こんにちは、ママライターのあしださきです。厚生労働省が2016年5月に発表した2015年の人口動態統計によると、1人の女性が生涯に産む子どもの人数を推計した合計特殊出生率が1.46%となり、2年ぶりの上昇をしたそうです。しかしながら、この数値は少子化に歯止めがかかるほどの伸び率ではなく、依然として日本は少子高齢化社会へ突き進んでいる状態です。少子化、少子化と叫ばれていますが、お子さんをお持ちの皆さんは果たしてそれを実感するような出来事に出会ったことはありますか?個人的には、「本当に少子化なのか」と疑うほどに子どもをめぐる環境に不便さを感じてしまうことが多いのです。そこで今回は、子育てをしていて直面した「日本ちょっとおかしいだろ!」というエピソードを3つご紹介していきたいと思います。目次1 妊娠中から“保活”!? 何が「一億総活躍社会」だ!2 初診で分娩予約しないと間に合わない! 産みたくても産む病院がない現実3 幼稚園の未就園児クラスの申し込みで、炎天下の屋外に並ぶ!?●妊娠中から“保活”!? 何が「一億総活躍社会」だ!『20代は男性に負けないように頑張って仕事をしてきた。その甲斐あって、ある程度の責任ある役職を任されるまでになった。30代で結婚し子どもを授かり、家族が増える喜びを感じる暇もなく、あの“保活”というものと戦わなければならなくなった。私の住んでいる地域は待機児童数が多く、働く母親たちは早いうちから子どもの預け先を確保すべく血眼になって保育園を探しているという。私も妊娠中から“保活”に参戦 。こんな社会、おかしいだろ!女性が当たり前に仕事をしながら子育てができないなんて、やはり日本は諸外国に比べて遅れていると思う。一億総活躍社会とか、首相の言葉もしらじらしくて笑える』(30代/大手証券会社勤務・1児の母)“保活”という言葉自体、本来なら必要ないものです。そもそも住んでいる地域の公立小学校や中学校のように、規定の年齢に達したら希望するすべての子どもが入学可能になるようなシステム が望ましいのではないでしょうか。入学者の人数が多い年もあれば少ない年もあります。しかし、多いからといって公立小学校で入学を断られることはありませんよね。多ければクラスを増やして対応してくれます。保育園にも同じような体制を期待するのはおかしいことでしょうか?●初診で分娩予約しないと間に合わない! 産みたくても産む病院がない現実『本当に「ありえない」と思ったのは私がお世話になった産婦人科の病院の話。妊娠検査薬で陽性反応が出て、うれしい気持ちで訪れた産婦人科の病院。近所では人気のある個人病院で、新しくてキレイな病院の設備やマタニティヨガなどのオプション、出産で入院中にエステなどのサービスが受けられることなどが評判です。初診で朝から待つこと2時間!ようやく先生の診察を受けるも、ものの5分で終了。「おめでとうございます」と言われる代わりに、「分娩予約はなさいますか? 」と聞かれた。戸惑っていると、「今現在、分娩予約が可能なギリギリの人数なので、仮にでも予約で枠を押さえておかないと、当院での出産は難しい」と説明されました。まだ、これから順調に育ってくれるかどうかも分からない時期に予約しないと間に合わないなんて……と驚きました。もちろん予約して帰りました。知り合いに聞くと、この地域の他の病院でも同じような状況で、のんびりしていると分娩できる病院が見つからず、わざわざ遠くの地域まで行かなくてはならなくなるらしい。その後も検診で病院に行く日は半日が潰れてしまうほど、病院はいつも混み合っていました。本当に少子化なの? こんなに産婦人科が混んでいるのに?と疑問だらけです』(20代/1歳の女の子の母親)本当にこれは問題だと思います。出産したくても、病院に断られてしまったという声は私の周りでも多く聞かれました。第1子を地元で里帰り出産しようと考えていた友人は、このレースに出遅れてしまいました。地元の産院に手当たり次第電話をかけてもすべて断られ、結局里帰り出産を諦めました。これでは、日本の女性が2人、3人と出産したいと思えるはずもありません。また、すぐに病院の予約がいっぱいになってしまうのはどうしてなのでしょうか。どこが少子化なのだと思ってしまいます。●幼稚園の未就園児クラスの申し込みで、炎天下の屋外に並ぶ!?『夫の転勤で引っ越してきたばかりの土地で、来年度入園予定の息子の幼稚園探しが始まりました。近所の評判が良いという幼稚園に問い合わせ入園希望の旨を伝えると、「来年度入園予定の未就園児クラスへの申し込みが春にあり、すでにスタートしていますが近々、二次募集があるのでそちらへの申し込みをしてください」とのこと。近年はどの幼稚園も入園の1年前から“プレ幼稚園”と称して未就園児を集めているところが多いと聞きます。しかも、それに入っておかないと本入園の願書提出時に徹夜で並ばなくてはならない ほど、残りの枠が少ないのだそう。私のように途中から参戦するものにとっては非常に不利な制度 です。例えば、定員が60名の幼稚園で未就園児クラスの子どもが40名、仮に全員入園するとして、残り20名のうち“卒園児や在園児の兄妹枠”なるものがあるため、急に引っ越してきて願書を提出しようとするものは、残り僅かな(10名あるかないか)枠を争うため、徹夜で並ぶような異常事態が発生しているということなのです。いよいよ、予告されていた二次募集が始まり、未就園児クラスへの申し込み当日。14時から受付開始にも関わらず、午前中から数名並んでいる……。定員は10名ということで焦りを感じ、私も子どもと12時頃から並ぶことにした。残暑が厳しく、気温は30度をゆうに越えていました。大人でもつらいのですが、日陰に置いたベビーカーでの2時間は本当に子どもに申し訳なかった です。「子どものために良い環境を」と願うのが親心ですが、実際子どもにこんなにツラい思いを強いてまで幼稚園の申し込みをしなければならない現実。どうにかならないものでしょうか』(30代/3歳の女の子の母)これも非常にシビアな問題ですね。幼稚園の入園も“保活”同様熾烈な争いが繰り広げられている地域があるのが現実です。そもそも、なぜ徹夜してまで願書を提出する必要があるのでしょうか? 徹夜で並んでいる間、子どもを見る大人がいない家庭はどうしたらよいのでしょう?両親の仕事の都合や、家庭環境もさまざまですが、そんな中で不公平があってはならないと思います。仕方なく“便利屋”を雇って並んでもらうという話も聞いたことがあります。こうなると、いかにコストをかけられるかの勝負みたいで、意味が分かりません。----------いかがでしたか?「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きてんだ!」というドラマの某刑事の名台詞が聞こえてきそうな、この現実のエピソード。日本を動かしている、霞ヶ関の会議室の皆さま方にこの声が届くことはあるのでしょうか。日本の女性が子どもをたくさん産み育てていくことや、今より社会でもっと活躍していける社会になることは理想で、まだまだ遠い場所にあるような気がします。一歩でも近づくためにはリアルな当事者の目線が不可欠であると思う毎日です。【参考リンク】・平成27年度人口動態統計月報年計(概数)の概況 | 厚生労働省(PDF)()●ライター/あしださき(元モデル)
2016年09月12日夫婦が離婚に至る、理由というのは様々ですが、女性側で言うと、どこかで男性と戦うという心理を持っています。根っこはみんな男に勝ちたいという心理。そういう女性は男性に頼る事は一切せずに、とにかく自分で物事をなんとかしようとしています。旦那さんは当てにならない、だから自分が頑張らねば!こんな男はこちらから捨ててやる!となる場合もあります。反対にご主人側から離婚したいと言われる場合、妻側は夫の言う事は何でも聞きます、従順でいます、何でもやってあげますタイプだったりするのです。自分は尽くしているつもりかもしれませんが、逆に浮気されやすくなるケースも。男性側の心理としては『コイツ、何やっても文句いわねーんだろ?』となるのです。バカにされるというかなんというか。家の中で、旦那さんの役割がほとんどないと大抵面白くなくなって、オレいなくても良いじゃん的になります。そうなると、帰ってこなくなります。このケース、一見勝っているように見えないけど、旦那さんの役割を奪う事で、『あなたは何も出来ないでしょ』って暗に言っている事になります。だから私がいないとダメよねって相手を蔑んでいる。そこに旦那さんへの尊敬のかけらもない。でも、自分はしおらしいと思っています。ご主人とあからさまに戦っている場合も、ご主人に尽くしている場合も、どちらも自分が正しいと思っています。どちらも奥底で、旦那はダメな奴だと思っているのです。何も出来ないからとやってあげるのか、何も出来ないからと見捨てるのか、ただその違いでしかありません。両方とも幸せからは遠ざかる。旦那がこんなんだし!という理由で始めたものは、ほぼ思い通りにはなりません。他に助けを求めても、自分で自分に向き合わない限りただの現実逃避になります。自分が選んだパートナーをダメにしているのは自分かもしれない、という視点が必要になります。その視点がなく、最初から相手をダメだと決めつけているなら、どの人がパートナーになったとしても、結局は同じになるでしょう。(もしくは自分のために最初からダメなのを選んでいる)自分が相手をダメにしているのかもしれない。旦那さんを主観で『コイツはこうだ!』と決めて付けているのは他でもない自分自身だったりするのです。夫婦は元々が他人です。元々違う価値観の中で生きて来た者同士が、何かのきっかけで家族になりました。そこに必要なのは相互理解です。相手への理解、そして自分を理解してもらう努力。それをせずに、相手が悪いと決めつけるのは、横暴ではないかなと思うのです。長い結婚生活、時に離婚したい!と思う日があるでしょう。それは否定しませんし、あって当然だと思います。ただ、その気持ちに流されて、すぐに結論を出そうとするのは早いかなと思います。自分が作り出した現実かもしれないと、ひと呼吸おいて、自分自身を振り返ってみてください。
2016年07月19日こんにちは。日本の少子化対策には“家族力”の強化が鍵だと常々考えているライターりょんぺいです。さて、もうすぐ春、お子さんの新しい環境が始まる季節です。この機会にお子さんの学習環境を一工夫したい!そうお考えの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、家族の中心にホワイトボードを設置する魅力についてご紹介します。●“書くこと”の大切さ住宅総合コンサルティング会社を設立し、お子さんがいる住まいを研究している四十万靖さんも、著書『頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか』の中で、有名進学校に通ったり、家庭学習の習慣がしっかりついていたりするお子さんの特徴に“家族間のコミュニケーションがとれている”ことを挙げています。「わが家はみんなおしゃべりでコミュニケーションは取れているから必要ないわ」そうお考えの方こそ知っていただきたいのが、ホワイトボードならではの“書く”という作業の効果 です。四十万さんは前述の著書でも、“書くこと”は“話すこと”に比べ、視覚で伝えることができ、書いたものが残るのでしばらくたってから伝えたかったことの意図を改めて理解できる、より効果的なコミュニケーションであると述べています。他にも、自分で書くという動作を伴った文章は、反射的に出てしまった言葉にはない、熟考した言葉を相手に伝えることになるので、思いやりの心を育むことができると筆者は考えています。この“書くこと”のコミュニケーションをらくがきのような感覚でサッと行動にうつせることが家族の中心にホワイトボードを活用するメリットとなります。リビングや冷蔵庫の扉など家族全員が目にする場所にホワイトボードを置くだけで今まで以上に家族のコミュニケーションが取れるようになります 。筆者も長男が小学校に入学することをきっかけに、ダイニングテーブルの横の壁に90×120cmのホワイトボードを設置いたしました。きっかけは、それまで使っていたホワイトボードタイプのカレンダーに書くことが多くなったため、いっそ大きなホワイトボードを設置しようと考えたからでした。子どもの学力向上に効果があるか……については正直なところ具体的な効果はまだ見えません。ただ、家族のコミュニケーションアップという点では著しい効果をいくつも感じることができましたのでご紹介します。●ホワイトボードを家族で使うメリット5つ●(1)家族の情報ステーションになるホワイトボードの一角に家族のスケジュールを記入するカレンダーを掛けることで、スケジュールの共有のほかに持ち物やTO DOリストを一緒にホワイトボードに記載し、家族全員で共有 できます。今週中に用意しなければいけないものなど、子ども自身が書くこともできるので、実際に書き出すことで忘れ物防止に大きな力を発揮してくれます。●(2)これどういうこと? という説明がしやすい例えば海の中にあるトンネルを説明するとき、言葉だけでは伝えづらくてもホワイトボードでサッと図解 できます。「紙と鉛筆ある?」という中断がなくなり、ダイニングテーブルでの会話の延長で説明できるので子どもの興味を引き立てることができます。●(3)きょうだい同士で教え合える上の子が下の子に先生気分でひらがなの書き順を説明することもできます。人に教えるには自分もしっかり理解できていることが前提ですし、教わる側がわかりやすいような配慮をしながら説明しているのが伺えます。また、教わる側も紙に書いて説明されるよりもホワイトボードを見ながら説明を聞くと素直に聞いているように感じます。●(4)子どもが作った作品を飾ることができるマグネットが取り付けられるホワイトボードでは、壁に穴をあけることなく すぐに作品を飾ることができます。常に目につくところに飾ることができるので子どもの満足度も高まります。●(5)残業の父親とのコミュニケーションホワイトボードを設置して一番良かったのがこちらです。残業で子どもが起きている時間に帰宅できない父親に「おかえりなさい」と子どもが書き、その下に「ただいま」と父親が書くことができます。朝起きて父親からメッセージの返答を読んだときの子どもの表情は穏やかでした。置き手紙でも同じことですが、ホワイトボードの手軽さ が双方無理なく続けられるヒケツとなっているようです。----------視覚と動作を伴い、家族間のコミュニケーションを取れるツールとして絶大な力を発揮してくれるホワイトボード。ご家族だけの使い方を見つけるのも面白そうですね。お子さんの学習環境や家族のコミュニケーションについて考えるきっかけ、参考になると幸いです。【参考文献】・『頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか』四十万靖・著●ライター/りょんぺい(ママライター)
