予定の自治体も6自治体になり、佐賀県では県立高校生全員に配布している。シャープはこれまでもInteractive StudyやSTUDYNOTEといったSTUDYシリーズを提供することで、東京都日野市平山小学校や茨城県つくば市春日学園といった導入例がある。ただ、こうした取り組みの中で教材不足、学校のネットワーク回線の貧弱さ、先生への負荷、通常授業への影響といった課題が見えてきているという。こうした課題に対応するために開発したのがSTUDYFITだ。教材不足の解消のため、学校の現場で実績のある日本標準とともにデジタル教材を開発。シャープの電子書籍技術で教材をHTML5化・DRMの付与を行ってWindowsタブレットで利用可能にした。学校によってはネットワーク環境が貧弱で、佐賀県立高校へのタブレット導入で問題になった「一斉にアプリケーションをダウンロード、インストールするため回線がパンクする」といったトラブルを回避するため、学習履歴の送信のみにネットワークを使い、アプリケーションのインストールなどはUSBメモリやSDカード経由で行うようにした。デジタル教材は自動採点や児童の自己採点が可能なため、教員への負荷も少なく、学習履歴が教員のサーバーにすぐにアップロードされるため、児童それぞれのつまづきポイントや苦手分野がすぐに分析できる。学習指導要領に応じたカリキュラムに影響を与えないように5~10分程度で終わる問題にすることで、すき間時間に学習ができる。さらに、児童個人個人の学習ポイントを分析したあとは、学習状況に応じて問題を変更するなど、個人に合わせた学習が可能になるという。2014年11月下旬~2015年3月にかけて、佐賀県多久市の公立小学校3校の5年生186人に対して実証実験も実施。約3カ月間、毎日の始業時間前に「朝のタブレット学習」を設けることで検証をした結果、診断テストの結果が学習前後では国語で8点、算数で12点上昇した。成績順では、下位層が減少し、中位層、上位層がそれぞれ上昇して、全体的な底上げとなったという。教員にとっても児童全員の学習ポイントが把握でき、それに応じた問題を提示できるため、偏りなく学習指導ができるようになった。そのため、成績上位の児童の成績もさらに上がるといった効果もあったという。朝学習を習慣づけることで集中力が増し、さらに個別学習で進度に応じた問題にすることで児童の学習意欲が上昇した点も大きな効果だったとしている。実際の現場でも、児童、教員ともに前向きな反応をもらった、ということで、シャープでは今回のシステムに手応えを感じているようだ。多久市の横尾俊彦市長は、「1点を挙げるのも大変な中、わずかな期間で点数を上げられたのは大きな成果」と評価。学習効果だけでなく、朝学習で集中力が向上し、「校内の雰囲気も落ち着くという効果も出た」ということで、教育環境の向上にも役立ったと指摘する。タブレットの導入では、児童はすぐに慣れて使いこなせるようになり、教員も多少の負荷は増えても児童が熱心に取り組んで学習効果も出ていることで指導意欲も増すという効果もあったそうだ。端末のトラブルがあっても、予備を用意することでその場ですぐに交換していくなどの対策を実施していたことで、学習への影響は「ゼロだった」(シャープ)という。多久市には複数のメーカーのWindowsタブレットを貸与しており、今後の実導入の際は、教育委員会の要望などに応じてタブレットの選定や配布なども行う。現在はインストールのためにメモリカードやUSBメモリといったメディアに対応している必要があり、教材もWindows向けのため、導入はWindowsタブレットとなるが、シャープ自身はマルチプラットフォーム対応の電子書籍技術を持っており、教材もすでにHTML5アプリ化しているため、将来的にはiPadなどへの対応も可能だという。また、デジタル教材は今のところ5年生向けのものしかないが、今後3~6年生用の教材も開発し、提供していく。同様に、国語・算数だけの対応強化も拡大していきたいとしている。多久市でも新5年生に対して実証研究を継続し、STUDYFITの効果を検証していく。今後、教材がそろえば他の学年にも広げていきたい考えだ。シャープでは、こうした実証研究の効果測定を継続して効果をアピールしていき、16年度末までに100自治体での導入を目指す。導入の価格は、児童1人当たり年額5,000円に、教員用の管理システムが1校あたり30万円となり、例えば児童100人の場合は年額80万円程度になるということだ。
2015年04月23日NTT東日本は、タブレットや電子黒板等を用いた授業等において活用できる学習支援アプリケーションをクラウド型で提供する学習支援クラウドサービス「おまかせ教室」を4月27日より提供開始すると発表した。現在、全国の自治体では、小中学校全校に児童生徒1人1台のタブレット導入が進められている。「おまかせ教室」は、これをサポートするもの。本サービスでは、小中学校のタブレット・電子黒板等を用いた授業において既に利用されている学習支援アプリケーションをクラウド型で提供する。また、小中学校のタブレットの活用が効果的とされる、「一斉学習」・「協働学習」・「個別学習」という3つの学習場面において利用できるアプリケーションを網羅している。「おまかせ教室 テックキャンバス」では、先生と児童生徒のタブレット間において授業補助教材等の一斉配布や児童生徒の閲覧・回答等状況の一覧表示等が可能となる。「おまかせ教室 コラボノート」では、児童生徒同士のグループ討論や協働作業を円滑に実施できるよう、複数人による画面の同時編集等が可能。そして、「おまかせ教室ラインズeライブラリ」では、小中学校の国語、算数/数学、理科、社会、英語の5教科、約6万問のドリル教材や百科事典等「確かな学力の向上」に役立つデジタル教材が利用可能となる。利用料金は個別見積もり。学校毎の児童生徒数等により料金が変動するという。
