尾木ママが語る「子どもを学校に行かせたらいけないとき」 尾木ママが語る「親が受けてきた教育とはガラリと変わる!」 尾木ママが語る「親は『アクティブ・ラーニング』を勘違いしている」 の続きですいま、教育現場で最も注目されている言葉「アクティブ・ラーニング」とは、先生の授業を聞くだけの受け身の学びではなく、子どもが能動的に考える学習のあり方のことだと、テレビでおなじみの“尾木ママ”こと、尾木直樹さんは言います。尾木ママの新著 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 の本の中で紹介されている「アクティブ・ラーニング」。では、アクティブ・ラーニングができる子を育てるために、いま、ママができることとは何でしょうか? ■杉山愛さんのお母さんの口癖―― 前回、授業の方法が「アクティブ・ラーニング」を重視したものに変化していくというお話を伺いました。それに対応できる子どもを育てるために、ママが気をつけるべきことは何ですか?ポイントはいくつかありますけれども、やはり1番大切なのは自己決定ができる子を育てることです。そのためには、まず、日常生活のいろんな場面で子ども自身に決定させることが重要です。ご飯を食べるにしても、保育園に行くにしても、子ども自身が考え、決められるよう働きかけていく。どの靴を履いていくかとか、今日曇っているけど傘を持って行くか、といったことを自分で決めさせるの。「テレビの天気予報では、雨の確率は80%と言っていたよ」とか、考えるヒントになる情報は親が与えてあげて。―― 「こうしなさい」ではなく?一方的に親の意見を押し付けるんじゃなくて、「あなたは、どうしたいの?」といった問いかけで、自己決定を促す。じつはこれ、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんのお母さまの口癖なんだそうです。お母さまは、「あなたはどうしたいの?」と、必ず杉山愛さんに聞いていらっしゃったとか。愛さんは、「それは、それでしんどかった。」とおっしゃっていたけれど(笑)。すごく大事なことですね。■羽生結弦選手のすごいところ―― 「自己決定」は、「能動的」な姿勢そのものですよね。2つめのポイントは、自分の意見が言えること。そのために、主語をきちんと言えるようになること。「僕は、これがほしい」「私は、これがしたい」。こんなふうに、主語と述語がきちっと言えるということもすごく大事です。―― 日本語は主語を使わなくても通じやすい言語なので、これは意識する必要がありますね。3つめのポイントは、他人と比較しないということです。これは、フィギュアスケートの羽生結弦選手が良い例。彼のすごいところは、他人との比較ではなく自分の目標に挑んでいるところ、そしてメダルを目的としないところです。羽生選手は、よく「敵は自分自身」ということを口にしています。その例として、2014年、ソチオリンピックで金メダルを獲ったときのコメントが印象的でした。当時、取材に「結果としてすごいうれしいなと思う半面、自分の中では悔しいと思うところがあるので、金メダルを獲って言うのもなんですけれど、やっぱり悔しいです」と答えています。これはつまり、自分の演技を「相対評価」するのではなく、「絶対評価」しているんですね。■内村航平選手のお母さんの視点―― そういった子は、どうしたら育つのでしょうか?これは体操の内村航平選手のお母さまと対談して、ご本人の口からはっきり聞いた話なんですが…。内村選手のお母さまに、「大量のメダルや賞状は、どこに保管しているのですか?」と質問したとき、「そんなの見たことないし、どこかポケットにでも入っているんじゃないですか?」と、おっしゃるんです。「え? じゃあ、1枚も飾ってないんですか?」と聞いたら、「そういえば1枚だけリビングに飾っています」と。それは小学校のときに出場した大会の参加賞だというんですよ。―― 参加賞、ですか?そう、参加賞です。思わず、「そこで優勝したんですか?」と聞いたら、「成績はビリでした。でも体操が本当に好きで、泣かないで最後までやりきったことが、すごい立派だった」と。これは、「親が、子どもの何を見ているか?」という話です。普通だったら、メダルの数といった成績で評価しがちですよね。でも、そうではなくて、子どもが自分と向き合ったことについて親がしっかり認めてあげている。子どもが「最後まで、きちんとやりきった」ことをお母さんが本気で評価している。そして、それが子どもに伝わっているんです。これが世界の内村選手の原点にある話だと思うんです。■親の教育に対する考え方が問われる時代4回に渡ってお送りした「わが子のために親が知っておくべきこと 2017」連載も、これで終わり。トップアスリート本人や、トップアスリートを育てたママたちの言動に共通していたことは、アクティブ・ラーニングができる子を育てるポイントそのものだったと思います。尾木ママは言います。「わが子の教育について真剣に考えていて、確固たる教育観を持った家庭で育つ子どもは、アイデンティティもしっかり確立され、自分の意見を述べたり、主張したりできます。やはり、『家庭の教育力』が子どもに与える影響は大きいのです」。「教育」という分野にも、「時代」の波は押し寄せてきています。未来を生きるわが子に本当に必要なことは何なのか? ママとしてのアンテナを磨いて、時代の波をきちんとキャッチしていきたいですね。この記事は2017年2月の取材に基づいて書いています。■今回取材にご協力頂いた“尾木ママ”こと尾木直樹さんの著書 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 尾木直樹 著/講談社 ¥840(税別)尾木直樹さん プロフィール“尾木ママ”の愛称で親しまれる教育評論家、前法政大学教授。「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、ユニークで創造的な教育実践を展開。講演会活動、メディア出演、執筆活動など幅広く活躍中。尾木ママ オフィシャルブログ:
2017年03月28日尾木ママが語る「子どもを学校に行かせたらいけないとき」 の続きです“尾木ママ”の愛称で知られる、尾木直樹さんが、 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 という本を出版しました。尾木ママは、この本の中で、「親御さんご自身が、『いま、世界の教育はどうなっているのだろうか?』という視点を持ってほしい」と力説します。■高校入試をしているのは、日本だけ―― 「世界の教育状況の把握」と言われても、日々の生活に追われて、ピンときませんが…。毎日の生活をまわしていかなければいけないママたちの、そういう感覚も、もちろんわかります。でも、だからこそ、今回出版させていただいた本を読んで、「そういうことを考えてみる時間」を、少しでも持ってほしいと思います。先進国の中で、一斉指導(※1)をメインに実施しているのは、日本くらいです。いま、世界の多くの国が、一人ひとりの子どもに合った、「個別教育」をする時代に入っています。「日本の教育体制の遅れ」が如実に出ているのが、「アジア大学ランキング 2016」(※2)。東京大学は首位陥落という事態に陥っています。東京大学は、アジアでは調査開始以来3年連続首位をキープしていたけど、2016年度には7位。これは、ものすごい衝撃的な話。世界的にみて「日本の教育への評価」は、急降下しているんです。※1 日本の小学校、中学校では最もポピュラーな授業の形態。 教師が一人で、大勢の児童・生徒に対して授業をするというもの。※2 アジア大学ランキング(英タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)発表)―― 御著書では、「親が意識を変えていかなければ!」と、強くおっしゃっています。高校入試をやっているのは、世界的にみてもじつはめずらしいのです。大学入試すらない国も多くあります 。高校入試の何が問題かというと、高校入試をすると、高校をランキングしてしまうことになります。ランキングが30段階あれば、1位の学校がある一方で、30位の学校もできてしまう。学校が序列化されることで格差が生まれてくるんです。 本にも書きましたが、オランダでは、高校卒業資格を取得していれば、どの大学にも入れる仕組みになっています。