2016年02月28日NHKは2月20日、「私たちのこれから Our future #超少子化」と題したNHKスペシャルを放送した。番組では日本におけるこれまでの少子化対策、それに海外や地方自治体の先進的な事例を紹介。「保育園義務教育化」を主張している社会学者の古市憲寿さんなど8人の論客と一般参加者が「少子化」をテーマに議論した。○"若者の草食化"で総括できる問題ではない番組でははじめに、日本における合計特殊出生率の変遷について紹介。第1次ベビーブーム期にあたる1949年には4.32%だった出生率が、1989年には1.57%に減少している。これは「1.57ショック」と呼ばれ、国は当時から「女性の社会進出が進む中、仕事と育児を両立できる環境が不十分」な点をその原因と分析していたが、具体的な対策は打たれなかったという。その後、経済状況の悪化から非正規労働者が増え、結婚しない若者も増加。男性の非正規雇用が与える少子化への影響が叫ばれていたが、「大きな課題になっていかなかった」と分析されている。2005年の出生率は1.26%まで低下。このまま少子高齢化が進めば、2.3人の労働者が1人の高齢者を支える現在の状況はさらに悪化し、2040年には1.5人の労働者で1人の高齢者を支えなければならなくなってしまうと警鐘を鳴らした。議論に参加していた67歳の一般男性は、少子化の一因とされている未婚率の高さについて「男の男らしさがなくなり、優しさばっかりで、なんとかしようという気概がない」と、その理由を分析。これに対し社会学者の古市憲寿さんは、「若者の草食化と言われがちだが、そこだけじゃない。社会的、経済的な事情で結婚・出産に踏み切れないという人は多いと思う」と主張した。また家族社会学を専門としている中京大学の松田茂樹 教授は、「結婚や子育てはある程度の負担がかかる。しかしそれだけ負担をかけても、報いるものが少なくなってきたというのが現在。子どもを多くうみ育てたほうが、経済的にも非経済的にもよくなっていくというのがない社会であるというのが、通底する問題だと思います」と述べた。○「子育て支援税」があってもいい次に紹介されたのが、近年めざましい出生率の回復を果たしたフランスの家族政策だ。番組によれば、子どもをうめばうむほど、その家庭の減税額は増えていき、子どもが20歳になるまでの減税額は1人で600万円、2人で1,900万円、3人では3,900万円にのぼるという。さらに出産手当、基礎手当、新学期手当などの行政による補助も豊富で、2人目以降は家族手当と呼ばれる補助も新たに追加される。これについて、日本総研の池本美香 主任研究員は、「多く子どもがうまれても、離婚したり仕事を失ったりしても、国がお金を出してくれるという安心感がある。国民が"全ての子どもには平等に育つ権利がある"ということに合意しているからだ」と述べた。続けて番組では、出生率2.81%を達成した岡山県奈義町の取り組みにも触れ、医療費、保育料、住宅支援など、同町の幅広い子育て支援が功を奏したと解説した。議論は、「もし国全体でこのような政策を行う場合、国民がどれだけ負担を許容できるか」というテーマに発展。松田教授は「子育て世帯だけでなく、シニアにも同じように負担していただく"子育て支援税"があってもいい。世論の合意は不可能ではないと思う」と主張した。これに対し、政策研究大学院大学の松谷明彦 名誉教授は「国民的なコンセンサスが得られるかどうか疑問だ」と指摘。一方、古市さんは日本の社会保障のあり方を、義務教育の年齢を下げ、幼児教育を充実させる「事前配分」に変えるべきだと提案した。「事前配分」とは、格差がうまれる前の子どものうちに、国民から集めたお金やサービスを配分しようという考え方。現在の政府の施策は、低所得者や生活保護者に対しての補助など、大人になってからうまれた格差を埋めるための支援が中心だ。古市さんによれば、「事前配分の方が社会にとってお得」で、例えばアメリカで行われた研究では、貧困家庭の子どもに教育を施すと、将来一定以上の収入を得る人が増え、より多くの税金が納められることが証明されているという。このあと「少子化対策に新たな負担はあり? なし?」というテーマで、視聴者を対象としたデジタル放送上の投票が行われたが、「あり」と回答した人は82.6%にのぼった。○仕事、家事、出産育児、介護を全部やるのは無理番組のタイトルにハッシュタグが付けられていることもあり、Twitter上ではさまざまな意見が寄せられた。「子どもは家族が育てるものではなく国家で育てるもの」「高齢者にわたっているお金を子育て世帯にまわすべき」「妊娠、出産、育児の費用がかかりすぎでそれを補う施策は絶対に必要」といったように、子どもに対する施策により多くの税金を使ってもいいのでは、という声が多かった。加えて「現金給付ではなくて、教育の無償化をすべき」「共働き前提の社会にするなら保育園を増やすべき」など、その使い道に対しても議論があった。さらに子育て中の親からは、「女性の社会進出と同じくらい男性が家庭進出すればいい」「社会進出、家事、出産・育児、親の介護を女性に全部やれというのは無理」「保育園にも入れず、夫も育児に参加できず、仕事しながら子育てなんてできない」といったような、現状の苦しさを訴える声もあがった。番組の最後では論客の多くが、"育児を社会で支えていく"という考えの大切さを訴えていた。少子化対策は待ったなし。国や社会全体の本気度が試されているようだ。※写真と本文は関係ありません
2016年02月22日先進国はアメリカをのぞいて、人口減少と少子化に苦しんでいます。少子化だけで考えても、平成25年の日本における合計特殊出生率は1.43、2012年のデータでは、ドイツは1.38、アメリカは1.88という状況です。国際経済評論家の長谷川慶太郎さんとジャーナリストの田原総一郎さんが、オリンピックイヤーの日本社会を予言した『2020年世界はこうなる』(SBクリエイティブ)では、出生率改善のために、子育てにまつわる優遇制度を手厚くするべきだと論じています。子育てしやすい社会のため、保育園数の確保は必要不可欠。そのためには保育士の給料の改善と、保育士および介護士にロボットを大量投入して財政資金で補助するという、驚きのアイデアも提案されています。さらに未婚者の増加について、「国から結婚お祝い金を出すべきだ」という話も飛び出しますが、それもまったくトンデモない話ではないかもしれません。ところで日本が効果的な少子化対策をできずにいる一方、50年かけて人口が増加した国があります。それはフランス。なぜフランスは自然の人口増加が達成できたのでしょうか。著者のひとり、長谷川慶太郎さんに伺いました。■フランスの2人目が産みたくなる制度とはそもそも、フランスが少子化対策に力を入れた理由とはなんだったのでしょうか。長谷川さんによると、「フランス政府は1930年代、ドイツとの対抗上、人口増加政策を導入しなければならないという政治判断に至り、育児奨励策を導入しました。戦後はその伝統を一段と発展させるべく一連の制度を確立する努力を重ねて今日に至っています。同国の出生率は2008年に2.01となった後、現在まで2を維持しています。政府が国民に対して手厚くきめの細かい家族手当を実施していることが、その理由です」とのこと。つまり、フランスは「ドイツに負けたくない」精神が出生率増加につながったのです。また、フランスは家族手当の制度が充実しており、その数は30種類以上あります。それも出生率増加に大きく関係しています。「第2子以降は所得制限なしで20歳になるまで家族手当を給付するほか、子どもが3歳になるまで育児休暇か、労働時間の短縮が認められ、第2子の育児休業手当は3歳まで受給されます。さらに、ベビーシッターを利用する際には補助金も支給されるのです。この政策は、2人目の子どもを産むかどうかで、強烈なインパクトをもたらしたのではないかと思います。日本でも同様な政策が講じられれば、出生率は上昇するのではないでしょうか」(長谷川さん)日本の児童手当の制度は1971年にスタートしましたが、フランスの家族手当は1932年にスタート。支給額や支給期間も、日本とはくらべものにならないぐらい充実しています。現在のフランスの高出生率を支えているのが、この家族手当なのです。家族手当は20歳未満の児童は第二子から支給され、123ユーロ、第三子は158ユーロ、そしてさらに11歳以上の子に対して34ユーロ、16歳以上の子に対して61ユーロの加算があります。しかも所得制限はなく、どのような収入の人にも無条件で支給されるのです。■育休期間短縮の代わりに給料5割アップ!日本では1人目を出産しても、保育園や職場復帰の問題で、2人目出産を躊躇する「2人目の壁」が存在するといわれています。一方、フランスでは育休制度も充実しており、子どもが3歳になるまで取得することが可能。親が終日休む育児休業と、労働時間を短縮する時短勤務のどちらかを選ぶことができます。また第三子については休業時間を1年に短縮するかわりに、賃金制度を5割増しにする制度が導入されました。手厚い給付と並んで、柔軟な休業制度がフランスの家族政策の特徴となっています。さらにフランスには、子どもを大切にする文化があります。チケット売り場やレジなどでどんなに長い行列ができていても、子連れは先頭にまわしてもらえるのです。公共交通機関では小さな子どもを連れている場合、席を譲ってもらえることがほとんど。手厚い政策だけでなく、国民の間に誰に強制されたわけでもない子供を優先してあげる文化が根づいているため、多くの人が「子どもを産んでみよう」「この国で育ててみよう」と思えるのです。人口を国力と考え、公立保育園も午前8時半から午後4時半まで、無料で預かってくれます。保育アシスタントも利用されており、3歳未満の子どもを自宅で預かってくれる制度があります。保育料は年間1万ユーロかかりますが、こちらも公的な補助を受けることができます。そして、文化面で見てみると、シングルマザーや事実婚の許容など、多様な家族のあり方が認められています。未婚の母も多く、いろいろな価値観が浸透しているのです。多様な家族のあり方を許容しているからこそ、子どもを産みたいと思った時にすぐ産める環境が整っている、といえるでしょう。*日本でも徐々にステップファミリーが増えてきており、多様な家族のあり方が浸透してきました。2020年には、日本もフランスのような家族のあり方が増えてくるかもしれません。長谷川さんは『2020年世界はこうなる』のなかで、日本以外の国についても今後どうなるのかを予測しています。世界の将来が気になるかたは、必読です。(文/渡邉ハム太郎)【取材協力】※長谷川慶太郎・・・国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒業。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年に独立。1983年に出版した『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で、第3回石橋湛山賞を受賞した。【参考】※長谷川慶太郎・田原総一郎(2015)『2020年世界はこうなる』SBクリエイティブ※人口動態統計-厚生労働省※平成26年版少子化社会対策白書-内閣府※パパの育児休暇69%がとれたら嬉しい-1 more baby応援団
2016年02月11日世界各国で少子化が問題になっていますが、それでも世界規模では人口は増え続けています。いま、世界の人口はおよそ73億人。しかし『The Guardian』によると、2050年には97億人に達するという予測が国連で発表されたそうです。いったい、世界でなにが起こっているのでしょうか。■世界の人口増加率は1970年代に低下10年前の人口増加率は1年に1.24%でしたが、現在は1.18%に落ちています。それでも、1年に8,300万人も人口が増えている計算です。世界の人口増加率は1960年代にピークを迎え、1970年代から下がり始めました。国連の調査によると、増加率が緩やかになった原因は、世界的な出生率の低下にあるとか。出生率とは、女性が生涯で産む子どもの人数の平均値。世界でいちばん出生率が高いアフリカでも、その人数は減っていたそうです。しかし、それでもすでに人口が多い国では、人口は増え続けています。インド、ナイジェリア、パキスタン、など9つの国の人口増加率は、2050年までに世界の半分の人口増加率をカバーするだろうと国連は予測しています。■人口増加は先進国の少子化より深刻世界の人口は、2030年までに84~86億人、2050年までに94~100億人、そして2100年までには100~125億人になるだろうと予想されています。アフリカは2050年までに28の地域で人口が倍になり、これからの35年間で世界の半分以上の人口増加を担うだろうといわれています。ナイジェリアは2050年には世界で3番目に人口が多い国になり、アメリカの人口を超える予想です。アフリカは途上国が多いため、2050年以降は人口が増加する唯一の地域になりそうです。世界の人口におけるアフリカの割合は、2100年までに現在の25%から39%にまで増える見込みです。それと入れ替わるように、アジアは2050年までに54%、2100年までに44%に減ると予想されています。今後、実際に出生率がどうなるかは断定できないとはいえ、アフリカが世界の人口のカギになるのは間違いなさそうです。■世界の人口増加は貧困にもつながる調査を行った研究者のひとりであるジョン・ウィルモスさんは、アフリカでの人口増加は、さまざまな問題も抱えていると語っています。「人口が増加するにつれ、貧困や格差、飢餓や栄養失調、公衆衛生などの問題の解決が必要になってきます。これらは国の発展に欠かせません」ウィルモスさんによると、1970年代以降の人口減少は、全世界で均一に起きているわけではありません。アフリカは人口増加が早い地域ですが、子どもの死亡率の低下により、以前ほどたくさん産む必要がなくなってきました。現在人口14億人で世界トップを誇る中国は、7年後にはインドに抜かれるだろうといわれています。インドは2030年以降も、何十年かは人口が増え続ける見込みですが、中国は減っていくと考えられています。ヨーロッパは、唯一人口が減り続けている地域です。7億3800万人の人口は、2100年までに6億4600万人にまで減少すると予測されています。■世界各国で高齢化が社会問題となるヨーロッパの国々や北アメリカなど、世界のおよそ半分にあたる46%の国では、出生率は2.1人以下になっています。インド、インドネシア、パキスタンなど、46%の国では出生率は2.1~5人、ナイジェリアやコンゴ共和国などの国々では5人以上です。出生率が5人以上の国はほとんどがアフリカにあります。出生率の低下は高齢化ももたらします。現在ヨーロッパの60歳以上の人口の割合は24%ですが、これが2050年までには34%になるといわれています。また、ラテンアメリカの国々でも現在の倍の25%に、そして若い世代が一番多いアフリカでも、5%から9%に増えると予想されています。調査では「特に発展途上国で、健康と家族計画についての知識を広めることが必要」としています。2015年の調査では途上国の34%の女性が避妊しておらず、22%以上が望まない妊娠をしていました。避妊についての正しい知識がないことも、アフリカの人口増加に影響しているようです。いずれにしてもエネルギー問題同様に、人口問題についてはこれから考えていかなければなりません。(文/スケルトンワークス)【参考】※Global population set to hit 9.7 billion people by 2050 despite fall in fertility―the guardian