2015年03月16日カシオの電子辞書「EX-word」(エクスワード)小学生モデル「XD-U2800」を購入すると、毎日小学生新聞×EX-wordコラボ版の「新聞書き写しノート」と「書き写し用ニュースブック」がもらえるキャンペーンが、この夏実施された。概要は以前ご紹介した通り。キャンペーンは好評のうちに終了したが、書き写し学習の効果は果たして!?○電子辞書を引くことで、新聞記事を"読み込める"ようになる前回の記事に出演してくれた夕野ちゃん(小5)も、30日分、頑張って書き写し学習を続けた。家族旅行の前には旅行日数分を前倒しして書き、間に合わなかった分は帰ってきてから書いて帳尻を合わせたとか(笑)。30日分続けてみて、どうだった?夕野ちゃん「記事を見ながら書き写すだけだから平気、と最初は思ったんだけど、毎日となると、実際は大変でした。記事の中に知らない言葉が出てくると、面白くないなぁ、と思っちゃうし。でも、エクスワードは引くのが簡単なので良かった。紙の辞書だったら、たぶん途中でやめてました(笑)」どんなところが勉強になったと感じる?夕野ちゃん「ニュースで使われる言葉を覚えたこと。シェールオイルとか、カリフォルニア・ニーニャとか、それまで全然知らなかったから。あと、記事の感想を書くのは、書き写しじゃないから大変でした。"すごいと思いました"って書くと、ママから"何がすごいと思ったのかを書かなくちゃ"って言われる。」「すごいと思った」というのは、記事を読んだ最初の感想としてよくあるものだ。しかし、エクスワードで用語を調べて、記事が読み込めるようになってくると、疑問の方が膨らんでくる。夕野ちゃんのノートを見ても、後ろのページに行くほど疑問(質問)的な感想が多くなっている。これは、思考のプロセスが単なる「すごい」から一歩先へと進んだ証拠だ。お母さんの明子さんは語る。明子さん「シェールオイル初商品化のニュースでは、"石油がなくなると昔から言われているのに、今までどうしてシェールオイルを掘らなかったの?"とか、中国の貿易額が世界一になったニュースの"安い給料で働き、安い商品をたくさん作っていることから輸出が増加。生活が豊になり、(略)"という部分に対して、"安い給料で働いているのに、どうして生活が豊かになるの?"などと聞かれ、私も答えに困ったりしました」そんなときは、親子で一緒に電子辞書を引いて考えたという。明子さん「書き写し教材は、子供と一緒に物事を考えるきっかけになってくれますし、もちろん、語彙や文章力を養う効果もあると思います。この教材がなくても、子ども新聞とノート、エクスワードがあればできる学習なので、今後もぜひ続けて行きたいですね。」
2014年09月26日カシオの電子辞書「EX-word」(エクスワード)は、現在「新聞コラム書き写しノート」プレゼントキャンペーンを実施中だ。対象機種は小学生モデルの「XD-U2800」で、店頭で購入すると全員に、その場で毎日小学生新聞×EX-wordコラボ版の「新聞書き写しノート」と「書き写し用ニュースブック」がプレゼントされる(実施していない店舗も一部ある)。期間は2014年8月31日(日)までだが、「新聞書き写しノート」と「書き写し用ニュースブック」がなくなりしだい終了となる。XD-U2800をすでに購入済みの場合や通信販売などで購入した場合は、オンラインユーザー登録とオンライン応募で入手しよう。受付期間は2014年8月20日(水)正午までで、オンライン応募では「新聞書き写しノート」(毎日小学生新聞×EX-wordコラボ版ではない)の1冊のみとなる点に注意。さて、夏休み学習にピッタリなこのノートとXD-U2800を使った書き写し学習を、さっそく体験してもらったぞ!○一石二鳥どころか三鳥、四鳥の学習法!?「作文は苦手。書きたいことをどうまとめたらいいか、分からないんだもの。」そう語るのは、以前にもこのコーナーに登場してもらった夕野ちゃん(小5)。作文は、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、どのように(How)という、いわゆる「4W1H」から書き始め、あとは起承転結を意識して事実関係を追っていけば、それなりに仕上がる。……のだが、これもある程度慣れていればの話。ストーリーを伝えやすく構成するという作業は、実はなかなか難しい。その点で、新聞記事の書き取りは実に有効なトレーニングだ。「正しく伝える」という、もっともシンプルかつ重要な視点で書かれた文章を繰り返し書き写していると、文脈の流れや句読点のタイミング、接続詞の使い方など、書き方のコツがだんだん身体に染み込んでくる。実際に書き写しをやってみた夕野ちゃんも、少しコツをつかんだようだ。「作文のとき、どんなことから書き始めればいいのかが、思い浮かばなくて。でも、書き写しをしていたら、遊んだ場所の説明や日付から始めれば良いんだって分かりました。」(夕野ちゃん)ここで、今回のキャンペーン賞品を使った書き写し作業の手順をご紹介しよう。このワークフローが非常にシステマチックで感心する。まず、毎日小学生新聞から興味深いニュースを選り抜いた「書き写し用ニュースブック」を開き、ひとつの記事を選んでハサミで切り取る。切ったニュースを「新聞書き写しノート」に糊で貼り、これを見ながら、記事本文を書き写す。分からない言葉や読めない漢字があったら書き出して、エクスワードで調べる。このとき「かんたんサーチ」を使うと、複数の辞書・事典での検索結果が表示されるので、その中からもっとも参考になりそうなものを選ぶといいだろう。解説文中の赤い下線が引かれた言葉は「ジャンプサーチ」でさらに調べることができるので、記事の内容がその先の知識へと広がっていく。漢字の読みを調べるなら、「例解学習漢字事典」を使ってみよう。大きな文字入力窓に漢字を手書きして読み仮名などを検索できる。このように、書き写し学習は文章の練習だけでなく、時事や言葉の知識学習、漢字の練習もできてしまう。