たとえば医学部の入学試験も抽選だそう。それでも医療の質は高いといわれています。■日本の小中学校に「留年」がない理由―― どうしてほかの国では入試がなくても問題ないのでしょうか?他国では、「高校の卒業証書がある」ということは、「高校卒業程度の学力をしっかり保証しますよ」という意味なんです。義務教育で留年をさせたら、国家としてお金がかかります。けれどもほかの国では、「留年させてでも、これだけの力はつけさせますよ」と、国が責任を持って教育を保障しようというのが常識なんです。―― 日本では“わが子が落ちこぼれないように”と親が必死になりますが、ほかの国では異なるんですね。日本の小中学校は学年制で事実上留年がなく、学力や生活能力が基準に満たなかったとしても、とりあえず進級や卒業を許可してしまいます。でも、理解できない子にはわかるまで教えるのが本来の教育であり、国の役割です。さらに、今の日本の状況では、「留年すること」=「落ちこぼれ」のレッテルを貼ることにもつながりかねず、このことがいじめや不登校の原因になってしまうおそれもあります。こういう、教育の責任は家庭や子どもにあるという考え方自体、本当は間違っているんです。親御さんには、このことをきちんと認識していただき、もっと国が教育に力を入れていくべきということにも声を上げてほしいと思います。■「教育」の定義がガラリと変わる!―― そんな状況の中、子育て最前線にいる日本のママたちはどうしたら良いんでしょうか?まずは、いま、世界的にみると「教育」に対しての定義が変わってきているという状況を知ることですね。その国の教育水準を測る目安になる国際的な学力調査(※3)があるのですが、2018年から新たな内容が加わります。知識・情報を活用する力や、広い視野で物事を分析する力、多様性を認めて他人と協力し合う力、柔軟な対応能力などが重視されていく予定です。日本の場合、「学力が高い」というと、「どれだけ知識をインプットして、それをどれだけ正しくアウトプットできるか?」というイメージが強い。もちろん、それも大事な力です。でも、国際的な視点で考えてみると、今後子どもたちが社会を生き抜く中で求められるのはまったく違う力になってきているんです。ママたちは、そういう状況を知ることから始めましょう。日本の教育も変わろうとしています。わかりやすい例でいえば、2020年の大学入試の「センター試験廃止」。県立の高校入試問題でも、すでに問題の傾向が昨年から変わってきています。※3 経済協力開発機構(OECD)が実施した学習到達度調査(PISA=ピザ)―― 今後は、入試問題でどういったことを問われるようになっているのですか?たとえば、ある課題を出されます。そして、「この課題を、友だち3人で解決するためにどうすればいいのでしょうか?」という問題が出るわけです。■「キー・コンピテンシー」というキーワード―― 「私自身が受けてきた教育」とは違いすぎて、理解が難しいです…。たしかに、ママ世代が受けてきた教育とはまったく別物なので、伝わりづらい感覚だと思います。人は、どうしても「自分が経験したこと」をベースに物事を考えてしまいますからね。ですから、今日は、これからの教育を理解するためのキーワードを、ひとつお伝えしましょう。それは、「キー・コンピテンシー」です。―― 「キー・コンピテンシー」って、何ですか?言葉にして説明するなら、「状況を分析し、他人に論理的に説明し、情報を批判的に捉える能力、さまざまな分野の知識をつなぎ合わせて、問題解決に導いていく能力」です。いままでの、「テストで簡単に測れる能力」は、どんどん必要なくなっていくんです。もっと詳しい説明は、ぜひ、僕の本を読んでくださいね(笑)!つまり、わが子を「指示待ち人間でない大人」にするために、何が必要か? という話です。答えがひとつではないことにどう対応していけるか、どう状況を切り開いていくか、どう問題解決していけるか? そこが問われていくことになるんです。わが子を「指示待ち人間でない大人」にするために、何が必要なのか? そのためには、これからの入試で問われることを知ることから始める必要があるようです。次回は、尾木ママが語る「親は『アクティブ・ラーニング』を勘違いしている」です。この記事は2017年2月の取材に基づいて書いています。■今回取材にご協力頂いた“尾木ママ”こと尾木直樹さんの著書 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 尾木直樹 著/講談社 ¥840(税別)尾木直樹さん プロフィール“尾木ママ”の愛称で親しまれる教育評論家、前法政大学教授。「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、ユニークで創造的な教育実践を展開。講演会活動、メディア出演、執筆活動など幅広く活躍中。尾木ママ オフィシャルブログ:
2017年03月24日テレビでおなじみの“尾木ママ”こと尾木直樹さんが、新著を出版。タイトルは、 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 。この本は、尾木ママ44年間の教員生活の「集大成」だといいます。尾木ママが、ママたちに本気で伝えたいメッセージをうかがいました。■もし学校が「危険地帯」になってしまったら―― 「取り残される日本の教育」というタイトルが、とてもセンセーショナルでした。いま、学校教育の現場は、どうなっているのでしょうか?いじめ、自殺問題がとても深刻になってきています。2015年度だけでも、いじめの「重大事態」のうち50件で第三者委員会が立ち上げられました。第三者委員会が設置されていないケースもたくさんあるということを考えると、どれだけひどい現状であるかがわかります。―― 調査が必要な重大事案だけで50件! かなり深刻ですね。2月には、愛知県一宮市在住の中学3年生の男子が自殺するという事件が起こりました。この事件は、現在、第三者委員会が調査している最中です(2017年2月取材時現在)。 事件が起こる前に、親御さんは「担任を変えてください」とお願いしていたそうですが、校長先生は受け入れなかったようです。そして事件後の保護者会では、「担任によるいじめと認識している」と、校長がはっきりとそういう言葉を使ったにも関わらず、翌日には一転「いじめにあたるかはわからない」と説明を覆しました。―― いまの学校現場は、「学校は聖域。先生は人格者」というわけでもないのでしょうか?もし一宮の事件が、本当に「担任によるいじめ」だったとしたら、そんな状態の学校にわが子を行かせてはいけませんね。また、いじめではなかったとしても、生徒が学校でケガしたときにすぐに対応しなかったり、プリントを毎回配布させられたりというのは、すでに尋常な教師の対応とは言い難いわけです。亡くなった男の子は、大変苦しんでいたようですね。まだ詳細な経緯はわかりませんが、親御さんが一生懸命訴えていたのに対応を怠っていたのだとしたら学校の責任は大変重いでしょう。―― 不登校が増えていると聞きます。子どもが「学校に行きたくない」と言うのであれば、まず、きちんと理由を聞くことが必要ということでしょうか?正直に言えば、いじめが起こるような学校には、不登校の理由を聞くとか、そういう次元の話ではなくて、登校させちゃいけないと思います。そんな危険からはためらわずに逃げてほしい。そういう意識を親が持たなければ、いま、子どもの命は守れないんです。 ■親がもつべき意識は、「子どもの命を守る」―― あまりに衝撃的な話で、びっくりしています。昨年の12月に、「教育機会確保法」が、参院本会議で可決し成立しました。教育機会確保法とは、「学校に行くことが100%正解なわけじゃなく、休んでもいいし、学校以外の場で学ぶことを応援しますよ」というものです。こういったことが国会で議論されて、立法化した。時代は、そこまできているんです。でも、そのことを親がわかっていないと、いざという時に子どもを守れない。それが危険なんです。―― 時代の変化に、“親の意識”が追いついていないかもしれません。“危ない学校” には、行かせてはダメ。だって、そんな学校には行けば行くほど、子どもは、教師に傷つけられたり、友だちからいじめられてしまう。そんなときは、緊急避難をしなくちゃ!崖に向かって、わざわざ歩いていかないでしょ? それと同じことです。■ほかの国でいじめが起こったとき、親がすること―― 「学校に行く」ということが、「崖に向かって歩く」というレベルの話なんですか?