2015年08月14日少子化が叫ばれ続ける昨今。国立社会保障・人口問題研究所が行った2005年の調査によると、初婚同士の夫婦が予定する平均的な子どもの数は2.11人。そして、結婚期間15~19年の夫婦が実際に育てる子どもの数は2.09人だそうです。兄と弟、姉と妹。親としてはどちらも大切にしたいし、どちらの子にも「自分は愛されている」と感じてほしいと願うものの、つい能力をくらべてしまうのが人情。「お兄ちゃんはこの時期には言葉がしゃべれたのに……」「弟のほうがお兄ちゃんより早く立てた」などの比較は、子どもからすれば大きなお世話です。ところで、そんな比較や偏見にサヨナラできるママ・パパ必見の研究結果が、イリノイ大学の調査で明らかになりました!■第一子の賢さは他の兄弟に比べてわずか1ポイント!全米37万7,000人以上の高校生を対象とし、生まれた順序と能力の関連性を調べたなかでは最大規模といわれる調査。実施したのは、イリノイ大学のブレント・ロバート教授と現ヒューストン大学心理学教授ロディカ・ダミアン氏です。「性格研究ジャーナル」で発表されたその結果は「たしかに長男・長女は妹や弟よりIQが高い」というもの。ただしその差はわずか1ポイント……!そもそもIQの平均値は100で、85~115の間に約68%の人が集まり、70~130の間に約95%の人が収まるという、とっても大雑把な数値。1ポイントの差があったところで、劇的に頭がよいということになるはずがありません。調査に携わったダミアン氏も「この結果は統計的には有意だが、ほとんど差のない無意味なもの」と説明しています。■「第一子は一貫して外交的」との結果が出た理由今回の分析では、性格的にも第一子と第二子とでは一貫した差があることが明らかになりました。わかったのは、第二子にくらべて第一子は外向的で感じがよく、細かなことは気にしない優等生的な傾向があるということ。しかしIQ同様に、この差は相関0.02とごくわずかなものでした。ロバート教授が「ある薬が1,000人のうち1人(0.001%)を救えるとすれば、そのデータは無視できません。でも性格については、相関0.02という値は気にするようなものではありません」と説明していることからも、生まれた順番が性格に影響を及ぼすことはありえないということがわかります。それでは、どうして兄弟姉妹で性格に差があるのでしょう。調査では、家族の経済的状況や子どもの数、兄弟の年齢差など、結果を歪める可能性がある要素も検証したとのこと。たとえば、子どもの数が少ない傾向にある裕福な家庭では、先に生まれた長男・長女のほうがより恵まれた環境に身を置くことができ、それがIQや人格に影響を与えることにもなるのだそうです。また「家族内の大きな問題は、第一子が常に大人びてしまうことです」とロバート教授。親は第一子に対し、第二子が産まれるまでは一人っ子状態で愛情を注ぎ、なにごとにも慎重になるので、第一子はしっかりしたいい子に育ちやすくなるのだとか。つまり、育て方で性格が形成されていくのです。今回の調査で実証されたIQや性格の「ないにも等しい差」を見れば、兄弟で育児を変える必要がないことは明らか。「お兄ちゃん・お姉ちゃんの方が大切にされている」と第二子に理不尽な思いをさせないためにも、できるだけ第一子と差のない育児を心がけたいものですね。(文/渋谷ふみ)【参考】※Study finds no meaningful association between birth order and personality or IQ-News Medical※国立社会保障・人口問題研究所(第13回出生動向基本調査)
2015年07月28日政府は6月22日、2015年版「少子化社会対策白書」を閣議決定した。その中には、未婚で恋人がいない20代の男女4割が「恋人が欲しくない」と回答した意識調査も盛り込まれた。調査は、内閣府による「結婚・家族形成に関する意識調査」。2014年12月5日~2015年1月16日、全国の20歳~39歳の男女7,000人を対象に郵送で実施、2,643人の有効回答を得た。○「恋人が欲しい」は60.8%未婚者、かつ現在恋人がいない人(761人)を対象に「恋人が欲しいですか」と聞いたところ、「はい」が60.8%、「いいえ」が37.6%という結果になった。「はい」(恋人が欲しい)は男女間で大きな差はみられないが、ともに30代の方が20代よりも割合が高い。男女とも20代は、約4割が「いいえ」(恋人が欲しくない)と回答している。○交際経験、年収、ひとり暮らし経験、コミュ力で比較さらに、「恋人が欲しいですか」という質問を交際経験、本人の年収、離家経験(自分の親と別居して生活したことがあるかどうか)、コミュニケーション力別に比較した。交際経験別にみると、「恋人が欲しい」という人は「交際経験あり」では69.7%であるのに対し、「交際経験なし」では47.0%にとどまった。離家経験の有無別にみると、「離家経験あり」(65.0%)の方が「離家経験なし」(56.6%)よりも、「恋人が欲しい」とする割合が8.4ポイント高い。コミュニケーション力別では、女性の「社交性・高」で「恋人が欲しい」が77.1%と高いのに対し、「社交性・低」は51.5%、男性では「自己効力感・高」で「恋人が欲しい」が74.3%と高いのに対し、「自己効力感・低」が52.1%と女性は社交性の高低、男性は自己効力感の高低による差異が大きい。○恋人が欲しくない理由は?未婚者かつ現在恋人が欲しいと思わない人に、「今、恋人が欲しいと思わない理由を教えてください」と選択肢の中から選んでもらった。全体では「恋愛が面倒」が46.2%で最も高く、次いで「自分の趣味に力を入れたい」が45.1%、「仕事や勉強に力を入れたい」が32.9%と続く。「恋愛に興味がない」は、28.0%。男女とも、20代では「自分の趣味に力を入れたい」(男性51.6%、女性49.5%)が、30代では「恋愛が面倒」(男性47.3%、女性51.2%)が、それぞれ5割前後と最も高かった。○交際への不安は?また、未婚者かつ現在恋人がいない人に「恋人として交際する上での不安は何ですか」として選択肢の中から選んでもらった。全体では、「そもそも出会いの場所がない」(55.5%)が最も高く、次いで「自分は魅力がないのではないかと思う」(34.2%)、「自分が恋愛感情を抱くことができるのか不安だ」(20.5%)が続く。男性では、「気になる人がいても、どのように声をかけてよいかわからない」「どうしたら親しい人と恋人になれるのかわからない」「恋愛交際の進め方がわからない」といった項目がそれぞれ20%超で比較的高い。女性では、「自分が恋愛感情を抱くことができるのか不安だ」(24.9%)が比較的高い。
2015年06月23日NPO法人地域活性化支援センターは5月27日、第9回恋人の聖地「プロポーズの言葉コンテスト2015」授賞式を開催、受賞作品を発表した。このコンテストは「少子化対策への貢献」を目的に、毎年6月第1日曜日のプロポーズの日(今年は6月1日)にちなんで行われている。今後結婚を予定している人、現在独身の人対象の「これからプロポーズの部」、すでに結婚している人対象の「今だから伝えたいプロポーズの部」、授賞式の会場でプロポーズしたい人対象の「今! ここでプロポーズの部」の3部門。今年は応募総数3,116点だった。○最優秀賞は「いまは不良債権だけど……」最優秀賞は、「いまは不良債権だけど、そのうち当たりの宝くじになるかもしれんけん……。もらって!」(大阪府大阪市/山本千晶さん/女性/未婚/会社員)。プロポーズの場所は、会社からの帰り道。山本さんは、「エリートサラリーマンの彼と、しがないOLの私。いつもダメ出しを食らってばかりだけど、ライターになりたいという私の夢を応援してくるのも彼だけなのです。いつか彼を見返して、ゴージャスなディナーに連れて行ってあげたい……。投資してもらうなら、彼しかあり得ません!!!」とエピソードを披露した。そのほか特別賞として、「まだまだ未熟な僕だけど、やっとあなたを幸せにする準備ができました。結婚してください」(兵庫県神戸市/平山大地さん/男性/未婚/会社員)、「僕のパンツを洗って下さい!」(長野県塩尻市/品川直美さん/女性/既婚/パート・アルバイト)の2作品が選ばれた。「恋人の聖地親善大使」に任命され、コンテストのゲスト審査員として招かれた元AKB48の板野友美さんは、「みなさんの素敵な言葉をたくさん聞いて、私も幸せな気持ちになりました。これからもみなさんの恋を応援できたらいいなと思います」と話した。また同日、モデルの大石参月さんも授賞式に出席し、「ウェディング推進大使」に任命された。なお、これまでの最優秀賞受賞「プロポーズの言葉」は下記の通り。第1回(2007年)/「今ならもれなく一生幸せ保証付きでお買い得です!」第2回(2008年)/「途中参加のパパだけど、本当のパパにして下さい」第3回(2009年)/「大台ぞろ目記念で、お嫁にもらってください!」第4回(2010年)/「ボクに毎朝、お味噌汁をつくらせてください」第5回(2011年)/「水や電気は不足しても私の愛は不足しないよ」第6回(2012年)/「ふぅ~やっと、就活おわったよ。でも、第一希望じゃなかったんだ、本当は…。あなたに永久就職させてください」第7回(2013年)/「大船に乗ったつもりで私についてきて下さい!」第8回(2014年)/「赤い糸の25年保証、契約更新してもいいかな?」
2015年05月27日少子化が深刻な社会問題として顕在化している昨今、特に産婦人科や小児科の病院においては、来院・入院される患者は年々減少傾向にある。そのため、各病院では独自の医療サービを模索している。吉祥寺の水口病院は「すべてはゲストと家族の笑顔のために」というミッションを掲げ、一般的な病院とは一線を画す試みを行っている。また、同院が掲げている『3つのお約束』には、(1)良質・適切な医療 、(2)心のこもったケア(ホスピタリティ)、 (3)アメニティの充実がある。そのため、同院を訪れる患者や産前産後を過ごす女性に対して単なる医療サービスだけではなく、応接・ケアなどのホスピタリティや内装を含めたアメニティの充実に日々努めている。たとえば、診察の呼出時に受付からマイクで名前を呼び出すという病院でよく見られるシチュエーションにおいても、同院はアメニティの充実や空間演出の観点から相応しくないと考えた。そこで、導入を決めたのがiPadを利用しての診察時の呼出であった。○長時間の待合解消のためiPad導入を検討同院では産科だけではなく小児科も備えている。そのため、特に土曜日ともなると夫や幼児を連れての来院が多くなり、どうしても相当な待ち時間が発生してしまう。同院全体のアメニティ向上などを担うグレースセクションの生田 かおり氏は次のように語る。「当院は吉祥寺という土地柄もあって、待ち時間に公園などへ散歩に出かけたいという希望をお持ちの方がいらっしゃいました。ただ、院内にいなければ診察の呼出を受けることはできません。一方で、当院の掲げるアメニティの充実という面において、マイクで頻繁にゲストの方を呼び出すことは空間演出上そぐわないというマイナスの側面もありました。そこで、解決策として考えたのがiPadを用いた呼出です。iPadでゲストをお呼出できるアプリを使えば、画面をご確認いただくことで『あと5分で診察だな』などと待ち時間が分かる仕組みを採用しました。操作に不慣れなナースであっても3タップでゲストへ連絡できるように簡素なアプリケーションを導入しています」(生田氏)iPadの導入を検討し始めたのが2014年12月、今まで来院者には番号札を渡していたのを、iPadに置き換えたのが2015年2月なので非常にスピーディーな切替であった。導入に際しては来院者がiPadの操作に困る場面が多いのではと懸念していたが、特に大きな混乱はなくスムーズに導入できたと生田氏は語る。また、iPadの操作に戸惑う患者がいても、同院のコンシェルジュがサポートを行うためストレスなくiPadを利用できるようになる。○電子カタログの利用で、通院患者の安心感向上へまた、同院では呼出機能に加えソフトバンクが提供する電子カタログのアプリケーション「ビジュアモール スマートカタログ」(以下、スマートカタログ)も有効活用している。スマートカタログは院内の多様な医療サービスの情報提供や医師や看護師、産後のケアを行う助産師などのスタッフを紹介するためのツールとして利用している。生田氏と同じくグレースセクションに所属する小熊智子氏によると「当院では4Dエコーやレディースドックなどさまざまな医療サービスを行っています。ただし、そういった情報を院内の掲示板や壁に紙のチラシとして貼り付けることは景観的に当医院に相応しくないと考えていました。一方、医療機関として情報提供を来院者へ確実に行う義務があります。スマートカタログであれば、さまざまなチラシを院内に掲載しなくてもゲストへ情報配信を行えます。また、予想以上の効果があったのが医師などスタッフの情報をゲストにお伝えできる点です。診察室に入るまでどんな医師や看護師が自分をケアしてくれるのか分からないのはやはり不安ですよね。ただ、スマートカタログを利用することで医師などの顔写真や医療についてのコメントなどを待合の間に知ることができます。人柄まで知れますので、ゲストの安心感につながっており非常に好評です。結果として、外来されるゲストの予約数も全体的にアップしました」と語る。また、ユニークなサービスとして同院では出産後に院内で過ごすゲスト(入院患者)のために、アフタヌーンティーの提供を行っている。その際に使用するロイヤルコペンハーゲンなどの上質なティーカップ&ソーサーやマドレーヌなどの菓子類、こだわりの食器やカトラリー、テーブルウェアなどをiPadで紹介している。さらには、スマートカタログ以外にも待合中の幼児はiPadでYouTubeのアニメなどを楽しめるため、家族で来院した際にも診察室で静かに待つようになったという副次的な効果も出ている。iPad導入によって、思わぬメリットがもたらされたと小熊氏はコメントする。○さらなるiPad活用で院内の方々にも良質な医療サービスを提供iPadのさらなる活用方法について、たとえば、空間演出の一環として院内に置いてある雑誌を撤廃し、代わりにiPad上で誌面を楽しめる仕組みを導入したり、乳児の沐浴指導の動画を掲載したりなどを考えているという。さらなる展開としては、外来患者へ受付時にiPadを渡し利用してもらうだけではなく、院内で過ごす女性の部屋に1台ずつiPadを配布し、アフタヌーンティーサービスだけに止まらず、医療サービスのアンケート回答用にiPadを利用してもらうなど用途を拡大していく予定だと小熊氏は語る。新たな女性医療サービスを追求する同院において、様々なシチュエーションでのiPad活用が今後も検討されていく。