まさに一石二鳥どころか三鳥、四鳥の学習法なのだ。最後に、書き写した記事と調べた言葉をもとに、記事の内容について感想を書く。これも「自分の頭で考え、思ったこと、感じたことを文章で説明する」という欠かせないプロセスだ。この一連のワークフローを1日1記事分、毎日行う。小学校高学年なら、1時間もあれば終わる分量だろう。書き写し用ニュースブックと新聞書き写しノートは30日分の学習が行えるようになっている。まさに、夏休みの学習にピッタリなのだ。また、書き写し用ニュースブックだけでなく、毎日小学生新聞本紙から記事を切り抜き、書き写すのもいい。日々、最新のニュースに触れることができるし、書き写した話題をテレビのニュースなどで目にすれば、より理解や関心が深まるだろう。エクスワードで調べた言葉も、より生きて身に付くというものだ。いずれにしても、できれば、お子様がひとりで書いて終わりにせず、保護者の方も一緒に、書き写した記事について話をされるといいと思う。お子様にとって大人の視点は参考になるだろうし、何より、夏休みならではの良い親子コミュニケーションとなるはずだ。
2014年07月28日今や、仕事にパソコンはなくてはならないもの。ワード、エクセルはもちろん、パワーポイントを駆使して仕事をしているという人も多いはず。プレゼンテーションに最適なパワーポイントですが、最近はなんと小学生までも使用しているそう。ひと昔前は小学生がパワーポイントを使って、プレゼンテーションをするなど、考えられませんでしたが、これからの時代を考えると、それも大切な教育のひとつ。そんなICT教育の重要性を広めるため、またプレゼンテーションという学習目的を通じて子どもたちがパワーポイントを体験できるよう、朝日学生新聞社が全国の小学生を対象とした「第2回学校・地元・家族自慢プレゼンコンテスト」を開催するそう。この企画は、日本のIT分野におけるリーディングカンパニーであるNECパーソナルコンピュータ株式会社、株式会社東芝、富士通株式会社、日本マイクロソフト株式会社の4社に加え、一般社団法人ジュニアプレゼン協会の協力のもと、「パソコンを使ったプレゼンテーションの楽しさ」を通じて、未来を生きる日本の子どもたちに不可欠な表現力、コミュニケーション能力を伸ばすことを目的に開始されたもの。「第2回学校・地元・家族自慢プレゼンコンテスト」では、「1わたしたちの学校自慢」「2わたしたちの住んでいる町自慢」「3わたしたちの家族自慢」をテーマに、マイクロソフトのパワーポイントで作られたプレゼンテーション資料を、9月1日から小学生に向けて募集。どんな資料が集まるのか興味津々ですね。昨年は、全国210校の小学校、のべ3,989人の小学生から応募があったとか。本当にたくさんの小学生が、実際にパワーポイントを使いこなしているとは驚きです。応募受付は、9月1日から11月28日まで。全応募の中から、上位10作品に選ばれた子どもたちが2015年2月7日に開催する決勝大会に出場、提出した作品をもとにプレゼンテーションを披露する予定だとか。そして朝日小学生新聞賞、東芝賞、富士通賞、日本マイクロソフト賞、各1名が選ばれます。入賞作品を選考する審査委員には、協力各社及び協会が参加するとのこと。どんな小学生が受賞するのか気になりますね。コンテストに先立ち、一般社団法人ジュニアプレゼン協会監修のもと、パソコンを活用したプレゼンテーションのコツを教える出張授業を実施。現在募集中で、9月から応募校の中から抽選で決定した全国の小学生を順次訪問するとのことなので、どんどんプレゼンテーションのコツを身につけた小学生が増えていくのかも。小学生のときから、パソコンを使いこなしてプレゼンテーションできる子どもが、将来どんな大人になるのか、時代が移り変わっていくことを感じますね。子育てをする頃には、自分が受けた教育だけをイメージしていてはダメなのかも。このコンテストから、現在の小学生の教育について少しでも知っておくのもよさそうです。・第2回学校・地元・家族自慢プレゼンコンテスト 公式サイト
2014年07月08日●新しいことを学習するにはコツがあるこの時期、ビジネスに必要なことを学習し始める人が多いはず。新たなテーマにチャレンジして成功するにはコツがある。●まずテーマの優先順位をつける新入社員にとってはすべてが新しいテーマ。先輩社員にとってもいろいろ「学習せねば!」というテーマが出てくる。当然、優先順位が必要。優先順位をつけるには、まず自分の将来像を描いて、それにプラスになりそうなものに集中するのが得策。語学学習など時間がかかりそうなものは、少しずつ慣れていくことが必要。●ビジネステーマをどう学習するか?優先順位をつけたら、次は「どう学習するか?」を考える。ビジネステーマと、語学テーマでは学習方法が異なる。ビジネステーマの学習法としてお薦めは、「初歩から学ぶ」こと。いろいろな分野で優れた方々は、まず「初歩から学ぶ」ということを実践している。例えば、初めてマーケティングの学習をしたいと思った時に、いきなり欧米の専門家の書いた分厚い本を1ページ目から開くのは疑問。当然、書いてあることは何も分からないし、ストレスもたまる。それよりも、雑誌からマーケティングに関連することを切り抜いたり、超がつく程の入門書をまず読む。200ページ程度がお薦め。図がたくさんあるものがお薦め。漫画版でもOK。このレベルのものは1冊読めばよい。次の段階として、難易度の中程度と思われるものにチャレンジする。200~300ページ程度で、できれば比較的読みやすいものを探す。このレベルのものは、2冊程度読み比べしてみるとよい。自分に合っているものを先に読む。できればマーカーを使って、2度~3度くりかえして読みたい。マーカーの色も1回目は黄色で、2回目はオレンジというように色を変える。見出しラベルをはって検索しやすくするなどの工夫も重要。ちなみに、通信教育やeラーニングも同じようなレベルにある場合が多い。そしていよいよ、専門性の高い本へと進む。