いじめに「これをしたらいじめ」という"形式"はないんです。「ちょっと悪口を言われたり、無視されたりしているぐらいなら大丈夫」とか、「ケガさせられていないから、大丈夫」とか、そういう話ではない。自分があいさつをしているのに、みんなが返してくれなかったときのつらさって、すごいのよ。心が深く傷つくというのは、ときには殴られるよりもずっと痛いしつらいんです。こういった状況が、子どもにとっては、「本当に、本当に大変な事態である」ということを、親がきちんと理解してあげないと。―― 親としては、「それぐらい、気にしないでがんばれ!」と言ってしまいそうです。もしそういった事態がほかの国で起こったら、親は学校に要求を突きつけるところです。たとえばクラスメイトからいじめを受けて、子どもが学校を休みたいと言っているのであれば、まずは学校を休ませます。さらに、その間の学習の補償は学校がしてくださいという要求を当然の権利として親が出します。日本の親御さんには、もう少し、世界の状況を把握してほしいと思っています。親御さんご自身が、「いま、世界の教育はどうなっているのだろうか? それに比べて日本の教育はどうなのか?」という視点を持ってほしいですね。「いま、世界の教育はどうなっているのか?」を知らなければ、親はこれからの教育の変化についていけないのかも!? 次回は、尾木ママが語る「親が受けてきた教育とはガラリと変わる!」です。この記事は2017年2月の取材に基づいて書いています。■今回取材にご協力頂いた“尾木ママ”こと尾木直樹さんの著書 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 尾木直樹 著/講談社 ¥840(税別)尾木直樹さん プロフィール“尾木ママ”の愛称で親しまれる教育評論家、前法政大学教授。「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、ユニークで創造的な教育実践を展開。講演会活動、メディア出演、執筆活動など幅広く活躍中。尾木ママ オフィシャルブログ:
2017年03月23日演劇ユニット・TEAM NACSのメンバーで俳優の音尾琢真(41)が、木村拓哉主演の映画『無限の住人』(4月29日公開)に出演していることが21日、明らかになった。41歳を迎えたこの日、出演情報と共に劇中の場面写真が公開された。本作は同名人気漫画を原作に、三池崇史監督がメガホンを取る作品。興行収入41億円を記録した『武士の一分』(06年)以来の時代劇主演となる木村は、百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を演じる。音尾は、福士蒼汰が演じる天津影久の祖父・天津三郎役。三郎が江戸最強の「無天一流」を破門されたことがきっかけとなり、影久はあらゆる武器や剣技を用いて江戸中の道場破りで流派の統一を図る。万次と影久を引き合わせることになる重要な役。今回公開された場面写真は、三郎が破門されるシーンを捉えたものだ。三池監督とのタッグは、2013年に公開された映画『藁の楯』以来2度目。「とても幸せです」とその再会を喜び、「福士蒼汰さんの祖父の役ということで私ごときがと不安はありましたが、監督の求めるシーンに近づけるよう夢中でやりました」と撮影を振り返る。「心残りは、生きる時代が違う役柄だったため、木村拓哉さんと撮影でご一緒することが出来なかったことです」と未練はあるようだが、「とはいえ、素晴らしい作品に同じ出演者として名前を刻めて光栄です」と俳優としての喜びを噛み締めている。
2017年03月21日西岡徳馬と音尾琢真(TEAM NACS)が出演する『スルース~探偵~』<スルースバージョン>が12月17日に開幕。その前日にゲネプロが公開された。本作は、西岡VS新納慎也・西岡VS音尾の2バージョンで上演する推理劇。11月25日から12月11日まで上演された新納との<探偵バージョン>に続き、今回の<スルースバージョン>が上演される。舞台『スルース~探偵~』チケット情報『スルース~探偵~』は1970年に初演され、71年にはトニー賞演劇作品賞とエドガー賞を受賞した作品で、72年、2007年には映画化。日本では73年に劇団四季が初演し、現在も再演されている。今作で演出を手掛けるのは深作健太。物語の舞台は、著名なミステリー作家であるアンドリュー・ワイク(西岡)の自宅。そこに呼び出されたマイロ・ティンドル(音尾/新納)は、彼の妻との不倫の追及を受けるのだと思っていたが、アンドリューから「浪費家の妻にはほとほと困り果てていた」「私にも愛人がいる」と告白され、自宅の金庫から宝石を盗んでほしいと提案される。それによりアンドリューは保険金と愛人を、マイロには宝石と妻を手に入れられるというのだ。マイロは考えた末、アンドリューの話に乗るが――。本作の魅力は、社会的地位も年齢も上のアンドリューと、そんな男の妻を奪った若く魅力的な男が騙し合う、プライドをかけた心理戦だ。ひとつの台詞、ひとつの動作がふたりのパワーバランスをガラリと変え、次の一手に緊張が走る。その濃密で張り詰めた空気は、生で観る舞台の面白さを存分に味わわせてくれて、何度でも観たくなる作品だ。それに加え、金髪にネルシャツ、裾を折ったデニムにハンチング、乱暴な話し方、素直に表す感情…新納が演じたものとはすべてが違う音尾のマイロ。同じ台詞でもここまで印象が違うかと驚かされた。新納バージョンを観ている人にはより楽しめるものに仕上がっている。上演に際し、西岡は「新納さんと同じ役なのにこれほど違うのかと、演じる人によってこんなに役が変わるものなのかと、長い俳優生活の中でこの歳になって驚かされるぐらい、ふたりの役は異なっています」「僕にとって70歳の記念樹的な公演です」、音尾は「ひとつ言えることは、2016年はこれを見ないと終われないぞと。そういう素晴らしいお芝居でございます」「なかなか見られるお芝居ではないと思います。大変完成度の高い戯曲で、基本的には少人数の舞台なのですが、登場しない人物の姿が浮き上がってきたり、家族模様が見えてきたりと、非常に広がりのある、奥行きのある作品です」とコメントを寄せた。公演は12月28日(水)まで、東京・新国立劇場 小劇場にて。その後、福岡、愛知、宮城を巡演。取材・文:中川實穗
2016年12月19日教育評論家の"尾木ママ"こと尾木直樹氏が29日、自身のブログを更新。28日に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された歌手のASKA容疑者について言及し、「覚醒剤の怖さをわが子にも話してあげてください」と呼びかけた。尾木ママは、「覚醒剤の怖さをわが子にも話してあげてください」というタイトルで更新。「今回のアスカさんの逮捕劇」と書き出し、「ぜひわが子と話題にして下さい」と伝えた。そして、「覚醒剤の怖さしっかり伝えて薬物からわが子守りたいものです」と続け、「覚醒剤は脳を破壊すること!!脳は一度破壊されると二度と回復しないこと」「覚醒剤精神病という病に犯されてしまうこと」「妄想、幻聴、幻覚。悪口言われている。あとをつけられている等という」「一度やると例え微量でも一気にハイになり症状が出ること」と覚せい剤の怖さを説明。「覚醒剤は一度やるだけで『人間やめる』ことになります」と記した。また、「大麻なら大丈夫!?も違います直ぐに覚醒剤にエスカレートするからです…」とコメント。「SNSで知りあう男に騙される女子中高生が多いです…絶対に近づかないこと!!」と注意を喚起し、「お家の皆さんよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