2015年05月20日イギリスでは結婚しないカップルや、子供を生まないカップルが増えています。少子化は世界的な社会問題で、日本にとっても他人事ではありません。また、結婚率の低下も、子供に悪影響を及ぼしていると話題になっています。今回は、イギリスのニュースサイト『the telegraph』から、詳細をご紹介します。■既婚以上に未婚の親が急増イギリスでは、今後10年ほどで、両親が結婚していない子供が、結婚した夫婦の子供の数を上回るだろうという専門家の予測が立てられています。子供がいる夫婦の割合は、1980年の88%から30年ほど減少傾向にあり、2012年にはついに最低の53%になりました。両親が結婚していない子供は、1950年代には20人に1人、1970年代には10人に1人以下でしたが、家族の在り方が変わり始めた1980年代には44%になりました。この数字が50%を超えるのは時間の問題だろうと専門家の間では言われています。働き方や社会の在り方が変わり、家族の形も変化しているのです。さらに、カップルが結婚する割合が低くなっていることも指摘されています。女性が社会でキャリアを積みやすくなったことで、結婚しないで一人で生きる女性や子供を産まない女性も増えています。女性が自由に生き方を選べるようになったのはいいことです。けれども、子供を産まない女性が増えているのは、子育てしにくい制度も原因の一つではないかと言われています。自分の選択として子供を産まないのならいいのですが、子供を産みたいのに仕事や経済的な環境のせいで子供が産めないという人も多いのです。行政や社会として、女性だけでなく男性の働き方も自由にしていく必要があります。あと、家庭内別居など、家族内の問題も増加中です。女性が社会的地位を上げたことでこうした問題はなくなるのではないかと言われていました。しかし、結果としては増加の一途をたどっています。その原因は結婚率の低さにあると専門家は指摘しています。子供ができた時点で結婚してなかったカップルがその後15年以内に離婚する率は、そうでない夫婦の倍にもなるのだとか。こうした問題を解決できるのはもはや行政だけだと言われています。結婚しやすい環境づくりや、税金の緩和などでの解消が期待されます。■両親の不仲は子供に悪影響イギリスでは、数値上はまだですが、すでに婚外子がそうでない子供の半数にまで上っていると言われています。それはこの数値には、結婚して子供を生んでいることがほとんどの“移民の数字”が含まれているから。イギリスでは多くの専門家が、結婚率の低下を指摘し、それによっておこる家庭崩壊、またそれが子供に与える悪影響を心配しています。イギリスの元大臣のティム・ラフトン氏は、結婚する人を増やすことは社会の基盤作りにおいて重要であると語っています。結婚しないで作られる人間関係は、出入りが自由で長持ちしないというのです。両親の関係がうまくいっていない子供は、学校での成績が伸び悩むことが多く、精神的、身体的に健康でなくなることが多いといいます。自分の居場所となる家庭が安定していないと、子供の心も安定しないといわれています。子供が安心して生活できる環境づくりも求められています。家族の在り方が多様化している今だからこそ、こうした問題について考えていかなければならないのかもしれません。(文/和洲太郎)【参考】※Most births will be ‘out of wedlock within 10 years’-Telegraph
2015年05月11日日本の少子化問題は、深刻だ。1950年3,000万人だった15歳未満の子供は、1,633万人(2014年)、とほぼ半減。前年と比較しても、約16万人減少しているのだ。こうした少子化の流れは、売り手市場だった教育現場にも大きな変化をもたらし始めた。岡山の私立中高一貫校、岡山中学校・高等学校は、生徒と教師にタブレットを導入。授業でタブレットを利用するだけでなく、生徒の出欠や学習履歴などをデータ化、生徒・教師・保護者の三者間で共有するなど、これまでにない教育スタイルをスタートさせている。○タブレットで生徒・教師間のコミュニケーションを双方向に「従来の講義形式の授業では、教師から一方的な情報伝達になりがちです。生徒は授業中ほとんどの時間をノートテイクに費やし、視線は黒板と机上を行き来するだけ。教師との双方向のコミュニケーションが発生しにくい点が課題でした。また、出欠やテストの結果、保護者への連絡といった情報が紙で別々に管理しなければならず、教師も生徒も手間がかかるし、情報伝達の連携ミスも発生します。我々としては、授業中に生徒の顔が上がって教師と双方向のコミュニケーションが生まれるような新しい学習方法を取り入れ、教師と生徒で情報を共有できるようにしたい、という想いがありました。そこで、大阪で開催されたICT導入研修に参加したのですが、近畿大学附属高校の先進的な取り組みを知り、具体的なイメージを持つことができました。その後、近畿大学附属高校でタブレットを用いた授業や情報共有の仕組みを見学させて頂き、導入検討に入りました」(明楽氏)岡山中学校・岡山高等学校は、システムの切り替えを機に、2014年4月に中学3年生と全教師にタブレットを配布し、全教室にプロジェクターを設置した。「私は英語の授業を担当しています。以前は下を向いてする生徒がほとんどでしたが、いまは授業で使う資料は事前に生徒と共有し、授業中は私のタブレットをプロジェクターに接続して黒板に投影しているので、生徒全員の顔が前に向くようになりました。また、生徒のノートテイクが不要になったことで、常に生徒の表情を見ながら授業できるようになりました。このような結果、授業中のコミュニケーションが双方向になり、明らかに授業の質が変わったと実感しています。また、タブレットで動画を見ながら、みんなで英語の歌を歌って発音の練習をするなど、授業の幅に広がりが生まれています」(安永氏)○生徒の出欠や学習履歴の一元管理・共有を実現授業中の資料をはじめ、生徒と教師の情報共有は、ベネッセコーポレーションとソフトバンクの合弁会社Classi(クラッシー)のWebサービス『授業・学校支援サービス』を活用している。新しい教育スタイルの導入により、教師の働き方も大きく変わったと明楽氏は続ける。「以前は、教師が生徒の出欠をとる際、教室で欠席者を紙に書き、教員室に戻ってからPCに入力する、といった二度手間が生じていましたが、いまは教室で入力するだけで完了します。出欠だけでなく、テスト結果、クラブ活動の履歴など、生徒の情報が一元管理されています。こうした情報は全教師に共有されており、週末の野球部の試合で活躍した生徒に、あまり接点のない教師が週明けに声掛けするなど、これまでにはない効果も生まれています。さらに教師同士の連絡も以前はメールで行っていましたが、グループ機能でコミュニケーションするようなっています。教師間SNSのような使い方ですね」(明楽氏)岡山中学・高等学校では、タブレットを授業中だけでなく、家庭に持ち帰って活用している。タブレット操作に慣れてもらうという効果だけでなく、保護者が家庭で生徒の状況を把握確認できるというメリットもある。「以前は三者面談などでしか生徒の状況を保護者の方にお伝えする機会がなかったのですが、いまでは教師がタブレットで入力した生徒の状況を保護者の方が家庭で確認できるようになりました。授業の出欠や提出物の提出状況、クラブ活動など、常に生徒の状況を可視化できるため、以前ありがちだった保護者の方が状況を把握していなかった、ということがなくなりました。保護者の方からもっとも評価を頂いているのは、こうした生徒の情報がリアルタイムでわかる部分ですね」(明楽氏)下記の動画は、岡山中学・高等学校での実際のタブレット活用の様子だ。タブレットの活用頻度が進めば、一方でデメリットも出てきそうだ。たとえば、生徒が家庭にタブレットを持ち帰るとなると、ゲームやLineなどのアプリケーションで遊んでしまうような懸念はなかったのだろうか?「確かに当初は生徒が遊びに使ってしまうのではないか、という懸念はありましたが、モバイル デバイス マネジメント(MDM)を導入すれば、許可されたアプリケーション以外は利用できないですし、インターネットの閲覧ページを制限できると分かりました。実際にそうしたトラブルは起きていないですね」(明楽氏)○タブレット配布を拡大し、全校導入を目指す今後はどのような教育展開を考えているのだろうか?「2015年9月新中学3年の学年にもタブレットを配布し、新しい教育スタイルを展開していきます。教師側は約1年に及ぶ経験がありますし、子供はタブレットの操作に慣れるのが早いので、効率向上の成果はすぐに表れると確信しています。また、今後は高校も含め、全校でのタブレット活用を視野に入れています。タブレットを含む新しい教育スタイルは、従来の教育環境で課題となっていた多くの部分を改善できる、理にかなったシステムだと思います。少子化により、教育環境の改善が求められる中、今後はこうした新しい教育スタイルがスタンダードになっていくのではないかと考えています」(明楽氏)売り手市場から買い手市場へと変わる教育業界。学校や学習塾淘汰の波は、新しい教育スタイルの普及を進めていくのかもしれない。
2015年04月01日みなさんは今、少子化がどれぐらい深刻な問題か、ご存知ですか?実は、2014年の出産率は過去最低を記録。また、ありとあらゆるところで少子化対策が行われています。中には、社内恋愛を応援してくれる企業も!例えば、サイボウズというグループウェアを提供している会社は、社内恋愛も社内結婚も多いことで有名です。でも、同じ会社にパートナーがいると、何かと面倒なことも多いですよね。合わなくて別れることになったら、片方は辞めないといけません。それに、仮に結婚することになっても、子作りとなるとまた別の問題が絡んできます。果たして、世の女性陣は社内恋愛を後押ししてくれる会社だったら、子供も産みたくなるものなのでしょうか?ちょっと気になり、30代の女性100人にアンケート調査を実施。すると、女性が社内恋愛より会社に切実に求めているものが明らかになりました!■9割の女性は「社内恋愛を推奨されても子供産まない」91%の女性は、「社内恋愛OKでも出産はまた別の問題」と回答しました。寄せられたコメントを見ても、社内恋愛は少子化対策には一切つながらなさそうな感じ。「社内恋愛が推奨されたところで、バックにある所得格差や待機児童、育休などの問題が解消されない限りは無理」「産後もしっかり雇用を保証してくれないと、難しいです」「社内恋愛しても、子供は産みたくならない」「ほしくても作れないと思う」「そもそも男性社員がいないから、ありえない」「うちの会社は年寄りばかりなので、結婚したくない」う~ん、現実はやっぱり厳しいですよね。今は、共働きが当たり前の時代。それもあって、ほとんどの女性が夫が同僚だと同じ会社で働きながら出産・育児は微妙だと思っていることがわかりました。■それでも約1割の女性は社内恋愛に期待したがっていたただ、上記のようなマイナス意見が多い中、プラスに考えている女性は9%いました。しかし、そのためには次のような条件が必要でした。「会社に理解があれば……」「産みたいけど、賃金が改善しないと難しいですね」「二人の給料が上がらなければどうしようもない」そうなんですね。結局は子育ての大変さを会社が理解してくれること、つまり制度あってこそなんですよね。次にお金。やっぱりお金がないと、ベビーシッターにも頼めません。つまり女性は、いくら会社が社内恋愛OKにしてくれても、そもそも色々な環境が待遇が整っていなければ子供は産みにくい、というのが正直な本音のようです。というわけで、もし今後もっと少子化対策に取り組む会社が増えてきたら、女性が「働きながら子供が産みたい!」と思えるような環境作りから取り組んでほしいですね。みなさんはどう思いますか?(文/Jeana)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月8日(月)調査対象:全国30代の女性100名
2015年01月24日ポプラ社は12月1日、新書『専業主婦になりたい女たち』(白河桃子 著/税込842円)を発売した。著者は、少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授で経産省「女性が輝く社会のあり方委員会」委員の白河桃子氏。専業主婦という安定ほど、危険なものはない――!? 同書では、若い女性のなかに広がる"専業主婦願望"の実態、専業主婦のリアル、"フツウの幸せ"の大きな代償について説く。「20代女子の"隠れ専業主婦願望"のワケ」「専業主婦の"ギリギリハッピー"リアルライフ」「"年収600万円以上"の独身男子は、"専業主婦希望"をどう思っている!?」「夫のリストラ、離婚、給料カット……絶対に知っておくべき、"専業主婦"の落とし穴」「専業主婦が消える日」の5章構成。「実は、『いつかは専業主婦』願望女子、『もと専業主婦』が多い」「昔は当たり前、今は『なれないからこそあこがれ』の専業主婦」「子育てが終わった後、老後は貧困!? 使い捨てにされる良妻賢母という資源」「あなたの娘はもう『専業主婦』にしてくれる男は見つけられません」「婚活の限界は『養ってほしい女性の数に対し、養える男性の数が足りないこと』」など、専業主婦の国・日本の実態がレポートされる。