専門性が高い本は辞書代わりに置いておいたり、拾い読みでもOK。必要に応じて広さと深さをもたせる。資格取得を目指す場合は、学校へ通うことをお薦めする。講師が疑問に答えてくれるし、仲間ができてはげみにもなる。●語学学習は、逆の方法で英語、特にTOEIC対策を例にとって説明してみよう。英文法など学生時代にみっちりやってきた日本人にとってTOEIC受験の壁になるのはリスニング。これは簡単なものから始める必要はない。とにかくナチュラル・スピード(自然な速さ)の英語を多く聞くこと。なぜならば、ナチュラル・スピードと、教材用に遅く録音されたものでは「発音」そのものが異なるから。遅く話されたものを100回聴いても、速いものは理解できません。速いものを聴き続けるには、自分の好きなコンテンツを選ぶこと。例えば、ドラマが好きな人は欧米のドラマを録画して、英語で聞きながら内容を楽しむ。字幕があってもOK。意味はよく分からなくともOK。同じものでも、とっかえひっかえでもOK。時々聞こえてくる程度からスタートして、とにかくナチュラル・スピードの英語に触れる時間を多くする。目安として、週に20時間程度は聞きたい。3カ月続けると250~300時間くらいになる。そのころにはだいぶ聞き取れるようになってくる。この機会に、何か新しいテーマの学習を始めませんか?(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)●著者プロフィールコミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。お問い合わせ先:info@miyamacg.com執筆協力:石井公一(いしいきみかず中小企業診断士)
2013年03月24日100万視聴を超える語学学習チャンネルを運営するイーコミュニケーションは、「英語学習者のSNS関連サイト利用実態」に関する調査を実施。調査は11月5日~7日にかけて、20代~60代の男女624人を対象に行った。同調査はポータルサイトgoo会員を対象に、英語学習無関心層(274人)、英語学習興味あり層(350人)、英語学習積極層(70人)に分けて行った。まず、「SNS関連サイトを利用していますか?」と尋ねたところ、英語学習積極層は74.3%が利用していると回答。興味あり層は64.9%、無関心層は53.6%にとどまり、SNS関連サイト利用率は英語学習の関心度が高いほど多いようだ。特に女性はその傾向が顕著なようで、女性の英語学習積極層のSNS関連サイト利用率は84.8%だった。次に、英語学習積極層に、普段よく利用するSNS関連サイトについて聞いたところ、1位はFacebook(57.1%)、2位はYouTube(40.0%)、3位はTwitter(35.7%)だった。英語学習積極層の半数はFacebookを利用していることが明らかとなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日■成果が見えにくい学習に指標を作ろう!英語学習の一番の問題点は、成果が見えにくいところだ。どれだけ勉強をし、努力をしてもすぐには結果が出にくい。試験などに置き換えると、年にたった数回の機会しかそのチャンスは訪れない。昇進や受験などの試験に至っては、年に一度で、そのすべてが決まってしまう。就職試験では、その人の人生そのものを左右してしまうほど。通常、ビジネスの世界では、ROI率(return on investment:投資利益率)として、投資に対してどれだけの利益があったのかが重用視されている。これを、語学に例えると「ROT率」に適用できると思う(returnon time:時間利益率)。つまり、投資した時間に対しての利益だ。英語学校や英会話に投資する金額と共に、そのために費やした時間。移動やそのための準備の時間。膨大な時間をかけて学習しているが、利益のあまり見えない時間となっていることが、学習のモチベーションをもさげている。しかも、モチベーションは一番最初が高く120%以上はある(笑)。そこからモチベーションは上がることなく右肩下がりの一方だ。そこで、そのモチベーションをどうやって持続させるかが今回の課題だ。年に一度しかない試験からは、自分の「利益」はなかなか見えてこない。これでいくら「頑張ろう!」と思ってもがんばりようがない。しかも、この「利益」は金銭的な利益でなく、英語によって人生の機会が得られるという「過程=process」にすぎない。本当の目標はもっと、遠くにある。しかも「過程=process」は目標にしにくく、目標にしにくいものは、モチベーションを持続しにくい。そこで、「KPI=key performance indicator」という「重要業績評価指標」というプロセスをモニタリングするための指標を用いてみたい。簡単に言うと、「努力の見える化」だ。いま、自分がどこの位置にいるのかが、日々わかれば、進化が喜びとなるからだ。昨日よりも今日、今日よりも明日、明日よりも明後日と…人間は上達しなければモチベーションを維持できない。だから、自分の学習パフォーマンスをKPI化(見える化)しなければならない。■英語の学習はギターの練習と似ている。最初にギターを始めようと思った動機はなんだろうか?純粋にギターがうまくなりたいだけの人は実は少ない。ギターを弾けるあの人のようになれれば。きっと、おいしい事があるというヨコシマな発想がほとんどでは?特に男性の場合は…(笑)。それでギターを買うには色々調べる。よくわかっている人に付き合ってもらってお店にいく。ケースも買って購入した日は、愛おしくてベッドにまで抱えこんで寝てしまうほどだ。英語教材や学校探しも、それによく似ている。練習しはじめると、すぐに指が痛くなるけれども、ゼロから一になる瞬間、人間の習熟度の進化の加速度ほど激しいものはない。チューニングを覚え、コードを3つばかり覚えるとすでに曲を弾いている。