2016年11月29日西岡徳馬VS新納慎也、西岡VS音尾琢真(TEAM NACS)というWキャストで上演される『スルース~探偵~』が、11月25日(金)に開幕する。それに先がけ、西岡、新納、音尾と、演出を手掛ける深作健太の会見が開かれた。舞台『スルース~探偵~』チケット情報公演期間の前半を西岡VS新納の<探偵バージョン>、後半を西岡VS音尾の<スルースバージョン>で上演される本作。西岡は「芝居は相手役で全然違いますから、『同じもの!?』と思っていただけるようにがんばっていきたい。『どっちがオススメ?』とよく聞かれるのですが、両方です。両方観てください!」と挨拶。新納は「毎日『楽しい!楽しい!楽しい!』って叫びたいくらい楽しく稽古させていただいています。こういうお芝居がやりたかったんだなって細胞が生き生きしている」と喜びを語った。まだ稽古にほとんど入っていない音尾は「Wキャストは初めてで、しかも僕は稽古に参加するタイミングも遅い。すでに徳馬さんが新納さんと稽古しているところに僕が入るっていう…怖くてしょうがないです!」と不安顔を見せた。そんなWキャストについて深作は「新納さんも音尾さんも役へのアプローチが全然違いますし、それを受け止める徳馬さんが日々柔らかくどんどん役を育てていく。演劇の根源的なパワーを日々感じています。衣裳からキャラクターから、もしかしたら上演時間まで違う2バージョンになると思います」と話した。新納が役柄について「イタリアからイギリスに来た移民で、ユダヤ人の血も入っている。そういうマイノリティをずっと抱えて生きてきた青年」と語ると、音尾が「へ~、新納さんはそういうことを考えてるんですか」と対抗心を露わにし、西岡と新納も大笑い。音尾は「それぞれ深く考えてやっていますし、そこに僕と新納さんが生まれ育っていく中で見たもの聞いたものが投影され、最終的に違うマイロになっていく」と話した。ふたりを受け止める西岡は「寝てると頭の中で台詞が飛び交ってるんですよ。夢の中で作品が映像になってたりして。もう頭の中がずーっと『スルース』ですよ。こんなのは今までなかったな」と笑顔。「通したら汗びっちょりになっちゃって、久しぶりにこういう感じを思い出しました。体力が持つかは心配ですが、こんな幸せなときはないと思っています」と話した。<探偵バージョン>は11月25日(金)から12月11日(日)まで、<スルースバージョン>は12月17日(土)から28日(水)まで、東京・新国立劇場 小劇場にて。その後、<スルースバージョン>が福岡、愛知、宮城を巡演。取材・文:中川實穗
2016年11月22日アイドルグループ・嵐の櫻井翔が、17日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『VS嵐』(毎週木曜19:00~19:57)で、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧にガチ説教する場面があった。朝の情報番組『めざましテレビ』(同局)の一員としてゲスト出演した伊野尾は、嵐との関係を聞かれ、「相葉(雅紀)君に何度かご飯に連れて行っていただいた」と答え、相葉以外は「連絡先だれも知らない」と話した。そして、嵐の恒例イベント「嵐のワクワク学校」にメンバーの岡本圭人とともに出演した時の櫻井翔とのエピソードを披露。「圭人と並んで座っていたら櫻井君が来てくれて、『連絡先教えてよ!』って圭人の連絡先だけ聞いて行っちゃった」と明かした。すると櫻井が「お前ふざけんな。盛り方が雑だよ」とツッコみ、上智大学での勉強との両立に悩む岡本に「上智の友達いるかもしれないから話聞いとくよ。じゃ番号教えて」という流れで番号を聞いたと訂正。「お前ふざけんなよ」と再びダメ出しした。そして、伊野尾が「こういう感じを含めて僕と連絡先交換してくれないんですか?」が聞くと、櫻井は「我々から後輩に『ねぇねえ番号教えて』って行く? 後輩が『連絡先教えてくれませんか?』『いいよ今度ご飯行こう』、これが普通よ」と説教。「なんで俺が『伊野尾君教えて』って。アホか、てめえコノヤロー!」と叱って笑いを誘った。それでも伊野尾が「相葉君は割とそういう感じで聞いてくれました」と言うと、温厚な相葉も「そんなことねえからな。あとでマジでボコボコにしてやる」と言い放った。
2016年11月18日2016年9月26日に『Hey! Say! JUMP』の伊野尾慧さん(26)との密会が報じられた、セクシーアイドルグループ『恵比寿★マスカッツ』の明日花キララさん(27)が、27日に自身のTwitterにて伊野尾さんとの交際を否定したことが話題となっています。『週刊女性PRIME』によって、シンガポールの高級ホテルでの伊野尾さんとの密会が報じられたことに対して、明日花キララさんは、『誌面にも出ている通りお相手の男性とはお話ししていただけで、交際の事実も一切ないです』と交際を否定し、迷惑をかけたことを謝罪。さらに、『売名の事実も一切無いですしそう思われたくないのでこの話はもうこれで終わりにさせて下さい』と綴っていました。現在、既に該当の投稿は削除されてしまっていますが、ツイートを見た人たちからは批判の声が数多くあがっています。●ネット上では「会ってたの認めた」「お話ししてただけはない」と批判の声『会ってるの認めちゃってるwww』『「お話ししてただけ」って、それはないでしょう』『ジャニーズの圧力に屈したのかな?』『ていうかいつも顔違う』『完全に売名行為だよ』『付き合ってないのはわかってるけど、やることはやってるでしょ。それが嫌なんだよ』『突っ込みどころが多すぎる』『お話ししていただけはないでしょw』『まあ、こう言っとくしかないよね』『脅されたのかな?ドンマイ』『交際の事実一切なしはないでしょうに』『お仕事がお仕事なだけに、お話ししてただけはない』『交際“は”、してないってことですよね』『どうせなら、伊野尾君とはしましたがビジネスです!って言ってもらったほうがいい』『そんな簡単には終わらせてもらえないよ。ジャニオタ舐めたらダメ』『つまり写真は伊野尾だって認めたんだよね。ゲス川谷だとか言ってたファンいたけど…ドンマイ(笑)』『彼女の仕事柄、交際はなくても二人の間には何もなかったとは思えない』『誰の交際否定も信じられない』など、明日花キララさんの交際否定の投稿には批判が多数あがっていました。こうした批判が多かったからか、ファンの気持ちを逆撫でしてしまったからか、真相はわかりませんが、明日花キララさんは問題となった投稿を削除。その後、沈黙を続けています。二人とも人気急上昇中だっただけに、今回の報道は痛手となってしまったはず。今後の活動に支障が出なければ良いのですが、どうなるでしょうか……。【画像出典元リンク】・明日花キララ(@asukakiraran)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年09月28日女優・山本美月と「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧のW主演で実写映画化する『ピーチガール』。フレッシュな顔ぶれに加え、この度、新たに俳優の真剣佑が出演することが明らかになった。元水泳部の女子高生・安達もも(山本美月)は、日焼けした黒い肌や、塩素で色が抜けた赤い髪というギャル風な外見のせいで、周囲に「キツそう」「遊んでる」「ナマイキ」と誤解され悩んでいた。しかも、学校一のモテ男・カイリ(伊野尾慧)とキスをしたという噂が突然流れ、取り巻きの女子からも目をつけられ嫌がらせを受ける始末。しかし、ももにはとーじ(真剣佑)という、中学時代からずっと想い続けている人がいた。硬派でシャイなとーじをいつも遠目で見ながら、なかなか想いを伝えられない。本当はとーじも、ももを想っていた。一方、ももの友達・柏木沙絵(永野芽郁)は、色白で華奢で男ウケ抜群。しかしその本性は、ももの欲しがるものを何でも手に入れなくては気が済まない、そのためには手段を選ばない最強最悪の“小悪魔”。 ももがとーじを好きと知るや、横取りすべく巧みな作戦で次々とももを罠にかける。そんなももの絶体絶命のピンチをいつも救ってくれたのは、カイリだった。カイリも次第にももに好意を寄せ始め、とーじと真っ向からぶつかるが――。原作は、1997年から2004年にかけて「別冊フレンド」(講談社)にて連載されていた、累計発行部数1,300万部を超える上田美和による大人気同名コミック。本作は、見た目と本当の自分とのギャップに悩むヒロインが、自分の気持ちに素直になり、勇気を出して一歩踏み出していく、前向きでパワフルなストーリー。キャストには、もも役の山本さん、カイリ役の伊野尾さん、沙絵役の永野芽郁というフレッシュな顔ぶれが集結している。そして今回発表された真剣佑さんが演じるのは、ヒロイン・ももをめぐって、カイリと三角関係を繰り広げる、野球一筋の硬派なさわやか男子・”とーじ”こと東寺ヶ森一矢役。大きな話題を呼んだ『ちはやふる』をはじめ、新ドラマ「仰げば尊し」や、『にがくてあまい』『少女』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など、続々と出演作の公開が控えるいま大注目の若手俳優だ。