2014年12月15日先日、東京都が子どもの声を騒音から外すかどうか検討していると発表しました。えっ、子どもの声が騒音!?そんな規制があったことの方に驚きです。それで少子化対策とか言ってるんだから、役人の考えることは矛盾に満ちていますね。もっと取り締まるべき騒音があるだろうに。電車に赤ちゃんが乗ってきたと顔をしかめる前に、まずは自分の言動をチェックしてみませんか。わたしたちこそ騒音の元凶になっているかもしれないのですから。あなたが公害になっている!?オンナの発する騒音がすごい持論ですが、子どもの声よりも、よっぽど世の女性の声の方が公害です。だって女性陣の大好物といえば、ゴシップ、陰口、愚痴、悪口。これぞまさにノイズ!女子会は本音の話ができる有意義な会であると、依然として人気が高いようですが、本当に有意義なのでしょうか?そこで語られる他人の悪口を聞いて、何か得たことがありますか?気の合う女友達と会っては、上司の悪口を言ってみたり、女友達の愚痴をこぼしてみたり。日ごろのストレスを発散するだけと、軽い気持ちで悪口を言っていませんか。でも繰り返していると、悪口以外の会話ができなくなりますよ。だって、わたし自身がそうでしたから。ノイズは心も体も蝕む公害です悪口は心にフィルターをかけます。実際のモノを見ずに、固定観念で物事を決め付けてしまう強力なフィルターです。だから大切なことも見逃してしまいます。悪口を言っている瞬間は、気分が高揚して確かに気持ち良いのですが、だからといって嫌なことがなくなるわけではありません。わたしの場合、女子会の翌日に仕事が元気に頑張れたかというと、その逆でした。上司も仕事も嫌いになる一方だったし、友達もどんどん少なくなりました。わたしはそうやって、大事なことを見逃し、失ってきたのだと思います。ノイズを発しているうちに、大切な会話や人を逃してしまったのです。ディスって優位に立ったつもりでも、実は自分の心が蝕ばまれているだけでした。東京都が乗り出して頃には、時すでに遅し! 今すぐ止めて、そのノイズ習慣あの頃のことを悔やんでも取り返しはつかないけれど、気づいたときが変わり時です。自分がノイズをカットすれば、他人もノイズを発しなくなります。わたしたちが思うよりも、世の中はもっと善意に満ちているし、フィルターのない世界はもっと輝いて見えるはず。そんなに甘いこと言ってちゃダメ?でも、そう思った方が、人生は楽しいじゃないですか。Photo by Pinterest
2014年10月22日厚生労働省から2013年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むとされる子供の数)が前年を0.02ポイント上回る1.43と発表されました。30代になって産む団塊ジュニア世代が増えているため2年連続上昇傾向だそうですが、この水準では少子化に歯止めがかかっているとは言えません。いつかは結婚して、子どもを産みたいと思っている人は多いはずなのに、なにが問題なのでしょうか?自分の将来のためにも、いま既に結婚している人たちが子どもをについてどんな風に考えているのか見てみましょう。タマホーム株式会社が昨年立ち上げた 「1 more Baby応援団」 ※が、結婚14年以下の既婚者を対象に行った「夫婦の出産意識調査2014」の結果からは、少子化にならざるをえない日本の状況が透けて見えるようです。※日本の少子化問題を捉え、「もうひとりほしい」という家族の想いを応援する機運を社会全体に広げていくことを目指している運動体まず、子供は何人欲しいですか?という質問には、約半数の47.0%が「2人」と回答、続いて「3人」(26.8%)となり、「2人以上」と答えた人は全体の76.7%という結果に。やっぱり多くの人が2人以上子どもがいる家庭を望んでいるのですね。その一方で、「2人目の壁」※は存在すると思うかという質問に、なんと70.8%の人が存在すると思うと回答。2人目が欲しいと思っても、そこにハードルがあると感じている人が多いようです。※生活費や教育費に関連した家計の見通しや、仕事等の環境、年齢等を考慮し、第二子以降の出産をためらうこと「2人目の壁」を感じる理由を尋ねた結果、最も多かったのは「経済的な理由」で9割近い88.5%となりました。それ以外には、「年齢的な理由」(46.6%)、第一子の子育てで手いっぱい」(42.7%)と続きます。「2人目の壁」を解消するためには「経済的なサポート」(86.2%)が最多でした。確かに出産後もいまと同じ収入が得られるか考えると不安になりますし、教育費にはとてもお金がかかることは独身でも耳に入ってきていますよね。ただ、「2人目の壁」を解消するための課題は、ママの就業別で異なるようです。「経済的なサポート」が80%以上で最多なことは変わらないのですが、フルタイムで働くママでは「休職・復職のしやすさ」(73.9%)、「ワークライフバランス」(58.3%)が続き、専業主婦ママの場合は、「保育施設の充実」(49.0%)「育児ストレスなどに対応するコミュニティ」(48.8%)が課題となっているようです。結婚後、そして出産後、どのような働き方、ライフスタイルを送るかは、事前にしっかりと考えておいたほうがいいのかもしれませんね。また「2人目がほしい」理由の多くは「子どものため」。また、実際に第二子以降を産んだ方の「きっかけ」の最多も第一子の影響でした。お金よりも子どもへの想いが、壁を乗り越える原動力となっているようです。第二子以上を持つ既婚者に「出産したことに満足しているか」を尋ねた質問では、実に98.2%の方が「とても/やや満足している」と回答。また「家族の幸福感」について100点満点で自己評価してもらったところ、子どもがふたり以上いる家庭のほうがやや高い傾向が見られました。住む場所について「子育てのしやすさ」をどこに感じるかを尋ねたところ、最も回答を集めたのは「公園など自然の遊び場」(63.9%)、続いて「ショッピング施設が近くにある」(40.3%)、「住民が優しい」(38.1%)という結果に。そして居住者に「現在お住まいの県は子育てがしやすいと思いますか?」という質問で得られた県別評価ランキング1位は「富山県」。2位以降も福岡県、鳥取県…と続き、上位には東京や大阪などの首都圏は入ってないようです。実際に子どもを2人以上産んで育てる大変さを感じてもいるのが、多くの既婚者の方の実感なのかもしれません。それでも、多くの子どもを産んでいる人の幸福感が高いというのはうれしい結果ですね。もし子供が欲しいと思っているなら、いつ産むか、どんな働き方をするかなど理想の家族像とキャリアプランを思い描いておくのは大事なことです。そのためにはパートナー(結婚相手)には何を望むのか、早めに考えておくといいですよ!・公式サイト 「1 more Baby応援団」
2014年06月06日人生で5度目の結婚を果たしたビッグダディことコダカラー・清志(49)。18人の子供を持ち、まだまだ衰えないその肉食ぶりは、まさに少子化社会の神!占い好きな私としては、どんな星のもとに生まれているのか気になって仕方ありません!!ということで、簡単にホロスコープがわかる誕生日パレットで占ってみました。(※ホロスコープとは、簡単にいうと生まれた場所から見た星座と惑星の配置のこと。)みんなが「私は〇〇座」と言っている、いわゆる太陽星座以外にも、実は月の星座や金星の星座などがあって、それらを総合して個性を読み解いていくのです♪さて、いかにも個性が強そうなダディのホロスコープは、というと…【林下清志】1965年4月8日岩手県生まれ太陽・金星・水星が牡羊座(笑)牡羊座といえば、思い立ったらすぐに行動!エネルギーの塊みたいなイメージですが、・基本的な行動パターンを表す太陽星座・愛情を表す金星星座・コミュニケーションや知性を表す水星星座この3つが牡羊座にあるダディは、まさに肉食男子!!また、感情や本来の気質を表す月星座が、多産宮・蟹座なんて、まさに子だくさんの家庭を持つ運命にあったのですね~(納得)ホロスコープを見て、なるほど~と笑っちゃいました。生まれながらのコダカラーぶり、今後もますます目が離せません!(文=編集A)ホロスコープでわかるあなたの生まれ持った性格とは?>>誕生日占いパレットで調べる画像:『ダディから君へ』(林下清志/著大洋図書)
2014年04月14日世の中は、少子化だ晩婚化だと騒がしいけれど、言うなれば筆者もその原因を作っているひとり。もうすっかりアラサーも板についてきたけれど、仕事もあるし、週末の休みには女友達と会ったり、ヨガや英会話をしたりと、なかなかプライベートも充実している。このままの生活も悪くない、そんな気もしていた。けれども、最近気になっているのが、中学高校時代の友人の現在の動向。Facebookで次々に友達申請されるので、全く音信普通だった人が今何をしているのかが明らかになってきたのだ。そうなると、結婚している人が目につく。話題も子どもの話でいっぱい。入園式に、習い事、はたまた将来の受験などなど。まるで私からは別世界。また、もう家を買って、ローンの返済のため頑張っているという人も。賃貸がゆえに毎月家賃として支払っている身としては、わびしく感じることもないとは言えない。周りのいろいろな状況の同世代の人たちの様子に触れていると、イヤでも自分自身のことを考えずにはいられなくなってくる。このまま、ずっとひとりで生きていくことになったら、私の将来は大丈夫なんだろうか。結婚するかもしれないからいいか、と後回しにしておいたことを、一度じっくり考えてみることにした。■ひとりで生きていくために必要なこと「仕事」ひとりで生きていくということは、当然自分の稼ぎで食べていくということ。そのためには、定年まで働かなければいけないし、少しでもいい条件のところで仕事がしたい。不景気でリストラや倒産を耳にすることも決して少なくない現代の状況を考えると、自分のキャリアをアップさせ、その上で条件のいいところに転職することを視野に入れておく必要もあるだろう。英会話も趣味や遊び気分ではなくて、ビジネス英語のクラスに変えたほうがいいかも。資格を取るというのもありかな。■ひとりで生きていくために必要なこと「お金」働いていればお給料がもらえるからいいけれど、定年後や、それまでにも病気で働けなくなったり、解雇されたりしたら、大変なことになってしまう。となると、やっぱり大切なのは貯金。毎月コツコツ積立をするのはもちろんだけど、資産運用を考えるのもよさそう。最近、株や外貨貯金を始めた友達もいるし、そういうことも真面目に考えないといけない気がする。いくら貯金しておいても利子は低いし、お給料もそんなに増えるわけではないからね。■ひとりで生きていくために必要なこと「健康」そして一番大切なのは、健康でいることだと思う。健康でさえいれば働くこともできるけれど、病気になってしまったら働けないうえに、治療費までかかってしまう。そうなれば本当に心細い。ついついサボりがちな検診にもきちんと足を運んで、運動したり、食べ物に気を遣ったり、健康を維持しなくては。ただ、そうは言っても、防ぎきれないのが病気。となると、いざというときのそなえが必要ということなんだ。そこで思いつくのが、もちろん保険。けれども、保険会社は本当にたくさんある上、その中にも種類がたくさんあって、選ぶことを考えるだけでちょっとうんざり。保険外交員の人と会って相談するのも面倒だし、断れなくなりそうで不安。そう思っていたときに、しっかり者の女友達から、いい情報を教えてもらった。それは、 アクサダイレクト生命 の 「保険初心者”のスマートな保険選び」 。その名前の通り、保険初心者の私でも簡単で、生年月日や職業、既婚、未婚等を入力するだけでオススメの保険がわかってしまう。こんなに簡単で気軽にわかるのなら、自分の健康のことをもうちょっとしっかり考えてみよう。こうやって、インターネットで自分に向いたプランを調べたり、見積ったり、申し込んだりできるのは本当に便利。わざわざ出かけたり、保険外交員の人と話す必要もないから、ついつい面倒がって後回しにすることもなくなりそう。それに、アクサダイレクト生命なら、インターネットを活用して人件費やパンフレットなどの費用を抑えているから、保険料が安くなっているところも魅力。これまでに保険に加入していた人で、保険内容の見直しも含めて削減できた金額は、月平均-8,777円(※)だとか。しっかり賢く保険を選んで、これからに備えておけば、ひとりで生きていくことになっても安心。保険のことも含めて、将来に必要なことを真面目に考えれば、将来への不安が少し減ったような気がする。これからは毎日の生活を楽しみながら、将来へも備えていこう。・アクサダイレクト生命 公式サイト ※2012年1月1日~2013年3月31日に新たに申し込んだ契約者のうち、アクサダイレクト生命か らのメール配信を許諾している方へアンケートを実施した結果。(実施期間:2013年4月5日~4月17日 配信数:5,317件 全回答数:1,641件 うち当該項目における有効回答数:340件)※「保障内容」や「付加できる特約とその内容」、「保険期間」、「配当金や解約返戻金の有無」等により保険料は異なりますので、保険見直しに当たっては、ご契約内容を十分にご確認ください。