弾けない人が弾ける人に変わった瞬間だ。これは快感だ!英会話でもゼロから一になる瞬間は、とても楽しい。話せた!わかった!通じる!この感覚はいくつになっても嬉しいものだ。文化のまったく違う外国人とのコミュニケーションは学習ではなく、エンタテインメントでもある。他の言語も、まったくダメな人から見れば、ロシア語や中国語やインドネシア語で挨拶できるだけでもゼロから一の進化は雲泥の差である。日本では義務教育から大学を合わせて10年は英語を学んでいるが、会話に関してはゼロという人が残念ながら非常に多い。しゃべる機会がないからゼロのままである。まずは、ゼロを一にすることが大事だ。ギターも「F」というコードが押えられると次のフェーズへ向かう。英語も「単語」で喋るのではなく「アクセント」で喋ることによってようやく次のフェーズだ。問題はそこからだ。今まで、毎日、進化していた自分の習熟度がある日、突然スピードダウンするのだ。むしろ、練習してもうまくならず、もしかするとヘタになっているような気さえする。英語も同じような状態になる…。ギターの場合のスランプ脱出方法は、1人で練習するのではなく「バンド」を組むことだ。ギターの場合は、バンドという運命共同体が登場することによって、否が応でも練習日までに仕上げなければならないという「目標」が生まれる。また、自分の役割とバンドのアンサンブルを考えてプレイするようになる。CDとあわせてうまく弾ける人でもバンドとなると、人に合わせることができないという人が多い。バンドはそこを教えてくれる。さらに練習から本場のライブ舞台があるとその目標に合わせて努力できる。自分だけがうまくなることよりも、バンドとして良くなることの方が重要となる。英語の場合、バンドを組むという訳にはいかないが、一緒に学習している仲間か、むしろライバルがいたほうが望ましい。もちろん、英会話学校でマンツーマンという体制が理想である。しかし、時間や金銭的な負担も伴う。無理やり外国人のいる場所、英語が聞こえる場所を選んで、自分の環境を変えることであれば、今ではそんなに難しくない。インターネットがあるからだ。■英会話でバンドを組む感覚なのが、「スカイプ英会話」と「TED.com」ネットで「スカイプ英会話」で検索してみて欲しい。ありとあらゆるスカイプによる英会話教室がヒットする。英語が公用語であるフィリピン人の大学生たちが先生役を務めているケースが多いスカイプによる英会話教室だ。それはフィリピンの物価が安いから成立しているビジネスモデルでもある。月額5,000円で毎日や、1レッスン500円(20分程度)からというのがある。無料の体験レッスンも多いので、Skypeが使える環境にある人はぜひ一度はチャレンジしてみてほしい。最低、USBのヘッドセット(2,000円程度)くらいは必要だ。それがないとノイズとハウリングに苦しむこととなってしまう。目と手だけで無理やり覚えた学校英語よりも、耳と口で自然に覚えた英語のほうが忘れないし、身につくことだろう。ただ、ビジネス英語まで期待すると先生に学生が多いので、先生を選ぶ必要もあるだろう。むしろ、実際に習ってみて感じたのが、自分の中で1日に20分程度でも英語を話す時間を課すことのメリットだ。自分にアポイントを取ることがとても重要なモチベーションだと感じた。週に2~3回レッスンを受けようとすると、自分の中でも、夜の時間を英語のためにスケジュールするようになる。飲み会参加を極力減らしたり、もう一軒飲みにいくのを自分で律するようになった。スカイプ英会話によって、夜の遊びの早退で月謝も捻出でき、体も快調になる(笑)。フィリピン側は、ほとんどADSLなので、日本ほどの帯域がでていないので、いつもいい回線状況とも限らない。むしろ、そんなハプニングも合わせて、余裕を持って、自分の人生の中に「英語」の学習時間をスケジュールするクセのほうが大切だ。そして、スカイプ英会話でフィリピン先生のアジアン・イングリッシュの発音で理解できれば、同時にヒアリングのトレーニングとして、欧米ネイティブな「TED」の視聴をオススメしたい。1日1本、YouTubeの「TED」を視聴する時間をぜひ割いてほしい。どんなに長くてもTEDのコンテンツは20分以下だ。世界のありとあらゆる専門家が多岐に渡るテーマでプレゼンテーションを行なっている。しかも、最後には必ず、何かを起こそうというモチベーションや感動を与えてくれる。【1】最初に日本語翻訳バージョンの字幕を見る。【2】2度目は英語の字幕で…【3】3度目は字幕なしで…それでも60分以内だ。陳腐化しないユーモアとウィットに富んだプレゼンテーションが展開されているし、国際色も豊かだ。みんなが英語で意見を共有している。ビジネスの会議でもプレゼンテーションはとても重要だ。ストーリー化のスキルや話題の展開のユニークさの習得は、英語以上に為になる。特に話をする「間」にも注目してもらいたい英語はあくまでもツールであり、伝えるコンテクストを同時に鍛えるには「TED」は最高の教科書だと思う。さらに、TEDのコンテンツには、コメントを寄せるだけでなく、自分のページを持てることはあまり知られていない。自分が聞くだけでなく、自分の意見を述べ、今度は自分がTEDに与えることができる情報をアップロードできるようになっている。そこで興味あるビデオについての意見を世界を超えディスカッションできるのだ。そう、TEDのコンセプトは、「ideas worth spreading=広める価値のあるアイデア」だからだ。英語で世界中の人が、地球上で広める価値のあるアイデアを共有している。誰もがそこに参加できる。これはもう「バンド」と同じ概念ではないだろうか?※「TED」はNHKのEテレの「スーパープレゼンテーション」でも放送されている。■英語による人生力のアップTOEICテスト(国際コミュニケーション英語能力テスト)でさえ、年に9回(1・3・5・6・7・9・10・11・12月※地域にもよるが)も受験のチャンスがある。