オファー時の心境について真剣佑さんは「とーじは、優しくて正義感のある役で、途中いろいろな困難と立ち向かう姿がとても魅力的だと思ったのでお話を頂いた時にとてもワクワクしました」と語り、実際に撮影を終えてみては「人を守りたいと思う感情や、誰かを大切にしたいという想いを、改めて感じることができました」と感想を語った。また「内容は恋愛たっぷりな映画になっています。ひとりでも、カップルでも、ご夫婦でも…どんな方が観ても笑えて泣けて応援したくなるような映画です」と作品をアピールしていた。そんな真剣佑さんについて監督の神徳幸治は、「誠実さ、清潔さ、礼儀正しさ、そして我慢強くて努力を惜しまないところがとーじにピッタリで、キャスティングでは真っ先に真剣佑さんが思い浮かびました」とオファーの経緯を話す。また原作者の上田氏も「大人っぽい眼差しをしたかと思えば、まぶしい笑顔を無邪気に振りまいたり、仕草も表情も私が描いたとーじより断然素敵でかっこよかったです」と太鼓判を押している。『ピーチガール』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年06月29日教育評論家の"尾木ママ"こと尾木直樹氏(69)が15日、自身のブログを更新し、次の都知事について言及した。舛添要一都知事がこの日辞職願を提出したことを受け、尾木ママは「次の都知事は『合法であっても』公私混同しない約束する人を選びたいなぁ…」とコメント。「それに保育園や介護現場足で歩く人」「子育てと教育女性政策に手厚く弱者に優しく丁寧な人がいいなぁ~」と、視察で保育所や介護施設を訪れたことが一度もなかったという舛添知事への皮肉を交えてつづった。続けて、「男女は問いません…」と述べ、「目立つ人でなくても誠実な実務家タイプもいいかも知れないですね」との考えを示した。尾木ママは、1つ前の投稿でも舛添知事の辞任について言及。「明らかに都民の声が議会を動かしたのだと思います!」とした上で、「どんなに公私混同で許しかたい会計処理でも『違法』ではないことも事実。つまり、政治資金規正法のザル法ぶりがダメなんだと思います」「政治資金規正法の改正なしに、公私混同問題は何も根本的解決につながらないように思うのは尾木ママの歪みかしらね…」と持論を展開した。
2016年06月15日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が、7月3日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『相葉マナブ』(毎週日曜18:00~18:30)にゲスト出演することが15日、明らかになった。この番組は、嵐の相葉雅紀が、日本各地に出向いてさまざまなことを学んでいくというもの。伊野尾が登場する放送では、相葉の故郷・千葉で"旬の食材を使った天ぷら作り"に挑戦するため、菜の花畑で菜種を収穫し、ナタネ油を作るところからスタートする。伊野尾は、コンバインの運転や、菜種をふるいにかけるといった力作業に苦労した様子だが、「歌や踊りを教えてくれる先輩はいても、コンバインの運転を教えてくれる先輩がいるのはジャニーズ事務所だけだと思います!(笑)」と、相葉に助けられたことを報告。「また出演する機会があったら相葉くんに教えてもらいながら、頑張りたいです!」と先輩を慕っていた。一方の相葉は「伊野尾はコンバインの運転に関しては…下手くそでした(笑)」「こういう農作業とかは向かないかも(笑)」と軽くダメ出ししながら、「次に来てくれるときは工場見学とかの回がいいかもね(笑)」と、後輩に合った企画を提案。他の番組でも、伊野尾がゲストに来てくれることが多いことから、「今度は僕が伊野尾の番組に出演しに行ってみたいです!」と話している。
2016年06月15日教育評論家の"尾木ママ"こと尾木直樹氏(69)が6日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。北海道で発生した男児置き去り事件に関するブログでの発言が炎上した騒動について、釈明した。尾木ママは「当初からものすごい心配で1日に2回くらいブログを更新してきたんです。見つかって、僕も大喜びして書いたら、『今まで親のこと虐待だとか言っていたのが急に喜ぶとは何事か』『まず親に謝れ』って炎上したんです」と説明。「2日間で100万超えましたから」と明かした。そして、「これはいかん。事実をちゃんと伝えておこう」と思ったそうで、「10いくつあるうちのつまみ食いで、ツイッターで流れたんです。言葉は間違いじゃない、使ってる。でも文脈とか、その回の言いたいテーマから全然違う別物が作られて、ツイッターだから拡散したんです」と釈明。「ただ、言い過ぎたところあるから、それはごめんなさいとお詫びしました」と伝えた。尾木ママは5日に自身のブログでも謝罪。「あまりに発見出来ないことからお父さんのことを本当なのか疑念を抱いたことは完全に行き過ぎ、失礼でした…これは率直にお詫びいたします!」とつづっていた。
2016年06月06日教育評論家の"尾木ママ"こと尾木直樹氏(69)が5日、自身のブログを更新。しつけとして父親が北海道の林道に置き去りにして行方不明になっていた小学2年の男児が、3日に無事保護された騒動について、ブログでの発言を謝罪した。尾木ママは「大和君への心配と子どもとの向き合い方を発信し続けたつもりですが…」というタイトルで更新し、冒頭で「皆さんに大変なご心配おかけしたことまずはお詫びいたします…」と謝罪。「ツィッターで拡散されている『文面』や『文言』だけ見ると疑問や怒り感じられるのもよくわかります…」とつづった。そして、「事件発生当初から心配のあまりその時々の大事な問題や率直な心情を毎日のようにブログに綴って来ました」と伝え、「『無事発見』の知らせに歓喜して、読者の皆さんに一刻も早くお知らせしたく発見の一報も直ぐにコメントしました」と説明した。ところが、ネット上では「今まで散々親を虐待だと批判しておきながら発見を単純に喜ぶとは何事か」などと批判の声が上がり、これについて尾木ママは「これまでの批判文言の厳しい表現部分だけ『つなぎ合わせ』てツィッターで広がったようですから、お父さんに謝れという怒りも理解できます」とコメント。その上で、「あまりに発見出来ないことからお父さんのことを本当なのか疑念を抱いたことは完全に行き過ぎ、失礼でした…これは率直にお詫びいたします!」と反省し、謝罪した。続けて、「これまでの尾木ママブログの本文を5月下旬からお読み下されば、虐待防止と大和君の早期救出をどんなに願って書いているかわかっていただけるのではないでしょうか。また、お父さんも含めたご家族の今後のケアもお願いしています」と理解を求め、「ネット社会で正確に全体伝えることは大変難しいと学びましたが…極めて大切なツールです」とコメント。「今後は更に自覚して丁寧に発信して行こうと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
2016年06月05日"尾木ママ"こと教育評論家の尾木直樹氏が1日、オフィシャルブログを更新し、覚醒剤取締法違反で懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決が言い渡された清原和博被告の謝罪コメントがないことについて「残念」とつづった。尾木氏は「心配ですね…清原のわびなし」と題した記事を投稿。「判決言い渡しの後傍聴席に向かってはお詫びのおじぎしましたが報道陣へはありませんでしたね」と振り返り、「テレビ通して国民の皆さんへの謝罪ができるいい機会でしたのに」。さらに、「薬物やめるという決意も表明して新しい姿見せられるし、公に表明すると、気持ち的にも脱出する契機にもなるのに…」と続け、「残念ですね…変わる自分を励ます機会逃したようですごく心配になってしまいました…」と心境を吐露している。