2013年07月25日タマホーム株式会社は、2013年5月、深刻化する日本の少子化問題を受け、その解決に向けた一助となることを目指し、夫婦の出産意識の実態についてWEBアンケート調査を行った。概要は以下の通り。□既婚者男女の 71.8%が「理想は2人以上子どもを持ちたい」 と回答 □一方で、子どもを1人持つ夫婦の64.8%が「2人目の出産をためらっている」□2人目の出産をためらう理由、1位は 「経済的な不安」が85.1%□安倍政権が打ち出す“幼児教育の無償化”、「実現すれば2人目の出産意向高まる」8割超 ■理想の子どもの人数は、「2人以上ほしい」人全体は 71.8%。理想とする子どもの人数のトップは「2人」 47.2%調査対象者全員に「理想の子どもの人数」をたずねたところ、「2人」が47.2%でトップとなり、2番目に多かったのが「3人」(22%)で、「2人以上」と回答した人の合計は71.8%となりました。2011年の合計特殊出生率が1.39である状況と比べると、理想の子どもの人数と実際の子どもの数に隔たりがあることがうかがえます。■しかし、実際は子どもを1人持つ人の64.8%が、“2人目の出産”にためらいを感じている。子どものいない人が、“1人目の出産”にためらいを感じる38.5%と比べると、2人目には特有の障壁があることが明らかに子どもがいない人は、38.5%の人が「1人目の出産にためらいを感じる」と回答。一方で、子どもを1人持つ人に「2人目の出産」について質問すると、64.8%の人が「ためらいを感じる」と答え、1人目の出産のためらいと、2人目の出産のためらいに大きな差があることが明らかとなりました。この結果から、理想の子どもの人数と実際の子どもの人数に隔たりがあり、第2子以降の出産に特有の壁、いわば“2人目の壁”が存在することがわかります。■「“2人目の壁”は実際に存在していると思う」人は、81.8%。特に、子ども1人持ちの夫婦では86.9%もの人が「存在する」と回答調査対象者全員に下記の補足を付けた上で“2人目の壁”が存在するか実感をたずねると、81.8%の人が「存在する」と回答。特に、子ども1人持ちの夫婦に顕著で、86.9%の人が“2人目の壁”を感じている結果となりました。【補足】“2人目の壁”は、「必要となる生活費や教育費に関連した家計の見通しや、仕事等の環境、年齢等を考慮し、第2子以後の出産をためらうこと」を指しています。■“2人目の壁”を感じる理由のトップは「経済的なきっかけ」(85.1%)2位の「年齢的なきっかけ」(52.1%)を大きく上回る結果に“2人目の壁”を感じる人を対象にその理由をたずねたところ、「経済的」な理由(85.1%)がトップとなり、「経済的負担が大きくなるし、育児休暇も取りにくく、仕事を続けられなくなり不安」(30代女性)、「子どもの学費も高くなり、消費税も上がるのに、収入は伸びないので経済的に不安」(20代男性)、等の声があがりました。■“2人目の壁”を乗り越えて出産した人の98.4%が、家庭の幸福感に「満足している」2人目の出産に躊躇したものの、実際に2人以上の子どもを持った人に、「2人以上を出産したことについて、家族の幸福感の観点から、満足しているか」をたずねると、6割強の人が「とても満足している」と回答。さらに、「やや満足している」人も合わせると、98.4%の人が、2人以上を出産し子育てをする生活に満足している結果となりました。“2人目の壁”を前に躊躇する人が多いことが前項までの調査結果で明らかになりましたが、実際に“2人目の壁”を乗り越えた夫婦は、幸福感を感じ、生活に満足していることが判りました。■2人以上子どもを産んで、よかったと思うことは、「家族がにぎやかで楽しくなった」(81.2%)がトップに実際に2人以上の子どもを持つ人へ、「産んでよかった」と思うことをたずねると、「家族は多い方がにぎやか」「子ども同士で遊べるようになった」の2つが目立って高い結果となりました。これらの実感が、前項の質問で顕著になった強い幸福感へとつながっていることがうかがえます。■2人以上子どもがほしい理由のトップは「子ども同士で遊べるようになるから」兄弟姉妹という“横の関係”の中でも成長してもらいたい親の想いも「2人以上の子どもが欲しい理由」では、「子ども同士(兄弟姉妹)で遊べるようになるから」(87.4%)という回答が最も多く、次いで「家族は多い方がにぎやかだから」「子ども同士(兄弟姉妹)で成長するから」と続いています。親子という“縦の関係”だけでなく、兄弟姉妹という“横の関係”の中でも成長してもらいたい親心が垣間見れる結果となりました。■安倍政権が打ち出している「子育て支援政策」に対して、「幼児教育の無償化」、実現すれば出産意向が高まる人が80.2%安倍政権が打ち出している「子育て支援政策」に関して、2人目の出産に躊躇している人を対象にたずねました。個別の施策と、それが実現した場合の出産意向の関係性をたずねたところ、「幼児教育の無償化」が実現したら、出産意向に前向きな影響があると回答した人は8割を超えた他、「待機児童ゼロに向けた保育園の拡大」、「育児休暇の3年間延長」も、実現した場合約6割の人の出産意向に前向きな影響があり、家計に関係する政策が出産意向の高める効果があると考えられます。【調査概要】◇調査対象者 N=1800(実数1854)◇調査期間 2013年5月25日(土)~2013年5月27日(月)◇対象者条件:結婚期間14年以下の既婚者◇性別:男女◇年齢:女性=20~39歳、男性=20~49歳(男性は妻が39歳以下)◇地域:全国各都道府県(最大:東京249名、最少:和歌山県3名)◇職業:指定なし◇未既婚:既婚者限定◇子どもの有無による均等割付:・男性/既婚/子なし 309名・女性/既婚/子なし 309名・男性/既婚/子ども1人(長子が小学3年生以下) 309名・女性/既婚/子ども1人(長子が小学3年生以下) 309名・男性/既婚/子ども2人以上(長子が小学3年生以下) 309名・女性/既婚/子ども2人以上(長子が小学3年生以下) 309名◇最多世帯年収:400万~600万円◇調査方法:インターネット調査◇調査主体:タマホーム株式会社 記事引用元:PRTIMES
2013年06月12日結婚や出産はまだ先のこと、と思っている人も、将来の家庭像を何となく思い描くことはありませんか。何人ぐらい子どもがいて、こんな暮らしをして…といった風に。少子化が社会問題として注目されていますが、実際のところ、既に結婚している人は、どんな家庭像を描いているのでしょうか。タマホーム株式会社が行った調査結果を見てみましょう。この調査は、タマホーム株式会社が2013年5月に、夫婦の出産意識の実態について実施したWEBアンケート調査です。 (調査対象は全国の既婚者のうち、「子どもなし」、「子ども1人」、「子ども2人以上」の男女各300名、計1854名)その結果、まず「あなたは何人の子どもを持ちたいと思いますか(理想の子ども人数)」という質問に対し、約半数の人が「2人」(47.2%)と回答し、「2人以上」と答えた人全体では7割以上になっています(71.8%)。一方で、子どもを1人を持つ親の6割以上が「2人目の出産をためらう」と答えています。また、「“2人目の壁”は実際に存在する」と感じている人は全体の8割を超えており(81.8%)、2人目の出産に障壁があることが明らかになりました。実際に子育てをしているうちに、2人目の出産をためらうようなことをいろいろ経験するのかもしれませんね。理由としては、「経済的」な理由(85.1%)がトップとなり、「経済的負担が大きくなるし、育児休暇も取りにくく、仕事を続けられなくなり不安」(30代女性)、「子どもの学費も高くなり、消費税も上がるのに、収入は伸びないので経済的に不安」(20代男性)、などの声があがっています。ただ、2人目の出産に躊躇したものの、実際に2人以上の子どもを持った人に、「2人以上を出産したことについて、家族の幸福感の観点から、満足しているか」をという質問には、6割強の人が「とても満足している」と回答。さらに、「やや満足している」人も合わせると、98.4%の人が、2人以上を出産し子育てをする生活に満足している結果となりました。2人以上の子どもを持ちたいと思っている独身女性には嬉しい結果ですね。さらに、安倍政権が打ち出している「子育て支援政策」に関して、2人目の出産に躊躇している人への質問では、「幼児教育の無償化」が実現したら、出産意向に前向きな影響があると回答した人は8割を超えた他、「待機児童ゼロに向けた保育園の拡大」、「育児休暇の3年間延長」も、実現した場合約6割の人の出産意向に前向きな影響があり、家計に関係する政策が出産の意向を高める効果があると考えられるようです。また、生活・経済と密接した関係にある要素として、「今後住みたいと思う住居」についての質問では、子どもが2人以上いる対象者の7割以上が「持ち家一戸建て」に住みたいと回答。また、「子どもなし」、「1人子どもがいる」対象者は、それぞれ52.4%と62.6%で、子どもの人数が多いほど、「一戸建て」を志向する人の割合が高いことがわかりました。この調査結果はいかがでしたか。結婚や出産などまだまだ先と思わず、既に結婚している人の意見も参考に、より具体的な将来の家庭像を描いておくといいかもしれません。また、自分自身の将来のためにも、より出産しやすい環境が整うように、行動していくことも必要ですね。
2013年06月04日自宅に訪れてマンツーマンで勉強を教えてもらう家庭教師の先生。少子化などが問題となっている昨今では、需要というのは以前と比べてどう変わっているのでしょうか?大手家庭教師派遣会社である『家庭教師のトライ』の森山真有さんに、家庭教師のニーズの変化や、最近の家庭教師の指導方法はどうなっているのか、など伺ってきました。■家庭教師のマーケットの増減は?――家庭教師の需要というのは以前と比べると増減はどうなっていますか?例えば10年前と比べた場合はどうでしょうか?森山さん 学校外教育全般のマーケット全体で考えると「家庭教師のマーケット」というのは、10年前よりやや小さくなっているかもしれませんね。――その理由は何でしょうか?森山さん 家庭教師や個別指導などの学校外教育全般のマーケット規模そのものが、少子化などに準じて減少していることがまず挙げられます。また、2002年の『学習指導要領の改訂』により「勉強しなくても進学できる」状況が数年続いたことにより、個別指導までしなくても良いと考える方が増えた可能性もあります。ただ、再び指導要領が変わり、今は逆の現象が起き始めています。――少子化だけでなく、学習指導要領の改訂も影響しているのですね。森山さん また、10年前はごく少数だった「個別指導」が大きく伸びていることも、要因と言えます。現在の学校外教育全般のマーケットは約9,000億円と言われていますが、その半分近くを個別指導が占めるようになっています。――なるほど。ということは、家庭教師の需要が下がっていると言うよりも、「個別指導」が大きく伸びたことでシェアの割合が変化したとも言えるんですね。森山さん そうですね。集団塾のシェアが最も低下していますが、家庭教師ニーズの一部が個別指導塾に転化していると思います。――少子化や学習指導要領の改訂などで一度は下がってしまった家庭教師のマーケットですが、今後はどうなりそうですか?森山さん 先ほど少し触れましたが、2011年の学習指導要領の再改定の影響で微増していると思います。なお当社ではここ3年は生徒さんの数が16%前後増えています。――なるほど。ここ数年は回復傾向にあるのですね。■生徒それぞれに合った指導を――家庭教師の先生の教え方というのは、以前と比べるとどう変わってきているのでしょうか?森山さん 一昔前ですと、家庭教師というのは生徒の横についてわからない問題があれば教えて解かせての繰り返し、というのが多かったと思います。これでは成績のいい生徒の場合は先生はほとんどやることがなく、苦手科目を持つ生徒も分からなかった問題の解き方だけを聞いたところで、根本解決しませんから「家庭教師の先生に教わった範囲の類題をテストで解けなかった」ということも起こります。――なるほど。森山さん また、学生さんたちに何も指導せずに家庭教師をやらせると、生徒に対して自慢気に教える人が多いですね。――「俺、この問題解けるぜ?」みたいな感じですか?森山さん そういうことです。これは昔も今も変わりません。自慢気な教え方をされると、子供は理解していなくても「わかった」と言わざるを得なくなりします。家庭教師の本来の役割は、「苦手の起点を見つけること」「勉強のやり方やコツを教えること」「できなかったことができた時に褒めてあげて成功体験を積み上げてあげること」です。トライでは、その辺りを指導に当たる前に家庭教師にたたき込んでいます。――トライさんでは、生徒に対してどんな指導をしているのですか?森山さん まずは「どこがわかっていないのかを見つけ出してあげる」ことです。家庭教師の授業というのはレントゲン写真のようなものだと思います。集団授業で身につかなかった部分を見つけ出し、そこを直してあげる、と。――生徒数の多い学校の先生だと、そこまで気が回らないですよね。森山さん のような細かいことは1対1の家庭教師にしかできません。分からないの起点に戻って丁寧にやり直し学習をすることで苦手が解消し、学力の向上につながります。――これまで苦手だった箇所がわかるようになれば生徒本人も楽しくなりますよね。森山さん 「学んだ内容を説明させる」という学習も行っています。物ことを理解するには人に説明させることが一番だと思うんですね。例えばカラオケの場合、よく聴いている曲だけどいざ歌ってみるとサビしか歌えなかったり細かい部分がよくわからなかったりしますが。何回か歌えばいろいろわかってきます。同じように、学んだことを説明させることで、学習内容が頭の中が整理され、まとまっていくんです。――アウトプットさせることで理解を深まらせているのですか。森山さん また、「学習でつまずいた時にどうするか」アドバイスしてあげるのも大ことです。最近の子は、どこかでつまずくとそこでやめてしまう傾向があります。例えば、問題集をやっていて2番目の問題がわからないと、それ以降の問題もやらなくなってしまう。そういった生徒には「10分考えてわからなかったらポストイットを貼(は)って次の問題に行くように」と一言指示するだけで次に進むんです。そういうちょっとした勉強のコツを教えるだけでも成果が目に見えて出てくることが多いのです。――細かなケアをしてあげることで生徒のモチベーションも変わりますね。森山さん 学習法もそうですが、そうしたアドバイスやケアの方法も生徒それぞれで異なります。トライでは生徒の性格を9つのタイプに分け、それぞれのタイプに合わせた接し方や指導を実施しています。これは「性格別学習法」と呼ばれるものです。生徒の長所や短所、また価値観などを考慮し、より適切で効果的な指導を行っております。――性格も生徒さんそれぞれで違いますし、本当に細かい部分まで徹底した指導をしているんですか……。一昔前の家庭教師の世界ではなかったことですよね?森山さん 生徒の個性やタイプなどを心がけている先生はいたかもしれませんが、大半はただ教えるだけだったでしょう。――そう考えると、いまの生徒さんたちは本当に恵まれていますよね。家庭教師の需要は2002年を境に減少したが、近年は増加の傾向にあるようです。また指導方法も、生徒それぞれに合った教え方をしてくれたり、細かいケアをしてくれたりと、一昔前とは大きく変わっています。家庭教師の世界も大きく変化しているようですね。(貫井康徳@dcp)【家庭教師のトライHP】
2013年02月01日今回はクリスマス特別対談として、少子化ジャーナリストの白河桃子さんをゲストにお迎え。毎日仕事を頑張っている女性たちに、頑張り過ぎていない?ちょっと立ち止まって将来のことを考えてみては? ということで、これからの幸せな働き方や結婚について、キャリアと結婚のプロのお二人に対談していただきました!藤井:私が20〜30代女性のキャリアカウンセリングをすると、仕事の問題はもちろん、結婚や出産をどのようにライフプランに組み入れていけばいいのかという相談を受けることがとても多いんです。白河:それって女性特有の思考ですよね。男性の場合は、キャリアとプライベートをきっちり分けて考える人が多いですから。私自身は、これからは結婚や出産といった女の幸せも、すべては「仕事をする」というベースの上に成り立つと考えています。ところが就活中の女子大生の話を聞くと、仕事をする時期と結婚や出産をする時期がはっきり分かれていると思っている。「働く私」と「産む私」は別の自分、という認識なんですね。藤井:なぜ、そういう認識になるのでしょうか。白河:おそらく、今の20代女性の母親世代の多くが、結婚や出産を機に仕事から離れたからでしょうね。自分が小さい頃に母親はずっと家にいたのを見ているから、働く自分と産む自分がうまくリンクしない。でも、今は時代が変化しているのだから、これからはその認識を変えていかなくてはいけないと思っています。藤井:時代の変化とは、具体的にはどういうことですか?白河:まずは産業構造の変化ですね。1997年以来、日本では男性の雇用と給与が減り続けているんです。だから今後は、男性一人の力で一家を養ったり、子どもを育てるのは絶対に難しくなる。それにも関わらず、第一子出生後に無職にならず仕事を継続している女性は、現在でも全体の2割しかいないんです。藤井:今の若い世代は男女の給与水準もそれほど変わらないし、結婚後も女性が働き続けた方が経済的に安定するのは確かですね。白河:ところが女性たちの多くは、いまだに「自分より高いお給料の人と結婚したい」と考えている。そして可能であれば、仕事を辞めて専業主婦になり、家事や子育てに専念したいと思っている。そこが難しいところなんですよね。私としては何とか、「これからの時代にふさわしい結婚をしましょうよ」というメッセージを発信していきたいと思っているんですが。 気になる対談の続きはこちら 対談の続編はこちら