自分の英語能力を客観的に認めてもらういい機会だろう。入試や就職にも資格としても人気がある。ただ、受験テクニックやTOEIC対策だけで高得点を狙うという人も増えてきた。もちろんTOEICポイントが高いことはいいことだが、そこがゴールになってはいけない。あくまでもTOEICはプロセスであり、現在最良のKPI化のための測定ツールである。そのスキルを活かしてこそ価値が生まれる。まずは、現在の自分の英語力をKPI化するためにも受験をしてみるべきだと思う。恥ずかしながらボクのTOEICは400点くらいだったと思う。1985年あたりに受験した記憶が微かにある。そういえば、英検も4級までしか持っていない。名誉挽回の為にも、今回は受験してみたいと思う。現在であれば2012年11月・12月にむけての申し込みに間にあうだろう。このコラムで何度も繰り返しているが、日本人が英語が話せないのは、機会がなかっただけである。話す必要性のないのに学習しろということのほうがおかしいとボクは思う。しかし、これからは確実に違う。話せるか話せないかは死活問題にまで発展すると思う。そこで、悲観的ではなく、楽観的に考えてみよう。英語が話せ、理解でき、世界の人と自由にコミュニケーションできている自分の姿を…。映画が字幕に頼らず、原語で理解できる。外資系会社でも問題なく、海外に渡航することも問題なく、国をまたいで仕事ができる。彼女、彼氏が外国人で、いずれ結婚し、子供はハーフ。子供は国籍を2つくらい持てる。その子どもはさらに外国人との子供を生む。もはやあまり国籍は意味をなさなくなる。人種や、差別や区別とかを最初から超越した社会がやってくる。インターネットでは、もはや国境はないにも等しい。存在しているのは、時差と言語の壁だけだ。時差があると「愛」は語れない。言語に壁があると「理解」できない。「宗教」や「人種」「国籍」の壁はリアルな世界では色濃く残るが、インターネットで会話している人が増えれば増えるほど、カルチャーがダイバーシティ(多様性)化すればするほど、あまりそれぞれの宗教や人種、国籍は重要でなくなってくる。その殆どが、本人の意思とは関係なく、生まれ授かった地を背負っているからだ。人類は、生まれ授かった地よりも、本来の自分が宿る場を求めて自由に動ける時代になってきているような気がしてボクはならない。そのためのパスポートが「英語」であると信じている。ではまた来週!文/Paul toshiaki kanda 神田敏晶■著書プロフィール神田敏晶 KandaNewsNettwork,Inc.代表取締役 ビデオジャーナリスト / ソーシャルメディアコンサルタント神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピューター雑誌の編集とDTP普及に携わる。その後、 マルチメディアコンテンツの企画制作・販売を経て、1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。ビデオカメラ一台で、世界のIT企業や展示会取材に東奔西走中。1999年に米国シリコンバレーに進出、SNSをテーマにしたBAR YouTubeをテーマにした飲食事業を手がけ、2007年参議院議員選挙東京選挙区無所属で出馬を経験。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日ロゼッタストーン・ジャパンは、法人向け語学学習ソリューション「Rosetta Stone TOTALe PRO(ロゼッタストーン トターレ プロ」を新たに導入。少人数から数千人規模まで、複数のユーザーの登録や学習進捗(しんちょく)などをオンラインで管理できる。同サービスは、既存製品「Rosetta Stone TOTALe」に、複数のユーザーを管理するための管理者向け機能「Rosetta Stone Manager」を搭載した、法人向けのオンライン語学学習ソリューション。また、管理者やユーザー向けのサポートを提供する「カスタマーサクセスサービス」を新たに組み込んでいる。「Rosetta Stone Manager」では、企業の人事担当や教育機関の教職員などの管理者が、ユーザーの登録から学習状況の確認まで、全ユーザーの管理を容易に行うことができる。管理者はユーザーまたはグループごとに学習進捗状況レポートを定期的に閲覧し、平均点やカリキュラムの進捗状況なども、グラフやチャートで随時把握することが可能。また、既存のプログラムを基に、個人のレベルや目標に合わせて独自のカリキュラムを作成しカスタマイズすることもできるという。さらに、24言語のラインアップの中から学習言語を選択できるため、ユーザーや言語の変更も管理者が自由に行える。例えば、英語終了後は中国語の学習に切り替えることも可能。海外赴任者の利用数を確保した上で、帰任後はユーザーを入れ替えて登録するなど、グローバルな人材育成に役立てることができる。対象言語は、英語(アメリカ)、英語(イギリス)、アイルランド語、アラビア語、イタリア語、オランダ語、韓国語、ギリシャ語、スウェーデン語、スペイン語(スペイン)、スペイン語(ラテンアメリカ)、中国語(マンダリン)、ドイツ語、トルコ語、日本語、ヒンディー語、フィリピン語(タガログ語)、フランス語、ベトナム語、ヘブライ語、ペルシア語(ファルシ語)、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語の全24言語。同サービス導入にあたり、同社は管理者となる企業や学校などの担当者向けのサポート、ユーザーへの学習トレーニング、学習促進サポートなどを行う。継続的かつ充実したカスタマーサポートを提供していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日ベネッセコーポレーションは、小学校高学年対象の自宅英語学習講座「BE-GO Jump High(ビーゴ・ジャンプ・ハイ)」を開講した。