2016年06月01日教育評論家の"尾木ママ"こと尾木直樹氏が30日、自身のブログを更新し、政治資金の私的流用問題の渦中にある舛添要一都知事への怒りを爆発させた。尾木ママは、27日に行われた舛添知事の会見について「先日の4回目の記者会見みて思いました!!『この人常人じゃない!税金、公金にたかる寄生虫。感覚は人の倫理欠如した理論家、学者さん…』」と痛烈批判。「まさかこんな人が存在するとは思いませんでした…」と嘆いた。そして、「こんな人を信用してしまったのは『国際政治学者』なる肩書きでTVで正義の厳しいコメントをしていたからです」と、鋭い批判の論陣はる立場だったからと説明。「それだけに都民の怒り収まるどころかますます激しく燃え盛りますよ」と続け、「そこが知事には、全くわからないのもやはり舛添さんらしいのかも知れないですね!?」と皮肉交じりにコメントした。
2016年05月30日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が、7月スタートの日本テレビ系ドラマ『そして、誰もいなくなった』(毎週日曜22:30~23:25)に出演することが26日、分かった。このドラマは、藤原竜也演じる順風満帆な人生を送る主人公・藤堂新一が、同姓同名の別人の逮捕によって、すべての歯車が一気に狂いはじめてしまう本格サスペンス。伊野尾が演じるのは、藤堂行きつけのバー「KING」のバーテンダー・日下瑛治役を演じ、華麗なシェイカーさばきも見せるという。同局の連続ドラマ初出演となる伊野尾は「バラエティ番組の『メレンゲの気持ち』に出演させていただいていますが、また違った部分を見せられたらいいなと思います」と抱負。バーテンダーの動きは「簡単そうにみえてものすごく難しい」といい、「家でずっとコップを持ってバースプーンをかき回す練習をして、ようやくできるようになったので、ぜひ注目してほしいです」とアピールする。共演する藤原と玉山鉄二を見て「お2人とも背が高く、そして声も格好良くて、心奪われてしまっています」というが、自身も甘いマスクと物腰の柔らかい優しい言葉で、人々を癒やすキャラクターを演じることになっており、「自分も皆さんの心を奪いたいなという気持ちです」と意気込みを語った。鈴木亜希乃プロデューサーは「カッコよさとかわいらしさが融合していて、本当に『こんなバーテンダーさんがいてくれたらな…』という願望を込めてキャスティングさせていただきました」と起用理由を紹介。「毎週日曜の夜に、世の女性が、いや女性だけでなく男性も、伊野尾さんの甘いマスクと笑顔に癒やされてもらえるよう、たくさんの癒やしシーンをお届けしたいと思います」と見どころを話している。
2016年05月27日「おはようございます」「よろしくお願いします」木曜日の朝、チャンネルをフジテレビの『めざましテレビ』に合わせると、マッシュルームヘアの色白の男の子が、カメラに向かって爽やかにあいさつをしている。アナウンサーにしては髪色が明るい、けれども女の子に見間違える程のエンジェルフェイスなこの青年、一体誰なの? 何者なの? と朝ごはんを食べながら気になった方も多いのではないだろうか。彼は、この4月から『めざましテレビ』の木曜スペシャルサポーターとなった、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧。実は、ジャニーズ事務所所属のアイドルである。昨年、日本テレビ系『24時間テレビ』のメインパーソナリティに起用されたHey! Say! JUMPであるが、Hey! Say! JUMPと言われて、すぐに思い浮かぶメンバーは誰だろうか。これまでは、映画『暗殺教室』で話題の山田涼介や、ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』に出演していた中島裕翔らが、思い浮かんでいたかもしれない。しかし、ここ数カ月で「Hey! Say! JUMP・伊野尾慧」という名前を耳にする機会が急激に増えた。彼は、この4月から『めざましテレビ』の木曜スペシャルサポーターに就任したのみならず、日本テレビ系のバラエティ番組『メレンゲの気持ち』の新MCにも抜てきされている。また、2017年公開予定の映画『ピーチガール』でも、山本美月とW主演を務めることになっている。とにかく今、「伊野尾慧」がキている。けれども、Hey! Say! JUMPがデビューした年は、2007年。デビューから9年経過した今、なぜ伊野尾慧に突然火が付いたのか。○明治大学理工学部建築学科を卒業これには伊野尾の経歴が関係してくる。2007年にデビューしたHey! Say! JUMPは、その後順調に活動を進めていくが、伊野尾はデビューから2年後の2009年、明治大学理工学部建築学科に進学している。NEWSの小山慶一郎(文学部)や、山下智久(商学部)らが明治大学の卒業生であり、すでにジャニーズ事務所のタレントが大学に進学することは珍しい話ではなかった。しかし、これまでの先輩たちとひとつ異なる点は、「理系学部への進学」だったことである。アイドル業と両立しながら、理系学部を卒業することは難しいのではないかという見方もあったが、4年後の2013年、伊野尾は4年間できっちりと同学科を卒業している。大学4年生だった2012年の年末には、卒業論文を書きながら、Hey! Say! JUMPとして、舞台『JOHNNYS’ World』に2カ月間出演していた。大学在学中の4年間、伊野尾に個人仕事が与えられる機会は少なかった。しかし大学を卒業しアイドル業に専念できるようになった2014年以降、ドラマ『ダークシステム恋の王座決定戦』『なるようになるさ。第2シリーズ』に出演し、2015年にはドラマ『戦う!書店ガール』に出演、ラジオ番組『らじらー!サタデー』のMCを担当、また舞台『カラフト伯父さん』では主演を務めあげ、着実に活躍の場を広げてきた。○かわいさとコメントのキレのギャップもともとコンサートのMCでの発言や、雑誌のインタビューの発言などから、「テキトー」なキャラクターとしてHey! Say! JUMPファンの間では親しまれてきた彼だが、そのユニークなキャラクターはバラエティ番組や情報番組で、特別な存在感を発揮している。『メレンゲの気持ち』にゲスト出演した事務所の先輩KAT-TUN・中丸雄一は「伊野尾くんのコメントは、キレがあっていいですね」と、伊野尾のコメント力を評価。また『天才!志村どうぶつ園』でも、嵐・相葉雅紀とのやり取りが好評だ。そんなユニークなキャラクターと共に、人を大きく惹きつけているのが、彼のビジュアルである。透き通るような肌の白さ、柔らかい髪質のマッシュルームヘア、笑うとまるで女の子のような伊野尾の外見の愛らしさに、『めざましテレビ』で共演中のアナウンサーや、『メレンゲの気持ち』MC陣が、ため息をついている場面に度々出くわす。また、昨年『24時間テレビ』で一緒にメインパーソナリティを務めたV6・岡田准一が「伊野尾がかわいい、腹が立つ」と、腹立たしいほどのかわいらしさであることを番組内で主張したり、伊野尾と共演したことのある千原ジュニアが「正直、その番組いろんな女性タレント出てたけど、群抜いて一番かわいかった」と絶賛したりと、同性の共演者すらもメロメロにしてしまっている。しゃべるだけで「かわいい!」と言われてしまう彼が、キレのあるコメントをするのだから、そのギャップに心をつかまれた視聴者も多いのではないだろうか。これまでファンの間ではずっと「Hey! Say! JUMPの最終兵器」とささやかれてきた伊野尾慧。ルックスもキャラクターも知性も高スペックなのに、なかなかチャンスの順番が巡って来なかった。しかしここからようやく、伊野尾慧の快進撃が始まる。「いーの、おっけー!」彼が昔から使用している自身の名前を使った合言葉。その合図と共に、動き出した物語を見逃す訳にはいかない。廣木ユウライター。WEB系メディアを中心に、アイドル・芸能関係について執筆中。