2012年12月19日少子化社会といえども、「結婚したら双子が欲しい」、「子どもが9人いたら親を入れてサッカーチームができる」などと考えることはありませんか。理想の子どもの人数について、マイナビニュース会員の皆さんにアンケート調査で聞きました。調査期間:2012/8/14~2012/8/20アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■「2人」で男女1人ずつが理想まずは男性438人に、望む子どもの人数を聞いてみると、「2人」が235人(53.7%)と過半数以上を占め、続いて「3人」が87人(19.9%)、「1人」と答えた人が44人(10.0%)、残りの72人(16.4%)はそれ以外という結果になりました。女性は562人中、「2人」が321人(57.1%)でこちらも1位に。次は99人(17.6%)が挙げた「3人」、「1人」は50人(8.9%)と、男女ともに同じ結果になりました。最も多かった「2人」について、「一人っ子では何だかかわいそうだし、3人は多すぎるから」(36歳/男性)「少子化防止の最低限の人数だから。1人だと子どもが寂しがりそう」(29歳/男性)「兄弟でいろいろ学ぶことも多いから」(28歳/男性)「自分が一人っ子で、兄弟姉妹にあこがれていたから」(30歳/女性)など、自身の経験や少子化という現実も影響しているよう。中でも「男の子と女の子の両方が欲しい」(32歳/男性ほか)という意見が多く、「1人目が長女で2番目に長男が生まれてくるのが理想」(25歳/女性)「それぞれの性別の子がいた方が、場に応じてどちらかの親の味方をしてくれそう」(42歳/男性)など、94人(9.4%)が男女1人ずつの子どもが欲しいと望んでいます。■テニスのダブルス、ベースボールができる人数が欲しい2位の「3人」の理由は、「少子化の世の中、せめて3人は欲しい。女2人、男1人がいいな」(28歳/女性)「経済力があれば、順に成長していく姿が楽しめると思う」(37歳/男性)「3人寄れば文殊の知恵というから、子どもたちで助け合ってほしい」(24歳/女性)「自分が3人兄弟で、互いに比べられることもなく、兄に勉強を教えてもらったりいろいろ買ってもらったり、兄弟のよさを味わえているから」(24歳/女性)など、兄弟で影響し合っての成長に期待するようです。3位の「1人」と答えた人は、「養育費がかかりそうなので」(24歳/男性)「ぜいたくさせてあげたいから」(22歳/男性)「1人いたら十分楽しいし、1人にしっかりお金をかけてあげたいから」(26歳/女性)と経済的な理由が複数寄せられました。それ以外の人数を希望する声として、「4人。自分が4人兄弟で育ったから。家族は多い方が楽しい」(25歳/男性)「男2人と女2人で合わせて4人。自分は同性の姉妹がいなくて寂しかったから」(23歳/女性)「4人。テニスのダブルスができるくらい」(26歳/女性)「9人。ベースボールチームができる」(51歳/男性)「経済的に許すならできるだけたくさん。家族で合奏をやってみたい」(50歳/男性)と、大家族を希望する人から、「0人。結婚する気がないから」(22歳/男性)「今のところほしいとは思わない。自分で育てられる自信がないし余裕もない」(23歳/女性)と、それぞれの事情で子どもを望まないという意見も34人(3.4%)から届いています。人口置換水準(人口を一定の規模で保持する水準)は2.08(人)だとか。それぞれの状況に応じて、家族構成を想像するのも楽しいかもしれません。(岩田なつき/ユンブル)
2012年11月12日街コンを主催している江戸コン実行委員会は11月3日、少子化防止や地域の活性化を促すことを目的に「江戸コンin浦和」を、浦和駅周辺エリアで開催する。参加費用は男性5,900円、女性3,900円。各地で街コンを開催している江戸コンは、「話したい人と話せない」という問題を解消するため、着座型の店舗に加えて、立食のフリースタイル形式を取り入れている。また、3人で参加したいという要望に応え、本来同性2人での参加のところ、3人での参加も可能。さらに女性の団体割引もあり、4人以上で1人あたり3,580円、6人以上で1人あたり2,980円になるとのこと。当日は、受付にて参加リストを照合後、リストバンド・参加登録店マップを配布。初回店舗は、主催者側が指定した店に案内される。各店舗滞在時間は最大1時間で、3つの会場でさまざまな交流を楽しめるという。参加資格は、20歳以上の男女(同性2人1組または3人1組での参加)。受付は12時から13時30分、開催時間は14時から17時となっている。申し込みは、同街コン公式サイトの参加申し込みフォームから。なお、団体割引(女性のみ)を希望する場合は、メンバー全員が参加申し込みを済ませた後、代表者が「団体割引申し込みフォーム」から手続きを行うとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日街コンを主催している江戸コン実行委員会は11月24日、少子化防止や地域の活性化を促すことを目的に「江戸コンin川口」を、川口駅周辺エリアで開催する。参加費用は男性5,900円、女性3,900円。各地で街コンを開催している江戸コンは、「話したい人と話せない」という問題を解消するため、着座型の店舗に加えて、立食のフリースタイル形式を取り入れている。また、3人で参加したいという要望に応え、本来同性2人での参加のところ、3人での参加も可能。さらに女性の団体割引もあり、4人以上で1人あたり3,580円、6人以上で1人あたり2,980円になるとのこと。当日は、受付にて参加リストを照合後、リストバンド・参加登録店マップを配布。初回店舗は、主催者側が指定した店に案内される。各店舗滞在時間は最大1時間で、3つの会場でさまざまな交流を楽しめるという。参加資格は、20歳以上の男女(同性2人1組または3人1組での参加)。受付は12時から13時30分、開催時間は14時から17時となっている。申し込みは、同街コン公式サイトの参加申し込みフォームから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日街コンを主催している江戸コン実行委員会は11月4日、少子化防止や地域の活性化を促すことを目的に「江戸コンin赤羽」を、赤羽駅周辺エリアで開催する。参加費用は男性5,900円、女性3,900円。各地で街コンを開催している江戸コンは、「話したい人と話せない」という問題を解消するため、着座型の店舗に加えて、立食のフリースタイル形式を取り入れている。また、3人で参加したいという要望に応え、本来同性2人での参加のところ、3人での参加も可能となっており、女性の団体割引などもあるとのこと。当日は、受付にて参加リストを照合後、リストバンド・参加登録店マップを配布。初回店舗は、主催者側が指定した店に案内される。各店舗滞在時間は最大1時間で、3つの会場でさまざまな交流を楽しめるという。なお、参加資格は、20歳以上の男女(同性2人1組または3人1組での参加)。受付は12時から13時30分、開催時間は14時から17時となっている。申し込みは、公式サイトの参加申し込みフォームから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日『日本合コン党』党首、M・山田ことマグナム山田です。今日も演説させていただきますよ!ダメ合コンを駆逐し、日本を少子化の危機から救い出すんです!さて、男性の皆さまは、ケータイを買うとき、あえてピンクを選びますか?かわいい花柄のひげそりって見たことありますか?あまりないですよね。ようするに、男子向けの商品には、男子向けの色があります。女子向けも同じ。色でさえ、ハッキリ好みが出る。いわんや、会話の好みも、大きくちがうんです。■党則3:「女子トークは “分かるー!”で受けよ」(いじるとき以外)そう、例えばかれんな女子の方々を前に下ネタの話をしたら、たいてい好かれないことを僕らは知っています。経験上、分かりますよね。でも、なぜなんでしょう?私は、マーケッターで、心理学者ではないのですが、こう考えます。男性も女性も、自分を「機能」として見られるのがいやなのではないか。例えば、男性諸君も女子にいきなり年収と財産(親のも含む)とか聞かれたらイヤじゃないですか?要するに、男性も生活費を稼ぐ機能として女性から見られるとイヤということです。われわれ人間は、たいてい、愛されて子ども時代を過ごす。その愛は無償です。しかし大人になると、無償の愛でなく、いかほどの機能を持つか厳しく試される。そこがあからさまな会話は、どこか嫌悪感を感じるものなのでしょう。ならば、女子に好かれる会話とは、なんでしょうか?それは、子どものころからの習性にヒントがあると思っています。男の子、女の子の生態を思い出してください。例えば、遊び。男子はプロレスごっこ(戦い)、対戦型ゲーム(戦い)、高校生くらいになると賭け事(戦い)を始めたりします。いや、賭け事はいけませんね(笑)。ちなみに、猫も、オス同士は戦う遊びが好きらしいですね。いわば「男→←男」と向き合う感じ。一方、女子は、おままごと(共感)、一緒に何か作る(共同作業)、おそろいのものを買う(共感)、長電話(共感)など、いわば……↑↑「女・女」と、同じ方向を向くのが女子の習性。そう、女子のキーワードは「共感」なんですよ。会話も違います。仮に男同士であれば「ブリジストンの創業者は石橋さんやねんで。せやからブリッジストーンでブリジストンや」と来たら「なら、シャープはもともとシャーペン作ってたからシャープなんやで!」と張り倒し返す。これが礼儀。でも、われわれは女子に比べると殺伐とした生き物なんですよ!具体的に言いましょう。もし、女子に「ブラザー工業って、本当はシスターにする予定だったんだって!」などと言われたら(言われないかもしれませんが)、戦っては(かぶせて会話をしては)いけません。「へぇ~!○○ちゃんって物知りなんだね」と気持ちよくしゃべらせてあげましょう(まずは、共感)。そのあとで「ちなみに、プロミスって、社長が“約束でっせ”って貸してたからプロミスらしいよ」と言ってあげましょう。「きゃー、○○さん物知り!」とか言ってくれるかもしれません。ほら、ガールズトークっぽいでしょ?女子は、何事も「共感したあと」なんです。悩み相談も同じ。女子が(時にはどうでもよさそうなことで)悩んでいるとき「そんなん、ぱっぱとこうしたらええやん」と解決し「オレってすごい」と思っている男子は……女 子 の 前 で 下 ネ タ の 話 を し て い る の と 同 じなんですよ!賢者のみなさんは、既に、この場面で日本男児が発するべき一言がお分かりですよね。「分かるー、それよくガマンしたね(涙)」「それでどうしたの?」「○○ちゃん、そこは怒るべきよ!」「ひどいヤツがいるものね」最後、オネエ化する必要はありませんが、基本、共感なんです。教えることは、教室のレイアウトを語るまでもなく、対決する形の一部。ガールズトークでは重要度は低い。女子は地図を読むのがニガテであること同様、悩みをぱっぱと解決できないかもしれない。解決法を教えたくなるかもしれない。でも、それは共感のあとなのです。意外と、トリビア系の話はウケますからね。これも私、マグナム山田のこれまでの苦労のあとと思っていただければ(笑)。(文/マグナム山田)【関連リンク】【コラム】もう合コンに行くな!その理由とは??【コラム】"ゴルコン"はもう古い!?ネクスト合コンスタイルを提案!【コラム】今だから言えるよこしまな目的のためにがんばったこと
2011年08月08日北乃きいが6月1日(水)、「全国プロポーズの言葉コンテスト 2011〜絆」の受賞発表に出席し、純白のウエディングドレス姿を披露した。少子化対策への貢献を目的に、今年で5回目を迎える同イベント。北乃さんと共に、デザイナーの桂由美と華道家の假屋崎省吾が審査員を務め、北乃さんは桂さんのデザインによるウエディングドレスをまとい、假屋崎さんが手がけたブーケを手に登場した。一見、ロング丈のドレスだが、ショート丈に“変身”できる仕掛けとなっており、北乃さんも一瞬で早変わり!初めてウエディングドレスに袖を通した北乃さんは「軽いです!ドレスというよりワンピースを着ているような軽さです。私自身、ロングもショートもどちらも着たいと思っているので素敵です」とご満悦だった。この日、授賞式が行われたプロポーズ大賞。全国983もの応募から優秀賞21作品が事前に選ばれ、会場を訪れた13組が実際にプロポーズの言葉を発表した。「草食系同士、これからも仲良く生きていこう!!」という時代を反映したものから、恋人の両親に「息子さんを私に下さい!」と言ったというエピソードまで、個性的かつ心温まる結婚の申し出の言葉が続々と発表された。プロポーズの場所やシチュエーションも、自宅もあれば、桜の咲く神社、2人で夜景を眺めながらなど様々。その中から、東日本大震災で断水を経験した恋人に対する女性からの「水や電気は不足しても私の愛は不足しないよ」というプロポーズが最優秀賞を受賞した。桂さんによると、震災の影響で結婚願望が高まっているとのこと。また最優秀賞作品のように女性から男性にプロポーズするというのも年々、増加しているという。ちなみに、北乃さんが印象的だったというのが、特別賞を受賞した「ハゲててもいいですか?年下でもいいですか?チビでもいいですか?結婚してください」というユーモアたっぷりのプロポーズ。審査を終えて北乃さんは「改めて、プロポーズの言葉って大切で、ずっと心に残るものなんだと思いました」と笑顔で語った。ウエディング姿の北乃さんに、報道陣はもちろん、結婚にまつわる質問を連発。北乃さんは「(結婚するのは)若いうちがいいです。自然のたくさんあるとこでしたいです」と少し照れくさそうに明かしてくれた。気になるお相手は「いないですよ!」と即答だったが「ドレスの良さが分かってくれる人がいいですね。一緒にドレスを選んだりしてくれる人が…」と未来の夫に想いを馳せた。ちなみに結婚するにあたっては、今回の最優秀賞作品同様、北乃さんも自分からプロポーズしてもいいと思っているそう。興味津々の報道陣から次々と繰り出される質問に「(プロポーズは)まだしたことないので…」と少々困惑気味。おもわず「(プロポーズを)言われたことはありますけど(笑)」と意味深な言葉をポロリ?また、北乃さんは東日本大震災の被災地を個人的に訪問したそうで、子供たちのためにクレヨンや画用紙を届けるなど、被災地の子供たちとの触れ合いを明かしてくれた。■関連作品:ラブコメ 2010年9月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開© KDDI武士道シックスティーン 2010年4月24日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2010映画「武士道シックスティーン」製作委員会■関連記事:沢村一樹インタビュー初監督作に育んできた夢と初恋への思いを込めて香里奈インタビュー劇中ではもどかしい恋に苦悩!そんなときの特効薬は…?渡部篤郎北乃きいのひと言に傷ついた?「一生懸命って…」香里奈主演、もどかしい恋模様に胸キュン!『ラブコメ』試写会に10組20名様ご招待香里奈が豪快な下町っ子の役で映画主演“草食系”田中圭ともどかしい恋に落ちる