「BE-GO」シリーズは、小学生の子どもが自宅でパソコンとヘッドフォンマイクを使い、会話をしながら英語を学ぶ講座。発音認識プログラムでネーティブスピーカーに近い発音で話せているかどうかを、「音素の発音」「アクセント」「イントネーション」で判定するなど、自宅にいながら実社会で役立つ英会話力を身につけることができる。このほど開講した「ビーゴ・ジャンプ・ハイ」は、シリーズの上級コースに位置付けられるもの。対象は小学校で英語活動を行い、かつ中学での英語学習が控えている小学校高学年となっている。同教材は、英会話力を磨くことができると同時に、中学校の英語の授業で出る、文法、読み書きにも役立つ教材となっていることが大きな特長だ。実際に使うシチュエーションを通じて文法を学ぶことができる「シチュエーション文法学習」や、タッチペン式の書きトレーニングマシーンなどをプログラミング。中学校で求められる「文字を読む・書く」ことにつまづかないよう配慮された内容となっている。また、アセスメントテスト「GTEC Junior ライト版」を導入。身に付いた英語力を判定するとともに、「中2レベル相当」など、中学レベルに置き換えたレベル判定とアドバイスを確認することも可能。同教材は2カ月ごと、全9回のシリーズ。受講費は毎巻払い5,880円、一括払い4万6,260円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日スカイプを使ったオンライン語学レッスンを提供しているイーコミュニケーションは、オンライン英会話サービス「E-com英語ネット」の申込者向けに行っている英語学習相談件数が、7月末で1万件に達したことを発表。学習相談の結果から、オンライン英会話の受講目的の半分以上がビジネス英語に対しニーズを感じており、改善したい点として、スピーキング力や語彙(ごい)力を多く挙げていることがわかった。調査対象は10代から70代までの男女1万名。「オンライン英語サービスを受講した目的はなんですか?」という質問では、「仕事のため、またはその準備」が52.9%にのぼり、仕事で使う英語をきちんと学びたいというビジネス英語のニーズが多いことがわかった。そのほかの回答では、「試験対策」が22.6%、「日常的に語学を勉強する機会を持ちたい」が19.6%、「旅行に向けて」が1.2%となっている。また、「英語で強化したいポイント、学習上の悩みはなんですか?」という質問では、「スピーキング」が39.1%を占め、「語彙、表現・言い回し(17.4%)」、「発音(14.2%)」、「リスニング(12.5%)」「文法(6.7%)」「ライティング(3.8%)」と続いた。具体的な声としては、「読んだり、書いたりはある程度できるが、話せない(スピーキング問題)」、「いつも同じ表現ばかりで子どもっぽい英語になってしまう(語彙の問題)」、「相手によく聞き返されることがある(発音を主とした問題)」などがあがっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日空調総合メーカーであるダイキン工業は、小学生を対象にエアコンの節電方法を実践的に学んでもらうイベント「目指せ空気博士! 体験学習イベント」を7月21日(土)~9月2日(日)の土日に都内で開催している。イベントでは、小学生たちが本物のエアコンを分解したり、節電対策を実際に学び体感してもらうプログラムが用意された。イベントでは、小学生たちが白衣を着て「空気博士」になりきり、実際にエアコンを分解した。エアコンは、外枠のほか、空気中のほこりなどを除去するためのフィルター、エアコンを動かすための装置である電装品箱、空気を冷やしたり暖めたりする熱交換器、送風のためのファンの5つに分解することができる。ダイキン工業の社員たちのサポートのもと、子供たちが実際にエアコンのパーツを一つずつ外していった。およそ15分で分解が完了。会場では、「意外と簡単にできた!」や、「ネジを回すのが大変だった」といった子供たちの声が上がった。また、イベントでは節電の実践的な方法が子供たちにレクチャーされた。例えば、ホコリのないきれいなフィルターのエアコンと、ホコリがつまったフィルターのエアコンを同時に運転し、どちらのほうが冷たい風が出るかを比較した実験や、室外機の前に物を置き、熱が部屋の中に逆流してしまう現象を観察するなど、どうすればエアコンを効果的に使うことができるのかを、参加した子供たちは学んでいた。他にも、フィルターや室外機の回りの掃除法など、簡単にできる節電方法も同社社員によってレクチャーされた。この「目指せ空気博士! 体験学習イベント」の日時、場所などの詳細は下記の通り。■期間7月21日(土)~9月2日(日)までの土日■時間11時から/14時から(一時間程度)■場所ダイキンソリューションプラザ「フーハ東京」■費用無料■定員各回12名(お子さまの人数)(ただし、好評のためすでに全ての回で満席とのこと)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日英語学習ポータルSNSサイトの運営や英語学習コンテンツの配信を行う株式会社ベリーは、英語・英会話学習者のためのコミュニティーサイト「myBerry(マイベリー)」の運営を開始する。「myBerry(マイベリー)」は、「解決する・学習する・継続する」をテーマに英語・英会話学習者をサポート。英語学習・情報に特化したポータルとSNS機能を統合し、ワンストップで提供する。英語学習者にとっても利便性が高く、より充実した学習が可能になるという。“解決する”では、学習方法・資格・教材・スクールなど311種類のカテゴリにわかれた情報ページ「About English」と、英語に関する疑問を直接質問できるコーナー「Q&A」を設定。学習者が英語に関連した情報を得ることができ、学習する上の疑問解消に役立つ。