2016年05月25日上田美和の代表作『ピーチガール』が、山本美月と伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)のW主演で実写映画化されることが発表になった。初共演になるふたりは「以前から少女マンガ原作の作品に、また関わりたいと思っていたので、しかも今回主人公を演じさせていただくという夢が叶って本当に嬉しいです!」(山本)、「自分が映画に出演させていただく日がこんなに早く訪れるとは思っていなかったのでとても驚きました」(伊野尾)とコメントを寄せている。その他の情報原作は1997年10月号から2004年1月号にかけて講談社の別冊フレンドで連載された、累計発行部数1300万部の人気少女コミック。2001年に台湾でテレビドラマ化され、2005年には日本国内でTVアニメ化されている。物語は、元水泳部だったために日焼けした黒い肌と、塩素で色が抜けた赤い髪で、周囲から「キツそう」「遊んでる」「ナマイキ」と誤解されている高校生・安達もも(山本美月)と、学校一のモテ男・カイリ(伊野尾慧)のふたりを軸に、ももが思いを寄せる東寺ヶ森(とーじ)、ももの友達・柏木沙絵の恋愛模様が描かれる。原作者の上田は「今回、現代風にリメイクして山本美月さんと伊野尾慧くんというとてもステキなおふたりが演じて下さるということで、どんなピーチガールになるのかすごく楽しみにしています」と話し、「主人公ももの色黒の設定は残したままなので、山本美月さんがどんなイメチェンを遂げるかも大注目です」と実写化に期待を寄せている。もも役の山本は「色黒設定にはビックリしましたが(笑)、原作のようなとっても純粋で可愛らしいももちゃんを演じていけるように頑張りたいと思います」とコメント。本作が映画初出演にして初主演となる伊野尾は「不安もありますがそれ以上に嬉しさや楽しみな気持ちが強かったです」といい、「高校生の役という事で、久しぶりに制服が着られることが楽しみです。見ている方々をドキドキさせて、カイリを好きになって貰える様に頑張ります!」と意気込みを語っている。映画は、『モテキ』『バクマン。』の助監督を務めた神徳幸治監督がメガホンを執り、3月下旬にクランクインし、4月末にクランクアップする。『ピーチガール』2017年 全国公開
2016年03月29日ジャニーズのアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の伊野尾慧が、4月からフジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」に毎週木曜日にレギュラー出演することが決定。番組冒頭から終了まで全時間帯に登場することが分かった。伊野尾さんは、明治大学理工学部建築学科卒業という経歴を持つ「理系男子」ならではの独特な世界観や、25歳の普通の男の子としてのナチュラルな感性などで、不思議な魅力を放つ存在として人気を博す。「Hey! Say! JUMP」メンバーとしてアイドル活動はもちろん、これまで、ドラマ「戦う!書店ガール」出演や舞台「カラフト伯父さん」では主演を務めるなど役者業でも活躍。現在はメンバーとともにフジテレビのバラエティ番組「いただきハイジャンプ」に出演中だ。今回、自身初の朝の情報番組のレギュラー出演が決定。エンタメ・スポーツ・社会現象やトレンドまで、幅広い情報を網羅する「めざましテレビ」に、木曜レギュラーとして全時間帯に出演するという。番組では、冒頭の5時25分から伊野尾さんがプライベート情報を写真付きで公開!ニュース・スポーツ・エンタメコーナーでは25歳の伊野尾さんの等身大のコメントが述べられ、さらには伊野尾さん本人が取材に出かける企画コーナーも準備されるという。伊野尾さんは「小学生の頃から毎朝見ていた番組に出演できることに驚きましたが、とてもうれしく楽しみです。朝の情報番組ということで責任を持ちながらも自分らしさを出して、いろいろな方から愛されるよう頑張りたいと思います」と意気込みを寄せた。伊野尾さんが出演する「めざましテレビ」は4月7日(木)5時25分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日葛西臨海水族園はこのほど、同園の展示水槽「大洋の航海者:マグロ」にハガツオとスマを導入した。○ハガツオを21尾、スマを29尾導入展示水槽「大洋の航海者:マグロ」では、2014年12月から2015年1月にかけて展示中のクロマグロ、ハガツオ、スマの死亡が続いた結果、しばらくマグロの仲間の展示は、クロマグロ1尾のみになっていた。今回、マグロの仲間の展示回復を目的に、5月15日にハガツオを21尾、22日にスマを29尾導入。これらはクロマグロと同じサバ科魚類で、クロマグロ展示へ向けての取り組みの第2段階となる。ハガツオとスマは当初、慣れない環境に落ち着かない様子で、しばらくは初期の死亡が続いた。同園では今後、第1段階で導入したアカシュモクザメ、タカサゴ類とともに、これらサバ科魚類2種の状態をよく観察し、クロマグロ導入について判断していきたい、としている。6月3日 8時現在の「大洋の航海者:マグロ」の展示生物種と数は、クロマグロ1尾、スマ16尾、ハガツオ17尾、アカシュモクザメ2尾、タカサゴ類約500尾となる。
2015年06月08日アメリカで誕生した「母の日」が日本に紹介されて、今年でちょうど100年。これを記念して、線香大手の株式会社日本香堂が4月23日(木)、東京都千代田区の如水会館にて、“尾木ママ”こと教育評論家・尾木直樹さんを招き、『尾木ママ「母を語る」集い』を開催しました。5月の第2日曜日の「母の日」は、100年前に米国人女性アンナ・ジャービスさんが、亡き母の好きだった白いカーネーションを教会の祭壇に供えたのが始まりとされています。近年では亡き母の墓前を訪ねる「母の日参り」が少しずつ広がりを見せていることから、日本香堂は、この心優しい習慣の分かち合いを願い、今回のトークショーを開催。尾木さんは、亡きお母様との思い出をこう語ってくれました。僕が明石家さんまさんに“尾木ママ”と名付けていただいたテレビが放送されたのが、2009年12月30日。母はその2日前の28日に亡くなったんです。今、こうしてお仕事ができるのは、母の「息子がもっと世に知られて活躍できますように」という強い願いが現実になったような気がしています。ある日、実家にあった「いろり」にかぶせてある布団をうっかり踏んでしまい、落とし穴にはまってしまったときのこと。僕の頬には今でも残っている傷ができてしまって。父は「大丈夫だ」と言っていたけど、母は「男の子の顔に傷をつけちゃった!」と、泣きながら僕を背負い、40分も走り続けて隣村の病院まで連れて行ってくれました。あのときの母の背中の温かみは、還暦を過ぎた今でも忘れられません。母は、困っている人にすごく優しい人でもありました。終戦直後、母は傷痍軍人や貧しい人が家に来ると、お茶やお昼ご飯やお漬物を出して接待するんです。家はセンターみたいになってましたね。細かなしつけや優しい気遣い、困っている人を助けること、差別をしてはいけないこと。母の教えで僕は得をしていると思います。教師になることを勧めてくれたのも母でした。実は僕、高1を2回、経験しているんです。友人が教師に殴られている姿を見て、抗議したのが理由。だから教師にだけはなりたくなかったのに、「あんたは嫌な思いをたくさんしている。間違ってたたかれたり、暴力に抗議して高1を余計やるハメになったり。だから、不登校とか、病気がちとか、勉強ができない子供の気持ちが分かる。いい先生になれる」と母に言われて、納得しました。母は歴史上の人物の言葉を引用して、大切なこともたくさん教えてくれました。小学5年のとき、母に「宿題いつやるの?」と聞かれて翌日が日曜だったから僕は「明日やるよ」と答えたんです。そうしたら母が「明日ありと思う心のあだ桜。夜半に嵐の吹かぬものかは」って言うんです。これ、親鸞聖人っていう偉いお坊さんが言ったんだよ。きれいな桜が咲いている。明日花見をしようと思っても、夜、嵐が来て散ってしまうこともあるんだから、今のうちにやっておこうね、という教えなの。そのとき僕、すぐにノートに書き留めました。だから、僕、今日できることを明日に延ばすことはほとんどありません。「大器晩成」も、僕が失敗するたびに母が言ってくれた言葉です。高校入試、大学受験…僕は6回ぐらい、試験に落ちてるんです。そのたびに母は「あんたは大器晩成だから大丈夫。『ウドの大木』じゃなく、『山椒は小粒でもぴりりと辛い』存在になりなさい」と。「母への感謝の気持ちを持ったら、必ず明日は開ける」と呼びかけてトークショーは終了。トーク後、尾木さんは参加者とともに折り紙で鶴を折るミニワークショップにも参加。この日に折られた折り鶴は、米国の「母の日協会」に寄贈されます。またトークショーの後の取材で、尾木さんなりの観点で「母の日参り」に対する意見も聞くことができました。「お墓参りを、年に1回、2回やっている家庭、3〜5年に1回しかいかない、お墓参りに行ったことがない家庭で、それぞれの子どものやさしさ度合い、気遣いの度合いがかなり違うと思います。もしアンケート調査をしてみたら、お墓参りの度合いと子どものやさしさ、気遣いについて、おもしろい相関関係のデータ結果が出るのではないでしょうか。家族みんなでお墓参りするということは、古来からの日本伝統文化なので、教育的に意味が大きいと思う。」とのこと。お墓参りが教育の観点からも大切と語ってくれました。また、「現代のみなさんは忙しいと思うので、母の日参りのときくらいは、家族みんなで連れ立ってお墓参りしてほしい。母の日参り、お墓参りをすることで、家族の絆を強め、子どもたちを心優しく育てることができると思う」とも。とても心が温まるトークショーで、記者は尾木さんの話を聞いている最中、何度も母を思い出すとともに感謝の気持ちがわきました。「母の日参り」か「母の日のプレゼント」かは人により異なりますが、今年の5月の第2日曜日は、今までよりも丁寧に、大切に過ごしてみてはいかがでしょうか。・日本香堂 公式サイト