2011年06月01日絶賛、少子化中のニッポン。皆さんは何人きょうだいでしょうか?筆者は一人っ子。「一人っ子です」と言うと、「あぁー……なるほど」(苦笑しながら)、「あー(笑)。いかにも一人っ子っぽいね」などと失礼極まりない反応をされてばかり。苦汁をなめて生きてきたのです。今や、ある種「一人っ子コンプレックス」のようなものに陥って、一人枕を濡(ぬ)らす日があるとか、ないとか。時折、"きょうだい構成"をテーマにしたテレビ番組でも、「一人っ子」というものはしばしばやり玉にあげられます。そんなに一人っ子ってだめ?そこで、私を含めた一人っ子軍団で集まり、「一人っ子の素晴らしいところ」について本気出して考えてみました。【一人っ子座談会参加者】・竹内さん(仮名):キャリア10年の、デザイン事務所社長。自らもデザインをこなす。「一人っ子」である自分に誇りを持っている。関西出身。B型。・及川さん(仮名):フリーのイラストレーター。温厚でおっとりした印象。「一人っ子っぽくない」と言われる。東京出身。B型。・朝井(筆者):ライター。仲の良い人には「いかにも一人っ子っぽい」、そうでもない人からは「兄がいそうな妹系」と言われる。内心、やや不満。東京出身。O型。※以下、敬称略なんと、どういうわけだか、集まった全員がクリエイティブ系の職種。きょうだいのいない環境で、幼いころから一人で空想や妄想を繰り返してきた経験が仕事にも活きる、ということでしょうか。■一人っ子は、「無害な存在」だ朝井「さっそくですが、竹内さんも及川さんも、世間の"一人っ子"のイメージが悪いばかりに、悶々(もんもん)とした思いをしてきたのではないかと思うのですが……」竹内「えー、そうかなぁ。一人っ子って、いいところの方が多いと思うけどな。ほら、僕たちみたいにクリエイティブ職には一人っ子が向いてたり、何かに秀でて成功を収めてる人にも一人っ子は多い。村上龍、村上春樹の両方とも一人っ子らしいけど、彼らが言うには一人っ子は"宇宙人"らしいです。そもそも周りに理解されない存在なんですよ」及川「僕も、そもそもあんまり『一人っ子だからワガママだ』とか言われた記憶はあんまりないですね。マイペース、とはよく言われるけど」朝井「マイペース……それって、ほとんど『ワガママだ』と言われてるのと同義なんじゃ……?」及川「そうですかねぇ?でも、一人っ子っていう存在は、究極に無害だと思う。一人っ子は基本的にすべてを一人でやるから、無害なんですよ。自分のことは自分でやる。これ、すごくいいところじゃないですか?人に迷惑をかけないし」朝井「あー、それは分かるかも。例えば、みんなでご飯を食べてても、小皿に取り分けてもらっちゃったら逆に恐縮、って内心思いますね。『小皿に取り分けてくれたらうれしい』と思う人が世の中にたくさんいるのは知ってるけど、私にはそれやっていただかなくていいです、本当にお構いなく、と (笑)。気を遣われるのが申し訳ない。お互いに気を遣わなくていい関係ってすごく好き」及川「そう。もう、本当に放っておいてくれていいよね。ずっと一人だったから、放っておかれるのが心地よい。もしかしたら、人に何かを分け与える能力にはちょっと欠けてる面があるかもしれないよ?でも、その分、人の邪魔をしたり搾取したりもしない。自給自足だよね」竹内「そうそう、つまり僕ら、無人島に行っても生きていける。生命力があるんですよ」■一人っ子は、「レアモノ」だ朝井「無人島とはこれまた、飛躍しましたね。……それにしても二人とも、一人っ子である自分に自信を持ってるんですね。私は、どうしても悪いイメージ持たれることが多いので、ちょっと嫌なのですが。別にそんなに引け目に感じなくてもいいんでしょうか?」竹内「だって、一人っ子はビックリマンシールでいう"キラ"でしょ。日本の人口からしたら、すごく少ないもん。血液型で言う、AB型みたいなもので、レアな存在!天然記念物なの。一人っ子を見かけたら、『おお!レアだ!』とありがたがってほしいくらいだよ(笑)」朝井「そういう尊大なこと言うから、『これだから一人っ子は……』っていうイメージを持たれるんですよ!(笑)」■一人っ子は、「周りに自由を与える」のだ竹内「でも、一人っ子はマイペースで人を振り回しがち、なんて言われる。事実かもしれないけど、そういう存在は必要なんだよ。組織やグループ内で、周囲に遠慮して自己主張できない人は多い。例えば、会社内で『みんなでランチに行かなければならない』空気のときに、一人っ子が率先して『あ、僕一人で食べるんで』と自由な行動をとることで、周囲にも『あ、自由にしていいんだ』っていう新しい風が吹くでしょ?」朝井「あえて空気をぶち壊すことで、"自由に行動したいけどできない"人たちに勇気を与えるってことですね。私はそれ苦手ですが。本当は自分勝手に行動したいと思いつつも、みんなに愛されたいと思っちゃうから」及川「僕もどちらかと言うと、周囲に気を遣っちゃうことが多いような気がする」■一人っ子は、「トランプのジョーカー」だ!?竹内「八方美人なんかにならなくても、自分のことを好きでいてくれる人とだけ仲良くすればいいじゃん。それに、一人っ子以外だって、長所も短所もあると思うよ。長男・長女は世話焼きで面倒見がいい人が多いけど、逆に仕切りたがりでワンマンになってしまってる人を見たことがある」及川「上もいて、下もいる真ん中の子どもは?」朝井「真ん中の子どもの友達を見てると、我慢強くて周囲に気を遣う人が多い。でも、その反面、本心で何を考えているのか分からないときがある。『いいよ、大丈夫だよ』って言ってるのを信じてたら、いつのまにか不満を溜め込んでいる。彼らは心の内を隠すのが上手い!もっと本音を言ってほしいくらい」竹内「ほらね、一長一短でしょ。末っ子は甘え上手でかわいらしいけど、基本的に人任せにしがちなところがあるんじゃないかな?」朝井「確かにそうかも。そういえば、末っ子が相手だと、こっちが世話を焼きたくなることが多い」及川「"一人っ子"って、長男・長女でもあり、末っ子でもあるからね。真ん中の子ども以外の気質は全部持ってるんじゃない?」竹内「トランプで言うジョーカーみたいなものだよ!」「無害」、「レア」、「自由を与える」、「ジョーカー」、一人っ子のすてきなところについて議論を重ねて出てきたのがこの4つ。全員一人っ子なだけに、一人っ子びいきの発言が多かったかもしれません。ただ、一人っ子も一人っ子なりに、悩み苦しみながら生きているのです……多分。どうか、一人っ子を見かけた際には、「やーい、ワガママー」などといじめないでくださいね。(朝井麻由美/プレスラボ)【関連リンク】【コラム】「クールな姉が彼氏の前で」見たくなかった兄弟・姉妹の一面【コラム】恋人にモノ申す!それ、言っていいことじゃありませんから【コラム】気づいたら、好きな人が父親似・母親似ってある?
2011年03月06日デフレ経済に外交問題、雇用の創出、そして少子化問題。昨年9月、山積する問題を抱えての船出を遂げた民主党。今年、その舵取りは順調に進むのでしょうか?それとも国民の不安の出口は見えないままなのでしょうか?新年にあらためて、20代ビジネスウーマンに、「民主党のマニフェストでこれだけは守ってほしい!」をうかがいました。 >>男性編も見るQ絶対、実現してほしい民主党のマニフェストは?(複数回答)1位税金の使い途をすべて明らかに44%2位天下りのあっせん、全面的禁止41%3位国家公務員の総人件費を2割削減26%3位出産時に55万円の一時金を支給26%5位空き教室などの活用で保育所を増やし、待機児童解消を目指す21%■税金の使い途をすべて明らかにしてほしい!・「税金や財源などで、不公平感があるものや不透明なものは、徹底して洗い出してほしい」(28歳/不動産/サービス)・「何にお金を使われてるか知りたいし、わかればもっと政治に興味もわく」(25歳/金融/金融系専門職)・「何に使われているのかわからないまま税金や保険料を徴収されるのは納得いかない。福祉などのために増税が必要になっても、説明がちゃんとなされれば納得して税金などを払えると思う」(24歳/金融/金融系専門職)■天下りのあっせん、全面的禁止をしてほしい!・「仕事もしないのに天下りしてきた人がいると、社内の空気が悪くなるから」(28歳/IT/総務)・「財政難と言っているが議員や公務員、天下り先の役員報酬を削減すれば、すぐにでも予算が確保できると思う」(26歳/運輸/企画開発)・「天下りはお金の無駄!とにかく国民をなめている」(24歳/金融/金融系専門職)■国家公務員の総人件費を2割削減してほしい!・「企業は一生懸命に費用削減をしたり、経済情勢をもろに受ける給与体系であったりするのに、官公にはその意識がなく、あまりに差がありすぎる」(29歳/ホテル/マーケティング)・「国家公務員のボーナスが4万円減ったことがニュースになっていた。こちらは4万円どころじゃないんですが…」(25歳/繊維/総務)■出産時に55万円の一時金を支給してほしい!・「少子化の歯止めになると思うし、自分が子どもを産むときに助かると思うから」(25歳/金属/秘書・アシスタント)・「出産に関して少しでも不安を取り除きたい」(25歳/商社/秘書・アシスタント)■空き教室などの活用で保育所を増やし、待機児童解消を目指してほしい!・「知り合いに、優先順位の関係で子どもを保育園に入れられない人がいたから」(27歳/商社/総務)・「今後、結婚・出産した場合に、保育園に入れるか入れないかで生活が激変するから」(27歳/通信/マーケティング)■その他のマニフェストで実現してほしいのは……・同じ職場で同じ仕事をしている人の待遇を均等にして、仕事と生活の調和を推進「自分は契約社員なのだが、同じ職場で同じ仕事をしても正社員と違って給料は時給制でボーナスも出ない。同じ仕事をしているので待遇を平等にしてほしい」(24歳/医療/その他)・2020年までに温暖化ガスを25%削減(90年比)するため、排出量取引市場を創設「世界に向けて大口を叩いただけになっては情けないので、温暖化には真剣に取り組んでほしい」(27歳/精密機器/一般事務)・取調べの可視化で冤罪を防止「痴漢冤罪をテーマにした映画に衝撃を受けたので」(28歳/電気/SE)・核兵器廃絶の先頭に立ち、テロの脅威を除去「世界唯一の被爆国として核の問題は日本が先頭に立つ義務がある」(26歳/医療/秘書・アシスタント)・高速道路の段階的な無料化「外国の高速道路は日本ほどこんなに高くない。多額な通行料はやめてほしい」(25歳/飲食/サービス)・救急、産科、小児、外科等の医療提供体制を再建するため地域医療計画を見直し、支援する「最近、妊婦が病院をたらい回しにされた挙句、死亡したというニュースを耳にする。医療の充実を期待したい」(25歳/小売/販売)・介護労働者(ヘルパー)などの給与を月額4万円引き上げて、介護に当たる人材を確保「介護職員の離職率は、国全体の離職率と比較しても割合が高いと思う。介護に携わる人の社会的地位を上げる必要があると思うし、それをしない限り日本の福祉に未来はないと思う」(23歳/教育関連/営業)・所得税の配偶者控除・扶養控除を廃止「所得税の関係で労働時間を削っているパートの人の出勤時間を多くしてほしいので」(23歳/金融/サービス)総評20代ビジネスウーマンの政治への関心は高く、上記のような興味深いコメントが多数寄せられました。1位から3位は男性同様、税金の無駄遣いの撤廃に注力してほしいというもの。1位に関連して、「国民が払っている税金が何に使われているのかわからないなんて、おかしすぎる」(26歳/IT/SE)のように、今までが不透明過ぎたと指摘する声もありました。2位と3位は天下りや国家公務員など、一部の既得権者に対する疑問・不満の結果だと思いますが、国民の負担が増える一方で、国民のよりよい生活を実現するという使命のもとに働く人々が優遇されているのは、確かに首を傾げざるを得ません。「国民の生活が第一」の民主党、期待していますよ!4、5位は税金の配分に関するマニフェスト。出産・子育てに関する内容で、女性の観点からのランキングと言えそう。20代ビジネスウーマンは近未来のママ予備軍(現在、子育て中の方もいらっしゃいますが)。安心して出産・子育てができる社会づくり、そして子育てと仕事が両立できるサポート体制の整備は早急に望まれるところです。これらを実現することが少子化問題の一つの解決策ともなり得るかもしれませんし。ところで、自分の愚かさを露呈することになりますが、私は自分が納めた税金がどのように使われているのか、こんなにも真剣に考えたのは初めてです。この不況の嵐で目が覚めたせい?それにしてももっと穏やかな目覚め方をしたかったなあ…と思う今日この頃です。(文・藤原のん)調査時期:2009年12月8日~12月14日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性694名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク>>衆院選選挙が近いっていうけど20代の政治参加意識は??>>鳩山内閣発足、のり塩事件……「一番印象に残った出来事は?」>>COBS的選挙の常識力判断完全版(画像などあり)を見る
2010年01月20日