“学習する”では、新たな気づきや知識が得られる学習コーナー「StudyLife」で、世界中から厳選した英語素材を配信する。“継続する”では、同じ目標や興味のあるトピックでつながるコミュニティー「Groups」と、学習内容を記録し進歩を確認できるブログ「EnglishLog」を設定。他のメンバーの学習方法を参考にしながら自身の学習方法を確立できる。同サイトでは、英語を勉強したくても勉強の方法が分からない人や、自分の勉強方法が正しいのか不安な人など、英語学習上の悩み解決や学ぶ楽しさの提案などを目指すという。TOEIC受験者のみならず、英語に興味があるすべての人に向けたサービスと言えそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日語学学習サービス「iKnow!」を運営するセレゴ・ジャパン株式会社は15日、インターネットを通した英語学習の取り組みの一環として、英語のスピーキング能力を鍛える英語学習サービス「iKnow! Live](を開始した。独自の系統的学習ロジックに基づいて開発されたオンライン語学学習サービス「iKnow!」をベースとし、これまでの学習内容を先生と生徒で共有しながら会話レッスンを進めていくため、事前の準備などが不要となる。無料通話ができるSkypeを使った英会話レッスン「iKnow! Live」では、ユーザー各自が「iKnow!」で学習を進めている英語をベースにした実践的な会話レッスンを展開する。特許を取得している同社独自の系統的学習ロジックと、英語を公用語とする約400人の現役大学生及び大学卒業生のフィリピン人インストラクターという最強のコラボレーションが売りだ。レッスンは1回25分×週3回で、朝10時から深夜1時までの間ならいつでも受講可能となっている。なお、利用料は月10,000円(iKnow!利用料1,000円+iKnow! Live利用料9,000円)で、6ヶ月プランは48,000円(1カ月あたり8,000円)。ただし、3月31日までに申し込んだ場合は最大で50%の割引もある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日株式会社がくげいは2月17日、小学生向け学習ソフト「ランドセル 新学習指導要領<第二版>」シリーズを発売した。新学習指導要領対応版で、価格は4,935円。完全なる「脱ゆとり教育」の初年度となる2012年度なだけに、保護者達の関心も高い。同製品は、1年間で学習する主要教科すべてを1本のソフトに収録。国語・算数・理科・生活はもちろん、音楽・英語・図工・体育・家庭など100項目以上が収められている。英語についての教材も手厚く、学年に応じた英語コーナーが収録されている。ネイティブの発音で単語や英会話を聞き、耳から英語の学習ができるのもソフト教材の特長だ。アニメーションや写真・動画などの多用により、子供の学習意欲を刺激する。画面上での学習だけでなく印刷用のプリント教材も豊富で、模擬試験も可能だ。OSはWindows 7、Vista、XP、2000、MacOSは10.4~10.7に対応。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月08日「集中して勉強できる場所」。自宅か自宅以外かで意見が分かれる質問の一つですが、実際20代が多い「COBS ONLINE」の読者が、集中して勉強ができる場所をどこか聞いてみました。調査期間:2011/6/27~2011/7/3アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数:1,000件(ウェブログイン式)Q.集中して勉強ができる場所は、どこですか?自宅派:66.6%自宅以外派:33.4%なんと、自宅派が多いという結果に。家だと「TV」、「ゲーム」、「パソコン」などさまざまな誘惑があるので、個人的には、集中できないのかなと思っていましたが、皆さん意外にも、集中できるようです。「集中するための工夫」を自宅派の皆さんに聞いてみると、おもしろいように、「音楽を聴く(女性/22歳)」派と、「音楽を聴かない(男性/26歳)」派の2つに分かれていました。音楽聞かない人の中には、「音楽の流れていないイヤホンで耳をふさぐ(男性/26歳)」とイヤホンを耳栓代わりにしている方もいらっしゃいました。ただ、音楽を聴くという人も、「リラックスできる曲を聴く(女性/24歳)」、「ヒーリング音楽を聴きながら勉強する(男性/28歳)」など静かな音楽を流す方が多かったです。続いて、自宅以外の方が集中できるという方々の声。いったい、どのあたりで勉強しているのでしょうか。Q.自宅以外だとどこで集中できますか?・カフェやファミレス周りに人がいた方が集中できるから(女性/26歳)・図書館図書館の2階は勉強をする人用に私語厳禁になってるので(女性/33歳)・ファミリーレストラン体を横にできない場所だから(男性/38歳)・通勤電車時間が限られていることで集中力があがるから(女性/24歳)・自習室周りも頑張っている人がいるし、テレビの誘惑がないためです。(男性/30歳)・人が少ない時間帯のオフィス人が少ないと静かだし、オフィスは誘惑が少ないため集中できる。(女性/24歳)基本的に強制的に周りの環境を変えることで、自分を追い込んで集中するという方が多かった気がします。「自宅でも全然集中できる!」という方はさておき、最近は社会人向けに、仕事が遅くなっても24時間自習室が使える資格学校もあるようなので、「家だと怠けるんだよね」という方は、利用してみてもいいかもしれません。(COBS ONLINE編集部)【関連リンク】【コラム】24時間空いてて個別ブースが使える資格の学校「日建学院」【恋愛ゲームに学ぶ!】人を引きつけるイラストを描く方法とは?【コラム】村上春樹に学ぶ!上手な女性の口説き方!
2011年07月29日