2015年05月01日“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹が3月28日(土)、都内で行われた映画『暗殺教室』のヒット御礼舞台挨拶に出席。劣等生の殺(や)る気を引き出そうとする殺せんせーの“教育熱心”な姿に「ぜひ教育関係者に観てほしい。理想の教育論ね」と太鼓判を押した。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた舞台挨拶には、尾木ママに加えて、本作が映画初主演となる人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介、羽住英一郎監督が出席。公開6日間で観客動員71万人を突破する大ヒット中で、「これだけ多くの皆さんに観ていただいたのなら、もしかすると続編もあるかも。それは僕らの願いでもあり、意欲はあります!」(山田さん)、「僕もぜひ続きが観たい。前向きに検討したい」(羽住監督)と続編に意欲を燃やしていた。そんな2人の発言に対し、尾木ママは「監督にお願いがあるんだけど…続編があるなら、ぜひチョイ役で出たいなあって。こう見えても先生なので、先生役なら上手よお」と猛アピール。「映画を通して、生徒たちがグングン成長するでしょ。だから、その先も見てみたい」と教育者の立場から、続編に期待を寄せた。原作は2012年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、累計発行部数1,350万部を突破する人気漫画。進学校の落ちこぼれ生徒たちが、担任教師として突如現れたタコ型の超生物・殺せんせー(ころせんせー)の暗殺に奮闘するという異色アクションコメディで、殺せんせーの声優を「嵐」の二宮和也が担当していることでも話題を集めている。『暗殺教室』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗殺教室 2015年3月21日より全国東宝系にて公開(C) (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT(C) 松井優征/集英社
2015年03月29日大地を守る会は1月22日、廃棄されることも多いメカジキの尾肉を「もったいナイ魚・メカジキ尾肉」として発売する。同社によると、メカジキは品質を見るために尾の部分がカットされるが、その際に切り取った部分はほとんど廃棄されるという。しかし気仙沼の漁師たちの間ではよく食べられていた。一匹に対して400g程度しかとれない希少部位で、ゼラチン質を多く含んでいる。このほど、そのメカジキの尾を「もったいナイ魚」シリーズとして販売することが決定した。同シリーズは、未利用魚や規格外魚を商品化したもので、自然環境・消費者・生産者のいずれにもメリットがある商品となっている。同商品は1月22日の13:30から、ウェブストアで販売開始する。価格は532円(税込)。
2015年01月09日出版事業を行っているブックマン社は、11月20日、尾木直樹氏と、ごく普通の若者たちが「生き方論」について考えた本「生きづらいのは『ゆとり世代』だから、と思っている君たちへ」を出版する。価格は1,400円。同書では、「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏と、一般の若者で行った座談会をもとに、若者達たちが抱える「生きづらさ」の本当の在り処を探り、人生の本当の価値を考える「若い世代への生き方論」を書いている。内容は「授業」として描かれており、1時間目では、座談会出席者が「生きづらい」と感じていることについて紹介。2時間目以降では、それぞれの問題について詳しく解説し、それをどうやって解決していけばいいかを「尾木ママ」の言葉でつづっているという。なお、座談会であげられた問題は「将来の目標」や「ゆとり教育」、「子育て」、「働き方」などさまざま。20代から40代の自分は「若者世代」と思っている人だけでなく、「若者世代」を教育する立場にある人にも読んでもらいたい内容になっているとのこと。尾木直樹氏は、早稲田大学卒業後、22年間「海城高校」や公立中学校などで教師をつとめ、その後臨床教育研究所「虹」を設立。子どもと教育等に関する調査・研究活動に取り組んでいる。また、全国への講演、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌への執筆、著書の出版など幅広く活動。最近では、テレビのバラエティ番組などにも出演し「尾木ママ」の愛称で知られている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹がファンタジー映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』の親善大使に就任。5月26日(木)、映画にちなんで共に親善大使となる子ブタのモモちゃんと共に就任式に臨み、映画をアピールした。問題を抱えた家庭にどこからともなく現れ、不思議な魔法でみんなを笑顔にして回る魔法使いナニー・マクフィーの活躍を描くファンタジーで、エマ・トンプソンをはじめマギー・ギレンホール、ユアン・マクレガー、レイフ・ファインズら豪華キャストが集結。子供たちに向けた5つのレッスンを展開する。尾木さんが提唱する“叱らない子育て論”は、映画の趣旨にピッタリということで、尾木ママの大使就任が実現。尾木さんは、魔法使いの衣裳で、自らが名付け親となった子ブタのモモちゃんを抱っこして登場し、ナニー・マクフィーならぬ“尾木ママクフィー”として大使に任命された。映画の中の5つのレッスンについて尾木さんは「日本の復活に大事なことを全て教えてくれる」と大絶賛。これまでにも尾木さんの元には、映画のキャンペーンへの依頼が多く届いていたそうだが、教育評論家という立場を鑑みて全て固辞してきた。だが、本作に関しては自身が提唱する教育論とぴったり重なるということで就任を快諾したという。この日も尾木さんは、自身の“叱らない教育論”を展開。「ママが子供に振り回されて、叱ったり、ペナルティを与えようとして、うまくいかなかったのが戦後の日本の教育。映画では魔法をかけますが、言葉やまなざしで十分に魔法の代わりになります」。さらに、具体的な子供たちへの声のかけ方として「『早く早く』、『やめなさい』、『大丈夫?』と声を掛けるのはやめた方がいい。逆に『ありがとう』という言葉をよく使い、叱りそうになったらまず『どうしたの?』と優しく聞いてあげるといい。子育ては“愛とロマン”です!」と魔法使いの衣裳のまま熱弁をふるった。さらに、震災の被災に遭った子供たちについても「聞く耳を持つことが大事。受け止めてくれる人がいる、ということが子供たちにとっては大切なことになる」と今後のケアの重要性を訴えた。この日は初めての公務として、映画館に飾られるポスターにサイン。さらに、モモちゃんと一緒に仲良く色紙に手形を押し、映画をアピールした。『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』は7月2日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。■関連作品:ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ 2011年7月2日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2011年05月26日